富樫練三

とがしれんぞう



当選回数回

富樫練三の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第154回国会 参議院 本会議 第7号
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○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、総理並びに関係大臣に質問いたします。  まず、アフガン復興国際会議へのNGO出席拒否をめぐる一連の対応についてです。  これまでの審議を通じて、鈴木宗男議員による不当な介入、圧力、それに屈した外務省の卑屈極まる対応が明らかになっていま...全文を見る
03月20日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  私、交通バリアフリー問題について質問をさせていただきます。  法律が施行されて約一年でありますけれども、まずこのバリアフリーの基本理念について大臣に伺います。  今から二十年前、一九八一年でありますけれども、国際障害者年を...全文を見る
○富樫練三君 基本的な権利だと、こういう認識だと思います。  そこで、例えばフランスの新交通基本法では、この公共交通システムの維持や整備、財政的な負担、この上で国の果たすべき役割と責任が大変明確に定められております。  そこで、日本の場合にこのバリアフリーの基本的な条件の整備...全文を見る
○富樫練三君 私の質問に対してきちんと答えていただきたいんですがね。私が伺いましたのは、条件を整備する責任は第一義的に国にある、この点についてどうかと。今の答弁だと、私の勝手な解釈かもしれませんけれども、国に第一義的な責任があるというふうに聞こえましたけれども、それでよろしいです...全文を見る
○富樫練三君 そういう第一義的に国に責任があるという点から見て、現在の交通バリアフリー法には大変な前進面と、あわせて、まだ改善すべき不十分さも残されているというふうに私は理解しております。  例えば、バリアフリーの基準適合が新設の施設に義務付けられているけれども、残念ながら既存...全文を見る
○富樫練三君 まだまだそれはもっと前進させる必要があるというふうに思いますけれども、そこで、今出ました基本構想についてなんですけれども、今、地方自治体の基本構想の策定の状況、見ますと、既に策定して公表済みというところが十市町村で、着手しているというのが約四十、十三年度、十四年度中...全文を見る
○富樫練三君 そこで、具体的にバリアフリー対策、内容について伺いたいと思います。  障害者、高齢者が移動する場合に、やっぱり駅というのが一つのネックになっていると思うんですね。駅のバリアフリー化、どう進めるかという点で、新大久保駅で三名の犠牲者を出したホーム転落事故から一年であ...全文を見る
○富樫練三君 四十九件ということですけれども、これはあれですか、駅のホームから転落をして電車に跳ねられるとかいう、あるいは接触するとか。落ちただけで電車とは接触しないでまた上がってくるとか、あるいはそこでけがをするとか、こういう転落事故は含まれていますか。
○富樫練三君 私が伺っているのは転落事故の件数です。ホームから転落をした、そういう事故の件数はどのくらいありますか。
○富樫練三君 そうしますと、大体、かなりの倍数でこういう事故が発生しているということになりますね。これらについてどういう対策が必要だというふうに考えますか。
○富樫練三君 私は、転落防止のためにはホームの可動さくあるいはホームドア、こういうものがやっぱり大きな決め手になるというふうに思います。今、緊急の列車停止装置、これはホームにあるボタンを押せば列車が止まるというものですよね。これは駅の方が押すというよりは、どちらかというと乗客の、...全文を見る
○富樫練三君 義務付けられているのはどういうバリアフリー対策、あるいは安全対策ですか。
○富樫練三君 バリアフリー基準で言いますと、こういうふうになっているんですよね。可動さく、ホームドア、点字ブロックなど、その他の転落防止、こういうふうになっているんですね。ですから、可動さくもなし、ホームドアもなし、それでも点字ブロックがあれば一応対策はしたと、こういう位置付けに...全文を見る
○富樫練三君 私も検討の内容を見させていただきました。ホームに可動さくを造るのはなかなかいろいろな問題点があるということが書いてありました。  例えば正確に止めると。ただ、私は何度か乗りましたけれども、地下鉄南北線というのがあります。あれはドアとホームドア、電車のドアとホームド...全文を見る
○富樫練三君 大臣に伺いますけれども、やっぱりこの問題は大変大事だというふうに思います。私は、現在あるバリアフリー基準のこの基準を改正して可動さくの設置を義務付ける、こういう対策がどうしても必要だというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
○富樫練三君 是非、前向きに検討して促進をする必要があるというふうに思います。  そこで、私は先日、埼玉県内の障害者の団体の方々、多くの方々と懇談する機会がございました。この可動さくの問題とか、いろいろお話合いをしたわけなんですけれども、ホームに可動さくを造ることはとっても大事...全文を見る
○富樫練三君 二十九駅のうち要員がきちんと配置されているのは四駅だということですね。  伺いますけれども、ちなみに事故のあった新大久保駅は、あの転落事故の後、要員は改善されましたか。
○富樫練三君 終日の配置ということにはなっていないようであります。やっぱり、基本的に改善されたというふうには言い難い、そういう状況だと思いますが。  大阪を見ますと、大阪環状線には十九の駅があります。その中で、二つのホームに内回り、外回り、両方に終日要員が配置されているのは天王...全文を見る
○富樫練三君 この点も積極的に進めなければならない。私は事故が起こってからでは遅いというふうに思うんですね。ですから、事故の起こる前に、分かっているわけですから、必要なことは全部やり尽くすというのがこの法の精神だというふうに思います。  障害者の皆さんとの話合いの中で、次に共通...全文を見る
○富樫練三君 四〇%ということは、まだ半分にもいかないということですよね。ですから、そういう点で見れば、やはりバリアフリー化というのは、法律はできたけれどもまだまだこれからと、こういうことが言えると思います。  どうしてこんなに遅れているのか、その原因と、あわせて、対象駅に対す...全文を見る
○富樫練三君 毎年向上しているというのは、ある意味では当然のことであって、向上しなかったら大変なことになると思うんですけれども。  二〇一〇年までに一〇〇%にするということのようであります。物理的に困難な駅もそれは幾つかあるだろうということは私も分かります。ただ、それは物理的な...全文を見る
○富樫練三君 最後になりますけれども、時間になりましたので。  私は、このバリアフリー問題というのはやっぱり人間の基本的な権利の問題、こういう問題だと思うんですね。この問題は、二十一世紀に当たってここをきちんとクリアできるかどうかというのは、実はその国の水準が問われる、こういう...全文を見る
03月26日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  都市再生特別措置法と都市開発法の一部改正について伺いますけれども、この都市再生特別措置法によって都市再生緊急整備地域を指定するということ、その中に都市再生特別地区を設定をするということが出されています。都市再開発法の一部改正に...全文を見る
