内藤正光

ないとうまさみつ



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内藤正光の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第169回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党の内藤正光です。  今日は二十分の時間をいただきましたので、四つのテーマで質疑をさせていただきたいと思います。  まずは、道路特定財源についてなんですが、これまで、衆、そして参と、中期計画の問題点、ずさんさ、あるいはまた本当にこんな無駄...全文を見る
○内藤正光君 昨今の地方の財政状況が厳しいということをおっしゃいました。これもしっかり記憶にとどめて、ちょっと後、議論をしていきたいと思うんですが。  まず最初、貸付けスキームについてお話を聞かせていただきたいんですが、揮発油税等で一般財源化されるものの中から毎年一千億円取り出...全文を見る
○内藤正光君 はい。
○内藤正光君 済みません。じゃ、この一千億掛ける五年、計五千億はどういう経費として計上されるんでしょうか。公共事業費として計上されるんですか。
○内藤正光君 公共事業費ではなくて国債費として計上されるわけですね。最終的には国債償還に充てられるからという理由なんでしょうが、大臣も先ほどの質疑者の答弁でおっしゃっていた、今後五年間の歳出改革目標の中で毎年一%ないし三%の削減を行っていくということが全体として掛かっている。これ...全文を見る
○内藤正光君 ただ、最終的に償還に回ればいいというものじゃないですよね。途中二十年間道路建設のためだけに貸し与えているわけですから、これを公共事業というんではなくて国債費という名目で計上する、私、どう考えてもこれおかしいと思いますよ。もう一度明確に答えてください。
○内藤正光君 国交省が何と言おうが、これどう見ても財務省と国交省の両省の合作なんですよ、国民不在の。結局、国交省にすれば五千億道路建設費を確保できる、そして財務省にしてみれば、経過はどうあれ最終的には国債償還に戻ってくる、そういう話でしょう。まさに国民不在、もっと言えば総務省不在...全文を見る
○内藤正光君 正式に来ているのは高知、奈良、あとちょっと。もうちょっと四十七都道府県、大きな声上げたのかと思いましたが、これをもって今回の五千億の支出の根拠とするには余りにも薄弱ですよ、これ、薄いですよ、理由としては。  じゃ、聞きます。じゃ、貸付けを受けた地方は返済資金をどの...全文を見る
○内藤正光君 当てはどうしているんですか、当て。当てもなくこういう制度をつくっちゃったということですか。お答えください。
○内藤正光君 正直言って驚きましたよね。あのNTT株式売却益のときは、曲がりなりにも建設国債を発行して手当てするというのが決まっていたわけですよ。今回は、厳しい厳しいとおっしゃっているじゃないですか、地方が。今後どうなるか分からない。しかし、返済のめどは全く用意していない、考えて...全文を見る
○内藤正光君 総務大臣、ちょっと地方の現状を語っていただきたいんですが、今の財政状況厳しい、今後も厳しいだろうと、なかなか抜け出すことはできないだろうと。そういった中で、この返済資金のめどがないこの制度、どれだけの地方が手を挙げられると思いますか。
○内藤正光君 財務大臣にお尋ねします。  もし補助金ということを考えた場合に、これまた二つ考えられると思います。特別会計から捻出するか、一般会計から捻出するか、どのオプションも否定はされませんか。あるいは、何かお考えはお持ちですか。
○内藤正光君 財務大臣、もう一回お尋ねします。  このどう返済するかという仕組みが全く考えられていない貸付制度、私、これ悪しき前例だと思いますよ。こんな制度を認めてしまっていいのか、あるいは国会に審議しろというのは国会審議をばかにしていませんか、違いますか。
○内藤正光君 資金のめどということですよ。
○内藤正光君 じゃ、確認しますが、議論はこれからということなんですね。改めて確認しますが、まだ何も決まっていない、そういった制度を今国会に諮ろうとしているわけですね。
○内藤正光君 じゃ、これは、先ほどちょっと出ましたが、借りたいという自治体には普通に貸すんですか。基準とかはあるんですか。これは国交大臣に聞いた方がいいのかもしれませんね。
