内藤正光

ないとうまさみつ



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内藤正光の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第2号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤でございます。  まず、長期増分費用方式について、二、三大臣にお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず第一点目は、確認なんですが、これから日本は本格的な高度情報化社会を迎える。先ほど景山委員のお話にもありましたように、高度情報化社会に...全文を見る
○内藤正光君 特にマスコミ等でその辺の議論がちょっとごっちゃになっているところが少なからず見受けられますので、どうぞ大臣あるいはまた政務次官、その辺の議論のごっちゃになっているところを正すようにしていただければと思います。  そして、長期増分費用方式に関しては最後なんですが、伝...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと話題変わりまして、財投改革の一環で来年度から郵貯の資金運用部への全額預託義務が廃止をされ、そのかわり郵貯の全額自主運用ということになるわけなんですが、その全額自主運用に関連して何点か質問させていただきたいと思います。  まず、大臣のお考えをお伺いしたいと思...全文を見る
○内藤正光君 市場メカニズムを導入して、例えば特殊法人の非効率性を排除していくだとか、そういったことだろうと思います。そしてまた市場を通じた運用を行っていくというふうにお伺いしました。  そこでちょっと一つお伺いしたいんですが、原則金融市場を通じた自主運用を行われると。ところが...全文を見る
○内藤正光君 もうちょっと具体的にお伺いしますと、じゃ、具体的にどうやってこの市場原理に則した統一的な貸し付け条件というのを定めるんでしょうか。  いろいろな地方自治体があるわけです、財政状況のいいところ悪いところあるわけです。例えば、悪いところから順に並べていって、悪いところ...全文を見る
○内藤正光君 私は、これは本当に慎重の上にも慎重を期さなきゃいけないことだろうと思うんです。やはり私は、これは本当に重く受けとめていただきたいんです。  というのは、この統一的貸し付け条件の決め方によっては地方自治体のモラルハザードがやっぱり起こるわけです。例えば、本来だったら...全文を見る
○内藤正光君 では、逆の聞き方をしますが、なぜ統一的にしてしまったのか、それぞれ各自治体の状況に合わせて貸し付け条件を変えないのか。ちょっと御説明していただけますでしょうか。
○内藤正光君 ちょっとくどいようで、じゃ、もう一つ違った観点から質問させていただきたいんです。  来年の一月から郵政省は自治省等と一緒になって総務省になるわけなんです。言ってみれば、地方への貸し付けの部分に関してだけは入り口と出口が一緒なんですね。ですから内部で、はっきり言えば...全文を見る
○内藤正光君 時間の関係もありますので、この件についてはまた場を改めていろいろ議論をさせていただきたいと思います。  続きまして、財投改革に伴う経過措置に関して大蔵省から郵政と厚生省の方に要請が来ているはずです。どういうものかといいますと、資金運用部への預託期間は七年間なんです...全文を見る
○内藤正光君 新規の財投債の受け入れについてはその割合を低下させていくというふうに書いてあるんですが、既往分については何らその辺のくだりがないわけなんですが、それには何か意図するところがあるのか。  資金運用部からの貸付期間というのは大体平均して十八年間というふうに聞いておりま...全文を見る
○内藤正光君 大臣、大蔵省と相談してということをちらっとおっしゃったんですが、金融秩序を守るという意味では大蔵省と最大限協力し合わなきゃいけないんですが、買うか買わないかについては私は相談すべきことではないんだと思います。やはりそこには緊張関係がないと今回の財投改革の趣旨がもう九...全文を見る
○内藤正光君 私は、大蔵省がいつまでも、何年も何十年も、例えば財投債だとかあるいはまた政府保証つきの財投機関債を大量に発行して、そしてそれを買ってくれる先として郵政省あるいはまた総務省を頼りにする。郵政省は郵政省で、逆に安全確実な運用をしなきゃいけないということで、その安全確実な...全文を見る
○内藤正光君 どれぐらいの財投債の発行になるかわからないということなんですが、こういうのは、柔軟な枠組みがあったら、はっきり言えばどの特殊法人もできれば財投債という枠組みの中で資金を調達したいと思うわけです。何もどこの特殊法人も好んで機関債を発行しようなんて思っているところはない...全文を見る
○内藤正光君 この財投改革について、あるいはまた自主運用についてはまた場を改めて質問させていただきたいと思うんです。  最後に、次世代移動通信システム、IMT二〇〇〇について三点ほどお話を伺いたいと思うんですが、お伺いしたいのは電波割り当てについてでございます。  各社上り下...全文を見る
○内藤正光君 その四千六百万というのはどのエリアでしょうか。日本全国あるいはまた関東、どちらでしょうか。
○内藤正光君 その千五百万加入なんですが、それで十分だというふうにお考えでしょうか。  そしてまた、時間の関係もありますので、それとあわせてなんですが、収容能力もさることながら、このIMT二〇〇〇では二メガbps、ビット・パー・セコンドの高速データ通信サービスの提供も考えられて...全文を見る
03月15日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第3号
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○内藤正光君 五分という短い時間ではございますが、一点だけ、では単刀直入に情報のバリアフリー化について質問をさせていただきたいと思います。  情報化社会は私たちにさまざまな恩恵をもたらすだろうということが予測をされるわけなんですが、そんな中でいろいろな人がいるわけです。身障者が...全文を見る
○内藤正光君 日本は、大臣おっしゃるようにいろいろな技術を持っている、身障者のためになるような技術を持っている。問題は、それがなかなか普及していかないことなんです。一つには大変高いコスト、高いコストといいますか、価格が高いということなんですが、なぜ高いかといいますと、はっきり言え...全文を見る
○内藤正光君 はい。  これで終わりますが、先ほど小川委員の質問において、合併が利益の処分に当たるかどうか、あるいはまたそのことについて郵政省の監督権限が及ぶかどうかについて説明が不明瞭でございましたので、文書での回答をお願いを申し上げまして、私の質問を終えさせていただきます。
03月16日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第4号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤でございます。  まずは、質疑に先立ちまして、今回の事故で亡くなられた五名の皆様方には心からの御冥福をお祈り申し上げます。  さて、まず私が最初に御質問申し上げたいのは、日比谷線のこの事故を踏まえて、監督官庁である運輸省がその後とった対応に...全文を見る
○内藤正光君 事故発生直後──政府参考人、済みません、求めておりませんので。事故発生直後、全国の事業者に対して徹底的な検査をするよう運輸省、運輸大臣の方から指示を発したということですが、それに対してのいろいろな報告は上がってきていますでしょうか。
○内藤正光君 報告が上がってくるだろうと思うということなんですが、例えば横浜市の交通局は、事故発生直後、自主的に車両だとか軌道等を中心として点検を行ったと。異常はなかったとはいうものの、脱線防止ガードを新たに三カ所設置をしたというふうなことを新聞報道等で聞き及んでおりますが、これ...全文を見る
○内藤正光君 では、まとめて言いますと、日比谷線事故発生直後に運輸省が再発防止に向けてとった措置は何かと言われれば、注意喚起にとどまっているという理解でよろしいんですね。
○内藤正光君 これは後から質問をしようと思ったんですが、原因がはっきりするまでということなんですが、実は四カ月前、同じようにせり上がり事故が起きているわけなんです。この原因究明のために時間をかけたら、また可能性としては数カ月以内に起こることは十分考えられるわけなんです。そんなにゆ...全文を見る
○内藤正光君 原因究明とか言いますが、レール等の傷を見ればもうせり上がりというのは一つはっきりしているわけですよね。ですから、そのせり上がり防止に向けての何らかの対応はとれるはずじゃないんですか、今すぐでも。
○内藤正光君 どういうことができるかということですが、まずは、例えばRの基準の点検だとか、そういったことを徹底的に指示し、そしてどういう対応をとるのか各社から報告を求めるぐらいの毅然とした対応をとるべきではないんですか。
○内藤正光君 次は、営団総裁にお伺いをさせていただきたいと思うんですが、先ほどの野沢委員の質問とも多少重複するところがあろうかと思いますが、いろいろな事業者の脱線防止レールの設置基準を見てみますと、例えば東急だったらR四百五十、小田急だったらR四百、JR、R二百五十、東武、R二百...全文を見る
○内藤正光君 総裁、その都度脱線係数等を測定されたということなんですが、私の聞き及ぶところによりますと、最近脱線係数が計測されたのは十二年前と聞いておりますが、その後いろんな状況が変わっているわけです。例えば車両の軽量化だとかどんどん条件が変わってきているわけです。  この十二...全文を見る
○内藤正光君 わかりました、いいです。  十二年前に新型車が導入されたということですが、それ以降は、じゃ新型車は導入されていないということですか。
○内藤正光君 じゃ、その件でちょっと運輸省にお伺いをしたいわけなんですが、普通鉄道構造規則によりますと、例えば四十八条に、運輸大臣の定める基準に従って脱線防止レールを設けなければならないとあります。  そこでお伺いしたいのは、この営団のR百四十というのはこの基準を満たすものなの...全文を見る
○内藤正光君 まずは普通鉄道構造規則で運輸大臣の定める基準がある、後は各鉄道事業者に任せるということですから、これはある意味では運輸省としては許可を出したということですか、そのR百四十に対して。そういう理解でよろしいですか。
○内藤正光君 その辺のちょっと言い回しを正確にしていただきたいんですが、承知はしている、知っていたということですが、でも一応基準は設けてあるわけです。基準は設けて、後は鉄道事業者のいろいろな各会社ごとの基準を認めているわけですから、だから承知しているというよりも許可をしたという理...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。じゃ、それは結構です。  では次に、過去に発生したせり上がり脱線事故について簡単にお伺いしたいんですが、どういう事故があったのか、いつ発生して、どの線路で発生したのか、教えていただけますでしょうか。
○内藤正光君 過去五年をさかのぼっても五件のせり上がり事故、脱線事故が発生しているということです。  そこでお伺いしますが、これらのそれぞれの事故の原因を究明して再発防止に努めたのかどうか、具体的にとった措置についてお伺いします。
○内藤正光君 運輸省がとった措置というのは、その事故が発生した付近だけなのか、あるいはまた線路全体なのか、あるいはまた、そういった究明結果を全国の鉄道事業者に還元をさせていったのか、教えていただけますか。
○内藤正光君 つまり、例えば平成十一年四月十六日にJR九州の鹿児島本線の竹下駅構内で事故が発生している。そのときとった措置はその周辺だけだと。だから、同じ年に同じそれもJR九州の鹿児島本線の西鹿児島駅構内で起きているけれども、そこまではいろいろ措置をとらなかった、対応をとらなかっ...全文を見る
○内藤正光君 つまり、それぞれの周辺で措置をとったということなんですが。  そこで、事故調査検討会というのが設置されたかと思います。これは、事故の教訓を生かして同種事故の発生を未然に防止することが重要だ、そのためには国でそういうような検討会を持つことが必要だと。つまり、どこかで...全文を見る
○内藤正光君 残念なことに、その検討結果が今回の事故を未然に防ぐことには役立たなかったということですか。つまり分析が間に合わなかったということですか。
○内藤正光君 今回の事故の原因もこれから調査分析するということなんですが、先ほど過去五年に起こった事故が五件あるとおっしゃいましたが、実は過去五年というよりも、むしろこれは過去二年なんですよね。二年でも五件の事故が発生しているんです。すごい大変な頻度で起きているんです。  今回...全文を見る
○内藤正光君 終わります。
