谷合正明

たにあいまさあき

比例代表選出
公明党
当選回数3回

谷合正明の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第169回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明でございます。  本日の予算委員会のテーマは社会保障でございます。社会保障といいますと、従来、これまでどうしても高齢者の医療、介護あるいは年金等といいまして、主として高齢者の生活保障をどうするのかという議論が昔は中心であったわけでありますが、しかし...全文を見る
○谷合正明君 やはり、なぜ若い人に対する政府の支出が重要になってくるかと申し上げますと、今若い人たちに対して投資した方が、将来行く行く投資しないで社会保障の給付費の増大を招くよりは、私は財政的にこの負担は少なく済むんであるというふうに考えているわけであります。  とりわけ、若年...全文を見る
○谷合正明君 二〇〇一年から企業収益というのは毎年過去最高収益を上げていっているわけですね。しかしながら、国民の現金給与総額というのは伸び悩んでいると。その原因の一つが非正規雇用の増加であります。非正規雇用の中で、パート、アルバイトの数が多いわけでありますが、その中で、今日は派遣...全文を見る
○谷合正明君 原則禁止といいましても、やはり実際働いている若い人たちがおりまして、じゃ、若い人たちをどうするのかとか、あるいは派遣先の企業をどうするのか、そのことも含めて私が申し上げたいのは、政府の役割というのはあるだろうというふうに思っているんです、そこに。ですので、そこはしっ...全文を見る
○谷合正明君 分かりました。  そこで、課題はこの周知なんですね。そしてまた、この制度に参加する企業をいかに増やしていくかということなんですね。  一つ例を出しますけれども、この周知であるとか参加する企業が少ないと、せっかく計画したものも予算が適切に執行されないというケースも...全文を見る
○谷合正明君 事業仕分をしっかりしていただきたいと思うわけです。  次に、ニート対策について伺いたいと思います。  いわゆるニートについては、今、先ほど申し上げたとおり六十万人の数を超えておりまして、依然として高い水準にあります。今ニートに対する専門的相談事業の施設として地域...全文を見る
○谷合正明君 以上、ニート対策であるとかフリーター対策、申し上げてまいりましたけれども、社会の中で多様化する若者の雇用問題について総合的に政府を挙げて取り組んでいただきたいと思っております。  無年金者、低年金者対策について伺います。  先日、無年金者になることが明らかになっ...全文を見る
○谷合正明君 時間がございませんので、最後に総理に質問をいたします。  総理、是非とも我が国の国づくりとして青年を前面に押し出す施策、メッセージを発信していただきたいということでございます。若者担当大臣を是非この内閣に設置していただきたいということでございます。  年金問題あ...全文を見る
○谷合正明君 もう終わりますが、海外には青少年担当大臣というか省庁もあるぐらいでございまして、私は、是非このことについてしっかりと政府として、この育成大綱のまとめる年でございますので、しっかりとやっていただきたいということを最後に申し上げまして、質問を終わりにいたします。
02月20日第169回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  畜産は今、高騰する輸入穀物、また原油高騰によりまして未曾有の危機を迎えております。米、麦などの土地利用型の農作物については先般、経営安定対策が取られたわけでございます。一方、畜産、酪農については野菜、果樹同様、土地利用型農業と比べ構造改革...全文を見る
○谷合正明君 今回の政策価格決定が一か月前倒しになっているということは、やはりそれなりに危機感をそれぞれ関係者が抱いた共通の事項だと思っております。やはり即効性のある緊急対策も含めて、是非御決断をしていただきたいというふうに考えております。  その際、また、経営安定対策について...全文を見る
○谷合正明君 公取の優越的地位の濫用行為ですね、疑いがあった場合には、まあこれ畜産だけじゃなくてほかのすべてのものに言えるんですけれども、なかなか公取も動いていただけないという悩みもあって、これ是非、大臣としても是非問題を取り上げていっていただきたいというふうに考えております。 ...全文を見る
○谷合正明君 私は、地元の岡山県内回っている中で普及の課題として聞いたのが、いわゆる転作奨励金だとか、あれがいつまで続くのか分からないとか、産地づくり交付金ですね、というのがあったり、あるいは機械の導入の話を受けました。これ飼料米というのは新しい新規の機械要らないんじゃないかと最...全文を見る
○谷合正明君 最後に、政務官に質問いたします。  新型インフルエンザ対策でございます。新型インフルエンザが発生した場合、我が国にこれが広範にかつ急速に広がると言われておりまして、日本で発生した場合は人口の約四分の一が感染するだろうと、で、死者は最大で六十四万に上るという報告があ...全文を見る
○谷合正明君 終わります。
03月21日第169回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  まず、今日は、三月五日に起きました明石海峡沖の船舶衝突事故についてお伺いいたします。  昨日、私も神戸市の漁業協同組合の方に行かせていただきまして、現場の方を視察させていただきました。三月五日に事故があったわけでありますが、現時点で、沈...全文を見る
○谷合正明君 配付させていただいた写真には、細かい写真ですので分かりづらいかもしれませんが、下の方にある写真について油が浮いているのが分かると思いますが、これが三月十八日ですから、おとついの時点でこういう状態であります。実は、三月五日に事故が起きて、三月十三日には海上自衛隊が沈没...全文を見る
○谷合正明君 要望の二つ目は、実際に漁業被害は受けていると。ノリについては全面撤去をいたしておりますので、一帯のノリだけの被害でいいますと四十億ぐらいあるということであります。  そこで、十分な賠償が得られるのかどうかという話なんですが、船主責任保険、油濁基金等ございますが、こ...全文を見る
○谷合正明君 船主責任保険については上限が決まっているということなんですね。油濁基金については今お答えありませんでしたが、原因者不明の場合にその基金が発動されるわけでありますが、今回その原因者が特定されておりますので、油濁基金は発動できないということであります。  そうしますと...全文を見る
