戸田邦司

とだくにじ



当選回数回

戸田邦司の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第136回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○戸田邦司君 平成会の戸田でございます。  まず第一に、北海道の古平町のトンネル事故で、この間事故に遭われて亡くなられた方々に心から哀悼の意を表したいと思います。  また亀井大臣、御就任になられまして初めての質疑ということでありますが、亀井大臣の御就任につきましては心からお祝...全文を見る
○戸田邦司君 非常に難しい時期に差しかかっているかと思いますので、運輸省としましても、注意深く見守って必要な指導なり措置をとられるように希望しておきたいと思います。  それから、JRの問題でもう一つ、JR貨物でありますが、最近の経営状況を見ると基本的にこれこそ非常に難しいという...全文を見る
○戸田邦司君 完全民営化ということになった場合に、ほかの事業者といいますか、例えばトラックとかそういうところと連携をとるとか、そういうことを相当大幅に取り入れてといいますか、バックアップ体制が民間側で相当とられなければこの赤字体質を抜け出すことができないんじゃないかと思っておりま...全文を見る
○戸田邦司君 整備新幹線の今後の進捗状況というのは、特に地方の人々にとっては非常に切実な問題で、大変注目を浴びている課題でもあります。運輸行政の中でも非常に重要なポイントになるかと思います。特に、予算獲得につきましては大臣の活躍に期待するところ大かと思います。そういった点で、これ...全文を見る
○戸田邦司君 いずれにしましても、その残った債務、それから関連したいろんな部門、そういったものをすべて解消するといいますか、できるだけ早い機会にそういうことをするというようなことになっているようでありまして、私は、これからこの問題の重要性を、問題を先送りするようなことのないように...全文を見る
○戸田邦司君 それでは次に、港湾整備並びに空港整備について御質問申し上げたいと思います。  まず、港湾整備でありますが、過去数年間公共投資部門でCランクと不名誉かつ不当な扱いであったかと私は思っておりますが、所信の中でその港湾整備の重要性を非常に強調しておられます。  平成八...全文を見る
○戸田邦司君 それでは次に、空港整備関係についてお伺いしたいと思います。  空港整備につきましても、平成八年度は第七次空港整備五カ年計画の初年度ということになります。この五カ年計画で総額三兆六千億というようなことになっているようですが、けさほども亀谷委員からお話もありましたが、...全文を見る
○戸田邦司君 今、空港の整備につきましては、成田の例でもわかりますように、土地の取得その他について非常に困難を伴うということがあります。そういった点でさらに運輸省の御努力に期待したいと思っております。  次に、これは私自身も非常に深く関与してきた問題でありまして、委員会で質問す...全文を見る
○戸田邦司君 時間も参りましたので、もう一点だけ。これはせっかくおいでいただいておりますが答弁は必要ありませんので、私の方から希望だけ述べさせていただきたいと思います。  けさほど問題になりました海洋法の問題でありまして、領海の無害通航などについても考え方が変わってきていると、...全文を見る
04月11日第136回国会 参議院 運輸委員会 第7号
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○戸田邦司君 船員法及び海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案の審議でありますが、我が党も基本的にこの改正には賛成でありまして、いろいろ基本的な問題がありますのでその点について確認させていただきたい、そういうことであります。  今回の法律改正案でありますが...全文を見る
○戸田邦司君 ただいま小川局長からお答えいただいた中でポートステートコントロール、寄港国による立入臨検の話が出てまいりました。このポートステートコントロールにつきましては、これまで委員会などで余り大きく取り上げられたことはなかったように記憶しておりますが、実はこれは重大な意味があ...全文を見る
○戸田邦司君 今度の両方の改正、特に船員法の改正に関しましては、それらの条約の中身を受けまして、旅客船、高速船の乗組員に対する訓練が義務づけられることになっております。  これまでの事故を眺めてみますと、特に旅客船の中でロールオン・ロールオフ船と言われている船、フェリーなどが多...全文を見る
○戸田邦司君 今、船員部長からのお話にありましたが、我が国のように非常にきちっとした教育訓練をやり、さらにそういった特殊な訓練も行っているというようなことですので、我が国の乗組員に関する限りはひとまず安心してよいのかなという感じがしております。  そこで、今回の改正も含めてこの...全文を見る
