直嶋正行

なおしままさゆき



当選回数回

直嶋正行の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第132回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○直嶋正行君 平成会の直嶋でございます。  旅行業法の改正について幾つかお聞きをしたいと思うのでありますが、その前に大臣に一、二お伺いをしたいと思います。  今回の旅行業法の改正はかなり旅行業法としては大幅なものだと、先ほど御質問の中でもどういう見地に立ってこの改正を考えたか...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  もう一点、今ちょっとお話の中でもお触れになりましたが、私も、今後やはり余暇時間の拡大等の中で旅行というのは、国際的な視点もお話しされましたが、国民生活の中で非常に大きなウエートを占めてくると思いますし、また、国民経済的な観点から見まして...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  今のお話の中で業界の課題等については御答弁の中でお触れになられなかったので、もしありましたらお願いします。
○直嶋正行君 それでは、あと具体的な各論を幾つかお聞かせいただきたいと思います。まず一つは、先ほども出ておりましたが、最近、特にバブル崩壊以降旅行業者の倒産件数が増加しておる、私の手元にありますデータを見ましても、例えば平成四年では十五件、平成五年には三十二件ということで極端にふ...全文を見る
○直嶋正行君 ということは、今の御答弁ですが、最近ふえた特に大型のものについてはどっちかというとイレギュラーな、例えば他の業界と関連するものだ、ですからそこは別に一〇〇%でないけれどもそれはそれで特殊な例なんだ、こういうとらえ方でよろしいですか。  私は、さっき業界のお話が大臣...全文を見る
○直嶋正行君 今お話に出ました営業保証金の基準の変更もかかわるんでありますが、さっきの御答弁の中で、例えば七十億円ぐらいだと七千万ぐらいというような例を挙げてお話しされました。  二つちょっとお聞きしたいんですが、一つは、今は営業所単位になっていますが、基本的にその営業保証金の...全文を見る
○直嶋正行君 それで、今の営業保証金制度とかあるいは弁済業務保証金制度のそもそもの目的です。今回の法改正は消費者の保護が最重点だということなんですが、これは私のとらえ方なんですが、この営業保証金というような名称等から見ますと、これができたのは、要するに小さな旅行業者さんがいろいろ...全文を見る
○直嶋正行君 今の消費者と一般債権者の関係なんですが、私の手元の、多分これは運輸省さんの方からちょうだいしたデータだと思うんでありますが、最近の保証金の還付額の実績を見ますと、例えば平成五年度がトータルで五億五千六百万弱、そのうち消費者の還付額というのは一億七千二百万強、平成四年...全文を見る
○直嶋正行君 私は、即限定することがいいかどうかという、これはおっしゃったように議論の余地はあるかもしれませんが、やっぱりはっきりさせるという意味では今後の課題としてぜひ御検討いただきたいと思います。  繰り返しますが、ビジネス同士のものと消費者と企業との関係のものというのは性...全文を見る
○直嶋正行君 ぜひお願い申し上げます。  それから、これもさっきから議論ありましたが、いわゆる主催旅行制度という商品なんですが、これについてちょっと御質問したいと思うのであります。  消費者はいろんな商品を買うわけでございますけれども、この主催旅行制度、いわゆるパック旅行です...全文を見る
○直嶋正行君 そういう点で申し上げれば、さっきもお話に出ていましたが例えば標準約款に、さっきも秋までに今改正を考えていますというお話がございましたが、こういう中に例えば今までと違った形でどういうものを織り込んで、こういうものが一つのベースになると思うんですけれども、あるいは具体的...全文を見る
