内藤正光

ないとうまさみつ



当選回数回

内藤正光の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○内藤正光君 民主党の内藤正光でございます。きょうは貴重なお話を大変ありがとうございました。  私の方からは二点質問をさせていただきたいと思います。  まず第一点、清家先生と河野社長両方にお尋ねをさせていただきたいんですが、雇用の流動化が増していくと、それにあわせて社会の仕組...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございました。
02月21日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○内藤正光君 民主党の内藤正光でございます。  きょうは大変すばらしい話をありがとうございました。  そこで、私の方からは中條部長に三点ほど質問させていただきたいんですが、まず第一点目は、大変御社はすばらしい制度、魅力的な制度をつくっているなと思ったんですが、ただ、実際そうは...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。
02月23日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○理事(内藤正光君) 次に、厚生労働省より説明を聴取いたします。増田厚生労働副大臣。
○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。四十分ほど質問させていただきます。よろしくお願いします。  まず、私は、育児と仕事の両立支援について御質問させていただきたいと思うんですが、先日、本調査会でセイコーエプソンの人事部長の中條さんをお招きいたしましていろいろと御...全文を見る
○内藤正光君 最初の四分の三ルールの拡大のところで確認をさせていただきたいんですが、これは拡大する方向で今いろいろ取り組んでいるというふうに理解してよろしいわけですね。
○内藤正光君 どうもありがとうございました。またこの問題はもっといろいろ確認をさせていただきたいと思います。  では、続きまして、新エンゼルプランの特に小児救急医療支援事業の推進という項目について御質問させていただきたいと思います。説明では、このあたり詳細な説明がなかったように...全文を見る
○内藤正光君 当初目標から実績は随分乖離しているなというのが正直なところですが、さらに、この記事によりますと、緊急時の小児医療体制が貧弱であったがために、悲しいことに命を落とされた子供の記事が二件ほど載っているんですが、こういった事例は毎年どのぐらい報告されているんでしょうか、把...全文を見る
○内藤正光君 この体制確立に向けての努力は十分されているということは私自身も承知はしてはいるんですが、まず、なぜ進まないのかというのを原因を分析しないことには進展はあり得ないんだろうと思います。  そこで、なぜ、一生懸命努力をされているにもかかわらず小児救急医療支援事業の計画が...全文を見る
○内藤正光君 ところで、少子化が今進んでいるわけなんですが、少子化を見越して小児科医を希望する方そのものが減っているという事実はございますでしょうか。
○内藤正光君 調査を進めていっていただきたいと思いますが、先ほど、副大臣、補助金の単価を上げられたということなんですが、確かに、現在、一地域一日当たり二万六百十円の補助金であるところを六千円ほどアップしたと。二万六千六百十円にアップするということなんですが、この程度の補助金アップ...全文を見る
○内藤正光君 いざ我が子に何かあったらしっかりとした体制で見てもらう、これは本当に少子化対策の基本中の基本でございますので、ぜひ全力を挙げて原因究明をし、そしてしっかりとした体制づくりに向けて努力をしていただきたいと思います。お願いを申し上げさせていただきます。  続きまして、...全文を見る
○内藤正光君 それで、今後どうするかという話にも絡んでくるとは思うんですが、平成十三年度予算を見てみますと、十八億円の予算に加えて今回日本新生特別枠の十八億円が加わって、合計三十六億円になっているわけなんです。しかし、この日本新生特別枠というのは、来年、平成十四年は期待できないわ...全文を見る
○内藤正光君 私にも今小さな子供が二人おりまして、子育てに本当に髪振り乱している妻の姿を見ますと、本当に子育てというのは大変だなと。そして、やっぱり一番大事なのは妻一人に任せきりにしないことだと。当然、私としてもやっぱりできる限り関与していくと。しかしまた、そういった地域でお互い...全文を見る
○内藤正光君 お願いします。  続きまして、奨学金制度について文部科学省にお尋ねをさせていただきたいと思うんですが、少子化の原因、幾つかあろうかと思います。やはりしかし、そんな中でも大きな原因の一つに教育費の高さがあろうかと思います。そんな現実に対していろいろな支援をされている...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと一つ絞ってお尋ねしますと、すべていきなり改革するというのは難しいかもしれませんが、ただ現状として、国立大学、国立研究所就職者は一律もう無条件に返還義務免除というのをとりあえずやめて、その分を、その資金を例えば成績優秀者に対する、何というんですか、対策費に使う...全文を見る
○内藤正光君 この問題に限らず、日本という国の問題点の一つに、何年もあるいは何十年も前につくった制度としてその時点ではそれなりの意味があったんだろうと思います。しかし、何十年たった今もそれを当然のことのごとく受けとめて抜本的な見直しを加えようとしない。私は、これは、この奨学金の制...全文を見る
03月08日第151回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤でございます。江田議員の関連質疑で、私は日本の経済状況についてお伺いをさせていただきます。  まず、宮澤大臣並びに日銀総裁にお尋ねをいたしますが、消費者物価を見てみますと、平成十一年度はマイナス〇・五%。それ以降、毎四半期マイナス〇・五から〇...全文を見る
○内藤正光君 現在の継続的な物価下落によってどういうことが起こっているのかといえば、まず、会社は売り上げが減る、そのあおりを受けて個人では給料が減る、そして国としては税収が減っていくわけです。そして、さらにまた債務の実質的な負担がどんどん増していくわけでございます。  私が聞き...全文を見る
○内藤正光君 宮澤大臣、日銀総裁と比べると随分状況認識が違っている、乖離があるように思えるんですが、打つべき対策は、何ら対策は講ずべきでないということですか。どういうことなんですか。
○内藤正光君 それでもやはりちょっと認識に乖離があるような気がしてならないんですが、ちょっとそれは後からするとして、日銀総裁にお尋ねしますが、日銀法では物価安定は日銀の役割だというふうに定められております。昨年でしょうか、物価安定についての考え方の中で、家計や企業等が物価変動に煩...全文を見る
○内藤正光君 そういう状態にしたいというのは日銀総裁という立場でのお考え、そういう理解でよろしいですね。
○内藤正光君 なぜ冒頭こういうような質問をしてきたかといいますと、私は一つ思うところがあるわけなんです。  最近、政府・与党は、昨今の景気低迷をすべて何か日銀の責任に転嫁しているように思えてならないんです。いろいろな要求を金融政策面でやれやれと言っている。その一つにゼロ金利政策...全文を見る
○内藤正光君 また日銀総裁にお尋ねします。  これも一部に大変強い圧力があるかと思います量的緩和でございます。これも思うところをありのままにおっしゃっていただきたいんですが、量的緩和のもたらすであろう影響、あるいはまた、それをやれやれという要求に対してどのようにお考えになられて...全文を見る
○内藤正光君 続きまして、柳澤大臣と、同じ質問を速水総裁にお尋ねさせていただきます。  よく言われる例なんですが、例えば日銀が心臓だとすれば、銀行が血管、そして手足が企業、日銀が心臓ですね、そういうふうに例えたとします。政府・与党は、やれゼロ金利をやれだとか、やれ量的緩和をやれ...全文を見る
○内藤正光君 柳澤大臣は企業の側に資金需要がないとおっしゃいましたが、私は、それは今までの産業構造というものを前提にした発想ではないのかなと思うんです。つまり、本当は欲しいところがあるんだけれども、そこにお金が回らない、銀行がリスクテーキングできずにそこに回らないんだろうと私は思...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと確認させていただきたいんですが、国民の一人でもあると同時に、中央銀行総裁という発言、そういう理解でよろしいですね。
○内藤正光君 何度も足を運ばせて申しわけございません。うなずいただけだとちょっと公式の記録に残りませんものでして、申しわけございません。  ところで、ちょっと宮澤大臣にお尋ねしたいんですが、先日、スタンダード・アンド・プアーズによって日本の国債の格付がトリプルAからAAプラスに...全文を見る
○内藤正光君 本当に宮澤大臣は本心からそう思っておっしゃったのかどうか甚だ疑わしいんですが、国債が人気があるとおっしゃったんですが、そんなことを信じている人はどこにもいないんじゃないかと思うんです。どこにも日本の国債が人気があるなんて思っている方はいないと思うんですよ。  マネ...全文を見る
○内藤正光君 日銀総裁、ちょっと通告はしてないんですが、本当に日本の国債、どうなんでしょうか。先ほどの宮澤大臣の答弁に対して何かございますでしょうか。
○内藤正光君 ちょっと言葉のあやでして、嫌々買っているというか、買わされているというのではなくて、ほかに資金の運用の仕方がないという、そういう意味で申し上げたまででございます。つまり、少なくとも積極的に国債を買おうという気持ちが果たしてあるかというと、私はそれはないんだろう。 ...全文を見る
○内藤正光君 与党にそういう要求をする人はいないということなんですが、仮にあったとして、そして、もしこういう政策をやってしまったとしたら確実にインフレが起こるわけですね。そういうことで一たんインフレが始まってしまったら、もう日銀にはそれをコントロールする力はないという理解でよろし...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。  宮澤大臣も党内にないという、そういう要求はないということなんですが、仮にあったとしてもそんなのは押さえつけるといいますか、大臣として反対をしていくという、そういう理解でよろしいですね。
○内藤正光君 さて、その血管が詰まった原因である不良債権問題にここでまた戻りたいと思います。  柳澤大臣にお尋ねしますが、銀行の不良債権の処理が私は一向に進んでいるようには思えないんですが、なぜなんでしょう。お尋ねします。
○内藤正光君 これは、そもそも論に戻ってしまうかもしれないんですが、今、地価は下落を続けていますね。下落局面にあるかと思います。つまり、担保価値というのは時とともに下がっていくわけなんですね。普通に考えたらば、担保価値ができるだけ高いときに償却、すなわち直接償却をしてしまった方が...全文を見る
○内藤正光君 ただ、現実問題としてなかなか直接償却が進んでいないのは事実ですし、また柳澤大臣も最近になってやたらとオフバランス、オフバランスということをおっしゃるようになった。つまり、直接償却を進めろ進めろというようにおっしゃるようになった。つまり、銀行がなかなか直接償却を自主的...全文を見る
○内藤正光君 大臣も、私は御存じ、もう重々承知だと思いますが、直接償却が進まない一番の理由というのは、引当金を積むということは結局は資産を少なくするということで、結局は自己資本比率を下げるということ、つまりBISの規制に引っかかってしまうということですよね。だから、言ってしまえば...全文を見る