○戸田邦司君 この三条約関係でありますが、ちょっと話は前後してしまうかもしれませんが、そもそも各国で大事故が相次いだというようなことがありまして、その都度海上人命安全条約あるいは海洋汚染防止条約、こういったものを改正し、船員関係のそういう条約も新たにつくってきたということでありま...全文を見る
○戸田邦司君 ただいまお話ありましたポートステートコントロールでありますが、ポートステートコントロールという概念が入ってきたのは、たしか一九七八年のSOLAS条約の議定書をつくったときだったように記憶しております。それまでも条約上、外国船へ立ち入って、それで欠陥がないかどうかとい...全文を見る
○戸田邦司君 今お話のありましたブラックリストでありますが、我が国の船舶はもちろんブラックリストの中では非常に少ないというか、非常にまれなんじゃないかと思いますが、その辺はいかがでしょうか。正確な隻数は要りません。
○戸田邦司君 ポートステートコントロールでアジア地域の協力が非常に重要になってきているということでありますが、アジア地域でそういうことを実施しようとすると、国によって技術的ポテンシャルのレベル、それから法制度の問題、それに相当の人員を必要とすることでもありますのでそういった人員的...全文を見る
○戸田邦司君 今お話がありました我が国の対応、これも非常に重要ではないかと思いますが、ポートステートコントロールというのは外国船に立ち入っていくということでありまして、場合によると非常に危険が伴う場合もある。それからもう一つ、言葉の問題といいますか外国船で言葉がなかなか通じない、...全文を見る
○戸田邦司君 今お話しいただいたポートステートコントロールの体制でありますが、沖がかりしている船舶、特にタンカーなどにつきましては陸上を歩いていって立ち入るというわけにいかないというような場合もありますし、外国船によっては、ポートステートコントロールをしているときに非常に不快な思...全文を見る
○戸田邦司君 若干細かいことをお伺いして申しわけありませんが、ポートステートコントロールをして、それで欠陥があると認められた船舶の場合に、船舶自身がいろいろ欠陥がある場合と、それから乗組員、資格も含め先ほどの操作マニュアルなどを的確に実施できるかどうかというような点について言うな...全文を見る
○戸田邦司君 その辺も含めて本省側として地方のそういう担当者に懇切丁寧な指導、教育が必要だろうと思いますが、できるだけ多くの機会をつくって全国統一のやり方で徹底してもらうということが非常に大事ではないかなと思っております。外国人相手の仕事であるだけに、まず足の便から考え、それから...全文を見る
○戸田邦司君 非常に重要な問題であり、なおかつ我が国周辺海域での安全あるいは海洋汚染の防止という点から考えても重要な問題であります。IMOにおきましてどういうような条約をつくっていくか、あるいはどういうふうに条約を改正していくかというようなことも、我が国が主体になってといいますか...全文を見る
○戸田邦司君 一方で規制緩和の問題があって、船舶検査の内容あるいは定期的検査の何年置きというそういう期間をどうするかというようなことについては、ほかの運輸交通部門でかなり規制緩和が行われている実態ではないかと思いますが、一方におきまして国際的に考えますと、最近のサブスタンダード船...全文を見る
○戸田邦司君 そういった形で、国際的に規制緩和の方向ではなくむしろ規制強化の方向に動いていっているというような実態ではないかと思いますが、一方で技術の進歩というものもありますし、また新しい機器の導入なども盛んになってきている。そういうことになりますと、全体としてバランスのとれた検...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 運輸委員会 第10号
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○戸田邦司君 平成会の戸田邦司でございます。運輸行政全般につきまして、大きく分けまして四点ぐらいについてちょっと御質問申し上げたいと思います。  まず第一の問題といいますか、最近の運輸省のこれは調査だと思いますが、最近の運輸関係業種の景気に対する判断といいますか感触といいますか...全文を見る
○戸田邦司君 「飛翔」の処分につきましては、大きな問題として研究開発組合が相当心配していたことでありましたから、非常にいい引き取り手がいたということではないかと思います。今後の活用につきましては、相当有効な活用方法があるかと思いますが、災害救難船というのも一つの大きな開発後の利用...全文を見る
○戸田邦司君 国内の航路の問題としまして、例えば東京周辺とどこかを結ぶというようなことを考えますと、二点間の高速輸送とその中間の各点を結んでのサービス、そういうような方法も考えられるかと思いますが、例えば関東周辺ですと東京湾に入ってくる、これは非常に難しいんじゃないかと思っており...全文を見る
