冨沢篤紘

とみざわあつひろ



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冨沢篤紘の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第145回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○冨沢委員 公明党・改革クラブの冨沢篤紘でございます。  二点について御質問を申し上げます。  まず、防衛庁関係で、防衛庁長官にお尋ねをいたします。  予算書に基地周辺対策費が計上をされておりまして、その中の住宅防音工事について伺います。  住宅防音工事は、米軍機騒音から...全文を見る
○冨沢委員 当初予算の数字というものは、防衛庁のこの仕事に取り組む基本的な姿勢を示しているもの、こういうふうに私は解釈をいたします。  横浜地裁の判決で、騒音訴訟、国が負けました。原告約三千四百人、そして補償総額は二十七億円の判決が出ております。司法で国が負けた、この司法の判断...全文を見る
○冨沢委員 地元の受けとめ方としては、この減額措置は国防の音に苦しむ住民に弓を引くものだ、こういう受けとめ方でございますので、今御答弁をいただきましたが、ぜひ復活への御努力を、ここで注文をつけておきます。  次に移ります。  空港の進入表面下のジェット騒音への補償制度を新しく...全文を見る
○冨沢委員 厚木基地ではジェット艦載機のNLP訓練が行われておりまして、この騒音は並の音ではございません。初めて聞いた方はぶったまげるような大変な音でございまして、私はそれを聞きながら育った人間でありますけれども。  民間機はもうけのために飛んでいるんですよ。軍用機というのは日...全文を見る
○冨沢委員 基地交付金、調整交付金は、確かに騒音も含まれておりましょうけれども、本来の目的は、音に対する交付金、調整交付金ではないはずでございます。前額賀防衛庁長官は、この必要性を御理解いただいて、そしてどういう方法でそれができるか検討をしてみたい、こういう御答弁をいただいている...全文を見る
○冨沢委員 自治省の交付金、調整交付金とは、私が申し上げている補償制度とは筋が違うものでございまして、自治省の所管の金というのは、地方自治体に配分をされる交付金、調整交付金でございますので、これは基地の資産とか施設に対して、あるいは土地の固定資産税分に対して支払われる、これが筋な...全文を見る
○冨沢委員 ぜひお願いをいたします。  次に、外務大臣にお伺いをいたします。  日米安保条約の適用範囲と台湾問題、こう通告を申し上げておきましたが、私は、日米安保体制、これは日本外交の基軸である、さらに、一九七二年、田中内閣のときにでき上がった日中国交回復、それに続く平和条約...全文を見る
○冨沢委員 一九七二年の日中共同声明、さらに七八年の平和友好条約、ここには、台湾は中国領土の不可分の一部である、さらに、お互いに内政には干渉しない、内政不干渉の原則が明記されておりました。  ところが、それ以前の安保条約の極東の範囲というのは、一九六〇年に政府の統一解釈が出てお...全文を見る
○冨沢委員 周辺事態という概念が、私は、今までの政府からの御説明で、極東と同一かな、そんなふうに解釈をしているところでございますが、日中国交回復の原則、平和条約を尊重すれば、台湾は周辺事態には含まれない、こういうふうに読み取れませんか。
○冨沢委員 日米ガイドラインを新しくする、これは時代の要請で当然のことだと認識をしますが、中国の不信、反発を受ける形で新しいガイドラインが設定をされてはいけない、こういう懸念を私は持っておるわけでございますが、これからの日本と中国の長い友好関係を考えた場合、十分中国の御理解がいた...全文を見る
○冨沢委員 ありがとうございました。
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○冨沢分科員 公明党・改革クラブの冨沢篤紘でございます。  中路議員、今横須賀基地の問題、それに関連した問題を取り上げましたが、私は、私の選挙区の真ん中にあります厚木基地周辺対策に的を絞って質問を申し上げます。  日米同盟の中で、アメリカはいろいろな戦力を持っているんですが、...全文を見る
