内藤功

ないとういさお



当選回数回

内藤功の1983年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月09日第99回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○内藤功君 人事院勧告の問題、それから公務員給与の問題について、最初に人事院総裁に基本的な姿勢をお伺いしたいと思うんです。  昨年の人事院勧告の実施見送りによりまして、全国で数百万の規模に上ります公務員とその家族、それから恩給、共済、各種年金、各種手当への影響、こういうふうに人...全文を見る
○内藤功君 いまお話しのような、そういう社会的な影響のある人事院勧告の問題について、官房長官に伺いますが、政府としては、先ほどからの御答弁のように、二年続いての凍結はやらないと、これだけははっきりいま言っておる。しかし完全実施、この完全という言葉がつくともう言わないという立場です...全文を見る
○内藤功君 何回も会議を開かれるのも結構ですが、そのために、その時期といいますか、タイミングといいますか、こういうものを逸して、人事院勧告尊重という言葉が空文句にならぬように私はこの際注文をつけておきたいと思います。官房長官、結構でございます。  では、次にお伺いしたいのは、人...全文を見る
○内藤功君 こういうような前日に出されるというような動きがあっても、それに動ずることなく政府に対して勧告内容の完全な実施を迫られると、こういうお気持ちの表明と私は理解をいたしました。  そこで、総務長官にお伺いをしたいんですが、この人事院勧告提出の二日前ですが、新聞にこういうこ...全文を見る
○内藤功君 私は、この記事の具体性からいって、またこの新聞が大新聞であることからいってあり得ることだと思いまして質問いたしましたが、総務長官は御否定なさった。これはちょっと肯定はできないでしょうね。しかし、これを御否定なさった。  そこで、いま長官は最善を尽くすという言葉を使わ...全文を見る
○内藤功君 これは言葉だけではなくて、今後の政府の動きを厳重に私どもも見守って、またしばしばこういうことを申し上げたいというふうに思っております。  そこで、法制局局官にお伺いしたいんですが、人事院勧告が労働基本権の代償だという問題は、これも言葉の問題だけではなくて、深刻にやは...全文を見る
○内藤功君 これは裁判官の方の書き方ですから、あなたの立場でこれははっきり断定できないのはそのとおりだと思う。  ただ、もう一つ申し上げておきたいのは、この二裁判官の意見に対して、もし八人のその他の裁判官の中で、違う、おれはそういう意味で言ったのじゃないと言えばまた反論が書ける...全文を見る
○内藤功君 私の解釈をはっきり否定はされなかったようですから、これはひとつあなたの方もこの考え方を勉強していただきたいということを御注文申し上げておきます。  そこで、時間の関係で次に進ましていただきますが、私は、いまのこの人事院勧告凍結が行われ、政府が完全実施をいまだ口にしな...全文を見る
○内藤功君 最後にお聞きしたいのは、公務員制度の見直しについては、当然のことでありますが、当該の職員団体、労働組合との合意を前提とすべきだと思うんです。特に、給与制度あるいは研修制度、あるいは任命制度もそうだと思うんです、制度としては。こういうものは労働条件にかかわるものですから...全文を見る
09月22日第100回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内藤功君 私がお聞きしたいのは、元総理の田中角榮被告が国会の国政調査権の行使を妨害し、証拠隠滅などの工作を行った、この問題に関してであります。  まず、いま私の申したような点につきまして、ロッキード事件の公判の中で検察官の論告ではどのように書いてありますか、お伺いしたい。
○内藤功君 論告の四百五十五ページ、四百五十九ページ、五百六十ページ、こういったところに書いてありますが、この点の要旨をお述べいただきたい。
○内藤功君 ちゃんと書いてあるわけであります。  内閣法制局長官にひとつお伺いしたいんですが、いま憲法第六十二条の国政調査権とはどういう権利かということをここで確認しておきたいんです。