03月21日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第5号
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○内藤正光君 大臣並びに両政務次官、連日御苦労さまでございます。  では、四十五分間の時間をいただいておりますので、民主党・新緑風会を代表いたしまして、私内藤正光、質問させていただきたいと思います。  まず、システム法について質問させていただきたいんですが、今回特筆すべきは、...全文を見る
○内藤正光君 個人情報の保護、一番大切な問題の一つでございますので、全力を挙げて研究開発を進めていただきたいと思います。  次の質問なんですが、実は質問通告してはいなかったんですが、先ほどの山内委員と、大臣あるいはまた政務次官、あるいはまた局長とのやりとりを聞いていてふと感じた...全文を見る
○内藤正光君 ぜひこの電子投票、国民が求める電子政府の一つのサービスではないかと思っておりますので、前向きに進めていっていただきたい。そして、できることならば、この電子投票に関する研究というものをこのシステム法の一項目に加えていって全力で取り組んでいっていただきたいと思います。 ...全文を見る
○内藤正光君 私が申し上げたいのは、この分野は日進月歩というよりも秒進分歩でございます。やはり必要だと思ったら即始める必要があるのがまさにこの分野でございますので、一々新しい項目を追加するたびに法改正を待っていたんじゃ間に合わなくなってしまうこともあろうかと思いますので、ぜひ今後...全文を見る
○内藤正光君 テレコムベンチャーということなんですが、情報通信関連のベンチャーということですが、いまいちちょっとこの定義がぴんとこないんです。情報通信関連というふうに言うならば、今どんな企業、どんなベンチャーも広い意味では情報通信関連なんだろうと思います。  そこで、あえて今回...全文を見る
○内藤正光君 そこで、先ほどから融資対象、助成対象として新規性、成長性ということを再三にわたって述べられているわけなんですが、その言葉を聞けば聞くほど私は五百万円というのがいかにも中途半端な額なんだろうと思うんです。  私もベンチャー経営者にいろいろお話を聞いていますと、こうい...全文を見る
○内藤正光君 では、その答弁を受けては、ちょっと私の質問の後半の方でまたあわせて質問をさせていただきたいと思うんです。  そこで、先ほど山内委員の方からは現行の円滑化法の実績について質問をされて、そして二十数件あるということでお答えいただいたわけなんですが、今回の法改正は、やは...全文を見る
○内藤正光君 ベンチャーに対する、例えば出資だとか債務保証をされておりますが、そちらの方です。
○内藤正光君 六件ということなんですが、私が把握しているのは大体四件だったんですね。平成二年に株式会社衛星音楽デジタル放送に一億円の出資。平成三年には債務保証ということで十五億円。ちょっと飛びまして平成五年、これは出資なんですが、株式会社オムニトラックスへ一億五千万円。平成八年、...全文を見る
○内藤正光君 反省に基づいたということで、これからいろいろ審査のあり方だとか、あるいはまたPRの仕方だとか、こういった面、十分見直していかれるということで理解をさせていただきます。  それで、今も、いろいろな申請があって、しかし審査のあり方によってはじかれてしまうとかいろいろあ...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと角度を変えたお伺いの仕方をさせていただきたいんですが、中小企業庁がやっていらっしゃいます新事業開拓助成金交付事業、御存じでしょうか。
○内藤正光君 政務次官、最初の方は、今回の郵政省の円滑法と私が先ほど申し上げた新事業開拓助成交付事業とはこれだけ違うんですよということをいろいろ述べられたわけなんですが、最後の方は、やっぱりちょっと重なり合う部分があるということをおっしゃったわけなんですが、中小企業庁がやっている...全文を見る
○内藤正光君 私は、余り枝葉末節で違いを強調するんじゃなくて、もっと郵政省ならではの施策をやっていただきたいと思うんです。もっとどんな高度情報化社会を構築していきたいのか、こういったビジョンをつくり上げて、郵政省ならではでほかの省庁ができないようなことをやっていただきたい。  ...全文を見る
○内藤正光君 今回の改正を、ぜひ郵政省ならではと思わせるような、うならせるような、そんな施策にしていっていただきたい、そのことをお願いしたいと思います。  ところで、次は手続についてお伺いをしたいと思うんですが、大臣あるいはまた政務次官、どちらでも結構なんですが、一億円一メート...全文を見る
○内藤正光君 答えを言ってしまいますと、一億円の公的助成を受けるのに、それこそ書類をいっぱい書かされる、積むと一メートルぐらいにも、大げさなんでしょうけれども、一メートルぐらい積み上がってしまうという言葉なんだそうです。これはベンチャー経営者の間では結構普通にやりとりする、通用す...全文を見る
○内藤正光君 何も審査をいいかげんにして早くしたってしようがないんですから、審査はしっかりと公平性を担保しつつ進めながらも極力この期間を短目にしていただきたい。  そこで、政務次官、およそ二カ月をめどに、さらにまた短縮を目指すということなんですが、これは一つの基準として政務次官...全文を見る
○内藤正光君 その審査についてなんですが、先ほどからこの分野に詳しい有識者を審査委員に選んでということをおっしゃったわけなんですが、大体の基準、どんな方を委員とするのか、アイデアがありましたら教えていただけますでしょうか。何人審査委員を選んでということなんですが。
○内藤正光君 これで私の質問を終えさせていただきますが、やはり何といっても五百万円というのは中途半端な額なんです。しかし、これを一つの呼び水、第一歩というふうに受け取って、これからよりこの円滑法の趣旨が生かされるように絶えず改めていっていただきたい、このことを一言申し上げて、私の...全文を見る
03月28日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第7号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  早速質問をさせていただきたいと思います。  まず、先月四日からなんですが、国際放送であるラジオ放送において音声ニュースのインターネット配信が始まったようですが、その国内外からの反響についてお伺いをさせていただきます。 ...全文を見る
○内藤正光君 大変な反響のようですね。  ところで、このインターネット配信サービスなんですが、業務としての位置づけはどのようになっているんでしょうか。
○内藤正光君 先日、私、イギリスBBC放送のホームページを見たわけなんです。BBC放送、言うまでもなくNHKと同じ公共放送でございますが、これを見て大変充実しているなという強い印象を受けました。もう数十カ国向けにいろいろな言語でメニューをそろえている。片やNHKの方はどうなってい...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  インターネット配信サービス、今調査研究という位置づけでしょうが、これを本格的に始めようとした場合、やはり問題になってくるのが放送法。具体的に言えば、第九条でNHKの業務をまず規定している。そして三十九条では業務の遂行以外の目的に受信料を使...全文を見る
○内藤正光君 法律は法律として今厳然としてあると。しかし、その一方で技術の進展は間違いなく進んでいくわけです。日本がそういった技術の進展に取り残されることがないよう、いきなり最初から入り口のところでこうやってだめですよとガードするのではなくて、やはり新しい公共放送NHKのあり方、...全文を見る
○内藤正光君 検討していかなければならないということで、具体的に何か審議会を設けるとか研究会を設けるとか、そういう御予定は今のところおありなんでしょうか。
04月13日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第10号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。引き続き質問をさせていただきたいと思います。  まず、我が国の現状について振り返ってみますと、技術水準はアメリカ、特にアメリカに大きなおくれをとり、IMDの総合評価では十六位といったような、国際的な競争力も大きく後退をしてい...全文を見る
○内藤正光君 ということは、現状努力はしているけれども、現状がまだ百点とは言えない。さらに、私が先ほど申し上げたような方向に向かって通産省としても努力をしていくというような決意だというふうに理解してよろしいですね。
○内藤正光君 平成十年の科学技術庁の調査が私の手元にあるんですが、これはどういう調査かといいますと、一項目なんですが、民間企業が大学だとか国立研究所等の研究成果を入手しようとした際の問題点は何か、そういった調査でございますが、五八・三%もの回答者が利用しやすい形で情報が公開されて...全文を見る
○内藤正光君 次に、TLO同士の連携についてお尋ねをしたいと思います。  御存じだろうとは思いますが、アメリカにはAUTM、どういう意味かといいますと、アソシエーション・オブ・ユニバーシティー・テクノロジー・マネジャーズという組織が二十五年前、七四年ですか設立をされまして、技術...全文を見る
○内藤正光君 本年の一月から検討が始まり、それでできる限り早く設立ということで、ではその方向でひとつよろしくお願いをいたします。  では、続きまして、日本版のバイ・ドール条項について一点お伺いをさせていただきます。  このバイ・ドール条項、国の資金によって行われる委託研究開発...全文を見る
○内藤正光君 科技の斉藤政務次官にお尋ねしたいんですが、受託者の申し出に基づいて個々に判断をするということなんですが、だれが見ても明らかな何か判断基準というのはないんですか、用意されていないんですか。
○内藤正光君 小此木政務次官にお尋ねしますが、慎重に進めるということなんですが、聞いてみますと通産、郵政はもう既にいろいろ取り組みを進めているということなんですが、もう現段階で慎重に検討を進めるという段階ではないのかなという気がするんですが、判断基準にしても何にしても。ちょっと取...全文を見る
○内藤正光君 では、私もまた間を置いて、差しかえでこの委員会でこの問題を取り上げさせていただきます。あしたとかあさってとか言いませんが、何カ月間か間を置いてまた取り組み状況についてお伺いをさせていただきます。そのときには、ちゃんとこういうふうな取り組みができているという具体的なも...全文を見る
○内藤正光君 これで郵政並びに科技につきましては終わりました。どうも御苦労さまでございます。  では続きまして、今回の法案について質問をさせていただきます。  まず、兼業規定についてお尋ねしたいと思います。  私、これいろいろ質問させていただこうと思ったんですが、もう既に自...全文を見る
○内藤正光君 その休職の期間についてどれぐらいを考えていらっしゃるのでしょうか。
○内藤正光君 各個別の事例については人事院が独自で審査をする、調査をするということなんですが、この審査に要する時間とか何かはあるんですか。
○内藤正光君 そのことについてはまたちょっと後から具体的にいろいろお伺いをさせていただきたいんですが、続きまして、役員兼業と非役員兼業についてお伺いをさせていただきたいんです。  アメリカの州立大学について見ますと、もともと歴史的に産業大学から発展をしてきたということもございま...全文を見る
○内藤正光君 わからなかったら結構です。  私もきょう調べました。そうしたら、平成十年の実績なんですが、何と年間三万九千五百十二件の事例がある。そして、基本的にはそれらの事例、総務庁と文部省とが審査するとは言いつつも、大半の事例については各省庁にゆだねられている、文部省なり各省...全文を見る
○内藤正光君 ということは、両省合わせても一カ月そこそこということになろうかと思いますが、一方、営利企業の役員兼業、今回がまさにそれにかかわる法案なんですが、これは国家公務員法百三条に規定されている。百三条では原則禁止となっている。ところが、例外的に自分の研究成果を事業化するとき...全文を見る
○内藤正光君 人事院の審査については、今やってみなければわからないということなんですが、一カ月ぐらいでやると。  そこで、さらにちょっと違った角度からお伺いしたいんです。これは人事院と文部省にお伺いをさせていただきたいんですが、この審査に関してそれぞれ何をチェックするのか。具体...全文を見る
○内藤正光君 時間も大分迫ってきましたので手短にお願いしたいんですが、まず両者の間でこの辺の整合性を図るべく協議の場が持たれたかどうかというのが一点。  そしてもう一点は、先ほど人事院は審議期間は一カ月とおっしゃいましたが、文部省は大体今回の場合どれぐらいだというふうに想定され...全文を見る
