内藤正光

ないとうまさみつ



当選回数回

内藤正光の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第162回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○委員長(内藤正光君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長に選任されました内藤正光でございます。  委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどを...全文を見る
○委員長(内藤正光君) では、ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(内藤正光君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に景山俊太郎君、小林温君、小川敏夫君及び広野ただし君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(内藤正光君) 次に、北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に関する調査を議題とし、本委員会が先般行いました委員派遣について、派遣委員の報告を聴取いたします。景山俊太郎君。
○委員長(内藤正光君) 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十七分散会
03月31日第162回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○内藤正光君 石原委員長。こんにちは、民主党の内藤正光です。  今日は、いただいた三十分の時間の中で、主に二点質疑をさしていただきたいと思います。一つは、一連のNHKの不祥事、そしてもう一つは経営委員会の改革、この二点について主に石原経営委員会委員長に対して質疑を行いたいと考え...全文を見る
○内藤正光君 はい、分かりました。  続きましてNHK会長にお尋ねしたいと思いますが、一月の会長の交代時に私は、NHKが生まれ変わるという一つの私はチャンスだと思ったんです。しかし、御案内のように、海老沢前会長らを顧問として留任をさせることに決めてしまった。私は、これは完全に世...全文を見る
○内藤正光君 分かりました。しっかり受け止めておきます。  続きまして、公共放送の在り方と経営委員会の改革についてお尋ねをしたいと思います。  冒頭も申し上げましたように、今や受信料の不払はとどまるところを知らぬ勢いで増加の一途を続けているわけでございます。その背景にあるもの...全文を見る
○内藤正光君 いずれにしても、ホームページを始め様々な媒体を使って、あるいは様々な機会を使って、なぜ多チャンネルの今日、すべての人に受信料を、見ている見ていないにかかわりなくお支払いいただくのか、これを理解してもらうべく説明を行っていただきたいと思います。これはもう理解してもらう...全文を見る
○内藤正光君 その自主独立とおっしゃいましたが、具体的にはどういうことですか。例えば、それは正に税金でもない、スポンサー収入でもない、そういったところとかかわってくることだろうと思います。もっと明らかに、明確に具体的にお答えいただきたいと思います。
○内藤正光君 政治からの独立、政権からの独立、独立といいますか距離、これは守らなきゃいけない。そしてもう一つ、当然、スポンサー収入ではないわけですから、商業主義の排除というものもあらねばならないと思います。つまり、私はNHKが守らなきゃいけないものは、政治からの独立と商業主義の排...全文を見る
○内藤正光君 私はそういったものを守るのが経営委員会の役割ではないかなと思っておりますが、残念ながらこれまでの経営委員会を見てみますと、私も実はこの総務委員会に七年間籍を置いているんですが、今までNHKの審査で経営委員会というものを意識したのはほとんどといってありません。  つ...全文を見る
○内藤正光君 委員長の答弁も、私はそれはそれでいいと思うんですが、ただ、私は思うに、一つ決定的なことが欠けているんだろうと思います。経営委員会のメンバーは国会の同意人事です。つまり、国会議員というのは国民の代表、間接的とはいいながらも、その国会議員によって任命されるのが経営委員会...全文を見る
○内藤正光君 その経営委員会ですが、私は、今、石原委員長は大分御努力されているとは思います。しかしながら、現実としてそのメンバーの中にも、現状では残念ながら機能不全と言わざるを得ないというような発言をされている方々も何人かいらっしゃいます。委員長御自身、経営委員会がその役割を十分...全文を見る
○内藤正光君 いろいろ改革する内容をお答えいただいたわけなんですが、どうもNHK自身もそうですし、また経営委員会もそうなのかなというふうにお見受けするんですが、今回四人の事務局を設置した、これが大変な改革だということでかなり満足してしまっているような気も受けるわけです。  私は...全文を見る
○内藤正光君 私は、知らないとは一言も言ってないんです。NHK審議において、意識することがなかったと言っているんです。そこは失礼な話じゃないですか。(発言する者あり)
