富岡由紀夫

とみおかゆきお



当選回数回

富岡由紀夫の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月02日第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○富岡由紀夫君 それでは、ODA調査第二班から御報告いたします。  ODA調査第二班は、去る二月四日から十三日までの十日間、インド及びネパールに派遣されました。  派遣議員は、長浜博行議員、石井みどり議員、弘友和夫議員そして私、団長を務めさせていただきました富岡由紀夫の四名で...全文を見る
○富岡由紀夫君 田村先生の質問にお答えします。  受動的か能動的かという問題は、二〇〇五年にインドに行かれたとき田村先生も一緒の団で視察させていただきましたけれども、そのとき田村先生も御理解したと思うんですけれども、インドの場合は、どちらかというと向こうが全部ODA案件を要求し...全文を見る
○富岡由紀夫君 藤末理事からの質問にお答えします。  日本のODAにはPDCAが必要だ、事後フォローが必要だというのはまさしくおっしゃるとおりでございまして、今回ODAのインド、ネパールを視察するに当たりまして、どこを見ようか、どの案件を見ようかということを事前に委員部の皆さん...全文を見る
○富岡由紀夫君 今、長谷川委員からお話ありました点は非常に隊員の皆さんからも関心が強くて、将来の大きな問題だということで共通の認識を皆さん持って行かれたというのは私も非常に感じました、強く感じました。  我々のODA委員会でも、去年の提言の中で、海外で行かれていた人たちが戻って...全文を見る
○富岡由紀夫君 今持続可能な援助ということでお話ありましたんで、ちょっとさっきのトリブバン空港について若干補足させていただきますと、新しい機械にしないといけないというのはそれは確かにおっしゃるとおりなんですけれども、日本の事情なのかもしれませんけれども、ただ、先方は機械をメンテナ...全文を見る
04月07日第169回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫でございます。  今日は、同じ群馬出身の一員として福田総理大臣に質問させていただく機会をいただきまして本当にありがとうございます。総理のことは私は個人的に非常に尊敬しているんですが、今日は立場上かなり厳しい質問をさせていただくことになると思いま...全文を見る
○富岡由紀夫君 今民間の調査の見込みのお話がありましたから、私もその調査を引用させていただきますと、今のお話は二・六兆円の財源がなくなって公共工事がすべて減ったときのケースでございます。その場合は、確かに最初の一年目、GDPが〇・二%引き下げる効果があります。しかしながら、その調...全文を見る
○富岡由紀夫君 財源について今お話ありましたんで、私もいろいろと調べてまいりました。  幾らでもあるんですね、いわゆる埋蔵金みたいなお話もございます。  例えば、外国為替資金特別会計の積立金、いわゆる埋蔵金でいきますと、今、平成十八年度末でも十五・六兆円ございます。そしてまた...全文を見る
○富岡由紀夫君 非常に長い時間の御答弁いただきまして、ありがとうございます。  今のことについて一つずつ反論は今度、財政金融委員会でさせていただきたいと思います。例えば、さっきの外為特会、そんな含み損あるんだったら、含み損ないように全部売っちゃえばいいんですよ。そんないつまでも...全文を見る
○富岡由紀夫君 過去のことを余り気にしないで今現実問題を対処すべきだというお話ですけれども、それは確かにありますけれども、まず過去の責任を明確にしていただいた上で、最後はそれは国民にツケが回るわけですから、国民に増税をお願いするわけですから、プライマリーバランス二〇一一年にゼロに...全文を見る
○富岡由紀夫君 不良債権処理の仕方というのは、これは日本だけじゃないんですね。先進国はどこの国だってそういう経済危機を何回も乗り越えてきているんですよ。だけど、ほかのOECDの加盟国なんか、日本みたいな財政赤字の状況の国ありますか。日本だけですよ。これは経済危機の乗り越え方が失敗...全文を見る
○富岡由紀夫君 総理に質問させていただきたいんです。是非リーダーシップを発揮して、日本の経済状況、これは経済状況が財政にも大きく影響してきますから、その経済を、日本の経済をどういうふうにしていくのか、日本の国内の中小企業の成長をどういうふうにやっていくのか、図っていくのか、是非総...全文を見る
○富岡由紀夫君 具体的な中身が全く私は理解できなかったんですけれども、例えば、今労働対策というお話ありましたけれども、例えば偽装請負をして行政指導を受けたような人を経済財政諮問会議のメンバーに入れていて、それが労働の、何というんですか、適正化に、私は改善につながるとは思えないんで...全文を見る
○富岡由紀夫君 抽象的な、ITを活用して地域力、つながり力、政官業の癒着を利用する、つながりですか、政官業のつながりを。産学官、政官業の癒着と違うんですか。済みません、何で政官業の癒着を利用してやるのかよく分からなかったんですけれども。  いずれにいたしましても、大企業のノウハ...全文を見る
○富岡由紀夫君 具体的な中小企業に対する支援の方向はよくやっぱり理解できません。  ちょっとこの資料を是非皆さんに見ていただきたいんですが。(資料提示)日本の企業はどういうふうに構成されているかというのを見ていただきたいんですが、これ資本金別に日本の企業を分類しております。日本...全文を見る
○富岡由紀夫君 私は別にIT嫌いなわけじゃございません。ITをどういうふうに具体的に活用するのかよく理解できないということで再三申し上げているんです。生産性を上げるといっても、簡単に私できないと思うんですけど、口で言うように。具体的な中身を是非今度、財政金融委員会でもいろいろと議...全文を見る
○富岡由紀夫君 これで質問を終わります。
04月10日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫でございます。  今日は歳入法案の初日ということで、基本的なことも含めて質問させていただきたいと思っております。  まず、総理大臣が三月下旬に、末ぎりぎりになって一般財源化を御提案されました。なぜ一般財源化、今までは反対していたのに急に一般財...全文を見る
○富岡由紀夫君 今のお話ですと、いろんな議論の中で無駄が指摘されたので、初めてこれはおかしいと、これは道路特定財源のままじゃおかしいんだということで変えたということですか。それまでは無駄が全くないというふうに御認識されていたんでしょうか。
○富岡由紀夫君 ぎりぎりまで、三月ぎりぎりまで道路特定財源を維持するということでやってきたのに、三月の二十七日ですか、急に出してきたというのは、非常に、にわかに私信じ難いんですね。いろんな、閣内でちゃんと了解取れているのか、党内でちゃんと手続が取れているのか、これはまだ私も分から...全文を見る
○富岡由紀夫君 そういうことであれば、三月二十七日ではなくてもっと早い段階に出していただきたいと思うんですよね。ぎりぎりで出してきて、あと何日しかないところで、もう時間がないんだ、早く結論を出せ、協議しろ、もう脅しのような形で、これが成立しないと国民が大変迷惑するんだというような...全文を見る
○富岡由紀夫君 もう何回もこれは議論出ていますけれども、それはもう二月の末に強行採決した時点で、その話合いの前提が非常に崩れてしまっているというのが私は実態だと思っているんですね。その後だって、審議全然しない、しないというふうに言っていましたけれども、もう最初から、六十日の規定を...全文を見る
