富岡由紀夫

とみおかゆきお



当選回数回

富岡由紀夫の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月04日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○富岡由紀夫君 私はさきの参議院選挙で群馬県選挙区から初当選をさせていただきました富岡由紀夫と申します。本日は、委員会、初めての質問ですので、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、西武鉄道、コクド等の違反についてお伺いいたします。  西武グループの一連の不祥事、法令違反に...全文を見る
○富岡由紀夫君 個別論ということで余り詳しくはお答えいただけないというのは大体想定していたんですが、私は、一般論として、今回のこの事件が、日本の証券市場においてこのような事件が起こるというのは、私は日本にとって本当に恥ずべきことだというように考えております。  情報開示というの...全文を見る
○富岡由紀夫君 私は、今回の事件発生を許した一番の原因は、子会社上場に関する情報開示の抜け穴があることが原因でないかと私は思っております。  今回は、コクドについて、親会社、上場会社の親会社であるコクドについては情報開示がなされておりません。どういった場合に上場開示が必要とされ...全文を見る
○富岡由紀夫君 私が調べた限りなんですけれども、今の東京証券取引所の基準では、持ち株比率が五〇%を超える上場企業の親会社は財務諸表など経営データの公開を義務付けられております。しかし、これは平成八年ぐらいですか、にできた基準らしいんですけれども、それ以前にあった上場企業については...全文を見る
○富岡由紀夫君 是非検討をしていただいて、公正な証券市場の形成、本当に平等な、そういった情報のある市場に、目指していただきたいというふうに思っております。  そして、私は、今回の事件発生を許した二つ目の大きな原因として、公認会計士法に問題があるというふうに考えております。  ...全文を見る
○富岡由紀夫君 今回の事件発生に関しまして、そのまた原因の一つに、監査役、社外監査役の問題を挙げる方もおります。西武鉄道の場合は、監査役は二十年以上、西武との関係のあった人物が担当しておりました。そして、社外監査役も顧問弁護士や関係会社の西武建設である、そこの取締役の方等々、非常...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません、私はこの企業統治の在り方、監査役、社外監査役、あと社外取締役、こういったことをやっていれば企業統治が、コーポレートガバナンスがうまくいくんじゃないかというような今見方が蔓延しているんですけれども、本当にそうかと私は疑問に思っております。  実際は、社...全文を見る
○富岡由紀夫君 私がちょっと御質問をさせていただいたのは、それらの債権が不良債権化するおそれがあると思っているんですけれども、それに対して金融庁は銀行に対する監督官庁としてどのように見ているのか、その辺のところをお伺いしたいと思います。
○富岡由紀夫君 分かりました。  今の西武グループに出している融資残高だけではなくて、今回整理ポスト、監理されることになりました西武鉄道の株式とか伊豆箱根鉄道の株式、これを担保にして融資をしている債権、貸出し債権、これも多々あろうかと思っております。これらについても、当然のこと...全文を見る
○富岡由紀夫君 この改善計画のフォローアップ、二度と同じ間違いを起こさないというようなことについて今お話ありましたけれども、先ほど若林議員からも同じ趣旨で質問させていただいたんですが、私は本当にそのやり方で再発が防ぐことができるか、甚だ疑問に思っております。  というのは、先ほ...全文を見る
○富岡由紀夫君 適正なフォローというのはまあ一般論で、私よく分かんないんですけれども、具体的にどういうふうにお考えなのか、私、お伺いしたいと思います。  前回処分した後、業務停止、改善命令を出してそういう処分をしましたと、で、改善計画が出てきたと、で、それをフォローしていたとお...全文を見る
○富岡由紀夫君 今お尋ねした、前回の違反からこれまでの間に何回立入検査を行ったかというお尋ねをしたんですけれども、それにはお答えいただいておりませんが、おりませんが、それはちょっとお答えいただければお答えいただきたいんですけれども。今言った、限られた資源を投下して検査を行っている...全文を見る