○冨沢分科員 厚木基地の重要性は十分御理解をいただいているようでございますが、この重要性に比べますと周辺対策に国は極めて手ぬるいものがある。御承知のように、横浜地裁では着艦訓練の騒音訴訟において国が敗訴し、二十七億円の賠償金を命じられている。  いろいろな基地対策が必要なんです...全文を見る
○冨沢分科員 役所の計算によると、八対一の金額の差がある。  先ほど基地被害という問題を出しましたが、NLP訓練がここでまた二月後半に行われます。硫黄島で大部分が行われますが、もちろん厚木基地でも行われる。その場合に、この赤いところが滑走路でありまして、左旋回で厚木基地は飛行機...全文を見る
○冨沢分科員 国の御努力は認めるんですよ。硫黄島に代替訓練場をつくった、これを訓練場の拡散だなんと言う方もいますけれども、私は、この御努力は高く評価をするところでございます。訓練量を十としますと、八から九ぐらいが硫黄島で行われている、これもこの成果であります。  しかし、一、二...全文を見る
○冨沢分科員 いや、理解をいただきたいと言われましても、何とかそこを乗り越える努力、これは政治、政治家の仕事でありますので。  この音は裁判所で違法判決が出ているんですよ。司法の判断を尊重すれば、当然政治として新しい対応、新しい法律をすべきじゃないですか。国の責任として、防衛の...全文を見る
○冨沢分科員 私は、大変おかしいと思いますね。自治省でも防衛庁側でも現行法上は対応が困難だと。いろいろな住民がいるわけなのですが、日米安保体制を否定する、認めない人が裁判を起こして、横浜地裁で勝訴をかち取って、そして補償金を手にしている。日米防衛体制を認めて、この激しい音に耐えて...全文を見る
○冨沢分科員 最後にしますが、光の当たる新しい制度をつくる、研究してつくる、この対応を防衛庁として推進していただきますようお願いを申し上げまして、質問を終わります。
03月03日第145回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○冨沢委員 公明・改革の冨沢篤紘でございます。  通告書にありますとおり、領土問題、北朝鮮問題、基地周辺対策、以上三点について順次質問をいたしますので、簡潔な御答弁をお願いをいたします。  まず、北方領土問題でありますが、北方領土がいつ返ってくるか、国民の大きな関心事でありま...全文を見る
○冨沢委員 さきの日ロ外相会談でも、イワノフ外相が、二〇〇〇年までの平和条約については難しいであろう、こういう発言が伝えられております。エリツィン大統領と橋本総理の間で二〇〇〇年までに領土問題を解決をする、この合意は大事にしなければならないと考えますが、伝えられてまいりますロシア...全文を見る
○冨沢委員 過去にアメリカの沖縄返還という成果が日本外交にあるわけでございますが、戦争が終わった後、国境線をどこに引くか、大変難しい問題であります。殊に、この北方領土を見た場合に、現にロシア人が居住をして生活をしている。その前には、日本人の元島民の権利がある。そして、さらにはアイ...全文を見る
○冨沢委員 政権の命運をかけてとにかく頑張ってもらう、これは当然のことでありますけれども、相手がロシアで、しかも事は領土問題。そう簡単に日本の主張が通ずる相手とは思えませんので、したがって、今、御答弁は要りませんけれども、いろいろな方策、多面的に領土返還の道を探っていく、このこと...全文を見る
○冨沢委員 竹島というのは日本海に浮かんでいる島ですが、私たちは、日比谷公園ぐらいの広さというふうに教わっておりますが、これは当然日本の領土だと信じておりますし、ここに韓国が実効支配を強めている、国民にとっては我慢がならないところ、これが率直な日本人の感情でありましょう。この国民...全文を見る
○冨沢委員 さまざまなルートで我が国の立場を説明されている、こういう御説明ですけれども、具体的に日本の領有を主張する、具体的な提案を韓国にぶつけたことがございますか。
○冨沢委員 韓国が実効支配を強めている、現に港ではなしに防波堤をつくっているというような情報も入ってくるわけなんですが、これを具体的にやめさせるような手だては外務省として申し入れをされておるのですか。
○冨沢委員 それに対して韓国はどういう回答をされておりますか。
○冨沢委員 それで質問を申し上げておるのですが、このまま今までの従来方式をやっておりますと、最終はこれは韓国の島になってしまうのではないですか、そういう懸念はありませんか。
