時崎雄司

ときざきゆうじ



当選回数回

時崎雄司の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第126回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○時崎委員 佐川急便グループの問題について労働大臣並びに運輸省にお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に、たしか先月の二十八日ですか、予算委員会で同僚の赤松委員が労働省にお尋ねをいたしておりますが、佐川急便グループの事業場の現場において、特に労働関係法令に違反をしている事例...全文を見る
○時崎委員 今の話ですと、昭和六十二年度以降で、平成元年の六六・七%を除けば、全部九〇%以上を超える違反の実態だということでございます。  私も直接佐川急便の労働者とお会いしてお話を聞いているのですが、確かに所得というのか、収入は同じぐらいの年齢の同業者と比較して大変高いという...全文を見る
○時崎委員 労働大臣、今局長からも答弁がございましたが、昭和六十一年に悪質だということで罰金刑が科せられた、それ以降六十二年、元年、二年、三年と九〇%もの法違反が指摘をされている。最近では罰則適用した事例がないような報告でございますが、労働省がこれほど指導し、または昭和六十一年に...全文を見る
○時崎委員 後ほど大臣には総括的にお答えいただくとして、その今労働省が調査をして実態として出された内容もさることながら、現にそこに働いている方々からの話というのも大変重要だというふうに思うのですね。ちっとも変わってない。それは検査に来ればその形態を整えておくということであって、実...全文を見る
○時崎委員 この資料を見ると、八番と十番は確かに「移転準備中」ということでございますが、一番の佐川急便の弘前営業所については「移転認可済」というふうになっておるのですが、「平成五年一月二十八日」という数字が出ておりますけれども、これもまた違反の状態が続いているのですか。
○時崎委員 それじゃ、七カ所は既に法違反が解消されて、残りが今解消に努力をされている、こういうことで理解をして、さて、五番の「土浦佐川急便鹿島営業所等」についてお尋ねをしたいと思います。  ここは私の選挙区でございまして、再三そばを通りますので、私も実態についてはある程度知って...全文を見る
○時崎委員 今、移転が正常に完了しているようなことを言われておりますが、それはどうもあなた方の調査が十分じゃないのじゃないかと思いますね。  昨年の十月九日に茨城陸運支局にお邪魔をして聞いたところ、既に十月五日に移転完了ということで報告があった、こういうことが支局長から言われて...全文を見る
○時崎委員 それじゃ次に、今の問題で、九年間も違法な状態で営業しておったことについて、運輸省は何か処分したのですか、この会社に対して。
○時崎委員 どうもこういう問題について、運輸省は腰が重いというのか消極的だというような感じがしてなりません。  私どもがマイカーを所有しよう、自動車を持とうとした場合には、どんな手続をするのかあなたは御承知ですか。少なくとも、車庫証明というのが絶対に必要なんであります。そうしな...全文を見る
○時崎委員 時間もありませんので、労働大臣、先ほどの労働関係法令についての違反事例、そのパーセント、調査をして一番新しいところで平成三年九〇・二%、局長のおっしゃるのには以前よりは悪質なものはないとはいうものの、何度指摘されても今現在で九〇・二%の違反の事例がある。そして、今運輸...全文を見る
○時崎委員 最後に、運輸省に調査をもう一つ行っていただきたいな、こう思っていることがございます。  それというのは、土浦佐川急便鹿島営業所というのは、あなた方は許可をいたしたということでございますけれども、私はその鹿島営業所なるものは存在しないのではないかと思っているのです。あ...全文を見る
02月26日第126回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○時崎委員 質問の前に長官にお願いをいたしておきたいと思いますが、どうも国会の委員会審議等を見ても、答弁はほとんど行政側、政府委員がかわって答弁する機会が実は多々多いわけでございまして、このことも是正していかなければならない一つの国会改革だろう、こう思います。きょうは余り細かい数...全文を見る
○時崎委員 それじゃ、少し詳しい内容に立ち入ったお話をさせていただきたいのですが、所信表明の中で大都市地域における問題等も触れられておるわけですが、私は何回か環境委員会で、私どもの経済活動なりまた生活活動、これが過度に集中してしまうことが自然環境の回復力を超えてしまっている、した...全文を見る
○時崎委員 私も毎日水戸から常磐線で、恐らく我孫子で長官と一緒になるのだろうと思います。東京都内に入る、千葉県をゼロとすれば、東京の方がマイナスで、茨城県の方はプラスかなと、自然環境でいうならばそんな感じがいたしておるのです。  数年前に一極集中、都市型の集中を緩和するために国...全文を見る
○時崎委員 先ほど、冒頭で環境白書のことを申し上げたのですが、この中でも、もう今までのような環境行政ではだめだと書いてあるのです。大きく転換しなければならないと言っている。  新任早々、もっと大物が環境庁長官になるべきだというようなことも発言されたやに報道されておりますが、今の...全文を見る
