徳永久志

とくながひさし

比例代表(近畿)選出
立憲民主党・無所属
当選回数1(参1)回

徳永久志の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月25日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○徳永久志君 民主党・新緑風会・日本の徳永久志でございます。この七月に初当選をさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。  現在、補給艦「ときわ」の給油量取り違え問題に対しまして、福田首相は、とんでもないことをしてくれたと、私まで疑われるという御発言がございました。...全文を見る
○徳永久志君 大臣も今ほど述べられましたように、日本国憲法では、文民統制に関する明文的な規定というのはわずかに国務大臣の文民規定を有するのみということであります。ただ、憲法上の一般的な制度として、特に国会による統制ということについては、立法権や予算承認権、条約承認権、あるいは両院...全文を見る
○徳永久志君 私の理解に対しては共有を基本的にはしていただけるということでありました。  監視という言葉がいいかどうかは別にいたしまして、その自衛隊を国会の監視の下に置くという、そういう観点から見ますと、国会承認をどう考えるのかという問題は当然出てくるんだろうと思っています。 ...全文を見る
○徳永久志君 今おっしゃっていただきましたところは基本的には理解をします。  特に、外国には軍を動かす場合は憲法で規定をしているところもある。しかしながら、我が国の場合は、建前上軍はないということになっておりますので、そういう明確な規定というのが憲法にはない以上、特に自衛隊を動...全文を見る
○徳永久志君 国会承認を何でもかんでもやっていくということがおかしいということは、これはどう理解すればいいんですかね。それは文民統制の根本から狂ってくるんじゃないですか。
○徳永久志君 よく分からないんですけれども、自衛隊を海外に例えば出すという根拠法を作りましたよと、これについて国会で承認をされましたよと、その根拠となる部分については承認をしたけれども、具体的なオペレーションの部分についてはもう一度国会で議論をして承認を得る手続を取っていきましょ...全文を見る
○徳永久志君 メニュー法として、具体的な中身について書かれているやつは法の承認をもって国会承認とみなすみたいなことをおっしゃいましたけれども、じゃ、どういう場合に具体的な中身まで法律の中に書き込む、どういう場合には書き込まない、その辺のところというのはどう判断をしていかれるんでし...全文を見る
○徳永久志君 よく分からないんですね。  ですから、これ、内閣の恣意によって、ある部分については法律の中に、いわゆる大臣の言葉で言うと、落とし込んでいって国会承認でそれで当ててしまう、ある部分については国会承認は根拠法の中に入れていくという、その辺が恣意的にやられてしまうことと...全文を見る
○徳永久志君 屋上屋とおっしゃいましたけれども、やっぱり状況は刻々変化するわけでありますから、その時々に対応の変化があるわけですから、状況の変化が、ですから、そこはしっかりと二重の意味で国会承認を求めて何か不具合なことでもあるのですか。
○徳永久志君 ちょっと時間もなくなってきましたので、ちょっと見方を変えまして、同様の観点になろうかと思いますけれども、今衆議院と参議院でねじれていると言われています。政府・与党内では、参議院で否決をされても衆議院の三分の二の多数で再可決すべきだとの強硬論があるようであります。憲法...全文を見る
○徳永久志君 やはり私は、一院の意思だけで自衛隊を海外に出すという前例をつくってしまうことは非常に危険が伴うのでは、今後のことに対しても危険が伴うのではないかというふうに思っています。  次に、自衛隊を国民の監視の下に置くという観点からしますと、今回の場合に当てはめますと、自衛...全文を見る
○徳永久志君 是非とも、先ほど石破大臣も文民統制の総論の部分で、軍事に関する知識を十分に知っていることが大切だと、政治の側がですね、ということもおっしゃいましたので、その前提となる情報の開示というのはやっぱりその大前提だと思いますので、一層積極的な開示を求めておきたいというふうに...全文を見る
