内藤正光

ないとうまさみつ



当選回数回

内藤正光の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第154回国会 参議院 本会議 第3号
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○内藤正光君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりましたNTT株式売払収入の活用による社会資本整備促進特別措置法の一部改正案に対し質問をさせていただきます。  NTT株式売払収入を財源とする今回の二次補正は、随所に改革推進という言葉がちりばめられてはいます。しか...全文を見る
01月31日第154回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  本日は、第二次補正予算案について、本当にこれが今の厳しい経済情勢、日本の経済情勢に資するものなのかどうか、そしてまた、この二次補正予算のその財源をNTTの株式の売払い収入に求めてしまいました。そして、...全文を見る
○内藤正光君 今も官房長官から、外務省内の問題、また昨日も、この予算委員会で小泉総理は何度も何度も、言った言わないで国会を混乱させたことが理由だったと、まるで人ごとのように答弁を繰り返してきたわけなんですが、国会の混乱がもし理由であるとしたならば、それはむしろ、田中大臣に対して辞...全文を見る
○内藤正光君 了解という言葉がございました。  そこで、決着が付いてしまった問題といえばそれまでなんですが、確認のために一つお伺いさせていただきます。  田中前外務大臣は罷免だったのか、あるいはまた依願免職、依願免だったのか、お尋ねします。
○内藤正光君 本日、内閣の総務官をお呼びしているはずなんですが、いらっしゃっていますでしょうか。  ちょっと形式的なことをお尋ねしたいと思います。皆様のお手元に田中眞紀子さんの職を免ずるという書類が一枚ございます。お配りをしているかと思います。これは形式上罷免なのか依願免なのか...全文を見る
○内藤正光君 続けてお尋ねしたいと思います。  依願免が成立し得るための条件は何なのか。署名のあるなしとか言われているんですが、それが本当なのか、あるいはまたほかに成立し得る条件があるのかどうか、お尋ねします。
○内藤正光君 ここで分かったのは、この書類が依願免の体裁を整えていること、そしてこれが、依願免としての条件としては本人のはっきりした意思表示。  ところが、昨日でしたか、昼ごろの記者のぶら下がり。昨日をちょっと振り返ってみると、昨日予算委員会があって、もう田中前外務大臣は免職さ...全文を見る
○内藤正光君 この手の話は、御存じのように言った言わない、水掛け論になってしまって時間の無駄になってしまうんですが、しかし私は、書類は依願免の体裁を整えている、しかし当の田中さん自体は、自身はそういったちょっと自覚がない、意思表示を明確にした自覚がない、だから書類自体は依願免とい...全文を見る
○内藤正光君 何かありますか。
○内藤正光君 問題は、昨日の予算委員会冒頭の時点で、九時とか十時という時点でちゃんと田中外務大臣が意思表示をされていたかどうかです、書類は出されているんですが、こういったものは。その時点で、九時とか十時という、九時の時点で明確な、なぜ、じゃその後十二時ぐらいのぶら下がりでどっちだ...全文を見る
○内藤正光君 なぜ、一昨日ですか、サインをもらえなかったんでしょう。
○内藤正光君 これ以上続けてもそれこそ言った言わないの水掛け論になってしまいます。こういった三人の首切りで、事態を、臭いものにはふたをしてしまえ、まとめてふたをしてしまえというこういう行為はやっぱりやめるべきです。  ですから、真相をしっかりと明らかにするためにも、やっぱり当事...全文を見る
○内藤正光君 もう一度だけ言わせていただきたいんですが、やはり私は、今回、田中外務大臣には全く瑕疵がなかった。やっぱり無念だったろうと思います。何でNGO、いったん拒否、参加を拒否された、そういった団体の参加を可能にすべく奔走されたわけなんです。なぜ辞任をしなきゃいけなかったのか...全文を見る
○内藤正光君 本日、実は、皆様のお手元に参考資料として実はお配りをさせていただく予定だったんですが、ちょっと手続上の、これは私の瑕疵でちょっとお配りできなくなってしまったんで申し訳ございませんが、ここに実はある議事録があるんです、議事録。  これは、NGO団体と、そしてまた外務...全文を見る
○内藤正光君 政と官の関係は慎重でなければならないと。そしてまた、鈴木さんは意見は申し上げたことがあるとおっしゃっている。しかし、これは意見、意見じゃないですよ、これは。正に圧力そのものですよ。恫喝ですよ、これは。もう机をたたいて恫喝したということも書いてあるんですよ。  私は...全文を見る
○内藤正光君 まあ配っていないという、そのエッセンスを私は今読み上げさせていただいたわけですから、それはそれでいいんです。やはりこれも、やっぱり言った言わないという話になってしまう。このまま真相をうやむやにするわけにはいかない。これは、言った言わないという低次元な話じゃないんです...全文を見る
○内藤正光君 で、私がこの問題は、言った言わないといった低次元の話ではないんだと。もっと大きな日本のODAの話に発展し得ることなんだということを申し上げたのは、ほかでもありません、この鈴木さんの発言の端々に、今、五億八千万をもらっているのかと、これから逐一おれがチェックさせてもら...全文を見る
○内藤正光君 こういったことが事実であるかどうか分からないから、だれもこれは事実だとかうそだとか断定的に言えないからこそ、やはり関係者を呼んで真実をつまびらかにする必要があるんです。これはもうしっかりとこの国会の責任としてこれは真実を追求していかなきゃいけない、そういったことに対...全文を見る
○内藤正光君 改めてのお願いです。先ほどから委員長は、理事会で、理事懇でというふうに言いましたが……
○内藤正光君 あくまでこれは予算委員会として正式な発言の時間をおかりして、いただいてお願いしているわけですから、予算委員会の場で、私、内藤から正式にあった旨、了承してお取り計らいいただきたいんです。
○内藤正光君 このいわゆるNGO出席拒否問題、この辺りにさせていただきます。これは後刻、必ずや自民党の方も参考人質疑をお受けになられて、ちゃんと真相究明に当たっていくことを強く期待を申し上げさせていただきたいと思います。  官房長官、ありがとうございます。結構でございます。 ...全文を見る
○内藤正光君 私の手元に過去いろんなモデルに使われた経済乗数の一覧があるんですが、過去ずっと一・三幾つかでずっと来たんですが、二〇〇一年に公表されたその乗数が突然一・五になっているんです。今まで、その一九九八年に作られた乗数は一・三一だったんです。それが突然一・五〇、かなりちょっ...全文を見る
○内藤正光君 ところで、更にまた進んでいきまして、改革推進公共投資という名が至る所に今回のプログラムにはちりばめられてはいるんですが、そんな中の一項目として都市機能高度化対策というものがあるんです。どういうものが中身としてあるのかなと見ていくと、公務員宿舎施設等の施設費がやたらと...全文を見る
○内藤正光君 今、塩川大臣の丁寧なお答えしていただいて本当に有り難く思っているんですが、正に町づくりそのもの。でも、考えてみますと、これを補正予算でやることなのかということです。これは本予算でしっかりと町づくり計画を立てて腰を落ち着けてやることじゃないんですか。こんな、補正予算で...全文を見る
○内藤正光君 塩川大臣は先ほど、公務員宿舎は微々たるものだと、予算的には、ということをおっしゃったんですが、もっとちょっと枠を広げて官公庁等施設費という枠で見てみますと、計算してみたんです、どれぐらいあるのか拾ってみたんです。そうしたら実に二八・二%を占めていたんです。この補正予...全文を見る
○内藤正光君 竹中大臣、中身については十分存じ上げないということをおっしゃったわけなんですが、昨日、この改革プログラムと補正予算の編成について関係を聞いてみたところ、まず改革プログラムを作る、どうあるべきだという考え方を述べる、それに基づいて補正予算が具体的に編成をされて、そして...全文を見る
○内藤正光君 塩川大臣、そして竹中両大臣からお尋ねすると、中身には自信を持っていらっしゃるというふうにお見受けしたんですが、じゃ、これだけ自信を持ってお送りした、送り出した中身ですから、必ずや名目値プラス一・二%は達成し得る、つまり責任を持って一・二%の経済効果を果たし得るという...全文を見る
○内藤正光君 塩川大臣。
○内藤正光君 竹中大臣、真水で四・一兆円実際に支出しているんだからということなんですが、今この時期に四・一兆円支出して四・一兆円の効果しかないようなものをやるときなんでしょうか。やはりしっかりと本当に波及効果が高いものは何なのかというのを見極めてやるべきなんだろうと思います。 ...全文を見る
○内藤正光君 それは十分分かるんですが、やはり政府として責任を持って出した予算、目標も掲げて出した予算なんですから、実際、目標値と実績値、これを分かるように明示すべきではないかなと思うんです。そういうことをやるというおつもりはないんですか。  確かに難しいところは重々承知してい...全文を見る
○内藤正光君 竹中大臣がおっしゃったように、例えばこの公共事業なかりせばもっと景気は悪くなっていただろうと、結局はっきりしたものがないから、財政論議っていつも水掛け論になっちゃうんですよね。はっきりしたものがないから、指標がないから。  私は、もっとこの予算委員会をしっかりと実...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと、その辺の議論はまたちょっと、それから明日もいろいろ委員会で御一緒させていただくという予定になっていますので、そのときさせていただきたいと思います。  次に、平沼大臣、坂口大臣、お待たせをいたしました。ちょっと両大臣にお伺いをさせていただきたいんですが、第...全文を見る
○内藤正光君 坂口大臣は一次の方で盛り込んだということは、すなわちこれは二次の方に余り失業者関係がないということをおっしゃっていることなんですが、そのとおり、今回、四・一兆円もの巨額のお金を、事業費を使いながら、雇用創出効果はというと、たかだか十一万人なんですね。第一次補正の例え...全文を見る
○内藤正光君 坂口大臣、今、建設業に携わる人たちの失業がすごく深刻になってきている、だから公共事業をやるんだと。それはそれで一方では分からないでもないんですが、これは正にこのプログラムが掲げた改革推進の名に逆行するものじゃないんですか。違いますか。
○内藤正光君 坂口大臣、そして平沼両大臣、本当はやりたいことたくさんあったんだろうと思います。たくさんあったんだろうけれども、この今回の補正予算の財源をNTT株式の売払い収入に求めてしまったこと、うまいへそくりがあったものだということで安易に飛び付いてしまったところにそもそもの問...全文を見る
02月01日第154回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○内藤正光君 おはようございます。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)ありがとうございます。与党からも御声援をいただきまして、ありがとうございます。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  昨日の予算、そして本会議に引き続きまして、塩川大臣に主に質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○内藤正光君 そういったことは、財政規律を乱すようなことは決してやらないという答弁が今大臣の方からなされたわけです。それはそれで一つ大変前向きな発言ということでお受けさせていただきたいんですが、ただ、法律改正といってもそんな難しいことじゃないと思うんです。それこそ、社会資本整備特...全文を見る
○内藤正光君 私は塩川大臣は信頼したいんです。ところが、塩川大臣だってずっと財務大臣の職にあるわけじゃない。もしかしたら、ほかの大臣が来たときにその塩川大臣の決意が守られない可能性もあると。そういった場合に備えて、やはり私は法律でしっかりとそういったところは押さえておかなきゃいけ...全文を見る
○内藤正光君 この問題をずっと続けていても本当に、ちょっと永遠に無限ループにはまってしまいそうですので、それこそ。  じゃ、最後に確認します。どんな、いかなる事態があっても、そのように産投会計に返済された資金をそのまま事業主体に貸し付けることはなく、即刻一般会計、さらには国債整...全文を見る
○内藤正光君 もうちょっと全文で言っていただきたいんです。産投会計に返済された資金は即一般会計に繰り入れ、さらに国債基金へ繰り入れる、どんな事態が生じても、そのことをお守りいただくということをちゃんと全文で言っていただきたいんですが。
○内藤正光君 そのことは、塩川大臣もちろんのこと、その後継の大臣、ずうっと守っていただきますようお願いをさせていただきます。  さて、次に移らさせていただきます。  まず、ちょっと確認なんですが、昨日の予算委員会でもいろいろさせていただいたんですが、今回の貸付けの対象というの...全文を見る
○内藤正光君 そこで、ちょっと昨日の予算委員会を引き合いに出して、何度も引き合いに出して大変恐縮ではございますが、昨日、私が公務員宿舎に関して質問をしたことは覚えていらっしゃるんだろうと思います。  その質問に対して大臣は、高層化することによって敷地内に空いた土地を一般地域に開...全文を見る
