富樫練三

とがしれんぞう



当選回数回

富樫練三の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。奄美の問題に限って質問をさせていただきたいと思います。  最初、今回出されております法律案ですけれども、この法案の第二条でこういうふうに書いてあります。国土交通大臣、総務大臣及び農林水産大臣は基本方針を定める、こうなっています。そ...全文を見る
○富樫練三君 関係しているというのは分かっているんです。この法律の基本方針を定めることと併せて、この法律の執行についてそれぞれの厚生労働省やあるいは文部科学省は一緒に責任を負うんですか。いや、負わないんだと、国土交通省だけが責任を負うんだと、こういうことではないように思うんですけ...全文を見る
○富樫練三君 そこで、次に進みますけれども、その中の厚生労働省関係について伺います。  今日は資料を配らせていただきました。この資料の①番の、一番上のところですけれども、その表の上から二つ目、左側に医療というところがあります。医師数は、人口十万人当たり、全国は二百一・五人、奄美...全文を見る
○富樫練三君 こういうことは言えるんでしょうか。  例えば、へき地保健医療対策費であるとか、医療施設等の施設整備費であるとか、あるいは医療施設、設備ですね、施設じゃなくて設備の方ですね、こういうもので補助をしたり援助をしている、支援をしていると、これはあると思うんですね。今まで...全文を見る
○富樫練三君 五年を目途にということは答弁がありませんでしたので、次のときにちゃんと答えてください。  文部科学省関係ですけれども、学校の整備についてです。先ほどの資料のやはり一番の医療の下の義務教育のところを見ていただきたいと思います。  小学校の校舎の整備率は、全国が九〇...全文を見る
○富樫練三君 予算の範囲内で可能な限りというのは今までもやってきたんですよね。その結果が私が今言った数字になっているんですよ。ですから、それじゃ進まないというのはもうはっきりしているんです。だから、地元からは市町村長会と議長会からそういう文書が出ているんです。ここのところをしっか...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、さっき奄美の方は一・五倍の運賃だと申し上げましたけれども、減税率からいえば沖縄の方はマイナス五〇%で奄美の方はマイナス二五%、これはもう全然違いますよね。ですから、先ほども質問ありましたけれども、沖縄の方を引き上げろと言うんではなくて、これは、奄美の今の...全文を見る
○富樫練三君 時間ですので、最後の質問にします。  沖縄との比較でやっぱり皆さん考えているんですね、奄美の場合は。あわせて、奄美の特別措置法を作るというわけですから、ほかと大体同じだからいいではないかということでは済まされないということだと思いますので、ここはひとつ是非とも努力...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
03月25日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  羽田の再拡張問題について伺います。  この再拡張問題というのは、様々な問題、たくさん問題を抱えているというふうに私は考えています。例えば、四本目の滑走路建設、本当にこれが必要なのかどうかという問題や、あるいは四十万回を超える...全文を見る
○富樫練三君 その地域や地方自治体に受益があるから地方自治体が無利子で国に金を貸すのは当たり前だと、こういうことがもしまかり通ったら、国のやる仕事というのは、どんな仕事であってもそれはその地域に必ず利益はあります。マイナスになるような事業をやることはありません、普通ならば。いろい...全文を見る
○富樫練三君 私の質問とは全然かみ合ってないのでね。地方自治体の負担は確実、メリットは不確実、こういう仕組みになっているということを言っているわけなんですよ。それでいいのかということなんですけれども、まあ次に進みます。  総務省、おいでいただいていると思いますけれども、国有資産...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、今までのところは三十九億円、昭和四十二年からそういう制度でやってきたと。そうすると、全部毎年三十九億円とは限らないと思うんですね、評価が違いますから。だんだん上がってきたのかと思うんですけれども。しかしながら、二十七年間ずっと減額を、半分減額してきたと。...全文を見る
○富樫練三君 私は言われた数字を言っているだけで、大きいかどうかというのは、これはあなたが言った数字で私が言っているんであってね、大きいかどうかの評価というのはあると思いますけれども、しかし、いずれにしても、地方自治体からは借金すると、国はその元金はもちろん払いますよ、地方自治体...全文を見る
○富樫練三君 その貸付金というのは意味が違うんですよ。国が本来やるべき仕事を地方自治体が肩代わりして貸してやるためのその貸付金のための借金じゃないですよ、それは、地方財政法で言っているのは。これは意味が全然違うということをまず指摘しておきたいと思います。  その上で、これはちょ...全文を見る
○富樫練三君 押し付けたんではないと、協力をお願いしたら県知事以下市長さんも協力をしてくれたんだと、こういう話のようです。私は、全然違うと思うんですね。  これはお願いしなきゃ、地方自治体の方から私の方で無利子で貸し付けしますからどうぞやってくださいということではなかったんだろ...全文を見る
○富樫練三君 時間がもう来ているんだよ、時間が来ているんだよ。
○富樫練三君 それは分かって聞いているんだからいいんだよ。
○富樫練三君 大臣。
○富樫練三君 改めて聞きます。  地元の人たちは、地元の理解が大前提だと、こう言っているんですよね。理解しないまま一方的に強行するのはまずいと、こう言っているんですよ。これは当たり前のことなんですよ。被害を受ける人たちが、被害を受けるような今飛行ルートが提案されていると。これに...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
03月30日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  最初に、六本木ヒルズ森タワーの回転ドアの事故に関連して伺います。  三月二十六日、森タワーの回転扉による事故で六歳の子供さんの命が奪われるという大変痛ましい、しかも重大な事故が発生いたしました。亡くなりましたお子さんの冥福を...全文を見る
○富樫練三君 ちょっと、大臣の認識を聞いているんだよ。あなたの意見を聞いているんじゃないんだよ。大臣の認識を聞いているんだよ。  委員長、大臣の認識を聞いているんです。委員長、よろしくお願いします。
○富樫練三君 私は、今度の問題というのは、やっぱり都市再生の問題についての非常に根本問題が問われているというふうに思います。実は、衆議院の方で、これは三月十九日の国土交通委員会で、都市再生の問題の質疑の中で、都市再生本部の次長がこういう答弁をしているんですね。  昨年の四月にオ...全文を見る
○富樫練三君 この問題については大変大事な問題ですので、引き続いて私どもも取り組んでいきたいというふうに思っています。  そこで、今回議題になっております法改正問題について伺いたいと思います。  政府は、三位一体改革と称して、補助負担金、地方交付税、税財源などの改革をしようと...全文を見る