○富岡由紀夫君 今言ったように、一般財源化のそういうメリットがあるわけですよね。じゃ、何で今までしなかったんですか、今まで何十年も一般財源化しなかったんですか。その辺をお伺いしたいと思います。
○富岡由紀夫君 二十一年度から一般財源化を提案されているわけですから、今のお話だと、その特定財源の目的は戦後復興のインフラ整備だというお話ですけれども、ということは、来年度、今年ですか、二十年度までは戦後復興の延長線にあったと、そういう認識だったということですね。
○富岡由紀夫君 本当に必要なものであればもっと早い段階から特定財源の見直しをするべきだというように思うんですけれども、今、予算を通すために仕方なくやったんだというお話でしたので、そんなためにそんな大事なことを急にぽんと出してきて本当にこれで大丈夫なのかというのが率直な意見です。我...全文を見る
○富岡由紀夫君 今、お話の中で一般財源化しても道路と関係ないところには使えないというお話をおっしゃっていましたけれども、そういうことなんですか。今まで平成十九年度もそうでしたけれども、一般財源化した千何百億円ありますけれども、それを道路に関係するものに使われていたということですけ...全文を見る
○富岡由紀夫君 骨太に織り込めば閣議決定したんでもう大丈夫だというような議論もたまに聞くんですけれども、私全然そんなことないと思うんですね。今までの骨太の中にも一般財源化というふうに書いてあったんで、やるかと思ったら全然やってない。聖域なき構造改革、いろいろ改革やるという話であっ...全文を見る
○富岡由紀夫君 本当の意味の一般財源化であれば、これは十分議論できる余地はあると思うし、それやるべきだと思うんですけれども、そんな理解示していただくんであったら、もっと早くお話しできればよかったと思うんですけれども、余りにも急なもんですから逆に議論できないわけですよ。  あと、...全文を見る
○富岡由紀夫君 成立させるというのは何ですか。暫定税率を復活させる法案を成立させるということですか。それが成立しなかったらどうするんですか。
○富岡由紀夫君 今、我々は逆の案を今回一緒に審議しているわけなんで、これを一緒に、その暫定税率のところで合意できるというのは非常に可能性は少ないんだというふうに思っていますけれども、そういったときには、暫定税率復活を、三分の二のあれを、衆議院のを使って復活させるんですか、間違いな...全文を見る
○富岡由紀夫君 今、国会が決めることだというお話なんですけれども、もし国会で決まらなかったことは想定しておかなくていいんですか。二・六兆円が、暫定税率が復活できなかったときは政府として想定しておかなくてもいいんでしょうか。
○富岡由紀夫君 全力投球してできなかったときはどうするんですかというお尋ね、そういう質問なんですが。いろんなケースを想定しておかなくちゃいけないんですよね。それが歳入、三分の二でできれば、二・六兆の穴埋めは一か月分だけで済むと、欠陥は一か月分だけで済むと。できなかったときはどうす...全文を見る
○富岡由紀夫君 いやいや、努力するのは分かっているんですけど、通らなかったとき、努力してもそれができなかったときはどうするんでしょうかというふうにお伺いしているんです。
○富岡由紀夫君 だから、それが通らなかったらどうするんですかと、そのときのことは想定しておかなくてよろしいんでしょうかということなんです。
○富岡由紀夫君 委員長、済みません、ちょっと質問に答えていただいてないんですけれども。ちょっと、是非答えて、聞いたことに答えていただくようにお願いしたいと思うんですけれども。
○富岡由紀夫君 暫定税率は、じゃ何が何でも復活するということで考えていると、それに尽きるということでしょうか。
○富岡由紀夫君 暫定税率は復活するという前提で、もうそれ以上考えてないという前提でこれから議論を進めるわけですね。そういうことですね。それだと、何というんですか、議論する意味がないんじゃないですか。最初から結論が見えているところで議論しているんじゃ議論する意味がないんじゃないです...全文を見る
○富岡由紀夫君 暫定税率、一般財源はするけれども暫定税率は維持するというのは、そういう理屈付けはどういう論理的なつながりなんですか。道路を早く整備するために道路特定財源の暫定税率を上げたわけですよね。それを一般財源化すると言っておきながら暫定税率はそのまま維持するというのは、そこ...全文を見る
○富岡由紀夫君 CO2の削減が必要であれば、環境税で新たに議論すればいいんじゃないですか。いったん一般財源化するんであれば、道路特定財源の暫定税率だったんですから、いったん戻すのがこれが筋だというふうに思うんですけれども、そこは違うんですか。いきなりもう環境税に切り替えちゃうんで...全文を見る
○富岡由紀夫君 抜本改革は必要性は認めますけれども、その暫定税率を維持するというのがどうも理解できない。  この間も歳入欠陥どうするんだというお話、総理からも出ていましたけれども、歳入欠陥を補うような埋蔵金というのはこれまでも議論してきましたけれども、幾らでもあるんじゃないんで...全文を見る
○富岡由紀夫君 金利変動したときの準備だというお話なんですけれども、どういうときが想定されるんですか、具体的に。  財務省さんからのこの説明資料によると、これから金利変動リスクなくなると書いてあるんですよ。財投改革でこれから財投債の発行額は減少しますよと、十兆円しか出さないんで...全文を見る
○富岡由紀夫君 今ストックというお話でしたので申し上げますと、貸付金二百三十五兆あるんですね。そのほかに、余った余資運用じゃないですけれども、長期国債、短期国債で四十三兆円持っているんですよ。何でこんなの持っているんですか。四十三兆円国債を買っているわけですね。その財源何でしてい...全文を見る
○富岡由紀夫君 じゃ、もうほとんど国債はなくなっちゃうということですか。三千億というのは、それは何の、運用のことですか。どっちのことを言っているんですか。何が三千億なんですか。
○富岡由紀夫君 平成十八年度末で三十三兆円のやつが三千億になると。短期国債が十兆円あるんですけど、それはどうなるんですか。
○富岡由紀夫君 十八年度末、幾らとおっしゃいました。もう一度お願いします。
○富岡由紀夫君 それは保有国債が二十三・五兆円ということですか。こちらでいただいた貸借対照表だと、長期国債が三十三兆円、短期国債が十兆円、合計四十三兆円というふうになっているんですけど、それが二十三兆円なんですか。
○富岡由紀夫君 どれとどれの差があれなんですか。長期国債が三十三兆円あって、何でその中に短期国債、日銀の短期証券が入っているんですか。政府の短期証券が入っているんですか。
○富岡由紀夫君 私はこれ質問しているのは、大臣がお答えいただいたからその数字が違うかと思って質問しているわけなので、別にその通告云々じゃないですよ。  私がいただいた、この財務省さんからいただいた表だと違うんですよね。長期国債が三十三兆一千百二十五億、三十三兆一千百二十五億七千...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと、今そういう数字を大臣から言われたものですから確認のためにお尋ねいたしました。  要は、埋蔵金があるという認識なんですけれども、ないとおっしゃっているんで、そこをお尋ねしているわけです。本当に金利変動リスクがあるんだったら、ちゃんとその根拠を示してくださ...全文を見る