○内藤正光君 私は、今回は学内の調査、そして文部省の審査、そして人事院の審査ということがあるんですが、大学の先生にとってはやっぱり最初の申請から許可がおりるまでのこの期間が大事なんですね。これが余りにも長いと、今回の法案の趣旨が生かされないばかりか、それぞれ企業側も後ろ向きになっ...全文を見る
○内藤正光君 この件につきましても、またしばらく間を置きまして、いろいろその検討結果なりをお尋ねさせていただきたいと思います。  続きまして、特許権についてお尋ねをしたいと思うんですが、今回の法案を効果あらしめるためにはやはり大学から積極的に特許権が取得されなければならないとい...全文を見る
○内藤正光君 時間もありませんが、あと二問質問させていただきたいと思っておりますので、文部省そして通産省ですが、お願いをいたします。  まず、小此木政務次官にお尋ねをしたいと思うんですが、TLO、バイ・ドール、そして今回の法案と、これらの目指すところは、やはり一つには産業競争力...全文を見る
○内藤正光君 本当はもうちょっとそれについては深く掘り下げて聞いてみたいんですが、時間もありません。  最後に、通産大臣にお尋ねをさせていただきたいと思います。私は個人的には本法案の一日も早い施行が我が国の産業競争力の再生につながるものだと思っております。そういった認識のもと、...全文を見る
04月18日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第11号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  きょうは、特にテクノスーパーライナーに焦点を絞って幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、今私の手元に平成九年五月に提出をされましたTSL事業化支援調査報告書の概要がございます。この報告書を見ますと、TSL...全文を見る
○内藤正光君 大臣、先ほど経済的リスクについては保有管理会社を設けて対応するということでわかりました。一方で技術的なリスクも指摘をされているわけなんですが、それについて何ら答弁がなかったのか、あるいはまだ解決策が見出されていないのか。  ということは、逆に言えば、もしまだ技術的...全文を見る
○内藤正光君 私も戸田さんにはまたいろいろ御指導賜りたいと思います。  続きまして、この報告書を受けまして、平成九年の九月十六日を皮切りにTSL事業化促進協議会というのが実際に会議として開催をされ始めたわけでございます。この会議には御存じのとおり業界関係者も多数参加をしたわけで...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。  ところが、実験船「飛翔」でいろいろ実験が行われたと、その「飛翔」が今静岡県で活躍しているということなんですが、その実験船を使った研究開発は平成七年で終わっているわけですね、一応。それが大分間を置いて平成十年、それも九月にカーフェリーとして事業化し...全文を見る
○内藤正光君 先ほど大臣の方からモーダルシフトという言葉が出たんですが、確かに運輸省の説明資料としてこういうカラー刷りのものをいただきました。その中で一番最初に書いてあるのが、このTSLカーフェリーを導入することで革新的なサービスを創出できる、そしてさらにまた大規模なモーダルシフ...全文を見る
○内藤正光君 ただ、私思いますのに、今回TSLカーフェリーを導入するのは、実績のある既存の航路に古い船からTSLカーフェリーに取りかえるだけなんです。確かに輸送速度が二倍になるだとか積載量がちょっとふえるだとかいろいろありますが、基本的には何も大きくは変わらないわけです。  私...全文を見る
○内藤正光君 走行速度が二倍になるから今までの二倍の荷物が運べるとおっしゃったわけなんですが、私はこんな簡単に机上の計算のようにうまくいかないんだろうと。それは、すごくお客さんがいればそれはそういう計算が成り立つんですが、はっきりいえばまだ海上輸送はそんなに主流にはなっていないわ...全文を見る
○内藤正光君 CO2二割削減できるというふうに断言をされたわけなんですが、ところがこれまだ技術的に不確定要素がありまして、燃費がかなり違うわけなんです。運輸省につい最近聞いたところによれば、どれだけ運航するかにもよりますが、年間の燃料費が十億円だと言ってみたり、あるいはまたある筋...全文を見る
○内藤正光君 あと、さっきの新航路の開拓にちょっと戻るんですが、新たな航路を開拓するということもあり得るということだったんですが、このTSLカーフェリーが着岸するには何かまた港も大幅な改良を加えなきゃいけないという大変大きな問題があるというふうに聞いているんですが、そう簡単には新...全文を見る
○内藤正光君 岸壁の話なんですが、その途中じゃなくて。それはそんな簡単には変えられないと思うんですが。
○内藤正光君 さらに続けますが、またこの運輸省の、これを出した方が悪いと思うんですが、「新サービスの創造、雇用の創出」とあるんですが、じゃ具体的にどの程度の雇用創出効果を期待しているんでしょうか。
○内藤正光君 私がなぜ雇用創出効果がどれぐらい期待できるのかとお尋ねしたかといいますと、政府がつい最近やってきたいろいろな施策、余りにも目標とするものと実績とが大きく乖離しているわけなんです。  運輸省の施策ではないにしても、例えば新規・成長分野雇用創出特別奨励金なんていうのは...全文を見る
○内藤正光君 この後、採算性の問題だとかいろいろお伺いする予定でしたが、時間も来てしまいました。  最後に、あくまで今回のTSLの目標は物流の改善、モーダルシフトにあったんだろうと私は思うんです。今回のカーフェリーによる事業化というのはその第一歩、前段だろうというふうに思ってお...全文を見る
04月25日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第13号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  きょうはお忙しいところ、三人の参考人の皆様にはお越しいただきまして、本当にありがとうございます。  私は、このバリアフリー法案、さらによりよいものにしていきたい、そういった思いで何点かにわたって質問させていただきたいと...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  続きまして、皆さん御存じでしょうが、今回のバリアフリーの進め方なんですが、まず国が基本方針をつくる、そしてそれに基づいて市町村が基本構想というものをつくり上げる。その際、事前に公共交通事業者と協議を経た上で基本構想というものをつくり上げる...全文を見る
○内藤正光君 次に、タクシーについてお伺いをさせていただきたいと思います。  今回の法案は、対象とするのは鉄道とバスとあと町、タクシーが除外をされている。この点に関して、さきの衆議院の運輸委員会で運輸政策局長がこのように答弁をされております。公共大量輸送機関のバリアフリー化をこ...全文を見る
○内藤正光君 どうもありがとうございました。
○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  三人の参考人の皆様には、本日はお忙しいところを私どもの委員会にお越しいただきまして本当にありがとうございます。  さて、質問に先立ちまして、ちょっと一言申し上げさせていただきたいことがございます。  冒頭皆様方から意...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  続きまして二つ目の質問なんですが、御存じのように、今回の法案では、まず国が基本方針をつくって、そしてそれに基づいて市町村が基本構想をつくり上げる。市町村が基本構想をつくり上げるときは、事前に公共交通事業者の皆さんと話し合った上でつくるとい...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございました。
04月27日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第14号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  私は、まず冒頭申し上げさせていただきますのは、今回の交通バリアフリー化に向けた政府、特に四省庁が一体となった取り組み、大変評価をさせていただいております。しかし、御存じのように、我が党民主党も交通バリ...全文を見る
○内藤正光君 それでは、まず基本方針についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  我が民主党の考え方との最大の違いの一つに、基本方針にしろ基本構想の策定にしろ、その策定過程において広く国民の声、身障者だとか高齢者の声を聞くということが法案の中に明記がされていない。  さき...全文を見る
○内藤正光君 大臣の思いはわかりますが、例えば、どこの省庁、どこの何の法案とは申しませんが、パブリックコメント手続、一カ月を見当にとるというふうになっていますが、本当に数週間で形式的に済ませてしまって、後からいろいろな団体だとかいろいろな方々の話を聞いてきますと、あれは本当に形式...全文を見る
○内藤正光君 基本構想に対する思いはわかりました。  基本方針についてはいかがでしょうか。私がお尋ねをさせていただいておりましたのは、国がつくる基本方針の部分でございます。お願いいたします。
○内藤正光君 国会承認というよりも──それは私の次の質問だと思うんですが、基本方針の策定に当たって、どう高齢者なり身障者の方の意見を聞き入れる場を担保するか。できればそういう会議を設けるというふうに大臣みずからおっしゃっていただければ、私は本当にありがたく思うわけなんですが、お願...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。  いずれにしましても、基本方針の策定におきましては形式的に陥らずに、やはり本当に国民の声、各層の声、身障者あるいはまた高齢者、いろいろな利用者がいるかと思いますが、そういった声が本当に聞き入れられるような、そんな仕組みを何としても担保していただきた...全文を見る
○内藤正光君 建設です、ごめんなさい。
○内藤正光君 岸田政務次官にお尋ねをさせていただきますが、運輸大臣もおっしゃったわけなんですが、やがて運輸省と建設省はくっつくから一体となるということなんですが、しかし基本方針づくりはもうその前から始まるわけですね。その時点では、まだ二つの省庁は別々でございます。  また、私が...全文を見る
○内藤正光君 ぜひ運用においても四つの省庁一体となって進めていっていただきたいと思います。  次に、内閣官房にお尋ねをさせていただきたいんですが、内閣官房長官は、この三月ですか、バリアフリーに関する関係閣僚会議を呼びかけているわけなんですが、四つの省庁が今回この問題に取り組んで...全文を見る
○内藤正光君 ところで、アメリカのリハビリテーション法五百二条が定めているんですが、建築・交通バリア対策委員会というものを御存じでしょうか、内閣官房。
○内藤正光君 これは簡単に紹介をさせていただきますと、アクセスボードと通称呼ばれているそうなんですが、十三人の委員から成る組織だそうです。実は、その過半数が身障者より選出される。つまり、過半数ですから七人以上が身障者だそうです。そして、そのほか、この委員会にはバリアフリーに関係す...全文を見る
○内藤正光君 関係閣僚会議の開催、一回開催されているということなんですが、まだ一回しか開催されていないということで、どういう方向に進めようかという、まだその方針は立っていないかもしれませんが、政治家として、副長官として考え方をお尋ねさせていただきたいと思うんです。  まず、そう...全文を見る
○内藤正光君 これから検討課題ということで、どうなるかわかりませんが、ばらばらにやるべき施策ではない、やっぱり国として全体的にぼおんと進めていくべき施策だと私はバリアフリーに関しては思います。ぜひ、これは単に調整役というにとどまらずに、旗振り役、先導役としての役割を果たしていただ...全文を見る
○内藤正光君 どうもありがとうございます。  重ね重ね、郵政、通産の両次官の皆さん、申しわけございませんでした。ありがとうございます。
04月28日第147回国会 参議院 本会議 第21号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました金融商品の販売等に関する法律案につきまして、反対の立場から討論を行います。  金融ビッグバンの進展に伴い、さまざまな金融商品が開発、販売されている現在、顧客を保護するための法整備は喫緊の課題であり、民主党はいわゆ...全文を見る