○富樫練三君 廃止されたものの中で一番大きいのがまちづくり総合支援事業費補助金で、これが約七百三十億円。今回新たに創設されますまちづくり交付金が一千三百三十億円。これについては使い勝手が違うわけですけれども、従来のまちづくり総合支援事業費補助金、これにほぼ代わるものというか、金額...全文を見る
○富樫練三君 今年までやっております事業、そのまちづくり総合支援事業費の補助金、これでやっております事業はそのまま引き続いて今度はまちづくり交付金、これの交付対象にもなるという、ダブった部分はあると、こういう理解でよろしいですよね。  その上でですけれども、ここに国土交通省が説...全文を見る
○富樫練三君 代表的というか、一つの例として出したものだと思います。  私も、やっぱり今地方都市がこういうシャッター通りで、これが大変大きな重荷になっているし、ここを突破しないと、なかなか地方の財政自身も大変ですし活力が生まれてこない。共通の問題だというふうに思います。  こ...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、この特別用途地区の指定によって大型店を規制するという目的で使ったものは愛知県の豊田市一市ということですね。問題が起こっているのは全国で無数に起こっているわけで、一か所だけではこれは効果がないだろうというふうに思います。  こういう問題を地方任せにしない...全文を見る
○富樫練三君 使い勝手がいいというふうに言っていますけれども、自主性、それが裁量性を拡大したということのようですけれども、ただ、地方が策定した都市再生整備計画に対して、それに交付金を支給するかどうかというのは結局、国が決めるんじゃないですか。
○富樫練三君 そうすると、国の方が交付金を出すかどうかを決めるのは、その目標の妥当性ですか。それから、実現の可能性ですか。そういうことが一つの目安だということのようですけれども、例えばその計画の実現可能性の問題で言われているのに、具体的な中身として、地元の意欲がどうかというのも入...全文を見る
○富樫練三君 ちょっと今のお話だとおかしいんですね。その中身はともかくとして、今作っているところなんですか、詳しい基準を。まだできていない、今発表できるようなものはないんですか。作っている最中ですか。
○富樫練三君 だって、この法律は、もしこれが可決されればいつから実行するんですか。
○富樫練三君 これは、私は重大問題だと思うんですよ、審議の在り方の問題として。これは日切れ法案だから早くやろうじゃないかということで、これは参考人もちゃんと呼んで十分な審議をやろうという提案をしてきましたよ、私は。だけれども、一日からこれは実行するんだから急ぐんだというふうに言っ...全文を見る
○富樫練三君 大臣、これは、私は国会軽視だと思うんですよ。通常ならば、委員会、まあ国会に対してちゃんと説明ができて、こういう中身の法律でありますと、これが可決されればこういうふうに運用されますと、そういうことが当然あってしかるべきじゃないですか。話の筋が余りにも通らない。こういう...全文を見る
○富樫練三君 法案の出し方や国会に対する態度について今の答弁なかったですからね。大臣、国会に法案を出すときの政府の在り方の問題としてはどうなんですか。
○富樫練三君 中身に入りますけれども、今のそういう中身の答弁で、これから基準については鋭意努力してなるべく早く作ると、こういうことなんだけれども、この交付金というのは、いろんな基準を設けても最終的には国が出すか出さないかは決めると、こういう制度なんですね。出された交付金についてど...全文を見る
○富樫練三君 本格的に地方分権、地方の自治権を確立するという点からいえば、私はやっぱり財源をしっかりと地方に出す、移譲するということが基本だというふうに思います。その上で、今度の法案では七月から独立行政法人都市再生機構ということになります。この機構が市町村の委託に基づいて専門的な...全文を見る
○富樫練三君 八百六十六ヘクタール。  そこで、今まで事業を既に中止しちゃったと、開発する予定だったけれども、中止した面積はどのぐらいありますか。
○富樫練三君 東京の都下、町田市内で公団が買い取った土地があります。二つの地域で開発が予定されていたけれども、それは中止に既になったと。その中には、小田急線が延伸されるということを前提に買っていたんだけれども、バブルがはじけてその可能性がなくなったということで、その小田急が買い求...全文を見る
○富樫練三君 〇・五ヘクタールといえば五千平方メートルですよね。  ところで、二〇〇二年度末の時点で持っている土地、造成済みの土地、販売する土地ですね、それから買い取ったんだけれどもまだ造成されていない土地、これらが簿価、いわゆる買ったときの値段とそのときの値段が、ずっとこう地...全文を見る
○富樫練三君 それは後で計算をしていただきたいと思いますけれども、やっていないという話は今聞きましたが、やればできるんです、これは。  そこで、時間がないので先に進みます。  発表によりますと、開発部門の売上高に当たる計上収益というのが約五千億円ぐらい含み損よりも経常収益の方...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、今幾つかの指標をずっと伺ってきました。その中で、八百六十六ヘクタールの塩漬けの土地、四百三十三ヘクタールの事業中止の地域、そして膨大な利払いと一緒に六千五百億円を超える含み損、そして売上げよりも、先ほどの計算でいきますと約一千四百億円ぐらい多い含み損、十...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
04月13日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  最初に、海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案について伺います。  今回の改正は、大気汚染防止の立場から、MARPOL条約に基づいて国内法を整備するという内容であって、私どもはこの法律案には賛成の立場で...全文を見る
○富樫練三君 今のこの世界的な規制、硫黄分四・五%にしようと、こういうことだそうでありますけれども、モニタリングの結果でも、現在でも四・五%はほぼクリアできると、この基準というのは特別何もしなくても大丈夫だと、極めて緩やかな基準だと言われています。三井商船グループでは、低硫黄の燃...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、現時点でももう既にクリア、大部分はクリアできるんだけれども、規制を、その制度を作ることに意味ありということでその規制値四・五にしたということのようなんですけれども、私は何でも厳しくすればいいというふうに単純に言っているわけではなくて、例えば日本のマリンエ...全文を見る
○富樫練三君 是非そういう方向で進めていただきたいというふうに思います。  そこで、燃料の中の硫黄分の濃度について今回法改正が求めています四・五%、それから先ほど言いました三井商船グループでは二・六%と言っています。あるいは先ほどのスウェーデンでは〇・五%と、こう言っています。...全文を見る