○戸田邦司君 今後の可能性につきましては、やはり運輸省全体としての一貫輸送としての取り組みがあるかと思いますので、私自身は非常に大きな期待を持って眺めているところであります。  ここで、高齢者・障害者問題に移らせていただきたいと思います。  高齢者・障害者対応としまして、運輸...全文を見る
○戸田邦司君 高齢者・身障者対策、若い方々はどうしてそんなことが必要なんだろうと、なかなか理解してもらえないといいますか気がつかないといいますか、そういう点があるかと思いますが、日本でのそういった問題に対する取り組みというのは割合おくれているように感じております。  いずれだれ...全文を見る
○戸田邦司君 これからの時代にぜひ重点的に考えていかなければならない施策の一つではないかと思いますので、ひとつその点運輸省の方にもよろしくお願い申し上げたいと思います。  次に、国鉄清算事業団の問題であります。  あえて私がきょう国鉄清算事業団の問題を取り上げましたのは、最近...全文を見る
○戸田邦司君 もう一つの大きな柱でありますJR各社の株式の売却という点でありますが、JR西日本が各証券取引所に上場の仮申請を行っているということでありますが、大体ことし百五十万株ぐらい売却したいというような報道があります。それからJR東海につきましても、来年そういった計画を進める...全文を見る
○戸田邦司君 土地の問題、株式売却の問題、いずれも清算事業団の債務をいかに圧縮できるか、そういうような観点から考えましても非常に重要であります。地価の動きなどを考えますと、非常に難しいところでそういう作業を進めなければならない。それから、最近の株式市場を見ますと若干よくなってきて...全文を見る
○戸田邦司君 いずれにしましても、最終的に清算事業団の債務として残るその額がどれほどになるかということを考えますと、そう少ない額ではない。    〔理事横尾和伸君退席、委員長着席〕 一般的には二十兆円ということをよく言われておりますが、土地を売却する、株を売却する、それに今の...全文を見る
○戸田邦司君 総選挙が行われてその後の政権がどうなるかわかりませんが、いずれにしましてもその担当政権がこの問題を処理していかなければならないということに変わりはないわけでありまして、そういう点から今後の政治課題としては非常に大きな点になるかと思います。大臣の御活躍に期待している次...全文を見る
○戸田邦司君 前から見ますと相当の進歩であったかと思いますが、地方の窓口といいますかそういうようなところでなかなか難しいと感じておられる方々もおられるようですから、そういったところでの窓口相談といいますか、そういう点でひとつ徹底していただければと、こう思っております。  また、...全文を見る
○戸田邦司君 今後の活躍を大いに期待しているところであります。  恐らく、その技術総括審議官の仕事の一端になるかと思いますが、これから私が申し上げる問題は、質問ではなくて私の考え方というか主張として受け取っていただいて御検討いただきたい点になります。  それは運輸省で、鉄道、...全文を見る
05月23日第136回国会 参議院 運輸委員会 第13号
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○戸田邦司君 本日、議題となっております外国船舶製造事業者による船舶の不当廉価建造契約の防止に関する法律の審議に先立ちまして、若干この問題についての私の感想といいますか、この法律のもとになっております造船協定と呼ばれております商業的造船業における正常な競争条件に関する協定、この協...全文を見る
○戸田邦司君 ただいまのお話の中にもございましたように、この協定に参加していない中国、台湾、あるいはポーランドも含めての東欧諸国、そういった国の動きがこれから注目されてくるところではないかと思います。協定参加国で世界のシェアの大部分を占めているというようなことでありますが、そうい...全文を見る
○戸田邦司君 最新の情報というのは大変歓迎すべきことであると思います。これからの不断の努力が要請されるところであります。  そこで、この協定の発効でありますが、協定が合意に達したときにいつまでに発効させるというようなことを一応の目標を決めていたということでありますが、昨年の十二...全文を見る
○戸田邦司君 日本も、七月十五日の発効ということになりますと六月十五日までに批准書を寄託しなければならないというようなことで、タイミングとしては大変難しいところになってきているわけで、本日の審議もそういった意味でできるだけスムーズにということではないかと思います。  この協定の...全文を見る
○戸田邦司君 協定の中で各国の助成措置、そういったものについては注意深く監視していくというようなことにもなっておりまして、これも一つ大きな仕事になっていくかと思います。  そこで、もう一つの柱になっておりますダンピング防止の問題でありますが、協定上はインジュリアスプライシング、...全文を見る
