内藤正光

ないとうまさみつ



当選回数回

内藤正光の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第145回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○内藤正光君 民主党の内藤正光でございます。  一つ質問をさせていただきたいと思います。国益とは何かについて岡本さんの御見解を伺いたいと思います。  特に、これから日本が主体的に国際貢献をしていく上で、冷戦崩壊後の国益というものをしっかりと定義しなければいけない。それは、例え...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。
02月24日第145回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○内藤正光君 おはようございます。私は、民主党の内藤正光でございます。  総理大臣を初め閣僚の皆様には連日お疲れさまでございますが、本日、私は来年度の予算案と日本経済について質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、質問に移ります前に、来年度の予算案...全文を見る
○内藤正光君 努力だとか確信は大変結構なんですが、私がお伺いをしておりますのは、〇・五%プラス成長が公約であるかどうか、つまり政治は結果責任が問われるわけですから、公約を果たせなかった場合どうするのかというのをお伺いしているんですが、よろしくお願いいたします。
○内藤正光君 それはまた後から聞かせていただきます。  今、日本経済を取り巻く環境は、可処分所得の減少ですとか消費の停滞、あるいはまた設備投資の減少、そしてまた、きょうの朝日新聞にも書いてありましたが、七割の方が老後への不安を感じている等々、いろいろな要因、暗い雲が日本に立ち込...全文を見る
○内藤正光君 通産大臣にお伺いをいたします。  たしか通産省は、経済見通しの作業段階では来年度の経済成長を一%というように主張されていたかと思います。そこで、お尋ねしたいのは、その根拠は何だったのか。特に、今の政府の経済見通しと比較してどの項目が大きく異なっているのか、お尋ねい...全文を見る
○内藤正光君 私も、コンマ数%の違いというのは、今の経済学における誤差の範囲だろうと思います。  ところが、ここに二月八日の、これは通産の次官の記者会見が載っております。これをちょっと抜粋して読ませていただきますと、言われているような底入れ感になっているのかどうか、まだ判断する...全文を見る
○内藤正光君 次に、経企庁長官にお尋ねいたします。  聞かれたくないことかもしれませんが、過去数年、経済成長に関する当初見通しと実際、実績とがかなり食い違っているというのが現状かと思います。過去数年、平成六年度かそのあたりからで結構ですが、ちょっと教えていただけますでしょうか。
○内藤正光君 では、特に今年度、平成十年度は当初がプラス一・九、実績見込みがマイナス二・二と、実に四・一ポイントも下方修正をしなければならなかった。どの項目が大きく異なってしまったのか、またそれはいかなる環境変化によるものか、お答えいただけますでしょうか。
○内藤正光君 そこまで毎年毎年外れてきますと、経済見通しとは一体何なのかという問題に突き当たるわけなんです。先ほど経企庁長官は、十四勝十六敗だというふうにユーモアを込めておっしゃったわけなんですが、私は、経済見通しというのは、例えば七勝六敗、勝ち越したからいいだろうというようなゲ...全文を見る
○内藤正光君 繰り返しになって大変恐縮ですが、私は既に来年度の政府経済見通しは見直さなければいけない状況にあろうかと思いますが、そういったことはないというふうにおっしゃるわけですね。お願いします。
○内藤正光君 大変力強い決意をお伺いしたわけでございますが、しかし私は、やはり来年度経済見通しは余りにも甘く見過ぎではないか、楽観的な見方をしているのではないかと思います。  そこで、個別項目についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず、住宅投資についてなんですが、住宅着工...全文を見る
○内藤正光君 着工ですか。
○内藤正光君 私は、それは単なる駆け込み需要であろうかと思いますが、その前に建設大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  一月三十日の日経新聞によりますと、建設省は、着工は二月、三月ごろから増加傾向になるだろうというふうに言っております。考えてみれば、これは当然といえば当然なんで...全文を見る
○内藤正光君 ここに日本総研の試算があります。これはどういう試算かといいますと、今回の住宅ローン減税がどれぐらいのプラスの効果を及ぼすかといった試算でございます。これによりますと、住宅ローン減税によってプラス五・四ポイントの増加効果がある。つまり、百万戸だったものが住宅ローン減税...全文を見る
○内藤正光君 ただ、住宅公庫以外に普通の銀行から変動金利で借りていらっしゃる方もかなり多いわけです。こういった方はやはり長期金利の先高観、かなり敏感に反応するかと思うんです。その辺はいかがでしょうか。
○内藤正光君 そこで、大蔵大臣にお伺いをいたします。  長期金利は二・二ないし三ぐらいに急騰したわけなんですが、そこで、国債は買わない買わないと言っていた資金運用部による国債買い入れが行われて一・八ポイントに下がったわけですね。それはそれでよろしいですね。
○内藤正光君 つまり、今の長期金利を抑えているのは資金運用部による国債買い入れの効果だと考えてよろしいんですね。
○内藤正光君 資金運用部で二月、三月は買い入れを行うと。合計四千億円ですね。ただ、四月以降何にも言っていないわけですね。ストップしてしまったら、これがまた長期金利の暴騰の引き金にはならないんでしょうか。
○内藤正光君 事態の進展を見きわめながらということは、もしかしたら四月も資金運用部による国債買い入れは、可能性としては否定しないという理解でよろしいですね。
○内藤正光君 ここで私はちょっと住宅投資については締めたいと思うんですが、私は、住宅ローン減税というのは住宅を購入した人のみが恩恵を受けられる、そういった意味で私はかなり一般の減税よりも効果は高いものなんだろうと思います。しかし、先ほども私が述べてきましたように、金利上昇の流れの...全文を見る
○内藤正光君 ただ、そもそも論を言いますと、なぜ住宅ローン減税を今回拡張したかといえば、この不景気の中、住宅投資を刺激しようとしたわけですね。だから、今までちょっとしかなかったものを今回はこの二年間に限って大きなものにしたと。つまり住宅刺激をねらってなわけですね。大蔵大臣はさっき...全文を見る
○内藤正光君 まだ私のところに二月のデータは届いておりませんが、聞くところによりますと、一月はかなり住宅の駆け込み需要があったというふうに聞いております。しかし、二月になったらがくんと減っているというふうな話も聞いております。その辺はいかがでしょうか。
○内藤正光君 記事によりますと、確かに見学者は多いけれども、購入するかどうかというところで一歩踏みとどまってしまうという記事が多いんですね。だから、長官のお話は余り支えることにはならないわけです。これはもう水かけ論になってしまいますので、次に移らせていただきます。  次は、民間...全文を見る
○内藤正光君 ちょうど通産大臣並びに経企庁長官から新しい産業という話が出ましたので、その点についてちょっとお伺いをいたしたいと思います。  私は、大臣並びに長官がおっしゃるように、今こそ新しい産業を創出して、促して、そして人材の流動化を図っていかなければならない、そういったとき...全文を見る
○内藤正光君 大蔵大臣にお尋ねいたします。  アメリカにおいてはリスクマネー市場がかなり成熟しておりますが、その理由のうちの一つに四〇一Kなどが考えられるかと思います。そのほかどういった理由でアメリカにおいてはリスクマネー市場が成熟してきたとお考えでしょうか。
○内藤正光君 私がここで参考にできるのは、今や全米各州で採用しているLLCという有限責任組合制度、これは端的に言えば個人投資減税というものなんですが、ぜひ新しい産業を育成して、そして育成するためには直接金融市場をまず整備しなきゃいけない。そしてそのために、個人に対して投資インセン...全文を見る
○内藤正光君 参考までに申し上げておきますと、アメリカというとどうもベンチャーキャピタルというのがよく聞こえてくるわけなんですが、実はベンチャーキャピタル、投資会社からの投資以上に、個人のエンゼルというものから出ている投資額の方が圧倒的に多いんです、二倍、三倍と。その辺のことをま...全文を見る
○内藤正光君 もっと議論したいんですが、ぜひ聞きたいものがありますので、次へ移ります。  次はSOHOでございます。スモールオフィス・ホームオフィス。  ベンチャーというとどうしてもハイテク系ベンチャーというイメージがわくんですが、私は、SOHOというのは雇用創出型ベンチャー...全文を見る
○内藤正光君 ただ、実態といたしましては、都市部の場合ほぼもう絶望的だ、預かってもらえないというような不満を数多く聞いております。私は、高度情報化を構築していこうという時代にあってこれは本当に時代錯誤的な仕組みなり制度なんだろうと思います。ぜひ改善に向けて一刻も早く取り組んでいた...全文を見る
03月04日第145回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○内藤正光君 おはようございます。  私は、民主党・新緑風会を代表して質問させていただきます内藤正光でございます。今、日本は大変な未曾有の危機にございますが、その現状を打開するためにも両先生の貴重な御意見をお伺いさせていただきたいと思います。  私に与えられた時間、十四分と大...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  あと、神野先生、最後の方で年金について触れられたと思います。年金は賦課方式にすべきだというふうにおっしゃいました。  私、考えるのでありますが、年金というのは御存じのように三階建てから成る。私は、基礎年金と言われる一階部分というのは、二...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  では、次に国及び地方の財政再建の進め方についてお伺いをさせていただきたいと思います。  神野先生は、昨年十月の日経新聞でこのように述べられております、地方財政の危機は日本に固有の現象であると。先ほどもこの表を使って説明をしていただきまし...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  その先生のお答えとも関連するんですが、同じく日経新聞の中で、地方財政の基本的任務とはということで述べられております。  本来ならば、生活レベルでの社会的安全ネットを地域の実情に合わせて張ることが本来の地方財政の任務なんだと。ところが実際...全文を見る
