内藤正光

ないとうまさみつ



当選回数回

内藤正光の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第164回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○内藤正光君 民主党の内藤です。  私は、この予算委員会、好きなんですが、実は二年前の選挙、そしてまた昨年は委員長という職を務めていた関係で三年ぶりに立つことになりましたが、ちょっと少々の緊張感と、そしてまた少々のわくわくする気持ちで一時間の予算委員会質疑に臨みたいと思っており...全文を見る
○内藤正光君 御存じのように、民主党はすべての一階、二階も含めた一元化を主張しているわけなんですが、私は個人としてはですね、一番大事なのは一階部分の一元化だと、一元化だと、基礎年金部分の、本当の意味での、そこが大事なんだと思います。  三年前、谷垣財務大臣は覚えていらっしゃいま...全文を見る
○内藤正光君 川崎大臣は、長いサイクルの中で考えれば収支が合うと言いましたが、今現在の現役はどうなるんですか、今現在。本来は七千万で支えるべき、賄うべき十四兆円を、六千万でしたかね、六千万で支えているんですよ。  ということは、まじめな支払者が不払者のツケ回しを負わされていると...全文を見る
○内藤正光君 未納者は所得が低いとおっしゃいましたが、実は未納者も、国民年金ですよ、未納者も実際にまじめに払っている人も、実は所得違いないんです。データがあるんです。  そしてまた、免除者という問題がありました。三百万、今タクシー運転手でも何でも、三百万ぐらいの所得の人一杯いる...全文を見る
○内藤正光君 加入者によって案分されているとおっしゃいましたが、そこに実はトリックがあるんです。  基礎年金拠出金に対しては国民年金だとか厚生年金等々から拠出金を出す。本来だったら、国民年金だとか何かの加入対象者によって頭割りをしなきゃいけない。ところが、頭割り、実際に払ってい...全文を見る
○内藤正光君 よく川崎大臣、サイクルで考える、サイクルで考える、一体何十年のサイクルで考えればいいのかということです。やっぱり、問われるべきは今現在なんです。今現在の不公平をどう対処するか、これが必要なんじゃないんでしょうか。ちょっと財務大臣のお考えをお聞かせいただきたいんですが...全文を見る
○内藤正光君 私はそのロジックが分からないんです、そのロジックが。今現在、さっき何度も説明しておりますように、現役は本来七千万で支えるべきところを六千万で支えているわけですから、一人当たりの負担額は多くなる。じゃ、それがどうやって、これ一割ぐらい多く払っているんですよ。反対給付が...全文を見る
○内藤正光君 私は、そもそも我が国の社会保障制度というのは職業ごとに縦割りになっている、そこに私は問題があるんじゃないかなと思っているんですね。サラリーマンあるいは公務員は源泉徴収されるからほぼ完璧に徴収できる。ところが、自営業者の場合は残念ながらそういうシステムがない。その結果...全文を見る
○内藤正光君 私は、県が医療の責任を持つというのは、私は何の異論も唱えておりません。大体、県民の医療というのは大体県にとじている。そういった意味では、県が私は妥当なんだろうと思います。  ただ問題は、広域連合、本当にうまくいくんだろうかという、この実態がまだまだ不明確なこの広域...全文を見る
○内藤正光君 では、午前に引き続きまして、残り時間、質問を続けさしていただきたいと思います。  まず、ちょっと年金のこと、簡単に触れさしていただきたいと思います。  川崎厚生労働大臣は、ライフサイクルで考えれば収支は合うと。だったらば、なぜ未納率対策をするのかということになっ...全文を見る
○内藤正光君 もし分かりましたら教えてください。一・一兆円が二十七年には一・六兆円になると。でも、その間少子化がどんどん進んでいくわけですね。一人当たりに直すとどれぐらいになるんでしょう。分からなかったらごめんなさい。
○内藤正光君 なかったらなかったで、ごめんなさい。
○内藤正光君 これは、まあ本当に保険者の運営にとって大切なことです。また、組合員の理解を求める上でも大切なことですので、是非とも、一人当たり各保険者から幾ら拠出するのか、そういったものは法案審議までにしっかりと出していただきたいというふうに思います。  さて、保険者の一元化につ...全文を見る
○内藤正光君 確かに、今回の法改正では、市町村国保も県単位で財政調整をするようになったと、しっかりと。将来的な姿は、その単なる財政調整にとどまることなく、保険者そのものを都道府県単位の規模に再編統合をしていくという、そういう理解でよろしいでしょうか。
○内藤正光君 しっかりと現役が加入する市町村国保の再編統合についてもいろいろな問題点を踏まえて議論をし、私は個人的にはやはり都道府県単位の規模に再調整する方が、再編統合する方がいいと思っておりますが、是非議論を進めていっていただきたいと思います。  さて、唐突ですが、ちょっとお...全文を見る
○内藤正光君 やはりどんな人であれ企業であれ、やはり競争を通じて効率性が高まり、そしてお客さんにはより品質の高いものを安価に提供できるようになるんだと思います。  そこで、今の保険者の在り方、振り返ってみたいと思います。  今保険者、我が国にどれぐらいあるのか。まずは市町村、...全文を見る
○内藤正光君 私は、保険者が一方は公的なもので一方が民間だとこれは具合が悪いと思うんです。民間が保険者を務めると、当然、効率の悪い被保険者の加入は断りますから。ただ、やっぱり両方が公的同士、そして自動車保険にもありますよね、強制加入のようなもの、そういう枠組みをつくれば私はそうい...全文を見る
○内藤正光君 この問題を続ける前にちょっとわき道へそれるんですが、ひとつ議論をしておきたいことがあるんですね。勤務医の置かれた現状なんです。私、勤務医の方何人もと話をしてきたんですが、この勤務医、病院の勤務医ですね、このままだともう倒れてしまうということをもう叫びにも近い訴えをし...全文を見る
○内藤正光君 おっしゃることを制度的に担保するものとして在宅療養支援診療所という報酬上の制度があろうかと思います。今回新設されました。  しかしこれですね、病院の勤務医、ちょっと心配しているところがあるんです。つまり、連携をする。で、診療所は例えば月曜、火曜はやってもあとは全部...全文を見る
○内藤正光君 その在宅療養支援所に何人の開業医の方々が協力いただけるか、これが大きなポイントです。これインフラですから、基本的な。  で、ある在宅医療に長年従事されている方がこんな試算をしていたんです。例えば、毎年百万人ぐらいの方が亡くなられる、ほとんどが自宅以外。この少なくと...全文を見る
03月14日第164回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○内藤正光君 こんにちは。民主党・新緑風会の内藤ですが、十二時半まで主に情報通信関連について質問をしたいと思います。  まずは、放送と通信の融合について質問したいと思います。  冒頭は、国民が享受するメリットは何なのかについて大臣と議論したいとは思ってはいたんですが、時間の関...全文を見る