○内藤正光君 これは、どちらかというと、正にラベルの付け替えですよね。違いますか。
○内藤正光君 ちょっと、その公務員宿舎をもうちょっとお伺いしたいんですが、即効性、即効性とおっしゃいましたが、昨日は、新しく公務員宿舎を建て替えて高層化して、光ファイバーを敷設して、そして空き地を一般地域に開放すると、ショッピングセンターや何かもそこに店を開いてもらうとか、すばら...全文を見る
○内藤正光君 手順を踏んでくれと言うんですが、民間企業も今まで住んでいたものをあしたから出ていけなんということは言いませんよ。やっぱり計画を立てて、何年後にもう新しい入居者を受け入れないとかいうことで徐々に徐々に減らしていって対応するわけですよ。民間企業もそんなことやっていません...全文を見る
○内藤正光君 続きまして、これまた昨日の本会議でちょっと問題提起をさせていただいたんですが、国債償還に関する二〇〇八年問題についてちょっと詳しく議論をさせていただきたいと思います。  その前に、二〇〇八年問題の前提となるような話でもあるのかもしれませんが、今回、Bタイプ事業につ...全文を見る
○内藤正光君 二〇〇八年というこのピークを意識した要素もあるんだと。一つにはやっぱり経済的な効果をねらってのことと、そしてもう一つは二〇〇八年のピークを意識してその前にという、そういった理解でよろしいですね。  そこで、ここに財務省の出している資料があるんです。「国債整理基金の...全文を見る
○内藤正光君 それじゃ、昨日大臣にも本会議でお答えいただいたんですが、同じような質問になるのかもしれませんが、二〇〇八年問題は本当に重々危機意識を持っていらっしゃる、これは何か対応しなきゃいけないという認識ではいらっしゃるわけですね、財務大臣を始めとする財務省。一丸となってこの二...全文を見る
○内藤正光君 まず来年度は二千五百億円ですね、前倒しの借換債。その次以降五年間ですか、ほぼ一兆円ずつ前倒しで償還をして借換債を発行していくということですね。  ちょっと聞いたんですが、借換債、長期国債に重点を移していくという話も聞いたんですが、本当ですか。
○内藤正光君 いずれにしても長期化に比重を移していくということなんですが、ただ、そうなりますと当然のことながら長期金利の上昇圧力になるでしょうし、そしてまた、更に言えば、長期国債というのは価格変動リスクがありますから、今までは受け入れていてくれた金融機関も、そういったリスクを受け...全文を見る
○内藤正光君 そこで、今回の問題にも絡んでくるわけなんですが、二〇〇八年のピークを向こうに倒すことはできない、こちらに倒さなきゃいけない、言ってみれば前倒しですよね。そういって二〇〇七年までにただでさえ国債の発行高が増えるだろうと、少なくとも一兆円ずつは確実に増えると。そんなとこ...全文を見る
○内藤正光君 余りにもちょっと楽観的なので、これじゃちょっと市場は安心しないんじゃないかと思うんです。  国民の資産が十分吸収できるということなんですが、御存じのように、これからはどんどんどんどん高齢化が進む、そしてまた将来への不安があると。そういった中へ、果たして本当に、もっ...全文を見る
○内藤正光君 国債三十兆円枠と言うんですが、今回の補正予算並びに今回のこの法改正ですね、それが全くのまやかしであるということをまざまざと見せ付けているんじゃないですか。確かに今回は国債三十兆円守ったかもしれないけれども、結局は五年後への先送りじゃないですか。  それで、先ほど私...全文を見る
○内藤正光君 大臣はダイナミックなと言うんですが、現実はダイナミックでないんですね、この数年。もう何年も聞かされてきたんですよ。来年には景気が回復すると、この言葉、何年も何年も何回も聞いているんです。でも一向に回復していませんよね。だから、今の大臣の答弁は余りにも私は楽観的過ぎる...全文を見る
○内藤正光君 いや、もう本当に一日本国民としては大臣のおっしゃること期待を寄せたいわけなんですが、ただ、今までのやり方、構造改革とは名ばかりで実際はもうしんが抜かれた上っ面の張りぼて改革、そんなものをずっと、言ってみれば妥協案ですよね、見せ付けられてきて、私はもうどう考えても楽観...全文を見る
○内藤正光君 骨太の方針を実行していくんだということをおっしゃったわけです。ちょっとそのことはまた後から持ち出したいと思います。しかし、今、塩川大臣の口からは確かに骨太の方針を実行していくんだという言葉は聞いたわけでございます。  ちょっとこの二〇〇八年問題はこの辺りにしたいん...全文を見る
○内藤正光君 つまり、地方の負担分が一・一五兆円。これを各地方ではどのように具体的に手当てされるんでしょうか。
○内藤正光君 一〇〇%を補正予算債、すなわち地方債で賄われると。そして、その各地方の地方債の償還及び利払いについては、何かいろいろお答えいただいたんですが、要は、分かりやすく言うとどういうことなのか。専門的な言葉を使わずに、要は最終的にどれぐらい地方の負担分として残るのか、お答え...全文を見る
○内藤正光君 じゃ、理論的には、元利償還に係るその負担ですね、地方によっては一〇〇%賄われるところもあるし、そうでないところもあるということですね。
○内藤正光君 そこでちょっと財務大臣にまた、今の話を受けてちょっとお尋ねしたいんですが、その前にちょっと私一つの文章を読んでみたいと思うんです。ちょっと聞いておいていただきたいんですが、私はこれはすばらしいと思うんです。いいですか。  現在は、特定の事業の地方負担を交付税で措置...全文を見る
○内藤正光君 この出典というか出所は、先ほど大臣が守っていくんだとおっしゃった骨太方針なんですよ。骨太方針の中身を私は今読み上げさせていただいたんです。ところが、実態は何なのか。学者が書いて、それを政治的な責任を全く負わずに骨太方針に出したんですか。
○内藤正光君 何かちょっと答弁が支離滅裂のような気がするんです。正直言って、一言一句覚えていないとおっしゃいましたが、これははっきり言えば、これはもう精神的なものですよ、もう本当に。もう本質的なものなんですよ。それは一言一句は覚えていないかもしれませんが、その方向性はやっぱり財政...全文を見る
○内藤正光君 私は、一言一句文言を覚えていないことに対してとやかく言っているわけじゃないんです。この方向性を私は言っているんです、骨太方針に書かれた方針、今までのように地方にばらまきをやめましょうという方針を。  先ほど大臣おっしゃったじゃないですか。骨太方針を守っていくんだか...全文を見る
○内藤正光君 何も私は、理想主義者でも何でもないと、目標があってそこに真っすぐに進んでいけなんて言っているわけじゃないんですよ。やっぱり現実の世界ですから真っすぐに進めない、いろんな方向へ、右行ったり左行ったりすることもある。だけれども、その方向性をしっかりと定めておけばとんでも...全文を見る
○内藤正光君 これ以上やっても、結構水掛け論になってしまうところもあるし、本当に私が安心できるようなちょっと答弁はいただけそうにないんでこの辺りでやめますが、いずれにしても二〇〇八年というのはもう──何かありますか。
○内藤正光君 いずれにしても、本当に今回のこの補正予算絡みのこのNTT資金の活用の拡大、私は、本当に将来へのツケ回し以外の何物でもないし、日本に不安を増しこそすれ安心を一向にもたらさない私はまやかし、欺瞞だと思っているんです、国民に対する。三十兆円枠を守ったと。ところが、守るどこ...全文を見る
02月27日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  一つ質問をさせていただきたいんですが、今、世の中、雇用の流動化、雇用の流動化ということで、そちらの方向へ進んでおりますが、私、正直言ってそれは避けられないんだろうとは思うんです。しかし、長期雇用というものを考えてみますと...全文を見る
03月06日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○内藤正光君 民主党の内藤でございます。今日はどうも本当にありがとうございます。  そこで、今日は山崎先生に二点質問させていただきたいと思います。  まず第一点目は、先ほど森さんの方からも既に質問がありましたが、保険方式か税方式かということでございます。保険方式にすれば参加意...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。
03月14日第154回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  先々日の大臣所信に対して、今日は郵政事業の公社化を始め情報通信、さらには放送事業にわたって何点か質問させていただきたいと思います。  まずは郵政事業の公社化、特に郵便事業への民間参入ということで何点...全文を見る
○内藤正光君 全面参入といいますと、いかにもよくやったというふうに思えてしまうんですが、よくよく考えてみると果たしてそうなのかということなんです。  同じく、この中間報告の九ページにこうあるんですね。「ユニバーサルサービスを確保するために参入事業者がクリームスキミングを行わない...全文を見る
○内藤正光君 まず、公共性が高いということなんですが、これは電気通信事業、電話事業も同様に公共性が高いわけでございます。あと、設備投資を要すとおっしゃるわけなんですが、第二種という形でどんどんどんどん電気通信の分野も設備投資をしなくても参入できるわけなんです。私は、余り公共性だと...全文を見る
○内藤正光君 どうも基本的に考えが違うのか、どうも納得しかねるものがあるんです。  もうちょっと同じようなことを繰り返さしていただいて恐縮なんですが、電気通信の分野ではだれがユニバーサルサービスの提供の責務を負っているかというと、NTT一社のみですよね。ところが、今回のこの法改...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと観点変えまして、今、郵便局、全国二万四千七百の郵便ネットワーク、これインフラとも言うべきものがあるわけですね。かなりしっかりしたインフラだと思うんです。民間参入に際して、このインフラをどの程度開放されるんでしょうか。
○内藤正光君 じゃ、具体的にちょっと一つだけ教えてください。  アクセスポイントとも言うべき、ユーザーにとってはアクセスポイントとも言うべき郵便ポスト、全国に十七万あろうかと思いますが、これは開放されるんですか。
○内藤正光君 一部には、電気通信と違って、一つのポストに何社かの郵便物が入ったら仕分が大変だという、だからこれは現実的ではないという話もありますが、であるならば、郵便ポスト、それこそ二つぐらい窓口付けて、公社の郵便はこちら。これね、笑える話じゃないんですよ。電気通信でも同じことや...全文を見る
○内藤正光君 郵政の公社化についてはこのぐらいにしまして、また今後の議論にゆだねていきたいというふうに考えております。  続きまして、私、一昨年、インド、シンガポール、フィンランド等々、いわゆる世界のIT立国を回ってきました。こういった経験を踏まえて、何点か質問をさしていただき...全文を見る
○内藤正光君 いろいろお答えいただきました。私も、やはり一つ一つうなずきながら聞いていてそうだと思います。  ただ、私は、やはり一番大きいのは、副大臣おっしゃったハナロ通信の役割なんだろうと思います。御存じのように、日本にNTTがあるように、韓国には何があるかというと韓国通信が...全文を見る
○内藤正光君 どうもありがとうございます。  では、続きまして、ちょっとこれ具体的な話に入っていくんですが、長期増分費用方式、二年前も議論させていただきましたが、これについてお話をさせていただき、何点か質問させていただきたいと思います。  御存じのように、今年の十月には再び日...全文を見る
○内藤正光君 じゃ、尊重される、これは当然のことです。やっぱり附帯決議というのは国会の意思ですから、これは行政が法律の運用に当たっては最大限というか決して破ることがないようにしていただかなければならない内容なんですね。  ところで、ちょっと話をアメリカの方に移させていただきます...全文を見る
○内藤正光君 無効だということですね。その後も引き続きその関連で、連邦高裁ですか、最高裁ですね、日本でいえば、で長期増分費用方式の違憲性といいますか、これは財産権を侵害するものではないかといった趣旨の内容で審議されていると聞きますが、判決はいつぐらいに出るんでしょうか。
○内藤正光君 日本が二年前になぜ長期増分費用方式を導入したか、採用したかといえば、言うまでもなく、もとはアメリカがごり押ししたわけです。アメリカのごり押しによって日本が長期増分費用方式というものを導入した。ところが、当時からも私、申し上げていたとおり、そのごり押しするアメリカはど...全文を見る
○内藤正光君 恐らく、副大臣、日本とアメリカは長期増分費用方式とはいえモデルが違うから関係ないよということをおっしゃりたいと思うんですが、大枠は同じなんです、長期増分費用方式という考え方、コンセプトは。  そこで、一つお伺いしたいんですが、万が一、アメリカで違憲判決が出た場合ど...全文を見る
○内藤正光君 一応日米交渉の時期は十月というふうになっておりますが、先ほど、話をし続けているように、当のアメリカですらこれは違憲じゃないかという議論がなされていると。その判決が出る前に日本だけが、はい、分かりましたと進めてしまうのは私はおかしいと思うんです。少なくとも日米交渉を、...全文を見る
○内藤正光君 約束約束と、バーミンガムで約束されたとおっしゃるんですが、こういう言い方も失礼かもしれませんが、アメリカが果たしてちゃんと約束を守っている国なのかどうか、京都議定書でも何でも。そんなの、約束なんかとらわれることはないんです。これは国益なんですよ。何もアメリカがすべて...全文を見る
