直嶋正行

なおしままさゆき



当選回数回

直嶋正行の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第156回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○直嶋正行君 おはようございます。民主党・新緑風会の直嶋正行でございます。  今日から参議院の予算委員会ということでございますが、我が国が直面する幾つかの重要課題について総理の御見解を承りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  さて、質問に入る前に、一言、大島農水...全文を見る
○直嶋正行君 はっきりおっしゃらなかったかもしれませんが、この国会中にやりたいという御意思が示されたというふうに受け止めたいと思います。是非よろしくお願いをいたします。  それじゃ、具体的な質問の方に入らせていただきます。  まず、イラクの問題についてでありますが、これはもう...全文を見る
○直嶋正行君 今、国際社会が一致してイラクに圧力を与えるんだと、こういうふうに御答弁されたわけですが、マスコミ等で報道されていることは、もちろんその面はあると思いますが、これは、イラクは最後のチャンスを失ったということで、いずれ武力攻撃につながる、武力行使につながると、こういうふ...全文を見る
○直嶋正行君 しかし、私が今言ったように、例えば国内のマスコミ各社の世論調査を見ましても、圧力の部分はいいんですよ。しかし、これは最後の機会を失った、それは、だから総理がおっしゃるように、イラクが改めなければいずれ次はこういうことに、武力行使ということになってくるんじゃないですか...全文を見る
○直嶋正行君 何か前段と、答弁の前段と後段で少しニュアンスが変わったような気がしますが、ただ、私は総理に申し上げておきたいんですけれども、やはり国民世論の理解と納得を得ない政策というのは私はやはり成立しないと思うんですよ。もちろん世論が間違っているケースもあると思うんです。しかし...全文を見る
○直嶋正行君 それでは、時を同じくして提案されたフランス等の覚書というんですかね、もう少し査察をやろうという、これについては政府内ではほとんど検討された形跡がないんですけれども、これはどうなんでしょうか。
○直嶋正行君 それで、川口外務大臣にちょっとお聞きしたいんですが、アメリカもそうですしフランスもそうですが、同じようにブリクス委員長を始めとする査察の報告を受けているわけです。当然、日本もそうだと思うんですよ。同じ報告を受けて、今真っ向から真っ二つに分かれているでしょう、アメリカ...全文を見る
○直嶋正行君 一々反論するのもばかばかしいんですが、それは私は論理のすり替えだと思うんです。国連の場でお互いに、お互いに共通認識でしょう、イラクの大量破壊兵器は脅威だと。だから、おっしゃったように、イラクが努力して査察に協力をしなきゃいけない。みんな同じことを言っていますよ。民主...全文を見る
○直嶋正行君 川口大臣にちょっとお聞きしたいんですが、ちょっと今の件ではないんですが、茂木さんがイラクへ行かれましたよね。それで今、多分、今の日本政府の考え方をお話しされたと思うんですが、イラクの考えは変わったんでしょうか。変化の兆しがありますか。どうなんでしょう。
○直嶋正行君 恐らく今、外務大臣がお答えになったその時間の、何といいますか、どれぐらい余裕があるかというところの認識の差というのが、これはイラクだけじゃなくて、多分フランスやドイツとの差でもあるんじゃないかと思うんですよ。  私は、そこのところが国民から見ていると、よく見えない...全文を見る
○直嶋正行君 総理ははっきりおっしゃらないんですが、例えばこれは昨日の夕刻ですが、外務省幹部の発言ということでこういう趣旨のことが流れました、ニュースとして。今日、恐らくどこかの新聞に載っていると思うんです。朝鮮半島有事の場合、最終的なよりどころは日米安保体制である、国連軍が来て...全文を見る
○直嶋正行君 さっき外務大臣がブリクス委員長の報告について、フランスと日本の違いは、受け止めの違いは自民党と民主党と同じようだと、こうおっしゃったんですが、私がさっき申し上げましたように、これは発言に注意してください。これは国際外交と、やはりまずいと思うんですよ。ちょっと、どうぞ...全文を見る
○直嶋正行君 総理、ちょっと見解言っていただけませんか、今の話。分かりやすくとおっしゃったんですが、全然分かりやすくないんです。誤解なんですよ、あれ。誤解を招くだけなんです。(発言する者あり)総理の御見解を聞いているんですよ。
○直嶋正行君 私は、ちょっと今、国際平和の話をしているわけですよね。ですから、そういうお答えは、同じものを見て違うことはよくありますよ、その話とは違うと思うんですよね、やはり。  それで、あと一つイラク問題に関して御見解を承りたいんですが、このまま行ってイラクの態度が変わらなけ...全文を見る
