富樫練三

とがしれんぞう



当選回数回

富樫練三の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月20日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  今日は公団住宅の家賃の値上げ問題とバリアフリー問題について質問をさせていただきますが、御承知のように、今日午前、アメリカによるイラクに対する軍事攻撃が開始をされました。平和を求める国際世論と平和解決の努力への最悪の挑戦、こうい...全文を見る
○富樫練三君 負担が増える分は五十億円、減る分が二十億円で、差引き三十億と、こういうことのようであります。五十億円負担が増えるわけですから、これ自身極めて重大な問題だというふうに思います。  そこで、今日は皆さんに資料を配らせていただいておりますけれども、資料の1をごらんいただ...全文を見る
○富樫練三君 私が聞いているのはそういうことじゃないんです。それは私知っているんです。公団が配ったこのパンフレットの中の家賃の説明の概念図というのがありますよね、皆さんのところに資料で配りました。この資料の2というところです。この表のあるところ、概念図と。これがその一枚目、二枚目...全文を見る
○富樫練三君 聞いていることに全然これは答えていないんです。  私が聞いているのは、この表を見て、公団が配った資料を見た上で、自分のところに送られてきた通知書、この通知書に書いてある家賃が、これが四万六千三百円だと。その下には参考として近傍同種家賃が四万九千八百円だと書いてある...全文を見る
○富樫練三君 大臣が言っているのは、それは間違いじゃないんです。そこに書いてあるんです。そのとおりなんです。ただし、そのことイコール近傍同種が四万九千八百円になるということとは直接数字は関係ないんです。考え方としてはそういうことなんです。しかし、あなたの家賃はこのぐらいになります...全文を見る
○富樫練三君 公団がこの数式については何度言ってもなかなか明らかにしないから、私は今日皆さんのところに明らかにしたんです。これは初めてなんですよ。今聞いたら、企業秘密だと言うから、この資料配っちゃまずかったのかなと思いましたけれども、ただ、皆さんごらんのように、これを見たからとい...全文を見る
○富樫練三君 ということは、これからはこの数式を御本人にはちゃんと知らせるということですね。確認しておきたいんですが。
○富樫練三君 家賃というのは、例えばここに書いてありますように四万六千三百円とか、この方でいえば千六百円四月から上がると、具体的な数字なんですよ。お金というのは具体的な数字なんですよ。考え方じゃないんです。そのお金を自分の財布からちゃんと払わなくちゃいけないんです。ですから、数字...全文を見る
○富樫練三君 そういうのをへ理屈と言うんですよ。これは全く筋の通らないへ理屈なんですよ。  これは、公団が発行しているパンフレットを見ても、近傍同種というのはどういう定義なのかとちゃんと書いてあるんですよ。私、ほら、ちゃんと赤い線引っ張ってきたんですけれども、書いてあるんですよ...全文を見る
○富樫練三君 どうしても改定をしたいということをおっしゃるわけですけれども、私は、三年に一回だからいいじゃないかとか、下げるのは毎年下げているんだと、上げるのは三年に一回だからいいじゃないかと。それは、そういうことを言っているんじゃないんですよ、私は。三年に一回だろうが五年に一回...全文を見る
○富樫練三君 大臣に、是非、家賃値上げするときには、絶対上げちゃいかぬと僕は言っているわけじゃないんですよ。それは、必要に応じて必要な負担はしていただくということは当然あり得るでしょうと。しかし、それは、筋の通った、しかもちゃんと理屈が分かる、相手も納得できる、そういう資料、情報...全文を見る
○富樫練三君 今、局長さんからそういう答弁がございましたけれども、もう一点、確認しておきたいんですけれども、公共交通事業者というか、特に大手の場合になると思うんですが、一定の資力もあるというところについては、そういう大手の社会的な責任の一つとして事業者が独自にバリアフリーを進める...全文を見る
○富樫練三君 私も、基本的な考え方は、そこはそうだと思うんです。社会的な、企業の社会的な責任として、きちんと事業者がやるということは基本だと思います。  ただ、今、促進をしようと、しかも二〇一〇年までに何とか対象になる公共施設については一気にやろうじゃないかと。これを呼び水とい...全文を見る
○富樫練三君 総額で約四千億ぐらいだというのが分かりましたから、あとは私でも計算できます。その三分の一が大体国の補助だろうと。それを二〇〇四年から二〇一〇年まで八年か九年で割ればできるわけなんですね。それで計算すると、大体百五十億ぐらいあればまあまあ何とかいけるかなと。  それ...全文を見る
○富樫練三君 いいところには賛成しています。  終わります。
03月25日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。よろしくお願いします。  今日は、社会資本整備重点計画法案、これについて質問をさせていただきたいと思います。  この法案の第三条に「社会資本整備重点計画の基本理念」というのがありまして、その第二項に「重点計画は、社会資本整備事業...全文を見る
○富樫練三君 同じその第三条の中に、「国の責務が十分に果たされることとなるよう」というのもありますので、今、大臣おっしゃいましたけれども、反省とこれからの、今までは十分じゃなかったけれどもこれからはちゃんと国の責務を果たしましょうと、こういうことなんだろうというふうに理解いたしま...全文を見る
○富樫練三君 言葉はどっちでもいいんです。要は、実際には大半を地方自治体が負担して維持管理をしている、これには間違いない、こういうことなんだと思うんですね。  そこで、もう一つ資料なんですけれども、資料の二を飛ばしまして三というところを見ていただきたいんです。これは私の地元の埼...全文を見る
