時崎雄司

ときざきゆうじ



当選回数回

時崎雄司の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月25日第118回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○時崎委員 五十分間時間をいただきましたので、自然環境保全法等の一部改正について冒頭質問をさせていただきます。  今回の一連の改正の期待するところ、目的というのは何なのか、簡単にお聞かせをいただきたい、こう思います。
○時崎委員 概要としては理解をいたしますけれども、具体的にだれがどこでどのような行為をするとどのような処罰をされるのか、今回の法改正とあわせてもう少し具体的にお知らせをいただきたい、こう思います。
○時崎委員 私なら私が、指定したエリアの中へ行って動植物を損傷した場合に処罰を受ける。それも一年以下の懲役とか五十万円ですか、処罰が大変重いわけですが、誤って損傷した場合も含まれるのですか。
○時崎委員 誤って損傷した場合、罰則適用になるかどうかというのは微妙だ、こういうことだろうと思いますが、これまではほとんど、損傷しようというよりもその植物を採取をして持ち帰るとかこういう場合が対象でございましたから、ある程度罰則というのは、やる意思のあった、すなわち故意のあった者...全文を見る
○時崎委員 環境庁が意図する法改正、おおよそ理解できました。そこまで厳しくしないと日本の自然環境保全ができない状況に今日来ている。大変環境庁長官以下の決意のほどがこの改正条文で理解できるわけでございます。  次に、ゴルフ場関係についてお尋ねをいたします。  ことしの三月末現在...全文を見る
○時崎委員 それでは、続きまして同じゴルフ場の問題で、ゴルフ場先進国と言われるイギリスとかフランス、アメリカ、こういうところでは国土の何%ぐらいが今ゴルフ場として既にあり、または今造成中か。計画はなかなか他国は無理でしょうから、既設と造成中だけを含めて割合をお願いしたいと思います...全文を見る
○時崎委員 次に、ゴルフ場を建設する場合には、どちらかというと山岳地帯とか、平地でも森林、それから雑木とか、そういう地域が多くゴルフ場開発をされるわけですが、森林の場合と違って、その保水力とかさらには炭酸ガスの吸収力というのは、ゴルフ場開発に伴って相当変わってくると思うのです。そ...全文を見る
○時崎委員 ありがとうございました。  次に、鳥獣などの生息の状況というのは、これまでの森林であったものとそれから開発をされてゴルフ場になった場合、私もゴルフ場の建設現場を何回か見てまいりましたが、最近のゴルフ場の建設の現場ではブルドーザーでまず木をなぎ倒すというのか切り倒して...全文を見る
○時崎委員 次に、環境庁が直接管理をする、または都道府県にお願いをして管理をしております国立公園それから国定公園のゴルフ場問題についてお尋ねをいたします。  先ほどの全国のゴルフ場の状況と同じような考え方で、既設のゴルフ場がどの程度あるのか、それから今造成中はどうか、申請中はど...全文を見る
○時崎委員 長官に今から言うことをじっと聞いていていただきたいのです。  平成元年度の公害の状況に関する年次報告、いわゆる環境白書と言われておるものですが、これの五十三ページから五十四ページに「ゴルフ場と自然環境等の保全」というところがあるのです。五十四ページの上段にこういうこ...全文を見る
○時崎委員 どうも言われている回答が十分理解できないのですね。特別地区に指定したということは、その当時するだけの理由があってしたわけでしょう。だれが考えてもそう考える。ところが、その後実態が特別地区に指定しておく必要性がなくなったので普通地区にした、こういうことですね。そうすると...全文を見る
○時崎委員 時間もありませんから、この件についてはこの程度にしますが、環境庁が直接管理をする国立公園、そして各部道府県にお願いして管理していただいておる国定公園の中でも、今言われたようにゴルフ場なりその他開発がどんどん進んでしまっている。そして前段お伺いをいたしました自然環境保全...全文を見る
○時崎委員 長官、気持ちはわかりますが、今ゴルフ場という問題を一言言うときに、最近の新聞はどうも農薬問題に歪曲化されているような傾向がございますが、ゴルフ場を開発するということは大変ないろいろな問題を引き起こしているのではないかと思うのですね。私が再三言うように、これまである森林...全文を見る
