徳田毅

とくだたけし



当選回数回

徳田毅の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○徳田委員 自由民主党の徳田毅でございます。  本日は、大臣所信に対する質疑ということで、予算案や、または予算編成過程における事業仕分け特別枠、そうしたことについて御質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、この委員会開催前に理事会で問題になった件であります。  二月二...全文を見る
○徳田委員 この予算関連法案、これが通らなければ国民生活や日本の経済に多大な影響を与えるということは、これはだれもがわかっていることなんです。今の答弁では大変他人事のように聞こえるんですが、玄葉大臣は、政調会長でもありますし、主要閣僚ですよ。この方がこうしてこだわらない旨の発言を...全文を見る
○徳田委員 もう一度申し上げたいと思いますが、玄葉国家戦略担当大臣兼民主党の政調会長が、二月の二十日のNHKの討論番組で、年度内成立をこだわらないという発言をされたことについて、大臣の御所見をお伺いしたいと思います。
○徳田委員 大臣はそのように発言をされておられるかもしれませんが、玄葉大臣がどのような趣旨で発言されたか、これは明確に示していただかなくてはなりません。このことについて、大臣として、委員会として、どのような対応をされますか。
○徳田委員 このことに余り時間はとりたくはないんですが、六月までに既にある税収見込みでできるところはあるが、それ以降は極めて心配だということを述べられたと。しかし、この発言を受けて、国民の皆様がどう受け取られるかということが何よりも大切なことですよ。そして、責任ある立場の方が、主...全文を見る
○徳田委員 本当に、大臣として個人的な発言を言われるのはどうかと。それはそのとおりなんですよ。政権与党であれば、責任を持って予算、予算関連法案を通す、そうした責任を大きく感じてもらわなきゃいけないんですが、実際に、皆さんの与党の中で、会派を離脱するという方がおられる、そして再可決...全文を見る
○徳田委員 私は、この十六人の方と、基本的に同じ考えではありません。マニフェストをそのまま実行すべきだとはとても思えませんし、また、二百七兆円の総組み替えなどという発想自体がおかしいということを思いますが、しかしながら、与党の中で、この予算関連法案にも反対しようということの可能性...全文を見る
○徳田委員 それでは、やはりこの予算を成立させる責任は、必ず政府・与党に第一義があるということを確認させていただきました。  そこで、これから本当にこの予算案、予算関連法案が成立するのか。特に予算関連法案ですね。いろいろなことを想定してここで言うわけにはいきませんが、しかしなが...全文を見る
○徳田委員 これからどのような経緯をたどるのかわかりませんが、まず、こうした予算案を提出される前に与党内でしっかりと意見を集約されること、それは当然のことでありますし、そうした中で、皆さんがしっかりと、成立させるその責任感、使命感というものを強く持ってこれから審議も進めていただき...全文を見る
○徳田委員 二十一年度ですか、あのときは、決算ベースでは五十二兆から三兆だったということだと思います。しかしながら、あのときの世界的な経済危機、この経済危機をいかに食いとめるか。そのときは、その危機対応という部分で特別な国債の発行額であったということを思います。  ですから、こ...全文を見る
○徳田委員 先ほどのリーマン・ショックに話を戻したいと思いますが、本当に大きな経済危機であったということを思います。  これを数字であらわしますと、例えば実質経済成長率、対前年比、リーマン・ショック時、二〇〇八年の十月—十二月期でいえばマイナス一一・九%。二〇〇九年一月—三月期...全文を見る
○徳田委員 実は、昨年の常会などにおいても、この四十四兆をベースにするのはおかしいのではないかという議論がありました。そこで、当時の政府答弁、これは今総理大臣である菅国家戦略担当大臣そして兼務されて財務大臣がお答えになっていることですが、国債発行額が四十四兆となった理由として、税...全文を見る
○徳田委員 税外収入が落ち込んだということでありますが、例えば埋蔵金なども、一回使えばもうなくなってしまうわけですよ。その分落ち込むというのは、もともと見込めていたことではありませんか。  もっと言えば、ことしこれだけ使ったら、ことしの予算では外為など先食いまでしているわけです...全文を見る
○徳田委員 今、歳入歳出一体でしっかりと取り組んでいかなければならないということを言われましたが、本当に歳出面での財政再建への貢献がなされているのでしょうか。皆さんがマニフェストで書かれた政策で税収が増加するんだったらいいんですよ。しかし、税収も大幅にふえていないですし、効果はほ...全文を見る
