富岡由紀夫

とみおかゆきお



当選回数回

富岡由紀夫の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第162回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第1号
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○富岡由紀夫君 私、幾つか私なりの考えを述べさせていただきたいと思います。  今までずっと審議してきて、やっぱり二院制というのは、やっぱりその機能というのはチェックするためというのが一番大きなところだというふうに思っているんですけれども、そのチェック機能をどうやって果たせるかと...全文を見る
02月25日第162回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○富岡由紀夫君 私の意見を述べさせていただきます。  先ほど、議論の中で一部出てまいりましたけれども、私も憲法の中に財政規律の問題を盛り込むべきだと思っております。ただ、ちょっと先ほどの御意見と違うのは、数値目標も入れて検討してもいいんじゃないかというふうに思っております。 ...全文を見る
03月02日第162回国会 参議院 憲法調査会 第4号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫でございます。  改憲の議論の中で一番よく出てきている集団安全保障、集団的自衛権の問題でございますけれども、今こういう議論がたくさん出ております。そして、イラクに自衛隊を派遣して、イラク特措法との関係で、イラクに派遣した自衛隊が違憲か合憲か、法...全文を見る
03月22日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫と申します。よろしくお願いいたします。  まず冒頭でございますけれども、先日発生しました福岡沖地震、大変な災害が発生いたしました。亡くなられた方もいらっしゃいますし、そして負傷された方も多数いらっしゃいます。昨年に引き続き、いろんな風水害、地震...全文を見る
○富岡由紀夫君 こういう災害について、ちょっと一言、私の私見でございますけれども、考え方をちょっと述べさせていただきたいと思います。  新潟のときの被災者の方もそうですけれども、生活再建にかかわる国の対応というか、その件でございますけれども、個人の資産に係るものについては国が余...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  本題に入らせていただきたいと思います。  今回の定率減税の縮減についてでございますけれども、今回の定率減税を縮減するに当たっては、当初入れたときより景気、経済の環境が向上してきたということで、それが一つの理由。もう一つは、あるべき税制...全文を見る
○富岡由紀夫君 ということは、住民税が五%だけ課税されていて所得税課税されていない人のところについてはまだ方向性が決まってないというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○富岡由紀夫君 分かりました。  ということは、住民税で課税されてない人にどうやって対応するかというのはちょっと難しいかと思うんですけれども、あと同様に、住民税が逆に一三%から一〇%に下がった人、これについては所得税の引上げ、三%分引上げというふうに考えてよろしいんでしょうか、...全文を見る
○富岡由紀夫君 そして、今のお話の関連なんですけれども、今回は所得税率、所得税の定率減税と併せて、当初これが導入されたときに、所得税の最高税率、そしてあと二番目の税率の引下げがされたと思うんですけれども、具体的には五〇%の税率の人が三七%、四〇%の人も三七%に引下げされたというこ...全文を見る
○富岡由紀夫君 私、いつもこういう税率の、何というんですか、変更について議論されるときに、今言ったように、国際的にどのぐらいのところがいいのかというところはまた議論ありますけれども、そういう意見が出てくるんですけれども、実際に、今、日本の中で、それぞれその税率、三七%とか三〇%が...全文を見る
○富岡由紀夫君 今のお話のように、最高税率を引き下げて労働意欲を向上させようというふうにお考え、ということで御答弁いただいたんですけれども、その恩恵を受けている人というのは、本当に、今言ったように五〇%から下げられた人が日本国民全体の〇・〇八%。わずかこれだけの人のために、これだ...全文を見る
○富岡由紀夫君 一律にその日本の税率を上げろというんじゃなくて、私はどうしてこういうことを申し上げているかといいますと、やっぱり所得格差を余りにも広げ過ぎちゃうと、やっぱりいろんな経済のゆがみというか、いろんなマイナスが露見してきてしまう、出てきてしまうというのが心配しているとこ...全文を見る
○富岡由紀夫君 財務大臣がそういうお考えを持っていただけるというのは非常に心強く思っております。  ちょっと関連して、是非今の所得税のところで、ちょっと事前に質問のお話してたんで一応お伺いさしていただきますけれども、相続税率のところもやっぱり同じように、最高税率というか、が引下...全文を見る
○富岡由紀夫君 ということなんですよね。わずか三十人の人しかいないと。逆に言うと、相続税評価額二十億円以上の人というのはまだまだごくごく一部の人なんですね。その人たちを優遇するためにこの最高、相続税の税率の引下げを行ったということになっているんです。これがさっき言ったあるべき日本...全文を見る
○富岡由紀夫君 さっきの所得税率のときのもそうなんですけれども、景気が良くなったという判断するときに、やっぱりどういうデータ、どういう調査対象、どういう母体を選ぶかというのは非常に重要な問題だと思うんですね。  なぜこういうふうに思ったかといいますと、私、今年お正月、新年会で、...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  今のお話で、法人税、法人が企業収益が良くなってきたということでお話伺っていたんですけれども、さっき言ったように、そういう母集団がどういうものかということを今改めてお伺いしたんですけれども。  それを裏付ける資料というんじゃないですけれ...全文を見る