○富樫練三君 確かに、再開発会社、民間が再開発事業に参入をするというか施行者になるということで、しかも今度は都市計画決定や事業認可をスピーディーに行うということとか、あるいは自由な開発を進めるためにその障害物になっている規制を外すとか、あるいは開発しやすくするために資金も援助する...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、ちょっと伺いたいんですけれども、そもそも、今挙げられました例えば土地利用規制でいえば、用途やあるいは容積率、それから高度地区の高さの制限の問題であるとか、日影規制とか斜線制限とか、こういう規制というのは土地利用に当たってそれぞれ目的に沿ったまちづくりを行...全文を見る
○富樫練三君 前半の方はいろいろ考え方でしょうから、そこはちょっと考え方が違いますので、意見としてはあるんですけれども。問題なのは、私が伺ったのは、環境破壊につながらないという保証があるのかということを伺ったんですね。それに対して、公聴会であるとか計画の縦覧であるとか、そういうこ...全文を見る
○富樫練三君 それ自身を短縮しようということも考えているんだと思うんですね。計画決定、事業認可を短縮するというのは、全体として短くしようと。  その短縮をする理由というのは何ですか。
○富樫練三君 時間のリスクを縮小するというか、小さくするということなんだと思いますけれども、民間の企業にとっていえば、時間リスクというのはいわゆる資金リスク、経済的なリスクですね、これを少なくするということに直結するんだと思うんです。時間が掛かればそれだけ、例えば金利一つ取ってみ...全文を見る
○富樫練三君 私は、期間の短縮はやるけれども、例えば縦覧や公聴会や説明会、あるいは意見書の提出、この点では残念ながら改善は見られていない、従来どおりということなんですね。ですから、そういう点では、本当に理解と納得の上で進めるということであれば、こういう点での改善は当然考えるべきだ...全文を見る
○富樫練三君 それで、これらが今約国費で百億ですけれども、これらを支出をすることによってその資金援助の対象として想定されておりますプロジェクトは、これはまだ法律はできておりませんので予算もまだ執行の段階にはないわけですけれども、しかし金額を出すには積算の基礎があるんだと思うんです...全文を見る
○富樫練三君 数が決まっていないというのは、私はそういうことは通常恐らくあり得ないだろうと思うんですね。想定されるものは一応予定されているんだろうと。どこどこという固有名詞は出てこないけれども、大体一事業規模としてこの程度のものが大体何ケースぐらいは申請がされるだろうということが...全文を見る
○富樫練三君 この議論は余り面白くない議論なので、こういうことをやっていてもしようがないわけで、ちょっと中身に入りたいと思います。  私は、そういう予算の立て方がもし通常やられているとすれば、いい加減な予算だなというふうに言わざるを得ません、それは。その上で、お金はどこからどう...全文を見る
○富樫練三君 三種類のうち二種類は民都機構が直接携わると、こういうことのようですね。この点については後でもう一回ちょっと伺いますけれども、具体的な事例でちょっと今までの分について伺いたいと思います。  大崎二丁目の八、九番地の開発の問題についてです。  この地域については、既...全文を見る
○富樫練三君 バブルが崩壊して、地上げによって得た土地もなかなか開発が進まない、いわゆる不良債権となっているというのは全国にたくさんあるし、東京都内にもたくさんあるわけなんですね。ここの場合もそれにかなり類似しているということだというふうに思うんです。  今度の新法ができて、再...全文を見る
○富樫練三君 権利変換方式でやった場合でも、希望するけれども新しい建物の床面積が従前の持っている資産との関係で余りにも小さくなってそこには到底住めないと、したがって住むためには新しく保留床を買い足さない限りは生活ができないという問題も起こってくると。今の答弁ではそこの問題はクリア...全文を見る
○富樫練三君 先ほどちょっと出ました民都機構について伺いたいと思うんです。  今回の法改正によって、前回、三年たしか延長したんですね、土地取得事業を。今回また三年土地取得事業を延長すると、こういうことになっているようであります。再延長する理由は何でしょう。
○富樫練三君 今まで民都機構はどういう土地を取得してきたのかということなんですね。これを更に三年間延長するというわけなんですけれども、私どもずっと調べましたら、要するにバブル当時に銀行とかゼネコンがどんどんどんどん土地を買ったと、ところがバブルが崩壊した後、その土地が開発も進まな...全文を見る
○富樫練三君 本来、民都機構というのは土地を持つのが目的ではありませんよね。持ち抱えるのが目的ではないと思うんですね。それがこれだけの土地をいまだに持っているというわけですから、これは大変だと思うんですけれども。  ところで、この民都機構の役員構成と職員の構成、ちょっと教えてく...全文を見る
○富樫練三君 はい。
○富樫練三君 今の役員構成や職員構成でもうお分かりだと思うんですけれども、非常勤の役員というのは理事の皆さんですけれども、銀行、金融関係、ゼネコン関係が圧倒的に多いと。それから常勤の役員の場合は、これは毎日出勤しているわけですけれども、旧建設省と国土交通省の天下り、これが圧倒的に...全文を見る
○富樫練三君 時間が参りましたので最後になるんですけれども、私は三年間延長はやめるべきだというふうに率直に思います。  最後に、土地収用の問題なんですけれども、今度のこの法改正によって民間セクターも土地収用を行うことができると、こういう仕組みになるわけなんですね。  実は、建...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
03月28日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  お忙しいところ、三人の参考人の方、ありがとうございます。  最初に、都市再生についての基本的な考え方について、三人の方に同じ質問を最初にさせていただきたいと思います。  私の理解では、ちょうど一九六〇年代の後半から高度成長...全文を見る
○富樫練三君 私の持ち時間が四十五分までですので、ちょっと時間が少ないんですけれども、各論についてちょっと伺いたいんです。  石田先生にまとめて三点伺いたいと思います。  一つは、今回の都市再開発法ですけれども、これは民間事業者である再開発会社が参入するということが可能になり...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
04月09日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、鉄道事業法等の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  反対する第一の理由は、貨物自動車運送事業法にある営業区域規制の廃止により、積荷を求めて全国どこへでも次々とトラックを回していくことが可能になります。そのことが、トラック...全文を見る
04月16日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  最初に、ちょっと総論的に考え方についてまず伺っておきたいと思います。  今回の建築基準法の改正なんですけれども、先日審議されました都市再生関連法ですね、これらの問題と、あるいは都市の再開発法、これらと一体のものとして理解した...全文を見る
○富樫練三君 今度の建築基準法と都市再生については、それぞれ相まって、関連し合って効果を発揮するということのようです。先日の都市再生特別措置法、これについては時間や地域を限定されているということですね。今度の建築基準法については、時間や地域の限定がされていないという意味では全国を...全文を見る
○富樫練三君 物は言いようだと思うんですけれども、活用できるように範囲を広げたんだと。選択肢を広げたということなんだろうと思うんですね。    〔理事藤井俊男君退席、委員長着席〕  そこで、具体的に伺いたいと思います。  最初に、日影規制の緩和の問題についてですが、今日は資...全文を見る