○直嶋正行君 昨日、これも夕刻の、三日の定例会見で、昨日流れてきたんですが、フライシャー米大統領報道官、武力で大量破壊兵器の武装解除をした上で、サダム・フセインが指導的地位にとどまり、後に再武装するという事態はあり得ない。で、ブッシュ大統領もおっしゃっていますよね。イラク攻撃後に...全文を見る
○直嶋正行君 総理、私の質問に答えていないんです。これは、そういうケースは、これを目的とした武力行使は国際法上あるいは国連の活動としても疑問があるんじゃないですかと、こう申し上げたんですが、この点どうでしょうか。
○直嶋正行君 日本政府とアメリカ政府はその部分は私は考え方が違うと思います。そういうふうに申し上げた。今のは日本政府の見解だと思います。ですから、日本政府の御見解に沿って対応するように強く要望しておきたいと思います。  ちょっと時間の関係もありますので、またイラクの問題は改めて...全文を見る
○直嶋正行君 今の総理の御答弁ともかかわるんじゃないかと思うんですが、巷間、特にアメリカなんかの言っているのは、このままもし北が燃料棒を再処理してプルトニウムを手に入れれば、六個から八個の核兵器を手にすると、こういうことも言われているわけですけれども、そうなりますと、ノドンミサイ...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと今の総理の御答弁もあったので、韓国との関係を後ほど聞こうと思ったんですが、先にお伺いします。  今おっしゃったように、確かに盧武鉉さんもそのようにおっしゃっているんですが、一方で、盧武鉉さんは、とにかく金正日体制を保持しながら対話で交流と平和を、金正日体制...全文を見る
○直嶋正行君 それで、その関係でお伺いしたいんですけれども、一つは、この原子炉の稼働、それから昨日のああいう状況を含めて、平壌宣言との関係なんです。  これについて総理は、先日の衆議院の方では守られているとは言えないというふうな言い方もされましたが、私は、もう既にこれはかなりも...全文を見る
○直嶋正行君 ということは、崩れ掛けているけれども、崩しちゃっては意味ないんで、とにかくそれを崩れていないという形にして、それが実現できるように持っていきたいと、こういうことですか。
○直嶋正行君 これもまた改めて議論したいと思います。  ただ、今、金正日さんの成果と、こうおっしゃったんですが、同時に私は小泉さんの成果でもあると思います。ですから、これはそういう意味でも政治的意味合いは持っていると思います。ですから、これが崩れることを私は望んでいるわけじゃあ...全文を見る
○直嶋正行君 今の点にもうちょっと申し上げますと、アメリカは、対話はするけれども交渉はしないと、こう言っているわけですね。北は、交渉しろと、こう言っているわけですよ。まあ、政治の世界でもよくあるんですけれども、一方から見たら対話だけれども、一方から見たら交渉に見えると。これはよく...全文を見る
○直嶋正行君 それじゃ、これ以降、経済問題をお伺いしたいと思います。  ひとつ最初に、また恐縮なんですが、世論調査の話から入りたいと思うんですが、その前に、総理は今のこの状況、今の、今現在の日本経済の状況というのをどんなふうにとらえておられますか。
○直嶋正行君 総理はデフレ克服ということをおっしゃっているんですが、いろんなマスコミの世論調査でも、小泉内閣に一番不満な点は経済対策だと、こういう声です。特に、これはある新聞の二月の世論調査ですが、小泉内閣がデフレを克服できるかという問いに約六五%の人が難しい、こういうふうに答え...全文を見る
○直嶋正行君 多分、民主党が政権に就けばもっと早くできるんじゃないかと思いますが、まあ議論させていただきますけれども。  私は、今一番問題なのは個人消費だと思うんですよ。消費がすごく落ち込んでいまして、だからさっき言ったようなコメントにも出てくるんですけれども。これ配ってくださ...全文を見る
○直嶋正行君 これちょっと見ていただけますか。(図表掲示)総理、今、税制改革の話もされたんですが、これは十五、十六、十七年の社会保険料を含めた国民負担です。減税はほとんどが企業減税で一・八兆円なんですが、この負担増は強烈な数字ですよ。大体二兆円超えているんですよね。これは企業分外...全文を見る
○直嶋正行君 そうなんですよ。今ちょっと、僕は総理の認識間違っていると思いますよ。減税は一・八兆円ですが、ほとんど企業減税なんですよ。ここは個人の負担です。  竹中さん、一つお聞きしますが、この先行減税の経済効果というのはどのように見ておられますか。
○直嶋正行君 今、減税の方の話、はっきりした数字ないということなんですが、負担増の方は影響をはじかれていませんか、社会保険料を含めた負担増の方は。
○直嶋正行君 私は、全くそこはもう違うと思いますね。  例えば、直近の家計調査見ても、もう勤労世帯見ると実収入はこれマイナス四・七、これは実質ですが、十か月連続下がっているんですよ。可処分所得もマイナス四・八で、これは八か月連続ですよ。私、今何か個人消費は〇・四増えるんだとおっ...全文を見る