○冨沢委員 最後は韓国の島になってしまったというようなことのないように、しっかりとした対応をお願いします。  次に、中国との間で領有権問題が起こりました尖閣諸島なのですが、八つの無人島と岩礁からできていると勉強しておりますが、一八九六年、明治政府が領有宣言をして以来、日本が実効...全文を見る
○冨沢委員 実効支配をしておる、日本の領土だという活動を常時継続的になすっていると受けとめているのですが、その内容について御説明ください。
○冨沢委員 しっかりとお願いをいたします。  二番目の北朝鮮問題についてお尋ねをいたします。  午前中からこの問題は議題になっておりますが、北朝鮮というのは本当にわからない国で、しばらく前の金賢姫、ラングーンの爆破事件とか日本の拉致事件とか、このごろは覚せい剤も国家の関与だな...全文を見る
○冨沢委員 テポドンの発射をしそうだ、着手をした、こういうときに自衛隊は発射の拠点をたたけるのですか。
○冨沢委員 二番目のシミュレーションでは、北朝鮮の艦船の護衛で北朝鮮の上陸艇が日本海から上陸しようとして日本に接近をしている、領海に入ろうとしている、この場合、海上自衛隊はどういう行動をとるのですか。
○冨沢委員 上陸艇から戦車がいよいよ日本本土に入ってきた、これに対して陸上自衛隊はどういう迎撃態勢をとるのですか。
○冨沢委員 話によると、日本の戦車は道路交通法上日本の道路は走れないと聞いておりますが、迎撃態勢を組み立てられるのですか。
○冨沢委員 航空自衛隊、スクランブルについてもいろいろなシミュレーションがあるわけなのですが、要は、午前中の議論の中でも、防衛庁長官は、現在は法改正までは考えていない、こう明言をされているわけでございますが、日本のすぐ近くには具体的に北朝鮮という無法国家があるわけです。有事が起こ...全文を見る
○冨沢委員 次に移ります。三番目の基地対策、基地周辺対策について伺います。  私は選挙区が神奈川第十三区でありますが、神奈川十三区は四つの市から成っておりまして、その中に、大和市、綾瀬市にまたがる厚木基地がある。この厚木基地でアメリカのキティーホークの艦載機のNLP訓練が行われ...全文を見る
○冨沢委員 防音工事も、代替訓練飛行場をつくったこともよく承知をしているのですよ。現行法の中で救済策がないということもわかっておる。その上に立って質問をしているのでありまして、長官、御答弁いただきます。  これはやはり政治家が新しい制度をつくる、新法をつくって対応する。安保体制...全文を見る
○冨沢委員 終わります。
03月10日第145回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○冨沢委員 公明党・改革クラブの冨沢篤紘でございます。  選手交代で初めての委員会ですが、大変勉強させていただきまして、ありがとうございます。  六つの視点から、新しい首都を建設すべし、こういうお立場でありますが、昔の平安遷都にしろ鎌倉に都を移すにしろ、遷都というのは、それ自...全文を見る
04月01日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第5号
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○冨沢委員 公明党・改革クラブの冨沢篤紘でございます。  連日長時間大変御苦労さまでございます。お疲れでしょうが、いましばらくおつき合いのほどをお願いをいたします。  能登半島沖に二隻の不審船があらわれて、先月二十四日、安保懇談会が開催をされました。野呂田防衛庁長官のお考えは...全文を見る
○冨沢委員 目的、はっきりわからない。
○冨沢委員 推測で結構ですからお示しください。
○冨沢委員 もう一つお伺いします。  海上保安庁、自衛隊挙げて、工作船二隻を捕まえようとして追跡劇を展開いたしました。追跡の目的、追っかけた目的、これは何なんでしょうか。
○冨沢委員 海上保安庁、海上自衛隊、総力を挙げての追跡劇。工作船に接近をし、追尾し、警告をし、P3C対潜哨戒機は、進路前方、威嚇爆撃までした。しかし、停船をせずに、検査もできずに逃げられた、これが結果であります。大山鳴動してネズミ一匹とれず。二隻の北の工作船は悠々と逃げてしまった...全文を見る
○冨沢委員 この追跡劇の最終責任者はどなたになるんですか。