○内藤正光君 大臣は放送法のその規定が準用されるということなんですが、現在のように放送局のような責任ある主体、そこがまずもって放送規定とかでしっかりと、国ではなくてその放送局がしっかりと検査する、チェックするならば分かるんですね。最初から国が関与していることは絶対あってはならない...全文を見る
○内藤正光君 私は、まずは大前提として、国民、ユーザーの情報リテラシーを高めていくこと、これはもう改めて言うまでもないことなんです。そのほかに、国としてはどう対応を取るべきか。やはり私は、国とはあるいは政府とは一線を画した独立した第三者機関、そういったところが広く、インターネット...全文を見る
○内藤正光君 是非とも、今懇談会で議論されているかと思いますが、通信と放送の融合時代にふさわしいその仕組みづくりも検討していっていただきたいというふうに思います。  続きまして、NHK改革について何点か質問をしたいと思います。  まず、二元体制の意義についてお伺いしたいんです...全文を見る
○内藤正光君 ただいまおっしゃっていただいた答弁で二点確認をさしていただきたいんですね。  二元体制の意義で、互いに切磋琢磨し合う、私はそれ大きなポイントだと思います。そこで確認したいのは、こう言う人がいるんですね。公共放送、NHKは報道中心であるべきだ、やっぱり娯楽はいかがか...全文を見る
○内藤正光君 二点目で確認をしたいのは、公共放送の役割というところで研究開発ということをおっしゃいました。聞くところによれば、NHKから研究開発部門を切り離すべきだというふうな主張をされている方もいるというふうに聞きますが、私はそれやっちゃうと研究開発力が極端に落ちるんではないか...全文を見る
○内藤正光君 例えば、研究機関同士が連携し合う、それは一つの事業戦略としてあってもいいと思うんです。ただ、これを国が強制的に切り離すということとは私は別問題だと思うんですね。  もう一つ考えなきゃいけないのは、アメリカであれだけノーベル賞を輩出したベル研が、今見る影もない姿にな...全文を見る
○内藤正光君 是非そこは、経済的な観点だけじゃなくて、そういった研究開発の分野の専門家、そういったところの意見も十分に踏まえて慎重に議論をしていっていただきたいというふうに思います。  続きまして、受信料制度についてお尋ねをしたいと思います。  この受信料制度、いろいろな方が...全文を見る
○内藤正光君 では、ちょっとまず確認をさせていただきたいのは、受信料制度、国からもまた商業ベースからも距離を置く、この受信料制度、これはNHK、公共放送を支える根幹だという認識で、しかし、でも問題があるだろうと。じゃ、どういうふうに、その三割の不払がある、そういう問題を解決をして...全文を見る
○内藤正光君 その点につきましては、私は大臣と同じ認識を共有していると思います。  それに加えて、今の受信料の徴収の仕方は昔と変わってないんですね。テレビ時代なんですね。テレビがある家庭に対して受信料を払ってもらう。ところが、ワンセグの時代、あるいはまた、これからネット、インタ...全文を見る
○内藤正光君 続きまして、政治的中立性という問題について議論をしてみたいと思います。  私たちは、よく公共放送のお手本として英国のBBCを引き合いに出して何かと研究したり議論したりするわけなんですが、私もBBCの歴史を勉強してみました。そうすると、やはりそこは政治介入との闘いで...全文を見る
○内藤正光君 国のいろんな使命を負っていると、それでNHKは公共放送を営んでいると。私は二つの点でちょっと考え直さなきゃいけないところがあるのかなというふうに思っておるんです。  例えば、国の使命を負ってやっている機関なんてほかにもたくさんあるわけですね。日銀だってそうでしょう...全文を見る
○内藤正光君 続きまして、電子申請の普及状況についてお尋ねをしたいと思います。  大臣も所信の中で、二〇一〇年には五〇%以上まで普及率を高めるとおっしゃっているんですが、ところがIT戦略本部の報告書にもありますように、全体では確かに高くなっているけれども、汎用的な電子申請システ...全文を見る
○内藤正光君 分かりました。  では、続きまして、大臣に独立行政法人制度についてお尋ねをしたいと思います。  今通常国会の大きな課題の一つが行革、その柱の一つが独法改革。中身を見てみますと、非公務員化というものが大半です。事実、この総務委員会でも、いつになるかは分かりませんが...全文を見る
○内藤正光君 大臣も先ほど答弁でおっしゃった、本来は最初から非公務員化にすべきだったと。そして、今回、一つや二つの独法の見直しだったらまだ理解できるんですが、ほとんどまとめて全部非公務員化。  となると、そもそも数年前につくった非公務員型の独法という制度設計そのものがいい加減極...全文を見る
○内藤正光君 多額の運営費交付金の見直しだとか、その先の、じゃ民営化というのは議論はしないということですか、考えてはいないということですか。
○内藤正光君 終わります。
03月27日第164回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○内藤正光君 私は、ただいま可決されました地方税法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     地方税法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(...全文を見る
03月27日第164回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光です。小泉総理、最後の予算委員会の場に質疑者として立てること、大変光栄に思いながら、早速質問を始めさせていただきたいと思います。  まずは社会保障、特にその中でも年金制度改革について質問をさせていただきたいと思います。  今、聞くところ...全文を見る
○内藤正光君 私は何も二階部分の一元化を言っていません。一階部分を言っているんです。即できるんです、こんなのは、納税者番号とかそういったものなくても、消費税に置き換えれば。で、国民年金はこういう問題があるからこそ早急にやらなきゃいけないと申し上げているんです。
○内藤正光君 今は国民年金の保険料、まあ一万三千円ですね。で、じゃ消費税に置き換えるとどれぐらいになるのか。まあ大体十三・七兆円、五%ぐらい。大体一家庭の月間の支出三十万ぐらい。三、五、一万五千。その一万三千何がしかは一万五千円の消費税に置き換えるんです。別にそんなに負担が上がる...全文を見る
○内藤正光君 ほかにもちょっと特別会計をしなきゃいけないんで、議論しなきゃいけないんで。  じゃ、一つだけ、最後伺います。  総理は、この国民年金のこの問題、放置しておける問題ではないという意識はおありですね。
○内藤正光君 納得できる答弁得られませんでしたが、またちょっと機会を改めて質疑をさせていただきたいと思います。  次、医療制度の問題、特にレセプトの電子化についてお尋ねをしたいと思います。  私の手元にはIT戦略本部の議事録があります。で、その中を見てみますと、総理は特にレセ...全文を見る
