谷合正明
たにあいまさあき
比例代表選出
公明党
当選回数3回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月07日 | 第166回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号 議事録を見る | ○谷合正明君 私は、外交ということで大使、特命全権大使の在り方について関心を持っております。 参考人、どの参考人の方でもよろしいんですが、お答えいただければと思うんですが。外交というよりも、システムとして外交を構築していくという話もありますが、要はやはり外交は人が左右するとい...全文を見る |
02月28日 | 第166回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合です。時間もございますので、手嶋参考人にお伺いをいたします。 私は、国連改革を勉強する議員連盟にも入っておりまして、その中でも安保理の改革、常任理事国の問題でございますけれども、そのPTに入っていた関係もありまして、その国連について質問をさせていただ...全文を見る |
03月15日 | 第166回国会 参議院 国土交通委員会 第2号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 大臣所信質疑をさせていただきたいと思いますが、まず初めに官製談合の問題についてお伺いしたいと思います。 このたびの官製談合の水門設備工事の件に関しての問題ですが、公正取引委員会から改善措置要求を受けたところでございます。今事実関係を調...全文を見る |
○谷合正明君 是非、再発防止を努めていただきたいと、根絶していただきたいと強く申し上げたいと思います。 その官製談合の構造も含めて、やはり国民の目というのは今非常に、昨年の三つの現職知事が官製談合で逮捕されるという事案もありますし、非常に厳しい目を持っておりますので、何とぞよ...全文を見る | ||
○谷合正明君 今、瀬戸大橋の料金は平成十五年度の本州四国連絡橋公団の有利子債務の切離しとともに、基本料金の二八%引きという新特別料金が設定されておるんですが、今回その切離し債務の処理完了したということで、この新特別料金が今後どうなるのかと。継続されると思っているわけでありますが、...全文を見る | ||
○谷合正明君 道路特定財源の見直しということなんですけれども、公明党としましても、一般財源化ということを前提としたときに使途拡大、特に高速道路料金の引下げということは主張しておりました。大臣の今年の念頭の会見におきましても、高速道路の料金引下げについてコメントされておりました。も...全文を見る | ||
○谷合正明君 今、普通車が瀬戸大橋通ると四千百円でございまして、先ほどの何かバスの話でもう東京と大阪に行ける値段でございまして、それを十分間足らずの距離をそのぐらい、四千百円払うというのはやはりしんどい話でございます。 道路特定財源の柱というのはあるんですけれども、もう一つ、...全文を見る | ||
○谷合正明君 やっぱり、本州四国は基本的にそもそもの移動需要を喚起しなければならないわけでございまして、パイが限られている中で新たな需要を喚起する、一つは例えば観光であるとか、そういう切り口があるんだろうと思います。 そもそも、海というものは隔てるものではなくて結び付けるもの...全文を見る | ||
○谷合正明君 今、水資源開発計画の見直しをされていると思うんですけれども、特に首都圏の水がめであります利根川・荒川水系に関する計画の見直しを予定しているということなんですが、今、その関係機関との調整あるいはその見直し時期について、見通しがあれば答えていただきたいんですが。 | ||
○谷合正明君 そろそろ時間がなくなってまいりましたので、大臣に水という資源そのものについて認識を伺いたいんですが、今、気候変動という、温暖化という話が出ております。 例えば、降水量も、局地的に降ったりとか集中豪雨が多くなったりとか、これまでの水資源開発施設が本来の機能を発揮で...全文を見る | ||
03月22日 | 第166回国会 参議院 国土交通委員会 第4号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 本日の質疑におきましては、私の方からはまず道路法等の改正から質問をさせていただきたいと思います。 地域のニーズに即した柔軟な道路管理制度を通じて安全な歩行空間を創出していくと、これが今回の法改正のねらいでございます。今、政府の目標とし...全文を見る |
○谷合正明君 警察庁の方にお伺いいたしますけれども、原則は自転車は車道を通るということなんですけれども、そうなってはいないのが現実ではないかなと思うんですが、自転車が通行可能な歩道の総延長距離というのは今どうなっていますでしょうか。 | ||
○谷合正明君 先に事実関係を確認させていただきましたが、今自転車の事故が増えているのではないかと指摘されておりまして、自転車が加害者となるケースもあれば被害者となるケースもございまして、自転車といいましても一口に、私がイメージするような自転車は、主婦の方が乗るような普通のタイプの...全文を見る | ||
○谷合正明君 これは本当に事故の約二割ということで、これは大きい数字だなと思うんですね。特に、交通事故全体が、自転車に関する事故が今十七万件台ということだったんですけれども、これはたしか調べたところ、平成七年、十年前のデータと比べるとこれは増えているということでございます。やはり...全文を見る | ||
○谷合正明君 私も議員になりまして、地元の町内の婦人会の方といろいろと話したときに、通学路の安心、安全ということで要望を受けまして、そのときにいろいろお答えしていたんですけれども、実際、自分自身が通学路を歩いたことがなかったと。実際に小学生が歩く通学路を歩いてみようというふうに思...全文を見る | ||
○谷合正明君 登下校中の事故というのは増えているんでしょうか、減っているんでしょうか、ここ数年。もし分かれば教えていただきたいんですが、分からなければ結構。済みません。 | ||
○谷合正明君 分かりました。 今回の道路法改正案におきまして歩行者の安全確保についてどういう措置がとられるのかということについて、国土交通省にお伺いしたいんですが、先ほど来のお話の中で、やはり子供が巻き込まれるケースでありますとか、自転車が巻き込まれ、巻き込んだりする事故のケ...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非そうした制度が実効を上げるように努めていただきたいと思います。 もう一つ、私が視覚障害者の方からいただいた声なんですが、その方はつえをついて歩くわけです。かつては、歩道を歩く上ではその方は優先的に周りの方も配慮しておったと。しかし、現在になってきますと、バリ...全文を見る | ||
○谷合正明君 特に高齢になりますとそういう教育を受ける機会もなかなかなかったりしますので、その辺りも知恵を是非、私も考えなきゃいけないんですけれども、出していただいて、頑張っていただきたいと思います。 それで、高齢者、障害者にとりまして安全な歩行空間の確保という点におきまして...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非その違法駐輪対策を迅速に、積極的に進めていただきたいと、そのように思います。 続いて、大臣にお伺いしたいんですけれども、歩道、自転車道の整備についての大臣の決意をお伺いしたいんですが。 私、スウェーデンに留学したことがありまして、初めてスウェーデンの地に...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 密集地法についても質問を用意させていただいてたんですが、時間の関係上また来週の方に回させていただきたいと思います。 以上で終わります。ありがとうございました。 | ||
03月27日 | 第166回国会 参議院 国土交通委員会 第5号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合正明です。私の方から都市再生法について、まず質問をさせていただきます。 午前中の参考人の質疑の中でも、参考人の川口市長の方から、大変まちづくり交付金につきましては使い勝手のいい制度であると、おおむねどの参考人の方もそういうような評価だったとは思います...全文を見る |
○谷合正明君 では、今の質問と関連します。 いかに地方の開発というか地方の再生を図っていくかということなんですけれども、今、国土交通大臣の認定を受けました民間都市再生事業計画の件数というのが全国で二十四件ということでありますけれども、半数以上が東京都で占められておりまして、そ...全文を見る | ||
○谷合正明君 そういうどんどんいい制度ができております。また、問い合わせも多くあるということで聞いて安心したわけでありますが、どんどん、地方によってはなかなか知られていなかったりしますので、そういう周知のほどをよろしくお願いしたいと思います。 次に、密集市街地に関して質問をさ...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非、早急な回復をしていただくように重ねて要望させていただきます。 次に、密集市街地の高齢者対策といいましょうか、いわゆる居住確保ということについて質問させていただきます。 今回の密集市街地整備法改正案の中で、いわゆる受皿住宅の整備に関する内容が大きく二点あ...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 もう一つの、いわゆる受皿住宅の整備に関する内容のもう一点目でございますが、都市再生機構の従前居住者用賃貸住宅に関する業務特例というものが今回盛り込まれているわけでございますが、実際に、具体的にどういう効果を見込んでいるのかということをよろしくお願...全文を見る | ||
○谷合正明君 今、都市再生機構の、これ従来は委託だったけれどもこれからは要請で従前居住者用賃貸住宅の整備を行うということができるとあったわけでありますが、実際にその整備を行います都市再生機構さん、今日お越しいただいておりますけれども、実際に地方公共団体から要請があった場合にどのよ...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非よろしくお願いいたします。 最後に、冬柴大臣にお伺いいたします。 重点密集市街地が全国で八千ヘクタールあると。しかしながら、これまでの最低限の安全性確保に向けた進捗状況というのは三割でしかないということで今回の法改正に至ったわけでございます。 図らず...全文を見る | ||
○谷合正明君 今日も明日もあさっても我が委員会あるわけでありますが、時間をこじ開けていただいて、是非現地で苦しむ方を激励していただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 質問を終わります。ありがとうございます。 | ||