○富岡由紀夫君 今のお話ですと、二年ちょっと入っていないということです。で、これからもうそういった適正の、そういった基準でやるということなんですけれども、何のための検査をやるかと。不正を防止するためにやるわけですから、不正を行う可能性のあるところには重点的にやるというのは、これは...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません、一般論じゃなくて御感想をお聞きしたかったんですけれども、伺えなくて大変残念でございますけれども、もう時間が参りましたので、これで質問を終了させていただきます。  ありがとうございました。
11月05日第161回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第1号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫と申します。よろしくお願いします。  今御説明いただいた、御提案いただいた新しい選挙制度、非常に、何というんですか、一票の格差というか重み、投票率まで含めた、加重した一票の重みをちゃんと議席に配分するというのと、あと、何というんですか、無効とな...全文を見る
○富岡由紀夫君 その点については、今のお話を承っておきます。  あと、それと今の選挙の、さっきの説明の中で、全体の比例によって各選挙区、各県、都道府県別の議席数が決まってくるということになってくるんですけれども、二百五十のうち半分、百二十五ずつ改選していくという話になってくるん...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません。今の新しい選挙制度の御提案の定数も二百五十ということになっているんですけれども……
○富岡由紀夫君 二百五十人ですよね、二百五十人の参議院の定数ということになっているんですが、ちょっとそもそも論なんですけれども、衆議院は丸めて今四百八十ですけれども、四百八十、二百四十二という二対一ぐらい、これは最初、憲法ができて最初の選挙からそういうことになっていて今のような状...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません。今日の御説明は新しい選挙制度の御提案がメーンになっていらっしゃるんですけれども、ちょっと、用意してきた質問もちょっとお伺いしたいと思うんですが。  衆議院と参議院のこの役割をどういうふうに、まあいろんな議論が今までもされてきたんですけれども、やっぱり...全文を見る
○富岡由紀夫君 今のお話に関連してなんですけれども、衆議院と参議院で、その党議拘束を参議院には掛けないというような考え方のお話だと思うんですけれども、やはり今先生から御提案いただいた新しい選挙制度でも、やっぱり党単位の選挙になりますよね。そうすると、やっぱり現実問題として、次の再...全文を見る
○富岡由紀夫君 ということは、結構、党が乱立というか、そういう可能性も出てくるわけですね、その今回の話ですと。一人でも政党できると。
○富岡由紀夫君 済みません。ちょっと、あとこれと、今の御提案いただいた選挙制度の中でもあったんですけれども、定数の半分を三年ごとに選挙すると、改選していくと。今の現行の選挙もそうなんですけれども、なぜ半分ずつやるかというと、参議院は衆議院と解散になっても、参議院の半分は少なくとも...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません。じゃ、最後のちょっと質問をお願いしたいと思うんですけれども、私、前々からやっぱり投票率の低下というのは非常に何というか危惧しておりまして、何とかもっとこれを上げる方法はないかということで考えております。  その中の一つの方法としてペナルティーを与える...全文を見る
○富岡由紀夫君 どうもありがとうございました。
○富岡由紀夫君 先ほど質問の中でもちょっと述べたんですけれども、私、今回の選挙で初めて参議院選挙に当選させていただいたんですが、やっぱり参議院になって一番もやもやしているというか、自分の中で思っているのは、やっぱりこの参議院の存在意義を問われていると。カーボンコピーじゃないかとか...全文を見る
11月10日第161回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○富岡由紀夫君 今ちょっと国連との話もありましたけれども、国連に加盟していたら、いろんな軍事、国際紛争の解決に必ず国連軍に参加しなくてはいけない、国連の集団安全保障に参加しなくちゃいけないというのは、ちょっと私は異論があります。もしそんなような国連だったら、すぐに直さなくちゃいけ...全文を見る
11月17日第161回国会 参議院 憲法調査会 第4号
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○富岡由紀夫君 本日は貴重な御講義いただきまして、本当にありがとうございます。参考になりまして、ありがとうございます。  余りお待たせするのもあれなんで、西原先生からちょっとお伺いさせていただきたいと思います。  社会権について先ほどお話ありましたけれども、先生のお話によりま...全文を見る