○内藤正光君 大臣、厳格な検査とおっしゃいましたが、言うまでもなく債務者区分としては、悪い順に破綻先、実質破綻先、破綻懸念先、要注意先、そして正常先と五つにまず分類されるわけでしょうが、ちょっとお尋ねしたいんですが、そごうは昨年破綻したわけなんですが、破綻直前のそごう、そしてまた...全文を見る
○内藤正光君 直前で結構なんです。もしわかったら。
○内藤正光君 これら皆三つですね。
○内藤正光君 要注意先というのは正常先の一つ上の、二番目ですね、いい方から数えて二番目。この要注意先という判定に対して、金融再生委員会は昨年の五月でしたか、その分類に対して適当だというお墨つきを与えたんだと思います。ところが、三カ月もしないうちにそごうは破綻をしたわけなんです。つ...全文を見る
○内藤正光君 ただ、この金融再生委員会がオーケーだという判定を下したのが、要注意先分類ということで適というお墨つきを与えたのが五月ですよ。で、三カ月もしないうちに破綻ですよ、破綻。これが本当に厳格な査定なのかどうか。もっと言えば、熊谷組だって債権放棄直前では単に要注意先の分類にな...全文を見る
○内藤正光君 最小限七割ということなんですが、大臣、お尋ねしますが、裁判所の競売価格は公示価格の何割ぐらいか御存じですか。
○内藤正光君 私は、聞くところによれば、とてもじゃないが七割じゃ今売れないということを聞いているんです。私は、適切な引当金を積むということであるならば、競売価格が公示価格の何割程度なのか、これは当局としては当然押さえておくべき数字だと思うんですが、いかがですか。
○内藤正光君 私は、債務者の区分分けのときでもすごく大甘査定、そしてまた担保価値の評価も大甘査定、もう本当に二重の大甘査定じゃないかなと思っているんですが。  では、ちょっとさらにお伺いします。各銀行は、債権分類Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳとあるわけなんですが、不良債権の債権分類ごとにどの程...全文を見る
○内藤正光君 時間の関係もあるんですが、ということは、柳澤大臣は、もう引き当てはもう十分積まれている、適切に積まれているということですね。ということは、もっと言えば、これ以上の公的資金の注入という話は絶対にあり得ない、そういう理解でよろしいんですね。
○内藤正光君 じゃ、引き当ての話とはちょっと切り離して、資金注入というのはやらないんですか、やることもあるんですか。
○内藤正光君 ということは、今の大臣の発言は、大手と地銀に関してはまず公的資金注入ということは考えられないということでよろしいですね。これはとりもなおさず早期健全化法の言うところであるわけですよね、三月までに日本の金融システムを健全化を図るということで。そういう理解でよろしいです...全文を見る
○内藤正光君 じゃ、ちょっと確認をさせていただきます。  ということは、仮にこの大臣のおっしゃる大手行ですね、ひっくるめて大手行の中で、公的資金注入問題がもし万が一再燃することがあったとしたら、これはもう責任問題だという、そういう理解でよろしいんですか。
○内藤正光君 私は何も永遠にと言っているわけじゃありません。少なくとも、一応早期健全化法では三月までに日本の金融システムを、健全化を目指すと言っているわけですから、これで例えば四月、五月に、あるいはまた九月の会計方式が変わるあたりでこの公的資金注入問題が再燃したら、私はこれは大き...全文を見る
○内藤正光君 柳澤大臣には最後の質問になろうかと思いますが、私はもう不良債権問題の処理は大変な覚悟が必要なことだろうと思うんです。これこそまさに政治の決断が求められるでしょうし、やっぱりこれこそ本当の私は政治主導というところが問われてくるんだろうなと思うんですが、その辺の決意をお...全文を見る
○内藤正光君 平沼大臣にお尋ねします。  不良債権処理というのは私は構造改革そのものであると。ということは、不良債権処理だけやってもだめだと。やはりそれと並行して、例えば参入障壁の撤廃だとかさまざまな規制改革もやっていかなきゃいけないでしょうし、また受け皿として新たな産業が生ま...全文を見る
○内藤正光君 坂口大臣にお尋ねします。  構造転換が進めば当然のことながら一時的に大変な雇用問題が発生すると。これを放置すれば社会不安がもう本当に巻き起こるわけなんですが、そこでお尋ねしたいんですが、予想され得るさまざまな雇用問題に対して私は二年あるいは三年というふうに期限を区...全文を見る
○内藤正光君 質問を江田議員にお戻ししたいと思います。
03月26日第151回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○内藤正光君 私は、民主党・新緑風会を代表し、政府提出の平成十三年度一般会計予算案外二案に反対、また民主党・新緑風会、社会民主党・護憲連合及び自由党提出の修正案に賛成する立場から討論を行います。  森内閣の発足から一年近くが経過しようとしております。この間、我が国の政治はもとよ...全文を見る
03月29日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  きょうは、理事になって初めてということですが、三十分間質問をさせていただきたいと思います。  私は、議員になってこの二年間、実を言うとIT、情報通信を中心として活動を続けてきたわけでございます。ですから、私は昨年からこ...全文を見る
○内藤正光君 ということは、義務教育というのは、単に国語、算数、理科、社会、そういったものを勉強、学習するというだけではなくて、その他一般の社会のルール、集団生活をしていく上での基本的なルールを学ぶ場だということですね。  そういうことになりますと、塾だとか高校だとかとは違って...全文を見る
○内藤正光君 今までの審議を聞いていますと、大臣あるいは副大臣あるいは政府は、生活集団というものと学習集団というものを巧みに何かいろいろ使い分けて御答弁されているんですが、生活集団というのはやっぱり生活を学ぶ場、学習集団は学習を学ぶ場。今一番いろいろ言われているのがやっぱり生活面...全文を見る
○内藤正光君 大臣は学習集団の場を改善していこうということなんですが、今学校現場で大きな問題になっているのは何なのかと考えたときに、いじめ、学級崩壊、不登校、こういった問題が一番やはり大きいんだろうと思います。ところが、これらの問題一つ一つを考えていきますと、どれも皆生活に密着し...全文を見る
○内藤正光君 確かに、大臣おっしゃるように、この問題は、学級崩壊、いじめ、不登校の問題、余りにも複雑過ぎて、算数のようにここを突けば絶対解決できるとか、そういった問題ではないことは重々承知なんです。  確かに、大臣のおっしゃるように、学級崩壊、家庭でのしつけの問題も私は多分にあ...全文を見る
○内藤正光君 構わないと言うんですが、本当にそれは財政的な措置とか、そういったものは講じられるんですか。
○内藤正光君 やろうと思えばできるということなんですが、いろんな学校、さまざまな問題を抱えていて、確かに頭の中ではそういったところへ配分できるんでしょうとおっしゃるかもしれませんが、現実問題、そういったところへ十分配分できずにほかの問題の解決のためにそちらに多くの力が割かれちゃう...全文を見る
○内藤正光君 何か私は地方分権というものをいいように使っているような気がしないでもないんです。  私は、充実した義務教育というのは機会の平等の観点から国が全力で取り組んでいくべきこと、国がやはり保障すべきことなんだろうと思います。諸外国がそうであるように、少なくとも私は現実的に...全文を見る
○内藤正光君 そうするつもりは大臣御自身おありですか。
○内藤正光君 先日の委員会でもそうなんですが、よく財政事情、財政事情とおっしゃるんですが、例えばアメリカの前大統領クリントンがそうであったように、またイギリスのブレア首相がそうであったように、優先順位をつけるのはまさに政治なんですよ。教育が大事だと思ったら、その意思を大臣が示され...全文を見る
○内藤正光君 では、むだな予算があるかどうかはわきへ置いておいて、少なくとも大臣御自身が、小学校低学年で今の四十人が多過ぎる、何年か先には三十人にしたい、そういう強い意思を示されないことには何も始まらないわけなんです。  だから、私が尋ねているのは、財政事情云々というのはあるか...全文を見る
○内藤正光君 私はちょっとそれは違うんじゃないかなと思うんです。  やはりまず大臣というのが政治的なリーダーシップを発揮していただかなきゃいけないんです。このままだったら何も変わらないんですよ。やれ財政事情だ何なんだということで何も変わらない。それを変えるのがやはり大臣の思いな...全文を見る
○内藤正光君 いや、大臣として今の状態がいいのかどうか、それをお伺いしているんです。私は個人的なおしゃべりでも何でもないと思っています。いかがですか。
○内藤正光君 個人的な意見と言われてしまうと、これ以上何か質問できなくなってしまうんですが。  じゃ、もう最後にします、これが。大臣として、じゃ集団生活の場としての学級、将来ビジョン、どのようなものをお持ちですか。
04月18日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。会派を代表しまして意見表明をさせていただきたいと思います。  まず、少子化という事象について申し上げさせていただきたいと思います。  少子化に関する今までの議論を振り返ってみますと、一方で産む産まないは個人の自由だ、だから...全文を見る
05月24日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
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○内藤正光君 私は、民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  本日は、文部科学省のほかに、内閣府そしてまた厚生労働省の方からもお越しをいただき、大臣所信に対するいろいろな質疑ということで、幅広にいろいろなことを議論させていただきたいと思います。  まず最初に、二人の邦人、日...全文を見る
○内藤正光君 事の成り行きを見守っていかなきゃいけないんですが、それは別として、このバイオの世界はもう熾烈な覇権争いが世界を舞台に繰り広げられているわけでございます。  そんな状況の中、水島大臣政務官のお考えでよろしいんですが、当事者、日本の研究者及び日本の研究機関側にわきの甘...全文を見る
○内藤正光君 次に、内閣府にお尋ねしたいと思いますが、これは何も私はアメリカに仕返しをしろという意味で言っているわけじゃございません。この事件を一つのきっかけとして日本自身も考えなきゃいけないという、そういう思いで二つぐらい質問をさせていただきたいわけなんですが、バイオの分野では...全文を見る
○内藤正光君 つまり、では特許が確立されれば特許法で守られるとはいうものの、特許が確立される前の状態は何ら法的な手だてはないということですね。
○内藤正光君 そういった、言ってみればこれからバイオの時代に突入する中にあって、これは日本の法的な不備だと、大きな不備だと思います。そういったことを考えますと、日本も国益的な観点から早急に何らかの法整備を進めるべきではないかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。
○内藤正光君 どうもありがとうございます。  まず、文部科学省におきましては、今回の事件の事実解明を徹底して、そして早急に進めていただきたいと思いますし、またこれからも、本当にバイオの時代、バイオの時代というのは言ってみればそういった知的所有権の時代ですから、日本の法的な不備を...全文を見る
○内藤正光君 その思いは私も同感でございます。頑張っていっていただきたいと思いますが、ではその米百俵の精神を今後の文部科学行政に具体的にどう反映させていくおつもりなのか、文部科学行政に照らし合わせてお答えいただきたいと思います。