○内藤正光君 誤解を招かないように申し上げておきますと、私は何も実コストがいいと言っているわけじゃないんです。あれは効率化のインセンティブが確かに働かない。だが、やはり何らかの違う方式が必要なんだろうと。しかし、長期増分費用方式というのは余りにも投下した資本を回収できないですね。...全文を見る
○内藤正光君 公社のときにもユニバーサルサービスという話が出ました。これは大事なことだと思います。やはり、完全に民間事業者同士の競争にゆだねていると、当然採算の取れない地域というのは絶対サービス提供というのは途絶えてしまうと。ユニバーサルサービス、それは大事な観点だと思います。 ...全文を見る
○内藤正光君 交付金の配分基準ですね。相殺型、積み上げ型、ベンチ方式型、この三つがいろいろ御説明していただいたように検討されて、最終的には相殺型から入って速やかにベンチマーク方式へ移行すると。  それを作ったそもそもの目的はでは何なんでしょうか。そもそも論ですが。
○内藤正光君 ユニバーサルサービス基金をまずどういう形態にせよ設けた目的というのは、やはり競争環境の中でユニバーサルサービスというものをどうやって維持していくか、これが一番の目的であったというわけですね。それで、いろいろ昨年から議論が始まってきたと。で、最終的には相殺型ということ...全文を見る
○内藤正光君 日本が採用することとなった相殺型を採用している国はあるんですか。
○内藤正光君 相殺型、もし日本がこれで採用するとなったら、日本のみということになるわけですね。  で、相殺型、ぶっちゃけて言えば、東日本、西日本、NTTがあると。東なら東、とにかく赤字のところもあれば黒字のところもある、それを全部足し合わせて、マイナスだったらばその分ファンドか...全文を見る
○内藤正光君 昨年の、当時、小坂副大臣と議論させていただいたときに、やはりこのファンドの設置目的というのは不採算地域においてユニバーサルサービスの維持を実現するものだから、だから都市部とは切り離してファンド設計しますよといった趣旨の答弁がちゃんと出ているんです。私は、都市部と地方...全文を見る
○内藤正光君 いずれにしても、相殺型は取りあえず導入しておいて、できるだけ速やかにこのベンチマーク方式に移行すると。  で、ベンチマーク方式に移行するからには、その平均値に掛け合わせる値が必要なわけですね。アメリカの方では一三五%。聞いてみると、一三五%の根拠、十分な説明できな...全文を見る
○内藤正光君 私は、相殺型は言うまでもなく、ベンチマーク方式もやりようによっては、先ほどの繰り返しではございますが、いわゆる不採算地域において設備投資インセンティブが全くなくなってしまう。結果として、設備の老朽化は進むし、技術革新はその地域においては進まなくなってしまう。私は、こ...全文を見る
○内藤正光君 私は、NHKに限らず、放送事業者の持っているコンテンツというのは私はブロードバンド時代に不可欠なものだろうと思います。そういった観点に立って、決して事業者の論理に立つことなく、ユーザーの立場に立ってどうあるべきなのか、こういった観点で是非とも見直しを行っていただきた...全文を見る
03月15日第154回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  本日は、今国会の最大の争点の一つであり、また日本の財政を揺るがしかねない大きな問題となり得る医療制度改革について取り上げて、これ一本でこの私の持ち時間二十分を議論させていただきたいと思います。そして、それに入る前に一つ、...全文を見る
○内藤正光君 四月二日ですか。また随分遅いなと。何でそんな遅いんですか。
○内藤正光君 では、今国会に提出を予定されております飼料安全法改正案、BSE関連法案でございますが、一体いつになったらこれ提出されるんですか。
○内藤正光君 できるだけ早くというのは当然なんですよ。  じゃ、非関連予算の提出期限である三月二十日までに出せるのかどうか、お答えください。
○内藤正光君 まあ随分ゆっくりしたものだなという感想なんですが。野党案はもう既に出されているんですよ。ゴールデンウイーク前に、じゃ、これじゃ出せないじゃないですか。そういうことですね。ゴールデンウイーク後ですか、そうなると、審議は。
○内藤正光君 かと思いますじゃなくて、これはもう大臣の意思なんですよ、ゴールデンウイーク以前に出すとか。
○内藤正光君 これなどは、当初予定では二月中旬に提出されるというふうに聞いていたんですよ。これがなぜまた三月、で、四月。私は、こういったことを見ていると、本当に危機意識を持って取り組んでいるのかどうか、対応しているのかどうか、私は大臣としての職責を全うしているとは到底思えないんで...全文を見る
○内藤正光君 私はどうも、武部農水大臣自身、御自身、危機感を持って取り組んでいない。何でもかんでも検討委員会検討委員会という私は姿勢が余りにも目立ち過ぎていると。私は、これじゃいけない。やはりもう職を、その責を全うし切れていない大臣は即刻辞職すべきだということを申し上げて、この問...全文を見る
○内藤正光君 最初に三名指名したんですが。
○内藤正光君 財務大臣と竹中大臣。
○内藤正光君 同じく三大臣にお尋ねしたいんですが、まず塩川大臣、持続可能とおっしゃったんですが、今回の改革だと五年しかもたないんですね。これは厚生労働大臣、厚生省も言っているわけなんですよ。決して今回の改革、持続可能なんという言葉からはほど遠いものだと思います。そしてまた、人口構...全文を見る
○内藤正光君 坂口大臣が五〇%は公費でとおっしゃった。しかし、今のように所得税等々が重い状況の中では結果的にはやはり勤労世帯への負担が大きくなってしまう。  実は、消費税にしたからといってこの問題、実は解決されないんです。なぜかといえば、物価スライドがある限り、結局はそれは勤労...全文を見る
○内藤正光君 それとの関連で厚生労働大臣にお尋ねしたいんですが、かつて医療制度改革において自己負担五割を打ち上げた厚生労働大臣、厚生大臣もいらっしゃるんですが、医療保険制度における適切な自己負担の水準というのはどれぐらいなのか、お考えをお聞かせいただきたいと思うんです。特に今回の...全文を見る
○内藤正光君 大きな病気をしたとき、入院をしたとき、これは特別に考えなきゃいけないというのはこれは何も高齢者に限ったことではなくて、現役世代も含めてという、そういうお考え、理解でよろしいんですね。
○内藤正光君 三大臣にお伺いするのはこれが最後になるんですが、先ほどの問題とも重複することがあろうかと思いますが、先ほどから何度も私は、現役とやはり高齢者の間の受益と負担のバランスが余りにも失われているんじゃないかというふうに私は認識しているわけなんですが、三大臣のちょっとそれぞ...全文を見る
○内藤正光君 竹中大臣、ちょっと一つ質問させていただきたいんですが、先ほど、やっぱり今の世代は親から引き継げるから、そんな年金だけを見て損得勘定を考えるべきじゃないとおっしゃったんですが、すべての人がやはり親から引き継ぐものがあるわけじゃないと。ですから、私はこういう主張はやっぱ...全文を見る
○内藤正光君 竹中大臣、結構でございます。ありがとうございました。  今までは社会保障全般を議論してきたんですが、今度は医療保険制度そのものについていろいろ議論をさせていただきたいと思います。  そこで、坂口大臣にお尋ねしたいと思うんですが、現行制度のままでこの医療制度が推移...全文を見る
○内藤正光君 随分いろいろ踏み込んだお話もお伺いしましたが、診療報酬体系の基本の見直しということは、間違っても今回のようにただ一律に一・何%下げる、そんなものじゃないんだと、やはり抜本的に変えるんだと。それこそ、あれですか、包括医療だとかあるいはまた予防医療にもっと重きを置くよう...全文を見る
○内藤正光君 更に踏み込んで聞きますと、包括医療すべてがすべて向いているとは思いません、私も。やはり救急医療のようなものは出来高払、これは正しいでしょう。しかし、慢性疾患の場合はやはり包括医療が向いているんじゃないかと思いますが、お考えをお聞かせください。
○内藤正光君 以上お述べいただいた坂口大臣の御認識に照らし合わせて、今回の医療制度改革の中身、評価するとどれぐらいですか。
○内藤正光君 では、残りの三十五点なり四十点ですか、三十点ですか、獲得するために、今回で一息つくことなく、できるだけ早急に坂口大臣がおっしゃった目標に向けて改革を強力に推し進めていくと、そう理解してよろしいんですね。
○内藤正光君 診療報酬の話はいろいろお話しいただいたわけなんですが、今、薬価制度に関してはどういう御認識をお持ちですか。
○内藤正光君 じゃ、薬価の話が出ましたので、ちょっと飛ばして薬価の話へ移らさせていただきたいと思いますが、ちょっと私、何年か前の議事録を読まさせていただきます。私はかなりいいことを言っているんじゃないかなと思うんです。  「現行の医薬品の公定価格を定めている薬価基準制度を廃止し...全文を見る
○内藤正光君 これは小泉現首相が厚生大臣であったときの発言なんです、厚生大臣としての。  だから、今の薬価制度はおかしいと、今のすべてを決めてしまう制度はおかしいと、やはり市場原理にゆだねなきゃいけないとおっしゃっているんですが、これと照らし合わせてみると、今回の薬価制度という...全文を見る
○内藤正光君 私も坂口大臣の問題認識と私は同じ共通するものを持っていると思うんですが、そこで、私自身はやはり、今回の薬価の改正というのは、ただ単に、公定価格制度という枠組みはそのまま温存したままただ一律に下げるだけなんです。ですね。私の考えは、ただ一律に下げればいいというものじゃ...全文を見る
○内藤正光君 午前中に引き続きまして、午後も質疑をさせていただきます。  午前中、坂口大臣は、薬価制度の在り方としてやっぱり競争原理が働くようにしなければならない、そういったことをおっしゃいました。しかし、現実としては一万一千ある薬の値段がこういうような形で国によって隔年で決め...全文を見る
○内藤正光君 ということは、今の薬価の決め方というのは、基本的には国と製薬メーカーと医師、この三者で決められていると、この在り方はまずいという認識ですね。
○内藤正光君 ただ、今の統制経済的なこの薬価制度の枠組みの中で、一方では薬価を全体的に下げていかなきゃいけない、片方ではやはり新薬の開発をそぐようなことはいけないと。やはりそれなりの値段を付けるような仕組みを作らなきゃいけない。  私は、どう考えても今の統制経済的な薬価制度の中...全文を見る
○内藤正光君 次は平沼大臣にお尋ねしたいんですが、聞き及ぶところによりますと、大臣はこの点に関して何か平沼プランなるものをお持ちだというふうに聞き及んでおりますが、ちょっと御所見をお伺いしたいと思います。
○内藤正光君 じゃ、ちょっとこの辺はいったんおきまして、今の枠組みの中でも実は、この新薬開発とは別に、この薬価引下げが実は可能なんだということを議論させていただきたいなというふうに思います。  このバイオ産業の話、後からお話を、議論をさせていただきたいと思うんですが、午前中も大...全文を見る
○内藤正光君 先発品も後発品も効き目は全く同じだと、ただ値段がちょっと違うと。  私、皆様のお手元に資料を配らせていただきました。これは代表的な薬、上のグラフが先発品の価格の推移、そして下が後発品、特許切れ後に出てくる後発品、いわゆるジェネリックの価格の推移なんです。最初は八割...全文を見る
○内藤正光君 だから、先発品は特許で二十年間守られているんじゃないですか。二十年間特許を守られて、その後は別にそんなことを考慮する必要ないんじゃないですか。私はそれは不思議だと思うんですが、いかがですか。
○内藤正光君 私が言いたいのは、そもそも二十年間特許が守られている、この期間中に投資したお金が回収できない、この価格設定の在り方が問題だと言っているんです。特許が切れたら、別にこんな四倍も格差を付けて国が決めるなんという合理性どこにもないんですよ。私はここはどうしても納得できない...全文を見る
○内藤正光君 若干差があると言うんですが、四倍を私は若干とは言わないと思うんです。相当あると思うんです。これは、私は統制経済的な薬価制度の問題点だと思うんです。特許のときは守らなきゃいけない。しかし特許が切れたら、私は、これは分け隔てするという合理的な理由はどこにも見当たらない。...全文を見る
○内藤正光君 後発品。
○内藤正光君 今日、たまたまこのジェネリックの大手の沢井製薬の広告が新聞に載っていました。ここで諸外国との比較が出ていました。どれぐらい日本が少ないのか。日本は数量で言いますと一〇%なんです。ところが、アメリカだと四二%、イギリスでは四九%、ドイツでは五三・四%もジェネリックが普...全文を見る
○内藤正光君 具体的に、ジェネリックを使うとどれぐらい年間の医薬費が削減できるか。これ、個人ベースなんですが、私のお配りした資料の最後のページをごらんいただきたいと思います。  これは、先ほどの沢井製薬のホームページから情報を収集して計算したものなんですが、代表的なものを出して...全文を見る
○内藤正光君 そのほかにも厚生省としては一般処方、一般名で処方するということをやってきたけれども、全く効果がなかった。なぜかというと、お医者さんが処方する限り駄目なんですよ。お医者さんというのは、医術に対してはたけてても、薬品に関する知識がない。そんなお医者さんにすべての処方せん...全文を見る
○内藤正光君 まあ、医者が処方してくると、薬剤師がその知識と責任において、また別でも、別の薬品でも効果が同じだというのであれば、お客さんに十分な説明、情報提供なり説明をするということを条件に、こちらの方が安いですよと勧める、これが代替調剤ですね。  諸外国では、これはどの程度行...全文を見る