○富樫練三君 まあ、A、B、Cで分類するとそういうことになると。  その上で、現在日本の港では、港湾管理者が、地方自治体ですね、が大気汚染防止のために条例や指針などを作って、その港湾地域での使用燃料の向上を図ろうと、こういうことで船会社に要請をして、この港に入るときにはA重油に...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、今度の法改正で、全国的には四・五%、すなわちC重油ですね、今の基準からいえば、JIS規格からいうと、C重油で航海をしてきた船が神戸や川崎の港に入るときにはA重油に切り替えて公害を少なくして入ってくださいと、こういうことですね。  そうしますと、例えばそ...全文を見る
○富樫練三君 この法律を作るに当たって、賛成の法律ではありますけれども、しかし、この点についてはとても大事なところだというふうに私は思います。これは国の姿勢が問われる問題でもあるわけですね。自治体の側は大気汚染を防止しようという努力しているときに、国がその基準よりも緩やかな基準を...全文を見る
○富樫練三君 是非それが有効に働くようにお願いをしたいと思います。  次に、もう一つの規制対象でありますNOx、窒素酸化物について伺います。  これも二百海里以内四百五十万平方キロの中で船舶から出される窒素酸化物が毎年七十二万トン、三〇%にも達しているというわけでありますから...全文を見る
○富樫練三君 この点についても先ほどのSOxと同じように基準、規制値は極めて緩やかということだと思います。既に欧米諸国では、今後、今後の問題ですね、将来の問題として、九七年の議定書の規制基準以上のもっと厳しい規制をやるべきであると、こういう意見も出されているというふうに聞いていま...全文を見る
○富樫練三君 スウェーデンとかあるいはアメリカでは窒素酸化物の規制を大幅に進めよう、強化しようということで、例えば一キロワットアワー当たり二グラムまで下げるということも今後の、将来の問題としては議論の対象になっているというふうに報道されています。  そこで、NOxの排出量を削減...全文を見る
○富樫練三君 この点について大臣に伺いたいんですけれども、エンジンの改良やあるいは外付けの脱硝装置、こういうことも有効だと思います。併せて、やはり燃料そのものを上質のものにしていく、CからAに切り替えていくという方向も、これはこういうことを視野に入れた全体的な地球環境を守っていく...全文を見る
○富樫練三君 是非その点を強化していただきたいというふうに思います。  最後に、油濁損害賠償保障法について伺います。  この点について二つ併せて伺いたいと思います。  一つは、船主責任保険、PI保険に加入している船舶が事故を起こして多大な損害を与えた場合に、その損害総額が保...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
04月20日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  最初に手数料の問題について伺います。今までも手数料の問題、何人かの方から出されております。  最初、状況について伺いますけれども、今度のワンストップサービスということになった場合に、一つは、登録手続をディーラーなどに頼まなく...全文を見る
○富樫練三君 自分で自分の自宅のパソコンで登録手続をやるという場合には、ディーラーなどにお願いして代行をお願いした手数料というのはなくなりますよね、お願いしないわけですから。そうすると、例えば先ほども出ておりましたけれども、行政機関に支払う手数料、例えば検査手数料は千百円であると...全文を見る
○富樫練三君 自ら足を運ばなくちゃいけない部分もそれはあるだろうとは思いますけれども、手数料としてはそういうふうになると。  それから、ディーラーにお願いして代行をお願いするという場合も、今までは各役所をぐるぐる回ってやってきた分の時間や労力、そういうものが減るわけですから、そ...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、自宅でやった場合とディーラーなどに代行を頼んだ場合と違うというのは、出掛けていくのは自分でやった場合も何か所かは出掛けていかなくちゃいけないと。先ほどの自分でやった場合に、仮に埼玉の場合は四千四百円だという、プラス、その幾つかの証明の資料をそれを情報処理...全文を見る
○富樫練三君 法案の九十六条八の二、先ほどもちょっと質問ありました。情報処理業務に関する料金、これはメーカーや損保会社が登録情報処理機関に払うという説明がございました。  ということは、この法律でいきますと、登録情報処理機関の料金をユーザーが支払うという法律上の義務はありません...全文を見る
○富樫練三君 もう一点。ディーラーなどに代行を頼んだ場合なんですけれども、この法律でいった場合に、その情報、登録情報処理機関の料金をディーラーなどの代行者が、その自分が払う、機関に払う料金を、先ほどは転嫁はあり得ないというふうな答弁がありました。法律上、ディーラーなど代行者がユー...全文を見る
○富樫練三君 したがって、登録手数料は非常に安くなるだろうというふうに思いますけれども、次の問題の個人情報保護対策について伺いたいと思います。  今日は資料をお配りさせていただきました。資料の一をごらんいただきたいと思います。  登録手続オンライン化のために新設されるこの登録...全文を見る
○富樫練三君 ただ、先ほどもありましたように、全国でいえば七千七百万台ということですね。  これらの情報というのは、例えばこの資料一で見ますと、これから推定すれば車検の期限も分かりますね、これ。それから、自賠責の期限も分かりますよね。いつ自賠責の保険が切れるかというのも分かりま...全文を見る
○富樫練三君 かなりの件数が一年間に登録されるわけで、当面はこのぐらいの、一件につきこのぐらいの情報が蓄積されるわけですから、それは何年も蓄積されているわけではないかもしれませんけれども、取りあえず一年間には四千八十万件は蓄積されていくと、こういうことになりますよね。  この機...全文を見る
○富樫練三君 資料の二を見ていただきたいと思うんですけれども、これは内閣府の作成資料です。三角形の資料でありますけれども、個人情報保護法制の体系イメージということで、基本法制がありまして、右側の方が国、地方の関係ですね。左側の方が民間部門ということで、この民間部門に入ると思います...全文を見る
○富樫練三君 そうなった場合には、今度の法案でいいますと九十六条の六で、登録情報処理機関は、公正に、かつ、国土交通省令で定める基準に適合する方法でやるんだというふうに書いてありますが、ここでいいます、この図でいいます個人情報取扱事業者の義務等、それぞれ分野ごとの措置と、これはそれ...全文を見る
○富樫練三君 先ほどの答弁の中で、この個人情報処理機関のセキュリティーの問題などについて、ファイアウオールなどという答弁が一部ございました。それから、管理責任者を決めて、教育訓練や研修なども行うという説明もございました。  その上で伺いますけれども、この登録情報処理機関、ここの...全文を見る
○富樫練三君 守秘義務はないということですね。それで、先ほどもありましたけれども、この登録情報処理機関で、もしも漏えい、情報漏えいが発生した場合に、罰則がどういう形で適用されて、その罰則の内容はどういうふうになっているか、その中身をちょっと説明してください。
○富樫練三君 万々が一ですけれども、漏えいが発覚した場合はまずどういう手が打たれますか。
○富樫練三君 業務停止命令ですね。罰則には行かないんですか。