○徳田委員 確かに入りの方ではそれだけ見つけてこられたということでありますが、それは、事業仕分けでなくても財務省ができることですよ。今は歳出削減の方でお話をさせていただいております。  実は先日、家に帰ってテレビをつけてみますと、CMなどで、次世代スーパーコンピューターの技術の...全文を見る
○徳田委員 蓮舫大臣もおられないので、どういうつもりで言われたのか、ここでお話はできないかもしれません。  しかしながら、質問するに当たってちょっと調べてみましたら、二十二年度、二百八十八億円が計上されておったわけです。事業仕分けにおいては、来年度の予算計上見送りに限りなく近い...全文を見る
○徳田委員 事業仕分けの判定がそのまま反映されないということは、国民の皆様も大変驚かれていると思いますよ。各委員会の中では、この事業仕分けの判定には法的拘束力はないという発言もありますし、これまで政務三役の中には、こうした事業仕分けはもう終わりにすべきだ、そういう方もおられた。 ...全文を見る
○徳田委員 それではもう一つ、この二十三年度予算案の編成過程において重要な位置を占めたのは、元気な日本復活特別枠というものであったと思います。今年度予算は元気な日本復活予算とも言われておりますし、そうした中で、この予算編成において大変大きな分野を占めたのではないかということを思い...全文を見る
○徳田委員 大体概要はよくわかりました。  そこで、きょうはこうした二枚紙をお配りさせていただいております。この元気な日本復活特別枠について大変疑問なのが、パブリックコメントの評価が高いのに判定が低いものもあれば、パブリックコメントの評価が低いのに判定の結果が高いものもある。な...全文を見る
○徳田委員 質問通告はしておりませんが、高速道路無料化というのは、民主党の皆さんが選挙で戦ったときの目玉政策ですよ。それで、国土交通の副大臣になられた方がその有用性について説明できないというのはおかしいんじゃないでしょうか。
○徳田委員 何だかよくわからなかったんですが、しかしながら、それでは、まあよしとしましょう。  それでは、野田大臣にお聞きしたいと思います。  野田大臣は、元気な日本復活特別枠に関する評価会議の九名の中のお一人ですね。しかも議長代行という立場をお務めでありますから、この百八十...全文を見る
○徳田委員 全く答えになっていないんですよ。  本当にパブリックコメントの評価が反映されていますか。それに、社会実験については、これから見直しの対象になっている、そういうものなんですよ。
○徳田委員 それはちょっとおかしいのではないですか。パブリックコメントは一つの参考だと言われました。ですから、パブリックコメントの評価がそのまま評価に反映されているわけではないということを言われました。それでは、それは透明化、見える化とは言わぬのですよ。この限られたメンバーの方た...全文を見る
○徳田委員 その相対評価の過程において何がどういう理由で行われているのか、これがよくわからぬから質問しているんですよ。  パブリックコメントは何のためにとったんですか。では、今、同僚議員からも声がありましたが、パブリックコメントをとるのにどれだけの経費をかけたんですか。それでパ...全文を見る
○徳田委員 もっともらしいことを言われますが、しかしながら、どこの地域でも地域医療が確立されているというのは、本当にそう思われますか。これは民主党の議員の方に聞かれてもよいとは思いますが、チーム医療が確立されていると言われませんでしたか。  そして、今回のこの事業については、六...全文を見る
○徳田委員 委員長、この評価の理由、そうしたものについて、百八十九事業すべてにおいて、これはインターネットに出ていますか、本当に。私は調べて出てこないんですが。評価会議の内容については、それまでについてはオープンになっているかもしれませんが、なぜこういう評価結果が出てきたのかとい...全文を見る
○徳田委員 この表だけを見ますと、はっきり言えば、高速道路の原則無料化の社会実験、そして、なぜ私もこの元気な日本復活特別枠に要求されているのかよくわからぬですが、例えば在日米軍駐留経費負担、思いやり予算ですね、こうしたものが含まれているのかよくわからぬのですが、これらの事業の方が...全文を見る
○徳田委員 その四つのカテゴリーだったら何でも入るんですよ、思いやり予算でも入るんですから。そして、高速道路の無料化も入る。だったら、子ども手当も高校無償化も戸別所得補償もすべて入ってくるんですよ。だからこそ、こうしたことをしっかりと事業仕分けでも議論すべきでありますし、そして、...全文を見る
○徳田委員 質問を終わります。ありがとうございました。
03月23日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○徳田委員 自由民主党の徳田毅です。  まず冒頭に、先般の東北関東大震災でとうとい命を失われた多くの方々に衷心より御冥福をお祈りするとともに、そしてまた、今なお厳しい寒さの中で避難所での生活を余儀なくされている方を初め、震災の被災に遭った多くの方々に心からのお見舞いを申し上げた...全文を見る