○時崎委員 実は私、持続可能な開発ということをある専門家の先生に聞いたらうまいことを言っておりまして、これから春になるとタラの芽が、料亭なんかでは今でもあるようですけれども、あれは栽培しているのでしょうが、自然のものはこれから出てくるのですが、私の住んでいるところのすぐわきにもた...全文を見る
○時崎委員 抽象論はいいとして、今この段階で社会経済活動というものをこう変えていくという一つの具体性の持てる、イメージできるものというのはなかなか提示できないとしても、環境基本法を提案されるようですから、その時点までにぜひ、環境に負荷の少ない社会活動、また個人的な生活活動というも...全文を見る
○時崎委員 そうしますと、今回国会に提案しようということで準備を進めている中には、具体的にこの戦争がいかに地球環境を破壊するかというようなこと、それは触れないということでございますか。
○時崎委員 私の聞いているのとどうも答弁が違うようで、まあ、局長とやり合うつもりはございませんが、環境基本法すなわち基本法と名をつけるには、通常の法律とは若干ニュアンスを異にして基本法的なことを記載をするのだろう、こう思いますが、我が国の憲法に戦争の放棄なり平和の希求なりというの...全文を見る
○時崎委員 それから、環境の費用負担の問題についてお尋ねをしておきたいのですが、この場合、わざわざ水俣病問題を例に実は相当のページを割いて、環境を破壊してしまった後、これを回復するためには大変な長い期間と労力と金がかかるのだ、そういう現象と、そしてそういうことを起こさないための前...全文を見る
○時崎委員 時間もございませんので、最後に、環境基本法を今国会に出すということは所信表明ではっきりしておりますが、いつ提案されるのかという時期、それからアジェンダ21の我が国の具体的行動計画策定というのも所信表明で言われておりますが、これはいつまでにつくるつもりなのか、時期を明示...全文を見る
○時崎委員 時間が参りましたので終わりますが、就任冒頭で役不足というのか役者不足とかということを言われているようですけれども、今短い時間ではございましたが長官の考え方を聞いて、ぜひその方向でこれから環境行政に大いに腕を振るっていただきたいと思うし、また去年の白書を読ませていただい...全文を見る
04月06日第126回国会 衆議院 決算委員会 第4号
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○時崎委員 建設大臣に冒頭、先ほどの同僚の小森委員の発言に対する答弁で確認をしておきたいことがございますので、申し上げたいと思います。  現在の建設省の直轄工事については適正に行われている、こう言いながら、今日の現状については相当危機感を持っているということでございました。そう...全文を見る
○時崎委員 そうしますと、直轄工事の方にかかわる、今言われておりますような捜査を受けたというようなこと等を含めて業界全体にかかわる問題、そしてそれがひいては公共工事等々にかかわる問題として、その中には建設省の直轄工事は入らないということなんですか。建設省の直轄工事を受けた中にも直...全文を見る
○時崎委員 それでは、具体的に今問題になっておりますことを若干申し上げたいんですが、原則としては一般競争入札というのはこれは建前でありますけれども、ほとんどが指名競争入札というやり方になっているのが現状だと思うんですね。これは建設省直轄工事も含めて考えてそういう理解をしてよろしい...全文を見る
○時崎委員 私の尋ねたこととちょっと今の官房長の話は違うんですが、秘密の保持について徹底しているということと、法律的に何らかの措置をとれるのかということとの違いですから、恐らく公務員法に基づく秘密を漏らした際の規定は適用できない、こういうことでしょう。そう答えていただきたかった。...全文を見る
○時崎委員 私の聞いているのはそういうことじゃないですよ。例えば、このたび日本建設団体連合会が三月三十一日にやみ献金の全廃を申し合わせたなどというのは、大体今ごろやっている方がおかしいので、あなたのように評価なんかしてないんですよ。こんなことを申し合わせなければならないような業界...全文を見る
○時崎委員 まあいいでしょう。理解できないということでは答弁をいただくわけにもいかない。  それじゃもう少し話を変えてお尋ねしますが、先ほど例を挙げたように、政治家に多額のやみ政治資金が流れているということは多く言われているんですが、たしか私の記憶では、国会で建設大臣は、政治資...全文を見る
○時崎委員 大臣、私の聞きたかったのは、金丸被告が逮捕されて、従前は佐川からの問題では五億円という金額でございまして、それでも国民は大変な怒りを持ったわけですね。それがあともう一つ丸が余計になるほどのお金の問題が出てきたわけですね。だから、政治家の言う薄いというのは国民一般から見...全文を見る
○時崎委員 大臣の立場で金額を明示することはなかなかできなかったのでしょうが、政治資金というのか、お金が政治なり選挙にたくさんかかる、こういうことから、自民党の若手の方々のユートピア云々という発表などもあって、平均で年間億を超えるような政治資金が必要だ、こういうようなことも一般に...全文を見る
○時崎委員 時間の関係もありますので、次に進みます。  今言われておりますような公共事業の入札制度について、私が若干考えてこのようにしたらいいのではないかということを幾つか申し上げてみたいんですが、まず業者を登録する段階で、過去の実績とかいろいろなものも含めて、やはり過去に手抜...全文を見る
