谷合正明

たにあいまさあき

比例代表選出
公明党
当選回数3回

谷合正明の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第162回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  まず、攻めの農政についてお伺いいたします。農林水産物の輸出促進についてであります。  昨日の食料・農業・農村政策審議会におきまして、新しい基本計画の工程表に、平成二十一年までに輸出額を倍増ということが明記された、そのことが明らかになりま...全文を見る
○谷合正明君 我が国は、生産が過剰のため生産調整している農作物があります。代表的なものが米であります。また、畜産におきましても、脱脂粉乳の過剰在庫が今非常に問題になっております。食料自給率の向上、また食料安全保障の観点からいえば、これら国内において生産に余力がある農作物、農産物、...全文を見る
○谷合正明君 我が国がこれまで長年の研究によりまして育種し栽培方法を改良することでブランド化した農産物がまずは海外に輸出されることになると思いますけれども、その種や苗木が海外に無断で持ち出され、また海外で生産され、さらに加工され我が国に入ってくるという問題も起きております。また、...全文を見る
○谷合正明君 農産物を初めて輸出する場合、相手国の情報不足や商習慣の違いによる取引リスクも考えなくてはなりません。農産物の輸出を支援するに当たりまして、現地情報の収集、取引先との打合せなどする現地コーディネーターを置き、輸出に関する展示商談会の開催や、テスト輸出などに行政が積極的...全文を見る
○谷合正明君 是非そういった輸出促進策の充実を図っていただきたいと思います。  攻めの農政につきまして国内に目を転じますが、現在、地方では様々な取組がなされております。農協におきまして、農産物を出荷するだけでなく、農産加工に取り組み、都市圏において直売所とレストランを経営するこ...全文を見る
○谷合正明君 話題を変えます。  先日、私は、大手派遣会社パソナが取り組んでいる地下農場の視察に行ってまいりました。大臣も大変興味があるというふうに伺っております。  この地下農場の取組自体は、そのものを普及するということではなくて、それを置いた都心の一角にある場所を通じて、...全文を見る
○谷合正明君 是非その視察へ行っていただきたいと思いますが、そこには新規就農として新たに秋田県の大潟村に研修して、今度本当にプロ農家として巣立つという若い人がおりますので、是非そういった方の声を聞いていただきたいと思います。  続きまして、森林の話題、違法伐採について伺いたいと...全文を見る
○谷合正明君 その違法伐採について、対策でございますけれども、林野庁が今年の二月から本格的な検討を開始したと聞いております。日本はこれまでどういう対策を取ってきたのか、また今後どういう対策を取るんでしょうか。
○谷合正明君 特にアジア諸国の違法伐採の原因については、突き詰めていくと、違法という認識があるわけでもなし、貧困がまた原因であるとも聞いております。そういった観点からも、是非国際協力、あるいは、まあ国際協力という形で、そういう視点も持って日本の取組を世界にアピールしていただきたい...全文を見る
○谷合正明君 木材の場合は、食料品と違いまして、消費者に見えにくい、どの木がどこから来ているのか、私、今使っている机がどの国から来ているのか分からない、そういう問題もありまして、この違法伐採も含めまして、この森林、国内の国産木材の利用促進ということに関して言えば、もっと国民に分か...全文を見る
○谷合正明君 いずれにしましても、この日本の山が少しおかしくなってきているんではないかと、私はそういう認識をしております。昨年から起きている自然災害の多発の中で、山がいとも簡単に崩れてしまうような現状、あるいは野生動物が人里に下りてきているような現状、いろいろ見てまいりました。こ...全文を見る
03月17日第162回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  まず初めに、牛肉のトレーサビリティー制度について伺いたいと思います。  牛の耳に付ける個体識別番号を記しましたタグ、いわゆる耳標、耳と書きまして標本の標と書きまして耳標、その耳標の偽装事件について伺いたいと思います。  この耳標を別の...全文を見る
○谷合正明君 その判決ですけれども、耳標付け替えの行為自体は認定したものの、その耳標が農林水産省令に適合しておらず、犯罪が証明できないとして無罪になりました。この耳標が省令に定めるところの耳標でないということですから、この案件はトレーサビリティー制度そのものの根幹を揺るがす大事件...全文を見る