○内藤功君 国会の機能のうち、最も重要な証人喚問を含む権能であります。  そこで、総理にお伺いしたい。  ロッキード事件の発覚直後に、いま法務省が読みましたように、国会での証人喚問を前にして、伊藤専務らに、金はもらわなかったことにしてほしい、返してもいいと、こういう電話をした...全文を見る
○内藤功君 これは総理の基本的な政治姿勢を伺ったのであって、議院運営委員会の議事進行や国会対策の次元の問題ではないのであります。田中角榮は議員をやめよという声、また政界を引退せよという声は圧倒的な世論であります。大新聞の最近の世論調査もこれを示しております。中曽根総理が田中角榮に...全文を見る
○内藤功君 ━━━━━━━━━━
○内藤功君 ━━━━━━━━━━
10月19日第100回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○内藤功君 私は日本共産党を代表して、まず被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。また、関係者の御努力に感謝を申し上げる次第でございます。  わが党は、十月四日に党中央に三宅島噴火災害対策本部を設置しまして、その日の午後、当面の緊急対策に関する四項目の申し入れを政府に対して...全文を見る
○内藤功君 この建議では、火山の観測研究体制の拡充強化に関しまして、火山を三つの分類をやっておるわけですね。第一が「活動的で特に重点的に観測研究を行うべき火山」、これが十二です。それから二つ目が「活動的火山及び潜在的爆発活力を有する火山」というんですか、これが二十三。それから第三...全文を見る
○内藤功君 これだけでは建議にこたえる内容に私はなっていないと思うので、この点は非常に不十分だと評せざるを得ないと思うんです。気象庁のこれまでの整備計画によりますと、現在行っている十七の火山については、いまの雲仙岳と浅間山、この設備を新しくするということで一段落だと、こういうふう...全文を見る
○内藤功君 横の整備は結構ですが、やはり気象庁としてイニシアチブをとっていくというふうな姿勢が必要だと思います。  またこの建議では、特に火山活動の機動観測班の充実強化、さっき同僚議員からもありましたが、これが述べられておる。ところが現状を見ますと、全国に六班あって、地域の機動...全文を見る
○内藤功君 長官、いまお聞きになったと思いますが、予算上、一つの班が一人だという状況もあります。  そこで国土庁長官にお伺いしたいのでありますが、火山噴火予知研究にかかわる関係省庁、関係機関の来年度の概算要求を拝見いたしますと、ことしの五月に出たこの建議を最大限実行するために努...全文を見る
○内藤功君 次に、問題変わりまして、国土庁の事務当局に伺いたいんですが、今回、三宅島阿古地区の溶岩で埋まった集落、私も先日視察で見てまいりましたが、防災集団移転促進事業の実施、溶岩で埋没した土地の買い取り、必要な宅地、農地の造成、さらに公営住宅の建設など、こういうことが緊急に各方...全文を見る
○内藤功君 その場合の特別交付税は、これは元利償還金の八〇%、こういうことで伺っておいていいですか。
○内藤功君 それから、この三宅島阿古地区の場合、これは甲地域、乙地域で分けて、乙地域というふうに理解をいたしますが、乙地域で七百四十三万五千円、こういうことですね。さっきの御答弁、七百四十三万、金額言われたのは。
○内藤功君 最後に三宅島の農業の問題です。  今回の噴火によりまして、地元のキヌサヤエンドウその他、農業に壊滅的な被害を受けたわけでありますが、被害額は十月十日現在で九十二億円と聞いております。これは、三宅島の農林水産業生産額十一億五千万円と言われておりますこの八倍以上になるん...全文を見る
○内藤功君 終わりました。
11月25日第100回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○内藤功君 本法案の趣旨説明によりますと、「この法律案は、臨時行政調査会の行政改革に関する第三次答申の趣旨にのっとり、高齢化社会の進展に対処するための公的年金制度の再編統合の一環」である、こういうのであります。昭和五十七年九月二十四日の閣議決定、「今後における行政改革の具体化方策...全文を見る