○時崎委員 突然で申しわけないんですが、井上長官にもちょっとお尋ねしたいんです。  私初めてお会いするものですから長官の経歴などを政策時報社というものの「政官要覧」で見させてもらったら、以前事務次官をやられておったという。そのプロフィールの中に、次官中には談合問題などというもの...全文を見る
○時崎委員 突然の予告なしの質問で大変申しわけございませんでしたが、ありがとうございました。  次に、環境基本法にかかわる件について、建設大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  環境基本法は既に三月十二日に国会に提出されました。これから審議が行われるわけでございますが、その中...全文を見る
○時崎委員 私がお尋ねしたのは、環境アセスについて法制化することについて大臣はどうお考えになっているのか、ここを聞かせていただきたかったんですね。アセスの重要性とかそういうものは当然のことだろうと思いますが、法律でこのアセスに関するものをつくるということについてお考えがありますか...全文を見る
○時崎委員 私、環境基本法の提案を冒頭申し上げたんですよね、三月十二日に政府から環境基本法がもう既に出されておりますから。そして、その中でアセスに関しては、先ほども言いましたように、「必要な措置を講ずるものとする。」これは一般的に言えば、従来からあるような閣議決定、それから法律、...全文を見る
○時崎委員 そうすると、建設大臣は、従前からあった、閣議決定をされたアセス、これをより内容を充実していくというのがいい、仮に環境基本法ができて、その法律に基づいてアセス関連のいろいろな方法がある、「必要な措置」というだけですからいろいろな方法がある、その際は閣議決定で今あるものよ...全文を見る
○時崎委員 どうも答弁が、私の聞きたいことと違うんですね。  大臣、では、ずばり聞きますが、過去に閣議で決定されて、今現在生きてい各アセスに関する決まりというのをあなたは知っていますか。これは一項目から十一項目まであって、実はほとんどが公共事業でやるような大型のプロジェクトだけ...全文を見る
○時崎委員 時間もありませんから余り長く時間どれませんが、少なくとも閣議で決定をしてこの法律案を国会に出したわけでしょう。憲法の六十六条には行政権の行使、すなわち法律を出すことも行政権の一つでしょう。これは連帯して国会に責任を負うということになっているんですね。それは建設という一...全文を見る
○時崎委員 大臣、どれでいくつもりなんですか。どれというのは、法律か政令か従前のような閣議決定か、どれでいくというお考えをしているのか、建設大臣は。また、閣議の中でそういう話し合いがなされたのか。
○時崎委員 それは、建設大臣としてはそう思っているということで理解していいのか、そうではなくて、この法律案を国会に出す際に、政府として従来の閣議決定でいいと確認をされていると理解していいのか、どちらですか。
○時崎委員 それから、新聞に大きく出された環境庁と関係省庁、私は建設省との間に文書を結ばれているという言い方はしませんでした。関係省庁との間で環境庁が法制化見送りの覚書を結んでいる、こういう新聞報道でございました。そこで、「関係省庁ではこれはどこを指すのか。「「覚書は、法制化問題...全文を見る
○時崎委員 官房長、聞いていることにしっかり答えていただきたいんです。取り交わしはございませんというのは、私が聞いたのは、文書での覚書というものはないけれども、メモとか口頭確認とか、そういうものもないんですねと聞いているわけです。取り交わしはないというのは、それは先ほど大臣の方か...全文を見る
○時崎委員 余り時間もございませんので、国土庁に最後にお尋ねをさせていただきたいと思います。  私は、以前も国土庁長官に、特にリゾート、ゴルフ場の開発、国土利用計画法という法律に違反をする事例について再三お尋ねしたことが過去にありますが、どうもよくわからないのは、国土庁というの...全文を見る
○時崎委員 短時間での説明ですので、どんな重要な仕事をやっておるのかなというその主なものだけでございましたが、防災、地価の高騰の抑制、さらには調整ということですが、国土利用計画法の第五条に、全国計画をつくらなければならないという規定になっておりますね。私のところに国土庁から最近の...全文を見る
○時崎委員 原因の点検については早期に行って、次の施策のための資料にしていただきたいと思います。  これは思いつき的な感じで申し上げますと、東京都では今、臨海副都心計画、バブル崩壊で若干おくれるとかどうとかというのが新聞にもありますけれども、また、これは人口何万という計画を立て...全文を見る
04月20日第126回国会 衆議院 本会議 第21号
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○時崎雄司君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいま政府から提案されました環境基本法案及び環境基本法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、これに関し質問いたします。  その前に、宮澤総理、月末首脳会談、大変御苦労さまでした。そこで、先日の宮澤・クリントン会談を...全文を見る