○内藤正光君 では、もっと具体的にお尋ねしたいと思います。  大臣は新しく文部科学大臣になられたわけなんですが、今日までの文部科学行政をそのまま継続されるおつもりなのか、あるいは質的な転換をお考えになられているのか、お尋ねします。
○内藤正光君 別に意地悪で申し上げるわけじゃないんですが、教育改革をさらに推進するだとか、未来への投資だとか、科学技術立国創造のためにというのはずっと言われ続けてきたことなんですね。ずっと前の大臣も、そしてその前の大臣も同じようなことをおっしゃったわけなんです。  私は、遠山大...全文を見る
○内藤正光君 私は、大臣に望みたいのは、今までの継続性ではなくて、今までやってきたこと、本当にこれでいいのかどうか、新しい時代に合わせて本当に今の教育が正しいのかどうか、そういったものを一つ一つしっかりと抜本的に見直しを行い、そして本当に未来を支える人材を育てていっていただきたい...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。  では、もっと具体的な質問をしていかないとこちらが求める回答も出てこないでしょう。  ここに、私の手元に記事があるんです。この表題、「企業ニーズとミスマッチ」という大きな表題が出ております。これはどういう内容かといいますと、就職がまだ決まっていな...全文を見る
○内藤正光君 確かに大卒を求めるという話はわかることはわかるんですが、現実に大学に行かずに卒業して仕事を求める人も多いわけですよね。そういったところで企業が求めるニーズと実際に彼らが提供できるスキルとの間にミスマッチは生じていないですかという質問なんですが、いかがでしょうか。
○内藤正光君 三カ月あるいはまた六カ月やるということをおっしゃったわけなんですが、私は、この手の問題はもっと長期間かけてじっくり教え込まなきゃいけない。となると、これはもはや厚生労働省だけのそこに閉じた問題ではなくなる、やはりそこは文部科学省と厚生労働省がしっかりとタイアップして...全文を見る
○内藤正光君 厚生労働省と文部科学省、その辺しっかりとタイアップして取り組んでいらっしゃるということですが、本当に今まで以上に強力に取り組んでいっていただきたいと思います。  そして、それを受けて実際にIT教育の充実も学校現場では進められているやに聞きますが、そこでこのIT教育...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  ただ、岸田副大臣、平成十七年度は四十二台導入します、また実際毎年四百五十万円ぐらい各校当たりハード整備にお金をかけていますと胸を張っておっしゃったわけなんですが、実は私、このゴールデンウイークを利用しましてアメリカのIT視察へ行ってきたん...全文を見る
○内藤正光君 企業からの学校への寄附、いろいろ宗教観だとか国民性だとかあるということをおっしゃったわけなんですが、確かにそれもあるでしょうが、もう一方で、寄附を受ける側に問題があるということも聞いております。  ここに「教育を問う」という特集、新聞記事があるんですが、ここではこ...全文を見る
○内藤正光君 我が国のIT教育のおくれは、先ほど申し上げたとおり、副大臣もそしてまた大臣も皆さん御認識されているかと思います。新たな仕組みを考えていくというのは、それはそれでいいんですが、本筋なんですが、正しい道だとは思うんですが、ただここで、一々教育委員会の承認を求めなきゃいけ...全文を見る
○内藤正光君 税制の問題が出ると思いましたので調べておきましたら、財務省に調べたら、そういった学校機関への寄附は全額損金算入できて、そして上限もない、青天井、どれだけでも寄附できるんです。ですから、私は税制上の問題はないんだろうと思います。  要は、文部科学省としてどれだけやる...全文を見る
○内藤正光君 もう時間があと一分しかございませんが、少なくとも、教育委員会の承認を求めなきゃいけないという事実があるわけですから、文部科学省としてその辺の実態をまずちょっと調べていただきたいと思います。もしかしたら私のひとりよがりなのかもしれません。しかし、調査の結果、教育委員会...全文を見る
05月29日第151回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○内藤正光君 こんにちは。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。久しぶりにこの委員会に戻りまして質問をさせていただきたいと思います。四十分間ですが、どうかよろしくお願いをいたします。  さて、今回の法案でございますが、簡単に言ってしまえば、インフラを保有する主体と番組を編成、...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。  では、次の問題点、論点に移らせていただきますが、今回の法案によりまして、登録さえすれば電気通信役務利用が可能になるわけでございますが、とはいうものの、その前段として、顧客管理の代行をしているプラットホーム事業者なるものが存在するわけでございます。...全文を見る
○内藤正光君 具体的にはどこでしょうか。
○内藤正光君 今後ふえる可能性はあるんでしょうか。
○内藤正光君 東経百十度CS利用のサービスにおいては、日テレ系が一社出てくるというふうには聞いておりますが、それは確かでしょうか。
○内藤正光君 ところで、これら、これらといいますか、現時点ではこのプラットホーム事業者なんですが、この法的な位置づけはどうなっているんでしょうか。
○内藤正光君 法的な位置づけはされていないと。  このプラットホーム事業者というものが例えば電気通信事業に属するのか、あるいは放送事業に属するのかと考えてみると、なかなかちょっと見当がつかないわけなんですが、ところがこのプラットホーム事業者というのは、結構重要なポジションを占め...全文を見る
○内藤正光君 副大臣は、かつてこのプラットホーム事業者がいろいろなその支配的な地位を利用して悪いことをしたことがない、そういう話は聞いたことがないというふうにおっしゃいました。これ確実だとは言いません。ただ、例えばディレクTVですね、何か引き上げる際にいろいろあったというふうに聞...全文を見る
○内藤正光君 しっかりとそれも早急に取り組んでいただきたいと思いますが、ここでちょっと大変恐縮ですが、答弁をいただかないと記録に残りませんので、よろしくお願いします。
○内藤正光君 では、テーマは変わりまして、今度は通信と放送の融合ということに移らさせていただきたいと思います。  冒頭、私が申し上げましたように、この法案が成立すれば通信と放送の融合が一歩進むということで、私は大変高く評価をしているわけでございます。  そこで、大臣に大臣のお...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。ありがとうございます。  では今度は、同じような質問なんですが、ちょっと見方を変えまして、通信と放送の融合により、一般ユーザー、国民と言ってもいいかもしれません、国民はどんなメリットを享受できるのか。あるいはまた仕事をしている人、企業家たち、そういっ...全文を見る
○内藤正光君 よくわかりました。  テレビとインターネットが融合していって、すべての国民そして各層各界、いろいろな方々が通信と放送の融合によって利益、メリットを受けられるというふうに言えると思います。  そこで私は、本当にバラ色の世界が通信と放送の融合の先には待っているんだと...全文を見る
○内藤正光君 副大臣、何を私が言わんとしているかはもう既に御存じだというふうに理解しておりますが、御存じのように、昨年末にBSデジタルデータ放送が開始をしたわけでございます。そして、早ければ、聞くところによればことし末ですか、東経百十度CSを使った、BSデジタルデータとは違うより...全文を見る
○内藤正光君 将来性を考慮してXMLという方式を選んだと。BMLというのはXMLに準拠した言語だということだと思います。  ところが、今回の一件に関して余り新聞だとか何か記事が載っていないわけなんです。そのことについても後から御議論させていただきたいと思うんですが、そんな数少な...全文を見る
○内藤正光君 本当にもう大臣からそういうふうに前向きな答弁をいただいたら、ここで質問を打ち切ってもいいですが、ちょっと時間もまだありますので、若干これに関連して、補足的な質問をさせていただきたいんです。  恐らく、郵政省さんも最初は、通信と放送の融合という観点からいって、やはり...全文を見る
○内藤正光君 一言つけ加えさせていただきますと、私もいろんな技術者に聞いたんです。確かに、テレビに付加装置をつければ両方見られるようになるんです。ただ、それは形は一体のように見えても実は別々の機能が二つ備わっているだけで、本当の意味での番組とインターネットを融合させたような新たな...全文を見る
○内藤正光君 以上です。
05月31日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  今回の法律案は大きく言って二本の柱から成っておるわけでございまして、一本目は医療短期大学部の廃止、そして二本目は講座、学科目の編制の自由化等でございます。  ちょっと時間の関係もございまして、二つ目の講座、学科目の編制...全文を見る
○内藤正光君 すなわち、各大学の判断に基づいて自由に学科目あるいはまた講座が編制できるようになれば、講座制が持つと言われているいろいろな、いい面もあることは認めますが、その一方でいろいろな悪い面もある、閉鎖的な人事制度等々がその最たるものだとは思いますが、これが解消されるという理...全文を見る
○内藤正光君 ところが、実態としましては、今ほとんどの大学、ほとんどの学部では大講座制というものが既にしかれておりまして、そしてその大講座制という枠組みの中で各大学が自由にいろいろ編制できると。そういった意味で、私は講座制が持つと言われているいろいろな問題点の幾つかの部分はもう既...全文を見る
○内藤正光君 私の今回この法律を読んだときの理解は、あくまで学部、学科の下の講座だとか学科目だけの編制の自由だと思っていたんですが、それを超える学科だとか学部、そこまである程度柔軟性が今回もたらされる、そういう理解でよろしいですね。
○内藤正光君 予算措置が必要なければだとか定員の総枠が変わらなければという、かなり厳しい条件があって、果たしてどこまで実効性を有するのか甚だ疑問ではございます。  ただ、私がここでなぜこんな質問を冒頭させていただいたかといいますと、私は大学改革において今すぐにでも早急に断行すべ...全文を見る
○内藤正光君 では、大学改革という話が出てきましたので、実際に今議論されております大学の独立行政法人化について何点かにわたって御質問させていただきたいと思います。  独立行政法人化といえば、参議院の本会議で我が民主党・新緑風会の小林元議員の質問に対して、小泉総理は思い切って民営...全文を見る
○内藤正光君 大臣御自身のお考えは理解できました。  そこで、現在、国立大学は九十九あるわけです。九十九の国立大学はそれぞれに事情が違うわけです。全く違うわけです、いろいろな状況。すべてを同列に扱うことは難しい。そして、大臣御自身もおっしゃった、そしてまた総理御自身もおっしゃっ...全文を見る
○内藤正光君 大臣は冒頭、単純にお答えするよりはとおっしゃったんですが、私はむしろそういういろいろな選択肢を視野におさめながら議論をしていくと言った方がよほど実のある議論が進んでいくんだと思います。むしろ、単純に九十九全部独法化するとか、いやそうしないとかという議論の方こそ私は余...全文を見る
○内藤正光君 大臣ですから、期待しているというか、まず最初、議論をリードしていくときに、いろんな選択肢が混在していてもいいんですよというのをまず大臣の明確な意思として述べられるべきだと思うんですが、いかがですか。
○内藤正光君 この問題をずっと言っていても恐らく平行線で、なかなか明確な答弁が得られないと思いますが、そういう可能性も視野に、そういう可能性というのはすなわち単純にすべて九十九の大学を一まとめに扱うんではなくて、場合によっては一部独法化あるいはまた一部地方移管、一部民営化あるいは...全文を見る