○時崎委員 それでは、最後に長官にお願いして終わりにしたいと思いますが、長官は、新聞報道によりますと、ぜいたくなようだが私は富士山の自然水を飲んでいますということなんですね。私、このことを揚げ足をとるつもりはないのです。不幸にして現職中にお亡くなりになりました茨城県選出の参議院議...全文を見る
05月29日第118回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○時崎委員 水質汚濁防止法等の一部改正に関して、ゴルフ場の関係を中心に質問させていただきます。  最初に、利根川水系の河川敷内にありますゴルフ場の数並びに面積、さらにまた今計画中のものまで、わかる範囲でお知らせをいただきたい。なお、その場合にゴルフ練習場も含めてお知らせをいただ...全文を見る
○時崎委員 茨城県の取手、そして千葉県の我孫子、この県境を流れる利根川の河川敷に、取手側に市民ゴルフ場十八ホールを市で建設の計画がある。そしてまた、我孫子側にも九ホールの市のゴルフ場の建設がある。私の調べではそういうことになっておるのですが、建設省にその話というか相談が今現在でも...全文を見る
○時崎委員 その都市計画の変更の中にゴルフ場の建設というものが入っておる、こういうふうに私は理解しているのですが、建設省はその計画の中にゴルフ場が全く入っていない、こういうふうに考えておるのですか。
○時崎委員 次に、自治省にお尋ねをいたしますが、取手、我孫子両市の都市計画にかかわるゴルフ場の問題、私の調べでは、市営ゴルフ場とはいいながらも、第三セクターをつくってそこに建設並びに経営を一切任せるということで、既に三月の二十三日、その第三セクター、名前は株式会社取手、我孫子利根...全文を見る
○時崎委員 もう一度自治省にお尋ねしますが、四月十四日、自治大臣が記者会見で自治制度の改正について発表しております。その中で、一つは、地方自治体の長などが第三セクターの役員につくことについての制約をなくする。第二に、地域振興の拠点となるような住民が利用する施設等、地方自治体がつく...全文を見る
○時崎委員 ここにこの会社の登記簿謄本が手元にありますけれども、どうも納得ができないのは、はっきりと取手市、我孫子市の公共施設の管理の受託と、こう書いてあるのですね。まだこれから受けるか受けないか、これはわかりません、今できたばかりの会社ですから。しかし、目的は受けるという前提で...全文を見る
○時崎委員 それでは次に、農薬問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  実は、この取手側のゴルフ場の予定地の上流から三分の一のところに、茨城県の県南水道企業団という上水道事業が行われております。取手を含めて三市一町、約十五万人に給水をしている事業団がございますが、その取水口...全文を見る
○時崎委員 そうしますと、今回厚生省が出された水道水等の取水口の段階での数値を十倍して、ゴルフ場の排水口での農薬の指針値がすべてこの十倍にされて文書が出ている。そうしますと、この二十一項目以外の農薬であれば何ら指針値が示されておりませんから自由に使う、こういう結果になりはしないか...全文を見る
○時崎委員 農薬の使用を抑制するということを前提に、五月二十四日に環境庁が都道府県に暫定指導指針なるものを示したわけです。しかし、結果としてそうなるのかということを尋ねているのです。  調査した結果では、今回出したこの指針よりもオーバーだった検体が四つしかないということですね。...全文を見る
○時崎委員 これは見解の相違になるか、理解の相違になるかわかりませんが、私は、役所が出す指針とか基準というのはそれがもう免罪符の頂点なんだということが今日まであったと思うのです。それはいろいろな法律運用だってそうです。労働基準法なんかもそうではないですか。基準法に書いてある、それ...全文を見る
○時崎委員 この通達をずっと読ませていただいたのですけれども、環境庁がこの通達を出すその気持ちと、この通達を受け取った都道府県、そしてそこが指導する業者、環境庁がこの通達によって農薬を抑えようという意図がどんなにあったとしても、こういうものは結果として農薬を抑えるどころか、ますま...全文を見る