04月23日第126回国会 衆議院 決算委員会 第8号
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○時崎委員 大蔵大臣、皇太子の御結婚に当たって、一部の報道によりますと、予備費からその費用を支出する、こういうことが言われておりますが、それはどのようになっておりますでしょうか。
○時崎委員 予備費の承諾の件についてお尋ねをいたしますが、憲法第八十七条に予備費の項がございまして、「内閣は、事後に国会の承諾を得なければならない。」と、こう規定されておりますが、この「事後」というのは、どの時点を指すのか、お答えいただきたいと思います。
○時崎委員 予備費の「事後」というのは、支払った後というふうに理解していいのか。それとも、予備費を大蔵省、大蔵大臣が、各省庁の款項目節というのですか、そこに振り分けたとき、すなわち移用したときなのか。その辺について厳密にお答えいただきたいと思います。
○時崎委員 もう一度再確認しますが、支払ったという行為が起きたときなのか、移用したときなのか、もっとはっきり言ってください。
○時崎委員 予備費の扱いについて、憲法では国会の承諾を得るということになっているのですね。それから決算については、憲法の九十条で、決算は国会に報告しなければならない。これは大変違いがあるのですね。決算の場合には国会に報告、それから予備費の支出については、移用する、すなわち大蔵大臣...全文を見る
○時崎委員 今、国会、これは常会ですよね、今やっているのは。日程は六月二十日まで。そして皇太子殿下の御成婚、結婚に要する費用は緊急を要するので、恐らく既に移用を決定されたと思うのですね、移用というのは予備費から。皇太子殿下の結婚に使う、そのための項目に入れたはずだ。これがもう既に...全文を見る
○時崎委員 どうも今の答弁、納得いかないのは、憲法の八十七条の二項によれば、内閣は予備費を使ったとき、支出をするとき、事後に国会に承諾を求めなければならないと。そこで、その事後とは何かといったら、予備費からそれぞれの省庁の予算項目に入れたときをもって事後というと。これは支払いをし...全文を見る
○時崎委員 私の質問は、財政法に基づいて次の通常国会に求めるということを聞いているのではなくて、憲法の八十七条の二項の趣旨と財政法三十六条との間に矛盾がある、これをどう考えるかということを聞いているのであって、これまでのやり方を、こうなる、ああなるというのは聞いていないのです。 ...全文を見る
○時崎委員 決算というのは報告でいいわけですね、予備費の支出は承諾を求めなければならない、こういうことですね。そしてその承諾を求める事後とは何かといったら、あなたの答弁では、予備費からその他の省庁の予算項目、款項目節に入ったときをもって事後という。これは支払いではないのですね、答...全文を見る
○時崎委員 あなたとやり合ってもあれですが、大蔵大臣、今お話を聞いて理解をされていると思いますが、財政法が「次の常会において国会に提出し」云々というのは、憲法の八十七条の規定からいくとどうもおかしいのではないか、私はこう思うのですね。したがってこれは、次の常会というよりは直ちに国...全文を見る
○時崎委員 マイクに向かって話さないのでよく聞き取れなかったのですが、もう時間がありませんので私やめますけれども、午後からまた大臣の感じたことを……。ただ、憲法と財政法の解釈で人によって個々に違うなんということを言われたんでは困りますので、少なくとも大蔵大臣に聞いておるわけですか...全文を見る
○時崎委員 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、今議題となっております平成二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)(承諾を求めるの件)外十一件のうち、十件については承諾を与えることに賛成、二件については反対することを表明し、以下その理由について簡単に...全文を見る
○時崎委員 大蔵大臣に冒頭お尋ねしておきたいと思います。  実はけさの新聞報道を見ますと、経済同友会の通常総会が行われた後、代表幹事を含めて正副代表者十人が記者会見を行った。その報道によると、最近の急激な円高についてのクリントン・アメリカ大統領の発言に不満が表明され、特に速水代...全文を見る
○時崎委員 もう一言申し上げておきたいのですが、私は、政治家が勝手なことを言うとか、今の政治しっかりせいというのは、私も政治家の端くれですが、私に対して言うよりは、総理大臣を含めて大蔵大臣、経済閣僚などに言われていることだろうと思うのですが、この速水さんの発言、ちょっと気になるの...全文を見る
○時崎委員 経済同友会の代表の発言というのは、このように新聞報道を含めて、今のように国際的に通信網の発達しているときにはいろいろな影響を受けるわけですから、大蔵大臣もこの速水代表とも顔なじみでしょうから、余り露骨な論評を加えるようなことのないように、また、他国の元首に対して失礼の...全文を見る
○時崎委員 参考までに辞書のコピーをしてみたのですが、承諾というのは「聞き入れること。引き受けること。」こう書いてあるのです。これは意外に簡単なんですね。したがって、国会の承諾ですから、国会が聞き入れること、引き受けること、この決定をするということですね、この条文は。  さて、...全文を見る