○内藤正光君 文部大臣にぜひ国立大学の改革に向けた強いリーダーシップを期待したいと思います。  ではここで、仮に独立行政法人化をしたとした場合、その仮定において質問をさせていただきたいんですが、教員の身分がいろいろ言われております。国家公務員だとか、いや非国家公務員型だとかいろ...全文を見る
○内藤正光君 まだどちらになるかわからない、だから場合によっては非公務員型というふうな形に落ちつく可能性もあるということでしょうか。
○内藤正光君 率直なお考えをお聞かせいただきたいんですが、副大臣のお考え、どうあるべきかと、もしお持ちでしたらばお述べいただきたいんですが。
○内藤正光君 私は、今の国立大学の改革のポイントは、幾つかあろうかと思うんですが、やはりそのうちの大きなものの一つとして、大学間あるいはまた教員間の競争環境というものをどうやってつくり上げていくか、そこに一つの大きなポイントがあるんだろうと思います。  誤解していただきたくない...全文を見る
○内藤正光君 その法人独自の判断でということなんですが、ただ私も、それを以前、文部省の方に聞いたら、独自とはいっても、例えば優秀な外国の先生を招聘するために五千万とか六千万払えるのか。あるいはまた、民間企業で働いている優秀な技術者なりそういった方々を例えば一千万かそこらで招聘でき...全文を見る
○内藤正光君 以前聞いた話では、ほかと比べてある程度常識的な範囲内におさめなきゃいけない、だから一億だとか五千万なんというのはあり得ないというふうに聞いているんですが。
○内藤正光君 それを決めるのは法人の長ですね。
○内藤正光君 ただ、総枠が決まっている中で果たしてどこまで法人の長たる方の裁量権が持てるのか。本当に外国の優秀な方を招くには二千万、一千万じゃ到底招けるものじゃない、やはりそれなりの処遇で迎え入れなきゃならないと。私は大いに今の仕組みに疑問を持つわけなんです。  ちょっとまた話...全文を見る
○内藤正光君 争議権だとか、あるいはまた恐らくその争議権の先には例えばリストラされるおそれがない、だから安定した環境の中で研究を続けられるという、そういうメリットもあるということでいいですね。
○内藤正光君 積極的に公務員型でなければならない理由というのは、どうも私の今までの研究だとか勉強では見当たらなかったし、また副大臣とのやりとりでも、公務員でなければならないという理由がなかなかぴんとこないんですね。むしろその辺はもうちょっと自由度を、非公務員型としてもっとよりたく...全文を見る
○内藤正光君 副大臣、いろいろお答えいただいたんですが、大学みずからが決定できるようにすると言うんですが、大学みずからが決定しているからこそ、はっきり言えば何もできないという現実もあるわけです。ですから、独法化の議論の際には、やはりここでもう教学と経営を分離するんだというような、...全文を見る
○内藤正光君 大臣御自身はいかがでしょうか。文部行政に長年携わっている立場からお答えいただきたいんですが。
○内藤正光君 ということは、大臣自身、マネジメントという概念、考え方はやはり大事だと思うので、教学と経営を分離するかはまた別として、手段は別として、いかにマネジメントというものがうまく機能するか、そういった発想で大学改革に取り組んでいきたい、そういう理解でよろしいですね。
○内藤正光君 私もいろいろな方々から話を伺ったんですが、今の大学の問題点の一つに、過去の研究実績に基づいて学長とかそういった方々が選出されると。ただ、研究成果と経営的なセンスというのは全く別物でありまして、やっぱりちゃんと峻別するものだと思います。  アメリカの方だと、聞くとこ...全文を見る
○内藤正光君 時間もあと残すところわずかになりました。  最後に、競争的研究資金についてお伺いをしたいと思います。  新聞報道によると、これを導入する導入するというふうに言われているんですが、これは今までの科研費とどう違うのか、ちょっとお尋ねしたいんですが、従来の科研費がただ...全文を見る
○内藤正光君 競争的研究資金というのは今までの科研費とどう違うのかということです。
○内藤正光君 済みません、ちょっと政府参考人の方でも。
○内藤正光君 そこで、時間もないので、ちょっと一つ私の考えをぶつけてお考えをお伺いしたいんですが、私は競争的研究資金というのはこれから大事になってくると思います。なぜかというと、冒頭申し上げたように、これからの大学改革のポイントは大学間の競争環境、そしてまた教員間の競争環境をいか...全文を見る
○内藤正光君 時間もなくなってしまいました。  では、一問だけだと思いますが、先ほど有馬先生の質問のときに、間接経費八十九億円というふうにおっしゃったんですが、これは間接経費が全部で八十九億円ということですか。
○内藤正光君 ちょっと質問がしり切れトンボになりそうなんですが、文部省所管の分が八十九億円。でも、現在九十九大学があるわけですね。そうすると、国立大学に全部分けたとして一校当たり一億円に満たない。それで、ではその間接経費を使って大学がいろいろな研究環境の整備に使うといっても、一億...全文を見る
06月06日第151回国会 参議院 本会議 第29号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会を代表して、電気通信事業法等の改正案に対して質問を行います。  本法律案の質疑に入る前に、国が早急に講ずべきIT政策とは何なのかについてまずお伺いをいたします。  IT政策といったとき、だれもがまず挙げるのがIT推進策や規制緩和、デジタルデバイド...全文を見る
06月07日第151回国会 参議院 総務委員会 第13号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  本日は、この電波法の審議、九十分いただいておりますが、いろいろ思うところを質疑させていただきたいと思います。  まず、私の立場を明確にさせていただきたいと思います。  私は、何も地上波のデジタル化...全文を見る
○内藤正光君 質問としてはちょっと重複するところがあろうかと思いますが、いろいろ必要性については理解できました。  逆に、よくわからないのが、視聴者、一般ユーザー、国民にとって、じゃ地上波のデジタル化はどんなメリットがもたらされるのか。いろいろあろうかと思いますが、答えとしても...全文を見る
○内藤正光君 丁寧な御説明、本当にありがとうございます。  さて、デジタルといいますと、既にBSですとか、あとはケーブルテレビ、一部ですが、そしてまたCSでは始まっていると。そして、早ければことしじゅうにもCS百十度によるデータ放送も始まるわけなんですが、BS、ケーブルテレビ、...全文を見る
○内藤正光君 BS、ケーブルテレビ、CSあるいはCS百十度、それぞれにデジタル化の特徴があるわけですね。  そういった観点から、じゃ地上波のデジタル化の特徴、意義、あるいはまたセールスポイントと言ってもいいかと思いますが、一体何なのか。地上波のデジタル化はほかの媒体に比べてこん...全文を見る
○内藤正光君 地上放送のデジタル化の意義として、クリアな画面だとか地域ごとのきめ細かないろいろな番組、確かにそれもわからないわけでもないんですが、どうもそれは地上波のデジタル化というよりも、何かデジタル化の意義。  ですから、私はデジタル化自体に対して全然異論を唱えているわけじ...全文を見る
○内藤正光君 副大臣のおっしゃることは本当にわかるんです。例えば周波数の有効利用、確かに企画する立場からはそうしなきゃいけないというその必然性はわかるんです。ただ、一億数千万の人たちが見ているテレビ、十年後には使えなくなるわけですね。本当に一億数千万の人一人一人が、周波数の有効利...全文を見る
○内藤正光君 本当にこれから何年か後には新しい規格のテレビが出てくるわけですから、やるんだったら今だと思うんです。実際に市場に出回ってから、後からこの機能を加えろとか言ってもなかなかうまく進まない。だから、これを一つのいいきっかけとして、機会として取り組んでいっていただきたい。そ...全文を見る
○内藤正光君 そもそも論になりますが、地上波のデジタル化を決定した経緯についてお尋ねしたいと思います。
○内藤正光君 九八年に地上デジタル放送懇談会でデジタル化の方向性が決定されたということなんですが、その構成メンバーとして学識経験者、放送事業者、あとメーカーが加わっているということなんですが、いわゆる一般国民とか、そういった方々というのは参加していたんでしょうか。
○内藤正光君 そういった方々が一般国民を代表するということなんですが、入っているというんですが、例えば何十人の中に何人入っていたという言い方をすると、どれぐらいになるでしょうか。
○内藤正光君 いや、いいんです、大体で。
○内藤正光君 大体二十数名の中で三名、それで大半は通信放送事業者、メーカー、そういった方々でしょうから、果たして本当に国民の声がその放送懇談会、つまりデジタル化の方向性を決定したその懇談会の中に意見が本当に反映されたのかというと、私はなかなかそうはなっていないんじゃないのかという...全文を見る
○内藤正光君 また、NHK予算ですとか、あるいはまた、さきの放送法改正の際に附帯決議がついていたかと思います。その趣旨は、地上放送のデジタル化の意義についてもっと国民に周知徹底を図れ、理解を求めろという趣旨の附帯決議がついていたかと思うんですが、それを受けて総務省としてはどんな具...全文を見る
○内藤正光君 ところで、ちょっと話が変わるんですが、地上波のデジタル化を進めている国はほかにもあるわけなんですが、そんな中でイギリスがかなり順調に進んでいるというふうに聞いております。イギリスの政府としてはいろいろな取り組みをなされてきたというふうに聞いているんですが、この地上波...全文を見る
○内藤正光君 それだけですか。もっとほかに何かありませんか、大きなことが。
○内藤正光君 そのほかにも、既存の事業者あるいはまた新規参入事業者を促すための何か施策はとらなかったんでしょうか。
○内藤正光君 私の知る限りでは、三十チャンネルを用意して、既存の放送事業者には、BBCだとか民放五局には優先的にチャンネルを配分したんですが、例えば既存事業者以外の、ほかの事業者に対して、例えば必ずしも高精細画像というんですか、高精細放送という方針はとらずに、例えば既存の事業者に...全文を見る
○内藤正光君 あと、私が調べた限りでは、例えばソフトとハードの分離を行って、放送事業者をコンテンツに特化して設備面での負担を軽減するなど、いろいろな措置、政策を展開したやに私は聞いております。  私は、イギリスのデジタル化が順調に進んでいるのはなぜなんだろうと。目玉となるような...全文を見る
○内藤正光君 私は、イギリスの方はもう世帯普及率、何か既に二十数%進んでいるということで、これは順調に進んでいるのかなという理解でいたんですが、イギリスの方としてはこれでもまだまだ足りないという認識でした。ぜひお互い政策的に学び合えるところは学んでいって、普及に努めていっていただ...全文を見る
○内藤正光君 東京についてはとりあえずは東京タワーを使うということだったんですが、いずれにしてもタワーをつくらなきゃいけない。そのタワーを決めたら、それに連なる中継局だとかそういったものをつくっていかなきゃいけないわけですね。東京、名古屋の例を挙げるまでもなく、やはりちょっと用地...全文を見る
○内藤正光君 副大臣、先ほど債務保証もあるということなんですが、例えば、総務省の見解では、その債務保証はNHKには認めない、また民放キー局が申請することは期待はしていないと。来ても要は断るということだろうと思います。逆に、本当に財政状況の悪いところが申請してきても恐らくこれは断る...全文を見る
○内藤正光君 なければないにこしたことはないんですが、ぜひまた、もしそうでなかった場合、適切な対応を講じていただきますようお願いを申し上げます。  あと、この関連で言いますと、二〇一一年にはアナログ放送、つまりサイマル放送がストップをするわけなんですが、ちょっと改めて確認をさせ...全文を見る
