直嶋正行

なおしままさゆき



当選回数回

直嶋正行の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第2号
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○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。  きょうは、先般の厚生大臣の所信の中から、特に医療制度、年金等を中心に御所見をお伺いしたいと思います。  最初に医療制度ですが、大臣は先般の所信の中で、医療制度の抜本改革について「現在、診療報酬体系、薬価制度、高齢者医療制度及び医療提...全文を見る
○直嶋正行君 今、医療保険制度のお話があったんですけれども、これとセットになると思うんですが、例えば薬価の見直しの話とかあるいはさっき議論が出ました診療報酬体系、特に一連の報道の中で最近、率直に申し上げますと与党内でさまざまな団体からの圧力があって、例えば薬価基準の見直しについて...全文を見る
○直嶋正行君 やはりこの種のことをまとめようとしますと、どうしてもある種既得権といいますか、あるいは立場によってもさまざまな御意見があると思うんです。なかなかこれをまとめるのは難しいことかもしれませんが、ただ一方で言いますと、やはりこういうものを乗り越えていかないと本当の制度改革...全文を見る
○直嶋正行君 よろしくお願い申し上げたいと思います。  それで、あと一つ、健保財政についてお伺いしたいんです。今、健保財政が大変厳しい状況になっております。これは新聞に寄稿されていますので具体的にお名前を申し上げてもいいと思いますので申し上げますが、例えばこれはある新聞に寄稿さ...全文を見る
○直嶋正行君 今御答弁の中でございましたように、特に老健拠出金の増大ということを考えますと、先ほど大臣がおっしゃった抜本改正を本当にもう一日も早くやらなければいけないと思います。  それで、問題は今度は平成十二年度なんですね。十一年度も赤字で大変なんですけれども、平成十二年度に...全文を見る
○直嶋正行君 まさに今のお答えのように、ぜひ蛮勇を振るって構造改革をしていただきたいと思います。  それで、もう一点、医療関係でお伺いしたいんですが、これはことしの予算措置でとられました老人の薬剤費の一部負担の免除といいますか、国が肩がわりする、こういう部分なんです。これも、例...全文を見る
○直嶋正行君 審議会についての今のお話の部分なんですが、一般論的に言えば、私は大臣がお話しのような部分はそうだと思います、あるいはそうかもしれないと思います。ただ、このことに関して言いますと、これは私はやはり問題があると思うんです。大臣がおっしゃったように、これは確かに違法じゃな...全文を見る
○直嶋正行君 今の経済情勢というお話もございましたが、どうもこれは土壇場で出てきたんです。結局これは別のところからこういうような話が出てきたんじゃないか、今の経済情勢云々じゃなくて。これも世上いろんなことが言われています。そういう中で、予算編成の土壇場でこういう措置がとられたとい...全文を見る
○直嶋正行君 最後のところは私は理解できませんが、今の答弁をお伺いしておきたいと思います。  それで、医療の話はこれでおきまして、続きまして年金の方について質問をさせていただきたいと思います。  それで、これも別に大臣のいろんなお答えの揚げ足をとるつもりはないんですけれども、...全文を見る
○直嶋正行君 せっかくの大臣の今のお言葉なんですが、私は厚生省がおとりになっている今の、これから具体的な提案はあるんでしょうね、この半額免除制度とか支払い猶予制度、こういうもの。それから、従来から未加入者対策ということで、この年金白書の中にも具体的に示されておりますが、こういうも...全文を見る
○直嶋正行君 問題は大臣が最後におっしゃったところなんです。どう安心できる設計をするかということだと思うんです。  例えば、これは総理府がおまとめになった公的年金制度に関する世論調査。PRの話もあったんですが、年金に関しては関心が高いんです、国民全般でいきますと。ただ、どこに関...全文を見る
03月09日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第3号