○時崎委員 過去のことというのは、あなたのおっしゃるのはどういう意味ですか。事後の国会の承諾を得なければならない、ねばならないのですね、これは。そうでしょう。過去というのは、あなたが言うのは実際に予備費が支出をされてしまった、すなわち使われてしまった、その後の承諾のことを指すのか...全文を見る
○時崎委員 そうすると、いまだ支出をされていない、支払いがされていないことについても既に過去だ、こういうことですね。
○時崎委員 そうしますと、今度はすべてのことですね。事後において国会の承諾を得なければならないというここの条文は、もし承諾が得られない場合にはすべて内閣の政治的責任だけだ、こういうことですね。こういうふうに理解していいですか。
○時崎委員 そうすると、あなたのおっしゃることは、憲法八十七条は、「内閣は、事後に国会の承諾を得なければならない。」というのは存在しなくなるわけですね。必要なくなりますね。政治的責任だけとればいい。  私はどうも、あなたの言われるのは決算と混同しているのではないかというような気...全文を見る
○時崎委員 どうもよく理解できないのですが、予備費も決算と同じだというのはどういう意味ですか。少なくとも憲法八十七条では「内閣は、事後に国会の承諾を得なければならない。」こうきっちりとしているわけですね。決算については、九十条では報告をするということになっているのじゃないですか。...全文を見る
○時崎委員 私が再三尋ねているのは、既に支払われたものは決算になることはわかるのです。しかし、いまだ使われてもいないで、予備費がそれぞれの省庁の款項目のところに移用されたとき、事後の国会の承諾を求めなければならないと午前中あなたはそう言っているわけですね。したがって、いまだ使われ...全文を見る
○時崎委員 この問題だけで長く時間をかける気はないのですけれども、どうもあなたが午前中に言っていることと午後から言っていることはまた違ってきたのですね。  憲法八十七条で言うところの内閣は事後に国会の云々というのは、それは使った後のことを言っているのじゃなくて、あなたも答弁した...全文を見る
○時崎委員 それは、私、言葉では答申もしくは建議という言葉を使ったんですけれども、中間報告をいただいたと。ちょっと言葉を厳密に使っていただいて、調査会から何が大臣に来たのか。
○時崎委員 中間報告というのは答申なんですか、それとも建議なんですか、何ですか。
○時崎委員 金融制度調査会設置法の第二条の調査会の任務というのはどういうものかというのを既にあなたもごらんになってわかっていると思うんですが、三行ですからちょっと読んでみましょう。第二条「調査会は、大蔵大臣の諮問に応じ、金融制度の改善に関する重要事項を調査審議し、及びこれに関し必...全文を見る
○時崎委員 そうすると、今回出された、あなたが再三中間報告と言われているものは、大蔵大臣がこの調査会に諮問をしたうち、金融機関の不良債権のディスクロージャについてのみ建議があったと理解してよろしいですか。
○時崎委員 何で最初からそう言わないの。もう五分以上たっているんですよ、これだけで。  ところで、法律に基づいて建議を受けた、受けた後、これは昨年の十二月二日ですからもう既に五カ月になろうとしていますね。これを受けて大蔵省は金融機関の不良債権のディスクロージャーについて何か方針...全文を見る
○時崎委員 どうもよく意味がわかりませんね。金融制度調査会に諮問をした、そしたら、そこでわざわざ作業部会なるものまでつくっていただいて、当面、金融機関の不良債権に関するディスクロージャーについての中間報告をいただいた。これは、その部分についてだけの建議と理解してもいい、こう言う。...全文を見る
○時崎委員 私の方がどっちかというと役人にしたらもっと的確な対応をするような気がしてならないのでありますが、わざわざ法律で調査会を設置しておいて、そこに大蔵大臣の名前で諮問をして、そして実は去年の一月に一定程度の答申を受けているわけでしょう。そして、不十分なディスクロージャーにつ...全文を見る
○時崎委員 私の聞きたいのは、金融機関は金融機関なりに、あなた方の御指導もあったとは思いますが、全国銀行協会連合会を中心にいろいろな討議をされて、ようやく本年三月期から不良債権の開示を行う方向でその時点でも検討されておった、これはそのとおりです。  しかし、この中間報告書は、そ...全文を見る
○時崎委員 そうでしょう。素直じゃないんだよ。  さて、それでは参考人の方にお尋ねをします。  参考人も、全国銀行協会連合会特別顧問ということでいらっしゃいますね。私、これを実は大変心待ちにしておったのです。先ほど言いましたように、昨年五月に、私は本会議で代表質問をやるのは初...全文を見る
○時崎委員 もう一点、七ページに「比較可能性の確保」という項目があるのですね。ちょっと結論だけ読んでみましょう。「金融機関間の比較可能性を確保した上でディスクロージャーを行う必要があると考えられる。」と言っているのですね。特に、今あなたがおっしゃるように、大きい企業から、大企業か...全文を見る
○時崎委員 そうすると、参考人の言われるのは、銀行にも、例えば都市銀行とかその他、長期信用銀行、信託銀行、地方銀行、云々くんぬんとたくさんある、こういうことなんでしょうが、都市銀行なら都市銀行の中では同じ基準でディスクロージャーをする、こういうように聞こえるのですが、そう理解して...全文を見る