○内藤功君 公的年金というのは、厚生年金、国民年金なども含む広範囲なものである。その公的年金の再編統合の一環とかあるいは第一段階とか言う以上は、具体的に進めますと、たとえば保険料はどうするか、給付水準、それから支給開始年齢、あるいは家庭におられる婦人の年金、妻の年金をどうするか、...全文を見る
○内藤功君 昭和五十八年の三月二十九日に社会保障制度審議会が答申を出しまして、それでこういうふうに述べているんですね。「これまで、国は、公的年金制度全般の将来展望を明らかにしていないにもかかわらず、今回の諮問を公的年金制度の再編・統合の第一段階として位置づけていることは、甚だ理解...全文を見る
○内藤功君 まだ抽象的なんですね。私は、その程度のお答えでは公的年金制度の将来像、全体像が明らかになったとはとうてい言えない。それなのに、その第一段階であり、一環として出してくるということは、私はまず本法案について筋の通らないことである、本法案の提出について納得のできない第一の理...全文を見る
○内藤功君 近く成案を得次第発表するとおっしゃる改革案ですが、それはあくまでお伺いする立場で聞くんですが、これはいまこの委員会に出してある本法案と同じように、年金の給付水準の引き下げ、切り下げを一切内容としないのか、それとも切り下げを内容とするそういうものになるのか、まずこの点、...全文を見る
○内藤功君 私は、いまの御答弁にもかかわらず、従前のいろんな厚生省のお出しになった資料や国会の答弁を私なりに分析した結果の推定ですが、かなりの年金水準の引き下げが内容とされるのではないかと判断しているんです。  そこでお伺いしたいんですが、この改革案、厚生省の方で御用意になって...全文を見る
○内藤功君 適正水準か給付の引き下げかという言葉の問題は、私はこれは無限の論争になると思いますからこれ以上やりませんが、私どもはあくまでこれは切り下げだというふうに思うんです。  そして、これも確認しておきたいんですが、そういう基礎年金というものを前提にして、厚生年金と共済組合...全文を見る
○内藤功君 給付水準の問題ですが、現在の国民年金は四十年拠出で月額六万七千二百円、こういうふうに理解をしておりますが、数字がもし間違っていたら言っていただきたいんですが、これを基礎年金に横滑りさせるということによって、この月額を四十年拠出で六万七千二百円から月五万円ぐらいに引き下...全文を見る
○内藤功君 はっきり御否定はなさらなかった。いま申し上げることができないと、こういう意味の御答弁というふうに私はいま受け取りました。  関連して、これも率直にお聞きしておきたいんですが、支給開始年齢の問題。  先ほどお話がありましたが、厚生年金に例をとって言いますと、男子六十...全文を見る
○内藤功君 もう一つ、具体的な問題ですが、保険料の問題。  現在の厚生年金の保険料率、男子の場合賃金の千分の百六、こういうふうに理解をいたしますが、これを百二十五に引き上げる、改変する、こういう内容についてはいかがでございましょうか。一つ一つ伺っていきます。
○内藤功君 われわれが国民のいろんな皆さんとお会いしていますと、年金についての苦情、心配がとても多いんです。町に入って話しますと、年金の話がとても多いんですよ。ですから、年金の話というのは具体的に話をしないと、われわれ議員として説明できないんです。そこで、私は、いろいろ理念的なこ...全文を見る
○内藤功君 私のいまの数字を否定はなさらなかったということで、次のことを聞きます。  今度は国民年金ですけれども、国民年金の保険料は現在幾らでございますか。
○内藤功君 審議官並びに課長さんに申し上げたいんですが、私のよく知っている方が国民年金を昭和四十二年から掛けているんですよ。それで、実に上がっているんですね、これが。公共料金の値上げどころの騒ぎじゃないんだ。また、住民税よりもひどいですよ。  ちょっと申し上げますと、昭和四十二...全文を見る
○内藤功君 まだ非常にいっぱいあるんですけれども、いままで私が出したいろんな数字ですね、コメントはされないということで僕ははなはだこれは遺憾なんですけれども、数字を否定をされますか。否定も肯定もしないんですか。どうなんですか。
○内藤功君 農林漁業とか商工業とか、それからお医者さん、弁護士、自家営業の人はみんな国民年金に強制加入させられておるわけですね。そのほか任意加入をしておる。私が話を聞いて非常に不満の多いのはやっぱり商工業者の人ですよね、こういう人、それからその人たちの家族の人、この国保の強制加入...全文を見る