○富岡由紀夫君 日銀の副総裁にも今日はお見えをいただいているので、本当はもっとそっちを質問、お伺いしようと思ったんですけれども、昨日、日銀の総裁がやっと決まりまして、何とか総裁の空席はなくすことができたんですけれども、依然として副総裁の席と、あと審議委員の席が一つまだ決まっていな...全文を見る
○富岡由紀夫君 五千万人。五千人ですよね。
○富岡由紀夫君 五千人。  適材適所というお話だったんですけれども、何でそこまで財務省の出身者にこだわるのかなという、私は疑問に思っています。日銀のプロパーの人で優秀な人はいっぱいいるんじゃないですか。例えば大塚さんとか、そういう日銀の中に、プロパーの人で私は幾らでもいると思う...全文を見る
○富岡由紀夫君 時間がないので、本当はもっといろいろとお尋ねしたかったと思うんですけれども。  日銀のプロパーの人で優秀な人は私はいっぱいいると思うんですね。国際金融に精通した人なんていっぱいいるし、そういう能力のある人はたくさんいると思う。だから、別に日銀出身者、プロパーの人...全文を見る
○富岡由紀夫君 休憩したいと思います。質問時間を残して、取りあえずこれで終了したいと思います。
○富岡由紀夫君 残された時間少ないので、簡潔にお答えいただきたいと思います。  財政融資資金の先ほど額賀大臣から御答弁いただきました長期国債の平成十八年度末の残高が、内訳が、二十三・五兆円が国債で、十兆円が現先運用だといった点と、今年度ですか、末には国債の残高が三千億円になって...全文を見る
○富岡由紀夫君 今うちの国対委員長からもすごい御指摘いただいたんですけれども、現先というのはもうほとんど現金と一緒ですから、すぐに現金化できるお金でございますから……(発言する者あり)まあそういうことです。金利変動準備金が二十兆円あるということでございますので、その辺は是非今後と...全文を見る
○富岡由紀夫君 質問を終わります。
04月15日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫でございます。今日はよろしくお願いしたいと思います。  まずはG7に出席されました額賀財務大臣、そして日銀の白川総裁、本当にお疲れさまでございました。今日はG7の内容等を含めてお伺いしたいというふうに思っております。  まず冒頭なんですけれど...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと本題に入らさせていただきます。  G7ではいろんなサブプライムローンが主な議題として議論されたやに報道では伺っているんですが、今回のサブプライムローンの被害額というのはIMFの調査だと百兆円ぐらいになっているということで、これまでにない規模の、国際的に見...全文を見る
○富岡由紀夫君 金融システムの安定の具体的な中身がいまいちよく分からないというのが私のちょっと先ほど質問した内容なんですけれども、具体的に日本はじゃどうしたらいいのか、世界各国で協調してやることと、あとそれぞれの国の事情に応じてやる対応というのがあるというふうに今お話がありました...全文を見る
○富岡由紀夫君 今、先ほど物価の安定も確認されたということなんですけれども、日本の国内において考えてみますと、原油高、食料の高騰によって様々な我々の食料品、生活必需品が値上がりしております。エネルギーの電気、ガスの値上がりもそうですし、唯一救われているのはガソリン税が下がったと、...全文を見る
○富岡由紀夫君 今、いろんな景気の状況とか日銀のスタンスについてお話しいただきましたけれども、外需に依存しているけれども、外的なショックにはそんなに影響ないというようなお話でしたんですけれども、例えば外需に依存していて一番影響大きかったのは日本の株価だと思うんですね。外国人の所有...全文を見る
○富岡由紀夫君 日銀総裁にはもっと質問したいんですけれども、これから今提案されている法案について質問しないといけないものですから、最後の質問なんですけれども、日銀総裁人事で非常にわたわたしておりまして、まだ副総裁の席と審議委員の席が二つ空いているということなんですが、これからどう...全文を見る
○富岡由紀夫君 うまくかわしていただきましてありがとうございます。  総裁については、ちょっといろいろとお忙しいようなんで、これで質問は結構でございます。
○富岡由紀夫君 大臣にお伺いしたいと思います。  今日の新聞を見ますと、今の日銀総裁の人事について、責任は全部政権与党にあるんだというふうに与謝野前官房長官はおっしゃっているというふうに私は理解しているんですけれども、私もそうだと思うんですね。民主党の責任にして、決まらないのは...全文を見る
○富岡由紀夫君 財務大臣としての今回の日銀総裁人事におけるばたばた、どたばたですね、その責任についてお答えいただきたいと思います。
○富岡由紀夫君 総理大臣の泣き言をああいう場で聞くとは思っていなかったんですけれども、だれと話したらいいか、党首と話されたらいいんじゃないですか、党首は幾らでも受けるというふうに言っているわけですから。(発言する者あり)それは、あれじゃないですか、泣き言を言われてもしようがないじ...全文を見る
○富岡由紀夫君 話合いでもちろんやっていくというのは必要だと思うんですけれども、我々も話合いでできるものなら、お互い信じ、信頼し合ってやっていきたいと思っているんですけれども、我々はずうっと一般財源化で何度もだまされ続けてきているわけなんですね。  あの小泉総理大臣のときから、...全文を見る
○富岡由紀夫君 税制の見直しを抜本的に行うというのはもちろん大賛成なんですけれども、今回の政府・与党合意の中にも書いてあるんですけれども、一般財源化するに当たって、まず地方財政や国民生活の混乱を回避するために〇八年度歳入法案等を一日も早く成立させる、それを前提としてと書いてありま...全文を見る
○富岡由紀夫君 我々もだまされているんですけれども、一番だまされている被害者は国民なんですよね。国民がだまされている。だから、国民がだまされないように、まず我々がだまされないようにしないといけないと。そのためには暫定税率を十年間延長するようなものを前提とした話合い、これには乗るべ...全文を見る
○富岡由紀夫君 暫定税率。
○富岡由紀夫君 何度もそういうふうに私どもがっかりしているから申し上げているわけでございまして、是非、暫定税率は財源特例法が変われば暫定税率なんかは当然必然的に変わるわけだから私はいいと思うんですけれども、是非この使途、特定財源を変える道路特定財源の特例法、これは一年にしてくださ...全文を見る
○富岡由紀夫君 もうここのところは平行線と理解させていただく以外にないというふうに思っております。もうこれは議論しても平行線のままなんでしようがないというように思いますが、次のところに行きたいと思いますけれども。  四月一日からガソリン税が下がりましたけれども、この暫定税率引下...全文を見る
○富岡由紀夫君 具体的な歳入不足の金額が出るまでは対応しないというお考えですか。この政府・与党の合意だとこれちゃんと書いてあるんじゃないですか、これ。ちゃんとそういったものを手当てをするというのは書いてある。その辺は具体的な数字が見えてこないとやらないと、それまではやらないという...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっとはっきりお話しいただけないので残念なんですけれども、暫定税率が引上げを三分の二で強行採決も辞さないというお考えが前提として書かれているんですけれども、それができなかったケースというのは想定しなくてよろしいんでしょうか。財務省としては歳入欠陥が、歳入不足が生...全文を見る