○直嶋正行君 あのね、一月のこれ家計調査、十か月連続で、しかもマイナス四・七ですよ。どうやって増えるんですか。ちょっとこれ、もう一回ちょっとよく見てほしいんですよ、これを。この十五、十六年というのは、小泉内閣の今度の計画見ると、これは構造調整期間ですよ。構造調整期間というのは、不...全文を見る
○直嶋正行君 話が要するに違うんですよ。  だから、総理も不良債権処理が必要だと、それはそうなんですよ。企業の活性化も必要なんですよ。僕は否定しているわけじゃないんですよ。だけど足下は、家計は大変なんですよと。企業だって、幾ら元気になったって、消費者が物を買ってくれなきゃ業績な...全文を見る
○直嶋正行君 そう、駄目なんですよ、だから。  企業活動が家計に回っていくのに時間掛かるんですよ。だから、足下からもう今駄目にしているじゃないですか、私はそう言っているわけですよ。  それで、しかも、これは結構ひどいですよ。減税から、さっき減税減税とおっしゃっていますが、減税...全文を見る
○直嶋正行君 私が言っているのは、総理はもうわざとそらしているんですよね。減税は時限措置で、増税は全部恒久ですよ。だから、減税部分は消えちゃうの。これが税収中立なんですか。おかしいじゃないですか。
○直嶋正行君 答えていないですよ。  減税は消えてなくなるんですよ、二、三年たつとね。制度そのものが復活して増税になるんです、その部分も。そうでしょう。今回のやつ、全部時限措置ですよ。そこを私は言っているんですよ。
○直嶋正行君 これは総理は全然違う理解されていますよ。  時限減税は時限的に減税になりますが、その時限措置の期限が切れるとそれは復活するわけですよ。これは増税ですよね。そうですよね。だから、例えば今回の研究開発とか設備投資減税は時限措置ですから、それが切れればその分は増税になる...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと委員長、静かにさせてください。
○直嶋正行君 答弁聞こえません。  財務大臣、財務大臣、財務大臣、集成の誤謬じゃなくて合成の誤謬でしょう。まず、それ、修正してください。
○直嶋正行君 それでは、ちょっと今の、税金の話出ましたから、ちょっと先にこれやりましょう。(図表掲示)そのペーパーの、お配りしたペーパーの三枚目です。  これは今、財務大臣がおっしゃったんですよ。多分、あれですかね、あんな調子で経済財政諮問会議でもまくし立ててこうなったんですか...全文を見る
○直嶋正行君 実施の時期をどういうふうに調整したんですか。
○直嶋正行君 そうです。今そう、今、後ろから言うとおりなんですよ。増税の実施時期を調整しただけじゃないですか、今の話は。
○直嶋正行君 だから、大臣、よく見てくださいよ、その表をちゃんと見てくださいよ。これは財務省が発表した数字ですよ。ここが三年間減税です、十八年度以降増税です、これは多年度税収中立ですと、こういうふうに説明しているんですよ。しかし、これは、税収中立というのはプラスとマイナスでゼロと...全文を見る
○直嶋正行君 ですから、財政、結局これは財政の論理なんですよ、私に言わせりゃ。減税はやりますと言っているけれども、これは全部時限措置ですよ、さっきから言っているように。増税は全部恒久措置ですよ。だから、これはここから先書いていませんが、それで、国会で変えりゃいいというのはそれは無...全文を見る
○直嶋正行君 ですから、総理が今の発想でおやりになる限りは、だったら、もうこういう経済対策というのは要らないんですよ。だから、それがあるから、小泉内閣になってから一つも景気よくならない。経済がどんどんどんどん縮む一方なんですよ。だから、デフレ克服は大事だと言って、今度もこういう減...全文を見る
○直嶋正行君 まあ来年になったら適当にやってくれというのは、さっきの総理の話と全然違うじゃないですか。また変えてもいいなんていうのは。  だから、財政の論理が強過ぎるんですよ。こうやって合わすから駄目なんですよ。  いいですか、総理。総理は、せっかく減税した、減税したとおっし...全文を見る
○直嶋正行君 あのね、いいですか、何回も言いますよ。  来年は減税なんですよ。だけれども、ずっとこれ増税なんですよ。だから、こんなもので、例えば構造調整期間二年でどうやって経済良くなるんですか。国民から見たら、これ全部増税ですよ。ここは一兆円、ここは一・三兆円の増税ですよ。なる...全文を見る
○直嶋正行君 そうですか。何か民主党の案を見てあれですか、国債発行を決めたんですか、総理は。  我々は違うんですよ。同じ財源でも我々は、小泉政権とは違う使い方でこうなりますよ、だからこんな増税する必要ないですよと言っておるわけですよ。適当にいい加減なことを言わないでください。(...全文を見る
○直嶋正行君 だから、これは要するに今おっしゃったんですよね。こういうちゃんとした絵かいてやったんじゃないと、たまたまこうやって作ってみたらこうなりました、あとはまた来年考えてくださいと、こういうことですか。
○直嶋正行君 要するに、ちょっとつじつまを合わせて作ったから、年が変わって経済が悪かったらまた考えてくれりゃいいわと、こういうことですか。これではもう作らぬ方がましですよ、そんなことなら。