○直嶋正行君 あと、これもさっきちょっとお話が出ていましたが、例えば最近コンビニなんかでコンピューター端末を置いていろんな販売をする、こういうケースが出ておるんであります。  これは法律の建前と実際にこういう行為をどのように見ていくかということとで違ってくるかと思うんであります...全文を見る
○直嶋正行君 例えば、この旅行業法を検討したときの研究会の答申なんか見ますと、どっちかというと慎重論を書いているような受けとめ方をしたんでありますが、私はできるだけ姿勢としては、今技術的な発展を有効に取り入れていくというお話がございましたが、ぜひそういう姿勢で対処をお願いしたいと...全文を見る
○直嶋正行君 ぜひ積極的にお願いを申し上げたいと思います。  最後に、大臣にお伺いしたいのでありますが、今情報通信のお話を申し上げました。これは別に旅行業だけではなくてやはり運輸とか物流の部分も大いにこれから影響してくると思いますし、大臣も政府の情報通信対策本部のメンバーにたし...全文を見る
○直嶋正行君 終わります。
03月15日第132回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○直嶋正行君 私は、きょうは規制緩和を中心に、総理並びに各大臣の御見解を承りたいと思います。  まず総理にお伺いしたいのでございますが、何か総理、時間が三時半までというふうに切られておりますので、その間、総理を中心にお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いします。   先日、...全文を見る
○直嶋正行君 その総理の強い指示と現実がなかなかうまく重なってこないといいますか、それでちょっと基本的なところでお伺いをしたいのでありますが、昨年末に政府がまとめられました「当面の行政改革の推進方策について」という、こういう文書がございます。この中に、規制については、経済的規制に...全文を見る
○直嶋正行君 非常に基本的な部分なので総理にお伺いしたいのでありますが、ここで言っています経済的規制は原則自由、これをどう理解するかなんですが、これは原則としては規制を私は撤廃すると、こういうことを言っているんだと思うのであります、経済的規制は原則自由というのは。その点はいかがで...全文を見る
○直嶋正行君 もう一つ、今の総理の御答弁についてお伺いします。  では、経済活動においても社会的公正が必要だという部分があればそれは規制するんだ、こういうことですか。  総務庁長官、後で長官にお聞きする時間はとっていますので、総理が時間を切られていますから、これちょっと基本的...全文を見る
○直嶋正行君 私は、今の総理がおっしゃったところが非常にもやもやしている。  今、大店法の例を挙げておっしゃられました。こういうものは経済活動なんだから基本的には自由にしなきゃいかぬ、しかし一方で現実に中小商店の問題があるからと、こういうふうにおっしゃいましたが、そこのところが...全文を見る
○直嶋正行君 随分違うと思うんですが、要するに五カ年計画ですから、ここで入らなければ五年間はやらないわけでしょう。やらないということになるんじゃないんですか。五カ年計画、これはどうなんですか。
○直嶋正行君 そうしますと、さっき総理がおっしゃったような難しい問題も順次取り組んでいく、こういう理解でよろしいですかね。  もう一つちょっと総理にお伺いしたいんですが、これは数日前の新聞でございますが、規制緩和を扱った記事の中にこういうくだりがございました。総理は、世の中には...全文を見る
○直嶋正行君 今のところの部分なんですが、総理がそのようにお気持ちを持っておられるなら、ぜひ大胆にやっていただきたいと思います。  やっぱりいろいろ出てくるのは、恐らく総理が社会的公正もと言いながらお考えになっているところと、例えば世間で期待をしている部分、この規制緩和によって...全文を見る
○直嶋正行君 ぜひ合格点をもらえるようにお願いしたいと思います。  申し上げておきますが、今のところの評価、例えばきょう衆議院で何か勉強会があったようでありますが、そこへ来られた方の点数は物すごく辛かったようであります。ですから、ぜひこれから本当にあと残された時間はわずかであり...全文を見る