○内藤正光君 お二人おっしゃったように、レセプトの電子化って、コスト削減、これも一つなんですが、それだけじゃないんですね。情報を集めて、そして分析をする、そしてその先が大事なんですね。  私は、ある医療保険、健康保険組合を訪ねていろいろ話をした。そうしたら、そこの理事長さんがこ...全文を見る
○内藤正光君 適正医療に関するガイドライン作りはいかがでしょう。総理あるいは川崎大臣からお願いします。
○内藤正光君 川崎大臣のそういう答弁でしたが、是非ともやはりこの情報を二年ないし三年蓄積して、そして分析をする、で、それを予防医療に反映さしたりとか、あるいは標準的な医療のガイドラインを作ると、そういったことを是非進めていただきたいんですが、総理、改めて、うなずくだけだと議事録残...全文を見る
○内藤正光君 続きまして、特別会計についてお尋ねしたいと思います。  御存じのように、塩川前財務大臣が、母屋ではおかゆを食べているのに離れではすき焼きを食べていると、こう言って特別会計の現状を批判をされました。確かに、特別会計、各省の既得権益になってしまっている。そして、潤沢な...全文を見る
○内藤正光君 ありますか。
○内藤正光君 私も、この行革推進法、いろいろ見てみますと、統合による事務の合理化、あるいはまた独法化の検討、あるいはまた在り方の検討というふうに書いてあるんですね。どうも本来この特別会計の改革の命題は、それを本当に存続させるべきかどうか、これが命題だったんですが、ところが、存続す...全文を見る
○内藤正光君 総理、お尋ねします。  で、これを踏まえて、来年は、来年度は特別会計整理合理化法案、具体的に進めていくわけです。ところが、残念ながらそのときはもう小泉総理は総理ではない。だからですね、だからこそ総理の改革に懸ける思いを今具体的に語らなきゃいけないんじゃないかと私は...全文を見る
○内藤正光君 通告はしてないんですが、担当ということで国土交通大臣、何かお考えをお示しください。
○内藤正光君 ということは、勘定まで統合することをしなくても十分効率化はできるということですね。
○内藤正光君 じゃ勘定の、済みません何度も、勘定の統合も一つの検討課題だというふうに理解してよろしいわけですね。
○内藤正光君 全体を所管する財務大臣、お尋ねします。
○内藤正光君 じゃ、一つ、もう一つ、財務省所管の地震再保険特会についてお尋ねをしたいと思いますが。  大変技術的なことで恐縮ではございますが、地震再保険特会の設置経緯を始め、積立金、今どれぐらいになっているのか、あるいは過去の支払実績についてお答えをいただきたいと思います。
○内藤正光君 現在はほぼ一兆円近い積立金があると。  そこで、じゃ、どこまで積立金を積んでいくつもりなのかということなんですが、大体この歳入は毎年五百億円から六百億円あるわけですね。じゃ、事務費はというと実は一億円しかない。ほとんどすべてが剰余金として積立金に積み立てられていく...全文を見る
○内藤正光君 私は、ほかの省庁は財務省の、財務大臣の出方を待ってるんだと思います。その財務省のこの地震再保険、存続を前提とした議論をするということは、ほかの省庁、本気で改革なんかしやしませんよ。  私は、財務大臣自らのリーダーシップでもってこれを民営化できるんじゃないかとか廃止...全文を見る
○内藤正光君 総理、もう具体的に私お示ししたつもりですが、官から民へ、あるいはまた国の資産の圧縮という観点から考えても、私はこの地震再保険、単に検討するというんじゃなくて、廃止できるかどうかに向けての検討、進めるべきだと思いますが、いかがですか。
○内藤正光君 時間もありません。  先ほど剰余金の話が出ました。実は、登記だとか農業経営基盤強化あるいは特許、これ政令でまず基準を定める、で、その基準以上の剰余金が出た場合はそれを一般会計に組み入れるという実は法律がある。ところが、これ政府の怠慢だと思います。その基準すらまだ決...全文を見る
○内藤正光君 ええ。
○内藤正光君 済みません、済みません。最後に一つだけ、総理にお考えをお尋ねしたいと思います。  もう現下の厳しい情勢の下で、私は剰余金、当分の間、五年か十年かは分かりません、私は一般会計へ繰り戻す、あるいは国債の償還に充てる、こういう時限立法を作るべきだと思いますが、総理のお考...全文を見る
03月28日第164回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○内藤正光君 私は、ただいま可決されました独立行政法人消防研究所の解散に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     独立行政法人消防研究所の解散に関する法律...全文を見る
○内藤正光君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による独立行政法人の組織・業務の見直しに関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     独立行政法人の組織・業務の見直しに関する決議(案)   政府及び独立行政法人は次の事項について配...全文を見る
03月30日第164回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会の内藤正光です。  私は、民主党のトップバッターということで、幅広く、NHKに関する問題、予算関連、いろいろ聞かさしていただきたいと思います。  実を申し上げますと、民主党・新緑風会としてはまだこのNHK予算に対する対応を決めてはおりません。私以...全文を見る
○内藤正光君 はい、分かりました。その点については納得をいたしました。  では引き続き、インターネットでのコンテンツ二次利用について大臣にお話をお伺いしたいと思います。  今年度のこの大臣意見の中の一番最後の項目にもこう書いてありますね。「受信料を負担する国民・視聴者にとって...全文を見る
○内藤正光君 大臣がおっしゃるように、受信料、一体どこまで使っていいのという問題もあります。また、民業圧迫になってはならないという問題もあります。で、その一方で、NHKがつくったコンテンツというのは我々が払った受信料でつくられたものなんだから、本来だったらばインターネットで無料で...全文を見る
○内藤正光君 是非その方向で、つまり国民に目を向けた方向で総務大臣のリーダーシップの下、議論を進めていっていただきたいと思います。またお願いを申し上げます。  そこで、先ほど子会社の利益に触れましたので、ちょっと話はそれるかもしれませんが、その関連でひとつNHK会長にお話をお伺...全文を見る
○内藤正光君 是非その方向で、内部でしっかり整理をして、仕切り直しをしていただきたいと思います。  さて、このインターネットの関連でもう一つだけ質問をしたいと思いますが、難視聴対策の一環でIP放送の利活用がいろいろ議論されているわけでございますが、実はそれを進めるには幾つか問題...全文を見る
○内藤正光君 何か余りちょっと納得できないんですが。  私は、それこそBS1、BS2を再整理するに当たっても、BS2というのは難視聴対策と位置付けられている。ところが、今の答弁聞くと余り進まないような気がするんですが、そうするとBS1、BS2の整理ができないんですよね。私は、通...全文を見る
