冨沢篤紘
とみざわあつひろ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
02月28日 | 第147回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号 議事録を見る | ○冨沢分科員 おはようございます。外務省、防衛庁について、若干御質問を申し上げます。 まず外務省関係ですが、小渕総理は、沖縄サミットにアジアの声を反映させよう、こういうことで御努力をされておりますが、大変結構なことだと受けとめております。 中国の参加を米国にも打診をされた...全文を見る |
○冨沢分科員 新聞報道の範囲なんですが、日本が主導して中国の参加を招請していると私は受けとめておるのですが、間違いですか。 | ||
○冨沢分科員 中国外交部は、先日、沖縄サミットには不参加である、こういう表明がされたようですが、これを外務省、どう受けとめておりますか。 | ||
○冨沢分科員 サミット参加国というのは、民主主義、市場経済、これを基本としておりますし、中国はむしろ建国の途中で、西側の要求する民主主義とか人権というのを今中国の政治レベルに導入をすれば大きな混乱になるのではないか、そんな懸念もされているところであります。 私たち素人の立場で...全文を見る | ||
○冨沢分科員 承知しました。 防衛庁にお伺いをいたします。 二月の十五、十六、十七日と、高校入試の時期であったのですが、厚木基地、岩国基地の二つで、FA18など二十機がNLP訓練を実施した。今回のNLP訓練は、硫黄島を全く使わなかったこと、これは初めてのことでございますが...全文を見る | ||
○冨沢分科員 NLP騒音が受忍限度を超えたもので、その騒音に対して裁判所は損害賠償を命じている、御承知のとおりでございますが。 高校入試のこの時期にNLP訓練を人口密集地の基地でやらないでくれ、この申し入れを米軍に防衛庁はしましたか。 | ||
○冨沢分科員 私はかねてから、NLP騒音、滑走路の進入表面下騒音補償制度をつくれ、こういう要求を防衛庁にしてまいりました。 御承知のように、民間飛行場の航空機騒音、小松基地、三沢基地には、それぞれ五千万、二千万、騒音被害交付金が毎年出ている。軍用飛行場である厚木基地には出てい...全文を見る | ||
○冨沢分科員 私の手元に防衛施設庁の資料があるんですよ。「平成十一年九月二日 防衛施設庁 平成十二年度概算要求について」新たなる施策のための調査ということで「約一億一千六百万円を要求、厚木飛行場周辺の八十W以上の区域を対象に実施。」これは予算要求されているんですよ。ということは、...全文を見る | ||
○冨沢分科員 いろいろな補償や見舞いを実施していることはよく承知しているんですよ。海上自衛隊の訓練に対して漁業補償が出ているとか、航空機の通る都度農耕の手を休めにゃいかぬから地元では見上げ補償とか、いろいろ御配慮いただいていることは承知をしております。 この点どうお考えになり...全文を見る | ||
○冨沢分科員 くどくなりますが、それでは、一億一千六百万円が千四百万に減額されたわけはどういうわけですか。 | ||
○冨沢分科員 広い視点に立った検討が必要である、その結果、一億が一千万になってしまうんですから。 いずれにしても、住民の心情を思いやっていただきたい。日米防衛体制を認めている人は、基地周辺の基地の安定運用に協力をしている人は、裁判に訴えないんですよ。ここに行政の光を当てる、こ...全文を見る | ||
○冨沢分科員 ぜひひとつ、それを金額にあらわしてくださいよ、金額で。平成十三年度、まだ早うございますけれども、予算要求、御決意どうですか、防衛庁長官。 | ||
○冨沢分科員 上瀬谷通信施設の問題についてお尋ねをいたします。 昨年の十一月十八日、安保委員会で瓦防衛庁長官に御答弁をいただいた問題ですが、上瀬谷通信施設の跡地を米軍住宅に転用する方向で日米間事務協議が始まっている、こういう御答弁をいただきました。この協議はどんなぐあいに進捗...全文を見る | ||
○冨沢分科員 米軍住宅に転用する方向という事務レベルの協議は、いずれ政治レベルに上がってくるんじゃないですか。 | ||
○冨沢分科員 事務レベルの協議だからその内容は明らかにしない、こういうことですが、道行きを想定しますと、日米合同委員会に政治レベルで米軍の提案として、上瀬谷の半分返すから半分米軍住宅を建ててくれ、こういう話が当然想定をされてくるわけです。 これは、地位協定で目的外使用は禁じて...全文を見る | ||