○内藤正光君 諸外国は。
○内藤正光君 坂口大臣に御所見をお伺いしたいんですが、基本的に諸外国は全部、代替調剤は許されているんです。条件付きのところもあるんですが、基本的には許されている。ところが、日本だけは許されていない。  先ほど国公立で後発品を使うようにお願いするというんですが、やはり私は、こうい...全文を見る
○内藤正光君 基本的に、では、やるんだという方向性の中で今問題点を総ざらえしているということでよろしいですね。
○内藤正光君 何度も言うようなんですが、代替調剤というのは今の枠組みの中でもすぐできることなんです、ちょっと法律を変えさえすれば。是非これやっていただきたいなというふうに思います。  次、経済産業大臣、お待たせいたしました。  次、日本の製薬メーカーを始めとするバイオ産業につ...全文を見る
○内藤正光君 国際競争力が低下してしまった理由、今いろいろお答えいただいたわけなんですが、国の制度上に求めるとしたらそれは何だというふうに考えていますか。
○内藤正光君 バイオ産業の中核を担うのはやはり製薬メーカーだろうと思いますが、彼らがやっぱり異口同音に答えているのは、なぜバイオ産業がここまで後れを取ってしまったのか、それは日本の統制経済的な公定価格制度にあるんだと、リスクを冒して投下をしても十分なリターンを得られない、これこそ...全文を見る
○内藤正光君 この問題、日を改めてこの同じ予算委員会の中で議論をさしていただきたいと思います。  では、関連質疑をお許しいただきたいと思います。
03月19日第154回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  本日、私は八十分もいただいております。じっくり時間を掛けて、特に四号訴訟のところに大きくクローズアップをしまして質問をさせていただきたいと思います。  まずお伺いしたいのは、そもそも論でございますが、住民訴訟というのは...全文を見る
○内藤正光君 制度調査会の答申に基づいて専門小委員会の中で十数回にわたって議論が進められてきたということをおっしゃったわけなんですが、私が知る限りでは、平成十二年六月二十九日の木曜日、午前十時半から午後零時三十分、二時間、議論が行われたと。これ以外に私はちょっと資料を持ち合わせて...全文を見る
○内藤正光君 まず、ちょっとお伺いしたいんですが、この委員会のメンバーというのはどういった面々がそろっているんですか。各層の方々が満遍なく入っているんでしょうか。
○内藤正光君 私も、ちょっといろいろ、面々、いろいろ伺ったところ、どうも何か偏りが、いわゆる実務者ばっかり、その多くは弁護士であったり大学の先生であったりと、私は、到底この人選、幅広い国民各層の意見を聞くというふうにはなってないんじゃないかな、そんなふうに思うんです。  それは...全文を見る
○内藤正光君 いろいろな意見が出たとおっしゃいますが、そもそもこの住民訴訟の在り方、この枠組みを抜本的に見直すなんという意見も出ていたんですか。
○内藤正光君 この入口のところで余り時間を掛けていたらあと大事なところが議論できなくなってしまいますのでこの程度にしますが、いずれにしましても、どうも何か審議の在り方、またその枠組み自体が余りにもずさんではないのか、そんなふうに思えてならないんです。私は、言ってしまえば、最初から...全文を見る
○内藤正光君 私、全体的に感じるんですが、今回、政府の答弁は、何かある特異な例を持ち出して、だから変える必要があるんだということをよくおっしゃっているように思えてならないんです。政策判断がいろいろ争われると、そういうのが私はあることは否定してはいないんです。ただ、これは特異な例な...全文を見る
○内藤正光君 済みません。これちょっと事前通告ないというか、今ちょっとここで考えた質問なんですがね。  いろいろ住民訴訟を通じていろいろな不正なり問題が明るみに出てきたと、ですね。今回、総務省さんは法案改正する、四号訴訟の在り方を変えるわけですね。その論拠としては、まずこういっ...全文を見る
○内藤正光君 ここではいったんまずちょっと、その政策判断が絡む問題はちょっと除外して、明らかにおかしな不正支出だとか空出張だとか、そういったものをちょっと一回議論させていただきたいんですがね。  そもそもなんですが、今回は自治体がまず、住民が代位して訴えるんじゃなくて、まずは自...全文を見る
○内藤正光君 個人を訴えられてもそれが組織全体の反省材料にならないとおっしゃいましたが、やはり普通は一人訴えられたら組織全体として反省しますよ。もしそういうことをしない組織があるとしたら、外務省ぐらいですよ。違いますか。
○内藤正光君 根本的な考え方が違うのでなかなか議論はかみ合わないようなんですが、まあそれはそれとして、大臣にお尋ねしたいと思いますが、本来、政策判断が絡む問題もそうですが、余りにも低レベルな不正だとかそういったような問題、本来、自治体が自らメスを入れて襟を正すべきものだろうとは思...全文を見る
○内藤正光君 午前中の質疑はあと七分なんで、ちょっと中途半端だとは思うんですが、じゃ、午前中あと最後は乱訴の問題について議論させていただきたいと思います。  政府は、住民訴訟が乱訴だ乱訴だと、そういう傾向が見られると主張されていますが、実際どれぐらい乱訴の実態が見られるのか。実...全文を見る
○内藤正光君 年間百七十六件ですね、二百件満たない。実際は平成十年度は二百六十一件だというふうに聞いておりますが、ただ、自治体の数、どれぐらいあるかというと、今三千三百あるんですよね。それに対して、まず住民訴訟全部がおかしな内容だとおっしゃるわけじゃないですよね、中にはちゃんとし...全文を見る
○内藤正光君 八割が敗訴だとおっしゃいますが、じゃ、逆にですね、請求の一部が認められた、認められて原告勝訴だとか、全部が認められて原告勝訴が五・数%だとおっしゃいましたが、やはり和解をなぜ入れないのかというふうに思いますよね。やっぱり行政改善を約束した上での和解だとか、そういった...全文を見る
○内藤正光君 はい。
○内藤正光君 午前に引き続き、午後も質疑をさしていただきます。  公取委と法務省さん、大変お待たせいたしました。まず、公取委そして法務省さんにお尋ねをしたいと思います。  四号訴訟の訴訟類型の変更による弊害ということで質問さしていただきたいと思いますが、今回の訴訟類型の変更に...全文を見る
○内藤正光君 公取委に重ねてお尋ねしますが、今検討されているということなんですが、一つ確かなことがあるんです。  自治体に代位するというこの大前提が崩れてしまうわけです。そうすると、公取委の審判記録を開示する根拠というのはどこに求められるんですか。
○内藤正光君 せめて、お答えいただけませんでしょうかね、その方向性だけでも。これは私は、審判記録の開示というのは談合追及の決め手になるわけですよ、立証のための。住民にとっての、原告住民にとっての大変大きな武器になるわけです。それがなかったら、本当裸同然ですよ。ですから、法が新しく...全文を見る
○内藤正光君 さっき法務省の方からも答弁ありましたように、まず公取委がどういうスタンスを持つかですよね。私は、これ住民のことを考えたら、まず出すべきだと思うんですよ。これは本当に何度も繰り返すようなんですが、やっぱり談合追及にとっての決め手になるわけですから。住民は、正直言ってそ...全文を見る
○内藤正光君 総務省にお尋ねします。  今の御議論を聞いていただいたかと思いますが、総務省はこれまで法改正によって情報はどんどんどんどん出てくるとおっしゃっていたわけです。ところが、この私と公取委さん、そして法務省さんとのやり取りを聞いて、そうはならないんじゃないのかという懸念...全文を見る
○内藤正光君 私が聞きたいのは、じゃ住民が、原告住民が地方公共団体に出せと請求をすると、間接的に。そしたら、利害関係人であるところの地方公共団体が公取委から請求をして、そして請求をしたものを原告住民に開示してもらえるんですか。私はそういうことを聞いているんです。
○内藤正光君 それは分かっているんです。住民です。
○内藤正光君 明確にしてください。もう余計なことは結構です。住民が地方公共団体に審判記録の開示を間接的に請求したら、地方公共団体は公取委に利害関係人ですから請求できると。で、その得たこの審判記録、原告住民に開示してもらえるんですか、どうですか、これを聞いているんです。イエスかノー...全文を見る
○内藤正光君 有すべき資料じゃないんです。原告住民の訴えに応じて、例えば地方自治団体がまだ審判記録の開示を求めていなかったとする。で、これはいかぬと、原告住民がそんなことではいかぬということで、直接求められないにしても、地方公共団体をせっついて、ちょっと開示請求しろというこういう...全文を見る
○内藤正光君 それは分かっています。
○内藤正光君 何か奥歯に物が挟まっていてよく分からないんですよ。  大臣、どうですか、よくちょっと分からないんです。要は、先ほど、まあ質問は繰り返しませんが、要は原告住民の訴えに応じて出すか出さないか。何度でも言うようですが、これは、この記録は、裁判記録は談合追及にとってのすご...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと確認をさせていただきます。繰り返しなんですが、じゃ、くどいようで恐縮でございますが、原告住民が地方公共団体に公取委の審判記録を開示、見せてくれと言ったら、地方自治団体は、その時点でまだ開示してもらっていないようであれば早急に公取委に開示請求をして、そして得た...全文を見る
○内藤正光君 大臣の答弁は評価をさせていただきます。是非、よくあるように例外的に出すというんじゃなくて、原則は出すんだと、しかし何か諸事情があったらまあ出さない場合もあると、そういうスタンスで是非臨んでいただきたいと思います。是非後退するようなことがないよう、是非前向きに進めてい...全文を見る
○内藤正光君 是非早急に取り組んでいただきたい、そんなふうに思います。  次に、ちょっとこれ恐縮なんです。事前通告してないんですが、申し訳ございませんが、お尋ねしたいと思います。  情報開示についてちょっとお尋ねしたいと思うんですが、総務省は、情報公開制度がある、あるいはまた...全文を見る
○内藤正光君 是非副大臣にお答えいただきたいんですが、是非とも、何というんですかね、地方公共団体が有無を言わせないような具体的な文書名を提示しなきゃ出してもらえないだとかそういうことがなきよう、どんどんどんどん情報を出すというふうに総務省さんはおっしゃっているわけですから、前向き...全文を見る
○内藤正光君 地方自治体を所管される総務省ですから、それはもう総務省の意思なわけですから、是非、情報公開の流れに、時代の流れに沿ってどんどんどんどん情報開示するよう各自治体に指導を努めていっていただきたい、そんなふうに思います。  続きまして、今度は官製談合というものをひとつケ...全文を見る
○内藤正光君 どうも、不利益な情報もどんどんどんどん出てくる、どちらにとって不利益かというふうな話もあるんですが、逆に住民側にとって利益のある情報がどんどんどんどん出てくるというロジックが、どうも何かいまいちちょっと、すとんと落ちないんですね。もう一回簡単に説明していただけません...全文を見る
○内藤正光君 いや、それが当たるんですよ。じゃ、二段階訴訟ありますよね。例えば第一段の訴訟で建設局次長の不利になるような情報をばんばんばんばん出すと。そうしたら今度は二段階目として、今度はその本人を裁判にかけるわけですよね、建設局次長ですよね。だから、単にこれは、最終的には二段階...全文を見る
○内藤正光君 正直言って、地方におけるまだ情報公開制度がしっかりしていない段階で、局長のおっしゃること、どうも何か説得力があるようには思えないんです。中央における情報公開制度、体制の在り方がしっかりした上だったらば私はおっしゃることは分かるんです。ですから、私は、このもし法改正を...全文を見る
○内藤正光君 時間もあと残り数分になってしまいました。  先ほど監査請求の話が出ましたので、ちょっとその監査請求の在り方について、請求制度の在り方について簡単に最後質問させていただきたいと思いますが、本法律案が成立してしまうと、住民監査請求に対する監査委員の判断いかんによっては...全文を見る
03月27日第154回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  本日は、私がいただいた時間は十分でございますが、医療制度改革問題に絞って、小泉総理と坂口厚生労働大臣に質問させていただきます。  先日の予算委員会でも取り上げたんですが、まず代替調剤というものについ...全文を見る
○内藤正光君 確認させていただきたいんですが、大臣としては、まずジェネリックを今よりももっと普及させなければいけない、そしてそのための有力な手段の一つとして代替調剤があると、こういう認識はよろしいですね。
○内藤正光君 仮に今代替調剤をやるとしたら、何か問題があるんでしょうか。法律的な、法制度上の問題、あるんでしょうか。
○内藤正光君 大臣は法律の問題があるとおっしゃったんですが、随分昔の話にさかのぼりますが、昭和三十一年三月三十日なんですが、ある局長通達が厚生省から出されております。  この題は、「処方せんの記載並びに調剤について」と題するものなんですが、これが各都道府県知事あてに局長から出さ...全文を見る
○内藤正光君 特にこの薬剤師法にちょっと注目したいんですが、この薬剤師法ができても、これ数年前だったと思うんですが、既に一般名による調剤は許されているわけですね、一般名による調剤、認められていると。こういった現状の中で、私は先ほど代替調剤のことをお話ししたんですが、処方せんにたと...全文を見る