○内藤正光君 分かりました。  じゃ、続きまして、受信料徴収の強化についていろいろ議論をさせていただきたいなと思いますが、正直申し上げまして、公平性の観点からも、今三割にも上る未払者、これを放置していくことは私はあってはならないんだろうと思います。ところが、一方でNHKの受信料...全文を見る
○内藤正光君 総務省のお考えをお伺いしたいと思います、今のNHKの回答を受けてですが。
○内藤正光君 はい、分かりました。  多角的に検証をして、二〇一一年を視野に収めながら、本当に有効なこの受信料徴収の在り方について議論を深めていっていただきたいとお願いを申し上げます。  続きまして、経営委員会のことについてお話をお伺いしたいと思いますが、今回の大臣の意見の冒...全文を見る
○内藤正光君 以上の大臣の答弁を踏まえて、経営委員長として、これから経営委員会をどのように改めていこうとしているのか、お考えをお尋ねしたいと思います。
○内藤正光君 私、大臣が先ほどおっしゃった中で一つ抜けているものがあるじゃないかなと思うんです。私は、経営委員会の役割の一つとして、視聴者とのつながり、視聴者の声を的確に拾ってそれを業務改善指導へと反映させていく、これも私は経営委員会、経営委員長の重要な役割の一つだと私は思ってお...全文を見る
04月11日第164回国会 参議院 総務委員会 第13号
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○内藤正光君 私は、ただいま可決されました消防組織法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     消防組織法の一部を改正する...全文を見る
04月14日第164回国会 参議院 本会議 第16号
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○内藤正光君 民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました住民基本台帳法の改正案について質問をいたします。  今回の法改正は、昨年の三月に名古屋で起こった刑事事件、すなわち住民基本台帳の閲覧制度を悪用して母子家庭を探し出し、強制わいせつに及んだ事件が契機となったことは明ら...全文を見る
04月18日第164回国会 参議院 総務委員会 第15号
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○内藤正光君 私は、ただいま可決されました国家公務員の留学費用の償還に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国家公...全文を見る
04月27日第164回国会 参議院 総務委員会 第18号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤ですが、かなりおとといの四時間にわたる質疑、そしてまた先週の本会議等で論点は尽くされているようには見えますが、ただ私は、大事な争点が一つまだ議論されていないんじゃないかなというふうに思っております。そこを中心に、今日は、大臣...全文を見る
○内藤正光君 これも私は本会議で申し上げたとおりなんですが、私は何も結果論を言っているわけじゃないんです。三年前の個人情報保護法の審議の際、当時の片山総務大臣とこの原則公開という在り方について議論をし、片山大臣もやはり今日の情勢を踏まえ見直さなきゃいけないと明言をされたわけなんで...全文を見る
○内藤正光君 法制審議会の戸籍の交付の在り方、その議論を見守ると、それと同期を取るようにしていきたいというふうにおっしゃってるわけなんですが、私はむしろ、住基台帳の原則公開という在り方の見直しをこの総務委員会でやっていくわけですから、私は考え方をしっかりとリードしていくような思い...全文を見る
○内藤正光君 では、確認ですが、この住民票の写しの原則交付という在り方についても、総務省としては、また総務大臣としても積極的に見直しを行っていくという理解でよろしいんですね。
○内藤正光君 この点についてはちょっと最後に一つだけ確認をさしていただきたいと思いますが、今回の法改正に伴い、住民票の写しの交付については何一つ修正はしなかったとはいうものの、今回の法改正の趣旨を踏まえ、住民票の写しの交付の在り方については何か各自治体に考え方を示すおつもりはある...全文を見る
○内藤正光君 いずれにしましても、この住民票の写しの交付という在り方についても、何か事件があったからようやく動くということには決してしないでいただきたい、このことをお願いを申し上げ、また強く御指摘を申し上げ、次の質問に移っていきたいなと思います。  次、私がお伺いしたいのは、ど...全文を見る
○内藤正光君 では、具体的にこの住民基本台帳法の目的、今回の改正では全く修正が加えられていないわけですが、この住基法の目的、具体的に何なんでしょう。
○内藤正光君 じゃ、まとめるとこういうことになりますね。居住関係の公証が一つ、あと住民の利便の増進が二つ目、そして三つ目として行政の合理化、この三つがこの住基台帳法の目的、目指す目的だと言えるんだろうと思います。  そこで、ちょっと確認を幾つかしていきたいんですが、総務省は、こ...全文を見る
○内藤正光君 当時はどうあれ、今、この数年、居住関係の公証の一環で商業利用を認めてきたというか放置してきたというのは、私はいかがなものかな、ちょっと余りにも拡大解釈し過ぎなのかなというふうに思わざるを得ないんですよね。ましてやここ数年、プライバシー意識が大分変わってきた。もう要ら...全文を見る
○内藤正光君 でも、いろいろ説明をいただいても、どうもやるべきことをやっていなかったなと。その時々の情勢に合わせて法の運用の在り方の見直しを行ってこなかったな。厳しい言い方ですが、行政の不作為、そういったものを感じずにはいられません。  そこで、もう一つ、目的規定と照らし合わし...全文を見る
○内藤正光君 今回、私も当初そうだったんですが、原則公開から原則非公開にして、その代わりに公共性の高いものは認めるよと、ああ、何だ良くなったんじゃないかというふうに思ってしまうんですが、これ今まで原則公開だったから良く思えちゃうんですが、原点であるところの目的規定に照らし合わせる...全文を見る
○内藤正光君 誤解をしていただきたくないのは、私は何も保護保護と叫んでいるわけではありません。それこそ住基台帳ネットワークのときも、もうちょっと私は行政の合理化、あるいは公平性の確保という観点で住基台帳ネットをもっと広範に利用をすべきだと主張をしてきたぐらいです。むしろ私は、昨今...全文を見る
○内藤正光君 私が今回の法改正によって恐れているのは、各自治体、過剰反応を示してしまう。だから、一番手っ取り早いのは、かなり高いハードルを設けて、もう基本的にほとんど閲覧を許可しない、そういうことをすれば責任も取らされないわけですから、ある意味楽なわけですよ。それじゃまずいだろう...全文を見る