03月28日 | 第166回国会 参議院 国土交通委員会 第6号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合です。 私の方からも続きまして質問をさせていただきます。 まず、全体的なお話でございますが、先ほど来話が出ております継続検査におけます指定整備工場、今、年間で一千六百万台、これが約七〇%がこれを経由しているということでございますが、今回の自動車検...全文を見る |
○谷合正明君 新規検査の重点化ということについてはまた後ほど質問させていただきますが、現在、車検において不当にいわゆる合格の要求をするというようなトラブルがあると。平成十七年度におきましては、この自動車検査独立行政法人、全国九十三か所の検査場での不当要求行為の総件数というのが六百...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 次に、手数料の値上げについて質問させていただきますが、先ほど大臣の方からは二百円から三百円の値上げということで言及ありましたけれども、その額でよろしいのかということをちょっと確認させていただきたいと思います。 | ||
○谷合正明君 つまり、いわゆる新規検査の中身の充実というところに充てるんでしょうけれども、ということはやはり独立行政法人の経営責任を高める観点から、現在国が、特別会計が徴収している検査手数料の在り方、積算方法の見直しを検討するというような昨年十二月の見直し案というのは、これとは全...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 それで、先ほども話として出ました不正車検、特にバスの問題でございますが、報道によりますと、どのようにして不正をしていたかということで、自動車メーカーが内装、音響等の室内装備により、そのままだと重量が規制値を上回ることを認識していたにもかかわらず、...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非、大臣に先頭に立っていただいて、再発防止対策よろしくお願いいたします。 続きまして、バスの火災事故について質問させていただきます。 国交省の調べによりますと、平成十五年から平成十八年の間、バスの火災事故の件数が八十六件ございました。原因が整備作業のミスで...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非よろしくお願いいたします。 それでは、車検の、先ほど末松委員の方からも質問があったんですが、やはり車検期間の有効期間の延長であるとか検査項目の削減、特にこの辺りはユーザーからどうなっているんだというような声が多いわけでございまして、私の方からも改めて質問させ...全文を見る | ||
○谷合正明君 そのような回答になるかと思いますけれども、私、実は車検制度そのものは全く否定するものではございませんが、ある意味で、車検とともにやっぱり自分自身、本人のやっぱり心掛けというか点検というのもこれから大事なのかなと。 先ほどのバスの火災事故等もございましたけど、やっ...全文を見る | ||
03月29日 | 第166回国会 参議院 国土交通委員会 第7号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合です。引き続きまして質問させていただきます。 まず初めに、このモーターボート競走法の目的、趣旨の中で公益事業というのはどのように位置付けられているのか、ちょっと確認させてください。 |
○谷合正明君 先ほどから出ていますけれども、その公益事業が結局できなくなってしまえばそもそもこのモーターボート競走自体の存続意義というのがなくなってくるわけでございますが。 今回改正がありますけれども、振興会いわゆる日本船舶振興会への交付金の見直しが三・三%から平均二・六%と...全文を見る | ||
○谷合正明君 それで、日本船舶振興会の助成金ですね、これは船舶関係事業の振興であるとか、あるいは社会福祉の公益事業の振興に使われているわけでありますけれども、この使途についてはどうなっているんでしょうか。 | ||
○谷合正明君 それで、今回交付金の見直しがございまして、実際交付金が減るわけでございまして、この公益事業ですね、この業務に支障が来すのではないかと。船舶関係がこの平成十七年度ベースで計算すると約三十五億円減る、また体育、社会福祉そのほかの公益事業の振興についても約二十八億円減ると...全文を見る | ||
○谷合正明君 かつて私もNPO団体に所属していましたけれども、そのときも、十年ぐらい前は、海外で緊急、まあ災害が起きたときはこの日本財団さんから一千万円ぐらいぽんと助成が出ていた時代もございましたけれども、言わば現場で、社会福祉だとかいろいろNPOありますけれども、かなり影響ある...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非よろしくお願いいたします。NPO団体が全国でもう三万団体を超えておりまして、小規模なところが圧倒的でございまして、今回もモーターボート法というところだけでございますけれども、ほかにもいろんな、縦割りでございまして、もう少しうまくコーディネートできないのかなという...全文を見る | ||
○谷合正明君 ほかの公営競技におきましてはこの猶予制度が既に導入されているわけでございますけれども、ほかの公営競技のその活用状況についてどうなっているのか。また、今回のモーターボート関係ですけれども、この交付金の猶予制度をたちまち導入するような施行者というのはあると考えていらっし...全文を見る | ||
○谷合正明君 これまで話ししました交付金の見直しであるとかあるいはその猶予制度、ございますけれども、やはり第一義的には施行者のその経営改善努力がなければこれはどうしようもないことでございまして、効率的な運営であるとか魅力あるサービスを提供していく、そういったところのそもそもの改革...全文を見る | ||
○谷合正明君 最後に、大臣にお伺いいたしますけれども、先ほどの平成十八年度のモーターボート競走事業活性化検討会の中でも、モーターボート競走事業を取り巻く環境は大きく変わっている、モーターボート競走事業の側においてもその仕組みや発想を大きく変えなければならないと指摘されておりまして...全文を見る | ||
○谷合正明君 終わります。 | ||
04月12日 | 第166回国会 参議院 国土交通委員会 第9号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合です。 先日書店に行きましたら、書店に行きまして地図が売られているコーナーへ行きまして、まあ観光ガイドだとか並べられているようなところですけれども、こういう声がありまして、その方は浜松の方だったんですけれども、四月一日から政令指定都市になって、そうい...全文を見る |
○谷合正明君 分かりました。数か月というところでございますので、できる限り、ネット社会でございますので、そういう時代に合わせた迅速な更新をしていただきたいと思います。 それで、私が住んでいる岡山県におきましては、避難場所などの防災情報ですとか子供たちの通学路の危険箇所の情報を...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非そういった取組が促進されることを期待いたします。 続きまして、国際協力の分野についての質問に移らせていただきます。 かつて、NHKの「プロジェクトX」の中にも、アフリカのギニアで、国土地理院というか測量士の方が地図のない国で一から地図を作ったというストー...全文を見る | ||
○谷合正明君 それ、どういった技術協力をしているのかという、幾つか例を挙げていただければと思うんですが、お願いします。 | ||
○谷合正明君 分かりました。 そのほかに、緊急援助的なものもあると思うんですね。例えば、海外で発生した災害、直近でもソロモン諸島で地震が起きました。また、記憶に新しいところで、先ほど大臣の方から話もありましたとおり、二〇〇四年の十二月に起きたスマトラ沖の大地震、あるいは二〇〇...全文を見る | ||
○谷合正明君 そういった技術協力というか、自然災害の直後の協力といったところが、実は回り回るってことはないですけれども、我が国の防災に対しても非常に有益ではないかと思います。例えば、ソロモンの地震のときも、結局同じ太平洋の地域として日本、我が国を含んだプレートの動きが分かってくる...全文を見る | ||
○谷合正明君 もう一つ、国土地理院さんが今リードして行っている国際協力事業の一つに地球地図プロジェクトというものがございます。これは一九九二年に当時の建設省が提唱したものであると聞いております。つまり、地球環境問題の解明のために地球全体の信頼できる地理情報が不可欠ということで、当...全文を見る | ||
○谷合正明君 それで、今百五十六か国が参加ということなんですけれども、この資料によると、昨年、二〇〇六年の七月時点では、その参加国は多いわけでありますけれども、データを実際公開しているというところまで行った国というのは二十二か国にとどまっているということで、最新の進捗状況とその完...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非それを楽しみに待っております。 最後に、大臣にお伺いいたします。 先ほどの北澤委員と同趣旨の質問になるわけでございますが、国際協力の分野で国土地理院の果たす役割というのは非常に大きいなと。 そこで、私もいろいろな国行って感じてきたことは、ODA一つ展...全文を見る | ||
○谷合正明君 終わります。 | ||
04月17日 | 第166回国会 参議院 国土交通委員会 第10号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 私の方からは、まずJALと全日空さんがそれぞれ過去の事故からいろいろなことを学ぶべき施設を、例えば昨年四月に安全啓発センターをJALの方がつくり、また全日空さんの方が今年の一月に安全教育センターをつくられたと。私も昨日、全日空さんの方の安...全文を見る |
○谷合正明君 今なるべく短い期間のうちに研修させたいというお言葉がございましたが、確認させていただきますが、JALの系列社員は約五万人と、全日空さんの方におきましては約三万人でございますけれども、ただいまのところ、それぞれ両社の目的等経緯は違うかもしれませんが、研修の系列社員、ど...全文を見る | ||
○谷合正明君 それで、先ほどからグループ内あるいはグループ外という言葉出ているわけでありますけれども、私も実際見てみて、本当に重要な施設だなと。聞いてみましたら、国土交通省の航空局の方も研修に行かれているようなことも聞いたわけでございますけれども、例えば整備に携わる人間でも、その...全文を見る | ||