○内藤正光君 これ以上、大臣の答弁を聞いてもしょうがありませんので、改革の方向性について石原委員長と議論をしていきたいと思います。  私は、皆様の元に、お手元に資料をお配りをしましたが、二枚目にも書いてありますように、私は、ある意味、NHKの経営委員会とBBCの経営委員会、比較...全文を見る
04月07日第162回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○内藤正光君 おはようございます。  民主党・新緑風会の内藤正光ですが、法案につきまして四十分間時間をいただいております。いろいろな観点から、今日いろいろな方々、お越しいただいているわけでございますが、様々な観点からこの提出法案について質疑をさしていただきたいと思います。  ...全文を見る
○内藤正光君 はい、分かりました。  振り込め詐欺による昨年の被害件数は二万五千六百六十七件、そして被害総額は何と二百八十四億円だというふうに聞いております。  そんな中、先ほどもありましたが、匿名性ということで、その中で三種の神器と言われているもので名簿だとか口座、そしてプ...全文を見る
○内藤正光君 ただ、私が聞いたところによりますと、例えば外国でこの手の犯罪を起こそうとしたとき、例えば息子さんが今何か交通事故を起こしてしまったと、で、示談金が必要だ、至急用意してくれとたとえ親に電話を一報入れたところで、それは子供のことであって私は関係ないという、つまり親と子の...全文を見る
○内藤正光君 以上、いろいろな背景ですとか状況をお伺いしたわけなんですが、そこで提出者に改めてお伺いしたいのは、そもそもプリペイド式携帯電話、その不正利用防止については各事業者もこれまでも自主的な取組を行ってきたと思います。そんな中、あえて今回それらを法制化するわけなんですが、そ...全文を見る
○内藤正光君 分かりました。  では、続きまして、この本法案の実効性について幾つか質問を行っていきたいというふうに思っております。  まず、総務省並びに警察庁、双方からお伺いしたいんですが、この法案の国民への周知徹底についてお尋ねしたいんです。  と申しますのも、御案内のよ...全文を見る
○内藤正光君 ただ、その点なんですが、両省、警察庁もまた総務省も様々な媒体を使って周知徹底を図られていくと。恐らく、サラリーマンが読むような難しい雑誌にそういった広告等を掲載されていくというのもあり得るのかなと思うんですが、ただ実態としては、ちょっとこれ誤解を抱かれたら大変私の本...全文を見る
○内藤正光君 しっかりと、やっぱり漏れがあったらこの法案の実効性がもう半減してしまうわけですから、しっかりと取り組んでいっていただきたいというふうに思います。  さて続きまして、何点か提出者にお尋ねしたいと思うんですが、この譲渡時も本人確認をしなきゃいけないということなんですが...全文を見る
○内藤正光君 分かりました。  続きまして、ちょっといろいろな具体的なケース、ちょっといろいろお答えいただければなと思いますが、あくまで今回の法案の罰則の対象となるのは、事業者の承諾を得ずに、その次なんですが、業として有償で譲渡した、その場合に対して罰則が掛かるわけですよね。そ...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと具体的な事例が続いて大変恐縮なんですが、今、最近、世の中便利になって、世界も便利になっていまして、携帯電話、国際ローミングというサービスがあります。日本の電話も海外で使えるということがあります。逆に言えば、海外の電話も日本で使えると。正直言いまして、国際ロー...全文を見る
○内藤正光君 私は、こういったケースが増大することは望んでおりませんが、一年後の見直し規定もあるわけですから、もし海外のプリペイドを使った犯罪が横行するようでしたら、またその点もしっかりと見直していっていただきたいというふうに思います。  次に、ちょっと警察にお伺いしたいんです...全文を見る
○内藤正光君 先ほど薬物とありましたが、そのほかはまだ具体的には検討されていないですか、想定されてはいないですか。
○内藤正光君 分かりました。  これ、よくよく考えてみると結構大きな捜査手段になるわけですよね。ですから、やみくもに私は広げることがないよう、総務省との間で慎重に考えて、この政令を定めていっていただくことをお願いをします。  さて、その次なんですが、これも警察なんですが、八条...全文を見る
○内藤正光君 しっかりとその辺サポートを、必要に応じてサポートしていっていただきたいというふうに思います。  そして、この実効性という観点では最後になりますが、内閣府にお尋ねしたいと思います。  法律の実効性を高めるには、当然のことながら、関係する省庁の連携が必要になろうかと...全文を見る
○内藤正光君 特に、その束ね役を務められる内閣府にお願いしたいのは、いろいろなホームページ等々見てみますと、それぞれ警察庁は警察庁、国民生活センターはセンターでしっかりやっていらっしゃると思うんですが、ただ、見たところ、何か統一感が取れていないといえばそれまでなんですが、例えば、...全文を見る