○時崎委員 私は、わざわざ「比較可能性の確保」というのは、利用する側にとって比較可能だということをここでは言われているのですね。したがって、比較可能性を確保した上でディスクロージャーをした方がよろしいと指摘を中間報告はしているわけでしょう。にもかかわらず、さしあたっては大銀行だけ...全文を見る
○時崎委員 作業部会の部会長代理、その方が銀行協会の連合会の特別顧問でもありますから、銀行協会が自主的に行っているディスクロージャーと、そして今回出されたこの中間報告と全く同じであってもおかしくないといえばおかしくないのですが、どうも納得がいかないのですね。  大蔵大臣、私に羽...全文を見る
○時崎委員 一番目の方の改札口の構造について、ちょっと最後聞き取れなかったので、直すのか直さぬのか、結論だけ。あの箱を取れば直るわけだから、それは結論だけちょっと。直す気があるかどうか。  もう一つ。特急券を持たずに駆け込みで乗る、そういう人が車内検札を十分できないから駅に特別...全文を見る
○時崎委員 私の言っているのを余りぴんと理解していないみたいだな。私はそう言っているのではなくて、あなたが今おっしゃるように、水戸と上野の間の利用客が多い。だから水戸で特別改札をするんだ。これは意味はわかるのです。そこを言っているのですよ。なぜ下りは水戸駅でやらないのですかと言っ...全文を見る
○時崎委員 もう時間ですから、こんな話をしていても余りよくないと思うのですが、どうも意味が全然わかってないですね。例えば下りの方で出発点で特別改札をやっているから、あとの下りの途中駅はやらなくてもいいじゃないかというなら、上りは、水戸で出発点でやれば上野でやらない方がいいのでしょ...全文を見る
○時崎委員 私だけが頭悪くて今の答弁がわからないというふうに理解して、こういう話は局長に言わない方がいいのかもしれないけれども、また後でやらせていただくことにして、きょうはありがとうございました。
04月27日第126回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○時崎委員 皆さん、おはようございます。約六十分、環境基本法のうち、特に環境アセスメントを中心にお尋ねをいたしたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  質問に入る前に、もう既に、再三にわたって私ども日本社会党の同僚議員からも御指摘があったと思いますが、水俣病問題の早...全文を見る
○時崎委員 覚書は結んでいないということですが、口頭での確認とか、覚書というタイトルではなくても何かメモのようなものを取り交わしたり、口頭確認をしている、こういうことがあるのかどうか。
○時崎委員 私の手元に三月二十九日の報道、これは読売新聞ですが、こういうふうになっているのです。相当のスペースで報道されているのです。これが事実に反する報道だというと、これは誤報ということになりますから、当然読売新聞に対して抗議をするか訂正を求めるか、何かされたのですね。
○時崎委員 この読売新聞の切り抜き、ここへ持ってきていますが、今のような答弁でよろしいのですか。「法制化見送りの「覚書」環境庁 関係省庁と合意 基本法成立へ妥協 本社入手」と書いてあるのですよ。  この新聞をずっと読んでいって、あなたのように覚書の存在があいまいだとかどうだとか...全文を見る
○時崎委員 参議院の環境委員会で明確に否定をされたというのは、実は去る二十日の代表質問をやった際にも私の方も明確にその部分は認めているのです。  今私が問題にしたのは、この読売新聞が覚書が結ばれているということについて報道した、しかしそれについてはそうは読めない、そこまで断定し...全文を見る
○時崎委員 国会で明確に否定をされたからもうそれでいいということのようですけれども、少なくとも新聞社がこれだけのものを書くわけですから、それ相当の資料を入手した上で報道されているものと思うわけです。だから、単に国会でそれを否定したというだけではなくて、こういう誤った報道をするなら...全文を見る
○時崎委員 それでは内容についてお尋ねをいたします。  それでは、この提案されています基本法の第十九条「必要な措置を講ずるものとする。」現段階で環境庁長官は、必要な措置というのは何によって行おうとしているのか、法律によるのか、従来からあるような閣議決定要綱で行おうとするのか、ど...全文を見る
○時崎委員 必要な措置を講ずるという中に法制化も含まれているということで、この案文をつくって国会へ出したということは、これはそのとおりだと思うのですが、この法律が通った段階で、この十九条に基づいて環境アセスメントについては法律によるのか、それじゃ現行どおり今までのような閣議決定で...全文を見る
○時崎委員 どうも長官の言っていることがよくわからないのですが、地方自治体で条例化しているところもあるというのは現状としてわかっているのですが、ここで言う必要な措置というのは、自治体が条例化するとかどうとかということを念頭に置いているわけではなくて、国として何をやるのだということ...全文を見る
○時崎委員 どうも聞いていることと答えが大分違ったのが返ってきてしまうので、よく理解できないのですが、その部分は結構です。条例の部分は結構です。  ところで、少し細かくなりますので、局長の方で、政府委員の方で答弁していただきたい、こう思いますが、昭和五十六年に、政府は一度国会に...全文を見る