○富樫練三君 確かに、総額が分からないと負担が重い負担なのかどうかというのは判断しにくいでしょうし、これは五年間のトータルでありますから、ということですので。  その次の資料の四を見ていただきたいと思うんです。これは全体の予算が仮に分からなくても、大体お分かりいただけるのではな...全文を見る
○富樫練三君 県民の安心、安全のために地方債を発行しているというんじゃないんです。私が言っているのは、国の直轄事業の地方負担分を払うために借金をしているんだと、こういうふうに言っているわけなんですね。ここはちょっと正確にしておいていただきたいというふうに思うわけなんですが。数字で...全文を見る
○富樫練三君 ちょっと確認をしておきますけれども、償還時に交付税に算入するという意味は、それは基準財政需要額にカウントするということであって、その償還金額がイコール交付税の交付金として地方に配分されるということではありませんね。ここはちょっと正確にしておきたいんですが。
○富樫練三君 すなわち償還分については、借金の返済金ですね、これについて丸ごと国の方から来るということではないと。交付税で見るわけではないと。需要額にカウントするということであって、これは収入額と需要額の差で交付税の交付金の金額は決まるわけですから、場合によっては来ないこともあり...全文を見る
○富樫練三君 動機はそういうことなんだと思うんですね。  ただ、出てくる結論は、やはり交付税が使い道の決まったところに出されるということに、結果としてはそういうふうに理解されてしまうというか、そういうことなんだというふうに思うんですけれども、ただ、そういうやり方はやっぱりまずい...全文を見る
○富樫練三君 総務省はどういうふうにお考えでしょうか。
○富樫練三君 いずれにしても、この問題はずっと問題になってきたし、これから解決していくべき一つの課題であろうというふうに私は感じているんですね。いつまでも今までのやり方でいいとは言えない問題だろうというふうに思うんです。  その上で、大臣の今の答弁というか、おっしゃったことにち...全文を見る
○富樫練三君 ちっとも分かりませんね、今の説明。分からないですね。  いいですか。この資料をもう一回見ていただきたいんですけれども、合計金額、県負担金は百九十三億と書いてあるんです。それで、七千円という端数まで書いてあるんです、一番最後のところはね。それで、財源の欄を見ると、一...全文を見る
○富樫練三君 そのとおりですよね。要するに、国庫直轄事業負担金の内容については、その積極的な公開、こういうことをちゃんと進めようではないかと、こう地方分権推進計画では言っているんですね。  総務省に伺います。「平成十五年度の地方財政措置について」という、十四年、昨年の八月七日付...全文を見る
○富樫練三君 これは国土交通省にも要請しましたか。
○富樫練三君 大臣、御存じだろうと思うんです。これは地方分権推進計画の中でそういうふうな方針が決められて、さらにそれを受けて総務省は、直轄事業をやっている、一番たくさんあるのは国土交通省ですね、農水省もありますけれども。そういうところに総務省はこの問題をきちんと解決しようではない...全文を見る
○富樫練三君 これは全然逆なんですよ。大臣ね、大臣、全く理解してないですよ、これは。  これは骨太の方針で出して、地方分権推進計画で出して、さらに総務省が事務次官通達、事務次官通知で出して、ずっとそういう積み重ねがあって、この問題は解決していこうと、一つ一つ解決していこうと、こ...全文を見る
○富樫練三君 済みません。いつから出しているんですか、そういうのは。各省庁に。
○富樫練三君 最後になりますけれども、昭和四十七年度からそういう申入れを、この問題解決しようということで要請をしていると。四十七年というと一九七二年でありますから、ちょうど三十年前からですよ。三十年も前から総務省は各省庁に対して、この分担金の問題について、負担金の問題について解決...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
03月27日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。今日はお忙しいところ、本当にありがとうございます。  最初に三人の先生に伺いたいと思いますけれども、この間、公共事業の在り方について大変大きな問題になってきました。その中で、公共事業に対する批判というのが大変厳しいものがあったとい...全文を見る
○富樫練三君 余り時間がありませんので、最後の質問をさせていただきたいと思います。  宮入先生に伺いたいと思うんですけれども、一つは、公共事業全体についてのやっぱり総合的な政策が必要ではないかというふうに感じているんです。  例えば、交通政策一つ取ってみても、道路特定財源を元...全文を見る
○富樫練三君 ありがとうございました。終わります。
○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、社会資本整備重点計画法案及び社会資本整備重点計画法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に対する反対の討論を行います。  反対理由の第一は、膨大な浪費と国と地方の借金の増大、汚職、腐敗の温床、更に環境破壊を引き起こしている公共事業に...全文を見る
03月28日第156回国会 参議院 本会議 第15号
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○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇三年度政府予算三案に反対の討論を行います。  まず、世界の平和とともに日本の経済にも重大な影響を及ぼしているイラク問題であります。  米英軍による道理のない戦争が、毎日、罪のないイラクの市民の命を奪っています。二十六日にはバグダ...全文を見る