○富樫練三君 そういう場所を選んでといいますけれども、地域的にこれは決めるわけですから、単純に一階、二階は日が当たらなくてもいいという、ごくごく狭い範囲で限定して決めるということには恐らくならないだろうと思います。  そこで、もうちょっと大ざっぱに伺いますけれども、東京都の場合...全文を見る
○富樫練三君 通常考えれば、現在四メートルの地域になっているところが、今度の新しい法律、これが施行されれば、そこが一番六・五メートルが適用されやすい地域だろうというふうにこれは常識的にそういうふうに思いますよね。  そうしますと、二十三区内の面積が五万八千ヘクタールで、現在四メ...全文を見る
○富樫練三君 大臣も答えにくいんだろうと思うんですね。  二十三区全体の半分が一、二階が日陰でもいいという法律を作って、そうするかしないかはあとは自治体任せだと。まあ指導するというふうにおっしゃっておりますけれども、しかし、東京都がもしそういうふうに決めれば、条例で決めれば、こ...全文を見る
○富樫練三君 大変今聞いても分からない。  そこで、資料の第二番目であります、二枚目の資料に四つの図がかいてあります。  これは、上の方の左側のところがいわゆる道路斜線制限による建築の規制でビルが斜めにカットされています。その場合の天空図というのは、その下の円のところですね、...全文を見る
○富樫練三君 ビルを上に伸ばすために邪魔者は一つ一つ解除をしていこうと、こういうことのようですけれども、住居系の用途地域指定がされている場所の場合はどうかと。  例えば、第一種、第二種の中高層住居専用地域とか、第一種、第二種の住居地域、あるいは準住居地域、この場合も、先ほどの資...全文を見る
○富樫練三君 私は、具体的な事例で住宅の環境がどう破壊されるのかというのを申し上げているわけなんですけれども、こういう高層化をどんどん進めるということは町全体を変えると、大変重大な影響が出てくるということが東京都内では既に幾つかもう出ているわけです。  例えば、江東区の場合なん...全文を見る
○富樫練三君 民間ではもう既に予測をしているんですね、様々な形で。そういうことと関係なく、法律だけどんどん作って規制緩和やっているのは国土交通省のようでありますけれども。  日経の報道によれば、これは首都圏では二〇〇二年以降、二百四十八棟、七万八千四百五十戸の高層マンションが予...全文を見る
○富樫練三君 いや、相当のというんじゃ、これは幅があり過ぎて、実際にはどうなんだろうか、実際にどのぐらい増えるのかということですけれども、例えば国土交通省は第五次首都圏基本計画で首都圏全体に業務核都市を配置するというふうにしていますね。分散型ネットワーク構造、こういうふうに言って...全文を見る
○富樫練三君 最後になりますけれども、ほぼ時間ですので。  私は、事業系の用途地域、住居系じゃなくて、そういうところの、かつ一定に限られた場所で、そういうところでこの高層ビルを造っていくということについて、一概に私は否定するものじゃないんですね。それは土地の有効利用、空間の有効...全文を見る
04月18日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  都市計画の問題とシックハウスの問題について伺いたいと思います。  最初、都市計画の問題について二、三伺いますけれども、特に計画についての住民参加の問題であります。  私は先日もこれに関連する質問をしたんですけれども、そのと...全文を見る
○富樫練三君 大分私の認識とは隔たりがあるようです。現在の制度では不十分でなかなか住民の意見が反映できない、だからそういうふうにするべきだというふうに言っているんですけれども、どうも大臣の方は、今、現行法で大体反映されているんじゃないかというふうに認識されているようですので、ここ...全文を見る
○富樫練三君 同意については今お答えがなかったんですけれども、やっぱり理解と納得が一番まちづくりにとって大事だし、そのことが事業の進展を順調に進めるということになると思います。  そこで、まちづくりNPOの問題についてなんですけれども、今回提案が行える、こういう制度が取り入れら...全文を見る
○富樫練三君 続いて、シックハウス対策について伺いたいと思います。  シックハウスの被害を抜本的に改善をするという点では、これは大変広範な課題があるというふうに思います。例えば、対象とする建築物をどうするのか、その建築物の中でも、部屋とかあるいは階段とかトイレ、浴室などはどうい...全文を見る
○富樫練三君 毒が発散されているから風で外に追い出せばあなたの命は助かるんだと。毒を飲みながら薬も一緒に飲むようなこういうやり方というのは、これはやっぱり狂っていると思うんですね。最初から毒をやらなきゃいいんですよ。ここできちんとやればいいんですね。そこできちんと規制するのが本来...全文を見る
○富樫練三君 ということは、全国の四割のところでは中間検査はそもそもない、義務化はされていない、こういうことになりますね。ということは、中間検査で検査をしてもらったとしても、四割は最初から外れちゃうということですね。その中間検査でどういうふうにチェックをするのかというふうに聞いた...全文を見る
○富樫練三君 要するに、全部の写真を撮るとは答えておりませんね。全部撮るのは私はもう実際には困難だろうと思うんですよ。今だって工事中は写真撮っていますよ。だけれども、それはポイント、ポイントの写真を撮って、それで工事が正しく行われているということを証明しているんですよ。すべての写...全文を見る
○富樫練三君 六割にも達していませんよね。そうすると、四割以上のところは完了検査もやられていないということですよ。  そうすると、一番最初の建築確認のときに図面だけで確認したまま、中間検査のないところ、完了検査もやらないところ、そうしたらもうどこでもチェックする機能はないじゃな...全文を見る
○富樫練三君 私の質問には答えなかったんですけれども、三割から六割に上げたと、完了検査を。ということは、引き続いて四割のところではシックハウス症状が改善されなくてもいいんだという立場でしょう、それは。そういうことが認められないのが人間の健康の問題ですよ。  ですから、ここは考え...全文を見る
○富樫練三君 時間ですので、終わります。
04月23日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  三人の参考人の方、お忙しい中ありがとうございます。  最初に、私は、先ほどの三人の方々の御意見を伺って、バリアフリーを実行していく上でかなめになるのは、障害者の皆さん、利用する皆さん方の意見がきちんと反映されるかどうかと、こ...全文を見る
○富樫練三君 計画の段階からの参画ということが大変大事だということがよく分かりました。  次に、國松参考人と野村参考人に伺いたいんですけれども、今の法の体系というのは、交通バリアフリー法と今回のハートビル法ですね。この二つの法律を実態としてどうつなげていくかということは一つの大...全文を見る
○富樫練三君 最後になりますけれども、今回の場合、二千平方メートルというのが一つの基準になっています。実際には、先ほどお話にもありましたけれども、二千平方メートル以下で、しかも日常の生活に欠かせないような、例えばコンビニであるとか床屋さんであるとか美容院であるとか、そういう施設と...全文を見る
○富樫練三君 はい、結構です。
04月25日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○富樫練三君 私は、高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律案、いわゆるハートビル法の一部改正案に対し修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明申し上げます。 ...全文を見る
○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、建築基準法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  建築基準法での用途地域の指定による建築の制限、容積率、斜線制限、日影規制などは、本来良好な都市環境を維持するために設けられたものであります。ところが、本改正案は、都市再生の一...全文を見る