○内藤正光君 国交大臣は、地方も金融機関から借りていますよとおっしゃいました。でも、それは、それこそが実は今大きな問題なんですよ。地方に貸すときに銀行の貸し手責任を問わない、これが地方のモラルハザードを起こしているんですよ。  ということは、金融機関となぞらえて今回の制度をつく...全文を見る
○内藤正光君 消費税の改革というのは、地方から見た場合、それは地方消費税の充実ということと同義語ですか。
○内藤正光君 では、この税制の抜本改革、できるだけ早期にとおっしゃいましたが、普通に考えたら地方分権と同期を合わせるべきだと思うんです。具体的に言えば、新地方分権改革一括法ですよね、これと合わせてどうなのかと本来考えるべきです。総務大臣もそのようにお考えだろうとは思うんです。 ...全文を見る
○内藤正光君 総合的に考えるのは当たり前のことなんです。できるだけ早期に、早期にと、何にも答えてないんですが、私はこの一括法と絡めて税制の抜本改革はいつ行われるのか、いつ提出されるのか、それをお尋ねしているんです。
○内藤正光君 早期にという国会用語も、ここはしっかり明確にしておかなきゃいけない。というのは、暫定という名の下、三十四年続くのがこの国ですから、早期にといったって、普通に考えれば二、三年と見るべきなんでしょうが、この国会用語では早期にというのが十年先になるかもしれない、三十年先に...全文を見る
○内藤正光君 どうも財務大臣の答弁によりますと、どうも税制の抜本改革とこの分権一括法というのは全く関係ない、早期に、早期にとおっしゃるだけで。ということは、今回の暫定措置と絡めて言うならば、その税制改革が行われるのが例えば十年後になるかもしれない。ということは、今回の暫定という法...全文を見る
○内藤正光君 総務大臣にお尋ねしますが、今回、抜本的な税制改革の時期がどうも明示されていない、明示されない、おっしゃらない。  結果として、それまでは今回の法人事業税の国税化だけがずっと続くわけなんです。片一方で、地方消費税の充実はまだまだお預けと。本当にこのままの状態が今後何...全文を見る
○内藤正光君 どうもこの答弁で明らかになったのは、暫定がいつまで続くのか分からないということですね。これはもうしっかりと今後の議論にゆだねながら明確にさせていかなきゃいけないというふうに思います。  そして次に、国の出先機関の見直しについてお尋ねしたいんですが、現在、地方分権改...全文を見る
○内藤正光君 一般論としては総務大臣がおっしゃるとおりなんですが、しかし実際に委員会を通じて各省ヒアリングをやってみますと、国が統一的に行わなければ使命が果たせないといったたぐいの答えがオンパレードなんですよね。こればかりなんですよ。でも、考えてみると、各省に聞いたところでそう言...全文を見る
○内藤正光君 冬柴大臣にお尋ねします。  冬柴大臣は新進党時代、積極的な地方分権論者と、持ち上げるわけではありませんが、そういった主張の結果、例えば機関委任事務の全廃につながったものと私は思っております。  今回、国交省の出先機関もたくさん整理統合せいと言われているわけなんで...全文を見る
○内藤正光君 今後、冬柴大臣の言ったとおり、特に国交省の出先機関がどうなっていくのか、ウオッチをしていきたいというふうに思います。  さて、官房長官、もう時間が余りないというふうに聞いておりますので、公務員制度改革、したいと思います。  まず、渡辺大臣にお尋ねしたいんですが、...全文を見る
○内藤正光君 内閣人事庁を創設して、そこに現在の人事院の中央人事行政機能を統合させるということなんですが、そこをちょっとお伺いしたいんですが、となると、内閣人事庁が管理するのはすべての公務員なのか、あるいはまた幹部に限定するのか、その辺を明確にお答えください。
○内藤正光君 大臣のおっしゃられたことは、民間企業であればそれはすばらしいことだと言えるんでしょうが、国家公務員となるとちょっと事情が違ってくるんですね。政治的中立性をどのように確保するのかという問題が出てくるかと思います。  改めて申し上げるまでもないんですが、人事院がなぜ創...全文を見る
○内藤正光君 提言にはこう書かれているんですよ。現行人事院の中央人事行政の機能を移す、統合すると。これは本質的なものを移すんですよ、一部じゃないんですよ。そこをお答えください。
○内藤正光君 ということは、今まで人事院が担っていた、特に政治的中立性の確保のための様々な部局だとか機能、こういったものは残されるという理解でいいんですか。