○直嶋正行君 結局、三十兆円枠もおっしゃったんですけれども、今度三十六兆円出さなきゃいかぬわけでしょう。じゃ、もう元々三十兆を守らなくても、守らなかった方がひょっとしたら国債発行額少なかったかもしれません。  要するに、小泉内閣になって、今おっしゃったように三十兆円とおっしゃっ...全文を見る
○直嶋正行君 聞きもしないことをあれこれ言わないでください。  要するに、もう総理はそうやって全部人に振って、だから小泉内閣になってからいいこと何もないじゃないですか。何か良くなったんですか。実績を示してくださいよ。
○直嶋正行君 しかし、小泉内閣になってから、失業者は増える、株は下がる一方、倒産件数は増える、自殺者も増える、全部これまだ増えるばっかりじゃないですか。下がっているのは株だけじゃないですか。一つも上向いてないじゃないですか。国民生活にこんな負担掛けて、何が痛みに耐えろですか。先の...全文を見る
○直嶋正行君 総理の話だけ聞いていると、もう今ごろはバラ色になっているはずですよ。就任以来同じことを言っているんですよ。だけれども、国民生活はどん底ですよ。これはもう事実が示していますからね。間違いないですよ。どん底ですよ。どんどん悪くなっていますよ。  話題変えましょう。 ...全文を見る
○直嶋正行君 つまり、政府の経済見通しと実績から税収見積りを作っていると、こういうことでよろしいんですかね。  この税収見積りが狂った場合、去年のように税収見積りがショートした場合はどういう対応になるんでしょうか。
○直嶋正行君 今お話しあったように、歳費を切り詰めるとか財源手当てするとか、大体、今まで税収見積りがショートするケースというのは、やっぱりさっきおっしゃった、経済がうまくいっていないものですから、補正予算組んでいるんですよ。平成十四年度がいい例なんですが、二・五兆円の税収見積りで...全文を見る
○直嶋正行君 つまり、総理ね、総理、税収見積りが狂うと、今申し上げたように、大体、補正予算でいろいろ対策を打っているんですよ。だから、税収見積りが非常に大事だということなんですよね。今のような時代になれば、なおさらそうなんですよね。言わずもがなという声はあるんですけれども、大体そ...全文を見る
○直嶋正行君 まあ経済見通しの議論はやりたいんですが、ちょっとここではおいておきましょう、時間の関係もありますので。  ただ、一つだけ付け加えておきますと、今、竹中さんおっしゃったんですが、政府の経済見通しはやれると、こういうふうにおっしゃったんですが、ほとんどの民間のシンクタ...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっとぴんとこないんです。これデフレ、余り関係ない。名目成長率と税収の比較ですからね。なぜこんなに違うんでしょうかね。
○直嶋正行君 一つだけ付け加えておきますと、十四年度の補正で、今、法人税の話を強調されましたが、十四年度の税収のショートを見ると、個人所得税も法人税も同じぐらい減少しているんですよ、ショートしているんですよ、見込みに比べると。だから、さっきから私が言っている個人のところがすごく大...全文を見る
○直嶋正行君 まあお答えしにくいところでしょうけれども、今のお話聞くと、経済成長率とは直接関係ない、だからいろいろ見込みをやっているんですと、こういうことですから、若干疑問は感じるんですけれども、これはそのぐらいにしておきましょう。  それで、塩川大臣に、これからの話でちょっと...全文を見る
○直嶋正行君 日銀の副総裁、来ていただいて──はい。  今私が申し上げた円安についてなんですが、特に物価との関係含めて御見解を承れればと思うんですが、どうぞ。
○直嶋正行君 今、日銀副総裁の方からもお話ございました。それは、急に乱高下させるとか、そういうことがあってはいけないと思うんですが、私はやはり、今の日本の経済状況からすると、円安の方向に導いていくということは相当大きな効果があると思います、経済効果の面と物価の上昇という意味ですね...全文を見る
○直嶋正行君 大体似たような数字だと思います、私が言ったのと。ですから、今、期間限定というお話もありましたが、やはり当面ひとつ真剣に考えていただいていいんじゃないかというふうに思います。  それで、ほかに、特に総理から民主党予算のことを随分言われましたので反論もしたかったんです...全文を見る
○直嶋正行君 総理、ちょっと御所見いただけませんか。
○直嶋正行君 それで、一つお願いがあるんですが、この件については、国会の方にほとんどまだ調査データ等も報告していただいていないし、報告書も出ていないんです、ほかの五月事件、九月事件も含めてですね。ですから、こういった報告をきちっと国会にしていただくと、こういうことで御確認いただき...全文を見る
○直嶋正行君 もう既に十二月事件の被告も起訴されたんですよ。だから、私はちょっと法務大臣の今の答弁はおかしいと思うので、十分出せるはずなんです。ですから、出せるものはきちっと出すということで是非お願いしたいんですが、総理、どうでしょう。
○直嶋正行君 きっちり出してください。法務大臣、お願いしますよ。もう一回答弁してください。