○富岡由紀夫君 考えておく必要があるんじゃないですかね。やっぱりいろんなリスクシナリオというか、そういうのはみんな取っておかないといけないと、こういう、ちゃんと暫定税率が引上げできれば一か月分の税収不足で済みますけれども、それができなかったケース、そういったシナリオも考えておく必...全文を見る
○富岡由紀夫君 貸付けと要するに調達、今までは確かに年金とかいろんな郵貯の預託があったので、そこはコントロールできない部分があった、調達のところはコントロールできない部分がありましたけれども、これはもう基本的になくなるわけですよね。これはもう財務省さんの方針に書いてあるわけですよ...全文を見る
○富岡由紀夫君 昨日、財務省の方から財投債の償還計画等いろいろいただきました。それを見ると、これ全部コントロールできるんじゃないですか、これ。あと、貸付けの償還計画も全部分かっているわけですよね。そこで何で金利変動リスクができるんですか、もう極力ゼロに抑えることできるんじゃないで...全文を見る
○富岡由紀夫君 借換えにおけるミスマッチが発生するということなんですけれども、じゃ、それ、本当に十兆円必要なのか、是非示していただきたいと思います。どういうケースで、この貸付けの償還計画と財投債の償還計画いただいていますけれども、そこの間でどういうミスが起きたらそういう十兆円の準...全文を見る
○富岡由紀夫君 いずれにいたしましても、行革推進法三十八条に書いてあるんですね、将来、財投債発行額を着実に縮減する、それに併せて償還計画も作成するというふうに書いてあるわけです。事業の見直しによって民間借入れへ誘導するということで、この財投の機能自体を縮減するというふうになってい...全文を見る
○富岡由紀夫君 その含み損というのはいつか実現するんですか、いつか清算するんですか、いつかの時点で。外為の要するに借入れしていて、それでドルを持っているわけですよね。それで今円高になっているから、ドルが安くなっているから含み損が出ているというお話ですけれども、これは清算することが...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと時間が迫ってまいりましたのでポイントだけ申し上げますと、今言ったように日本の為替の安定のためにというお話ですけれども、外貨準備そのものが私は日本は非常に過大なぐらい持っているんだというふうに思っております。  これも財務省さんから出していただいた資料です...全文を見る
○富岡由紀夫君 時間が参りましたので、これで終了します。
04月18日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫でございます。  今日は、四参考人の皆さんにはお忙しいところをお越しいただきましてありがとうございます。  いろいろと埋蔵金の問題、今この委員会で大きく議論されておりますので、高橋参考人にまず最初お聞きしたいところなんですが、いろいろと今、土...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと後で聞きます。  露天掘りのことについてお伺いしたいんですが、今、先ほどお話出ました、私は、二十兆円二十年度末で出てくる、そのうち九・八兆円は国債の圧縮に使うので残った十兆円を今まで暫定税率の税収不足に充当できるんじゃないかという議論をしていたんですが、...全文を見る
○富岡由紀夫君 本当にすっきりいたしました。ありがとうございます。そういうことでやろうと思えば幾らでもできるというふうに理解いたしました。  それと、先ほどちょっと詳しくお話しいただけなかったんですけれども、外為特会の埋蔵金、いや間違えました、露天掘りですか、について、これも十...全文を見る
○富岡由紀夫君 政府は、今回、積立金、財政融資特別会計の積立金の準備率というか、それを一〇%から五%に引き下げましたけれども、私は参考人のお話を伺っていますと、まだそれでも高いなと思っているんですけれども、今の財投特別会計、財政融資特別会計のこういった今の資産・負債バランス、いろ...全文を見る
○富岡由紀夫君 私も非常にそういうふうに同感でございます。  私も、ゼロにしておいて、本当に金利がミスマッチで、金利の損失が出てきちゃったら、そういった発生した場合は、よく民間の企業だと余分なお金を寝かせておかないんですよね。当座貸越し枠、クレジット枠をつくっておいて、そういっ...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  あと、ほかの参考人にも質問させていただきたいと思いますけれども、森信参考人にお伺いしたいと思うんですが、環境税の問題をお話しいただきましたけれども、今回の道路特定財源の暫定税率の引下げとは私も切り離して環境税の問題はやっぱり考える必要が...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございました。  水野参考人にお伺いしたいんですけれども、あと土居参考人にもお伺いしたいんですが、政府税調のいろんな大綱なんかをまとめたものを見させていただくと、いろんなやっぱり格差が出てきているというお話がありまして、その中で、その格差を是正するため...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございます。  私も所得税とか相続税の税率の変化についてずっと注目して調べてみてきているんですけれども、例えば相続税、平成十五年度の税制改正ですと、相続評価額が二十億円以上の人が今まで七〇%の税率が五〇%に下がったんですね。これはもう政府税調さんのいろ...全文を見る
○富岡由紀夫君 今の日本の法人税率を上げれば海外に行っちゃうという話ありますけれども、日本国内で上げた利益については日本で課税するのが国際課税の決まりですから、逆にそれを要するに認めちゃうと、それが発生するということは課税逃れを、穴を認めちゃうという話ですから、そこはないように是...全文を見る
04月22日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫でございます。  まず財務大臣にちょっとお伺いしたいんですが、福田総理大臣が何かお花見会のところで、物価が上がってもしようがないというような発言をされたということが盛んにマスコミなんかで報道されているんですが、この総理の発言をどういうふうに受け...全文を見る
○富岡由紀夫君 お伺いしたのは、今回、暫定税率の引下げの問題に絡んでガソリンが一リッター当たり二十五円下がったわけですけれども、価格が下がったわけなんですけれども、そのときにも、これ国土交通委員会の議事録で確認したんですけれども、総理はその質疑応答の中で、この二十五円の引下げとい...全文を見る
○富岡由紀夫君 暫定税率の問題、この問題も当然考えないといけない、その財源不足のところは考えないといけないと。恒久的には、やはり税の抜本的な見直しによってこの日本の財政状況を好転させるためにいろいろと考えていかなきゃいけないわけですけれども。  まず当面の問題として、今議論にな...全文を見る
○富岡由紀夫君 国債残高圧縮の九・八兆円まで使えるというふうに踏み込んだお話だったんですけれども、それはまあいろんな政治判断でどういうふうにするかということは可能かと思うんですけれども、残りの十兆円、千分の五十ですか、五%の率で残しておく、ここの使い方については、私はこんな高い水...全文を見る