○直嶋正行君 今の持ち株会社の件は、私も今の通産大臣の御発言に同感でございます。特に今の円高の問題は国民生活だけではなくて企業のさまざまな活動にも随分大きな影響が出ているわけでありますし、これは空洞化も製造業だけではないわけですね。製造業以外のところでもいろんな空洞化現象が出てき...全文を見る
○直嶋正行君 今、官房長官も内外価格差の要因の大きな一つは規制であると、こういうふうなお話であったんですが、例えば今、内外価格差といいますとどちらかというと生活物資という、要は消費者の視点でよく議論されるのでありますが、今や内外価格差というのは実は消費者の問題だけじゃなくて、これ...全文を見る
○直嶋正行君 今の総務庁長官の御答弁に関してちょっと申し上げたいんですが、一つは、さっきも言いましたが、現状認識なんですが、要するにわずか十年前のプラザ合意のときまでは円は二百数十円だったんですよ。それがこの十年で九十円になっているんですよ、九十円に。これはもう限界を超えていると...全文を見る
○直嶋正行君 ぜひこの問題については待ったなしなんだということをよく御理解いただきたいと思うのであります。  今、総務庁長官がお触れになりました中間発表等の進め方についてお伺いしたいと思うのでありますが、今回の中間発表は、中間発表といいますか中間報告ですね、一つは、村山内閣とし...全文を見る
○直嶋正行君 わかっているという、総務庁でまとめておるということなんですが、私も総務庁さんへもお聞きしたんですが、これは水かけ論になりますからいいです。私の方でももう一度調べてみます。  ただ、例えばマスコミ報道なんかを見ましても、新聞社によって項目のとらえ方が違うんです。これ...全文を見る
○直嶋正行君 ぜひプロセスもきちっとわかるようにお願いをしたいと思います。  それからもう一点、さっきお話しになりました中で、規制緩和検討委員会のお話が出ました。これは私は直接委員の方からやはりお聞きしたわけなんですが、もともと集まったときに、一体この検討委員会は何を目的にやろ...全文を見る
○直嶋正行君 私は、今、長官、総務庁のお考えはそういうことだと思うんですが、行政改革委員会についても本当にその機能が果たせるのかどうか私は少し悲観的なんです。これはこの行政改革委員会をつくるときにも私は総務庁の方にも個人としても何度か申し上げた点でございます。  ですから、私が...全文を見る
04月25日第132回国会 参議院 運輸委員会 第8号
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○直嶋正行君 平成会の直嶋でございます。  きょうは、許認可一括法案を中心に規制緩和について御質問をさせていただきたいと思います。  まず最初にお伺いしたいんですが、今回の一括法案の改善効果といいますか、例えば今回この許認可等の緩和の対象になっております六つの法律について最近...全文を見る
○直嶋正行君 今実績を教えていただきましたが、かなり事務の軽減につながる、こういうことのようであります。ただ、私この六法律を見まして、それぞれ事務手続の部分でありますから一括してこうやってまとめて提案されたということであろうかというふうに思うんですが、ちょっと二つのことを感じまし...全文を見る
○直嶋正行君 今の大臣のお言葉でこれはあえて申し上げることはないのかもしれませんが、もう一点ちょっと申し上げさせていただきたいのであります。  例えば、先ほどお話ございました海上運送法での参入許可基準の緩和とかあるいは観光船の部分の緩和なんですが、確かに今おっしゃったように手続...全文を見る
○直嶋正行君 今までの御答弁いただきましたことも含めて、ちょっと今回の規制緩和推進計画について運輸省の御見解を伺いたいと思うんです。  今回の規制緩和五カ年計画でございますが、運輸省の方針を拝見いたしますと四点を基本に規制の見直しを進める、このように言われております。一つは物流...全文を見る