○時崎委員 どうもよく理解できないのです。国以外の事業については拘束できないという点が一つ、閣議決定と過去に政府で出した法律案との間には違いがある、これはそのとおりであろうと思うのですね。しかし、その法律で当時想定した、国会に出した内容については実質はやっている、こういうふうに理...全文を見る
○時崎委員 それでは、一、二具体的な例を申し上げて、果たしてそんなふうに、今局長が言われるように実際の運用上はうまくいっているということになるのかどうか。  本委員会でも、過去に再三私は質問をしたことがあるのですが、私の選挙区内で今猛然と工事しているのが、霞ケ浦導水事業というの...全文を見る
○時崎委員 今私が二つの例を挙げて、後段の例はもう既に完成したということですから、まあ完成というのか概成というのか、実際に送水ができないで困っているという例を申し上げた。よって、それは始まったときは二十年も前のことでしょうから、政府が昭和五十六年に国会に提案をしたあの法律、これは...全文を見る
○時崎委員 今局長がそこまでずばりと言っていただいたので私はほっとしておりますが、実は先般決算委員会で、これは建設省関係の審査のときに、建設大臣に随分尋ねたのですよ。そうしたら建設省の考えとしては、閣議決定という今のやり方がいいか、法律によるのがいいか、または別に政令で定めるのが...全文を見る
○時崎委員 もう一回言ってください。
○時崎委員 十年間で政府でやる事業二百十二件ぐらいでしょう。いろいろなものを限定して今の環境影響評価実施要綱の対象事業一覧、ここに持っているのだけれども、その他含めれば、これ、「(1)〜(11)に準ずるもの」なんというのが十二番に来ていますが、項目として十一項目ですよ。ここでわざ...全文を見る
○時崎委員 もう既に閣議決定は限界だ、私はこういうことを申し上げておるわけです。  もう一つお尋ねしたいのですが、ここに当時の法律の主要な部分について持っているわけですが、昭和五十六年に一たん出して廃案になった。これはいろいろな事情があったでしょう。こういう内容のもので今回もう...全文を見る
○時崎委員 ぜひ一日も早く、閣議決定などという法律に根拠のないようなことではなくて、独立した法律をつくっていただきたい、このことを要望して、この件は終わりにさせていただきたいと思います。  さて、先般の本会議で、さらにはまたこれは二月二十六日の当環境委員会で、私が環境庁長官に尋...全文を見る
○時崎委員 それでは、最後に環境基本計画についてお尋ねをいたしたいと思うのです。  政府は環境基本計画をつくることを明記しておるのですが、計画がつくられればその計画をどのように実施するか、実施計画というものが当然必要になってくるだろうと思うのですね。これについては、この法律案の...全文を見る
○時崎委員 もう時間が参りましたので終わりにいたしますが、総体として見て、この政府提案の環境基本法、どうもお題目がたくさん並んでいるのですが、実際それがどう実現されていくのか、そういうものがよく見えない。今の、時間をほとんど費やした環境のアセスの法制化の問題を含めて、どうも漢とし...全文を見る
○時崎委員 今日出し得る最善のもの、こう言うのは、官庁間の縄張りで今日出し得る最善のものだということにならないように、大胆にひとつこの国会での審議を通じて立派なものをつくっていただくよう、私どもも努力いたしますが、長官においても努力されますことをお願い申し上げまして、私の質問を終...全文を見る
05月13日第126回国会 衆議院 環境委員会公聴会 第1号
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○時崎委員 政府の環境基本法第一条から四十四条までつぶさに読ましていただいて、一番わかりにくい文章というのが第二十一条の二項だと思っておりまして、安田先生、それから内田先生、さらには清水先生に、まず最初に法第二十一条の二項関係について意見を聞かしていただきたいな、こう思います。 ...全文を見る
○時崎委員 続きまして内田さんに、先ほどのお話の中で、経済措置については、慎重に、そしてまた国民の合意を得るようにする、国際的な連携、こう言われたのですが、慎重にという言葉、日本語では大分意味のとり方が違う場合がございますので、先生が言われた慎重にというのは、やるという前提で慎重...全文を見る
○時崎委員 同じことについて清水さんにもお尋ねをいたしますが、先ほどのお話では市場メカニズムを活用してというようなことでございました。この二十一条の二項、経済的措置についてどのようにお考えであるか、お聞かせいただきたいと思います。
○時崎委員 ありがとうございました。  時間もありませんので、最後に清水さんに、環境アセスメントについて冒頭言われた後、細田さんからの質問にもお答えになりましたが、既に閣議決定というやり方で約十年近く行ってきているわけですね。ここへきて、政府案でも「必要な措置を講ずるものとする...全文を見る
○時崎委員 時間になりましたので、終わります。ありがとうございました。
05月14日第126回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○時崎委員 政府提案の環境基本法案の第十九条、環境影響評価、すなわちアセスメントについて、まず冒頭お尋ねをいたしたいと思います。  去る四月二十日の本会議で、私の質問に対し宮澤総理は、答申を踏まえ「現行の措置の適正な推進に努めるとともに、経済社会情勢の変化等を勘案しながら必要に...全文を見る