○冨沢委員 運輸大臣には責任はございませんか。
○冨沢委員 領海を侵犯された、この事の重大性をもっと強く私は認識してほしいですよ。逃がしてしまったんだから、当然つかまえなければいけない話だ。私は、国民におわびの表明、逃がしてしまいました、まことに申しわけございません。私たちはそのために税金を払っているんです。年間五兆円もの国防...全文を見る
○冨沢委員 野中官房長官に出席を要請しておるんですが。
○冨沢委員 そうですか。  野中官房長官が、新聞情報なんですが、二十九日の政府・与党協議会で、沿岸警備の実態が北朝鮮側にさらけ出されてはいけないと指摘をされました。これは防衛庁長官や運輸大臣が、テレビや記者会見で沿岸警備の手のうちを詳細に説明をし過ぎている。長官の発言ですと、こ...全文を見る
○冨沢委員 国民への説明はもちろん大事であります。しかし、本来の任務の、領海侵犯した北朝鮮の工作船を拿捕して曳航して調査をする、これが何よりも第一の仕事でありますので、どうぞひとつ一層の御努力をお願いいたします。  今回の北朝鮮工作船追跡劇を点検いたしますと、私は、領域警備が現...全文を見る
○冨沢委員 安保懇談会の議事録をぜひお読みをいただきたいと存じます。そのとき、防衛庁の御答弁は明確に出ておりますので、ぜひお読みになってください。  せっかく官房長官に御出席をいただきましたので、過日の新聞報道の内容について真意をお聞かせいただきたい。  二十九日の政府・与党...全文を見る
○冨沢委員 ありがとうございました。  本論の日米ガイドラインについて質問いたします。周辺事態法案、十二条から成る小さい法案でありますが、しかしながら、我が国の安全確保のために自衛隊が当然やるべき任務がある、ここに道を開く法案であるという立場から質問をいたします。  第一条、...全文を見る
○冨沢委員 今回の法案が成立いたしますと、我が国の領土だけでなく、米国の後方支援を自衛隊が受け持つ、こういう任務が出てくるわけでございますが、防衛範囲をはっきりさせない、これは、私は戦争を抑止する一つの考え方だと思います。しかし、戦争を抑止する、この効果がある反面、マイナスもある...全文を見る
○冨沢委員 ありがとうございました。  戦争も外交の延長線上にあるわけでありますので、外交の基本方針は国民にわかりやすくあること、これが必要であります。  一九六〇年の日米安保条約の適用範囲、これは御承知のとおりの広さ、極東という範囲でございますが、一九七二年、日本と中国が国...全文を見る
○冨沢委員 第二条、周辺事態に対応する対応措置を実施されるとありますが、対応措置が武力の威嚇、行使に当たるものであってはならない、現行憲法では当然のことでしょう。そこで私は、日米安保体制下での日本の自主判断が、周辺事態に対してできるかどうか、大変懸念をしているところであります。 ...全文を見る
○冨沢委員 一つ確認をお願いします。  それぞれ主体的に判断をする、こういうことなんですが、米国が、周辺事態が発生した、日本に協力要請をする、これに対して日本政府がノーと言うことも当然考えられると思いますが、そういう想定はできますか。
○冨沢委員 ありがとうございました。時間なので終了いたします。
05月13日第145回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○冨沢委員 防衛庁長官、また自衛隊、海上保安庁の皆さん、大変御苦労さまでございます。御努力に心から敬意を表するところでございます。  若干、御報告を伺いまして御質問をさせていただきます。  まず第一に、防衛庁の発表では、二十三日に不審船が日本海にあるという情報が入ってきた、こ...全文を見る
○冨沢委員 警察庁の方で、二十二日午後には既に、不審船が日本海にいるという情報をキャッチしている。当然これは、海上保安庁あるいは防衛庁にも連絡があるはずでありますが、この点いかがですか。
○冨沢委員 領海侵犯のこの案件を、警察庁はなぜ海上保安庁、防衛庁に連絡をしなかったんですか。
○冨沢委員 私が午後一時過ぎに警察庁の方から受け取った説明では、この記事は間違いがないという確認をしておるんですが、二十二日の午後に警察庁がこの事件を、事案をキャッチしておれば、海上保安庁、防衛庁に連絡すべきは当然だ、当然の仕事だと思いますが、いかがですか。