○時崎委員 前回の委員会でも局長は今と同じような発言をしましたね、専門の方々の意見を聞いたりということで。厚生省基準からゼロ一つ取っただけで何が専門家の意見ですか。ここにある数値と、五月十七日ですか、厚生省の出した通達と、どこがどうなのですか。この数値からマルを一つずつ抜いただけ...全文を見る
○時崎委員 私も専門家じゃないですから、ゴルフ場の農薬の指針値、排出口における今回出された数値と、厚生省が水道水に使う取水口での数値、それが十倍が妥当かどうか、ちょっとわかりません。それはわかりませんが、ここでそのことをとやかくやり合うつもりはないのです。——ちょっと急に今長官が...全文を見る
○時崎委員 後段は長官にのみ質問しようと思っておったのですが、参議院の関係でということですから、ここはやむを得ないということで、今から次官にじかに農薬問題についてお尋ねしたいのです。  先ほども言いましたように、この暫定指針なるものには環境庁として農薬はこうあるべきだ、ゴルフ場...全文を見る
○時崎委員 今の発言は、私の発言そのとおりだ、こう言いましたからぴったり一致するのかと思ったら、後ろの方が若干加わったのでもう一度お尋ねしますが、ゴルフ場に農薬は、今は別として、将来的には使わない方がいい、そのためにどうするか、例えば農薬をまかなくとも十分に芝として生育のできるよ...全文を見る
○時崎委員 余り時間もありませんでこのことだけであれですが、人の体にかかわることで、薬の関係ですね。厚生省はいろいろな薬を許可をいたしますね。これは厳重に取り扱いをして薬を許可したりするのですね。ところが、何年かたってみたら、それは副作用その他があってまずいということで取り消すこ...全文を見る
○時崎委員 これは長官がいれば一番いいのですが、ところが最近、よくいろいろな国会の議論なり総理大臣の施政方針演説などを聞いていると、十年間で百万戸、東京にまた良質の安い家をつくるなどと言っているのですね、どうも今の話からすると逆行するような。環境を守るという観点からするならば、も...全文を見る
○時崎委員 最後に、環境庁長官もいないのですがお伝えをいただきたいと思うのは、私は今回の水質汚濁法の一部改正法律案、これは必要でないとは言いません、しかしこの程度のことではもうどうにもならないところに東京周辺を含めて環境が悪化をしているのではないか、この点の対症療法ではもうだめな...全文を見る
06月14日第118回国会 衆議院 決算委員会 第5号
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○時崎委員 最初に、環境庁長官にお尋ねをいたしたいと思います。  最近、ここ一月ばかりの間に医療廃棄物の不法投棄の問題があちらこちらと新聞をにぎわしておりますが、六月一日に、日本海、青森県、秋田県にかけて、注射器や注射針など医療廃棄物、とりわけ感染性廃棄物といわれるものが千本ぐ...全文を見る
○時崎委員 それでは次に、このような医療廃棄物の直接の担当省庁であります厚生省にお尋ねをいたしたいと思いますが、昨年の十一月に医療廃棄物処理ガイドラインなるものを定めて関係者に通知をいたした、こういうことでございますが、私の手元にもガイドラインの写しがあるわけですけれども、ちょっ...全文を見る
○時崎委員 昨年の十一月にこのガイドラインを示したということですから、まだ一年たっておりませんので各県の対応がそれほど十分でない、既に指導要領なり要綱などを定めているところが五都道府県、こういうことですから、今後ぜひこのガイドラインが十分関係者で守られるような指導を強めていただき...全文を見る
○時崎委員 一つは、現状がどうなっているかという認識についてちょっと突っ込んでお尋ねをするのですが、産業廃棄物等の関連する法律に基づいて、委託業者というのか、業者に委託をしてその処理をしているということですが、茨城県で調べたアンケートでは七%というごくごく少ない量しかないのです。...全文を見る
○時崎委員 一般的な医療廃棄物、厚生省としてもなお一層努力をしていただいて、各都道府県の指導なり、また費用の面でも十分お考えいただいて、今後ともますます増大するであろう医療関係 機関から出る廃棄物の適正な処理に努めていただきたい、このように思います。  時間の関係もありますの...全文を見る