○富樫練三君(続) これらは、自民党長崎県連事件と同様、選挙に関する寄附と疑われる献金であります。  我が党は企業・団体献金の禁止を提案していますが、少なくとも公共事業受注企業からの献金は直ちに禁止すべきであります。税金を還流する公共事業受注企業からの献金さえ禁止できない政府に...全文を見る
04月22日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  今日は、高速自動車国道法一部改正について伺いたいと思います。  これは高速道路建設に新たに直轄事業を導入するということなんですけれども、これは現状でいうと整備計画のいわゆる九三四二、九千三百四十二キロ、これの建設が財政上なか...全文を見る
○富樫練三君 これは去年の十二月十二日の「道路関係四公団の民営化について」という政府・与党申合せというのがありますね。これは法案の説明で国土交通省からいただいたこういうペーパー、カラーのペーパーなんですけれども、この中にその説明がありまして、今、基準は三点、局長さんがお話しになり...全文を見る
○富樫練三君 そうね、そういうのを普通は不採算路線と言うんですよ。おっしゃるとおりなんです。それは不採算路線なんですよ。  それで、伺いますけれども、そういう路線というのは大体どのぐらいあるんですか。これから造ろう、あるいは今工事中であるとか、そういうもので約二千キロぐらい残っ...全文を見る
○富樫練三君 私が聞いているのは、その道路が必要であるかどうかというのは聞いていないんですよ。採算がどうかということを聞いているんです。  それで、今日は資料を配らせていただきました。資料の一番で、この資料一というところの下から二番目、「整備計画の決定」というところ、真ん中のと...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、考え方としては大体これから掛かるであろう約二千キロぐらいの経費として約十六兆円ぐらいと。それに対して、これから新会社になった場合、公団から新会社の、この間を含めて、ここが投資としてどのぐらい出せるだろうかと。その十六兆円に対してどのぐらいお金出せるだろう...全文を見る
○富樫練三君 これは、与野党申し合わせの中で、「約三兆円を現時点での目安とし、今後の交通需要、金利動向等を踏まえ、必要に応じ見直すものとする。」、だから増えることも減ることもあるんだろうけれども、これはどっちもあるんでしょうと。ただ、考えられるのは、私、さっきあの表で、(「政府・...全文を見る
○富樫練三君 それで、そういうことで進める場合に、今度の直轄の地方負担分ありますね。これは前回も私、国の直轄事業についての地方自治体の負担の問題取り上げましたけれども、従来も大いに問題があって、特に維持管理費についてはですね。今度は、また四分の一は地方負担だという新しい負担をまた...全文を見る
○富樫練三君 今の説明を聞いていると何か全額保障してもらえるような気になっちゃうんですけれども、実際は違うんじゃないですか。元利償還分の五〇%は確かにそれは基準財政需要額にカウントしていただける。だけれども、しかしながら残る五〇%についてはこれはどうなるんですかと、ここのところで...全文を見る
○富樫練三君 総務省から見ればそうなるんですね。地方の方から見るとそうじゃないんですね。今の説明の中で単位費用の問題ですね、単位費用で補正をした場合には、それは事業をやったからその分だけ厚く交付税が来る、来ますよというふうにはならないんですよ、どうしたって。事業費補正でやった分に...全文を見る
○富樫練三君 言葉の遊びをやっているわけじゃなくて、実際に地方自治体は負担しなくちゃいけないんですよ、もしやった場合はね。ですから、その分ちゃんと国が財源も含めて保障するというふうなことがあれば、それはそれで一つの方法だろうとは思います。  だけれども、残念ながら今の段階では名...全文を見る
○富樫練三君 五秒、一言。是非、その国幹会議で根本から見直して、財政問題も含めて見直すというところをお願いして、要望したいと思います。よろしくお願いします。  終わります。
04月23日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○富樫練三君 どうも、富樫でございます。  今日は、三人の参考人の皆さん、ありがとうございます。  最初に、三人の方に共通の点についてお教えいただきたいと思うんですけれども、特殊法人改革の中で、道路関係の公団、四公団ですね、これについて民営化ということを前提として今事態がずっ...全文を見る
○富樫練三君 ありがとうございます。  実は、今もお話ありましたけれども、全体として、一万四千キロも含めて、建設の主体とかあるいは管理をどうするかという以前の問題として、まず全体計画はどうなんだというところの政策的な検討というか、ここのところが非常に大事なのかなと。そうじゃない...全文を見る
○富樫練三君 ありがとうございました。終わります。
05月08日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  今日は空の問題、空港整備法の一部改正について伺いたいと思います。  今回の法改正の内容の一つとして、照明施設と計器着陸システム、いわゆるILSと言われているものの位置付けを附帯設備から基本設備に言うなれば格上げをすると。同時...全文を見る
○富樫練三君 そうしますと、十八空港でまだカテゴリーⅢにはなっていないと。したがって、ここを全部工事をやった場合には新たに三分の一地方負担が新たに出てくると、やった場合には、こういうことになりますね。十五年度は広島を予定しているということですけれども、広島の場合にそれをやった場合...全文を見る
○富樫練三君 二種Aという空港については、これは国が、設置者は国であって、管理者も国であると。いわゆる国の直轄の空港と、こういうことだと思いますけれども、そういう理解でよろしいですか。
○富樫練三君 そうすると、例えば広島の場合にもそういうことだと思いますけれども、すなわちカテゴリーⅢに水準を引き上げる、就航率をアップする、安全をきちんと水準を上げるということを決定するのは国ですね。