○内藤正光君 何人かのお医者さんに聞いたんですが、お医者さんは一般名でよりも商品名、個別商品名で覚えていると、一般名で書けといってもなかなかそうはいかないというふうな話も聞いております。  処方せんで丸を打てば、それは思い入れがあるわけですから、その薬を使ってもらわなきゃ困ると...全文を見る
○内藤正光君 厚生労働大臣としては、代替調剤も選択肢の一つとしてジェネリックの普及に努めていかなければならない、後発品の普及に努めていかなければならない、そういうお考えを拝聴させていただきましたが、しかし、私は、どういう形にせよ、検討するからにはやはり実施時期というものを念頭に置...全文を見る
○内藤正光君 確認ですが、ジェネリックの普及のために、代替調剤もその有力な手段として早急に検討を進めていくということはお約束していただけますね。早急に。
○内藤正光君 いや、それも一つの選択肢として至急実施に向けて検討を進めていかれますね。
○内藤正光君 次は、総理にお伺いしたいんですが、坂口大臣はさきの予算委員会でも、薬価制度の中に競争原理を随所に導入していくべきだと、そういった旨の答弁をされました。そしてまた、小泉総理も、九七年、厚生大臣の際にこんなことをおっしゃったんですが、覚えていらっしゃいますでしょうか。 ...全文を見る
○内藤正光君 薬の価格もだんだん下がっているとおっしゃいましたが、一万一千種類の薬価がこういう形で、社会主義的な経済の中でこれは各年で決められていくんです。こういった薬価制度の中では新薬開発インセンティブがそがれてしまう。かといって、日本の薬が全体としては下がっていかない。大きな...全文を見る
○内藤正光君 その中には、総理が九七年におっしゃった市場の実勢価格を基本にという、この考え方は盛り込まれると理解してよろしいんですか。
○内藤正光君 総理にお尋ねしたいんですが、今の統制経済的な薬価制度の枠組みの中で、日本の製薬メーカーの競争力、特にゲノムだとかそういった分野に入っていく中で競争力が著しく落ちつつあるということ、そういう危機感は認識として持っていらっしゃいますね。
○内藤正光君 是非、九七年のようなことがないようにお願いしたいと思います。  やるんだやるんだと掛け声だけで何もやらなかったということにならないように、やはり今の統制経済的な薬価制度を抜本的に見直して、やはり新薬開発インセンティブが生まれるような、そんな薬価制度に見直していただ...全文を見る
○内藤正光君 よく大臣から、制度間の給付率の統一を図る趣旨の発言を聞かれますが、これは消極的に統一していくのか、あるいは積極的に統一していくのか、どちらですか。
○内藤正光君 国保が三割だから政管健保も三割だとか組合健保も三割だと、元々制度が違うんだから、必ずしもそれは公平の論議にならない。しかし、将来的な一元化を目指すという上での第一歩としての三割引上げということですね。  そこで、ちょっとそれを確認をさせていただきましたので、ちょっ...全文を見る
○内藤正光君 やはり、その大きな理由の一つには、国保には年齢の高い人が多い、サラリーマンも退職したら国保に入る、当然給料もない。だから構造的な問題なんですよね、もう国保というのは、財政状況が逼迫しているというのは。だから、これは小手先の手直しじゃどうにもならないんです。もう構造そ...全文を見る
○内藤正光君 最後に、総理にお伺いしたいんですが、保険者機能の強化、正にその点なんですが、今、日本では都道府県が一律に保険医を指定しています。しかし、ドイツでは保険医の指定を保険者がしています。これによって保険者が医療機関に対してすごく圧力になっているんですが、それによって、結果...全文を見る
03月28日第154回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  私は、まずNHKのインターネット利用について、何点かお伺いをさしていただきます。御存じのように、三月八日、NHKのインターネット利用に関するガイドラインが発表されました。しかし、その内容はと見ると、例えばそれに投ずる予算...全文を見る
○内藤正光君 このガイドラインの関係でちょっと会長に御所見をお尋ねしたいと思います。  ブロードバンド時代における放送コンテンツの二次利用の持つ意味について、会長の御所見をお伺いしたいと思います。そしてまた、これから会長のお考えをお聞かせいただくわけなんですが、その考えに照らし...全文を見る
○内藤正光君 続きまして、また会長にお尋ねしたいと思います。  私も含めてそうなんですが、だれも皆、小学校時代ですか、授業の中でNHKの番組を見ながら勉強したという記憶はあるんじゃないかなと思います。このように、NHKは長年、教育放送に関するノウハウをたくさん私は蓄積してきたん...全文を見る
○内藤正光君 続きまして、地上波デジタルについてお伺いしたいと思います。まず、地上波デジタルといいましても、区域外受信についてお尋ねしたいと思います。  例えば今、九州の佐賀県ではNHKのほか、どんな番組が見られるかというと、地域民放が一局しか受信できない、そういった状態にある...全文を見る
○内藤正光君 分かりました。  今度は、アナ・アナ変換後、デジタルへ移行する場合についてお尋ねしたいと思いますが、ちょっとこれは専門的になろうかと思いますが、アンテナにはいろいろな種類があるというふうに聞いております。  例えば、低いチャンネルの方をカバーするローバンドのアン...全文を見る
04月10日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○理事(内藤正光君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。  本日は、勝木会長が所要のため、調査会に出席できないとのことでございますので、あらかじめ委託を受けまして、私、内藤正光が会長の職務を行います。よろしくお願いいたします。(拍手)  国民生活・経済...全文を見る
○理事(内藤正光君) ありがとうございました。  次に、田坂参考人にお願いいたします。
○理事(内藤正光君) ありがとうございました。  次に、米倉参考人にお願いいたします。
○理事(内藤正光君) ありがとうございました。  以上で参考人の意見陳述は終わりました。  これより参考人に対する質疑を行います。  質疑は午後四時三十分までをめどとさせていただきます。  なお、時間が限られておりますので、質疑者お一人当たりの発言時間及び各参考人の答弁と...全文を見る
○理事(内藤正光君) どなたにお尋ねでしょうか。
○理事(内藤正光君) 一つ目の質問はどなたに。
○理事(内藤正光君) では、まず一つ目の質問はお三方共通ということで、高柳参考人の方からお願いをいたします。
○理事(内藤正光君) ありがとうございます。  質問は三点ほどあったかと思いますが、米倉参考人、まとめてお願いいたします。
○理事(内藤正光君) まとめてというか、一点、一点。
○理事(内藤正光君) ありがとうございます。  質疑を希望される方は挙手をお願いいたします。
○理事(内藤正光君) ありがとうございます。  あと、この後七名の方が質問することになっております。この調査会、四時半に終わる予定でございます。どうか質問をされる方、答弁される方、この辺のことを念頭に置いてやり取りしていただきたいと思います。
○理事(内藤正光君) はい、ありがとうございます。  あと、質問者はあと六名でございます。一人当たり八分で終わるような質問の仕方をお願いをいたします。
○理事(内藤正光君) 確認ですが、質問は米倉参考人……
○理事(内藤正光君) はい、分かりました。
○理事(内藤正光君) ありがとうございます。  まだ御質疑もあろうかと存じますが、予定した時間が参りましたので、以上で参考人に対する質疑は終了いたします。  高柳参考人、田坂参考人及び米倉参考人には、御多用の中、本調査会に御出席いただき、誠にありがとうございます。(拍手) ...全文を見る
04月17日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○内藤正光君 民主党の内藤正光でございます。本日はお忙しいところ本当にありがとうございました。  まず、鶴田先生にお尋ねをしたいと思います。  先ほど鶴田先生の陳述の後、小倉会長からいろいろな大田区の現状についてお伺いしたわけなんですが、私自身の考え方としては、やはり物づくり...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。
○内藤正光君 はい。
04月24日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第6号
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○内藤正光君 民主党の内藤正光でございます。  本日は、お三方の参考人、お忙しい中お越しいただきまして、本当にありがとうございます。  そこで、佐藤先生と永瀬先生に同じ質問をさせていただきたいんですが、やはりこれからパート労働者とそしてまた正規社員のいろいろな格差をなくしてい...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。
○内藤正光君 ありがとうございます。
04月25日第154回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
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○内藤正光君 大臣、そして両副大臣、ごぶさたしております。久しぶりにこの委員会に戻りまして、五十分の時間をいただき、審議をさしていただくことになりました。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  先月の二十六日、私、持っておりますが、「新しい「国立大学法人」像について」が発表され...全文を見る
○内藤正光君 大臣のおっしゃる大学改革の実現のためには、話を聞いていますと、何も独立行政法人である必要はないと。法人化を取らせる必要はあるにしても、独立行政法人である必要はないと。  ということは、ちょっと確認なんですが、いわゆる通則法の枠の中で今検討されているのか、あるいはま...全文を見る
○内藤正光君 今、副大臣がおっしゃったのは、通則法の枠の中で進めはするんだけれども、やはり大学にとって大事な自主性、自律性は最大限守っていかなきゃいけないということで、どんな工夫をされているかいろいろおっしゃったわけなんですが、やはり私は、ここで通則法の枠内でやると、進めていくと...全文を見る
○内藤正光君 分かりました。  じゃ、ちょっとこの辺はまた後から更に場所を変えて議論を深めていきたいと思いますが、次に、ちょっと順番としては後先になるのかもしれませんが、第四項目の「目標・評価」について何点かにわたって質問させていただきたいと思いますが、特に評価という点では、国...全文を見る
○内藤正光君 繰り返しになるんですが、教育研究のほかには、業務運営の効率化だとか財務内容、あるいはまた社会への説明責任、こういった大枠の中で更にまた具体化をこれから進めていくんだということですね。
○内藤正光君 じゃ、まだ具体的なことはほとんど決まっていないという理解でよろしいんですね。
○内藤正光君 そしてさらに、この評価結果の一部になるのか、また別物になるのか分かりませんが、この結果が運営費交付金の算定に反映されるというふうにも書かれております。  そこで、現在、総額二千二百億円余りの積算校費というものがあるわけなんですが、この積算校費と新たに作られる運営費...全文を見る
○内藤正光君 衣替えという言葉が私ちょっと適切でなかったと、言ってしまってから反省しているわけなんですが、要は、積算校費というものが廃止をされて、新たな考え方の下、運営費交付金というものが作り出される、そういうことでよろしいんですね。
○内藤正光君 そこで、この運営費交付金なんですが、やはり各大学が注目をしているのは、評価結果が一体どのぐらい各大学の運営費交付金の増減に反映されるのかというところもあるんだろうと思います。具体的にまだ考えていないとおっしゃればそれまでなのかもしれませんが、これはある意味では、考え...全文を見る
○内藤正光君 大臣の方、運営費交付金には標準交付金と特定交付金があって、客観的な指標に基づく標準交付金についてはそんなにはぶれはないんだろうということをおっしゃったわけなんです。  じゃ、特定交付金については当然上下増減がある、しかしその幅についてはまだ分からないということなん...全文を見る
○内藤正光君 分かりました。  これはなかなか数字のことを議論していても、まだまだ決まっていないようなので、ちょっと実のある議論もできませんので、次へ移ります。  これまた、引き続き運営費交付金の話なんですが、大学の評価結果に基づいて運営費交付金を配分する、限られた資源をいろ...全文を見る
○内藤正光君 基本的にはそれでいいと思うんです、基本的には。これに使え、あれに使えなんて言うべきものじゃないんです。  ところが、学内配分について、すべてこれ競争力という観点から配分してしまったとしたならば、そういったことを許してしまったとしたならば、恐らくは、有馬先生もサンス...全文を見る
○内藤正光君 各大学の確かに見識が問われるところではあるとは思うんですが、やはりこれから、各大学法人、本当に経営的な側面も考慮しながらそれぞれの運営を進めていかなきゃいけないとなると、これから苦しくなる大学も当然のことながら出てくるんだろうと思います、場合によっては。そうなったと...全文を見る