○内藤正光君 私自身もやはり目標を定めるということの必要性は重々認識しております。目標を定めなければなかなか進まないわけですから。しかし、万が一の場合どうするんだという趣旨の質問ではございますが、小坂副大臣の、予見しがたい事態が生じたらそのときしかるべき措置を考える、講ずるという...全文を見る
○内藤正光君 今回のアナ・アナ変換に電波利用料を使うというのは、理由はわかったんですが、これはきょうの朝思い浮かんだ質問なので、通告していないので恐縮なんですが、ちょっとこの法律をきょう見返してみたんです。まさにこの七十一条の二項、つまり特定周波数変更対策業務という項目が加わるこ...全文を見る
○内藤正光君 ということは、法律上はまたアナ・アナ変換以外に何かこの情報通信の分野でお金を使わなきゃいけないようなものがあったら、別に国会の審議を通らなくても、通さなくてもそれを使えるということですか、技術的には。
○内藤正光君 予定はしていなくても、将来いろいろなことが起こる可能性もあるわけです。  そこで、ちょっと電波利用料の、これまたちょっときのうの時点で予定していなかった質問なので、わかったら教えてください。電波利用料の収入、テレビからは一万二千三百円、そして携帯電話から毎年五百四...全文を見る
○内藤正光君 三百億円ということなんですが、私、思いますのに、普通に考えたら携帯電話は人口の数以上に普及はしないわけなんですが、ただこの携帯というのは何も通話目的だけじゃなくて、それこそ老人の方に持ってもらうとか、そういう「いまどこサービス」とかいうのがあったかと思うんですが、い...全文を見る
○内藤正光君 つまり、この電波利用料というのは今後ますます増加の一途をたどるものであるわけなんですが、そんな中、この法案、今のところはアナ・アナ変換以外にその利用は、使用は考えていないという、予定されていないということなんですが、法の枠組みとしてはもっと幅広い使い方ができるような...全文を見る
○内藤正光君 これで、時間は二十分ぐらい余っているわけなんですが、私の質問を終えさせていただきたいと思います。  最初の話に戻るわけなんですが、やはりこの地上波のデジタル化、大臣あるいは副大臣がおっしゃった理屈はわかる。携帯電話のためにあけなきゃいけないとか、そういう理屈はわか...全文を見る
○内藤正光君 私は、ただいま可決されました電波法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、無所属の会、自由党、二院クラブ・自由連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     電波法...全文を見る
06月12日第151回国会 参議院 総務委員会 第14号
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○内藤正光君 おはようございます。  民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  私は、本日六十分、そしてあさって木曜日四十五分いただいて、二日間にわたってこの法案の審議に民主党・新緑風会を代表して立たせていただくわけでございますが、私は、日本の情報通信文化なるものが健全にそ...全文を見る
○内藤正光君 局長が最後の方にちらっと触れられましたが、ドミナント規制を導入するその目的は、ボトルネック設備を地域電話会社は持っている、特にRBOC系の地域電話会社は持っている、通信ネットワークということで。それを解消して競争を活性化させて、ついてはユーザーに対しては料金の値下げ...全文を見る
○内藤正光君 そこで、本会議でも大臣にお尋ねをさせていただいたわけなんですが、改めてお伺いをさせていただきたいと思います。  日米の通信料金の比較、特に前回の本会議ではインターネットの定額についてお答えいただいたかと思いますが、今回は、市内、県内市外、アメリカの方では州内市外と...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  市内についてはいろいろ比較が難しいということでありましたが、私が持っておりますデータ、アメリカ・ニューヨークのベライゾンのデータでございますが、三分間に換算して日本は八・五円のところをアメリカでは住宅用が十三円、そして事務用が九円、いずれ...全文を見る
○内藤正光君 ただ、いろいろな審議会等の議論でも、まずそもそもの問題意識の発端は日本の電気通信料金が高いということにあったわけです。その手段として市場を活性化させて、つまりいろいろ新規参入を促して市場を活性化させて、そしてその結果として料金値下げだとかサービスの多様化を図ろうとし...全文を見る
○内藤正光君 局長に反論したいのが二点ございます。一点。ユーザーが求めているのは何も接続料金じゃないんです。その結果としてのユーザー料金なんです。これが一点です。二点。局長は接続料金の比較が大分ゆがんでいると思います。接続料金も分けて考えなきゃいけない。例えば、いかにも安いように...全文を見る
○内藤正光君 まず、私、誤解なきように申し上げておかなきゃいけないのは、何もアメリカよりも今県内、市内、もう既に安いからこれでいいだろう、一息ついていいだろうというふうに申し上げているつもりは全くありません。全くありません。何もアメリカがスタンダードでもないわけですから、さらなる...全文を見る
○内藤正光君 そういう御認識ですか。  それも一つの理由なんでしょうが、私が理解する限り、私がアメリカをいろいろ回って調べた限り、それだけではあそこまで長距離の値下げというのは進んでいかなかったんじゃないのかと。やはり日本でも最近フュージョンという全国一律どこにかけても三分間二...全文を見る
○内藤正光君 そして、これは私の私見なんですが、ただ私見といっても思いつきの私見じゃなくて、いろいろ研究開発分野の方々とのお話を通じての私の考えなんですが、やはり地域電話市場でも今後本当に劇的な値下げを先導していくのはIP電話ではないのか、インターネット電話ではないのか。今でこそ...全文を見る
○内藤正光君 もしそうであるとするならば、私は今回の法案を私なりに評価させていただくと、やはりまだ旧来の電話という発想を引きずったものなんだろうと思います。審議会の答申ではインターネット、インターネットと未来を見据えているような文面がちりばめられている割には、中身はといって読み進...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  ただ、総務省は、これまでNTT東西は地域網というボトルネック設備を持っている、このボトルネックを解消しなきゃいけないということでドミナント規制を導入すべしと御主張されているわけです。  ところが、新サービスの提供はどうなのかというと、こ...全文を見る
○内藤正光君 ボトルネック設備を用いて提供するサービスもやはりボトルネックだというそういう御主張ではございます。  では、そこでアメリカのドミナント規制はどうなっているのか、これについてちょっと一回私も調べてまいりました。確かにドミナント規制がある、しかし規制のかけ方がアメリカ...全文を見る
○内藤正光君 私と副大臣あるいは総務省の考え、若干違うということなんですが、ただ目指すところは違わないと思います。いかにこの競争という枠組みの中で料金値下げを誘導していくか、あるいはまたサービスの多様化、質の向上を目指していくか、導いていくか、こういった点で同じだと思います。 ...全文を見る
○内藤正光君 当面は認可制を続けるということなんですが、じゃ、ちょっとお尋ねしたいのは、二点ございます。二つの観点から申し上げさせていただきます。  開発をより一層、競争をより一層促進させるために、そしてまたこの分野、前の交通・情報通信委員会の方では日進月歩ならぬ秒進分歩という...全文を見る
○内藤正光君 原則として一カ月程度で処理と、衆議院段階に比べてかなり踏み込んだ発言ではないかと思って評価しますが、ぜひ本当にこの分野の競争をより活性化させるために、そしてユーザーである私たちがより魅力的なサービスをより安価に提供を受けることができるように、ぜひこの辺はしっかりと運...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。ありがとうございます。  続きまして、公取委さんの方にもきょう来ていただいていますが、公正取引委員会はことしの一月十日に公益事業分野における規制緩和と競争政策というレポートを発表されております。この報告書の中で、ドミナント規制の持つメリットも何点か挙...全文を見る
○内藤正光君 では、この報告書が提出された時点で、どんな懸念を想定してこういうような予想され得るデメリットを指摘されたのか、ちょっとそれぞれ具体的に説明をしていただけませんでしょうか。例えば、規制の重複だとか規制の強化というふうな言葉が散見されますが、具体的にどういう事態を想定さ...全文を見る
○内藤正光君 その一月十日の時点では、まだこのドミナント規制なるものの骨格が見えてこなかったと、だからその時点で、こういうおそれがありますよという抽象的な懸念をここに表明されたということですね。  ということは、すべてここでの懸念事項として書かれたこのドミナント規制に関するデメ...全文を見る
○内藤正光君 もうちょっと何か具体的にわかりやすく教えていただけませんか。何となくわかるようでわからない話なんですが。
○内藤正光君 総務省さんと公取委さんのその調整のテーブルというのは具体的に現在あるのか、あるいはこれからつくられていくんでしょうか。
○内藤正光君 では本当に、一月十日の時点で懸念として出された、規制の強化になってしまうんじゃないかとか重複になってしまうんじゃないのかということが現実のものにならないように両者でしっかりと議論していっていただきたい。この分野は規制をかけたらとんでもないことになってしまいます。ぜひ...全文を見る
○内藤正光君 長期増分費用方式というのは、あくまで仮定に基づいた状況から算出される費用ですよね。今ある最新の設備、最新の技術を用いたと仮定してネットワークを構築したとした場合、設備を構築したとした場合、どれぐらいお金がかかるのかと。あくまでそういう仮定に基づいて費用算定をすると。...全文を見る
○内藤正光君 ユニバーサルサービスについてはちょっと最後の質問にさせていただきたいんですが、急速なブロードバンド化の進展が予想されるわけでして、今後、ユニバーサルサービスそのもののあり方も大きく見直されてくるだろうと思います、次世代ユニバーサルサービス等々ということで。  先ほ...全文を見る
○内藤正光君 どうもありがとうございます。  私の残りの質問はあさって木曜日に回すことにいたしまして、関連質疑ということで岡崎さんに渡したいと思います。よろしくお願いします。
06月14日第151回国会 参議院 総務委員会 第15号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  おととい火曜日の質疑に引き続きまして、本日も四十五分間にわたっていろいろな質問をさせていただきたいと思います。  大臣には最後の方で、今までの議論を踏まえて大所高所の、これからのあるべき情報通信政策...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。  時間の関係もありますので、ちょっと順番が変わりますが、ボトルネック独占というものについての考え方について何点か質問をさせていただきたいと思います。  自主的実施計画づくりの中で、何点かNTTに対して期待するという項目が掲げられております。その一...全文を見る
○内藤正光君 具体的な中身はわかりました。  ところで、おととい火曜日、私の後に岡崎さんが質問されたかと思いますが、不採算地域では競争は進展しない、その結果としてそのエリアではNTTの地域独占になってしまうという趣旨の指摘をされたかと思います。そういった指摘に対しまして、これま...全文を見る