○富岡由紀夫君 今おっしゃられたように、これはちょっとさっきと観点また違うんですけれども、国際競争力を何か維持するというか、回復させるためというお話だったんですけれども、これもたしか平野議員から質問されたときに御返答をされて、中で、そんな国際競争力と言うけれども、ちょっと私も記憶...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  国際競争力付くことは、これはもう非常にいいことでございまして、問題は、国際競争力が付いて企業が収益をますます上げてくる、これはいいことなんですけれども、その収益がちゃんと国民全体に波及するかというところが最大の問題だと思うんですよね。国...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  ちょっと非常に難しい問題なんで、これは何がいいかというのはよく考えていかないと、あと日本の国益というか、そういう観点も踏まえて考えていかないといけないと思うんで、これはなかなか結論をすぐには見いだせないかと思うんですが、その辺も是非頭の...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  特別会計の中の財投特別会計についてお伺いしたいと思います。  財投のいろんな改革行って、いろいろと今進展中だということで御説明はいただいておりますけれども、今まで直接、年金とか簡保とか、そういった資金が特殊法人等に流れていた部分を、そ...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと私もあれなんですけれども、財投債の発行については毎年この予算審議書の中で限度枠というか、そういうのが規定されているんですよね。その点についてちょっと確認したいと思います。
○富岡由紀夫君 いや、これ、本当は我々も、それぞれ予算総則の中身を見てどれだけ本当に発行していいものか、さっき言った住宅金融公庫とか都市再生機構みたいな不良債権化、国民の最終的な税の負担でなるものが発生する可能性があるわけですから、その枠についてはちゃんとしっかりと議論をしないと...全文を見る
○富岡由紀夫君 じゃ、例えば発行機関が財投債を発行して、例えばその財投機関債がデフォルトになってしまったと、破綻してしまって返せなくなってしまったといったときに、国の税金を当てにして、国会の中で、一般予算から回すような、そういったことは絶対想定しなくていいということですね。財投機...全文を見る
○富岡由紀夫君 分かりました。  財投機関債の発行についてはさっきの予算審議の中で諮ってないということだったものですから、そこをちょっと心配していたんです。諮っていないのに、どんどんどんどん財投機関が財投機関債を発行して、それで将来国民の税金にツケが回ってくるようなことになって...全文を見る
○富岡由紀夫君 是非、さっきの税のときもそうなんですけれども、私は、さっき、今改善中だというお話だったんですけれども、やっぱり民間の企業とか、特に銀行には、資産の中身をよく査定して、開示して、そしてちゃんと分類して、処理すべきものは処理するし、引き当てを積むものは引き当てを積めと...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。是非、十分な納得いく解明を、明細、ディスクローズをお願いしたいと思います。  次に、公債特例に関連して、いろんな、プライマリーバランスの見通しとか、いろいろと試算が出ておりますけれども、内閣府の構造改革と経済財政の中期展望二〇〇四年度改訂版...全文を見る
○富岡由紀夫君 これ、財務省さんの、財務省じゃなくて内閣府さんの計画であるんですけれども、ちょっと私、是非、財務省の考えるそのプライマリー赤字、それを黒字化させる、プライマリーバランスを黒字化させるということについて、具体的な方策について私ちょっと確認したいと思っているんですけれ...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと限られた時間なので余り十分にできないんですけれども、やっぱり今、国債の、国の借金、地方の借金も含めてですね、財政問題、赤字の問題が私最大のこれからの問題だと思っています。  そして、ちょっとまたお聞き苦しいことを言うかもしれませんけれども、財務省さんは非...全文を見る
○富岡由紀夫君 一千九十三兆円、これは非常に恐ろしい数字だと思うんですね。ちょっともう時間がないんであれなんですけれども、一%金利が上昇すると、これ十兆円以上利払い費が負担が増加するという数字ですよね。三%だと三十兆円。今、国の予算が四十四兆円ですか、こんなの、あっという間に吹っ...全文を見る
03月29日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫でございます。よろしくお願いします。  二法案に関連して質問をさせていただきます。  まず、関税定率法等の法案に関してでございます。  今議論にもなりましたけれども、通関手続の迅速化の観点から、コンプラに優れた業者については一部検査手続を簡...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと、もう少し多い人数の人が、要員が新たに、何というんですか、確保できるのかと思ったんですけれども、まあそんなに極端に変わらないということですね。いずれにしろ、そういう要員を、本来もっと強化しないといけない、武器とか麻薬とか、そういったものの水際チェックに重点...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  そして、この関税の中で今話題となっている米国牛を輸入する話が今出ております。そして、昨日、食品安全委員会のプリオン専門調査会で合意がされたという報道を今日のいろんな新聞の報道等々で拝見させていただきました。ちょっとその点について幾つか確...全文を見る
○富岡由紀夫君 今、微量なんで人間に対する影響は少ないというふうにおっしゃっておりましたけれども、人間にどのぐらいの量が、人間が摂取したら危険になる、人間が影響を受けるのか、その点の科学的な、何というんですか、基準となる数値というのは解明できていらっしゃるんでしょうか。
○富岡由紀夫君 ちょっと今のお話聞くと矛盾が感じられるんですね。分かってない、人間に危険を及ぼす量が分かっていないのに、二十か月月齢以下の牛については極めてリスクが少ないだろうというお話ありましたけれども、危険な数量が分からないのになぜそういうことが言えるんでしょうか。
○富岡由紀夫君 検査できないから、やってもやってもしようがないと。だけれども危険性は分からないと、危険性も分からないと。それでやらないというのはちょっとおかしいんじゃないかと。私が思うのは、分からないんであれば、検査でできないからやらないというんじゃなくて、もしそうであれば、二十...全文を見る
○富岡由紀夫君 今、危険部位のお話出ましたので、ちょっとそこも後で触れようと思ったんですが、危険部位の除去の仕方についても国際間でいろんなやり方があって明確じゃないと。アメリカは、脳に針か何か刺して、そして牛をおとなしくさせてからいろんな解体作業をするとか、いろいろやり方があるみ...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっとよく分からないんですね。  ちょっと私は危険な、何というか、消費者に対して不安を助長する要因がここにあると思うんですね。日本の国内の牛だけでも、今の話だと一二%のやつはこれから検査の対象外になるだろうと。だけれども、各自治体は自主的に検査すると言っていま...全文を見る