○徳田委員 もう一点、今回、生保、損保の保険の支払い額というのは大変膨大なものになろうかと思いますが、合計で大体幾らぐらいになるとお見積もりになられておりますでしょうか。  また、保険会社の負担を和らげる積立金等の状況というものも教えていただければと思います。
○徳田委員 阪神・淡路大震災のときには、契約者から請求がなくても、保険会社がエリアごとに一軒一軒見て回って、手続をするように働きかけるようにしたこともあったということを聞いております。どうか、きょう御答弁をいただいた内容をそのまま生命保険会社、損保の会社が確実に実施できるように、...全文を見る
○徳田委員 ありがとうございます。  この三百二億円についての算定根拠というものについてはお答えいただけなかったんですが、前の野田大臣の記者会見では、被災地から強く御要望いただいているもの、食料品、衣料品、防寒用品、医薬品等々、そしてその数の割り出しをさせていただいて、対象県が...全文を見る
○徳田委員 細かい支援策についてはここでお話をすべきではないかもしれませんが、例えばこれから、多くの人たちが避難生活を送られていることから、仮設住宅というのが必要になってくるわけですね。  国土交通省から三万戸の要請があったということも聞いておりますが、阪神・淡路大震災、このと...全文を見る
○徳田委員 財務省として努力をしていただいているのがよくわかりました。  ただ、今、現状を聞きますと、やっと岩手で二百戸の建設が始まったというぐらいの段階だと聞いています。この財務省からの宿舎五千五百戸についても、どこまで手続が進んでいるのかということも、きょうはないと思います...全文を見る
○徳田委員 ありがとうございました。  それでは、復興予算と財源の問題について質問をさせていただきたいと思います。  今回の東北関東大震災は、被害地域が大変広域でもありますし、また、津波によってその被害が増幅されているという部分もあります。阪神大震災に比べて被害総額も大きいだ...全文を見る
○徳田委員 三月十四日、五十嵐副大臣の記者会見の内容を少し拝見させていただきました。ここでやはり感じるのは、きのうのこの委員会でも感じたことですが、被害の全容を把握しないとそうした補正予算の議論にもならないし、もっと言えば財源の議論にもならないというような印象を私は受けました。 ...全文を見る
○徳田委員 この財源をどうやって調達するのかということがさまざまな議論になっております。  今回の被害規模を見れば、これから復興支援には莫大な、大規模な予算がかかるであろうということは容易に予想されますし、では、そうしたものを、国債を発行すればいいのか。日銀が引き取るという話も...全文を見る
○徳田委員 私たちも、やはり本当にいち早く復興を果たしていくためにできるだけ協力をして、そして、先ほど四月と言われましたが、四月中にも補正予算を成立させるべきだと。そのためには、今の予算関連法案なども成立させなければならないわけですが、全力で協力をするということは、私たちが主張し...全文を見る
○徳田委員 質問を終わります。ありがとうございました。
03月30日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○徳田委員 自由民主党の徳田毅でございます。  発災以降、初めて国土交通委員会の場で質問に立たせていただきますが、まず冒頭、今般の東北・関東大震災で犠牲となられた方々に衷心よりお悔やみ申し上げるとともに、被災されたすべての方々に心からお見舞いを申し上げる次第であります。  私...全文を見る
○徳田委員 仮設住宅についても御丁寧に御答弁をいただいたことに感謝を申し上げたいと思います。  私も奄美で集中豪雨災害を経験しましたが、長くいると、おじいちゃん、おばあちゃん、高齢者の方々で、不満があってもなかなか言えない状況であったり、また、小さな子供を抱えているお母さんや若...全文を見る
○徳田委員 やはり、今回のように大規模な災害が発生した場合は、国がしっかりとイニシアチブをとって復旧に当たっていくべきだと思いますし、国土の保全というものについても国が責任を持って行う必要があります。  ですから、これまでの議論においては、整備局の権限を地方自治体に移すなどの議...全文を見る
○徳田委員 やはりこれから、自治体を支援していくというのではなくて、本当に自治体とともに着実に復興を行っていくということが大事だと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいということを思います。  次に、道路についてお伺いをさせていただきたいと思います。  私は、東北道から花...全文を見る