○内藤正光君 突然棒読みの答弁になってしまったんですが、これ、ちょっとまだODAのことも聞きたいんで、ちょっと最後に町村官房長官にお尋ねしたいんですが、大臣の人事庁創設に対するスタンスと、で、いろいろまだまだ異論があるというふうに聞いております、内閣の中に。本当に三月末までにこの...全文を見る
○内藤正光君 調整ができればと言うんですが、本来三月七日までに提出しなきゃいけないんです。それを三月末までってなっているんですが、そこの三月末の目標ですら調整できればというスタンスですか。出すのか出さないのかです。
○内藤正光君 官房長官、結構です。  次に、最後になりますが、ODAの話をお伺いしたいかと思うんですが、我が国のODA予算、この十年間で四割も減少しているんですね。骨太方針によれば、しばらくの間マイナス四%が今後も続いていくという現状があると。他方、諸外国はというと、二つの理由...全文を見る
○内藤正光君 そこで、なぜアフリカ援助の強化なのかというのを国民に分かるように説明しなきゃいけない。アフリカは余りにも地理的に遠いし、関係もなかなか希薄だと、見えてこない。ですから、そういう状態ですと、やっぱり今の財政状況に押されてどんどんどんどん削減をされてしまう。ですから、改...全文を見る
○内藤正光君 そこで、今回、TICADだとか、それで洞爺湖サミットが我が国で開かれるわけですね。小泉総理のときは、三年間で倍増すると、グラントを中心にするというメッセージを国際社会に向けて発したわけなんですが、今回、TICADⅣそして洞爺湖サミット、福田内閣としては質、量、いかな...全文を見る
○内藤正光君 時間の関係でこれが最後になるかと思いますが、欧米援助国の援助は無償化という流れに流れています。まあアメリカにしろカナダにしろ、イギリスは有償支援をやめています。  ところが、我が国の場合、ODA予算の現状を考えると無償を軸とすることは難しい、となると借款を軸とせざ...全文を見る
03月27日第169回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○内藤正光君 民主党の内藤です。  本日は諸氏のトップバッターということで、多岐にわたりまして、いろいろ大臣の所信演説に対して質問をさせていただきたいと思います。  まずは、電子政府の推進について大臣に何点か確認をさせていただきたいと思います。  二代前の総務大臣、竹中総務...全文を見る
○内藤正光君 さすがに、二〇〇六年時点が一五%なので、二〇一〇年には五〇%は難しいということで計画を見直すということなんですが、そこでちょっと参考にしていただきたいことがあるんです。  実は私、今年の確定申告、e—Tax挑戦してみました、電子納税。その感想はと聞かれたら、一言で...全文を見る
○内藤正光君 その答弁によりますと、ホームページのシステムを使えばスムーズにいくというふうにおっしゃりたいんですが、私はそれを使ったんです。それを使って、ちょっと余りにもこれじゃ普及はしないなというのが率直な実感として抱いたわけなんです。ですから、もうちょっと改善をしてもらいたい...全文を見る
○内藤正光君 個人の認証を確認する、これは大事なことなんですが、じゃ実際に紙ベースで確定申告を行うときに実印求めますか。求めないですよね。認め印ですよね。ところが、オンラインになると突然、実印と同等の住基台帳での個人認証を求めるというのは、私はちょっとこれ整合性取れないんだと思い...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと大臣にお尋ねしたいんですが、正直申し上げまして、総務省としては、住基カードを普及させなきゃいけないということで、まあどちらかといえば住基カードを使ってもらいたいという思いがあるからシステムの中にそれを組み込んでしまう、これも致し方ないと思うんですが、ただ大事...全文を見る
○内藤正光君 是非とも、くどいようではありますが、住基台帳カード、その利用を前提としないでいただきたい。普及率の向上のためにどうあるべきか、そういった発想でもって取り組んでいただきたいと思います。  一番目はこれで終わりですので、財務省関係の皆さん方、これで結構です。委員長の取...全文を見る
○内藤正光君 続きまして、地方分権改革についてお尋ねしたいと思います。  去る二十一日でしたか、閣僚懇談会が行われたかと思います。その中でも大臣は発言をされておりますが、その後の記者会見においても、地方分権改革の推進においては政治的リーダーシップを発揮していく、そういった旨の発...全文を見る
