内藤功

ないとういさお



当選回数回

内藤功の1978年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第84回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○内藤功君 プロ野球の健全な発展を望むという私どもの方の党の立場からも、私自身がプロ野球が職業野球と呼ばれておった当時からの非常に熱心な関心を持っている人間の一人であるという点からも、ぜひ若干の質問をしておきたいと思うのです。  私は、基本的には野球というものは選手というものが...全文を見る
○内藤功君 今度は鈴木さんに伺いますが、いま白木元投手から大分豪速球が投げられましたが、私がお聞きしたいのは、三月中に実行委員会などで検討したいという御趣旨であります。そこで、検討といいましても、やはりいろいろな方向があると思うので、たとえば、いまの日本のドラフト制度というのは、...全文を見る
○内藤功君 お立場もありますから、私の意見を正確に報告してくださることを期待して、次の質問です。  川上さんに伺いたいのですが、日本の野球は、特に攻防、投打、走守の各面、技術面あるいは戦術面において、大リーグに学ぶところが非常に多いと思うのですが、肝心な大リーグの一番尊重してい...全文を見る
○内藤功君 最後の質問ですが、もう一回川上さんにお伺いしたい。  それは選手会の問題です。選手会というのは、現状は親睦会のようになっておるんですか、それとも、ユニオンのような、いわゆるみんなの要求や不満を代表者が取り次いで、場合によったら交渉するというふうになっておるんですか、...全文を見る
03月02日第84回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○内藤功君 私は、前回のプロ野球関係者の参考人喚問の後を受けまして、プロ野球などのいわゆる見るスポーツを健全に発展させるという立場と、職業スポーツマンの生活と権利を守っていくという観点から、政府に若干の質問をしたいと思います。  この問題が国会で取り上げられる発端になったドラフ...全文を見る
○内藤功君 さっき言いましたように、労働者の範囲は戦後三十年の判例あるいは行政解釈の中で次第に拡大してきている傾向にあると思うのです。これはもう否定なさらぬと思う。最近、このプロ野球選手そのものではないが、最高裁の第一小法廷が昭和五十一年の五月の六日に、中部日本放送のCBC管弦楽...全文を見る
○内藤功君 ひとつ、これを機会に、いろいろな問い合わせや、あるいは場合によっては紛争が持ち込まれた場合にそれからじゃ遅いですから、国会で議論になったのを契機に、いまから研究しておいてほしいですね。  特にいま二つ問題を言われた。一つは賃金の決定がどうなっているかということがよく...全文を見る
○内藤功君 さらに、もし労働組合法三条というものを見た場合に、これは「職業の種類を問わず、賃金、給料その他これに準ずる収入によつて生活する者をいう。」私はこれにはもう明確に当たると思うのですね。だとしたならば、こういう労働者であるプロ野球選手のいろいろな待遇の問題がありますよ。午...全文を見る
○内藤功君 そうすると、あなたは、いま労働者性を否定するという断定するものは何もないのですね。
○内藤功君 請負契約的な行為じゃない。その問題じゃないのです。民法の請負か雇用かという問題で質問しているのじゃなくて、労働者性というものを否定し去る根拠はありますか。
○内藤功君 以上で終わります。
03月15日第84回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○内藤功君 関連質問。(発言する者あり)
03月23日第84回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○内藤功君 時間が余りありませんので、雇用問題について富塚公述人にお尋ねしたいと思うのですが、まず第一点目は、先ほどから出ておりますが、減税についての勤労者の要求が非常に強い。きのうのある新聞の世論調査を見ましても四七%の人が景気回復にはまず減税という答えを出しておるんですね。そ...全文を見る
○内藤功君 私の方から一点だけ先生にお伺いしたいと思うんですが、それは冒頭のお話の一番最後のところでお述べになり、いまも若干質問が出ておりましたが、過去のストックに対する、蓄積に対する課税というものを考える必要があると、こういう一つの御提案というふうに承ったのですが、これは臨時税...全文を見る
○内藤功君 平田先生に一点お伺いしたいと思うのですが、先ほどの御意見、大変参考になりました。特に先生の御意見で一学級の三十五名、さらに学校食堂の問題、それから学校図書館の設置の問題、こういった点は私はこれからの教育の中で非常に重大な問題の一つだろうと思うのですね。それで、私の理解...全文を見る
03月27日第84回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○内藤功君 まず現状について若干質問したいと思いますが、警察庁にお伺いしたい。  現在この空港周辺にはどのくらいの過激派暴力集団のセクト、それから常駐者がどのくらいおり、また常駐者の宿舎がどのくらいあるのか、これが一点です。  それから二点目は、国または公団あるいは県名義の土...全文を見る
○内藤功君 経費はどうですか。
○内藤功君 その正確な数字と、それからいままでの要した金額について、後で結構ですから、私の方に資料を出していただくように要求いたします。よろしいですね。
○内藤功君 そこで、運輸大臣にお伺いします。  世界の国際空港が数ある中で、この成田空港予定地のごとく、空港予定地の周りに過激派暴力集団のいま言われた三十三カ所というような常駐者を含めた本拠があると。耕作はしていないと言ったけれども、これは夏場はやっておるんですね。野菜をつくっ...全文を見る
○内藤功君 私は、こういう問題が解決されないまま、そのほか、まあ運輸委員会でやりますけれども、隣の自衛隊の飛行機の戦闘機の空域ともうすれすれでしょう。そういう危険があるというような問題を完全に解決されないまま見切り発車をしようとしたということがやっぱり大きな原因の一つにあると思う...全文を見る
○内藤功君 そこで、最後の質問ですが、まとめてやってしまいますが、警察に対してはこれを聞きたいんです。あのコントロールタワーというのは、入り口に五人ぐらいしかガードマンがいない。そこから真っ正面にエレベーターが二つあって、十二階行きのと七階行きのがあって、こういうふうにして警備の...全文を見る
○内藤功君 終わります。(拍手)     —————————————
03月28日第84回国会 参議院 運輸委員会 第4号
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○内藤功君 三月二十六日の白昼に起きた成田空港の事件につきましては、これは私どもは非常に重大な暴力事犯だと思います。その根源は、やはりいままで多くの国民から警告、指摘されておったにかかわらず、多くの警察官は動員しながら、効果的な的確な対処というものにおいて非常に欠けるところがあっ...全文を見る
○内藤功君 そうすると、セクトは三十三というのは正確じゃなくて、十数個に分かれると、こういうことですか。その名称はどういうような名称でしょうか。
○内藤功君 今度の二十六日の空港突入事件では、これらのセクトのうちの主力になったのはどれというふうに警察は判断してますか。
○内藤功君 百六十人の常駐者ということなんですが、この常駐者の職業なり年齢なり、あるいはそのいわゆる職業的なこういう活動をしておる人たちなのか、そこらあたりはどう把握しておりますか、百六十人の大きな内訳としては。
○内藤功君 この百六十人の常駐者のいわゆる資金源、活動資金というものについてはどういうふうに把握してますか。
○内藤功君 公団総裁に伺いますが、いまお聞きになっておって、成田の空港の周辺にこういうような——繰り返しませんが——状況であるということは認識しておられるのですか。
○内藤功君 運輸大臣にお伺いしますが、いまのような成田空港周辺の暴力集団の状況ですね、これはちゃんと把握しておられましたか。
○内藤功君 航空局長に伺いますが、きのうも実は別のところで大臣にはお聞きしたのですが、世界の国際空港数多しといえど、このようにいわばハイジャックの予備軍とも言うべき人たちが、ぐるっと空港の至近距離に拠点を置いて囲んでいる、こういう国際空港はちょっとほかに例がないだろうと思いますが...全文を見る
○内藤功君 警察と公団に伺いますが、この空港予定地の南部、空港の南部の騒音規制区域に位置する約二百七十ヘクタールの公団買収済み農地のうち約八十六・九ヘクタールと言われる公団及び県の所有地があります。暴力集団に占拠されて数年間ここが畑、耕作地になっていて、そこで野菜をつくって売って...全文を見る
○内藤功君 そうすると、もう一遍警察と公団に伺いますが、こういう公団なり県なりの所有地に権利なく、権限なく耕作をしてきたという事実はお認めになるのですか。
○内藤功君 警察もよろしいですね。
○内藤功君 そうすると、公団に伺いますが、これに対する刑事告訴、これはやられたことがありますか。あるとすれば、いつごろやりましたか。
○内藤功君 公団と警察に伺いますが、こういう不法耕作、そのほかに不法建築というものもありますか。
○内藤功君 そうすると、これも公団と警察に伺いますが、その不法建築あるいは不法占拠、不法耕作という行為に対して告訴があった。警察の方のお取り扱い状況はどうですか。
○内藤功君 これ告訴してから大分日がたっておるようですが、ずいぶん長くかかっているようですが、何か事情がありますか。私の調べでは三年ぐらいかかっていると思う。
○内藤功君 占拠の区域の確定と参考人の事情聴取が進んでいない。参考人は、被害者側の事情聴取はやれるはずだと思うし、それから地域の確定も不可能なことじゃないと思うんですが、何か処理としては非常におくれておって、常識的に、三年というのはちょっと理解ができないんですがね。どういうような...全文を見る
○内藤功君 この点は、これで捜査はもうできないから最後の捜査のとりでというか、最後の相手方の何というか、中心的な人物が来ないから、もうこれは進められないというような状況なのか、あるいはさらにあらゆる法的手段を尽くして捜査を前向きに進めて完結するという考え方なのか、その点を伺います...全文を見る
○内藤功君 次に、ちょっと話が変わりますが、いままで成田周辺でいろんな暴力事件が起きましてから動員された警察官の数ですね、これは大ざっぱな数でよろしゅうございますけれども、どのくらい出たのか。私はけたを知りたいわけなんです。あなた方のいま手持ちの数字で答えられるのがあったら出して...全文を見る
○内藤功君 延べの数だと、こういうふうに理解していいですね。
○内藤功君 そうしますと、これもそれに照応する程度の大づかみなけたを私は知りたいわけです。細かい何円何銭までは要求しませんが、大きな数字としてこの九十万を現地に動員するに要した経費ですね、これはどのくらいかかっておりますか。
○内藤功君 それではこう聞きましょう。制服の警察官一人を派遣するのに一日どのくらいの経費を要しますか。
○内藤功君 これは国の大事な予算を使って、成田の施設もそうですし、それから警備に要する警察官も、みんなわれわれ国民の税金から出ているわけなんですから、こういった点をわれわれ知りたいと思うんですね。そこで、資料を調べていただいて報告していただけますか。
○内藤功君 いろんな予算の費目があるのはわかりますけれども、大体常識的に警察官一人を派遣するのに幾らかかるか、一日幾らかかるか、そういう質問ですがね、ごくわかりやすい質問ですが、どうでしょう。
○内藤功君 ひとつ、なるべく正確に出していただきたいということを要望しまして次の質問ですが、いままでこの成田空港に関連をして過激派暴力集団グループに対する刑事事件がずいぶん立件されたと思うんですが、いままでの逮捕された人の数、総数、送件された者の数、これは大体二千六百人と私聞いて...全文を見る
○内藤功君 セクト別に分類するという作業は警察ではやっておらないんですか。
○内藤功君 それでは、二千四百人の罪名別の分類はやっていると思うんですが、どういう罪名が多いか。その二千四百人の中の罪名はどういう罪名が多いか、これはおわかりになるでしょう。
○内藤功君 千葉県当局が、非常に警備関係の費用についての負担が深刻で重大である、空港が国家的事業であるのに、しかもその警備は国の公安に関するものという法律の条文にも当たるのに、千葉県は最近約五億円の負担をしている、国か公団で負担をせよと、こういう要求を出されたようですが、公団総裁...全文を見る
○内藤功君 次に問題を進めます。  私は、警察の運用というのは、特にこういう日本の歴史の中でもまれに見る大規模な、また狂暴な集団に対しては、情報のキャッチというか、情報の収集が、まず事の解決を半分決めるんじゃないかと思うんですね。それで、警察に伺いたいのは、この過激派暴力集団の...全文を見る
○内藤功君 いまの「前進」というのは、さっきのお話の第四インターの機関紙ですか、違いますか。
○内藤功君 そういうふうに各派の機関紙を入手しておられるようですが、これらの機関紙は大体その機関紙の日付のころに入手したものですね。また、どういう方法で入手をするのか、差し支えなければお話し願いたい。
○内藤功君 いまの話だと、大体機関紙を入手したり警察官が足で歩いて情報を集めてきているということが伺えたわけなんですが、具体的に今度のおとといの三月二十六日の行動、特に三月二十六日にはそういう集団がどういう動きをするであろうか、どういうふうな具体的な動員をし、どういう行動をするで...全文を見る
○内藤功君 主要な攻撃目標を管制塔——コントロールタワーにおいて、そしてほかの勢力でいわゆる陽動という行動を行って、そこに警察の機動隊の部隊を引きつけておいて、みずから所期する方向の管制塔に突入して破壊をすると、こういうこの間彼らがやった行動、これは一つの可能性として予想しておっ...全文を見る
○内藤功君 「戦旗」という機関紙は、これはどういうセクトの機関紙ですか。
○内藤功君 この「戦旗」の三月の二十日の号に「空港包囲・突入・占拠の一大戦闘体制をうち固めた」という言葉が出てきているんですね。これはごらんになったことがあると思うんですけれども、私の入手したのはごく一部でありますけれども、こういうふうに具体的に空港を目指した突入の態勢というもの...全文を見る
○内藤功君 いずれにしても彼らがまいた事前の情報、あるいは農民の間にまき散らしたこういう攻め方をするぞという情報は、そのままやることもあるし、またあなたが言うようにその逆手をとっていく手もありますがね、本当にやることもあり得るわけですね。したがって、向こうが言っている情報をキャッ...全文を見る
○内藤功君 その百十名の人は、そういう非常事態、緊急事態があって暴徒が侵入してきた場合には直ちにしかるべき物を持って抵抗をする、警備に当たるという訓練は受けている人ですか、全然受けておりませんか。
○内藤功君 警察に伺いますが、当日三月二十六日の日にコントロールタワーの建物の周辺の警備を増強して、そしてその機動隊を一個中隊ぐらいでも派遣をするという判断はしなかったらしいんだが、それはどうしてなんですか。
○内藤功君 しかしこの四十五人は、マンホールから出てきた十数名の暴力集団に対しては、対抗して防護措置を講ずることができないままに終わってしまったわけですね。この四十五人というのは一体どこにいたんですか。
○内藤功君 次に伺いたいのは、いわゆる地下道を掘ったり、それからマンホールを利用したり、つまり地面の表面より下の方で移動をしたり行動するということは、これは成田闘争でも昔からよく使われた戦術だと思うし、警察は当然この地下道あるいはマンホールというものを常時警戒して、特に出口入り口...全文を見る
○内藤功君 こればっかりは現在でやったんではどうしようもないんですね。どうしてなんですか、くどいようですが。なぜ六カ所はやって一カ所はやらなかったのか。
○内藤功君 警察はそうすると、マンホールというものを確認するには書いた図面で確認するんでありますか。現物で確認をしないんですか。
○内藤功君 重大な失態だと私は言わざるを得ないと思います。  次に、エレベーターですが、午前中もこれも御質問がありましたが、私、なお聞きたいのは、たしかエレベーターは七階行きと十二階行きと二つありますね、総裁。
○内藤功君 重ねて聞きますが、七階行きと十三階行きと二つあるのはどういうわけですか。警備上の理由があるわけですか。
○内藤功君 警察に伺いますが、この突入した暴力集団の連中はどっちのエレベーターに乗ったんですか。
○内藤功君 これもあなたの判断で結構ですが、七階行きのに乗って、それから階段を上がったという判断ですか。
○内藤功君 ここらあたり重大な問題ですが、今度は窓から表に出て、そして管制室、管制盤の置いてある管制室に入る、その途中の何といいますか、上り方は通常の人間で可能ですか。特殊な素養というとおかしいが、特殊な技能、訓練あるいは身のこなしを持った人間でなければ、あれは六十メートルぐらい...全文を見る
○内藤功君 私は聞き方が悪かったかもしれぬが、警察官のことを聞いているんじゃない。警察官のことを聞いているんじゃなくて、警察官の前に上がって行った人たちのことを聞いている。彼ら——暴力集団ですね。これはどうですか。
○内藤功君 失礼ですが、課長、あなただったら上がれますか。
○内藤功君 こういった彼らがどういう意図で、どういうつながりがあって、どういうふだんから一種の訓練などをやっているのかということも厳しく捜査をして、こういうものの再発を防ぐという努力を要求したいと思うんです。  次に聞きたいのは、非常に遺憾な言葉だと思うが、こういう運動をやって...全文を見る
○内藤功君 次に、私はまあテレビを見ておって一番不思議に思ったことの一つは、ラッセル車のようなこういう大きな出っ張ったものをトラックの前部にくっつけて、そのトラックの荷台の方に彼らが乗りまして、そして火炎びんを投げながら車が疾走すると。その車は、警察のジープですな、ジープの後をず...全文を見る