○徳田委員 国交省が行っていく社会資本整備については、平時も非常時もという考えで、本当に常に非常時で考えなきゃいけないということを思うんです。これは道路にかかわらず、これまで八ツ場ダムやスーパー堤防などの議論がありました。そういうことも、今回の地震の教訓を生かして、私たち政治や行...全文を見る
○徳田委員 ありがとうございます。  本当に今、民主党さんが掲げた政策も一時凍結して、そうした予算を復興財源に充てるべきだという国民世論の声もあります。  大臣自身も、二十三年度予算において千二百億円計上されているこの高速道路無料化社会実験、これについては復興財源に充てるとい...全文を見る
○徳田委員 新たなものをつけ加えないというのはどういうことですか。これまで社会実験を行ってきた部分はこれからもやり続けるということなのでしょうか。
○徳田委員 与野党間の協議を踏まえてということでありますが、私たち野党の要望については、ほとんど聞いてもらったことなんかないんです。皆さんの方で勝手に決めてやっちゃうことが多いんですよね、今回の子ども手当にしてもそうですが。  これから、今までよりも突き出さないと。では、これま...全文を見る
○徳田委員 大臣もどうか被災現場をごらんになっていただきたいということを思います。そうすれば、こうした政策よりもやはり復興の方を優先させるべきだという発想に立つのではないかと思います。子ども手当などの政策についてもこれから議論になろうかと思いますが、やはり短期間の間にできるだけの...全文を見る
05月11日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○徳田委員 自由民主党の徳田毅です。  きょうは五月の十一日、三月十一日に発災したあの東日本大震災の発災からちょうど二カ月となります。改めて、犠牲となられた多くの方々に心から御冥福をお祈りするとともに、被災をされたすべての方にお見舞いを申し上げたいと思います。  大臣は、四月...全文を見る
○徳田委員 ありがとうございます。  私もこの二カ月の間に四度、被災地を視察してまいりました。大臣同様、やはり一刻も早い被災地の復興を目指して私たちは全力を尽くさなければならないと強く思った次第であります。  しかしながら、今私たちが直面している課題はあの被災地の復興だけでは...全文を見る
○徳田委員 ありがとうございます。  その共通する認識を持った上で、まず最初にお伺いしたいのですが、今、私も自民党の国対におります。そうした中で、五月の九日に民主党の安住国対委員長が、今国会の会期延長は考えていないという発言をされております。やはり、今、被災地の状況を考えると、...全文を見る
○徳田委員 今、成立を目指さなければならないものがあるからと。でも、それだけではないと私は思うんです。これから、いつ、どこで、何が起こるかもわからない。そうした中で、いつでも国会や政治が、政府がしっかりと対応できる、万全を期するような状況を私たちは整えておくことがやはり重要ではな...全文を見る
○徳田委員 今、大臣の立場からは国会の会期の話はできないのかもしれませんが、しかしながら、もう一度、視察をされたこと、そしてその中でお聞きなされたこと、そういうことから考えて、国民感情として、今、国会を閉めるということが許されるのか、国民がどういう感情を持たれるのか、やはりいま一...全文を見る
○徳田委員 現在、また第二次補正予算に向けて、三党合意を踏まえてそうした議論が行われているということであると思いますが、しかしながら、震災当初からやはりマニフェストの抜本的な見直しという方針は皆さんも示されていたことであったと思います。  優先順位、これはどんな仕事についても大...全文を見る
○徳田委員 税制の抜本改革というのは、大変大きな問題、難題ですよ。六月に税と社会保障の一体改革の成案が得られる、それでまた対応したいという答弁もありました。しかしながら、そこでどれだけの増税になるのか、どういう形の社会保障の新しいあり方が出てくるのか、全くわからない状況の中で、二...全文を見る
○徳田委員 このことについては、これからまたしっかりと、これは与党だけの問題ではなくて、将来の安定的な制度というものをつくっていくためには私たちもしっかりと取り組んでいかなければならない問題だと思いますが、今回は、緊急性があったとしても、余りにも乱暴なやり方だったのではないかとい...全文を見る
○徳田委員 特例公債法案をしっかりと成立させなければ重大な影響が出るということですから、これについては会期内で成立をということを申されておりましたが、私たちも、これまで民主党さんが掲げられていたマニフェストを抜本的に見直すということであれば応じるということは申し上げているんです。...全文を見る