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○委員以外の議員(直嶋正行君) 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案並びに児童手当法及び所得税法の一部を改正する法律案について趣旨を御説明申し上げます。  まず、二法案の提案理由を御説明申し上げます。  私たちは、今日我が国が...全文を見る
03月24日第145回国会 参議院 本会議 第10号
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○直嶋正行君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました年金改正案に対し質問いたします。  現在、日本経済はかつてない長期不況に陥っていますが、こうした状況をつくり出したのは政府の経済政策の失敗にほかなりません。さらに、年金や医療制度の抜本改革先送りが国民の不信...全文を見る
03月30日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第6号
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○直嶋正行君 おはようございます。民主党の直嶋でございます。  きょうは、今議題になっております法案を含めまして、年金の問題について大臣初め厚生省にお伺いしたいと思います。  まず最初にお伺いしたいのは、今回、年金保険料が凍結をされることになりました。その凍結に関連して、先般...全文を見る
○直嶋正行君 この点はまた議論させていただきたいと思いますが、今の書き方だと私も本則に入れるのはなかなか難しいかなというふうには思っております。先ほど言いましたように、過去もう五年来これは議論してきたことでございますし、なかなか難しい問題ではありますが、しかしそろそろ結論を出さな...全文を見る
○直嶋正行君 今、大臣のお答えの、特に経済の問題について回復をするという筋書きどおりいけばいいと思うんですが、一つ気になるのは、今回、大臣おっしゃったように、保険料を上げるということは可処分所得にいろいろ影響するから経済対策として考えて据え置いたんだ、こういうことなんです。  ...全文を見る
○直嶋正行君 この点もう少し議論したいんですが、時間の関係もありますので次に行きます。  それで、もう一つ、さっきのお答えの中で、直間比率の見直しについてもというお話がございました。いろんな検討材料の一つとしてそういうことも大臣の頭の中にあるというふうに承ってよろしゅうございま...全文を見る
○直嶋正行君 それでは、次の問題に入りたいと思います。  今回の凍結に関連して、もう一つ私が非常に重要だなと思いますのは厚生年金基金の問題でございます。  もうこれは大臣も御承知のとおり、最近、積立金の運用環境が悪くなってまいりまして、厚生年金の代行部分が基金の当事者にとって...全文を見る
○直嶋正行君 今、積み立て不足に関しての株式のお話が出ました。これはまた改めて議論させていただきたいと思いますが、ただ私の今の感じでいいますと、なかなかこういう程度のことでは、全体の積み立て不足額が巨額でございますので、場合によっては難しいかなという感じもしておりますので、また改...全文を見る
○直嶋正行君 整合性からいうと、そういう処理を当面せざるを得ないということは理解できないこともないんですが、結局、さっき申し上げたように五・五から四への移行に伴って処理しなければいけない、債務が一時結果的に棚上げになってしまいますから。それからもう一つは、保険料率凍結期間中は今御...全文を見る
○直嶋正行君 今お答えのように、それは解除のときにどうするかということを決めればいいということかもしれません。  やや先走るかもしれませんが、そのときの対応というのは、結局選択肢としては二つしかないんじゃないか。一つは、解除した段階で免除保険料率をかなり引き上げてその部分の吸収...全文を見る
○直嶋正行君 結構大きな問題があるということを今の議論の中でぜひ大臣にも御認識を賜りますようお願いしたいと思います。  ちょっと時間の関係がございますので、次の問題に行きたいと思います。  今から少し基礎年金についてお考えをお伺いしたいと思います。その前に、ちょっと前提として...全文を見る