05月23日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  今度の特殊法人の主たる事務所の移転のための関係法律の整備に関する法律、これについて伺いますけれども、これは六つの特殊法人が対象になっているんですが、私は都市基盤整備公団の事務所移転について質問をさせていただきます。  これは...全文を見る
○富樫練三君 古くなったとはいっても、まだこれでいうと二十五年ぐらい耐用年数はあることになりますね。古いために多少の不便さがあるということはあると思いますけれども、これは改修であるとか補強するということでカバーできると思うんです。膨大な費用を掛けて今移転しなければならない理由とい...全文を見る
○富樫練三君 私は今の大臣の答弁は大変正直な答弁だとは思うんですけれども、閣議決定して無駄遣いを決めたと、まあこういうことなんだろうと思うんですね。  閣議で決めたし、法律があるんだからいいじゃないかというわけにはいかないんであって、無駄だと思ったらその場で改めればいいと。その...全文を見る
○富樫練三君 独立行政法人は原則独立採算制ということになりますので、こういう点については居住者の方々が大変心配していらっしゃるわけなんですね。そういう点で、是非、これらについて引き続き維持をしつつ拡大をしていくということが居住の安定のために求められていると思います。是非、今、局長...全文を見る
○富樫練三君 基本的な認識は変わらない、ただ、その後の状況の変化で民間と公共でそれぞれ役割分担というか、そういうこともあり得るという答弁のようであります。  実は、昨年そういう答弁をした後の一か月後、実は去年の十二月ですけれども、政府は特殊法人等整理合理化計画を閣議決定しました...全文を見る
○富樫練三君 聞きましたら、住宅建設五か年計画の中で、これは十四年までなんですけれども、十三年度、十四年度、実質戸数がどのぐらい増えるかというのは載っていないんですね。ところが、五か年計画の中にはどのぐらい造るかというのは載っているんですよ、公団住宅で。二万五千戸と二万七千戸造る...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、公団住宅と公営住宅合わせますと大体六千の、一万二千戸ぐらいですか、年間で増える実増戸数というのはね。そうすると、局長の答弁によれば、四つの地域合わせますと、都市圏でいいますと二百五十万戸ぐらい足りないと。これに対して一年間に一万戸そこそこの増加率でいった...全文を見る
○富樫練三君 数字が訂正されても、大勢にはほとんど影響はないというふうに思います。  地方自治体が頑張って、苦労しながら頑張っているんだと、公営住宅やなんかを増やすためにね。十三年度から新しい計画でやっているんだというんだけれども、これを見ると、例えば今の公営住宅の状況を見ると...全文を見る
○富樫練三君 分かりました。  これじゃ、やっていることが逆さまだろうというふうに思いますので、扇大臣に改めて、大臣も替わったわけですから、是非この附帯決議をきちんと責任持って実行すると、この決意をお願いしたいと思います。
○富樫練三君 終わります。
06月04日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  提案されております法律はマンションの建替え円滑法ということでありますけれども、私はまず最初に、現在住んでいるマンション、建て替えの前、その段階のことについて一、二伺っておきたいと思います。  現在、マンションは戸数が全体で、...全文を見る
○富樫練三君 問題は、そういう、どこのマンションもかなり共通しているんだろうと思うんですね。私どものところに寄せられている居住者からの要望もほぼこれとかなり一致しているということが言えると思うんです。問題は、こういうことに対してきちんと窓口で相談する場所があるのかどうかというとこ...全文を見る
○富樫練三君 一番やっぱり身近なところで相談ができるという体制が大変大事だというふうに思いますので、是非この点は強化をしていただきたいというふうに思います。  そこで、今回提案されております建て替えの問題について伺いますけれども、建築後三十年を超えたマンションが二〇〇〇年度末で...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、例えば都心部の場合で充足率、容積率、これは一・〇、すなわち目一杯ということだと思うんですけれども、そういう場合で補助金を導入した場合でも千七百八十万、周辺の場合は千七百二十四万ですか。そうすると、やっぱりかなりの負担になる。これだけの資金が用意できなけれ...全文を見る
○富樫練三君 ですから、そういう点でいうと、今度の方式というのはなかなかいろんな問題点を含んでいるというふうに言わざるを得ないわけなんですね。  さらに、既存不適格の場合は、かつては法律上、建築基準法上や都市計画法上建てられたんだけれども、その後法律が変わる、条件が変わる、その...全文を見る
○富樫練三君 約六割だけというんじゃちょっとよく分からないので、何棟ぐらいあるんですか、数で言うと。
○富樫練三君 約六割が既存不適格ということは、現在の建築基準法上合致しているのは四割しかないということですよね。  それで、それは先ほどの報告ですと四十六年から五十年ぐらいに建てた建物ですか。そうすると、それからもう既にかなりの年数がたっているわけで、この既存不適格の建物が間も...全文を見る
○富樫練三君 募集戸数が二万二千に対して二十六万八千人ですか、が応募していると、十二倍だと。  十二倍の倍率のところに、今度はマンション建て替えるからどうしても転出やむを得ないという人をそこで受け入れる余地なんてどこにもないじゃないですか。これは、公営住宅を一挙に大量に造るとい...全文を見る
○富樫練三君 平成八年度から十二年度までというと、八、九、十、十一、十二だから五年間ですよね。五年間掛かって全国で一万一千戸しかできていないんでしょう。ここだって、マンション建て替えましたから、そこからやむを得ず転出せざるを得ないという人を受け入れるだけの受皿というのにはならない...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、公共住宅やそれから借り上げた住宅、これに入居していただこうということですよね。  ただ、この法律にはこういう文章もあるんですね。法律の条文そのものというより、こういう趣旨の条文があるんですね。勧告された、建て替えるべきだと勧告されたマンションの近くに、...全文を見る
○富樫練三君 時間がなくなってまいりましたけれども、民間の力を活用してというのは物は言いようで、私に言わせれば民間頼みと、こういうわけですよね。公が公共住宅に責任を負うという立場はどうもないんじゃないかという点が大いに心配なわけですけれども、最後に大臣に伺いたいと思います。  ...全文を見る
06月06日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。今日はお忙しいところ、ありがとうございます。  最初に、門田参考人と千代崎参考人に伺いますけれども、先ほどのお話の中で、門田参考人から、マンション建て替えるんだけれども、その場合に高齢者の問題は避けて通れないと。そこで一生過ごした...全文を見る
○富樫練三君 今の点に関して、もう一言だけお二方に伺いたいんですけれども、今、国の方が、やむを得ず転出する場合、建て替えに伴って、その場合、借り上げ住宅で対応しようということもかなりウエートを置いて考えているようなんですね。その場合に、その建て替えたマンションに借り上げ住宅を用意...全文を見る