○谷合正明君 その省令によりますと、耳標の構造は、第十一条の第一項第一号に「装着した後、容易に脱落しない構造であること」、そして第二号に「取り外した後、再び装着することができない構造であること」と規定されております。今回は再装着が、それが不完全再装着であろうとなかろうと、再装着で...全文を見る
○谷合正明君 今回、海外のオールフレックス社製の耳標が使われたわけでありますけれども、そのほか他社製の耳標でも取替えをしていたのではないかというふうに言われております。そういう意味では、私は、もう一度この耳標の構造について欠陥を認めていただいて、改良をしっかりと重ねていただきたい...全文を見る
○谷合正明君 それで、そのチェック体制なんですけれども、二月二十二日に酪農協同組合から組合員に通達が行っていたものがあるんです。その中に書かれているのが、耳標の届出についてエラーが数多く発生しており、適正な報告をするようにと書いてありました。特に、販売時等の転出の届出ができていな...全文を見る
○谷合正明君 一割という数は、私は、全国で四百五十万頭いる中で相当な数に上っていると思います。そういう意味で、この制度そのものを、特にこのチェック体制というのは見直すことが重要ではないかと私は考えております。特に、EUと違いまして、日本の場合は屠畜する前の段階でたくさんの中間業者...全文を見る
○谷合正明君 農水省の北海道農政事務所が二月四日に、北海道の道内すべての酪農家、畜産農家を含む関係施設一万三千か所を対象とした立入検査を新年度に実施する方針を明らかにいたしました。耳標が適正に装着されているのか、子牛の出生届や移動届が適正かを調べるというふうに聞いております。 ...全文を見る
○谷合正明君 いずれにしましても、この案件が氷山の一角、私はもっと本当に本格的に調べた方がいいんではないか、そのように考えております。  トレーサビリティー法は、先ほども申し上げましたけれども、家畜の伝染病蔓延防止という観点が強いわけでありますけれども、生産段階で偽装されると、...全文を見る
○谷合正明君 その制度に欠陥があるということと対応が遅れてしまうということが重なりますと、消費者の食の安心という部分が一気に崩壊しかねない問題だと私は思います。アメリカ産の輸入牛肉を再開するかどうか、言える立場にもないということも一面感じております。そういう意味で、大きな影響がも...全文を見る
○谷合正明君 今回捕まったその畜産業者は、この畜産、まあ家畜商というのはだましだまされの世界だというふうに新聞紙上でコメントが載っておりました。  そういう意味で、そういうのを聞きますと、消費者にとって何を信頼していいのかということになってきます。その消費者重視の農政ということ...全文を見る
○谷合正明君 十二月一日から始まったわけでありますので、本当にこの制度そのものはしっかりとしていただきたいと思います。  まだ、消費者自身が、例えば個体識別番号を実際に店頭に行ってチェックして確認するという、まあ数はそう多くないと聞いています。むしろ業者が使っていると。そうはい...全文を見る
○谷合正明君 終わります。
03月25日第162回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  まず冒頭に、このたびの福岡県西方沖地震におきまして、亡くなられた方にお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。  私は、大臣御承知のとおり、岡山の国際医療ボランティア団体AMDAの出身でございまして、ま...全文を見る
○谷合正明君 是非ともよろしくお願いいたします。  このたびの地震の教訓、ある一面私は、防災面におきましては日本は安全な地域はないと、日本全国どこでも地震が起こり得る、そういうことだと思います。その前提で防災対策を進めることが重要であると。想定外の地震という表現を使いますと、阪...全文を見る
○谷合正明君 続きまして、地震動予測地図のことについて質問をさせていただきます。  地震調査研究推進本部が二十三日に発表した全国を概観した地震動予測地図でございますが、私もそのホームページ、アクセスしましたけれども、かなり込み合っているようで、関心の高さというものがうかがい知れ...全文を見る
○谷合正明君 今後、分かりやすい地震のとらえ方、確率のとらえ方ということで、分かりやすい広報にしっかり努めていただいて、地震防災意識啓発について十二分な取組をしていただきたいと思います。  続きまして、首都直下型地震につきましてお伺いをいたします。  先ほど、国が発表した首都...全文を見る