○内藤正光君 時間ですのでこれで終わらせていただきますが、先生の貴重な御意見、ぜひ反映させていただきたく頑張っていきます。  ありがとうございました。
03月09日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第2号
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○内藤正光君 民主党の内藤正光でございます。  先々週の予算委員会では、郵政大臣に質問通告をしておきながら時間の関係で質問することができませんでした。大変申しわけございませんでした。本日は六十分間時間をいただいておりますので、いろいろたくさん郵政大臣に質問をさせていただきたいと...全文を見る
○内藤正光君 この事件の手がかりとして県警が伝言サービス会社に対して記録の提供を求めたかと思います。それに対して会社側が、プライバシーの保護というものを理由に拒否をし続けた。そうこうしているうちに、二人目の被害者が出た。そして、それを受けて、まだ被害者を出すつもりなのかと強く伝言...全文を見る
○内藤正光君 確認なんですが、郵政省の基本的な考え方としては、専ら事業者の自主規制にゆだねて、法的規制は考えていないということでよろしいでしょうか。
○内藤正光君 では次に、本題に移らせていただきたいと思います。本題は、先ほど申し上げましたように高度情報社会の構築に向けてということでございます。  我が党民主党の中でこのたび高度情報化社会プロジェクトというものを設置させていただきました。その中で私は事務局長という役割をいただ...全文を見る
○内藤正光君 私も認識は大臣と同じだろうと思います。  ただ、重複を恐れずにあえて私なりに考えたことを申し上げさせていただきますと、日本社会が今直面する課題としてはいろいろあります。数え上げれば切りがなくて私の質問時間が終わってしまいますが、少子・高齢化、これは労働力人口の絶対...全文を見る
○内藤正光君 大臣も所信の中で、学校におけるインターネットの利用を促進するということで、先ほどの答弁でもいろいろ具体的な施策についてお答えいただきました。  私はそれ以外にもいろいろあろうかと思います。例えば情報教育情報教育と言っているわけなんですが、文部省の方では二〇〇三年か...全文を見る
○内藤正光君 では次に、ちょっと項目が変わりまして、高度情報化社会の推進ということで質問をさせていただきたいと思います。    〔委員長退席、理事寺崎昭久君着席〕  先ほども申し上げましたように、民主党の高度情報化社会推進プロジェクトの中で、毎週いろいろいろな先生方をお呼びし...全文を見る
○内藤正光君 いろいろ見解の違いはあろうかと思いますが、その先生がおっしゃるには、こういうふうに言っていたんです。  日本は、一つには、九〇年代後半、教育だとか行政の現場に情報環境が整備されていなかった、だから余り広がりを見せなかったこと。もう一つは、九〇年代の前半というのは、...全文を見る
○内藤正光君 よく郵政省さんは学校につなげるとか言うんですが、アメリカの方では学校と言わずに教室にどれだけつなげるかなんですね。郵政省さんは学校につなげる、一つの教室であってもこれは一つは一つとしてカウントされる。でも、諸外国、アメリカなんかは大体一つの学校に一本ということじゃな...全文を見る
○内藤正光君 済みません、一つ聞き逃したのか、確認をさせてください。  先行的な幾つかの学校については財政支出で引くということなんですが、それ以外、その後はどういうふうにお考えになられているんでしょうか。
○内藤正光君 昨年の段階では、何かインフラ整備は民間だとかいうふうにおっしゃっていたかと思うんですが、これは私の勘違いなのか、あるいはまた見解が変わったのか、どういうことでしょうか。
○内藤正光君 私もそのとおりで、同感でございます。  原則論としては、民間がインフラ建設を行って、政府の役割は何かといえば、ビジョン策定であり法的環境の整備であり、あるいはまたパイロットプラント的な研究開発の支援であったり、これが原則論としてあるべきなんだろうと思います。  ...全文を見る
○内藤正光君 けた違いに違うんですが、どうしてそんな大きな開きが出たんでしょうか。
○内藤正光君 日本語の持つ特殊性ゆえだということなんですが、ただ、私が聞くところでは、リアルタイムで音声を文字化する技術は相当なところまでいっているというふうに伺っておりますが、現状をおわかりでしたらお答えいただけますでしょうか。
○内藤正光君 私が聞いたところでは、九五%とか六%まで精度は上がっているというふうに聞いております。これはバラエティー番組というのじゃなくてニュースのようなきれいな発音で発せられるような言葉を文字化する、その精度が九五、六%まで上がっているというふうに伺っております。  私は、...全文を見る
○内藤正光君 話が大変飛ぶようなんですが、大臣、八五年、今から十何年も前のことなんですが、かつて、車のフロントガラスが同じ日本製でありながら日本向けとアメリカ向けで違っていたというのは御存じですか。
○内藤正光君 説明をさせていただきますと、同じ日本製、日本でつくっているんですが、米国向けは合わせガラスといってガラスとガラスの間にビニールを挟んでいた、それで一方、日本は単に強化ガラスを使っていた。何が違うかというと、事故を起こしてバーンと人間が前に飛び出たときに、強化ガラスだ...全文を見る
○内藤正光君 勉強されたということで、ありがとうございます。  私の口から改めて御説明を申し上げますと、この法律はどういうものかといいますと、連邦政府あるいは政府の資金を受けている組織に納入する機器は障害者に配慮したものでなくてはならない、こういった法律なんです。  じゃ、具...全文を見る
○内藤正光君 私は、アメリカが後退したからといって日本も後退する必要はないと思うんです。これはいいことなんですからぜひやるべきだと思うんです。そして、努力義務が余り効果がないということは、日本語の持つ特殊性というものは考慮しなきゃいけないものの、努力義務ではなかなか効果が発揮でき...全文を見る
○内藤正光君 残された時間あと五分でどこまで質問できるかどうかわかりませんが、さきの予算委員会でも途中で切れてしまったんですが、次はSOHOについて質問させていただきたいと思います。  SOHOは、御存じのようにスモールオフィス・ホームオフィスということで、定義を簡単に言えば、...全文を見る
○内藤正光君 おっしゃった理由のほかにまだあるんです。ほかの自営業者と比べてなぜ優先順位が低いのかという答えにはなっていないんですね。それは、一般見解を厚生省さんからお伺いしたんですが、理由の一つに、普通の自営業者は勤務時間が明確だと、朝九時から夕方五時まで。しかし、SOHOとい...全文を見る
03月16日第145回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○内藤正光君 おはようございます。私は民主党の内藤正光でございます。私の持ち時間は十分と大変短うございますので、できる限り簡潔な答弁をお願い申し上げたいと思います。  私は、沖縄振興のための特別調整費について一連の質問をさせていただきます。  まず、平成十一年度予算案の中に特...全文を見る
○内藤正光君 引き続きまして長官、一般論で結構なんですが、調査の目的とはいかがお考えになりますでしょうか。
○内藤正光君 続きまして、平成八年度補正予算で認められました特別調整費五十億円、いわゆる五十億円プロジェクトについて内政審議室にお尋ねをさせていただきたいと思います。  大まかで結構でございます、その中に調整費だとか事業費だとかありますが、それぞれの内訳を簡単に教えていただけま...全文を見る
○内藤正光君 調査の占める割合が大変大きいなという印象を受けるわけでございますが、ではこの調査の結果あるいは事業に対する評価などの報告は既に行われているんでしょうか。
○内藤正光君 御丁寧な説明、ありがとうございます。調査が終了したのは、昨年の三月だろうと思います。それから十カ月たったことしの一月二十九日、政策協議会が開催されたかと思いますが、その中でこの調査結果の報告はなかったというふうに聞いております。  そして一方、こちらに調査事業項目...全文を見る
○内藤正光君 ということは、すべての調査に関しての報告書はあるということで理解してよろしいわけですね。  本来、調査結果を踏まえてそれに続く予算づけなどが行われるべきなんですが、ところが実際は正式な調査結果の報告がないままに、来年度予算案の中には主要項目だけでもこのプロジェクト...全文を見る
○内藤正光君 そういったうわさ以外に、ほかにも真摯に受けとめて改善すべき点が多く聞かれます。例えば、調査の実施主体が県ではなく国だということで、調査がすべて中央省庁関連のシンクタンクで実施をされて、地元のシンクタンクにノウハウや情報等が蓄積をされない。あるいはまた、肝心の地元企業...全文を見る
03月23日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第5号
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○内藤正光君 民主党の内藤正光でございます。  時間も大分迫ってまいりました。端的な答弁をお願いしたいと思います。  実は私は二歳六カ月の子供がおりますが、その子供も毎日のように「おかあさんといっしょ」を楽しみ、そして私自身も毎週日曜日は「元禄繚乱」を楽しませていただいており...全文を見る
○内藤正光君 いろいろ工夫をされていることがわかりました。  そこで、その費用の捻出に関して何点か私なりの指摘をさせていただきたいと思います。  まずお伺いいたしますが、平成十一年度のBS受信世帯並びに契約件数、それぞれお答えいただけますでしょうか。