05月11日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第16号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  宮津社長、井上社長、そして浅田社長、きょうはお忙しいところをお越しいただきましてありがとうございます。  実は、きょう午後から電気通信事業法の改正に関する政府質疑がございますが、その質疑の際参考にし...全文を見る
○内藤正光君 民営化以降、たび重なるいろいろな本当に大変な経営努力をされてきたということが私自身も改めてわかったわけでございます。  そういったことを踏まえて、また今後もたゆまぬ経営努力を続けていかれることでしょうけれども、先ほど中期改善計画とおっしゃいましたが、もしかしてそれ...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  そこで次に、今回話題になっております長期増分費用方式についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  長期増分費用方式というのは、一つの特徴として仮想的なモデルをつくり上げる、最新設備でネットワークを構築する、そこからコストをはじき出す...全文を見る
○内藤正光君 今、日本とアメリカの間で最大の協議事項になっております、この二二・五%を四年間にわたってどう値下げをしていくか。要は配分の仕方なんですが、これについても、やはりNTTの経営判断を考慮しつつというか尊重しつつ値下げを四年間にわたって進めていってほしいというような要望だ...全文を見る
○内藤正光君 先ほどの質問と重複するかもしれませんが、もう今では地域通信市場にはNTTの従来の固定網以外にもケーブルテレビを使った電話網だとか携帯電話あるいはまた電力系の通信事業者、いろいろな事業者が参入してきている。競争が大変激しい状態が今の地域通信市場なわけなんですが、ここで...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  時間的にはそろそろ最後の質問になろうかと思いますが、私はNTTの貢献について宮津社長に最後にお尋ねをさせていただきたいと思うんですが、インターネットの普及促進を初めいわゆるIT革命の推進に向けてNTTはこれからいかなる貢献を果たしていける...全文を見る
○内藤正光君 まだ若干時間が残っておりますので、一言私の感想も踏まえてちょっとお尋ねさせていただきたいと思うんですが、よくアメリカの方は、州によっても違うんですが、いろいろなメニューがあると。それこそ私が住んでいたことのあるニューヨークでは、基本料金の違いにもつながってくるものな...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございました。
○内藤正光君 駆けつけ一杯というのがございますが、駆けつけ答弁ということで、大変恐縮ではございますが、民主党・新緑風会内藤正光、六十分間時間をいただいておりますが、よろしくお願いをしたいと思います。  まず、この通常国会の冒頭で、私はこの問題、一時間余り時間をかけまして取り上げ...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  今審議しているのは電気通信事業法なんですが、その中身は何かといえば、平たく言えば単に長期増分費用方式を採用するというものなわけなんですね。それ以上のものでもなければそれ以下のものでもないというふうに言えるんではないかと思うんです。そこで、...全文を見る
○内藤正光君 そこで、省令の中に書き込むという二項目めなんですが、具体的に二二・五%という数字ではなくて算定方式ということをおっしゃったわけですが、これはよく言われているネットワークモデルを規定するということでしょうか。
○内藤正光君 ということは、これはその道のプロといいますか、読む人が読めば二二・五%だというふうに読めるに等しいものだということでしょうか。
○内藤正光君 次は大臣にお伺いをさせていただきます。  全体の引き下げ率は合計では二二・五%なわけです。これを四年間かけて引き下げを行っていくわけなんです。つまり、四年後に合計で二二・五%引き下げられていればいいわけなんですが、ではこの四年間にわたる引き下げ方法、いろいろな方法...全文を見る
○内藤正光君 大臣の今おっしゃった答弁は、衆議院の委員会等に比べましてもかなり踏み込んだものであるというふうに私は思います。  そこで確認なんですが、外務省の方は帰られましたが、いろいろ日本とアメリカとの間で協議していると、何か四年間の引き下げ率の配分について前半で重点的に引き...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。  続きまして、ちょっとテーマは変わるんですが、今回の法案が通れば接続料金引き下げが行われるわけなんですが、それを受けてNCC、当然NTTコミュニケーションズも入るわけなんですが、そういった長距離事業者の対応についてお尋ねをさせていただきたいと思いま...全文を見る
○内藤正光君 私がこの質問をさせていただきましたのは実は理由がありまして、NCCのある方は、接続料金値下げを行うことでインターネット料金の低額化を進めていくんだと。逆に言うと、インターネット料金が高どまりしているのは接続料金が高いからだというような大変誤解に満ちたというか、意図的...全文を見る
○内藤正光君 そのことにつきましては最後の政策論のところでまたあわせて質問させていただきたいと思います。  続きまして、政府保有のNTT株式について何点かお尋ねをさせていただきたいと思います。  現在NTTが発行している総株式数は千五百八十三万株あるわけなんですが、まずお伺い...全文を見る
○内藤正光君 今日までの売却益、十二兆円余りとおっしゃいましたが、平成十二年度も予定をされているわけで、それを合わせると十三兆八千億、大体十四兆円ぐらいになろうかと思います。それはよろしいですね。
○内藤正光君 今まで十四兆円ほどの売却益があるというか、予定されているわけなんですが、お伺いしたいのは、それらをどんなふうに使ってきたのか、お答えいただけますか。
○内藤正光君 平成九年度以降とおっしゃいましたが、実際には昭和六十一年から始まっていますね。それが一番大きいわけです、六十一年、六十二年、六十三年。これは十兆円ぐらいあるかと思いますが、これをどのようにお使いになられましたか。
○内藤正光君 いろいろお答えいただいたわけなんですが、整理して言いますと、今までの売却益十三兆八千億、そのうちの十兆円は国債の償還に充てた。要は借金の支払いに充てたわけですね、十兆円は。  平成九年度以降の売却益三兆八千億、これは交付公債の償還に充てるということなんですが、交付...全文を見る
○内藤正光君 私も知っております。預金保険法に基づいての支出なんですが、当然これは民主党、自民党、各党が一緒になって決めたことなんですが、ただ三兆八千億、このお金気前よく入れたなと思うんですが、結局は大蔵行政、護送船団行政のみずからのツケをNTTの売却益で穴埋めしたと言われても仕...全文を見る
○内藤正光君 いろいろおっしゃったところで、結局はNTTの売却益を当てにしていたということに変わりはないわけなんです。  そしてまた、先ほどちらっとおっしゃいましたが、毎年千五百九十五億円の無利子貸し付けがあるわけなんですね。当然後々返すとはいうものの、無利子貸し付けがある。い...全文を見る
○内藤正光君 それはそんなに大きなパーセンテージなんですか。
○内藤正光君 私が知るところによれば、結局はAタイプの地方道路公社等への貸し付けが一番大きいんじゃないんですか。
○内藤正光君 常識的に言えば一番大きい方から言うのが世の常でございまして、よろしくお願いしたいと思います。  事ほどさようにNTTの売却益がいろいろそういうような形で使われているわけなんですが、確かにNTT百年の公社の歴史があって、これは国民共有の財産だということで、それは借金...全文を見る
○内藤正光君 まだ三分の一達成するまでに三百万株ぐらいあるはずです。今の情勢でいきますと三兆円、四兆円、それは今の法律で使い道は既に決められているとはいうものの、大蔵省としても、ちょっとそういった趣旨に照らし合わせて、ぜひともその使途について再検討をしていただければと思います。 ...全文を見る
○内藤正光君 では次に、先ほど最後の方でまたあわせて質問させていただくというまさにその質問に移りたいと思いますが、今回の長期増分費用方式というのは、私はあえて言うならば通話料金の低廉化に向けた一つのきっかけにすぎないんだろうと。これでもって後は自律的に料金の低廉化が進むかといえば...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  実は、私が用意した質問はこれで終わりなんですが、質問通告していなくて大変恐縮なんですが、二、三今話題になっていることについてお尋ねをさせていただきたいと思います。  間もなくサミットが始まるわけなんですが、そのサミットで重要議題となるの...全文を見る
○内藤正光君 デジタルディバイドというのはいろいろな切り口があろうかと思うんです。  例えば、大臣がおっしゃったように国と国との間、あるいは地域間のデジタルディバイド、あるいはまた所得格差によるデジタルディバイド。最近本当に顕著になってきたんですが、情報化時代においては情報を持...全文を見る
○内藤正光君 終わります。
05月18日第147回国会 参議院 財政・金融委員会 第18号
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○内藤正光君 おはようございます。  民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  私の持ち時間は七十分でございますが、これからする私の質問はすべて大蔵大臣並びに大蔵政務次官にさせていただきますので、大臣、政務次官という呼び方で済ませてしまうことがあろうかと思いますが、大蔵大臣...全文を見る
○内藤正光君 私も財投が果たしてきた役割を何も否定するわけではございません。今後も財投を完全に否定するわけでもございません。  しかし、私がお伺いしたのは、財投が持っているいろいろな問題を改革するために今回の法案が出されたと思っているんですが、私は財投の今抱えている問題を大臣に...全文を見る
○内藤正光君 大臣の口みずからは言いにくいのかもしれませんが、財投の一番の問題は何なのかといえば、一言で言えば肥大化じゃないんですか。官の肥大化じゃないんですか。例えば公共事業一つとったって、今、国が十兆、地方が二十兆、合わせれば三十兆なんですが、そこに財投が加わると一気に五十兆...全文を見る
○内藤正光君 肥大化という言葉にかえてやらなくてもいいことをやっているんじゃないか、これを今回この法案で極力、最大限市場原理を導入しながらどんどん削っていけるんじゃないのかというお答えなんですが、大臣がおっしゃったように、まさにこの法案というのは私に言わせるならば単にすべてを市場...全文を見る
○内藤正光君 そうは言っても、私は、この法案が仮に成立したとしても、官がやるべきことは何なのか、民にゆだねるべきことは何なのか、この議論を避けて通ることは決してできないと思うんです。というのは、そういう議論がなければいつまでたってもどの機関もみんな財投債に安住しちゃうわけです。 ...全文を見る
○内藤正光君 万々が一この法案が通ったとしても、官のやること、民にゆだねることのこの国会での議論は私は決して避けては通れないということを申し上げて、法案の中身に入りたいと思っております。  まず、ちょっとこういう質問の仕方をさせていただきますが、もし大臣がお知り合いからお金を貸...全文を見る
○内藤正光君 貸すつもりなら当然聞くわけですよね。しかし、現行の財政投融資制度は貸すつもりというか貸すわけです。だから、当然聞かなきゃいけないんですよ。何に使うんですか、むだ遣いしはしませんか、ギャンブルに使うことはないんですね、ちゃんと返してくれるんですねと、そういうことは当然...全文を見る
○内藤正光君 総額については国会の議決にかかるんですが、残念ながら、今までもそうなんですが、これからも、この総額が果たして妥当なのかどうかという、国会で議論するには材料が余りにもなさ過ぎるんです。そして、しっかり各財投機関の予算査定まで国会が関与しないと、その足し合わせた総額が妥...全文を見る
○内藤正光君 国会の議決の対象になっているといっても、それを判断する、議論するに十分な資料というのは提出されているんですか。国会の議決になっているといっても、それは形式的なものであって、では国会の場でいろいろ議論するのに必要にして十分な資料というか、情報が公開されているんですか。
○内藤正光君 十分な資料が国会に提出されているということなんですが、基本的にはストックの損益であるBSであったり、あるいはまた損益計算書、PLであったり、資金収支だけですよね。それで、提出されてくる資料も各省庁ばらばらですよね。それを見たって各財投機関がどれだけの焦げつきを持って...全文を見る