○富樫練三君 ということは、漏えいした後で業務停止命令が出されると。罰則は、その業務停止命令に従わない場合に罰則になると、一年以内、五十万円以下と、こういうことですよね。ということは、一回漏えいしても罰則はないということですね。
○富樫練三君 要するに、一回は漏えいしても罰則は適用されないと。そうなりますと、私は最初に配りました一枚目の資料の一というやつですね、これにはこれだけの情報があるわけですよね。これが一年間に四千八十万件ここには登録されて蓄積されると。仮にそれが漏えいした場合でも一回は大丈夫だと、...全文を見る
○富樫練三君 重要だと認識しているんであれば、この点については改めて、直ちに強化対策を図るべきだろうというふうに思います。  最後に、もう一点伺いたいと思います。  先ほど一年間に四千八十万件というふうにありましたけれども、この法律がスタートするのは平成十七年の十二月末までの...全文を見る
○富樫練三君 新規登録の四割ということは、五百万件の約四割ですから、四、五、二十の二百万件ぐらいということになりますかね、大体大ざっぱに言って。そうすると、四千万件のうち二百万件ぐらいしかこれは活用できないと、この法律というのは。そうすると、圧倒的部分はこの法律ができてもワンスト...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
04月27日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。私は、船員法と船員職安法、この関係について幾つかお尋ねをしたいと思います。  最初、船員保険についてですけれども、船員保険というのは疾病部門や失業部門、年金部門、福祉部門、こういうものを含む総合的な保険制度であります。これは、健康...全文を見る
○富樫練三君 結論だけ先に言ってくれないか。
○富樫練三君 聞いたことだけ答えればいいよ。
○富樫練三君 聞いたことに最初にちゃんと答えてくれればいいんですよ、余計なこと言わなくたっていいんですから。  私は、この数字を見ますと、例えば平成十年度、一九九八年は一四・六%の未加入率ですね。未加入者がだから大体一五%ぐらいいると。それが平成十四年度になると一六・八ですから...全文を見る
○富樫練三君 要するに、その公認の申請のときに船員保険の手帳、船員手帳を見せるでしょう。そこには船員保険に入っているか入っていないかということが書いてあるわけでしょう。それを見るんでしょう。見た結果、この人は入っていないなとなったら社会保険庁の方に連絡すればいいじゃないですか。こ...全文を見る
○富樫練三君 努力をしてまいりましたと言うけれども、その割には未加入者が増えているんだよね。だから、やっていることと実態が逆なんですよ。  今日は社会保険庁を担当している厚生労働省からもおいでいただいていると思いますけれども、お聞きのとおりの状況なんですよ。  ですから、今回...全文を見る
○富樫練三君 厚生労働省には是非しっかり頑張っていただきたいと思うんですが、ここで一言国土交通大臣に伺っておきたいんですけれども、今まで国土交通省の方は船員手帳をちゃんと見るわけですから知っているんですよね。ところが、縦割りというか何というか、船員保険の関係は厚生労働省の担当だと...全文を見る
○富樫練三君 あなたの答弁はさっき聞いたんだよ。大臣に聞いているんだよ。
○富樫練三君 それはさっき聞きましたよ、改善するというのは。大臣の認識を聞いたんです。
○富樫練三君 次に、派遣労働の問題について伺いたいと思います。  政務官、どうもありがとうございました。  船員の派遣事業についてなんですけれども、これは紹介事業についてはILOでも、日本は批准していない条約でこれはやられている、認められているんですけれども、船員の派遣につい...全文を見る
○富樫練三君 聞いたことについて答弁してください。派遣事業について聞いているんです。船舶所有者について聞いているんじゃないんです。
○富樫練三君 ILOの条約で船員に対する派遣事業は認められているのかいないのか、これを聞いているんです。そういう規定はありますか。
○富樫練三君 最初からそう言えばいいんですよ。ILOには派遣事業についての規定はないんですよ。やってもいいとかやっちゃ駄目だとかという、そういう明確な規定はないんですよね。雇入契約についての規定は二十二号条約に、これにあるわけなんですね。  それで、今そういうふうに答弁がありま...全文を見る
○富樫練三君 要するに、船舶所有者と言っているんだけれども、その船舶所有者という概念の中には、船舶を持っている人、それから船舶を借りている人、それから持ってもいない、借りてもいない人も船舶所有者という概念の中に入る、こういうことでしょう。
○富樫練三君 だから、拡大解釈でしょう。船舶所有者と言いながら、常識ならば船持っている人ですよ。ところが、船も借りていないし持っていない人もみんな船舶所有者だということになったら、要するにだれだってこの派遣事業できる、無制限にできる、こういうことじゃないですか。こういうことをやっ...全文を見る
○富樫練三君 要するに、差はないわけだからだれでもできるということなんですよね。  それで、今問題になっているのは、違法マンニングと言われている、いわゆる違法な派遣事業ですよ。今度新しく法律が改正されることによってそういう違法行為がなくなるかというと、全然そうじゃないんですよね...全文を見る
○富樫練三君 実行上不都合が生じないようにと言うけれども、船は出帆しちゃっているんです、出航しちゃっているんですよ。港から出ていっちゃうんですね。それで、後から書類をチェックしたら、いや不十分だったということが分かったと。航海中も含めてということは、港から今度は追っ掛けていくわけ...全文を見る
○富樫練三君 時間が来ましたので最後の一問にしますけれども、そういうことは起こり得ないということはあり得ないんですよ、船をストップさせるんじゃないんですから。ストップさせる権限はないんですからね、だから届出制なんですよ。公認制と違うというのは、そこが違うんですね。  よくよく聞...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題になっております海上運送事業の活性化のための船員法等の一部を改正する法律案に反対する討論を行います。  反対理由の第一は、荷主の優越的地位を濫用する規制、これを規制するのではなくて、事業実態に対応するという名目で荷主本位の内...全文を見る
05月13日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  今日は建築基準法の一部改定の関連で伺いたいと思います。  最初、建築基準法に大変深く関連しております自動回転ドアの問題について最初に伺いたいと思います。  もう御承知のように、三月二十六日に六本木ヒルズの回転ドア、これで六...全文を見る
○富樫練三君 専門家が集まって検討会を開いて、それで今後の対策を検討するというのはとても大事なことだというふうに私も思います。  この点で、大臣に最初にまず伺いたいわけですけれども、この検討会の名簿を私も見させていただきました。利用者団体、利用者の代表と思われる方が全国の老人ク...全文を見る
○富樫練三君 検討会の途中までの議事録の要旨を私も読ませていただきました。それから、その中に今、大臣がおっしゃっていましたような、自動回転ドアというのは高齢者や子供にとって、あるいは足腰の弱い方々にとっては回っている縄跳びをくぐり抜けるようで苦痛であるとか、あるいは、障害者の立場...全文を見る