○富岡由紀夫君 これは政治判断でどういうふうに使えるかということを決めるわけでございますから、我々民主党としては、政治判断でこの二・六兆円の財源として金利変動準備金、これを使えるんだという政治判断を下そうとしているわけでございますから、そこは、我々の財源としての考え方は是非尊重し...全文を見る
○富岡由紀夫君 我々もこの危機的な財政状況を抜け出すために税の抜本改革の必要性は当然認識しておりますけれども、今までの責任をまず私は明確にすべきだということを先に申し上げているわけでございます。  先進各国はどの国もやっぱり経済危機は乗り越えてきております。ですけれども、日本だ...全文を見る
○富岡由紀夫君 国の抱えた借金の残高、そしてこの金利が上昇したときのリスク、もう金利の爆弾とも言うべき非常に大きな荷物を抱えているわけなんですけれども、私は財務省はこれを隠しに隠し続けている姿勢が非常に私は許し難いものがあると思うんですね。  要するに、金利が上がったら大変なこ...全文を見る
○富岡由紀夫君 是非徹底的に見直しをしていただきたいと思います。  いろいろ法人によってその事業内容が違うわけですから、必要な内部留保の額、必要な額も違ってくるわけですから、ゼロのところでもいいと、さっきの財政融資特別会計じゃないですけれども、ゼロでもいいようなところがいっぱい...全文を見る
○富岡由紀夫君 何かちょっと口ごもっていらっしゃる。  これ、国土省さんから事前にレクチャーを受けた内容によりますと、道路運送経営研究会の代表は全日本トラック協会の役員の方がなっているということで、本当に関係ないというふうに言い切れるんですか。この辺の関係はどうなのか、お伺いし...全文を見る
○富岡由紀夫君 そういうの関係あるって言うんじゃないですか。同じく国土省さんにいただいた資料によりますと、もうちゃんと明確に関係ありますと書いて、説明文書までいただいております。  トラック事業において、いろんな軽油の暫定税率が上がったときの負担を軽減するためにこのトラック協会...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと事前に聞いていた数字と違うんですけれども、この差は何ですかね。私が聞いていたのは、百九十二億円というふうに伺っていたんですけれども、この違いは何でしょうか。
○富岡由紀夫君 そういったトラック協会、若しくはバス協会でも結構なんですけれども、そういったところに国土交通省さんからの天下りの人は何人いらっしゃるんでしょうか。
○富岡由紀夫君 トラック協会、バス協会と関係の深い政治団体である道路運送経営研究会、ここから政治家に対して献金が行われているというふうに承知しているんですけれども、その献金額というのはどのぐらいなんでしょうか。
○富岡由紀夫君 報道によりますと、後で総務省にも確認したいと思うんですけれども、報道によりますと、政治家五十四人に三千三百万円ぐらい政治献金が直近の年度でされているということでございます。  要は、国から、若しくは都道府県から税金を原資とした補助金がその業界に行って、補助金が補...全文を見る
○富岡由紀夫君 国土交通省は、道路関係業務の適正な執行を目指すために、今までの様々な問題点をクリアするために執行のあり方改革本部というのを立ち上げて今議論しているわけですよね。  その中で、そういう観点、無駄なお金の動き、非常に不適切なお金の動きという観点からいってこの関係はお...全文を見る
○富岡由紀夫君 私が言っているのは、その検討の対象に入れるお考えはないのかということをお伺いしているわけでございます。  トラック協会の会員となっている人たちが会員となって政治団体を組織しているわけですよね。同じ人たちが組織しているわけです。組織自体は別だけれども会員の構成要員...全文を見る
○富岡由紀夫君 時間が参りましたので、これで質問を終了します。
05月16日第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第8号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫でございます。引き続き質問させていただきたいと思います。  先ほどお話ありましたTICADの目的そして洞爺湖サミットの目的、お伺いいたしましたけれども、改めて確認をさせていただきたいと思います。  先ほど総理は、今回TICADにアフリカの四十...全文を見る
○富岡由紀夫君 今回アフリカの各国が参加するのは、やはり日本から少しでも多くの援助を得たい、そういう思いがあって多分各国の首脳は参加するんだというふうに思っております。  ただ、そこでちょっと私は気を付けないといけないというふうに思っているのは、四十四か国の首脳が来られて、総理...全文を見る
○富岡由紀夫君 金額の問題を余りそれ、中身が問題だというのは、それはそのとおりなんですけれども、やはり私は金額の問題も非常に重要だというふうに思っております。  今までこのODA委員会で参考人を何人もお招きいたしまして、日本のODAの問題点ということでやはり一番問題になっている...全文を見る
○富岡由紀夫君 アフリカの、先日のまたお話になって恐縮なんですけれども、ガボンに対する、先日参考人で来ていただいた国のODA供与額、二〇〇六年度は無償援助がわずか五百万円、技術協力が一億五千二百万円、非常にわずかな金額なんですね。そして、AUの議長国であるタンザニアにも二〇〇五年...全文を見る
○富岡由紀夫君 アフリカは国によって全くその状況は違っております。確かに成長著しい国もあれば、そうじゃないところもたくさんございます。南部アフリカでは成人の二〇%の方がまだエイズに感染しているとか、例えばボツワナではいろいろな病気、貧困等々が原因で平均寿命が三十九歳という非常に厳...全文を見る
○富岡由紀夫君 もう少し気持ちのこもった御答弁をいただければ有り難かったというふうに思っていますけれども、是非、これだけもう何年もこのODA委員会で議論しているわけですから、日本のODA政策に、何というんですかこのODA委員会の意見がちゃんと反映できるように、具体的に目に見える形...全文を見る
○富岡由紀夫君 どうもありがとうございました。  必要な道路がアフリカにもあるというお話を伺いました。是非必要な援助を含めて日本の来年度予算は柔軟に検討していただきたいというふうに思います。  これで質問を終わります。     ─────────────
05月22日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫でございます。  まず、財務大臣にお伺いしたいと思っております。租税特別措置と補助金との関係についてお尋ねいたしたいと思います。  委員会の四月の質疑応答の中で、租税特別措置というのは裏補助金なのかどうかといった質疑応答がございまして、その中...全文を見る
○富岡由紀夫君 確かに、償却の前倒しみたいな、税の繰延べみたいな、前倒しみたいな部分はそういった考え方も合致すると思うんですけれども、そうじゃない税額控除みたいな部分もございます。これは明らかに特定の企業なり特定の者が減税対象になるわけですから、これはもうこの答申で言っているよう...全文を見る
○富岡由紀夫君 私も、確かにこの租税特別措置というのはそういった補助金的な性格があるなと。したがって、普通の税制の検討する際ももちろんそうなんですけれども、例外扱いですから、税制の例外扱いとして租税特別措置というのは議論されているわけですから、そこは普通の税制以上により注意してこ...全文を見る