○富樫練三君 国が設置して、国が管理して、国が工事を決定して、費用負担は三分の一地方になるというのはどういうわけですか。理由は何でしょうか。
○富樫練三君 今のはちょっとよく分からないんですね。  それで、今までは二種Aの場合に、照明設備であるとか、あるいは計器で着陸をする、そういう設備を造るのは附帯施設であったと、今までは。附帯施設であったときは全額国が負担してそれを設置してきましたよね。今度はそれを格上げして基本...全文を見る
○富樫練三君 いろいろ言うとなかなか分からなくなるんですよ。  今度の法案の改正点というのは、そういう夜間照明であるとか計器で着陸するという設備を造って、安全に夜間でも、あるいは安全に霧が発生したときでも着陸できるようにする、そのことによって就航率をアップしようと、こういうこと...全文を見る
○富樫練三君 これ、全然答えになっていないんだよね。飛行機、機材が良くなった、日進月歩で。したがって、それを受け止める飛行場も良くしよう、当然のことですよ。それを国がやったらいかがですかというんです。  今まで国がやってきた。それを今回、あえて法改正をしてまでなぜ、地方自治体の...全文を見る
○富樫練三君 次の問題に移ります。  空港の設備という、設備を強化しようという点では、これ自身は大事なことだと思いますけれども、その関係で、静岡の問題について伺っておきたいと思います。  静岡空港の整備事業については、二〇〇一年の五月にこれら全体の、静岡だけじゃありませんけれ...全文を見る
○富樫練三君 ということは、新しい空港を造ったり、あるいは滑走路を延長したりという工事をやるときに、その前提として過大な需要予測があったんで、ここをちゃんと正確にすべきだと、こういうことから勧告が行われた。大事なことだと思います。  ところで、静岡空港の場合、一九九五年以来、そ...全文を見る
○富樫練三君 そうしますと、十年足らずの間に百七十八万から百六万までですから、七十万人ぐらい減ったと、こういうことですね。それだけ精密になったということなのかもしれませんけれども。ただ、社会状況、経済状況の変化もありますから、単純には言えないことは、私もそう思うんです。  そこ...全文を見る
○富樫練三君 私は、国土交通省、とても遅いと思うんですね。これはもう明らかになっているんですよ、内容は。もちろん国も、中身、内容は十分御存じだろうから分析はしているだろうというふうに思いますけれども。百七十八万とか、先ほど出た百二十一万というのは明らかに過大な見積りだというふうに...全文を見る
○富樫練三君 私は妥当ではないと、こういうふうに言っていますので、妥当性も含めて、妥当ではないという点も国において是非明らかにしていただきたい、そういう分析をきちんとやっていただきたいというふうに思います。  ところで、この静岡の空港整備事業というのは二〇〇四年で採択から十年に...全文を見る
○富樫練三君 もっと分かりやすく言えば、その土地を収用して飛行場を造る、飛行場を造ることによってその土地が有効に利用されて、それが例えば住民の暮らしに大きく貢献するとか、社会的に貢献するとか、あるいはその地域の経済に大きく貢献するとか、そういう公益性がある、こういうことなんだと思...全文を見る
○富樫練三君 まあ、そういうことだと思うんです。  その上で、そういうふうに公益性が非常に高い、土地収用の対象になるそういうものだというふうになるには、その飛行場というのが多くの皆さんに利用されて初めてそうなりますよね。飛行場を造ったけれどもだれも利用しなかったということじゃ公...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
05月15日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。密集市街地問題について質問をさせていただきたいと思います。  今度の法案で、密集市街地の整備について一部法改正をすると、こういう内容でありますけれども、そもそもその密集市街地というのは大体どのぐらいあるものなんでしょうか。
○富樫練三君 東京の場合でいいますと、東西にこうあるようなんですけれども、特に山手線の外側ですね、西側でいえばちょうど環状六号線、七号線の辺りに沿って南北にずっとベルト地帯というか、こういうふうにできているというふうに資料にありましたけれども、これはいつごろどんな形でできたのか、...全文を見る
○富樫練三君 そうしますと、確かにちょうど昭和三十年代の後半から四十年代にかけて高度成長政策というのが取られまして、東京に人口が集中すると。関東一円、中には東北からも含めてですね、東京に集中する、あるいは関西では大阪に集中してくるという、都市に、大都市に一極集中型というか、こうい...全文を見る
○富樫練三君 成長するときにアンバランスのときもあると、私もそう思います。ただ、高度成長というのは昭和三十年代なんですよ。ですから、一九六〇年代ですね。そうしますと、それから四十年たっているんですよ。いっときアンバランスだということは、これはあり得ることでしょうと。ただ、ずっとア...全文を見る
○富樫練三君 東京都の例は先ほどもちょっと伺いましたので、三五%ですね。この法律の二百九条の中で借家権の保障ということがうたわれています。借家権の保障というのは、整備される地域の中に住んでいる、家を借りて住んでいる方が、新しい建物ができたときに、その中の一室にその人は新たに借りて...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、家を借りて住んでいる方も住まいについては保障されるのかなというふうに、今度の法律ではそうなるのかなというふうに思いますけれども、その場合に、大家さんとたな子がこの家賃で折り合いが付かないというか、もめちゃうという場合には、施行者である第三者が裁定するとい...全文を見る