○富岡由紀夫君 次に、生存権について西原先生に引き続き質問させていただきます。  今いろんな、地震等天災によっていろんな家が壊されたり、生活が非常に厳しい状況になっている方がたくさんいらっしゃいます。地震等の天災災害時の生活再建補償の問題でございますが、災害被災者の生活再建のた...全文を見る
○富岡由紀夫君 続きまして、赤坂先生にお尋ねしたいと思います。新しい人権に分類されるかと考えているんですが、犯罪被害者の人権についてお伺いします。  これまで加害者の人権については様々な観点から保護処置が講じられておりますが、被害者の人権についてはほとんど顧みられてこなかったと...全文を見る
○富岡由紀夫君 これで質問を終わります。ありがとうございました。
11月19日第161回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第2号
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○富岡由紀夫君 私、まだ今回初めて、実質初めての臨時国会で、まだ間違った見方をしているかもしれないんですけれども、私が議論の中で感じたのは、国会の役割と、あと国会の中の参議院の役割、分けてちょっと述べたいと思うんですけれども、国会の役割というと、やっぱり三権分立の中で、もう先ほど...全文を見る
11月25日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫と申します。  本日は、お忙しいところ、参考人という形でおいでいただきまして、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  まず最初に、新井先生にちょっとお伺いしたいんですが、先ほど御説明の中にありました高齢化社会、障害者に対応した...全文を見る
○富岡由紀夫君 今のお話、いただいたお話の中で、既にそういった福祉型のところをやっている例もあるというふうにお伺いしておりますが、現状の中でもあるというようなお話、御説明だったと思うんですけれども、それが拡大しない要因というのはどういった点にあるんでしょうか、今の中での広がらない...全文を見る
○富岡由紀夫君 古沢会長にお伺いしたいと思うんですが、新井先生のお話と古沢会長のお話、ちょっと聞いているとややギャップがあったような感じがしているんですけれども、新井先生からいろいろと今回の業法の改正について不備な点が御指摘いただきましたけれども、例えば政省令によって一括信託シス...全文を見る
○富岡由紀夫君 あと、新井先生の御説明の中に、知的財産権を信託財産として認めた場合でも、例えばアメリカではその信託事例の例がないというようなお話だったんですけれども、そういったニーズがないというお話でしたよね。  それに対して、古沢会長の方は、いろいろと、いろんなアニメとかゲー...全文を見る
○富岡由紀夫君 新井先生にちょっとお伺いしたいんですけれども、説明の中で兼営法の改正が必要だという御指摘がありましたけれども、具体的にはどういった点で改正が必要になってくるのか、具体的な事例を挙げて御説明いただきたいと思います。
○富岡由紀夫君 午後からもまた審議がありまして、その点をちょっと確認、私はさせていただきたいと思っています。  もう一つ、兼営法と信託業法と、もう一つ、基本法である信託法がございます。信託法の改正の必要は、一緒にやる必要は私はあると思うんですけれども、先生の御意見はいかがでしょ...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと済みません、関連で今の、お伺いしたいんですけれども、一般法では自己取引というのは制限されていないと、ただし、今回業法で、改正で、特別法的な位置付けで自己取引がいろいろと制限されると、そういうふうに理解してよろしいんですね。
○富岡由紀夫君 古沢会長にもちょっとお伺いしたいんですけれども、今回の改正、基本的には賛成ですということで御意見いただいたんですけれども、やっぱりすべてがすべて、何というのか、業界のニーズを満たしているとは限らないと思うんですけれども、信託業界の中で、今回の業法改正によって、やっ...全文を見る
○富岡由紀夫君 最後の質問をさせていただきます。  今回の業法改正で、例えば二十七条なんかで信託財産状況報告書という提出が多分義務付けられると思います。今やっている、兼営法の中でやっている信託銀行についても求められると思うんですけれども、例えば月次決算やって、それで配当金を、信...全文を見る
○富岡由紀夫君 これで質問を終わります。