○富樫練三君 ハートビル法で言う円滑化基準に適合しているんだけれども、死亡事故が発生したという問題なんですよね。しかも、適合しているこの六本木ヒルズのビルで、昨年オープンしたのが四月、それ以来毎月のように事故が発生しているというわけですから、この円滑化基準というのはどれだけの実効...全文を見る
○富樫練三君 もし回転ドアを付ける場合は引き戸式のドアもちゃんと付けなさいということなんだけれども、回転ドアを設けないことが望ましいということになっているわけなんですね。その中では、高齢者、障害者等が使いやすいような引き戸式のものも付けなさいと、こういうことなんですけれども、これ...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、ハートビル法に言う円滑化基準には合格していると、適合していると。しかしながら、事故が起こるような状況があって、その一方で回転ドアは付けない方がもう望ましいと、付ける場合はこういうふうにしなさいと、安全対策を作りなさいというふうに言っているものについては、...全文を見る
○富樫練三君 是非、法令を視野に入れてということでありますから、法整備を含めて早急に御検討をいただきたいと思います。  次に、今回の建築基準法の改正による特例容積率適用地区、この問題について伺います。  先ほども午前中の質疑でもありましたが、建築基準法というのはしょっちゅう改...全文を見る
○富樫練三君 この特例容積率適用地区ということに指定されますと、一定の地域の中で、あるビルなり建物があって、その建物の仮に容積率がそこの地域は四〇〇%であったとしますね。もう一つ指定されたところも同じ仮に四〇〇%だとすると、これはこっちのビルは二〇〇%の建物が建っていれば、あと残...全文を見る
○富樫練三君 そうしますと、前に建築基準法が、私どもから言えば規制緩和だ、改悪だというふうに言ってきたんですけれども、例えば二年前の建築基準法の改正のときに日影規制が緩和されました。それまでは地盤面の高さ四メートルを基準にして日影図を作るというのが、今度は六・五メートルを基準にし...全文を見る
○富樫練三君 商業地域や何かで日影のことが余り問題にならない地域を除けば、ほぼ符合するということだろうと思うんですけれども。  そこで、前回の建築基準法改正のときに斜線制限との関係で天空率という新たな概念が導入されましたよね。あのとき私、質問をしましたけれども、天空率を導入すれ...全文を見る
○富樫練三君 大臣、全然違うんです、それは。ヨーロッパの方で日差しが非常に弱いところで、なるべく日光浴をしようと、外でね、いうところはありますよ。だけど、日が差さない方がいいなんというところはないんですよ。  それから、今、局長から説明がありましたけれども、私は区役所に相談、問...全文を見る
○富樫練三君 時間が参りましたので最後になりますけれども、要するに防災空地なんだけれども、そういう規定はないわけですから、例えば古タイヤ置場や何かになることもこれは当然あり得るということですよね。そこの自治体が公共空地として緑地、市民緑地とかに指定すれば別だけれども、そうじゃない...全文を見る
05月18日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  公団の民営化問題について伺いたいと思います。  最初に、冒頭ですけれども、大臣に一言伺っておきたいと思います。  先日の提案理由の説明の中で、真に必要な道路を、会社の自主性を尊重しつつ、できるだけ少ない国民負担の下で建設す...全文を見る
○富樫練三君 局長に伺います。  今、三つ、何が必要な要素かという大臣からの答弁がございました。そこで、無駄な道路は造らないという場合の歯止めはありますか。
○富樫練三君 BバイCで計算をして費用対便益で考えると。すなわち、今まで何度か答弁もされておりますけれども、評価を厳密にやるというか、厳格な評価をすると、こういう意味なんだろうというふうに思います。  そこで、その厳格な評価についてちょっと伺っておきたいんですけれども、四月二十...全文を見る
○富樫練三君 そうしますと、今問題になっているのは、いわゆる九三四二キロが問題になっているわけですけれども、その中の未供用部分約二千キロ、正確に言うと千九百九十九キロぐらいになりますかね。その中の百四十三キロは抜本見直し区間だから、ここについてはこのとおり進めることはないんだよと...全文を見る
○富樫練三君 結論から言うと、バイパスを利用したり、あるいはそのルート変更したり、したがって距離が変わるかもしれないし、道路の構造も多少変わるかもしれない。そういう見直しはするんだけれども、百八キロについては新直轄でやるということは、これは間違いないということだろうと思うんですね...全文を見る
○富樫練三君 そういうことで、一般国道を利用するんだということであれば、その百八キロについては私は新直轄の中から外すべきだろうというふうに思うんですね。もう新直轄で、税金で百八キロ造るんだという計画の中に含めておいて、それで一方で、一般道路で造るんだから見直すんだと、こういうやり...全文を見る
○富樫練三君 国民負担をできるだけ少なくするといって、新直轄の事業枠は、先ほどの答弁でも三兆円と、こう言っていましたよね。それで、既に計画しているのが約七百キロで、七百キロに対応する部分が二兆四千億ですか、ということですよね。  これは、元々公団でやっているときはこういうのはな...全文を見る
○富樫練三君 今、BバイCということを盛んに言っていますよ。だけれども、この道路計画を作ったときはネットワークを作ろうというふうな、それが大前提であったわけでしょう。ですから、BバイCで計算すれば、個々の路線で計算すれば、これは一以下というのはもうたくさんあると、現在だって一以下...全文を見る
○富樫練三君 今の説明だと、新会社が造る、新しく造る部分、いわゆる未供用部分二千キロのうち約千二百キロぐらいですか、新会社が造る千二百六十キロぐらいですかね、それについて、新規の建設にはこの拒否権は適用されないで、現在建設中、途中になっているものについてはこれは拒否権があるんだと...全文を見る
○富樫練三君 そうすると、未供用部分の約二千キロのうち民営会社が新しく造ろうとしている千三百キロというのは、これはいわゆる調査中、建設中の中に含まれるということですね。したがって、これらについては拒否権があるということですね。  そこで伺うわけですけれども、この約千三百キロの民...全文を見る
○富樫練三君 聞いたことに局長は全然答えてないんだよ。  その約千三百キロの民営会社が造るべき、造る予定になっているところというのは、先ほどからの大臣の説明でも、BバイCも厳密に計算をして、採算はどうなんだと、そういうことを全部やって、大丈夫だ、採算は取れますから民営会社でやり...全文を見る
○富樫練三君 今のは全然答えになっていないんだけれども、まあ先へ進みます。  要するに、民営会社はうちの会社では造れませんというふうに言うことは前提としてあるということを今、局長は言っているわけですよね。要するに、新直轄の枠というのは三兆円あるんだ、そのうち二兆四千は一応計画し...全文を見る
○富樫練三君 いわゆる新直轄でやるということのようですから、そうなれば税金の負担というのはますます増えるということになるわけで、なるべく少ない国民負担でというのは、これはどうも言っていることとやることは違ってくるというふうに指摘をせざるを得ません。  これらの関係でまだ若干あり...全文を見る