○徳田委員 前々から検討されるとか議論をするとかと言われるんですが、全く私たちの方には聞こえてこないんです。  今回の合意についても、「検討を進める。」とか「成立に向け真摯に検討を進める。」とか何だとか、そうした合意ですから、私たちは余り当てにできないのかなと思っているところも...全文を見る
○徳田委員 ありがとうございます。  そこでです。先日の復興構想会議第一回の場で、いきなり増税というのが出てきました。確かに、今の財政再建のことを考えれば、むやみに国債を発行すべきではないということを思いますが、今の経済状況をかんがみれば、むやみにまた増税ということも打ち出すべ...全文を見る
○徳田委員 そのとおりだと私も思います。だからこそ今改めて、増税するならば、そのあり方であるとか、またその時期であるとかというものをしっかりと、また、これは震災の復興状況であったり経済の状況であったりというものを見きわめた上で、慎重に出さなければならないものだということを思ってお...全文を見る
○徳田委員 この震災が起こって、地元に帰るたびに何を言われるかといいますと、東北の復興のために巨額の予算を回されるので、自分たちにはもう回ってこないんじゃないかと。これは多くの人たちが聞くことだと思います。私のところは大変田舎ですから、そういう地域経済にとって、農業や漁業のような...全文を見る
○徳田委員 ありがとうございました。
07月20日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第29号
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○徳田委員 自由民主党の徳田毅でございます。どうぞよろしくお願いします。  三十分と時間も限られておりますので、早速質問に入ってまいりたいと思います。  本法案は、平成二十二年度の剰余金を第二次補正予算の財源として活用するための特例法ということでありますが、そもそも平成二十二...全文を見る
○徳田委員 ありがとうございました。  それでは、この分析を踏まえた上で、この三月以降、つまり二十三年度の経済の動向についてお伺いしたいと思います。  三月十一日に東日本大震災が発災をいたしました。東北の被災地は、基幹産業である農業、漁業、製造業を中心に、壊滅的な打撃を受けて...全文を見る
○徳田委員 ありがとうございました。  今お答えいただきましたこの経済の見通し、回復基調に乗せていくということもありましたが、やはり、基本的には経済が極めて厳しい状況にある。その見通しに伴って、それでは今年度の税収、これはどれほど減収になるのかということであります。  まだ七...全文を見る
○徳田委員 何を申し上げたいかと申しますと、やはり今、経済は危機的状況に陥りつつあるのではないか、それに伴い税収も落ち込んでいくのではないか、そうすると、財政もさらに厳しい状況に追い込まれるということであります。  昨年六月に財政運営戦略とともに新成長戦略が閣議決定をされました...全文を見る
○徳田委員 七月中にこの復興の基本方針をまとめて、その上で大規模な本格的な復興に向けた第三次補正予算を編成するということでありますが、このタイミングとしてはどうなんでしょうか。もう被災から四カ月がたっている。きのうの予算委員会の議論でも、いまだに復旧段階ですが、それも遅々としてお...全文を見る
○徳田委員 いろいろな見方があるから、こうやって議論をさせていただいているわけであります。  一次で足りない部分を二次で埋め合わせさせた、二兆円の範囲内でということでありました。しかし、正確に言えば、この二次補正予算、一兆九千九百八十八億、これはこの二十二年度の剰余金と全く同じ...全文を見る
○徳田委員 それがたまたま剰余金で出てきた一兆九千九百八十八億と同じ額になったということでありますか。これはようわからぬ話なんですね。  これまで大臣は、財政が制約になり災害対策が滞ってはならないということを何度も申されておりました。しかしながら、今回の補正予算の姿を見ると、出...全文を見る
○徳田委員 言われることは確かに理解はできます、むやみに国債発行をするべきではないと。しかしながら、今言われたことを本当に被災地の方は理解できるでしょうか。それは政府の都合だ、国会の都合だと受け取られかねないのではないか。  被災地の状況を大臣は見てこられたと言いました。どうで...全文を見る
○徳田委員 阪神・淡路大震災と今回の東日本大震災、そう単純に比較できるものではないんだということもわかります。しかしながら、第一次補正予算、第二次補正予算、この時期が十日おくれたとかという話じゃないんです。ここに十分な施策が、政策が盛り込まれていない、被災者救済のためにです。そし...全文を見る
○徳田委員 今言われていたスケジュール、それは被災地にはとても理解できないものだと私は思いますよ。きのうの予算委員会でも、政府も一生懸命取り組んでいるなどと言われていましたが、これまでもそういう言葉は聞いてまいりました。でも、それが免罪符になるでしょうか。そうした政府の後ろ向きな...全文を見る