○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫でございます。大塚議員、尾立議員に続きまして質問させていただきます。  信託受益権の販売業者が取扱いする受益権の中で不動産信託受益権というものがございます。この不動産信託受益権の売買というのは具体的にどういうものなのか、ちょっと簡単に御説明いた...全文を見る
○富岡由紀夫君 不動産信託受益権を買った人は、その受益権を元にその不動産、当該不動産の所有権を移転することは可能ですか。
○富岡由紀夫君 不動産の名義を変更することは可能ですか、買った人が、不動産信託受益権を買った人が。
○富岡由紀夫君 私、いろいろと業界でお伺いしたんですけれども、受益権を持っている人が、例えばその信託契約を解除、やめると、信託契約やめると言ったときには受益権を持っている人が不動産の名義を自分のものにすることができるというふうに伺っているんですが、実際、その不動産信託の委託者が最...全文を見る
○富岡由紀夫君 ということは、実質的に、信託受益権の売買によって不動産の売買が実質的に行われることが可能だということですね。
○富岡由紀夫君 私もその業界の、同じグループの中に業界の人がいていろいろとヒアリングしたんですが、極めてレアケースじゃなくて、そういうことが可能なんです。  それで、お伺いいたします。  国土交通省の方にお伺いしたいんですが、不動産を売買するときに、例えば仲介業者が入ります。...全文を見る
○富岡由紀夫君 宅建業法で不動産を仲介する場合には今の重要事項説明が必要ですと、そして仲介するときには宅地建物取引業者の登録というか、それも必要ですということですよね。
○富岡由紀夫君 ということは、今まで土地の取引については宅建業法で重要事項説明が必要ですと、そしてその販売する人については登録、業者の登録が必要ですということになっているんですが、今、先ほどお話しいただいたように、今回の不動産信託受益権の売買、これによって実質不動産の取引ができる...全文を見る
○富岡由紀夫君 金融庁。
○富岡由紀夫君 まれかどうかは別として、そういうことは可能なわけです。信託受益権の売買によって実質的な不動産の売買が可能になっていくんです。それは今まで宅建業法で絞られていた重要事項の説明義務とか、登録、不動産取引、宅地建物取引主任の取引ですか、そういった登録が必要なんですけれど...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません。先ほど実質的に売買だとお答えいただいたのに、今はそんなまれなケースないと。まれなケースでもあるんですよ。やろうと思えばできるんです。悪いことというのはまれなケースを利用してやるのが通常なんですね。  このようなことで本当にこの業法を通していいのか。通...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません。今、今でもそういうことがあるというのはどういうことなんですか、具体的に教えてください。今でもそういう宅建業法の脱法行為が行われていると今明言されましたよね。(発言する者あり)本当にこっちの方が問題だと私は思うんですが、お答えをお願いします。
○富岡由紀夫君 何か今よく分からないんですけれども。  今やっているのは、J—REITの不動産投資信託委託者が同じくやっているんですよ。そのときは、J—REITのその中で、宅建業法、宅地建物取引業のちゃんと資格を取ってくださいということがあって、それに基づいて不動産投資信託受益...全文を見る
○富岡由紀夫君 じゃ、国土交通省の方、今のような答弁でいいんですか。信託業法の変更によって実質的な不動産取引、不動産売買が行われてしまう、宅建業法の網をくぐってできてしまう、こういう金融庁の見解について、どうお考えですか。
○富岡由紀夫君 これ以上、多分今ここで議論しても明確なお答えいただけないということですけれども、先ほど明確にお答えいただきましたとおり、不動産投資信託の受益権の売買によって実質的な不動産も、まれではありますが、できるとおっしゃった。それを不動産信託受益権制度で認めてしまうことにな...全文を見る
○富岡由紀夫君 あれ、二条の第十項、この法律における信託受益権の販売ってあるんですけれども、その受益権の販売の、この法律で取り扱わないものとして、証券取引法第二条第一項に規定する有価証券に表示されている権利及び同条第二項の規定により有価証券とみなされる権利を除く、これ具体的には貸...全文を見る
○富岡由紀夫君 この除かれている、有価証券とみなされて、証取法で有価証券とみなされている受益権については、どういう取扱いについての規制があるのか教えていただきたいと思います。
○富岡由紀夫君 具体的には、その取扱いについては証券外務員の登録が販売員には求められるということでよろしいですか。