○谷合正明君 これは昭和四十三年、今から四十年前の国会議事録なんですけれども、私が生まれる前の話ですが、衆議院の予算委員会でまさにこういう話がありました。タンカーがある種の事故を起こし、それによって生じた油が相当広範囲にわたって漁業等に損害を与える、しかも、そのタンカーの所有者と...全文を見る
○谷合正明君 じゃ、同じ質問を水産庁にお伺いいたします。
○谷合正明君 いずれにしましても、今回のはもう事故ではなくて災害なんですね。そういう意味では現場の被害状況に対する国の認識というのが私は小さいと思っております。もう安心して漁を再開できないというのが漁師の、現場の方の本音でございます。私は、一刻も早く、この省庁の縦割り、この谷間の...全文を見る
○谷合正明君 このジョブ・カードという名前が、なかなかちょっとカードという名前が付いておりますので分かりづらいんですね。実は制度としては様式一から六の紙がファイルとして、全体でこれジョブ・カードというわけであります。そういう意味では、カードというふうに名前付けるのであれば、最終的...全文を見る
○谷合正明君 もう一つ、やはり大学、専門学校等でのこの制度の拡充というのがあると思うんですね。実践型教育プログラムというのも実はこのジョブ・カード制度に入っております。この実施校拡大について、取組について、大臣にお伺いいたします。
○谷合正明君 同じ若い世代に共通、ジョブ・カード制度を今取り上げましたが、もう一つ、この三月、四月とやはりはしか対策について十分措置がなされているかということが大事かと思っております。昨年、はしかが大流行いたしました。十代から二十代の青年層を中心に多く見られて、しかもワクチンの在...全文を見る
○谷合正明君 今回、五年間の緊急措置として、新たに中一と高三生に対する定期接種が始まるわけでございます。はしかの流行を防ぐためには予防接種率は九五%以上にするというのが目標になるわけでありますが、このようにワクチンは確保したということになりますと、今後は学校を通じた取組が重要であ...全文を見る
○谷合正明君 今回問題なのは、二十代前半もやはりかかっているわけですね、昨年。そこはやはり任意接種となっているわけであります。四月、大学の入学シーズンでありますが、まさにこのリスクの高い時期でございます。そうした中、この二十代前半に対する対応というのはどのように取られるのか、この...全文を見る
○谷合正明君 いずれにしましても、日本ははしか輸出大国として、二〇〇四年の統計では年間八千七百件、二位が、二位というか二番目がフランスで、これは四千四百件、ということは二倍以上かかっているわけでございます。お隣の韓国でははしか輸出大国であったわけでありますが、これは実際にもうはし...全文を見る
○谷合正明君 じゃ、関連質疑を。
03月25日第169回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  本日は、まず初めに、明石海峡で起きました船舶衝突事故に伴います漁業被害について一問質問をさせていただきたいと思います。  これは三月五日に、明石海峡の特定航路内で三隻の船が衝突して、うち一隻が沈没してしまうと、そういう事故でございました...全文を見る
○谷合正明君 是非きめ細かい対応を今後ともお願いしたいと思います。  制度上の欠陥については、これは国交省の方に私もこれからしっかりと政治家として働きかけてまいる決意でございます。欠陥というのは、要は、タンカー船なんかで油が流出した場合は、そこは漁業被害が大きく広がるわけであり...全文を見る
○谷合正明君 ありがとうございます。  まさに今、若桜町は、先ほどは何か大分過疎化が進んで進んでばっかり言ってしまったんですけれども、実際立ち上がっているわけですね。何とか町の有効な資源を活用できないかと、まさに緑の社会資本だということで立ち上がっておりまして、まさにそういう地...全文を見る
○谷合正明君 政府は、競争力の高い製材加工体制を整備するために、平成十八年度から五年間の予定で新生産システムを推進されております。まさに、先ほど言われたようなネックとなっていることの事項を克服するための新生産システムであろうかと思いますが、十八年度から開始された新生産システムの実...全文を見る
○谷合正明君 はい、分かりました。  間伐材の利用拡大についてなんですが、先ほど大臣の答弁の中で宮城県の例を出されて、間伐材をどんどん利用しているんだという話がありましたけれども、林業の採算性向上を図る上でも間伐材の利用拡大というのは非常に大事だと思いますけれども、政府は間伐材...全文を見る
○谷合正明君 いろいろな森林関係者にお会いするたびに言われるのが、間伐材にしても木を切り出すにしても運び出すにしても、路網が整備されていないんだと。路網が整備されていないから林業が衰退したんだというようなことも言われるわけですね。卵と鶏の議論のような感じもしないでもないんですけれ...全文を見る
○谷合正明君 そうなんですよね。ヘクタール当たり十六メートルという、オーストリア、ドイツに比べると本当に数字が低いわけでありまして、私が先ほど言った鳥取の若桜町でいうと、国有林野だとヘクタール当たり十メートルですね、民有林野だと五メートルだけなんですよね。これは非常に、確かにこの...全文を見る
○谷合正明君 時間がなくなってまいりましたので次の質問に移りますが、環境対策としての面からこの林業振興ということで質問したいんですが、先ほど来の質問の中にありましたが、京都議定書によるCO2削減約束のうちの森林吸収目標の達成ですね、これが平成十九年度から二十四年度まで六年間におい...全文を見る
○谷合正明君 今はっきりおっしゃっていただかなかったわけですが、多分、恐らくまだ目標には届いていないんだと思うんですね。  そこで、特に民有林についての間伐がなかなか国有林に比べれば遅れているんだと思いますが、その原因の一つとして、間伐を実施する際、所有者負担があると思います。...全文を見る
○谷合正明君 ありがとうございます。  もう時間が一分ぐらいしか残っていないので、最後に、せっかく国土交通省さんに来ていただいていますので、質問させていただきます。それは地籍調査の件であります。  山の地籍調査が、林地ですけど、これ四〇%しかまだ明らかにされておりません。こう...全文を見る
○谷合正明君 終わります。
03月27日第169回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  自民党さんと民主党さんの委員の皆様の質疑を聞いていると、まだまだこの法案の不十分なところがあるのかなと率直に思ってしまったわけでありますが。  私の方から、まず全体的な話から質問させていただきたいんですが、この水産業における水産加工業の...全文を見る