○内藤功君 なお、これは私、新聞の報道で見たんですが、その車ですね、いまの問題のトラックは、警察の車をつけていくかなり前から付近を動き回っていたと、検問もなしに動き回っていたということが記載されておりますが、この車を発見したのは何時ごろなのかと、それに対して直ちに規制をするのでな...全文を見る
○内藤功君 数分前に何ですか。
○内藤功君 事実関係についていろいろお伺いしたわけでありますけれども、私はやはり全体として異常な暴力行動が行われると、しかも暴力行動の指向する方向は、機動隊を要塞の方に引きつけておいて、そうして空港に突入するということが情報で少なくとも入っていたわけですから、彼らは裏をかくことが...全文を見る
○内藤功君 いまの警察の話ですが、たとえが悪いかもしれませんが、将棋にたとえると王様を取られたようなものなんです、管制塔に入られて壊されたということは。王様は取られました、これは残念でありますが、こちらの方では向こうの角を取りました、こちらは飛車を取りました、しかし王様を取られた...全文を見る
○内藤功君 こういうときにどうあらねばならぬか。私は、まずそれは、こういう自分の政治的目的、一定の党派的目的を暴力、しかも高度の暴力で実現しようという、そういう一部暴力集団に対しては、現在の現行法と現行制度の枠内で可能な方法をフルに行使して、有効に行使して当たるべきだと、これに尽...全文を見る
○内藤功君 時間がなくなりましたので、最後に一問だけお許し願いたいと思います。防衛庁と防衛施設庁に一緒にお伺いいたします。  それは、今度の飛行コースの変更が生じたと思うんですね。この飛行コースの変更は、百里基地に着陸する航空自衛隊の戦闘機その他の航空機であります。時間がないの...全文を見る
○内藤功君 成田空港のこの事件がありましたので、その質問に時間を使いましたので、なお法案について若干聞きたい点が残りますが、きょうのお約束の時間が来ましたので、本日の質問はこれで終わります。
03月29日第84回国会 参議院 本会議 第11号
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○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、福田総理並びに関係各大臣に質問いたします。  第四インター、中核などの暴力集団による成田空港管制塔破壊などの今回の事件は、無法きわまる犯罪行為であり、わが国の民主主義のために断じて許しがたいものであります。政府が安全な空域設定、騒音対策な...全文を見る
○内藤功君 ただいまの私の質問の中で、質問要項の四点、空港周辺の公団の所有地内の不法建築物、不法耕作地を放任し、不法建築物に電話、電気を設置することを容認してきた事実があるのではないか、また、これまで放任してきた理由は何か、公団の告訴が四十九年二月になされたが、今日に至るまで処分...全文を見る
03月30日第84回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○内藤功君 まず、国鉄両毛線の前橋駅付近の鉄道高架事業の問題について質問をしたいと思うんですが、これは昭和五十年度以来、予備調査の段階から本調査、さらに地元説明会などが行われまして、ことしに入ってから建設省と群馬県の事前協議、三月末には国へ認可申請の運びというふうに聞いております...全文を見る
○内藤功君 それだけですか。いま聞いたのは費用負担と影響を受ける住民戸数。
○内藤功君 私は最近現場も行って見てまいりましたし、住民の方ともお話ししてきたんですが、前橋市の地形から見て、この高架によって交通渋滞の解消あるいは輸送力の増大などを図ろうとする事業計画にはわれわれ基本的に反対するものじゃありません。  そこで、この高架はどうかというと、現線路...全文を見る
○内藤功君 次に電波障害の問題ですが、高架橋の高さにもよりますけれども、十メートル程度の場所もできるように思われます。パンタグラフの影響などから乱反射ということもあり得るでありましょう。影響予測調査には、NHKの技術面での協力を求めるなどをやって厳密さを期して、当然のことですけれ...全文を見る
○内藤功君 さっきも話が出ましたが、騒音振動防止対策について伺います。  これはコンクリートのまくら木とロングレールというものを構成要素とするということになりますと、騒音の振動はどう考えておられるか。中央公害対策審議会の騒音振動部会の専門学者によりますと、睡眠を妨げる振動値五十...全文を見る
○内藤功君 次が黄害対策ですが、この区間の使用禁止ということを考えているようだけれども、これはその場逃れの感を免れません。当然必要な抜き取り基地をつくってタンク貯留式という方法をやはり採用するべきじゃないかと思うんですね。この前橋市というのは県都であって、その市街地の中心を新しく...全文を見る
○内藤功君 次は、これは建設省と国鉄に一言ずつ聞きたいのですが、高架化事業の規模、予算でいいますと二百億を超えるという大きなものであります。今後数年がかりで施行されるという大事業、この間政府の閣議の決めた中小企業対策でも、官公需をふやすということがありますが、口先だけじゃなくて、...全文を見る
○内藤功君 この問題は最後に大臣に、いままで聞いておられたと思いますが、二点お伺いしたいと思うんです。  一つは、さっき答弁がありましたが、こういう公共事業はこれはもうあなたに言うまでもないことですが、関係住民の要望を聞いて、その持っている不安を解消する方向での解決が必要だと思...全文を見る
○内藤功君 この二点目の中小企業への発注問題、大体御答弁の趣旨はわかりますが、ひとつ。
○内藤功君 いまのお話を承りまして、なお具体的ないろいろ私考えていることがありますので、これはまた締めくくり総括などの機会に申し上げたいと思います。  さて、次に成田の問題について二点ほど伺いたいんです。この成田空港のいわゆる安全の問題の中で、空港周辺の一部暴力的な集団の問題に...全文を見る
○内藤功君 これは航空局長がよろしいかと思いますが、成田空港がもし開港された場合に、そこの航空会社から、食堂、売店などの施設、それからそこの中に下請なんかで働いている勤労者の方ですね、労働者の方。これは大体数万人に上ると思うのですが、概数はどのくらいと予想しておりますか。
○内藤功君 こういう方々は、この成田という非常に交通の不便なところに行って働くことになるわけなんで、いろんな要求を持っている。その要求を解決するために皆いろんな組合をつくってまじめにその労働条件の向上のためにまあ活動というか、組合の活動もするわけなんです。その場合に、いま総裁が読...全文を見る
○内藤功君 労使双方で一致したことは、私は結構だと思います。この上はいま大臣の言ったように、たとえばこういう協定ができても、「正当な」というのは何かということでよく争いが起きて、大体よく使用者側の方が「正当」の範囲を狭めてくることの原因になる場合が多いんです、すべてとは言わないが...全文を見る
○内藤功君 それじゃあそれは結構です。  もう一つの問題は、空港の平和的利用についてのお尋ねであります。  まず、航空局長に伺いたいんですが、昭和四十七年の四月に時の運輸大臣の丹羽喬四郎氏、千葉県の当時の副知事、それから当時の公団の総裁、これを乙として、それから三里塚平和塔奉...全文を見る
○内藤功君 昭和四十六年の十二月七日と思いますが、当時の参議院内閣委員会で、当時の政務次官の佐藤孝行さんがこの問題についてやはりいまの運輸大臣の取り決め書の趣旨に沿った答弁をしておると思いますが、これは航空局長、そこにありますか。
○内藤功君 そうすると、日本人はだれでも平和をみんな願っておると思うのです。平和を希求する具体的な方法に違いはあるけれども、日本がもう戦争に巻き込まれるということについてみんな反対をしておると思いますね。そういう意味であたりまえのごく自然なこれは取り決めだし、当時の佐藤政務次官の...全文を見る
○内藤功君 航空局長、あなたもいまの運輸大臣の大きな方針に基づいてそのようにやっていただけるわけですね。
○内藤功君 二人から決意をいただきましたが、空港公団副総裁、あなたからもそういう大臣なり航空局長の基本的な方針に基づいて、あなたが管理者だから、現場がしっかりしなければだめだから、そういう方針でいきますね、その決意をひとつ。
○内藤功君 これは、一番最初に航空局長の読まれた取り決め書というのは、大臣とそれから地元の日本山妙法寺というか、平和奉賛塔というのを滑走路予定地に建てておったんですね。それを移転してくれというものですから、そういう宗教的なものを移転するについては、きっちりと平和の条件がほしいとい...全文を見る
○内藤功君 結構です、大臣。
○内藤功君 ちょっと、もう少し端的に対策を、これでよかったのかということを触れてもらいたいね、一般的な説明はいいよ。
○内藤功君 もう一般的な説明じゃなくて、やっぱりいままでの対策いろいろ講じてきたけれども、ここにどこか大きな手ぬかりがなかったかということも含めて、徹底的にひとつ対策を再検討してもらいたいと思いますね。  以上で終わります。
04月01日第84回国会 参議院 予算委員会第五分科会 第4号
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○内藤功君 まず私は、東京を中心とした環境公害問題についてお伺いしたいと思うんですが、第一は、首都高速湾岸道路並びに東京湾横断道路構想と環境問題についてお尋ねをしたいと思うんです。  建設省にお伺いしたいんですが、首都高速湾岸道路の現状はどうなっておるか、またこの湾岸道路の騒音...全文を見る
○内藤功君 次に、もう一つの東京湾横断道路構想、この方は昭和五十一年度から道路公団の中に東京湾横断道路調査室というものが置かれて調査業務に携わってきているというふうに聞いておりますけれども、現在までの調査状況について具体的に御説明願いたい。  それから、さっきの答えの中で、四十...全文を見る
○内藤功君 大体大づかみな現状はわかりました。  そこで、この構想については新日鉄などを初めとする日本の巨大な企業約四十三社が数年がかりで準備をし、研究を進めてきたものであると、住民や地方自治体の受けとめ方はいろいろ複雑なんですね、これは産業優先の道路になるんじゃないかと。たと...全文を見る
○内藤功君 飛行機の数が少しふえているという、その具体的な数字等はいま把握していますか。
○内藤功君 防衛施設庁に伺いますが、防衛施設庁として、横田基地周辺の航空機騒音の防止のために、いままでこういうことをやってきたと、こう予算委員会の分科会でもあなたの方で声を大きくして言えるような点、どういう点があったのかということをあなたの方の立場からまず示してもらいたい。
○内藤功君 東京都は横田基地周辺地域に、たしか昨日ですね、三月三十一日に、公害対策基本法の第九条の規定に基づきまして、航空機騒音環境基準を適用することを決めて地域類型の指定を行ったというふうに理解をしております。適用地域の範囲は、基地滑走路の中心線から東側二千メーター、西側三千メ...全文を見る
○内藤功君 いまの点、防衛施設庁はどうですか。
○内藤功君 環境庁にもう一つ伺いたいんですが、これも大臣が来ておればもう少し私詳しく聞きたいと思ったんですが、まあ、現在訴訟も起きていますし、訴訟の問題はここでは私は触れませんが、周辺の居住地住民のお話をずっと聞いてみると、さっき航空機の騒音が少し減ったというお話を私ちょっと耳に...全文を見る
○内藤功君 次に第三番目の問題ですが、環状七号線の杉並区高円寺陸橋周辺の騒音、排気ガス問題についてお伺いをしたいと思います。  首都の東京の公害問題の最大のものは車公害だろうと思うのですが、この原点として全国的にも注目を浴びているのが環状七号線である。環境庁に伺いたいんですが、...全文を見る
○内藤功君 いまのお話からも、全国的にもやはり軽視すべからざる状況であることがわかります。私は特に、具体的に地元のこの陸橋の近くにある、御存じかもしれませんが、杉並区立の第十小学校——杉十と言っておりますが、杉並第十小学校の問題を一つ取り上げてみたいと思います。  ここでは昭和...全文を見る
○内藤功君 さっきも私紹介をしましたし、ここで後でごらん願いたいと思うんですが、小学校の六年生を卒業した子供たちの作文集にも、非常な子供たちの気持ちが入っておりますがね。この杉並第十小学校が、いわば公害の一等地、騒音と排気ガスの公害の一等地から脱出して、移転先をこの蚕糸試験場跡地...全文を見る
○内藤功君 まあ慎重な御答弁ですが、御努力を期待したい。慎重にかつ積極的にひとつ御検討願いたいという要望を申し上げておきたい。  さらに、せっかくの機会ですから、ことしの三月にその杉十を卒業した子供たちがつくった、これりっぱなものですけど、「青空」という文集なんですよ。これに子...全文を見る
○内藤功君 大臣が二十人ぐらいおって、中央官庁の省庁もたくさんある中で、国民の健康を守り、そして被害を未然に防止するという非常にとうとい役目を持った役所なんですから、ひとつ、いまお二人から言われましたお話の中の積極面というものをわれわれも評価をして、その部分は応援をしたいと思うも...全文を見る
04月03日第84回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○内藤功君 まず、成田空港問題について、総理並びに関係大臣にお伺いしたいと思います。  成田空港のいわゆるやり直し開港の時期についてのお考えと、それに対する安全確保のお見通し、これを伺いたい。
○内藤功君 三月二十六日のいわゆる管制塔襲撃事件について公安委員会と警察に伺いますが、報道によれば、暴力集団が管制室に到着、突入する前に、警察官の一隊が管制室の反対側の外側に到着しておったことが写真入りで報道されております。これらの警官は何の目的で上がったのか、上で何をしたのか、...全文を見る
○内藤功君 これは納得できないですね。その時間にこの写真にありますようにすぐ下にいるわけですね。なぜいわゆるベランダ沿いにずっと回って一回りして見ないのか、あるいはもうここには暴徒が来ないと、暴力集団が来ないというんじゃなくて、暴力集団が来るかもしれぬというので、そこで見張ってい...全文を見る
○内藤功君 レンジャー部隊が駆けつけたのは何分後ですか。
○内藤功君 こういうときに役に立たなければ、これはいかに新しい立法をつくったって何の役にも立ちません。私は、ですから、こういう事実を見るたびに、これは泳がせているという批評も本当に胸を打つんですよ。  さて、私は、次に統一協会と国際勝共連合、それからKCIAの謀略工作について御...全文を見る
○内藤功君 歯切れの悪い答弁ですが、KCIAと統一協会・勝共連合の関係については、ほかならぬ統一協会自身が「成約週報」というその機関誌でこう言っているんですね。「いま中央情報部」これはKCIAですが、「中央情報部でも非常に関心が深く、遠からず韓国政府自らこの原理を受け入れ、全国家...全文を見る
○内藤功君 国の主権に関するこのような問題を調査していない、はなはだ怠慢だと私は思うんです。  三月の二十二日には、フレーザー委員会で統一協会の朴普煕が、一九七七年KCIAから朴普煕自身が三千ドルを受け取って、統一協会の日本人女性会員に渡したという証言をしておる。密接な関係を幹...全文を見る
○内藤功君 速やかにこの正式の資料、さらにあらゆる情報を集めることがまず必要だと思うんです。  さらに、統一協会・勝共連合の会長である久保木修己氏は一九七〇年八月に訪韓して朴大統領と会って、反共指導者である朴大統領閣下の御指導を要請したいとか、奮闘努力し朴大統領閣下の御期待に報...全文を見る
○内藤功君 文鮮明氏はこれはもうKCIAだということは、訪米調査団でアメリカへ行かれた同僚橋本議員その他がもう耳にたこができるほど向こうで聞いてきている事実なんですね。私はそういう総理の感覚ではいかぬ。  これは一九七四年五月の文鮮明の希望の日晩さん会に出席したのは、福田首相以...全文を見る
○内藤功君 園田外務大臣、小沢厚生大臣、中川農林大臣、現職でこの三人がこの文鮮明の希望の日晩さん会に出席しておられるはずです。この三人の方は統一協会・勝共連合とどういう御関係にあるか。また、この会合に出席した理由、この点を伺いたいと思うんです。
○内藤功君 一九七四年。
○内藤功君 出られた理由と御関係はどうですか。
○内藤功君 よくこの団体の性格を見きわめていただきたいと思うんです。  まず勝共連合と統一協会が事実上一心同体だと、この点をまず自治省に聞きたいんですが、昭和四十八年の上期以降、現在まで統一協会から勝共連合への政治献金、貸付金はどんなふうになっていますか。
○内藤功君 日本では金大中事件、アメリカでは対韓援助に関する議員の買収事件というものに象徴的に見られるこれは内政干渉の団体であります。アメリカでの統一協会・勝共連合のこういう活動には日本が基地になっていたという大きなわれわれは疑惑を持っている。資金面でも日本が対米工作活動の重要な...全文を見る
○内藤功君 両者が同じものだということは後で引用する裁判所の判決にはっきり書いてある。  ところで、このまず株主の問題ですが、大蔵省にお聞きしますが、外国銀行の株式を取得する場合に、外為法によって大蔵大臣の認可を必要とすると思うんです。もし認可を受けないとすれば、これは外為法違...全文を見る
○内藤功君 大蔵大臣、あわせてこの統一協会の会長久保木修己ら五人がこの株主になっているという点もお調べ願いたい。  ちょっとこれをごらんください。私は、ここに神戸地方裁判所が五十二年一月二十一日に宣告した勝共連合・統一協会の幹部についての判決文を持ってきております。  この中...全文を見る
○内藤功君 外務大臣どうですか。
○内藤功君 農林大臣どうですか。
○内藤功君 厚生大臣どうですか。