○直嶋正行君 私は、本当にちょっと人権感覚おかしいんじゃないかと思う。この事件の重要性を余り認識されていないんじゃないかと思うんですよ。  私は、今回の事件を振り返りますと、三件ともこれは森山法務大臣の在任中に起きているんですよ。一遍に起きたわけじゃないんですよ。順次起きている...全文を見る
○直嶋正行君 失礼、日銀副総裁、申し訳ありません。忙しいところ、ありがとうございました。これで結構でございます。  それで、もう一つは、これはまた引き続き今の点も、責任の問題も議論させていただきたいと思います。  もう一つは、今、参議院に継続審査で人権擁護法案というのがあるん...全文を見る
○直嶋正行君 今、人権を擁護しなくていいとは、いいことではありませんのでとおっしゃいましたが、まず自分のところできっちりやってください。それをきちっと国民の前に報告して明らかにしてください。私は、今の状況だと本当にこういう制度を作ることには反対です。これはいろいろ意見もあるところ...全文を見る
03月25日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○直嶋正行君 どうもおはようございます。民主党の直嶋でございます。  今日から参議院で産業再生機構法案と産業活力再生法、審議に入ったわけでありますが、私ども民主党は、衆議院においてこの法律の一部が修正されまして、賛成ということで参議院に法案が回ってきております。しかし実は、党内...全文を見る
○直嶋正行君 次に、さっきも議論ありましたが、不良債権処理の面から金融庁の方にちょっとお尋ねをしたいのでありますが、不良債権を加速的に処理していかなければいけないということは、私どもある程度理解をしているわけでございますけれども、この再生機構で再生可能と判断する企業の債権を買い取...全文を見る
○直嶋正行君 私が申し上げたのは、今例えば非メーン行のオフバランス化に寄与するといっても、実際には、それを買い取った、再生機構が買い取るためには、そのオフバランス化される債権、債務者、債務者企業が確実に再生できるという確信がないといかぬわけですね。  そうすると、金融庁サイドの...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと後でもう少しその点は議論させていただきましょう。  谷垣大臣の方にお伺いしたいんですが、今のやり取りにかかわる話なんですけれども、個別企業の再生支援という、いわゆる産業の再生ということと、不良債権の処理の促進によって、これはかなりスピードでやらないと、やる...全文を見る
○直嶋正行君 今の大臣の御答弁でちょっとお伺いしたいんですが、さっきも似たような質問があったんですが、再生機構の中でいわゆる企業の再生にかかわるスタッフというのはどれぐらいのことを大体、今想定されているんでしょうか。
○直嶋正行君 もう一つお伺いしたいんですが、三年で再生するということですから、かなり、先ほどの議論もありましたように、出口も含めていろいろ詰めてこれからいかれるんだろうと思うんですが、したがいまして、大体、例えば機構として対象、扱う企業数というんですかね、再生の対象にする企業数と...全文を見る
○直嶋正行君 そうすると、百人以下ぐらいのスタッフで、一つの企業当たり六、七人でしたっけ。一チームで半年から一年ぐらいと。半年ぐらいでしたっけ。
○直嶋正行君 実は今、副大臣お答えになったようなことを私もいろいろと何人かの方に伺って、何となくそんなイメージかなという説明はちょうだいしているんですよ。  そうすると、いいところ、例えば二年とか三年という期限で切りますと、せいぜい三十とか五十とか、大手企業ということで考えます...全文を見る
○直嶋正行君 私は、決して十兆円全部使ってくれと、こう言っているわけじゃなくて、むしろ、さっきお答えになったように、割合堅実にやっていく、その方が望ましいと思っているんですが。  次にちょっと、次の質問に移りたいと思うんですけれども、もう一つは、今回の産業再生機構という名称なん...全文を見る
○直嶋正行君 今、大臣から御答弁ありましたが、例えば今回、詳しいことはまた改めて議論したいと思いますが、この産業活力再生法の法案改正で、例えば複数の企業の事業再編、今、大臣おっしゃった不採算部門を切り捨てて例えば採算部門で連携を取っていくとか、そういうものを支援しようというスキー...全文を見る
○直嶋正行君 産業活力再生法との併用というお話もあったんですが、この再生機構のいわゆる買取りの前提が、対象企業の再生計画を勘案した適正な時価という表現になっているわけですね。そうすると、やはりあくまでもここは企業の存続するということが前提になると思うんですよ。ですから、今、谷垣大...全文を見る
○直嶋正行君 もう一つ次にお伺いしたいんですが、再生計画を作って買い取っていくという中で、次の話になるんですけれども、例えば再生機構が再建をするときに、今までのやはり経営陣であるとかあるいは株主との関係というのは余り明確に言われていないんですけれども、この点についてはどのように考...全文を見る