○冨沢委員 自民党の質問で、今回の対応はまことに迅速な対応であった、テポドンの教訓を生かした、政府としては迅速な対応という評価があったんですが、今の議論でおわかりいただいたように、警察庁は既に二十二日の午後にこの情報をキャッチしている、しかし政府が現実に動いたのは二十三日になって...全文を見る
○冨沢委員 省庁間の連絡体制がまことにできていない、このことがはっきりしたわけでございますが、事は領海侵犯という重大な案件でありますので、これは警察庁の方で間違いない対処を今後していかなければいけないんじゃないですか。
○冨沢委員 確認のためにもう一度質問をします。  としますと、読売新聞の「二十二日午後、正体不明の不審船が日本海にいる」、これは警察庁の記事なんですが、これは間違いですか。
○冨沢委員 話を進めます。  不審船発見をして海上保安庁が追跡をする、引き続いて護衛艦が追跡をする。追いかけられる方も命がけでございますので、当然、追いかけられる方は本国と連絡をとりながら逃走を続ける。これは、連絡をとりながら通信傍受をやっているはずですが、その辺のキャッチは、...全文を見る
○冨沢委員 これまた不思議なことで、普通、追いかけたり追いかけられたりする場合、当然追いかける方も、自衛隊なら司令官との、司令部との間の連絡をとりながら不審船の追跡をする、追いかけられる方は身に危険が降りかかってくるわけですから、もっと本国との、命令者との連絡をしているはずなんで...全文を見る
○冨沢委員 素人が考えてもそんなことは当然やっていることで、訓令側と通信がなかったなんてことは、それはちょっと後生楽な御判断だと思いますよ。  今回の事例で日本は威嚇射撃しかできないということが判明をしたのですが、威嚇射撃というのはなぜ効果があるとお考えになるのですか。
○冨沢委員 報告によれば、P3Cからも艦船からも威嚇射撃をやった、しかし不審船は逃走を続けた、当たり前のことなんですよ。威嚇射撃というのは、その後撃つぞと、撃つぞという強い意思があるから、本番の前のマスターベーションみたいなもので、次に必ず撃つぞということがあるから威嚇になるわけ...全文を見る
○冨沢委員 威嚇射撃をやるのならば、当然、効果のある威嚇射撃にしなければ意味がないじゃないですか。相手はこれしかやらない、威嚇だけのことだ、船には弾は撃ち込めない、そういう日本の護衛艦だということは知っている、そんなことで威嚇射撃になりますか。この点、防衛庁長官、どうお考えになり...全文を見る
○冨沢委員 目的は、領海を侵犯した船を拿捕するとか、日本へ曳航してそれがどこの国であるかを明確にすることにあるんです。そのための海上保安庁の仕事であり、あるいは自衛官の仕事であるはず、私はそう解釈をしております。  昨年の十二月に、韓国は、領海を侵犯された潜水艇を撃沈しました、...全文を見る
○冨沢委員 時間なので終了いたします。ありがとうございました。
05月26日第145回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
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○冨沢委員 冨沢篤紘でございます。  公明党・改革クラブを代表いたしまして、質問をさせていただきます。  参考人の皆様には大変御苦労さまでございます。皆さんの御意見を拝聴させていただきました。  私は神奈川県の大和市生まれでございまして、本委員会の皆様はおおむね、それぞれ産...全文を見る
○冨沢委員 二つ目の質問に移ります。  電力会社が三百億円も二つの炭鉱の石炭を買い取るために過重負担をしている、これも厳然たる事実でございます。  電力会社、ユーザーやあるいは電力料を払っている国民の御理解を得るには、これは県として、もっともっと具体的な支援策、強力なバックア...全文を見る
○冨沢委員 それでは、福岡県知事の麻生参考人にお答えを願います。
○冨沢委員 ありがとうございます。  三つ目の質問ですが、石炭労働組合協議会の安永会長にお伺いをいたします。  御承知のように、日本経済が水膨れ体質のままになっておる、これをどう筋肉質に変えていくか、各業界御努力をいただいている最中でございますが、炭鉱を存続させるとすると労働...全文を見る
○冨沢委員 ありがとうございました。大変勉強になりました。  最後に私の意見を申し上げて、質問を終わります。  通産大臣の諮問機関の石鉱審でありますが、それぞれ立派なメンバーで運営をされておりますが、前回の答申内容は、存続する、廃止をする、両論が併記をされている内容でございま...全文を見る