○内藤功君 お聞きのように、共産主義反対なら中身が何でも……。政府として、よくおわかりにならないと正直に言われたんだから、勝共連合・統一協会の活動について、いま私の言ったような違法、不当な行為をこの際徹底的に調べるべきじゃないかと思いますが、いかがですか。
○内藤功君 これは日本の裁判所の判決ですから、後でお入り用な向きは、私の調べたものを見せてあげますから、よくお調べ願いたい。徹底的に調べてもらいたいと思う。  この勝共連合・統一協会はKCIAと非常に深い関係がある。さっき私の言ったいろいろな資料自身で、彼ら自身の資料で認めてい...全文を見る
○内藤功君 申し上げられないということは、手を切るのか切らないのか、どっちなんですか。
○内藤功君 そうすると、手を切る気持ちはないということですか。
○内藤功君 いま私が指摘した判決、あるいはアメリカのフレーザー委員会における証言、こういうものを見ても、なおそういう気持ちはないと、こうおっしゃるわけですか。
○内藤功君 この一連の質問を通しまして、共産主義反対で一致すれば、その中身がどうであろうと、調べようと調べまいと、これとは関係を持つということだけは明らかになった。これが質問のただ一つの成果だったかと思います、私は。これは引き続きほかの機会でも追及しますよ。  次に移ります。次...全文を見る
○内藤功君 その点、経企庁長官のお考えを伺いたいと思う。
○内藤功君 ところで、中小企業に対する政府関係の官公需の発注目標はどうなっているか。それから、本年度の目標は達成できると考えているのか。それから、来年度の拡大見通しについてはどう考えているか、この点を伺いたいと思います。
○内藤功君 経済企画庁にお伺いいたしますが、三月二十五日の経済閣僚会議で決められた当面の経済対策について、この中で公共事業の施行促進についてはどのように決めてありますか。
○内藤功君 さらに企画庁長官に伺いますが、中小企業への官公需の確保についてはどのような方針を定めておりますか。
○内藤功君 中小企業への官公需の確保、非常にいま大事な問題でありますが、政府の中小企業官公需の目標決定は例年七月でありますけれども、この第一・四半期でできるだけの契約をするということであれば、七月の時期をうんと早めるべきだと私は思うんですが、この点いかがですか。
○内藤功君 その時期を早めるというお考えはないかどうか、早めるべきじゃないかと思うのです。
○内藤功君 この点、総理いかがですか。
○内藤功君 目標の決定時期を早めると、七月より前に。この点です。
○内藤功君 さて、そこで具体的な話ですが、東北、上越新幹線工事のことなんですが、中小企業に対して、この新幹線工事について現在発注率はどのくらいで、どんな種類の工事を発注しておりますか。
○内藤功君 どんな種類の工事を中小企業に発注しているか。
○内藤功君 どういう種類の工事を発注しているかという質問はどうです。わからないかな。
○内藤功君 たとえば仙台、盛岡の駅舎の給排水工事、これはどうです。
○内藤功君 東北新幹線の高架の排水設備の工事について伺いますが、この進捗状況はどうですか。
○内藤功君 雨どいのようなものだという、雨どいというのは普通丸ですね。細かい話を一つだけ聞きますが、この国鉄新幹線のは丸ですか。
○内藤功君 四角い雨どいは余りお目にかかりませんが、この材料のメーカーはどこなんですか。
○内藤功君 実際の取りつけ作業は、私の調べたところでは、いわゆる配管工事設備業者であって、その多くが孫請でやっている、これはいかがですか。
○内藤功君 下請というよりも第二次孫請が多いんですね。  それで、われわれのいまここに入手した資料を示したい。一つはメーカー側からの資料であります。これはいま言った久保田鉄工が作成した資料であります。これは新幹線の排水設備材料単価表、この資料には材料の値段がA、B、C三段階書い...全文を見る
○内藤功君 では、おわかりにならぬようだから、私が説明いたします。  まず、わかりやすいようにここに図を書いてきた。お調べ願います。これは材料費のピンはねについての計画書なんですよ。それでAというのは、これは元請契約における材料費単価であります。Bというのは、今度は第一次の下請...全文を見る
○内藤功君 国鉄総裁どうですか。
○内藤功君 建設大臣に伺いますが、建設省ではこういうことのないように指導しておりますか、建設省の場合。
○内藤功君 これはやっぱり実態をよく調べなきゃいかぬ。私ここに持ってきたのは集水升、一つの部品であります。これは私が自分で東北新幹線沿線をずっと見て調べてきた写真でありますが、こういう集水升がある。これは元請契約、つまりAでは七千百五十円、ところが実際の契約では四千三百二円なんで...全文を見る
○内藤功君 鉄建公団に伺いますが、上越新幹線は鉄建公団ですが、メーカーはどこでありましょうか、同じでしょうか。
○内藤功君 総裁、上越新幹線の工事についても、いま運輸大臣の言われたような調査をやってください。
○内藤功君 その調査をしてくださいよ、大臣が言ったように上越新幹線について。
○内藤功君 さて、これはどのくらいの規模なのかということです。われわれも試算をいろいろやってみましたが、少な目に見積もって、上越、東北、さらに山陽を入れますと百五十七億になります、これは。そしてピンはね率四〇%として試算をしますと、六十二億八千万円がピンはねされているという計算に...全文を見る
○内藤功君 会計検査院、いろいろ問題があったんで聞くわけじゃないのですけれども、調査の期限、いつまでに調べますか、期限を示していただけますか。
○内藤功君 次に建設省に聞きますが、建設省は中小企業官公需の確保のためにいままでどのような指導、通達を出されているか。これは大臣でなくてもいいですよ。
○内藤功君 重層下請について。
○内藤功君 中小企業庁に伺いますが、いまの分離分割発注についてどんな積極的な努力をあなたの方はしていますか。
○内藤功君 これは排水設備というのはこういうものであります。ちょっとこれは運輸大臣見てください。排水設備というのは、これはまさに中小工事業者に一番ふさわしいのですね。これはちょっと器用な人ならできるのだ、足場がしっかりしていれば。これこそ分離発注すべき一番いい仕事だとぼくは思うの...全文を見る
○内藤功君 最後に、総理に伺いますが、総理は、公共投資の大きいのをやればすぐにも雇用はよくなる、中小企業は潤ってくると、あなたの決まり文句で、いつも拝聴しておるのだけれども、これはやっぱりこういう実態を――総理は経済のいろいろな数字を追い求めることはよくおやりになるし敬意を表しま...全文を見る
○内藤功君 最後に防衛庁、国防会議などにお伺いしたいと思うのですが、まず国防会議事務局長と防衛局長に伺いたいのです。  今度の米韓合同チーム・スピリット演習は、従来の同種の演習と比べてどのような特徴があるというふうに判断をなさるか、この点を伺いたい。
○内藤功君 お二人にもう一問お伺いしたいんですが、演習の性格はその国の軍隊の作戦を最も典型的に証明するものだ、演習というのは必らずこれは最も現実的な想定でやる、これは確か園田さんが上田議員にそう言ったと思うんですがね。そういうわけで、今度の演習の想定で北の共和国の方に進攻するとい...全文を見る
○内藤功君 久保さんに伺いますが、演習最終日に、韓国軍の説明の幹部が春川を指してここが開城だと、われわれの目標は開城であるということを言ったという報道がされていますが、これをどう御判断なさいますか、御判断を聞きたい。
○内藤功君 伊藤さんに同様のことを伺いますが、最終日にそういう説明をしたということを防衛庁はどう判断なさいますか。
○内藤功君 そういう報道をどう判断なさいますか。
○内藤功君 次に、日米防衛協力小委員会において日米両部隊の作戦、指揮の調整については、現在どこまで論議が到達しておりますか。
○内藤功君 その場合に、日米両部隊の作戦調整機関というものについては論議されていますか。
○内藤功君 さらに、日米両部隊の軍事協定といいますか、作戦協力の協定、それから合同演習、こういった点については論議されておりますか。
○内藤功君 防衛庁長官に伺いますが、そういういま非常に重大な国の運命をいわばかけるような協議が日米間の制服を含めて行われている。これに臨む日本側の態度はこうせよと、どういうふうにあなたはこの防衛庁に対して指導しておられるのか、大きな方針を示しているのか。
○内藤功君 総理に伺います。総理は孫子をお読みになったそうであります。孫子の冒頭には何と書いてありますか。
○内藤功君 失礼ながら申します。「兵は国の大事なり」と書いてある。「兵は国の大事なり」、いかがですか、そうでしょう。
○内藤功君 大変失礼いたしました。兵は国の大事であり、戦争というのは国のもう一番大事なことなんだということが書いてある。ですから、日米が戦争の相談をしているわけです、いま防衛協力小委員会で。日米安保の円滑な運用だけじゃない、日本がどのようにしてアメリカの戦争に巻き込まれないか、ア...全文を見る
○内藤功君 これではだめであります。  次に進みます。F15戦闘機の問題、伊藤局長にちょっと伺います。  これはブルッキングス研究所で発行したアメリカの戦略空軍の戦術空軍力という本ですが、これをごらんになったことがありますか。
○内藤功君 七十二ページ。
○内藤功君 ここに私は現物を持っているのですが、1111からF4、そうして来るべきF15というのは非常に深く浸透する、敵地の奥深く浸透する戦闘機であって、そうしてこれはアメリカから見れば戦略兵器制限交渉SALTの対象にはならないけれども、ソ連から見ればこれは戦略兵器と見られても仕...全文を見る
○内藤功君 そこなんですね。そこで、どこでの空中戦闘か、これはこう書いてあるんです。米国のあらゆる地上発進の深部進行機は、西ヨーロッパの基地を使って、ヨーロッパ、ロシア数百マイル内部にキロトン級の戦術核弾頭を投下させることが可能であると。ヨーロッパと言うけれども、これはアジアでも...全文を見る
○内藤功君 同じく、局長に聞きますが、F4、F15、P3Cこういうふうに、アメリカと同じ機種を、多少の改造はしても持つというその理由は何ですか。
○内藤功君 はい。もう二問だけお願いします。
○内藤功君 もう一問だけ。  ところが、ここに「自衛隊戦わば」という本があります。これは元陸海空幕僚長の座談会である。かなり遠慮して話しているのですが、その中の九十四ページにこう書いてある。石川という空幕長の方ですね、「もし米軍がファントムを提供してくれれば、自衛隊のパイロット...全文を見る
○内藤功君 最後に一つだけ、済みません。
○内藤功君 はい、簡単にやります。  大蔵大臣にお伺いしますが、いま国連では非常な軍縮の努力が行われている。世界の大勢は軍備増大、軍事同盟ではないんですね。やっぱり軍縮ということが真剣な問題になっている。ワルトハイム事務総長は軍拡競争の非常な負担というものを報告しております。こ...全文を見る
04月04日第84回国会 参議院 本会議 第13号
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○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十三年度予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。  本予算案は、さきに成立した昭和五十二年度第二次補正予算とともに十五カ月予算として、すでに執行中と言うべきものであります。本予算委員会での審議中にも、円は一気に二百十円台には...全文を見る
04月04日第84回国会 参議院 予算委員会 第24号
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○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十三年度予算三案に反対の討論を行うものであります。  本予算案に反対する第一の理由は、この予算案かアメリカの要求と日本の財界、大企業の要求に従って七%経済成長を至上命令とし、このために大型プロジェクト中心の公共投資を三四・五%も拡大...全文を見る
04月06日第84回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○内藤功君 まず、公団にお伺いしたいと思いますが、公団からいただいた資料によりますと、公団の所有地上の不法占拠の問題については、昭和四十八年の十月から三百六十四・一三平方メートル、四カ所にわたって不法占拠がなされておる。これに対して告訴をされたということですが、これは何罪で告訴を...全文を見る
○内藤功君 公団としては警察に対して参考人を出し、あるいは現場の実況見分だとか資料の提出だとか、そういう警察から求められた捜査、調査に対しては協力はずっとされてきたのですか。
○内藤功君 自分で告訴を出しておいてそして四年も結論が出ないと、こういうことに対して告訴をされた側として、当然督促をされて調査、捜査の促進を要望されたと思いますが、いかがですか。
○内藤功君 直接知っているのはだれなんですか。
○内藤功君 いつどういうような督促を、だれから警察のどういう人にやったかということを至急調べて報告をしていただきたい、いかがですか。
○内藤功君 その話し合いというのは何の話し合いですか。
○内藤功君 運輸省に伺いますが、非常に、不動産侵奪罪の取り扱いですね、私いまの話を聞いていて、まことになるまぬるいし、不可解な点も感じられるのですが、監督官庁としては、こういう告訴事件の捜査の促進については何にも手は打たなかったんですか。
○内藤功君 告訴以外の方法については公団としては何か考えていたんですか。
○内藤功君 こういう場合に所有者として民事訴訟法の七百六十条に仮処分という方法がありますね、不法占拠者に対して行われる法的手段です。これはとらなかったようですが、この検討もしなかったわけですか。
○内藤功君 検討中で四年たったわけなんですね。そして民事訴訟法の七百六十条はこういう場合に一番使える条文なんですよ。いいですか。権利関係における急迫なる強暴を避けるため必要と認めるときはと、強暴というのは強い暴れる、断行の仮処分といって権利は何にもなくて人の土地の上に占拠している...全文を見る
○内藤功君 これはもうきわめて消極的な考え方ですね。公共財産ですからね、個人だって自分の土地の上に不法占拠なされていたら積極的にこれはあらゆる方法をとりますよ。いわんや国民から預かった財産、しかも、これを排除しなければ国民の生命、生活を守れないという場合でしょう。これは意思あると...全文を見る
○内藤功君 三月二十六日の事件の問題について伺いたいと思います。空港公団に伺いますが、事前に空港突入あるいは管制塔占拠あるやも知れずという情報を初めて得たのは公団としてはいつでございますか。
○内藤功君 三月二十六日以前には、そうしますと、空港突入、管制塔占拠という事態に備えて管制塔自体の防護体制というのは公団としてはとっておったのかどうか。
○内藤功君 三月二十六日の直前に、警察当局の方から、管制塔は大丈夫かと、管制塔に突入されて大丈夫かということを何回か念を押して問い合わせを受けたことがありますか。
○内藤功君 そうすると、次の質問も論理的に当然なんですが、今度はあなたの方から警察当局に対して、事前に管制塔の防備体制は大丈夫であるということを申されたことはありますか。
○内藤功君 ほかの委員会で警察庁の警備局長自身が、事前に何度も空港公団に対して大丈夫かと聞いたら、大丈夫だという答えが返ってきたと、こういう答弁があるのでいまお聞きしたわけです。どうも総裁記憶がないと、ないような方向ですな、いまの記憶がない。ない方向の記憶がない。そうすると、これ...全文を見る
○内藤功君 総裁は、二十六日当日はどこにおられて、どういう行動をしたか、簡単で結構です。
○内藤功君 管制塔に暴力集団が突入する時点で、すでに玄関のところに多数の報道関係の方がが、カメラマンの方がそこにいわば待機しているような感じでたくさんおられたということは、あなた確認しておられますか。
○内藤功君 暴力集団がひそんでいて、そこから突入したそのマンホール、あのマンホールについては公団側からもらった地図に載っていなかったと、そこで調べなかったと警察は言っておりますが、この点はいかがですか。
○内藤功君 次に、管制室の外側にある約八十センチから九十センチのキャッツウォークという——ネコ歩きというのですが、あの部分について聞きますが、あれは何のためにつくられているものなんですか。それから、歩いて回れなかったと言っておりますが、どうなんですか。
○内藤功君 管制官には、事前にこのような管制塔への暴力集団の突入が何らかの方法で、通信連絡の方法で知らされましたか、どうですか。管制官というのは、あの中にいた管制官です。
○内藤功君 航空局長に伺いますが、そうするとあの部屋の中にいた管制官の方々はどういう事態でこの事実を、突入を知ったんでしょうか。
○内藤功君 非常に危険な状態にいま置かれているわけですね。  管制官は全員警察のヘリに救助されたんですか。
○内藤功君 一番最後に救出された人は屋上に出てからどのくらいの時間がたってからですか。つまり、みんなは何時間ぐらい一番上にいたんでしょう。
○内藤功君 屋上はヘリコプターが着地するには、着地と言うか、おりるには何か障害物があるんでしょうか。
○内藤功君 救出が二時間。寒いところだと思うのですね、六十メートルでね。非常に救出がおくれたということ、一番まず助けなくちゃいけない人たち。これはどういう事情ですか。
○内藤功君 そういう事態に備えて屋上にもヘリコプターが着陸できるような改良、少なくとも障害物の撤去、それから空港公団自体がこういう場合に備えて救出用のヘリコプターを用意する、それからヘリコプターも来られないような場合に備えて、管制官の人が表に退避できるような、直接退去できるような...全文を見る
○内藤功君 その一つとして、現在の羽田空港管制塔のレーダーと成田のあの壊されたレーダーの違いについて伺いたと思うんですが、いまの羽田空港の管制塔のレーダーはARTS・Jというものですか、これはどういう特徴がありますか。