○内藤正光君 本当にそのペースで、またその方向性で着実に分権改革を推進していっていただきたい、このことを改めてお願いを申し上げます。  さて、大臣の答弁にも出ましたが、今回の分権改革で一体何が一番重要なポイントなのかといったら、国による義務付け、枠付け、そして関与の徹底した廃止...全文を見る
○内藤正光君 しっかりと、骨抜きにされることなく進めていっていただきたいと思います。  そこで、この分権改革では最後の質問になりますが、今月の十八日の改革推進委員会で西尾委員が統一基準というものを私案を出されたかと思います。国の出先機関の役割分担に関する統一基準だったかと思いま...全文を見る
○内藤正光君 先ほどの国による義務付け、枠付けの廃止、縮小、これと併せて出先機関の廃止というのはまさに目に見えて分権が分かるものですから、これも全力で政治的なリーダーシップを発揮しながら進めていっていただきたいと思います。  続きまして、地方財政について大臣に確認をさせていただ...全文を見る
○内藤正光君 しっかり、今の現状を招いたその背景、原因は何なのか、それを分析した上で、今の地方の本当に大変な状況、効果的な対策を打っていただきたいと思います。  そこでなんですが、もう一つだけこの点に関して質問がございます。  先ほど私が申し上げましたように、効率至上主義の財...全文を見る
○内藤正光君 これは本当に大変重要な問題ですので、しっかりとこの国会でも議論をしていきたいというふうに考えております。  さて、次に税制改革について一問させていただきたいと思います。  増田大臣は、かねてより、国税である消費税と地方税である法人税、その等価交換、税源交換を主張...全文を見る
○内藤正光君 続きまして、ちょっとテーマは変わるんですが、NHKの要請放送についてお聞かせいただきたい、お尋ねしたいと思います。  今回、またも拉致問題が要請放送の一項目として加わることになったと。で、誤解をしていただきたくないのは、私は拉致問題、大事だと思っているんですよ、す...全文を見る
○内藤正光君 時間の関係でこれを最後にしたいと思いますが、私は、政府がこの拉致問題の解決に向けて何かやったら、それを報道するのはNHKの当然の仕事だと思うんです。ただ、そういった政府の不作為を棚に上げて、そうやってNHKに対して報道しろ、報道しろと言うのは、私はこれはちょっとおか...全文を見る
03月28日第169回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党の内藤正光です。  本日は、本日というか、もう年度末であります。国会の日程によるものとはいえ、本来は一日で審議を済ませるべきところを半分に分けまして、今日、そして来週の月曜日というNHK予算案に関しての審議となってしまいました。お忙しい中...全文を見る
○内藤正光君 しっかりその線を、といいますか、本当に会長を前にして大変申し訳ない言い方なんですが、その初心をしっかりと貫徹をしていっていただきたいというふうにお願いを申し上げます。  さて、今こうして私たちはNHK予算案を審議しているんですが、そういった審議の最中、こういうこと...全文を見る
○内藤正光君 そこで次の質問は、経営委員長並びに会長にお伺いしたいと思います。  経営委員会と執行部というものがNHKには存在するわけですね。それぞれの役割、責務というのは決まっているんですが、さきの改正放送法でも更にそれが明確化されたわけなんです。  そこでお尋ねをしたいん...全文を見る
○内藤正光君 経営委員会並びに執行部は互いに良い意味での緊張関係を保ちつつ、そして同時に、意見交換もしっかりしながらNHKの改革に共に邁進をしていっていただきたいと思います。お願いをいたします。  さて、次にまた会長に、基本認識ということではこれが最後の質問になろうかと思います...全文を見る
○内藤正光君 以上、会長のいろいろなNHK改革に懸ける基本認識をお伺いをさせていただきました。しっかりとその思いでNHK改革、経営委員会委員長と共に邁進をしていっていただきたいと思います。  さて、次はちょっと具体的な話をさせていただきたいと思います。  去る三月十一日、今月...全文を見る
○内藤正光君 子会社との間の随意契約、本当に長年にわたっていろいろ指摘をされておりますので、会長が先ほど答弁された方向性でしっかりと実行していっていただきたい、改革を実行していっていただきたいとお願いを申し上げます。  さて、この重要検討事項の二項目めにコンプライアンス体制の確...全文を見る