○谷合正明君 ありがとうございます。  今、大臣の答弁の中で世界の水産物の需給の動向の話にも触れていただきました。まさにその世界の水産物の需給動向が我が国水産業へどのように今後影響を及ぼしていくのかという点について質問させていただきたいと思います。  水産物の自給率は、ほかの...全文を見る
○谷合正明君 水産物の需要の増大は、先ほども申し上げましたとおり水産加工業にも大きな影響を及ぼすことが当然懸念されるわけでございます。  必ず水産加工業の場合、加工業である以上原料調達をしなければならないわけでありますが、先ほど言った我が国の水産自給率からすると、水産加工業もあ...全文を見る
○谷合正明君 水産加工業におきましては原料確保というのはまさに命綱でございまして、我が国水産加工業が健全に発展していくためにも、今答弁していただいた内容についてしっかりと対策に取り組んでいただきたいと思います。  そこで、水産加工資金の融資実績等、またそれをどう評価しているのか...全文を見る
○谷合正明君 ありがとうございます。  一分ほど余っておりますが、終わります。
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。午前に引き続きまして、よろしくお願いいたします。  まず、今日は二日前の大臣所信質疑で聞けなかった点から進めさせていただこうと思っております。  森林データベース及び森林境界の確定の話から質問をしたいと思います。  効率的な森林整備を進め...全文を見る
○谷合正明君 前回は、国土交通省さんにも来ていただいて、地籍調査について質問をさせていただきました。森林境界を明確にするということとともに、その地籍調査も同時にやはり、これは国土交通省のマターでありますが、しっかり進めていかなければならないと思っております。  しかし、その林地...全文を見る
○谷合正明君 いずれにしても、あと私は数年が山だと思っておりまして、これ、手遅れになりますと情報整備というのはなかなかもう進まないものだというふうに危機感を持っております。こうした声というのは実際、森林関係者、林業関係者の方に聞くと必ず出てくる話題でもございます。どうかひとつ農林...全文を見る
○谷合正明君 今、苗木の供給量の目標が出されました。一千万本、平成二十年から二十九年度にかけて十年間で一千万本供給していくという、これまでの実績に比べますと大変大きな数字、これは大変私も歓迎したいわけでありますが、この苗木の供給量を、これを、技術的な問題がいろいろあるんだと思いま...全文を見る
○谷合正明君 ありがとうございます。  過去の委員会質疑録を読んでいましたら、平成十一年から十七年の間で、七年間で花粉の少ない杉、あるいは無花粉杉を四十一万本植林したと。一方で、杉全体の植林の数はこの同じ七年間の中で一億四千万本だったということで、わずか〇・三%ぐらいですかね、...全文を見る
○谷合正明君 分かりました。是非四大都市圏に加えて、三分の二がカバーできるのであれば、もっと広げられそうな感じも、印象もしないでもないので、是非、別に岡山だけじゃないですけれども、ほかの地域も含めていただきたいなというふうに思います。  次に、都市農業について質問をさせていただ...全文を見る
○谷合正明君 大変ありがとうございます。  雇用の面も今答弁していただいて、まあ、そういう視点もあるのかなというふうに私も思った次第なんであります。是非、澤政務官におかれても都市農業を実際にやっていただいて、その話をこの国会の中にも反映していただきたいというふうに思っております...全文を見る
○谷合正明君 分かりました。  是非、この体験農園の魅力を自治体の関係者にも、そして農家の方にも知っていただくための周知活動を是非よろしくお願いしたいと思います。  最後に、我が党は都市農業振興プロジェクトチームを三年前に立ち上げました。それ以来、先ほど政務官も言われましたが...全文を見る
03月28日第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  今年の施政方針演説の中で福田総理は平和協力国家という言葉を用いました。「平和協力国家として、国際社会において責任ある役割を果たします。地域や世界の共通利益のために汗をかく、魅力に満ち、志のある国を目指したいと思います。」というふうに述べら...全文を見る
○谷合正明君 実は先日シエラレオネの外務次官の方にお会いして、日本のその取組、高く評価をされておりました。まさにこの小型武器の回収があったわけでありますが。  更に付け加えますと、人間の安全保障の理念を基にしたソフトパワーの外交を、しっかりと平和外交を推進していくということが求...全文を見る
○谷合正明君 ありがとうございます。  その際、このATTにつきましては、まだ議論が始まったばかりでございますので、どのようにまとめていくかということが、対象武器の範囲であるとか、そういったことがまさにこれからの課題なんでありますが、現時点で例えばアメリカがどこまでこのATTに...全文を見る
○谷合正明君 そこで、確認させていただきたいんですが、ある識者によると、我が国のこの武器輸出三原則とこのATTの関係性で、恐らく我が国の場合、ATTより現に厳しい基準で適用されているわけでありまして、このATTをつくることは何ら困難性は伴わないわけであります、我が国にとっては。 ...全文を見る
○谷合正明君 分かりました。ありがとうございます。  いずれにしましても、このATTにつきましてはNGOなんかもかなり積極的に実現に向けて頑張ってこられていらっしゃいまして、この運動をしてきた二〇〇三年の当時は、これは理想論だというふうに、非現実的だというふうに言われていたそう...全文を見る
○谷合正明君 是非、金額だけでなくて、これやっぱり広大な地域ですので、効率的にまた我が国も現地の専門家を養成していく必要があると、私はそのように考えております。  このTICADの大成功のために、是非積極的に取り組んでいただきたいと申し上げまして、私の質問を終わります。
04月10日第169回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○谷合正明君 公明党の谷合です。  先日大臣から提案理由の説明がございました本法案につきまして質問をいたします。  蚕糸業につきましては、今日は質問も重なるところも多々あろうかと思いますが、確認の意味で質問をさせていただきます。蚕糸業につきましては、明治以降、我が国の基幹産業...全文を見る