○谷合正明君 それでは、次の質問に移らせていただきますが、定期航空協会の役割なんですが、今のところ十七の事業団体が所属をしております。安全、安心のその情報や技術のシェアという面においてどんな役割を持っているのだろうかと。 今回の高知空港でのボンバルディア機の事故についてはどの...全文を見る | ||
○谷合正明君 先日、十三日に、スカイマークエアラインについて、国交省の方から、整備ミスを認識しながら運航を続けていたということで、安全運航確保についての基本認識が不十分との厳重注意が出されたわけでございます。 同社におきましては、定期航空協会を脱退しております。脱退したそのス...全文を見る | ||
○谷合正明君 ちょっと時間がないので更に突っ込んで質問できないんですけれども、いずれにしましても、乗る方としては、航空会社によって安全の対策というかレベルが違うというのであれば、それは私は本当に不安になることでありますし、もう少し業界全体として取組を図っていただきたいなと思ってお...全文を見る | ||
○谷合正明君 終わります。 | ||
04月19日 | 第166回国会 参議院 国土交通委員会 第11号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 本日は海洋基本法を中心に質問をさせていただきます。 改めて申し上げるまでもないわけでありますが、我が国は四方を海に囲まれておりまして、大小合わせて六千八百もの島々から成っておる国でございます。海岸線の長さにおきましても世界で六番目の長...全文を見る |
○谷合正明君 その総合的に推進する、調整する役割として、このたび総合海洋政策本部が内閣官房の方につくられるわけでございます。 先ほど、縦割りの弊害という話もございましたが、ますますこれから海洋政策が増えてまいると、そういった中であくまでもこの政策本部というのはスタートであって...全文を見る | ||
○谷合正明君 よく分かりました。 それはやはり総理の強いリーダーシップが必要であろうと。また、この質問の後ほどで政策担当大臣の在り方に、在り方というか、だれがふさわしいのかについても伺いたいと思うんですけれども。 まずその前に、我が国の海洋政策が遅れてきたもう一つの理由と...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 具体的な法案の中身に質問をさせていただきますけれども、この海洋基本法を受けて期待されるものの一つとしては、鉱物資源の開発利用について書かれた第十七条の部分があると思います。 この第十七条におきましては、石油、可燃性天然ガス、あるいはマンガン鉱...全文を見る | ||
○谷合正明君 正に今おっしゃられた国、政府が積極的に関与していくという部分であると思いますが、もう一つ可能性のあるものとしては海洋の自然エネルギーというものが私はあると思っております。海洋の自然エネルギーを合算すると、現在の人類が使用している全エネルギーを上回るという試算もあるそ...全文を見る | ||
○谷合正明君 ありがとうございました。 続きまして、第二十五条の二項に掲げております海岸管理の取組について質問いたします。 第二十五条の二項に、沿岸の海域及び陸域のうち特に海岸に着目しておるわけでございますが、なぜ海岸に着目したのかと。また、その海洋と沿岸域の一体的管理を...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 特に、海岸については我が国が、先ほど申し上げましたとおり、三万四千キロメートルの海岸線を有する国でもございますし、しっかりとした管理、これは地方自治体との共同もあろうと思いますけれども、私も期待をしているところでございます。 またちょっと脱線...全文を見る | ||
○谷合正明君 では最後に、今の答弁を踏まえて、やはり多くの分野をカバーしている国土交通大臣、担当大臣はそれは総理が任命するわけでございますが、最後に冬柴国土交通大臣に、この法律を受けて日本の本格的な海洋新時代を開くためにどのように海洋政策に取り組んでいくのか、最後に決意を聞かせて...全文を見る | ||
○谷合正明君 我が国は、森とか水とか海とか当たり前、あるのが当たり前と思っているところがありまして、それがいつの間にか森林も資源も、あるいは私は水資源もこれからそうであると思っているんですけれども、本当に手遅れにならないうちに手を打たないと駄目になると思っております。その意味で、...全文を見る | ||
04月24日 | 第166回国会 参議院 国土交通委員会 第12号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合です。 本日は三人の参考人の先生方、本当にありがとうございます。 まず、私の方から青木参考人にお伺いをいたします。 先ほどと同趣旨の質問になろうかと思いますが、保険制度あるいは供託制度の加入の義務化、この影響についてお伺いしたいんですが、住宅...全文を見る |
○谷合正明君 それで、確認させていただきたいんですけども、引き続いて青木参考人、伺いますが、供託と保険で、大手のメーカーさんが供託にいくと言われているわけでありますが、逆にお伺いしますが、青木参考人の知る範囲で結構ですけれども、実際に中小の方で、保険ではなくて、じゃ供託ということ...全文を見る | ||
○谷合正明君 それでは、犬塚参考人と松本参考人にお伺いいたしますが、まず総括的な、これまでの耐震偽装問題を受けての国交省が出した第一弾、第二弾、今回の法案は第三弾と言われておりますけれども、総括的な評価をいただきたいんですが、まず公明党としましても、耐震強度偽装事件が発覚した当初...全文を見る | ||
○谷合正明君 それでは、犬塚参考人にお伺いいたします。 この法案では、政省令に委任している事項というものが結構多くあるわけでありますが、保険金額でありますとか被害者からの直接請求の場合の相当期間でございますとか供託金額、先ほど説明の中にも触れられていらっしゃる部分もございます...全文を見る | ||
○谷合正明君 終わります。 | ||
04月25日 | 第166回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合です。 寺島、高橋両参考人に同じ質問をさせていただきます。それは、中東のイランの情勢についてでございます。 言うまでもなく、我が国の原油の九〇%以上が中東から来ているというわけでございまして、特に経済的にもあるいは外交史的にも、このイラン情勢につ...全文を見る |
○谷合正明君 公明党の谷合です。 まず、外務省さんの方にお伺いいたします。 まず、在外公館の拡充についてということで先ほど来お話がございましたが、私も、その自由と繁栄の弧、新機軸出されましたけれども、特に旧ソ連圏であるとか、あるいはアフリカ、まあアフリカも来年、TICAD...全文を見る | ||
○谷合正明君 公明党の谷合正明でございます。 私の意見及び提言の骨子を述べさせていただきます。 我が会派からは本日までに加藤委員及び私、谷合の二名から、それぞれ文書で国際問題に関する意見及び提言が提出されております。 まず、私の意見は大きく二点あります。 一点目は...全文を見る | ||
05月10日 | 第166回国会 参議院 国土交通委員会 第15号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合です。 広域地域活性化法案について質問をさせていただきます。 まず初めに、この法案を提出した趣旨、背景等について大臣にお伺いしたいわけでありますが、大臣も衆議院の質疑あるいは本日の質疑の中でも、我が国の明治以来の国の形成されてきた過程の中で、極端...全文を見る |
○谷合正明君 大臣の方からお答えいただきまして、この法案の目的、趣旨に沿った形で国土形成がされていくことを私も望んでいるわけでありますが、一つ、この広域の概念について先ほど来お話があるわけであります。 例えば、これは少なくとも都道府県を越える空間という範囲を想定ということで答...全文を見る | ||
○谷合正明君 広域地方計画協議会が有効に機能するように、この法案の第六条にも書かれているわけでありますが、しっかりそこを見ていきたいと思っております。 そこで、各都道府県から本制度に対してどういう今のところ反応があるのか、衆議院の質疑の中では、その当時は二十程度案が出ていると...全文を見る | ||
○谷合正明君 先ほど来、私は岡山の話出していますけれども、まだ中国地方では出てないようなので、しっかりと国交省の方からも、まあ私の方からも県の方にも言っていきたいと思っておりますけれども。 ところで、まちづくり交付金とこの本制度がよく比較されるわけでありますが、簡単に言うとま...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 次に、今回は地域の発意、これを大切にしているわけでありますが、地域の発意による計画作りということなんですが、その結果として採択される地域が偏る懸念はないのかと。これ、この国土交通委員会、さきの委員会でも都市再生特別措置法でも同じような質問が出てい...全文を見る | ||
○谷合正明君 今後、この制度の良さを、メリットを周知されていくということでありますが、まず、その十九年度の予算額は、交付金が年間二百億円で事業推進費の方が百五十億円ということで、約三百五十億円でございますが、これは地域の要望に十分にこたえられる規模であると考えていらっしゃるのか、...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 最後にお伺いしますけれども、評価制度についてお伺いいたしたいと思います。 さきの統一地方選挙の結果を受けて、有権者の方は新たに当選した首長に何を期待するかといったら、やはり経営者の感覚というふうに答える割合が高うございました。やはりこの政策、...全文を見る | ||
○谷合正明君 終わります。 | ||
05月17日 | 第166回国会 参議院 国土交通委員会 第16号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合です。 午前中から質疑を聞かせていただきまして、いかに地域公共交通の置かれている状況というものが厳しいかということが分かってまいりました。 特に、三大都市圏以外、ここ三十年間でマイカーと公共交通機関の利用割合が著しく変化して、マイカーは八四%でし...全文を見る |
○谷合正明君 待ったなしの喫緊の課題ということで、この時点での法案提出だということで理解をいたしました。 先ほど申し上げたように、地域公共交通というのは近代的な交通機関だけで構成されているものではなくて、既存の伝統的な地域公共交通が各地域において今なお圧倒的な存在であるわけで...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 それで、その地域公共交通総合連携計画、ちょっと長いんであれですけれども、その作成主体につきまして、今回市町村が主体となるわけでありまして、私も地域の住民の公共交通の事情をよく知る市町村が主体となるべきであると考えます。 しかしながら、一方で、...全文を見る | ||