○内藤正光君 それは大蔵省としても各財投機関に対して、積極的に基準を、各省庁ごとばらばらじゃなくて、私は統一した基準で提出するよう特例というか義務づけるべきだと思うんですが、そういったところまで踏み込まれないんですね。踏み込まれるんですか。
○内藤正光君 でも、それは結局はその対象の財投機関と大蔵省との間で閉じてしまっていることであって、これをオープンにされるんですか。
○内藤正光君 そういった各財投機関の予算査定をなぜ厳しくしなきゃいけないのかというと、これはもう根本に戻るわけなんです。今までの財投機関のいろいろな問題は、結局初めに資金ありきで、繰り返しになって恐縮ですが、それが各財投機関の資金需要にかかわりなくばらばらとばらまかれた。これが問...全文を見る
○内藤正光君 政務次官、いろいろもう既に公表しているということなんですが、では連結ベースの情報というのは公表されているんですか。
○内藤正光君 御存じでしょうが、例えば本当に関連会社までしっかりと押さえないことには道路公団のような問題というのは全体像を把握できないわけですね。確かに株式会社そのものには直接は財投は行っていないにしても、道路公団に財投が行っている。道路公団が結局発注だとかそういったものを通じて...全文を見る
○内藤正光君 その取り組みは、例えばどれぐらいをめどに始めるとか、今のところ目標はあるんですか。
○内藤正光君 では、数年以内というふうに理解してよろしいんですね。  なぜそういうことを聞くかといいますと、ちょっと話が変わるかもしれませんが、政策コスト分析についてお伺いしたいんですけれども、これがまたいつどういうめどで、目標ですべての財投機関に適用されるのかどうか、そういう...全文を見る
○内藤正光君 ただ、機関債を発行しようという意欲のあるところはそうかもしれませんが、大臣もいろいろな財投機関の理事長の方々からいろいろお話を伺っているかと思うんですけれども、ほとんど積極的に機関債を発行しようなんというところはないわけですね。  それはそのはずなんですね。やっぱ...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。  では、もうその辺のところはしっかりと規律を持って臨んでいっていただきたいと思います。この辺がいいかげんですと、本当に今回、全然財投改革のザの字もないわけですから、厳しく臨んでいただきたいと思います。  そこで、先ほどちょっと触れましたが、政策コ...全文を見る
○内藤正光君 今五つなんですが、私は早急にこれをすべての財投機関、対象機関に広げて、それでやったからといってすぐ使い物になるかといえば、これは私も理解しています、やっぱり精査の期間が何年間か必要だと思います。二年、三年になるかわかりませんが、その精査の期間を置いて、私は国会に提出...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。  では、時間もあと十五分ぐらいですので、最後のテーマになろうかと思いますが、資金運用の透明性についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  今、皆様のところに間もなく資料が届くかと思います。それをちょっと拡大したのがこちらの図なんですが、これは...全文を見る
○内藤正光君 九五年の春ぐらいからなんですが、日債銀の株価はずっともう下がり続けているわけなんですね。それに対して、資金運用部が持っている金融債の保有高が株価とは反比例するようにぐぐっと上がっているわけなんです。これは普通に考えると大変おかしなことだと思うんですが、いかがですか。
○内藤正光君 質が違うとおっしゃいましたが、大体この手のグラフというのは普通なんです。左手の目盛りを読んでいただければ保有残高、兆円単位、ちゃんと目盛りも打ってあります。一番上が十二兆円。棒グラフについてはそちらを見ていただければいいわけなんです。右は日債銀の株価ということで、一...全文を見る
○内藤正光君 資金運用部が金融債を買ったからこういう傾向を示したというのじゃなくて、言わなくてもわかっているんでしょうけれども、こういう低落し続ける株価を買い支えるために資金運用部資金が使われたというふうに見るのが普通じゃないのか。  つまり、もう既にこの時点で抜け道を使って公...全文を見る
○内藤正光君 資金運用部資金で当時は、現行制度でもそうなんでしょうけれども、金融債を買うということは何ら違法ではない。しかし、この資金運用部資金法の第一条で資金の運用のあり方について規定があろうかと思います。それは「資金を確実且つ有利な方法で運用する」と。こんな下がり続ける日債銀...全文を見る
○内藤正光君 株価といったら、例えば日債銀の株価というのはやはり日債銀そのものの評価をあらわすわけですよね。ですから、金融債と株価が違うなんということは、物自体は違っても日債銀の評価は強い因果関係があるわけですから、私はいかがなものかと。  そこで、平成九年十二月一日に衆議院予...全文を見る
○内藤正光君 おっしゃるように、確かにこれはすべての金融機関の金融債保有高です。
○内藤正光君 はい、そうですね。  その前に、平成九年のこれまた六月十日なんですが、参議院大蔵委員会でここにおいでの寺崎先生がこんな質問をしているんです。この辺の傾向を指摘してなんでしょうけれども、買い手がつかない日債銀の金融債を政府が買い支えたんじゃないかというような質問、同...全文を見る
○内藤正光君 どうして日債銀の保有残高を示すことが市場に大きな影響を与えるんでしょうか。これはもう既に過去のことですよ。過去のデータを提出してくださいと言っているんです。さらにまた、日債銀には巨額な、三兆円、四兆円もの公的資金が注入されているわけですから、私はこの辺は明らかにすべ...全文を見る
○内藤正光君 私が提出をさせていただきましたこのグラフを見る限り、この当時、資金運用部資金で買い支えをしたんじゃないかという疑いが大変濃厚なわけなんです。今、新しい制度をこの国会で議論しているわけですね、この問題にも絡んでいるわけなんですが。新しい制度をつくる、考える、議論する、...全文を見る
○内藤正光君 その資料が提出された後、また引き続き私はこの場で議論させていただきたいと思います。  終わります。
05月23日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第19号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。きょうはお忙しいところありがとうございます。  では、十五分ですので早速質問に入らせていただきたいと思います。  まず、川島さんにお伺いをさせていただきたいと思うんです。  本当にわかりやすい御説明で、ありがとうございま...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  続きまして、鳴戸さんに二点ほどお伺いをさせていただきたいと思います。  私、実は八月二十三日に発行されましたイシューグループ政策提言の最終版というものを持っております。これを見ますと、冒頭の方にこんなふうに書かれてあります。認証サービス...全文を見る
○内藤正光君 その関連でいきますと、日本の国民性とでもいうんでしょうか、やっぱり厚生省が認めたとかなんとかいうとそちらに流れやすい国民性があろうかと思うんですが、そうなりますと、大体選ぶ際の一つのポイントとしてどうしても何か認定を受けた事業者の方へ流れていってしまうんじゃないかと...全文を見る
○内藤正光君 あと鳴戸さんにもう一問お伺いをさせていただきたいと思います。  鳴戸さんは世界のいろいろな電子認証制度に精通されているかと思うんですが、そういったものと比較して、今回、今議論しているこの法案、何か問題点が指摘できるとすれば何でしょうか。もしなければないで結構なんで...全文を見る
○内藤正光君 では、辻井参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  現在、いろいろな暗号方式があろうかと思います。例えば、共通かぎ暗号でいえばDESだとか、あるいはまた公開かぎ暗号方式でいえばRSAとかあろうかと思いますが、ちょっといろいろ伝え聞くところによりますと、この...全文を見る
○内藤正光君 残された時間があと一、二分でございますが、最後に一つだけ質問させていただきたいと思います。  私は、暗号技術というのはやはり経済だとか軍事のかなめになるかと思います。ところが、今DESだとかRSA、すべてアメリカ主導で開発が進められてきている。私は、これは日本の国...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。
○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤でございます。  では、早速質問に入らせていただきたいと思います。  昨日の朝日新聞の報道によりますと、私手元に持っているわけなんですが、NTTを初めとした大企業が右翼団体がトップを務める財団にいろいろ資金を支出していたというふうな報道がな...全文を見る
○内藤正光君 所管省文部省としては必ずしもこの財団の実態を把握していなかったということで、ちょっとこれはこれでまた一つ問題ではないかなとは思います。  そこで、さらにまた報道によりますと、法人登記簿にはいろいろな理事の名前が連なっていたと。例えば、深谷大臣だとかあるいはまた亀井...全文を見る
○内藤正光君 もう既に理事から辞退をされたということなんですが、つい最近までは理事であったということは法人登記簿からも明らかでございます。私ども民主党の議員としてもそういうことはあってはならないというふうに努めなきゃいけませんが、現に自民党の議員の方々が二名、一人は現職大臣であっ...全文を見る
○内藤正光君 じゃ、文部省はもうこれで結構でございます。  では、この法案そのものの質問に入らさせていただきたいと思います。  午前中の参考人質疑の中で、ちょっと私は疑問に思ったことがあります。気づいたことがありますので、それをまず質問させていただきたいと思います。  参考...全文を見る
○内藤正光君 政務次官がおっしゃったように、ICカードを使うとなると、やっぱりそれなりのデバイス、コストがかかるわけで、一番安く済ませようと思ったら、それこそフロッピーに秘密かぎを保管してコンピューター本体とは切り離したところで別に持っておけば現実的にはICカードと同等の効果が出...全文を見る
○内藤正光君 一九九九年時点でもう既に三十一億七千万の市場ができ上がり、そしてまた、今後五年間で十倍以上の発展が見込めるということなんですが、もう既に民間ベースでこれだけの市場ができ上がっている。そこへ国が今回、任意的ではございますが認定制度を設けるわけなんですが、その意義とそれ...全文を見る
○内藤正光君 認定を受ける受けないというのはあくまで任意だということなんですが、そこでお伺いしますが、認定を受けた認証機関と認定を受けない認証機関、この両者の間で何らかの差異はあるのかどうか、郵政並びに法務にお伺いをさせていただきます。
○内藤正光君 法務政務次官にさらにお伺いをさせていただきます。  両者に差はないということなんですが、仮に訴訟に至った場合、裁判上での両者の取り扱いに全く違いがないのか、認定を受けない業者からのものであっても、それは裁判上ちゃんと意味を持つ証拠となり得るのかどうか、お答えいただ...全文を見る
○内藤正光君 よくわかりました。ありがとうございます。  では続きまして、これは公安の方にお伺いをさせていただきたいと思います。  今回の法案の第三十七条でございます。  これを読みますと、大分飛ばして読みますが、「国家公安委員会は、認定認証事業者又は認定外国認証事業者の認...全文を見る
○内藤正光君 その必要な措置なんですが、具体的に可能性としてはどういうようなことを考えていらっしゃるんでしょうか。
○内藤正光君 じゃ、具体的に一つお伺いしますが、例えば必要があると認めたときなんですが、例えば認証機関にその個人の情報だとかあるいはまた交信記録等々の提供を求めることは可能性としてはあり得るんでしょうか。
○内藤正光君 私、先ほど三十七条という条件をつけましたが、この法案の枠組みの中でそういうことはあり得るのかどうか、お尋ねし直します。
○内藤正光君 言葉を正確にしなきゃいけません。直接というのは、公安が直接求めることはないといっても、じゃ主務大臣を通じて間接的に要請することはあり得るんですか。
○内藤正光君 これは端的にお伺いしますが、いわゆる通信傍受法との関連というふうに理解してよろしいですか。
○内藤正光君 局長がおっしゃる、あるかもしれないというそのことでお伺いしますが、もしあるかもしれないとした場合、どういうプロセスを経てそういうのが行われるんでしょうか、実行に移されるんでしょうか。
○内藤正光君 例えば、これも仮定の話なんですが、ある犯罪組織なり犯罪者がこの暗号技術を使いたいがためにある認証機関を利用したとしますね。そのことが何らかの捜査で判明したとする。どうしても捜査当局としては、その辺の交信記録なりいろいろな情報を入手したいと。そういった場合、必要な措置...全文を見る