○谷合正明君 続きまして、高層ビルのエレベーターの、まあ封じ込めといいましょうか、その対策について伺います。  今回の福岡県の地震でも、福岡タワーでエレベーター内に十五人が二時間宙づりになったということが発生しております。首都直下型地震の被害想定でこれまで想定していなかったこの...全文を見る
○谷合正明君 次に、エレベーター対策と並んで、ブロック塀対策について簡単にお伺いします。  ブロック塀の被害によりまして今回も一人の方が亡くなりました。ブロック塀の、危ないブロック塀を撤去するというのは、これもう一番、これはなかなか進んでいないと。言わば個人の住宅のものなのでな...全文を見る
○谷合正明君 時間がありませんので、質問を共助に、共助の防災活動支援について質問をいたします。  阪神・淡路大震災では六千人を超える方々が犠牲になりましたが、要救助者の三万五千人のうち約八割が家族や近隣者により救出されたと聞いております。また、阪神・淡路大震災のときに、私が所属...全文を見る
○谷合正明君 もう時間なので、最後に一言だけ言って終わります。  自助、共助ということで、そういう町内会、消防団の支援体制も含めまして新しい災害ボランティア組織に対する支援も、それぞれ長所と短所がございますので、それを十二分に踏まえた上でしっかりと政府としても御支援していただき...全文を見る
03月29日第162回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  三位一体の改革に伴う農業近代化資金助成法等の改正案の法案審議におきまして、今回の三位一体改革が我が国の農業や漁業の政策遂行に支障を及ぼすことがないのかどうかといったことを中心に、多少重複いたすところもありますが、基本的かつ大事な問題でござ...全文を見る
○谷合正明君 引き続きまして、大臣に近代化資金改正の意義についてお伺いいたします。  この制度の発足は既に四十年を超えておりまして、全国すべての都道府県において実施され、そういう意味で地方に定着していると言えるものでございます。そういう意味で、今回、地方の提案の中に近代化資金の...全文を見る
○谷合正明君 そこで、度々委員の方、先ほどから質問が出ているように、農業近代化資金の今後の運営についてまず質問をさせていただきますが、今回の税源移譲によりまして地域の農業者の事業の実施に支障が生ずることがないようにする、そういう必要があるわけでございます。税源移譲後も、担い手の育...全文を見る
○谷合正明君 次に、農業金融関係の質問をさせていただきます。  国から地方へ、また民間にできることは民間にという改革の下に、私の方から民間主体の農業金融市場の育成について質問をさせていただきます。  政策金融機関であります農林漁業金融公庫は、一般の金融機関が融通することを困難...全文を見る
○谷合正明君 最後の言葉にあったとおり、本当に今融資を受けたい農家に行き渡る制度、そのための改革でございますので、そういう意味で農政改革、そして政策金融改革、その二つの改革の課題、これを踏まえてしっかりと環境整備を行っていただきたいと思います。  次に、最後になるかもしれません...全文を見る
○谷合正明君 終わります。
04月05日第162回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  まず、私から初めに、国産材の安定供給のために森林組合のマーケティング能力をいかに側面支援していくか、そのことについてお伺いさせていただきます。  先月の二十二日に国産製材工場の大手二十七社が集結しまして、国産材製材協会が設立されました。...全文を見る
○谷合正明君 木材業者等がその准組合員になることによって得られる効果もあるということで、しっかりそういった効果が発揮されるように十二分に施策を展開していただきたいと思います。  そこで、人材ということで新規就業者のことにつきまして質問をさせていただきます。  先ほども話があり...全文を見る
○谷合正明君 続いて緑の雇用対策について質問する予定でございましたが、先ほど出ております。是非、平成十八年以降も引き続き継続していただけるように要望をさせていただきます。  次に、森林組合の合併につきまして質問をいたします。私もその森林組合の合併につきまして、合併促進について、...全文を見る
○谷合正明君 続きまして、話題を国産材のラベリングにつきまして、その話題を変更しまして質問に移らせていただきます。  先日、昨日ですけれども、報道で「国内産木材に生産履歴」という見出しの記事を読みました。林野庁は、公共事業などに活用するために政府が調達した国内産木材に生産地など...全文を見る