○谷合正明君 この生糸輸入調整法の廃止というのは、これがまあ機能しなくなったということと、そうは言ってもまた三年間はしっかり養蚕農家が自立する、しっかり自立していけるように政府としても見守っていくということでございます。  そうした中で、今後は川上の養蚕農家とそれから製糸業者と...全文を見る
○谷合正明君 それから、先ほども新技術の開発について質問がございましたが、この生糸の需要を確保していくためには新技術、例えば化粧品ですとか、糸にしましてもいろいろとクモ糸の遺伝子を蚕の遺伝子に組み込んだような新型のスパイダーシルクといったものも開発されているようなんですけれども、...全文を見る
○谷合正明君 もう最後の質問にいたしますが、養蚕につきましては中山間地域の複合経営の重要な一部門となっていると、そういう地域も日本には残されております。  それから、何といいましても着物文化、なかなか私も着物文化と自分で言えるほどの着物を持っているわけじゃないんですけれども、和...全文を見る
○谷合正明君 以上です。終わります。
○谷合正明君 公明党の谷合です。  本日は、前段に米の消費拡大について質問をさせていただきまして、また、後ほど、後段におきまして平成十九年産米の米緊急対策についての質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、米の消費拡大への取組について伺います。  もう御案内のとお...全文を見る
○谷合正明君 分かりました。後で議事録、しっかりと読ませていただきますけれども、自給率向上ですとか、あるいは環境、健康増進というキーワードが出てまいりました。  その中で、もうこれは別に米を消費拡大とするわけじゃないわけですが、米飯給食の拡充というのは従来から言われてきておりま...全文を見る
○谷合正明君 備蓄米じゃなくて違う、おいしいお米という声もありましたけれども、今日は文部科学副大臣に来ていただきました。  いわゆる米飯給食の回数のことなんですね、まず。これは三・〇回を目標にするというのは昭和六十年代ですかね、目標が出されまして、もう既に、もう年月はたっており...全文を見る
○谷合正明君 せっかくですから澤政務官に、通告していませんけれども。今、六割を政府備蓄米で無償交付するわけですね、純増分については。この辺り、もし、お答えできます、新米等に関して。
○谷合正明君 米消費拡大につきまして全中さんにお伺いいたします。  今の農林水産省と文部科学省の議論を聞いて、そのことを踏まえていただいて、その感想も含めて答えていただきたいというのもありますし、また、米粉ですね、この加工用途向けの米生産、販売の促進をどう考えるかということなん...全文を見る
○谷合正明君 是非よろしくお願いいたします。  文部科学副大臣、もう結構でございます。  次に、この十九年産米の米緊急対策におけますえさ米処理の問題でございます。先ほど来出てまいりました全中、全農が十万トンえさ処理するということでありましたが、実際のところ一万四千六百三十二ト...全文を見る
○谷合正明君 それで、価格下落圧力にならないというふうに今、御判断されているんでしょうか。
○谷合正明君 価格下落はもうないという御答弁でありましたが、それは言い換えると、過剰分が市場に出回ることはもうないんだという認識であろうかと思います。  それはそれとして受け止めましたが、続いて全農さんにもう一度別の角度で質問させていただきますが、今回のような事態を招かないため...全文を見る
○谷合正明君 いずれにしましても、今回見通しの甘さという答弁もございましたが、実際衆議院の質疑録を読んでみますと、それが実際に無理だと分かったのが三月上旬というような御答弁もありまして、見通しだけじゃなくて実施の甘さというのもあったんだろうと思っております。  平成二十年産米は...全文を見る
04月16日第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第5号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  本日は、参考人の先生の皆様、大変に貴重な御意見をいただきまして、心から御礼を申し上げたいと思います。  まず初めに、今日は質問時間が十五分ということで、お一人ずつ質問をさせていただきたいと思います、一問。  大野参考人にお伺いをいたし...全文を見る
○谷合正明君 続きまして、渡辺参考人にお伺いをいたします。  ODAと民間投資の在り方について、それに関連してアフリカで自助努力の発揚につながる日本のODA供与の在り方というのはどういうものなのかなと改めてお伺いしたいわけでありますが、実は今ニュースで話題になっているのは、食料...全文を見る
○谷合正明君 それでは、横田参考人にお伺いをいたします。  つまり、アフリカ支援については、対象国をいわゆる選択、集中ですとかめり張りとかいろいろな言葉があろうかと思いますが、今の渡辺参考人のお答えとしてはモデル国を選択していくという話でございました。本当にアフリカに対する課題...全文を見る
○谷合正明君 終わります。
04月16日第169回国会 参議院 本会議 第12号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  私は、公明党、自由民主党・無所属の会を代表して、ただいま議題になりました法律案について、福田総理並びに関係各大臣に質問をいたします。  まず、本法案については、本来、国土交通大臣所管の国土交通委員会で当然審議を進めるべきと考えますが、議...全文を見る
04月24日第169回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  私は、今日は国有林野事業について、以前の委員会で質問できなかったこともありますので、まず国有林野事業について質問をさせていただきたいと思います。  国有林野については、言うまでもなく、国土の保全、水源涵養、また自然環境の保全等、公益的機...全文を見る
○谷合正明君 償還の見通しについて本当に実行できるのかどうかという点なんですが、この国有林野事業の引き継いだ債務については、既に、何というんでしょうね、平成六十年度、まあ先の長い話ですが、二〇四八年度までの五十年間で債務一兆円償還するというスキームがこれはもう難しいのではないかと...全文を見る
○谷合正明君 随時、私は見直していく勇気が必要であるというふうに考えております。  国有林野事業は、現実に一般会計から、先ほど来話出ておりますが、利子補給などで多額の繰入れで維持している状況にあります。平成二十年度予算では一千六百九十億円を繰入れと。一般会計と区分して経理する必...全文を見る