○谷合正明君 複数の市町村が主体となることもできるということですが、例えば鉄道再生事業についてそういったケースになるわけでしょうか。都道府県を作成主体とした方が、特に鉄道の場合は地域性から考えると妥当なのではないかなと思うわけでありますが、その辺はどうなんでしょうか。 | ||
○谷合正明君 都道府県のそういう意味では役割というものを改めてしっかりと私も分かりましたけれども、この鉄道事業については連携計画がまとまるような措置を国としても都道府県を通じてやっていただきたいと思っております 次に、財政措置でございます。 いろいろ受皿等を今回決めたわけ...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非よろしくお願いいたします。 それで、午前中にも出た話ですけれども、道路特定財源をこの地域公共交通の財源として使えないかと。実際今でも使われておるわけであります。その対象も徐々に広がってきて、例えば、ゆりかもめの下の部分であるとか、東京の地下鉄十三号線ですかね...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非よろしくお願いいたします。 それでは、協議会の中の話、法案の中の協議会の中の話に移らせていただきます。 この協議会につきましては、協議会参加者の協議結果の尊重義務というものが付けられておりますけれども、実際に協議結果に従わなかった場合というのはどうなるん...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 協議会の役割というのは非常に重要なわけでございます。協議会におきましては、地域総合的にこの公共交通をとらえていくんだということであります。この地域総合的にとらえていくということがこれまで欠けていた視点であるというように私も国土交通省の方から説明を...全文を見る | ||
○谷合正明君 よく分かりました。 次に、協議会の構成員につきまして、地域住民が入っているわけであります。この地域住民の中にできるだけ利用者、例えば商店街であるとか高齢者であるとかを構成員に入れることが望ましいわけでありますけれども、先ほど私、冒頭に言いましたけれども、特定の人...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 それでは、時間も余りありませんので、次の質問に移らせていただきます。それは、乗り継ぎ円滑化につきましてであります。 本法案では、乗継円滑化事業が一つ大きく打ち出されております。やはり特に都市部におきましては、駅の乗り継ぎラインの円滑化であると...全文を見る | ||
○谷合正明君 続いて、公共交通機関の障害者に対する割引制度についてでございます。 特に精神障害者の割引について私、調べてみましたら、やはりほとんどの公共交通機関で進んでいない状況でございます。精神障害者につきましては、先般、障害者自立支援法が成立いたしまして、この精神障害につ...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非、その取組を一段と強化していただきたいと思っております。特に事業者に聞いても、その知的、身体と精神を分ける明確な理由がもうないわけでありまして、全国には精神障害者の方で手帳を持っていらっしゃるのが三十八万人、約いるというふうに私理解しておりますけれども、そういっ...全文を見る | ||
05月24日 | 第166回国会 参議院 国土交通委員会 第17号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合です。 今回の法案につきまして、特に補助率のかさ上げ等については触れずに、その周辺の例えば海岸の環境整備でありますとか、あるいは環境整備というか、ごみ問題でありますとか、港湾の競争力強化、そういったところに着目して質問をさせていただきたいと思います。...全文を見る |
○谷合正明君 そこで、海岸の漂着ごみの処理対策の制度についてでございます。処理はどこがするのかという大きな問題はあるわけでありますが、国土交通省の中には災害関連の緊急大規模漂着流木等処理対策事業というものがございまして、ただ、これは従来は流木のみを対象にしておりました。 そこ...全文を見る | ||
○谷合正明君 今年の実績を把握した上で、この対象を是非柔軟な対応をしていただきたいと。一千立米以下の数字を規定するのは難しいかもしれないけれども、一千立米という、どの範囲をもって一千立米にするかというとこれはまた検討のしがいがあると思いますので、是非よろしくお願いいたします。 ...全文を見る | ||
○谷合正明君 そこで、スーパー中枢港湾でございます。国家レベルでの新しい港湾政策が打ち出されまして、平成十六年度にスーパー中枢港湾が指定されまして、京浜、伊勢湾、阪神と指定されました。このスーパー中枢港湾施策というのは何を目指しているのかという質問と、これは私の前の委員の質問の中...全文を見る | ||
○谷合正明君 最後に出ました手続の統一化、簡素化に関連する質問でございます。 次は、シングルウインドーの話でございまして、これも片仮名で、私が言っているわけじゃなくて、そう書いてありまして、いわゆる港の手続は煩雑であるという問題意識があり、平成十五年七月にシングルウインドー化...全文を見る | ||
○谷合正明君 できる限り早くという御答弁でありましたけれども、平成二十一年の十月を目途にしっかり早期にやっていただきたいと思っております。 最後に、大臣に、スーパー中枢港湾を始めまして、我が国の港湾の国際競争力の強化のために今後進めるべき政策、これについて大臣の最後に決意、御...全文を見る | ||
○谷合正明君 終わります。 | ||
05月31日 | 第166回国会 参議院 国土交通委員会 第18号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合です。 本日は、都市空間におきます諸課題のうち、都市農地の在り方の問題と、また踏切対策について質問をさせていただきたいと思います。 まず、都市農地の問題であります。特に、都市計画法上の市街化区域内に存在します農地についてでございます。 この市...全文を見る |
○谷合正明君 ありがとうございます。 そもそも論として、線引きの問題が市街化区域と調整区域、なかなか実態に合っていないのではないかという声が現場からあるわけでありますが、その議論をするとちょっと大きくなって、今日、私は都市農地に絞って議論させていただきたいわけでありますが。 ...全文を見る | ||
○谷合正明君 生産緑地制度を活用していくということなんですけれども、現在三大都市圏におけます生産緑地、この生産緑地に指定された緑地はほぼ横ばいで推移しております。一方で、宅地化農地はほぼ半減しております。ただ、このままいくと、生産緑地に指定された農地さえも相続を契機に切り売りが進...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 生産緑地制度、面積を変えたとしても租税特別措置法の方が付いてこなければしようがないよという、これが本当に大きな悩みであるわけであります。 先ほど、買取り制度についてお話しいただきましたけれども、受皿としては公園があるのではないかと。そこで、五...全文を見る | ||
○谷合正明君 本来の法律の目的にかなった適切な管理が実際のところされていないということなんですね。これは、農家サイドにとってみればどう使われようが、売れればいいというか、買い取られればいいんですけれども、ただ、実際、農地、緑地が消えていくという現実があるんではないかなと。 先...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非、鋭意検討していただきたいと思うわけでありますが、本当に国土交通省だけでできる話じゃない、農林水産省であるとか、財務省も絡んでくるでしょうし、税の話になってきますと。その辺がこの都市農地の問題のネックになってきているということはさんざん指摘されているわけでござい...全文を見る | ||
○谷合正明君 大臣の前向きな答弁と、また問題の本質をついた御指摘もいただきまして本当に有り難いなと思っております。税の話については、ほかの公平性の観点もありますので、この都市農地だけの問題じゃなくて、中小企業の事業承継の話であるとか、一体的に考えなきゃいけない課題であると思ってお...全文を見る | ||
○谷合正明君 終わります。 | ||
06月07日 | 第166回国会 参議院 国土交通委員会 第19号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合です。 タクシー業務適正化特別措置法の改正する法律案について質問をさせていただきますが、質問の順番をちょっと若干変更いたしまして、初めに東京地区におきます運賃改定の状況について確認をさせていただきますが、午前中の質疑より今の検討状況というのが分かった...全文を見る |
○谷合正明君 原則申請順ということでありますが、その東京地区の運賃改定がまだこれいろいろプロセスがおありでしょうから、この影響もあるのではないかと思いますので、しっかりとした対応をしていただきたいと思っております。 次に、タクシーの規制緩和によるプラスとマイナス面、これについ...全文を見る | ||
○谷合正明君 それで、次にタクシー運転者の登録制度を導入する指定地域でございますが、先ほど来政令指定都市の話題になりまして、新潟、静岡、浜松は対象と現時点のところでは考えてはいないというような話でございますが、これ政令指定都市の中だけで決める話なのか。流しの営業の割合が高い地域、...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 続きまして、登録要件となります最初の講習ですね、この講習の対象者というのは、新規のこれから参入してくる運転者を対象と聞いているわけでありますが、現在実際に運転しているドライバー、こうした方々が、すべてのドライバー、全国で四十万人近くいらっしゃるん...全文を見る | ||
○谷合正明君 そうしますと、その運転歴の浅い、これがどのぐらいの期間なのかというのもまたあれでしょうけれども、事故の多いドライバーについては別途今後対応していくということですね。それはつまり講習命令だとかの措置とはまた別に新たな仕組みを考えていくということでよろしいでしょうか。 | ||
○谷合正明君 それで、いったん登録された後、登録の取消し要件の見直しが今回の法改正であります。また、登録運転者の講習受講命令制度の創設もあるということでございまして、この登録の取消しであるとか、講習受講命令の対象となる運転手というのはどういうケースを想定されていらっしゃるんでしょ...全文を見る | ||