○内藤正光君 受信世帯が千三百万、実際に契約しているのが一千万ちょっと、なぜ三百万の開きがあるんでしょうか。
○内藤正光君 一口に三百万の開き、これは金額に直すとどれぐらいかと言いますと、衛星付加料金として一月九百四十五円だと思います。三百万掛ける九百四十五円掛ける十二カ月、実に三百四十億円になるんです。つまり、毎年三百四十億円もの受信料徴収漏れがあるということです。NHKには、ぜひこの...全文を見る
○内藤正光君 収入の方はどうなっているでしょうか。
○内藤正光君 それで、収入にかわるものとして交付金二十億円があろうかと思います。百三十億円の費用で行っている、そして入りの方は二十億円の交付金、つまり百十億円のNHKの持ち出しで国際放送を行っているということが言えるかと思います。  私は、国際放送の取り組みに対しては大変理解も...全文を見る
○内藤正光君 話題変わりまして、次はデジタル化のメリットについて何点か質問させていただきます。  郵政省の方では、二〇〇〇年に関東圏での試験放送を皮切りに、二〇〇三年末には関東、近畿、中京圏で本放送、そして二〇〇六年末には全国で本放送を開始する、そんな話を伺っております。  ...全文を見る
○内藤正光君 会長は、先ほどデジタル化のメリットを高品質高音質ということを挙げられました。私もそれは大変大事な大きなメリットではないかと思っておりますが、個人的に言わせていただければ、私は、デジタル化のメリットというのは、そこよりもむしろほかのところにあるんではないかというふうに...全文を見る
04月13日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第6号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、今回の法案改正の趣旨でありますクレジットカード決済、これはまずはハイブリッドメールサービスにおいてのみ行うとありますが、今後このクレジットカード決済を拡大していく御予定はあるのか、あ...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。  それでは、これから何点かハイブリッドメールサービスについてお尋ねをさせていただきたいと思います。私は、今回、技術的な点というよりも、むしろ郵政省さんが新たなサービスを始めるに当たってマーケティングの方はどうなっているのか、そういった観点に立って幾...全文を見る
○内藤正光君 カラーの方はまだ大体の見当は立ててないということですか。
○内藤正光君 次に、平成九年の実績を見ますと、郵便物は、個人から個人へ流れるものはおよそ二〇%、事業所から個人へ流れるものが五二、三%、そして事業所から事業所へは二四%となっております。  ここでお尋ねしたいのは、どういったセグメントをねらっているのか。あるいはまた利用形態もい...全文を見る
○内藤正光君 このハイブリッドメールサービスに類似したものとして、例えばレタックスですとかあるいはまたコンピューター発信型電子郵便などがあろうかと思います。  ところが、この二つのサービスの最近の利用形態、利用状況を見てみますと、どれも皆減少傾向あるいはまた横ばいになっているん...全文を見る
○内藤正光君 レタックスにしろコンピューター発信型郵便にしろ、完全にハイブリッドメールサービスと同じであるとは思いませんが、しかし、そこには何かしら学ぶべきものがあろうかと思います。ですから、ぜひそれらの反省点を踏まえて、ハイブリッドメールサービスを成功させるには何をすべきか、真...全文を見る
○内藤正光君 ぜひ、もう一回使ってみよう、何度でも使ってみようと思わせるようなインセンティブを働かせるような何かを考えていただきたいと思います。  最後の質問をさせていただきたいと思います。  これは通告はしておりませんが、プライバシーに関する問題でございます。  先ほど濱...全文を見る
○内藤正光君 最後になりますが、通常、民間企業が新たなサービスを行うに当たっては徹底したマーケティング調査を行うのは常識でございます。本当に設備投資に見合った利益が得られるのか、これを徹底的に調査するのはもう当然でございます。  最後にお願いを申し上げたいのは、このハイブリッド...全文を見る
04月27日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第8号
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○内藤正光君 おはようございます。  私は、特定公共電気通信システム法の一部を改正する法律案について何点か質問をさせていただきます。  まず、このシステム法で現在どの分野のシステムが共同開発をされ、そしてまた今度の一部改正案でどの分野が新たにつけ加えられるのか、簡潔に説明をし...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  次は、厚生省さんにお越しいただいているわけですが、一点質問させていただきたいと思います。  平成九年五月に閣議決定をされました経済構造の変革と創造のための行動計画というものがございます。その中でこのように述べられております。「我が国経済...全文を見る
○内藤正光君 厚生省さんとしては独自にもう既に前向きにどんどん進めているということで安心をしました。これで結構でございます。ありがとうございます。  次に、ちょっと事前通告していなくて大変恐縮ではございますが、郵政省に一点質問させていただきます。  高度情報通信社会推進本部の...全文を見る
○内藤正光君 事前通告をしていなくて大変恐縮ではございますが、私が思いますに、確かに一つ一つ見れば出てくるわけでございますが、やはりワンストップ行政サービスの全体像を掲げていただかないことには、こちらとしてもなかなかその像が描けないし、大変困るわけです。また国民に対してもワンスト...全文を見る
○内藤正光君 ぜひ省庁間の制度的な垣根を取り払うよう頑張っていただきたいと思います。  最後に一つ質問をさせていただきます。  システム開発をこの通信・放送機構のもとで進めていく、このメリットはいろいろあろうかと思います。一つには、高度情報通信社会推進本部の方針を実現するため...全文を見る
05月26日第145回国会 参議院 本会議 第23号
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○内藤正光君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました法律案に対し、総理並びに関係大臣に質問いたします。  現在、世界では十万種もの化学物質が製造、使用され、それらを原材料としてプラスチック製品や医薬品など私たちに身近な数多くの化学製品が製造されております。し...全文を見る
06月04日第145回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○内藤正光君 きょうはどうもありがとうございました。私は、両先生にごく手短な質問を一つさせていただきたいと思います。  交渉において北朝鮮は、韓国、日本を余りにも重要視しなさ過ぎている、ほとんど重要視していない、特に日本については、何か支援を引き出すことができればそうしようとい...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございました。
07月19日第145回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○内藤正光君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となっております平成十一年度補正予算二案について、反対の立場から討論を行います。  小渕内閣は、発足から一年の間、基本的な政策や考え方の違いを覆い隠したまま自自連立を推進するなど、党利党略最優先の政治を進めてきました。...全文を見る
07月27日第145回国会 参議院 法務委員会 第22号
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○内藤正光君 民主党の内藤正光でございます。  両参考人におかれましては、本日お忙しい中、こうしてお越しをいただきまして、本当にありがとうございます。  まず、通信手段として何が考えられるか大別をいたしますと、従来の一般電話、これが一つ、二つ目としてインターネット、そして三つ...全文を見る
○内藤正光君 アナログの時代はそれこそ秋葉原に行って受信機を買ってモニターできたかと思いますけれども、念を押してお伺いするんですが、デジタルの場合はそんなぐあいにはいかないというふうに理解してよろしいんですね。
○内藤正光君 次に、携帯電話のつながるプロセスなんですが、先ほどの桑折さんの御説明でよくわかりました。  私は携帯電話と一般電話というのはやはりちゃんと分けて考えるべきなんだろうと思います。一般電話の場合は、それこそ加入者回線といって電話局から各家庭へ延びている回線と電話番号と...全文を見る
○内藤正光君 では、発信の場合についてはいかがでしょうか。
○内藤正光君 それは、そういう機能はお客様にサービスを提供する上では何ら必要のないものということだからなんですね。
○内藤正光君 では、私の図の右上のところに監視センターがございますが、監視センターから特定の通話をモニターすることは可能なんでしょうか。
○内藤正光君 では、通話モニターが可能な条件をちょっとここで整理させていただきますと、まず、通話者のうちの少なくとも一方、これは実質的には容疑者が御社のデジタルホンの端末を持っていることが最低条件としてあるわけですね。そしてその次に、かつ容疑者が他の人から着信を受ける場合でなけれ...全文を見る
○内藤正光君 同じような質問になるかと思いますが、念押しさせていただきます。  つまり、御社の現行システムでは、通信傍受の捜査協力をするにはかなり限界があるというふうに考えてよろしいわけですね。
○内藤正光君 着信の場合であってもかなり時間がかかるということなんですが、具体的にはどういうプロセスを経てどれぐらいの時間がかかるというふうに考えればよろしいんでしょうか。
○内藤正光君 ちなみに私が調べたところでは、シェアの六割近くを握るNTTドコモさんに関しても事情は同じだというふうに聞いております。  簡単に説明をさせていただきますと、通話が開始したことは事前設定しておけばわかる。しかし、固定電話ならば通話が開始したということでこの回線だとい...全文を見る