○富岡由紀夫君 適用実績に限らず、発議者は租税特別措置についてどのような認識を持っていらっしゃるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。  また、今回の透明化法案を出した目的を改めて整理、確認させていただきたいと思います。  よろしくお願いしたいと思います。
○富岡由紀夫君 先ほど言われた、補助金的な性格を持っているがゆえに、普通の法案以上に、税制の法案以上に詳しく、何というんですか、中身を明確にする必要があるというふうに思っております。  この透明化法のちょっと内容について、若干お伺いしたいというふうに思っております。  様々な...全文を見る
○富岡由紀夫君 法人税に関して、法人の企業名とか税額まで報告するといった内容になっているというふうに承知しておりますが、プライバシーとの関係でよく議論されるかと思いますけれども、私は、法人は社会的なもう責任があるわけでございますから一般の個人のプライバシーとは分けて考えるべきだと...全文を見る
○富岡由紀夫君 やはり企業というのは社会的な責任がありますから、企業名、幾ら控除を受けているのか、いろんな、租税特別措置を受けているのか、やっぱり明らかにする必要があると思います。先ほどお話ありましたように、補助金等も同じような性格を持っているわけですから、例えば政治資金規正法の...全文を見る
○富岡由紀夫君 どうもありがとうございました。  租特のいろんな実施に当たって、その政策効果、どのぐらいあるかというのは当然必要なんですけれども、私は、この委員会の中でもずっと議論してたんですけれども、本則を見直す際にもやはりその政策効果、どれだけ、何というんですか、効果を、減...全文を見る
○富岡由紀夫君 時間になりましたので、これで質問を終えたいと思いますが、是非担税力のあるところから税を課税していただきたいということをお願いしまして、質問を終わりたいと思います。
○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫でございます。  私は、民主党・新緑風会・国民新・日本を代表して、租税特別措置の整理及び合理化を推進するための適用実態調査及び正当性の検証等に関する法律案に対し、賛成する立場から討論を行います。  まず、賛成する第一の理由は、本法律案に基づき...全文を見る
06月03日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫でございます。  早速、限られた時間ですので質問に入らさせていただきたいと思います。  預金保険機構の理事長にお尋ねをしたいというふうに思っております。  今回、理事長は、再任の今何というんですか、同意人事の手続が取られているわけでございま...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと理事長に是非今日は御自身の言葉でお答えいただきたいと思うんですが、四年間の総括として、もし百点満点で自己採点するとすると何点ぐらいのお仕事を理事長としてされてきたというふうに御認識していらっしゃるか、お伺いしたいと思います。
○富岡由紀夫君 道半ばということは、まだこれから理事長としてやり残したことがたくさんあるというふうに受け止めてよろしいんでしょうか。  その点と、あと、これからもし理事長としてお務めを継続される場合に、金融機関の破綻処理のめど、まだまだ不良債権の買い取った残りとか資本増強のまだ...全文を見る
○富岡由紀夫君 破綻処理が大分進んだということで報告もあったんですけれども、まだまだいろんな地方の地銀とか地域のところを見ると、ちょっとシステム的にまだ安定しているかどうか不安なところもあるわけでございますけれども、そういった面を含めて、特に地方のそういった中小の金融機関の経営内...全文を見る
○富岡由紀夫君 いざというときのために預金保険料を徴収して備えているわけでございますけれども、現在の預金保険料の料率というか率というのはどのようにお考えなのか、適正なのか、それとも不足しているのか、どういうふうに御認識しているか、お伺いしたいと思います。  と申しますのは、今ま...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっとこれから後、幾つか質問させていただきたいんですけど、これ事前通告していなかったものですから、もしお答えできる範囲でお答えいただければというふうに思います。  理事長がある雑誌の中でお話しされているんですけれども、これからはつぶれるのを前提に、銀行が、金融...全文を見る
○富岡由紀夫君 今報告の中で足利銀行の受皿が決まったということであったんですが、いろんな新聞報道を見ますと、やや野村グループに決まったことに対して地元の人たちが心配しているという記事が載っております。例えば、投資ファンドが一緒に組み込まれておりまして、リターンを優先していろんな債...全文を見る
○富岡由紀夫君 理事長として高い金融知識というか金融システムの御見識というのが要求されているわけだと思いますけれども。  もう一つお伺いしたいんですけれども、今東京都で問題になっている新銀行東京なんですけれども、こちらが元々民間金融機関でできないような無担保、無保証人の融資をや...全文を見る
○富岡由紀夫君 ありがとうございました。  じゃ、続きましてちょっと国土交通省さんにお伺いしたいと思います。道路特定財源のときにいろいろとお尋ねしようと思っていたんですけれども、なかなか国会の方で審議時間が取れなくて質問できなかったものですから。  費用便益分析についていろい...全文を見る
○富岡由紀夫君 ないものを前提にこの事業を継続すべきかという結論を出されたというのは本当に疑問で、何というか信じられないですね、納得いかないですよね。  四千六百億円もの税金をこれから使って建設すると、それでなくても今ダムの不要論がどんどん出ているのに、そのBバイCを出したとき...全文を見る
○富岡由紀夫君 その了承が正しいと、適正だという前提でのお話ですけれども、この後ちょっとお話ししますけれども、私は、全然適正じゃない評価の便益出しているのがいっぱいありますので、ちょっと一例というか、二例というか、三例ぐらいお示しをしたいと思います。  まず、ブロックごとの被害...全文を見る
○富岡由紀夫君 その認識は違っております。  何年かに一度のごとにこれ被害額出しているんですね。二百年に一度の台風、百年に一度の台風、それぞれのごとに確率を出して出していると。それは一応整合性はあります。だけど、同時にこのブロックが、十ブロックがすべて洪水になるということはあり...全文を見る
○富岡由紀夫君 それ、絶対あり得ません。全部、全地域が一遍に洪水になるようなというのは、それこそ何十億年に一度の台風か何かじゃないとないんじゃないですか。それはよく調べていただきたいというふうに思います。一つ取ってもこれはおかしい。  次に、もう時間がないんで余りあれなんですけ...全文を見る
○富岡由紀夫君 あっ、副大臣にお伺いしたいと思いますので、お答えお願いします。
○富岡由紀夫君 私がお尋ねしているのはそのマニュアルがおかしくないかということでお尋ねしているんです。そのマニュアルどおりやっていたらこうなっちゃうんですね。だから、これはおかしいんです、何とかCV何とかというのはおかしいんです。  このアンケートも見させていただきましたら、す...全文を見る