○谷合正明君 登録の取消しに至らないような事故の場合は講習受講命令に行くわけでありますが、私は個人的に先日タクシーとぶつかる事故がありまして、交差点での追突というか、当てられた事故だったんですけれども、結局被害側の乗っている本人がけがをしなかったものですから、その扱いは物損事故に...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 もう一つ、タコグラフのほかに、今ドライブレコーダーというのがございまして、これは飛行機にあるフライトレコーダーの自動車版でございまして、実際に衝突事故を起こした場合なんかは、その前後の十八秒を映像で残すことができるようなものでございます。 私...全文を見る | ||
○谷合正明君 いずれにしましても、しっかりとした性能のあるドライブレコーダーの普及を望みたいと思います。 次に、乗合タクシーの質問をさせていただきたいと思います。 地方、特に地方へ行きますと、バス路線が廃止ということが実際に起きております。岡山県の県北のある地域の方が先日...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非前向きに取り組んでいただきたいと思っております。 さらに、福祉タクシーの普及促進について質問をさせていただきます。 福祉タクシーの導入や運転手のいわゆる乗降する介助の知識ですね、この習得について支援措置を講じていくことというのがまた重要だと考えるんですけ...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 では、最後に大臣にお伺いいたします。 タクシー業界の構造的問題について、これも物価安定政策会議の中でも度々指摘されているところでございます。いろいろ議論のある中で、結果、運転手の賃金に跳ね返るだけであるとか、そういう指摘もあって、タクシー業界...全文を見る | ||
06月12日 | 第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 引き続きまして、私もこの年金の記録問題、あるいは新しくできます新法人につきまして質問をさせていただきたいと思っております。 まず、この一週間で特にこの記録問題というものが大変に国民の中で関心というよりは、不安を感じたり、本当にどうした...全文を見る |
○谷合正明君 窓口での相談体制の充実でございますが、例えばフリーダイヤルがなかなか掛かりづらいであるとか、あるいは相談員の体制も、初めて土、日にやりましたから、今後どういうスタッフの配置をするかということも検討しなければならないと思いますが、いろいろ見えてきたものもあると思います...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非、本当に、皆様、先ほど真剣という言葉が出ましたけれども、それに対する対応ということでございますので、万全な体制をしいていただきたいと重ね重ね申し上げます。 また次に、五千万件の問題が起きて以降、次々といろいろな事案が出されております。例えば、一千四百三十万件...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。ただ、実際にその事業主が届出を適切に行わなかったケースとかどのくらいあるのかといったところが、数の把握がまだ分かってないところが、ここがちょっと一つ不安に陥らせる要因だと思いますので、早急にこの問題も対処していただきたいと思っております。 次に、時...全文を見る | ||
○谷合正明君 いずれにしても、その一億件というのはちょっと数字が誤っているということだと思います。 次に、特例納付制度でございますが、これも最近、報道によりますと、本来、社会保険事務所がやらなきゃいけない業務なのに市町村が違法に代行していたという指摘がございますが、そのような...全文を見る | ||
○谷合正明君 これから実態に迫るということでございますが、市町村と社会保険事務所の間の保険料がどういう行き来をしたのかといったところがあやふやになっているということでございます。 先ほど中島議員の方からも、覚書の分厚い資料を提出しての御説明がございましたが、やはりその中にも、...全文を見る | ||
○谷合正明君 個々のケースを判断していくということでございますが、例えば厚生年金で今加入している事業者は、百六十万ございますが、そのうち六万三千の事業者が実は厚生年金に未加入であるということでございます。 問題なのは、六万三千のうち、事業者が従業員から保険料を徴収しておきなが...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非、申立て側の立場に立った対応をお願いしたいと思います。 この一連の年金記録問題の解決に向けての大臣の決意をお伺いしたいわけでありますが、国民の皆様の感情は、やはり年金制度の仕組みというよりは、社会保険庁の体質を変えるべきだという声が昨日のNHKの世論調査でも...全文を見る | ||
○谷合正明君 私も、平成二十二年一月にスタートする予定のこの新法人につきましては、しっかり、当たり前の仕事を当たり前にできる組織をしっかりつくっていただきたいと思っているわけであります。 今回、新法人と国の役割、責任、これについて、例えば新法人設立後も公的年金に係る財政責任、...全文を見る | ||
○谷合正明君 年金については、年金制度の仕組みと、もう一つは年金の制度を運営していく問題、体制の問題、二つあるかと思います。今、昨今問題になっているのは、年金の運営の体制であるとかあるいは社会保険庁の体質の問題であると認識しておりますが、こういったものがこの仕組みそのものに不安を...全文を見る | ||
○谷合正明君 もう時間がございませんので、最後に、私の方から申し上げたいのは、そうであるならば、制度が持続可能であるならば、特に私に近い世代、若い世代、学生世代、今本当にいろいろ話聞いていると、まあ年金に対しては信用していないんですね。私は、そういう会合で学生さんたち、若い人たち...全文を見る | ||
06月19日 | 第166回国会 参議院 文教科学委員会 第20号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 本日は、総理入りの教育関連三法の質疑に質問させていただく機会をいただきまして、大変に感謝を申し上げます。 私の方から、まずこの法案について、この法案がまず大きく二つの流れを受けての改正であると。それは、まず一つ、昨年の教育基本法の改正...全文を見る |
○谷合正明君 今総理からお答えいただきましたけれども、同じ点について伊吹文部科学大臣、お答えいただければと思います。 | ||
○谷合正明君 そこで、私、次に質問させていただきたいのは、教員、教職員の皆様へのサポート体制ということでございます。 教育は教師で決まると。特に子供たちというのは、教師から触発を受け、学ぶ喜びを知るものでございます。しかし、言われているとおり、現在の学校の現場での学校の先生の...全文を見る | ||
○谷合正明君 大変にありがとうございます。 今の答弁の中にも、既に学校内だけでなくて、いろいろな外部の方の取組も言及していただきました。私も、その点が大事なのかなと。学校内だけでなくて、地域で全体で教師を助けていくというか、サポートしていくということが大事であろうと。 私...全文を見る | ||
○谷合正明君 どうもありがとうございます。 次いで、教育委員会の独自性について、その点についてお伺いしたいと思います。 午前中の質疑の中にも同じ趣旨の質問が出ました。教育委員会制度については、例えばいじめ問題についてうまく対処できていなかったとか、あるいは形骸化しているだ...全文を見る | ||
○谷合正明君 教育の質の向上とともに、例えばいじめ問題の克服についてもこの教育委員会制度の役割というのもあると思います。そのいじめ問題について質問させていただきます。 先日、統計が出ました。自殺者が九年連続で日本全国三万人を超える中で、とりわけ学生生徒の自殺が八百八十六人と過...全文を見る | ||
○谷合正明君 大変にありがとうございます。 国民総掛かり、社会総掛かりの教育というお言葉が出ました。言うまでもなく、教育というのは、学校教育だけでなくて、地域、家庭、社会、全体がかかわっていかなければならない、これが教育基本法の改正のときにもしっかりとうたわれたわけでございま...全文を見る | ||
○谷合正明君 同じ点につきまして、この総掛かりの教育について、伊吹文部科学大臣の御決意、御所見を賜りたいと思います。 | ||
○谷合正明君 ありがとうございます。 いずれにしましても、この本法案が、現場の皆様から本当に少しでも生徒と接する時間が増えた、距離を縮めることができた、本当に現場でぎりぎりで踏ん張っていらっしゃって頑張っていらっしゃる方について、本当に助かったと言っていただけるように、この中...全文を見る | ||
10月25日 | 第168回国会 参議院 農林水産委員会 第2号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合正明です。大臣、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、あらゆる技術の中で、第一の、そして最も尊敬に値するものは農業であると、これはルソーの言った言葉でございます。また、農村を大事にしない社会は、人間や生命を粗末にする野蛮な社会となり、すべての面で行...全文を見る |
○谷合正明君 畑作については面積にしても農家戸数にしても大丈夫、クリアしたと、米作については一歩前進したと。そう伺いますと、じゃ、なぜ一体地方キャラバンを今回農水省全省挙げてやってこられたのかと。やっぱり実態としては本当に厳しい声が寄せられていると思うわけであります。 私ども...全文を見る | ||
○谷合正明君 必ず実のある改善策をという声がありまして、聞いたけれども結局集約して答えが何か不十分だというと、よっぽど、期待値を高めておきながら何かはしごを外されるみたいな思いをさせてはいけないと思っておりますので、しっかりと実のある改善策というものを実行していただきたいと思って...全文を見る | ||
○谷合正明君 重々理解した上で質問させていただいているわけですが、実際、その過剰米吸収がどの程度米価下落防止効果を持つのだろうかと、これ普通に素朴な疑問として持つわけでございます。 この辺り、今答えられる範囲でどうでしょうか、政府の方で、答えていただけると思いますが。 | ||