○内藤正光君 続きまして、この重要検討事項の三項目めなんですが、フルデジタル化時代の公共放送の在り方というものが示されております。この三か年計画の終着点というのは、これまた会長がおっしゃったと思いますが、たまたまなのかもしれませんが、地上波デジタル化の完全実施の二〇一一年に当たる...全文を見る
○内藤正光君 私も実は大学時代、研究者でした。本当にそういった研究所のつくり出す、あるいは研究所が持っている様々なシーズ、本当に大きな可能性を秘めているものだと思います。実際、私は何度も砧の研究所等にも足を運んでおりますが、すばらしいものを持っております。そういったものを生かして...全文を見る
04月07日第169回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党の内藤正光です。  私は、これから一時間余りにわたりまして、年金について議論をさせていただきたいと思います。  今日はテレビが入っているということもありまして、総理以下大臣の皆様方には、大変恐縮ではございますが、ほんのちょっとのお時間を...全文を見る
○内藤正光君 舛添大臣がお答えいただきましたように、解明と解決は違うものだと。解明というのはあくまでコンピューターによる解析結果が出た、国民が期待するところの解決というのはまだまだこれからの課題として残っているという、そういうことですね。  もっと分かりやすく言うならば、例えば...全文を見る
○内藤正光君 誤解を与えて申し訳なかったという言葉があったんですが、少なくとも昨年中は、多くの国民は、この三月までに政府・自民党は全面解決を約束してくれたと思ってきたわけですよ。少なくとも、昨年七月の参議院選挙、これを公約の一つと考えて票を投じた人は絶対いるはずですよ。これ、国民...全文を見る
○内藤正光君 私が今日こうして一時間議論に立つその目的は、総理を始め舛添厚生労働大臣に駄目じゃないか駄目じゃないかと、それを言うためだけに私は一時間立っているつもりはありません。問題解決のまず原点は現状の正しい認識、これをしないことには問題解決なんて到底できるものじゃありません。...全文を見る
○内藤正光君 舛添大臣がどのように答弁されようとも、かなり苦しいんです、その答弁。  私も、大学時代、物理学科でした、理学部。実験はたくさんしています。こういった分類は慣れているんです。とてもじゃないが、今のようなケース、こんな解明済みというものの中に入れやしませんよ。本来だっ...全文を見る
○内藤正光君 大臣の御答弁についてまだまだ異論はありますが、ちょっともう一つだけ質問して議論を更に深めていきたいと思います。  その次に、脱退手当金を受給している者の記録、これが五百八十八万件ございます。脱退手当金という制度がどういうものか後からまた説明をさせていただきたいと思...全文を見る
○内藤正光君 さて、その脱退手当金というものなんですが、これは昭和六十一年まであった制度。当時は会社の退職に伴って制度から脱退ができた。ただ、脱退に伴ってその人には支払った分に相当する脱退手当金が給付されたと。しかしながら、その分の加入期間についてはその人の公的年金の加入期間から...全文を見る
○内藤正光君 舛添大臣、よく舛添大臣は優先順位という言葉で逃げられますが、舛添大臣はそういう答弁で逃げられても、無年金で困っている方々は優先順位云々というのは本当に怒り心頭に達する答弁だと思いますよ。その無年金で苦しまれている方々、もし、自分が脱退をしてもいないのに脱退させられた...全文を見る
○内藤正光君 ただ、どうでしょう、今、今日テレビを通じて見ている方々が今の答弁で本当に理解したでしょうかね。  その次。名寄せできた記録について確認をしたいと思います。  これはコンピューターの突き合わせでもって名寄せができた。しかし、加入者の確認が取れたら統合につながる、解...全文を見る
○内藤正光君 実は私、実際に三月に受け取った方のねんきん特別便をお借りしてきました。(資料提示)個人データですので、だれのかというのはなかなか言えないんですが、これ実際に送られてきたものなんです。名前とか何か伏せてあるんですが、単に打ち出し、システムの情報を打ち出しただけですよね...全文を見る
○内藤正光君 本当に今非常に厳しいという認識、これをこのテレビを通じて、あるいはいろいろな機会を通じて国民に訴えかけていかないことには、絶対受け止めた、これから全員便と称して九千五百万通がすべての人に発送されるわけです。よほど厳しい状況を政府が醸し出さないことには、真剣に見てくれ...全文を見る