○内藤正光君 今回の通信傍受法案は携帯電話についてその実効性が今までほとんど審議されてきませんでした。ところが、今私がこうやって専門家の方々にその実効性についてお尋ねしたところ、かなりの問題がある、実行上不可能であるということがわかったわけでございます。  そこで、一つ質問をさ...全文を見る
○内藤正光君 これで私の質問を終えますが、この通信傍受法案を審議するに当たって、携帯端末が全くと言っていいほど今まで審議されてきませんでした。私はこれは大変大きな問題ではないだろうかと思っております。私は、携帯端末で通信傍受ができなければ、この通信傍受法案を何のためにつくるんだろ...全文を見る
07月29日第145回国会 参議院 法務委員会 第23号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。本日、私は一時間余りにわたって通信傍受法について質問をさせていただきたいと思います。  まず、初めに申し上げておきたいことがございます。  やはり、憲法でも保障されているプライバシーの保護、これは大変重要視されなければなり...全文を見る
○内藤正光君 一年以内で開発が可能であるとおっしゃっているわけですが、では二つに分けて考えたいと思います。  まず、開発できなかった場合。やはり現行システムで傍受することを考えなければいけません。しかし、さきの桑折参考人の話によれば、現行システムで仮に傍受しようとした場合はこう...全文を見る
○内藤正光君 ということは、開発されなければ携帯電話の傍受は行わないというふうに理解してよろしいですね。
○内藤正光君 都合のいいときには、システム開発ができたらだとか何かいろいろおっしゃっているような気がしてならないんですが、システムの開発云々は水かけ論になってしまいますので、次の質問に移ります。  じゃ、通信傍受に対応できるよう、ドコモだとかデジタルホンだとかいろいろ会社があり...全文を見る
○内藤正光君 私がシステム仕様変更と言うのは、局長がおっしゃっている技術開発そのもののことでございます。だから、交換機のソフトウエアの変更だとか、そういったことを申し上げております。  ところが、私は、先ほど自民党の世耕議員の話と一年以内に開発される話というのはある意味では矛盾...全文を見る
○内藤正光君 もっと端的にお答えください。  この技術開発協力要請というのは断ることができるんですか。
○内藤正光君 任意となりますといろいろな問題が出てくるわけです。受ける事業者もあれば断る事業者も出てくる。これでまた大きな問題が出てくるわけです。  つまり、断った事業者、犯罪者はここは盗聴不可能であるからということでみんなそっちを使うわけです。そうなると、この通信傍受法そのも...全文を見る
○内藤正光君 はっきり言ってしまえば、応じない業者がいたらそれはそれでしようがないというふうにあきらめられるわけですか。
○内藤正光君 はっきり言えば、今いろいろな通信事業者、中小も含めて、インターネットプロバイダーも含めて、何をどう協力したらいいのかというのがわからないんです。これに一番困っているんです。  後からちょっと質問しますが、通信傍受というもの、その行為自体は、はっきり言えば憲法の枠を...全文を見る
○内藤正光君 では、テーマが変わりまして、今度は立会人が負わされる責任についてということで質問をさせていただきたいと思います。  ここで一つの想定をしてみたいと思います。違法な通信傍受が現場の捜査官によって、組織的でなくても、現場の捜査官一個人でも構いません、違法な通信傍受が行...全文を見る
○内藤正光君 では、念を押させていただきますが、通信事業者並びにその社員が立会人として立ち会った場合、私が先ほど申し上げたように、結果として違法な捜査だった場合、それを指摘することができなくても、何ら民事上、刑事上あるいはまた行政上の責めを負うものではないと断言しているということ...全文を見る
○内藤正光君 何かいろいろ条件をつけていらっしゃいますが、いかなる場合も民事、刑事、行政上の責任は負わないということですね。
○内藤正光君 ということは、あらゆる責めからも、責任からも免責をされるということですね。わかりました。じゃ、それはしっかり議事録に残されたものということで。  それでは、次の質問をさせていただきたいと思います。  一応、責めは負わないとは言いつつも、民事、刑事、行政上の責任、...全文を見る
○内藤正光君 負担をそもそも小さくするためには、例えば二十四時間なんて言ってますが、二十四時間、それで三十日と言っていますが、それを最小化するという努力はしないんですか。
○内藤正光君 裁判官がチェックするということでしたが、まず申請する段階で、例えば時間を二時間ないし三時間とか四時間、あるいはまた夜七時以降とかいうように時間を最小化する努力はされないんですか。
○内藤正光君 では、次のテーマに移りまして、立会人そのものについてお伺いしたいと思います。  なぜ通信事業者が立会人とならなければならないのか、第一義的に。平成九年四月十日の第六十九回の法制審議会においてもこんなような話があったかと思います。立会人に犯罪とは無関係な会話を切断す...全文を見る
○内藤正光君 私は、設備を保守する者としてそこの通信事業者の社員がその場にいなきゃいけないということは理解はします。しかし、それは名前がいけないんじゃないですか。立会人というよりも、あくまで技術協力者ですよね。立会人というと、どことなく何か法的責任を帯びているようなイメージを受け...全文を見る
○内藤正光君 切断されたんですね、実際に立会人が。
○内藤正光君 この五件の例は、いずれともそういった傍受というプロセスがうまくいったかと思うんですが、こういった五件の事例にかかわらず、そういった形態をとったわけですね。通信事業者はあくまで技術協力者としてその場に居合わせた、そして立会人はまた別途置いた。そして通信内容も、それはち...全文を見る
○内藤正光君 過去五件の通信傍受の事例はそのような形態をとったわけですね。にもかかわらず、今回の法案は全く違う形態をとっているわけです。  一つは、通話内容を聞いて切断権を行使できる立会人を設けなかったこと、もう一つは、本来技術協力者にとどめるべき通信事業者を形ばかりの立会人と...全文を見る
○内藤正光君 誤解をしないように念のために言っておきますが、私は何も通信事業者に話を聞かせろと言っているわけじゃないんです。通信事業者はあくまで技術協力者として置いておいて、そのほかやはりチェックをする立会人を置いて、その人にちゃんと話を聞いてもらって切断権を行使してもらう。つま...全文を見る
○内藤正光君 じゃ、ちょっと意地の悪いことを言いますと、先ほど局長、通信事業者並びに立会人たるその社員は、捜査協力するに当たって一切の責任から免れるというか、行政、民事、刑事とおっしゃいましたね、いいですね。そうなりますと、たとえ通信事業者を立会人という形で置いても、はっきり言っ...全文を見る
○内藤正光君 時間の関係もありますので、最後のテーマになりますが、通信傍受捜査の乱用防止策について何点か質問させていただきたいと思います。  やはりそのうちの一つが国会報告ではないだろうかと思います。ところが、この法案で定められている国会報告は、ざっくりとまとめて報告するという...全文を見る
○内藤正光君 じゃ、その方向でどうぞよろしくお願いいたします。  二つ目の乱用防止策、これはやはり私は違法収集証拠の排除の徹底だろうと思います。だれが立会人になるにせよ、外部からの監視も必要なんでしょうが、やはり現場の捜査官みずからの自律的な歯どめも必要ではないだろうかと思いま...全文を見る
○内藤正光君 では、次に内閣法制局にお伺いしたいんですが、これは一般論でなんですが、違法に収集された証拠の証拠能力をめぐっては、これまで繰り返し裁判で争われてきたわけでございます。これは、そもそも憲法にも刑事訴訟法にも明文で定めた一般的なルールがないこと、これに起因するんだろうと...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  では、法務省にお伺いしますが、先ほども申し上げましたように、二十六条の三項ですか、それらしきものがあると、違法収集証拠の消去ですね。ところが、ただし書きがあるんです。何か難しいことが書いてありますが、要は、この通信傍受捜査においても、違法...全文を見る
○内藤正光君 いろいろ議論を深めていきたいんですが、時間もございません。最後の一つ、通知制度について、三つ目の乱用防止策、通知制度についてお尋ねしたいと思います。  通信の当事者に対する通知制度については、該当性判断のための傍受を行ったにとどまる通信当事者に対しても通知を行うべ...全文を見る
08月03日第145回国会 参議院 法務委員会 第24号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  まず、運用上の問題点について何点かお尋ねさせていただきます。  この種の法律というのは、でき上がってしまった後ひとり歩きするおそれが十分考えられるわけでございます。したがって、運用上の事前のきめ細かな取り決めがやっぱり...全文を見る
○内藤正光君 これから早急につくるという理解でよろしいわけですね。  先ほど局長は、個別事例ごとにつくることはできても画一的なものはできないとおっしゃいましたが、しかし、やっぱり基本的なことはマニュアルとして私はちゃんと押さえておくべきものだと思います。  私の手元に第六十五...全文を見る
○内藤正光君 じゃ、それに関しての議論はちょっととりあえずわきへ置いておきまして、次の項目へ移りたいと思います。  同じく、このマニュアルの中に「最小化に関する指示書」というのがございます。この中でこんな文言、三点ぐらい読ませていただきます。「捜査官は、対象者が現在し会話に参加...全文を見る
○内藤正光君 では三つ目、これまた具体的な一つの事例ではございますが、こんなくだりがございます。「法に従って最小化することを怠れば、傍受の結果得られた証拠に基づく訴追が危うくなるし、あなた方又はその所属機関が民事上の金銭賠償責任を負うこともあり得るし、あなた方が刑事責任を問われる...全文を見る
○内藤正光君 続きまして、マニュアルもすごく大事なんですが、やはり捜査官の事前トレーニングも大切なものなんだろう。聞くところによれば、アメリカでは、マニュアルも用意するけれども、その一方で捜査官への事前のトレーニングもかなりの時間をかけて行っているというふうに聞いております。 ...全文を見る