○直嶋正行君 今、具体的に幾つかお挙げになりました。特に参入障壁の部分ということをおっしゃったわけであります。もう一点、これはちょっと事前に申し上げてなかったんですが、特にさっき言いました交通インフラの関係で言いますと、この前も私は取り上げさせていただきまして、例えば空港使用料と...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。今のお話の中で、官房長の御答弁の中にもございました公共事業のコストの抑制といいますか、この点もぜひひとつお願いを申し上げたいと思います。  それで、今回の規制緩和推進五カ年計画は、私もこれ先般予算委員会でも確認させていただいたんですが、規制...全文を見る
○直嶋正行君 それで、このたびその五カ年計画を三年に前倒しをしていく、こういう方向も円高との関係で出たわけでありますが、それはちょっと後で聞きます。  このローリングの問題についてこれから新しいものもつけ加えていくということなんですが、そうしますと、どういうやり方でおやりになっ...全文を見る
○直嶋正行君 今の御提言の趣旨はしっかり受けとめたいというふうに思います。  あとは、先般円高対策が出されたわけでありますが、この関係についてお伺いしたいと思うのであります。  まず最初に、きょうは八十四円ちょっとですか少し戻しているようでありますが、いずれにしてもしかし異常...全文を見る
○直嶋正行君 今大臣から詳しく御答弁いただきました。その中で、例えば今後の技術開発を含めて港湾等の近代化というお話がございました。私はぜひそれをお願いしたいというふうに思うんでありますが、一点ちょっと申し上げたいんです。  例えば国際競争力という視点で見ましたときに重要なことは...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  あと円高に関係しまして一、二お伺いをしておきたいと思うんですが、一つはこの規制緩和推進五カ年計画なんですが、これは三年に前倒しをするということで、さっきちょっと御答弁の中でもございましたが、これはどういうふうにやっていくのかなと。  ...全文を見る
○直嶋正行君 それからあと、特に内外価格差との関係で今ちょっと電力料金だとか軽油のお話をさせていただきました。最初に運輸省の四つの基準というのを規制緩和に関して申し上げましたが、その中にも物流コストの削減ということがあるわけなんですけれども、やはりそういう点を見ましてもこの内外価...全文を見る
○直嶋正行君 最後に、この内外価格差の分について御要望申し上げておきたいと思うんですが、今御答弁あったそういった分析結果等をやはりできるだけ公表していただきたいということであります。オープンにしていただきたい。  それからもう一点は、今御答弁の中でもありましたが、ただ分析という...全文を見る
08月04日第133回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○直嶋正行君 私は、会長に林田悠紀夫君を推薦することの動議を提出いたします。
10月17日第134回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○直嶋正行君 私は、本日は総理及び大蔵大臣を初め皆さん方に、金融問題あるいは財政問題を中心に御質問をさせていただきたいと思います。  まず、昨日来からの議論にもありますが、今、長期不況が続いているわけであります。その中で、これは最初に総理と大蔵大臣の御見解を求めたいと思いますが...全文を見る
○直嶋正行君 それでは、今の御認識を踏まえて改めてお聞きしたいんですが、今回の経済対策、九月二十日に閣議決定されました。この経済対策は、副題、サブタイトルにも「景気回復を確実にするために」というようなサブタイトルがついていますが、今お二人がお話しされたように、今の経済の中で不良債...全文を見る
○直嶋正行君 私は、それはちょっと大蔵大臣と受けとめ方が違うんです。例えば、今二十七日に発表したとおっしゃいました。これは金融制度調査会の中間報告を受けての大蔵省のお考えを出されたわけなんですね。具体的に何もないんですよ。  例えば不良債権の問題を申し上げますと、住専の処理が今...全文を見る
○直嶋正行君 大蔵大臣は今現状をお話しされましたが、要はこれから具体的につくっていくということですよね、住専問題にしても。具体的な対策はこれからやるということでしょう。何もまだ出されていませんよね、政府としては。  要するに私が言いたいのは、もう随分前から住専の問題というのは大...全文を見る
