内藤功

ないとういさお



当選回数回

内藤功の1964年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月23日第46回国会 衆議院 法務委員会 第29号
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○内藤参考人 ただいま御紹介にあずかりました内藤でございます。私は弁護士としまして、労働公安関係の事件の弁護も若干いたしております関係から、その経験もまじえまして、本法案についての意見を申し上げて、皆さん方の審議の御参考にしたいと思うのであります。  私ば、まず結論から申し上げ...全文を見る
○内藤参考人 いま鍛冶先生の御質問の中に、私が目的のいかんにかかわらず労働運動を抑圧する、こう述べたということを御前提の御質問のようでございますけれども、私のあるいは発言において明瞭を欠く点があったかもしれませんが、私の申し上げたのは、立案者の中にどういう意図が、善意の意図が含ま...全文を見る
○内藤参考人 昔から、弾圧というのは一体どういうものか、それから暴力というものは一体どういうものか、これについて法廷におきましても、裁判所の見解、検察庁の見解、弁護人の見解、被告人の見解、これは立場上それぞれニュアンスが違うのは当然でございまして、検察官側が暴力である、弁護人側が...全文を見る
○内藤参考人 いま鍛冶先生のおっしゃったように、私もできるだけ議論を正確にいたします必要から、多数の判例に従って、一体常習というのは労働運動にどういう場合に適用されるであろうかということを、判例を商売柄調べてまいりました。  昭和十年五月二十一日の大審院の判例によりますと、時間...全文を見る
○内藤参考人 この点は、認識の相違かもしれませんけれども、現在でも警察、公安調査庁などにおきましては、むしろそれが仕事の課がございます。たとえば警視庁にはそういう公安課がございます。私ども仕事の関係上よく行きますけれども、ここで、もっぱら写真を朝から晩までよく調べておる係官もおり...全文を見る
○内藤参考人 ただいまの御質問につきまして、若干私の見解も申し述べておきたいと思います。日本の政治形態が戦前と戦後でどのように変わったかというような問題は、私の専門外でございますので、この点は省きまして、先ほど私の申し述べた労働運動における団結権、団体交渉権、それから争議権の保障...全文を見る
○内藤参考人 御質問が大体四点くらいに分かれると思いますので、私の考えているところを申し上げたいと思います。  第一に、この法律がほんとうに暴力団を取り締まるというのならば恐喝というものを入れてしかるべきではないかという御質問でございます。この点は私どももそう思います。恐喝とい...全文を見る