○内藤正光君 運用上の問題で最後に一点お伺いしたいと思います。  この通信傍受法案の持つ一つの大きな問題点はやはり報道の自由との関係だろうと思います。今もいろいろな報道機関の方々が来ていらっしゃいます。これはかなり興味、関心を持っていることだろうと思います。  そこで、一点お...全文を見る
○内藤正光君 その気持ちはわかります。そうはおっしゃいましても、しかし実際に法律の中に書き込まないことには、処罰の対象にもならなければ、あるいは違法収集証拠ともなり得ないわけです。私は、明確に修正をしてこの文言を法律の中に書き込むべきであると考えます。でなければ、これは単なるリッ...全文を見る
○内藤正光君 立会人のことについて聞きたいので、ちょっとそれはまた後から時間があれば御質問させていただきます。  次に、立会人の協力内容についてお伺いをさせていただきます。  協力すべきこととして四点ぐらいがあるのかなと。傍受のための機器の接続が適正かどうか、あるいはまた令状...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと改めてお伺いしたいんですが、しかし、そういう機械ができたとしても、適正に傍受が行われているかどうか外形的チェックをせよということなんですが、内容も聞けないのに具体的にどうやってやるんですか。手短にお願いします。
○内藤正光君 次は、常時立ち会いについてお伺いします。  原案では常時立ち会いを要しないとしていたかと思います。ところが、いつの間にか常時立ち会いという修正案ができ上がってしまった。私はなぜなんだろうと。これだけの重要法案の重要項目がなぜこんなに簡単に翻ってしまったんだろう。本...全文を見る
○内藤正光君 私は、原案で常時立ち会いを必要としないというふうな結論に至ったというのは、やはりいろんな通信事業者の諸事情を聞いた上でのことだと思います。実際に通信事業者というのはさまざまな問題、事情を抱えているわけでございます。  言うまでもなく、インターネットプロバイダー、そ...全文を見る
○内藤正光君 つまり、人的な理由は通信事業者の相当な理由というふうに認められるというふうに理解してよろしいんですね。
○内藤正光君 それを埋めるべく通信事業者以外が立会人、言ってみれば公共団体の人たちが立会人になり得るということでいいんですね。
○内藤正光君 もう時間もなくなってしまいましたので、最後に一点お伺いをさせていただきます。  今後、この通信傍受法案が通ったとしたら定期的に国会報告が行われていくわけなんですが、そしてその際通信傍受法のいろいろな問題点が審議されるだろうと思います。そのとき、そういう機会をつかま...全文を見る
○内藤正光君 私がこの法務委員会で質問に立たせていただいたのは先週からでございます。きょうで三回目でございます。たった三回の審議においてでも、例えば実は携帯電話は技術的には現行システムでは傍受できなかったり、あるいはまたそれに対してどうするのかとお伺いしたら、国家予算で開発を進め...全文を見る
10月26日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  私は、この決算委員会、持ち時間は四十五分となっておりますが、その中で、東海村でジェー・シー・オー事故が発生いたしましたが、その背景について何点か御質問をさせていただきたいと思います。  まず、議論の材料としてお伺いをさ...全文を見る
○内藤正光君 最後の年、かなり利益が減っているようでございますが。  では、続きまして、過去十年間、毎年じゃなくて結構なんです、飛び飛びでも構いません。ジェー・シー・オーの従業員数の推移についてお話しいただけますか。
○内藤正光君 従業員数もここ数年かなりのスピードで減っているわけでございますが、先ほどお伺いしました利益につきましても、また従業員数につきましてもかなりの勢いで減っているわけでございますが、こういった激変の背景にあるものは何なんでしょうか。ジェー・シー・オーにお伺いします。
○内藤正光君 科技庁にお伺いをします。これは質問通告していないんですが、わかったら教えてください。  再転換ウランの年間の国内需要量は九百トンだというふうに聞いておりますが、そのうちジェー・シー・オー等国内企業の供給能力は何割ぐらいか、そしてまた海外の依存度はどれぐらいなのか、...全文を見る
○内藤正光君 ということは、現在海外の依存度は差し引き三割程度だということなんですが、では何年か前、五、六年前で結構なんですが、わかっていたら教えていただけますでしょうか。
○内藤正光君 私、先日ちょっと問い合わせをしたところ、五、六年前ということなんですが、ジェー・シー・オーの供給能力が六割、三菱が三割で海外が当時一割だったというふうに聞いておりますが、そういったデータはお持ちではないですか。
○内藤正光君 それらを受けましてエネ庁長官にお伺いさせていただきたいと思いますが、冒頭ジェー・シー・オーの方からもお話がありましたように、電力の自由化を契機に電力各社はコスト削減に血眼になっている、そしてより安い原材料を海外に求めると。そういった中、ジェー・シー・オーだとかそうい...全文を見る
○内藤正光君 もうちょっと詳しくお伺いさせていただきたいわけなんですが、既存の原子力発電所、それは認めるというのが御存じのように我が党の主張でもございます。私がお伺いをさせていただきたいのは、確かに原発は、よく主張されるんですが、単価が安いとか何かおっしゃいますが、果たして安全面...全文を見る
○内藤正光君 では、もうちょっと具体的にお伺いをさせていただきますと、電力各社はいいにしても、こういうジェー・シー・オーだとか三菱原燃でしたか、こういったところはどうやって調和を図っていくんでしょうか。
○内藤正光君 この問題についてはこれ以上追及することはいたしませんが、いずれにしましても、やはり安全第一という観点でこれからも原子力行政を続けていただければと思います。  エネ庁長官に関しましては、これで結構でございます。ありがとうございます。  次に、同じく背景の方なんです...全文を見る
○内藤正光君 ジェー・シー・オーにお伺いします。  端的で結構です。ジェー・シー・オーはどういったことを営む会社ですか。
○内藤正光君 端的で結構なんです。簡単に、どういったものを営む会社か、なりわいとする会社かで結構です。
○内藤正光君 つまり、端的に言えば原子力関係の会社だというふうに考えてよろしいわけですね。
○内藤正光君 そういった会社へ高木さんをまず取締役として迎えられたわけですが、どういった理由で迎えられたんでしょうか。
○内藤正光君 人格識見だとか人柄だということですが、ジェー・シー・オーは言ってみれば原子力関係の仕事、一歩間違えれば人の安全を危険にさらすような、そんな仕事をやっているわけなんですが、当然迎えるからにはその専門性を買うか何かの理由があるわけですね。違いますか。
○内藤正光君 私がこういうふうにちょっと深追いをしますのも、先ほど通産省、もうしつこいほどに鉱山の専門家だ鉱山の専門家だと言うからなんですが、はっきり言えば、最後に高木さんが在籍をされました立地公害局というのは、やはり地球に優しいエネルギーということで原子力発電所を推進する、その...全文を見る
○内藤正光君 ジェー・シー・オーです。
○内藤正光君 社長ですね。
○内藤正光君 私の方で調べましたところ、平成三年、つまり九一年六月二十七日にジェー・シー・オーの取締役になられております。九一年です。そして、九五年、つまり平成七年六月二十九日から四年間、九九年六月二十九日までなんですが、ジェー・シー・オーの代表取締役を務め上げられております。 ...全文を見る
○内藤正光君 つまり、保安規定遵守状況調査とは、任意ではあるけれども、実際に科技庁の調査官が現場に立ち入って作業の様子だとかあるいはまた安全教育、訓練の実施状況、こういったものを現場で科技庁の調査官が確認をする、点検をする、そういった調査だというふうに考えてよろしいわけですね。
○内藤正光君 それで、八回調査が行われたということなんですが、ちょっとその八回、個々の実施状況についてお述べいただきたいんです。ポイントは、何年何月に入ったか、そしてそのときに設備自体は運転中だったのか休止中だったのか、こういったものだけで結構ですので教えていただけますか。
○内藤正光君 私の方で事前にお伺いしたことを申し上げますと、第一回目と第二回目は運転中だったかどうか記録がないということだそうです。第三回目が唯一運転中だったということなんですが、そのときは臨界管理の様子については調査しなかったと。第四回目以降は、第八回目まですべて休止中だったと...全文を見る
○内藤正光君 この調査自体かなりずさんなものであったというふうな印象を受けるわけなんですが、その調査ですら九二年十一月を最後に何にもやってないわけなんですね。  そこでお伺いしたいんですが、九二年以降この状況調査にかわる何か定期的な点検調査を科技庁の方でしてきたんでしょうか。
○内藤正光君 先ほど、平成七年に貯蔵施設の調査を行ったということなんですが、これは私が調べたところによれば、貯蔵施設を増設したから見に行っただけであって、これは定期検査でも何でもないわけです。つまり、はっきり言えば、この八回の任意の調査以外に科技庁としては何ら定期的な検査というも...全文を見る
○内藤正光君 任意とはいえ、状況調査というのが唯一の定期的な調査だったわけなんですが、この調査も、再三申し上げますが、九二年十一月を境にやっていないわけなんです。  そこでまた、先ほどの高木社長の話を思い返していただきたいんですが、高木社長がジェー・シー・オーに天下ったのはいつ...全文を見る
○内藤正光君 ほかの調査をやったから定期検査はできなかったと、こんなのは言いわけです。安全第一でいくからにはやはりこれはもう定期的な検査を続けていく、そして定期的な検査を行う中で監督官庁とそしてジェー・シー・オーとの間に緊張関係が生まれる。もしそういった緊張関係があれば、もしかし...全文を見る
○内藤正光君 また引き続き政務次官にお伺いしたいんです。  次官にお尋ねしますが、ジェー・シー・オーは十九年前ですか、一九八一年にも弗素漏れ事故を起こしているということなんですが、御存じですか。
○内藤正光君 十月五日の朝日新聞なんですが、私も先ほどもらった新聞でありますが、よく見ますと、弗素をもうまき散らしてというか漏らして、周りの野菜だとかそういったものに被害を与えていると。この事故と今回の事故をあわせて住民にちょっとインタビューをとってみた言葉があるんですが、「問題...全文を見る