○冨沢分科員 上瀬谷通信施設が現在も通信施設として使用されている、こんな認識は時代錯誤ですよ。現場の米軍が、あれはもう要らないんだとはっきり我々に言っている。防衛当局、こんな認識でいたのでは困りますよ。 ならばもう一つ。上瀬谷は受信業務だ。発信業務をやっている深谷はどう認識さ...全文を見る | ||
○冨沢分科員 通信というのは、軍事の一番最先端を走っている。実態をよく掌握してくださいよ。現場の米軍が既に使用されていないと明言をしておりますので、この点、お願いをいたします。 いずれにしても、日米関係、米軍主導で今日までずっと進められている。沖縄に次ぐ第二の基地県の神奈川県...全文を見る | ||
04月18日 | 第147回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号 議事録を見る | ○冨沢委員 民主党の冨沢篤紘でございます。 通告は四点ほどございますが、時間が三十分という制約がございますので、若干質問の順序が前後いたしますが、御了承をお願いいたします。 神奈川県の厚木基地、神奈川県八百四十万人口の真ん中にあぐらをかいておる米軍基地でございます。したが...全文を見る |
○冨沢委員 御説明をいただきましたが、どういう調査の内容であるか、いま一つ内容がはっきりしないわけでございます。 私は、ここ四年間、石川県小松基地、青森県三沢基地の滑走路進入表面下の自治会に騒音補償、交付金が出ている、この例に倣って、米軍基地にも新しい制度を設けろ、こういう主...全文を見る | ||
○冨沢委員 質問を進めます。 御承知のように、都市の中にある基地ということで、しかも、基地の中の滑走路が二千四百メートル、オーバーラン部分が南北に五百メートルずつある、三・五キロ、基地があぐらをかいている、こういう格好になっておりまして、周辺の交通渋滞が大変ひどい。 防衛...全文を見る | ||
○冨沢委員 久間防衛庁長官のころ、私は、基地周辺の交通渋滞解消のために滑走路を横断する地下のトンネル道をつくれ、こういう政策提言をしたことがございます。それに対して、当時久間防衛庁長官は、空港直下のトンネル道も夢ではないなと、羽田空港の例を引きながら御答弁をいただきました。 ...全文を見る | ||
○冨沢委員 冒頭申し上げましたように、神奈川県は、八百四十万人という大変過密な県でありまして、人口密集地。しかもその人口が、真ん中を貫流しております相模川よりも東側に集中をしている。その中にある厚木基地、こういうことでございますので、いつまでも周辺の交通渋滞をほうっておくというの...全文を見る | ||
○冨沢委員 三番目のエンバイロテック、基地に隣接する産廃業者でありますが、この排煙対策についてお尋ねをいたします。 閣議決定によって、エンバイロテックの排出する煙の改善措置と予算措置が決定をされました。閣議決定でございます。排煙対策の内容は二つありまして、一つは三本の煙突にバ...全文を見る | ||
○冨沢委員 煙突を倍の百メートルの高さにするということについては、工事をやるかやらないか、基本的にまだ了解に達していないというふうに御答弁でしたね。 | ||
○冨沢委員 バグフィルターを三本の煙突につける、この改良工事が行われてどの程度の効果が期待をされるのか、数字でお示しいただきたい。 | ||
○冨沢委員 この件について、米軍から操業停止を含めた仮処分の提訴があるというふうに伝えられておりますけれども、提訴の内容をひとつ簡潔に御説明願います。 | ||
○冨沢委員 ここで防衛庁長官にお尋ねをするわけですが、本件は、もう十年以上前からの地元から提起された案件でございまして、私は当時神奈川県の県会議員をやっておりまして、基地隣接の綾瀬の工業団地から提起をされて、これに対して、国も含めて、市、県の対応は無力のままでありましたし、国の方...全文を見る | ||
○冨沢委員 アメリカから厳しく指摘されて、慌てて対応策を考え出す。事は厚木基地の安定運用、日米防衛体制を堅持するという大変重大な問題であります。閣議了解に基づいて排煙対策という応急処置は出てきたわけでございますけれども、これだけでは不十分です。 今お話にありましたように、地形...全文を見る | ||
○冨沢委員 御努力は認めますが、良好な日米関係のとげのような問題だ、こういう指摘もございますが、私は抜本策を国の責任で講ずるべき、その内容は適地を別に探す。あそこは煙突を高くしたって効果はないですよ。適地を別に探す。費用は国で持って、きちっとした抜本的な策を講ずる。これによって日...全文を見る | ||
○冨沢委員 御答弁ありがとうございました。 時間なので、あとの質問は次回に回させていただきます。ありがとうございました。 |