○直嶋正行君 私は、いろいろ厚生省が今やっておられることをお聞きしたかったんじゃなくて、それはもうお伺いしてよく存じ上げております。今お述べになったことは、いろいろあの手この手で、ちょっと言い方がよくないかもしれませんが、いろんな手段を使って今の未加入・未納問題を解決していこう、...全文を見る
○直嶋正行君 ですから、これは二つの問題があるんです。より根本的な問題でいうと、今お答えの中にもありましたように、未加入対策としていろいろ手を打っている。これは前回も私は申し上げたんですが、未加入者を形式上加入したようにするという意味でいいますと、これは未加入の未払い化とか未加入...全文を見る
○直嶋正行君 私の時間がございませんので、最後に大臣に。  今申し上げませんでしたが、国民年金は保険料が定額徴収になっています。今度も半額徴収制度というのをお入れになりますが、いずれこれが推計計算によりますと将来二万数千円になっていきますから、倍ぐらいになっていくわけです。そう...全文を見る
○直嶋正行君 これで終わります。今の問題は、また引き続き議論させていただきたいと思います。
05月12日第145回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第4号
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○直嶋正行君 きょうは意見を申し上げないつもりでしたが、ちょっと言わせていただきます。  今もお二方からお話があったんですが、特に私、視察に行ったりしましたところで感じたちょっと印象的なことを申し上げますと、今、民事不介入のお話がございましたけれども、特に警察を中心にしまして、...全文を見る
○直嶋正行君 いろいろ意見が出まして、ちょっと私も先ほどの意見につけ加えさせていただきたいんですが、この問題は、どなたかおっしゃったように、私は、例えば民族によって異なるとかそういう問題ではやはりないというふうに思います。もちろん日本の社会でも昔からこれはあったことだというふうに...全文を見る
07月27日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第13号
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○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。  きょうは一般質疑ということですが、介護保険あるいは医療制度を中心に若干お伺いしたいと思います。介護については午前中の質疑でも幾つか出ていたわけでありますが、改めて少しお伺いしたいと思います。  けさの新聞にも保険料の中間集計が発表さ...全文を見る
○直嶋正行君 ということは、円滑に実施をするためにいろんな議論も少しは取り入れる可能性があるというような感じで受けとめさせていただいたわけです。  その中で、今、大臣のお話の中にも出ました例えば半額負担するというようなお話ですが、仮にこういうことを考えた場合、私はさっき申し上げ...全文を見る
○直嶋正行君 大臣がこれからいろいろとまた意見を聞きながらということで、なかなかはっきりお答えしづらい状況のところで申しわけないんですが、この問題はやっぱりきちっと議論しておいた方がいいと思いますので、もう少しこの問題に踏み込ませていただきたいんです。  今、大体三千円弱という...全文を見る
○直嶋正行君 今の大臣のお答えの中で、ちょっと私の方から言わせていただいてよろしいですか。  総論的にはそのとおりだというふうにおっしゃっていただいたんです。恐らく認識は御一緒だと思うんです。ところが、今我が国のこの制度を見ますと、さっきもちょっとおっしゃいましたが、年金は年金...全文を見る
○直嶋正行君 それで、今のお話の中にも少しあったのかもしれませんが、私もいろいろ意見を聞いていまして、さっき申し上げたように措置制度から保険制度に変わる。そうすると、これからは保険制度になりますと、保険料を払われている方は、まさにこの介護保険導入の中にもございますが権利として今度...全文を見る