○内藤正光君 安全第一を旨として、そしてまた監督官庁による定期的な検査が緊張関係を生む、やはりその緊張関係が大切だということで今後もいろいろ行政を進めていっていただきたいと思います。  では次は、科技庁の危機管理能力ということで何点かお伺いをさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○内藤正光君 そういった所長のお考えをどなたかに伝えたんでしょうか。
○内藤正光君 では、そういった備考欄とはいえ、臨界のおそれありという文言は科技庁には伝わっていたということですね。
○内藤正光君 そういった備考欄とはいえ、そういうおそれありというコメントを受けて、科技庁としてはどういう対応をされたんですか。
○内藤正光君 何と言おうが、中性子線の発生の疑いを持ってその準備を始めたのは現場にいたサイクル機構職員なんです。また実際に、東京にいてはだめだといって動き始めたのがもう事件発生後何時間もたってから。そういった後手後手の、危機意識がないというか対応能力がないというか、そういった行動...全文を見る
○内藤正光君 最後に、政府が用意しているという原子力新法について一点お伺いをさせていただきたいと思います。  まず、政務次官にお尋ねをさせていただきますが、これはインターネットで取り出したものなんですが、平成八年十一月二十日付で科学技術庁の原子力安全局長池田さんから出された手紙...全文を見る
○内藤正光君 簡単にかいつまんで言いますと、「「もんじゅ」のナトリウム漏えい事故の発生及びその後の情報提供における不適切な対応は、地元の方々はもとより、広く国民全体に原子力に対する不安感、不信感を与える結果となりました。」、また、「特に、事故、故障等のトラブルについては、地域の住...全文を見る
○内藤正光君 ジェー・シー・オーはいかがだったでしょうか。この科技庁から送られてきた手紙にのっとって、その精神にのっとって適宜適切な情報公開に努められたというふうに考えられていますでしょうか。
○内藤正光君 そうおっしゃる割には、例えば平時においては、周辺住民に対するアンケートでは、大半の周辺住民はジェー・シー・オーが何をする会社か知らなかったという住民が大半なわけです。実際に事故が発生してもいろいろ通報なり情報公開が後手後手に回った、これは紛れもない事実なんです。この...全文を見る
11月16日第146回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第2号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  本日、私は、主に長期増分費用方式、今議論されておりますが、それを中心に御質問をさせていただきたいと思います。何となれば、この相互料金のあり方というのは、今後の二十一世紀の我が国の情報通信産業の行方に大...全文を見る
○内藤正光君 当初、私の知るところでは、まず二〇〇〇年時点で決めると。導入はまだ約束していなかったかのように思いますが、今は二〇〇〇年中の導入というのが何かほとんど決定事項のようにいろいろ巷間言われておりますが、これはどういう経緯で、特に対米交渉の中で出てきたのかなと思うんですが...全文を見る
○内藤正光君 私は、これら一連の問題を整理させていただきますと、次の二点に絞られるのではないのかなと思います。  一つは、今議論をされております長期増分費用方式と言われるものが、果たして日本の情報通信政策あるいは国益といったものに照らし合わせたとき妥当なのかどうか、これが一つ目...全文を見る
○内藤正光君 NTTの経営努力でもって平成六年以降相互接続料金が下がってきたと私は思っておりますが、その辺の現状を教えていただけますでしょうか。
○内藤正光君 ありがとうございます。  お聞きすると、NTT側の経営努力で接続料金が着実に毎年大体一割ずつ、そしてこの四年間で合計四割下がったということが言えるのではないかなと思います。  そこで、そもそも論にさかのぼるわけなんですが、私は、相互接続料金を低減化するためには、...全文を見る
○内藤正光君 今大臣のお答えになられた考え方で進めていきますと、私は、日本の情報通信インフラという点で考えた場合、将来本当に大変大きな問題が生じるだろうと思いますが、これは後ほど議論をさせていただきたいと思います。  私は、情報通信の世界というのは、言うまでもなく日進月歩どころ...全文を見る
○内藤正光君 私は、大臣あるいは政務次官が長期増分費用方式のメリットをどのようにとらえていらっしゃるかという質問をさせていただいたわけなんですが、これをまずお考えをお聞かせいただきたい。  あと、政務次官が、例えばNTTの分割に言及をされて、当時はそういう状況にはなかったとおっ...全文を見る
○内藤正光君 政務次官の方からは、私が次に聞こうとしておりましたデメリットだとかあるいは問題点、二点ほどお答えしていただいたかと思います。一つは、バーチャルなもので本当に動くかどうか、あるいはまたアンバンドル化することの問題点。私はそのほかにもすごく大きな問題があると思っておりま...全文を見る
○内藤正光君 私はそんな難しいことを質問したつもりはないんです。つまり私が期待した答えは、実際に今設備が動いている、例えば交換機なりなんなりが一つの局舎の中にあると、これらを全部、例えば何台もある交換機を一気に取りかえて新しいものにするのか。そんなことはありっこないわけなんです。...全文を見る
○内藤正光君 私の質問の趣旨が十分伝え切ることができているのかどうかちょっと疑問ではございますが、私が申し上げたいのは、例えばコンピューターを例にとってお話をしたいと思います。  コンピューターは、だんだんもう一年、二年もたてば古くなる。そして、いろいろな部品を交換しなきゃいけ...全文を見る
○内藤正光君 政務次官、くしくも競争政策のために、あるいはまた最新設備を構築してもらうためにこの方式を採用するんだとおっしゃいましたが、私の主張は、まさにこの二点において今の郵政省が主張されているボトムアップ方式あるいはまた長期増分費用方式というのは大きな問題を抱えているというこ...全文を見る
○内藤正光君 以上の議論を踏まえて改めてお伺いしたいんですが、新しい接続料金のあり方を決定していくに際してこれだけは絶対守っていきたい、こういったものを具体的にお聞かせいただきたいんですが、理念的ではなくて、理念的に幾つか挙げてそれを具体的にどうやって守っていくんだという考え方を...全文を見る
○内藤正光君 例えば、ユニバーサルサービスを守っていくというのは原則と考えてよろしいかと思うんですが、じゃ具体的にユニバーサルサービスといって唱えたところで別にそれが実現されるわけではない、具体的なそれを担保する施策が必要なんだと。例えばユニバーサルファンドを設置するんだとか、そ...全文を見る
○内藤正光君 例えば、ユニバーサルサービスでそういった問題が出てきたら対応するというんじゃ私は遅いのだろうと思います。特に、私が再三再四申し上げているように、今回長期増分費用方式が決定して導入されたと仮定したならば、これはもう資本を回収できない。どういう形態に落ちつくにせよ、十分...全文を見る
○内藤正光君 聞くところによれば、アメリカあたりはそういったバーミンガム・サミットでの取り決めを忘れたかのごとく、とにかく日本に導入せい導入せいとすごい威圧的に圧力をかけていると、七割削減しなければもうオーケーしないというようなことで来ているわけです。  改めてお伺いしますが、...全文を見る
○内藤正光君 政務次官おっしゃったように、日本に対して導入せい導入せいと言っているアメリカ自体が、そもそも通信市場では大変、やれ認証が必要だとか、それも審査基準も不明朗なものがいっぱいある。そしてまた長期増分費用方式、さぞやもう全州的に採用されているかと思いきや、全トラフィック量...全文を見る
12月02日第146回国会 参議院 経済・産業委員会 第3号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  前回、私は決算委員会の方で斉藤政務次官といろいろこの原子力問題を議論させていただきました。本日は大臣がいらっしゃいますので、主に大臣に御答弁をいただきたいと思っております。  今回、私は、まず中間報告、そして今回提出さ...全文を見る
○内藤正光君 それでは、具体的にお伺いしたいんですが、現時点までの調査で何人を対象に調査し終えていて、そして何人の被害者といいますか、被曝者が判明しているのか教えていただけますか。
○内藤正光君 現在鋭意進めているところということなんですが、具体的に現時点での調査の計画を教えていただけますか。
○内藤正光君 妊娠の有無についてもということをおっしゃいましたが、やはりそのほかにも、これから子供を持たれる方の場合はやっぱり子孫にまで当然長い影響が、悪い影響が懸念されるわけでございますし、また被曝をされた当の本人につきましても、例えば白血病だとか、がんだとか甲状腺ホルモン異常...全文を見る
○内藤正光君 いずれにしましても、今回の事故で大変な被害に遭われた方は、少なからず、もう本当に大勢いるわけでございます。  そこでお伺いしたいのは、こういった被害を受けられた方々、健康被害に遭われた方々への補償を具体的にどのような形で進めていかれるんでしょうか。
○内藤正光君 補償の具体的なこれからの進め方をお伺いしたかったんですが、それはまた再度聞きます。  その前に大臣、従業員以外には被曝をされた方はいないというふうにおっしゃったと思いますが、ただ、ここに毎日新聞の記事がありますが、十一月十六日の記事なんですが、千八百三十八人血液検...全文を見る
○内藤正光君 そこで、補償の進め方なんですが、原子力被害が生じた場合に原子力損害賠償法というのがあろうかと思います。これは保険で、例えば加工事業者の場合はマックス十億円まで保険から出るというふうになっておりますが、まずこれで進めるというふうに理解してよろしいんですか。
○内藤正光君 そうはいっても、基本的には、原則的には因果関係の立証責任は住民側にあるということでよろしいんですか、大臣の答弁は。
○内藤正光君 負担の軽減がとられようが、結局は何がしかの負担がかかるわけですよね。突然ジェー・シー・オーのあるいはまた科技庁の監督責任、いろいろな、もろもろの問題で生じた災害による被害を受けている。ただでさえも大変な被害者なんですよ。健康上の被害、心理的な被害、あるいはまた経済的...全文を見る