○内藤正光君 何か大分意地悪な質問をしてしまって、大変恐縮でございます。ただ、これは大事なんです。この質問はある意味ですごく大事だと思うんです。  というのは、不採算地域はなかなか競争が起こらない、どんなことをやってもなかなか起こらない、それがあればユニバーサルサービス基金なん...全文を見る
○内藤正光君 ダークファイバーの件、あるいはまたいわゆる重畳回線の件はわかりましたが、例えば不採算地域をどうするのか、どう扱うのか、これに対して、まだ検討中かもしれませんが、一定の方向性をもしお持ちであればお答えいただきたいと思うんです。
○内藤正光君 ただ、それは私の質問の答えになっていないかと思うんですが、たとえ不採算地域の底上げをしたってシェアは変わらないわけです。ですから、私が質問しているのは、例えば本当に競争相手が入ってきそうにないようなエリア、どれだけNTTが市場開放に向けた努力をして入ってください入っ...全文を見る
○内藤正光君 ただ、ここで大事なポイントが私は二点あろうかと思います。  一つは、たとえ不採算地域であっても、だからといってコストが高いままで、高どまりしたままでいいのかと。そうじゃない、そこはそこでコストを下げるような何らかの仕掛けが必要だと。しかし、それと競争が促進している...全文を見る
○内藤正光君 では、確認なんですが、不採算地域と競争が激化しているような地域、これを必ずしも同等に扱ってしまうと競争の進展度合いを知る上での指標としては適当でない、だから何らかの配慮を行うと、そういう理解でよろしいですね。
○内藤正光君 あともう一つ、そういう数値的に出てくるようなところはいいんですが、例えばNTTの市場開放に向けた努力、あるいはまたNCCがどれだけ頑張ってそのエリアに入ろうとしているこの取り組み、これはどちらかというと定量的というよりも定性的なものになってしまう嫌いがございますが、...全文を見る
○内藤正光君 できる限り裁量性が加わらない明確な基準をつくっていただきたいと思います。  では、続きましてドミナント規制についてお尋ねをしたいと思います。  今回の法改正によって東西NTTやドコモ等がドミナント認定されるわけなんですが、ドミナント認定されたからには、何年かある...全文を見る
○内藤正光君 加入者回線数が五割を切ればということなんですが、それはどういうことなんでしょうか。物理的に切るのか、あるいはまたNTTの回線を使って他事業者がサービス提供をしていた場合、これはどちらに加わるでしょうか。
○内藤正光君 いろいろドミナント規制が解除される基準を聞いてみますと、先ほど私が取り上げさせていただきました競争進展の判断基準と異なっているわけですね。大きく異なっていると。これはなぜ異なるんでしょうか。
○内藤正光君 ちょっとよく聞き取れなかった点があるんですが、すべての都道府県において二分の一を切るというふうにおっしゃいましたか。
○内藤正光君 先ほど、私がドミナント規制の解除の基準と競争進展の判断基準がなぜ違うのかという質問をさせていただいて、それについては真っ正面からお答えいただいたようには思えないんですが、なぜ私がこういう質問をしたかといいますと、競争進展をさせなきゃいけない、これは目的なわけです。そ...全文を見る
○内藤正光君 それにしても、ちょっと私、目的と手段というのがどうも何かうまくかみ合わないというか、私の頭の中で整理されないんですが、じゃ、なぜドミナント規制をやるんですか、そもそも。前々から同じ質問を繰り返させていただいているんですが、何のために、究極的には何を目標としてドミナン...全文を見る
○内藤正光君 それをおっしゃるならば、例えばボトルネック性というのがあることは認めます、それはあるでしょう。そのボトルネックに由来するいろいろな問題を解消するために、解決するために総務省さんは郵政省時代から全力を挙げて、例えば明確な接続ルールの策定だとか長期増分費用方式の導入等々...全文を見る
○内藤正光君 古い話なんですが、第百四十国会、平成九年五月、当時の衆議院の逓信委員会におけるやりとりをちょっと私きょうの朝見つけました。そこで現在民主党の衆議院議員であります伊藤さんと当時の谷電気通信局長とのやりとりを見つけたわけなんです。伊藤さんが、指定電気通信設備の指定単位は...全文を見る
○内藤正光君 最初の方に、不採算地域では本当に設備ベースの競争があるのかというのはなかなか期待しづらい、しかし電力の線を使ってもしかしたらそういう新しいサービスが始まるかもしれないとおっしゃったんですが、それもあくまで、かもしれないという予想の中での話なんです。しかし、このドミナ...全文を見る
○内藤正光君 局長はレイヤーのことを持ち出しましたが、そんなことをしなくても、徹底した回線の開放の義務づけを行って、そしてルールをつくって、それに違反したら厳格な処罰を下す、そういうことをすればボトルネック性は解消されるんです。NTTだろうがNCCだろうがだれでも自由に使えるよう...全文を見る
○内藤正光君 グローバリーに活躍する我が国の企業がアメリカにおいて差別的な取り扱い、不利益を受けることがないよう全力で取り組んでいっていただきたいと思います。  では、残された時間、あとわずかでございますが、最後に大臣にお尋ねをしたいと思います。  これまでの議論、あるいはま...全文を見る
06月25日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  きょうは、四人の参考人の皆様、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  私は、時間の関係もあり、また私自身飛び入学というものに興味を持っている、関心を持っている関係上、その点に絞って質問させていただ...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  次に、小林先生にお尋ねしたいんですが、冒頭、小林先生は、イギリス、そしてまた米国で研究をされてきた、欧米の高等教育に関する実情についても大変お詳しいと思います。そこでちょっとお尋ねしたいんですが、今回の文部科学省のスタンスはと考えてみます...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  特にアメリカは飛び入学という制度、枠組みがあっても実際にはほとんどそれを使っている人はいないということなんですが、それでも若干いたと仮定しての話なんですが、その飛び入学制度に対する評価はどんなものなんでしょうか。そして、もし問題点があると...全文を見る
○内藤正光君 次に、木村先生もしくは小林先生、両先生にお尋ねしたいんですが、今回の飛び入学制度、希有な才能をより開花させよう、そういう目的で実施されるということなんですが、そこで、ちょっと興味があってお伺いさせていただくんですが、数学界のノーベル賞とも言われるフィールズ賞ですとか...全文を見る
○内藤正光君 次に、同じく木村先生と小林先生、その順番でお尋ねしたいと思いますが、平成二年度でしたか、フィールズ賞を受賞されております京大の森教授、この方がこうおっしゃっていたかと思うんですが、数学、物理は感性が大切だ、一年間早く入ったところで果たして成功するかどうか保証はないと...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  続きまして、小林先生そして木村先生の順番でお尋ねしたいんですが、小林先生の御主張とはちょっとずれるかもしれませんが、仮に飛び入学制度を導入するということを前提としてお尋ねさせていただきたいと思います。  例えば飛び入学でもって大学に入学...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございました。
06月26日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
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○内藤正光君 こんにちは。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  昨日の参考人からの意見聴取を踏まえて、本日、三十分という大変短い時間でございますので、飛び入学に限って質問をさせていただきたいと思います。  昨日も申し上げたんですが、飛び入学制度という、そういう制度は選択...全文を見る
○内藤正光君 では、決してエリートを育てる、天才を育てるためではなくて、あくまで能力、中には飛び抜けた能力を持っていらっしゃる方がいる、それは高校教育の枠組みの中では対応し切れない、そういった人たちに飛び入学というチャンスを与え、そして彼らにもし好むならば大学でも学んでください、...全文を見る
○内藤正光君 ということは、あくまで例外的な措置ということでいいわけですね。そして、大体どれぐらい想定していらっしゃるんでしょうか、どれぐらいのこういう対象者がいるだろうということを。
○内藤正光君 先ほど副大臣の方から千葉大学の話が出ました。今回の法改正では、飛び入学制度というものを全教科、条件つきながらも全大学にわたって広げていこうという内容が盛り込まれているわけでございます。ところが、先ほど副大臣が触れられた千葉大学で今までやってきたのは、あくまで物理と数...全文を見る
○内藤正光君 副大臣がおっしゃった、青田買いという問題は起こらなかったとか、あるいはまたその生徒は他の分野でも成績優良であったとか、また今の時代、学問と学問の仕切りがなかなかつかないとかいう理由はどうしてもまだ他の学科へも広げていっていいという理屈にはなり得ないんじゃないのか。も...全文を見る
○内藤正光君 私は何でもかんでも文部省のお墨つきをもらわなければという立場には立ちません。しかし、副大臣もしっかりした受け入れ体制が整っていることがまず条件だとおっしゃったわけなんですが、これはだれがどう判断するんですか。大学自身がこれは大丈夫だというふうに自己満足すれば、それで...全文を見る
○内藤正光君 そういったことであるならば、当面は、既に千葉大学等で検証済みの物理、数学あるいはまたその近傍の教科に限って飛び入学制度を全大学に展開しながら、そして他の科目については、他の分野については、順次、各大学で万全の体制が整ったというふうに判断された後に飛び入学制度を拡大し...全文を見る
○内藤正光君 何度も言ってくどいようで申しわけございませんが、本当にこれは学生の人生にかかわることでございます。一回受け入れたものの失敗したなんということは許されないことでございます。これは慎重の上にも慎重に対応していただかなければならない。  そしてまた、そういった協議の場も...全文を見る
○内藤正光君 さて、衆議院段階でこの飛び入学制度に関する修正案が出されました。第五十六条に第二項という形でつけ加えられたものでございます。  この第二項として、大学はすべての大学じゃないんですよと条件をつけたわけでございます。一つは「当該分野に関する教育研究が行われている大学院...全文を見る
○内藤正光君 どうもありがとうございます。  あと残された時間は一分でございます。ちょっと副大臣に簡単に質問させていただきたいと思います。  先ほど修正案提出者が、この飛び入学制度導入に当たっていろいろな問題点が予想されるということをおっしゃいました。そして、それらを解決すべ...全文を見る
06月28日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第16号
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○内藤正光君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして討論を行います。  教育改革関連三法案について、会期最終日前日のきょうまで本委員会において精力的に審議を行ってきました。二週間にわたる審議の中で明らかになった多くの問題点を踏まえ、私どもの考えを以下に申し述べます。  第一...全文を見る