○内藤正光君 じゃ、ちょっとテーマを変えまして、もう公安はこれで結構でございますので、どうもありがとうございます。  次は、郵政大臣にお伺いをさせていただきます。  この法案、随所に主務大臣主務大臣というふうに言われておりますが、この法案で言う主務大臣というのはだれを指すんで...全文を見る
○内藤正光君 大臣の御答弁、窓口がたくさんあっていいじゃないか、ユーザーの立場に立っているんじゃないかということではないのかなと思うんですが、それはよしとして、じゃ例えば逆に三省から認証事業者に対していろいろな指示が来たりとか要請が来たりとかいろいろな回答を求めたりとかいうような...全文を見る
○内藤正光君 くれぐれも省庁縦割りに陥ることなく、本当にユーザーあるいはまた認定事業者の立場に立った運営を努めていっていただければと切に思うわけでございます。  次に、指定調査機関というものがございますが、それについて一点お伺いをさせていただきたいと思います。  まず、ちょっ...全文を見る
○内藤正光君 民間もあり得るし公益法人もあり得る、ただスタンスとしては民間活力を利用していきたい、極力利用していきたいということなんですが、そこで問題になってくるのが指定する際の透明性だと思うんです。この基準については、もうだれが見ても明らかなようにしていただけるというように理解...全文を見る
○内藤正光君 終わります。
05月29日第147回国会 参議院 議院運営委員会 第31号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  まず最初におわびを申し上げなければならないのは、私、他の委員会で質疑に立っておりましてちょうど重なってしまっておりまして、意見陳述を聞かないままに御質問させていただくわけでございます。ただ、事前にお三...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  そこで、法案そのものに入っていくわけなんですが、先ほども議論がありましたが、昭和三十三年に刑法が改正をされて百九十七条の四項としてあっせん収賄罪が加わったわけでございます。しかし、実際にこの刑法百九十七条四項のあっせん収賄罪が、事国会議員...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  続きまして、新藤参考人にお伺いをさせていただきます。  先ほどの質問と重複する部分もあろうかと思いますが、現行のあっせん収賄罪にどういう問題があるのかというものを踏まえてお伺いをさせていただきたいわけですが、国会議員の不正を暴くにはあっ...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  ひとつ端的にお答えいただければと思うんですが、先ほどの質問にもあったんですが、下手にこの法案を立法化してしまうと、政治家の政治家としての政治活動に足かせがはめられてしまうのではないかというような指摘もございました。  ここで問題になって...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  これは最後の質問になろうかと思いますが、今回の私どもが提出した法案の特徴を幾つか振り返ってみますと、例えば、請託の有無はどうかといえば不要となっている、目的の有無についても、先ほどから何度も議論があったように、不正だとか違法ではなくて、あ...全文を見る
○内藤正光君 しかし、残念なことにこの法案、この参考人質疑で終わってしまうんです。これ以上委員会質疑が行われるかというと、行われず、ましてや本会議採決も行われない。  私は、これだけ画期的な法案だからこそ本会議にかけて、反対なら反対でいいんです、票を投じればいいんです。私は、国...全文を見る
05月29日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第21号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  まず、冒頭申し上げさせていただきますのは、今回の法案は、電波行政に係る手続の透明化だとか、あるいはまた効率化をより一層促進させるものとして私は評価をさせていただきます。しかし、若干不明確な点、私はより...全文を見る
○内藤正光君 そこで、平成十一年十一月三十日に、電波法制の在り方に関する懇談会の報告書が提出をされているかと思います。その中でどういうことが述べられているかといいますと、長期的な周波数計画の策定ないし公表が必要である、しなければならないとうたっているわけでございます。  しかし...全文を見る
○内藤正光君 十年程度ということでよろしいですね。わかりました。  そこで、一応十年程度の計画をそこで策定し公表されるわけなんですが、大体計画というのは往々にして大きくずれが生じてくるわけでございます。そのいい例が携帯電話に関する予測ではないかと思うんです。  例えば、平成九...全文を見る
○内藤正光君 次は、その策定したものを公表するということで一点質問させていただきたいんですが、それは第二十六条に周波数の公表ということが書かれているわけなんですが、改正後と現状とを比べてどう公表の仕方が改善されるのか教えていただけますでしょうか。  以前、衆議院でこの辺質問した...全文を見る
○内藤正光君 続きまして、これも情報公開と関係のある質問なんですが、今回競願処理手続というものが法案に盛り込まれたわけなんですが、やはり審査の公平性だとか透明性をいかに担保するかというのがみそになるというのか大事になってくるんじゃないかと思うんです。そのために、じゃどうすればいい...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。  じゃ、確認なんですが、原則その理由は公開するとはいうものの、これを公開することによってある企業に不利益を与えると判断された場合はその限りではないということですね。それを判断するのはどなたなのか、どういう機関なのかもちょっとあわせて教えていただけま...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。  続きまして、事業譲渡についてちょっとお尋ねさせていただきたいと思います。  言うまでもなく、本法案において無線免許の承継に関する規制緩和がある意味では行われたわけです。これによって無線局の事業譲渡がより容易になったわけでございます。これはある面...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。  しっかりとその辺、放送サービスの質の低下を招かないよう、郵政省としても、当然自由が原則なんですが、質の低下を招かないよう配慮してくださるようお願いを申し上げさせていただきます。  ちょっと次はテーマが変わりまして、今回、本法案では比較審査をする...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  大きく言って四つの手法があるということをおっしゃいました。先願、比較、抽せん、そしてオークション、それぞれの手法にそれぞれの一長一短があるわけでございます。  聞くところによりますと、今回も実は最終的には比較審査ということに落ちついたわ...全文を見る
○内藤正光君 確かにオークション制のデメリットを挙げれば、最近のイギリスでの事例がやはり一番大きいんじゃないかなと思うんです。それに加えて、巨大資本によって周波数を独占されてしまう、そのようなデメリットも確かにあるわけなんですが、例えば周波数の独占については、これについては一つの...全文を見る
○内藤正光君 最後の質問になりますが、日本としても諸外国と比べて決してその対応がおくれているわけじゃない、及び腰になっているわけじゃないということを言われましたが、例えばWHOが世界に向けて呼びかけた調査に対して、諸外国はもう既に二年前にそういった調査に参加している。それに対して...全文を見る
○内藤正光君 終わります。     ─────────────
08月09日第149回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第2号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  先ほどの景山理事の質問と重なるところが少なからずあろうかと思いますが、NTTの接続料問題について何点かにわたって質問をさせていただきたいと思います。  まず、端的にお尋ねをさせていただきますが、接続...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  私は今も覚えているんですが、五月十一日、当委員会において長期増分費用方式の問題が審議をされました。その中で、私は一つの質問をしたわけなんですが、四年間で二二・五%引き下げると、ついては各年の引き下げはどのように決められるのか、私は当時の八...全文を見る
○内藤正光君 それは、四年間にわたってあくまでもNTTの自主的な経営判断が尊重されると。先ほど景山理事の質問に対して、そうはいっても予想外にNTTの収益が悪くはなかった、だから見直したんだとおっしゃいましたが、しかしこの答弁は当然尊重されるべきものだと私は思うんです。  そう考...全文を見る
○内藤正光君 しかし、当委員会での質疑は、いろいろな国益的な観点からいろいろ議論の末、郵政大臣のああいう答弁を得たわけなんです。結局、それ以降この国会に何ら問うこともなくああいう実質的に二年間で前倒し実施をするということを決めてしまった。私は、これは完全に国会軽視だというふうに言...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと時間も過ぎてまいりました。一言だけ申し上げさせていただきます。  私もその話は聞いております。ただ、中身を見ますと、対話を開始した旨の記述を盛り込むとか年限を定めたものは何一つないわけなんです。こんなの交渉と言わないんです。こんなことを続けていたら日本の国...全文を見る
11月07日第150回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第2号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。民主党の持ち時間、残り時間あと三十五分ぐらいですが、私の方から何点かにわたって質問させていただきます。  さて、昨年七月、振り返ってみますとNTTが再編をされました。七月、今は十一月ですから一年とちょっとしかたっていないわけ...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  そこで、NTTのあり方、もっと端的に言えばNTT法の改正も今回の電気通信審議会の重要な論点の一つだと、話し合われているものの一つだということをおっしゃったわけなんですが、冒頭申し上げましたように、昨年七月に再編したばかりで一年ちょっとたっ...全文を見る
○内藤正光君 私なりに大臣のおっしゃったことを言い直させていただくならば、IT革命を推進するためにもっと競争を起こさなきゃいけない、NCCも含めていろいろな競争を巻き起こす中で、そういった競争の中から例えば通信インフラの高度化を進めていったり、サービスの多様化を進めていったり、低...全文を見る
○内藤正光君 では、確認なんですが、大臣の考え方、競争のあり方に対する考え方としては、日本というコップの中の競争を演出するような従来の事業規制的なものではなくて、やっぱり日本の産業競争力を強化しなきゃいけないというグローバルな観点から競争促進という考え方をお持ちだということでよろ...全文を見る
○内藤正光君 大臣、先ほどの答弁の中でくしくも公取委の話が出ました。公取委が公正競争を行うために不可欠なもの、大事なものというようなニュアンスで私は受け取ったんですが、ではこの分野、電気通信事業の分野で、今、公取委にかわるものがあるのかといったら郵政省なのかなと思うんですが、これ...全文を見る
○内藤正光君 簡素がよろしいと、私もそのとおりだと思うんです。しかし、私、物も考え方なんですが、企画と規制をする部門が一緒くたになっている方が私は複雑のように思えるんですが、やはり企画は企画、企画立案は企画立案、裁定は裁定というふうに、組織は簡素化されてこそ初めてそれぞれの機能が...全文を見る
○内藤正光君 まだちょっと、その話の続きではあるんですが、話の都合上必要でございますので紹介をさせていただきたいんですが、実はきょうの新聞、読売新聞に「電通審・通信制度改革一次答申素案」というのが出てきました。実は、きのうの段階でも、省庁の方と話をしていて、まだ答申が出てもないの...全文を見る