○富樫練三君 適用除外になればこういう資料はもう出てこないと、こういうふうになるわけですから、ますます不透明になると。  次に、局長が衆議院の方で答弁されているんですけれども、その中で、例の入札契約適正化法、この件についてこう言っているんですね。「基本的にはこの入札契約適正化法...全文を見る
○富樫練三君 そうなれば、ますます情報公開法も適用されなくなる。そして、官製談合防止法も、二分の一以下になれば、これはその瞬間に適用されなくなる。あわせて、入札契約適正化法も二分の一以下になった瞬間に適用されなくなる。そうすると、民営化になればどんどんどんどん国民の目からはどんど...全文を見る
○富樫練三君 是非そういうことで、今日が実質審議のスタートでありますので、これらについても全面的にきちんと解明するということをやっていきたいということを申し上げて、私の質問を終わります。
05月25日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  三人の参考人の方には、大変お忙しいところ、今日はありがとうございます。  道路公団の改革、そしてこの中心は民営化の是非、これが問われているというふうに思います。道路は必要なんだけれども、それが、今、政府が考えているようなすべ...全文を見る
○富樫練三君 ありがとうございました。  このいわゆる政官業の癒着の問題の中に、大変深くその原因の一つになっていることにその天下りの問題があります。今まで公団からファミリー企業に対する天下りというのがかなり厳しく指摘をされて改善をされたと言われておりますけれども、しかしながら、...全文を見る
○富樫練三君 ありがとうございました。終わります。
○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  三人の参考人の方々、本当に今日は忙しいところ、ありがとうございます。  道路公団の改革ということで、民営化の是非が問われているのが今度の法案の審議でありますけれども、必要な道路は造るとしても、それが全部、今、国土交通省が言っ...全文を見る
○富樫練三君 今のこの資料で新規建設がどれほど可能か、あるいは不可能かということだと思うんですけれども、その上に立って伺いたいと思います。  国土交通省の試算によりますと、今度の承継債務については、新たに会社から受け入れる、これは機構が受け入れる借金ですけれども、十五兆円という...全文を見る
○富樫練三君 ありがとうございました。終わります。
05月27日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  全体の時間は四十分でありますけれども、前半の二十分、私の方から質問をさせていただきたいと思います。  道路公団の改革問題について、私どもは三つの点を今まで提案をし、主張してまいりました。一つは、無駄な高速道路は造らないこと、...全文を見る
○富樫練三君 資料をごらんいただきたいわけでありますけれども、今日は資料を配らせていただきました。  この資料は二枚物でありますけれども、真ん中の欄に契約方法というところが書いてあります。例えば、二枚目のところをごらんいただきますと、これはずっと随意契約というのが書いてあります...全文を見る
○富樫練三君 随意契約というのは、最初は入札して落札して、それが業績が良ければ翌年ももう一回、今度は入札なしで契約をしましょうと、こういうことなんだと思います。  総裁と大臣にこの点について伺いたいんですけれども、この表で計算をしてみましたら、車一台当たり一か月大体六十四万円ぐ...全文を見る
○富樫練三君 附帯決議をしなければならないような法案であるということだろうと思うんですね。  そこで、次の天下りの問題について伺いますけれども、この日本道路興運という会社に対して、過去三年間国土交通省からの天下りの人数、人数だけで結構です。それから、道路公団からの天下り、これの...全文を見る
○富樫練三君 国土交通省から一つの会社にですよ、一つの会社に十八人天下りしている。公団からは四人行っていて、その四人のうち一人は会社の役員になっていると、こういうことですよね。  私は、一つの会社だけでこれほどたくさん天下りが行っているというのはこれも異常だというふうに思うんで...全文を見る
○富樫練三君 特にあっせんはしていないというわけですけれども、天下りというのは大体そういう形で行われるわけなんですよ。  次に、政治献金について伺います。  この日本道路興運からの政治献金ですけれども、細田官房長官の運転手さんの肩代わり分が三千百四十三万円であったわけですけれ...全文を見る
○富樫練三君 実は、この日本道路興運という会社は、今、理事さんから報告がありましたけれども、今年の一月、二億八千万円の所得隠し、これが国税庁から摘発をされて、それで、結果として、通常の法人税の三〇%に加えて使途秘匿金、使い道を隠しちゃったという、そういうことで更に四〇%課税されて...全文を見る
○富樫練三君 私は今日、三点聞きました。最初に、随意契約の問題聞きました。二つ目に、天下りの問題を伺いました。三つ目に、献金の問題を伺いました。  そして、この日本道路興運という会社というのは、国土交通省と道路公団との関係では非常に密接であり、政治家に対する献金を行いながらこう...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
○富樫練三君 日本共産党の富樫練三と申します。  今日は大変お忙しい中、三人の公述人の方々、本当にありがとうございます。  私は、三人の方々にそれぞれ三点ほど伺いたいというふうに思います。  私ども、今度の道路公団の改革といった場合に、やっぱり道路は必要なんだけれども、無駄...全文を見る
○富樫練三君 二つ目の問題ですけれども、これは高速道路が造られることによる地元のというか市町村への影響の問題についてなんですが、質問は二つあります。  一つは、今度の民営会社、公団が民営会社になるわけですけれども、料金収入で経営するというふうにはなりません。したがって、サービス...全文を見る
○富樫練三君 時間ですので終わります。
06月01日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  大きく三点ほど伺いたいと思います。  最初は、民営化することによってその民営会社が道路を建設するときには自ら資金を調達する、今までのように財投というお金ではなくて金融機関から借り入れる。したがって、市場規律が導入されるので無...全文を見る
○富樫練三君 新しい会社は非常に資金調達が厳しいと、厳しいだけに無駄な道路は造らないことになっていくだろうと。私は、そうならないと思っているんですけれども、まあ今、局長がなるんだ、なるんだと言うから、じゃここで百歩譲って規制になるというふうに仮定しましょう。それで、民営会社が造ろ...全文を見る
○富樫練三君 結果としては、新直轄、要するに税金で造ると。造らないということは今、大臣おっしゃいませんでしたので、結果としては造るんだということのようであります。  二つ目の問題でありますけれども、高速道路ネットワークを構築することが地域経済を活性化させると、こういうふうに言わ...全文を見る