○内藤正光君 いろいろやっているとおっしゃいますが、私は、やっぱり根本的な問題、ボトルネックはどこにあるのか考えなきゃいけないと思います。  今社会保険の事務所は全国に三百十二か所あるんですね。ところが、各県を見てみますと、大都市を除くと大体三か所ないし五か所なんです。お隣の千...全文を見る
○内藤正光君 ただ、くどいようですが、またいついつ来てくださいと、また電車を乗り継いで一時間以上掛けて来いと。本来だったらば、社会保険の担当者がわざわざ出向いて対応しなきゃいけない、そういうものなんですよ。  また、今希望を募っている、八割と。私は、すべての自治体に対してウイン...全文を見る
○内藤正光君 時間もあと残すところ七分程度になりました。  最後になっていくんですが、対応に要する費用、一体どれぐらい掛かったのかと。実はこの問題、宙に浮いた年金記録の問題は、昨年の二月、民主党の調査要求によって判明したわけです。その後、政府は、昨年の補正予算、そして今年の予算...全文を見る
○内藤正光君 総理大臣にお尋ねします。  正直申し上げまして、三月までに片付けるという、解決するというその公約を破っても、結局、福田内閣から聞こえてくる言葉は、工程どおり進めている、その一点張り。そして、だれも処分しない、されない、責任を取っていない。そして挙げ句の果てに、すべ...全文を見る
○内藤正光君 最後の質問になるかと思いますが、この四月から七十五歳以上のお年寄り、高齢者を対象とする後期高齢者医療制度というものが始まりました。  ここで、時間の関係もありまして、幅広に政策論議をするつもりはありません、また時間もありません。ただ、一つ問いただしたいことがありま...全文を見る
○内藤正光君 どう考えても、これ本当にお年寄りは独りで暮らせという制度設計ですよ。四倍に上がるんですよ。そして、息子さんが親御を引き取るというにはそれなりのやっぱり負担があるわけですよ。これが四倍に上がったら、かなりこれまた判断も悩むと思います。  時間も来ましたので最後申し上...全文を見る
06月05日第169回国会 参議院 総務委員会 第19号
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○内藤正光君 おはようございます。民主党の内藤正光ですが、本日は三十分のお時間をいただきまして、主に二点質疑をさせていただきたいと思います。地方分権改革と公務員制度改革でございます。  そこで、まず地方分権改革から質問をしたいと思いますが、御案内のように、先月の二十八日、地方分...全文を見る
○内藤正光君 地方分権改革論議の歴史を振り返ってみますと、何度もあったわけなんですが、ただ残念ながら、その都度骨抜きにされたり、あるいはまた総論では賛成だと言いながらも各論で反対、最後はしぼんでしまったと、この繰り返しではなかったかというふうに思っております。そこで今回、今回こそ...全文を見る
○内藤正光君 ちょっと話を、答弁を聞いていますと、会議の中で決まったことを盛り込んでいくと。どちらかというと、何か受け身的に感じてしまうんです。  私は、知事を経験をされた増田大臣は受け身であっちゃいけないと思うんです。やはり特に地方の皆さん方が期待されているのは、知事経験者と...全文を見る
○内藤正光君 まずは、第一次勧告の完全実施に向けて、その決意を具体的に骨太の方針の中に盛り込んでいただきたい。第一次勧告が完全実施されなければ第二次勧告へつながらないんです。やはり国道だとか一級河川の管理が国に残ったら出先機関の統廃合できないわけですよね。ですから、まずは第一段階...全文を見る
○内藤正光君 増田大臣の思いもあって、地方と国との協議の場、意見交換の場は何回か開かれているというのは私も承知をしております。  しかし、これをやはりしっかりと正式に定めるというのは大事なんですね。単なる意見交換の場から実際もう政治決断ができる場へと変わっていくわけなんですね。...全文を見る
○内藤正光君 本当にこれは、本当の地方分権を推進できるかどうかは、まさにそういった協議の場、フォローアップの場が設置されるかどうかに懸かっていると言っても過言ではないかと思いますので、必ず法制化をしていただきたいというふうに強く要求をしたいと思います。  さて、地方分権では最後...全文を見る