○谷合正明君 分かりました。 それで、生産調整の方なんですけれども、結局のところ、一つ反省しなければならない点というのはこの生産調整の話だと思っておるんですね。皆さんそう考えていらっしゃると思いますけれども。ただ、強制的な生産調整が今できない中で、それは、もうあとは生産調整に...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非、この点は今年だけじゃなくて来年以降も続く深刻な問題だと思っておりますので、是非適切な措置を講じていただきますようお願い申し上げます。 時間が余りないので、はしょりますが、米ですね。品目横断的経営安定対策では、米についてはゲタの対象作物とはなっておりません。...全文を見る | ||
○谷合正明君 今日は、米価下落対策に関連して、ほかにも集荷円滑化対策の見直し等用意してきたんですけれども、時間が迫っておりますので食品の安全の方について移らせてもらいます。 昨日、ミートホープの元社長が逮捕されました。御承知のとおり、これJAS法が適用されなかったと。虚偽表示...全文を見る | ||
○谷合正明君 もちろんまじめにやっている業者もたくさんございまして、業者の中での自発的な取組というのは第一義的には大事だと思っておりますし、また行政側の体制強化ということも併せて必要であろうというふうに思っております。 最後に、都市農業について大臣の御所見を伺いたいと思うんで...全文を見る | ||
○谷合正明君 終わります。 | ||
11月01日 | 第168回国会 参議院 農林水産委員会 第4号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 午前中から大変にお疲れさまでございます。 私も、今の農政の議論は、本当に国民的な議論が巻き起こっていて、特に農業に携わっていない若い世代も含めて議論がなされているというふうに私は認識をしております。これはかつてないことだと思っておりま...全文を見る |
○谷合正明君 そうしますと、やはりこの法案というのは、まずもって今そこにある危機を救っていくんだというところに主眼があるということだというふうに認識しましたけれども、そういう意味ではこれは歯止めであり緊急措置的な政策ということになるんでしょうか。 | ||
○谷合正明君 農業を続けていただくということなんですが、午前中来の答弁の中で、今はまだ農業の受け手が十分にいないというお話もございました。正に農業の受け手ができるようにしていくために、具体的にどういう手段と、またその道筋というんでしょうか、実現していくのだろうかと、そういう素朴な...全文を見る | ||
○谷合正明君 それは、所得補償で、いわゆる水田農業の後継者が生まれるというふうに考えていらっしゃるわけですか。 | ||
○谷合正明君 例えば高齢農家、今は平均年齢も大分高いわけでございますけれども、そして小規模農地でやっているという農家がいると。そういった方の離脱を防ぎたいんだという、所得補償によってですね、ことだとは思うんですが、一方でそれが逆にかえって、十アール以上という対象面積を言われました...全文を見る | ||
○谷合正明君 こういう、先ほど来という、一時的な、あるいは歯止め策であるとか緊急措置的であるとか、そういった政策なわけでございます。 そういった中で、将来展望の中で受け手を今後それによって出てくるだろうと言われるんですけれども、かえって、逆に聞きますと、こういった法案、この法...全文を見る | ||
○谷合正明君 次に、食料自給率との関係について質問をいたしたいと思います。これも目的の中にも食料自給率が向上ということで明記されております。 まず、この戸別所得補償によって食料自給率が必ず上がるという、その根拠というのはどういったものなんでしょうか。 | ||
○谷合正明君 先ほどガイドラインというような話も出ましたけれども、自給率目標から逆算して、それぞれの品目ごとに、まず確認ですけれども、自給率目標を設定して、そして生産量も決めていくということになるんでしょうか。 | ||
○谷合正明君 今のところ、品目ごとに自給率、全体の自給率についてはたしか十年後に五〇%ということですね、将来六〇%という数字が出ているんですけれども、今、対象品目というのは米と麦と大豆出ていますけれども、それぞれについて自給率の目標というのはあるんでしょうか。 | ||
○谷合正明君 これまでの例えば新聞報道等、インタビュー記事なんかを見てみますと、例えばの形で、麦は八十六万トンから五百二十九万トンに増産すれば一〇%は自給率上がるだとか、大豆も例えば十六万トンから八十八万トンで二%上がるんだとか、菜種も百七十万トンぐらい生産すればプラス五%上がる...全文を見る | ||
○谷合正明君 これ、昨年ですかね、二年前ですかね、基本法骨子出された食料の国内生産及び安全性の確保等のための農政等の改革に関する基本法骨子、この中には食料自給率の目標として明確に十年後に五〇%、将来においては六〇%というふうに明記されておったと思うんですけれども、今回の法案につい...全文を見る | ||
○谷合正明君 民主党の。 | ||
○谷合正明君 それで、麦、大豆について、ここは自給率が低いので生産振興して生産量を拡大しようという話だったと思うんですけれども、その生産費との差額の話についてはプラス、加算をしていくんだという話でした。 まず確認したいのは、麦、大豆については、いわゆる標準的な生産費と標準的な...全文を見る | ||
○谷合正明君 そう考えても、転作率が四割になっている中で、よっぽど麦、大豆より米の収益差が、もし米に対して補てんしていくとすれば有利になるではないかと。だから、麦、大豆の生産拡大に結び付くためには、先ほど加算措置があり得るというふうに言われましたけれども、ここがはっきり分からない...全文を見る | ||
○谷合正明君 それは、この法律が成立して、いろんな積算をしたり財源を見たりとか、そういった後で単価というのが表示されているという理解でよろしいですか。 | ||
○谷合正明君 もう一つは自給率向上のための話で、基本的にこの法案は、供給面の立場に立って作ったものであるという説明だったんですけれども、かといって、供給だけで決まる話じゃないので、需要の側面も両面を加味しながら政策を踏まえていかないと到底達成できない話でございます。 また、特...全文を見る | ||
○谷合正明君 後段の方ですね、いわゆる食生活のスタイルや国民の食料消費の変化について、それは米を食えとか、それは義務化できる話じゃないんですけれども、ただ、その点については、米の消費拡大というのは非常に大事な話であると思っておるんですが、この辺どのようにされていこうとしているのか...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 これはこの法案についての話じゃないんですけれども、民主党さんが食育基本法について当時反対されたのというのが私はちょっと残念だったんですけれども、食育基本法について反対されたと思うんですよ。そうすると、この今の日本型食生活の見直しという点と、何か、...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。結構でございます。 次に、財源について質問を移らせていただきます。 これも先ほど自民党さんの質疑の中で分かった話で、私は最初、一兆円の積算根拠というのはどういうものでしょうかという質問通告をしていたわけでありますが、まあ積算というものじゃなくて...全文を見る | ||
○谷合正明君 試算。試算ですけれども、ただ、ちょっと、やはりその一兆円の積算根拠というのは試算であるとは思うんです。その辺についてもう少し具体的におっしゃっていただければと思います。 | ||
○谷合正明君 一兆円という数字が、今その数字であれば必要最低限のものは十分賄えるという判断の数字なのか。あるいは、一兆円というのは場合によってはこれはもう上回ることもあり得ると。どちらの数字なんですか、これは。 | ||
○谷合正明君 今は積算はきっちりとはしていないということなんですが、ただ試算としてはあるんだと。その試算で結構なんですけれども、その財源をどこから持ってくるのかという、まあそれも試算があるとは思うんです。 これもまたいろいろな報道でいろんな数字が出てきています。例えば、米の転...全文を見る | ||
○谷合正明君 じゃ、私が先ほど申し上げた数字というのは、確たるこれと決まった話ではないと、そこからひねり出すと決めた話、数字ではないということですね。 それで、この法案審議に入る前に一回説明を受けたときに、例えば四千五百億円の農林水産省の予算上の、決算上繰越金があるんじゃない...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非、この国会の質疑の中で正確なやっぱり議論が必要だと思うんですね、国民の理解という意味では。だから、そういう意味では、なかなかその積算根拠であるとか単価であるとか明示できないという御答弁ですけれども、それも含めて、例えば、今の一体どういったお金、本当に無駄なお金な...全文を見る | ||
○谷合正明君 消費者にとって見ますと、やはり高い米価を払う一方で、今度、所得補償するんであれば、それもまた税で納税者として負担するのかということになると思うんですね。 例えば、農家にしても、兼業農家の方が、米農家ですけれども兼業農家の方が圧倒的に多いと。労働時間にしても、これ...全文を見る | ||
○谷合正明君 終わります。 | ||
11月06日 | 第168回国会 参議院 農林水産委員会 第5号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 前回に引き続きまして、発議者の皆様に質問をさせていただきます。本日は、まず交付金の交付について、具体的な項目を含めて、その点から質問をさせていただきたいと思います。 まず、農業者戸別所得補償金として、主要農産物の種類ごとに毎年の主要農...全文を見る |
○谷合正明君 対象品目は今、米、麦、大豆でございますが、それはつまり、例えば飼料作物等を含めていった場合に、飼料作物の場合は余り販売されていないというケースもあるやに聞いておりますが、そういった例えば飼料作物を対象品目にするとしたときに、これはどのように捕捉をされていくんでしょう...全文を見る | ||
○谷合正明君 いずれにしましても、米についても庭先価格をどう捕捉していくのか。この法律案によりますと、成立した暁には、何年に実施でしたか、二十一年でしたかね、かなり、一年間の余裕しかないという中でどこまで正確性を追求できるのか、これ非常にこの中身の骨格というか腰になると思っており...全文を見る | ||
○谷合正明君 当初、差額というのが、生産費と販売価格の差額というのが結構伝わっておりましたけれども、結局のところ、その法案の中には需給の動向を考慮して決めると、ここが非常にポイントなんだろうと思っておるんですが、言わばこれは差額に対して、当たり前の質問かもしれませんが、プラスアル...全文を見る | ||
○谷合正明君 そうしますと、結果的にはすべての販売農家の赤字、米農家ですね、赤字が解消されないということにつながるということだと思うんですね。 まず、前回の議論の中で単価は下げないというふうに言われていた。単価は下げないんだと。しかし、そういう考え方じゃなくて、需給の動向を見...全文を見る | ||