○谷合正明君 いずれにしましても、債務残高が増えているという状況、これをしっかり見直していく必要性があると思っております。新たな借金を生まないことはもちろんでございますが、この点について強く申し上げたいと思います。  話を先に進めますが、今回の法律案と若干離れるところではあるん...全文を見る
○谷合正明君 大臣の熱意がよく分かりましたので、私は、今日、森林間伐の法案ではありますけれども、この違法伐採対策も併せて我が国からしっかり発信していただきたいと思います。そのことを申し上げまして、終わります。
05月13日第169回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  私は、食料価格高騰問題への対応について質問したいと思います。このテーマは大きいテーマでありますので、今日だけじゃなくて、恐らく次回以降にも続けて質問をさせていただきたいと思っております。  まず、価格高騰問題といいましてもいろいろな要因...全文を見る
○谷合正明君 様々な要因があるわけでありますが、そこに加えて輸出規制を取る国が増えてきたと、先ほど私も申し上げましたが。現在、米の輸出規制だけじゃなくて、もちろん小麦を始めとした穀物の輸出規制が広まっております。例えば、ロシア、ウクライナといった欧州諸国だけでなく、アルゼンチンと...全文を見る
○谷合正明君 是非、実効性のあるルールの導入ですね、今こういう議論が従前からされているということはお伺いしましたが、更に一歩具体化されたルール化を、是非、掛け声だけでなく、実際導入されることが重要だと考えますので、今年はまさにそういう大事な会合が続くと思いますので、是非とも導入に...全文を見る
○谷合正明君 以上で終わります。
05月14日第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第7号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  今日は、ムタンゴ大使またオバム大使、本当に貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。私は、実は今日食料価格高騰問題と環境問題についてお聞きしようと思っておったところなんですが、ちょうど今、椎名先生の方から質問がございましたので、若...全文を見る
○谷合正明君 大変にありがとうございます。  次に、ムタンゴ大使にお伺いをいたします。  実は私が初めて訪れたアフリカの国は貴国でございまして、私が修士論文を書くために貴国のアルーシャ、ダルエスサラームを訪れて米とかメイズの流通システムを勉強してきました。農業の問題を取り上げ...全文を見る
05月20日第169回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○谷合正明君 公明党の谷合です。  先週に引き続きまして、食料価格高騰問題の関連質問をさせていただきたいと思います。  この食料価格高騰問題につきましては、我が国としてもこれは当然国益にかなう取組課題でございます。また、国際社会の中でも先頭に立って取り組むべき課題であります。...全文を見る
○谷合正明君 もう一つ、国内問題として、特異な事情というのが、実は米が余っている日本が米を輸入して、一方で今世界で食料、米不足の危機になっているという問題がございます。  国内問題としては、我が国は言うまでもなく今農業者の減少であるとか耕作放棄地の増大、米の生産過剰といった問題...全文を見る
○谷合正明君 大臣の言わんとすることもよく分かります。その上で質問させていただきました。  来週は横浜でTICADⅣが、アフリカ開発会議がございます。そして、八月の洞爺湖サミットもこの食料問題が議題に上ろうかと言われております。六月上旬にはローマの食料サミットもございます。 ...全文を見る
○谷合正明君 もう時間でございますので、最後、このODAの問題は、農水省だけじゃなくて、ほかの省庁もたくさんありまして、もっと効率よく、連携すればもっともっと食料・農業問題に対応できると私は考えております。この点については、しっかりまたこれからも、どういう使い道をするのか等、この...全文を見る
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  政府提出の農林漁業有機物資源のバイオ燃料の原材料としての利用の促進に関する法律案、いわゆる農林漁業バイオ燃料法案について質問をいたします。  バイオ燃料については大きく三つの目的、意図があるということであります。一つは、CO2を増加させ...全文を見る
○谷合正明君 食料価格高騰の要因としてこのバイオ燃料ブームがあるということも一因だということで委員会質疑でやり取りさせていただきましたが、今の大臣の答弁で、まずは日本型のバイオということで食料、飼料と競合しないバイオ燃料の生産拡大を図っていくという話でございました。  こうした...全文を見る
○谷合正明君 国民の皆様から具体的にどういう御意見があったのか、すべて承知しているわけではありませんが、地域の実態、実情に合わせた形の進め方というのが大事であるということがいろいろ説明会の中で分かってきたという話でございました。  こうした国民への対話というか、国民の皆様との意...全文を見る
○谷合正明君 分かりました。  次に、耕作放棄地の活用についての質問をさせていただきます。  基本的には食料、飼料と競合しない形で進めていくわけでありますが、しかしながら、今我が国国内においては埼玉県の面積に匹敵する耕作放棄地がございます。また、不作付け地も含めた遊休農地とい...全文を見る
○谷合正明君 実は、バイオディーゼルの方なんですけれども、ジャトロハという何か植物があるそうでありまして、今我が国としてもその開発、開発というんですか、どういう土地でこれが利用可能なのか。特に、アフリカだとかいろんなところでこのジャトロハという作物が干ばつや害虫に強く特別な手入れ...全文を見る
○谷合正明君 私はもう一つ、やはりエタノールの変換効率の向上の技術開発が一番大事であるというふうに考えておりまして、今世界的に研究開発競争が行われている中で、ここに力を注いでいくことが本当に国策にかなっていると私は思います。これは、技術分野、技術研究開発は我が国得意分野でございま...全文を見る
○谷合正明君 やはり革新的技術開発というふうに称されているこの三つの分野、本当に力を入れていく必要があると思っております。特に、再三申し上げますが、このセルロース系原料の効率いい糖化、ここを本当にどうやってやっていくのか。これがもうできれば、我が国の将来って本当に大きく変わるんじ...全文を見る
○谷合正明君 ありがとうございました。  以上です。