○直嶋正行君 それで、次に今のお話をもう少し、再生計画についてですね、少し掘り下げていきたいんですけれども、この再生計画は、メーンバンクとそれからその対象企業が、その企業の、過剰債務企業の再生計画を作ると、こういうことになるわけですよね。そうするとやはり、これまでの例えば私的整理...全文を見る
○直嶋正行君 それで、例えば一応客観的買取り基準というんですか、ROEを二%改善するとか、キャッシュフローの十倍以内とかあるんですが、実際にはそれは実態を判断してということで非常にあいまいになっているわけですよね。  そうすると、再生委員会の方で、今、大臣おっしゃったようにきち...全文を見る
○直嶋正行君 私は、再生委員会でのこの五人から、五名から七名でしたっけね、案件がいろいろ重なってくると結構これは大変で、なかなかきちんと判断できないんではないかなという危惧を持っています。  それで、ちょっと次に移りたいと思うんですが、ちょっとお手元に資料、これは政府にいただい...全文を見る
○直嶋正行君 そこがよく分からない。そんなうまいこといくんですかね。おっしゃっている意味はあれでしょう、その左の、価格は再生計画を勘案した適正な時価で買い取りますと。そうすると、簿価が仮に一万円の債権を六千円で買いましたと、もっと低いのかな、四千円とか三千円になるかもしれませんが...全文を見る
○直嶋正行君 いやちょっと、だからそこは私は必ずしもうまくいかないんじゃないかと思いますよ。  不採算部門と採算部門に分けて、これは正しいやり方だと思うんですね。不採算部門は債務放棄、債務の免除をした後、売却したり清算したりするわけでしょう。そうすると、少なくともこの今の根本さ...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと本当は、ここで時間があればケーススタディーをやってきちっとした方がいいと思うんですが。  大体、この不採算部門の売却価格なんていうのは、この間の、何でしたっけ、厚生労働省の何か施設を売却したときの値段もそうですけれども、大体一万円とか、私も実際に聞いてみる...全文を見る
○直嶋正行君 だから、今のその話は逆じゃないですか。機構が債権放棄するわけでしょう、不採算部門の事業は。だから、非メーンは幾らかの価格で機構に買い取ってもらって、不採算部門と採算部門を含めて、実際にはそれは何々株式会社という企業の債務でしょうから、不採算がどれで採算がどれなんとい...全文を見る
○直嶋正行君 伊藤副大臣にお伺いしたいんですが、多分、金融機関の債権区分というんですかね、例えば要管理、要管理債権が今議論になっているんですけれども、恐らく主要行は多分金融庁の検査もいろいろあってある程度その債権区分が、債務者区分というんですかね、債務者区分がそろっているかもしれ...全文を見る
○直嶋正行君 一応今日私が予定した時間来ましたので今日のところはこれで終わりたいと思いますが、多分我が会派の理事さんがもう一度私にチャンスをくれるんじゃないかと思いますので、この続きはまた改めて、非常に重要な点だと思うんですよ、ですから、そういう意味でまた議論させていただきたいと...全文を見る
04月01日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○直嶋正行君 どうもおはようございます。民主党・新緑風会の直嶋でございます。先日に引き続きまして質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず最初に、前回積み残した部分から質問に入りたいと思います。  要は、対象企業の再生計画の実行段階において債権機...全文を見る
○直嶋正行君 つまり、ですからこの間のお答えとは違って、新たな債権放棄が発生する可能性があるということですよね。ただ、今の御答弁の中でやはりいわゆる第二次に、新たに債権放棄をしないと再生計画が成り立たないと、こういう判断に立つという場合には当然これは元々の再生計画の見方なり、ある...全文を見る
○直嶋正行君 結局、そういう余地を残しているということになると、それは金融機関の側から見るとまだ依然として債権が残るということになるのかもしれませんけれども、要するに再生計画は三年なんですよ。十年も十五年も掛けた再生計画じゃなくて、たかだか三年なんですよ。  だから、もちろんそ...全文を見る
○直嶋正行君 特に、この法律の規定を見ると、三年以内でやるように努力しなきゃならないという書き方になっているんですよね。ですから、やはり間際になって今お話しのようにロスが一番少ないとかいろんな理由で更にその再生計画を延長していくというようなことはないようにやはりきちっと処理してい...全文を見る
○直嶋正行君 その場合なんですが、商法二百六十六条だったと思うんですが、いわゆる損害を与えた行為そのものはもちろんなんですけれども、二百六十六条の二項及び三項によって、いわゆる決議に、例えば取締役会の場合ですと決議に賛成をした取締役はその行為をなしたものとみなすと、こういうみなし...全文を見る