○時崎委員 それでは、もう一点聞いておきたいことは、あくまでも今の閣議決定でのアセスというのは、これは行政指導の域を出ない、こういうことであると思うのですが、その場合でも、例えばそれぞれの省庁の判断にゆだねられてしまう分野が実は広いのではないか、こういうふうに考えられるのですね。...全文を見る
○時崎委員 それからもう一点は、拘束力としてさらに地方自治体に直接義務づけをすることも今の閣議決定では不可能ではないか、さらに住民との関係も同様に考えられるわけですね。したがって、政府の部外者、すなわち地方自治体なり住民なりを直接拘束するということはほとんど不可能ではないか、こう...全文を見る
○時崎委員 四点目として、法律でないがゆえにあくまでも現在の閣議決定というのは現行の幾つかある法律の範囲内でしか、適用というのか、運用できないのではないか。これは以前一度政府が提案して廃案になったアセスに関する法律案の第二十条にも「当該免許等に係る法律の規定にかかわらず、当該規定...全文を見る
○時崎委員 各都道府県なり、さらには市町村でも条例によってアセスの制度をつくっているところが多々出ておるわけでございますが、しかし、今のままでいきますと、地方で条例をつくっているものについて、それを整理するというのか調整するという能力は全くないと思うのですね。したがって、法律によ...全文を見る
○時崎委員 五点ほど今申し上げたのですが、ほとんどが局長がそのとおりだ、こういうことで、閣議決定の現行のアセスというのと、それから法律によって行えばこういうことがきちっとできるんだという差を今明らかにしたかったわけでございます。  そこで、先ほどちょっと新聞をそちらに貸してござ...全文を見る
○時崎委員 ラムサール条約の関係は、対象が田んぼまでということは、常識的に湿地という場合に考える必要はないと思うのです。しかし、対象がどうであれ、例えば釧路湿原のようなものが対象になる、こう仮定すれば、アセスを義務づけるか否かという場合に、やはり義務づけるとなればこれは法律によら...全文を見る
○時崎委員 今、閣議決定は権威のある意思決定なのだ、こういうことを言われているわけです。この文章の中にも出ているのです。「閣議決定は行政府としての最も権威ある意思決定の方式であり、実際上の効果はかなり期待できるものと考えられるが、」ここからが重要なのですが、「制度的な意味からすれ...全文を見る
○時崎委員 局長と二人でこのアセス問題をやり合っていてもしようがないけれども、金丸問題を含めて、建設業界または建設業者、談合だ何だかんだで、昨日も山梨のそういう団体に公取が調査に入っていますね。法律があって、これはそういうことをしてはいかぬというものだって、ずっとそんなことをやっ...全文を見る
○時崎委員 まだ釈然としませんな。公害防止計画の作成は第十六条で明記をし、これは相当細かく一号、二号と書いて、さらに二、三、四、五、と相当細かく明記をしているわけですね。そして、十七条で達成の推進という項を設けて、「公害防止計画の達成に必要な措置を講ずるように努める」と明記して、...全文を見る
○時崎委員 どうも聞けば聞くほど頭が混乱してくるのですが、そうすると第十六条の公害防止計画なるものは環境基本計画の下にあるアクションプランなんだ、そういうことですね。アクションというのは、横文字使うとごちゃごちゃするからあれだけれども、行動計画とか実質的な計画なんでしょう。そうす...全文を見る
○時崎委員 局長の言われるその環境基本計画を一つの基本として、そのもとにこの十六条の公害防止計画の作成等々がある。そのほかにもあるとすれば、大気保全の問題とか水質とか、いろいろなものがまたその下に計画としてある、こういうことを一言われるようなんだけれども、この公害防止計画だけをこ...全文を見る
○時崎委員 それでは次に、第二十一条の経済的措置についてお尋ねをいたします。  きのうも公述人に対する質問でも若干触れたのですが、どうもこの二十一条の二項、全体の文章を読んでみて、ここの条文だけはどうも日本語になっておるのかどうかという、法律でもこういうようなことを書くのかと思...全文を見る
○時崎委員 私の聞いていることと局長の言うことは大分隔たりがあって、私は、二十一条の二項は日本語になってないよと言っているだけなのです。こういう措置に向かって何とかこの法律案の中に盛り込んだという御苦労は多とするのですよ。  だってそうでしょう、二十一条の前にある括弧つきの「(...全文を見る
○時崎委員 時間が参りましたので終わりにしますが、法制局も認めた文章だというけれども、少なくとも、環境基本法をつくって、あの文章がぐあい悪いからすぐ直そうということにもならないと思うのですね。どうですか、大胆にこの文章をもう一度法制局と相談して日本語にしたら。これは日本語じゃない...全文を見る
06月07日第126回国会 衆議院 決算委員会 第10号
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○時崎委員 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、平成元年度決算に対し反対することを表明し、その理由について、ごく簡単に申し上げます。  私たちは、平成元年度決算に関する指摘事項の議決案件には異議はありません。しかし、特に改善を必要とする重要な問題として、私たちはほかにも数...全文を見る