○谷合正明君 近年は、そのラベリングの話でございますけれども、国産の木材、木造注文住宅を注文したい、その需要拡大がございます。産地ブランド、地材地消の取組も地方自治体によって熱心に行われると、地方自治体だけじゃなくてNPO等によりましても非常に活発に行われているところでございます...全文を見る
○谷合正明君 その関係省庁との連携ということで現場の方から話があったのは、木材を切ってから製材所まで届けるのは林野庁と、製材所から住宅、そこは経済産業省でやっていると、住宅は建てるのは国交省が面倒を見ている、その縦割りの弊害を本当になくしてほしいと。特に、今、国交省辺りが、この木...全文を見る
○谷合正明君 最後に、大臣に伺います。  このように地方の自治体では、この森林を守るといった動きが非常に活発になっております。一方で、国の方では、環境税の導入の議論がなかなか進まないといった現実もありますが、こういった地方自治体でここまで頑張っている、二十七都道府県で検討中でも...全文を見る
04月27日第162回国会 参議院 本会議 第19号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明でございます。  私は、公明党を代表して、ただいま議題となりましたJR西日本福知山線列車脱線事故について、北側国土交通大臣に質問をいたします。  まず、今回の事故により犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、御遺族の方々に衷心よりお...全文を見る
05月12日第162回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。おなかの中の物がまだ消化し切れていませんけれども、早速、午前に引き続きまして農業経営基盤強化促進法等の一部改正法案について質問をさせていただきます。  まず初めに、食料・農業・農村をめぐる情勢の変化について質問をいたします。  新しい食料・...全文を見る
○谷合正明君 次に、農地制度に対する抜本的見直しの課題ということで、今るる説明がありましたけれども、今回の農地制度の見直しに当たりましては、昨年の報告書、資料の中で、「農地・担い手施策の展開方向」という資料の中で、農林水産省自らが、新たな基本法の下、農地の確保、有効利用の観点から...全文を見る
○谷合正明君 私、個人的には、そうした耕作者主義の考え方というのは、今後、移行期に差し掛かっているのではないかなということを思っております。いずれ、その耕作者主義を維持することを前提としたとしても、補強するような形で新たな考え方というものを今後議論していく必要があるんではないかと...全文を見る
○谷合正明君 今、お話に出ました集落営農につきまして、その現状と役割について再度質問させていただきます。  本法案は、担い手への農地の利用集積が後れているとの認識から、その集落営農の組織化、法人化というものを図ることとしているわけであります。このような集落営農の活動内容につきま...全文を見る
○谷合正明君 今お話ありましたけれども、集落を基礎とした営農組織のうち、一元的に経理を行い法人化する計画を有するなど経営主体としての実体を有するもので、将来効率的かつ安定的な農業経営に発展すると見込まれるものを担い手として位置付けていくという話だと思いますけれども、一方で、主業農...全文を見る
○谷合正明君 担い手の在り方につきまして、集落営農、認定農家にしましても、担い手をどう、人をどうつくっていくかということだと思うんですが、その農業構造の展望の実現に向けた取組が進んでいく中で、新規参入の農業者についてどうしっかり取り組んでいくのか、支援していくのかというところを今...全文を見る
○谷合正明君 その取組を期待をしております。  もう一方の新規就農青年組でございます。  今、フリーターだとかニートだと言われる若者が増加しておりますけれども、若者の就業先として農業に焦点を当てる、光を当てるべきだということも私は考えております。最近、私、ある漫画を読んだんで...全文を見る
○谷合正明君 私も大学の農学部を出て、余り言えないんですけれども、大学に、農学部に入ったときに周りの友人は、農業に就きたいという友人はおりませんでした。私は、そもそもどうして、農業高校だとか大学校はまだいいですけれども、大学の農学部で農業、農学を専攻しているのにもかかわらず第一次...全文を見る