○直嶋正行君 介護の問題で大臣にお願いがあるんですが、今、局長のお答えはバランスをとってということなんですが、私はやはり立ち上がりに向けて相当思い切って基盤整備の方をもっとテンポを上げて取り組んでいかなければいけないんじゃないかというふうに今受けとめております。  それで、先ほ...全文を見る
○直嶋正行君 あと、ちょっと実務的な点で一つお尋ねしたいんですが、いろんな市町村を歩いていましてよく言われるのが、例えば市町村が主体で一つのデイサービスセンターならデイサービスセンターという施設をつくった、これから介護をやるに当たって民間の事業者に経営主体も含めて移管をしてやりた...全文を見る
○直嶋正行君 ぜひよろしくお願いしたいと思います。私、行くところで大体そういう話が出ますので、重ねてお願い申し上げたいと思います。  それから、多分そのときに、国の補助金と同時に、市町村ですと都道府県からも補助金をもらっていると思いますので、そういうものもセットで御配慮いただけ...全文を見る
○直嶋正行君 もう持ち時間がなくなりましたので、この問題はまた改めて議論をさせていただきたいと思います。  ただ、大臣、一言だけちょっと申し上げさせていただきますと、こういうふうになってきた背景、要因の一つは、やはり医療保険制度の抜本改革がいまだに実現していないということが根本...全文を見る
10月29日第146回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第1号
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○直嶋正行君 私は、委員長に坂野重信君を推薦することの動議を提出いたします。
11月04日第146回国会 参議院 本会議 第2号
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○直嶋正行君 私は、民主党・新緑風会を代表して、小渕総理の所信表明演説に対して、総理及び関連大臣に質問いたします。  初めに一文を引用いたします。  「日本の雇用情勢は「戦後最悪」を更新し続けており、」「すでに雇用不安が社会不安を招き、消費低迷・景気低迷を生み出す悪循環となっ...全文を見る
11月18日第146回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第2号
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○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。労働委員会で初めての質問でございますが、労働大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。  まず最初に、今も議論になっておりました、最近矢継ぎ早に大企業がリストラ計画を発表している。きょうもけさの新聞記事が話題になっていました。先ほど来、...全文を見る
○直嶋正行君 今、大臣のお考えはあったんですが、今お話あったように雇用が大問題だと。さっき大臣おっしゃったように、国際的に見てリストラ必要なんだと。これはある程度私も多少は理解できます。もしそう思うなら、同時に、例えばこの間の国会で産業再生法が通りまして企業が今どんどんリストラに...全文を見る
○直嶋正行君 ということは、つまり二〇〇〇年代の初めから二〇一〇年にかけてはだんだん失業率は下がってくる、むしろ逆に言うと労働力不足になる、こういうふうに大臣は見ておられるわけですか。ということでいいわけですか。
○直嶋正行君 私がお伺いしているのは、今いろいろ議論されている大企業のリストラ計画なんかもありますが、こういうものの影響も含めて、これからの労働市場で言うと失業率はどのようになっていくんでしょうか、こういうふうにお伺いしているんですけれども、今の大臣のお話だと、まあ一部注意をすれ...全文を見る
○直嶋正行君 労働省としてはそういうことをおやりになる結果として、じゃ失業者は減るんですかふえるんですか、それを私はお伺いしているんです。
○直嶋正行君 最初からそれをお答えいただければ。  ということは、今大体四%台の後半のところですが、大臣が今おっしゃったように、これを政策努力によって三%台の後半まで約一%これは中期的に下げる、こういうことでありますね。ちょっと確認をさせていただきたいと思うんです。