○富岡由紀夫君 今の話ですと、今回の信託業法の改正の一番の大きなポイントとして、受託財産の範囲の制限をなくすということで、どのような財産も信託財産として取り扱うことができるという趣旨からいたしまして、ある特定の貸付信託、貸付債権信託については証取法の規制が掛かっているにもかかわら...全文を見る
○富岡由紀夫君 その違いの理由を、どうしてこういう違いがあるのか教えてほしいと思いますが。
○富岡由紀夫君 あれ、何か今のお話だと、今回の業法案の改正の目的が、信託受益権販売業者を作って、業者制度を作って流通を促そうというふうに私は目的として受け止めていたんですけれども、その目的と反すると思うんですが、どうでしょうか。
○富岡由紀夫君 ちょっと後で、最後にまとめて御指摘というか、お話ししたいと思うんですけれども、それ以外にもちょっと疑問点があるので確認をさせていただきたいと思います。  管理型信託業、これは登録制でございますけれども、なぜこれは登録制なのか、簡単に御説明、お願いしたいと思います...全文を見る
○富岡由紀夫君 参入をしやすくするのと、あとはあれですか、余り投資者の被害、損害を与える可能性がないというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○富岡由紀夫君 これ、六十六条に出ていることだと思うんですけれども、信託財産に、何というんですか、受益者とか、いろんな人を保護するために、それを一定の条件での範囲内での指図であればその指図に従ってやっていいということになっているんですけれども、指図に、仕方によってはかなり裁量権が...全文を見る
○富岡由紀夫君 その規制は今回はしていないわけですね、裁量権の範囲をどこまでにするかと。それによって投資家が、受益者が損害を被った場合はどういうふうに対応できるんですか。
○富岡由紀夫君 今の関連して、自己取引についてもちょっとお伺いしたいと思います。  今回は二十九条で一定の要件の下で自己取引が認められております。しかし、信託法、現行の今の信託法では認められていないという御説明を午前中伺ったんですけれども、その辺の関係についてちょっと御見解を教...全文を見る
○富岡由紀夫君 今のおそれがない場合は認めていますよということなんですけれども、おそれがないけれども損害を与えてしまった場合はどうなりますか。
○富岡由紀夫君 済みません。あと聞きたいこともまだあるんですけれども、ちょっと時間ですので、ちょっと今のお話の中の論点を整理したいと思います。  要は、今までは不動産の取引については宅建業法の縛りがあって、重要事項の説明書とか、宅地建物業者の許可、認可を得て登録された人じゃない...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません。ちょっと時間があるので、じゃ説明させていただきます。  要は、投資者保護が、さっきの答えも明確になっていないんですけれども、受益者保護が十分でないと思っているんですね。さっき信託受益権販売業者制度のところでも営業保証金が一千万という話がありましたけれ...全文を見る
12月01日第161回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○富岡由紀夫君 ちょっと私も小委員会に参加させていただいて議論に加わらしていただいたんですけれども、今いろいろとまとめていただいて自分の整理もできたんですが、今、愛知議員がお話しいただいた政党の問題というのは、やっぱり避けて通れない問題かなというように私も認識いたしました。  ...全文を見る
12月13日第161回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 閉会後第1号
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○富岡由紀夫君 民主党・新緑風会の富岡由紀夫と申します。よろしくお願いします。  まず最初に、先ほど、細田官房長官の御返答についてお伺いいたします。  総理の出席については、理事会の方で、委員会の方で要求がしてもらえないと出席ができないという御回答だったと思うんですけれども、...全文を見る
○富岡由紀夫君 今日については、一応出席の要請を受けた、官邸は受けたということでよろしいんですね。
○富岡由紀夫君 じゃ、先ほどの要求を受けていなかったという答弁は撤回されて、要求を受けたんだけど、そういうことで御判断されて今回は出席しなかったというふうに理解させていただいてよろしいですね。
○富岡由紀夫君 本題に入らせていただきます。  改めてイラク攻撃、イラク戦争の正当性についてお伺いしたいと思います。  アメリカが攻撃したところ、大きな攻撃の理由といたしまして、アルカイダとフセイン政権との関係、そしてイラクにおける大量破壊兵器の開発、これが大きな理由だったと...全文を見る