○富岡由紀夫君 今のお話もそうなんですけれども、違う、何というか、いろんな物の本によりますと意見も出ております。アメリカの牛はいわゆる成長ホルモン、大きくなるのを早くさせるようなホルモンを使っていると。成長ホルモン若しくは肥育ホルモンというんですか、を使っているというお話がござい...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっといろいろと、BSEの問題のほかに、関連していろんな記事見させていただくと、その肥育ホルモン、成長ホルモンについての危険性についてもいろいろと議論になっています。WTOなんかでは、ある安全基準を作って、その基準以下であればその肉を安全とみなして流通してもいい...全文を見る
○富岡由紀夫君 要は、WTOとか国際的な基準があるんだけれども、ヨーロッパは独自の安全基準を設けて規制しているということが行われていると。自分たちの安全を守るためにやっているということです。  あともう一つ関連してお伺いしたいんですけれども、アメリカは他国から牛肉もちろん輸入し...全文を見る
○富岡由紀夫君 一定の条件を基に輸入は少しやっているということですか。
○富岡由紀夫君 日本からアメリカに輸出していた牛があったと思うんですけれども、それは今BSEが発生したということで止められているわけですか。
○富岡由紀夫君 そういうことだというふうに報道でもされております。  そしてもう一つ、日本が全頭検査を要求しているわけでございまして、それに対してアメリカのある民間業者は、牛肉の輸出業者は全頭検査を受け入れてもいいよというふうに報道がされました。実際、インタビューなんかで、日本...全文を見る
○富岡由紀夫君 じゃ、アメリカと日本の考え方は全然違うんですね。消費者の安全のためにやるというんじゃないんですね、そもそもね。  それで、ちょっと私、今までのことを総合してちょっと感想を述べさせていただきますと、要は、安全基準というのは自分たちの国でそれぞれ作ってしかるべきもの...全文を見る
○富岡由紀夫君 今のお話をちょっと、もうこの話このぐらいにしたいので、最後ちょっと総合させていただきますと、そのとおりだと思いますけれども、要は不明な点がまだ一杯残っているわけですよね。  そして、私、一番心配しているのは、消費者に非常に大きな不安を起こさせる可能性が非常に強い...全文を見る
○富岡由紀夫君 やっぱりその今ODA予算等々、今回も出資に関連して税金が投入されるわけでございますから、どれだけ、どういうところから調達されているのかというのがやっぱり我々はちゃんと理解しなくちゃいけないし、やっぱり政府としてもそれを説明しないといけないというふうに思っておりまし...全文を見る
○富岡由紀夫君 IDAの、今、何というんですか、基金の繰入れの金額が一千億円ちょっとというふうに言っておりましたけれども、今回の出資の分はそのうち幾らなんでしょうか。
○富岡由紀夫君 これは分割して、毎年、何年度かに分けて繰り入れるという理解だというふうに思っておりますが、今言ったIDA以外の予算の繰入れについて、ほかの、今、アジアとかアフリカのそれぞれの地銀ですか、国際地銀、国際機関の地銀がありますけれども、これらについての予算というのは毎年...全文を見る
○富岡由紀夫君 IDA以外の出資についてはこういった法案がなくて、毎年予算が計上、そのODA予算の一環、一部として計上されているということですか。
○富岡由紀夫君 ちょっと、だから私の疑問点は、IDAについてはこういう個別の法案で出資額についてちゃんと審議して、幾ら出しますよということが議論されているんですけれども、その他の地銀については、総則ですか、この一番最初の方にちっちゃく書いてありますけれども、今回、今年も幾らか出て...全文を見る
○富岡由紀夫君 そういった経緯がなければこういうことはできないと思うんですが、要は、さっき言った国債費の特別会計への繰入金額の半分ぐらいがそういった個別法案じゃないところで、つまり一般総則という形で、ここだって、多分ほとんどの人、見ても気付かないんじゃないかというところでさらっと...全文を見る
○富岡由紀夫君 今回の出資の是非を審議しているわけですけれども、そのときに事前にIDAがどうやって使われているか、その評価を一緒に我々しないと、その出資がいいかどうかというのは判断できないと思うんですね。事前に一応資料をいろいろと要求、取り寄せさせていただいたんですけれども、この...全文を見る
○富岡由紀夫君 IDAに関連して最後もう一件お伺いします。  今度、世銀の総裁ですか、ウルフォウィッツ氏という方が推薦されたということで、なるんですが、この方がいいか悪いかというのは、日本政府は支持ということでもう早々と表明されていらっしゃいますけれども、この方は、新聞の、たく...全文を見る
○富岡由紀夫君 その、何というんですか、思想、背景にある信条は余り関係ないといえば関係ないというか、そこは切り離して考えるべきだといえばそうかもしれませんけれども、やはりいわゆるネオコンの中心人物ということで、間違ってもその考え方が世銀の運営に対して反映されるようなことのないよう...全文を見る
○富岡由紀夫君 通告しておいたんですけれども。
○富岡由紀夫君 昨日打合せした中で、二百五十三兆円ぐらい普通預金があるということで伺っておりまして、その分が一千万円を超えると対象になるということでございます。  今回、ちょっと確認しないといけないのは、普通預金だけが対象になるんじゃなくて、今度は銀行全体として名寄せしてトータ...全文を見る
○富岡由紀夫君 しっかりとお願いしたいと思います。  そして、ちょっと次の、時間の関係で手短にちょっと説明させていただきますと、前回のときにちょっと議論として積み残してしまったところがございまして、これは政府税制調査会さんで出していただいている資料なんですけれども、「所得税・個...全文を見る
○富岡由紀夫君 最後の質問をお伺いして、質問を終わりたいと思います。  内閣府さんにお願いしたいんですが、いわゆる「改革と展望」ですか、あの中で、二〇一二年度までに財政バランス、プライマリーバランスを黒字化するという、この表なんですけれども、事前にちょっと昨日お伺いしていたんで...全文を見る
04月06日第162回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  憲法調査会の最後のまとめということで、私の最後の考えを述べさせていただきたいと思います。  憲法調査会の意義というか目的について、改めて私は確認したいと思っております。憲法の一つ一つの条文についていろいろ議論ももちろん必要でございます...全文を見る
05月18日第162回国会 参議院 本会議 第22号
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○富岡由紀夫君 私は、民主党の富岡由紀夫でございます。  民主党・新緑風会を代表し、会社法案及び会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について質問させていただきます。  今回の会社法案によって、有限会社が新設できなくなり、株式会社に統一されることになります。しかし、...全文を見る