○直嶋正行君 ぜひその目標を二〇〇〇年代初頭に達成していただきたいと思うんです。  例えば今の失業状況を見ますと、今失業率が四・六、七、こういうことなんですが、実際はさっき大臣おっしゃったように、いわゆる非自発的失業というんですか、経済循環で出る失業じゃなくて、構造的失業がずっ...全文を見る
○直嶋正行君 今お話しのようなことで申し上げますと、ぜひ私どもに政権を持たせていただければもっと立派なものをつくりたい、こう思っておりますが。  そういった意味で、先ほど大臣言われたような形で、より積極的に雇用対策を打っていくということから考えますと、私はちょっと今の労働省のや...全文を見る
○直嶋正行君 そのやり方は確かに一つの問題に対して、今おっしゃった大臣の指摘された問題は大変大きな問題ですからそれはそれでいいと思うんです。  問題は、例えば今度の労働省の政策もそうなんですが、中小企業を幅広く対象にするとか、あるいは、さっきも大臣おっしゃったように、大企業のリ...全文を見る
○直嶋正行君 ぜひそれはやっていただきたいと思いますが、ただ、大臣、今こういう雇用情勢のときですから、それは急いでもらわないと、検討してもらっているだけじゃだめなんで、この今回の経済対策からでもやるぐらいの英断をぜひしていただきたい。  それから、もう一つちょっと申し上げさせて...全文を見る
○直嶋正行君 今のお話というのは結構大事なところなんです。というのはどういうことかといいますと、今回も政府は、中小企業国会だと、こうおっしゃっている。要するに中小企業を育成していく。それで、要するにベンチャーだとかこれからの日本経済を支える中小企業を育成していく。育成のために必要...全文を見る
○直嶋正行君 ですから、生産設備じゃなくても、私もいろいろ聞きました、まだ詳しくは決めておられないようですけれども、やはりある種のそういう企業で使うもの、人の助成じゃなくて物の助成をするわけですね。ですから、それが今申し上げたようにちょっと順序が逆だと。もし本当に人を抱えるという...全文を見る
○直嶋正行君 この場でこれ余り議論しても押し問答になるかもしれませんが、本当に大臣さっきからおっしゃっているように、やっぱりあらゆるものを抜本的に見直していただきたいんですよ。ぜひその点はお願いしたいと思います。  というのは、さっきもお話があったように、私たちがこれから雇用対...全文を見る
○直嶋正行君 多少前進的な御見解をいただいたんですが、これはもっと踏み出してぜひ実行していただきたいと思うんです。  というのは、先ほど来申し上げていますように、企業がさまざまに組織変更していける手だてというのは政府はずっとこの二、三年の間にどんどんおつくりになっている。産業再...全文を見る
○直嶋正行君 この問題で、もう一つ申し上げておきたいんですが、私もいろいろ研究しましたけれども、企業が営業譲渡したりするときには、さっき大臣がおっしゃった一般法というのは割合適用しやすいんです。あるいは判例なんかも適用しやすい。例えば国鉄の分割・民営化のときの事例なんかもあるんで...全文を見る
○直嶋正行君 ぜひ労働大臣も事前協議を推奨していただきたいと思います。  それで、あともう一点、雇用といいますか全体的な労働市場の問題について申し上げたいんですが、今は法律的な整備の話をしました。今実は日本の雇用というのは、大臣も先ほど来おっしゃっておられるようにどんどん流動化...全文を見る
○直嶋正行君 今、企業年金の話もございました、例えば新しい確定拠出型を導入しようかと。省庁間の話に時間がかかり過ぎているんですよ。今、四省でやっていると言う。だけれども、それは本当はずっと前から、かなり前からおやりになっているんですよ、省庁間の調整は。だから、そういうところが、特...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっとよく聞き取れなかったんですが、これはお取り上げいただいて、ではやっていくということでよろしいんですか。
○直嶋正行君 それは絶対私は、大臣、おかしいと思いますよ、こんな筋違いなことをやられて。さっきから雇用拡大にどうしようという、これだけ私たちやっているんですからね、議論もしている。  そもそも、さっきも申し上げたような経過の中で突然こういう話が出てくる。ましてやこれから厚生労働...全文を見る