○内藤正光君 地方分権の話はこの程度にしたいと思いますが、大切な問題ですので、これからもしっかりとウオッチをしていきたいと思います。  さて、次に公務員制度について議論したいと思います。残すところあと十分を切ってしまって、わざわざ今日は山本副大臣にもお越しいただきましたので、ち...全文を見る
○内藤正光君 そこで、先ほど人事評価システムということをおっしゃいました。まさにそこが大事だと思うんです。人事評価システム、どのようなものを確立していくのか。  一般の会社だったらば、例えば営業部門だったら販売実績が一つの尺度になるんだろうと思います。では、公務員の場合は何が尺...全文を見る
○内藤正光君 このことは、ちょっと時間も余りなくなってしまいましたので、大事なことですのでしっかりと議論していきたいと思います。  あと本当にわずかでございますので、最後の一問、それぞれまた内閣府副大臣並びに人事院総裁にお尋ねしたいんですが、最後に中立公正性の確保という観点で質...全文を見る
○内藤正光君 最後、一言になりますが、憲法解釈上、人事院の役割というのはしっかりしたものがあるんですね。やはり中立公正性の確保、そのために人事院からは決して移管してはいけない機能というのはあるんです。逆に言えば、人事院に残さなきゃいけない機能、それは採用試験の企画立案だとかその他...全文を見る
06月10日第169回国会 参議院 総務委員会 第20号
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○内藤正光君 民主党の内藤正光です。  これから法案について質疑をさせていただくわけでございますが、その前に一言申し上げたいことがあります。この法案は委員長提案です。中には、委員長提案というのは全会派が一致して出した法案だから質疑は必要ないのではないのかというような指摘もござい...全文を見る
○内藤正光君 分かりました。法案改正の必要性については十分理解をいたしました。  さて、次に、改正案提出者に確認をさせていただきたいと思います。  今回、新たに設けられた条文がございます。第十六条でございます。その十六条の一、「情報の提供」という条文が加わっております。簡単に...全文を見る
○内藤正光君 最後の方で通信履歴に関するくだりがございました。このくだりについては私、最後の方で大臣にまた確認をさせていただきたいと思いますので、改めて御答弁をお願いをしたいと思います。  さて、その十六条の一に関連してなんですが、携帯電話の不正利用防止に万全を期するためには、...全文を見る
○内藤正光君 分かりました。  では、続きまして、警察庁に確認をさせていただきたいことがあります。  今回、犯罪防止の観点から本人確認手続を厳格化するということですが、私はその方向性は間違っていないと思います。しかし、当の事業者からは様々な悩みが伝わってくるわけなんです。本人...全文を見る
○内藤正光君 その御答弁なさったことをしっかりと実現していっていただきたい、実行していっていただきたい、お願いを申し上げます。  さて、続きまして、第十六条の二についてお尋ねをしたいと思います。  国民の理解を深めるための措置としてこうあります。国及び地方公共団体は、携帯音声...全文を見る
○内藤正光君 確認ですが、改正案提出者は、先ほどの答弁がございましたが、第一義的には総務省が国民の理解を深めるための対応をしていくべきだと思いますが、しっかりと取り組んでいっていただけますね。御答弁をお願いします。
○内藤正光君 続きまして、大臣に、通信履歴の取扱いについて、確認といいますか、お尋ねをさせていただきたいと思います。  現在、電気通信事業者というのは、サービス運営上の都合から、二か月間程度の通信履歴を保存しているというふうに私は承知をしております。しかし、昨今、振り込め詐欺等...全文を見る
○内藤正光君 通信履歴の保存期間については明確な答弁はいただけたかと思うんですが、その使用目的ですね、犯罪捜査のために長くすべきだという主張もあるわけでございますが、その使用目的についてはどのように大臣お考えでしょうか。
○内藤正光君 質問時間まだ十分残っておりますが、私としては大変珍しいことでありますが、この辺りで終えたいと思います。
10月16日第170回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○内藤正光君 民主党の内藤です。  この法案について、我が会派は賛成ではあります。しかし、ただすべきところはただすということで、一時間時間をいただきましたので、審議を、議論をさせていただきたいというふうに思います。  まず、臨時交付金の使途の限定、第七条について議論をさせてい...全文を見る