06月14日第162回国会 参議院 法務委員会 第23号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫と申します。  ふだんは財政金融委員会にいるもんですから、今日、法務委員会で初めて差し替えで審議をさせていただくんですが、非常に張り詰めた雰囲気の中で質問させていただくので私もやや緊張しておりますが、是非お手柔らかにお願いしたいと思います。 ...全文を見る
○富岡由紀夫君 その持ち合いの二四%というあれなんですけれども、持ち合いの定義というのはどういう定義ですか。
○富岡由紀夫君 それでは次に、金融庁にお伺いしたいんですが、法人株主の実態を教えていただきたいと思います。あわせて、お伺いできれば、機関投資家の実態についてお伺いしたいと思います。
○富岡由紀夫君 機関投資家の方が多いんですか。
○富岡由紀夫君 機関投資家の中に法人株主があるという……
○富岡由紀夫君 そういう認識なんですか。その辺のあれはどういう区分なんですか。
○富岡由紀夫君 ちょっと詳しい内容はまた後でお伺いしたいと思いますが。  次に、法務省さんにお伺いしたいんですが、安定株主と言われているものがございます。その実態についてお伺いしたいと思いますが、今実態はどのような状況になっているんでしょうか。
○富岡由紀夫君 民間の調査機関の結果であればお答えできるということで先日お話ししたときに伺ったんですが、その結果を教えていただきたいんですが。
○富岡由紀夫君 先週通告させていただいたときに、商事法務のアンケート調査、これについてお答えしていただけるということで私、お願いしていたんですが、安定株主として五〇%以上の会社がこのアンケート調査では何%を占めているのか、そして三〇%以上の安定株主として持っている会社が全体の何%...全文を見る
○富岡由紀夫君 これが分からないと次の質問というか、全体の質問構成が成り立たなくなってしまうんですけれども、まあちょっとこれは後でお示ししながらお話をしたいと思います。  それでは、社員株主というものが株主総会にはあるんですが、これは一体、具体的にどういったものを指すんでしょう...全文を見る
○富岡由紀夫君 株主総会での役割はどういう機能を果たしていらっしゃるんですか。
○富岡由紀夫君 それと、これもちょっと事前にお話ししていたんですが、会社側がいろんな議案、株主総会において議案を提案しますけれども、それが一般的に否決される比率、若しくは株主提案が承認される比率というのは実態としてどのぐらいだというふうにとらえていらっしゃるんでしょうか。
○富岡由紀夫君 ほとんどないというのは多分正解だと思います。あと、非常にちょっと残念だったのは、実態についてもっと詳しく皆さん御理解していただいているのかなというふうに思ったんですが、余りそうじゃないというのが私の受けた印象です。  さっき質問しました安定株主の比率でございます...全文を見る
○富岡由紀夫君 大臣に昨日通告した紙をお見せさせていただきたいと思うんですが、形骸化の対策についてお尋ねするということでお話ししていたんですが、答弁、事前に聞いてないということはどういうことなんですか。まずちょっと教えていただきたいと思います。
○富岡由紀夫君 済みません。先週金曜日ですね、皆さん、部屋に来ていただきまして、この内容については具体的にお答えをいただくようにお願いしています。さっきの法人、安定株主の問題と、あと形骸化対策についての問題、これが前提で議論今しようと思っているんで、それが聞いてないということにな...全文を見る
○富岡由紀夫君 はい。
○富岡由紀夫君 済みません、その本会議での答弁をそのまま読んでいただいて、二度も聞かせていただいてありがとうございます。  私は、その本会議の答弁を受けて今日質問させていただいております。具体的な中身が国会、本会議での答弁でなかったものですから、今日、具体的にお伺いしたいという...全文を見る
○富岡由紀夫君 要は、その一部だけを取り上げて、これが形骸化防止対策になったと、しているんだという答弁はまやかしだと私は思っております。実態は、定款が変更によって今までと同じようにもできるし、そもそもそんなことは問題じゃなくて、さっき言ったように、安定株主がどれだけいて、五割以上...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません、今二つ、お二方からお伺いしたんですけれども、私、本会議でも質問させていただいたんですが、今の株主総会の形骸化対策について情報公開が必要だということで会計参与の導入と決算公告の話いただきましたけれども、これは全くお門違いの話であって、それはどっちかという...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっとお伺いしたいんですが、株主総会、公開会社、上場会社の株主総会に出席されたことはございますでしょうか。
○富岡由紀夫君 先ほどお答えいただいた寺田さんはいかがですか。
○富岡由紀夫君 やっぱり、問題となっている安定株主対策というか、株主総会の形骸化について私は今議論させていただいているんですけれども、まず実態を皆さんに知っていただきたいというふうに思っております。しゃんしゃん株主総会がどれほど多いのか。具体的には、議案の決議のされ方、社員株主が...全文を見る
○富岡由紀夫君 今監査委員会のお話ありましたけれども、監査委員会のメンバーの選任の具体的な基準というか、そういうのはあるんですか。監査委員会のメンバーになる、具体的な独立性を何か定めるような基準はいかが、どういう状況でしょう。
○富岡由紀夫君 よく分からなかったんですけれども、監査委員会が使用人を決めるというお話なんですが、その監査委員会のメンバーはどういう基準で定められるのかということをお伺いしたいんですが。
○富岡由紀夫君 その社外の基準というか、あと、取締役とそれは兼任もちろんするわけですか。取締役と兼任してもよろしいんですか。
○富岡由紀夫君 その社外の基準というのはどういう基準なんですか。
○富岡由紀夫君 アメリカのエンロンとかワールドコムでいろんな企業不祥事が起きたんですけれども、そのときにやっぱり社外の規定に、基準の見直しが企業改革法によって行われたんですが、それと比べて今回の改革というのはどういう状況ですか。パラレルな、全く同じ基準なのか、お伺いしたいと思いま...全文を見る
○富岡由紀夫君 社外取締役についても、是非実態を調査していただきたいというのが私の思いです。  今の社外取締役とか社外監査役も結局だれが決めているかというところなんですが、結局はその会社の社長が個人的な関係、知り合いを引っ張ってきてやっているわけですね。そこから社外監査料、社外...全文を見る
○富岡由紀夫君 お尋ねしたことじゃないことを、次に聞こうとしたことをお答えいただいて驚いているんですけれども、今の話について、回答になってないんで、もう一度お願いいたします。  具体的に説明すると、親会社の株主は子会社の、何というんですか、やったことに対して何も議決権が持てなく...全文を見る
○富岡由紀夫君 答弁になっていないんで、もう一度しっかりとお答えいただきたいと思います。大臣としての御所見をお伺いしたいと思います。
○富岡由紀夫君 親会社の少数株主だけじゃなくて、親会社の大株主もみんな同じことだと思うんですよね、今の話ですと。これ、具体的な例じゃなくて、そういうことが実際に、具体的な例で挙げましたけれども、実際にそういうことが起きている以上、こういった法整備の、持ち株会社制度の矛盾点、これに...全文を見る