09月27日第153回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○理事(内藤正光君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  直嶋会長から会長辞任の申し出がございましたので、私が暫時会長の職務を行います。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十六日、山本保君が委員を辞任され、その補欠として日笠勝之君...全文を見る
○理事(内藤正光君) 会長の辞任の件についてお諮りいたします。  直嶋会長から、文書をもって、都合により会長を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(内藤正光君) 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。     ─────────────
○理事(内藤正光君) この際、委員の異動について御報告いたします。  ただいま、直嶋正行君が委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘君が選任されました。     ─────────────
○理事(内藤正光君) これより会長の補欠選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○理事(内藤正光君) ただいまの魚住君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(内藤正光君) 御異議ないと認めます。よって、会長に勝木健司君が選任されました。(拍手)     ─────────────    〔勝木健司君会長席に着く〕
11月06日第153回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  いわゆるプロバイダー法案について、およそ三十分でございますが、質問をさせていただきたいと思います。  最近、インターネットを使ったさまざまな犯罪行為が散見されます。あるものは違法な行為であったり、有害な情報のはんらんで...全文を見る
○内藤正光君 その関連でちょっと一つ質問をさせていただきたいんですが、では、管理者あるいはまたシスオペ、違法な情報が掲載されているということを知りながら放置した場合、たとえ自分はプロバイダーに給料をもらって雇われているわけではないとはいっても、責任を負う可能性があるという理解でよ...全文を見る
○内藤正光君 よくわかりました。  では、続きまして、本法案の第三条二項の一にあるんですが、プロバイダーが情報を削除しても発信者に対する責任が免責されるケースとして、「他人の権利が不当に侵害されていると信じるに足りる相当の理由があったとき。」というふうに書かれております。  ...全文を見る
○内藤正光君 かなり何かわかったようでちょっと判断に苦しむところもあるわけなんですね。例えばタレントの電話番号がネット上に載った場合は、それは問題だということですぐ対処すればいいんだけれども、例えば政治家の電話番号が載った場合果たしてどうなのか、いろいろ判断に苦しむ場合があるわけ...全文を見る
○内藤正光君 ということを政府としては期待するということでいいわけですね、その協会がつくるということですね。  正直言って、プロバイダーはまず一義的な判断をしなきゃいけない。そして、もしかしたら裁判になってしまうかもしれない。裁判になったら、また弁護士を雇わなきゃいけないだとか...全文を見る
○内藤正光君 そういっても、最終的に東京地裁ではすべての情報の削除を命じてしまったわけなんですね。  私は、こういった一連の経緯を考えると、今回の法律が、私は評価します、今回の法律は評価しますが、ただ、運用を気をつけないととんでもないことになってしまうと。  そもそも、こうい...全文を見る
○内藤正光君 大臣にお尋ねさせていただきたいと思うんですが、このN生命の一連の事例を踏まえて、私は、今回の法案、何度も言うようなんですが、基本的には評価するんです。しかし、運用上、私は気をつけなきゃいけないことはたくさんあるんじゃないかなと思うんです。  そこで、大臣、お尋ねし...全文を見る
○内藤正光君 インターネット社会のよさをつぶすことがないよう、運用にはぜひ最大限の留意をしていただきたいと思います。  続きまして、違法な情報ではなくて有害な情報に対する対応について何点かお尋ねをさせていただきたいと思います。  昨年の十二月、インターネット上の情報流通の適正...全文を見る
○内藤正光君 事前通告にはないんですが、今回の法律案というのは、プロバイダーが違法な情報を削除しても責任を問われないということでしたね。先ほど、何年か前に業者でガイドラインをつくったと。このガイドラインに従って、もし仮にプロバイダーの判断で違法ではないが有害な情報を削除してしまっ...全文を見る
○内藤正光君 確かに副大臣おっしゃるように、有害な情報といってもいろいろあります。例えば、公序良俗に反するような情報というのは、いろいろ表現の自由の問題もあっていろいろ判断が難しい。政治の立場で、あるいは行政の立場でマル・バツをつけにくいところはあろうかと思います。ところが、爆弾...全文を見る
11月14日第153回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  長谷川議員に引き続きまして、私は、雇用問題そして不良債権問題を中心に議論をさしていただきたいと思います。そして、まず本論に入る前に、補正予算のあり方、何たるかについて、まず塩川大臣に何点かお尋ねさして...全文を見る
○内藤正光君 そうはおっしゃいますが、過去数年間の義務的経費の追加額を見てきますと、平成元年から六年までは数百億円という単位であった。ところが、平成七年、一気に四千八百億円にふえた後、八年は三千七百億、九年は六千七百億円、そして十年は四千億円、十一年は七千六百五十億、そして十二年...全文を見る
○内藤正光君 不景気と言いますが、この不景気はもう十年ぐらい続いているわけですよ。そんな突然ことし不景気になったわけじゃないんですよ。  総合予算主義の観点からいえば、本来この経費というのは当初予算に計上されるべきものじゃないんですか。私はそこを尋ねているんです。
○内藤正光君 財務大臣が幾ら理由を並べ上げようが、そんなにこの八千億とか七千億というオーダーの経費が何年間にもわたって連続して計上されるということは異常だと思います。私は、これははっきり言えば当初予算では査定が厳しいから補正予算で認めてもらおうという、こういう安易な発想が散見され...全文を見る
○内藤正光君 もし、失業率とか経済成長率、何かそういう具体的な数値で説明していただければうれしいんですが。
○内藤正光君 わかりました。  景気の悪化を反映して税収の落ち込みも一段と顕著になっているわけでございます。本補正予算では一兆一千億円減ということで補正されているわけなんです。内訳はといいますと、法人税がマイナス六千五百億円、所得税がマイナス四千六百億円。ところが、消費税は減の...全文を見る
○内藤正光君 その一兆一千億の中に消費税の関係が全く考慮されていないというのはやはり見通し的に甘いのではないのか、このことを申し上げて、次は雇用の問題に移らさせていただきたいと思います。  九月の完全失業率は八月と比べましてコンマ三ポイント上昇し、過去最悪の五・三%、人数にして...全文を見る
○内藤正光君 ぜひ、坂口労働大臣が今おっしゃったように、基金事業の反省を踏まえて、この第二弾ともいうべき今回の特別交付金、ぜひうまく運用をしていっていただきたい。  そして、人件費を八割以上とするとかあるいは失業者を四分の三以上とするというのは、義務づけというふうにおっしゃいま...全文を見る
○内藤正光君 くどくて申しわけございません。さきの事業の報告を見ていますと、これを見ていますとどれだけ人件費が占めているのかとか全くわからないわけです。ということは、報告についてもちゃんと詳細に求めるということでよろしいですね。
○内藤正光君 決してもう交付したら終わりということではだめなので、ぜひ最後の最後までフォローを続けていっていただきたいと思います。  それで、いろいろなこの事業、私もいろいろ文句は言ってきたんですが、ただ一方で、創意工夫を凝らしたすばらしい事業もあるわけなんです。例えば、埼玉県...全文を見る
○内藤正光君 厚生労働省としてそういうふうに情報をもし持っているんだったらば、ぜひそういうすばらしい情報、こういう創意工夫を凝らした事業があるということを水平展開していっていただければより効果は高まると思うんです。こういったものはそんなにお金かけなくてもできるわけなんです。ぜひそ...全文を見る
○内藤正光君 ぜひ頑張っていっていただきたいと思います。  続きまして、ワークシェアリングについて簡単に質問させていただきたいと思います。  先月の十八日ですか、日経連と連合の雇用に関する社会合意でワークシェアリングに向けた合意形成がなされたわけでございます。そして、同日の参...全文を見る
○内藤正光君 随分丁寧にお答えいただきましてありがとうございます。  やはり、ワークシェアリングは今の状況を突破する一つの有力な方法でもございますので、ぜひこの問題、政労使という枠組みで一つのテーブルに着いて真剣に議論をし、取り組んでいっていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○内藤正光君 厚生労働省の過去やってきたいわゆる緊急雇用対策を見ていますと、どうも何か給付金を上げておしまいというのが多いんです。その成果はどうだったかというのは改めて申し上げるまでもなく、当初六百億円枠をつくっておきながら二十億円しか実績がなかったとか、そんなものがざらにあるわ...全文を見る
○内藤正光君 御理解をいただければということなんですが、よく金融大臣、タイムラグ、タイムラグという言葉を発せられるんですが、たかだか数カ月ですよ、タイムラグといったって。そんな、数カ月前に健康だった人が突然死ぬということが相次いでいるわけですよ、最近。そもそも金融庁の評価がおかし...全文を見る
○内藤正光君 公的資金の注入を受けた銀行はそれぞれ真摯な態度で不良債権処理に向けて頑張っているという御発言ですね。  そこでなんですが、私の手元に十月十二日に行われた日本興業銀行の部店長会議で西村頭取が行ったあいさつのテープ起こしがあるんです。その一部をここに書いたわけなんです...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと時間の関係で大分飛ばしますが、いろいろ発言されているわけです。例えば、大銀行をスケープゴートとする魔女狩りになるおそれすらあるとか、西村頭取はやっぱりいろいろなバブルに踊った当事者として経営者責任を痛感している、認識していると私は到底思えないです。  こう...全文を見る
○内藤正光君 じゃ、大臣、提言をしたということで、それが実際実施されているんでしょうか、今。
○内藤正光君 でも、今の答弁はちょっとおかしいんじゃないですか。全然、バブルに踊った経営者トップ、今なお何人もいますよ。だれが責任とったんですか。
○内藤正光君 総理、いかがですか。だれか経営者責任とりましたか。
○内藤正光君 じゃ、ちょっと視点を変えます。  みずほグループが来年四月に再編されます。それに伴い、西村頭取は退任をされます。興銀の規定どおりに計算すると、役員慰労金、退職慰労金、幾らになりますか。
○内藤正光君 マスコミ報道によりますと十億円と出ているんですよ。もう金融庁は知っているはずですよ。これは何ものぞき見趣味で聞いているわけじゃなくて、まさに金融庁が本気で不良債権問題を処理する気があるのかどうかを示す話につながるわけですよ。  これは本当ですか。本当だったら許され...全文を見る