○内藤正光君 私は、企画と規制という話の文脈の中でこれを持ち出したというのは、実は意味があるんです。というのは、ドミナント業者、何なのか。これは、厳しく、しっかりとした、明確な、だれにも明らかなルールのもとに判定されなければならない。  そして、インセンティブ規制というものもあ...全文を見る
○内藤正光君 この辺の話は、やはり電気通信審議会の少なくとも第一次答申が出るまでなかなかちょっと深めた議論ができないと思いますので、出たらまたその辺、質問させていただきたいと思いますが、じゃ、それは一たんおいておきまして、次の質問をさせていただきたいんです。  先ほどから私は、...全文を見る
○内藤正光君 具体的な中身というのはまだ全然何一つ出ていないんですか。
○内藤正光君 管路ということであるならば、電柱もそう、地下もそう。電柱というのはよく多くの人が誤解しているんですが、NTTじゃないんですよね。多くは電力会社、電力の管轄は通産なんですよね。そしてまた、もっと言うと道路やなんかの側道にも走っているでしょう。あと鉄道、これは運輸ですよ...全文を見る
○内藤正光君 この辺は全省庁横断的に一元的なIT政策を進めていっていただきたいと思います。  時間の関係で最後の質問になろうかと思いますが、加入者網の開放ですとかあるいはまた回路敷設権の整備のルールの策定ということで質問させていただきたいんですが、ルールづくりは大事なんです。大...全文を見る
○内藤正光君 もう時間もございませんが、あと一つ、短目に言わせていただきます。  大事なポイントは、設備業者に対して投資インセンティブを萎えさせてしまうようなそんな料金設定は私はいけないと思うんです。やはりマーケットプライスに基づいて適正な価格でなければならない。先ほど百年の歴...全文を見る
11月16日第150回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第4号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。百分という大変長い時間をいただきまして、これからIT基本法に限らず、IT、幅広くいろいろ質問をさせていただきたいと思います。  まず、最初の質問の柱でございますが、ITの推進体制ということでいろいろ何点か質問させていただきた...全文を見る
○内藤正光君 形式的なことを申し上げるならば、もし新しい福田官房長官が今まで携わっていないというんだったら、それはそれとして認めなきゃいけないんでしょうけれども、本来だったら、副本部長である郵政大臣かあるいは通産大臣がその任に当たられるべきだと考えるんですが、まず長官の方から、ち...全文を見る
○内藤正光君 郵政大臣にお尋ねをさせていただきますが、そういうことであるならば私がやりますとかいうふうな気概をお示しになられるべきだと思うんですが、そういうことはされなかったんですか。
○内藤正光君 そのお人柄ゆえなんでしょうけれども、うがった見方をすれば、通産大臣あるいは郵政大臣どちらが担当しても都合が悪い、だから産業界全般にも明るい、中立的な堺屋長官がこの担当をやればすべてが丸くおさまるんじゃないかというような要素も多分にあったんじゃないかというふうに見てし...全文を見る
○内藤正光君 仮定の話なんですが、いずれ内閣改造はあるでしょうけれども、そのときに長官がもし退官をされるという場合、どうなるんでしょうか。
○内藤正光君 しつこくこの辺でこの質問するなとお思いでしょうが、私がここで申し上げたいのは、責任が不明確なまま我が国のITの推進が本当にできるのだろうかということなんです。いかがですか。
○内藤正光君 だれもが認めるように、ITというのは今後二十一世紀の日本の浮沈を左右する大切なものでございます。ですから、ITというのは強力に国を挙げて、専任の担当大臣を設けて進めるべきだというふうに我が民主党・新緑風会も訴えているわけなんですが、実際はどうかといえば、IT専任の担...全文を見る
○内藤正光君 では、この基本法の中身に一つずつ入っていきたいと思うんですが、今回の基本法案の柱の一つに、新たに高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部というものが内閣に設置をされるということがございます。それはそれで国を挙げて推進していこうという、そういう熱意はうかがえるんです。...全文を見る
○内藤正光君 正直言いまして、従来からある高度情報通信社会推進本部というのは、当初の目的は、IT政策を一元的に大胆に進めていこうということで閣議決定の上に設置をされたと。しかしその後、予算とかそういったものを見てみますと、依然いろんな省庁からIT関連予算で幾つも出てきて、結局は省...全文を見る
○内藤正光君 先ほど、長官の口から何度も本部事務局、本部事務局という言葉が出ました。そこでお尋ねしますが、事務局体制はどうなるんですか。
○内藤正光君 その事務局が三十六名、うち三十一名が専門に携わっているということなんですが、ちょっと細かい話で恐縮です、これはもしわかったら教えてください。三十一名、どのあたりから来ているんですか。
○内藤正光君 私自身、この三十一名という事務局体制そのものも、果たしてこれから大胆にIT政策を推進していく上で本当に十分な体制なんだろうかと疑問を持っていますし、また各省庁から出向という形で来ても、結局はそれは戻るわけですよ。  いろいろ漏れ伝え聞くところによれば、結局その内政...全文を見る
○内藤正光君 では、それはもう本当に信じるしかないし、そこで働いていらっしゃる方々が日本の二十一世紀のために本当に昼夜を問わず働いていただくようお願いするしかないんですが、それにしても余りにも三十一名という体制は少な過ぎると。これをどのような規模に近い将来ふやしていくか、そういう...全文を見る
○内藤正光君 もうこの項目の質問はこれで終わりにしますが、いずれにしても日本の二十一世紀のために一丸となってIT政策を遂行できるように取り組んでいただけるような具体的な体制づくりも含めてやっていただきたいと思います。  次に、目指す社会像について何点かにわたって御質問させていた...全文を見る
○内藤正光君 そこで、この法案の第二条の定義のところをちょっと読ませていただきますと、高度情報通信ネットワーク社会とはどんな社会なのかということが書いてあるわけなんですが、読ませていただきます。「インターネットその他の高度情報通信ネットワークを通じて自由かつ安全に多様な情報又は知...全文を見る
○内藤正光君 この委員会の委員は皆さんパソコンを日ごろ使っていらっしゃるでしょうからああなるほどと理解されるかもしれないんですが、そうなりますと、パソコンを日ごろ使っていないような人、持ってもいないような人、あるいはまた普通に生活している商店街の方々あるいは町工場で働いている方々...全文を見る
○内藤正光君 堺屋長官に本当になるほどなと思うことをおっしゃっていただいているんですが、ただ聞いていますと、どうしてもパソコンとかそういったものから何か離れていないような気がするんですね。  私は、あくまでITというのは手段であって目的そのものではないと。それこそ、余談ではござ...全文を見る
○内藤正光君 そのように政策をとっていきたいとおっしゃったわけなんですが、その関連でまた質問させていただきたいと思います。  ある調査によりますとこんな結果があるんです。これは会社という組織の中での話なんですが、分権化が進んでいる組織ほどIT導入の効果が大きい。ITを幾ら導入す...全文を見る
○内藤正光君 私は、余りパソコンだとかそういったものに縛られずに進めていただきたいと思うんです。  そこで参考になるのが、アメリカのペーパーレス法、書類削減法なんですが、私はつい最近まで、書類削減法というのはIT化の流れの中で政府がやったのかなと思ったら、その歴史というのは一九...全文を見る
○内藤正光君 では、その長官の思いを具体的に実現するとなると、例えばどういうプロセスを経るわけですか。
○内藤正光君 言葉じりをとらえるようで大変恐縮なんですが、進んでいくのではないかと思われるんじゃなくて、私は、長官というのはその当事者ですから、進めていくように具体的な法案策定なり諸施策なりをがんがん打ち出していかなきゃいけないんじゃないかなと思うんです。そうあらねばならないと思...全文を見る
○内藤正光君 これは国の問題というよりも地方自治体の問題になるのかもしれませんが、あるアンケートによると、地方行政が電子化、情報化を進める際に一番のネックになっているのが、理解不足によるのか、予算が全然確保できないという問題があるんですが、これは単に地方の問題として切って捨ててい...全文を見る
○内藤正光君 それはそうだと思うんですが、とはいってもなかなか地方において情報化が進まないんですね。  そこで、地方の情報化を進めるためのインセンティブというのはあるんでしょうか、長官自身、何かいいアイデアがあったらちょっとお示しいただきたいんですが。
○内藤正光君 これまたプロジェクトの勉強会で聞いた話なんですが、地方行政の情報化を進めるにはいろいろな各メーカーが持っているノウハウがあると。それを何かただで情報化を進めてもらって、ちょっと私もよく理解しているわけじゃないんですが、それで収益、収益というんですか、いろいろな料金徴...全文を見る
○内藤正光君 ほかのお二人の大臣の方にはそれぞれお考えをお聞かせいただければと思うんですが、IT化の推進が雇用面にどんな変化をもたらすとお考えなのか、お願いします。
○内藤正光君 労働政務次官にお尋ねしたいんですが、長官が先ほど雇用の流動化が増すとおっしゃいました。特に特殊技能を持った人たちの間で雇用の流動化が増すということでございます。  そこでお尋ねしたいのは、そういった雇用の流動化の増大に対して我が国の今の税制だとか社会保障制度だとか...全文を見る
○内藤正光君 必要に応じて問題提起をしていくと言うんですが、もう問題が出てくることは予想されているわけなんです。  雇用の流動化によってどういう問題が出てくるのかというと、例えば松下あたりがもう既に退職金をやめて月々の給与に上乗せして支払うと。そうなると、これは雇用の流動化に対...全文を見る
○内藤正光君 もう一つ言います。  このIT化の推進によって、先ほどおっしゃられましたように終身雇用がだんだん崩れていくだろう、そのかわりに非正規雇用すなわちパートがふえていくだろうと思います。パートがどんどん比重を増していく。そういったときに今の日本の法律等は十分対応し得るか...全文を見る
○内藤正光君 パート労働に関して言うならば、例えば、先日新聞に書いてあったんですが、オランダではパート労働者といえども最低限の時給が法律でちゃんと保障されたりだとか、あるいはまた企業年金等の社会保障制度もしっかりと用意されていたりとか、あるいはまたパート労働者というのはどうしても...全文を見る
○内藤正光君 まだ雇用の問題を何点かさせていただきたいと思うんですが、正直言って、このIT基本法というのは、バラ色の世界、バラ色の未来ばかりを描いているように思うんですね。やっぱり政府としては、もうちょっと冷静になって、IT化の推進によってもたらされるであろうそういった雇用面への...全文を見る
○内藤正光君 まあIT化によって削減される一方で新たな雇用が生み出されてくるというのはあるんでしょうけれども、まずちょっとそのところは置いておいて、どれぐらいの人が吐き出されてしまうのかといえば、もう通産省が依頼したアンダーセンコンサルティングの資料があるわけですから、それをごら...全文を見る
○内藤正光君 ミスマッチの解消、これは大切なことだと思うんです。政府は、でも、私が先ほどしたような質問に対して、ミスマッチを解消すればすぐ問題は解決するという、ある意味では楽観的なお答えをよくされるんです。  しかし、ちょっとこのアンダーセンコンサルティングの資料をもう一回見て...全文を見る
○内藤正光君 労働省に対して申し上げたいんですが、長官おっしゃったように、この基本法、民主党の主張に基づいて雇用の面への配慮というか、生じる課題に対して積極的に対処するという修正案が盛り込まれたわけでございます。本来ならば、労働省もIT戦略本部に入っているわけですから、大臣も本来...全文を見る
○内藤正光君 何度も言って恐縮なんですが、ITというのは何もコンピューターを設置することでもない、線を引くことでもない、いろいろもっと本当に奥の深い、深みのあることなんです。私たちの生活が、今まで当然と思っていたような生活が百八十度ひっくり返るような、そんなことなんです。  で...全文を見る
○内藤正光君 私たちの生活に関係の深い、雇用だけじゃありませんが、いろいろな面があります、この辺もしっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。  そこで、先ほど規制緩和という話が出ましたので一つ二つ質問させていただきたいと思うんですが、これから電子商取引がますます発展して...全文を見る