○富岡由紀夫君 至急お願いしたいと思います。  結合法制について、さっき話、御回答の中で黄金株の話言われましたので、ちょっとその点お伺いしたいと思うんですが。  黄金株というのはまさしくそういうことなんですよね。持ち株会社制度だけじゃなくて、この黄金株の存在、これは非常に一般...全文を見る
○富岡由紀夫君 濫用というか、それも前提、さっきの株主総会でちゃんと機能して、濫用できないようなチェックが働かないとできないというのが私の考えでございますので、総合的に是非とらえていただきたいと思います。  あと、その企業結合法制に関連して、今これから具体的に整備、検討いただく...全文を見る
○富岡由紀夫君 もうお時間、時間も迫ってまいりましたので、(発言する者あり)まだまだありますけれども、行きたいと思います。  これは金融庁さんにもちょっとお伺いしたいんですが、今回のようなUFJホールディングスの株式が今上場されているんですが、これについて一般投資家は、今度UF...全文を見る
○富岡由紀夫君 具体的にどういった書面によって開示されているんですか。
○富岡由紀夫君 MアンドAじゃなくて防衛手段の話の中でお話はしたと思うんですが、まあ準備されてないということであれば結構でございますけれども。  要は、目論見書とかそういった中で説明がしてある話になっていると思うんですが、具体的にそういう黄金株を発行されているということは説明は...全文を見る
○富岡由紀夫君 次に、経済産業省さんに改めてお伺いいたします。  やはり同じような事例でベルシステム二四という会社が第三者割当て増資をしまして、そのとき、これもやっぱりいろんな問題が起きました。要は、どういうことかというと、第三者割当て増資をして既存株主の持ち株比率を半分以下に...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません。ちょっとよく分からなかったんですけれども、経済産業省さんにもお答えいただく予定だったんですけれども、ちょっとお時間がないので、今ので分かったということにします。しますというか、次の質問にさせていただきます。  決算公告について是非ちょっとお伺いしたい...全文を見る
○富岡由紀夫君 ほとんどないというふうに私も事前に伺っていたんですが、ゼロだということで伺っておりました。要は、過料ということがこの中でうたわれているんですけれども、これはもう改正する前からうたわれていたんですが、実際にそれが執行されたことは全然ないというような実態でございます。...全文を見る
○富岡由紀夫君 非常に、質問がちょっと十分できなくて残念なんですけれども、以上、これで時間になりましたので、質問は終わらせていただきます。  ありがとうございました。
07月21日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第6号
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○富岡由紀夫君 民主党・新緑風会の富岡由紀夫と申します。よろしくお願いします。  ちょっと今議論になっていたお話から、ちょっと確認のためにお話を竹中大臣にお伺いします。  金融サービスが二〇一七年、要するに、もう民営化完了した後も地域のネットワークを維持すると、代理店契約を維...全文を見る
○富岡由紀夫君 地域、じゃ、何でしたっけ、地域貢献基金から資金が交付されるというのは、そこはどこに交付されるのか。まず郵便局会社に交付されるのか。ちょっとその辺、具体的に答えだけお願いします。
○富岡由紀夫君 郵便貯金銀行とか郵便保険会社が過疎地域で採算が合わないから撤退するというときは、どうして撤退するかというと、そこに代理委託手数料みたいのを払って代理委託契約をやっているわけですよね。その代理委託手数料を払うに足りない、払っても損してしまう、コスト的には合わないと、...全文を見る
○富岡由紀夫君 よく分からないな。よく分からないよ。分からない。  民間会社が、要するに、例えば郵便貯金銀行が、本来、業務委託手数料を一〇払いますというんだけれども、それはもう払わなくていいですよ、地域貢献基金が肩代わりしてくれますよという話になると、そこと代理委託契約をした民...全文を見る
○富岡由紀夫君 よく分からない。  民間会社が、契約は自由というのは分かります。郵便窓口会社が基金をもらってどことも契約できますよといったときに、どうやって決めるんですか。要するに、ただで契約した銀行の商品を取り扱ってあげるということですよね、その地域の貢献基金を受けた代理店は...全文を見る
○富岡由紀夫君 全然聞いてないことを今お答えほとんどだったんですけれども、私、聞いているのは、代理店が特定の金融機関に、地域貢献基金をもらっている代理店が特定の金融機関と契約を結ぶこと、要するに、交付金をもらっているがゆえに結ぶということ自体が、それは法的にどういうふうに担保され...全文を見る
○富岡由紀夫君 交付金を受けている代理店が、要するにただで、変な話ですけれども、全額交付を受けたとします、金融サービス業を営むに当たって必要な資金が。
○富岡由紀夫君 代理店が。代理店というか、代理店契約を結ぶに当たり、郵便局会社がお金をもらうわけですよね。交付金を受けるわけですよね。会社がね、もらうわけですよね。それで、何で、要するに、そこはそこでもうかるからいいですよ。だけれども、本来であれば、その郵便局窓口会社に委託料とい...全文を見る
○富岡由紀夫君 いや、今、一〇〇のうち、本来一〇〇払うべきを一〇でやってもらうという今例を出されたんで、その話でいきますと、本来であれば一〇〇払わなくちゃいけないわけなのに一〇で済むわけだから、九〇得しちゃうわけですよね。そういうことじゃないんですか。得するでしょう。九〇分のサー...全文を見る
○富岡由紀夫君 今サービスと言っているのは違うんですよ。銀行が窓口会社に業務委託をして、業務委託する、お金の対価のサービスのことを言っているわけで、その銀行は、郵便窓口会社が地域にサービス、いろんな貢献のことをする、そのサービスとは全然違うことを言っています。  要するに、委託...全文を見る
○富岡由紀夫君 いや、おかしいですよ。だって、一〇しか、自分が働く、その窓口会社、受ける人が、何というんですか、要するに払う方、逆に銀行が一〇の価値しかないから払いませんと。そうしたら、受ける方はコストが一〇〇掛かるからできませんという話でしょう、まずベースとして。  本当は、...全文を見る
○富岡由紀夫君 いや、契約を普通だったらしてくれないわけですよね、普通の、その一〇しか払わないと言ったら、その代理店は、窓口会社は。それは何で契約するかというと、九〇余分なところからお金入ってくるから初めて契約できるわけですよね。普通は、一〇しか払いませんよと言ったら、それはそう...全文を見る
○富岡由紀夫君 じゃ、今ちょっと一〇という話なんで、ちょっとあれ、分かりづらかったんですけど、例えばもうゼロ、幾らも払えませんと。イニシアルコストが掛かっちゃうんで、そのイニシアルコストがペイできませんよと。すごい過疎地域で、取扱いなんか年に幾らあるか分かんないと。そういうときに...全文を見る