○徳永久志君 大分怒りに満ちた御答弁があったわけでございますけれども、是非そういった対処をしていただきたいと思います。  にもかかわらず、防衛省全体の危機意識というのは本当に高まってきていて、しっかりしないといけないという思いになっておられるのかどうかという部分なんですが、新聞...全文を見る
○徳永久志君 是非一緒に議論をさせていただきたいというふうに思いますし、また、この検討委員会は、報道によりますと、内部の方々を中心ではないんですかね。
○徳永久志君 日本の文民統制は、どちらかといえば文官統制といいますか、内局官僚による文官統制の側面が強いという指摘もなされているわけであります。今回の検討委員会、是非、気が付いてみれば文官統制が強化されたというようなことにならないように是非ともお願いをしておきたいと思います。 ...全文を見る
12月13日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○徳永久志君 民主党・新緑風会・日本の徳永久志でございます。  私は、大きく四点にわたって質問をさせていただきます。  まず、過日の新聞報道、これは地元の京都新聞といいますが、十一月十四日、私の地元選挙区であります滋賀県高島市の饗庭野演習場で訓練中だった陸上自衛隊第十師団第十...全文を見る
○徳永久志君 それでは、この行方不明になった男性の隊員は、そういう行方不明になる、演習場から、訓練から逃げ出すということなんですが、それに至った動機とか理由というのは把握はしておられますでしょうか。同じく局長、お願いいたします。
○徳永久志君 地元高島市に対しましては、当該師団の責任者の方から謝罪も行われ、事の経緯の説明も行われたということでございますので、この点については高島市長さん始め、まあいいんじゃないのというようなお話でもございました。誠意を尽くしていただきましたというお答えもあったことも併せて御...全文を見る
○徳永久志君 是非そういった体制を強化していただいて、このような事案が二度と起こらないよう、そして近隣の住民の方が不安に陥ることのないように、是非取組を強めていただきたいというふうに強くお願いを申し上げておきたいと思います。  通告しておりませんが、大臣、もし何かコメントがあり...全文を見る
○徳永久志君 それでは、よろしくお願いをしたいと思います。  次の質問に移ります。  先般、本委員会で配付をいただきました、防衛省が作りましたコンプライアンス・ガイダンスを私も読ましていただきました。非常に分かりやすく、よくできているなということを思います。その反面、分かりや...全文を見る
○徳永久志君 まず、この大臣規範は遵守義務があるということでございます。  次に、この大臣規範が言うところの大規模パーティーとは具体的にどのようなものを指しているのでしょうか。
○徳永久志君 そういう何か主観的なものなのでしょうかね。パーティーが大きいとか中くらいとか小さいとかというのは、もう基準というのは明らかなのではないですかね。この政治資金パーティーの場合でいきますと、収入がこれだけあったから大きいね小さいね、あるいはこれだけ人が集まったから大きい...全文を見る
○徳永久志君 今、自民党の昭和六十三年に決められた基準ということで、特定パーティーと官房長官おっしゃいまして、これは千人以上と言われました。これは一千万円以上の収入の間違いじゃございませんか。特定パーティーというのはそういうことだと思いますが。
○徳永久志君 では、それは自民党が定義をする特定パーティーという理解をさせていただきたいというふうに思います。  ただ、この政治資金パーティー、我々もやるわけなんですが、いわゆる案内状、御招待状の中に必ず、このパーティーは政治資金規正法第何条何項に基づくパーティーであるというふ...全文を見る
○徳永久志君 ということは、一千万円以上の収入のあるパーティーというのは、大規模だからしっかりと個別に特定パーティーという名称で公開、報告をしなさいよという趣旨だと理解してよろしいでしょうか。もう一度、参考人。
○徳永久志君 もう一度申し上げますが、政治資金規正法に基づくパーティーが行われたわけであります。したがって、規模が大きいとか云々というのは、この政治資金規正法の中に使われている概念を用いていくということがこれは極めて私は妥当だというふうに思います。  それで、ちょっと調べてみま...全文を見る
○徳永久志君 この大臣規範というのは政府がお決めになったことでありますから、私は、このパーティーをするのがけしからぬとか、あるいはこうこうこういうものはけしからぬと言っていることではないんです。政府がお決めになって大規模パーティーは自粛しますとおっしゃっている以上、それは守ってく...全文を見る