○内藤功君 いま私は「航空管制」という雑誌の表紙に出ていますARTS・Jの画面ですね、これを見て質問しているのですけれども、これによると機名と高度と速度、これが数字でこういうふうに出るようになっていますね。これは成田ではどうなんですか。この間壊されたレーダーはこういういわば世界の...全文を見る
○内藤功君 技術的なことですから、ちょっと私の言い方は技術用語を使えませんけれども、わかりやすく言うと、成田に設置されてあるやつはこういう最新式のやつじゃなくて、通常型と言って、飛行機の存在といいますか、存在はこう出てくるけれども、高度とか速度とかは数字で表示されないで、要するに...全文を見る
○内藤功君 ややかどうかは論争の点があると思いますけれども、それだけ管制官の負担が成田の場合大きいわけですね。ところが、成田はあれでしょう、百里の航空自衛隊の軍用機、それから羽田から出る飛行機、それから成田から出る飛行機、おりる飛行機というものが交錯して高さ三百メートルぐらいの高...全文を見る
○内藤功君 私は、次長のように技術的なことは詳しいことは知りませんが、ごく常識的に考えて、やっぱり科学技術というのは何年か先を見通して、予算上の制約はあるかもしれないにしても、やっぱり科学技術の先の方にいっているものをできるだけ選ぶということ、これが一つ。それからもう一つは成田は...全文を見る
04月11日第84回国会 参議院 運輸委員会 第6号
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○内藤功君 私は日本共産党を代表して、ただいま議題となりました特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法案に反対する立場から討論を行います。  反対の第一の理由は、この法案が実施される特定空港周辺の一定の範囲内において、厳しい立地規制のため、著しく私権が制限されるという問題であります...全文を見る
○内藤功君 時間の関係でお三人の方だけにしぼってまとめて質問をしたいと思います。  まず、南参考人にお伺いいたしますが、先ほど日造協の会長さんの宇野さんの方から出ましたお話の中に解撤業の問題、その中でいままで解撤業のメリットをなぜ研究しなかったのか、言葉を強めて大手の責任を問い...全文を見る
04月25日第84回国会 参議院 運輸委員会 第7号
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○内藤功君 まず土居参考人と畑田参考人のお二人、労働組合の執行委員長でいらっしゃいますから率直なところをお伺いしたいんですが、私もこの間、佐世保重工を初めとする長崎、佐世保方面の調査に行ってきたわけですが、佐世保重工では約八百人の退職募集に対して、約二倍の方が応募をした、こういう...全文を見る
○内藤功君 次に、私どもの九州方面での調査でも、中手、それから小手の業界から強く要望されましたし、また、さっき畑田参考人がちょっと言われましたが、大手の造船のいわゆる官公庁船、それから小型船、さらに漁船の分野への進出というのがちょっとわれわれの想像以上にやっぱり出てきているんじゃ...全文を見る
○内藤功君 長崎造船でございます。
○内藤功君 一般的な規制についてのお考えはどうですか。
04月27日第84回国会 参議院 運輸委員会 第8号
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○内藤功君 この一ヵ月の間に、二度にわたる造船問題での参考人の意見聴取もいたしましたし、また私自身、本委員会の長崎、佐世保地域の委員派遣の一員として参加をいたしました。また、その他関係者に私なりにいろいろと当たってみまして、一番深刻なのはこれは最も弱い立場にある下請の方とそこで働...全文を見る
○内藤功君 私の方で、これは日立の人事部のつくった資料がここにありますが、これはもう一般の社員に配られている「じんじとくほう」である。これによるといま局長が言ったように、対象は「四〇才以上の者で転職・転進を希望し、会社が認めた者。」、特別加算金は、四十五歳以上の者に対して基準賃金...全文を見る
○内藤功君 私の聞いたのは「転職転進援助制度」とあるけれども、その実質は退職制度だと、退職制度の一つの変形だと、こういう法律的な見解を私は述べた。これはもう明らかだと思うんですね。そこで、問題はこの募集の仕方です、私が問題にしたいのは。この退職希望者をあくまで本人の意思に基づいて...全文を見る
○内藤功君 この労使合意の上に成り立つというのは、これは労働組合——具体的に労働組合の執行部と会社の担当者との間に合意ができる。これは確かに合意があるでしょう。しかし問題は、その合意を個々の労働者に対して実行する段階でどういうことが行われるか、やっぱりここを調べなきゃならぬと思う...全文を見る
○内藤功君 一般論としては局長が言いたいのはこうでしょう、これは労使合意で行われたことを実行していくんだからあくまで労働者の同意が前提だと、だから、労働者の同意なしに、あるいは労働者の同意というものを強制した形でやってはいけないと、こうなんでしょう。
○内藤功君 そこで、調査が十分に実態の方まで及んでないような御答弁ですので、私の方から少し進めて質問したいと思います。  われわれの調査の内容を一部明らかにしますと、具体的には日立造船の神奈川工場です。ここでは本人の意思としてはやめたくないと、もっとこの会社にいたいと、この工場...全文を見る
○内藤功君 それはもっと正確に調べてほしいということを重ねて要求をしたいと思う。  まず、ことしの三月の十五日に、四十五歳以上の人を各部ごとに集めてこの制度について説明をして、三月二十四日までに希望者は申し出るということになったと、この点はどうですか。
○内藤功君 そうすると、どうです、三月二十四日までに申し出ろということで申し込んだ人はほんの数名であったと、この点はいかがですか。
○内藤功君 三月二十五日から二十六日二日間かけて四十五歳以上の人に個別に説明をして、そうしてさらに四月の十二日には第二回目の各部ごとの説明をやった、そして四月の十四日以降——ごく最近ですな、五十三歳以上の人を重点に個別説得をやった、こういう経過であります。この事実は労働省としてい...全文を見る
○内藤功君 運輸省、この点はいかがですか、いまの経過。
○内藤功君 労働省、運輸省両方に伺いますが、わが党の同僚議員、名前を申し上げれば山中議員から、たしか二十一日の日に、これは労働省に対して、強要にわたる事実があると、こういう指摘をして調査を要求したはずですが、いかがでしょう。ただ一般的な制度だけを調べてくれと、こういうふうに言った...全文を見る
○内藤功君 私の指摘はそれだけじゃないんですね。そういう個別説得の中でこういうことがやられているんですね。いまこの退職を納得しなければ何回でもやると、何回でもあなたとやると。それから、退職させられて結局退職届を出したある人は、やめると言うまで何回も説得をされた。大体、部屋の中へ一...全文を見る
○内藤功君 船舶局長どうですか、これは合理化の中でこういう行き過ぎが起きることは許せないと思うんですよ、こういう点についてあなたの御見解はどうです。
○内藤功君 私は労働省には調査の細かい方法まで私が指示する気持ちはないですけれども、少なくとも会社側の人事担当者だけを呼んで意見を聞くというんでは調査不行き届きのそしり免れないと思うから、この点は再度要望しておきます。  それで労働省にもう一点聞きたいのは、今度はこういういわゆ...全文を見る
○内藤功君 こういう時期ですから、できるだけの御配慮をお願いしたい。これは決して悪いと言いませんけれども、そういう姿勢だとやっぱり本当に労働者の雇用を守るという労働省の任務を果たせませんと私思うんです。もっとしっかりやって、言葉は穏やかでもいいんですよ。言葉は穏やかでもいいけれど...全文を見る
○内藤功君 そこで大臣に、いまの点は、きょう私が指摘したことに対して政府委員の方からはそういう具体的な事実を把握してないという、こういう対応であったわけです。そこで、これはほかの会社にも恐らく同種のことはあるのではないかと思いますけれども、私どものいま指摘した日立造船の件について...全文を見る
○内藤功君 労働省はひとつこの点について、いま私の指摘したことも含めて調べてほしいと思います。調査の結果を、この委員会での私の質問に関連しての調査をしていただいて報告をしていただきたいと思います。いかがですか。
○内藤功君 それはだれでも知っていることなんですよ。申告という手続があることはだれでも知っているんですから。そうじゃなくて、私はこの労働省というのは労働行政全体を指導監督する立場からこれはやはり調査をすると、申告に対してやるのは当然のこと。そのほかに、この委員会で言っているのは、...全文を見る
○内藤功君 あらゆる可能な方法をとってやるということを要望しておきたいと思うのです。  時間が来ましたけれどももう一点お伺いしたい。それは、時間の関係で前段は省略しますが、波止浜造船の問題です。波止浜造船の更生開始決定が四月二十二日に松山地裁でなされたようです。が、運輸省にお伺...全文を見る
○内藤功君 いま言われたところをはっきりさしてもらいたい。求められても求められなくても——求められたと否とにかかわらず意見を行政官庁は述べることができる、こういう扱いであり条文ですからね。ですから、求められないから出さなかったということはこれはできない。それはよろしいですね、わか...全文を見る
04月28日第84回国会 参議院 商工委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、運輸委員会連合審査会 第1号
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○内藤功君 造船問題を中心にお伺いしたいと思います。  今日の造船不況のしわ寄せが最も集中的に寄せられておりますのが構内及び構外関連の下請であります。昭和四十九年の造船のピーク時には下請依存度は四二・五%、日本の造船界を支えてきたと言っても過言ではないのであります。しかし、今日...全文を見る
○内藤功君 いまの点、労働省の方の数字はございますか。
○内藤功君 それでは、私どもの方の数字でも、大体大手七社だけで、昭和四十九年のピーク時に比べて、現在大手七社だけで二万四千名の削減、いまのお述べになったのは全体の数字でありますから、全体に直すとさらにこれに倍するものになるだろうと思います。  私は、先般の委員派遣の場合に、三菱...全文を見る
○内藤功君 そういうことでははなはだこれは手おくれもはなはだしいと思うんです。私は自分で日造協——日本造船協力会、下請の団体の方から資料を入手しているんです。労働省、こういうものは持っていないんですか。これはいわゆる大手、中手にかけて各社の切り捨ての推定をしているわけです。これは...全文を見る
○内藤功君 いまの一覧表をつくったつくり方というのは、一番簡単な直接なつくり方、直接各会社に電話をかけて、そうして確かめた。やっぱり労働省がそういう資料を持っていないで、そうしてこれからの雇用安定を云々することはできない。私は多く言いませんが、こういうやはり姿勢ではいかぬ、運輸省...全文を見る
○内藤功君 そこで、この法案がこれに役に立つかどうかという問題にずばり入って私聞きたいと思うんです。  これは、提案者の通産省にお伺いしたいと思うんですが、この法案の三条、それから一条というところに、私の見るところ三カ所、「雇用の安定」というものが修正によって加えられた。で、雇...全文を見る
○内藤功君 首を切らないということを最初に私は言われたといま思います。だとするならば、この第三条の第五項などでこういう労働者の雇用の安定について「十分な考慮」ということが言われておりますが、造船のいま私の示した数字にあるような下請の切り捨ての問題について、具体的にどのような規制措...全文を見る
○内藤功君 それでは、私はいまの話では具体的な規制対策にならぬと思うんです。人員の整理を防止するという具体的な計画がいまの説明からは私はうかがわれない。最近出ている「ジュリスト」という法律雑誌に根岸さんとおっしゃるかな、神戸大学の先生がこの法案の批判を書いておられる論文ありますが...全文を見る
○内藤功君 非常に不十分だと思うのですね。わが党は三月二十五日に、これは下請代金の遅延防止法の改正案という形ですけれども、労働者と同じように下請企業者にも交渉権というのを認めろという提案を発表しております。これは法案の形で近く提案する予定ですが、こういうやはりよほどの重大な場合と...全文を見る
○内藤功君 大筋で大体こういうことを示していると思うと、こういう御答弁と承ります。そうすると、この大筋においてこういうような操業度を前提とした場合に、あなたのさっきやられたようなその場の計算でも結構ですけれども、どのくらいの労働者の削減が必要になるか、これは本工を含めて、大手の場...全文を見る
○内藤功君 これもさっきの下請と同じように具体的な数字がお手元にないようでありますね。船舶局なり造船課という一番調べておかなければならないところにこの認識がない、こういう数字の認識がなくて一体雇用対策が立てられるかと私は疑問に思うんです。  そこで、しかしもうちゃんと大手の方は...全文を見る
○内藤功君 これは重大問題ですよ。大臣、たびたび答弁求めてあれですが、もう少し大きな議論をしたいんですが、こういう実態ですね。船舶局、造船課をやっぱり指示していただいて、いろいろほかの運輸省の御用事もあるでしょうけれども、これは数字をちゃんと、造船工業会が幾らとつかんでいるのかと...全文を見る
○内藤功君 この法案は、私はもうこの答えだけでいま成立さしちゃいかぬという気がいたしますね。  次に、質問ですが、こういう膨大な人員整理が行われますと、来年三月まで三万五千二百九名ということになりますと、これはもう重大な社会問題であると思うんです。皆黙ってその場は会社をやめてい...全文を見る
○内藤功君 私は、いまのような一般的な答弁では、この三万五千人の規模の離職者、それからさらに、さっき下請関係で発生する約一万に上る減員というものにはもうとうてい対応できないと思いますね。これはもう政府が直ちに数字を調査した上で、しかるべきやはり強力な解雇の規制ですね。解雇なり退職...全文を見る
05月09日第84回国会 参議院 運輸委員会 第9号
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○内藤功君 まず、会計検査院にお伺いをしたいと思います。  四月の三日の予算委員会で東北及び上越新幹線の高架排水設備工事の材料費の問題を取り上げて私が質疑をいたしました。特に新幹線の排水管ですね、ここにも私写真を持ってきましたが、特に一見しただけでは変哲のない雨どいのようなもの...全文を見る
○内藤功君 問題は総工費の問題もありますが、私が特に問題にしたいのは、材料費の問題ですね。材料費について大体私の指摘が、ほぼそういう指摘が当たっているという心証を得られたという御答弁と伺った。そういう事実が明らかにされたわけですね。  これと、もう一つお尋ねしたいのは、この排水...全文を見る
○内藤功君 確かに角ということになったのが値段の乖離を来したやはり大きな原因になっていると思うんです。検討を加えたいというのは、この角形を使ったことの可否、丸にすることがいいかどうかという点も含めての検討ですか。
○内藤功君 国鉄にお伺いしますが、国鉄の調査の経過と結果、いま検査院からもお話ありましたが、ほぼ同様と伺っていいかどうか、お伺いしたい。
○内藤功君 鉄建公団どうですか、どういうふうですか。
○内藤功君 一応三者からのお答えを得ましたが、なお私は欲を言いますと、いまの御調査、特に国鉄さんの御調査の中で、孫請の方から事情を聞く、調査をする、孫請側からの調査という面で欠落しているように私は感じたのです。検査院も同様ですが、検査院は権限がないとおっしゃるから、私は強く言わな...全文を見る
○内藤功君 次に、会計検査院から先日私のところに来ていただいて、資料を若干いただきました。この中に、排水管の材料の比較表というのをいただきました。これは、たとえば角上合ですとか、細かい話になりますが、ジョイナーですとか、角エルボのふたですとか、あるいはとめ金具ですとか、こういう品...全文を見る
○内藤功君 この点はさらにいまのぼくの指摘をもとに、最終結論まで研究をしていただくことを検査院と国鉄にもあわせて要求をしておきたいと思うんです。  それで私は、さっきも答弁が出ましたが、この際、排水設備のこういう排水管の設計そのもの、それから材料の選択、こういった面について、こ...全文を見る
○内藤功君 公団も同様ですか。
○内藤功君 最後に、この点について運輸大臣、前にも予算委員会で伺いましたが、いまの排水管工事ですね、これはまあいま国鉄がその事業の中で分離発注させるとすれば、私はまずこのくらいが手っ取り早いところだと思います。この点についての明確な御答弁をひとついただきたいと思います。
○内藤功君 それでは次の問題に移りますが、私の指摘したいのは、欠陥自動車の問題です。いまあちらこちらで問題になっておりますが、きょう指摘するのはその一部になりますが、鈴木自動車工業の生産にかかる自動車、幾つかの欠陥があるという。特にこの鈴木は軽自動車をやっておりますが、農村部なん...全文を見る
○内藤功君 運輸省の方で把握しておられるところで、クレーム申請されている台数はどのくらいというふうに把握しておりますか。
○内藤功君 いや、私の聞いたのは、クレーム申請をされている台数という聞き方をしたんですが……。
○内藤功君 そこで時間の関係で、私、直接もう結論について伺いたいと思うんですが、この鈴木自動車工業株式会社、メーカーがディーラーに出した内部文書を私ここに持っているんです。おたくの方にも同じものがあるかもしれませんが、これは昭和四十七年の六月一日付の「サービス速報」というもの、い...全文を見る
○内藤功君 いまの説明で私はよくわからないのですよ。それで、特に私の方に申し立てをしてきた苦情申し立て者の方ですね、この方からお聞きしたところによりますと、運輸省ではメーカー側に事実をいろいろ調査した結果として、大体こういうことを言っているというのです。私が聞いたところですがね。...全文を見る