06月02日第145回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第8号
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○冨沢委員 公明党・改革クラブの冨沢篤紘でございます。  三名の参考人の皆さんには、本日、大変御苦労さまでございます。御意見を拝聴させていただきました。  私は、神奈川県の大和市生まれ、育ちでございまして、残念ながら、神奈川県は誘致を進めております十一府県の中には入っておりま...全文を見る
○冨沢委員 全く同じ質問を三重県知事にお伺いいたします。
○冨沢委員 北川知事にお伺いするんですが、飛行場がちょっと遠いとお思いになりませんか。
○冨沢委員 十一府県が手を挙げておられるようでございますが、移転候補地、地元も含めて国民の関心がいま一つ低い。これは国会の責任でもあるわけでございますが、もう少し議論を盛り上げる必要がある。今のまま、これで国会が、ここが国会等移転の候補地であるという決定をしても、果たして国民の全...全文を見る
○冨沢委員 大変ありがとうございました。  それぞれの県知事として郷土の期待をしょっておられるわけで、これからの御検討をお願い申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
06月03日第145回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○冨沢委員 公明党・改革クラブの冨沢篤紘でございます。通告どおり質問を申し上げます。  まず、周辺事態と日中関係についてお伺いをいたしますが、私はかねてから、台湾は中国の内政問題である、周辺事態から明確に外さなければいけない、こう主張をしてまいりました。しかし、政府はこの点をあ...全文を見る
○冨沢委員 中国政府は基本的に日本政府に不信を持っております。  私たちは、先月、日中友好議員連盟、林義郎代議士を団長に各党代表者一名ずつ、八名で訪中をいたしました。先月十六日から二十三日まで、李鵬全人代常務委員、トウカセン外務大臣、徐敦信全人代外事委員会副主任、いろいろ大勢の...全文を見る
○冨沢委員 今、防衛庁長官の御説明、そのあいまいさが反発、不信の原因になっているのでありまして、李鵬さんの発言では、まさに周辺事態、もうみんなが来て、説明は要らない、日本政府は行動で示せ、こういう御発言もあったところでございます。  七二年、七八年、共同声明、平和友好条約、ここ...全文を見る
○冨沢委員 外務大臣いらっしゃいませんが、何度伺っても政府の説明は、外国人にとっても日本の国民にとっても、極めてわかりにくい。外交安全保障というのは明確であることが必要なので、この点を指摘しながら、質問を進めます。  ガイドライン法成立に伴い、自治体や民間に協力を求めることがで...全文を見る
○冨沢委員 本来、法案が成立する前にこういう協議機関はあってしかるべきものと私は認識をするものでありますが、もうでき上がっておりますので、自治体の首長は大変心配をしている項目でもございますので、どうぞひとつ早急に対応していただくよう要望を申し上げておきます。  質問を進めます。...全文を見る
○冨沢委員 NLP騒音に対して基本的な認識に欠ける感じがしておるのですが、まず第一に、米軍NLPの行われる特殊な限定的な施設であること。これは厚木基地、横田基地、岩国基地、三カ所ぐらいでしか行われておりません、米軍のNLP訓練というのは。したがって、特殊な限定的な施設であること、...全文を見る
○冨沢委員 漁業操業制限法、平成十年度の支払い実績の数字を、水域の数、支払い金額、もう一度御答弁願います。
○冨沢委員 防衛施設の安定運用あるいは訓練海域の運用のために大変な金が出ている。漁民には、二十三水域、十二億五千万円、そして農家には、九施設、七千二百万円の補償金が出ているんですよ。これは国防のため、国防施設の安定運用のために出ている。大変結構な施策であります。  また、これは...全文を見る