○徳永久志君 これ、内閣として閣議決定された事項ですよね。こういう国民の誤解を招くような大規模なパーティーは自粛しましょう、自粛しますということを閣議決定で決めておいて、それが大規模なのかどうか、国民の誤解を招くのかどうかは大臣の判断によるというのは、何か全然話が違うじゃないです...全文を見る
○徳永久志君 是非、やっぱりこれは政府が閣議決定でお決めになったことでもありますし、またこれ、いろいろな政治と金にまつわるうさん臭いスキャンダルについての反省からこういうことも決められたんだろうということも思っていますので、是非、この大臣規範のパーティー規定についてはもうちょっと...全文を見る
○徳永久志君 ビー・ジェントルマンでいいんだということであれば大臣規範なんて要らないじゃないですか。(発言する者あり)いやいや、ちょっとそれはおかしいですよ。
○徳永久志君 だから、よく分からないんですが。  もう一度繰り返しますが、大臣規範は政府が閣議決定でお決めになられました。この大臣規範については遵守義務があるとも官房長官おっしゃいました。しかし、それが、このパーティーについては大きく二つあると思うんですね、大規模か否か、誤解を...全文を見る
○徳永久志君 もう一度改めてお聞きをいたします。  この二〇〇五年十二月十二日、二〇〇六年三月二十七日、二〇〇六年六月二十六日、これ額賀大臣が防衛庁長官在任中に行われたパーティーで、それぞれ一千万円を超える特定パーティーとして収支報告書に記載をされておるんですが、これは大規模パ...全文を見る
○徳永久志君 それと、もう一点確認をさせてください。  政府としては、大規模パーティーというのは個別具体的な基準というのは特にはないと、それぞれ大臣の見識によるんだということでありますので。ですから、こうやってもう過去終わってしまったパーティーについては、当然このとき額賀さんは...全文を見る
○徳永久志君 これで本当にコンプライアンスということができていくんでしょうかね。当事者の一義的な判断に、まずは第一義的には当事者の判断に任すんだといってみれば、今起こっている様々なスキャンダルとか不祥事というのは、まずはその当事者の方が善かれと思ってやっていたけれども、結局最後、...全文を見る
○徳永久志君 今回の新法の条文化のときに、こういう転用できないことを条文化、条文として明文化すべきではないかという議論もあったやに聞いておりますけれども、この転用できないことを条文に明記しないまでも、やっぱり法の運用面においてしっかりとチェックができるということでなければいけない...全文を見る
○徳永久志君 次に、バーレーンに海上自衛隊の連絡官が派遣をされておりまして、その連絡官がアメリカ第五艦隊司令部から補給対象艦艇の運用計画を聴取をして、その後、それぞれの都合に合わせて調整を行っているということでもございました。このバーレーンでの調整作業あるいは確認の在り方といった...全文を見る
○徳永久志君 防衛駐在官という身分ということだと、この連絡官の方は外務大臣の指揮下に入り、例えば収集した情報などは外務省にまずは報告をされる、防衛省と直接通信することも禁じられると聞いておるんですけれども、この理解でよろしいですか。
○徳永久志君 それでは、この防衛駐在官というか、このバーレーンに派遣されている連絡官の方というのは、要は外交官としての顔を持ち、自衛官としての顔も持つということで、場合によっては外務大臣の指揮命令下にもあるし、防衛大臣の指揮命令下にもあると、こういうことでよろしいですか。
○徳永久志君 じゃ、ちょっと例え話で恐縮です。こんなことはないんだと言われてしまえばそれでおしまいなんですけれども、頭の整理のために。  給油の要請がある国からありました、それに調整をしておったら若干の疑義が生じた、目的外使用がもしかしたらあるのではないかと思われるようなケース...全文を見る
○徳永久志君 では、ちょっと何かごちゃごちゃしているなという感じもするわけなんですが、もう時間がありませんので、最後に、こうした連絡官の調整業務の充実強化をすることはやはり大変重要だろうというふうに思います。特に、油の適正な使用を確認するという作業というのはこの法案の一つの骨組み...全文を見る
○徳永久志君 時間になりましたので、これで終わります。ありがとうございました。