○富樫練三君 民営化イコール中心市街地が疲弊をすると単純に私も結び付けているわけではなくて、現在既に起こっていますから、それにむしろ拍車が掛かるというところが問題だというふうに私は思っています。  先日、仙台での地方公聴会で、相馬の市長さんも、市議会でもこの問題というのは非常に...全文を見る
○富樫練三君 公平な競争の原則の下にと言いますけれども、実はむしろこういうネットワークができることによって公平ではなくなるという、そういう弊害を私は言っているわけなんです。  大きな三つ目の問題で、高速道路建設に伴うマイナス効果というか、そういう点について伺いたいと思います。 ...全文を見る
○富樫練三君 私は、公共的な道路を造る必要性が仮にあったとしても、そのことが住んでいる人間の健康に被害を与えるということであれば、それは別の方法を考えるべきだろうというふうに思います。  それが、もしその環境アセスの時点でそういう公害などが予想されるということであれば、片方で必...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  道路公団の改革について、私どもは三つの提言、提案をしてまいりました。一つは、無駄な高速道路は造らないこと、二つ目に、四十兆円を超える累積債務を国民の負担に転嫁しないこと、三つ目には、政官業の癒着を断ち切って国民の納得いく道路行...全文を見る
○富樫練三君 すなわち、ここにあるこの報告書というのは、そういう、今総裁から報告がありましたけれども、それらの一連の真相を明らかにするために内部調査を行った、その結果であるということだと思います。  問題になっているのは、飯島秘書官からの電話の中身であります、内容であります。そ...全文を見る
○富樫練三君 当事者の片方の藤井前総裁は、明確に人事に対する介入圧力と感じたと、こういうふうに既にマスコミにも言っているんですよね。ですから、それはもう一方の当事者である飯島秘書官について、総理はきちんと調べて報告する必要があるというふうに、これは当然のことだというふうに思います...全文を見る
○富樫練三君 是非、実現をしていただきたいというふうに思います。  ここにありますこの飯島秘書官の関係調査結果というのは、情報公開法によって開示されたものであります。道路関係の四公団が民営化されれば、情報公開法や入札契約適正化法、官製談合防止法、これも適用されなくなります。様々...全文を見る
○富樫練三君 ないというならば、それを国会でちゃんと証明するのが総理の責任だというふうに私は思います。今の態度では疑惑は全く解明されないと。ないんならないということを明確に国民の前に明らかにするべきだというふうに思います。  二つ目の問題に入ります。累積債務の返済の問題について...全文を見る
○富樫練三君 結論だけ言ってくれればいいですよ。
○富樫練三君 今の説明だと、金利四%の場合は大体四十四年で返済できると、こういうことのようでありますね。その四%で四十四年というのは、恐らく交通量が中位、中くらいのときということなんだろうというふうに思います。  伺いますけれども、政府の方はずっと四%で試算をしているようであり...全文を見る
○富樫練三君 局長は大事なところを早口で言うから分かりにくいんだよね。  要するに、金利が四%で交通量が一番少ないことが予測されることを想定した場合には、今の答弁は返済は四十六年掛かるという話なんですよ。それで、そのときに、四十五年目のときにどのぐらい借金が残っているかというと...全文を見る
○富樫練三君 そうなる可能性があるんだ。
○富樫練三君 いや、可能性を議論したら切りがないというのは、今法律の審議をしているんですからね。法律で四十五年ということを固定するんです、これは。これは例えば六十年掛かる、五十年掛かるといったときに、まあ総理はそのときはどういうふうになっているか分かりませんけれども、そのときにや...全文を見る
○富樫練三君 国土交通省は想定しているんだよ。
○富樫練三君 最後になりますけれども、私が言っているのは、この出しました資料もすべて国土交通省が提供した資料でありまして、国土交通省からいただいた資料で私は言っているんですよね。ですから、可能性、可能性とか言いますけれども、それはあらゆる可能性を想定するのは当然ですよ。当たり前の...全文を見る
06月05日第159回国会 参議院 本会議 第28号
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○富樫練三君 厚生労働大臣坂口力君問責決議案について、提案理由の説明をさせていただきます。  第一に、坂口厚生労働大臣は政府案の説明において、給付水準はモデル世帯で現役世代の五〇%を確保する、国民年金保険料の上限は一万六千九百円で固定するとしてきました。しかし、法案の審議の中で...全文を見る
06月10日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第22号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  資料を配付をお願いいたします。    〔資料配付〕
○富樫練三君 今日は私、法律案が三本出ておりますので、それぞれ伺いたいと思います。  最初、都市緑地保全法一部改正に関連しまして、一、二伺いたいと思います。  今資料を配付しておりますけれども、埼玉県の所沢市と三芳町というところがありますが、この周辺三市二町にわたる三富新田周...全文を見る
○富樫練三君 これは、政府は今年の三月に首都圏の都市環境インフラのグランドデザインというものを作りましたけれども、その中で、この地域は首都圏の保存すべき自然環境の一つというふうに選ばれているわけです。  そういう中で、埼玉県としては、みどりの三富地域づくり懇話会というものを立ち...全文を見る
○富樫練三君 まだまだ財務省の方は理解が不十分だというふうに思います。もっと研究をしていただきたいというふうに思います。  それは、ここの場合、江戸時代にこういう形で作られたものなんですね。これは、農地と林というのは一体化しているわけなんですね。林から出てくる落ち葉が堆肥になっ...全文を見る
○富樫練三君 この問題の最後でありますけれども、大臣に考え方をちょっと伺っておきたいと思います。  私が今日申し上げましたのは、こういう地域を保存していく、保全をしていくというためには、一つは、やはり土地を守っていく上で相続税の納税猶予制度、この活用と、もう一つは、自治体が買い...全文を見る
○富樫練三君 二つ目の問題について伺いたいと思います。  それは、景観法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案についてであります。特に直接関係するのは、屋外広告物関係についてであります。従来、都道府県や政令市、中核市など九十五自治体において屋外広告物条例が制定されております...全文を見る
○富樫練三君 中身について国土交通省はほとんど関心を持っていないというか、今聞いていないというお話がありましたけれども、実態はそうではないということを厳しく指摘をさせていただきたいと思います。  法律には、国民の基本的人権を不当に侵害しないよう留意すべき、こういう条文があるわけ...全文を見る
○富樫練三君 問題点ははっきりしておりますのでね、今度、新法でいいますと第二十九条が国民の基本的人権を守ると、こういうことになるわけですが、この点について正に厳密に守っていくということを主張して、次の問題に移りたいと思います。  次は三つ目の問題、景観法についてであります。景観...全文を見る
