富岡由紀夫

とみおかゆきお



当選回数回

富岡由紀夫の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月05日第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
議事録を見る
○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫と申します。  今日は大変ためになる、参考になるお話をいただきましてありがとうございます。いただいたお話に関連して、お二方にそれぞれ質問をさせていただきたいと思います。  まず、納家参考人に質問させていただきます。  納家参考人からは、いわ...全文を見る
04月12日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○富岡由紀夫君 田村委員と一緒に行った富岡と申します。  今の顔の見える日本のODAという在り方なんですけれども、私どもの行きましたインドについて申し上げますと、英語で書いてあったと思います。インドの場合は英語が公用語になっているものですから、現地の人にも多分十分理解していただ...全文を見る
○富岡由紀夫君 お金の出し方とか、若しくは技術供与とか人的ないろんな援助の仕方、いろいろあろうかと思うんですけれども、ちょっとさっきのODAの在り方というかを考えたときに、さっき言った、国連でただ同調してくれるとか票を入れてくれるというんだったら、多分お金だけ出して何も言わなけれ...全文を見る
04月20日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
議事録を見る
○富岡由紀夫君 民主党・新緑風会の富岡由紀夫でございます。  国有財産法の改正に伴って質問させていただきたいと思います。  この法案に関連して、いろんなやっぱり国の資産、負債、債務の改革というのは密接に関係しておりますので、行革との絡みも含めて質問をさせていただきたいと思いま...全文を見る
○富岡由紀夫君 今御説明いただいた基準にのっとって、私の出身地である群馬県についてどういった物件が対象になるかということを事前にお尋ねしましたところ、教えていただいた物件が今お手元にお配りした三件でございます。  今の基準だけからすると、容積率の問題とか五割未満の問題という、そ...全文を見る
○富岡由紀夫君 この平米三十万円以上のところの積み上げで国全体で一兆円ということでよろしいんでしょうか。
○富岡由紀夫君 それで、じゃこれを、今の該当する物件を売ったときにどのぐらいの金額になるかということをやらないと、この一兆円という数字は出てこないと思うんですけれども、そのときの算出方法について教えていただきたいと思います。
○富岡由紀夫君 具体的に、ちょっと事前に教えていただいたんですけど、国有財産台帳の価格にある一定の料率を掛けて出されていると思うんですが、それを教えていただきたいと思います。
○富岡由紀夫君 今の説明ですと、一般庁舎については台帳価格、これ路線価ですからそれの一・二五倍すると、八〇%相当分を割り戻すということで一・二五倍すると。宿舎については、まず一・六倍して、それから更に一・二五倍すると、すなわち二倍ですね、台帳価格の二倍の価格を算出してそれを売却の...全文を見る
○富岡由紀夫君 これ、ちょっと機械的にやられたということなんですけれども、機械的にやるにしても、ややちょっと、何というんですか、ざくっと、粗いやり方じゃないかなと思っているんですね。評価額の四倍以上の、実勢価格の四倍以上の価格で見込んでいるというのは、これこそ本当に絵にかいたもち...全文を見る
○富岡由紀夫君 是非それやっていただきたいんですけれども、見ただけでも、まず、資金調達コスト、ファンディングコストが一・五%でずっと見ております。あと、売却収入の運用益、賃借のときのコストの削減額というところも一・五で見ているんですけれども、金利が五十年間で、これタームで見ていま...全文を見る
○富岡由紀夫君 有識者にお伺いするときに、もう幅広く、いつも偏ったところの人から聞くだけじゃなくて、いろんなところから聞いていただいた方がいいと思います。  私も民間にいたもんですから、いろいろとそういう知り合いがいて聞きましたところ、ちょっと見ただけでも余りにもおかしいという...全文を見る
○富岡由紀夫君 多分具体的な数字は、正確にはもちろん成長率をどう置くかによって違うんで出ないと思うんですけれども、今までのトレンド、過去五年間とか十年間ぐらいのトレンドから見て、GDP成長率というのはそんなに大きく何というんですか、見込みがずれるとは私は思っていないんですね。だか...全文を見る
○富岡由紀夫君 これから、具体的にはそうなんですけれども、今の圧縮の仕方が本当に何もしなくても自然体で圧縮になっちゃうのか、それともある程度かなり努力しないと圧縮ができないのか、その辺のニュアンスというのがもし分かれば教えていただきたいと思います。
○富岡由紀夫君 そういった意味で、自然体でどのぐらい、まず今言ったように努力しないといけないということなんですけれども、ベースの部分で自然体でどのぐらい圧縮になるのかということを昨日ちょっと事前に分かれば教えてほしいということで通告させていただいたんですが、この貸付金の約定返済予...全文を見る
○富岡由紀夫君 多分、約定返済のほかにまた新規の貸付けもあるでしょうから、純減ベースでどのぐらいになるかというのは、まだこれから努力目標の範囲内だと思うんですけれども、貸付先の、まあ政策金融機関なんか特に私はちょっと注目しているんですけれども、住宅金融公庫とか国民生活金融公庫とか...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  それでは、ちょっと与謝野大臣にお伺いしたいんですが、昨年十一月の経済財政諮問会議で、小泉首相が、まあ土地の価格が高いところは全部資料を出してもらって売却の検討をしなくちゃいけないという趣旨のお話をされまして、財務省は不可能だと言っている...全文を見る
○富岡由紀夫君 そういった発言を受けて、今回の宿舎の見直しについて有識者会議というものが財務省の中にできたんだというふうに思っているんですが、この財務省が不可能だと言っているところを精査する会議を財務省の中につくることについて、与謝野大臣はどうお考えですか。小泉さん、小泉総理は財...全文を見る
○富岡由紀夫君 その組織を、四月七日の中間取りまとめに、つくるというふうに書いて確かにあるんですが、それを具体的にいつ発足してどういった役割を担ってもらうのか、教えていただければというふうに思います。