○内藤正光君 是非とも各省庁、自分たちはこれをやっているという、ただそれを示すだけではなくて、あくまで困っている国民の立場に立って、困ったときにどうすればいいのか、それをそういう立場に立って取り組んでいただきたいというふうに思います。それこそ、本当にこのホームページ見ても、一体じ...全文を見る
○内藤正光君 最後に、総務大臣にお尋ねしたいと思うんですが、私は四情報、四情報だけだからというのが今までの意識だったと思うんです。そしてまた、居住関係の公証という位置付けも、意味付けもあったと思うんです。しかし、プライバシー意識が高まる中、だれが自分の情報を見ているか分からない、...全文を見る
06月10日第162回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○委員長(内藤正光君) ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、末松信介君が委員を辞任され、その補欠として水落敏栄君が選任されました。     ─────────────
○委員長(内藤正光君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に参考人として北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表横田滋さん、横田早紀江さん、特定失踪者問題調査会代表・拓殖大学教授荒木和博さ...全文を見る
○委員長(内藤正光君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(内藤正光君) 北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に関する調査を議題といたします。  本日は、参考人の方々から御意見を聴取いたします。まず御意見を伺いますのは、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表横田滋さん、横田早紀江さん、特定失踪者問題調査会代表・拓殖大学教授荒...全文を見る
○委員長(内藤正光君) ありがとうございました。  続きまして、横田早紀江さんにお願いをいたします。どうぞ。
○委員長(内藤正光君) ありがとうございました。  それでは、最後に荒木さんにお願いをいたします。荒木さん。
○委員長(内藤正光君) ありがとうございました。  以上で参考人の方々からの意見の聴取は終わります。  これより参考人の方々に対する質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(内藤正光君) お二人からでよろしいですね。  では、まず横田滋さん、どうぞ。
○委員長(内藤正光君) では、続きまして、横田早紀江さん、お願いをいたします。
○委員長(内藤正光君) 時間が来ておりますが。
○委員長(内藤正光君) お二人からですか。
○委員長(内藤正光君) 時間もございませんが、横田滋さん、どうぞ。
○委員長(内藤正光君) 以上で横田滋さん、横田早紀江さん及び荒木さんに対する質疑は終了いたしました。  参考人の皆様方に一言御礼のごあいさつを申し上げます。  本日は、長時間にわたりまして御出席を願い、大変貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。委員会...全文を見る
○委員長(内藤正光君) 速記を起こしてください。  次に、御意見を伺います参考人を御紹介をいたします。  静岡県立大学国際関係学部教授伊豆見元さん、拓殖大学海外事情研究所長森本敏さんの二名の方々でございます。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日...全文を見る
○委員長(内藤正光君) ありがとうございました。  続きまして、森本さんにお願いをいたします。森本さん。
○委員長(内藤正光君) ありがとうございました。  以上で参考人の方々からの意見の聴取は終わりました。  これより参考人の方々に対する質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(内藤正光君) では、まず、伊豆見さんからよろしいでしょうか。どうぞ。
○委員長(内藤正光君) では、まず森本さんからお願いをいたします。
○委員長(内藤正光君) 済みません。では、小林温君の持ち時間が過ぎてしまっておりますので、簡単に伊豆見さんの方からお願いをいたします。
○委員長(内藤正光君) 時間も来ておりますが。
○委員長(内藤正光君) 以上で伊豆見さん及び森本さんに対する質疑は終了いたしました。  参考人の方々に一言御礼のあいさつを申し上げます。  本日は長時間にわたりまして御出席を願い、そして大変貴重な御意見をお述べいただきまして、本当にありがとうございます。  本日の参考人質疑...全文を見る
07月29日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第10号