○富樫練三君 もう一つ、そういう住民参加を積極的に進めながら、景観協議会というのは、先ほどの質問でもちょっと出ましたけれども、住民の意向を反映させるという角度から見ると、この景観協議会に対して積極的に住民を加えていくということの対策が必要だというふうに思います。局長は衆議院の方で...全文を見る
○富樫練三君 是非そういう方向で進めるべきだというふうに思います。  この景観法関連の二つ目の問題ですけれども、地方自治体の方がこの問題ではずっと先行しております。先ほどもそういう御意見がございましたが、実態がそうであります。先行している自治体が条例を作っているわけですけれども...全文を見る
○富樫練三君 現時点では、政令、省令、基準、こういうものが示されておりませんからはっきりしない点もあるわけですけれども、おそれの問題として、例えば金沢市の場合に条例で景観、用水、水ですね、それから斜面緑地、こまちなみなど、多くの範囲で規制を掛けています。ほかの自治体でも個々の条件...全文を見る
○富樫練三君 ということは、金沢市ではこういうシミュレーションをやっているわけですけれども、仮に、例えば建築基準法上はこういう規定はないじゃないか、都市計画法上もこういう規定はないではないかといった場合に、今度の景観法ではこういう規制を加えることができると理解してよろしいですか。
○富樫練三君 景観法を十分活用していただければと言いますけれども、それは、あなたがおっしゃっているのは都市計画法を十分活用していただければということと違いますか。
○富樫練三君 だから、あなたがおっしゃっているのは、デザインとか色とか、そういうことは今度規制できますよ、ただし、これは都市計画法に基づいて景観地区というものを決めた場合に高さについて一定の制限を加えることができると、こういうことでしょう。  ですから、先ほどの金沢市のシミュレ...全文を見る
○富樫練三君 聞いていることに全然あなた答えていないね。  私が言っているのは、高さを景観法で、景観法で高さを規制することはできますか。できるか、できないかを言ってください。
○富樫練三君 それは都市計画法による景観区域じゃないですか、景観地区じゃありませんか。例えば、景観計画の区域、これは景観法でできますね、景観計画の区域。ここでは建築物のデザインや色を制限することはできます。届出制度もあります。制限に適合しない場合の勧告制度もあります。しかし、勧告...全文を見る
○富樫練三君 だから言っているんですよ。ところが、これは景観法ではできないんです。ところが、都市計画法に基づく景観地区を指定した場合、この場合にはこれは可能なんですよね。だから、私が言っているのは、景観法ですべてできることではないんだと。都市計画法をきちんと活用することによってこ...全文を見る
○富樫練三君 問題はもうはっきりしていると思うんですね。  ですから、景観法も私どもはそれなりの評価をしています。あわせて、都市計画法、建築基準法、そういう法律を総合的に活用しながら保全をしていくということが大事なのであって、どうも局長の話を聞くとこの法律は万能なように聞こえま...全文を見る
○富樫練三君 千代田区でシミュレーションをというふうに言っているようですけれども、シミュレーションやってみなくても、もう現実に大きなビルが二本も建っているわけでありますから、毎日それを私どもは見ているわけで。  これと関連して、この間の日経新聞でこういうことが出されています。国...全文を見る
○富樫練三君 最後になりますけれども、例えば金沢市の景観行政は各方面から大変しっかりやっているというふうに評価されています。特に、旧市街地全体に各種の規制を加えて、旧市街地全体としては歴史的な町並み、この景観の保全を図っています。同時に、市の中心部、繁華街を中心とした近代的都市景...全文を見る
○富樫練三君 終わります。
06月11日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第23号
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○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  私ども日本共産党、三つの角度から北朝鮮問題の解決の方向を提案、提起をしてまいりました。第一は、やっぱり朝鮮半島の軍事的な衝突の危機、これは絶対に避けるという点であります。あくまでも平和的、外交的手段によって問題を解決していくと...全文を見る
○富樫練三君 提案者に伺いますけれども、二〇〇二年九月の日朝平壌宣言ではこういうふうに言われています。「両首脳は、日朝間の不幸な過去を清算し、懸案事項を解決し、実りある政治、経済、文化的関係を樹立することが、双方の基本利益に合致するとともに、地域の平和と安定に大きく寄与するものと...全文を見る
○富樫練三君 もう一度ちょっと外務省に伺いたいと思います。  先月、総理が再び訪朝したわけでありますけれども、先ほどもちょっと説明がありました。もうちょっと突っ込んで、今回の再訪朝をしたという場合に、総理自身が行くということについての最大の理由というか原因というか、これは外務省...全文を見る
○富樫練三君 そこで、この再訪問、再訪朝の中で、今後、日朝平壌宣言を遵守していく限り日本は制裁措置の発動はしない、こういうふうに言明をしたわけですね。それにもかかわらず、今回制裁措置を発動するための法的根拠を作ると、こういうことであります。  再訪問で確認をした日朝平壌宣言の誠...全文を見る
○富樫練三君 そういう上に立って提案者の方に伺いたいと思います。  先ほど、本法案を発動する場合はどういうことが想定されるかという質問がございました。核実験の問題であるとかミサイルの問題であるとか拉致問題であるとか不審船などとかという説明がございました。もうちょっと突っ込んで、...全文を見る
○富樫練三君 ということは、拉致問題解決の外交カードとして活用し得ると、こういう認識なんだろうと思いますけれども、私は、冒頭で申し上げましたように、私どもは拉致問題について国民の人権と安全を脅かした国際的な犯罪ということで断じて許せないということは先ほど申し上げましたけれども、こ...全文を見る
○富樫練三君 若干、経済問題について触れたいと思いますけれども、今度の法案の内容というのは北朝鮮などを、特定の国を対象にしてその国に船籍を有する船舶及びその国に立ち寄った船舶を、日本政府の側の独自の判断で日本の港に対する入港を禁止すると、こういうことであります。これが行われれば、...全文を見る
○富樫練三君 最後になりますけれども、今答弁がありまして、実際に例えば外為法の場合でも発動されなくても影響が出る、そこに圧力としての効果があるんだと、こういう答弁があったと思います。そういう影響が出てこなければ効果がないと、こういうことだろうと思います。すなわち、法案を作ること、...全文を見る
06月14日第159回国会 参議院 本会議 第30号
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○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、有事関連法案に反対の討論を行います。  有事関連法案は、憲法を真っ向から否定し、アメリカの戦争に日本が官民挙げて参戦するためのものであります。日本をアメリカと一緒に戦争のできる国にしようとする本法案は、戦争はしない、戦力は持たない、交戦...全文を見る