○内藤正光君 興銀に限らず、いろいろ銀行、こういうふうに減らすと言っておきながら、東海銀行は六千万に退職慰労金を減らすと言っておきながら実は一億四千九百万。これはどうごらんになりますか。ほかの中小企業は年を越せるかどうか今必死の思いなんですよ。どうですか。
○内藤正光君 委員長、一言。
○内藤正光君 終わります。
11月21日第153回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  私は、本日、大きく二つの問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず、一つ目の問題は、日本が抱える構造的な問題は何なのか、これについて内閣府の皆さんにお尋ねをさせていただきたいと思います。  私は、九〇...全文を見る
○内藤正光君 今の答弁の中に若干の答え、次に私がさせていただく質問の答えが含まれていたかもしれませんが、しかしあえてまたお尋ねしたいんですが、こういった日本の硬直状態といいますかいろいろな問題を抱えていると、これを解決する具体策というのをお尋ねしたいんですが。
○内藤正光君 ありがとうございます。  産業構造の転換ということで言うと、実はもう一つ注目すべき点が、共通点があるわけです。それは何なのかというと、産業構造の転換が起こっているのは、これは決して国という単位ではなくて、地域という単位。地域の産学官の連携が原動力、推進力となってダ...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。内閣府はこれで結構でございます。  次の柱なんですが、働き方、もっと言うと働き方の変化ということについて厚生労働省さんにお尋ねをさせていただきたいと思います。  今までの私たち日本人の働き方というのはどういうものだったかといいますと、例えば...全文を見る
○内藤正光君 お答えの中に、例えばパート労働が今後もふえていくだろうとか、あるいはまた女性の就労意識も高まっていくだろう、いろいろな変化が訪れるだろうということをおっしゃったわけなんですが、こういった変化に対し、今いかなる法制度を早急に整備しなきゃいけないのか、あるいはまた法制度...全文を見る
11月27日第153回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  本日は、五十五分間いただきまして独立行政法人等の情報公開について質問をさせていただきます。  正直言いますと、当初一時間時間をいただくと聞いたときには本当に一時間もつんだろうかというふうにも思ったわ...全文を見る
○内藤正光君 理念としては同じと。立法趣旨も同じということでよろしいわけですね。  ならば、なぜ二つの法案の持つ目的にこうもずれが生じているのかということなんですが、行政機関情報公開法の目的はこういうふうになっているんです。ちょっと長いんですが読ませていただきますと、「国民主権...全文を見る
○内藤正光君 それならば最初から書き込んでいただければ、私は何もこれを取り上げて質問するまでもなくなるわけでございます。  つまり、もう全く同じ精神がこの今回の法律案にも盛り込まれているということですね。簡単で結構です。
○内藤正光君 それならばそれで結構なんですが、ただ、もう一つ確認をさせていただきたいと思います。  今回の法律案というのは特殊法人情報公開検討委員会でいろいろ議論されたのを受けて法案化されているかと思うんですが、平成十二年の七月に出されたこの検討委員会の意見でこう明確に書かれて...全文を見る
○内藤正光君 副大臣の真摯な答弁で、これで終えておけばいいんですが、ただ一つここで意地悪な言い方をさせていただきますと、ここでもし仮に政府の国民に対する説明責任というふうに書き込んでしまうと、情報公開の対象機関が独立行政法人のみならず、今後指定法人だとか民間法人だとか次々に広がっ...全文を見る
○内藤正光君 では、そういった立法趣旨、理念に従って、今後情報公開の推進に努めていっていただきたいと思います。  では、続きまして、対象法人の範囲についてお尋ねしたいと思います。  法案を読んでいきますと、本法案が対象とする法人は、第二条の定義によりますと、一つとしてはすべて...全文を見る
○内藤正光君 設立法の趣旨から導き出されるものとして、理事長等を大臣等が任命する法人あるいはまた政府出資が可能な法人にたどり着くということですね。  ただ、私も設立法を幾つか読んでみたんですが、設立法というのは個々の事情を語っているだけであって、決して、それをたどっていくと、理...全文を見る
○内藤正光君 そこでまず、大臣等が理事長等を任命するという基準についてお尋ねしたいと思うんです。  ところが、現状はどうなのかというと、理事長を初め多くの役員の方々というのはあたかも毎年の指定席のように各省庁から天下ってくるわけです。そのポジション、別にそこに任命だとか何かとい...全文を見る
○内藤正光君 大臣はとりあえずはこれで第一歩だということで、ただ、この第一歩でとどまるんではなくて、まだ第二歩も第三歩も歩んでいかなきゃいけない、そういう理解でよろしいんですね。
○内藤正光君 そこで、先ほど指定法人という言葉が大臣の口から出たわけなんですが、その指定法人は後から議論するといたしまして、まず民間法人、もっと正確に言いますと民間法人化された特殊法人だとか認可法人について何点かお尋ねしたいと思います。  これは、言うまでもなく第二次土光臨調の...全文を見る
○内藤正光君 この船舶安全法、変わったところはどこですかね。ほかにまだありませんか。
○内藤正光君 役員の選任について大臣の任命から認可に変わったと、ここはかなり大きなところではないのかなと思うんですが、そういった意味ではちょっと緩和されたということなんです。変わったところというと、一番大きなポイントはそこじゃないのかなと思うんですが、そうなると大分規制緩和された...全文を見る
○内藤正光君 指定法人については先ほど大臣から前向きな答弁をいただいたんですが、民間法人についてはどういうふうにお考えになられていますか。これは実質は特殊法人なんですよ。単に民間法人とはいっても設置法で守られているわけです。独占を守られている。国の関与も大きいわけなんですよ。です...全文を見る
○内藤正光君 ちょっとしつこくて申しわけないんですが、先ほど指定法人については大臣は、今後研究を重ねていく、早急に研究を進めていく、それで情報公開の対象にすべきかどうかというのを結論を出すということをおっしゃっていただいたわけなんですが、民間法人についても当面この法案ではのせない...全文を見る
○内藤正光君 将来も特殊法人的なものが残るようならばという、ならばという仮定がついたわけなんですが、私は、そういった仮定をつけずに、民間法人についてもやはり俎上にのせて情報公開の対象にすべきかどうか研究すべきだ、検討すべきだと思うんです。その検討の結果、大臣のおっしゃるように情報...全文を見る
○内藤正光君 この民間法人についてはこれで最後にしますが、いずれにしても、私は設置法が残っている限りは情報公開の対象にすべきなんだと思います。設置法がなくなってしまえば大臣のおっしゃるとおりだと思うんです。設置法があるわけですから、ほとんどの民間法人、みんな残っているわけですよ。...全文を見る
○内藤正光君 わかりました。前向きな答弁、ありがとうございます。  続きまして、ちょっと関西国際空港についてお尋ねしたいんですが、関西国際空港についてもこの法案の対象になるんですが、ただ、それは限定的でありまして、建設業務だけを対象とするとなっているわけです。経営についてはその...全文を見る
○内藤正光君 経営はなぜ除外したのかというと、経営面については民間活力が導入されているから、そこにまで情報公開の網をかぶせるというのは競争を阻害してしまうという、今副大臣がおっしゃった、そういったことをよく聞くんですが、ところが実態は、関空の役員等々はほとんど天下りOBで占められ...全文を見る
○内藤正光君 先ほど、役員なんですが、すべて十三名のうち六名と言ったんですが、そのうち四名は監査役ですので、いわゆる取締役以上は九名、九名のうち六名がいわゆる天下りOBで占められていると。そして、部長級についても、十三名のうち実に十二名が各省庁からの出向組で占められていると。 ...全文を見る
○内藤正光君 局長、さっきいろいろおっしゃっていただいたわけなんですが、経営の面については、他の会社と同様、民間会社と同様、競争原理にのっとってとおっしゃるんですが、先ほどから私が指摘しているように、役員の大半が天下り、部長級のほとんどが出向組、そして民間会社だったら本来やるべき...全文を見る
○内藤正光君 何かちょっとよくわからないんですが、私が言いたいのは、大臣等が理事長等を任命するだとか、あるいは政府出資が可能だとかいう形式的な基準は全く形式的で意味がないということを言っているんです。実態を見て私は情報公開の網を広げていくべきだということを言っているんです。  ...全文を見る
○内藤正光君 どうも納得のいく答弁が得られないですが、じゃ、ちょっとお伺いします。  中部国際空港は今回の法案の対象の中に入るんですか、入らないんですか。
○内藤正光君 これは指定法人。関空は特殊法人、片や中部国際空港は指定法人ということで、最初から形式的に今回の法案の対象外ということになっているわけなんですが、そこで、中部国際空港に対しては国からどれだけの出資金等が入っているんでしょうか。国土交通省にお尋ねします。
○内藤正光君 かなりのお金が入っているわけですね、中部国際空港にも。  それで、特殊法人等検討委員会の第四回の議事録にもあるんですが、ある委員はこう言っているんです。関空も中部国際空港も、その両方の会社ですね、やっていることは同じなのに、法人の形態が違うというだけで情報公開の網...全文を見る
○内藤正光君 恐らく、指定法人は民間発意でまず始まって、それで公益性が高いということで大臣が後から指定をすると。一般の仕事はそれでいいと思うんです、指定法人は。  ところが、空港が民間発意で果たしてつくられるのかどうかですよね。やっぱり国の強力なてこ入れがなかったらあんな空港な...全文を見る
○内藤正光君 法律的にはそうなのかもしれませんが、実態上、あんな大きな中部国際空港にしろ関空にしろ、民間発意でつくったと、そこにたまたま公益性が高いから指定法人として指定するなんということは常識でいったら考えられないですよね。  だから、基本的には最初から中部国際空港も名前は違...全文を見る
○内藤正光君 この議論をやっていても結局は水かけ論に終わってしまって、何か意味のある答弁が得られそうにないので続けるつもりはないんですが、いずれにしても、今回、特に関空と中部国際空港を比較してみて明らかなのは、余りにも何か指定法人というものを御都合主義で使い過ぎていやしませんかと...全文を見る
○内藤正光君 それを束ねるのが総務省じゃないんですか、指揮監督というのか。違いますか。すべて国土交通省さんにお任せしますというそういう態度は、そういう姿勢は私はあり得ないと思うんですが、いかがですか。
○内藤正光君 残された時間、あと一、二分でございますので、最後に大臣に答弁を願いたいわけなんですが、今まで私が議論してきたのは、理事長等を大臣が任命するだとか政府出資が可能だという基準は余りにも意味のない形式的な基準だと思うんです。  ですから私は、この法律案は第一歩ということ...全文を見る
○内藤正光君 終わります。
11月28日第153回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤でございます。  きょうは、植草さん、高橋さん、本当にありがとうございます。そこで、私からは両先生に同じ質問なんですが、二問させていただきたいと思います。  まず第一点。私は、今後労働市場がどういうふうに変化していくのかについて大変興味があ...全文を見る
○内藤正光君 どうもありがとうございました。