○直嶋正行君 全然積極的じゃないじゃないですか、大臣。極めて後ろ向きで消極的じゃないですか。これ、もう政府が決めたということなんですか。こんなばかなことを決めさせては、幾ら雇用を拡大しますとか、民間の育成をしますとか、新しい産業、企業を創造しますとか、こんなことを言ったってむなし...全文を見る
○直嶋正行君 大臣、そんなばかな答えはないですよ。やっぱり私は今からでもそれはお話ししていただく、そうすべきだと思いますけれども、どうですか。
○直嶋正行君 ちょっと大臣。
○直嶋正行君 それでは、午前中の私の介護保険に関する質問について、再開後大臣から改めて答弁をいただくということでございましたので、大臣のお考えをお示しいただきたいと思います。
○直嶋正行君 ぜひ大臣に、今、厚生大臣と話をするということですので、ぜひ努力をしていただきたいと思いますし、確かに、介護保険制度をどうするかという政策判断と雇用拡大の政策判断だ、こういうふうにおっしゃいましたけれども、しかし朝から延々議論していますように、雇用をどう確保していくか...全文を見る
○直嶋正行君 ジェー・シー・オーが自分たちの責任でというふうに大臣おっしゃったんですが、ジェー・シー・オー、いわゆる事業者がその傘下の作業員にこういう作業をさせなきゃいけないという法的根拠はないんですよ。だから、大臣がおっしゃったように、周辺住民にこれ以上被害を拡大しない、そうい...全文を見る
○直嶋正行君 だから、なかったんですよね。ジェー・シー・オーの事故のときはなかったんでしょう、その今大臣がおっしゃった規則は。さっきから発電所とおっしゃっているんですが、発電所ではないんですよ、あれは。燃料加工工場で起こった事故なんです。だから、最初に大臣が言われたように、燃料加...全文を見る
○直嶋正行君 委員長、ちょっと大臣の答弁はずれているんですよ。大臣、作業に当たった中で一人百ミリシーベルトを超えて被曝しているんですよ。その百ミリが満たされていたかどうかという話じゃないんですよ。現実に百ミリシーベルト以上浴びた人が出ているんですよ。だから私は言っているんですよ。...全文を見る
○直嶋正行君 いや、ですから、私はそれがなかったから、ない中で、だから業務としてじゃなくて同意者を募るという形でしかできなかったんじゃないか。  普通、例えば大臣がさっきからおっしゃっている原発なんかの場合は、そういうことも想定をして危機対応マニュアルというのはきちっとできてい...全文を見る
○直嶋正行君 余り話がかみ合っていないんですが。  要は、大臣今おっしゃったように、一人一人の人がどれだけ被曝をしたか調べて、一人だけ超えました、百以上の方が一人いらっしゃった、だからその方に労災の認定措置をしましたということで済む話じゃないんじゃないですか。  ジェー・シー...全文を見る
○直嶋正行君 原子力災害対策特別措置法案ですか、今出ていますね。この中には、今度は事業者の責任というのはある程度法律の中に書き込まれるんですよ。私が申し上げたいのは、それで一応根拠はできるんだ、だけれども、それで実際には、ああいう事態が起きたときにはとてもじゃないんですが対処でき...全文を見る
○直嶋正行君 じゃ、これで終わります。
12月09日第146回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。  きょうは、一般質疑は年金問題に絞って各大臣の御見解を承りたいと思います。  まず、最初に自治大臣にお伺いしたいんですけれども、今国民年金の未加入、未納対策というのが大変大きな問題になっていまして、両方合わせますと約三百三十万人と言わ...全文を見る
○直嶋正行君 今、自治大臣からも業務がたくさんある中で大変だというお話がありました。  例えば、この徴収担当者の研修会なんかでもいろんな苦労の声が出ているんですね。もう何回行ってもだめだとか、民間には入っているけれどもなかなか国民年金を払ってくれないとか。例えば、保険制度を持つ...全文を見る
○直嶋正行君 続きまして厚生大臣にお伺いしたいと思うんですが、今の未加入、未納問題もそうなんですが、今国民の年金に対する信頼感というのが大きく揺らいでいると思うんです。厚生大臣に三つの点からちょっとお答えをいただきたいと思うんです。  今なぜ国民の信頼感を年金制度が失っているか...全文を見る