○直嶋正行君 つまり、行為そのものは同じように責任を問われるけれども、責任追及においてはいわゆる一般的な取締役会における決議よりも若干その責任は問われづらい形になっているというふうに言えるんじゃないかと思うんですが。  それで、この産業再生委員会なんですが、先日、谷垣大臣も答弁...全文を見る
○直嶋正行君 そうすると、要するにこの今の再生機構のスキームですと、取締役会で債権の買取りの意思決定をするんではなくて、再生委員会に委嘱をする形で意思決定をするわけですね。そうすると、この再生機構にとっての最も重要な部分について、通常の株式会社における取締役会の取締役としての責任...全文を見る
○直嶋正行君 手短にお願いします。
○直嶋正行君 重要財産委員会の方はもう審議の終わった話ですから、ちょっとこれで終わりたいと思いますが、要するに、さっきもちょっと議論させていただいたように、この再生機構の場合は損害が出ると税金で穴埋めをする可能性が非常に高いわけですよね。ですから、そういう意味で言いますと、やはり...全文を見る
○直嶋正行君 こういう議論も是非した上で御検討というか、今の法案作っていただきたかったと思いますが、ちょっと次のテーマに移りたいと思います。  それで、今度は、先日のやり取りの中でも大臣や副大臣の方から、この再生機構については、日本にまだ再生ビジネスというものがきちっとビジネス...全文を見る
○直嶋正行君 例えば、今の大臣のお答え、そのいわゆる機構の特性上出てきた、後段の方の話はちょっと別にして後でまた伺いたいと思いますが、前段の物の考え方ということでいうと、きちっとしかるべき利潤も上げていく、コストももちろんそれで賄っていく、そういう価格設定をすると。そうすると、例...全文を見る
○直嶋正行君 もう一つはバッファーの部分の話なんですが、結局ここは機構と民間とは相当違う部分になるんじゃないかと思うんですね。というのは、民間から見ると手が出しづらいということは、逆に相当リスクが高いわけですから、相当なリターンを前提にして価格をはじかないと合わないと、多分そうい...全文を見る
○直嶋正行君 是非、民間の障害にならないようにひとつ、これお願いを申し上げたいというように思います。  それからもう一点、ちょっと確認をさせていただきたいんですが、今度は、買い取った後の、いわゆる再生をして売却をすると。このやり方は、もうあらかじめ買手を見付けておくとかいろいろ...全文を見る
○直嶋正行君 まだいろいろ機構についてお伺いしたいことはあるんですが、ちょっと時間がもうなくなってしまいましたので、平沼大臣お待ちかねでございますので、産業活力再生機構法の方に質問をさせていただきたいと思います。  それで、まず大臣にお伺いしたいんですけれども、この産業活力再生...全文を見る
○直嶋正行君 それで、今、大臣からもこの実績のお話があったんですが、例えばROA見ましても、マクロ的に数字見ると、問題は利益率よりも、むしろ総資産の回転率が非常に悪いわけです。要するに、設備効率が悪いわけですよね。ですから、大臣が今おっしゃったように、例えば生産性は上がっているか...全文を見る
○直嶋正行君 今回の改正で、その今の退職金ですか、退職金だとか設備の撤去費用も計算に入れてよろしいということで、一歩前進はしているのかもしれません。  ただ、本質的に、さっきちょっと言われましたけれども、小さな設備廃棄を対象にするのは問題があるということで五%という基準があるん...全文を見る
○直嶋正行君 大臣、これ法律の賛否はちょっと別にして、これ本丸なんですよね。さっき言いましたように、百兆円なんですよね、要するに過剰設備、過剰資本ストックというのが。ですから、一番、そういう意味では再三、供給過剰、過剰供給体制の問題点というのをおっしゃっておられますし、ですから、...全文を見る
○直嶋正行君 よろしく御検討お願いしたいと思います。  それからもう一点、今度は事業分野別の問題についてお伺いしたいんですけれども、今回の法案、法律改正の中で、今ちょっと議論させていただきましたが、過剰供給構造にある事業分野について所管省庁の方で指針を策定すると、こういうことに...全文を見る
○直嶋正行君 ということはあれですか、いわゆる今おっしゃった指標的なものを中心にしてこの事業分野別指針というのは作ると、こういう理解でよろしいんでしょうか。  この法案の後の指針の作り方といいますか、これを見ると、事業分野別指針、二条の三関係については、「当該事業分野における共...全文を見る
○直嶋正行君 あと幾つかお尋ねしたかったんですが、最後に一つだけ、大臣にちょっとお尋ねと、お願いということも含めてなんですが、ちょっとさっきも高市副大臣の御答弁の中でございましたけれども、いわゆる雇用とか労働者、労働分野にかかわる話なんですけれども、この産業活力再生法も制定のとき...全文を見る
○直嶋正行君 じゃ、私は終わります。
05月20日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○直嶋正行君 民主党の直嶋正行でございます。  突然の御指名で出だしがちょっとくじけたのでありますが、今日は民主党・新緑風会を代表する形で総理始め各大臣に御質問させていただきたいと思います。  それで、今日は武力攻撃事態対処関連法案の質疑ということでございますが、本題に入りま...全文を見る