○富岡由紀夫君 一事が万事なんですね。こういうところのアンケートでこういう適当なアンケートを作って便益を膨らませている。さっきの洪水の被害額もそうです。十か所が一遍に洪水になるわけないのに、十か所起きる前提で積算されている。全くおかしいんですね。  それとあと、次の、せっかくだ...全文を見る
○富岡由紀夫君 これは是非、一般の感覚でとらえていただきたいと思いますね。専門家の考え方がもしこれが正しいということになったら大変なことになっちゃいますよ。こんなめちゃくちゃなアンケートに基づいてこんなめちゃくちゃな便益で出されたらもう何でもできちゃいますね。費用便益分析やって幾...全文を見る
○富岡由紀夫君 早急に見直しをしていただいて、是非御報告していただきたいと思います。内容については是非国会の中で議論させていただきたいと思います。  これで私の質問を終わります。
10月21日第170回国会 参議院 議院運営委員会 第6号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡でございます。  今、西田議員がお話ししたいろんな規制についてちょっとお伺いしたいと思うんですけれども、規制すべきところと金融のグローバル化の推進のところが両方必要だというお話あったんですけれども、具体的にどのレベルまでは規制して、どのレベルは金融グ...全文を見る
○富岡由紀夫君 先ほど、今の金融環境というのは非常に例のない緊張感を持った対応が必要だというお話だったんですけれども、今後の見通しについてもなかなか見通しが立たないというお話だったんですが、確かに厳密に言うと立たないのかもしれませんけれども、そこはやはり金融当局というか日銀の中で...全文を見る
○富岡由紀夫君 終わります。
11月07日第170回国会 参議院 本会議 第8号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫でございます。民主党・新緑風会・国民新・日本を代表し、ただいま議題となりました金融機能強化法改正案及び保険業法改正案について質問をいたします。  今回の金融機能強化法は、さきに発表された生活対策の中において金融資本市場安定対策、中小・小規模企業...全文を見る
11月20日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡でございます。今日はどうぞよろしくお願いします。  まず、今回のこの法案の原因となっております金融危機について、世界的な問題意識を持っているわけでございまして、先般、中川大臣もワシントンに行かれましていろいろと協議をされてきたと報道で承知しているとこ...全文を見る
○富岡由紀夫君 アメリカの責任についていろいろ指摘して、今後いろいろな提案をされたという話なんですが、その提案の中身なんですけれども、ヨーロッパの出された提案はより規制をもっと強化すべきだと。いろいろな今までの規制を緩和して自由化の流れについて少し流れを止めるような具体的な提案が...全文を見る
○富岡由紀夫君 規制の強化についての動きについて日本も提案されたというお話なんですけれども、今回の規制の在り方をめぐっては、金融機関というか金融業務というものがどういう役割を果たすべきかということをやっぱり改めて問い直さないといけないというふうに思っております。  中川大臣は専...全文を見る
○富岡由紀夫君 その基本的な考え方は分かったんですけれども、それをこれから具体的に、具体化してどういう規制をするのかという、そういった議論をこれからされると思うんですけれども、是非そのときに、今言った基本方針を曲げないでしっかりと実効性のあるものにしていただきたいなというふうに思...全文を見る
○富岡由紀夫君 是非、強力なリーダーシップを発揮していただきたいなというふうに思っております。  今お話しの中で、金融サミットの中でいろいろと日本の経験を踏まえて提案をされたというお話で、その中で各国がこれから財政出動もすべきだと、日本もやってきたという多分お話しされたんだと思...全文を見る
○富岡由紀夫君 財政出動もできるところはして今回の危機を乗り越えるというお話ですけれども、日本の場合は、今、先ほどヨーロッパのマーストリヒト条約のその財政赤字の規模の問題、ヨーロッパにはそういう制限があって、ただ、それを一時的には乗り越えてでもやる必要があるというようなお話だった...全文を見る
○富岡由紀夫君 赤字国債の残高を圧縮するために市中の国債を買入れ消却して残高を減らす、それをするかしないか、それと新規の国債を発行するというのは私は同じだと思うんですね。市場に出ている国債の残高は変わらないわけですから、国債に対する需給バランスから見ると、新規の赤字国債を発行する...全文を見る
○富岡由紀夫君 緊急対策を、最大の対策をやって、でもできなければ消費税を上げないというふうに言っているわけですから、消費税を上げないときには二〇一一年のプライマリーバランスの黒字化というのはもうあきらめるということですか。その辺だけ端的に、簡潔にちょっとお伺いしたいと思います。
○富岡由紀夫君 ちょっと時間がないので、この議論はまた機会があれば次回に移したいと思いますけれども。  次に、個別的なこの法案に関連した中身についてちょっとお伺いしたいんですけれども、今いろいろと議論になっております、参考人にも招致を我々は要求しているわけですけれども、新銀行東...全文を見る
○富岡由紀夫君 いや、お伺いしたいのは、事前に、スコアリングモデルをベースとした融資体制を組んでこの銀行を新しくやっていくんだといった発表があったときに、先ほど説明したような、アメリカと日本では前提が違うんだと、そういう認識がおありだったのかどうかということをお伺いしております。...全文を見る
○富岡由紀夫君 各行の経営判断なんでしようがないというお話ですけれども、その経営判断が間違うと、結局は都民に負担をさせたり、場合によっては、今回の法案じゃないですけれども、対象として都民以外の日本の国民にもその負担を押し付けるといったことにつながるわけですから、これはやっぱり金融...全文を見る
○富岡由紀夫君 中川大臣はいろいろと経験もお持ちでお分かりかと思いますけれども、ただちょっと、中小企業、零細企業に対する融資についてはどうかなというふうに思いますけれども。  一般的に、中小企業とか零細企業に対する融資を民間の銀行はもうずっとやっているわけですね。その中で、こう...全文を見る
○富岡由紀夫君 さっき言った在庫ワインを担保としてやるというのはそれは担保融資でありまして、無担保というんだったらそれも担保にしないわけですからちょっと違うのかなと思いますけれども。  あと、融資のときにやっぱりどうやって判断するかはもうよく御存じだと思いますけれども、大企業で...全文を見る
○富岡由紀夫君 その適切な運用というのは、今言ったように、今回の法案に基づく安易に公的資金を注入しないということと理解してよろしいんですか。
○富岡由紀夫君 いや、だからそういうことを総合的に考えて今の、総合的に判断した結果、安易に公的資金は入れないということにこの附帯決議はつながるのかどうかということをお伺いしているんです。中川大臣、どうですか。その趣旨というのはそういうことで理解していいんですか。
○富岡由紀夫君 一般的に理解すれば、この附帯決議の内容は、まず、そういう危機的な状況になったらまず東京都の責任において資本増強、追加的な資本増強を更にしていただいて、それでもにっちもさっちもいかなくなったときにはというふうに私は理解しているんですけれども、そういうことでよろしいで...全文を見る