○内藤功君 そういうようないまの答弁は、メーカー側から聴取した向こう側の言い分ですか。
○内藤功君 そうであれば、なお疑問が残りますのは、この通常の申請方法でなぜ行わなかったか、故障コードナンバーの記入をしないということをなぜここで書いたか、私はこの疑問がまだいまのあなたの答弁でもぬぐい去れないんですが、運輸省自身は内部において、この答弁について不自然な弁解というふ...全文を見る
○内藤功君 私はやはりこれはメーカー側の言い分というものを聞いて、それに運輸省の安全の立場からの批判が加えられていないように私は感じられてならないんですよ。一般的には運輸省はこういう場合は単に言い分を聞いたり文書を見るだけでなくて、たしか実験をやるところがありますね、交通安全の研...全文を見る
○内藤功君 恐縮ですが、ここに私現物を持っておりますので、ちょっとこれ見てください。いろいろ言われますけれども、こういうことで亀裂が生じたのじゃないかと思われますと言うけれども、ちょっと見てください。持っていっていいです。(現物を渡す)  思われますと言いますけれども、そういう...全文を見る
○内藤功君 これはまた後で。ちょっとそこへ持っていてください。  もう一つ、時間が来たので関連して、LJ10の話がいま出まして、その次にLJ20の話が出たのでついでに言っておきますが、このLJ20型というのはいわゆる「スズキフロンテ」ですな、これについてもブレーキパイプの問題が...全文を見る
○内藤功君 じゃあ大臣、まあ専門的なことはもう結構ですから、こういう車が多くなってきて、ユーザーの立場からしていろんなその安全にかかわる重要な部分が何か、やみからやみにというと語弊があるかもしれませんが、きちんとした手続を経ないで処理をされていくということは、やはり非常に不安だろ...全文を見る
05月11日第84回国会 参議院 運輸委員会 第10号
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○内藤功君 この法案はまさに空港公団に関する法案なんですね。その法案の御審議を願うという立場にある方が、しかも参考人として理事会でも決定されておる方がおられないために、さっきの話だと役所に帰ったというお話、十五分間の中断をしましたね。ひとつあなたの方からその点の釈明をまず求めたい...全文を見る
○内藤功君 冗談じゃないですよ。こういう空港公団に関する法律が審議されているときは、そう長い時間じゃないんですから、ずっとやはりここに座っていて、自分に質問がなくてもどういう審議がなされているかということを虚心坦懐に聞くのがあなた方の務めだと思います。終わってから帰って仕事をすれ...全文を見る
○内藤功君 総裁は午前中答弁の中で——私は参議院本会議三月二十九日の質疑の中でこういうふうに言っているんですね。「私の資料要求に対し、空港公団は、暴力集団による公有地上の不法耕作面積は、五十二年六月現在、実に二十四カ所、八十六・九ヘクタールに達し」ていますというところについての答...全文を見る
○内藤功君 私は限られた時間でありますので、本法案につきまして、一つは本法案の必要性の問題、もう一つは本法案の解釈、運用上の疑義の問題、大きく二点に分けまして提案者並びに関係各大臣並びに政府委員にお尋ねをしたいと思います。  まず、イタリアでモロ前首相の暗殺という事件が起きた。...全文を見る
○内藤功君 この法案が提案されている理由は、こういう団結小屋が暴力事件の集合の用に供されたり、あるいは火炎びん等の製造の用に供されたり、あるいは提案者の申されるように軍事訓練、これが何を意味するか私は必ずしも定かでありませんが、軍事訓練の用に供されることがある、そのためにこの法案...全文を見る
○内藤功君 それは特定した場合にはどこの団結小屋ですか。それからもう一つ、要塞の方はかかわり合いがないのですか。
○内藤功君 こういう点が国会で明らかにされなければならないんですね。ところがいま程度のことしか出てこない。黙秘権を行使しているというのを理由にしておりますが、警察当局としてこの三十五あるいは三十四ある団結小屋のうち、どことどこが暴力集団のかかわり合いのあるところなのかということを...全文を見る
○内藤功君 そうしますと、三十四カ所全体があなた方は火炎びんの集積場所あるいは出撃の根拠地と、こういうふうに認定しているわけですね。さっきの答弁はそういう意味に正確にされたというふうに伺っていいかどうか。これは議論の前提ですから。
○内藤功君 そのように認定するのであれば、いままで公有地上の不動産侵奪罪の適用の問題について警察がどのような措置を現行制度のもとでやってきたか、この経過を報告願います。
○内藤功君 十一人も事情聴取をやり、そして日にちは四十九年の告訴から約四年たっておる、四年三カ月たっておる。そうしてわれわれの常識を絶する長期間これが処分いまだになされないまま放置されている。私は新立法を提案者が出される前に、こういう警察のやはりやり方というもの、国会の決議から見...全文を見る
○内藤功君 これはもう全然私ども納得できませんね。地籍の確定はどうしてできないんです。
○内藤功君 これはもうやる気がないと私ども感じざるを得ないんです。こういう公有地上の不法占拠工作物は、これは犯罪を組成した物件として没収の対象にもなり得るし、また裁判所の別の見解もあるにせよ、差し押さえの対象にもなり得ると思いますが、御見解はいかがですか。それを実行してないのはど...全文を見る
○内藤功君 これは差し押さえの方法をとる一つの案件だと私は思うんですね。それでこの問題に関連して、この間の千葉の地裁で一つの即時抗告に対する裁判所の決定が出ましたが、これに対して法務省、特別抗告をやって、そういういま不服の申し立て手続をやっているように私は読んでいますが、一体どう...全文を見る
○内藤功君 地裁の判断について、その特別抗告の中で最も力点を置いているのはどういう点ですか。
○内藤功君 とにかく特別抗告を検察側がやるということは、一般の人民がやる場合と違って憲法違反を理由としますね。相当なやはり確信と理論的な裏づけというものがあってなされたと思いますが、その点はそう伺ってよろしいか。
○内藤功君 警察に伺いますが、法務省はいまああいう答弁をしております。したがって、まず公有地上の不法占拠物に対しては差し押さえのような方法も一法でありましょうし、それから被疑者の特定のためには関係人を徹底的にやはり調べてこれを追及することが大事ですし、そういう捜査の諸法をやはり行...全文を見る
○内藤功君 これは現行法と現行制度のぎりぎりまでやっているかどうかという問題で私は非常に疑問を持っているんです。たとえば、公有地上であれ民有地上であれ、あなたが言ったように三十四カ所が全部出撃ないし製造の用に供されたという、さっきそういう答えが出ているんですから、そうだとすれば、...全文を見る
○内藤功君 私は特に今度三月二十六日の事件について、これが国会両院での決議の直接の出発点になった問題であります。私どもは新立法は必要ない、中身に入っても問題がある。しかし、暴力集団の行為は、これは現行法で最大限規制をせよという明確な立場でありますから、その立場で申し上げるのですけ...全文を見る
○内藤功君 これはあなた方の捜査といいますけれども、国会に対して、この立法をいま審議をしてくれということでこの運輸委員会にかかっているわけです。私どもはこれに対して、いまの現行の法律と現行の警察制度で最善を尽くしているかどうかということがまず疑問である、こう問題を提起しております...全文を見る
○内藤功君 提案者の足立先生に伺います。  足立先生は提案者の代表としてここにわれわれに立法を提示されて、共産党にも賛成してくれなどということをおっしゃった。共産党は賛成するわけにはいきません。いきませんが、論議をする上においては必要なやはり資料を出さなければ、私は論議できない...全文を見る
○内藤功君 足立さんの方から、参事官はああ言うけれども、許す範囲においてこの国会の当委員会に事前の計画はどこでやったのかということをここに明らかにする、そういうことをあなた提案者として審議を進める上において参事官に言うてくださいよ。資料をここへ出すように言ってください。
○内藤功君 そういうことであれば、これはもう国会の決議があるから立法をとにかくお願いすると、こういう短絡したお話というふうに私も承らざるを得ない。御無理な話はそちらの方であると思います。そうじゃないですか。
○内藤功君 私はもう聞けば聞くほどそういう感じがいたしますね。それでは具体的に警察に伺いたいと思うんです。  まず私は、この三月二十六日の事件のいろんな新聞の報道、国会での論戦を通じてみまして、おおむね六つに分けて非常に疑問な点が多いんであります。  第一は、警察が三月二十六...全文を見る
○内藤功君 警察に伺いたいんですが、この星華学園に暴力集団が当日集結していた。そのことを法務省の職員の人から警察に通報をしたのに出動の時間が非常におくれたと、この問題は国会でも論議されたことであります。この点について私は、この出動がおくれた問題、さらに、この結果第八ゲートあるいは...全文を見る
○内藤功君 それはもうあなたの方が国会で答えているように、午前八時に第一報をかけたんですね。これはバリケードを持ち込みましたよという第一報です。正午ごろに今度は七百人の集団がやってきて、それと火炎びんを積んだトラック四台がやってきた。そのときまた、来ましたよと言って電話した。そう...全文を見る
○内藤功君 これはやっぱり、機動隊の中の文書を見ると前進警備という言葉がよく出てきていますよ。積極警備。もうこういう初歩に反しているんですね。私はもう、これはそういう暴力集団をかわいがって甘く見てやるというんならまた話は別ですよ。しかし、これが違法行為やっている人たちだと、規制す...全文を見る
○内藤功君 ふだんよりも強化したということは今の話では認められないわけですよね。手薄になっていたと。それから第九ゲートで、これも非常に疑問に思っているところです。パトカーが、暴力集団の装甲トラックとも言うべきああいう前に出っ張った部分をつけたトラックに跡を追われる形で中に入って、...全文を見る
○内藤功君 だからいわゆる武装トラックと言ったでしょう。それは、そのトラックといういまの質問はどうですか。
○内藤功君 これは本会議でも私は聞いたときに、加藤さんですね、国家公安委員長の御答弁にもあったんだが、この装甲トラックは第九ゲートのすぐ手前で忽然とあらわれた、第九ゲートの直前で発見したと、警察の最高責任者がこういう答弁です。私はとんでもないことだと思う。大体、上にヘリコプターが...全文を見る
○内藤功君 突然とあらわれたにしても、第九ゲートのところでこのゲートを開いたらば、空港署のパトカーが入るのにくっついて入ったと。そのときには分断するのがあたりまえでしょう。捜査の基本的なものです。後ろに警察のものでない、皆さん方が許可してない車両があったならば、その間に割って入っ...全文を見る
○内藤功君 それはこの前も私が言ったんですけれども、将棋で言うと、相手の飛車が成り込んでこっちの角がただで取られた、そしてその後で取りましたという理屈と同じなんですね。それで味方の陣形はぐっと壊されたというふうな例と同じなんですよ。私は、まずこの中を突破されないということが大事だ...全文を見る
○内藤功君 まああなたも答弁をしていて恥ずかしい思いをしているんだろうと思うけれども、ずいぶんとこれは問題がある。というのは、この第九ゲートまで警備の手が回らなかったと、こうおっしゃりたいような答弁なんだけれども、この第九ゲートというのはまあ天下の険ですね、ここは管制塔に行く。こ...全文を見る
○内藤功君 次の第三番目は、さっきから話が出ています第八の二ゲートですね、第八ゲートの問題です。ここから約三百人の暴力集団が入ってきた。この集団はたしか機動隊の宿舎の横を通ってきたんだけれども、そのついでに機動隊の宿舎の中に火炎びんを投げ込んで、悠々と行列をなして空港へ空港へと歩...全文を見る
○内藤功君 これも情けない話だと思うのですよ。実際はこの部隊の横を通り抜けるまでこれ黙って見ておった。火炎びんを十字路のところで投げつけられて初めて動き出したというような状況ですね。その前に近くに三百人の部隊が歩いてやってくるのはもうわかるはずなんですから、なぜ態勢がとれなかった...全文を見る
○内藤功君 五番目の問題が管制塔の玄関の問題です。これは管制塔への侵入経路についてはいろいろ言われておりますが、その侵入経路はどういう経路から来たというふうにいまの段階で見ておられるのか、これを明らかにしてもらいたい。
○内藤功君 正面から入ったのか裏から入ったのか、これはどうなんですか。建物の正面からか、裏からか、どういう認定なんです。
○内藤功君 正面玄関のドアがロックされていたんだけれども、警察官が、私服が二人、制服が二人あけろと激しくドアをノックしたんでガードマンがやむなくかぎをあけた。そのときに警察官について暴力集団が入った、こういう報道がなされております。これはまだ当委員会では質問になっておりませんので...全文を見る
○内藤功君 そうすると、中からガードマンがかぎをかけたと、それからどうなったんですか、それからどうしてそれがあいたんですか。
○内藤功君 なぜその火だるまになった暴力集団を中から飛び出して警察官が助けなきゃならぬのですか。
○内藤功君 そこらあたりが腑に落ちないんですね、そういうところの態度が。そうして中に連れ込んでそれからどうしたんです。その火を消してやって、警察官が中へ連れ込んで、そのときはあけろと言ったんですか。連れ込んでどうしたんです。
○内藤功君 これは四月七日の——新聞名は朝日新聞ですね、これに地検の調べによってガードマンがガラスドアのかぎを締めて「緊急サイレンを鳴らしに走ろうとした時、玄関外で私服警官と制服警察四人が「開けろ、開けろ」とドアを激しくたたいた。このためガードマンがやむなく外側のドアのカギを開け...全文を見る
○内藤功君 重大な問題なんですね。特にこの機動隊は、十六階まで行った人たちは切断機のような機器を持って入った人たちじゃありませんか。
○内藤功君 切断機のような装備まで持った部隊でありますから、十六階に行ってガラス窓の中からこういう管制室をのぞいたら、人がいないわけですね、人がいない。つまり職員もいないというのであればそこから帰ってくるのじゃなくて、そこにやっぱりガラスを破壊するなりして中に入って、そこで待機を...全文を見る
○内藤功君 以上六点、私は繰り返しませんが、これは偶然のミスが六つ重なったんじゃなくて、警察全体のやはり姿勢というのが真剣に現行制度、現行法をぎりぎりいっぱい行使をして、そうしてその任務に当たるという状況にいまだ至っていないと、私はいまの答弁で判断せざるを得ないです。したがって、...全文を見る
○内藤功君 そういうのを野ざらしと言うわけなんです。シートをかぶせるのはあたりまえのことであって、それ野ざらしですね。  それで、このナンバーは消してあったんですね。だとすれば、この消したナンバーは、警察庁の科学研究所に行けば、これはもとどおり復活してナンバーを読むことができる...全文を見る
○内藤功君 ナンバーはまだ判明してないと、これはさっき言ったように、おたくの科学研究所、ぼくが行ったときにそういうことを聞いたことがありますよ。これはもうきちんとナンバーをはっきりさして、所有者を明らかにすればその車がどこから来たかということを明らかにすることができる、こういうこ...全文を見る
○内藤功君 それじゃ今度はあれはどうです。その後反省をしていろいろ工夫をこらしていると言うけれども、このところ京成電車の例の放火事件、それから今度は、空港に勤めている方のお宅だというが、民家に放火をしたということが出ておった。これはどういう方かわかりませんが、そういうような事件が...全文を見る
○内藤功君 私は先日の予算委員会でも、本当に真剣に対処すればいろんな知恵が出てくるのであると、一万何千という大軍というか、大部隊を結集してそれが役に立たないのじゃなくて、ちゃんと頭を使って計画を緻密に立てて、警察官の訓練もやる、そういうことの方がこの事態に対処する根本的な方法だと...全文を見る
○内藤功君 私は細かい法律の条文一々挙げませんけれども、この第三条に任務、権限がありますがね、これはどこを見ても運輸省の仕事じゃないです。空港の建物の中に入ってきた人に出てもらう、出ていってもらうというような空港内の規律は、これは確かに運輸省の仕事でしょう。しかし、空港または航空...全文を見る
○内藤功君 私の聞いたのは、似たような概念、つまりあなたが足立さんの手伝いをするときに、こういう似た法律もありますよというようなことを言って助言をしただろうと思う。そういう似たような概念はあるんですか。
○内藤功君 前代未聞の本邦初公開の概念です、こういうものは。ですから、こういうものを使うときは非常に厳格でなくちゃいけないですね。  常習者というのが刑法及び暴力行為等処罰二関スル法律にありますが、これは参考にしましたか、参考になりませんか、どっちですか。
○内藤功君 そうすると、一番近い常習者という概念をいま試みにこっちから出してみたんだが、それも参考にならぬと。恐らく類似のものはわが国にない、わが国の法体系にないという問題がはっきりした。  次に、他の同僚委員も関連してお聞きになりましたが、暴力主義的破壊活動者の中のおそれのあ...全文を見る
○内藤功君 航空局長、伺いますが、さっき運輸大臣は航空局あたりにと言っておりますが、航空局のどういう部課でこれは取り扱われますか、もし法案ができた場合に。
○内藤功君 もう初めっから、局長、十六項に逃げ腰なんです。十六項っていうのは最後に逃げるときの条文なんですね。それはまた、反面、これはどういう行政庁ですか。結局ずばり言って警察でしょう、警察の警備、公安課の資料、あるいはその他の治安関係官庁の資料、公安調査庁だとかあるいは内閣調査...全文を見る