○直嶋正行君 今の大蔵大臣がお話しになった例えば都市銀行を中心に四十兆円の不良債権を持っておる、住専はその外ですと。しかし、実際これはつながっているわけですね、母体行がこの中にあるわけですから。住専の問題というのは母体行の問題につながっていきますし、さっきおっしゃったように農協の...全文を見る
○直嶋正行君 今の切れ目のない対策の中に入れましたということなんですが、これはむしろ問題を先送りしているんじゃないですか、今の話は。さっき、まさに清水さんの質疑でやっておられましたが、与党の中で、もうこの夏からいろいろこういう議論されてきたわけでしょう。結局まとまらないから先送り...全文を見る
○直嶋正行君 切れ目なくという言い方もあるでしょうし、私に言わせますと、これは小出し後追い政策だと思うんですよ。この問題はこれ以上やりませんが、総理、本当にこういうところはきちっとしていただきたいと思うんです、検討中のものは検討中だと。  だから、さっきからの議論にあるように、...全文を見る
○直嶋正行君 私の解釈でありますが、恐らく厳しさ、深刻さを認識していないというコメントは、ちょうどこの記事の隣に、たまたまですが、「邦銀に割高金利」という、きのう出ましたが、いわゆるジャパン・プレミアムの記事が出ています。要するに、外国、あるいは国内の専門家の方もそうだと思うんで...全文を見る
○直嶋正行君 もう一点、これは大蔵大臣にちょっと確認させていただきたいんですが、今月の七日ですが、ある新聞にこういう記事が出ました、東京共同銀行が債務超過になるという。今期中にも東京共同銀行、つまり二億組の処理機関ですね、この銀行が債務超過になる、こういう報道がなされました。 ...全文を見る
○直嶋正行君 ということは、この記事は間違いだということでよろしいわけですね。
○直嶋正行君 ちょっと言葉にこだわるようですが、今陥っているということじゃなくて、来年の三月期には陥る可能性が大きいと、こういう記事なんですよ。そこのところをきちっと御答弁いただきたいと思うんです。
○直嶋正行君 では、もう一度聞きますが、今後、例えば東京共同銀行がこの記事にあるような状況になって、新たに資本を増資するとかそういうことは考えられないということでよろしいですか。
○直嶋正行君 ちょっと大臣から明確に答えていただけませんか。答弁になっていない。
○直嶋正行君 私が、なぜこれをこんなにしつこく聞くかといいますと、一つは、さっき局長の答弁の中にもありましたが、コスモもこの東京共同銀行が処理機関になると、こういうお話ですし、この間の金融制度調査会の報告、中間まとめですか等を拝見しますと、やはり将来的には破綻金融機関を処理するた...全文を見る
○直嶋正行君 大蔵大臣、よろしいですか、一つ。  今、銀行局長から詳細な答弁をいただいたんですが、私が申し上げたこととはちょっとずれているんですね。何がずれているのかなということなんですが、私なんかも内心そう思っている部分があるんですが、要するにいろいろ破綻する。例えば住専が破...全文を見る
○直嶋正行君 時間がありませんので一言だけ申し上げておきたいと思うんですが、さっき、例えば住専の問題で中立的な人として出ましたと、こういうふうにおっしゃっていますが、それは業界の中で見ると確かに行政の方というのは中立かもしれません、業界の中で見ると。しかし、じゃそういう人たちが本...全文を見る
○直嶋正行君 終わります。
10月18日第134回国会 参議院 大蔵委員会 第1号
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○直嶋正行君 委員派遣について、その概要を御報告申し上げます。  今回の委員派遣は、去る八月二十九日から三十一日までの三日間にわたり、石川県及び富山県に参りました。派遣委員は、片山委員長、石川理事、牛嶋理事、峰崎理事、西田委員、佐藤委員、海野委員、吉岡委員及び私、直嶋の九名であ...全文を見る
○直嶋正行君 平成会を代表しまして、今趣旨説明のございました法案について、大蔵大臣を初めとする政府の御見解を問いたいと思います。  まず、大蔵大臣にお尋ねしたいのでありますが、これは昨日の予算委員会でもちょっとお聞きをしたんですが、時間がなくなりましてお聞きできなかったものです...全文を見る