○冨沢委員 最後に、防衛庁長官にお伺いをいたします。  防衛庁の御努力で、確かにNLP、硫黄島に新しいもう一本の滑走路をつくっていただいて、全体の練習量の九割方が移っていることも事実です。このために騒音が大幅に軽減されている、これもまた事実でございます。しかし、全部が移らないと...全文を見る
○冨沢委員 時間ですので、終了いたします。ありがとうございました。
07月14日第145回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第12号
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○冨沢委員 公明党・改革クラブの冨沢篤紘でございます。  若い世代の御意見を伺わせていただきまして、大変ありがとうございます。私の長男も、伸一郎と申しますが、神奈川県の大和JCで活動をさせていただいております。大和JCから日本JCに小倉允雄君が出向しておりまして、彼が出向してお...全文を見る
○冨沢委員 我々国会議員も地元で、できるだけ国民の関心がこの件に集中をするべく頑張りますが、できる新しい政治機能の都市は皆さんの世代がお使いになるわけですから、ぜひひとつJCの皆さんも頑張ってPRに御参加をしていただきますようにお願いを申し上げます。  申し上げましたように、神...全文を見る
○冨沢委員 ありがとうございます。  棚橋君に伺いますが、関西、関東と、箱根の山を中心に区切って仕分けをしておる。関東の人間としては、せっかく徳川家康が江戸を都と定めた、畿央の方に新しい首都を設定する、里帰りしてしまうのかな、そんな感じ。もともとあった首都の場所にまたもつくるの...全文を見る
○冨沢委員 横山君にお伺いしますが、いろいろあなたの場所が首都機能の場所として適地であるという理由を伺わせていただいたのですが、私は、東京との連携が大変よろしいのだ、この説明が一番説得力があるかな、こんなふうに受けとめたんですけれども、幾つかある、我が町がいいという理由の中で、こ...全文を見る
○冨沢委員 ありがとうございました。  皆さんの御活躍を期待いたしまして、質問を終了いたします。ありがとうございました。
08月03日第145回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○冨沢委員 公明党・改革クラブの冨沢篤紘でございます。  通告に従って、二点御質問を申し上げるわけですが、八月末に、平成十二年度予算防衛庁関係費の概算要求の時期になるわけなんですが、基地騒音防音工事関係費についてどんな取り組み方をされるのか、まずお伺いをいたします。
○冨沢委員 基地周辺の自治体にとっても住民にとっても大変関心の高い事項でございますので、十分御配慮をいただきますように御注文を申し上げます。  七月の二十三日に第二次厚木基地騒音訴訟の控訴審判決が出まして、三点に要約をされるわけでございます。一つは、国は原告百三十四人に一億七千...全文を見る
○冨沢委員 過去の損害賠償のみを認める司法判断が定着をしたようでございますが、今まで国は、基地は平和と安全のため高度の公共性がある、防音工事も実施しており、騒音被害は受忍限度内である、こう主張をしてまいりましたが、司法の判断でこれは認められなかった。被害補償が防音工事では不十分で...全文を見る
○冨沢委員 長官の御答弁は、判決は厳粛に受けとめる、努力不足も認める、しかし、現行法内では新しい対策を考えるのは困難で、周辺整備法の中で対応していく、こういうことに尽きるわけであります。  私はかねてから、厚木飛行場を初めとするNLPの行われている軍用飛行場に進入表面下騒音被害...全文を見る
○冨沢委員 地方自治体が進入表面下の町内に被害補償をしている。国はできない。そのできない理由は、基地対策の補助金、交付金は使途を限定することが必要条件である。この使途を限定することが必要条件、これは一体だれが決めたんですか。法律に決まっているんですか。使途が限定できなければ基地対...全文を見る
○冨沢委員 使途を限定できなければ金を出さないというのは、大蔵省が予算査定のときに勝手に決めたことです。法律に決まっているわけじゃないんですよ。ですから、施設庁長官にお尋ねしてもこれ以上答弁は進みませんから防衛庁長官にお伺いしますが、予算査定の大蔵省の役人の物差しに政治家が振り回...全文を見る