○内藤正光君 では、確認なんですが、基本的にはこれは自治事務です。ですから、例えば厳しい審査を通じて各自治体が、先ほど申し上げた例えば自治会の申請、あるいはNPOの申請、あるいはマンション管理組合の申請等々、公的な団体が申請をしてきて、そして厳しい審査によって閲覧を認めてもよいだ...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと細かいようなんですが、やはり各自治体、やっぱりこれからある程度の基準作りを進めていく作業が待っているわけですから、もうあと二つぐらい具体的な事例についてお考えをお聞かせいただきたいと思いますが。  先ほど申し上げた自治会だとか地域NPO、マンション管理組合...全文を見る
○内藤正光君 これは明確に受け止めさせていただきました。商店街、利益を追求するからといって、だからといって決して閲覧させないとは限らないということで、つまり、別に地域の商店街からの申請だからといって、必ずしもそれだけの理由で拒否されることはないだろうということですね。いいんですよ...全文を見る
○内藤正光君 はい、分かりました。  じゃ、もう一つ具体的な話。  具体的な話はこれが最後になろうかと思いますが、どこの地域も、特に地方に行きますと地場産業というのがあろうかと思いますね。細々と活動しているようなところも多いんじゃないかなと思いますが。地場産業の育成、振興のた...全文を見る
○内藤正光君 以上の議論を踏まえて、一言で言うのは大変難しいとは思いますが、これから法改正を機に、各自治体で新たなこの改正法案を踏まえて条例作りですとか対応の検討が始まるかと思いますが、一体どのように考えていったらいいんでしょうか。つまり、その幅というんですかね、自分たちが持って...全文を見る
○内藤正光君 そろそろ時間的にも最後の質問になろうかと思いますが、最後、守秘義務についてお尋ねをしたいと思います。  御存じのとおり、住基法では台帳の調査に関する事務に従事している者に対してはかなり厳しい守秘義務が課せられておりまして、いわゆる地方公務員の守秘義務違反を上回る処...全文を見る
○内藤正光君 あと四分ほど残っておりますが、超党派の拍手をいただけるならば、この辺で終えさせていただきたいと思います。(拍手)  どうもありがとうございました。
○内藤正光君 私は、ただいま可決されました住民基本台帳法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     住民基本台帳法の一部を...全文を見る
05月11日第164回国会 参議院 総務委員会 第20号
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○内藤正光君 引き続き、二十分の時間をいただきまして質問をさせていただきたいと思います。  午前中、御存じのように、参考人質疑をやりまして、多くの有識者の方々から本当にためになるお話を伺いました。  そんな中、松原座長も、正に大臣がおっしゃっていたとおり、やはりユーザーの視点...全文を見る
○内藤正光君 機能分離についてはBTのオープンリーチを意識されての発言だというふうには理解できました。  しかし、午前中、井手先生の発言にもありましたが、なぜオープンリーチというものをつくったのか。あれはブリティッシュテレコムの中に独立した社内事業部門としてつくって、そこが回線...全文を見る
○内藤正光君 ここで光アクセス網の競争状況について再確認をしてみる必要があろうかと思うんですね。  私の手元、本当はパネルにしてくればよかったんですが、あのパネルも結構高いものですから、ちょっと説明をさせていただきたいなと思います。  各都道府県ごとにファイバー・ツー・ザ・サ...全文を見る
○内藤正光君 分かりました、はい、じゃ、本当に最後に一言だけ。  ユーザーの視点が大事、で、大臣が象徴的におっしゃっているのが、ワールドカップどこでも見られるように。で、NTTは二〇一〇年までに三千万加入。ところが残り三千万がある。これ、非採算地域なんですね。非採算地域、私はこ...全文を見る
05月17日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○内藤正光君 どうも、民主党の内藤と申します。休憩前に引き続きまして、一時間お時間をいただいておりますが、質問をさせていただきたいと思います。  本日は、私は、特に特別会計について具体的に質問をさせていただきたいと思います。  特別会計、具体的にということになりますので、各所...全文を見る
○内藤正光君 よく分かりました。  一つの部局に対する金の出入り、たとえそれが互いに相殺でき得るものであったとしても、その差額だけを予算書あるいは決算書に計上することはあってはならない。それをやってしまうと金の出入りが不明確になってしまう。ですから、すべての金の出入りは歳入又は...全文を見る
○内藤正光君 はい、分かりました。  そこで、次に農水大臣に幾つかお尋ねしたいんですが、具体的に特別会計の中の漁業共済保険勘定についてお尋ねしたいんですが、私の今手元に予算書ですとか決算書があるんですが、ちょっと不思議でならないところがあるんですね。なぜかというと、保険金支払と...全文を見る
○内藤正光君 そういった事務の効率化というのは理解できるわけなんですが、冒頭、財務大臣ともやり取りしたように、やはり金の出入りを明確にするために、互いに相殺し得る関係にあったとしても歳入と歳出はそれぞれ別個にちゃんと明記しなさいよというのが総計予算主義であったんではないかなと思う...全文を見る
○内藤正光君 農水大臣がおっしゃっていただいたように、根拠法はやはり漁業災害補償法の百九十六条だと思います。平たく言えば、まず、上下関係はないにしても、この共済契約者があって、そしてその上に組合があって、そして再共済ということで連合会があると。本来は、共済契約者に補助金を渡すべき...全文を見る
○内藤正光君 御説明、長い時間掛けていただいたんですが、先ほどやり取りしたことを単に繰り返しただけですよね。  私が聞いているのは、事務の効率化のためにこの百九十六条があって、事務の効率化、結局行ってこいですから、非効率なことはやる必要はないだろう、ここは認めているんですよ。た...全文を見る
○内藤正光君 幾ら聞いても納得できる答弁じゃないですね、ただ単に現状をそのまま説明しているだけなんで。  そこで、ちょっと農水大臣にお尋ねしたいんですが、今特別会計見直しをこの委員会を通じてやろうとしている。特別会計見直しのやっぱり基本は、一般会計と区分されていてよく分からない...全文を見る
○内藤正光君 私は何も、事務の効率化、簡素化、これは何も否定しちゃいないんですね。決して否定しちゃいないんです。ただ、少なくとも金の流れ、たとえ互いに帳消しし得る関係にあったとしてもそれをそれぞれすべての出と入りを明記しましょう、それによって予算、金の流れを明確に国会議員あるいは...全文を見る
○内藤正光君 じゃ、その大本であります財務大臣にちょっと改めてお尋ねしたいと思いますが、同じ質問なんですが、やはり今回の特別会計の見直しというのは、金の流れをちゃんと分かりやすく示すこと、そして国会の審議をしてもらうようにしやすくすることであるならば、こんなぱっと見ると、ゼロ円の...全文を見る
○内藤正光君 こういう、でも、答弁をされるとまた言いたくなるんですよね。  そうすると、この保険の適正性が分からないんですよ、この保険が保険としてちゃんと機能しているのかどうか、こんなことを放置しておくと。見直しできないんじゃないですか。大体、どこの世の中にも、ゼロ円の保険料収...全文を見る