○富樫練三君 最後に千代崎参考人に伺いますけれども、二点伺います。  先ほど、耐震診断と耐震改修の問題について板橋区の例が出されました、補助の制度があるんだけれども、なかなか使い勝手が良くないというか。この点について、国や地方自治体としてどういう努力をすれば使い勝手のいい耐震診...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
07月02日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
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○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  反対理由の第一は、産業廃棄物処理は排出者の責任で処理すべきことは現行法にも明記されている大原則であります。ところが...全文を見る
07月09日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第23号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  道路運送車両法の改正案について質問をさせていただきます。幾つかの問題点がありますけれども、今回は特にリコール問題について中心的に質問させていただきたいと思います。  御承知のように、二〇〇二年度の交通安全白書では、二〇〇一年...全文を見る
○富樫練三君 そのことは大変大事だというふうに私も思います。その上で、交通事故を防ぐには、やっぱり何といっても事故の原因を科学的に徹底的に分析をするということが大事だと、そして、その対応策を決めていくということだというふうに思います。  リコール対策室の調査では、平成十二年度の...全文を見る
○富樫練三君 今、事故分析センター、これは警察庁の方ですね、で分析されていると。事故には、運転者の要因とか、あるいは道路の状況とか、あるいは車による原因と、これも整備不良とか欠陥車である、もともと欠陥車であるとか。  そこで、ちょっと伺いますけれども、もし分かっていたらお知らせ...全文を見る
○富樫練三君 車の欠陥による事故というのはほとんどないと。それはリコール制度があるからだと、取り替えますから大丈夫なんだと、こういうことだと思います。三件という数字は今出ましたけれども。  ただ、例えば三菱の場合は三十年間にわたってリコールを隠してきたわけですね。その間に、そう...全文を見る
○富樫練三君 私、いわゆる縦割り行政と、こう言われますけれども、やっぱり横断的な体制がどうしてもこの交通問題というのは必要だというふうに思っているんです。  例えば、ドイツの場合では、全国的な規模の交通安全対策、これは連邦の運輸省が掌握しているんですけれども、総合的な調査研究、...全文を見る
○富樫練三君 是非そういう横断的な体制で強化をしていただきたいというふうに思います。  今も局長の答弁の中で不具合の問題、リコールというのは事故に至る以前の段階でこれを食い止めるというものだという答弁がありましたけれども、私もそうだと思うんです。  先ほどの答弁の中で、ユーザ...全文を見る
○富樫練三君 私はそこにやっぱり大きな問題があるだろうというふうに思っているんですね。  例えば、クレーム情報、この車は欠陥車じゃないかというふうに国の方に相談が来るというふうにすると、国の方は、例えば三菱の車ならば三菱のメーカーにちょっと相談してくださいと紹介をすると。トヨタ...全文を見る
○富樫練三君 私は体制を強化するのは賛成なんですけれども、今の制度ではこれはメーカーが判断すると、最終判断は。リコールするかしないか、あるいはこれは欠陥車であるかどうかという判断もこれはメーカーがやることになります。国土交通省には残念ながらそれを判断する権限も体制もないというふう...全文を見る
○富樫練三君 時間が参りましたので、最後、一言申し上げたいと思います。  そういう体制を作る、横の体制を作ってやっぱり事故に対する分析をきちんとやると、それを生産のところに返していくということがとても大事だというふうに私は思っているんですね。  最後に一問なんですけれども、実...全文を見る
○富樫練三君 間もなく終わります。  ということがありますので、今制動装置については電磁波を防ぐ装置があるんですけれども、これは基準を変えて、こういう電子機器が非常に日常生活に普及してきている、これに対応した形でリコールの対象にできるような基準を変えていくと、強化していくと、こ...全文を見る
○富樫練三君 ありがとうございました。
07月10日第154回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  長期の不況の下で日本の経済は大変深刻な事態に陥っています。これに拍車を掛けているのがBSE問題。消費と畜産業に重大な打撃を与えています。  まず、BSE対策に関連して、国産牛肉の買取り事業について伺います。  福岡市の食肉...全文を見る
○富樫練三君 実は、この問題だけではないんですね。今年の三月十五日、農水省は、買取り事業実施主体の団体名と企業名、それから買取り料、これを発表しました。その中で、日本ハム・ソーセージ工業協同組合などは買上げ対象となる企業名を公表しておりますけれども、そういうはずですけれども、間違...全文を見る
○富樫練三君 ここに資料がございます。これは農水省が出した資料でありますけれども、買上げ団体は全部で全国の六団体であります。ハム・ソーセージ工業協同組合、それから全酪連、これは全国酪農業協同組合連合会、さらに全国開拓農業協同組合連合会、全開連、それから全畜連でありますけれども、全...全文を見る
○富樫練三君 私は、なぜ全肉連だけは個々の企業名を公表できないのかと、こう聞いているわけなんで、限られた時間ですから、質問したことにきちんと答えていただきたい。委員長もよろしくお願いします。  その上で伺いますけれども、この公表していないところ、この全肉連だけでありますけれども...全文を見る
○富樫練三君 既に焼却されたのが四千頭だというふうに今お話がありました。  もうちょっと伺いますけれども、全肉連の中で、扱っている肉の量が三百トン以上の買取り、これを申請しているところが全国で六つの団体ありますね。その中で、最も量が多いのが大阪です。大阪同和食肉協同組合が千百四...全文を見る
○富樫練三君 私は重大だと思うんですね。千七百十八トンといえば、計算をしますと三十九億五千万円の税金が支払われる、この対象になるわけです。  私どもが入手した農水省の内部資料によりますと、生産局食肉鶏卵課が作成したものでありますが、この資料によれば、この千七百十八トンというのは...全文を見る
○富樫練三君 先ほどの焼却とそれから概算払の関係についてちょっと確認をしておきたいんですけれども、既に七十六億概算払で払っていると、全肉連の方にですね。それで、一方で既に四千トンが焼却されていると、こういう報告が今答弁ありましたね。そうしますと、既に四千トン焼却されている中に、七...全文を見る
○富樫練三君 千七百トン余り入っているということは、先ほど私は大阪の関係を言いましたね、千七百十八トンが大阪の二つの連合会の合計の肉の量だと。ということは、これは既に全部焼却されたということではありませんか。そこはどうですか。
○富樫練三君 これは大変なことだと思うんですよ。この千七百トン余り、全部焼却したと言いますけれども、この中に輸入肉などが絶対入っていなかったという検査はやりましたか。
○富樫練三君 これは、全額でいいますと、千七百トンといいますと三十九億幾らですか、約四十億ですよ。国民の税金が四十億最終的には支払われると思うんですね。そういう中で、実は検査もしないままそのお金を支払い、その肉はもう既に焼却された、調べようがないと。しかも、そのお金はだれに支払っ...全文を見る
○富樫練三君 大体、今の段階で明確にできないということ自体が重大問題だと思うんです。  ちなみに言いますと、このいわゆる大阪の流通センター関連でありますけれども、調べてみました。こういう関係になっているんですね。(図表掲示)  先ほどの千七百トン余りの牛肉の関係ですけれども、...全文を見る