○富岡由紀夫君 この附帯決議の実効性が本当に担保されているのかどうか、ちょっとやや私は納得できないところがあります。  時間がないんで次の、農中と下部金融機関の政治的中立性についてちょっとお伺いしたいというふうに思っております。  昨日、当委員会で参考人として農林中金の理事の...全文を見る
○富岡由紀夫君 いや、昨日の農中の理事の説明だと、融資業務については、我々どういう経緯で聞いたかというと、農中は中小企業融資少ないじゃないかと言ったら、信連とかJA、そういったところでやっていますから、一体となってやっているから中小企業融資にはちゃんと行き届いているんですよという...全文を見る
○富岡由紀夫君 いやいや、融資に関して政治的中立性を維持しないといけないというのは、それ答弁でいただいておりますけれども、それはもう当然なんですけれども、公的資金を入れるわけでは当然。だけど、その融資をやっているところに特定の政党の候補者のポスターとか何とか後援会の看板を掲げられ...全文を見る
○富岡由紀夫君 だから、その公的資金を入れて融資業務をするわけですから、やはりそれを行う金融機関については政治的中立性はちゃんと守っていただかないと、確保していただかないといけないということを申しているわけでございまして、特定の政党の候補者のポスターを張ったりすることは政治的中立...全文を見る
○富岡由紀夫君 例えば、これはちょっと普通の民間の銀行が、銀行の窓口に行ったら特定の、その銀行の例えば経営者がある政党の人を推すからといって、そのある特定の政党の候補者の看板があったりポスターがあったら、私はこれはすぐ問題だと、いろんなところから批判が出て問題になるんだと思うんで...全文を見る
12月16日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○富岡由紀夫君 民主党の富岡由紀夫でございます。引き続き質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、先ほど御報告いただいた中でも、現在の日本の経済の状況、金融危機の状況はお話しいただきましたけれども、先週の参議院の予算委員会ですか、の中で副総裁が、今後の経済の見通しにつ...全文を見る
○富岡由紀夫君 日々本当に状況というのは変わってきていると、急速に変化しているんだというふうに思うんですけれども、そういう状況の中で、やはりいつまでたっても十月の展望レポートのベースに基づいて経済見通しを日銀が状況分析をするというのは、私は余り望ましい姿ではないのかなというふうに...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっと何言っているのかよく分からなかったんですけれども。  昨日の日経ネットの記事の中で、イギリスのフィナンシャル・タイムズに白川総裁がインタビューを受けて、その中で、二〇〇九年度の日本の経済の成長については、〇・六%成長するという発表だったのを、マイナス成長...全文を見る
○富岡由紀夫君 アイ・シンクということで、メイということでお話しだったんですけれども、ということは回復の時期もメイ、もしかすると来年の半ばをどんどん延びちゃうと、再来年になるかもしれないということを言ったわけでございますか。
○富岡由紀夫君 あと、そのインタビューの中で、また記事によると、中央銀行の役割について、インフレ率が低いからといって中銀が何もしないのでいいのかと。いったんバブルが崩壊するとコストは膨大になり、金融政策の効果も薄れると語ったということですけれども、これはどういう意図、趣旨というか...全文を見る
○富岡由紀夫君 では、今の状況について触れているわけじゃないわけですね。分かりました。
○富岡由紀夫君 今日、弁明できて良かったですね、これね。  それと、これはこの委員会でも前から前総裁とも議論していたんですけれども、短観が発表されて、非常に厳しいと。第一次オイルショック以降に次ぐ大幅な、何というか、引き下がり幅だと。下げ幅が大きかったということで、いろいろ各紙...全文を見る
○富岡由紀夫君 白川総裁、御存じだと思うんですけれども、念のため確認しますけれども、調査対象の企業と調査対象から漏れる企業の、日本企業の割合をどのぐらいだとお考えですか。
○富岡由紀夫君 一万社は別に少なくてもいいんですけれども、対象となる範囲がどこかということなんですね。  御存じなければよく改めて御確認いただきたいんですけれども、大体資本金二千万円以上の企業というのは二十二万社ぐらいだと、上下多少あるかもしれませんけれども、大体二十二万社ぐら...全文を見る
○富岡由紀夫君 これは是非ずっと検討していただきたいなと思うんですけれども。  例えば、十一月十七日にGDPの発表を内閣府がしたときに、もうすぐ一週間後ぐらいには民間のいろんな経済の、何というんですか、調査機関みたいなところがすぐ九年度の経済見通し、八年度の経済見通し、修正を掛...全文を見る
○富岡由紀夫君 CPを買っていると、ただ格付の高いものだというお話だったんですけれども、先ほど総裁がおっしゃられたような中央銀行がリスクを取るべきでないという考え方と照らし合わせて、アメリカの今のFRBの状況はどうなんですか。
○富岡由紀夫君 非常に丁寧にお答えいただいているんですけれども、もう少し短めにしていただければ用意した質問が全部できるので、よろしくお願いします。  日本の財政赤字についてちょっとお伺いしたいんですけれども、財政は関係ないというふうに言うかもしれませんけれども、赤字国債がどんど...全文を見る
○富岡由紀夫君 ちょっとはっきりよく表明されなかったような感じなんですけれども、やはりそういう危険はあるということだと思うんですけれども。今の財政赤字の問題を触れましたけれども、こういう景気の状況というのは、さっき言った下振れ要因というか圧力が、非常にこれからどういうものが出てく...全文を見る
○富岡由紀夫君 はっきりとはお答えいただけないとは思っていたんですけれども、次の問題、質問に行きたいと思います。  さっきちょっと日銀特融について最後の貸し手というお話で議論があったと思うんですけれども、それに関連してお伺いしたいと思いますが、日銀特融と預金保険法との関係につい...全文を見る
○富岡由紀夫君 いや、それはもう書いてあるので分かっているんですけれども、ちょっと時間がないので、要はその最後のところに、預金保険法の、さっき言ったことの繰り返しになりますけれども、百二条に基づき破綻金融機関の全債務が全額保護される措置がとられた場合、それを除いてはこの特融が行う...全文を見る
○富岡由紀夫君 多分、預金保険法が今かなり整備されてきているので、この特融というのは本当に限られた場合にしか発動されないというふうに状況は変わってきているということで整理するとよろしいんですか。
○富岡由紀夫君 あと最後、ちょっと時間が余りないんですけれども、新銀行東京についていろいろと今問題になって、この委員会でも議論になったんですけれども、この新銀行東京を、日銀と取引する審査をするときにこれは問題なしというふうに判断されたわけですけれども、最初から、前の銀行から変わっ...全文を見る
○富岡由紀夫君 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますが、この問題は引き続き、また機会があれば次の委員会で質問させていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。     ─────────────