○内藤正光君 では、今回のこの報告書からはちょっとそれるかもしれませんが、先ほど私はちょっと触れました競争的研究資金について若干お伺いをさせていただきたいと思います。  私の競争的研究資金に対する考え方はと申しますと、本来、この競争的研究資金というのは、国立だとか私学だとかかか...全文を見る
○内藤正光君 そこで、現在、大学関係者にとって最大の競争的研究資金と言われているいわゆる科研費についてお伺いしたいと思います。  科学研究費補助金、科研費についてお伺いするんですが、現状をお伺いしたいんですが、まず、科研費の配分というのは一体どういうプロセスでもって決められてい...全文を見る
○内藤正光君 国立と私学の配分比率が、国立が七二%、私学が一三%。これなどは私学の数に比べると余りにも何か国立に偏っている嫌いがあるなというふうな思いがします。実際、この審査に当たる学術振興会ですか、この構成メンバーもほとんどが国立大学関係者だという話も聞いております。  そう...全文を見る
○内藤正光君 分かっています。
○内藤正光君 確かに、私学の方もそういった積極性がなかったのかもしれない。しかし、ただ厳然とした事実は、この審査に当たる審査員のほとんどが国立大学関係者だ、これは否定し難い事実なんです。この辺もやはり何らかの形で私は見直していくべきだと考えるんですが、青山副大臣。
○内藤正光君 いや、データに基づいて言っているんです。もうこれ以上は、あと十分ほかにやりたいことがあるので余り触れませんが、データに基づいていない議論をしているようなちょっとその発言は私はちょっと聞き捨てならないんですが、しっかりその辺、また何だったら今度一時間時間をもらってやり...全文を見る
○内藤正光君 大臣が個人的にと強調されておっしゃったことを是非私は実現すべきだと思うんです、正に。私はすばらしい考え方だと思うんです。あるいは中期目標だとか中期計画の中にそれを入れ込まないともう認めないだとか、あっ、中期目標ですか、入れ込まないと認めないだとか、あるいはまた、着実...全文を見る
○内藤正光君 分かりました。  本当はもうちょっと一つ大きな柱をお伺いしたかったわけなんですが、残された時間も四分でありますので、ちょっと基本的な考え方を一つお伺いしたいと思います。  私たち民主党の考え方は、やはりこれから本当に国立大学、こんなにもたくさん必要なのと。やはり...全文を見る
○内藤正光君 大臣のおっしゃったこと、なるほどなと思いながら聞く一方で、反面、でもやり方によっては必ずしも国立である必要もないわけなんですね。例えば、すべての人に学ぶ機会をというのであれば、それはバウチャー制度でもって対応すれば、それは私学であってもいいわけですよね。地域の振興と...全文を見る
05月22日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第7号
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○内藤正光君 民主党の内藤でございます。  今週初め、民主党会派に所属する議員が集まり、それぞれ意見交換をいたしました。それを踏まえて意見をごくごく手短に表明をさせていただきたいと思います。  これまで政府や学者、あるいはまた経営者等から、日本経済の活性化策を始め、雇用問題、...全文を見る
06月04日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤でございます。  今日は、薬事法の改正について何点か柱を設けて質問をさせていただきたいと思います。  まず、昨日の事前の周知、ちょっと順番を変えて、フィブリノゲンの話からいろいろ質疑に入らさせていただきたいと思います。  非加熱の血液製剤...全文を見る
○内藤正光君 厚生省として、米国でのこの製造承認取消しを知ったのは、認識したのはいつの時点ですか。
○内藤正光君 予研の部長からそういう指摘があったという、まるで他人事というか、いうふうな言い方をおっしゃっているんですが、なぜそのときに、この部長が厚生省に対して中止をすべきではないかと打診したときに、その警告に対して真摯に耳を傾けなかったんですか。どういうふうに扱ったんですか。...全文を見る
○内藤正光君 明らかにするのは当然のことなんですが、このアンケート調査を見ても、その製造中止のことを覚えているのは一人と、ほかにアンケート調査、これは報道で知るところとなるんですが、当時のことをよく覚えていないと、担当者あるいは審議会のメンバーも。  これ、本当に人命にかかわる...全文を見る
○内藤正光君 その調査結果を待たなければならないとは思うんですが、厚生省として非加熱のフィブリノゲンの危険性に対する認識はどんなものだったのか、時系列的に教えていただけませんでしょうか。
○内藤正光君 昭和三十九年以降は一気に昭和六十二年になって初めてその危険を認識したということなんですが。  そこで、ちょっとそれはおいておきまして、中間報告の中身にちょっと更に触れたいと思いますが、これを見ますと中ほどに手書きの文章があるわけなんですが、これまた時系列的にこちら...全文を見る
○内藤正光君 ちょっとおかしいですよ。そんな状態で中間報告なんて到底認められるものじゃないですよ。  第一回の会議、第一回というか、昭和六十年の一月三十一日で、さっきも言いましたが、「米国では副作用(肝炎)のため販売が禁止されており安全性に問題がある。再評価指定の必要あり。」と...全文を見る
○内藤正光君 あるでしょう、だったら。  それで、さっき昭和六十二年になって初めてちょっと危険があるというふうに認識し始めたということなんですが、例えば、ここに雑誌のコピーがあるんですよ。「産婦人科の世界」、これ一九七八年に出ているんです。七七年、米国で禁止をされて、その翌年、...全文を見る
○内藤正光君 現時点ではと。全然一つも出ていないんですか。この昭和六十年以前の資料がきれいに何も出ていないですよね。つまり、厚生省としては、昭和六十年以降、その問題にやっと危険を認識したという、こういうシナリオの上に作られて出されたような気がしてならないんですが、それ以前の資料、...全文を見る
○内藤正光君 通常、医薬局ではどれぐらい資料を保存しておくんですか。
○内藤正光君 この文書で、八七年四月十五日時点の文書を見ますと、将来的には使用の縮小の方向へ持っていかせるという程度の認識なんですね。危険があると、有害であると認識した後もまだこの程度の認識、この程度の文章でしか表現されていないんですよね。将来的には縮小の方向へ持っていかせると。...全文を見る
○内藤正光君 何か調査、調査でなかなか意味のある答弁が出てこないんですが。  じゃ、言いますね。八五年一月三十一日に副作用があるということを認識していた、少なくともアメリカでそういった問題があるから製造を中止するということを知っていた、しかしその後三年間、販売を許し続けていたわ...全文を見る
○内藤正光君 つまり、局長としては再評価を、着手したんだということをおっしゃりたいんでしょうが、再評価の主目的は何なのかですよ。再評価の主目的というのは有効性ですよ、どちらかというと危険性というよりも、むしろ。それをもってやったからちゃんと、不作為ではないと言うのは、私はこれは詭...全文を見る
○内藤正光君 先ほども指摘しましたが、七八年の時点でこの産婦人科医の方からクリオを使うという方法もあると、非加熱のフィブリノゲン製剤がやっぱり問題があるということを言って、それを避けるためにクリオを使うということをこういう雑誌でも言っているわけでして、有効性云々というんですかね、...全文を見る
○内藤正光君 大臣のおっしゃること、もっともなんですが、ただ、安田部長からかなり早い時期に製造を中止すべきではないかという打診が厚生省に行ったと、この記録すら残っていないですね。これは大事なことなんですよね。人の命にかかわるかもしれない、実際かかわってきたわけなんですが、これを言...全文を見る
○内藤正光君 いずれにしましても、本当に薬害被害をこれ以上繰り返さないためにも、私は、この中間報告を踏まえて次回出る最終報告、私はこれで厚生労働省としての姿勢が問われているんだと思います。これは、ちゃんとしたものを出すか出さないかというのは、本当に薬害を止める気概があるのかどうか...全文を見る
○内藤正光君 私も説明のとおりだとは思うんですが、七十七条の「危害の防止」の中で製造販売事業者に対しては製品回収等の義務付けをしていると。一方、行政はどうかというと、六十九条の二で、「緊急命令」では、厚生労働大臣は応急の措置を命ずることができると、できる規定になっているんですね。...全文を見る
○内藤正光君 私は、確かに第一義的には事業者が責任を負うというのは否定はしません。ただ、冷静に考えてみますと、国、もっと言えば厚生労働省というのは、国内のみならず国外、あるいはまた外国の薬務当局からのいろいろな情報が逐一流れてくると。だから、一番情報を持っているのが厚生労働省だと...全文を見る
○内藤正光君 局長に確認したいんですが、先ほど紹介したように、薬害エイズ事件における松村被告のように、回収というのはあくまで行政の裁量であって義務ではないということをおっしゃったんですが、少なくとも今回の法改正を踏まえて、こういう言い訳は全くあり得ないんだと、認められないんだとい...全文を見る
○内藤正光君 次に、大臣にお伺いしたいんですが、テーマは変わりまして、被害者の救済についてでございます。  先ほどもどなたかの質問のときに出てきましたが、一九八〇年に薬害を救済するために医薬品副作用被害救済基金というものがスタートしたかと思います。しかし、いろいろ実際に調べてみ...全文を見る
○内藤正光君 あと私に残された時間は四分ですのでできるだけ頑張ってみたいと思うんですが、またちょっとテーマ変わりまして、今回の法案改正の目的、三つあるわけなんですが、そのうちの一つに市販後安全対策の充実と承認・許可制度の見直しというものがあります。  これはどういうものかといえ...全文を見る
○内藤正光君 安全というものは何物にも替え難いものですので、ここはもっと、日本の査察体制というのはすごく貧弱ですよね、特にアメリカ等と比べると。ここはしっかりと充実させて、海外であろうがどこであろうが、実際に現地に赴いてしっかりと現場を査察して、その上で承認を与えるような、そんな...全文を見る
○内藤正光君 終わります。  ありがとうございます。
07月18日第154回国会 参議院 総務委員会 第22号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございますが、引き続き質問をさせていただきたいと思います。  いただいた時間は一時間、そんな中、少々厳しいことを言うかもしれませんが、国民により一層愛される郵政公社を作り上げるためにはどうあるべきか、こういった観点で、やはりはっきりさせ...全文を見る
○内藤正光君 ありがとうございます。  そうはいいながら、国民にとっての最大の関心事は何であるかと考えた場合、やはりどれだけ料金値下げが進んでいくかなんだろうと思います。  私、数年前に経験して驚いたことなんですが、例えばの話なんですが、日本国内ではがきを送るよりもアメリカか...全文を見る
○内藤正光君 佐田副大臣おっしゃるように、やはり競争環境の中での緊張関係こそがサービスの質の改善を促すでしょうし、また料金値下げを促進していくものだろうと思います。  おっしゃったように、競争原理が随所に導入されていくとおっしゃるんですが、大臣もたしか衆議院の委員会の方でもお認...全文を見る
○内藤正光君 この公社化のメリットについてはこの辺りでやめておきますが、いずれにしても、これから政令であるとかいろんなものを決めていくと。余りがんじがらめに決めて新規参入事業者が嫌気を感じてしまうようなことは決してないようにしていただきたい。競争の中で、新規参入事業者はもちろんの...全文を見る
○内藤正光君 おっしゃるように、昨日まで例えば郵政公社を始めそういったところを規制、監督していた、そんな部署で働いていた総務省の方が、今日からいきなり公社に人事交流の一環で行って、果たしてこれが妥当と言えるのか、大きな問題があろうかと思いますので、ここはこれから作り上げていくとい...全文を見る
○内藤正光君 しっかりとしたファイアウオールを作っていただきたいと思いますが、公正競争の観点で郵政審議会の在り方について若干ちょっとお尋ねしたいと思うんですが、今回、総務大臣が認可等を行う場合には郵政審議会に諮問することが義務付けられているわけなんですが、公正競争条件を確保し、国...全文を見る
○内藤正光君 優れた識見を有する方ということなんですが、例えば郵便事業への参入がこれから期待されるわけなんですが、郵政公社関係の人も入ってくるのかもしれませんが、逆に、民間のそういった人たちの利益を代表する人というのは具体的には入れるお考えなのかどうか、お聞かせいただけますか。
○内藤正光君 いずれにしても、郵政審議会の果たすべき役割というのは重大なものがあろうかと思います。仮にも民間参入がこれから期待されていく中でますますその役割は重要になってきますので、そういった流れにふさわしい構成メンバーにしていただきたいと思います。  まだ副大臣いらっしゃって...全文を見る
○内藤正光君 参入云々ということではなくて、私は、なぜ信書性にこだわるのかということなんですね。それは、やはり通信の秘密を守らなきゃいけないという、そういう観点での話でいいんですね。
○内藤正光君 信書については秘密をしっかり守らなきゃいけない、だから無条件にやらせるのはよくないというお考えだろうと思います。  ところが、例えば、私なんてよくやるんですが、筆不精なせいもあるんでしょうが、手紙で書こうとしたんだけれども、全くそれと同じ内容を電子メールで送っちゃ...全文を見る