○富樫練三君 この問題については、極めて重大な問題ですので、今後も引き続き実態を明らかにしながら、しっかりと追及をしてまいりたいというふうに思います。  次に、国民の暮らしと経済の問題について伺いますけれども、今、日本の経済にとって社会保障、これによる将来不安を解消していくとい...全文を見る
○富樫練三君 多いというのは私が言ったんですよ。多いということについてどう思うかと私は聞いたんだけれども、それじゃ答弁にはならないんですけれどもね。  この健祥会というのは、地元では評判が悪いんですよ。これは、例えば地元の徳島県の川島町議会、ここ町議会ですよ、町の議会が、健祥会...全文を見る
○富樫練三君 ところで、この健祥会グループを率いております理事長の中村博彦さんという人がいますけれども、彼は、かつて、総理大臣が主宰します社会保障構造の在り方について考える有識者会議、このメンバーになっていました。この人選については、鈴木宗男議員などからの強い後押しがあったという...全文を見る
○富樫練三君 こういう親密さがよく分かります。こういう人が政府の中心の審議会の委員になるということについて、やっぱり福祉がゆがむというふうに言わざるを得ないと思うんです。  この点について、総理の見解を伺っておきたいと思います。
○富樫練三君 終わります。
07月23日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第25号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  私は、建設業界におけるこの不況の下での下請代金や賃金の不払問題、これと関連して幾つかの点について伺いたいと思います。  帝国データバンクによりますと、長引く不況などによって、二〇〇一年、平成十三年度の建設業の倒産、これは過去...全文を見る
○富樫練三君 六です。
○富樫練三君 その上で、建設業法の第三条、「建設業の許可」というところがありますけれども、これの第一項第二号、ここでは特定建設業について、建設業法解説の中では、下請保護の特別の義務を負うと、特定建設業者は、こういうふうなことは当然だと、こういうふうに解説しているわけなんですけれど...全文を見る
○富樫練三君 その建設業法の第四十一条の第二項、第三項に基づく勧告制度、これについて伺いますけれども、御承知のように、我が国の建設業というのは、元請があって一次下請、二次下請、三次下請と、こういう正に重層構造で成り立っているというわけでありまして、特に、下請である中小建設業者に対...全文を見る
○富樫練三君 勧告したことはないということなんですけれども、この建設業法の四十一条の第二項、第三項で規定している勧告の制度、これは、建設業法の解説によりますと、非権力的な行政庁の行為であって直接的に建設業者を拘束するものではないとしても、しかし広い意味での建設業の健全な発展に資す...全文を見る
○富樫練三君 ということは、すなわち、民民の話合いだけでは解決できない、したがって許可をした者の責任、判こを押した者の責任として勧告をして、そこで解決をしなさいというふうに、そういう制度として創設されているということだと思うんですけれども、四十一条の第三項、これは不払になった賃金...全文を見る
○富樫練三君 すなわち、賃金だけではなく工事代金も含まれるということですね。  これらの点について、例えば埼玉県は建設関係団体あてに通知を出しています。これは、「下請関係において、工事代金や労働賃金の不払が発生した場合の対応及び雇用・労働条件の改善については、元請業者が解決に努...全文を見る
○富樫練三君 盆暮れ通達だから中身は大したことないんだということではないと思うんですね。盆と暮れに毎年同じように出しているから、それは中身は余り守らなくてもいいというものじゃなくて、それは盆や暮れにも出さなくちゃいけないほど現実にはそういう問題が起こっているから年に二回も出すと、...全文を見る
○富樫練三君 大体こういう大手の建設業者とか大手の住宅メーカー、これは建設業法の一番基本のところをよくわきまえていないんですよね。私は知った上でやっているんだというふうに実は思っているんですけれどもね。四十一条の第二項、第三項、これは賃金不払事件を労働福祉行政の観点から解決しよう...全文を見る
○富樫練三君 話合いをして指導するというのは、これで解決すれば問題ないんです。それはなかなか話合いをするという態度を取っていないところに問題があるということだと思うんですね。  その上で、このTホームというところは、こうも言っているんですよ。これを見ますと、仮に勧告がなされた場...全文を見る
○富樫練三君 そういう悪質、悪徳業者である場合、そういう場合に、これはちゃんと法律を守って指導とか話合いをするとか、誠意を持って、あるいは話合いの結果として問題解決に積極的に当たるとか、こういうのは悪質、悪徳じゃないと思うんですね、結論がどうであっても。  ところが、最初から話...全文を見る
○富樫練三君 私はこういう場合こそ勧告をするべきだというふうに思うんですけれどもね。  もう一点、ちょっと確認しておきたい点があるんですよ。これは今から二年前に衆議院の予算委員会で、当時はまだ建設省、建設大臣だったんですね、中山建設大臣の当時だったんですけれども、これは衆議院の...全文を見る
○富樫練三君 この四十一条の第二項、第三項というのは、法律上は二重払いとは言っていないんですね。立替払と言っているんです。二重払いじゃなくて立替払なんだと、立て替えて取りあえず払うんだと、こういうふうにわざわざ言っているわけなんですね。それは民法上は確かに二重払いはまずいというの...全文を見る
○富樫練三君 だから、四十一条の二項、三項で言っている立替払というのは、結果として二重払いになるということもあり得るよと。すなわち、特定建設業者として一定規模以上の下請を使うことができる、それだけにもちろん利益も上がりますよ、しかしながら同時にそういうリスクも一緒にしょうんですよ...全文を見る
○富樫練三君 今までの議論を大臣もずっと聞いていて、四十一条の二項、三項については最終的には元請責任で問題を解決するんだと、それをやる指導責任は許可をした大臣や都道府県知事にあるんだと、なかなかこれが解決できない場合には勧告することもできるということですよね、そのことによって解決...全文を見る
○富樫練三君 大臣の言うとおりだと私も思います。これは特定じゃなくなったんだから特定から外すのは極めて道理に合ったことで、当然のことだというふうに思いますので、今後そういう問題が発生した場合には、是非そういう姿勢で問題の解決に当たっていただきたいというふうに思います。  残り時...全文を見る
○富樫練三君 最後の一問ですけれども、厚生労働省に伺います。  これは、今建設関係では手間請労働者、手間請という雇用形態がかなり広く行われているわけなんですね。労働基準法の研究会、労働契約等法制部会の報告では、こういう方々の労働者性について、一定の条件を満たせば労働基準法に言う...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
11月05日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  私、四十分の時間でございますけれども、二つの問題について質問をさせていただきます。一つは、一千四十七名に対するJRの採用差別問題、もう一つは、公共施設や小中学校などの耐震診断・改修問題についてそれぞれ質問をさせていただきます。...全文を見る
○富樫練三君 今の大臣の答弁は、政府としてはもう対処はできていると。四党合意に基づいて解決すればいいではないかと。その四党合意の結論を待っているというかですね、そういう意向のようです。  はっきりしているのは、ILOの勧告は四党合意をすべての問題解決の前提にしているということで...全文を見る