○富樫練三君 あっせんしたり仲裁に入るということはあると思うんですけれども、家賃を決めるというのはあくまでも民民の問題でありますよね。ですから、どうしても決まらない場合には、それは調停もあるし裁判もあるわけですから、そこに住む権利は借家人には保障されているということがもう大前提で...全文を見る
○富樫練三君 これはあれですか、審査委員会が決めた場合には、不動産鑑定士とか専門家の意見も伺った上で決めるんだろうというふうに思いますけれども、これは最終決定で、それには借家人は従う義務があると、こう理解されるものなんでしょうか、性質として。
○富樫練三君 借家人の立場というのは、そういう意味では、地権者ではない、それから借地権もないということですから、法律上大変に弱い立場にあるんですね、客観的に見ますと。したがって、こういう密集市街地の整備を行う場合に、こういう弱い立場にある人たちがどれだけ保護をされるかということが...全文を見る
○富樫練三君 いろいろな対策が講じられているということは分かりましたけれども、最終的にこのことによって、そこの地域が区画が決められて整備がされるということによって、結果として借家人が追い出されたり、あるいは路頭に迷うというか、そういうことは絶対にさせないと。生活の保障は、少なくと...全文を見る
○富樫練三君 いろいろな制度をやって最後に、先ほど局長が公営住宅もあるということなんですけれども、特定入居、優先的に入居させるというか、こういう制度もあるんだと。  ただ、これ以前にもここの委員会で私申し上げましたけれども、マンション建設のときに申し上げましたけれども、公営住宅...全文を見る
○富樫練三君 いざというときには、三分の二以上あればオーケーということですね。したがって、場合によっては三分の一の意見は切り捨てられる場合もあり得ると。  この事業会社であるとか、あるいは組合が設立されて事業が進展していく過程で、当然のことながら権利変換計画というのが作られると...全文を見る
○富樫練三君 区画整理もそうだと、再開発もそうだと。そうだと思います。三分の二なんですね。で、区域決定も計画決定ができます。  その結果、例えば、今全国で約二千か所ぐらいで区画整理計画が進められているわけですよ、大ざっぱですけれども。その中で反対運動が起こっているのが約五百か所...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、密集市街地における防災街区の整備促進に関する法律の一部改正案に対して反対の討論を行います。  密集市街地の多くは、東京の例に見られるように、住宅としての受皿が不十分なまま、高度経済成長政策などにより、人口の一極集中、それなどの結果であり...全文を見る
05月22日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫でございます。  住宅金融公庫法及び住宅融資保険法の一部改正案について質問をさせていただきます。  最初に、先日二十日の日に大臣からこの法案についての提案理由の説明を聞かせていただきました。その冒頭のところで、平成十三年十二月に閣議決定された特殊...全文を見る
○富樫練三君 私が伺いたいのは、公庫は信頼がある、信用がある、国民から信頼されて安心感がある。しかし銀行の民間ローンはそういう安心感がない。したがって、公庫が裏付けをもって民間のローンでも安心できるように裏付けを作ってあげると。わざわざそういうことをしなくても公庫でそのままやれば...全文を見る
○富樫練三君 要するに、民間でできることは民間にと、一言でよかったんですけれども、そういうことですよね。  ただ、民間でできることは民間にという、その今の改革の趣旨とは今回の中身は若干違うんじゃないかというふうに思うんですよ。  それは、例えば平成十三年の十一月に当時の銀行協...全文を見る
○富樫練三君 住宅金融公庫は日本全体の住宅政策の根本にかかわる問題であって、これは、国民が住宅を建てる、これを支援するところに最大の目的があるわけであって、民間を圧迫しているかしていないかということではなくて、国民が安心して住宅が建設できるか、ここをまず基本に考えるべきだろうとい...全文を見る
○富樫練三君 ちょっと伺いますけれども、今の、公庫が負担するリスクというのは信用リスクが中心ということは、具体的には、例えばローンを組んだ消費者というか国民の側がそれを毎月ちゃんと支払ができなくなってしまうと、端的に言えば貸倒れというか、そういう場合のリスクはこれはどこが負担する...全文を見る
○富樫練三君 すなわち、貸倒れの負担は公庫が負うと。  もう一つの方法であります保証型ですね、保証型の場合なんですけれども、これは、ローンを組んだその債権は銀行から特定目的会社の方に売却をして、ここが社債を発行して投資家からお金を集めると、こういう方式なんだけれども、その場合に...全文を見る
○富樫練三君 事は金融ですから、金融市場の中で起こるリスクというのはその中で解決されていくと、当然プラスになる場合もマイナスになる場合もあるわけですけれども。  そういう中で、比較的住宅ローンの場合は少ないと思いますけれども、貸倒れという問題が起こる可能性も常にあるということで...全文を見る
○富樫練三君 銀行にとって最大の心配事というのはやっぱり貸倒れなんですよ。これは、お金を貸す事業にしてみればそこは一番の問題ですから、ここが解決されれば、貸倒れのない貸金業だったら、これは絶対安定するというか絶対安心なんですよ。ですから、そこのリスクをちゃんと、もちろん保証料とか...全文を見る
○富樫練三君 今の答弁は、要するにそのときの状況によっては直接融資は廃止もあり得るということなんだろうと思うんですね。  今日は公庫の総裁にもおいでいただいていると思いますけれども、よろしくお願いします。  総裁に伺いますけれども、公庫は廃止すべきではない、独立行政法人という...全文を見る