○戸田邦司君 この協定と法案の取り合いといいますか関係をつぶさに眺めてみますと、国内法で手当てをしなければならないのは今回のこの法律案に取り上げられております事項ということになるわけでありますが、この法律で言っております外国造船事業者からの不当廉売の防止措置、これにつきましては具...全文を見る
○戸田邦司君 我が国の法制論上から考えますと画期的といいますか、この協定自身を国内法化するのに非常に苦労があった点ではないかと思いますが、今後の運用になかなか難しい点があるかと思います。他の締約国は、我が国の造船所をウの目タカの目で眺めていくことになるだろうと思います。特に、百総...全文を見る
○戸田邦司君 そういうようなことで相手を摘弊し、実際にアクションを起こしていくというようなことになるわけです。そういった不当廉売によって我が国の造船業が被害を受ける、その被害を受けるようなことのないようにということで廉売価格差を国庫に納付させる、そういうような命令を出すということ...全文を見る
○戸田邦司君 不当廉売を防止していくという考え方からいけばそういうことに相なるかと思います。  もう一つの方法として、その造船所で建造された船に対しての貨物の積みおろしの禁止を規定するということでありますが、これは協定の交渉の途上におきまして、船主がそういうような措置声受けると...全文を見る
○戸田邦司君 米国が、今まで我が国との通商問題について、通商法三〇一条とかあるいはスーパー三〇一条とか、そういった法律に基づいて我が国に対していろいろな報復措置をとってきたというような経緯もありますが、考え方としては、こういった考え方が今回国内法として導入されることによって、我が...全文を見る
○戸田邦司君 我が国の造船事業者が他の締約国によって不当廉売の摘発を受けるということが起こるわけでありますが、この協定の対象船舶が百総トン以上と非常に幅が広いというようなことを考えますと、我が国の造船事業者の中でも、大企業はともかくとして特に中小企業ですね、その人たちが身のあかし...全文を見る
○戸田邦司君 その点につきましては、これからも業界自身でも自分たちで、そういうことが起こった場合の対応について考えていただくことも大事だろうと思いますが、やはりこの協定締結の当事者であります特に運輸省がどういうような対応をしたらよろしいかというような点について十分な指導ができれば...全文を見る
○戸田邦司君 この協定は、ダンピングが起こった場合にそれを防止するというようなことで、将来はダンピングをなくそうということを意図していると考えてよろしいかと思いますが、そういったダンピングが起こるとか、そういうそもそもの原因を考えますと、需給の安定が一番大きな点ではないかと思いま...全文を見る
○戸田邦司君 韓国の動向というのは、そういったことでも今後相当注意深く見守っていかなければならないと思います。韓国造船業との問題につきましては、一時期日高もありまして我が国の造船業が非常に苦しい状況に立たされたというようなこともあります。コストの違いといいますか、材料費も違う、労...全文を見る
○戸田邦司君 御見解ありがとうございました。  平成会はこの法律案に賛成でありまして、こういったダンピング防止が行き渡る、世界の造船所の中で不当廉売が起こらないような仕組みになっていくというようなことでありますから適正価格が維持しやすくなる、そういう環境が整備されていくことでは...全文を見る
05月31日第136回国会 参議院 本会議 第22号
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○戸田邦司君 平成会の戸田邦司でございます。  私は、平成会を代表して、ただいま趣旨説明のありました国連海洋法条約及び関連国内法案等について、総理及び関係大臣に質問いたします。  我が国は、四方を海に囲まれた典型的な海洋国家であり、古来、海の幸により豊かな食文化を醸成してきて...全文を見る
06月04日第136回国会 参議院 海洋法条約等に関する特別委員会 第3号
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○戸田邦司君 私は、平成会を代表しまして、特に運輸省関係の法案について御質問申し上げたいと思いますが、その前に、関連で二、三お尋ねをしたいと思っております。  先日の本会議で基本的なことについては大体御答弁いただいておりますが、その中で我が国が条約の批准が遅いというお話を申し上...全文を見る
○戸田邦司君 ひとつ外務省の内部で御検討をいただければと思います。  今、条約がおくれているという話をしたわけですが、一九七三年の油以外の物質による海洋汚染の場合における公海上の措置に関する議定書という条約があります。それから、油による海洋汚染の場合における公海上の措置に関する...全文を見る
○戸田邦司君 今までの経緯といいますか、それについては私もある程度わかっているつもりですが、ロンドン・ダンピング・コンベンション、ロンドン条約ですね、海洋投棄に関するロンドン条約については、放射性物質は炉規制法の方で、それ以外のものは海洋汚染防止法の方で、そういうような仕分けで取...全文を見る