○内藤正光君 私の残された時間はあと十分でございます。IT基本法、最後は郵政大臣に締めていただきたいということで何点か質問させていただきたいと思います。  本日、電通審答申の素案が出るということで、電気通信産業の競争促進策について何点かお伺いをさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと明確でないところがあったんですが、ということは義務化はしないということ、ガイドライン程度で済ますということですか、どういうことでしょうか。
○内藤正光君 きょうの電通審答申の素案もそんな方向で出るということなんでしょうか。
○内藤正光君 次は、ユニバーサルサービスのあり方についてお伺いをしますが、今、ユニバーサルサービスはひとえにNTTの責務とされているわけでございますが、競争を促進する上でこれは見直していかなければならないだろうということで、基金の創設もその一つの手段ではないかと思いますが、競争下...全文を見る
○内藤正光君 大臣の答弁、十分わかりました。  最後になりますが、大臣並びに長官にちょっとお考えをお聞かせいただきたいと思うんですが、ここに日刊工業新聞、電気通信に関しての新聞があるんですが、表題に「国際競争力 国内活性化と二律背反」という、こういう見出しがついているんですが、...全文を見る
○内藤正光君 これで終わりますが、一言だけ言わせてください。  今本当に問われているのは、電話の発想に基づく縦割りの事業規制そのものが今問われているんです。  世界というのは、先ほど申し上げましたように、よりグローバルでシームレスに、そしてよりブロードバンドという方向で競争が...全文を見る
11月17日第150回国会 参議院 本会議 第11号
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○内藤正光君 ただいま議題となりましたヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律案に対し、民主党・新緑風会を代表して質問をさせていただきます。  一九九七年、イギリスのロスリン研究所でクローン羊が誕生したとのニュースは大きな驚きを持って迎えられました。哺乳類である羊でクローン...全文を見る
11月30日第150回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第8号
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○内藤正光君 どうも、こんにちは、民主党・新緑風会の内藤正光でございます。私の方からは、持ち時間四十五分でございますが、主に三つの柱でお伺いをさせていただきたいと思います。質問をさせていただきたいと思います。  まず、CSデータ放送参入の件でございます。  私も二年間余りこの...全文を見る
○内藤正光君 今、会長の方から放送法の抜本的な改正、見直しという話が出ましたが、会長がさきの通常国会でCSデータ放送への参入に意欲を示されたのを機に、五月二十三日でしたか、放送政策研究会が立ち上げられたかと思います。私は、その放送政策研究会の大きな目的は、やはりNHKの業務のあり...全文を見る
○内藤正光君 先ほども私は申し上げましたが、五月二十三日に立ち上げた時点で、ほぼ半年をめどに中間報告を出すというふうにおっしゃったというふうに私は記憶しているんですが、もう既にそれから数えて半年、中間報告が出る気配がございません。なぜ出せなかったんでしょうか。
○内藤正光君 では、本年中に審議経過報告を出すということで、再度改めて中間報告を出されるというか、出さなきゃいけないはずなんですが、予定としてはどれぐらいをめどに考えていらっしゃるんでしょうか。
○内藤正光君 今から一年半後に出しても中間報告にならないわけでして、それは最終報告になるはずですから、大体もうあと半年とか、あるいはまた数カ月というやっぱりある程度のめどを区切ってしっかりと進めていかなきゃいけない。  というのは、放送法の改正というのはもう待ったなしなんだろう...全文を見る
○内藤正光君 CSデータ放送の件はこの程度にいたしまして、次にインターネットによる情報配信についてお尋ねしたいと思います。  まず、会長にお尋ねをいたしますが、九月、東海地方で大変な水害が発生をした。その際、マスコミ各社、ほかの民間放送は積極的にインターネットを通じてその被災状...全文を見る
○内藤正光君 大変な視聴者からの抗議を受けて一日明けて始められたということなんですが、参考までにどれぐらい抗議があったのかとか、どんな抗議があったのかを教えていただけますでしょうか。
○内藤正光君 先ほど、NHKではテレビだとかラジオを通じて逐一情報を提供されてきたと。しかし、中にはやっぱり自分が欲しいと思った情報を欲しいときに求める、それがもっとインターネットで積極的に情報提供しろという苦情となってあらわれてきたんだと思います。  そこで、先ほどもちらっと...全文を見る
○内藤正光君 そこで考えますのは、果たして災害時の情報提供だけで十分なんだろうか。やはり日常的に本当に意味のある情報を提供し続けて、そして視聴者あるいはユーザーの間にその認知度を高めてこそ私は災害時の情報提供というのが大きく意味を持つものなんだろうと思います。  私なども、日ご...全文を見る
○内藤正光君 大臣にお尋ねをさせていただきますが、NHKがそういったインターネットを利用した情報配信をすることに対する民放各社の反応はどんなものなんでしょうか。
○内藤正光君 ということは、動画については逸脱するのではないかということなんですが、いわゆる文字情報の提供についてはその限りではないと。つまり、NHKの放送の業務内だというふうに理解してよろしいわけですね。
○内藤正光君 そこで、NHKにお尋ねをさせていただきますが、既にホームページを立ち上げて番組情報等を提供されているわけなんですが、ここでもし仮にあすから日常的な情報提供を始めようとしたと仮定します。それによって新たに生じる経費だとかあるいはまた新たに必要となる人員、どれぐらいなも...全文を見る
○内藤正光君 まあ三億円程度かければもう本当にいろいろな、インターネットを使ってどんどん情報を流せるということ、私は、これは本当に視聴者サービスという観点からも、できる限り少ないお金でもってカスタマーサービスと言うんですか、視聴者サービスを拡大できるということで、大変すばらしいこ...全文を見る
○内藤正光君 大臣は現行のホームページを前提にということで答弁されたんですが、正直言って、大変申しわけないんですが、現行のNHKさんのホームページを見ても余りおもしろくないんですね、番組情報だけで。だったら新聞を見ればいいんじゃないかとかいう話もあります。  私はそれを考えます...全文を見る
○内藤正光君 この件についてはここまでにしたいと思います。  次に、NHK会長に何点かお尋ねをしたいと思います。  国際放送のテレビ・ジャパンについてなんですが、ことしの八月十八日の週刊朝日にこういう四ページものの記事が出ました。ちょっと簡単に見出しだけを読んでみますと、「N...全文を見る
○内藤正光君 設立されたのはいつ、JSTVとJNGの設立の経緯といいますか、何年ぐらいに設立されたとおっしゃいましたか。
○内藤正光君 はい、わかりました。  この週刊朝日の記事の中に委託料という言葉が何度も出てきますが、ここで言う委託料というのは何に対する対価なのか。委託料に関しての過去数年の推移を教えていただけますでしょうか。
○内藤正光君 この十三・六というのは単位は億円ということですね。
○内藤正光君 こう見ると何かふえているように見えるんですが、これは何か理由があるんですか。
○内藤正光君 この間はドルと円のレートがかなり変動したかなと思うんですが、その辺の影響はあるんですか。
○内藤正光君 先ほどおっしゃったのである程度わかったんですが、平成七年度からこの二つの、テレビ・ジャパンという事業は平成三年度から始まったんだけれども、平成七年度から国際放送ということで委託するようになった、だから委託料を支払うようになったということですね。まあ、これはいいです。...全文を見る
○内藤正光君 会計検査院に来てもらっておりますが、その辺も当然検査していると思います。その妥当性についてお尋ねをします。
○内藤正光君 実はこの週刊朝日の記事は、その委託料がちょっと算定根拠があいまいだ、何か赤字補てんをしているんじゃないか、そんな論調で書かれている。もう本当に四ページにわたって貫かれているわけなんですが、今の会計検査院さんの話にもありましたように、不明な点はないということでした。 ...全文を見る
11月30日第150回国会 参議院 文教・科学委員会 第7号
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○内藤正光君 おはようございます。  私は、民主党・新緑風会の内藤正光でございますが、本日はピンチヒッターで四十分間いろいろ質問をさせていただきたいと思います。  まず、修正案の提出者であります平野議員に何点かにわたってお伺いをさせていただきたいと思います。  まず、これは...全文を見る
○内藤正光君 それで、さらにお伺いをしますが、では、政府原案と比較して民主党案の特徴点、主な特徴点はどういったものだったでしょうか。
○内藤正光君 最終的には民主党案は審議未了ということで、民主党案は政府原案に修正という形で何点か盛り込まれたんだろうと思います。  そこでお伺いをしますが、修正案には民主党が主張してきた基本的な考え方が十分盛り込まれているのか、そのように考えていいのか、お尋ねをいたします。
○内藤正光君 すべてではないがかなりの部分が基本的な精神なり考え方が盛り込まれたということなんですが、では、残された課題は何だというふうにお考えになるでしょうか。
○内藤正光君 どうもありがとうございます。今の政府原案あるいはまた政府修正案にまだ欠けていることは何なのかというのがよくわかった次第でございます。  それで、具体的に修正案の中身について御質問をさせていただきたいと思います。  まず、先ほどありました附則の第二条について質問を...全文を見る
○内藤正光君 私は、大臣も、また政務次官も、やはりクローン技術規制と並んで生殖技術の規制も大事だという認識は持たれているというふうに私はお伺いをしまして、大変安心をしました。  そこで、さらにお尋ねをしたいんですが、その調査との関連の質問なんですが、生殖技術規制という観点を欠い...全文を見る
○内藤正光君 政務次官にお尋ねしたいんですが、冒頭申し上げましたように、政府原案はクローン個体を禁止するということで一歩前進という見方ができる反面、その一方で、例えばクローン個体をつくるための材料としてヒト胚の需要が増すと。それこそ、今でも既に医療現場では余剰胚として生じる胚、あ...全文を見る
○内藤正光君 その関連でお伺いしますが、附則の第二条、難しい言い回しですが、要は三年以内にヒト受精胚の取り扱いのあり方に関して総合科学技術会議等で検討する、そしてその検討結果を踏まえて法律の規定に検討を加え、必要な措置を講ずるとなっております。これが附則の第二条に修正という形で盛...全文を見る
○内藤正光君 適切な対応というのは、実は具体的な中身はどうなのかといったときになかなかわからないので、より具体的にお伺いしたいんですが、私は、そういった大臣並びに政務次官がおっしゃったことを実際に本当に進めるためにはやっぱり両省の連携というのは必須であり、必要最低限の条件だと思い...全文を見る
○内藤正光君 それでは、ちょっと連携ということでもっと具体的に実務レベルでの連携についてお尋ねをしたいと思います。  政府案の第十五条に「立入検査」というものがございます。これはどうなっているかと。「文部科学大臣は、」「その職員」ですから、文部科学省の職員をその現場に立入検査に...全文を見る
○内藤正光君 自前でスタッフなり体制を整備していくということなんですが、私は、まさにこういった点でも省庁の垣根を越えて、文部科学省と厚生省、これが実務レベルでも連携をとるべきじゃないかと考えるんです。  実際、こういった生殖関係だとかそういったものはどこがプロかといったらやっぱ...全文を見る
○内藤正光君 しっかりとその辺は、別に省庁の垣根にこだわることなく連携を、実務レベルでも連携を進めていっていただきたいと思います。  次に、時間もあと残すところ六分でございますが、附帯決議について、衆議院の段階で付された附帯決議についてお尋ねをしたいと思います。  この附帯決...全文を見る
○内藤正光君 じゃ、さらにこの附帯決議の中身、具体的にお尋ねをさせていただきたいと思いますが、一つ目にアイウというふうに分かれておりますが、ウの中をずっと読んでいきますと、最終的に「十分に措置を講ずる」というふうに書いてあります。ちょっと前の文章を読みますと、「特に卵子提供につい...全文を見る
○内藤正光君 時間も残されたところあと一分ですので、本当はもうちょっと語りたいんですが、端的にお伺いします。  生命科学と生命倫理との調和ということでございます。  これは私は本会議でも質問させていただいたことなんですが、私自身、科学者というか物理学を勉強してきた者なんですが...全文を見る
○内藤正光君 はい。  調和についていかに考えるのか、端的にお答えいただきたいと思います。