○内藤功君 いまのヨーロッパの例なども私は出しましたが、これ以外に財源の解決の方法は私はなかろうと思うんですね。一つの提言として大臣が参考にされるというお話がありましたので、十分なひとつ御検討をお願いして、次の質問に入りたいと思います。  それは国鉄共済の財政問題についてであり...全文を見る
○内藤功君 いまの国鉄の方の給付が国家公務員などより高いという点をやはり強調しておられるわけですね。いつ聞いてもそういう御答弁です。  そこで、給付が高いという点について先ほどの船後報告書でも述べておるんですね。この第三項のところであります。成熟性の原因の(iii)のところで、...全文を見る
○内藤功君 私は、いままでの質疑を通して、先ほど国民年金の具体的な例を申し述べましたけれども、公的年金制度の再編統合というものについて、やはりいまの政府の進めておる内容、先ほどの御答弁でも、私がいろんな資料から推測してこういう内容じゃないかという指摘の内容について御否定なさらなか...全文を見る
○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、本法案に反対の討論を行います。  第一の理由は、本法案はいわゆる臨調路線に基づく公的年金制度全体の抜本改悪の突破口になるからであります。政府の公的年金の一元化の方針は、財政難を口実にした年金水準の切り下げ、保険料引き上げ、この方向になるこ...全文を見る
11月26日第100回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○内藤功君 防衛二法案及び最近の防衛の問題について御質問したいと思います。  まず、日米首脳会談の問題です。本年十一月の日米首脳会談及び引き続く米韓の首脳会談によりまして、私はレーガン政権の意図する米日韓の軍事的協力体制が一段と進んだという印象を強く受けるものであります。特に、...全文を見る
○内藤功君 問題は、軍事的分担強化の約束、こういうことなんですね。そうすると、分担というと予算面で日本の防衛力をなお一層強化する、こういう面の増額という面か、あるいは防衛力の運用の面、シーレーンの防衛ですとか海峡封鎖でああるとか、とっさに考えられるのはこの二つであります。ほかにも...全文を見る
○内藤功君 私の入手している幾つかの新聞では明確に約束を取りつけた、防衛面では軍事的分担強化の約束を中曽根首相から取りつけた、こういう言明をした、これが一般の国民にずっと報道されているわけです。ですから、国民の新聞を読んだ感覚は約束を取りつけた、こういう受けとめ方であります。いま...全文を見る
○内藤功君 しかし、これは約束があったかどうかという点が大きな問題ですからね。いまのあなたのお読みになった中では、レーガン大統領の約束云々という部分は入っておりませんね。入っておりますか。約束という問題が一つの問題点。
○内藤功君 なお、この問題は、ぜひ後刻、防衛庁の持っておられる正文ですね、いま読み上げられたものを私拝見して、さらにこの問題を究明したいと思うんですが、いずれにしても全米にラジオで放送した中でこのようなことが明らかにされている。この内容については今後の日本の防衛力増強というものを...全文を見る
○内藤功君 しかし、これは日本の有力な新聞がみんな軍事的分担の約束という翻訳でこれを出しております。テレビでも放映されております。やっぱりわれわれ国民の理解というのは、あなたのいま言われた理解とは大分遠いと思いますね。印象として違います。  さてそこで、私は次に関連してお聞きす...全文を見る
○内藤功君 そういうことであれば、私がもう一つお伺いしたいのは、レーガン大統領の重要なシンクタンクと言われておるヘリテージ財団、これが最近報告書を出しました。これは十一月二十四日付の報道でいろいろされておりますが、防衛計画の大綱の見直しを要請する、それから日本の防空システムの改善...全文を見る
○内藤功君 アメリカの場合にはこういう財団とかあるいは研究所とかいうものがかなりありまして、そして大統領なり国防省なりの委嘱にこたえて非常に詳細な研究を金と人を使ってやっております。ですから、ただ民間の財団の研究だからこれについては軽く見るとかいうことは私は情勢判断としてはいかが...全文を見る