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○内藤正光君 皆さん、こんにちは。民主党・新緑風会の内藤正光です。  今日は、四名の参考人の皆様方には、大所高所から本当に大変有意義な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  私、今住んでいるのは東京なんです。生まれは愛知県なんです。まあどちらかというと都市なんですが...全文を見る
○内藤正光君 どうもありがとうございます。  続きまして、松島村長も金融のことについてお触れいただきましたが、いわゆる金融のユニバーサルサービスについてお尋ねしたいと思います。  ただ、ユニバーサルサービスの定義をここでしっかりしておかなきゃいけないんですが、金融というのはい...全文を見る
○内藤正光君 はい、分かりました。  次は深尾教授にお尋ねをしたいと思いますが、多くの有識者の方々の意見を最大公約数を取りますと、公的金融が肥大化した、これが我が国の金融市場をゆがめている、だから、今回の金融部門ですね、それをもう義務を課さずに、ユニバーサルサービス義務も課さず...全文を見る
○内藤正光君 実は、私は議員になるまでは、先ほどいろいろ言われたんですが、NTTで働いておりました。正直申し上げまして、ユニバーサルサービスを提供するためのコスト、どれだけ重いものかよく知っています。はっきり言えば、だれも、お金出してくれるからといって、もう絶対やりたくないところ...全文を見る
○内藤正光君 ということは、今の法案の枠組みではそれは全然義務付けられていないわけですから、あくまで最終的には経営者の判断ということになっていますから、不十分だという理解で先生はお持ちになられているわけですね。
○内藤正光君 もうほとんど時間もありませんが、本当にありがとうございます。  ただ、一つ私の考え方を申し上げさしていただくならば、今オーバーバンキングと言われるこの日本の中で、なぜ五つ目の超メガバンクを誕生させなきゃいけないのか。私は、郵便局の預け入れ限度額を下げるなどして民間...全文を見る
09月21日第163回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○委員長(内藤正光君) 一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長に選任されました内藤正光でございます。  委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろ...全文を見る
○委員長(内藤正光君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(内藤正光君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に景山俊太郎君、小林温君、小川敏夫君及び広野ただし君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十三分散会
09月29日第163回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○内藤正光君 委員長の職を辞するに当たりまして、一言御礼のあいさつを申し上げさせていただきたいと思います。  昨年の十月に委員長に就任して以来、理事そしてまた委員の皆様方の御指導をいただきながら、大変意義深い委員会活動を続けてこれたと思っております。  中でも思い出深いのが、...全文を見る
10月20日第163回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○内藤正光君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による日本放送協会の再生に向けた改革に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     日本放送協会の再生に向けた改革に関する決議(案)  一連の不祥事を契機とした...全文を見る
10月21日第163回国会 参議院 本会議 第8号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました電波法及び放送法の一部を改正する法律案について質問いたします。  本題に入る前に、過日のパキスタンの大地震に対する支援について、参議院を代表して官房長官にお尋ねいたします。  被災状況や支援ニーズを調査するため...全文を見る
10月25日第163回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○内藤正光君 民主党の内藤ですが、私は前半の四十五分をいただきまして質問をさせていただきたいと思います。  まず、冒頭申し上げたいんですが、どうも今回の電波法、民主党だけが反対の姿勢のようでございます。いろいろな、各党各会派から何でなんだと言われます。これはコップ半分の水をどの...全文を見る
○内藤正光君 つまり、電波法の百三条でしたか、そこに具体的に四項目書かれているわけですね。  ところが、電波利用料収入の使い道をいろいろ見てきますと、どうもこの四項目に書き込まれていないところもあるわけですね、遮へい対策ですとか。それは一体どういうことなんでしょうか。