○富岡由紀夫君 じゃ、済みません、ちょっとまた聞き方変えますけど、要は、地域貢献基金で代理店契約は結んでくれますと、それは分かりましたと。だけど、例えばさっき言ったように、イニシアルコスト、そしてランニングコストが高いんで、それに見合う取扱量が得られなくて利益が得られないというふ...全文を見る
○富岡由紀夫君 時間なんで、ちょっと最後にしますけども、要は、今の話だと、交付金が入っている地域でも銀行側がペイしないと判断すれば代理店契約を結ばない可能性があるということですよね。(発言する者あり)そういうことですよね。地域が、過疎地域が認められない、切り捨てられることが十分あ...全文を見る
○富岡由紀夫君 あと一分なんで、あとこの続きは午後にさせていただきたいと思います。
○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫です。午前中に引き続きまして、よろしくお願いします。  午前中の議論をちょっと総括をさせていただきたいと思います。  銀行が銀行業務をどこかほかのところで委託してやるというときには、よっぽど取扱量がない限り採算がペイしないと私は思っております...全文を見る
○富岡由紀夫君 その法案の提出というのが、もうすぐになるんですか。時期をお伺いしたいと思います。
○富岡由紀夫君 まあ、いつになるかお答えいただけなかったんですが、要は、今回この特例を認めるということは、イコールフッティングという観点からすると、ほかの金融機関にも今の銀行法の見直しを行って代理店制度のやっぱり変更を行わないといけないことになるんですが、今回その郵便貯金銀行だけ...全文を見る
○富岡由紀夫君 いや、それは金融機関から見た場合はそうなんですけれども、委託を受ける、代理店業務を行う事業会社からすると、郵便窓口会社だけがそれを認められることになるわけですよね、郵便窓口ネットワーク会社だけが認められるということになる。ほかのところでもやりたいといっても、それは...全文を見る
○富岡由紀夫君 その検討する前提で、もう今回、もう郵便窓口会社だけは認めちゃっているということですから、ほかのところも当然認めざるを得ないということになるわけですよね。だから、そのときにはもう議論の余地がないということが私は問題だと思っているんです。ですから、なぜ今回、一緒に代理...全文を見る
○富岡由紀夫君 よく分からないんですけれども。  要は、幾ら議論したって、今回、郵便窓口会社に代理店制度を認めるということは、イコールフッティングを行わなきゃいけないということですから、さっきの繰り返しになりますけれども、議論の余地はないと、銀行法を改正するときに。そこで議論し...全文を見る
○富岡由紀夫君 銀行の専業規制、代理店の専業規制とか、あと出資規制とか、これは非常に大きな問題だと思うんですよね。金融庁はこれを死守して、ずっとやってきたわけです。銀行に対する、銀行本来の業務にリスクを与えちゃいけないということで、他業禁止させていろんなリスク遮断を行ったり、あと...全文を見る
○富岡由紀夫君 日本郵政株式会社の売却代金は、国の出資した資産そのものの対価であるから国庫に帰属するんだということなんですが、じゃどうして郵便貯金銀行と郵便保険会社の売却金は、これは国庫に間接的に入る部分もあるでしょうけれども、直接入らないで基金に回ったり内部留保に回ったりするこ...全文を見る
○富岡由紀夫君 私が指摘したいのは、郵便貯金銀行とか郵便保険会社も国の出資した資産の対価そのものだという意味では同じだと思うんですね。そこがなぜ国庫に入らないで基金に回っちゃったりすることが許されるのか、そこがちょっとよく理解できないんですけれども、今の御答弁の中では。
○富岡由紀夫君 ちょっと次の、一杯質問用意していたんで、ちょっと今のところは余り納得できないんですけれども、移らさせていただきたいと思います。  郵政公社の分割手順についてちょっとお伺いをしたいと思います。  一般の会社分割であれば、会社の分割計画書とか分割契約書を作って、株...全文を見る
○富岡由紀夫君 今回のこの資産の分割、契約の中身、資産とか負債とか契約いろいろありますけれども、その分割というのは大変大きな意義を私は持っていると思うんですね。将来の郵便貯金銀行とか郵便保険株式会社が経営が成り立つか成り立たないか、これは大きな左右する部分だと思うんです。  今...全文を見る
○富岡由紀夫君 国会での報告だけじゃ、もうそれの報告ですから従わざるを得ないということで、そこでもう議論の余地がないということなんですね。主務大臣の認可が決定されてしまったら、どういう資産の切り分けがされようと、我々は、国会議員は、我々はですね、ただそれに従わざるを得ないと、報告...全文を見る
○富岡由紀夫君 債権者保護手続は重要だというお話でございます。  その重要な手続の中で、私は、分割の無効の訴えがどう担保されているかということが、私、かなりかぎを握ってくると思うんですね。その点についてはどういうふうにこの法案の中でうたわれているんでしょうか。
○富岡由紀夫君 特例法で分割をこれは認めているわけですから、その債権者保護の手続も特例法の中にうたって、分割無効の訴えとかそういうのも、うたってしかるべきだと思うんですけれども、そのうたってないということなんですが、これは具体的にどういうふうに考えていらっしゃるのか、じゃ教えてく...全文を見る
○富岡由紀夫君 債権者保護の観点で重要な中で、分割の無効の訴えができるかできないかということは、かなりやっぱり私は重要なところあると思うんですね。その中身が具体的にどういうふうに計画されているのかお伺いしたいということで言っているんですけれども、全然御答弁いただいていないというこ...全文を見る
○富岡由紀夫君 公的な利益が担保されるのはよく分かりましたけれども、債権者の保護という観点から、自分たちが、債権者が不利になる可能性があると、それを保護する措置が普通の分割ではとられているんですけれども、今回の中ではどういうふうにとられているのか、具体的には。  具体的な一例と...全文を見る
○富岡由紀夫君 具体的な手続は何も答弁いただいてないということで、大臣が全部個別債権の一個一個のところまで分かるわけないんですよ。それこそ無数にあるぐらいあるんですね。これは担保するために公告を行ったり、催告を行ったり、そういった実務手続が発生するんです。そういったことを本当に考...全文を見る
10月25日第163回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○富岡由紀夫君 民主党・新緑風会の富岡由紀夫でございます。  今回の銀行法の一部改正に関して質問をさせていただきます。  まず、ちょっとお伺いしたいんですが、今回の改正、代理店制度の業務範囲の見直し、いろんな諸規制の見直しについてですが、まあ、金融業界、いろんな業界からは前か...全文を見る
○富岡由紀夫君 今よく、何というんですか、はっきりとよく理解できないところもあったんですが、要するに民間から要望があったということで、ちょっと今そういうお話があったんで、それに関連してちょっと質問させていただきますが、質問の順序変わりますが。  全国地方銀行協会の、何というんで...全文を見る