○内藤功君 そういう事務レベル協議での予想された議題もここで明らかにできないということははなはだ遺憾であります。そういうことでまた防衛庁というのはやっているのかということになりますから、これは国民が聞いたら。  そこで、私が次に聞きたいのは、現在極東有事研究というものが日米間で...全文を見る
○内藤功君 極東有事の研究というのは、日米の防衛協力指針、ガイドラインというものに基づいて、そして日本の防衛庁長官、外務大臣などが関与してつくられた協定に基づいてやられている。皆さん方の作業はそういうことだと思うんですね。ですから、それは米軍の行動に関することと同時に、同時にそれ...全文を見る
○内藤功君 それはおかしいので、日本の国の協力というのは、日本の自衛隊が日本国民や日本の国民の生活、それから日常の経済活動というものと離れてどこか太平洋や北極海でやるものじゃないんですね。日本とその周辺でもって強大な武力を持つ部隊が行動する、いろんなことをやるという問題を含むわけ...全文を見る
○内藤功君 朝鮮半島だけを特定しているのじゃなく、朝鮮半島も含むということにおいていまあなたは認められた。  その前提でお聞きしますが、一九八二年のアメリカの国防報告では、朝鮮半島が世界的にも紛争の可能性の高い三つの地域の一つだと位置づけております。わが国で防衛庁、あるいは制服...全文を見る
○内藤功君 これはやはり極東有事研究というものがどういうような想定で、またアメリカはどう言ってきている、これに対して日本側は日本の独自の立場でこういうふうな主張をしているということがこの国会の内閣委員会で明らかにされなければ、防衛力あるいは自衛隊に対する国民のコントロール、シビリ...全文を見る
○内藤功君 それはわかっています、そんなことは。ですから、この六項目について答えてください。  それは日米防衛協力ガイドラインの前提事項をいま読まれたわけでしょう。そんなことは知っていますよ。知っている上での質問です。ですから、いまこの六項目についてどうかと。あなたの方がそうい...全文を見る
○内藤功君 これは重大な問題ですね、一つ一つが。やはり日本の国内であるいは周辺で強大な武力を持っている米軍が行動をする。それに非常に近接し、かかわり合っていろんな便宜を提供する。便宜という言葉ですよ。便宜というと、国民にはわからぬけれども、内容はたとえばこういうものです、これを研...全文を見る
○内藤功君 大臣、そういう細かいことを言っちゃいけません、大臣は。日米防衛協力ガイドラインに基づく研究作業要員として十三人お願いしますと言ってきているんだよね。五条とか六条とか、そんな細かいこと書いてありません、これには。そういうことを言ってはいけない。そういうこそくなことで逃れ...全文を見る
○内藤功君 くどいようですが、将来もあり得ないと、こういう御答弁ですね。
○内藤功君 そこで、韓国の国防大臣、これは私よく読めないんですが、国防大臣尹誠敏というんですか、この方が去る十月二十七日の韓国の国会において、日米韓軍事協力を段階的に推進し、今後は日米合同軍事訓練への韓国軍の参加を検討すると述べたと報道されております。防衛庁は、日米合同演習に韓国...全文を見る
○内藤功君 そうすると、そういういわゆる部隊の練度向上のために他国の軍隊と、ちょうどフットボールの試合をやると技量が上がるように、そういう面でプラスになると思えばやる、思わなきゃやらない、韓国の軍隊であろうとどことだろうとやる、この韓国の場合も将来はやる場合もあると、こういうこと...全文を見る
○内藤功君 長官、この点どうですか。
○内藤功君 そうしますと、この日米の合同訓練で対馬海峡を封鎖する。対馬海峡で通峡阻止ですね。皆さんの言葉で言うと通峡阻止の訓練あるいは演習をやる。自衛隊と米軍の間でやる。その場合に、今度は韓国の軍隊がその日米合同演習、合同訓練に参加を申し入れてきたという場合はやることがあり得ると...全文を見る
○内藤功君 これはやはりすぐれて政治的な問題も入ってくると思うんです。  そこで、長官にお伺いしたいんですが、いまの質問、もう一回繰り返しますと、日米の共同の演習が対馬海峡の通峡阻止というそういう目的も含めて行われているという場合に、これに韓国の軍隊が参加をするということを認め...全文を見る