○富岡由紀夫君 谷垣財務大臣にお伺いしたいんですが、今あるその財務省の中の有識者会議を六月に、まあ取りまとめ、ある程度報告を出した後、改組して、また新たな役割を担わすというような報道があったんですが、その具体的中身、その組織の、会議体の役割というのはどういったものなのか、教えてい...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと私はよく分からないんですけれども、今、与謝野大臣からさっき説明していただいた専門調査会の役割と、今、谷垣財務大臣からお話ありました六月に有識者会議を改組した組織、ともに国有財産の、何というんですか、処分について検討するということなんですけれども、どこをどう...全文を見る
○富岡由紀夫君 今のお話聞くと、専門調査会の方は範囲が広くて、財務省の中の有識者会議を改組する部分は国有財産だけに絞ってやっていくということなんですか。国有財産の取扱いは両者で取扱いするのか。その辺はどういう位置付け、何か重複しているような感じを私は受けるんですが、いかがなのかな...全文を見る
○富岡由紀夫君 何となく分かったような分からないような感じがするんですけれども、やっぱりイメージとしては、元々小泉さんは財務省にはできないと言っておきながら財務省の中にうまくその検討機関を設けちゃって、それで具体的な検討結果、さっきの資料じゃないですけれども、何というんですか、鉛...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございました。  与謝野大臣は終わりました。質問は終わりました。  ちょっとさっき質問しながら気付いたんですけれども、この不用不動産の処分について、売却のいろんな、一兆円という数字がさっき御説明いただいたんですが、この検討をするときに、これは庁舎と社...全文を見る
○富岡由紀夫君 じゃ、そこは手付かずということでございますか。  これは手を付けなくてよろしいんでしょうか。財務大臣、御意見をお伺いしたい。保養寮とか、そういった福利厚生施設はどうなんでしょうか。検討、その資産を見直すときの対象として検討しなくて本当にいいのかどうか、ちょっと考...全文を見る
○富岡由紀夫君 ついでに思い出したんであれなんですけど、普通の感覚でいうと、まず最初に、何というんですか、民間だと、そういった今、保養寮とかどんどん売却して、リストラしていて、まず業務に関係ないところからリストラを進めていくと、資産の売却を進めていくという動きをして、その後、庁舎...全文を見る
○富岡由紀夫君 でも、最終的には精緻にこれから進めていく議論の中で多分議論していかないといけない項目だと思うんですが、あと、さっきの宿舎の議論をするときに、基本的に、今空いている部分とか、さらに容積率がまだ残っている部分、それをいろんな集約して見直しをしておこうということなんです...全文を見る
○富岡由紀夫君 今回議論しているのは何のためにやっているかというと、財政上の問題、それはひいては国民にしわ寄せが寄ると、負担が行くということを避けていくためにやっているんだと私は思っているんですけれども、そういったことからしますと、ちょっと検討するのは大変でしょうけれども、本当に...全文を見る
○富岡由紀夫君 その辺をしっかりと検証していただきたいと思います。  あとちょっと、今回の国有財産法案については予算関連法案ということで位置付けられて議論させていただいているんですが、予算関連法案という理由は、歳入の面、歳出の面、どこのことを言ってそういうふうに位置付けているの...全文を見る
○富岡由紀夫君 金額は、幾ら予算を計上しているんでしょうか。
○富岡由紀夫君 分かりました。そういった理由で、三億円の歳出で予算関連ということですね。分かりました。  ちょっと先ほどの質問、岩井先生の質問にもちょっと関連するんですけれども、国の財務諸表というかバランスシート、資産管理の在り方なんですが、私は、さっきは国民経済計算ですか、内...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません、ちょっと時間がなくなってきたんで、最後の質問をさせていただきます。  事前に通告させていただいていたんですが、使用許可を基本的にはやめて、これからは貸付けに切り替えるということでございました。その使用許可をしていて使用料が大きく入っている物件、今まで...全文を見る
05月16日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
議事録を見る
○富岡由紀夫君 民主党・新緑風会の富岡でございます。今日は、いろいろと順番の御配慮をいただきましてありがとうございます。早速ですが、質問させていただきたいと思います。  まず、日銀福井総裁にお伺いしたいんですが、昨今いろんなところでもう会見されたりコメントを出されたりしていらっ...全文を見る
○富岡由紀夫君 その、あと数週間でというところがゼロ金利解除が七月から六月ぐらいに早まるんじゃないかという市場の見方につながっている部分があるんだと思いますけれども、今のあと数週間というお話ですけれども、この市場の動きに対して、何というんですか、市場の動きというか、それを、今の発...全文を見る
○富岡由紀夫君 今のお話もそうなんですけれども、一方で展望レポートを出されて、その後のいろんな会見のところでも日銀の発表として、あと総裁のコメントとして出ているんですが、そういった日銀の考え方の中の一つとして、市場の金利政策の見方を、市場参加者の、何というんですか、政策金利に関す...全文を見る
○富岡由紀夫君 市場の見方を参考にしながら、またそれを日銀の政策金利、金利政策に反映させていくということなんですが、市場の見方としては、マーケットの動きを見れば分かるとおり、短期も中期も長期も、特に短期、中期の金利が非常に急ピッチで上がっているんですけれども、敏感に上がっているん...全文を見る
○富岡由紀夫君 今、市場がいろいろとそういった、何というんですか、うがった見方を含めて、市場がいろいろ迷いながらいろんな先読みをしているということなんですが、こういう状況というのは、日銀さんが描いている政策金利の動き、金利を政策としてやっていく中でこういった動きというのはもう織り...全文を見る
○富岡由紀夫君 総裁にちょっと最初のところでお伺いした後、最後のちょっと質問なんですけれども、まだ後でやりますけど、最初の段階での最後なんですけれども、今ここに来て急激に円高と、あと株安、ここ数日間ずっと落ちて安くなっておりますけれども、こういった動きというのは日銀さんのシナリオ...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございました。  次に、与謝野金融、経済政策担当大臣にちょっとお伺いしたいんですが、今のちょっと日銀総裁に対する質問とも関連するんですけれども、金利マーケットというか、残るところはやはりゼロ金利解除されるんじゃないかという、まあ日銀総裁は必ずしもそうじ...全文を見る
○富岡由紀夫君 今のお話の中で、長期金利が二%切るような水準というのは非常に厳しい、異常な状態だというお話だったんですけども、じゃ日本経済を取った場合、適正なる長期の金利の水準というのは与謝野担当大臣はどのぐらいの水準と見ていらっしゃるのか、もしお答えできるようであればお願いした...全文を見る