○直嶋正行君 なかなか大蔵省のお立場としては明快にお話しされるのは難しいのかもしれません。私自身は、例えばよく為替の協調介入とかこういう話が出ますが、例えば為替一つとっても、本当にそういうものを協調介入の実を上げようとすれば、やっぱりその背景に国際的な意味での政策協調がベースにな...全文を見る
○直嶋正行君 それで、これからのことを考えました場合、たしかきのうも大臣、きのうというか、きのうもそうですし、おとといもそうかもしれませんが、予算委員会の中で、特に国債発行、国の借金の問題について、限界を超えているというような感じがするというような御答弁をたしかなさいました。 ...全文を見る
○直嶋正行君 そういう状況で考えますと、例えば今回の補正で発行されました特例公債なんかも、償還を考えたときにはちょっと気が遠くなるような気がするんですけれどもね。  以前にこういう国債残高の議論をしたときに、結局これが積もり積もってどんどん国の借金がふえていったら最後はどうなる...全文を見る
○直嶋正行君 今の御答弁の中にあった財政審会長のコメントなんですが、大変慎重な言い回しなんですけれども、読みようによっては、というよりもむしろ慎重な言い回しの中でこれからの増税をいろいろと示唆されたような気もするんです。もちろん税制をどうするかという議論はこれからいろいろやってい...全文を見る
○直嶋正行君 今のような御答弁なんですが、例えば財政審なんかで歳出削減リストというのを出されていろいろと議論されておりますね。ああいうものというのは実際にはどういうふうに反映されるんでしょうか。あるいは、予算編成はそういう基準を念頭に置いて、実際に実務的にはそれをベースにして各省...全文を見る
○直嶋正行君 今の点なんかもまた議論をしていきたいなと思いますが、今お話しになったようにいろいろ歳出を切り詰めていくと、一方で大きな借金があるわけですから。それからこれからの税制のあり方も議論しなきゃいけない、こういうことなんですが、やっぱり将来のことを考えますと、大臣、ひとつこ...全文を見る
○直嶋正行君 もう一点ちょっと大臣にお考えをお聞きしたいんですけれども、今、国の議論をしていますが、地方も今大変なんですね。一連の最近のいろいろ支出を見ていますと、やはり従来国が担ってきたものをかなり地方に、例えば公共事業にしても地方の単独事業というのはふえていますし、この十年間...全文を見る
○直嶋正行君 最後に一点、ちょっとこれは大臣にお願いがございます。  さっきのお話の中にもございましたが、国民から税金をいろいろと集めてくるわけでありますが、私、実は税務署の関係の方といろいろとおつき合いがございまして最近よく話を聞くんですが、ここのところ例えば消費税が導入され...全文を見る
○直嶋正行君 終わります。
11月08日第134回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○直嶋正行君 平成会の直嶋です。最初に、幾つかまとめでお尋ねを申し上げたいと思います。  一つは、これは外務省及び防衛庁にお尋ねしたいんでありますが、きょうはアジア・太平洋のお話ということで、当然先ほども言及はなかったんでありますが、インド、これはアジア・太平洋地域に隣接する人...全文を見る
11月08日第134回国会 参議院 本会議 第9号
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○直嶋正行君 私は、平成会を代表して、ただいま提案のありました租税特別措置法の一部を改正する法律案と関連する諸問題について、村山総理並びに関係大臣にお尋ねいたします。  政府は、過去数次にわたり総額四十五兆円にも上る景気対策を行い、また、公定歩合の引き下げも延べ九回、今や○・五...全文を見る
11月30日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第6号
