内藤正光

ないとうまさみつ



当選回数回

内藤正光の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
09月22日第143回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第3号
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○内藤正光君 まずは、時期はおくれてしまいましたが、野田郵政大臣、御就任おめでとうございます。私は、この七月、参議院選挙で初めて当選をさせていただきました内藤正光でございます。新人ながら七十五分ものお時間をいただき、郵政大臣の所信表明を受けて質問に立たせていただくことを大変光栄に...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございました。  それでは次、二項目目の質問、情報通信インフラの整備についてお伺いさせていただきたいと思います。  まず、皆様のお手元にもお配りをさせていただきましたが、こちらのグラフをごらんいただきたいと思います。(図表掲示)  これは民間企業によ...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  さて、今私は電通審答申の「情報通信二十一世紀ビジョン」を持っております。ここの九ページに、このように書いてあります。「基盤整備の主体については、市場原理に極力委ね、公正有効な競争の下に基本的には民間主導で進められるべきである」と。このこと...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  情報通信産業の市場は今グローバル規模で大競争の真つただ中にありまして、各国とも自国経済の命運をかけてその支援に懸命でございます。なぜならば、情報通信産業の世界では日進月歩、いや秒進分歩の技術開発競争を制した者のみがデファクトスタンダードを...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  次に、景気対策といった側面からひとつ質問をさせていただきたいと思います。  今、日本は大変な不景気の中にあるわけでございます。この閉塞感を払拭するために、こんな声が日増しに高まってきているわけでございます。従来型の土木中心の公共事業より...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございました。  では、次の項目、これもインフラ整備に関連してはいるんですが、全国の小学校、中学校、高校への光ファイバー網の敷設についてということで質問をさせていただきたいと思います。  まずお伺いします。日米の学校におけるパソコン設置並びにインターネ...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  実は私もこの日米比較、表として用意をしてあります。皆様のお手元にもあろうかと思います。ちょっと字が小さいのでそちらを御参照いただければと思います。(図表掲示)  パソコン設置に関しては、これは専ら文部省の主管でございますのでここでは申し...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございました。  さて、ことしの四月にまとめ上げた総合経済対策の中で、当初、八千三百億円を投じて全国三万七千の公立学校に光ファイバー網を敷設するというものがございました。私たちはこの施策を景気対策といった面のみならず、二十一世紀の日本を支える人材を育てて...全文を見る
○内藤正光君 何としても頑張ってください。  では、次に基盤整備に要する財源などについてひとつ質問させていただきたいと思います。  情報通信など未来投資型の事業を公共事業として推進していくために、民主党は建設国債と赤字国債とに分類する旧来の公債制度を抜本的に見直していく必要が...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  では、次の質問項目に移らせていただく前に、まずごく一般的な質問を大臣にさせていただきたいと思います。  これまで電気通信審議会は郵政大臣の諮問を受けまして数々の答申を行ってまいりました。野田郵政大臣、これらの答申を大臣は尊重されるのかど...全文を見る
○内藤正光君 先ほどの「情報通信二十一世紀ビジョン」、電通審の答申がございます。こちらの十ページに、項目といたしましては「ダイナミックな競争の促進」というところで、こんな一文がございます。ちょっと読ませていただきたいと思います。  「一層の競争の促進と市場メカニズムの活用により...全文を見る
○内藤正光君 尊重してまいるということで大変よろしいかと思いますが、では、ひとつ大臣の今の御認識をお伺いする必要がございます。それで、一つ質問をさせていただきます。  この答申が、ここまで明確にルール型行政を目指すべきだ、あるいはまた市場重視型行政を目指すべきだと言っているわけ...全文を見る
○内藤正光君 はい。
○内藤正光君 ありがとうございます。  大臣、例えばNTTが巨大だから規制はまだ必要だとおっしゃいますが、NTTも来年には再編されるわけです。長距離・国際、あるいは地域においても西と東に分割されるわけです。一方、長距離会社として日本テレコム、DDI、テレウェイ等が、そしてまた地...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  以上を踏まえて、次の項目といたしましては、中央省庁再編に臨む基本的な考え方を大臣に何問かお伺いをさせていただきたいと思います。  ことしの六月に中央省庁等改革基本法が通過をいたしまして、それをもとに今省庁設置法の改正作業等を進めているこ...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  先ほどの答弁の中に、可能性として放送と通信を分けるということにも触れられたかと思うんですが、今世の中は新たな技術の進展により放送と通信の融合が進みつつあるわけでございます。明確にこれは放送だあるいは通信だと切り分けることができない、これが...全文を見る