○内藤正光君 私が申し上げたいのは、もう電気通信の分野では信書なんという、信書性かどうかなんという議論はもう全くないわけです。ところが、もう、副大臣がおっしゃる正に信書そのものが普通の一人でやっているようなプロバイダー事業者の間で扱われているわけなんですね。私は、そういった現状を...全文を見る
○内藤正光君 恐らく水掛け論に終わってしまうと思いますので、もう本当にこれは、やはりこれから電気通信分野での現状をかんがみて、もう一度考えていっていただきたい、検討していっていただきたいと思います。  財務副大臣があと数分で来るということなんですが、時間の関係でちょっとその項目...全文を見る
○内藤正光君 よく分からなかったんですが、結局はどういうことでしょう。もう一回お願いします。
○内藤正光君 同じ答弁だろうと。ありがとうございます。  尾辻副大臣、公共法人とおっしゃいましたが、やっていることは民間と競合することをやっているわけでして、私は尾辻副大臣のおっしゃったことは今回の場合には当てはまらないんじゃないかなと思います。いいです。これはまた別の機会で議...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと大臣にお尋ねしたいんですが、今、正直言って、基準額が十兆円というのが独り歩きしているような嫌いがないわけでもないと。その算出根拠は何だって聞いてみたら、郵貯の残高が二百五十兆円程度あるから、国内の金融業務を営む場合のリスク基準が四%、だから掛け合わせると十兆...全文を見る
○内藤正光君 私は、どうも企業会計原則というのを都合のいいときに使っているような気がしてならないんですね。  そこで、私、じゃ、ちょっと違う角度でお尋ねしたいと思います。今度は基準額というよりもむしろ現在の資本金の方に関係する話でございます。  これは、退職給付引当金なんです...全文を見る
○内藤正光君 経営状況をガラス張りにということなんですが、私の知る限りでは、民間企業で一括一年で給付引当金を計上するという、ちょっと余り例を知らないんですね。ましてや、来年倒産するという可能性は全くないわけですから、果たしてそれが妥当なのかどうか、私は疑問が正直言ってあるわけです...全文を見る
○内藤正光君 そこで、いろいろな議論があってちょっとこの問題をここで締められるかどうかという問題もあるんですが、私は考え方が余りにもちょっと雑なような気がしてならないんですよね。  企業会計原則と言うからには、やはりその辺、だれもがみんな納得できるようなスタンダードでもってやる...全文を見る
○内藤正光君 午前中に引き続き、残り時間は十一分だと聞いておりますが、質問させていただきます。  この十一分でテーマは一つだけなんです。これまた衆議院の方で修正をされました民間企業への出資についてということで、何点か質問させていただきたいと思います。  まず、質問に移る前に、...全文を見る
○内藤正光君 大臣、今検討しているということで、次の質問はちょっと答えられないのかなというふうな気もしてきているんですが、修正案にはこういう形で盛り込まれたわけなんですね。郵便の業務の運営に特に必要がある場合に限りということですね、民間出資を認めると。  じゃ、具体的にどういう...全文を見る
○内藤正光君 そこで、昨日、参考人質疑をやったわけなんですが、いろいろ御意見がございました。そんな中でなるほどなと思った意見陳述が、郵便局員一人一人は本当に地域のことを熟知している、おじいさんがどこで寝ているか、そこまで熟知しているということで、これは福祉面にも、福祉サービスを提...全文を見る
○内藤正光君 実は、次は金融庁の方がいらっしゃらないとできなかった質問なんですが、ちょっと手違いでいらっしゃらないんで結構ですので、そうなると、民間出資が可能になると、次に連結決算の対象範囲というのがちょっと問題になってくるんですが、基本的に企業会計原則に従えば、例えば出資が五割...全文を見る
○内藤正光君 もうそろそろ時間でございますので、この辺で終えさせていただきますが、いずれにしても、冒頭申し上げましたように、いろいろ後ろ指を指されるようなことがあってはならない、透明にすべきところは透明にする、明確にすべきところは明確にする、それでこそ、やはり地域にあるいは国民に...全文を見る
07月23日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  今日いただいた時間は二十五分間という、大変短うございますので、できるだけ簡潔に、しかも誠意ある答弁をお願いしたいと思います。  まず、本法案について質疑するに当たって、まず薬価について一つ二つお伺いしたいと思うんですが...全文を見る
○内藤正光君 このジェネリックというものが欧米並みに普及をすれば、現在六兆円近い市場のうち一兆円近く何か値下がりするとも試算されております。是非ともこのジェネリックの普及に向けて、厚生労働省としても、大臣がリーダーシップを振るう形でますます検討を深めていっていただきたいと思います...全文を見る
○内藤正光君 今日、大臣の口から、三つ目にやっと質を上げるというお答えが出てきたわけなんですが、私、この間、大臣の答弁をずっと追ってきたんですが、どうも大臣のみならず厚生労働省も全体的に何か財政的な観点からの発言がかなりの部分を占めてきたというふうに思っております。余りにも財政的...全文を見る
○内藤正光君 認識はほぼ同じかと思います。  ただ、私は、ある程度の規模は必要なんだけれども、規模を大きくすれば、適正規模にすればそれで問題解決したということは絶対あり得ないと思うんです。何となれば、長野県の例を見れば明らかなんですね。やはり、地元の保健所とお医者さんがしっかり...全文を見る
○内藤正光君 確かに大臣がおっしゃるような問題もあるんですが、ただ、それは工夫次第でどうにでもなることだと思うんです。  例えば、原則今までの制度を守りながら、例外的に保険者をして医療機関と直接契約できるような規制緩和をすると。だから、患者にしてみればどこへ行っても七割の給付率...全文を見る
○内藤正光君 何度も言うようなんですが、今の日本の医療制度というのは国民は何一つ選べないんです。何一つ選べない中で、やはり提供者サイドの論理がまかり通ってしまう。これでは何にも変えられないんです。  やはり私は、私たちが、国民が選べるんだという制度にする中で、やはり需要サイドか...全文を見る
○内藤正光君 どうも申し訳ありません、政務官。
10月31日第155回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○内藤正光君 おはようございます。引き続き、私、内藤正光、質問をやらせていただきたいと思います。  まず、片山総務大臣、引き続き総務大臣の任に当たられるということで、どうぞまたよろしく御指導のほどお願いを申し上げます。  そこで、まず冒頭、あいさつに対する一般質疑ということで...全文を見る
○内藤正光君 となりますと、この情報保護に関する総合的な責任主体というのは一体どこにあるんでしょう。総務大臣なのか、あるいは各行政の長なのか、教えていただけますか。
○内藤正光君 となりますと、今ネットワーク時代、IT時代と言われているんですが、これがまた本格的なIT時代がこれから到来しようとしているんですが、こういったIT時代の中にあっては、個人情報というのは省庁の垣根を越えて行ったり来たりするようになるわけです。今までのような時代は良かっ...全文を見る
○内藤正光君 私は、何も情報を一か所に管理せよと言っているわけじゃないんです。それこそセキュリティーの面から、やはり情報はいろいろなところにばらばらに点在していた方がいいに決まっているんです。しかしながら、保護、保護行政に関する責任はやはり一元化されていなければならない、そうある...全文を見る
○内藤正光君 私、今回の、いつ審議にかかるか分かりませんが、行政機関に関する個人情報保護法の欠点は二つあると見ているんです。よく言われているように、罰則がない云々という、私はそれは本質的な欠陥ではないと思っております。あるいは、国家公務員法の枠の中でやろうと思えばできると。しかし...全文を見る
○内藤正光君 この問題についてはここまでにしますが、私は、何度も言うようで恐縮なんですが、ネットワーク時代、それこそ省庁と省庁のはざまで情報漏えいがあったら、この仕組みでは到底私は対処できないと思っているんです。ですから、引き続き、この法案が審議に、この当委員会にかかりましたら、...全文を見る
○内藤正光君 半数に減ったとはいえ、元々の迷惑メールの数が多かったわけでして、半数に減ったとはいえ、まだまだ迷惑を被っている人がたくさんいるということには、現状には変わりはないわけなんです。  そこで、法律ができた。じゃ、なぜそれがもっと効果を上げることができないのか。もし、法...全文を見る
○内藤正光君 最後は、ちょっと時間もあと一分ですが、警察庁にお伺いしたいと思うんですが、ちょっと聞いた話なんですが、この迷惑メールの背後には違法な組織もあって、どうも総務省だけが対応してもなかなか難しい面があるというふうに聞いております。この状況をどのように把握なされているのか。...全文を見る
○内藤正光君 ちゃんとやってください。  終わります。
11月13日第155回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光でございますが、私から二、三補足意見を申し述べさせていただきたいと思います。  まず第一点は、ニュージーランドの規制緩和についてでございます。  七〇年代から八〇年代の危機的な状況から抜け出るため、一九八四年に発足したニュージーランドの...全文を見る
11月21日第155回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤でございます。引き続き質問をさせていただきたいと思います。  さて、まず最初に申し上げたいのは、この火曜日から審議入りいたしましたオンライン化法案、これは昨今のIT化の流れに沿うものであり、と同時にIT化をますます推進するものとして私は評価を...全文を見る
○内藤正光君 オート三輪ということは、まだバランスが良くないというふうに理解をさせていただきました。  やはり、車というのは四つ輪っぱがないと安定感においてちょっと物足りなさがあるわけなんですが、それはそれとして、まず、前回もお約束したとおり、逐条的にいろいろちょっとお伺いをさ...全文を見る
○内藤正光君 であるならば、あえてその部分を残す必要もないのかなという気がしてならないんですが。  なぜそんなことを言うかというと、そもそも個人の権利利益の保護なくして行政の適正かつ円滑な運営なんというのはあり得ないわけですよね。ですよね。ですから、どうもこの「つつ」を残すと衝...全文を見る
○内藤正光君 しつこいようなんですが、一つそれについてお伺いしたいんですが、なぜ残したんですか、結局、そこの部分を。
○内藤正光君 どうも正直言って、行政の円滑な運営を図るというのは、これは何もあえて書かなくても当然のことでして、この法律が何のための法律であるかと考えた場合に、そんなあいまいさを残すべきじゃないんだろうと私は思います。やっぱり法律の目的というのは大事なんですよ。後から解釈に相違が...全文を見る
○内藤正光君 はい、分かりました。その言葉、しっかりと守った上で、いつになるか分かりませんが、この参議院においての審議に臨んでいきたいというふうに考えております。  さて、次は、この行政機関個人情報保護法の、これは新しい法、改正法のみならず現行でもそうなんですが、この制度管理の...全文を見る
○内藤正光君 では、防衛庁のリスト事件を一つのケーススタディーとしていろいろ議論をさせていただきたいんですが、まず防衛庁にお尋ねしたいのは、最終的に本事件では職員のどんな行為が違法だと判断されたんでしょうか、お尋ねします。
○内藤正光君 三つの、三点の法律を犯していた、違反していたというふうに判断されたわけなんですが、考えてみるに、現在もコンピューター処理に係るとはいえ個人情報保護法があるわけなんですが、にもかかわらず何でこんなような事件が起こってしまったのか、これは防衛庁並びに総務省にお尋ねしたい...全文を見る
○内藤正光君 防衛庁の答弁は、率直に教育、研修が十分ではなかったと。総務省からの答弁は、この現行法はあくまでコンピューター処理に携わる人のための法律であって、それがいつしかコンピューター利用がどんどんどんどん増えていってというのを何となくちょっといかがな答弁かなとも思うんですが、...全文を見る
○内藤正光君 率直に、監査は行ってこなかったとおっしゃったわけでして、そして研修も十分ではなかったと。でも、よく考えてみますと、今回たまたまLAN上に載せてしまったから引っ掛かっただけであって、もしかしたら同じような、事の本質は全く同じようなことがコンピューター以外のところでいろ...全文を見る
○内藤正光君 総務省にお尋ねしたいんですが、現行法が施行以降十数年間、各省にその遵法精神を徹底させるためにどんな取組を具体的に行われてきたんでしょうか。
○内藤正光君 総務省としては、この法案の、法律の所管省庁ということでいろいろな取組をされていると。いろいろおっしゃったわけなんですが、現状として、多分答えにくかったと思うんです。実際そういう取組をやっていながら、実は各省庁にその精神が、総務省の思いが現実としては伝わってはいなかっ...全文を見る
○内藤正光君 一回こっきり、一回だけにしますが、こういうのは。ただ、幾らやると言っても、法制度の枠組み自体が余り変わっていないわけでして、総務大臣の権能というか権限もさして新しい改正法案で大きく変わっているというふうには見えていないんですね。  今おっしゃったその思いがどこまで...全文を見る