○谷合正明君 時間がなくなってまいりましたので最後の質問に移らせていただきます。  耕作放棄地対策についてお伺いをいたします。  御承知のとおり、今、耕作放棄地が三十四万ヘクタール、東京都の面積の一・五倍まで広がっていると。もっとあるんではないかという声もあります。  そこ...全文を見る
○谷合正明君 終わります。
05月19日第162回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  先週に引き続きまして質問をさせていただきます。前回は耕作放棄地解消のその対策について質問をさせていただきまして時間が参りましたので、その続きとして質問を続けさせていただきます。  まず、農地制度におけます農業委員会の役割ということについ...全文を見る
○谷合正明君 まだこのデータベース化というもの、またマッピング化というものは全国的には進んでいないというか、実際にはまだそういったものはないというふうにお伺いしております。地域によってはあるんだと承知しておりますが、是非ともこういった活動を推進していただきたいと思っております。 ...全文を見る
○谷合正明君 ありがとうございます。  三位一体改革の影響のほかに、町村合併の影響ということも大変懸念しているわけであります。午前中の質疑の中にもありましたので若干重複しますが、質問いたします。  私の地元の岡山県でももちろんこれが大分進んでおりまして、昨年の九月三十日時点で...全文を見る
○谷合正明君 是非よろしくお願いいたします。  それでは、質問の方を、特定農地貸付けに関する農地法等の特例に関する法律の方に移らせていただきたいと思います。特に、市民農園について質問をいたしたいと思います。  まず初めに、都市農業の多面的機能と市民農園ということについて、島村...全文を見る
○谷合正明君 どうもありがとうございます。  子供の参加という話を今していただきましたが、この市民農園、地域によっては希望者が多くてなかなか入れないという話も聞いております。特定農地貸付法では、特定農地貸付けを受ける者の募集及び選考の方法が公平かつ適正なものであることとの要件が...全文を見る
○谷合正明君 それは全国の数字でありますよね。都市部、済みません。
○谷合正明君 分かりました。  それで、市民農園なんですけれども、三大都市圏におきましては、自治体が農地を所有者から借りて開設している従来型の市民農園というものがあるわけでありますが、一部によりますと、行き詰まっている場合があると聞きます。例えば、どういうことかというと、農地の...全文を見る
○谷合正明君 ありがとうございます。  そこで、都市部での市民農園の推進に当たりましては、都市計画において都市農地の保全策というものを積極的に位置付けられることが求められているわけであります。社会資本整備審議会の「都市再生ビジョン」では、農地については「環境調整機能を積極的に評...全文を見る
○谷合正明君 是非とも、その横断的な、省庁横断的な取組というものを積極的に推進していただきたいと思っております。  続きまして、都市農業について、農業サイドと教育サイドの連携強化ということについてお伺いしたいわけでありますけれども、食料自給率の向上を図るために、国内農産業の生産...全文を見る
○谷合正明君 丁寧に説明していただきましてありがとうございます。  続きまして、都市の特性を踏まえた担い手育成のための方策について質問をさせていただきます。  農業、農村ということでは農業後継者不足、高齢化等というものが進行しております。非常に大きな問題なんではありますが、都...全文を見る
○谷合正明君 是非お願いしたいと思います。  女性だけでなく、定年帰農者であるとか若者、そういったこれから新しく農業を始めていきたいと、例えばボランティアでもいい、そういうすそ野が大分広がっておりますので、農業への新規参入の育成確保対策についてしっかりとしてほしいと要望させてい...全文を見る
○谷合正明君 最後にコメントだけさせていただきます。  農業ということで、昔は若い人から敬遠される職業の一つでございました。先週の質問の中でも、農高生ですとか農学部の卒業生がどうして農業に進まないのかというような話も質問させていただきました。しかし、近年、中学生男子のなりたい職...全文を見る
06月09日第162回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  まず初めに、JAS法に関する質問の前に、牛肉のトレーサビリティー法に関する質問をさせていただきたいと思います。  先月、滋賀県におきまして、近江牛の生産履歴偽装事件が明るみになりました。本来、近江牛(静岡県産)と表記すべきところを、純粋...全文を見る