○富岡由紀夫君 国連の度重なるその決議に従わなかったということで攻撃を開始したということでございますが、具体的な国連決議、何条のどういう内容によってアメリカは攻撃をしたのか、改めて確認をさせていただきたいと思います。
○富岡由紀夫君 一四四一の今のエッセンスについて、ちょっと私の認識と全く違うんで述べさしていただきたいと思います。  一四四一というのは、重大な違反がこれからあるかどうか、更に査察をするという決議だったと思います。そして、更に査察をして重大な違反があれば改めて安保理に報告されて...全文を見る
○富岡由紀夫君 その一四四一に基づいて、六八七、六七八に基づく、戻って解釈するというその考え方には非常に私は無理があると思います。この無理がある考え方を言っていたのがフランスであり、ロシアであり、そしてドイツ、みんな反対していたわけです。そして、今年になって、国連のアナン事務総長...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません、質問通告で、今回の大義、そして今回の経緯について質問通告しております。それを答えられないというのはちょっと非常に……
○富岡由紀夫君 じゃ、アナン発言については私が今申し上げます。アナン、アナンさんはそういうふうに発言しておるんです。これについてどうお考えなのか、御感想をお伺いしたいと思います。
○富岡由紀夫君 安保、安全保障理事会で認めてないんですよ、判断して。アメリカの攻撃を正当化してないんです。決議してないんです。まさしくおっしゃるとおりです。ですから、安全保障理事会の決議を無視してアメリカが攻撃した、これが今回のイラク戦争なんです。このような国の、行動を取る国が国...全文を見る
○富岡由紀夫君 それを正当化する、何というんですか、決議はもちろんないんですけれども、それを、何というんですか、安保理決議に反したことをしていて、それで違法でないというのはどういう理屈なんでしょうか。
○富岡由紀夫君 済みません、その議論があったのは、ありますけれども、前提が違うと思うんですよね。大量破壊兵器がそのときはないということが判明していなかったんです。だけど、今回はもう判明しているんです。判明した今の時点でどうお考えになるかということをお伺いしたいと思います。
○富岡由紀夫君 済みません、これ、何度も同じことを議論してもあれなんで。  証明しなくちゃいけないというんですけれども、証明をできるかどうか査察をしている途中で査察を打ち切って攻撃してしまったという事実でございますから、その点だけは認識はちょっと明らかにしていただきたいと思いま...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません、いや、査察に協力しなかったらどうなるかと、アメリカがすぐ武力攻撃していいのかということなんですよ。査察に協力しなかった場合はもう一回安保理決議で打合せして対応を考えるんじゃないんですか、その査察の内容の結果についても。
○富岡由紀夫君 賛成した国は当然そういうふうに解釈して賛成したわけです。そう解釈しない国があることを是非御理解いただきたいと思います。  そして、ちょっともう今の問題言ってもまた堂々巡りになってしまうんで次の質問させていただきますけれども、今のイラクの多国籍軍攻撃以降ですけれど...全文を見る
○富岡由紀夫君 これから撤退を検討している国は今オランダだけだというふうに、決定している国とおっしゃっていましたけれども、新聞報道によりますと、撤退を検討している、その方向で進んでいるという国がほかにもポーランド、ハンガリー、チェコ、ルーマニア、ポルトガル、ウクライナ等々があると...全文を見る
○富岡由紀夫君 今お話伺ったように、既に撤退をした国、撤退をこれから検討している国というのはたくさん出てきております。このような撤退がどんどんどんどん増えている中で、このアメリカの行動、これは国際協調にのっとった歩み方をしているのかどうか甚だ私は疑問だと思いますが、これについて、...全文を見る
○富岡由紀夫君 今回の自衛隊の派遣延長に当たって小泉首相、総理は、国際協調と日米同盟、これを重要視していくと、それが国益にかなうんだという発言をされております。今そういうアメリカがやっている動き方、私はさっき言ったように、国連決議にもう本当に遵守してイラク戦争を行ったのか。そして...全文を見る
○富岡由紀夫君 今回の自衛隊の派遣に当たって撤退条件が示されました、四つの。治安の状況とか復興支援の状況、多国籍軍の構成とか状況の変化、そして政治プロセスの進展の状況、ありましたけれども、私は、この条項をどれ一つ取っても非常に抽象的であいまいで、いかようにも解釈できる内容になって...全文を見る
○富岡由紀夫君 これで終わります。     ─────────────