○内藤功君 そうすると、単に練度を高めるだけの訓練だというふうに考えた場合には、日本の自衛隊の訓練あるいは日米の共同訓練に韓国の軍隊が参加をするということを認めることもあり得ると、こう言うんですか。
○内藤功君 私の時間が来ましたので、あとは次の二度目の質問に譲りたいと思うんですが、これは非常に重大な問題です。というのは——あなた、いま審議官ですな。
○内藤功君 失礼しました。  参事官が汎用的という言葉を使ったんです。これは例のリムパックのときに、私は予算委員会で——官房長は当時、防衛局長でしたかね。
○内藤功君 参事官に聞いたときに、あのリムパックを合法化する理由がこの汎用的なものだというのを、たしか当時の防衛庁はお答えになっていたんですよ。ですから、私は非常にこれは重大だと思うんです。これはどうなんですか。将来の日米合同訓練に韓国の参加は防衛庁長官は認めないという立場を言明...全文を見る
○内藤功君 午前中、防衛庁長官に対しまして、日米合同訓練あるいは合同演習に韓国の軍隊が参加することについて将来とも防衛庁長官としては容認しないということをはっきり言えるか、それともその点ははっきりそういうことは明言できなく状況によるというようなお考えなのかということをお聞きいたし...全文を見る
○内藤功君 そこで、将来はどうかと聞いている。この質問です。
○内藤功君 そうすると、将来やらないとは断言しないと、こういうことですね。
○内藤功君 将来のことはやらないとは断言できなかったと、こういう理解をして先へ進みます。  次は、今度は日米の共同演習の問題。  われわれが演習のことをいろいろ聞くのは、演習をよく見ることによって自衛隊というものがどういういま仕組みに置かれ、またどういう能力を持ち、何を企図し...全文を見る
○内藤功君 これは私どもは新聞、雑誌のいろんな資料からわれわれ国民は防衛庁のことを知るしか由はないんです。十一月四日付の「週刊宝石」という雑誌に、私どもいろんな雑誌を拝見しておりますけれども、これは写真入りで出ておるんです。こういう報道機関の人が熱心に取材されたものをわれわれはや...全文を見る
○内藤功君 そうしますと、汚染地域というのは、汚染はたしかコンタミネーションですから、コンタミネーティッドエリア。私はよく英語わかりませんが、俗に核兵器による汚染区域というのは英語で言うとそういうものだろうと思うんです。確かにそういうふうに判読できる。この地域は、北が島松演習場、...全文を見る
○内藤功君 これはそういう英語があるんでしょうか。私は英語が余りわからないのでこれ以上論争できませんけど、コンタミネーションあるいはコンタミネーティッドというのは核もしくは化学兵器により汚染されたもの、源田先生なんかよく英語のを読んでおられるが、私は読みませんが、そういう意味だと...全文を見る
○内藤功君 この英語の表示から見て私は納得できません。私の英語理解が間違っているという御答弁であれば私は引き下がりますが、この答弁は納得できないのであります。  そこで、私がさらにお伺いしたいのは、五十九年度予算概算要求におきまして、陸上自衛隊において化学防護車が一両含まれてお...全文を見る
○内藤功君 現有二両はどこにあって、どんなものですか。実戦用ですか、実験用ですか。
○内藤功君 それに加わった今度の一両というのはどこの師団に属していますか。
○内藤功君 いまの第一〇二化学防護隊ですか、これは第二師団ですか。——わからない。じゃ、私の方から言います。通告をしていたはずですがお答えがないので、私の方から言います。これはこういうことなんだよ、局長。  現在あるものは実戦向きではない。非常に簡単な、化学消防車みたいなもので...全文を見る
○内藤功君 そういうものがいま北海道の部隊に現在二両ある、旧式装甲車を改良したもの。それから、あなたもお認めになった七三装甲車をベースにしたものが今度は要求されておる。私は、これはやはり先ほどのコンタミネーティッドエリアというものを想定した問題。それから、この化学防護車というのは...全文を見る
○内藤功君 核兵器の使われるような戦争、戦闘ということは絶対あってはならぬし、いわんやわが国や周辺であってはならぬということは当然であって、それを防ぐためには、しかし日本はそう思ってもアメリカあるいはソ連という超大国が核を行使する、日本の近辺においていやしくも演習とはいえ核兵器の...全文を見る