○内藤功君 局長、その場合ね、資料が警察から来た、その他治安関係の役所から来たという場合に、その見方ですね、まあ頭のいい人がそろってるから、警察から来た資料でもすぐ判読できるかもしれないけれども、結局警察の人を出向させてその人にやらせることになりませんか。
○内藤功君 結局、運輸省の仕事といっても、その部分だけは警察や治安関係の役所に資料も人間も占拠されて、占められて、そこに結局左右されてしまうと、要するにひさしを貸し母屋も貸したことになりませんか。その部分に関してはそういうことになりませんか。
○内藤功君 運輸大臣申しわけないですが、そういう話です。結局、実務上のいろんな仕事は警察にとられてしまうんじゃないかという心配がこれ国民の中にあると思うんですね。暴力集団の方からじゃないですよ、一般国民の側から。もし間違えられて自分が暴力主義的破壊者に入れられたらどうしようという...全文を見る
○内藤功君 提案者にこれはまず伺いますが、順次ほかの方にも伺いますが、「暴力主義的破壊活動者」というのは結局どんな認定基準でいくのかという問題ですね。これはあれですか、たとえば十八のセクトが成田にはいるというんですね。その十八のセクトに所属していると見られる人はみんな「暴力主義的...全文を見る
○内藤功君 それはわかっているから、何で認定するかずばり答えていただきゃいい。
○内藤功君 それはわかります。それじゃ隣に答えさしてくださいよ。
○内藤功君 じゃちょっと法制局、あなたの方はどういう認定基準か。
○内藤功君 それ歯どめが必要ですね。いまので言うと、非常にこれは私どもは、いま私どもの言っている第二点、つまり立法の必要性がないだけじゃなくて、この立法はこれは本当にねらいを定めている暴力集団だけじゃなくて表にいく危険がありますよ、いまのあなたの言いっ放しだったら、これで言いっ放...全文を見る
○内藤功君 じゃ歯どめをつけなさい、歯どめを。
○内藤功君 航空局長ね。出入りした人、居住した人、宿泊した人、かかわりを持っている人、前に一遍検挙された人、こういう人の中で蓋然性、つまりやりそうだという判断があなたなりあなたの部下の職員にできますか。できるんでしょうね。できるなら、どういうふうに判断するんです。
○内藤功君 民主警察と言われましたが、警察どうですか。いま法制局が言った、検挙が一度でもあった者、かかわりを持っている者、宿泊した者、居住した者、出入りした者、その中でやりそうだという者、警察の方が本法の十六項で協力を求められた場合に、いまのおたくの情報量、情報能力で大体判断でき...全文を見る
○内藤功君 そうすると警察庁ね、暴力主義的破壊活動者というもののリストですね、文書の標目は別として、そういうリスト、これを本法がもし仮に施行された場合に、そういうものを用意する、あるいは運輸省が用意することに協力をするということはしますか、しませんか。
○内藤功君 いや、つくるのかつくらないのかというのはどうですか。
○内藤功君 脱線しちゃまずいんだ。つくるかつくらぬかで、イエスかノーかで答えてもらいたい。
○内藤功君 航空局に聞きますが、航空局はこの法律が施行された場合に、暴力主義的破壊活動者のリストを用意しておくという考えを持つか持たないか、その点。
○内藤功君 つくらないということですね、はっきりと……。
○内藤功君 警察はどうですか、つくらないんですか。運輸省はこういう答弁。つくるのかつくらないのか。
○内藤功君 常備的にそういうリストをつくるかつくらないか。
○内藤功君 運輸省からそういうリストの要求もないのに常備的なリストをつくることはないと、こういうことなんですか。
○内藤功君 じゃ最後に、私はなおいまの質問について非常に危険をやはり感じる。つまり、非常立法的な色彩ですね。なぜかと言うと、暴力主義的破壊活動者というのはわが国の法体系の中に類似の概念を見出せない概念である。これが一点。  それから二番目は、提案者、足立先生自身が中身を具体的に...全文を見る
○内藤功君 そんなことはありませんよ。
○内藤功君 質問外のことを言っちゃいかぬな。
○内藤功君 意見はまた後で聞きますよ、質問に答えてください。
○内藤功君 いまそういうことを言われるからやめようと思ったが、聞きます。  そうすると、警察の警備の六点にわたるいろんな問題点をあなたは認めると言ったですね。そうするとこの新立法をつくったって、こういう根本の警察の態度が改まらなければ、これは幾ら新立法つくったって新立法だけじゃ...全文を見る
○内藤功君 委員長。
○内藤功君 新立法だけじゃこれはもうだめでしょう。新立法だけじゃだめだ。
○内藤功君 新立法だけじゃだめだ。もうこれけ警察の基本的姿勢を変えなきゃならぬということであります。これが一つ。  もう一つは、私は暴力主義的破壊活動者の範囲を拡大しているのがどうのこうの、それから暴力主義的活動者がすぐ処罰されるからどうのというふうに言ったんじゃないんですよ。...全文を見る
05月12日第84回国会 参議院 運輸委員会 第11号
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○内藤功君 私は日本共産党を代表して、本法案に反対の討論を行うものであります。  私は、今回の新立法のきっかけとなった管制塔襲撃事件に対する政府、警察当局の対処、この問題についての深刻な反省の上に責任を明らかにして、現行法を十分に活用して、暴力行為に対する徹底的な対処をすること...全文を見る
06月01日第84回国会 参議院 運輸委員会 第12号
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○内藤功君 私はまずタクシーの運転者の労働条件の問題につきましてお尋ねをしたいと思うんです。  昨年の五月の六日に、東京を初めとして六大都市のタクシー運賃が二〇%値上げをされまして、続いて各地方でも一五%から二〇%の値上げが実施をされました。その際の値上げ申請で、これらのタクシ...全文を見る
○内藤功君 かなりな数に上っているように見受けられます。  次に、自動車運転者の労働条件の改善のために、運輸省の自動車局とそれから労働省の労働基準局との間でいわゆる相互通報制度というものが設けられていると聞いておりますが、これはもう簡潔で結構ですから、どういう制度で、どんなこと...全文を見る
○内藤功君 この制度の活用についていろんな運用上の問題点が来ておりますが、これはまた別の機会に質問をしたいと思います。  次の質問は、昨年の運賃値上げの際の閣僚会議の認可条件の一つになっておりますいわゆるタクシー近代化センターの活動についての問題であります。私どもの調査によりま...全文を見る
○内藤功君 いまの構成の点については法律の問題もかかわりますけれども、やはり労働者の比重を、発言力を高めるという意味において、ぼくはどうしてもいま必要なように思いますものですから、これは強く私は政府側にもこの点要望しておきたいと思うんです。  最後に、この問題で大臣にお伺いをし...全文を見る
○内藤功君 それでは次の問題ですが、国鉄の運賃の値上げ申請に関して御質問したいと思います。  先ほどもお話があったようでございますが、今回の国鉄運賃値上げ申請、私は取りやすいところから取る、言いかえますと、しぼればしぼるほど出てくるという言葉が昔ありましたが、私は、人が悪いよう...全文を見る
○内藤功君 文部省では、たしか毎年度学生生活調査というのをやっていると思うんです。全国の国公私立大学の昼間部の学生さんの平均で、そして自宅から通っているという前提でちょっと数字を述べてもらいたいんですが、昭和五十三年度値上げがないという前提で、推計で一年間の修学費は平均でどのくら...全文を見る
○内藤功君 こういう具体的な調査を文部省がやっておるのであります。たとえば、通学費五万一千三百円というのは、十二で割りますと一月に四千三百円、こういう非常に高額な負担を、いま値上げの前でありますが、大学の学生はしょわされている。大学の学生がというのは、同時に大学の学生を持っている...全文を見る
○内藤功君 これは、文部省そこにおられますが、この点は文部省からまず答えてもらいましょう。いま国鉄からこういう問題が出ましたね、私は、これは恐らく全国の平均でありますから、全国の平均の中には、帰省する人もいますね、帰省する人のやっぱり旅費を含めて国鉄にどのくらいかということを入れ...全文を見る
○内藤功君 私は、とにかくこういう通学費の中で、それではどのくらいの割合が国鉄に依拠しているのかという問題について調べてみたんですが、これば文部省の資料にはなかったのですが、手元にあります、去年のこれは全国の大学生活協同組合連合会のつくった「学生の経済生活と消費動向」というのを見...全文を見る
○内藤功君 大臣、まあ国鉄総裁はそういうふうに言っておるわけであります。大臣は私よりももっと国鉄総裁の近くにおるわけですが、これにこたえて閣内で、政府の中で、大臣はいまのこの公共負担問題について、これは言葉だけじゃなくて、真剣にやはり努力をしていただきたい。先ほども同種の質問があ...全文を見る
○内藤功君 これは、いままでは国会に運賃の改定についての調査権があり、かつ、その法案の審議権がありましたから、私どもはこれが実現されなければ運賃の改定はこれは認めないよという、国会の審議権における一つの拒否をする力をわれわれは持っておった。権限を持っておった。しかし、国会の権限は...全文を見る
○内藤功君 そろそろ予定の時間が来たようなんで、最後に一問まとめてお伺いしたい。  これは官房長になりますかな、審議会。  去年の法改正の際に、国鉄の運賃についての審議権は国会において原則的にこれを行ってきたのが改められ、その結果、政府は運輸審議会の審議を改善するという形で、...全文を見る
06月07日第84回国会 参議院 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○内藤功君 まず、衆議院の法制局にお伺いしたいと思いますが、改正案の中で、「専ら」「選挙運動のために使用される自動車又は船舶の上における選挙運動のために使用する者」と、こうあるわけですね。「専ら」それから「上に」と、こういう文脈になるわけです。アナウンサーの仕事は車の上また車の中...全文を見る
○内藤功君 自治省にも、当然のことだと思いますが、一応確認のため御答弁を求めたい。
○内藤功君 次に、この法案を出されたことを誤解する向きがあるといけないので、私の方から、この法案の精神といいますか、という問題についてひとつ聞いておきたい。  私は、政党間の選挙戦については、党員、後援会、それから支持者というものが自発的な意思で選挙戦に参加をして、そして支持を...全文を見る
○内藤功君 次に、残された時間で関連した問題をお聞きしたいと思うんですが、五月の二十四日に、札幌高等裁判所が、在宅投票制度復活訴訟の控訴審の判決におきまして、昭和四十四年以降という限定はつけておるようですが、この制度を廃止したままにしてその復活のための立法化を怠ったのは、そういう...全文を見る
○内藤功君 高裁の判決は、上告されないと確定するわけでしょうね。恐らく国は上告は不可能だろうと私は思います。そうすると、判決文の中の理由も、その訴訟では覆されないまま確定判決として残る。非常に権威のあるものになりますね。それで、いまも答弁の中にあったけれども、国民が首長、議員を選...全文を見る
○内藤功君 やはり、いまの答弁の中の判決の結論ですとか、それから法律の論理の立て方に問題があるというような点は、これは大臣余りおっしゃらなくても、私は、考えてくれる人がほかにたくさんいる、法制局もいるし、選挙部長もいるんだから、問題は、この中に政治的に一番大事なのは何かと、できる...全文を見る
07月27日第84回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第1号
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○内藤功君 最初に鉄建公団に、上越新幹線の榛名トンネルの陥没事故の問題につきまして、これは先ほど茜ケ久保先生から質問がありましたが、非常に重大な事故だと思いますので重ねてお伺いをしたいと思うんです。  実は私も一昨日、この事故の現場を訪ねまして、村長さん初め村当局の人にも会いま...全文を見る
○内藤功君 そのあと二百メートル残っている部分なんですがね、先ほどの御答弁であくまで地元の御納得をいただきながらやっていきたいと、こういう御答弁のように聞きましたが、やはり急いでやるということはもちろんこれはあなたの方の要望でありましょうけど、急いでやってまた事故を起こしたんじゃ...全文を見る
○内藤功君 これに関連して今般の事故の前から榛東村を中心にしていろんな工事被害問題が起きております。きょう時間がないんで、私言えませんが、いろいろ被害の報告も村当局から全部承ってきました。それでこの村の新幹線対策本部のまとめによりますと、家屋の壁やタイルなどのひび割れなどの工事被...全文を見る
○内藤功君 それでは、いまの御答弁の方向に従って全力を挙げて地元の村当局及び地元民との納得を前提にしてやるというお話ですから、そのようにお願いをしたい。強く要望して次の質問に移ります。  次に、私鉄の運賃値上げに関する運輸省の現在の対応についてお伺いをしたいと思うんです。  ...全文を見る
○内藤功君 しかし、これは有力な新聞の報道なんです。事前審査あるいは意見調整という言葉をはっきり使っている。私は結論から言いますと、いまの局長の御答弁は納得できないんです。やっぱりそれに類したものが行われているということを私は相当強く思っておるんです。ですから、いまのは私は納得で...全文を見る
○内藤功君 そうすると、それはあくまで決算内容、それから経営方針などの事情聴取、聞くだけにとどまるんだと、それ以上に指導に類することは一切やっていないと、こういうことですね。
○内藤功君 たとえば、この値上げの申請の時期は七月にしないで九月にした方がいいとか、あるいは原価計算の場合にこういう方法をとった方がいい、貸し倒れ引当金というのはこういうふうに処理したらいい、あるいは政党などに対する献金や寄付はこういうふうに処理したらいい、それからお客を誘致する...全文を見る
○内藤功君 いま私が言ったような問題について、こうした方がいいという指導はしてはならぬのですね。
○内藤功君 そういう一般的な指導じゃなくて、具体的に、たとえば原価計算の具体的なやり方、それから申請のやり方、申請の時期などについて指導ないし指導に類することをするのは許されますか。
○内藤功君 それはいたすべきではないからいたしてないと、こういうふうに理解していいんですか。
○内藤功君 まあ例は余り適当じゃないかもしれぬが、もし裁判官がこれから裁判を起こそうという人、将来原告になろうとしている人、まだ原告にはなってない人を呼んで、お前さん裁判を近く起こすといううわさで新聞に出ているけれども、伝えられるそういう裁判じゃだめだよと、請求の趣旨はこう書いて...全文を見る
○内藤功君 これはあなたが推理だと言ったんで、それなりに聞きおきますが、用せんは明らかに運輸省の用せんを使っておるんですね。民鉄業界が相談したのならば運輸省のものを使うわけがないと思うんで、これはやっぱりそういう民鉄業界の出す申請はこうであろうという想定のもとに、それに対する運輸...全文を見る
○内藤功君 くどいようですが、それを出したら「昭和五十年の八月十三日メモについて」という、当時運輸省からこういう青刷りの答えが来た。これを見ると、またまた大臣、局長の言うのと違うんです。こう書いてある。運輸省は他の物価に与える影響等考え、大幅な改定申請は望ましくないという立場から...全文を見る
○内藤功君 早急に調べて、これはその矛盾、どう見たらいいのか。利用者は非常に関心持っていますから、お調べ願いたい。  時間の関係で次の質問。次は、私鉄の運賃値上げがかように目前に迫っているという段階で、私は私鉄各社の政治献金の問題を、これは主として大臣にお伺いしたい。これは、昭...全文を見る
○内藤功君 相当な実力のある経営者がですね、しかもこれは新聞記事ですよ、新聞記事で天下に公言しているわけですから、いまの御答弁の御趣旨は、みずからそういう報道機関に対してそのように物を言った社会的地位のある経営者は、みずから言ったことはこれは実行すべきだと、私はまあ野党ですから端...全文を見る
○内藤功君 時間の関係で、次の問題へ入りたいと思います。  これは、先ほどからこの私鉄の問題を続けてきておりますが、具体的に利用者サービスというものが一方で非常にいま消極的なんです。私は本当の行政指導はこういうところに重点を置いてやってもらいたいという意味を含めまして、具体的な...全文を見る
○内藤功君 一般的な話はわかりましたが、一言言っておきますと、用賀駅前の場合は文書による申し入れを近く区がするという段階まで来ています。それから口頭での申し入れば去年の六月にこれはやっておるんですね。これはいまの御答弁の中で一部これは訂正していただかなきゃならぬ。口頭による申し入...全文を見る
○内藤功君 済みませんが最後の一問です。時間を少し超過していますが、もう一問だけ。  これは多摩市の小荷物問題です。多摩市は最近人口の急増している区域であって、八万二千名の人口を抱えておりますが、小荷物もこのニュータウンができてからぐうっと急増して、いま四万一千という取り扱い量...全文を見る
○内藤功君 済みません、ちょっといまのぼくの質問の中で——いまのはそれなりにいいんですよ、いいんですが、配達区域の指定という問題は、これはぼくはどう見ても——細かい規則は私は知りませんよ、規則のことを言ってくるかもしれないけれどもね。そういうことじゃなくて、檜原村と小笠原村とこの...全文を見る
10月11日第85回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○内藤功君 まず防衛庁にお伺いいたしますが、今臨時国会で大きな問題になったいわゆる航空自衛隊の領空侵犯に関する対処の内訓ですね、この内訓について伺いますが、防衛庁の中では、内局、さらに航空自衛隊、この両面におきましてどの範囲の人がこれを知ることができるのか、この点をまず伺います。