○時崎委員 昨年の十一月十六日以降の立入検査で判明をした。そして結果として通常の放射線量の二百倍という線量が確認をされ、五月下旬からその汚染土の処理というのかを開始してきている。立ち入る場所ではないので人体に直接の影響はないだろう。概要はそういうことですが、このような通常の状態よ...全文を見る
○時崎委員 新聞報道によると、それから科技庁のこれらに関する調査、立入検査等の結果の概要によりますと、構内の五カ所からそういうものが検出をされた、こういうことになっております。そして最高で二百倍。しかし時期は相当古いのではないか。そういうことを考えますと、例えば今二つの種類の放射...全文を見る
○時崎委員 それでは次に、汚染をされている土を、今、新聞にもありましたからごらんいただいた方もあると思いますが、五月の二十何日からか掘り起こしが開始されて、これをドラム缶に詰めて、保管場所を新たにつくるのかどうかわかりませんが、そういうところに保管をしておく。人が立ち入らないとこ...全文を見る
○時崎委員 もう一点科学技術庁にお尋ねをいたしますが、法第二十六条、法律は放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律、この第二十六条に、科学技術庁長官は許可を取り消すまたは一年以内の期間を定めてその使用を禁止する、そういう規定がございますが、今回の東大附属病院のこの件につ...全文を見る
○時崎委員 ちょっとしつこいようで申しわけないのですが、今のお話を聞くと、三十数項目のうち一項目を残して指摘について改善をした、したがって法第二十六条で言うような措置はとらない。将来的に全貌が明らかになれば、こういうことですが、しかし、今から相当前にも、二度ほど厳重注意を与えてい...全文を見る
○時崎委員 どうも話を聞いていると、同じ公務員仲間のかばい合いのような印象で余り気分よくないのですけれども、私の心配して質問していることと大分違うような感じであるのですが、過去二回厳重注意を受けたけれども、実際に今回の新聞報道などを見ると、ある内科の若手医者は、例えば地下倉庫にラ...全文を見る
○時崎委員 次に、文部省にお尋ねをいたしますが、汚染物の処理については先ほどの科学技術庁の回答でも若干わかったのですが、先月の二十八日から着手をしたということですから、これはいつまでその処理に時間がかかるのか。それから、処理したものはドラム缶に詰めてある一定の場所に保管をするとい...全文を見る
○時崎委員 予算は今の段階では算定できないというのか、どれだけかかるか不明だということですが、やはり税金で負担するのですよ。東大の上げた診療報酬その他、病院から出る費用、利益というのですか、そういうもので負担するのか、その辺ちょっと……。
○時崎委員 次に、大学の内部でこの件について処分をしたということが小さく新聞報道されております。その処分の概要についてお尋ねをいたします。  まず一つは、だれが、だれを、どういう理由で、処分をいつ発令をしたのか、このことについてお尋ねをしたい。なお、その処分がどういう法律に基づ...全文を見る
○時崎委員 教育訓練その他指導管理等の不備ということで、そうするとこの処分は、今回構内五カ所から出た放射性廃棄物の投棄等に伴う処分ではなくて、それではなくて、現在でもその教育訓練、管理指導に不備がある、そういうことに対する処分、このように受け取ってよろしいのですか。
○時崎委員 どうも処分の内容がよくのみ込めないのですが、東京大学長から東京大学医学部附属病院長に対して訓告の処分があった、こう理解していいわけですね。したがって、東大の附属病院長は処分はされた。ところが、その処分をされた東大の病院長が、何ですか、第一内科長とかその教授と言われる人...全文を見る
○時崎委員 したがって、私が指摘したように、病院長が東大の学長から処分をされた、そのされた本人がまた部下を処分した、こういうことだということですね。余り聞かないケースですね。東大というのはそういうことをやっているのですか。  この問題で、いいですか、訓告と厳重注意といえばどっち...全文を見る
○時崎委員 私が言っているのはそういうことを聞いているのじゃなくて、一番重い処分を受けた病院長が自分の部下をまた処分するなどというのは社会の常識が通用しないよ、こう言っているのです。東大はそういうのが通用するのかと聞いているのですよ。それだけ答えてくれればいいのです。  もう時...全文を見る