○内藤正光君 調べた結果、容易にアクセスできないことが分かったと。言われて分かった、調べて分かったということと──でも、担当者はアクセスできるわけですね。担当者を通じていろいろ照合が可能なわけなんですが、要は、局長のおっしゃりたいことは、容易に照合できないからこれは個人情報じゃな...全文を見る
○内藤正光君 私は、何も重箱の隅をつついているような質問をしているわけじゃないんです。容易にというのはどこに書き込まれているかというと、定義のところですね、第二条の定義ですよ。私は、冒頭、目的を扱いました。法律の目的とか定義というのは一番根幹なんですよね。これが揺らぐと、解釈が揺...全文を見る
○内藤正光君 恐らく総務省さんもこの問題、気付かれていると思うんです。というのは、なぜかといえば、改正法案でこの容易という言葉は消えているんです。余りにもこの容易にというのが定義としてふさわしくないということは分かっていたから消したんだと思います、今回の行政機関個人情報保護法では...全文を見る
○内藤正光君 現行法においても、また、いつになるか分かりませんが、新しいこの改正法がもし成立した暁には、この運用の問題、徹底して気を付けていっていただきたいと思いますが。  さて、また松田局長にお尋ねしたいんですが、先ほどもお伺いしまして、平成元年以降ずっと努力を、この法の精神...全文を見る
○内藤正光君 今の答弁ですと、今の現行法はコンピューター処理に係るものだから、紙ベースだとか口頭だとか、そういったものは関係ないですよというふうにしか聞こえないんですが、ところが事の本質は同じなんですよ、事の本質はね。  法律は、今、コンピューター処理にしか係らない、紙には係ら...全文を見る
○内藤正光君 局長の方から各省庁に通達とか通知とか出されたと言うんですが、私も幾つかそういうのは持っているんですが、紙切れ一枚ですよね、送るだけですよね。これで本当に総務省のその思いが各省庁にどこまで徹底が図られるかというと、私はそうはならないんだろうと、紙切れ一枚で。それが証拠...全文を見る
○内藤正光君 ならば、大臣の率直なお考えをお聞かせいただきたいんですが、今までいろいろ議論してきたわけなんですが、松田局長自身がこの平成元年以降、この総務省の思いとかそういったものが各省庁にしっかりと浸透するように御努力なされているということを聞いていただいたかと思うんですが、実...全文を見る
○内藤正光君 ちょっとその点についてもう一つだけお聞かせいただきたいんですが、大臣のお考えを。  今まで以上にこの情報保護の実効性が上がるようにということで、総務省としてはガイドラインを作られたりとか、いろいろな方策を作られると。それを更に一歩進めて、各省庁にしっかりと伝わるよ...全文を見る
○内藤正光君 本当に国民が安心するように、できるようにやはり内閣の意思の統一を図っていただきたい。そのために私は閣議決定を行うべきだというふうに思いますので、是非強くお願いを申し上げさせていただきます。  時間もあと残すところ五分でございますので、最後、罰則についてお尋ねしたい...全文を見る
○内藤正光君 いろんな懲戒処分の過去の事例を見ますと、セクハラだったりとか飲酒運転だったりだとか、明らかに個人の責任に帰することができるものばかりで、この情報保護を侵した場合とかそういったものに対してはちょっと事例が見当たらないんです。  そこで、人事院さんじゃなくて今度はちょ...全文を見る
○内藤正光君 IT社会の健全な発展のために是非ともこの法案、大事でございますので、運用も大事でございますので、真剣に取り組んでいっていただきたいと思います。
11月27日第155回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○内藤正光君 民主党の内藤正光でございます。今日はお忙しいところ、本当にありがとうございました。  私は、構造改革特区について鶴さんと高橋さんにお尋ねしたいと思います。  まず、私が申し上げておきたいのは、やはり、構造改革特区というのは地域活性化を促すものとして、きっかけとし...全文を見る
11月28日第155回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤でございます。  どうもありがとうございます。本当は、今日、直接の担当ではないかと思いますが、政策評価に熱い思いを持っていらっしゃる若松副大臣にお越しいただきまして、ありがとうございます。  まず最初、個別の、TAOについてお伺いしようと思...全文を見る
○内藤正光君 六月十八日の議事要旨を見てみますと、最後の方にこういう発言が見られるわけなんです。どういう発言かといいますと、各省評価委員会の評価結果について、当委員会、つまり当委員会というのは総務省設置の政策評価委員会で評価を行っていくに当たって、緊張関係を持ちつつ、評価結果につ...全文を見る
○内藤正光君 ところで、会計検査院さんにお尋ねしたいと思うんですが、会計検査院というのは、改めて言うまでもなく、憲法九十条に基づいて設置され、そしてまた検査院法によれば、内閣に独立した権限を持つと。実際にこの検査報告も内閣総理大臣に対して提出されるわけです。  そこでちょっと総...全文を見る
○内藤正光君 続いて、会計検査院に更にお尋ねしたいんですが、独立行政法人というのは会計検査院の検査対象ですよね。
○内藤正光君 今幾つか、五十七ぐらいですか、独立行政法人があろうかと思いますが、そのほとんどが会計検査院法の二十二条に相当する必要的な検査対象ということでよろしいわけですね。そして、そういった場合は大体毎年、ほぼ毎年検査をするということでよろしいですね。
○内藤正光君 検査院法の二十条によれば、改正された部分になるわけなんですが、正確性、合規性、経済性といったものに加えて、効率性及び有効性、正にここは政策評価だとは思うんですが、こういった観点から検査を行うというふうに会計検査院法にはなっていると。  さらにまた、平成十四年度の会...全文を見る
○内藤正光君 以上のことを踏まえて質問させていただきたいんですが、そうなると、独立行政法人を評価しているものは少なくとも三つはあるはずです、財務省のものを除くとですね。各省設置の評価委員会、そして総務省に設置された政策評価委員会、そして会計検査院が、これが評価していると。組織が違...全文を見る
○内藤正光君 思われますと最後おっしゃったわけなんですが、そうしなきゃいけないんじゃないかなと思うんですが、総務大臣、そういう理解でよろしいですね。
○内藤正光君 是非、会計検査院の評価結果をしっかりと尊重しながら各独立行政法人の検査、行っていただきたい。  そこで、本当はもっとこの問題続けたいんですが、時間の関係もありますので、評価結果の予算への反映ということで、若松副大臣を中心にいろいろ質問をさせていただきたいと思います...全文を見る
○内藤正光君 検討中とはおっしゃりますが、私の理解するところでは、予算編成作業というのはもう最終盤を迎えているんじゃないかなと思うんです。この時点で検討中というのはあり得ないんだろうと思います。もしやる気が、私は、副大臣、本当に強いその意思を持たれていると私は信じています。実際に...全文を見る
○内藤正光君 そのABC評価、当然各府省で反映されているものと期待するということなんですが、この評価ですね、よくよく見れば、結局は各府省が独自に評価したものであるわけなんですよね。それを反映した、結局、この前の議論にも通ずることなんですが、プレーヤーと審判が同じなんですよね。本当...全文を見る
○内藤正光君 それを実際に各府省で反映されたかどうかというのは、総務省としてはあずかり知らないということですね。
○内藤正光君 ちょっとこの点をしつこく聞かせていただきたいんですが、本来、予算というのは財務省の所管ですね。日本では、評価というのは総務省の所管になっていると。若松副大臣が主張されるように、評価を正しく予算に反映させていくとしたならば、財務省と総務省の連携なくしてそんなのは実現で...全文を見る
○内藤正光君 ごめんなさい、ちょっとここ大事なところなので、もう一回聞きます。  現行でも、現在もちゃんと連携を取っているとおっしゃったんですが、ちょっと、もっとその辺を詳しく教えていただけますか。
○内藤正光君 若松副大臣は多忙を極める中、その辺の委員会に毎回出席されて、大変高い見識を述べられているというのは議事録を通じて知っております。本当に評価を正しく予算へ反映させていかなきゃいけない、私はその熱意というのはすごく感じているんですよ。大臣も当然その熱意を強く感じられ、そ...全文を見る
○内藤正光君 今年からですか。反映させていかなきゃいけないというか、反映されていくべきものなんですね。ですから、私は、それに向けてちょっと今のままだとどうも何となく私はまだまだ心もとないと思うんです、財務省と総務省の評価との連携も。  ちょっとその辺、絶対ちゃんと正しく反映させ...全文を見る
○内藤正光君 本当にほかの省庁が当然嫌がるとは思うんですが、総務大臣と財務大臣がしっかり連携をして、閣議等でその点をしっかりと意識合わせをしていただきたいと思います。  本当はちょっとTAOのこともやりたかったんですが、私の持ち時間過ぎてしまいました。是非一生懸命やっていただき...全文を見る
○内藤正光君 私は、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、国会改革連絡会(自由党・無所属の会)及び社会民主党・護憲連合の各会派共同提案による相互接続料等に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     相互接続料等に関する決議(案)   現在検討さ...全文を見る
12月03日第155回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤正光でございます。  本日、三十分ですが、ワン切りについて質問さしていただきたいと思います。  言うまでもないことではございますが、今回の法改正の契機になったのは、ワン切りがNTTのネットワークに障害を与えたことだと思い...全文を見る
○内藤正光君 確認したいんですが、十三条二項に規定されたワン切りという行為は、たとえシステム障害が起こらなくとも、引き起こさなくとも、行為自体が違法であるという認識でよろしいんですね。
○内藤正光君 ならば、この法案の仕組み自体、このシステム障害というのを重点を置いているように見えてしようがないんですが、私はむしろ真っ正面からワン切りという悪質な行為自体に対峙すべきではなかったかというふうに思うんですが、その点いかがでしょうか。
○内藤正光君 いや、私が見るところ、どうもちょっと本質を巧みに外しているんですね。  では、ちょっとお伺いしますが、現行法でもそうですし、また改正案でもそうなんですが、有線電気通信事業者がワン切りを悪用した業者の住所、氏名等のいわゆる発信者情報ですね、被害者に知らせることができ...全文を見る
○内藤正光君 内容のみならず、いわゆる発信者の名前、住所、発信回数等いわゆる外形的な情報ですね、これすらも保護の対象になるということですね。  ちょっと大臣に見解をお尋ねしたいんですが、ワン切りによる典型的な被害はどういうものか。迷惑だなというその程度で済めばまだましなんです。...全文を見る
○内藤正光君 確かに刑事裁判、刑事訴訟は起こせますね。ただ、民事訴訟は全く起こせないんですね、相手が特定できないわけですから。私はこれは大きな問題だと思います。憲法で言う三十二条ですか、何度も言うようなんですが、裁判を受ける権利、これを善良な市民から取り去ってしまうということにな...全文を見る
○内藤正光君 そこで、電気通信関連法のコンメンタールを見てみますと、秘密の保護に関連してこういうことが書いてあるんですね。有線テレビジョン放送又は有線ラジオ放送は、有線電気通信ではあるが本条の規定、つまり通信の保護の規定は適用されないと。これはなぜかといえば、有線テレビジョン放送...全文を見る
○内藤正光君 鍋倉局長がさっきおっしゃったことは、最近、昨今の通信技術の向上に伴って通信と放送が融合してきて垣根が低くなった、こういった現状を全く無視した御答弁ではないかなと思うんですが、これは後ほどいろいろ議論させていただきたいと思います。  そこで、ちょっと法制局さんも来て...全文を見る
○内藤正光君 だから、憲法上で言う通信の秘密というのは私人であるところの電気通信事業者には直接の影響はない、適用はないと。ですから、総務省としては、憲法で言う通信の秘密というものを尊重しながらも、どうあるべきか総務省として検討を深めていけるということでよろしいんですね。
○内藤正光君 そういった法制局さんの見解を踏まえて、もう大臣を筆頭に、総務省として、本当に通信の秘密は何なのか、これからどんどんどんどん議論を深めていただきたいわけなんですが。  そこで、先ほど、揚げ足を取るわけではありませんが、鍋倉局長が、迷惑メールにしろワン切りにしろ、あれ...全文を見る
○内藤正光君 発信者情報を開示するかどうかという問題は、迷惑メール、そしてまたワン切りのみならず、昨年審議をいたしましたプロバイダー法でも未解決の問題として残っているわけですね。先ほどから私るる申し上げておりますように、発信者情報を開示しないということは、例えば国民の裁判権を奪う...全文を見る
○内藤正光君 まだいろいろ質問したかったんですが、時間もありません。ちょっと大臣の決意をお伺いしたいわけなんですが。  確かに、鍋倉局長がおっしゃるように、いろいろ問題があることは分かります。しかし、そもそものことを言えば、もう新しい技術が発展した今日、通信とは何なのか、放送と...全文を見る
○内藤正光君 終わります。