○内藤正光君 私が冒頭質問いたしました政策機能と規制機能とを、あるいは監視・裁定機能とを分けるかどうかという質問に対しては明確な答弁は得ることができなかったわけでございますが、じゃ一つ質問をここでさせていただきたいと思います。  やはり監視・裁定機能とは言わないまでも、監視ある...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  今後の日本の情報通信産業の活性化のために取り組んでいくべき最大の課題は、私は行政の産業へのかかわり方の改革にあると強く思っております。今回の与野党合意で大蔵省の財金分離が決定されましたように、あらゆる産業、あらゆる市場のグローバル化が今進...全文を見る
○内藤正光君 残高の照会についてはどのように行えるんでしょうか。
○内藤正光君 よろしくお願いいたします。わかったらまた教えてください。  時間をあと十分ばかり残してしまいましたが、これで私の質問を終えさせていただきます。大臣のますますの御活躍をお祈り申し上げまして、質問を終えさせていただきます。  ありがとうございました。
10月08日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第7号
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○内藤正光君 私は、民主党・新緑風会を代表して質問させていただきます内藤正光でございます。  本日は、中坊社長、竹中先生、そして西崎理事長におかれましては、大変お忙しいところをお越しいただきまして、本当にありがとうございます。私の持ち時間は三十七分、つまり十二時五十分ぐらいまで...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  次は、不良債権についてお伺いさせていただきたいと思います。  不良債権はいろいろありますが、中でも暴力団が不当に介入している不良債権がかなりあると聞いております。  そこで、社長にお伺いをさせていただきます。これらの債権回収に当たって...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  では、次の質問をさせていただきます。  社長は、ミスター住専こと庭山慶一郎氏から一億二千万円の私財を返還する合意を取りつけられました。そしてまた、現在は旧住専への紹介融資に問題があったということで住友銀行を提訴されております。  そこ...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  時間の関係で社長に対して最後の質問をさせていただきます。  今度、日本版RTCこと株式会社整理回収機帯が創設をされるわけでございます。社長を初め住管機構の皆様が培われたノウハウだとか理念、そういったものは大いにこの新しい整理回収機構で役...全文を見る
○内藤正光君 社長、ありがとうございました。  では次に、竹中先生に三点ほど御質問をさせていただきたいと思います。  まず第一点、金融機関の破綻の定義についてでございます。  預金保険法ではこのように定義されております。業務もしくは財産の状況に照らし預金等の払い戻しを停止す...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございました。  次の質問をさせていただきます。  金融早期健全化法案で、過少資本行だとか、あるいはまた著しい過少資本行といった新しい概念が登場をしてまいりました。この過少資本行あるいはまた著しい過少資本行、その基準はどう定めるのが適当でしょうか、先生...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  では、先生には最後の質問をさせていただきます。ただ、時間の都合で一分ぐらいでお答えをしていただきたいと思います一  さきの小渕総理が訪米をされた除、クリントン大統領が、存続可能な銀行、英文のステートメントではバイアブルという発言がござい...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございました。  次は、西崎理事長にお答えをいただきたいと思います。  銀行の資産査定において、本来だったら第Ⅲ分類あるいはまた第Ⅳ分類に振り分けられるべきものが実際には第Ⅱ分類として計上されている、そういった見方がございます。これについて西崎さんはど...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  次は、分類債権の引き当て率について質問をさせていただきます。  ある銀行では第Ⅱ分類に対して一%、第Ⅲ分類に対して五〇%、第Ⅳに対しては一〇〇%という引き当て率となっております。しかし、多くのエコノミストの皆様あるいはまたアナリストの皆...全文を見る
○内藤正光君 残り時間一分となってしまいました。最後の質問をさせていただきたいと思います。  金融再生法案では、金融機関に対してさまざまな反対圧力があったわけでございますが、ディスクロージャーを義務づけたわけでございます。ディスクロージャーの基準につきましては金融再生委員会が定...全文を見る