○時崎委員 それじゃ、最後に、もう一度科学技術庁にお尋ねをいたします。  この種のラジオアイソトープを使用している病院、研究所、その他企業、団体、許可をしているのが四千七百カ所に上るとこれは一部報道されております。そして、一年間に立入検査等ができる、すなわちこれは放射線障害防止...全文を見る
○時崎委員 私が四千七百と言ったら、その他を含めて五千を超えておるだろう、こういうことで、そして一年間に四百件ぐらいの立ち入りしかできないというと、これはもう十二年を超えて十三年に一遍ぐらいしかできない。このようなことではやはり問題が多いのではないか、法の施行が十分できないのでは...全文を見る
○時崎委員 これで終わりますが、ぜひ放射性物質を取り扱う医療機関等々に対して今後ともその指導の強化を図っていただくよう強く申し上げておくと同時に、少なくとも東京大学の附属病院でこういうことが起きたということは、国民の信頼を大きく損ねたことは確かでございます。結果としてそれが人体に...全文を見る
10月30日第119回国会 衆議院 決算委員会 第1号
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○時崎委員 最初に建設大臣にお尋ねをいたしますが、去る十八日に、日本商工会議所と建設省が懇談会を持ったということが報道されております。その中で、副会頭の佐治さんの発言の中に、一極集中を避けるためには東京を住みにくくすべきだ、こういう報道がございました。これについて、大臣の感想をま...全文を見る
○時崎委員 一極集中についてどのようにお考えになっているのかをお聞かせをいただきたいのですが、私は、一極というのは必ずしも東京二十三区だけに集中していることを指すとは考えておらないのであります。大阪、名古屋その他大都市においてそこに人口が集中し、また企業活動が集中する。一例を挙げ...全文を見る
○時崎委員 東京に、もしくはその周辺部に集中をする、人口も企業の活動も集中する、このことによる弊害というのは多々出てきていると思いますね。その最たるものが地価の高騰であったり、さらにはまた、ことしの夏のように電力が不足をしたとか水が不足をする、そして東京周辺のごみがその他の地区に...全文を見る
○時崎委員 私の方では七十六機関、こう申し上げたところ七十九機関ということでございますが、これは私の方の資料では、新築もしくは移転間もない大学入試センター、食糧管理講習所、通商産業検査所、これについてはこの計画から除外されている、こう理解しておりますが、七十九なんですか、六なんで...全文を見る
○時崎委員 この七十六、自衛隊の十一部隊を入れて、東京並びに神奈川、千葉、埼玉という一極集中の激しい東京都を中心とした首都の部分、ここが大半なんですね。それ以外のところに移転を計画しているのは、たかだか一割にも満たない六機関しかないのですね。  まず長官にお尋ねをいたしますが、...全文を見る
○時崎委員 なかなか一たびできた機関を遠くへ移転させるというのは難しいことはもう百も承知で、私もそう感じるのですが、それにしても、この一極集中を避けようということで、率先して国の 行政機関から移転を始めようということにしては、七十六、十一の自衛隊の機関を含めて、私の方で理解して...全文を見る
○時崎委員 ぜひ移転に当たって、その跡地利用は、大蔵省の場合国家財政との関係もあって、場合によっては赤字国債の穴埋めのために入札などをやって売り払ってしまうなどということのないように、緑地で残すなりをして、その目的に合う形での跡地利用を大臣として積極的にお願いをいたしたい、こう思...全文を見る
○時崎委員 また後ほど国土利用計画法の適用の問題でお尋ねをいたしますが、なかなか国土利用計画法だけで地価を抑えるというのは不十分だったという反省もございますので、積極的に地価抑制のための対応を、ひとつ方針を出していただくようお願いをしておきたいと思います。  次に、質問通告の中...全文を見る
○時崎委員 実はここに十日前の新聞がございますが、この新聞によると、県は既に告発や文書注意、契約解除などの処分方法を煮詰めている、こうなっているのです。あれから十日以上たって報告を受けてないということですか。