○谷合正明君 更に細かく聞きたいんですが、米については、特に地域差であるとか品種であるとか銘柄によって大きく状況が違うということなんですが、まず、標準的な販売価格というのは一律に決めていくのか、あるいは今申し上げました地域あるいは銘柄等に応じながら細かく、各、何というんでしょうか...全文を見る | ||
○谷合正明君 もう一つ付け加えますと、加算措置って法案の中にも書いてあると思うんですね、品質等を踏まえて。それは米に当てはまる話なんでしょうか。 | ||
○谷合正明君 そうすると、米の場合は加算措置等はやらずに、あくまでも標準的な販売価格、生産費との差額で、さらに需給の動向に応じて決めていくということになりますと、例えば、繰り返しになるかもしれませんが、ちょっと私の理解の不足なのかもしれませんが、米農家といいましてもいろいろ、直売...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 ちなみに、その単価は何年間か固定する、何年固定するとかいう今考えはあるんでしょうか。 | ||
○谷合正明君 分かりました。 次に、生産数量目標について質問を移らせていただきます。これも先ほど来から出ておりますが、改めて質問させていただきます。 第三条には生産数量の目標が設定されると規定されておりまして、国は何を根拠に、どういう考え方で生産数量目標を設定するのか。ま...全文を見る | ||
○谷合正明君 米の場合、生産数量については供給が需要を上回っているわけなんですけれども、各農家の生産を抑制しなきゃいけないということですが、どのようにしてその配分した数量目標以下に生産を抑えていくか。 | ||
○谷合正明君 米の場合、その生産数量目標を少しでも上回った場合は一切支払われない、補てんされないんですか。 | ||
○谷合正明君 分かりました。 もう一つ、違う角度で確認させてもらいたいんですけれども、生産数量目標が守られたとして、これもあくまでも面積だという話なんですが、生産費が一定程度、差額が全額補償されるわけじゃないんですが、一定程度確実に補てんされるのであれば、逆に安売りが助長され...全文を見る | ||
○谷合正明君 それから、また確認ですけれども、先ほど、需給調整に参加するメリットがあるのかないのかが大きな、生産調整ですね、参加するメリットがあるのかないのかが大きな違いだと言われました。その今生産調整に参加していない稲作の面積の割合が約一五%だと思います。そのうちの一二%の人が...全文を見る | ||
○谷合正明君 何かいまいち、確実にインセンティブが働くかどうかというのが腑に落ちなかったんですけれども、最後にお願いします。 | ||
○谷合正明君 それでは次、麦、大豆の方なんですけれども、生産数量目標を設定する場合に、麦、大豆にも、いろいろな用途ごとによってかなり需給状況が異なっていると。 先ほど単価のベースで話をさせていただいて、単価もいろいろなことを勘案しながら最終的には決めていくんだという話だったん...全文を見る | ||
○谷合正明君 この点については、私もこれはもちろん同じ委員の一人として鋭意考える、考えるだけじゃありませんけれども、しっかりやってまいりますけれども。 それで、この生産数量目標の設定に当たって農業者の意向を踏まえるというお話であります。この農業者の意向について、何度もこれは質...全文を見る | ||
○谷合正明君 意向を酌み取った上で、更にもっと生産してくれということはあり得る。 | ||
○谷合正明君 米については各農家の希望は積み上げるんですか。それは違って、やはりあくまでも需給のバランスに応じてブレークダウンさせて下に下りていくということなんですか。 | ||
○谷合正明君 その基本的に聞くというところのそれがですね、どのようにそれが反映されていくのかが、それが意味あるプロセスなのか。今聞いていると、最終的にはブレークダウンしていくんだという話になるんですが。 | ||
○谷合正明君 生産数量目標ですけれども、国、都道府県及び市町村が相互に連携していく、目標を設定していくというふうに書かれているわけでありますが、どのようにこれを連携していくのか。先ほど、意向を酌み取っていくというような話だったんですけれども、合意形成がどれだけ容易にされていくのか...全文を見る | ||
○谷合正明君 はい、取りあえず麦、大豆。 | ||
○谷合正明君 もっと作ってくれというのは多分、恐らく米に比べますと、生産抑制的な米に比べると割かし市町村職員もアプローチは容易ではなかろうかと思うんですね。 そこで、米の場合、基本的には農家の意向を聞くと、その上で需給のあれに応じるんですね。合意形成できなかったときの、多分市...全文を見る | ||
○谷合正明君 繰り返し、これは法案の骨子の質問じゃないのかもしれませんが、市町村の場合は事務の煩雑さということで、それは現行の政府のやっているやり方よりは膨大になるとお認めになられているんですけれども、特に今回は米農家に対して交付金を支払っていくということになると、各農家が生産数...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。恐らく、もう相当しっかり取り組まないと市町村のレベルでは対応し切れないと思っておりまして、この辺りは市町村の人的配置の問題、今合併でもうかなり市町村数も減っておりますし、大丈夫なのかなというところがまだあるんですが、ちょっと時間の問題もありまして、次の...全文を見る | ||
○谷合正明君 いや、変わっておられないと言われるんですけれども、どうしても変わっているなと思うんですね、私は。どうしても、先ほどチラシを見させていただきましたけれども、どう考えても変わっているとしか思えない。どう考えても縛りがきつくなっているとしか思えないんですけれども、この点に...全文を見る | ||
○谷合正明君 まあマニフェスト、チラシの方はまだあれですけれども、マニフェストというのは私は非常に重い明文化された公約だと思います。御指摘を踏まえてと言われるんですけれども、もう出したものですので、マニフェストについても多分そのまま残っている、修正が書き加えられるわけではないと思...全文を見る | ||
○谷合正明君 マニフェストもちょっとすぐ出てこないもので。原則、原則ですか、分かりました。 いずれにしても、ちょっと私は納得できないと。説明をずうっと聞いているんですけれども、聞けば聞くほど、何というか、無理があるなというふうに思うんです。生産調整を例えば廃止を明確に明記され...全文を見る | ||
○谷合正明君 ますます何かよく分からなくなってくるんですけれども、昔の生産調整は廃止するけれども、新たに生産調整をつくるということですか、民主党の。そういうことですか。 | ||
○谷合正明君 まああんまりやってもあれなんですけれども、生産調整という言葉を使うか使わないかの話になっちゃっているような感じがします。(発言する者あり)ええ、ええ、まあそういうことだと思うんです。 一番大きな違いは何かといったら、そのメリットがあるかどうかというふうな言い方も...全文を見る | ||
11月08日 | 第168回国会 参議院 農林水産委員会 第6号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 本日は、参考人の皆様、本当にお時間をいただきましてありがとうございます。 私の方からまず質問させていただきたいのは、やはりこの法案の議論のポイントとなるのは、原則すべての販売農家に所得補償をしていくということが、それは固定化になるのか...全文を見る |
○谷合正明君 私も、農業を農政、産業政策だけで、一本で、到底それだけでできるとは思っておりません。その意味では、参考人の今の御意見、非常に分かるわけであります。しかしながら、所得補償法案がすべて解決するともなかなか思えないというところの問題認識は持っております。 次に、生源寺...全文を見る | ||
○谷合正明君 分かりました。 次に、生産数量の目標について、これも岸参考人と西原参考人にお伺いいたします。 今回の民主党の提案には、基本的に国や自治体の関与というものが強まりました。つまり、国や自治体が対象農産物ごとに生産数量の目標を下ろしていくと、そしてその生産数量に従...全文を見る | ||
○谷合正明君 せっかくですので今度は生源寺参考人にお伺いしたいんですが、先ほど市町村の職員のいわゆる事務が膨大になるんじゃないかと。いわゆる、例えば生産数量の目標は決めていくと、そしてそれに従うかどうかというのを各農家ごとに、特に米農家の場合は今回初めて補てんをするという、基本的...全文を見る | ||
○谷合正明君 皆さん、まだその具体的なものが分からないので答えづらいというようなこともあったので、それにちなんで、やはりいろいろ、例えば対象農産物あるいは交付単価も含めて政令にゆだねているところも多くて、なかなかはっきり具体的に分からないという声も多いわけであります。 その中...全文を見る | ||
○谷合正明君 その直接支払に対する期待というのは分かるんですけれども、なかなか、私の質問は、国民の理解に対して、生産者という立場であるからなかなか答えづらいという話もあるかもしれませんが、一方で、その点についてどう考えるのかという点であったんですけれども、まあちょっと時間がありま...全文を見る | ||
○谷合正明君 以上でございます。ありがとうございました。 | ||
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 発議者の皆様、合計三日間、大変にお疲れさまでございます。私もずっと質問に立たせていただいておりますが、それ以上に、平野発議者におかれましてはずっと答弁の時間も私よりも本当に大変長く、しかしながら誠実に答えていただいていることをまずは感謝申...全文を見る | ||
○谷合正明君 大臣にお伺いいたしますけれども、今の発議者の答弁に対して、大臣の考え方についてお伺いしたいと思いますが。 | ||
○谷合正明君 丁寧な御答弁、本当にありがとうございます。平野委員の答弁したい気持ちは分かるんですが、時間の関係上、済みません。 関連してなんですけれども、民主党さんは、参議院選挙の選挙公約の中で、米の三百万トンの備蓄体制を確立すると。それを超える余剰米と一定期間保有した備蓄米...全文を見る | ||
○谷合正明君 INDEXに残っているということで、ただ、むしろ今の答弁聞いておりますと、これむしろ三百万トンというのは撤回した方がいいのではないかというような御趣旨に承りましたけれども。それは例えば、三百万トンの根拠、数字の根拠であるとか、あるいは買入れ価格だとか売渡価格の差損の...全文を見る | ||
○谷合正明君 今後検討しなきゃいけないということなので、ちょっと用意していた質問は、三百万トン棚上げをやるという前提に立った質問を用意しておりましたので、余りこれ以上…… | ||