○直嶋正行君 銀行に公的資金注入するのがやらなけりゃならない改革だというのはあきれましたよ。ちょっとこの点に関して二つ、ちょっと御指摘させていただきたい。  一つは、今、総理は経済成長率について実質の話をされました。しかし、小泉政権の今一番問われているところはデフレ状態からどう...全文を見る
○直嶋正行君 この議論、またしたいと思いますが、今、私、竹中さんにお見せしたのはこの記事なんです。あと二十兆円あるんですよ。この三月期で一年で三兆円しか減っていないんですよ。どうやって減らすんですかね。これ、改めてまた御答弁ください。改めた日、日にちを改めても結構ですから。  ...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  僕、説明はいいんです、とにかくやってくださいよ、きっちり。要するにもう、小泉内閣はいろいろおっしゃるんだけれども、実効性は伴っていないんですよ。このことは申し上げておきたいと思います。  それでは、本題の方に入らせていただきます。 ...全文を見る
○直嶋正行君 安全保障の基本政策を変えるものではないということを確認をさしていただきたいというふうに思います。  それでは、具体的な法案について、引き続きまして総理の御見解を伺いたいと思うわけであります。  今回の法整備は、私は、ある意味では緊急事態法制の通過点であると、この...全文を見る
○直嶋正行君 是非、先ほど申し上げましたが、政党間で協議をする話ではありますが、自民党総裁としての総理の指導力の方もよろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。  次に、この基本法について、民主党の提案者に御質問させていただきたいと思います。  私どもは、やはり国家の緊...全文を見る
○直嶋正行君 もう一点、民主党の提案者に御質問をさせていただきたいと思います。これは、基本的人権についてであります。  ちょっと、やや誤解を恐れずに申し上げますと、緊急時においては、先ほどもありましたが、基本的人権といえども無制限に保障されるものではないと、これはそうだと思いま...全文を見る
○直嶋正行君 もう一点、民主党の提案者に御質問させていただきたいと思います。  さっき武見議員からもお褒めをいただいたわけでありますけれども、今回の民主党の提案をいたしました緊急事態対処基本法案に危機管理庁を設置するということが明文化をされておりました。これは、いわゆる武力事態...全文を見る
○直嶋正行君 行革に反するものではないということであります。今申し上げました私どもの主張も含めて是非御検討いただきたいというふうに思います。  それで、今度、官房長官にお尋ねをしたいと思うんでありますが、今答弁されました危機管理庁の問題についてでありますが、今後整備される事態対...全文を見る
○直嶋正行君 時期を明確にするというのはなかなか難しいということでございますが、先ほどの「速やかに」もそうでありますけれども。  ただ、元々二年になったのを、国民保護法制が一年という附帯決議になっていますし、私どもやはり、この緊急事態法制はさっき言いましたように通過点でございま...全文を見る
○直嶋正行君 それから、あと一点。これは昨日ちょっと、私、通告をさしていただいたかどうかちょっとはっきりしないのでありますが、ちょっと官房長官、お答えいただければと思うんですが、実はテロとか不審船への対応についてなんですが、これは通常、テロとか不審船というのは武力攻撃に至らないと...全文を見る
○直嶋正行君 まだこの法律案、議論をしていきますとたくさんありますが、参議院の審議も今日始まったばかりでございますので、あとまた残る部分は同僚議員の議論に譲りたいというふうに思います。  それで、あと少し、私の持ち時間の中で総理に特に北朝鮮の問題についてお伺いをさせていただきた...全文を見る
○直嶋正行君 今総理もおっしゃったように、公式には北がアメリカに核保有について言及をしたと、こういうことでありますが、この会談、協議以降、私は、若干日本政府の動きも少し変わってきたんではないかというふうに思っています。先ほど来もいろいろ議論がありましたが、例えば、今までは対話と言...全文を見る
○直嶋正行君 あと一つ、特に今、総理も触れられましたが、日本はこの核兵器、ミサイルの問題以外に拉致問題という非常に重要な問題がございます。先日の米中朝三国協議でも、北朝鮮は、北朝鮮の一つの提案として行われた提案の中に日朝正常化も含まれているというようなことも言われております。 ...全文を見る
○直嶋正行君 まだこの問題、いろいろ事態が動いておりますので、また改めて議論をさせていただきたい。ただ、確かに総理がヨーロッパ等も行かれて理解活動をされてきたことは報道等で承知しておりますが、あえて申し上げますと、なかなか状況は厳しいんではないかというふうに思います。  一応私...全文を見る