○内藤正光君 これは念押しの確認にもなるのかもしれませんが、例えば数十年後、二十年後か三十年後かもしれません、万々が一、白血病だとかあるいはまたがんが発症した場合、この因果関係についても立証責任は基本的には住民にあるということですね。
○内藤正光君 そのときは、調停委とおっしゃいましたか。
○内藤正光君 審査会がもう何十年たとうがその因果関係の立証を手助けするということでよろしいんですか。
○内藤正光君 具体的に、事案が終わるまでというのはどういうことですか。
○内藤正光君 しつこいようですが、必要があればということなんですが、それは、例えば一人の人が発病したと、一住民の主張でそういうのがまた再開されるんですか。
○内藤正光君 ちょっと答弁、私が期待しているものが出てこないんですが、この手の被害というのは、最初の検査、健康調査ではパスしても、やっぱりそのときは見抜けなかったような、例えば遺伝子異常だとかいろいろなものがあって、何十年後かに発症する可能性はあるというたぐいのものだと思うんです...全文を見る
○内藤正光君 私が申し上げている半分はお答えいただいたかと思うんですが、早い段階である程度これは追跡調査が必要ありと認められた患者については、ある意味ではそれはいいんです。私がもう半分問題にしておりますのは、最初の試験で、早い段階で発見されなかったような人、そして何十年後かにひょ...全文を見る
○内藤正光君 フォローするということなんですが、推定線量でいかほどぐらいの人を今後具体的にフォローしていこうとなさっているんでしょうか。
○内藤正光君 検討される。具体的にいつまでとかいうのは、できる限り早い方がいいわけですが、教えていただけますか。
○内藤正光君 もう周辺住民は大変な心理的に重圧を受けているわけですよ。もう一日一日大変な苦しみの中に生きている。鋭意急いでいるとか早くやるように努めるとか言うんじゃなくて、もう本当に、本当にもう早くやっていただかなければ困るわけなんです。  そしてまた、先ほどから私が再三再四申...全文を見る
○内藤正光君 長官は先ほど風評被害という言葉を述べられましたが、ちょっと風評被害についてもお尋ねしたいと思います。  中間報告でこのように出ておりますが、「事故後の誤った認識に基づく風評被害が相当程度発生している。」と。そしてまた、茨城県の調査においても、事故後一カ月の間に被害...全文を見る
○内藤正光君 具体的なそういった対策及び補償についての予算措置はどれぐらいとられているんでしょうか。
○内藤正光君 風評のことは事前通告なくて大変申しわけございませんでした。  先ほど長官は親会社にも支払いを求めていくとおっしゃいました。ジェー・シー・オーの親会社に。おっしゃいましたね。ところが、私の知る限りでは、この原子力損害賠償法というのは親会社にまで損害賠償を請求すること...全文を見る
○内藤正光君 確かにこの原子力損害賠償、無過失無制限の責任をジェー・シー・オーは負わされる。ただ問題は、ジェー・シー・オーに実際としてそれだけの責任能力がないわけなんですよ。倒産してしまえば全くなくなる。そしてまた、親会社に対しても求めていくということなんですが、いろいろ住専の問...全文を見る
○内藤正光君 もっと言いますと、ジェー・シー・オーの役員に対しての個人的な追及は行われるんですか。
○内藤正光君 金銭的に、支払いに。
○内藤正光君 徹底してやっていただきたいと思います。  ちょっと話題を変えまして、先月出されました中間報告あるいはまた緊急提言の中で、読んでいきますと「国による検査機能を強化する」という言葉が見受けられるかと思います。具体的には、聞いていていただければ結構なんですが、「原子炉等...全文を見る
○内藤正光君 ちょっとテーマは変わりまして、次は原子力二法案について質問させていただきたいと思います。  まず第一点目は、原子力防災法第二条においてその対象範囲が書かれているかと思います。例えば、イでは加工事業者、ロでは原子炉設置者等々と書かれているんです。かなり範囲もふえたな...全文を見る
○内藤正光君 つまり、対象外という理解は正しいわけですね。
○内藤正光君 という理解の上で再度聞きますが、核燃料物質使用者のうち二〇%の濃縮ウラン八キロあるいは九キロ扱っていても、これは対象外ということですね。
○内藤正光君 形状等いろいろな条件等があるかと思いますが、二〇%濃縮ウランで何キログラム以上あれば臨界が起こり得るんでしょうか。大体で結構なんですが。
○内藤正光君 通告がないないとおっしゃっていますが、これは今回のジェー・シー・オーの事故で明らかになったんですが、大体一八・八%でこれぐらいあれば、二〇%でこれぐらいあれば臨界は十分起こり得るわけなんですよね、十キロ、二十キロあれば。つまり、臨界の発生の可能性を有しながらもこの法...全文を見る
○内藤正光君 つまり、今回のジェー・シー・オー事故の教訓というのはどこにあったかというと、一つには、可能性としては否定し切れないところはやっぱりそれなりの対応を整えておくべきだということなんだと思いますよ。  ところが、今回の事故を踏まえてこの法案をつくったとおっしゃいますが、...全文を見る
○内藤正光君 一般的な姿勢は当然といえば当然なんですが、ただ、現実としてそういう問題を抱えているという、これは欠陥じゃないかと私は申し上げているわけなんです。その辺の対処をどうされるのか教えていただきたいんですが。
○内藤正光君 形状管理とおっしゃいましたが、今回のジェー・シー・オー事故で明らかになったのは、幾ら形状管理をするような仕組みをつくっても、人間がちょっとこの辺のプロセスをすっ飛ばして最後のプロセスのところへいきなりぶち込もうとしたら、事故が起こるわけなんです。  本来だったら、...全文を見る
○内藤正光君 科学的見地からお答えを。  委員長、私が質問していることが出てこないのですが。済みません。
○内藤正光君 じゃ、そういうような不備がないように変えていくという理解でよろしいわけですね。わかりました。  では次、私の同僚議員の櫻井議員に質問を譲りたいと思います。
12月07日第146回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤でございます。  私の時間は二十五分、大変短いですので、早速質問をさせていただきます。  まず、大蔵に質問をさせていただきたいと思います。財政と金融についてでございます。  昨年の十月、自民、民主、平和・改革の三会派の覚書では、財政と金融...全文を見る
○内藤正光君 林政務次官がおっしゃったことは、ことし六月の水野議員の代表質問に対しての宮澤大臣の答えに沿ったものかと思います。一言で言うならば、金融危機時において機動的に財政出動ができるよう担保するためには共管としなければならないという趣旨だと思います。  ところが、本来でした...全文を見る
○内藤正光君 聞いていますと、共管としないと、幾ら首相が出動命令をしても何か大蔵省なり財務省が協力してくれないような、そんなふうに聞こえてくるんですよね。  では、ちょっと観点を変えまして、内閣府に金融危機対応会議というのができますね。これというのは、首相を補佐する役割、責務が...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと議論を深める前に、金融危機対応会議の構成、どうなっているか、教えていただけますか。主要なメンバーだけで結構です。
○内藤正光君 そういったもうありとあらゆるところの責任者が集まるのが金融危機対応会議なわけですね。そういった金融危機対応会議の法律で定められた役割は何でしょうか。
○内藤正光君 林政務次官、先ほど、平時における備えとかおっしゃったんですが、まさに法律第四十二条に定められているとおり、金融危機対応会議は金融機関等の大規模かつ連鎖的な破綻等の金融危機への対応に関する重要事項を審議すると。そして、さらに加えて言うならば、同じ第十二条なんですが、内...全文を見る
○内藤正光君 一連の問題ということで通告したわけですね。
○内藤正光君 どうもはっきりしないわけなんですね。  では、もうちょっと観点を変えて言いますと、今回の省庁再編の基本理念の柱の一つに内閣府の機能強化というものを通じて政治主導を目指そうとしたことが一つにあろうと思うんですね。  つまり、具体的にこの場合で言うならば、金融危機対...全文を見る
○内藤正光君 どうしても金融危機対応会議と大蔵省あるいは財務省との仕事の区分けが私にはちょっと理解できないんですが、教えていただきたいと思いますのは、財務省、金融庁そして金融危機対応会議、それぞれの役割をちょっとわかりやすいように説明していただけますか、金融危機対応という観点に絞...全文を見る
○内藤正光君 では、十三年一月以降、財務省と金融庁、当分の間財務省が金融危機対応を共管として担っていくということなんですが、この当分の間というのは、ずっとですか、恒久的に。
○内藤正光君 通産もお呼びしておりますので、時間も迫ってまいりましたので、これはまた後日の総括でいろいろお伺いをさせていただきたいと思います。ありがとうございます。  次に、経済産業関連で通産省にお伺いをさせていただきたいと思います。  独立行政法人についてなんですが、通則法...全文を見る
○内藤正光君 独立行政法人の効率化を目指していくということをおっしゃいましたが、何か期待した一言が出てこなかったんですが、国民の大切な税金を使うわけですから、その辺の経理だとかそういったものの透明化、ディスクロージャー、こういったものも当然必要なものとして最重要課題として取り組ん...全文を見る
○内藤正光君 政務次官は、情報公開のあり方については法律に明記されているだとかおっしゃいました。また、その意気込みも何となく伝わってきたような気もしないでもない。ところが、特殊法人と比べるということは余り私にしては意味がないわけなんですね。  というのは、ちょっと法的な位置づけ...全文を見る
○内藤正光君 私は重大な問題があったと思いますよ。通産OBが多数天下りしているところに対してどんどんお金を出し続けた、結果として一兆円の焦げつきが出てしまった。もう時間がないからやめますが、再建への道筋が見えたから小松さんに退職金を満額支払うということなんですが、私が見たところ、...全文を見る
12月10日第146回国会 参議院 経済・産業委員会 第5号