○谷合正明君 国産牛肉の信頼性確保のために本当に努めていただきたいと思っております。我が岡山県も、牛肉は本当においしいんだという自負を持っている方々にたくさん接します。それはおいておきますが、JAS法とも関連しないこともありませんので、初めにこの質問をさせていただきました。  ...全文を見る
○谷合正明君 私も、買物をするときにこれまでそのJASマークを見ていたかというとそうでもなく、この質問をする前に、私も岸委員と同じように妻に聞いたわけでありますけれども、やはり気にしていないと、その妻の友人も気にしていないという回答でございました。ただ、今言われたとおり、差別化規...全文を見る
○谷合正明君 是非とも、消費者がその付加価値を認めて余分にお金を払ってもいいというような制度をしっかりと検討していただきたいと思います。  その流通JAS規格ですけれども、その見直しについて確認をさせていただきます。  JAS規格は少なくとも五年ごとに見直すことが法定されてお...全文を見る
○谷合正明君 分かりました。  続きまして、Ⅰ種格付制度の廃止につきまして質問をさせていただきます。  今回、登録格付機関等によるⅠ種格付制度が廃止されようとしております。結果としまして、JAS規格の格付、JASマークの貼付は認定を受けた製造事業者が行う登録認定機関制度のみに...全文を見る
○谷合正明君 分かりました。  続きまして、今回新たに登録認定機関を設けるに当たりまして、登録基準にISOガイド65を引用することが図られております。そこで、このISOガイド65の基準について質問をさせていただきます。    〔理事岩永浩美君退席、委員長着席〕  このISO...全文を見る
○谷合正明君 では、続きまして、農産物に関します複数の表示制度について、これを消費者にどのように認知、普及啓蒙していくかということについて質問をさせていただきます。  野菜などの農産物に関する表示には、有機JAS規格に基づく表示、そして特別栽培農産物の表示ガイドラインに基づく表...全文を見る
○谷合正明君 よく言われると思うんですけれども、今回の流通JASができることによって、そのマークも新たにできると。特定JASと有機JASと生産情報公表JAS、そして流通JASの四つのマークを一度に理解できるのかなと。字が書いてないんですね、その表示には、特定JASだとか有機JAS...全文を見る
○谷合正明君 もう一つ、保存義務のない表示の根拠書類の在り方について、これについてもちょっと伺いたいと思います。  これも今回の法改正では引き続き検討するという項目になったと思います。特にだれだれさんの野菜であるとか、何々製法などの義務ではない表示、その場合、根拠書類がないのに...全文を見る
○谷合正明君 分かりました。  では最後に、大臣に、多発する表示偽装について、その取締り強化について決意を伺いたいと思います。  いろいろな事例がございます。例えば、昨年の夏には、京都の業者が青果物の原産地の不正表示を行いました。トンガ産のカボチャ、ニュージーランド産のカボチ...全文を見る
08月02日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第12号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。七十七歳の草川議員に続きまして、三十二歳の私が質問をさせていただきます。  まず初めに、パネルを見ていただきたいと思います。(資料提示)これでございますが、このパネルが示す意味を御存じでございましょうか。答えを言う前に、一つ別のパネルも用意さ...全文を見る
○谷合正明君 つまり、二〇〇八年四月一日以降は郵便貯金銀行の経営判断によっていくということだと思うんですが、このボランティア貯金は、かつて年間で最大三十億円の寄附金が発生をいたしました。しかしながら、現在では超低金利ということで六千万円以下になってきております。  しかし、私は...全文を見る
○谷合正明君 お答え、ありがとうございました。  先ほども、今話の中にありましたように、社会的貢献、企業のCSRとかあります。あるいは、フィランソロピー、社会的な慈善活動といったものを、これから民営化後も生活者の目線、そしてこの世界の目線というものを持っていっていただきたい。私...全文を見る
○谷合正明君 終わります。
10月25日第163回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  まず初めに、政府系金融機関の統合について質問を用意させていただいたんですが、時間の関係上これを後回しにさせていただいて、初めに流通改革の中身について質問をさせていただきたいと思います。  流通改革につきましては、大臣も、農業をもうかるも...全文を見る