05月21日第169回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  早速、時間の関係もございまして、官房長官の方からまず質問させていただきたいと思います。  まず、無駄ゼロへの取組ということで、先ごろ福田総理の方から、政府における無駄の徹底的な排除に向けた集中点検として無駄ゼロに向けた取組方針が打ち出さ...全文を見る
○谷合正明君 いろいろな取組がある中で、とりわけ行政と密接な関係にある公益法人の集中点検、これが六月末までに取りまとめるということでございまして、まさにこの公益法人の集中点検、これが本当に大事であると思っております。  今回、国会で、特に道路関係公益法人の不適切な支出等が大きく...全文を見る
○谷合正明君 是非、省庁横断的になっておりますので省庁任せではなかなか進展しない、そこでやはり徹底した事業仕分けを総理と官房長官のリーダーシップの下で断行していただきたい。  さらに、道路関係公益法人の議論の中で天下りの問題がクローズアップされました。例えば五十の法人という、五...全文を見る
○谷合正明君 国家公務員は国民全体の奉仕者であると、当然の話でありますけれども、それぞれの能力を国家、国民のために十分発揮できる、そういう行政、そういう環境をしっかりつくっていただきたいと思っております。その意味では、今回の無駄ゼロの取組というのは本当に言葉だけで終わらせてはいけ...全文を見る
○谷合正明君 次に、公益法人と関連するかもしれませんが、NPOについて取り上げたいと思います。  岸田特命担当大臣にお伺いしたいと思うんですが、まず、これ、NPO法は議員立法として制定されました。いわゆる平成十年に施行されておりますので今年で満十年という節目の年であります。NP...全文を見る
○谷合正明君 NPOと今後行政とのパートナーシップ、協働というのが非常に大事になってまいります。先ほど大臣の方からおっしゃっていただいたように、官でも民でもない新たな地域社会の担い手ということで非常に大事な役割を持っております。これは広く公益法人にも言える話なんですが。  そこ...全文を見る
○谷合正明君 NPO法も施行十年たっていますが、まだまだテークオフしたばかりであるという認識もあって、そういう意味では環境整備を順次しっかりしていただきたいという声はたくさん出されております。内閣府として何ができるのかというところで、ある程度その制約があろうかとは思いますが、しっ...全文を見る
○谷合正明君 では、引き続きNPOについて質問させていただきますが、このNPO法人の認証要件について、今、業界というかNPO側から寄せられている話でありますが、認証について都道府県での取扱いに違いが見られると、一部において事実上の許認可とも思われるような態度と取扱いをしているとこ...全文を見る
○谷合正明君 その点分かった上での質問ではあるんですが。  さらに、いろいろな具体的な要望というか、改善すべき事項としてNPO側から挙がっている話として、認定NPO法人制度であります。先ほど大臣の方から、NPO法人が税制優遇受けられる法人として認定NPO法人制度というのがあると...全文を見る
○谷合正明君 これを、数字を政府としてはどのように認識されているのかなと。まず、この数字が、この認定NPO法人数が伸び悩む原因をどのように把握されているのか。また、これをもし阻害要因があるのであれば、その改善に向けてどのような施策を講じるつもりなのか、併せて説明していただきたいと...全文を見る
○谷合正明君 ステップ・バイ・ステップで改善されているとは思います。その上で、NPOのある方からも、例えば申請のやり取りの中で窓口の国税局の担当者の方が非常に誠意のある方で、お互い信頼関係を築きながらやり取りができたという声も上がっております。  ただ、一方で、何というんでしょ...全文を見る
○谷合正明君 小規模のNPO法人も実際数多く存在しておりますので、その点についても考慮しながら、簡単で分かりやすいものを作っていきたいというのがNPOの側からの要望でございます。  NPO法人に対する信頼というのはいまだ未確立とも言えております。内閣府の調査によりますと、NPO...全文を見る
○谷合正明君 これまでなかなか取り組んできたにもかかわらず進まなかった問題でございますので、専門スタッフ職制度、それはそれで評価したいとは思いますが、しっかり実行できるように増田大臣にお願いしたいというふうに思います。  さらに、今話題になっておりますのが国の出先機関の見直しで...全文を見る
○谷合正明君 どうぞよろしくお願いいたします。  最後にお伺いしますが、公務員の退職金の話なんでありますが、憲法十五条二項において、「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。」とされているにもかかわらず、ゴルフ接待を受け、商社と癒着するなど、あたかも一部の奉...全文を見る
○谷合正明君 さらに、在職中に不祥事を起こし懲戒処分となった職員に対しても退職手当の支給を制限する仕組みが必要との声もあるわけでありますが、この点についてはいかがなんでしょうか。
○谷合正明君 時間が来ましたので、これで終わりたいと思います。
05月22日第169回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○谷合正明君 公明党の谷合です。  今日は、耕作放棄地についてまず質問をさせていただきます。  耕作放棄地については、先ほどもございましたが、これ平成十九年、昨年十一月に「農地政策の展開方向について」ということで、五年程度をめどに耕作放棄地ゼロを目指していくという大胆なプラン...全文を見る
○谷合正明君 今のお話の中に不在村地主との直接面談という話もございましたが、本当に地方に行くと、地方から都市部に住居を移したという土地持ち非農家が結構いらっしゃるわけでありまして、その連絡先を調べていく、そしてさらに協力要請を直接面談で面接して行っていくという作業ということなんで...全文を見る
○谷合正明君 当然、人が移動して、またその交通費もいろんな意味で掛かるわけでありまして、その予算を計上されておるんですか、もう。
○谷合正明君 そうですか。しっかりその辺の細かいところの配慮もお願いしたいというふうに思います。  さらに、耕作放棄地対策の中で、今年から農地の面的集積を図るという意味で、委任、代理で農地を集めて再配分する仕組みのモデル事業があろうかと思いますが、十の市町村で展開していくという...全文を見る