○富樫練三君 ありがとうございます。  そういう点でいうと、やはり公庫の融資は存続してもらいたいという人が圧倒的に多いし、民間の場合は不安だという人が圧倒的に多いということだと思うんです。そういう中で金融公庫として独自にこの制度を国民にアピールして大いに金融公庫を利用してもらい...全文を見る
○富樫練三君 ありがとうございます。  五つの安心の中で、入口の部分でいえばいつでもどこでも借りられる、更に職業、肩書などで差別されずに借りられるという、選別融資ではないというところが公庫としてはとても国民にとっては使いいいし、安心できるということだろうというふうに思います。 ...全文を見る
○富樫練三君 民間の銀行の住宅ローンの場合はそういう実態だと思うんですね。  先ほども問題になりましたけれども、その選別融資がやられるということになると、国民としては、働き先が中小企業だから駄目だとか、転職しているから駄目だと、こういうふうに言われたんでは、圧倒的な国民はこれは...全文を見る
○富樫練三君 理由のない融資選別はなくすというふうに言いますけれども、これは民間の企業から、民間の銀行から見ればれっきとした理由なんです。自営業は駄目だとか転職していると駄目だというのは、これは民間の企業からいえば当たり前なんですよ。それを、そういうところに国民を追い込んでいくと...全文を見る
○富樫練三君 今の制度では、民間の銀行がローンを組んだ場合は一〇〇%買い取るという制度になっているんですよ。お断りするというのはないんです、ここには、今度の法案には。それから、ちゃんと守らせるんだと言いますけれども、その保証は残念ながらこの法案には入っていませんね。選別融資は絶対...全文を見る
○富樫練三君 最後になりますけれども、私はこの問題は日本の住宅政策の根本にかかわるという、最初にも申し上げましたけれども、大変重要な問題だというふうに考えております。  大都市を中心に国民の住宅に対する要求というのは大変強いものが依然としてあります。四大都市圏でいえば二百五十万...全文を見る
05月29日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  今日は、三人の参考人の方々、お忙しい中、ありがとうございます。三人の方にそれぞれ同じ質問をさせていただきたいというふうに思います。  最初は、今度の法改正の特徴というのは、住宅金融公庫が民業圧迫にならないようにということで、...全文を見る
○富樫練三君 証券化について伺いたいと思うんですけれども、これも三人の方、同じ質問でございますけれども、証券化というのは、買取り型の場合も保証型の場合も一方で銀行がローンを発行する、その債権を買取り型の場合は公庫が全部買い取ると。保証型の場合は、それを証券化して市場に出して、そこ...全文を見る
06月03日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、住宅金融公庫法及び住宅金融保険法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  第一に、住宅金融公庫の融資の事実上の縮小、さらに五年後は廃止もあり得るという今回の法改定は、住宅建設に対する国民の要望に逆行するものだからであります...全文を見る
06月05日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○富樫練三君 それでは、公益法人に係る改革を推進するための国土交通省関連法案、改定法案について伺います。  最初に、法案の内容との関連で幾つか伺いますけれども、今回の改定のポイントというのは、今までは指定制であったものが今度は登録制になるというふうに、一番分かりやすく言えばそう...全文を見る
○富樫練三君 そもそも、配られました資料をずっと見ていますと、従来の指定制の場合でも公益法人について国土交通省始め所管の官庁がそれぞれ指導なり監督なりやってきたと思うんです。指定制の場合にどういう弱点というか、欠陥というか、不十分さというか、そういうのがあって、それでこれから登録...全文を見る
○富樫練三君 ということは、公明性やあるいは公平性であるとか、役員の体制も含めてそういうものがすべて整わなければ、六か月後にはその公益法人はその業務はできないということですね。
○富樫練三君 その業務ができないということであって、公益法人そのものは続行されるだろうというふうには思うんですけれども。  そこで伺うわけなんですけれども、そもそもこの公益法人の透明性や公正性、公益法人の改革ということが問題になってきたのは、一つは政官業の癒着の問題とか、あるい...全文を見る
○富樫練三君 そこで、具体的に伺いたいと思います。今回、国土交通省関連では十二本の法案ですけれども、その中の一つに宅地建物取引業法の改正が入っています。  その対象の業務というのは、いただきました資料を見ますと、括弧書きでその中身が説明してあります。それは、「(宅地建物取引主任...全文を見る
○富樫練三君 一部免除じゃなかなか分からないのでね。要するに、五十問問題が出るんだけれども、四万五千円払って事前に講習を修了した人については、そのうち十分の一、一割の五問が既に正解されたもの、答えなくてもよろしいと、こういう特典があるということのようですね。五問正解するために四万...全文を見る
○富樫練三君 というと、新しく参入する業者がきっといるんだろうというふうに思いますけれども。  先ほども質問ありました。これをやるにはノウハウとそういう設備も必要だし、その必要な、どういう問題が出されるかということについてのちゃんとした事前の研究というか、講習も必要だということ...全文を見る
○富樫練三君 そのセンターの、近代化センターの理事長というんでしょうか、会長というんでしょうか、責任者はどなたなのかということと、あわせて、その試験という、そもそもの試験は、これはだれがやるんですか。
○富樫練三君 そうすると、都道府県から委託をされて推進機構がその試験を行うということですね。そのセンターの理事長であります藤田さんという方は、この取引機構の、取引推進機構の役員には入っているんですか。