○富樫練三君 そういう上でILOは勧告を出しているんですよ。問題が解決していないから勧告を出し、更にその後二回にわたって報告が出されている、こういう問題なんですね。  ですから、現時点で、今の時点で何が必要なのか、こういうことをきちんと考えなければならないと思うんです。四党合意...全文を見る
○富樫練三君 大臣にもう一度、ILOの中間勧告と最終勧告、その後二回にわたって出された理事会の報告、これについてきちんと正確に理解をしていただきたいというふうに思います。  それは、公正な補償と話合いの場を、きちんと交渉の場をセットすると、それが政府の責任だということなんですね...全文を見る
○富樫練三君 それはさっきもう言ったんです。  それで、私が聞いたのは、ILOの勧告では、司法機関を含むすべての国家機関が尊重しなければならないというふうにこの勧告の中で言っているでしょう。これについて、衆議院で政府参考人は、それは当然のことだと、こういうふうに答弁しているんだ...全文を見る
○富樫練三君 質問したことに答えてください。
○富樫練三君 司法機関の問題については答えていない。
○富樫練三君 これは政府に対する勧告なんですよ。司法機関に私は聞いているんじゃないですよ。私は政府に聞いているんですよ。政府として答えてくださいよ。
○富樫練三君 四党合意については話合いの前提ではないということはもうはっきりしているわけですから、その次の問題について私は聞いているんです。もう話は次の段階に行っているんですよ。  それで、衆議院の方で政府参考人が答えた答弁について、そのとおりですねと、こういうふうに言っている...全文を見る
○富樫練三君 やっぱり質問に答えていないんですよ。  すべての国家機関、司法機関を含んで、これはILOを尊重しますね。どうですか。
○富樫練三君 すべての国家機関が、もちろん司法機関も含めて尊重するんだということになった上で、その上で改めてまた伺いましょう。  それは、今裁判をやっていますよね。裁判とILOの勧告とがずれるということも、これは普通はあり得ないわけですけれどもね。もちろん裁判も国際条約を尊重し...全文を見る
○富樫練三君 そういうことではないんです。  大臣、政府は憲法に基づいて判断するという基準を外しちゃいけないと思うんです、どういう判決が出ようともね。これは憲法上、国際条約と国内法がどういうふうに位置付けられているか、大臣、どういう認識ですか。
○富樫練三君 国際法を無視して判決が出るということは通常はあり得ないと思うんですね。  大臣にここのところを確認しておきたいんですよ。憲法の九十八条の第二項では、「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。」となっています。これは学説上...全文を見る
○富樫練三君 大臣は、最終的にはもちろん守ると。多少時間掛かる、調整も必要だということはあるかもしれないけれども、最終的にはもちろん憲法に基づいて判断するということになれば、ILOのこの勧告の立場でこれからも対応すると、こういうことだろうと思うんです。  私は、この問題、ちょっ...全文を見る
○富樫練三君 政府はやったやったと言っていますけれども、実はまだ問題解決しないわけですからね。これは政府の責任を果たしたということにはならないというふうに思いますので、改めてILO勧告に基づいた解決を求めたいと思います。  その上で、ちょっと時間がありませんので、公共施設、学校...全文を見る
○富樫練三君 ちょっと大臣に基本的な認識を伺っておきたいと思うんですけれども、今の報告の中で、小中学校などについては四五・七%で、体育館などについて四八・四%ということは、教育関係の方が半分以下になっていると。それ以外でも五〇%から六〇%ぐらいと。新しい法律ができて七年、あの大震...全文を見る
○富樫練三君 大変事態は私は深刻だというふうに思うんですね。  そこで、二つ提案があるんです。  現在の耐震改修法について言えば、これはこういう公共施設や特定建築物、あるいは防災上重要な施設、学校とか公民館とか病院とか、こういうところが耐震補強することが義務化されていないんで...全文を見る
○富樫練三君 皆さんのお手元に資料をお配りしてあります。(資料を示す)  この一枚紙なんですけれども、この資料を見ていただきたいんですけれども、これは、ちょうどこの資料の真ん中のところにグラフがあります。グラフといっても丸がたくさん打ってあるグラフなんですけれども。これは阪神大...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、大体全国で五万七千棟、五万七千棟が地震が来たら危ないという校舎があると、こういうことですね。これは体育館は除いているわけですよね、四三%だと。  私は埼玉県に住んでいるわけです。埼玉全体で見ますとこれは大変な状況で、校舎と体育館を合わせまして二千七百棟...全文を見る
○富樫練三君 私はあと何年掛かるんですかと聞いたんですよ。毎年来年度予算と同じように一千二百億円ずつでやっていった場合に、ここでいう五万七千棟をこれ改修しなくちゃいけないんでしょう。耐震上問題があるというんだから。それをやっていったら、毎年毎年一千二百億円ずつつぎ込んでやっていけ...全文を見る
○富樫練三君 何、結論は。
○富樫練三君 ちょっと時間なので、私が文部科学省に言って計算してもらった数字を言いますよ。七十五年掛かるというんです。七十五年ですよ。そうしたら、今造った学校、二回目の改修に入らなくちゃいけない、そういう時期ですよ。  ここで、閣僚であります、これは直接文部科学省を担当している...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
11月21日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  今日は、全体として三十分の時間をいただいておりますけれども、不審船問題と併せて、特に国土交通に関連します民間都市開発の問題について、二点、伺いたいと思います。  最初に、不審船問題についてでありますけれども、私ども日本共産党...全文を見る
○富樫練三君 そういう中で、十月の二十九、三十日に日朝国交正常化交渉の第十二回本会談が開かれました。この席上で日本側から、二〇〇一年十二月に九州南西海域で沈没した不審船については北朝鮮の工作船であるというふうに結論付けて、そして日朝首脳会談において、金正日国防委員長が言及した調査...全文を見る
○富樫練三君 平壌宣言では双方は安全保障にかかわる問題について協議を行っていくと、こういうふうにしたわけですけれども、これについて、外務省北東アジア課の概要と評価という報告書というか、文書が出ているわけですけれども、この中では、両首脳は地域の安全保障や双方の安全にかかわる問題につ...全文を見る
○富樫練三君 この問題の最後になるわけですけれども、大臣に伺いたいと思います。  不審船問題、これは日本の安全と平和にとって極めて重大な問題であるというふうに思います。この問題解決について今外務省からも基本的な姿勢の答弁がございましたけれども、様々な紆余曲折があったとしても、両...全文を見る
○富樫練三君 是非、この問題については平壌宣言に基づいてきちんと解決をしていくということが将来に向かって極めて大事だというふうに感じております。  それでは、ちょっと残りの時間が十分ちょっとですので、二つ目の問題であります民間都市開発推進機構の問題について伺いたいと思います。 ...全文を見る
○富樫練三君 個々の問題について一々答えなくても別に構わないんです。問題なのは今度のこの法律について、この法律をきちんと守らせる責任を負っているのはだれかといったら大臣なんですよ、これはね。個々の建築確認であるとか個々の問題についてそれは都とか区が対応するというのはたくさんありま...全文を見る
○富樫練三君 税額については、特に公務員の守秘義務という問題もありますから、それは簡単に公開するというふうにはならないだろうということは私も分かるんです。  ただ、私どもが調べてみましたら、この四千九百平方メートルの土地というのは四十九億三千万円なんですよ。それで、一平方メート...全文を見る