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○直嶋正行君 平成会の直嶋でございます。  今回提出されております宗教法人法について、また関連する事項について幾つかお尋ねをしたいと思います。  まず最初に、宗教法人審議会について文部大臣にお伺いしたいと思うのでありますが、今回の審議会の報告の中で宗教法人審議会を五人増員して...全文を見る
○直嶋正行君 今、趣旨の御説明があったんですが、法律によりますと、この宗教法人審議会の委員は現行法では「宗教家及び宗教に関し学識経験がある者のうちから選ぶと、こういうふうになっているわけでありますが、今回の五名の増員について、これ文部大臣お答えいただきたいんですが、この規定により...全文を見る
○直嶋正行君 今の学識経験者を中心に増員したいと、こういうことでよろしゅうございますね。  巷間、一部報道なされていますのは、今回の審議会の委員数の増員の枠を使って各宗教団体の代表をふやす、そのことによって宗教団体に法案の賛同を求めるといいますか、そういうねらいがあるんだという...全文を見る
○直嶋正行君 私は、ぜひ文部大臣にお願いをしておきたいことがあるのは、今回の九月二十九日の閣議決定、確かに宗教法人審議会は閣議決定の対象外だということかもしれませんが、もう一つ目的としてあるのは、審議会をできるだけ効率化し、簡素化しよう、公開をすることによって行政を透明にするだけ...全文を見る
○直嶋正行君 今の御答弁はわからぬこともないんですが、問題はやっぱりきちっとルールをつくっていくということが大事なんですね。ですから、その都度判断しながらということではなくて、一つの決めをぜひしていただきたい。  それで、審議会の関連でもう一点ちょっと大臣にお伺いしたいんですが...全文を見る
○直嶋正行君 実は文部省の事務局の方にもお聞きしたんですが、ちょっと私はそこら辺が腑に落ちないのは、要するに、本来この宗教法人審議会というのは行政組織法八条に基づく審議会ですよね、いわゆる八条審議会ですね。間違いありませんか。
○直嶋正行君 そうすると、諮問ではなく、要するに検討してもらうというようなことが、これは法律の建前からいって可能なんでしょうかね。一体これはどういう性格の審議会のお願いなんですかね、私はちょっとそこがよくわからないんですよ。
○直嶋正行君 これはそうすると、正式に諮問をしないんだけれども、宗教法人審議会から報告の中に改正として出てきた、今回の法律改正は。そういう理解でよろしいわけですか。
○直嶋正行君 これだけ重要な法案が正式諮問ではなくて、しかも、確かにさっき文部大臣が答えられたように、前与謝野大臣のお願いの仕方は、宗教法人制度について議論してくださいと、こういうお願いをあいさつの中でされていますね。しかし、これだけ重要な法案が審議会の中から、法律改正をしようと...全文を見る
○直嶋正行君 だから、私は本当は逆じゃないかと思うんです。やっぱり、所管大臣が決断をして、それをきちっと審議会に諮って、その上で法改正というものはなされるものだと思うんですが、ちょっとおかしいんじゃないかと思うんですが、どうですか。平行線ですか、これは。——わかりました、もう結構...全文を見る
○直嶋正行君 大臣は極めて真摯なものだというふうに今お答えになりましたが、例えばきのうの夕方の質問で信者の定義の話がありましたね。あれも何かよくわからないうちに議論が終わっちゃったわけです。そういうことがあるんですね。  例えば、これも何回も出ていますけれども、一つ例を挙げてち...全文を見る
○直嶋正行君 これは、非常に難しい部分があるのはそのとおりなんですよ。だから、判断しづらいから宗教法人審議会にお諮りをするということではなくて、むしろ言えば宗教法人審議会にお諮りをして、結論を出した上で法案をつくるべきだ、私はそう思うんですけれども、どうでしょうね、大臣。
○直嶋正行君 私の質問にちゃんと答えてくださいよ。これは判断の問題を聞いているんです。そういう基準をきちっと出した上で法案を出すのか、今お話があったように、基準は出さずにとりあえず法案だけ出して後で決めるのか。国会は国民の前で議論しているわけです。ですから、基準が正しいかどうかと...全文を見る