○内藤正光君 大臣のその思いは私もしっかり受け止めたいと思います。  本当に個人的に言うならば、本来、私は衆議院でこの第七条を削ってもいいんじゃないかとすら思ったぐらいなんです。大臣のおっしゃるのは、あくまで道路建設。道路建設をする自治体は、決してこの道路特定財源だけで賄えるも...全文を見る
○内藤正光君 本当に地方のことは地方で決めると、このことの実現に向け、本当に来年はどういう政権の状況になっているか分かりませんが、そのことは与野党の共通認識としてしっかりと進めていきたいということを申し上げたいと思います。  さて、次に内閣府にお尋ねしたいんですが、今回、地方公...全文を見る
○内藤正光君 そこで、本当に積極的に真剣に取り組もうと思ったら、こういった構造改革ですね、それぞれの水産業だとか、そういったものに真剣に取り組もうと思ったら、やはり当然、何億、下手すると何十億掛かると。そこで補助がマックス三千万ですよね。その差額というのは当然自治体の負担になって...全文を見る
○内藤正光君 率直に申し上げるならば、ここで議論をしてもなかなか難しいところはあるのは知っております。あくまでこれは自治体が主導的に進めることですから、国としてあれをやりなさいこれをやりなさいということは言える立場にはないということも十二分に理解をしているつもりです。  ですが...全文を見る
○内藤正光君 時間の関係もありますので、次のちょっと……。  もし委員長のお取り計らいで、内閣府の方はもう結構ですので。
○内藤正光君 では次、テーマ変わりまして、定額減税について議論をさせていただきたいというふうに思います。  改めて言うまでもございませんが、安心実現のための総合経済対策において今年度中に定額減税が実施されることが明記をされたということなんですが、定額減税というと思い出すのが、ち...全文を見る
○内藤正光君 大臣の答弁ににじみ出ているのは、決して景気対策ではないと、いわゆるカンフル剤的、各家庭の状況、台所事情が大変だろうから一回だけで減税をしようと。とはいうものの、安心を与えるということですね。  ところが、たとえ仮に二兆円規模であったとしたら五万円ぐらいですよね、各...全文を見る
○内藤正光君 総務大臣には是非ともこの定額減税の効果、私はないと言い切っておりますが、という事実と、加えて、地方財政がこれによって更に悪化してしまうかもしれない、そういったことを踏まえてこの実施に関する、是非に関する議論に参加をしていっていただきたい、このことを強く要望申し上げた...全文を見る
○内藤正光君 まだ具体的なお考え、私案もまだこれから作られるというふうにお見受けしたんですが、ただ、ここで例えば三位一体改革、ちょっと思い出していただきたいんです。その是非は別としてですよ、是非は別としながらも、あえてその三位一体改革の進め方を評価する点があるとしたならば、関係閣...全文を見る
○内藤正光君 是非ともこれは、民主党にと呼びかけられたんですが、私たちも協力はしなきゃいけないと思っているんです。ただ、やっぱりこの所管、今の責任者は、この分野の責任者は紛れもなく鳩山総務大臣ですから、鳩山総務大臣が旗を振る形でまずしっかりと進めていただきたい、そのことを強く申し...全文を見る
○内藤正光君 しっかりとこの出先機関の見直し、進めていっていただきたいと思います。  そして、今度は大きく分権改革ということで一言お尋ねしたいんですが、分権改革はもう議論するフェーズを終えて実行するフェーズに移っていかなきゃいけない。今なお国主導の議論を進めていると。国主導だと...全文を見る
○内藤正光君 分権というのはやはり地方の声を尊重しなければ絶対進められない、霞が関、国だけで進めたって絶対進むはずがないんです。是非ともその辺のことを踏まえて、正式の協議の場がいいのか、あるいはもっと違う、ちゃんと地方の声を確実に受け止められることが大事ですから、そういった場を是...全文を見る
○内藤正光君 皆さんの期待を裏切ってしまって本当に一時間全部使い切ってしまって、本当にあと一分なんですが、これはもう要望として言います。  ユニバーサルサービスの話なんですが、特に私が問題にしたいのは金融サービスです。最長十年間で全株式の売却を行うということになっています。移行...全文を見る