○富岡由紀夫君 まだ国際的な水準まで日本の長期金利が戻るには少し時期尚早というふうに受け止めたらいいんでしょうか、今の発言は。ちょっと確認したいんですが。
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  今の与謝野大臣の中にもお話ありましたけれども、国の財政赤字の問題、国債の残高の問題、こういったことがいろんな金利の影響を受けるということでお話ありました。  そこで、財務省さんにお伺いしたいんですけれども、昨年ちょっとお伺いしたんです...全文を見る
○富岡由紀夫君 これは国と地方の重複分が入っている数字ですね。除くとどのぐらいになるのか教えてください。
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  国全体では、長期も短期もいろいろな借金を含めると千兆円超しているということでございます。  そこで、谷垣財務大臣にお伺いしたいんですけども、今のこの国の借金の問題を考えた場合、今金利がやや、少し上げる方向に来ているんですけども、この点...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  一%上がれば一・六兆円増えるというのは、国債の借換えの期日が来た分について乗り換えていった場合の負担だと思います。これは十九年度だけではそうかもしれませんけれども、金利の高い状態がどんどん続いていって借換えがどんどん進んでいけば、一%上...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  続きまして、ちょっと為替の関係についてお伺いしたいと思います。  G7が行われまして、その中でいろんな議論がされたと思いますけれども、為替レートについてG7の中での確認状況の一つとして、為替レートというのはやっぱり経済のファンダメンタ...全文を見る
○富岡由紀夫君 昨日、財務省さんで五年度の経常黒字、これが過去最高だという、日本のですね、経常黒字が過去最高、所得黒字が特に大幅に伸びて貿易黒字を超しているという状況が発表されました。  これは為替を見るファンダメンタルズの一つとして非常に、何というんですか、日本の円が強くなっ...全文を見る
○富岡由紀夫君 ただ、為替のファンダメンタルズとしてはこれ一番大きな要素となっているんじゃないかと思うんですが、これは大したことないというふうに考えてもいいですか。
○富岡由紀夫君 私、この為替の問題と、あと外貨準備の問題、これもやっぱりいろいろと密接に関係していると思うんですが、日本の、何ですか、外貨準備高、これも非常に高くなってきているというふうに思っております。  これは、今までの為替介入、円高をどちらかというと抑えるために為替介入し...全文を見る
○富岡由紀夫君 これはいろんな市場の見方なんですけれども、日本の保有している外貨、今言ったように、ちょっと、売るとかユーロにシフトするとか、そういった発言をするだけでマーケットが敏感に反応してしまいますので、なかなかコメントしづらいところはあるんだと思うんですが。  私が市場の...全文を見る
○富岡由紀夫君 これ、もう売れないんじゃないですか、ずっと日本は、もう売るに売れない状況になっているんじゃないかと私は思うんですけれども。これを例えば売るケースも当然想定していると思うんですけれども、どういった場合に、一般論としてどういった場合に日本はその外貨、持っている、保有高...全文を見る
○富岡由紀夫君 今の、さっきの経常黒字の問題とか、ファンダメンタルズの一つの要素ですけれども、こういったことを見ると、そういった円安に振れて円安介入するというときのですね、介入ということは想定余りできないんじゃないかと思うんですが、そういったことも可能性としてはあるんでしょうけれ...全文を見る
○富岡由紀夫君 関連して、外貨保有国のあれからいうと、中国が日本を超えて外貨保有高を非常に高めているということでございます。中国も市場なんかは日本と同じわなに陥っていると。保有している外貨を、米ドル債を売るに売れないというふうに見ておりますけれども、私は、あれですけれども、中国と...全文を見る
○富岡由紀夫君 今外貨の、中国の話になったんで、人民元のお話にちょっと触れさせていただきたいんですが。  昨日初めて、切上げ後で初めて一ドル七元台に突入したというふうになっております。これはG7でもいろんな不均衡を問題視されておりましたので、その方向にのっとって、中国もアメリカ...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと円ドル相場に戻らせていただきますけれども、アメリカのアダムズ財務次官は、報道によると市場介入は控えるべきだということを、メッセージを盛んに出しているようでございますけれども、一方で、谷垣財務大臣は、スノー財務長官と電話会談をして、強いドルを望んでいるんだと...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  この議論はちょっとまた後ほどさせていただきたいと思いますが、ちょっと時間の関係で、先に、東京証券取引所さんにも来ていただいておりますので、東証さんに質問をさせていただきたいと思います。  昨年の十二月ですか、みずほ証券の誤発注に伴うい...全文を見る
○富岡由紀夫君 みずほ証券さんの損害発生額というか、四百兆円というふうに……
○富岡由紀夫君 済みません、四百七億円というふうに聞いておりますけれども、この四百七億円のうち、どのぐらいが本来、何というんですか、みずほ証券さんの責任に帰すものであって、どのぐらいが東京証券取引所さんの責任に帰すものなのか、その辺のところを教えていただきたいと思います。
○富岡由紀夫君 いろいろと金融庁さんとかみずほ証券さんとか、あと日銀さんにも来ていただいて、党のいろんな勉強会でも御説明いただいておりますので、その資料に基づいて見させていただきますと、誤発注をされて一分二十六秒後にその誤発注に気付いて取消しオペレーションをしたというふうに伺って...全文を見る
○富岡由紀夫君 いろいろと今詰めているということなんですけれども、考え方からすると、その取消しオペレーションができていればそんなに損害というのも大きくなかったんだと、結果として、というふうに思うんですけれども、その辺のシステムの対応策というか、多分東証さんも内部でいろいろとシステ...全文を見る
○富岡由紀夫君 あと、まあちょっと基本的な話なんですけれども、新規上場株ということでかなり注目されていて、一株六十一万円の株を、今度一株六十一万円の株を六十一万株一円で売りという注文をされたと。普通、今までこれを立会場というんですか、立会場というんですか、人が指で売り買いしている...全文を見る