○直嶋正行君 今お答えがあったんですが、私は、公的年金を国が運営するというのは基本的には憲法二十五条、これにおいて福祉あるいは社会保障の充実というのは義務づけられています。ですから、本来これに基づくものだというふうに思うわけであります。  それで、そうなんですが、実際に今るる御...全文を見る
○直嶋正行君 さっきも終身保障だと、こういうふうにおっしゃった。年金というのは、二十歳から六十まで四十年間掛けて、それで終身なんですよ。だから、一人の人生において六十年以上にわたりかかわるんですね、一人の人間のかかわりでいえば。それを五年ごとに変えるというのは、やっぱり私は、これ...全文を見る
○直嶋正行君 今の、負担と給付を明確にするというふうに厚生省はおっしゃっているんですが、これも必ずしもそうじゃないんですよ。今基礎年金というのは世代間扶養でもう合算して賦課されているわけですから。もちろん、おっしゃった部分もあるんです。しかし、それだけでは説明し切れないと思うんで...全文を見る
○直嶋正行君 もっと早くできないか。
○直嶋正行君 続きまして、厚生大臣にちょっとお伺いしたいんですが、これからの社会保障制度ということを考えると、きのうも議論がありましたが、例えば介護保険を払う、それから医療についてもいろいろ今議論されていますが、これもやはり高齢者に負担を求めていく、こういう方向にならざるを得ない...全文を見る
○直嶋正行君 今のお話で、ちょっと二つ申し上げたいんです。  要するに、今中長期的にというふうにおっしゃった、今まで縦割りでやっぱり反省点があるというようにおっしゃったんですが、私は、それは今遅過ぎると思うんです。新しい制度もこれからつくっていくわけですから、そういう中で年金を...全文を見る
○直嶋正行君 介護保険の話も反論あるかと思ったら反論ないようですから、お認めいただいたというふうに思います。
○直嶋正行君 ですから、そこがもうやっぱり違ってきているんですよ。さっきおっしゃった世代間の扶養の話と、あるいは年金の安定性といえばもう矛盾が出ているんです。それから、介護の話は物価で調整とおっしゃったんですけれども、これは新たな制度をつくっていくわけです。医療だってこれから新た...全文を見る
○直嶋正行君 また、積立金の問題については、今の大蔵大臣の答弁を受けていろいろ議論もさせていただきたいと思います。  では、委員長、関連質疑を竹村委員の方にお願いしたいと思います。
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。  きょうは私、雇用問題について総理を中心に幾つかお伺いをさせていただきたいと思います。  私は、今、日本の最大課題の一つがこの雇用の問題だというふうに思うんですけれども、特に近年失業者が急増いたしております。  まず、この点について...全文を見る
○直嶋正行君 今、総理がお話しされましたように、九〇年のバブル崩壊以降の不況、この中で今日まで不況を長期化させてきた、このことが総理も今いみじくもおっしゃったように失業問題を非常に深刻にさせた。私は、この点についてはやはり政府の責任は非常に大きいと思うんですけれども、総理、この点...全文を見る
○直嶋正行君 今、政府としては努力をしてきた、しかし反省点もある、こういうお話だったんですが、もうちょっと詳しく言いますと、失業率が三%を超えたのが平成七年なんです。そこからはずっと三%台が九年まで続いていたんです。ところが、九年の大増税、消費税アップを初めとする大増税と金融危機...全文を見る
○直嶋正行君 今、大臣から、三%台後半という数字も挙げながら努力しているというお話があったんですが、残念ながら小渕総理になってからの雇用対策も目に見える効果を出していないんです。まだ御承知のように四・六%と高どまりしている。  この中で、今雇用保険の財政が非常に深刻な状況になっ...全文を見る
○直嶋正行君 それでは、総理にぜひ申し上げたいのですが、今、労働大臣からもそれについて検討しておる、こういうお話があったのですが、今の雇用保険財政はもう非常にぎりぎりのところに来ていますから、この状態ではセーフティーネット、これは明らかにセーフティーネットですから、その機能を果た...全文を見る