○戸田邦司君 直ちにというわけにはいかないかと思いますが、ひとつ将来の方向として御検討をいただければと思います。  それでは次に、領海法関係に入らせていただきます。  今度の領海法改正で直線基線を導入することになっております。直線基線につきましては前の領海法にも規定がありまし...全文を見る
○戸田邦司君 この領海の基線によって接続水域とか排他的経済水域も変わってくることになりますので、我が国の権益といいますか権利の行使を考えますと最大限に引くべきである、しかもなるべく早くということではないかと思います。そういうことを考えると、できるだけ早く政令を定めて、具体的な場所...全文を見る
○戸田邦司君 今回の条約で接続水域を領海基線から二十四海里、こういうふうに定められております。前の領海法では接続水域の幅は基線から十二海里、そういうふうに定められておりましたので、我が国が十二海里の領海を設定した場合には、接続水域を定める意味がなかったということだろうと思います。...全文を見る
○戸田邦司君 今回の海洋法条約の中では、前の領海条約に比べまして領海内の無害通航権、いわゆるイノセントパッセージですが、この無害通航権の条件がかなり具体的に示されてきております。基本的には沿岸国の平和、秩序、安全を害しないということで、それの具体的な例が条約の中に明確に書かれてお...全文を見る
○戸田邦司君 具体的な事例についてはきちっとしておかないと取り締まりがなかなか難しいという点がありますから、その辺については実際の取り締まりに当たって係官が困ることがないような、そういうような連絡あるいは指導が必要ではないかと思います。  次の問題ですが、海上保安庁法の一部改正...全文を見る
○戸田邦司君 そこで密航の関係ですが、前々から不法就労目的で我が国に密航を企てる、密入国すると、そういう事件が頻発しておりまして、最近も非常に多いんじゃないかと思います。最近はそれが組織化されている、非常に巧妙になっていてなかなか見つけにくいと、そういうような状況になってきている...全文を見る
○戸田邦司君 大変結構な答弁なんですが、紋切り型でなくて、もう少し連携を密にして対応していただきたいと思います。お願いします。  次に、海洋汚染関係で一点お伺いしたいと思います。  海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案というのが出ていまして、これは科学...全文を見る
○戸田邦司君 このボンド金の額などについては、罰金とのバランスといいますか、その辺もよく考えて今回その額を設定することになっていると思いますが、初めてのケースでもありますので運用はひとつ注意深くということになるのかなと、こう思っております。  最後になりましたが、先ほどもちょっ...全文を見る
○戸田邦司君 ありがとうございました。
06月07日第136回国会 参議院 外務委員会 第14号
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○戸田邦司君 平成会の戸田でございます。  私は、商標法条約と、それから商業的造船業における正常な競争条件に関する協定、いわゆるOECD造船協定について質問したいと思います。  商標法条約につきましては、既にもう国内法が制定されており、それについての国内法の一部改正というよう...全文を見る
○戸田邦司君 アメリカというのは時々そういうようなものを非常に強く主張するといいますか、そういうところがあるように思います。今、WTOで海運問題をやっておりますが、あれもその一つのあらわれかと思います。各国にそういうようなきちっとしたフェアコンペティションを要求するということであ...全文を見る
○戸田邦司君 国の権限によっていろいろやることが出てくるだろうと思いますが、その辺についてはひとつ落ちのないように運用していっていただきたい。初めての経験でもありますからなかなか難しい点があるかと思いますが、その辺お願いしたいと思います。  それから、造船協定の発効の見通しであ...全文を見る
○戸田邦司君 一番難しいアメリカがそういう方向に行っているということで、六月十五日といいますか、七月十五日そのものが守れるかどうか別にしまして、余り大きな違いなしに発効できるということではないかと思います。  次に、これも先ほど武見委員の方からお話がありましたが、この協定の運用...全文を見る
○戸田邦司君 次に、ダンピングが問題にされるとすれば、非常に競争の激しい韓国の造船業が一番注目されるところではないかと思いますが、韓国との競争力その他を考えて、韓国のダンピング行動といいますか、その辺は運輸省ではどのように受けとめておられるか、お聞きしたいと思います。
○戸田邦司君 今後の運用の問題はいろいろあるかと思いますが、外務省、運輸省の方でその辺ひとつ落ちのないようにお願いしたいと思います。  また、六月十五日まで間に合うか間に合わないかですが、ひとつ外務大臣にもその辺の手続について御努力いただけますようにお願いいたしまして、私の質問...全文を見る