○内藤功君 一〇一ですね。
○内藤功君 最後に、やはり自衛隊のいまのいろんな演習の動き、特にきょうは時間の関係でまだそこまで入っておりませんけれども、日米の合同演習でいままで見られなかったのは、アメリカの兵隊、兵器を日本の自衛隊のヘリコプターが運ぶ、それから日本の日の丸を立てたジープにアメリカ軍が乗っている...全文を見る
○内藤功君 委員長。
○内藤功君 質疑を継続してくださいよ。まだいっぱい質問あるんだからね。われわれはこれだけ用意してありますから、質疑継続をしていただくように動議を出します。
○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  レーガンの訪日による日米首脳会談は、日米運命共同体の取り決めを再確認するとともに、軍事分担強化の約束をするなど、米日韓の軍事的結びつきを一層強化しました。これらのこ...全文を見る
○内藤功君 この給与法の内容が明らかになりましてから、いろんなところで私は職員とその家族の方のお話を聞きますし、それからこうしてはがきが毎日のようにたくさん来ます。これをずうっと聞いてみますと、やっぱり一番大きな声は何といっても……(「待って、待って、内藤君。おかしいよ」「延会は...全文を見る
○内藤功君 委員長、発言をする以上は静粛にさしてください。  それから、いままで、これは私何言ったか忘れてしまいましたから、もう一回初めからやります。  この給与法が二・〇三%だということが決まってから、私はいろんな職員、それから家族の話を聞くと、一番多いのは、やっぱり生活設...全文を見る
○内藤功君 この二年間の損失はどのくらいになるかということをずっと見てみると、一般職で奥さんと子供一人いる六等級六号俸、東京に住んでいる人の場合三十万四千百二十円、こういう計算になりますね。四等級十一号俸で奥さんと子供二人、こういう場合だと去年、ことしの二年間の損失が四十五万九千...全文を見る
○内藤功君 もう一言。  さらに重要な問題は、ILOの問題であります。八三年三月に、条約勧告適用専門家委員会、ILOの機関がILO九十八号条約について出したこの報告によると、多くを引用しませんが、一番最後のところに、「委員会は、立法機関に対する予算上の権限の留保が、強制仲裁機関...全文を見る
11月27日第100回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○内藤功君 質問に答えてないじゃないですか。ILOでもって、どういうふうに政府としては次の機会に実行できなかったことを言うのかという質問なんですよ。全然答えてない。
○内藤功君 委員長。
○内藤功君 質疑継続の動議を出します。質疑は尽くされてないですよ。十分間ですよ、われわれの質問はね。
○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、一般職職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案外二件に対し、反対の討論を行います。  まず初めに、一般職職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案についてであります。本法案に盛り込まれた改定内容は、いずれも現状より もましな改良案...全文を見る
11月28日第100回国会 参議院 本会議 第9号
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○内藤功君 私は、内閣委員会委員長高平公友君の委員長解任決議案の発議者として、その提案理由を説明いたします。  まず、案文を朗読いたします。   本院は、内閣委員長高平公友君を解任する。   右決議する。 というものであります。  今回、内閣委員会に付議されました法案は...全文を見る
○内藤功君 私は、日本共産党を代表して、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  先般の日米首脳会談と引き続く米韓首脳会談を契機に、米、日、韓の軍事面での提携が一段と強化されました。  本年十一月十日、日米首脳会談の後の新聞発表で明らかなように...全文を見る