○内藤正光君 貴重な御意見をちょうだいいたしましたことに心から感謝をいたしまして、私の質問を終えさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手)
10月15日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第10号
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○内藤正光君 午前に引き続きまして、民主党・新緑風会を代表して質問させていただきます内藤正光でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず第一点目、公的資金の注入のあり方について質問させていただきたいと思います。  きょう、朝の通告で大変申しわけなかったんですが、自民...全文を見る
○内藤正光君 主体的あるいはまた申請主義を主体としてとおっしゃいますが、ここでことし三月の二十一行に対します一・八兆円の公的資金投入を思い出していただきたいと思います。  つまり、私が申し上げたいのは、強制注入という枠組みをつくらないまま資本注入を行おうとすれば、またあの三月の...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  ただ、やはり私は、裁量行政が依然続くのではないかという一抹の懸念を持っているわけでございます。  次は、官房長官にお尋ねをさせていただきたいと思います。  緩やかな資産査定あるいはまた申請方式をとる自民党案では、銀行の貸し渋りやあるい...全文を見る
○内藤正光君 ということは、官房長官は現時点では強制注入という考え方についてはかなり慎重だということでよろしいわけですね。
○内藤正光君 与野党で協議されたとはいえ、これが通過したならば責任は当然政府がとるべきものでございます。  官房長官にまた再度お伺いをいたします。  今、自民党案は、強制注入という仕組みというか枠組みは全くないわけでございます。それで官房長官、どうでしょうか、自民党案はうまく...全文を見る
○内藤正光君 官房長官がおっしゃるように、良識ある対応に任せて、それで結果がよければいいわけでございますが、悲しいかな、今までかぎ括弧つきの良識ある対応にゆだねてきたがために日本の金融界がここまでだめになってしまったのではないかと私は思っております。  では、大変くどいようです...全文を見る
○内藤正光君 では、ちょっと話題は変わりまして、私たちの税金、公的資金を投入する際には当然のことながら厳格な資産査定と、そしてまたそれ相応の経営責任の追及がなされるべきであると思うわけでございます。これは常識の範疇ではないかと思います。  それに対して、自民党案を見てみますと甚...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  官房長官にあともう一つだけ質問をさせていただきたいと思います。  責任を追及するよりも今は金融再生を優先させるべきではないか、そういった声がよく聞かれてくるわけでございます。しかし、我が国の金融界を振り返ってみますと、あいまいな責任追及...全文を見る
○内藤正光君 官房長官、どうもありがとうございました。これで、私の官房長官に対します質問は終わりでございます。  次、テーマは変わりまして、金融再生委員会についてお伺いをさせていただきたいと思います。  法文、法律、私のような素人にとっては大変難しいものでございます。例えば、...全文を見る
○内藤正光君 では、平和・改革と自由の発議者の方にお伺いします。  実務的なことを金融監督庁に任せるというのであるならば、委任するではなくて委任できるとすべきではないですか。もうこの時点で金融再生委員会の手足を縛るような表現になっているわけなんです、委任するというのはいかがでし...全文を見る
○内藤正光君 私は、法律の知識は持ち合わせておりません。  そこで、民主党の発議者小川さんは法律家でもございますが、その辺、何かありましたらお願いいたします。
○内藤正光君 ありがとうございました。  そこで、自民党案により金融再生委員会の位置づけを骨抜きにさせないためにも、これから定めてまいります金融再生委員会規則の中に資産査定の基準、引当率、あるいはまた有価証券の評価方法などを明確に盛り込んでいくべきだと私は考えますが、民主党の発...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  本当はこれは官房長官にする質問だったんですが、ありがとうございましたということで帰られてしまった。もし大蔵大臣、お答えいただけるならばお答えいただきたいと思います。  金融再生委員会が十二月ぐらいに恐らく設置されるだろう、それまでの二カ...全文を見る
○内藤正光君 申しわけございません、大蔵大臣にすべき質問ではございません。  もう時間もございません。最後に一つだけ申し上げさせていただきたいと思います。  私は、金融再生委員会というのはやはり日本の政治の大転換期を示す一つのシンボル的な象徴であったかと思います。今までは官僚...全文を見る
10月16日第143回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○内藤正光君 私は、民主党・新緑風会を代表して、平成十年度一般会計補正予算案に対し反対の立場から討論を行います。  十三日、衆議院本会議におきまして、自由民主党外与野党三会派が提出いたしました金融機能早期健全化法案が可決されました。しかしその後、海外金融市場においてジャパン・プ...全文を見る