○富岡由紀夫君 売買停止を僕はすべきだと思うんですよね。だから、本来であればストップすべき、銘柄を指定してストップすべきだというふうに思うんですけれども、本来こういったストップすべきところをストップしないで、全然ストップしなくていいときにもう二度も三度もストップしていらっしゃるん...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  ちょっと与謝野大臣にお伺いしたいんですけれども、三井住友銀行の今回の業務停止処分ですか、等々についてちょっとお伺いしたいんですけれども、西川元頭取は経営責任があるんじゃないかという方向で今社内でいろいろと調査されているということだと思う...全文を見る
○富岡由紀夫君 おっしゃるとおり、知らなくても責任はあるというふうに思っているんですけれども、ただ、今回のこういった、何というんですか、公取法に違反するような不正についてはそれが知られないようなガバナンス、企業の統治の在り方じゃいけないんだと私は思うんですけども、この点について、...全文を見る
○富岡由紀夫君 そういうことが構築、社内のガバナンスを構築できなかった経営者として、その経営者は優秀な経営者というふうに見てよろしいんでしょうか。優秀な経営者だという、これは各委員会の中で御答弁いただいている話に基づいて今話しているんですけれども、そういったことがあっても西川さん...全文を見る
○富岡由紀夫君 そういう経営者に日本郵政という国民のいろんな資産を預かっている大変重要な会社を任せるという判断をされたわけですけれども、これは既にいろんな手続を経て社長という形で承認はされていますけれども、また正式な手続でこの社長を更迭することも可能だというふうに思っているんです...全文を見る
○富岡由紀夫君 あれまだ政府の管理下にあるんじゃないですか。
○富岡由紀夫君 まだ民間に完全に移行してないんですよね。政府がかなり、ほとんど保有していると、全部保有しているという状況の中で、国が一番権限が持っているんじゃないんですか。その辺の判断をすべき立場にいるんじゃないでしょうか。国の判断として、選任したときはそういった問題なかったんで...全文を見る
○富岡由紀夫君 株主は日本政府ですから、株主総会を開いて至急その辺のところを議論していただくことをお願いして、私の質問を終わります。
05月30日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
議事録を見る
○富岡由紀夫君 民主党・新緑風会の富岡由紀夫でございます。よろしくお願いいたします。  まず、今回の法案ですが、まず第二条で有価証券の定義を民法上の組合、そして商法上の匿名組合など、あらゆる形態を含めた投資集団スキームによる権利を包括的に対象とした点は非常に画期的であり、これは...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  次に、今回、行為規制におけるプロとアマの区分がされておりますけれども、そのプロとアマの区分の、内閣府令で、詳細は内閣府令で明示されることになっておりますが、その時期はいつごろになるのか、ちょっと教えていただきたいと思います。  と申し...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。できるだけ実務上弊害のないようにお願いしたいと思います。  続きまして、今回の法案の目的の一つとして、金融資本市場の国際化への対応というのがうたわれております。しかしながら、ちょっと法案の中身を見てみますと、とりわけ銀行と証券の業務の問題、...全文を見る
○富岡由紀夫君 この点についてはいろいろと議論もありますので、今後の課題としてまたいろいろと質問させていただきたいと思います。  続きまして、与謝野大臣に引き続きお尋ねしたいと思います。  最近、与謝野担当大臣が金利と成長率に関してへ理屈をこねるどこかの大臣に対して一蹴したと...全文を見る
○富岡由紀夫君 個別の話になるとお答えできない部分もあろうかと思うんで、一般論としてお尋ねしたいと思いますが、外国人が日本の資金を日本株で運用する場合、今回の法案の改正によって運用業としての登録は必要になってくるのかどうか、教えていただければと思います。
○富岡由紀夫君 ちょっと個別の事案という話ですけれども、まあ一般論としての今御回答ありがとうございます。  続きまして、この村上ファンドなんですけれども、阪神の星野仙一シニアディレクターも、このファンドは好ましくないとはっきりテレビで発言しておりました。天罰が下る、村上ファンド...全文を見る
○富岡由紀夫君 私もそう思っております。配当ばっかり要求して、会社の経営自体が本当におかしくなってしまう、長期的な会社の成長が見込めなくなってしまうという弊害が非常に今危惧しているところでございます。  そういった今、与謝野大臣のお考えも伺って、私もそうだというふうに思っている...全文を見る
○富岡由紀夫君 本当に、そういったことを理解して市場の中でいろんな人が活動していただければ本当はいいんですけれども、そうじゃない人がいるんで、これは本当に今後の課題として、そういう考え方のない人をどうやってそういう正しい考え方に持っていくかということは非常に難しい問題だと思います...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。具体的に決まり次第、早めに御明示いただければと思います。  続きまして、与謝野大臣にまた引き続きお伺いしたいと思います。  新聞報道によりますと、週内に、財政・経済一体改革会議の下部組織である実務者会議が開催されると伺っております。その中...全文を見る
○富岡由紀夫君 財政再建に余りというか、予算編成というお話ですけれども、やっぱり数兆円といっても財政再建に非常に大きな影響力があると思いますので、やっぱりそういった観点で、先ほどちょっと言いましたけれども、聖域を求めない考え方を貫いていただいて、本当の財政再建を目指していただきた...全文を見る
○富岡由紀夫君 選挙が怖くて増税の話ができないというのはどの党も同じというふうにおっしゃいましたけど、まあ分かったような分からないような、確かにいろんな難しい問題をはらんでいると思いますが、ただ本当に、今、日本の置かれている現状は、財政赤字の問題を考えると、本当にそういったことも...全文を見る
○富岡由紀夫君 金利はなかなかそういう難しい面を持っていまして、一概にこうだと言うことは言えないと思うんですけれども、これは是非一般論でお伺いしたいんですけれども、今の日本の日銀がゼロ金利、そして量的緩和という極めて異常な形で金融政策を取ってきましたけれども、量的緩和を解除してゼ...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  ちょっと話題を変えまして、最近、金融庁は様々な業者を処分しております。三井住友、中央青山、損保ジャパン等々あります。  私は、処分するのはやっぱりせざるを得ないような背景があるんだというふうに思っておりますけれども、ただ今回、例えば中...全文を見る