○直嶋正行君 ああいう同じような、しかも質問に答えないような答弁はもうやめさせていただきたい。委員長、お願いします。ちゃんと私の質問に答えてくださいよ。どちらをとるんですかと、こういうふうに聞いているんですよ。
○直嶋正行君 私、もし大臣が今お話しになったようなとらえ方をされていると、これはもう非常に大きな問題だと思いますよ。これは本当に十八万の宗教法人の方が自分たちにどういう影響が出るかということを心配されているわけですよね。ですから、それは難しいんですよ、どこで線を引くかというのは。...全文を見る
○直嶋正行君 せっかくの御答弁ですけれども、私はやっぱりちょっとおかしいと思うんですよ。  それで、もう一つお聞きしたいんですが、きのうも議論ありましたが、宗教法人法というのは政省令がないんですよね。たしかこの間の答弁も、普通は、例えば法律に書いてなくても政省令、これも法規範で...全文を見る
○直嶋正行君 これは押し問答になるかもしれませんのでもうやめますが、これは一つの例なんですが、この間来の議論から何回もありますように、結局大事な部分が抽象的でよくわからないんですよ。具体的に国民にいろいろ影響を及ぼす部分について審議会で検討しますと、こういうことになっているわけで...全文を見る
○直嶋正行君 この問題に関する政府の答弁が、ずうっと検討中、検討中といってもう九月ぐらいから二、三カ月。今、最終段階だというふうにおっしゃいましたね。(「今や詰めの段階」と呼ぶ者あり)とか詰めとか、いろんなお話があるんですけれども、どうなんですか、もう近いんですか。
○直嶋正行君 これは文部大臣にちょっとお伺いしたいんですけれども、この間来の議論を聞いていますと、ちょっと見にくいかもしれませんが、ここにある新聞の世論調査が書かれています。村山総理も文部大臣も、宗教法人法の改正について八〇%の国民が賛成している、だからやるんだ、こうおっしゃって...全文を見る
○直嶋正行君 手続だとかそういうことを聞いているんじゃなくて、大臣のお考えを私はお伺いしたんですよ。文部大臣だから、これは所管大臣があっちにいらっしゃるからというのはわからないことはありませんが、逆に言いかえれば、内閣というのは連帯して日本の行政に対して責任を負うわけですよね。当...全文を見る
○直嶋正行君 それでは、今度は角度を変えまして法務大臣にお伺いしたいと思うんです。  今回のこのオウムの事件なんですけれども、今、宗教法人法による解散命令、これは文部大臣の所管かもしれませんが、しかしこれもまだ確定していなくて、いろんな資産隠しが問題になっていますね。それから、...全文を見る
○直嶋正行君 確かに仮差し押さえという手段はあるんですが、これはやっぱり限界があると思うんです。  ちょっとその点で、今の財産保全の問題も含めてということになると思うんですけれども、法務大臣と公安委員長にお尋ねしたいんですが、このオウムの事件というのは、サリンなんかもそうでした...全文を見る
○直嶋正行君 今の法務大臣の御答弁を伺っていまして、検討していかなければならないということなんですが、やっぱり相当時間がかかるしということになるんですか。
○直嶋正行君 警察の体制というよりも、私はむしろ法的な整備を今議論申し上げているつもりなんです。  それで、もう時間がありませんから最後に一点だけお二人にお伺いしたいんですが、アメリカにRICO法というのがあります。これはまさに組織犯罪のための法律なんですが、これは簡単な資料な...全文を見る
○直嶋正行君 それぞれお答えがあったわけでありますが、私は、やっぱりオウム事件等を考えますと、それから非常に国際化が進んでいますから、これは、ああいう宗教の皮をかぶったテロ集団ということではない、例えばほかの種類の組織犯罪というのにも多分これから日本はやっぱり対応できる体制をつく...全文を見る
12月06日第134回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○直嶋正行君 渡辺昭夫先生にお伺いしたいのは、さっきも出ましたが、いわゆるアジア地域における軍隊の役割といいますか、その中で韓国のケースも例に引かれてお話があったんですが、一つ私がお聞きしたいのは、今韓国で起こっていることが南北間の関係に影響を及ぼすことはあり得ないのかどうか。こ...全文を見る