○直嶋正行君 今、審議会で総理がおっしゃったように検討されているんです。これは、これから制度をどうしようかというお話、制度的にどうするか。  私が申し上げているのは、その結論は結論として、緊急的にここで雇用保険にお金を補てんしていただかないと、総理が今おっしゃったように十一年度...全文を見る
○直嶋正行君 だから、私はその前にお願いしたい、こういうふうに申し上げております。  要するに、来年出しても再来年からなんです。今切れるか切れないかというところで放置したままなんです。そのことを申し上げているんですが。
○直嶋正行君 今、労働大臣から来年の予算でセットすればというお話があった。ぜひその予算できちっと対応していただきたいんです。ことしのように補正予算を組まなきゃいかぬとか、こういうことになると本当に穴があくわけですから、よろしくお願いしたい。  それから、もう一点ちょっと労働大臣...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと頼りないんですけれども、今の期待できるかどうかわかりませんがなんて。お願いしますよ、労働大臣。ちょっともう一回答えていただけませんか。本当にまとまってきちっとやってくださいよ。まとまったお金ですよ。
○直嶋正行君 ちょっとさっきの話と違うんですよね。私が言っているのは、今雇用保険にまとまったお金をきちっと充当してくださいと。常に労働省の見通しは狂っているんですから。それは使うかどうかわかりません、大臣もおっしゃるように、政策効果があらわれれば必要なくなるわけですから。それをお...全文を見る
○直嶋正行君 今、労働大臣はああいうふうにおっしゃったんですが、このぎりぎりの段階になってきて穴があくかあかないか、今年度も補正予算で補てんしなきゃいかぬ、こんな段階になってきてこれからどうしようという議論、審議をしているんです。  総理、これをちょっと振り返りますと、平成四年...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと古い話を繰り返すようで恐縮なんですが、ここから先はぜひ総理に聞いていただきたいんです。  その後、財革法が成立しましてもう一段下げたんです。ですから、今国庫負担は二五%だったのが一四%になっています。財革法は凍結されましたね。ところが、どういうわけか知りま...全文を見る
○直嶋正行君 ですから、私が申し上げているのは、その引き下げたことを小渕内閣として閣議で確認されてそのままにされている、このことが大変な判断ミスじゃないか、こういうふうに申し上げているんです。これはお認めになりますね。
○直嶋正行君 いや総理、今、先どうなるかわからなかった、こういうふうにおっしゃるんですが、去年の八月の失業率は四・三%なんです。四・三%の失業率のときに小渕内閣はそのままにするということを決められた。もうかなり悪化した状況なんです。このときに本当に労働省はどういう判断されたんです...全文を見る
○直嶋正行君 労働大臣、去年の八月に閣議了解で保険料率を一四%に下げたままにするということを確認されているんですよ。そのときに四・三の失業率だったんです。そんな高い失業率のときになぜそういう判断したんですか。それをお聞きしているんです、私は。
○直嶋正行君 総理、今お聞きになったとおりですよ。こんなに失業率が上がると思っていなかったとおっしゃる。これは明らかに判断ミスじゃないですか。政策ミスですよ。このことをよく認識してほしいんです。  両面であるんです。政策もそうだし、おくれたし、今の雇用保険の財政のこの問題でも小...全文を見る
○直嶋正行君 今、総理は九年度ごろをこの表を見ておっしゃったんですが、私が今申し上げているのは去年の八月ですからね。このことをまずよく御認識していただきたい。そのときにもう追認しているんですよ。そのときの失業率は四・三なんですよということを申し上げている。  ですから、政策をい...全文を見る
○直嶋正行君 あとちょっと労働者保護法についてお伺いをしたかったんですが、私の時間がもうほとんどなくなってしまいました。それで、最後に総理に一点だけ御確認をさせていただきたいと思います。  先日も私、代表質問でちょっと申し上げさせていただきましたが、この数年政府は、企業が環境変...全文を見る
○直嶋正行君 私の質問はこれで終わりまして、同僚議員の櫻井議員に関連質問をお許しいただきたいと思います。