○富岡由紀夫君 いろいろと様々なことを考慮しながら処分されたというふうに思います。ただ、今言ったように、そういったことを考えながらやらないといけない状況というのもやっぱり放置しておいていいというわけではないかと私は思っております。こういったこともちょっと、どうやったらいいかという...全文を見る
○富岡由紀夫君 市場で自然に決まるべきだと私も思うんですが、その一方で日本はこれまで為替介入をされてきました。その残高も八千六百二億ドルぐらい行っていまして、約九十五兆円くらい、百兆円弱ですか、九十兆円を超している金額であります。私は、これは今言った市場の本来あるべき為替水準をゆ...全文を見る
○富岡由紀夫君 是非聞いていただいて、御報告いただければというふうに思います。  私は、この外貨準備、介入して積み上がった分については、やっぱりいつかは売るんだというふうに思っているんですけれども、これはどういう場合に売るのか。想定ですけれども、どうやったら、どういう状況であれ...全文を見る
○富岡由紀夫君 谷垣さんもそうですけれども、やっぱり経済、財政全体をつかさどる、担当される与謝野大臣にもかなりそういった、何というんですか、政府の方針について決定権はあるんじゃないかと私は思っておりますので、是非指導力を発揮していただいて、総理大臣候補にふさわしい振る舞いをしてい...全文を見る
○富岡由紀夫君 あと、念のためにお伺いしますけれども、転換社債とか株式交換等々によって三分の一を超える場合もこの規制の網に引っ掛かるのかどうか、お伺いしたいと思います。
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  ちょっと軟らかい話をお伺いしたいんですけれども、事前にちょっと通告していたんですが、今いよいよワールドカップが始まろうとしております。今回は日本じゃなくてドイツで行われるわけですけれども、この効果、ワールドカップもどのぐらいか分かりませ...全文を見る
○富岡由紀夫君 是非、日本が予選を突破して、本当にどんどんどんどん勝ち残って、本当に決勝戦出れるぐらいまで行っていただければ、日本の直接的な経済の効果だけじゃなくて、日本の、何というんですか、活力も、元気も上がってきますので、そういったことを是非祈念したいと思っております。  ...全文を見る
○富岡由紀夫君 民主党といたしましては、この商品先物取引を含めて預金、保険、証券といった金融サービス全般を対象とした法整備を行った上で、英国のFSAのように、投資性のある商品については金融であるかないかにかかわらず、横断的に監視する機関をつくるべきであると考えております。  現...全文を見る
06月06日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第20号
議事録を見る
○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫と申します。参考人に質問させていただきます。  前回、先週ですか、西川前頭取にもお越しいただきまして、いろいろと原因等々について伺いました。そして、今も原因についていろいろとお話しいただきましたけれども、ちょっとその中で確認しておきたい点がござ...全文を見る
○富岡由紀夫君 西川前頭取の参考人の質疑の中で、ちょっと気になったことがあったんですけれども、それは、今回の事態は誠に遺憾だということを何回も繰り返されていらっしゃったんですが、この遺憾という意味はどういう意味なんでしょうか。
○富岡由紀夫君 遺憾という意味、私の受取方、私だけの受取方かもしれないんですけれども、どっちかというと、自分には余り責任がなくて、そういったことが起きてしまったのは知らないよと、非常に残念な結果になってしまったということ、何というんですか、傍観者的な私は印象を非常に受けたんですけ...全文を見る
○富岡由紀夫君 そういう責任を感じて、西川前頭取はそういうふうに、だろうという御推測でしょうけれども、平澤副頭取がやはり責任者の、経営者の一人として、今回の件についてそういう同じような感じですか。要するに私が受けた印象は、行員が営業目的達成のためにちょっと頑張り過ぎてしまってそう...全文を見る
○富岡由紀夫君 前回の参考人質疑と今日伺った中でちょっと特に印象に残っているのは、今も業務運営とコンプライアンス管理が再発防止の両輪としてバランスを取っていかないといけないというお話でしたけれども、前回の質問のときに峰崎委員から、平成十二年のときの公正取引委員会に対して報告した中...全文を見る
○富岡由紀夫君 本当にそうだと思うんですね。体制だけじゃ私は防げないというふうに思っています。  あと、特に西川頭取の中で気になったのが、思ったんですけれども、訴訟に負けなければよいという考えだけで処理していたということをおっしゃっておりました。要するに、法令の範囲内だけであれ...全文を見る
○富岡由紀夫君 今回この法令違反をされた、内部調査をされたという六十八件ですか、懸念されるものも含めてありますけれども、そういった、何というんですか、案件にかかわった直接の行員に対して、平澤参考人はどうしてそういうふうにやったんだということを直接お伺いされておりますか。
○富岡由紀夫君 その法令違反を犯した、この排除勧告を受けた原因となった行為を行った行員のヒアリングをその委員会がされたということなんですけれども、一番どこに原因があったというふうに調査した結果受け止めていらっしゃいますでしょうか。その行員がどういう気持ちでそういうことを行ってしま...全文を見る
○富岡由紀夫君 要は、目標を達成するために頑張り過ぎてやってしまったというのが要因の一つとしてあるということですよね。要するに、本部がそういったことを厳しく要求し過ぎたということが原因というふうに考えてよろしいんですか、今の御答弁は。
○富岡由紀夫君 内部調査された六十八社で得たデリバティブ収益というのはお幾らぐらいなんでしょうか。全体の収益に対する比率としては大体どのぐらいなのか、教えていただければと思います。
○富岡由紀夫君 いただいた資料の中で、平成十三年度、十四年度、十五年度、十六年度で、デリバティブ、金利系のデリバティブ収益、かなり収益上げております。合計するとこれ、どのぐらいなんでしょう、三千億円近くありますよね。その中で九億円ぐらいがそういった法令違反若しくはそれの懸念のある...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと伺っていても、具体的な対策というか、そのやり方というか姿勢というか、それはよく何回も御説明いただいているんですけれども、具体的な中身がどうも見えてこないんですね。  これは私の経験から踏まえてちょっとポイントだけお話しさせていただきますと、私もずっと銀行...全文を見る
○富岡由紀夫君 時間ですので最後まとめさせていただきますと、責任の取り方でいろいろあるんですけれども、公的資金が入っている間は留保するということですけれども、公的資金が返したらまた退職金をもらってもいいんだというのであれば、本来のけじめという観点からすると責任を取ったことにならな...全文を見る