○谷合正明君 今、全農、農協の話が出ました。  現状の流通構造の中では、例えば物流コストの改革でありますとか流通の多角化でありますとか卸売市場の効率化ですとか、いろいろな様々な過程があるかと思います。  そこで、流通全般にわたりまして、まずどこに最も問題があると考えており、ま...全文を見る
○谷合正明君 生産者と消費者を結び付けるという意味で、流通改革、コストだけじゃなくて時間の改革というのもあると思いますので、そういう地産地消ですとか、一次産業の方が第二次、第三次産業に打って出るようなことをもっと流通改革の中でも推し進めていただきたいと、そのように思っております。...全文を見る
○谷合正明君 どうもありがとうございます。  続きまして、燃油高騰、そして漁協の合併について質問に移らせていただきます。  十月四日に行われました原油問題に関する閣僚打合せ合意におきましては、農林水産省としまして三つ、一つ目がエネルギー消費削減努力に対する支援、二つ目には石油...全文を見る
○谷合正明君 そして、中長期的にもやはり対策を立てなければならないと思うんですが、新しいエネルギーの活用、開発ということで質問させていただきます。  特に、これから石油、原油価格というのは高止まりしていくというふうに予測されております。そういった中、石油価格動向とは無縁でかつ身...全文を見る
○谷合正明君 続きまして、大臣の所信表明の中には、燃油高騰の下でも持続可能な漁業経営を確立するために、省エネルギー型の漁業への転換を推進するとともに、漁協の合併を促進して体質強化を図っていくと、そういうふうに言われました。その漁協の合併でございますが、農協や森林組合に比べますと大...全文を見る
○谷合正明君 合併を推進していただく中、不参加を決める漁協も都道府県には、中にはございます。  ちょっと時間がございませんので、そういった不参加を決めた、いろんな事情があると思いますが、そういったところの漁協にも配慮をいただけるようなこともしていただきたいと思います。  私か...全文を見る
12月12日第163回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 閉会後第1号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  まず、このたび基本計画が変更されまして、派遣期間が一年間延長されました。まず、私は冒頭に、今サマワで活動する陸上自衛隊員、そして外務省員、またクウェートで任務に就いております航空自衛隊員、この一年間、大きなけがもなく、また隊員の方も一発の...全文を見る
○谷合正明君 イラク人の手による治安また復興をつくっていくことを支援していくということであります。イギリス、オーストラリア軍の基本的な考えは、正にそのイラク治安部隊の能力が育成されればその多国籍軍の活動は終了するという基本スタンスがございます。自衛隊が本来の任務としております、目...全文を見る
○谷合正明君 そして、次に政治プロセスの進捗状況についてお伺いいたします。  十二月十五日には新憲法下での総選挙がございまして、予定どおりに安保理決議一五四六に定められたスケジュールに進みますと、本年末までにこのイラク政府の発足となります。この本格政府の発足は、イラク民主化プロ...全文を見る
○谷合正明君 今、最後に治安維持というような話も出ましたので、現地の治安状況について質問を移らせていただきます。  今イラク全土に二十七万人を目標にしてこれを整備されていると、現状では二十一万人ということを聞いております。サマワがありますムサンナ県におきましては、六千人がこの治...全文を見る
○谷合正明君 いずれにしましても、延長に当たりましては自衛隊の安全確保を万全を期していただきたいということと、そしてまた、この治安と復興の両面におきましてイラク人の手によるこの復興、治安回復というものができる状態になれば、この撤収というのも戦略として考えていただきたいということを...全文を見る
○谷合正明君 今の最後にUNDPのIREP事業のことについてお話が出ましたが、これはちょうど八月、済みません、十二月八日に決まったということで、今後一年間のものでございますが、ほぼこれはムサンナ県で行われて、ほぼこの資金も日本政府のものだとお伺いしております。これ私、いかに日本の...全文を見る
○谷合正明君 はい、分かりました。  政府には、今後、サマワに築いた財産、特に人的なつながりを生かし、息の長い復興支援をしていただくことを要望いたしまして、質問を終わりにいたします。  ありがとうございました。