○徳田委員 議論の推移を見守ってということでありますが、それが後ろ向きだと申し上げているんです。大臣は重要閣僚でありますよ。その大臣が方針を出せば、みんな積極的にやるんじゃないですか。政府として、本当に被災地のためにというのであれば、まずこの二重ローン問題、被災地の方が、本当にあ...全文を見る
○徳田委員 与野党協議も含めて財源も決めていくということでありますが、私たちは復興債を発行すべきだと、そして大規模な復興計画、本格的な復興対策を行うべきだということを申し上げているんです。皆さんが小出しにしている。そこはよく御理解をいただきたいということを思います。  時間が来...全文を見る
11月18日第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○徳田委員 おはようございます。自由民主党の徳田毅でございます。  本日は、東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案について質疑をさせていただきたいと思います。  まず冒頭、安住大臣、大臣は、今回の東日本大震災で甚大な被害を受けた...全文を見る
○徳田委員 本当に被災地は大変な状況であり、また特に石巻は、今も瓦れきの撤去などもほかの地域に比べておくれている。それがすべて政府の責任だとは言いませんが、ただ、私たちが、八カ月たった今、被災地から聞く声は、今までの取り組みというのは、やはり多くの方が言われるようにツーリトル・ツ...全文を見る
○徳田委員 プライマリーバランス、そして財政再建、そうした観点から増税をお願いすると言われますが、民主党政権においては、昨年だけでも四十四兆、公債を発行しているわけです。今回発表された中期財政フレームにおいては、来年度においても四十四兆に抑えようという目標が立てられております。 ...全文を見る
○徳田委員 この四十四兆という国債発行枠というのは、大臣が言われるように、リーマン・ショック時の世界的な経済金融危機の影響が残っていた、その当時の、平成二十二年度における国債発行額に準拠して設定されたものだということだと思います。  しかし、小泉政権時代には、国債の発行を三十兆...全文を見る
○徳田委員 そうした厳しい状況だからこそ、今増税すべきではないのではないかということを申し上げているわけです。  財政再建、これは、どの政党が政権を担当しようとも、必ず取り組んでいかなければならないと思います。もちろん、復興も果たしていかなければならない。その中で財源を確保する...全文を見る
○徳田委員 今の御答弁では、今後の経済の見通しについて、言葉をかえれば復興の特需に期待されているところがあるのかもしれませんが、しかし、地域が偏っているのではないか。私は鹿児島ですが、その特需の効果が九州まで本当に波及するのか。しかしながら、増税は全国的にかかっていくわけです。そ...全文を見る
○徳田委員 そこで、大変疑問なのが、なぜ消費税を復興財源として早い段階から除外してしまったのかであります。  消費税は一%で二・五兆ですね。ですから二%を二年かければ十兆出てくる、そんな単純には考えられないかもしれませんが。しかしながら、十一・二兆という増税分を考えると、これか...全文を見る
○徳田委員 今おっしゃられたことが消費税を除外する理由になるのかなということは、今お聞きしても大変疑問に思うところであります。  もう時間もなくなってきたわけですが、この特別税について最後にもう一つだけ申し上げたいと思います。  やはり国民負担はできるだけ小さくしていくという...全文を見る
○徳田委員 税外収入をJT株やエネルギー関連の株を売却することによって二兆円上積みするということも打ち出されておりますが、それが本当にどこまで進むかわからない、まだ不透明な段階ですね。よくわかります。  その一方で、やはり歳出削減、ここにもしっかりと取り組んでいく必要があると思...全文を見る
○徳田委員 税外収入の確保について結論が得られるかどうかとは別に、そのときの経済状況であったり税収であったり、そうしたことも勘案した上で国民の負担額を減らしていくということは、めどとして示すことは私はできると思うんですが、この件についてはまた引き続き議論をしてまいりたいと思います...全文を見る
○徳田委員 大串政務官、そんなことを聞きたいがために政務官が来るのを待っていたわけじゃないんですよ。  確かに三党合意かもしれませんが、自民党は、幅広い方々を対象にできるような機構を新しくつくってくれ、再建可能になった中小企業だけではなく幅広い意味で対応できるようにしてくれとお...全文を見る
○徳田委員 努力だけではもう本当に足りないと思いますよ。起きないようにじゃなくて、本当に、私は義務化するぐらいのことはやはりやってほしいと思います。  終わります。ありがとうございました。