○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫でございます。よろしくお願いします。  まず、これまで議論されてきたんですが、商品先物取引について、これまでの質疑を受けてちょっとお伺いしたいと思います。農林と通産、副大臣いらっしゃいますね。先にちょっと今までの議論を受けて質問させていただきた...全文を見る
○富岡由紀夫君 松副大臣は、今も消費者の方が大切だというお話だったんですけれども、じゃ、何で今すぐにこの不招請勧誘の禁止に着手されないのか、教えていただきたいと思います。
○富岡由紀夫君 今、再勧誘の禁止のお話がありましたので、これに関連して質問したいんですが、同じくその商品先物取引協会副会長のお話だと、外務員は、今度は委託者じゃなくて外務員ですね、外務員も約一万一千人いて、新規で年間で約五千人、辞める人も五千人いると、非常に出入りが激しいんじゃな...全文を見る
○富岡由紀夫君 該当しないということは、そういうことが業界内で起きているんじゃないかと私は推測するんですが、それについては実態を把握していらっしゃいますでしょうか。
○富岡由紀夫君 農林水産副大臣にもお伺いしますけれども、この業界内で移って再勧誘しているという、そういった事案というか苦情というか、そういった状況については把握していらっしゃいますでしょうか。
○富岡由紀夫君 何か一つ規制をすると、大体こういう業界の人たちはその規制の網をくぐって、引っ掛からないようにしてまた何かやろうというのが通常起こるケースでございますので、この会社を移ってでの再勧誘の実態を両省については是非早急に検討していただきたいと思います。ちょっとお約束いただ...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  そして、いろいろと議論してきた中で、ちょっとポイントとして私が思ったのは、この商品先物取引市場というのは、やっぱり産業インフラとしてどうしても必要だということを再三御説明いただいております。確かに、実需的に将来のそういった先物予約をして...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません、ちょっと何をお答えいただいたのかよく分かりません。不招請勧誘を禁止したら産業インフラとして本当に必要な部分までなくなってしまうのかどうか、この点、このことをちょっと明確にお答えいただきたいと思います。両副大臣にお答えをお願いしたいと思います。
○富岡由紀夫君 済みません、今、まだ、松副大臣に聞く前に、今のお答えですと全然私のお伺いしたことに対して答えていただいてないというふうに思うんですけれども、もう一度よく聞いてくださいね。不招請勧誘を禁止したら、商品先物取引の産業インフラとして必要な機能、それが本当に維持できなくな...全文を見る
○富岡由紀夫君 それであれば、私は、先ほど、それで、しかも消費者、委託者の方が重要だと、その打撃を受ける方がもっともっと重要だという松副大臣の答弁でありますから、それであればなおさら、今すぐに不招請勧誘を禁止してもいいんじゃないかと私は思っております。  ましてやこの委員会の中...全文を見る
○富岡由紀夫君 なかなか、水掛け論になってしまうんですけれども、もう一度、さっきの不招請勧誘を禁止したとき、松副大臣はお答えいただきましたけれども、不招請勧誘を禁止したとき、産業インフラとして、この商品先物取引が産業インフラとして本当に必要な部分までなくなってしまうのかどうか、農...全文を見る
○富岡由紀夫君 両副大臣とも不招請勧誘を禁止しても産業インフラとして最低限必要な部分は維持されるということでございますので、この問題は、何というんですか、産業インフラとしていろいろ問題があるから不招請勧誘は禁止できないという今までの答弁はおかしな答弁だったということだと私は改めて...全文を見る
○富岡由紀夫君 経産副大臣にお伺いしますけど、どうしてお答えする立場にないということなんですか。
○富岡由紀夫君 いや、事前にお話ししたのは、これまでの議論を踏まえてこの商品先物取引の件についてお尋ねしますということで、昨日レクチャーに来られた方にもお話しさせていただきました。  このまさしく問題は、参考人を呼んでこの議論、この委員会の中で議論を深めるために参考人を呼んで、...全文を見る
○富岡由紀夫君 この天下りの問題については、実は私、今質問主意書を提出させていただいております。すべてについて天下りを出してくれということは言っておりません。今言ったように、まさしく今回のケースのように、官があっせんとか仲介によって就職させた場合、そういったケースを、知り得る情報...全文を見る
○富岡由紀夫君 農林副大臣はどうですか。
○富岡由紀夫君 その際、是非ちょっと御留意していただきたいのは、膨大な作業があるものについては作業上困難で提出できないというような回答がしばしば受けられるんですけれども、そういった理由で私が必要と感じるこういった問題を情報を出していただけないというのは非常に困ると思いますので、期...全文を見る
○富岡由紀夫君 済みません、法律に従って適切な処理というのだと、今までみたいに質問主意書が膨大な作業を要するために提出は困難ですという回答になってしまうんですね。そんなんで本当にいいのかと私は思っているんです。そういった意味で、そういうやり方じゃなくて、真摯に、ちゃんと出しますよ...全文を見る
○富岡由紀夫君 なかなか日本語が通じないんで、済みません。是非、誠意ある回答をお願いしたいと思います。情報公開法の精神に基づいて、私は、一市民、一国民の代表として出しておりますので、公益上こういった大変な問題のあるものについては、個人情報という形で出せないというんじゃなくて、若し...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  谷垣財務大臣、同じ件についてお考えをお願いします。
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。是非この主意書に誠意ある回答をお願いしたいというふうに思います。  それでは、今ちょっと商品先物取引について、もうかなりこれは議論、私はさせていただけたと思っております。  これで、先ほど言いましたように、私どもは、共産党さん、そして無所...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  まさしく私もそう願っておりますので、是非委員の皆さんにも御理解を賜りたいというふうに思います。  あれ、与謝野大臣が──ああそうですか。じゃ、ちょっと軟らかい話で谷垣大臣に先にお伺いしたいんですが、まあこんな失礼な言い方しちゃうと怒ら...全文を見る