○富樫練三君 私は大臣に聞いたんだけれども、今のは全然答えになっていませんので。  それで、大臣は十分承知の上で判こを押しているわけなんだけれども、この民都が住友不動産から土地をまとめてどんどん買ったというのは集中しているんですよ。大臣、御存じだろうと思いますけれども。  平...全文を見る
○富樫練三君 はい。  こうやって天下りと業界代表で作られた民都機構が、これがそうやって住民に迷惑を掛けていると。私は企業が金もうけをするのはいいと思うんですよ、利益を上げるのは。ただ、それは社会的な責任や社会常識とかルールをちゃんと守ることが大前提ですよ。ところが、その民都の...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
11月28日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  区分所有法について伺います。  この法案については法務省が主な所管というか、こういうことになっておりますので、法務省を中心に伺いたいというふうに思います。  今度の法案というのは、最大のこの法改正の目的、眼目、それは建て替...全文を見る
○富樫練三君 それで、問題なのは、今年三月五日の中間試案ですね。それまでは客観的要件四案を含めて提案をしていたと。ところが、今年の九月三日、法制審の総会で答申が決定されました。そこで出された法律の改正案の要綱では、この客観的要件、前提部分、これがすべて削除をされて、五分の四の多数...全文を見る
○富樫練三君 ということは、三月段階で中間試案と最終的に九月に出された最終報告とはその内容が変わったと、こういうことになるわけですけれども、そこで問題なのは、この建て替えに関する客観的要件を全面的に削除してもいいのかということが、これは最初からずっと問題になって、最後まで問題にな...全文を見る
○富樫練三君 そうなんですよね。今度の法案が提案される前までは現行法に基づいて政府も判断して、それを提案して、それが可決されて、今まで五十八年からやってきたわけですから、政府もそういう立場に立っていたと。すなわち、五分の四で決定する前提として客観的な要件が必要だと、それを満たした...全文を見る
○富樫練三君 それは法務省、違うんですよ。  私、一番最初に言ったように、現行法の問題点というのは、前提条件として客観的な要件を設置したことが問題なんじゃなくて、その要件の中身として費用の過分性をどう判断するかというところが極めてあいまいで、ここが不十分だったんですよ。これは法...全文を見る
○富樫練三君 私が聞いたのは最大限三分の一の人たちの財産権が奪われる場合が出てくるじゃないかと、そのことについてはちょっと答弁していないんだけれども、それは建て替える方の側の答弁は一生懸命やっているんですよ。どうやって環境を良くするかとかどうやって建て替えるかということは言うんだ...全文を見る
○富樫練三君 いずれにしても、三月段階で閣議決定した、その中には四分の三のみとすることを検討するということは入っているんですね。そのほかの問題も入っていますよ。別に閣議を開いてその一項目だけ決めるわけじゃないですから。いろんなことを一杯決めていますよ、それは。その中にそういうふう...全文を見る
○富樫練三君 はい。  閣議決定と別のことをやったらおかしいと。各大臣は閣議決定に拘束されるんだとか、役所が閣議決定からはみ出したことをすれば閣議決定違反になるとか、法務大臣にも伝達しておく、また閣議決定から逸脱することがないよう、その旨伝えておく、こういうことを言っているんで...全文を見る
12月03日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、建物の区分所有等に関する法律及びマンションの建替えの円滑化等に関する法律の一部を改正する法律案に反対し、ただいま提案しました修正案に賛成する討論を行います。  原案に反対する第一の理由は、多数決の前提である客観要件の削除により、建て替え...全文を見る
12月10日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  私は最初に営団の民営化の問題について伺いたいと思います。地下鉄の問題であります。  営団民営化の方針が八六年の六月に行革審で答申されて、その後、民営化という名の下で利益優先の経営方針を求める閣議決定が次々と行われました。コス...全文を見る
○富樫練三君 結局、事故の後でこれはこの装置を導入するわけですから、安全第一でいえばそれが必要だったということになると思うんです。  この日比谷事故でこういう記事が当時出されました。「的中した脱線の不安 「ゆがみの危険認識」 保線担当者が供述」との報道です。これは、事故の二か月...全文を見る
○富樫練三君 営団で出しております運輸概況日報という資料がございますけれども、だからこれはホームからの転落やいろんな事故を全部毎日報告しているわけなんですけれども、その資料をいただいて調べてみました。約一年間の間にホームからの転落事故も二百件近くに達しています。これは、ホーム要員...全文を見る
○富樫練三君 事故を予測する上で営団がやっております輸送阻害あるいは輸送障害、この件数がどう変化しているのかという問題であります。特に、外注化が進められております車両や施設の運営管理、これに関する営団の責任による部内原因の件数、これは九八年度と二〇〇一年度では何件で、どういうふう...全文を見る
○富樫練三君 これは、二〇〇〇年は三件なんですよね、九八年は七件なんですけれども。二〇〇〇年は日比谷線の事故が起こった年ですよね。この年はぐっと減って、二〇〇一年には、今言ったような事情もあったと思うんですけれども、十七件に、何倍かに増えていると、こういう状況です。  私は、こ...全文を見る
○富樫練三君 はい。
○富樫練三君 機械化やあるいは今外注化というお話もありましたけれども、全体としてはキロ数は二五%増えていて、職員は一三%マイナスということになっているわけですね。一人当たりにすれば、一キロ当たりの職員数で言えば三割減ということですから、もちろん技術が進歩することによってそれだけ人...全文を見る
○富樫練三君 大臣が言うとおりに進んでいけば物事は分かりやすいわけなんですね。  ここに営団が発行しました営団地下鉄民営化キックオフブックというのがございます。これは民営化に向けて営団の職員教育用に作られたもののようであります。よく読ましていただきました。  この中で、こうい...全文を見る
○富樫練三君 恐らくこれは非常に安定した会社になるでしょうと私も思いますよ。ハンドブックというので経営の中身を見ましたら、私の計算では大体一千億ぐらい年間浮くというか、経費が減っていくだろうと。それは元利償還分が減っていくから、それは一千億分ぐらいがぐっと減っていくことになるんで...全文を見る
○富樫練三君 今日は厚生労働省の方もおいでいただいておりますね。  それで、伺いますけれども、確かにILO勧告、この中には関係者が四党合意を受け入れることということが、要請するということが入っております。それは、当該労働者が公正に補償されることを確保して、当事者に満足のいく解決...全文を見る
○富樫練三君 それで、先ほど局長の方から政府としては裁判の結果を待つということのようでありましたけれども、どういう判決が出るかは分からないわけですよね。ここは国会ですから立法府であり、大臣の方は行政府ということになるわけですから、立法府の中身まで当然介入することはできないというこ...全文を見る
○富樫練三君 委員長、最後に一言。
○富樫練三君 時間がちょっと来ていますけれども一言。  私が聞かなかったことを大臣が答弁しましたので、私が聞いたことについては、ILO勧告は遵守するというふうに答弁いただきましたから、それはそれで了解しました。  ただ、私はこの質問で、あえて四党合意の中身や、あるいはなぜ与党...全文を見る