○富樫練三君 それで、そうするとセンター、事前の講習やるところの理事長であって、試験を実行するところの推進機構の役員になっているということですね。その試験に合格すると資格が取得できると。  そうなると、今度は都道府県の宅地建物取引主任者の資格を持って、大体の人たちは協会に入ると...全文を見る
○富樫練三君 保証協会の会長さんは。
○富樫練三君 藤田さんという名前がたくさん出てくるんですけれども、今日は私の方で作りました資料をお配りさせていただきました。  今、答弁があったのは、不動産流通近代化センター、それから宅地建物協会の連合会、それから宅地建物取引業保証協会ということですね。それと推進機構。この四つ...全文を見る
○富樫練三君 そういう事態ですから、なかなか改善はされないということなんだと思うんです。  今朝、これは日本不動産協会と不動産保証協会、ここから資料をいただきました。これは今朝です。これは、今私が申し上げましたこの政治連盟とはちょっと違う政治団体でありますけれども、全日本不動産...全文を見る
○富樫練三君 全日本不動産協会と不動産保証協会は、これは国土交通省が所管する公益法人ですか。
○富樫練三君 改めて伺いますけれども、義務付けては駄目だということを決めた、そういうふうに指導したと。当たり前なんだけれども、義務付けてはいかぬと。しかし、こうやって配るのはいいんですか、これはいいんですか。ここに必ず入ってくださいとは書いていません。だから、義務付けてはいません...全文を見る
○富樫練三君 指導するのは私は当たり前だと思うんです。今までしなかったんですか。  もう既にそういうことは大体ほぼ解決をして、いよいよ例えば講習の問題とか、そういうところを改善していこうと。根本問題の癒着のところはもう大体断ち切れたとか、天下りはもうほとんどなくなった、いよいよ...全文を見る
○富樫練三君 甘い団体もあると。私は甘いのは国土交通省だと思うんですよ。そうなんじゃないですか。  これだけ世間が問題にして、国民から厳しい批判が出されて、公益法人を改革しなければならない、癒着は断ち切るべきだと、今までたくさんもう既に報道されておりますけれども、それでもなおか...全文を見る
○富樫練三君 きちんとしていただきたいと思います。今、なおかつと、今でもというのはこれ今日の話ですから、今現在です。  今度の法改正によって天下りがなくなるのかどうか、この点について次に伺いたいと思います。  これは、天下りについては大変厳しい批判が出されているのは当然であり...全文を見る
○富樫練三君 いろいろ努力した結果三分の一というところはクリアした、こういうことのようです、国土交通省関連についてはですね。  その結果、じゃ総数ではどういうふうになっているんですか。この間、五、六年というか、一番新しい資料で、その辺の実数では国土交通省関連はどういうふうに数字...全文を見る
○富樫練三君 年度を追って御報告いただけますか。
○富樫練三君 そうすると、これは平成八年から平成九年にかけては増えていますね。その後減ってきて、それで平成十二年から平成十三年にかけては逆にまた三十一名増える。十四、十五がどういうふうになっているのか、ここのところはまだちょっとよく分からないんですけれども、全体として三分の一をク...全文を見る
○富樫練三君 減らすはずだったんじゃないですか、違いますか。減らす努力をしたんじゃないですか。
○富樫練三君 私は、そういう増えたり減らしたりで、それを繰り返して、これは五年間、六年間掛かってやっと千百三十四が一千六十七になった、だから全体としては減っているじゃないかと、ここを強調されているようなんだけれども、しかしその中には凸凹もあるんだということなんですけれども、こうい...全文を見る
○富樫練三君 例えば、給料の問題であるとか、渡り鳥であるとか、退職金の問題であるとか、こういうことで国民からは非常に厳しい批判が出されているわけですよね。そういうことは一向に改善されないまま、こういう事態になっている、ここが問題なんですよね。  ですから、専門的な知識であるとか...全文を見る
○富樫練三君 報告書を見ると、こういうふうに書いてあるんですね。保証協会の通常の業務に充てられたものと認識できるところから、その一億六千万についてですね、手続的な不適切さはあったが違法ではないとしていると、こういうふうに書いてあるんですね。手続はまずかったんだと、使い道は不当では...全文を見る
○富樫練三君 これに充てられたというのは、具体的にどういう使い道だったんですか。
○富樫練三君 会議費であるとか人件費であるとか、そういうものというのはどこでも使われるわけで、そういうふうに言えば逃れられるというんでは、これは私は問題の解決にはならないと。そもそも、何に使うために幾ら必要なんだということで大臣の許可を得て、それを取り崩すわけですからね。そういう...全文を見る
○富樫練三君 多くというのは何割ぐらいですか。
○富樫練三君 ちょっと時間がなくなってきましたけれども、手元にある資料では、ほとんど一〇〇%近くその業界の関係者が理事になっていると、八十六人のうちですね。現在でも恐らくそうだろうと思うんです。  そこに、そういう状態が、形式上は二分の一以下になっていても、実質はもうほとんど一...全文を見る
○富樫練三君 政官業の癒着と天下りをなくすという点で、この法案は極めて不十分なものだと、看板だけというふうに言わざるを得ないということを申し上げて、質問を終わります。
06月06日第156回国会 参議院 本会議 第30号
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○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、有事法制三法案に対し、強い憤りと平和への熱い思いを込めて反対の討論を行います。  五十八年前、私たちは過去の侵略戦争を反省し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないように決意し、復興と平和の道に足を踏み出しました。これは、私...全文を見る