○谷合正明君 分かりました。  もう一つ、耕作放棄地の対策という直接の目的ではないかもしれませんが、中山間地域等の直接支払制度がございます。平成十二年度から、基本的には条件不利地域の不利を補正するための施策ではありますが、ただ、ねらいとしては、中山間地域の耕作放棄の増加に歯止め...全文を見る
○谷合正明君 是非継続するように、今後財務省にしっかり働きかけていただきたいというふうに思います。  最後に、大臣に質問させていただきますが、昨年十二月に公明党の地域活性化推進本部で過疎集落実態意識調査を行いました。  その中で、集落に入っていくと、冠婚葬祭や田畑の管理など、...全文を見る
○谷合正明君 ありがとうございました。
05月27日第169回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○谷合正明君 公明党の谷合です。  本法案は、食品製造事業者がHACCP手法を導入するため一定の施設整備を行う際の金融・税制上の措置を講じて支援をすることを目的としたものでありまして、それ自体は結構なことであります。  しかしながら、これまでHACCP手法を導入している普及率...全文を見る
○谷合正明君 アンケート調査を取りますと、やはり今おっしゃっていただいたような人材育成の話と低利の融資制度、これについて、大変役に立つ制度であるのでここを充実してほしいという話だと思います。とりわけHACCP手法を広めていく上での人材育成あるいは指導者の話でありますが、これまで具...全文を見る
○谷合正明君 人材育成の問題と並んで、施設の整備、ここに多額の資金、金額が、投資が必要であるということがネックになっているわけであります。こうした点について、まず確認ですけれども、HACCP導入に必要な施設整備というのは通常よりどれくらい割高になっているのかという数字の確認と、も...全文を見る
○谷合正明君 今、交差汚染防止のための施設の基準の話もありました。高度化基準の一つに、まさに施設の整備の基準というのが設けられております。今言われたような交差汚染の防止であるとか空調設備であるとか監視制御装置でありますとかでありますが、このHACCP法では施設整備の基準というのは...全文を見る
○谷合正明君 今お話がありました、この基準の話であります。これは実際コストに反映されてくる点にはなろうかと思っておりますが、まず全体的なお話として、中小企業における導入促進のためにできるだけコストを抑えていくという点があろうかと思いますが、融資のメニューは充実させることはあったと...全文を見る
○谷合正明君 安価で簡易なHACCP手法、どういう導入の仕方があるのか、そういった情報の共有であるとか、そもそものHACCP手法の導入コスト低減策の研究というのを十分していただきたいというふうに考えております。  更に言えば、特別な施設や設備が本当にどこまで必要であるのか、この...全文を見る
○谷合正明君 当然、本来の目的を守るための基準であるんでありますが、その基準が余りに実態とどうなのかと、中小企業の経営状況と比べたときにどうなのかという、その辺の検証も必要であろうと思って、そういうことで要望させていただきました。  その上で、大臣に質問させていただきますが、H...全文を見る
○谷合正明君 ありがとうございます。  私は、ある若手の経営者の方にお話しして、日本の農業をどうするかという話をしたときに、これからメード・イン・ジャパンとチェックド・バイ・ジャパンということも大事であると。つまり、日本国産品というのは今非常にブランド化になってきて非常に世界中...全文を見る
○谷合正明君 公明党の谷合です。  まず、今日の午前中にも質疑がありましたが、先週総務省から改善勧告が出されました輸入食品の検査についてでございます。  まず、総務省によるこの指摘事項について、それは総務省の指摘事項というのはどういったものだったのか、それは全面的に正しいもの...全文を見る
○谷合正明君 動物検疫所と植物検疫所で指摘されたことについての、これは原因についてはただいまどのように承知されているんですか。
○谷合正明君 今回の指摘を受けてどういうふうに改善していくかという話なんですが、今おっしゃっていただいた回答の中には、通達そのものを改正すべきじゃないかという話もあれば、不適切だったのかやむを得なかったのか、この辺を調査していきたいという話もあるんですが、今言える段階で結構なんで...全文を見る
○谷合正明君 質問しますが、厚生労働省におきましてもどのように今後していくかという問いなんでありますが、昨年の十二月にも食品の安全について私、藤崎部長に質問させていただきました。そのときは、人員の問題以外に、検査の機能を検査項目を拡充したりだとか、必要な最新の検査機械を導入すると...全文を見る
○谷合正明君 いずれにしましても、輸入食品の安全性の確保、また農業生産の安全の確保、これも両省においてはしっかりやっていただきたいというふうに思います。  次の質問に移ります。  林業の話なんですが、林業再生のための新生産システムについてなんですが、これは私、新生産システムは...全文を見る
○谷合正明君 現場に行くと、製材所が全国でどのくらいあるか私分かりませんが、半減ぐらいするんじゃないかというぐらいの危機感を持っておると。もちろん意欲あるところは生き残りを懸けていろいろな意味で効率化を図っていくということで、今まさに必死になって頑張っているわけでありますが、この...全文を見る
○谷合正明君 是非きめ細かい対応をしていただきたいというふうに思っております。  もう一つ、路網の整備なんですけれども、やはりこれは一番大事なポイントなんですが、林道の開設延長に比べると、我が国の場合、作業道、作業路の開設延長が少ないという、現実問題としてありました。ここ数年で...全文を見る
○谷合正明君 是非、慎重に検討する中で、知恵を出して路網整備を推進していただきたいと思います。また、これ自治体によって規制の概念がまた違ったりしますので、この辺も林野庁としても実態を把握していただきたいというふうに思います。  最後になりますが、また今度は漁業の話なんですが、先...全文を見る
○谷合正明君 そんなに四千件もあったとは知らなかったんですが、これは本当に困っているんですよ。このために行くんですよ。こんなのファクスでいいじゃないかという話もあるし、申請期間をもう少し延ばしてくれという話があって、この話は現場ではなかなか進まないんです、これは国の話だということ...全文を見る
○谷合正明君 以上です。終わります。
06月10日第169回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○谷合正明君 公明党の谷合です。  まず初めに、世界で起きています食料価格高騰問題について大臣にお伺いいたしますが、食料サミットを終えて帰国されて、先ほど午前中に出張報告ということで報告をいただきました。まず冒頭に、この食料サミットを終えて、この報告の中に触れられていないような...全文を見る