○富岡由紀夫君 今ちょっと、今、五十二条の五十九ということで今出たんで、その続きを見ますと、銀行は損害賠償の責任を負うということなんですが、その後に見ると、相当の注意をしている場合については云々と書いてあって、そのときには適用しないと、銀行は損害の賠償を適用しないというふうにある...全文を見る
○富岡由紀夫君 無過失責任の今お話されましたけれども、今いろんな偽造・盗難通帳ですか、偽造キャッシュカードとか、そういったところで銀行の責任が問われるようになってきていると思うんですが、その辺との関係はどうなんでしょうか。代理店、銀行本体もいろんなそういう責任を負うような形になっ...全文を見る
○富岡由紀夫君 ということは、銀行がほとんど一〇〇%責任を負うというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○富岡由紀夫君 よっぽどのことがない限り、銀行は責任を負うという理解だということでよろしいかと思います。  それと、続きまして質問なんですが、代理店での貸付業務についてお伺いしたいと思います。  今までのいろんな説明ですと、個人向けローンはオーケーですけれども、事業向けの貸付...全文を見る
○富岡由紀夫君 個別に判断するということですか。今の事業者向けじゃなくて個人の場合はいいということ、アパートローンは個人のローンであればいいというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○富岡由紀夫君 今言ったようなアパートローンの基準が、余った余資を運用するだけだったらいいんですけれども、そこのもっと大規模に事業開発して相続対策を含めてやるケースもあるんですね。そういった場合の基準、どこからどこまでがよくて、どこからどこまでが駄目なのか、金額基準なのか戸数なの...全文を見る
○富岡由紀夫君 後で質問しようと思ったんですけど、今、政省令とかガイドラインというお話あったんですが、衆議院でも議論、議事録を見ますとされていたんですが、代理店の財産的要件とか人的構成要件とか、今言った、今の兼業規制の許認可の具体的要件はそういう政省令とかガイドラインでお示しする...全文を見る
○富岡由紀夫君 いや、今質問したのは、そういった具体的基準が何でこの場でお示しいただけないのかということをお尋ねしたんです。その内容は衆議院の委員会の答弁でも同じ答弁をいただいているというふうに私も理解していますので、なぜそういったことが今回この委員会の中で事前にお示しいただけな...全文を見る
○富岡由紀夫君 何でそれを、適切な運用の内容をお示しいただけないのかと。この法案を審査しているときに事前にお示しいただかないと、それがいいものか悪いものか判断できないんだと思うんですが、どうしてそれがお示しいただけないのか。ほかの法案でもそうなんですけれども、今回読んでいてつくづ...全文を見る
○富岡由紀夫君 いや、全然議論がかみ合わないんですが、具体的に法律に書けないことはそういったものに落とすという話なんですが、その落とす事前の内容をお示しいただけない理由は何なのかということをお尋ねしているんですが。
○富岡由紀夫君 いや、よくお答えいただいてないと思うんですけれども、なぜ政省令とかガイドラインの骨子がこの法案と一緒にお示しいただけないのかと、その理由です。それをお答えいただきたいんです。伊藤金融担当大臣、どういうふうに御認識されていらっしゃいますか。
○富岡由紀夫君 私が思うに、そういったガイドラインとか政省令というのはもう多分できていると思うんですが、それを一緒に出して、今言ったように国会の審議を反映させてそういうふうにやるというふうなお話だったんですが、反映させるのであれば、この法案と一緒に出して、その中でそれが骨子がいい...全文を見る
○富岡由紀夫君 内閣府令とかガイドラインというのは今の内容と同程度のものしか出ないんですか。それ以上、もっと具体的に出るんじゃないんですか。
○富岡由紀夫君 今言ったように、そういった内容を、骨子、あらあらでも結構なんですけれども、その法案というか、ガイドラインというか、政省令の、何というんですか、たたき台みたいなものを、そういったものをなぜこの場に法案と一緒に出していただけないのか。そのことをもう再三我々は要求してい...全文を見る
○富岡由紀夫君 今後の問題として、やはり同じようなことが多分あると思うんで、法案の審議のときには必ず一緒に、その骨子だけでもいいですから、たたき台でもいいですから、是非付けて一緒にいただきたいと思います。  その上で、パブリックコメントに付す、付すと言っていれば何か万能のように...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと逆の聞き方をしますと、こういった法案を審議するときに政省令やガイドラインを出さないことのメリットというか理由、どうして出さないのか、出さないと何がいいのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
○富岡由紀夫君 いや、お尋ねしたことに答えていただいてないんですが、出さないことが何がいいのか、出さないことのメリット、教えていただきたいと思いますが。
○富岡由紀夫君 いや、出そうと思っているけれども出せないということですか、可能な限りということは。出そうという御意思はあるというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○富岡由紀夫君 ということは、出していただけるというふうに考えてよろしいんですか。
○富岡由紀夫君 いや、ということは、こっちからいろいろ探って質問しないと、そのガイドラインの骨子というか中身が出てこないということになりますよね。我々が質問しないで漏れたところは全然そのまま、何というか、ノーチェックで法案が成立してしまうということになりますから、そんなことで本当...全文を見る
○富岡由紀夫君 もう時間がないんで次の問題行きますけれども、是非十分法案が、我々が存在意義が発揮できるように、その法案のガイドライン、法案の下に落ちる政省令とかガイドラインの中身を、骨子を是非出していただきたいと思います。そうしないと審議漏れが起きますからね、我々が、全部質問でき...全文を見る
○富岡由紀夫君 基本的には、全体的にはどうなんですか。多い、ある方が多いんですか。それとも許認可がない方が多い、多いんですか。
○富岡由紀夫君 なぜ諸外国は許認可が不要なんでしょうか。その理由を伊藤金融担当大臣、どのようにお考えいただきますか。
○富岡由紀夫君 日本はなぜそのようにしないんですか。日本は何で許認可制で、兼業規制なんかは許認可のままなんですか。そういった諸外国と同じようになぜできないんでしょうか。