○内藤功君 ミサイルの一発で日本の国が交戦状態に巻き込まれるこの内訓というものが国会にも法制局長官にも知らされずにやられている。この問題は引き続き徹底的にわれわれは究明したいと思うのです。  さて、総理にお伺いいたします。総理は、自衛隊法の秘密保護の規定に触れまして、自衛隊法の...全文を見る
○内藤功君 私の質問は、有事になった場合、つまり将来の検討の対象は、隊員だけではなくて、一般国民に対しても、たとえば探知とか収集とか漏らすとかいうような罪ですね、これを考えているのか、検討の対象にするのかという問題です。
○内藤功君 その他の問題というのは、自衛隊員以外の国民についても処罰を考えると、こういうことですか。
○内藤功君 これは重大な問題です。隊員以外の者について、秘密を探知、収集、漏らすと、こういう行為がいままでいろいろな法律で処罰の対象になってきましたが、それを将来は考えることを検討すると、こう言われるのですね。
○内藤功君 これは戦前の軍機保護法、国防保安法、いまはMSAの秘密保護法、これは全部国民が秘密を探知し収集し漏らす、つまり、たとえばいまの軍事基地の状況はこうなっているよ、戦争の状況はこうなっているよということを漏らしたり、場合によっては言論機関、報道機関の人がそれをニュースで流...全文を見る
○内藤功君 有事の際と言われますけれども、日本の憲法の二十一条ですね、言論、表現、報道の自由が明確に決められております。十一条には、侵すことのできない永久の権利だと、こういうふうにうたわれているのですね。戦時の場合にこれを制限していいと、これは明治憲法、旧憲法の三十一条では戦時大...全文を見る
○内藤功君 どういうような行為が戦前においてやられたか、いろいろな判例がありますけれども、たとえば戦時、平時の師団の編制を小説を書くためにある予備中尉に対して聞いたと、それに対して答えが来たと。それだけでもって軍事機密の探知としてやられた例があるんですね。もうこれは言論報道機関に...全文を見る
○内藤功君 話を具体的に進めましょう。  いままで日本にあった法律、軍機保護法、国防保安法、さらにいまのMSA秘密保護法、こういう法律は、収集、探知、漏洩ですね、さらに予備行為、陰謀行為、それから未遂、過失で漏らしたもの、こういったものまで懲役刑を含む刑罰で対処してきたのです。...全文を見る
○内藤功君 しかし、昭和三十八年に三矢研究で行われた非常法令の研究の中には、明らかに、国防秘密の保護のところに大東亜戦争中の法律として国防保安法、それから軍事秘密の保護の中に軍機保護法というものが参考条文にされているんですね。これしかないんです。  重ねて聞きますが、この方向に...全文を見る
○内藤功君 研究といいますけれども、大学の研究じゃない。これは一定の目的を持った研究なんですね。しかも、四十一年の二月には、防衛庁の法制調査官室が国家防衛秘密保護法というものをちゃんと設けているんです。研究の対象にしておるんです。これはもう実際やる準備なんですね。  しかも、も...全文を見る
○内藤功君 これは重大な問題です。これはただいま研究していなくても、将来においてやるというのと同じことなんです。  私はさらにこういう点も聞いておきたい。総理は、旧国家総動員法、それからそれに関連する勅令、こういったような法令の検討、研究を指示したり、考えたりはよもやしていない...全文を見る
○内藤功君 ところが、「国防」という雑誌がありますが、この「国防」という雑誌の五月号には、宮崎弘毅という元陸将補、保安庁第一幕僚監部の法規班長をやった人です。この人が、国家総動員法というものに類似した法制が自衛隊法の百三条のほかにどうしても必要だということを、これをはっきりとここ...全文を見る
○内藤功君 現在じゃなくて、将来においてもこういうような研究は一切やらせない、国家総動員法なり総動員体制なり、そういう研究はやらせないとここで明言できますか。
○内藤功君 そこで、まず伺いたいのは、笹部益弘という人は防衛庁でいまどういう地位にありますか。
○内藤功君 この人は、有事立法については衆議院の内閣委員会等で答弁をしているようですが、有事立法研究にはどういう関係を持っていますか。
○内藤功君 この笹部益弘という人が、昭和三十三年にすでに防衛研修所の講義で再軍備を前提とした法制の整備というものを研究しておるんです。これを見たことはありますか。
○内藤功君 これは何でも一たん廃棄にしてその後の研究の中に生かしていくというのが防衛庁の手なんです。これは三矢研究しかりであります。あらゆるものがそうなんです。  この第六篇に「再軍備に伴う国内法制の整備」というのがあります。そして、この中に、戦時緊急措置法から戒厳、あらゆる戦...全文を見る
○内藤功君 これは、あなた方の憲法の解釈というものがですね、大体、核兵器の解釈を見てごらんなさい、それから労働争議権についての解釈を見てごらんなさい、これが解釈だというものを法制局長官がまず打ち立てて、そうしていままでの学問上の成果、あるいは裁判所の判例の成果、こういうものを無視...全文を見る
○内藤功君 それからもう一点伺っておきますが、有事の際といえども可能な限り国民の権利が尊重されると、こういうことが防衛庁の統一見解にうたわれております。そこで、私は防衛庁にお伺いしたいのですが、この可能な限りというのは、いまの日本の憲法では、最大限の尊重を必要とする、これが日本の...全文を見る
○内藤功君 再度繰り返しますが、これは可能な限りであってはならない。憲法の十三条、十一条の趣旨からして侵すことのできない永久の権利としてこれは保障されている、こういう問題だと私は思うのであります。  私はこの点において防衛庁にもう一点伺いたいのは、自衛隊法の九十二条、これは一体...全文を見る
○内藤功君 しかし、現実においては、百三条に罰則をつけるつけないというような問題があり、そしていろいろ答弁がありましたけれども、これが国民に対する非常な権利侵害の条項として発動するだろうと私は思うのです。  私は、時間がいま参りましたので、以下の質問は次の機会に譲りますけれども...全文を見る
10月12日第85回国会 参議院 本会議 第5号
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○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十三年度政府補正予算三案に反対の討論を行います。  以下三点にわたり、反対理由を申し述べます。  反対理由の第一点は、この補正予算は大企業本位、高度成長型の本年度当初予算の延長であり、今日の国民生活と日本経済の危機を打開できるもの...全文を見る
10月12日第85回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、昭和五十三年度政府補正予算三案に反対の討論を行います。  以下三点にわたり反対理由を申し述べます。  反対理由の第一点、この補正予算は大企業本位高度成長型の本年度本予算の延長にすぎないことであります。長期不況と円高、深刻な失業と倒産など...全文を見る
10月17日第85回国会 参議院 運輸委員会 第2号
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○内藤功君 法案の条文に即して御質問する前に、法案に重大なかかわりがあると思いますので、最初に九州の大分県の臼杵鉄工所の問題につきまして若干お尋ねをしておきたいと思います。  七月の二十八日に大分の地方裁判所に会社更生法の適用を会社から申請をいたしまして、聞くところによりますと...全文を見る
○内藤功君 いま御答弁の中で自民党が入っていないということについての御弁明がございましたが、私がさっき申し上げましたとおり、地元の佐伯市で佐伯工場の特に閉鎖ということは、これはもう絶対やってもらっては困るというこの要請書について私は触れたわけなんです。この中にはもうはっきり自由民...全文を見る
○内藤功君 会社更生手続が開始されましても、あなたも御承知のとおり更生法のたしか百九十四条でしたか、などで、主務官庁たる運輸省は、運輸大臣はいつでもこの裁判所の更生計画に対して意見が言えるし、また場合によっては言わねばならぬ責任が私はあると思うのですね。そういう点で、あなたの御答...全文を見る
○内藤功君 そういうお答えになると思ったんですよ。ところが、いまあなたの言った八千八百総トンのコンテナ船一隻と、それからこれは重量トンですね、一万六千トンの貨物船、これは四隻と言われたが、ぼくは三隻だと思うんです。これは、私の質問は、矢野さんが社長になってから矢野さんの力でとって...全文を見る
○内藤功君 これはまあよく調べていただきたいと思うんですね。確かに契約の日付は矢野社長になってからであっても、実際だれがやったかということは、この会社の中の人は一番よく知っているわけですから、これはぜひ調査をしていただきたい。なぜ調査をする必要があるかというと、この問題の決着です...全文を見る
○内藤功君 不思議なことに、この四月二十七日以降に、さっきお話しの佐伯工場の場合ですね、一万六千重量トン型の貨物船、これが三隻あったんですが、このうち二杯、これがキャンセルになっていますね。それから二万トンのバルクキャリア、これがあった。これはどうなっているか。それからもう一つは...全文を見る
○内藤功君 どうもあなたの指導というものが徹底しなかったのか、向こうに通じていないのか、指導がどうもよく通じてないように思うのですね。いまたまたま一隻だけについては資料がお手元にあってお話がありました。これはまあ契約を解除したというけれども、これを私どもは石播の方にもう仕事を取り...全文を見る
○内藤功君 これは管財人の管理に置かれても、繰り返しますが、やはり法律によって主務大臣からの意見をどんどん言えるわけですから、その場合はこういうような国会での指摘も含めて、仕事はこういうところにあったのだ、またこういう仕事があったのにこのように取り上げられたのだという事実を指摘し...全文を見る
○内藤功君 そういう事実を直ちに調べていただいて、さような事実があれば、いまこういう危機に瀕している会社の佐伯工場でありますから、また技術も非常にすぐれたところでありますから、仕事をまず確保する。もしいままでに持っていかれちゃったという仕事があるのであれば、それを戻して、そうして...全文を見る
○内藤功君 なお、つけ加えておきますと、臼杵工場の方では矢野社長が就任以来契約された船の数が二十隻、石播から直接来ている船が五隻、ことしの四月一日以降だけでも七隻と、非常に様子が違うんです。同じ会社の中で、臼杵工場と佐伯工場。技術の点ではいずれもそれはすぐれておりましょうが、特に...全文を見る
○内藤功君 そうしますと、運輸大臣が三十条二項一号で認可するに当たっては、特安法の三条の五項、六項の趣旨は当然踏まえて判断するというのか、あるいはそれは、法律が別だから別だというのか、どっちなんですか。
○内藤功君 もう一点ですが、四十五条に「監督命令」というのがありますが、この監督命令は、協会に対し、その業務に関し、監督上必要な命令を発することができる、こうありますが、端的にお伺いしますが、たとえば協会に対して、その事業の廃止、事業の土地などの買い受けに当たりまして、労働者の首...全文を見る
○内藤功君 ちょっと答えにならないのですよ。四十五条というのは、運輸大臣の命令なんです。運輸大臣が発する監督上必要な命令の中には、たとえばあなたの言ったように、理想的にいくものじゃないと、ぼくは思うのですよ。この解雇、この人員整理はひどいということについて中止をさせるというような...全文を見る
○内藤功君 だからその必要な命令の中には解雇がこれはひどいと、解雇を中止せよとか、解雇を緩やかにせよとかということを含むか含まぬか、このイエスかノーかなんです。これは三回聞いておるんです。
○内藤功君 済みません。ちょっと答えがうまく出ないものですから。  労働組合の意に反した場合だけですか。そのほかにもひどい解雇というのはあると思うんですね。労働組合の意には反していないけども、この解雇は中止させるべきだと、こういう場合も解雇をやめろという命令出せるんですか出せな...全文を見る
○内藤功君 この起こらないということでは、これは議論になりませんね。起こらないことが起こった場合どうするかというのが法律なんであって、ですから私はいまの答弁非常に不満で、そういうことではこの四十五条は労働者の雇用問題に対する歯どめにならぬと、もう時間がないからかように断定をして次...全文を見る
○内藤功君 次に、三十四条五項ですが延滞金の規定で、「ただし、運輸省令で定める場合は、この限りでない。」、これは免除を含むかどうか。「運輸省令で定める」という内容として免除は全然考えていないのかどうかということだけ。
○内藤功君 残念ながら時間が来ましたので、あとの点は討論の中で詳しく述べたいと思いますが、結局、設備の廃棄ということでずっと答弁をしておられますが、設備の廃棄は必ず人間の整理、つまり、言葉は適当でないかもしれませんが、労働者の生首が飛ぶということが必ずこれと結びついてくる、こうい...全文を見る
○内藤功君 要りません。
○内藤功君 私は日本共産党を代表して、ただいま議題となっております特定船舶製造業安定事業協会法案に対し、反対の討論を行います。  反対理由の第一は、この法案の対象となっている中手以下の造船企業は、そのほとんどが、すなわち五十四社中四十五社が一社一事業所であり、この法案による事業...全文を見る
10月18日第85回国会 参議院 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○内藤功君 まず九月十一日の高裁の第九民事部の判決が出た後で選挙部長が妥当な判決だということを言われた。選挙部長の言われた内容と、それを言われた真意をまず伺いたいと思います。
○内藤功君 そのほっとしたというのは、この安藤判決と言われている主文のことでほっとしたのか、理由のことでほっとしたのか、どういうことなんです。
○内藤功君 そうすると、あの談話は判決の中身は全然読まないで、合憲だという結論だけ聞いたところで発言したんですか。
○内藤功君 そうすると、あの談話は大臣の御了解なり大臣の意見を聞かないで発言したんですか。
○内藤功君 いや、大臣の了解を得ないでの発言ですか。
○内藤功君 ところが、あなたの発言を新聞で見ますと、そうじゃなくて、それだけにとどまらないですね。「昭和五十年の改正の趣旨が評価され、妥当な判決と思う」というだけじゃなくて、その後に「今度の判決が、極端な過疎県との比較を排して全国平均値との比較方式をとったこと、そのうえで現状を「...全文を見る
○内藤功君 そうすると、最初の答弁の五十年の選挙区是正が判決で合憲と出た、それでほっとしたというだけじゃなくて、この過疎県との比較の問題、こういういわゆる判旨といいますか、理由の中の論旨、そういうものも踏まえた上で妥当だと言ったんですか。
○内藤功君 これが大きな問題になる談話なんですから、その点はっきり聞きたいんですが、そうすると、過疎県との比較、これが憲法で許される範囲かどうかという点についての判旨は読まないでこの談話を出したと、こういうふうに伺っていいんですか。
○内藤功君 ですから、この過疎県との比較についての論旨がありますが、この点についてはそれも含めて妥当だと言ったんですか。それともそれは見てなかったというんですか。どうなんですか。
○内藤功君 その結論というのが問題なんですが、結論というのは主文のことをいうんですか。それとも理由のある部分のことをいうんですか、結論というのは。
○内藤功君 そうすると、この過疎県と過密都府県との間の格差の問題については判決がどう言っているかということは全く知らない段階でその発言をした、こういうことなんですか。
○内藤功君 そうすると、過疎県と過密都府県との格差についての論旨は、詳細はたどっていないけれども、結論は知った上でその発言をした、こういうことですか。
○内藤功君 大体わかってきましたが、詳細な判決文の検討をしないでこの発言をした、これは認めますね。
○内藤功君 九月十三日の十五民事部の判決の後には、あなたはどういう発言を報道機関に求められたときにいたしましたか。
○内藤功君 大分細かく聞きましたが、私は本音が出たというのが本当のところだと思う。つまり九月十一日の判決はこれは妥当な判決だ、そうして特にその本音というのは選挙区の定数是正をさらにやらなくてよいと。これは衆議院の判決だけれども、同じ理論は参議院にも私は適用されていくべきものだと思...全文を見る
○内藤功君 私はやはりいまの御答弁には半分正直なところもあるように思いますが、やはり今度の判決の評価について、安岡判決のときは何にも言わない。最高裁にいずれ上告されるだろうから判断をまつという態度で大臣もいたし、あなたもそういう態度に従われた。ところが安岡判決のときには大臣から特...全文を見る
○内藤功君 その点ですが、九月十一日が第九民事部で十三日が第十五民事部、それぞれ合わせて二つ判決が出るということはもう事前にわれわれ一般国民も報道機関の報道で前に知っておったわけです。当然選挙部長は知っておるはず。これは答弁求める必要もない。うなずいておられるから、そうでしょう。...全文を見る
○内藤功君 これは非常に軽率だと思うんです。十一日にはあなたが妥当だと言う合憲判決が出たからといって十三日に必ずそれと同じものが出るとは限らない。むしろ最高裁の昭和五十一年四月十四日大法廷の判決を貫いていくと、あの判決はよほどひどいことがない限りは相当の期間内に著しい差別というも...全文を見る
○内藤功君 そうすると、判決は二つあるがいずれも本家は一つで、四月十四日の最高裁の判決から出た、全く同じ根元から出た二つの判決だ、こういう御論旨のようだけれども、そうなると九月十三日のとき、後の安岡判決のときも、これも妥当である、こういうふうに言わなければならぬわけですね。前のも...全文を見る
○内藤功君 それじゃ、こういうふうに聞きましょう。九月十一日の判決も九月十三日の判決もいずれも最高裁の判決から出てきている、五十一年四月十四日。そうすると、ここに持ってきたのは最高裁の四月十四日の判決ですが、この中に過疎の県の人に投票権を与えなくちゃいかぬ、もっとより多くの政治力...全文を見る