○時崎委員 このゴルフ場は六十九ヘクタールに十八ホールつくろうということで既に買収、先貸しが三十ヘクタールに及んで、そしてその土地が草ぼうぼうで放置されたままになっておると報道されておるのですよ。  そこで、届け出をしないでこれだけの広大な土地を買収したら国土計画法第二十三条に...全文を見る
○時崎委員 そこで、これが事実であるとすれば、当然茨城県知事に対して告発するよう指導いたしますか。これは長官、お尋ねいたします。
○時崎委員 ちょっと話題を変えて、ゴルフ場の開発の問題で若干手続的なことをお尋ねをしたいのですが、ゴルフ場をつくろうという意思のある者が一定の区域を定めてここにつくろうということを考えたときに、まず最初に市町村に相談に行く、そして計画の概要を市町村に書面で提示をし、そして県との間...全文を見る
○時崎委員 私のお尋ねしたのは、売買が行われた場合についてと限定して尋ねているつもりなんで、先ほどの先貸しというようなことはまた後ほど聞かしていただきますから、余り慌てないで。そういった事実があった場合と前提をつけているわけですから、はっきりと答えてください。  そういう国土計...全文を見る
○時崎委員 時間は五十分しかいただいていないので、質問したことだけに答えていただいて、法律に違反すればもう前の段階で適正にやると言っているんだから、それを聞いているのじゃなくて、ゴルフ場を開発しようとする場合にこういう手順でやってくれよ、そのうちの一部分に市町村長が、これは茨城県...全文を見る
○時崎委員 法律違反が既にあるんだということをわかっていて選定通知を出すようなことのないように指導するのかどうかと聞いているのですよ。あなたの言うように、都市計画区域内、ごちゃごちゃ言ったってわかりませんよ。そういうことは聞いていないのですから。なぜそういうややこしい答弁をするの...全文を見る
○時崎委員 そうすると、指導はしないというふうに受け取ってよろしいですね。大臣、ちょっとあなたじゃないよ、大臣に聞くから。
○時崎委員 いいかげんなことで国会で質問しているんじゃないの。ここにもう売買契約とか登記簿謄本の写し、全部持っていて言っているのですよ。個人の権利にかかわることですからここの場でどこのだれべえなどとは言いませんよ。しかし、全部書類持っている上で、東京湾観光とかいろんな会社が買収に...全文を見る
○時崎委員 じゃ、ちょっと今度は建設大臣にお尋ねをしたいのですが、宅地建物取引業法という法律がありますよね。この中に、第六章に「監督」というところがあるのですよ。法律なんか見せなくたっていいです、私の方から言いますから。その第六十五条に、法律に違反して「業務に関し取引の公正を害す...全文を見る
○時崎委員 次に、先貸しということについて。  先ほどちょっと早まって答弁したようですが、私は、これも国土計画法の脱法行為ではないか。違反と決めつけることが難しい、こう言われておるのですけれども、結果として先買いと同じ結果が出てしまうのですね。なかなかいいところに目をつけている...全文を見る
○時崎委員 もう少しわかりよく説明してください。  先貸しという現象が前段で起きた。そして、届け出をした後に売買の実態になって登記簿で変わる、こう名義変更、所有権移転になる、この場合にはこれは違反だと言っているの、違反でないと言っているの、よくわからないですよ。
○時崎委員 私の方で調査した中で、海外恒産という会社が、茨城県の高萩市の花貫カントリークラブの例で申し上げますと、地権者が約六十九人おるのですが、そのうちの二十八名、計画面積の四〇%を既にこの方法でもって金を先に貸して抵当権設定をしている、こういう事実があるのです。  今の答え...全文を見る
○時崎委員 私、具体例を挙げて今あなたにお聞きをしているのですが、どうも答えが判然としない。時間の関係もございますので、もし仮にこれが国土法違反にならないとしたならば、みんなこういう方法をとってしまうのではないかという危険性を感じるのです。したがって、何らか国土計画法を改正して、...全文を見る
○時崎委員 最後に、もう一度確認させてください。  今の国土計画法からいっても、この先貸しという事案について取り締まりが可能だ、こう理解してよろしいですか。
○時崎委員 以上で終わります。ありがとうございました。