○内藤正光君 で、もう時間の関係もございますのでこの問題についてはそれ以上長く、これ以上長くはできないんですが、農水大臣、変わらないですね、考えは。少しは見直すとか、もう本当に農水省が自分が所管している勘定については率先して改革していくよという姿勢、お示しいただければと思うんです...全文を見る
○内藤正光君 私の言わんとするところを踏まえた、これから具体的な改革作業が進んでいくかと思いますが、是非とも分かりやすくということを旨に、改革を各省におかれましては、特に農水省は具体的にこういう勘定を抱えているわけですから、見直し、進めていっていただきたいと思います。  で、も...全文を見る
○内藤正光君 経年劣化ですとか、具体的な、具体的というか、その理由はお述べいただいたわけなんですが、では具体的にちょっとお尋ねをしたいんですが、特にその出資金が多かった雇用・能力開発機構についてお尋ねしたいんですが、その毀損額は一兆三千五百億に上るわけなんです。この要因を明らかに...全文を見る
○内藤正光君 私が知る限りでは、この一兆三千五百億もの毀損の要因内訳が明らかに今までされてこなかったんじゃないかと思っております。今回、そう言うと、いや、今まで聞かれなかったからだと言うかもしれない、私が聞いたから答えたんだと言うかもしれないんですが、私はそういう姿勢は余り良くな...全文を見る
○内藤正光君 いずれにしましても、分かりやすさを旨として改革を、また見直しを進めていっていただきたいと思います。  続きまして、具体的に、私のしごと館について幾つか質問をさせていただきたいと思います。  私のしごと館というのは、平成十五年の十月に関西文化学術研究都市にオープン...全文を見る
○内藤正光君 次に、人件費を含めた年間の運営経費について項目ごとに明らかにしていただけますでしょうか。
○内藤正光君 平成十六年決算ベースでは、人件費を含めた年間総経費は二十億円近くだというふうに理解をいたしました。  では、それに対して収入の方はどうなっているかということなんですが、年間の利用者数はどれぐらいなのか、そして入館料収入、収入は入館料だけじゃないとは思いますが、収入...全文を見る
○内藤正光君 入りが一億一千万であるところに対して出が二十億ということですね。二十倍近くの大変な支出があるわけですね。  まあその趣旨は分からぬでもないです、子供たちに仕事の意義を伝えるという。だから、私は、これは収入と出がとんとんになるような事業であるとは思ってはいないんです...全文を見る
○内藤正光君 いろいろお答えいただいたわけなんですが、どうも今の対応ではまだまだ焼け石に水なのかなという気がしてならないんですよね。  一方で、体験学習の回数を増やすというんですが、このいろいろな経費を見ていますと、正社員のほかにいろいろ説明員として雇っている人たち、その人たち...全文を見る
○内藤正光君 もう残り時間数十秒ですので、お願いをして私の質問を終えたいと思いますが、是非とも、まあ気持ちは分かりました。ただ、具体的に両省が連携をして、各学校現場あるいはまた周辺の方々の声に耳を傾けて、本当に望まれる施設、利活用しやすい施設へと変えていっていただくようお願いを申...全文を見る
05月17日第164回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○委員以外の議員(内藤正光君) 御質問ありがとうございます。  御存じのように、平成十六年一月の最高裁判決は、十五名の裁判官のうち九名の多数意見により、平成十三年の選挙当時において選挙区選出議員の定数配分規定が憲法違反とは言えないとしたものの、この多数意見を構成した裁判官のうち...全文を見る
○委員以外の議員(内藤正光君) また、改めてお答えします。
○委員以外の議員(内藤正光君) ありがとうございます。改めてその御質問いただいた点に絞って答弁をさせていただきます。  現在の定数較差問題が、他の選挙区と比較して相当に人口の少ない選挙区が存在し、当該選挙区に対しても一定の定数を配分する仕組みを取っていることなどに起因するもので...全文を見る
○委員以外の議員(内藤正光君) 現在の定数較差につきましては、最大較差が五倍を超えるに至っており、憲法の要請である投票価値の平等に照らして看過できない状態にあると言えます。また、平成十六年一月十四日の最高裁判決では、先ほども申し上げたとおり、このまま放置しておいては違憲判断がなさ...全文を見る
05月18日第164回国会 参議院 総務委員会 第22号
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○内藤正光君 私は、ただいま可決されました電子署名に係る地方公共団体の認証業務に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     電子署名に...全文を見る
05月30日第164回国会 参議院 総務委員会 第24号
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○内藤正光君 私は、ただいま可決されました地方自治法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     地方自治法の一部を改正する法律案に対する附帯決議...全文を見る
06月06日第164回国会 参議院 総務委員会 第26号
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○内藤正光君 私は、ただいま可決されました地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び国民新党・新党日本の会の全会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     ...全文を見る
06月13日第164回国会 参議院 総務委員会 第28号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党・新緑風会の内藤正光ですが、私は四十五分の時間をいただきまして、大きく言って二つの柱を立てて質問をしていきたいと考えております。  一つ目の柱は、天下り規制と官民交流についてでございます。  そこで、まず、先月五月二十五日、行革特別委員...全文を見る
○内藤正光君 当然私はそれは必要だと思います、総合的な判断。  その上で五年とすべきだという政策判断をしたとします、国会が。その政策判断を憲法は排除するものではないんですねということを確認したいんですが。
○内藤正光君 内閣法制局としてはなかなかその立場上断定的に言えないのかとは思いますが、ただ私は、お伺いする答弁から判断するに、排除はしていないというふうに私は今聞き取りました。  いろいろな難しい、簡単に、いや二年から五年にしちゃうよというのは駄目だとは思うんです。しかし、いろ...全文を見る
○内藤正光君 済みません、この人事制度を所管しているのは人事院でございますので、改めてちょっとこの辺の確認をさしていただきたいと思いますが、先ほど法制局さんに質問をしたのと同じ趣旨の質問をさしていただきたいんですが、安倍官房長官は、二年から五年に私企業からの隔離を強化することは問...全文を見る