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○内藤正光君 先日に引き続きまして質問をさせていただきます。民主党・新緑風会の内藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず初めなんですが、先日の質疑でも私取り上げましたが、特措法の第二条、つまりこの対象範囲を定めた部分なんですが、そこに多少不備があることが判明した...全文を見る
○内藤正光君 そのように速やかによろしくお願いいたします。  では引き続きまして、原子力の二法案について幾つか、何点かにわたって質問させていただきたいと思います。  まず第一点目でございますが、この特別措置法と災害対策基本法との関係について、具体的な事例を交えてお伺いをさせて...全文を見る
○内藤正光君 私がなぜこのような特殊な想定をして質問させていただいたかといいますと、御存じのように、原子力災害対策措置法であれば、総理、国が主導権を持っていろいろ指揮命令を下す。一方、基本法では、あくまで地方自治体なわけです。知事が中心となって、あるいは市町村が中心となって進めて...全文を見る
○内藤正光君 いずれにしましても、これは本当に初期の混乱、あってはならないことです。もし初期の混乱があれば、当然初動体制に大幅なおくれを来すということですので、この辺はいま一度明確にして、各地方自治体ともいろいろ意見交換をするなりしていただきたいと思います。  では、引き続きま...全文を見る
○内藤正光君 アメリカの放射能もフランスの放射能も日本の放射能も変わりはないわけでして、フランスだとかアメリカでやっていることは何も日本でできないわけじゃないんです。そして、今回のジェー・シー・オーの事故を踏まえると、やはり現地が一番情報が的確に集まるし、そして即行動ができるわけ...全文を見る
○内藤正光君 長官もそしてまた政務次官も、現地での迅速な初動体制がいかに重要かということは重々認識されているかと思います。  そこで、ではこれを具体化するために今回どういう措置をとられたか、具体的にお伺いできますか。いかに現地における迅速な初動体制を可能にすべく何か方策をとった...全文を見る
○内藤正光君 防災専門官の話が出ましたので、ちょっとそれに関連して質問させていただきたいと思います。  それによく似たものとして運転管理専門官というのがあるかと思いますが、東海村の村長いわく、事故の際、運転管理専門官に何を聞いても、本庁に相談しますとかそういったことばかりを繰り...全文を見る
○内藤正光君 もっと具体的にお伺いしますと、この防災専門官、原子力の技術者であるかどうか、これは問いますか。
○内藤正光君 つまり、単なるその行政に携わっていたとかいう行政官ではなくて、原子力技術者ということ、それが防災専門官になれるかどうかという判断基準の一つだと考えてよろしいわけですね。
○内藤正光君 では、行政官云々という話は取り消しまして、原子力技術者であることが一つの基準かどうか、お伺いします。
○内藤正光君 先ほど、もし必要があれば、都道府県だとかあるいはまた市町村が国の方に技術者、しかるべき人を要請できるとおっしゃいました。ということは、こういう甘えがあっちゃいけないと思うんですよ、防災専門官はとりあえずの人でやればいいという、そういう甘えがあっちゃいけない。つまり、...全文を見る
○内藤正光君 今回、東海村村長が嘆いていたように、何を聞いても本庁に確認しますとかいうような頼りない人じゃだめなんですね。やっぱり責任持って対応できる人、それを必ず置いてくれるということで、そういう理解でよろしいですね。
○内藤正光君 例えば、客観的に、国家試験とかそういうようなものを考えていらっしゃるんですか。国家試験のようなものを何か考えていらっしゃるんですか。
○内藤正光君 くどいと思われるかもしれませんが、本当に的確に対応できる、そんな人がこの原子力防災専門官になってもらわなきゃ困るわけですから、これはお願いします。  ちょっと、大臣、もう一度確認ということでお願いします。
○内藤正光君 いろいろ運転管理専門官だとかは、全く畑違いのところで働いていた人が過去そういった任務につくことがあったなんという話も聞いておりますので、決してそういうことがないように、これはもう何度言ってもくどくはないと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。  それで、現地...全文を見る
○内藤正光君 別に言葉じりをとらえるわけじゃないんですが、先ほど自衛隊も来るかもしれないとか、かもしれないじゃだめなんですよ。やっぱり事前に呼ぶ人はだれなのかというのはしっかりと定めて、それでそういう人をちゃんと呼ばなきゃだめなんです。それは後からちょっとまた別の項で質問させてい...全文を見る
○内藤正光君 ただ、平時につきましては、例えば別の目的で使われる可能性もあるという理解でよろしいわけですか。  つまり、常設ではなくて、例えばいろいろな通信施設だとかモニタリング施設があるとはおっしゃいましたが、ふだんはわきへ置いておいて、例えばその広い空間を何かほかの目的で使...全文を見る
○内藤正光君 何度も申し上げますが、現地における体制をいかに強化するかが重要だといろいろなところで言われております。  また、これ繰り返しになるんですが、緊急提言の中で、「原子力災害に際しては、迅速かつ的確な対応が不可欠」だと。具体的には、情報システムの整備に加えてモニタリング...全文を見る
○内藤正光君 ちょっとこの点、もっと深めてみたいんですが、時間もありません。ちょっと私聞きたいことがありますので、次に移らせていただきます。  措置法の第六条なんですが、連携強化というふうにいろいろなところでうたわれております。しかし、連携強化の必要性がいろいろなところで強調さ...全文を見る
○内藤正光君 会議を幾ら重ねても、やはり連携強化というのは実質的なものになっていかない、固まっていかない。だから、やはり少なくとも年一回、電話、ファクスは当然のことながら、いろいろな情報通信機器を使って実際に訓練する必要があるかと思いますが、それは年一回必ずやられるというふうに理...全文を見る
○内藤正光君 地方の実情に合わせるということではありますが、やはり諸外国の事例も紹介しながら、こういったことに重点を置いてやる、ふだんから備えることが重要だと、こういうことはひとつ御提示というか、国としても研究していただければと思います。  あと、時間もなくなりました。ここでち...全文を見る
12月13日第146回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  本日は、大まかに言いまして二点。一つは独立行政法人一般的なこと、そしてまたもう一つは建設省関連のことについてお伺いをさせていただきたいと思います。  まずは総務庁長官に独立行政法人一般についてお尋ねをさせていただきたい...全文を見る
○内藤正光君 広く人材を求めるだとかあるいはまた識見の高い人を求める、これは当然のことでございます。しかし、この理念をじゃいかに具体的な形にするかということを私はお尋ねしたいわけなんです。  例えばイギリスですと、幅広く公募をする、そしていろいろ応募を募ってくるわけです。それに...全文を見る
○内藤正光君 行革の責任者、まとめ役としての総務庁長官として何かその辺の具体的なお考えは述べていただけないでしょうか。
○内藤正光君 私も長官の意見には同感でございます。だからこそ、長の選任に当たってはやはりどこからも何か後ろ指を指されるようなことがあってはならない。ましてや、長官おっしゃるように本当に大臣がちゃんと見識のある方、すばらしい方を選んでいるというのであれば、それだけの自信がおありであ...全文を見る
○内藤正光君 ただ、私はもうちょっと具体的なことを、ある程度指針のようなものをお伺いできるという期待を持っていたんですが、それは現時点では単に理念しかお答えいただけないということですか。
○内藤正光君 先ほど同僚議員の質問に対して、特殊法人に関する質問なんですが、その質疑の中で出てきたんですが、特殊法人の役員ポストがある意味では天下りの温床となってしまっている、その結果、いろいろな非効率さだとか、問題の根源になっている、これも確かだろうと思います。  私は、独立...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  では、一般的な話はこのぐらいにさせていただきまして、次は建設省関連についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず、古都保存法と明日香村保存法についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  古都保存法は正式には古都における歴史...全文を見る
○内藤正光君 大臣もおっしゃるように、こういった古都保存、歴史保存が大事なだけに、私は、異なる観点に立った人たちの議論が大事だと思うんです。例えば、今までは総理がいた。そしてその下に建設大臣と文部大臣がいた。そして、ある意味では総理は建設大臣と文部大臣のそれぞれの立場からの協議を...全文を見る
○内藤正光君 ここで一つ確認をさせていただきたいんですが、やはり外部から見ると、今まで総理府のもとにあった歴史的風土審議会が国土交通省のもとに新設される社会資本整備審議会に統合される、その中で審議されるというのは、外部からどう見てもやっぱり開発優先という懸念が払拭できないわけなん...全文を見る
○内藤正光君 では、新しく新設される予定の社会資本整備審議会の中にそういった歴史保護の観点に立った研究会なり部会なりを設けるよう、大臣の考え方としてこれから作業を進めていくという理解でよろしいわけですね。
○内藤正光君 あともう一つ、確認なんですが、先ほども私、申し上げましたが、今までは文部大臣、建設大臣、この対等な関係でやりとりをしていた。新しい関係は、どうも国土交通大臣、文教科学大臣、こういう関係で、何か文教科学大臣の関与の仕方が弱まってしまうのじゃないかというような懸念もなき...全文を見る
○内藤正光君 では、ちょっとテーマを変えまして、同じく建設省関係ですが、国土交通省の誕生の経緯について、関連した質問を二、三させていただきたいと思います。  橋本前総理のお考えでは国土開発省と国土保全省をつくるというお考えであられた。ところが、建設省等を初めとして、河川行政と道...全文を見る
○内藤正光君 時間もありませんのであと一つだけ質問させていただきたいと思います。  つまり、いろいろ事業の許認可権を下へおろす、地方整備局へおろす、具体的にどういう事業をおろすかとかいう考え方はおありでしょうか。
○内藤正光君 これで終わります。