○内藤功君 その部分だけですか。その部分だけですね。
○内藤功君 ほかにどこにありますか。
○内藤功君 だめですよ、この判決について、過疎過密論について質問するということを通告してあるんだから、事前に。判決の全文持って来なきゃ。要旨というのは最高裁の調査官室がこれ勝手にと言っちゃ語弊があるけれどもつくるので、裁判官がつくるのは判決のこの原本であり正本ですよ。  こう書...全文を見る
○内藤功君 係争中じゃないよ、確定判決だ、これは。いまぼくの読んだのは。
○内藤功君 だんだん怪しくなってきて、今度は「のではないか」になってきたんですね。  そういうふうに結局人口の都市集中化が出てきて人口がふえ、有権者がふえて、したがってそれに比例をして、まあどのくらい比例させるかは別として、議員の数をふやすということを考えるべきだ、それをどのく...全文を見る
○内藤功君 最高裁の判決またなくていいんですよ。いまの判断、判決の読み方が間違っているとこれから同じあなた方と土俵について定数是正の問題論議できませんよ。ですからはっきりさしておきたいんです。どういうふうにしてつながりますか。  この最高裁判所の「人口の都市集中化の現象などが生...全文を見る
○内藤功君 それはおかしいんですよ。そこを読むんじゃないんです。そこのところは書き出しのところなんだから、書き出し幾ら読んだって、入り口読んだって、中身を読まなければだめだ。その次のページを読まなくちゃだめなんだ。いまあんたの読んだのは七ページの裏です。いいですか。私は正確なあな...全文を見る
○内藤功君 「これから」じゃなくて、九月十一日に判決があって、あなた方も判決をそのころ入手して、きょうは委員会ですよ。国会の委員会きょうしかないんですよ、今国会は。委員会では大きな議題はほかにもありますけど、何といってもトピックのある話題は、その閉会中に行われた二つの判決をどう見...全文を見る
○内藤功君 そうすると、上告中の判決については論及すべからず、こういうお立場ですか。
○内藤功君 それなら、なぜ九月十一日に、司法に関する問題でありながら、新聞によると、にこにこしておったそうじゃないですか。それはともかくとして、にこにこしながら「妥当な判決と思う」と、司法の問題に関するならばなぜこれ言うたんですか。これ取り消しますか、その「妥当な判決」というのは...全文を見る
○内藤功君 あなたが失礼だけども御家庭にお帰りになって、御家庭の方と一緒にビールでも傾けながら、ああほっとしたと、こう言うのはもう御自由であって、大いにおやりになって結構。あるいはお役所にお帰りになって、大臣、政務次官、課長方とああほっとしたと、あるいはトイレットの中でおっしゃる...全文を見る
○内藤功君 そうすると、十一日のこの判決について妥当だという見解は自治省の見解でないということになったわけですから、これは取り消しなさい、はっきり。
○内藤功君 ですから、これは取り消すと率直におっしゃい。
○内藤功君 ほっとした感想じゃないんですよ、これは。記者団に対する談話なんですよ。ほっとした感想というふうには書いてないんです。ここに書かれたものについてのあなたの責任を私は問うているわけです。これからのことがありますから。これは率直に男らしく取り消された方がいいです。
○内藤功君 感想を述べたものであるから、そういうように「コメントを発表。」ということでこれが紹介をされている。それであるならばこれは取り消すということをはっきりおっしゃるべきものだと思いますよ、これは。
○内藤功君 私は納得できませんが、いま大臣の弁明、これはもう弁明としてははなはだ私はいただけないんですが、大臣の話がありましたし、これは納得しませんが、ほかの質問点もありますからこれ以上この究明を選挙部長に対して加えることはここでは一応やめておきます。  しかし選挙部長は新任早...全文を見る
○内藤功君 そこで、残念ながら時間の関係で次の問題に移ります。  それはもう一遍安藤判決なんです。安藤判決というのは、これは過疎過密論というものが特徴なんです。まず選挙部長伺いますが、この安藤判決に出ているような過疎過密論は本件原告、被告の主張したものですか。主張もしないのに裁...全文を見る
○内藤功君 判決文はありますか。判決文の正本は持っていますか。
○内藤功君 それによるとどうですか。
○内藤功君 準備書面がなくても両方の主張は書いてあるのでしょう、判決に。
○内藤功君 「詳細に」じゃないんですよ。全然ないんです。これは。「詳細に」と言うとちょっとはやったように聞こえますが、全然ないんです。どうですか、その点。主張がないのにやったというところが問題があるんです。
○内藤功君 これは主張をしたかどうかは、この判決文の、さっきから言っているように、お手元にあるでしょう、それを見ればはっきりしているんで、ここにないんですよ。ですから私はまずこれが一つ。  とにかくいま議論をもっと中身に入ろうとしているんだが、前提の一致が見られないからこれはな...全文を見る
○内藤功君 いないですね。  昭和五十一年四月十四日の最高裁の判決は当時の村上最高裁長官以下十五人の裁判官方が下されて、意見が四つぐらいに分かれているんです。これは。この中で多数意見、少数意見を通じてこういう過疎過密論がありましたか。こういう東京高裁安藤判決のようなあれがありま...全文を見る
○内藤功君 そういうふうに答えてくれると非常に早く進むわけです。  そこで、とっぴな理論なんです。これは。つまり裁判所は原告、被告の主張する事実上、法律上の主張にないものを越えてこの理論を打ち出したということ。学説、判例にもそのものずばりのは少なくともないということをはっきりい...全文を見る
○内藤功君 こういうことですね、大臣。過疎過密の解消の問題と議員の定数の問題を短絡的に結びつけることはできない、こういうことですね、一つは。
○内藤功君 理解はいたしますが、ここは国会ですから、余り腹芸みたいなことば委員会には通用しないんです。委員会の外へ出たら私もわかるつもりですけれども。ここは、大臣のおなかの中というのは、これは短絡的にこの二つは結びつかない、しかしいま係属中の案件だから明確には述べたくないと、こう...全文を見る
○内藤功君 大臣は、またこういうふうなことですか。政治論としては地方財政、経済、産業、文教、あるいは交通、もうこういった過疎の問題いっぱいある、これを積極的に解決しなきゃいかぬというのはよくわかる、しかし同時に議員というものは、たとえば東京などの大都会を中心に選ばれた議員であって...全文を見る
○内藤功君 いま大臣もまあ非常に歯切れの悪いところがあったけれども、過疎過密論についての意見を言われて、私は基本的に正論のところも少なくなかったと思う。  過疎過密論なんというのは、選挙部長、この安藤判決の中の過疎過密論というのは、一票の価値の平等ということを否定する論拠が何に...全文を見る
○内藤功君 どういうような民主主義の理念を展開しておりますか。
○内藤功君 わが国の憲法の前文もそのしょっぱなに「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、」——「正当に選挙された」と、もう言うまでもありませんが、宣言をしておるわけですね。これが民主主義の根本理念であることはもう私が申し上げる必要もない。こういうものがこの...全文を見る
○内藤功君 この地方区定数是正問題は昭和五十年の七十五国会で野党四党が二十六人増員案を出した。ところが選挙法には合意が必要だと称している自民党が全党一致の原則を無視して、選挙期間中の特定の印刷物の配布を禁止する法案を強行的に出してきたものですから、まず先決問題たる地方区の定数是正...全文を見る
○内藤功君 検討だけじゃなくて、やっぱり積極的に——結局議員立法で出てもここで説明するのは政府なんだからね、法案の説明するのは。よくこれも、政務次官、きょう初めて出てきて、いきなり質問受けたからとっさの答えだろうけれども、検討って口だけでなくてやってもらいたいと思います。  そ...全文を見る
○内藤功君 九十分を私要求したのですが、いろんな都合で六十分にされてしまったのですね。もうやめざるを得なくなってきたんですが、私はきょうの質問で特に九月十一日の判決、過疎過密論、これはもう私は唖然としたです。こういう議論が出てくることについて。まあさすがに自治大臣も直接判決に対す...全文を見る
10月19日第85回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○内藤功君 本法案の条文の質問に入ります前に、一点だけこの機会にお考えを聞いておきたい問題がございます。  これは現在国鉄の周辺が、いろいろ環境が変わってくる、それから国鉄の線路をはさんだ両側の通行のいろいろな問題が起きてくるということに絡みまして、国鉄の跨線橋なり自由通路の使...全文を見る
○内藤功君 国鉄の負担はないんですね。
○内藤功君 そこで、これは総裁も聞いていただきたいんですが、四十九年に建設されたものなんですけれども、ここに地図を持ってきましたが、これは水戸駅ですね。ごらんになれますか。これが南北を通ずる跨線橋なんですよ。それで、全額県と市の支出でつくられたものなんですが、市の方に還元がないど...全文を見る
○内藤功君 市の当局にもいろいろ話を聞きましたが、市長は、市議会の方では、国会に対しても運輸省当局に対しても、今度は無料で通れるようないろいろな御配慮をお願いするために陳情する、最近ではそういう答弁になってきているんですね、四十九年当時のことは私は知りませんが。  それからもう...全文を見る
○内藤功君 大臣にひとつ煩わしたいと思いますが、これもやっぱり国鉄がこういう細かいところもやっているということがないと、値上げばかりしてあとはいばっているという、さっき目黒委員からも発言がありましたが、往々にそういうことも感じるんです。例を出せと言うから私は一ついま例を出したわけ...全文を見る
○内藤功君 それでは次に、私は一番この法案で問題に思うのは、いわゆる在来線の線増工事と言いますか、線路増設工事、この場合あるいは改良工事と同じような考え方でこの新幹線というものを考える。先ほど山上鉄監局長は輸送機能が同一だということからごくごく形式論理的に御説明なさったわけですが...全文を見る
○内藤功君 それが私は非常に説得力がないと思うのは、いいですか、私、この間イギリスへ行きまして、あの鉄道にも乗ってみてまいりましたが、あすこは日本流に言うと昔からの在来線が走っておって、その線路の上をインター・シティと言うのですか、時速百二十五キロですか、百二十五マイルで走るイン...全文を見る
○内藤功君 新幹線というのは独自のやはり営業部門ですね。これは何回も繰り返しになりますが、経理上も線区別の損益というものは別に独立しておるし、それからダイヤも独自のものです。何回繰り返しても同じですが、あなたの答弁は同じです。結局値上げのためのいろんな理屈、値上げを合理化するため...全文を見る
○内藤功君 国会の重視、軽視という問題は、福永さんのお言葉返すようだが、与党の議員が非常に熱心にこういう提案に提案者になって出してきてくれた、これはありがたいと、この面を言うんですが、野党は一体どうなんです。野党は、やっぱりこれを受けてからそれなりの期間をもらって、そして法案を真...全文を見る
○内藤功君 先ほどから裁判云々という問題があるんですね。そこで、これはどなたがお答えになるかわからないが、この法案が出た場合に、この裁判を起こしている原告の立場から見ると、こういう法案が出た、見なさい、いままでは法律の根拠がなくてやってきたことがこれで逆に明らかになった、こういう...全文を見る
○内藤功君 まず、新東京国際空港で働く人たちの労働組合の活動の権利の問題について若干質問をいたしたいと思います。  本年の三月二十五日に、成田空港で働く人たちでつくっている五つの労働組合と空港公団との間で覚書で交わされて、空港管理規程の六条二項四号、五号は国際空港内に職場を有し...全文を見る
○内藤功君 新東京国際空港周辺の暴力集団に対する厳然たる態度をとるべきことを私もあの当時要求いたしましたが、それはしかしながら空港で働くまじめな真摯な勤労者の方々の組合活動をそれを口実によもや侵害するようなことがあってはならぬということも三月三十日予算委員会の分科会の席上御質問申...全文を見る
○内藤功君 そこのところをもう少し具体的に、いつごろ公団のどなたが警察のどういう人に渡したのか、文書はどれとどれとを渡したのかを御説明を願いたいのですがね。
○内藤功君 私は質問通告で昨日も詳しく、いつ、だれが、だれに、どういう文書を渡して、どういうふうに説明したのかということをこの委員会で質問するから、それだけは答えられるようにしておいてくださいよと念を押したんですよ。これはもう政府委員室に聞いていただければわかるんです。本当にやっ...全文を見る
○内藤功君 問題はこの覚書と管理規程だけじゃなくて、これに絡む国会の議事録ですね。それからおたくの法務室ですか、法務室でつくった一切の経過という詳しい文書があるんですよ。労働組合側にはこういうものが全部出されているらしいんです。ところが、労働組合の方には渡しているんだけれども、肝...全文を見る
○内藤功君 まあ心証としてはやってないということが私ははっきりしていると思うんです。すぐにこれはやっていただきたいと思う。というのは、私はこの問題についてお聞きしたのは、六月の三日、七月十八日、この二回にわたって、この覚書や管理規程を見ておったら起こることのない事件が起きているん...全文を見る
○内藤功君 大体、この委員会に出てくる前に、しかも質問事項はちゃんとわかっておる。やってなかったらというような答弁を、それで恥ずかしくないですか。はなはだ遺憾ですな。まあいま確約があったので、私はもう今後は待てませんが、いま大塚総裁の確約、これも私は本当にやるかどうかと言いたいと...全文を見る
○内藤功君 大分歯切れが先ほどに比べると悪くなったように思うんです。いろいろ形容詞もつけられましたが、形容詞を全部省いて骨だけ見ると、まだ厳しくやってないという御答弁のように私は理解をいたします。はなはだ遺憾であります。  八月の十二日に申請があるというと、九月の七日に諮問をし...全文を見る
○内藤功君 八月のこの閉会中審査でも橋本委員が指摘したと思いますが、事務的にじゃなくて、国民生活、特に物価全般に与える影響を考えてやれと、そういう追及に対して福永大臣が、その点は厳しくやるということを、私は議事録で拝見しますと三度ぐらい言っておるんですね。私は遺憾ながら、もうこの...全文を見る
○内藤功君 これは当時の記録を見れば明らかなんです。数字はいまそこに持っておりませんか。百六十三億五千三百万円というえらい数がこれで軽減されたんです。恐らく数字を持っていないから答えなかったと思うけれども、かような事実があったことは御存じでしょう。
○内藤功君 それじゃ、これは至急調べていただくことを要求しておきます。  ところで、私がいまこれを出したのは、あなたから即答されると否とにかかわらず、このように少し計算の方法を変えただけで、鉄道部門の負担する利息が大きな影響、つまりプラスマイナスの影響を受けることになるというこ...全文を見る
○内藤功君 確認ですが、その中の、私がこれから質問で申し上げようと思うのは、全部じゃなくて「記」としたところの「記」、算用数字の「2」のかたかなイロハの「ハ」です。「受取利息、支払利息及び配当所要額」というところで、「各事業部門固定資産」「の百分比」——「各事業部門固定資産」の次...全文を見る
○内藤功君 この方式が去年の五月二十五日の通達でとられましてから、新しい預かり保証金控除という方式で計算いたしますと、大手十四社各社どのような変化が生じてまいりますか。また大手十四社全体ではおおよそどのような数字上の変化が起きてまいりますか。この点をいまのこの通達の方式、それから...全文を見る
○内藤功君 各社別の計算をされたことがありませんか。これも要求しておりました。
○内藤功君 そこで、私の方で具体的に今回の方式によって不動産部門の利子負担が減る半面、鉄道部門の利子負担が増加すると、こういう結果、たとえばある大手会社ではどうなるかということを計算をしてみたんであります。これは便宜、ここに大臣、局長用に持ってきましたから、ちょっと見てください。...全文を見る
○内藤功君 公正妥当のにしきの御旗いずれにあるかという論争なんです。それは二つ疑問があるんです。一つは、しからば昭和五十二年五月二十五日以前になぜそういう処理をしていないで、五十二年五月二十五日に至って、つまりもっとずばり言うと、今回の私鉄値上げを前にする一年余り前にこういうこと...全文を見る
○内藤功君 答えにならぬのです。それはもう会計原則というのは合理的なものになっていくんだというのはだれでも説明しますが、去年の五月までやらなくて、去年の五月になってなぜやったかという説明には、いまの山上局長の話はなっていない。ただ、いろいろ検討した結果、これがいいと思ったからと言...全文を見る
○内藤功君 これは私もこの質問をする前に、いろんな会計学の文献、その他専門家にもいろいろ意見を聞いてみました。もちろん学説ですから、いろんな説があり得ることは事実でしょう。しかし、基本的にやはりこの無利子性の資金という面について着目するということになれば、これはいまの説明は通らな...全文を見る
○内藤功君 いろいろこの弁解をお聞きしましたけどね。私のポイントはもう全部外されているか、あるいは答えになっていないのですよ。なぜ去年の五月二十五日になってやったのかということ。それからもう一つは、無利子性の同様の資金について、退職給与引当金なりあるいは特定引当金、こういったもの...全文を見る
○内藤功君 ですから、この前の委員会でも、同僚の議員から、運輸委員会その他で十分にこの私鉄問題について経理上の問題も含めて論議をして、それからこの諮問をするというふうな姿勢が強く、八月のあれはたしか十八日で、私はちょうど出られなかった日ですが、橋本委員から強く要望されたと私は聞い...全文を見る