○内藤正光君 極めて慎重に考えていくべきだ、それは当たり前だとは思います。  ただ、排除はしないというところを私は確認をさせていただきたかったんですが、一〇〇%排除するものなのかどうか、改めてお尋ねします。
○内藤正光君 やはり、憲法が保障していても様々な公共の福祉という観点から規制を掛けているものがあるわけです。もしこれを憲法違反だというのであれば、国家公務員、労働三権が制約を受けているわけですから、もうその時点で憲法違反ですよ。それを公共の福祉という観点で一定の規制を掛けている。...全文を見る
○内藤正光君 改めて申し上げますと、私は何も官民交流の推進を否定しているものでも何でもございません。私はどんどんやるべきだと思っております。しかしながら、この政府答弁を見る限り、聞く限り、天下り規制の強化に対して、いや、これは問題だと、その理由の一つとして職業選択の自由を挙げたり...全文を見る
○内藤正光君 現在のこの官民交流法が制定されたのは平成十一年だったと記憶しておりますが、その制定時の委員会審議において、この法律ができると官民の癒着が発生しやすくなるんじゃないか、そういう懸念が指摘をされております。そういった指摘に対してこの官民交流法はどのような規定を置いている...全文を見る
○内藤正光君 また、引き続き人事院にちょっと確認をさせていただきたいことがあるんですが、官民交流法の目的、一番最初に書いてあるんですが、最後の一文に書いてありますように、一言で言うならば、官民交流法の目的は、公務の能率的な運営に資すること。一方、国家公務員法の目的は何なのか、これ...全文を見る
○内藤正光君 繰り返しますが、国家公務員法では、公務の民主的かつ能率的な運営を保障すること、一方の官民交流法の目的は、公務の能率的な運営に資すること。これらの目的を比較してみますと、国家公務員法にあって官民交流法にないもの、それは何か。民主的な運営というところでございます。  ...全文を見る
○内藤正光君 それは公務員の中立公正性ということでよろしいんですね。
○内藤正光君 この公務員の守るべき中立公正性、これは正に、冒頭、部長がおっしゃったかと思いますが、憲法たしか十五条ですね、の要請そのものだと考えますが、そう理解してよろしいですね。
○内藤正光君 ちょっと更にもう一つ確認をさせていただきたいんですが、これもたしか行革特の公明党の山下議員の質問に対する法制局長官の答弁であったかと思うんですが、結局、国家公務員法というものを考えますと、憲法十五条の下、公務の民主的かつ能率的な運営を保障することを目的とする国家公務...全文を見る
○内藤正光君 これ法制局かあるいは人事院、どちらでも結構なんですが、済みませんが、この中立公正性を確保するために、国家公務員法では具体的にどんな規定が設けられているんでしょうか、教えていただけますか。
○内藤正光君 政治的な行為の制限もその一つですよね。まだほかにも幾つかあるんじゃないんでしょうかね。突然の質問で大変恐縮ですが、幾つか挙げていただきたいと思います。
○内藤正光君 もう一つ、私が冒頭申し上げましたが、また直嶋委員の質問にも出てきましたが、私企業からの隔離もその中立公正性を担保する一つの具体的な規定だと理解してよろしいですね、あの二年間再就職できないという。
○内藤正光君 いろいろ技術的なことをお伺いしまして、またお答えいただきまして、ありがとうございます。  なぜそういったことをお伺いしたかといいますと、国家公務員法、そして憲法、そしてさらには、今回、今議論している官民交流法、その関係をちょっと明らかにしたかったからなんですね。 ...全文を見る
○内藤正光君 以上のやり取りを踏まえて結論付けられるのは、やはり最初の安倍官房長官の答弁に戻るんですよ。やはり安倍官房長官、二年を五年にすることは官民交流の妨げになる。でも、これ本末転倒なんですよ、私企業からの隔離が結果として官民交流の妨げになるという主張は。本末転倒というか、目...全文を見る
○内藤正光君 今までの議論を踏まえるとそういう答弁は返ってこないと思うんですね。ですから、私は、何度も再三申し上げているように、私企業からの隔離の議論に際して、いや、官民交流の推進の妨げになる、そういう論法はあり得ないということを私は申し上げているわけなんです、憲法と国家公務員法...全文を見る
○内藤正光君 この柱、最後の質問にしたいと思うんですが、改めて竹中総務大臣に確認をさせていただきたいんですが、これまでの議論を踏まえ、天下り規制に対する大臣のお考えを再度確認をさせていただきたい。その中に官民交流の推進の在り方だとか、あるいはまた職業選択の自由というものも当然キー...全文を見る
○内藤正光君 この項目については以上で切り上げたいと、終わりにしたいと思いますが、是非ともやはり、まあ確かに一人一人の人間、公務員という人間のやっぱり生活が関係する問題ですから、そう簡単に割り切れるものではない。そのことも十分理解しますが、しかしながら、天下りの問題が今いろいろな...全文を見る
○内藤正光君 繰り返しになりますが、私は官民交流の推進、否定するどころか、むしろもっとやるべきだという立場を取っております。これからも運営の在り方について不断の見直しを行っていかなきゃいけない、そういう立場でもございます。  その上で申し上げさしていただきたいのは、先ほど総務省...全文を見る
○内藤正光君 是非とも、できるだけ客観的な評価づくりに努めて、悪いところは早急に正していく、是正していく、そういった姿勢で向かっていただきたいと思います。  最後になりますが、人事院にお尋ねしたいと思うんですが、この官民交流の目的は、何度も繰り返すようですが、行政運営の効率化に...全文を見る
○内藤正光君 以上で私の質問を終えます。
○内藤正光君 私は、ただいま可決されました国と民間企業との間の人事交流に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。   ...全文を見る
06月15日第164回国会 参議院 総務委員会 第29号
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○内藤正光君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による日本放送協会の再生・改革に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     日本放送協会の再生・改革に関する決議(案)   日本放送協...全文を見る
12月05日第165回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○内藤正光君 こんにちは。民主党の内藤正光でございます。  実は、今日はちょっと風邪をこじらせてしまって体調が余り良くないんですが、どうか大臣、力強い明確な決意をいただくことで私をどうか元気にしていただきたいと思います。  そんなことをお願いを申し上げさせていただきまして、ま...全文を見る