○富岡由紀夫君 私はどうしてそういうことをお尋ねしたかというと、さっき、見合いがある分については除いて今まで説明しているということなんですけれども、例えば政府短期証券、ちょっとこれから議論しますけれども、外為特会、為替介入の分のために発行した債券、借金、それを見合いというふうに入...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっとこの議論は、私ももっと勉強してちゃんとかみ合うようにやりたいと思いますが。  そこで、ちょっとお尋ねしたいんですけれども、先週のこの金融商品取引法の質疑の中で、与謝野大臣にこの関連でお尋ねしたときにお答えいただいた点についてちょっとお尋ねしたいと思います...全文を見る
○富岡由紀夫君 与謝野大臣、今の説明でよく分かりましたか。お願いします。
○富岡由紀夫君 ちょっと事前に日銀さんにもお尋ねしたんですけれども、ちょっとニュアンスが違うんですよね。非不胎化介入を、このときは非不胎化介入をしたんじゃないと、非不胎化のあれじゃないということで説明いただいたんですけれども、私からだとよく説明できないので是非、今日は日銀の方にも...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっといろいろあって分からなかったんですけど、非不胎化とか不胎化とか、日銀が余り調整できないということらしいんですね。昔は短期証券を日銀が引き受けていたんである程度コントロールできたらしいんですけど、今は市場で全部短期証券はさばいているんで、引き受けてもらってい...全文を見る
○富岡由紀夫君 外為特会の歳出というのはどこのところを指しているんですか。
○富岡由紀夫君 じゃ、ちょっと勘違いをされたということですね。私がお尋ねしたのは、外貨準備高の、国が介入してきてその積み上がった金額がどのぐらいかということをお尋ねしたんで、じゃ、それとはちょっと違うということですね。そういうこと、分かりました。
○富岡由紀夫君 分かりました。  それで、ちょっとせっかくなんで、今の議論なんですけれども、さっきちょっといらっしゃらないときに谷垣財務大臣にお伺いしたんですが、さっき言ったドル・円の為替相場を決定する上で、やっぱりファンダメンタルズというのが非常に重要だと思っているんですけれ...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと時間がないんで、次の質問を是非ちょっと聞いてみたいと思ったんですけれども、やはり先日のテレビで谷垣大臣が消費税についてお話しいただいておりました。八%じゃ消費税足りなくて、一五%じゃちょっと高過ぎると、じゃ一〇%ぐらいかなというところで、そうかなみたいな顔...全文を見る
○富岡由紀夫君 先ほど言いました与謝野大臣が取りまとめいただいた財政改革研究会の中の中間報告で一三%ぐらいが望ましい数字だという報告内容になっているんですけれども、そのときの考えと今も変わりないか、ちょっと与謝野大臣のお考えをお伺いします。
○富岡由紀夫君 時間になりましたので終わりたいと思いますけど、ちょっと今の二〇一五年というふうに書いてあったんですけど、二五年ですか。
○富岡由紀夫君 分かりました。ちょっとまた詳しく後で確認したいと思います。  どうもありがとうございました。
10月25日第165回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○富岡由紀夫君 今日は四人の方に報告いただきまして、ありがとうございます。  二班の大門委員にちょっと質問させていただきたいと思いますけれども、このコタパンジャン・ダムのお話が報告いただきましたけれども、この工事を施工、請け負ったところはどこの企業なのかとか、あと、いろいろとこ...全文を見る
11月15日第165回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
議事録を見る
○富岡由紀夫君 富岡由紀夫と申します。  本日は、大変参考になる御意見をいただきまして、ありがとうございます。お話を伺って、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  両参考人からもお話しいただいて、御認識も共通している部分があるんですけれども、今、中国が非常に現実化路線で...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
議事録を見る
○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫と申します。  三参考人の方にはいろいろ貴重な意見をいただきまして、ありがとうございます。早速、短時間ですので、質問をさせていただきたいと思います。  今、山下委員の質問等々も聞いていて、ちょっとどう理解したらいいのか今悩んでいるんですけれど...全文を見る
○富岡由紀夫君 まあ、よく分からないんですけれども。というか、全くよく分からないんですけれども。  石井参考人、何か今の件でお話ありますか。
○富岡由紀夫君 まあ、今ので納得しろといってもなかなかちょっとよく理解できない、私はできないんです。──ちょっと、いいです、いいです。要は、信用収縮の対象になるような人に対して現状では高金利で、高金利である現状では貸せますよという、そういう話ですから、要は、信用収縮なるような返済...全文を見る
○富岡由紀夫君 たまたまなんですけれども、今日、一番三菱UFJ銀行さんに近いと言われるアコムさんがお見えなんですけれども、あるいは事前の資料では、アコムさんには役員も、代表取締役副会長等々、あと取締役の方等がいらっしゃったり、出資も一二・九九%されていたり、あと融資、バックファイ...全文を見る
○富岡由紀夫君 議論する場じゃないんであれなんですけれども、一五%が高いのか低いのか、低いという御判断であればそうかもしれませんけれども。  ちょっと、あともう一点、融資の返済能力についてお話があったんで平野参考人にお伺いしたいんですけれども、今回、過剰貸付けを抑制するために総...全文を見る
○富岡由紀夫君 いえ、もういいです。  まあ第一歩として残高で押さえようということですか。分かりました。もう本当にどうか、これは今度の議論でやります。  それと、さっきアコムさんとの関係を議論させていただきましたけれども、三菱さん以外の住友さんグループなんかもそれぞれノンバン...全文を見る
○富岡由紀夫君 もう次の質問に行きますけれども、木下参考人にお伺いしたいんですが、この前の参考人の質疑の中で、日弁連の新里参考人からお話あったんですけれども、払う必要のない金利があるのに払わすということはやっぱりやめた方がいいんじゃないかと。要は、利息制限法を受ける、施行前までの...全文を見る
○富岡由紀夫君 質問終わります。
12月12日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
議事録を見る
○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫と申します。よろしくお願いいたします。  早速、質問に入らさしていただきたいと思います。  この委員会でもいろんな参考人質疑とか地方公聴会等実施いたしまして、様々な方からいろんな御意見をちょうだいいたしまして、そういった、あとこの委員会の中で...全文を見る