○内藤正光君 先週の本会議で総務大臣は、使途についてはしっかりと法定されているというふうにおっしゃったわけなんですが、ところが、よく法令で、法律の中にあるように、「その他」というこの文言でもって、具体的な例示されているもの以外使い道があるということだとは思いますが、ところがこの「...全文を見る
○内藤正光君 ただ、この使い道を見てきますと、本当にもう「その他」の事務というのはいろいろあるんですが、その中でまた「その他」ということで、結構それがどうも四十億円も占めているんですね。その枠の中で結構わざわざ法改正しなくても使途を拡大できてしまうんじゃないかなという懸念も私は持...全文を見る
○内藤正光君 そこで、もうこの項目では最後にしたいとは思いますが、使途が法定されていると言いながらも、この法案の中の「その他」で読み込めるというのも事実として確認できたわけでございますし、やはり無線局単位で課金する構造が残る限り、無線局が増加すれば電波料収入は増加するというのはも...全文を見る
○内藤正光君 確かに五百四十円が四百二十円に減額されたとは言うものの、結局数字を、見掛け上の数字を変えただけで、総額としては余り変わっていないんですよね。だから、これについはまた後から議論をしたいと思いますが。  では、以下、この電波利用料制度の問題点について議論をさせていただ...全文を見る
○内藤正光君 局長は環境の変化があったとおっしゃいましたが、だから、環境の変化があったからこそこの十数年間にわたって使途を拡大し続けてきたわけですね。どのように環境の変化が進んできたというふうに認識されているのか、改めてお伺いをいたします。
○内藤正光君 ということは、一言で言えば、環境というのはすなわち電波を取り巻くこの逼迫状況が悪化の一途をたどってきているということに尽きるだろうと思います。そういうのは私もまた総務省も共有認識として持っているわけなんですが、そこで、その上でちょっとお尋ねしたいんですが、これは先ほ...全文を見る
○内藤正光君 つまり、あくまで手数料という発想は堅持すると。ところが、今回の法律の目的は電波利用の有効利用の促進なんですよね。十数年前と、何度も繰り返しになるんですが、大きく環境も変わっているし目的も変わっているんですよ、ですよね。  ということは、逼迫状況にある中、どういうこ...全文を見る
○内藤正光君 やはり、行政手数料という枠組みで説明するのはやはり無理があるんですよね。で、おっしゃるように、今回の共益費用、行政手数料高くなった、だから有効利用を促進するんだ、そういう機能がしっかりあるんだ、備わったんだということをおっしゃるわけなんですが、となると、逆に考えます...全文を見る
○内藤正光君 じゃ、この行政手数料、すべての方々が、免許人が納得していただくものでなければならない。では、果たして本当そうなっているのかというのを一つ二つの具体例を挙げて質問させていただきたいと思いますが。  今回、総務省は周波数だとか地域だとか、そういったものを勘案して料額を...全文を見る
○内藤正光君 つまり、たまたまここに使いやすい数字があったから使っただけということにしか聞こえないんですが、その周波数の逆数を取って、その比率が三対一だから二百億円の徴収の仕方を三対一に分ける、つまりゼロから三ギガヘルツ帯の利用者から百五十億、三ギガから六ギガヘルツ帯の利用者から...全文を見る
○内藤正光君 もっともらしい計算式を出しているんですが、これを、たとえゼロから六を二ギガヘルツ帯で分けても同じ結果が起こるんですよね。むしろ、利用しやすさからするとゼロから二ギガヘルツ帯だと思うんですが、そこの中間値は一、二から六ギガヘルツ帯の中間値は三、一と三が中間値、その逆数...全文を見る
○内藤正光君 でも、この制度の導入当初の目的はやはりこの負担と受益の公平性を守ると、そしてこの十数年後の今日もなおそれは守らなきゃいけないというふうに一応おっしゃっているわけでして、私はこのゆがみというのはもう早期に是正していかなきゃいけないんじゃないかなというふうに思います。 ...全文を見る
○内藤正光君 私は何も、その不感対策、お金使っちゃいけないと言っているわけじゃないんです。附帯決議にも、創設時の附帯決議にもこう書いてあるんですよ。電波行政経費の負担を免許者・利用者に安易に転嫁することなく、一般財源による十分な電波行政予算の確保に一層努力することと。だから、一般...全文を見る
○内藤正光君 伝送路だろうが何だろうが、結局は不感対策ですよ、今回のは。答弁では、不感対策にはやっぱり一般会計で対処すべきだとおっしゃっているんです。私は、そこのちょっとずれを指摘しているんです。
○内藤正光君 もう時間がなくなってしまいましたが、ちょっと最後に総務大臣にお考えをお尋ねしたいんですが、方向性だけでも結構です。  今回の法案と過去の答弁とのずれはそれだけじゃないんです。研究開発、今回新たな使途に加わっているんですが、これも実は創設時に否定されているんです。研...全文を見る
○内藤正光君 私は、ただいま可決されました電波法及び放送法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出をいたします。  案文を朗読いたします。     電波法及び放送法の一部を改正す...全文を見る