○内藤正光君 地方の談合問題を議論する上で決して避けて通ることができないものの一つに、やはり首長の多選問題があろうかと思います。憲法の問題からいって法律で三選まで、四選までというふうに区切るのは問題があるのかもしれない。ただ、しかしながら、やはり四選、五選と当選を重ねていくと、や...全文を見る
○内藤正光君 個人的な見解ということですが、私もやはり何らかの一定の歯止めが必要なんだろうというふうに思います。権力の暴走を阻止するためにも、是非とも個人的な見解から、これ内閣の取組事項として是非しっかりと考えていってほしいと思います。  では、続きまして、地方分権の哲学という...全文を見る
○内藤正光君 講演会ということですが、それ、英語に直せばタウンミーティングなのかなと思うんですが、しっかりと、やらせのない、本当に国民の世論を受け止める、そんなタウンミーティング、最近は何かどうも講演会という言葉を使い始められたんでしょうか、しっかりとやっていっていただきたいと思...全文を見る
○内藤正光君 そこでなんですが、この法案が成立した暁には、七人から構成される地方分権改革推進委員会というものが構成されるわけなんですが、そこで向こう三年間にわたっていろいろ議論をしていく、そして勧告を行うということになるわけなんですが、当然その分権改革推進委の議論の中で、団体自治...全文を見る
○内藤正光君 そこで、更に確認をさせていただきますと、もう大臣、改めて私から申し上げるまでもなく、今環境だとか教育あるいは福祉等々の分野で今までは行政が独りでやっていたと、しかし、最近は地域住民だとかNPO、こういった方々三者が連携をして行政サービスを提供しているところが多々見受...全文を見る
○内藤正光君 これは実は事前通告してなかったことなんですが、大臣がかなり積極的な答弁をされたので、もし大臣としての考えがまとまっていらっしゃればお考えを確認をさせていただきたいんですが、これからNPOの活動をもっと活性化させる、そういった場合に問題になるのがやはりお金なんですね。...全文を見る
○内藤正光君 しっかりと議論を進めていっていただきたいと思います。  そこで、今まで大臣のお考えをいろいろお聞きしてきました。それを具体化をこれからしていかなきゃいけない、七人の委員から構成される委員会においてこれから三年間にわたって議論をしていかなきゃいけない、やはり大臣のお...全文を見る
○内藤正光君 その地方の現場がよく分かる人というのは、すなわち地域住民の代表だとかあるいはNPO、そういった人たちもその範囲の中に収まっているというふうに理解してよろしいでしょうか。
○内藤正光君 是非とも、これ私が冒頭申し上げましたように、余りにも今までの議論は団体自治に傾斜し過ぎてきた。これが言ってみれば国民一人一人の理解、関心が高くならなかった一つの原因ではないのかなというふうに私は思っております。  ですから、やはり地方自治のもう一つの本旨であるとこ...全文を見る
○内藤正光君 その辺りも私たちも議員の一人として見守っていきたいと思っております。  さて、次に第二章に書かれております、法案の第二章に書かれております基本方針について何点か確認をさしていただきたいと思います。  基本方針、条文でいえば第五条と、第五条以下がそれでございますが...全文を見る
○内藤正光君 じゃ、この分権推進委員会、内閣府の下に設置をされる。総務大臣がどういう位置付けでこれに関与をするのかというのをちょっと、いま一つ見えないところもあるんですが、ただ、所管大臣の一人として、一人という立場からは、この六条、こういう書き方はしてはあるけれども、あくまで私が...全文を見る
○内藤正光君 本当に、この措置の在り方について検討というのは、ここにいらっしゃる方ならば皆御理解いただいているように、本気でやるのかなと、取りあえずこうやって書いておけばいいよというたぐいの用語なんだと思います、普通に読むと。しかし、今大臣の答弁で、そうじゃないと、しっかりと権限...全文を見る
○内藤正光君 是非、この最終報告に提起されたまだ議論すべき六つの課題、これをしっかり受け止めて、これから組織される新たな委員会の中でも議論をしていっていただきたい、このことを強く要望を申し上げます。  では次に、大きな柱としては四つ目なんですが、確実な地方分権の推進を担保するた...全文を見る
○内藤正光君 ということは、例えば内閣総理大臣が本部長を務めるような推進本部を何がしかのタイミングで立ち上げて、それを実行していくという理解でよろしいんでしょうか。
○内藤正光君 私もそのように思いますので、是非ともしかるべきタイミングに総理の下でそういった推進本部を立ち上げ、そして確実、着実な地方分権を推進をしていっていただきたいと思います。  そこで、さらに確認をさせていただきたいんですが、分権改革委の調査審議において様々な声を聞かなき...全文を見る
○内藤正光君 また、同様に、広く国民や地域住民の要望を聞く場をどのように設定されていくおつもりなのか、改めて確認をさせていただきます。
○内藤正光君 是非とも、基本的にはこの七人の委員の運営に任せられる、ゆだねられるところが多分にあるんでしょうが、しっかりとここの委員会で議論をされた内容、すなわちやっぱり国民の声を広く取り入れて、そして国民一人一人の関心と理解を得るように努めなきゃいけない、そのためにはタウンミー...全文を見る
○内藤正光君 速やかというのは、細かいことを聞くようですが、数日内という理解でよろしいんですね。
○内藤正光君 何度も繰り返すことになりますが、国民に理解、賛同を得るためにも、やはりこの情報公開というのは必須の条件だと思っておりますので、是非ともその姿勢で向こう三年間の審議、臨んでいっていただきたいと思います。  さて、もう一つなんですが、ここに、私の手元に西尾勝さんの本が...全文を見る
○内藤正光君 実は、この問題とも絡むと思ってあえて事務局体制はどうなるんですかとか、事務局長としてどういう人を選定なさるんですかという質問は飛ばしたんですが、ちょっと戻りたいと思うんですが、教育再生会議がそうであるように、この場合も事務局長として地方自治に明るい民間の方と、つまり...全文を見る
○内藤正光君 残りあと五分となりましたので、柱としては六番目ですか、最後の質問に移りたいと思いますが、国と地方の役割分担の明確化ということなんですが、地方六団体の意識も十年前と比べるとかなり変わってきたなと私は感じております。大臣もそのようにお感じになられているんだと思います。今...全文を見る
○内藤正光君 時間があと一分しかありませんので、ちょっとこれ以上質疑を続けることはできませんが、ただ、地方六団体自らがこれはもう県でできるんだと、複数の県にまたがるときは広域連合で対応できるんだと。やはり国が求められる一番大事な役割は、最後何かあったときの、あれですよ、保険ですよ...全文を見る
12月15日第165回国会 参議院 本会議 第20号
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○内藤正光君 私は、民主党・新緑風会を代表して、伊吹文科大臣への問責決議案に対して賛成の立場で討論を行います。  教育基本法が生まれてから六十年、日本社会も大きく変化し、これに対応するための教育基本法の改正は必要であると我々は考えますが、問題はその中身、内容にあります。  私...全文を見る