○富岡由紀夫君 今の説明ですと、諸外国はそういったことでなくて、事後の監督とかいろんな、デューデリのいろんなことでフォローするということなんですが、何で日本は許可制であり、そういった認可制を取っているのか、その違いを教えていただきたいと思います。なぜ諸外国にできて日本はできないの...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません、その海外は、諸外国は何もないのに、何で日本だけそういった理由で許可制を取っているのか。諸外国ができて日本にできない理由を伊藤金融担当大臣、お答えいただきたいと思うんですが。
○富岡由紀夫君 お答えいただいていないんですが、何で諸外国ができて日本ができないのか、その違い。今、必要性は分かりましたけれども、諸外国はなぜそれをやらないで済んでいるのか、その違いを説明していただきたい。説明になってないと思うんで、説明をもう一度お願いしたいと思います。
○富岡由紀夫君 何で諸外国は慎重にやらないのに、日本だけ慎重にやるんですか。
○富岡由紀夫君 海外はどうなんですか。海外はそういった心配要らないというふうに判断しているんでしょうか、海外の当局は。
○富岡由紀夫君 今、伊藤金融担当大臣のお答えは、三國谷さんのお答えを聞いていないというふうに理解せざるを得ないんですけれども、海外はそういうことをやっていないというふうに今三國谷さんはおっしゃったんですよ。なぜ日本だけそういった許認可をやっているんですか。今三國谷さん、ほとんどや...全文を見る
○富岡由紀夫君 全然、全く答えが、答えていただいてないと。  要するに、今言ったような検査とか管理監督をして、アメリカ、諸外国はそれで済んでいるのに、何で日本だけそれで済まないのかと、事前の許可制、許認可制が必要になってくるのかと。その違いを質問しているのにお答えいただけないと...全文を見る
○富岡由紀夫君 まあ、日本はまだ未熟だからということですか、まだ。そういうことですね。分かりました。  次に、ちょっと質問させていただきます。事業向け、さっきありましたけれども、事業向け融資の例外規制も、例外があるというふうに規定されているんですが、御説明も、いろんな委員会の中...全文を見る
○富岡由紀夫君 よく利益相反行為の弊害が生じるおそれがない場合ということなんですが、それは具体的にはどういうことを想定しているんですか、よく分からないんですが。
○富岡由紀夫君 これは衆議院の答弁の中で郵便局の取扱い、郵便局窓口会社の取扱いについてお答えいただいていると思うんですが、郵便局の場合は認められると、事業性ローン、貸付けが認められるという御答弁いただいているんですが、それでよろしいんでしょうか。
○富岡由紀夫君 一般の事業者に対しては、利益相反行為の弊害がない本当に例外的な場合にのみ事業向け融資が、貸付けができるというふうになっているんですが、極めて限定的な扱いになっているんですが、郵便局も同じ基準でそれは認められるということでよろしいんですか。
○富岡由紀夫君 郵政の話になりましたので、郵政の代理店の話で質問させていただきたいと思いますが、これ郵政公社さんにお答えいただきたいんですが、郵便貯金銀行が今度郵便窓口会社に代理委託をして、そのとき代理委託手数料というのを払うことになると思うんですが、その代理委託手数料の決定方法...全文を見る
○富岡由紀夫君 委託手数料の決定の前に、委託契約というのはどういう契約に具体的になるのか教えていただきたいんです。一括で郵便貯金銀行と郵便窓口会社が契約することになると思うんですが、その店舗、取扱店舗、取扱郵便局、これは一個一個検討になるのか、それとも全部、契約した場合、代理委託...全文を見る
○富岡由紀夫君 一括して、赤字店舗も取扱量の認めないところもすべて一括で契約するということが本当に許されるんでしょうか。
○富岡由紀夫君 平成十七年でしたっけ、今度、十七年か、じゃなくて、二〇一七年ですか、民間に全部株式を放出して郵便貯金銀行が民間会社になったときに、私は多分株主がそんなの認めないと思いますよ。一般民間会社の常識からいって、赤字店舗、取扱いのですね、郵便貯金の金融サービスまで、取扱い...全文を見る
○富岡由紀夫君 その安定的な代理契約を政府は希望、期待しているだけですよね。それを判断するのは完全に民営化なった郵便貯金株式会社が株主の投資の下でやっていくわけですから、株主がそんなの駄目よと言うことが多分当然のことながら想定されるんですが、そういった場合は安定的な代理店契約を政...全文を見る
○富岡由紀夫君 いやいや、これは株主が判断することですから。一般論で是非お答えいただきたいと思うんですが、一般論として、株主が駄目よと言ったことに対してできるんですか、会社が赤字のところに代理店契約を結ぶことはできるんですか。そういうふうに政府は考えているんですか。
○富岡由紀夫君 いや、ちょっと済みません。事前に通告しておりまして、お答えいただけるというふうに伺って、私、今質問しているんですが、そういうあいまいな答弁じゃなくて、一般論でもいいですから、もしかしたら個人的なお考えでもいいですから、当然そういうことになるというふうに理解できませ...全文を見る
○富岡由紀夫君 株主の、そうですね、意向でそうなると思います。  ちょっと通告していたんですが、今の要するに代理店契約を結んで郵便貯金銀行がちゃんと赤字とならない店舗はどのぐらいあるのかということを私は調べておきたいなと思いまして、今日質問通告しているんですが。  要は、相当...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません。是非後でちょっと文書で資料いただきたいと思うんですが、今聞いた中で、いろんな切り口がありますけれども、ある切り口だと八百三十九局が現在で赤字と。で、もう一個の切り方だと一万一千百三十六局が赤字ということでございます。ということは、一万局以上が赤字なわけ...全文を見る
○富岡由紀夫君 認識がちょっと非常に私は懸け離れているなと思います。さっき言ったように、これは株主が、民間会社になりますと株主がその決定権を持つわけですよね。経営者が判断するんだって、株主の意向をやっぱり重視しないといけないんです。株主は慈善事業ではないのに、赤字の郵便局に代理契...全文を見る
○富岡由紀夫君 是非、この法案の抜け穴を使った、違法に近いようなこういったファンドは是非改めて規制というか指導というか、そういったことを心掛けていただきたいということを要望いたしまして、私の質問を終わります。
10月26日第163回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○富岡由紀夫君 民主党・新緑風会の富岡と申します。今日は、お忙しいところ、大変、両参考人おいでいただきましてありがとうございます。  お二方のお話を伺いまして、共通してお話の中で出てきたのが日中関係の大切さということだというふうに思うんですが、ちょっといろんな角度からお話ありま...全文を見る
12月19日第163回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○富岡由紀夫君 第三班の富岡由紀夫でございます。  まず、ただいまの質問にお答えいたします。  やはり今回の調査は、出しっ放し、やりっ放しじゃいけないというその観点で、新たなODAをどうやってやっていくかという観点で今回調査したわけでございまして、今の点が一番、御指摘いただい...全文を見る