○谷合正明君 我が国の主張が盛り込まれたということであります。よくよく読んでみると、いろいろ各国の思いが込められていて、どう読み取るかというのは非常に難しいんだと思います。そのことがよく分かりました。  改めて、我が国の食料安全保障について確認をさせていただきたいんですが、この...全文を見る
○谷合正明君 よく分かりました。  国内の農業資源の確保であるとか、また国際的なルールの確立など、輸入食料の安定的確保であるとか、あるいはこれまで余り食料安全保障という観点では語られていないような都市農業の振興だとか、私は、基本方針のその下で考える細かい施策については、時代時代...全文を見る
○谷合正明君 おっしゃるとおり、関係省庁がしっかり連携を取るということが大事であると思います。生活用水は厚労省、工業用水は経産省、農業用水は農林水産省、水資源についていうと国土交通省がやっているということでありますので、もう少しこの水というものを戦略的に取り扱うために政府として力...全文を見る
○谷合正明君 分かりました。  次の話題に移ります。  まず、日本の国内の米生産でありますが、先ほどから出ている米粉の話を質問させていただきたいんですが、まず、輸入に大きく依存している穀物の代替を促進するために、米粉だとかあるいは米油だとか稲発酵粗飼料、飼料米などへの支援措置...全文を見る
○谷合正明君 今、政府の小麦売渡価格が四月に三〇%引き上げられて、これは昨年の十月に一〇%引き上げられたことに続いて大幅な引上げでございまして、秋にもまた、これ下がることはないだろうと言われております。そうした中、これ、消費者もまた食品会社も大変苦労をしております。中長期的に見れ...全文を見る
○谷合正明君 是非よろしくお願いいたします。  さらに、次の質問に移りますが、先ほど食料安全保障の国内自給率を高めるという話の中で、政務官の方から担い手の確保ということがありました。そこで、担い手といいましても、いろいろなことが考えられるんですが、例えば外国人の労働者という、今...全文を見る
○谷合正明君 これ、単純労働者を受け入れるという話ではなくて、本当に担い手をどうやって確保していくのかという中で、例えば言葉であるとか労働条件であるとか賃金など、たくさんの課題がありまして、この辺りを真剣に議論しないと、結果的に、制度が不十分で法を犯したりだとか、そういう問題に行...全文を見る
11月06日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○大臣政務官(谷合正明君) お答えします。  WTIの原油価格は本年七月十一日に百四十七ドルを記録した後、下落に転じております。現在は六十ドル台半ばから七十ドル程度で推移しております。  原油市場の安定化につきましては、これまで我が国としまして、本年初頭のダボスでの消費国閣僚...全文を見る
○大臣政務官(谷合正明君) 委員御指摘の点でございますが、まず灯油の小売価格についてでありますが、これは八月十一日にリッター百三十二円と、ここが最高値を示しておりますが、原油価格の下落を反映しまして十一週にわたり連続して下落しておりまして、直近では最高値に比べてリッター二十四円下...全文を見る
11月11日第170回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○大臣政務官(谷合正明君) この度、経済産業大臣政務官を拝命いたしました谷合正明です。どうぞよろしくお願いいたします。  広範かつ重要な分野を扱います経済産業行政を担う重責、大変身の引き締まる思いでいっぱいであります。高市副大臣、また吉川副大臣、そして松村大臣政務官共々、二階大...全文を見る
11月12日第170回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○谷合大臣政務官 皆さん、おはようございます。  このたび経済産業大臣政務官を拝命いたしました谷合正明でございます。  大変広範かつ重要な分野を扱う経済産業行政でございます。大変身の引き締まる思いでいっぱいでございますが、どうぞよろしくお願いをいたします。  高市副大臣、そ...全文を見る
11月13日第170回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○大臣政務官(谷合正明君) 今、藤末委員の方から中小企業基本法に合わせて三億円未満とするべきでないかというお話がございました。  委員御案内のとおり、中小企業基本法において業種ごとにまず資本金の額と従業員の数で中小企業の範囲を決めております。その中で製造業については資本金三億円...全文を見る
○大臣政務官(谷合正明君) 今、松委員から御指摘のあった点は大変に重要な問題だととらえております。  人材育成の強化がコンテンツ産業の国際競争力を強化するためにも必要不可欠であると考えております。今アニメのお話がございましたが、実際に国際的な分業が進んでおります。そうした中で、...全文を見る
11月13日第170回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○大臣政務官(谷合正明君) 小学校、中学校、高校における職業教育の取組でございますが、経済産業省では我が国の、将来の我が国の産業を担う人材を育成するために、学校教育の早期の段階から職業への関心あるいは働くことへの理解を高めることは非常に重要なことであると考えております。  この...全文を見る
12月03日第170回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○谷合大臣政務官 高木委員御指摘のとおり、雇用のミスマッチが現在生じております。今、有効求人倍率が前の月より〇・〇四ポイント低下しまして〇・八〇倍になって、雇用情勢が悪化する一方で、地域、業種によっては一定の求人倍率が存在をしております。  例えば、建設業、製造業では雇用環境は...全文を見る
12月11日第170回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○大臣政務官(谷合正明君) 藤末委員の方から、まずは法人税法の定義についての質問と、また中小企業の交際費の損金算入についての御指摘がございましたので、その点について簡潔にお答えさせていただきます。  中小企業基本法におきましては、業種ごと、資本金の額、従業員の数により、その中小...全文を見る