○谷合正明君 いいですか。 例えば、トン当たり、先ほども多額な財政負担があると。例えば、えさとして売る場合にトン当たり、いろんな試算があると思いますが、十八万円ぐらい損失があると。これが例えば百万トンぐらいの規模になってくると一千八百億円ぐらいの損失もあるという試算もあるわけ...全文を見る | ||
○谷合正明君 三百万トンか百万トンか、その数字はまだ確定してないということですが、ただ、棚上げは方向性として出したということであります。 こういうのは、民主党のこの棚上げ備蓄という考え方に対して、これが例えば需給調整とか米価安定に対してどういう影響を及ぼしていくのか、これ大臣...全文を見る | ||
○谷合正明君 ここはもうこれ以上いいです。いずれにしても、参院第一党としてこの所得補償法案を出されるのであれば、これは当然、ここの備蓄体制というのはこれはセットに考えなきゃいけない話でありますので、ここがぐらぐらしているようでは、この法律案というのは私はまだ不十分であるということ...全文を見る | ||
○谷合正明君 つまり、この農地・水・環境対策なんですけど、またビラを出して恐縮ですけれども、自民党さんの方も三回連続ビラを出されておりますので、それを援用させていただく形で見てみますと、例えば用水、環境保全の名目で金を出してやるという、チラシの左側の下の方の話なんですけれども、水...全文を見る | ||
○谷合正明君 正直なコメントだと思うんですけど、要は根拠がない多分書きぶりだと思うんですね。 私は、この農地・水・環境対策については、これはしっかり政府には今後引き続き取り組んでいただきたいと思うんですね。これは二十四年でいったん区切りが付く措置なんでありますが、当然私はこれ...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非、継続と拡充をしていただきたいと思いますし、また民主党さんにおかれましても、順次撤廃されるなんということを言わずにしっかりとここは取り組んでいただきたいと、そのように申し上げたいと思います。 次に、WTOとの関係について質問させていただきます。 この戸別...全文を見る | ||
○谷合正明君 一部、例えば何か、これは緑とも言えるんじゃないかということを民主党さんの議員なんかでも言う方がいらっしゃるんですが、そこはどうなっているんですか、まとまっている話なんですか。 | ||
○谷合正明君 済みません、確認ですが、麦、大豆は緑ということですか。麦、大豆に対する所得補償というのは緑というふうに言っているんですか。 | ||
○谷合正明君 そういうんであれば、この黄色というのであれば、WTO上これは黄色という場合は削減対象の政策であります。もちろん、AMSでしたっけ、まだ枠が十分あるからというような話も聞くんですけれども、ここの点についてはどのように考えていらっしゃるんですか。WTO上黄色の政策に該当...全文を見る | ||
○谷合正明君 まだまだ余裕があるということでいいんですけれども、先ほどのあの関税の話と一緒で、関税だって米の関税が七〇〇%で、これが決して今後も下がらないとは言えないんだと。関税は引き下げないというふうに言ってきたけれども結果として下がってきたということを考えてくると、今の時点で...全文を見る | ||
○谷合正明君 まあ、自由化まではまだ。 | ||
○谷合正明君 分かりました。今日は、WTO上何の政策と考えているのかというところで、民主党さんの考え方を確認さしていただきましたので、分かりました。 次に、もう一度、消費者、国民への理解が果たされているのかどうかという点についてお伺いしたいと思います。 第一回目の質問のと...全文を見る | ||
○谷合正明君 得られると思うと言われますけれども、少なくともこの時点ではまだ得られたとは私は思っていないわけであります。何というんでしょうね、実際に一兆円獲得する宣言だというふうに宣言されたあの言葉はかなりセンセーショナルでございまして、本当にそれで大丈夫かという声も起きているわ...全文を見る | ||
○谷合正明君 私、離農が減っていくというのはまあ分かるんですけれども、担い手が育って、それは多様な担い手なんですけれども、多様な担い手が育っていくのかと。先ほど、離農は減っていくと、一時的にでも歯止めをしていくんだと。その上で、やがて担い手が育っていくと。その上での、やがて、そこ...全文を見る | ||
○谷合正明君 じゃ、その上で担い手を育てていくということであれば、やはり今の所得補償法案というのはまずは一時的な歯止めであるというふうに理解をしてよろしいんですね。担い手をつくっていくということはまた別途これから、その暁にはということですね。ということだというふうに認識をしたわけ...全文を見る | ||
○谷合正明君 私も、民主党提案の戸別所得補償法案では、現状の零細な農業構造に歯止めを掛けるという役割は果たすかもしれないけれども、しかしその先の望ましい農業構造に対してどう展望を切り開いていくのかというところがまだ見えてこないと、そういうふうにこの三回の質疑を通じて実感しておりま...全文を見る | ||
○谷合正明君 私は、公明党を代表し、農業者戸別所得補償法案に反対の討論を行います。 我が国農業が直面する厳しい現状、すなわち農業従事者の減少と高齢化に見られる農業構造の脆弱化、それらに伴い顕在化している耕作放棄地の発生や農地、農業用水等の維持管理の問題、そしてWTOの動向や自...全文を見る | ||
11月14日 | 第168回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 私も、山内委員に続きまして、アフリカ問題について、またアフリカに強く関連します感染症対策あるいは基礎教育支援について質問をさせていただきます。 まず、冒頭の質問は、先ほどの山内委員との質疑にかぶるわけでありますが、改めて我が国のアフリ...全文を見る |
○谷合正明君 私は、このアフリカ支援につきましては、私が議員になる前、日本のNGOでアフリカ等で働いてきた、現場でやってきた者として、やはりミレニアム開発目標であるとか人間の安全保障といった正に現地の人に本当に役に立つ支援、またそういった現場でたくさんの多くの日本人職員が働いてお...全文を見る | ||
○谷合正明君 通告、特にしてなかったんですけれども、先ほど申し上げた具体的な世界抗結核薬基金の拠出等、もしお分かりであれば答えていただきたいんですが。 本年三月に安倍前総理に実はエイズ・結核問題に取り組むザンビア人の活動家が直接お会いしていただきまして、拠出については検討する...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非、感染症対策、特に結核対策含めましてしっかりやっていただきたいと思います。 次に、基礎教育支援について質問をいたします。 ミレニアム開発目標においては、二〇一五年までに初等教育の完全普及ということを目標にうたっております。これは、日本を含めましてこれが合...全文を見る | ||
○谷合正明君 世界銀行によりますと、すべてのドナー国の教育援助額の三分の一がコンサルタントに支払われていると見積もられております。だから悪いとかいうことじゃないんですけれども。 基礎教育分野で最も額の大きい学校建設、我が国の援助の話をしていますけれども、学校建設の一般無償資金...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非よろしくお願いいたしたいと思います。 今取り上げたのは感染症あるいは基礎教育といった分野の話をさせていただきましたけれども、一方で、我が国の平和構築に当たる人材育成というのも非常に大事な問題でありまして、これはもう長くずっと議論されている問題であります。 ...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非、後押しをよろしくお願いしたいと思います。 最後に、官房長官にお伺いいたします。 ODAの総合戦略、またこの総合戦略がなかなか見えづらいという指摘もありまして、海外経済協力に関する重要事項を機動的かつ実質的に審議し、戦略的な海外経済協力の効率的な実施を図...全文を見る | ||
○谷合正明君 ありがとうございました。 ───────────── | ||
12月18日 | 第168回国会 参議院 農林水産委員会 第9号 議事録を見る | ○谷合正明君 公明党の谷合です。 本日は、食品表示の改善とそれから監視体制の強化についてを中心に質問をいたします。 まず初めに、食品表示につきましては、これはもちろん消費者にとりましては食品を選択する際の最も基本的かつ重要な情報源でございます。以前でありましたらよく表示を...全文を見る |
○谷合正明君 そこで、その偽装防止対策として今最も効果を上げていると言われているのが関係者からの内部告発であるというふうに言われております。実際、農林水産省内にも食品表示一一〇番を開設されましたけれども、当初は月百件程度の情報提供だったのが、六月のミートホープ事件以降、十月からは...全文を見る | ||
○谷合正明君 次に、解凍の表示の義務付けについて質問をさせていただきたいと思います。 これは赤福の問題で明らかになったわけでありますが、いったん工場から出荷され、再び工場に戻ってきた製品を冷凍保存し、後日、解凍日を製造日として再出荷していたということが判明したと。しかも、解凍...全文を見る | ||
○谷合正明君 いずれにしても、私は段階的にこれは進めていくべきであると思っておりますので、是非よろしくお願いしたいと思います。 次に、食品業者間取引における表示義務付けにつきまして、これは既にミートホープ事件をきっかけにしましてJAS法の加工食品品質表示基準を改正して、来年四...全文を見る | ||
○谷合正明君 是非、制度はあっても守られていないとか守られない、そういったことがないようにしっかりしていただきたいと思っております。 次に、輸入食品の監視体制の強化について厚生労働省にお伺いいたします。 やはり食品偽装問題とともに今国民の中で関心が高いのは、この輸入食品の...全文を見る | ||
○谷合正明君 もう最後になりますが、大臣に質問させていただきますが、これまで食品表示の改善について質問を続けてきたわけでありますが、しかしながら、食品表示を改善することとともに、実際に食品を選択する上で、食育という言葉ありますけれども、一言で言い表すならば、食べ物を取捨選択する力...全文を見る | ||
12月19日 | 第168回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○谷合正明君 補足をさせていただきますが、大塚委員の方から、ODAの中で補償、今回のマックスのODAの中から補償を出すべきではなかったかという議論ですけれども、その前にどういう誠意の見せ方をするのかというところで、若干現地で分かってきたところがありました。それは、言及されたとおり...全文を見る |