○富岡由紀夫君 最近はテレビのコマーシャルもかなり自粛されて、少しは目立たなくなってきているんですけれども、一時は貸金業者のテレビコマーシャルに都市銀行の名前が堂々と出ていたりしておりまして、一般の消費者が見れば都市銀行がそういう形で資本提携なりいろんな提携をしているわけですから...全文を見る
○富岡由紀夫君 銀行がやっている融資と貸金業者がやっている融資というのは、かなり色合いが違うというふうに思っております。そういった意味で、銀行が貸金業業者といろんな形で関係を深めて、消費者からすると銀行がやっているのか貸金業者がやっているのかよく分からないということが、これは大き...全文を見る
○富岡由紀夫君 山本大臣は、与謝野前大臣と違いまして、金融機関、銀行の独自の判断にゆだねるということでよろしいんですか。
○富岡由紀夫君 この社会問題を引き起こしました貸金業協会を金融庁は監督しているわけでございますけれども、この社会問題に対して、さきのような貸金業協会が起こした社会問題に対して、金融庁は責任をお感じいただいているのかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。
○富岡由紀夫君 今の取組のお話でございますけれども、今のお話を受けて、山本大臣、金融庁の責任を改めてどのようにお感じいただいているのか、お伺いしたいと思います。
○富岡由紀夫君 はっきり責任については、意味合いはよく理解しましたけれども、述べられなかったということで、ちょっと残念なんですけれども、次の質問に行きます。  セーフティーネットの議論がいろいろと出ておりますけれども、ややちょっと明確になっていない部分が私なりにございまして、ち...全文を見る
○富岡由紀夫君 午前中の質問の中でも議論ありましたけれども、いろんなそういった方を救う融資制度みたいなのも検討されているところがあると思うんですけれども、今もう既にいろんな制度融資みたいな形で生活に困窮されている方を救う制度があると思うんですけれども、そういうのが十分に活用されて...全文を見る
○富岡由紀夫君 民にもそういう協力を求めるというお話なんですけれども、具体的に金融機関にはどういった形で求めていこうというふうにお考えでしょうか。
○富岡由紀夫君 民間の金融機関に協力をお願いするというお話なんですけれども、具体的に協力を求めるとなると、例えば無担保の融資とか保証人を立てない融資とか、民間の金融機関に求めていくという議論もあったかと思うんですけれども、そういったことを中心に、柱としてお願いしていくということで...全文を見る
○富岡由紀夫君 これまでの議論の中で、今、先ほど申しました担保を取らない融資、金融機関に対してですね、あと、保証人を取らない融資を求めていくというお話ありましたけれども、それも柱の一つとしてお考えでしょうか。
○富岡由紀夫君 担保によらない融資とか保証人を取らない融資というのは、言うのはやすいんですけれども、貸金業者ができないそういった融資を都市銀行なりそういう民間の金融機関が本当にできるのかなというところで私は非常に疑問に思っているんですけれども、さっきの岩手県の午前中のような制度で...全文を見る
○富岡由紀夫君 はい、分かりました。  次に、総量規制についてお伺いしたいと思います。  午前中、平野議員からもいろいろと、ローンの残高を除外するのはおかしいじゃないかといういろんな議論ありましたけれども、まさしく私もそのように思っておりまして、本来、総量規制の目的は、返済が...全文を見る
○富岡由紀夫君 大臣に是非お伺いしたいんですけれども、これからいろいろこの法案も見直しをされていくということが議論されておりますけれども、是非私は、残高で返済能力を判断するんじゃなくて、既存の借入れプラス新規に借入れしたらどのぐらいの年間の返済額になるのか、それとの比較で、年収と...全文を見る
○富岡由紀夫君 よろしくお願いいたします。  次に、参考人質疑でいろいろと議論になった件についてお伺いしたいと思います。  貸金業協会の会長なりアコムの社長さんなり、いろいろな方が口をそろえておっしゃっていたんですけれども、金利がこういう形で上限金利が下がってくると、出資法の...全文を見る
○富岡由紀夫君 何を言いたいかというと、業界の人たちが信用収縮が起きるという議論をうのみになかなかできないところがあるのかなというふうに思っておりまして、そういう趣旨でお伺いいたしました。  金利を下げたら借りられない人が一杯出てきちゃうよなんていう話ですけれども、そういう人は...全文を見る
○富岡由紀夫君 期待していた内容とちょっと違うんですけれども、貸金業者はどうして多く貸すのかと。しかも、返済能力の低い人に対して融資をたくさんするのかということなんですね。返済能力の低い人に融資をすれば焦げ付く確率というのは非常に高くなってきますと。貸倒れになる確率は非常に高くな...全文を見る
○富岡由紀夫君 まあちょっと、私の考えと半分ぐらいは合っているんですけど、ちょっと足りないところもあるのかなという感じを私は持っています。  今言った問題を、確かに総量規制でそういう、どっちかというとばばの引き合いみたいな、ばばを最後つかんだ人が大変なことになると。ばばをつかま...全文を見る
○富岡由紀夫君 取立ての規制をもっと強化していただきたいという趣旨なんですけども、今回は規制の強化も確かに盛り込まれているんですけども、罰則の変更はないというふうに伺っているんですけども、是非、大臣にはこの罰則の強化も、厳罰化もこれから検討していただきたいと思うんですけども、いか...全文を見る
○富岡由紀夫君 是非、取立ての規制の強化とともに罰則の強化も議論していただきたいなと思っております。違法取立てがなくなれば、この業界もかなり健全化に早く到達できるんじゃないかというふうに思っておりますので、是非そういう観点で御検討をお願いしたいというふうに思っております。  あ...全文を見る
○富岡由紀夫君 今お話しいただいた、その日本とアメリカの家計のそういった資産の保有の構成が違うということも踏まえて、日本の、何というんですか、株式とか投資信託の比率が低いんでそれを増やしていこうというお話だというふうに思っているんですけれども、という説明だったんですけれども。 ...全文を見る
○富岡由紀夫君 今、主婦の方とか高齢者の方がかなりそういう動きを加速されているというお話なんですけれども、それを手放しで喜んでいいのかなと私は思っているんです。確かにそういう、企業側からすると調達のあれが広がるということはいいかもしれませんけれども、何というか、預金者というか消費...全文を見る
○富岡由紀夫君 アメリカにはもちろんいいところが一杯あって、お手本とすべきところもたくさんあるんですけれども、ただお手本とすべきでない点もあるということはやっぱり我々日本人はよく考えておかないと、認識しておかないといけないのかなと思っております。  今言った土地とか金融資産とか...全文を見る
○富岡由紀夫君 これで質問を終わります。