06月10日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  最初に、公団の経営の問題について二、三伺っておきたいと思いますけれども、公団の経営の現状の中で、賃貸住宅管理部門について、すなわち家賃収入等、賃貸住宅の管理、修繕とか掛かる経費、それの差引き、さらにはそれに関連する金利の支払、...全文を見る
○富樫練三君 要するに二百億以上黒字だということですね。  もう一つは、宅地管理・市街地整備部門、こちらの方はどうですか。
○富樫練三君 要するに、準備金で穴埋めをした結果、黒になっているんだけれども、それがなければ赤字だと、こういうことですね。  今日は、公団が発行しております年報、年次報告ですね、これに基づいて私の方で資料を作成してお配りをさせていただきました。  九六年から二〇〇二年までのも...全文を見る
○富樫練三君 先ほどの宅地・市街地整備部門、私が赤字だと言いましたら、今お話がありました。私は適正であるとか適正でないとか言っていないんです。事実としてこれは赤字部門ですねと、こういうふうに言っているんです。  その上で、バブル期にそのぐらいの土地を買っているということなんです...全文を見る
○富樫練三君 要するに現状で七百ヘクタールは塩漬け土地だということがはっきりしましたね、この点は。この塩漬け土地というのは、五年以上売るもできない、利用もできない、いかんともし難い、そういう土地だと。しかし、それについては、そのとき買ったお金については、金利はどんどん増えていくわ...全文を見る
○富樫練三君 せっかく大臣が指名していますから、じゃ総裁に、どうぞ。
○富樫練三君 危ないことには手を出さないということのようですから、危ないことには手を出さないでもらいたいと思うんですね。少なくとも、塩漬け土地になるようなものをどんどん買い取るとか、こういうのはやっぱり健全じゃないというふうに思います。  私は、最も健全な方向というのは、黒字で...全文を見る
○富樫練三君 その上で伺いたいと思いますけれども、先ほどもちょっと出ましたけれども、家賃軽減制度についての二つほどちょっと伺いたいと思います。新旧制度の関係ですね。  これは、説明会当日に世帯主が五十五歳以上六十歳未満である場合に、その世帯主の所得に応じて、六十五歳になったとき...全文を見る
○富樫練三君 何の説明にもなっていないですよ。何で五十五歳なのかって一言も今言わなかったでしょう。強いて言えば高齢期に入る準備だと。公団に、あんた五十五歳になったから、高齢期にそろそろ入りますからそろそろ準備をしてくださいと。公団に言われなくたって、みんな老後のことはよく考えてい...全文を見る
○富樫練三君 大臣、分かりました、分からないでしょう、今の説明じゃ。  何で五十五歳になったらそういうことを公団から言われて老後の心配をしなくちゃいけないのか、これは理屈はないんですよ。何でかというと、これは公団が建て替えるときに、新しく建て替えるときに、戻ってくる人の戸数だけ...全文を見る
○富樫練三君 それも理屈に合わないんですよね。格差が生じると、格差が生じるんだったらいい方に統一すりゃいいじゃないですか、格差が生じないように。どうしてそういう発想にならないのか、ここが不思議でしようがないんですよ。  本当に公団が居住者の人たちのことを考えている、一番最初に私...全文を見る
○富樫練三君 二億円あればできるじゃない。統一できるじゃない。そういうことにけちけちしないで、ちゃんとやるのが当たり前じゃないですか。  次に、居住者からいろんな声が出されているんですよ、改善とか修理とか修繕とか。こういう点についてもどうも公団はいまいち誠意がきちんと示されてい...全文を見る
○富樫練三君 的確に実施していれば布団が干せないだとかそういう事態にはならないんです。的確にやっていないからですよ。  この四月から値上げしたでしょう。値上げの総額は五十億円ですよ。値下げ分の差引きをして三十億円が増えたんだと、こういうふうにこの間私答弁いただきましたよ、三十億...全文を見る
○富樫練三君 居住者にはよく分かるようにきちんと説明するのは、私は公団の説明する責任があると思うんですね、家賃を徴収する方の、側の。その責任をきちんと果たしていただきたいということと、情報を居住者に公開をするということが大事だというふうに思います。この点についても是非改善をしてい...全文を見る
○富樫練三君 高優賃。
○富樫練三君 終わります。
06月11日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫でございます。  お忙しい中、三人の参考人の方、ありがとうございます。  最初に、今度の、今出されております法案ですけれども、これは公団を機構に変えるわけですけれども、これは名前だけの変更ではなくて、法案の中身は、国の住宅政策の根幹にかかわる大変...全文を見る
○富樫練三君 ありがとうございます。  もう一点伺いたいと思うんですけれども、居住者の高齢化が進んでいるという実態が先ほど御報告がありました。年金とパート収入だけが生計の中心だという世帯が三三・四%だということですから、約三分の一。また、そういうことが低所得化を招いて、五分位で...全文を見る
○富樫練三君 ありがとうございました。  終わります。
07月10日第156回国会 参議院 国土交通委員会 第24号
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○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、成田国際空港株式会社法案に反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、成田空港の民間会社化は、公共性の高い日本の空の玄関口、その管理運営についての国の責任を放棄することにつながるからであります。  そもそも成田空港は、空港整備法上の...全文を見る