○冨沢委員 申し上げましたように、石川県小松市でも青森県の三沢市でも工夫をして航空機騒音への交付金制度をつくっている。地方自治体はやっているんですよ。国ができないわけがない。できないのは、予算査定の大蔵省の判断に従っているからできない。新しい制度を政治家がつくれば、つくりなさいと...全文を見る
○冨沢委員 釈迦に説法かもしれませんが、一府十二省の新しい設置法も、役人の権限規定を削除して、そして法律と条例だけで国家、地方自治体の運営をする、裁量行政をやめる、これが基本です。  基地対策の補助金、交付金が使途を限定しなければ出せない、これは予算査定の大蔵省の裁量行政ですよ...全文を見る
○冨沢委員 終わります。
11月18日第146回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○冨沢委員 公明党・改革クラブの冨沢篤紘でございます。  きょうは、職員給与の件、二つ目が神奈川県の米軍基地問題の件、二件について質問をいたしますので、御答弁をお願いします。  まず第一点、一般職の職員給与制度と比較して防衛庁の職員の給与制度の特色としてはどんなものがあるんで...全文を見る
○冨沢委員 本年度の人事院の勧告は、一般職の指定職及び本省庁課長級の職員にかかわる俸給の改定を見送ることとしているほか、期末手当等を年間〇・三カ月分引き下げるという内容になっております。一般職の職員にとっては大変厳しい勧告となっていますが、防衛庁の職員の給与改定はどうなるんでしょ...全文を見る
○冨沢委員 ありがとうございました。  次に、神奈川県の米軍基地問題についてお尋ねいたします。  米海軍の艦載機NLP施設の問題でありますが、アメリカの航空母艦キティーホークは横須賀を母港としている。キティーホークに乗っている艦載機八十機は、厚木基地が母港と言っていいのですか...全文を見る
○冨沢委員 三宅島が代替訓練施設の候補地であるという御答弁をいただきました。  昭和六十年の初めごろ、私は神奈川の県会議員をやっておりまして、当時はNLP訓練が厚木基地だけで行われていた。この騒音が大変ひどい。住民も自治体も困っておりまして、私どもは防衛庁におだてられて三宅島訓...全文を見る
○冨沢委員 三宅島の阿古地区と、具体的に地区まで方針が決定しているようですが、具体的にどんな進捗状況にあるのですか。
○冨沢委員 建設計画が全く現地で進捗していない、こういう御答弁であります。  空母が横須賀へ入る、艦載機が厚木基地に飛来をする、この基本構図は十年間ちっとも変わっておりません。このNLP騒音を何とかしようということで、住民も自治体も大変悩んでいる、困っているわけでございますが、...全文を見る
○冨沢委員 直結方式は困難である、こういうお考えですね。  一方、神奈川県知事もこれは困ってしまっているのですよ。それで、建設省や造船業界が横須賀で浮体施設の実験をされているのは御承知のとおりでございます。これに神奈川県知事は興味を示されている。浮体施設によるNLP訓練、この実...全文を見る
○冨沢委員 地元神奈川県の提案の浮体もこれはだめ、基地を抱える大和市長提案の直結方式もだめ。とすると、当初の三宅島候補地しかないという結論になるわけでございます。  しかしながら、先ほど御答弁いただいたように、三宅島の先が全く見えない。地元は、キティーホークが横須賀、艦載機は厚...全文を見る
○冨沢委員 長官の御答弁ですと、大半が硫黄島で訓練をされているんだからこれで我慢せい、こんなふうにも聞こえるわけでございますが、それはお考えを改めてもらわにゃいけませんよ。  基本的に国の方針は三宅島と決まっているのですから、ここへの努力をしていただかなけりゃ困るわけで、十年前...全文を見る
○冨沢委員 十月神奈川新聞、十一月十二日朝日新聞、それぞれ上瀬谷通信施設不要論に立った上で、十一月の八日に、横須賀の米海軍ドナルド・ワイス司令官が横浜市長、逗子市長を訪問された、この時期、交代でもないし、年末のあいさつでもない、何で司令官が来るのかな、お目にかかったら、ワイスさん...全文を見る
○冨沢委員 事務ベースでこういう、半分返すかわりに半分米軍住宅を建ててくれいという話が来ている、この確認はいただいたところなんですが、不用施設は、その目的のために基地として提供したわけですから、不用になった場合は当然日本に返ってくる、これが筋でございますので、まず、上瀬谷、深谷両...全文を見る
○冨沢委員 ありがとうございました。  終わります。