直嶋正行

なおしままさゆき



当選回数回

直嶋正行の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月27日第159回国会 参議院 経済産業委員会 第18号
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○直嶋正行君 どうも、おはようございます。民主党の直嶋でございます。  随分久しぶりに質問をさせていただきますので、ちょっと要領を忘れちゃった感もあるんですが、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  今日は特許法の審査ということなんですが、その前に一、二、大臣の御所見等...全文を見る
○直嶋正行君 何か、どういう話になったのか、大臣がどういうお考えなのかというのは結局今お話しにならなかったように思うんですが、私は、以前から中川大臣は日本人拉致問題の議連の会長をされたりして、この問題に随分長くかかわってこられました。そのことを私は敬意を表しております。私も実はこ...全文を見る
○直嶋正行君 この問題はこの程度にさせていただきたいと思います。  拉致問題そのものについては、私どもも我々なりにまた努力はさせていただきたいと。当然、北朝鮮の問題全般ということにもなるのかもしれませんが、そのことはここで申し上げておきたいというふうに思います。  それからも...全文を見る
○直嶋正行君 今お話あった御説明は、ずっと一貫してそういうふうにおっしゃっています。  ただ問題は、大臣が総理からの指示だと、こうおっしゃっているわけですが、入っていなかったことに関して大臣としての一つのけじめが何も付いていないわけですね。もちろん、仕事を全力で挽回しますという...全文を見る
○直嶋正行君 この場でお考え変わるとは思えませんのでもうこれ以上申し上げませんが、しかし、正直言って、私は、閣僚として法律にも署名もされている、しかもその方が二十年入っていなかったと、この責任はやっぱり大きいと思いますよ、率直に言って。総理からの御指示だということなんですが、それ...全文を見る
○直嶋正行君 それ以前についてはここでは、どうなんでしょう。お調べにはなっていないんですか、六十一年以前は。
○直嶋正行君 いずれまた、是非明らかにされたいというふうに思います。  続きまして菅政務官、菅さん、菅政務官、失礼しました。大変恐縮ですが、同じ質問なんですが、お答えいただけますでしょうか。
○直嶋正行君 政務官も六十一年以降という解釈でよろしいですか。
○直嶋正行君 この場でこういう質問を余りしたくないんですが、是非私は、今、実は自民党の皆さんだけですね、公表、すべて公表されていないのは。こういう状況になってしまったわけですから、是非、自民党の皆さん、きちっと公表されるようにお願いをしておきたいというふうに思います。是非、副大臣...全文を見る
○直嶋正行君 実は、この相当の対価の、特に企業からいうと予測可能性という問題なんですが、実は、今、大臣の方も御答弁の中にございましたけれども、今幾つか裁判が起きています。例えば、これは日立の、今、裁判のケースなんですが、これは実は二審まで進んでいます。この裁判を見ると、かなり裁判...全文を見る
○直嶋正行君 これは、今行われている裁判の話ですからどこまで言えるのかどうか分かりませんが、かなりこれは今回の三十五条改正を判断として先取りしたんではないかと、こう言われているわけなんですけれども、何といいますか、今回の改定では、確かに手続も含めて、あるいは研究者の意向、意思を確...全文を見る
○直嶋正行君 考え方は分かりました、はい。  それで、私がちょっと心配しているのは、実は研究者もそれから企業も、これはお互い事情を分かっていますから話はできると思うんです。ただ、裁判になったときに判断をするのは裁判官ですから、問題は、そこに例えば、今回のいろいろな訴訟も私個人的...全文を見る
○直嶋正行君 次にお伺いしたいんですが、今の訴訟の可能性の話は今お答えあったということなんですが、もう一つは、この法律にございます「不合理と認められるものであつてはならない。」と、こういうことなんですが、この合理的か不合理なのかというところ、これについて、当然、裁判になるとこれは...全文を見る
○直嶋正行君 結局、だからさっきお話ししたような事の性格からいうと、ここの判断も含めて、最終的にはだから裁判で、どうしても不満がある場合は確認をすると、こういうことにならざるを得ないんじゃないかと思うんですけれども、そういう意味で、この判断基準も裁判所の判断を仰いで判例を積み重ね...全文を見る
○直嶋正行君 事例集の話はちょっと後でまたお伺いしたいと思いますが、もう一つ、今度のこの改正の中に研究者の処遇という言葉がいろいろ入ってきておるわけですね。済みません、法案には入っていないんですが、意見の聴取あるいは多分企業側の貢献あるいは従業者等の処遇ということで五項に入ってき...全文を見る
○直嶋正行君 ここはちょっとやってみないと分からないというところがあるのかもしれませんが。  私、ちょっと申し上げたかったのは、今の判例なんかを見る限り、処遇というのは計数的にはっきりしないものですから、結局、だから不合理と認められなきゃいい、手続上、手続も含めて不合理と認めら...全文を見る
○直嶋正行君 前に比べると前進だとは思いますね。と思われますが、ただ、いろいろ心配なところはたくさんあるということで申し上げたんですが。  それからもう一つ、法律上、この間参考人の方もちょっとお答えされていましたけれども、四項で「対価を支払うことが不合理と認められるものであつて...全文を見る
○直嶋正行君 なかなか分かりにくいんで。まあ、いろいろ判断に、実態に合わせてできるように判断に幅を持たせたと、こういうことでいいんですか。このぐらい、この程度なら、ある幅の中に入ればいいと、こういうことですかね。余り理屈一本じゃなくてと、こういうことですよね。
○直嶋正行君 ゴルフでいうとあれですか、OBくいのこの上はセーフだと、こういうのと同じような感じですかね。  済みません。もうちょっと時間が来ましたので、あと、続きは午後にしたいと思いますので。
○直嶋正行君 それでは、午前中に引き続きまして……(拍手)どうも盛大な拍手をありがとうございます、質疑をさせていただきたいと思います。  職務発明の部分で、あと、先ほどちょっと議論させていただきました、不合理と認められないということについてなんですが、これは幅があるという話だっ...全文を見る
○直嶋正行君 そうすると、普通、企業相手に闘うわけですから、挙証に当たって、これは被告の方が有利になるんじゃないかと、こういうことになってくると思うんですが、この点はどうなんでしょう、やはりそういう理解で、非常に、ですから、裁判が難しくなるというふうに思うんですが、どうなんでしょ...全文を見る
○直嶋正行君 そうすると、手続だからということと。  そうするとあれですかね、被告側は全くそういう反証責任といいますか、そういうものは負うことにはならないと、こういうことになるんですかね。  先日の実は参考人質疑の中でもちょっとこのやり取りがあったんですが、参考人の方は、実際...全文を見る
○直嶋正行君 そうすると、裁判の実務上は研究者のみがそういう挙証責任で負担を負うわけではないと、バランスは取れると、こういう理解でよろしいですか。
○直嶋正行君 それからもう一点、この職務発明に関して確認しておきたいのは、日本の、日本国内での発明、発見で、それに基づいて特許を取るということなんですが、それは外国でも、外国で特許を取得した場合にこの三十五条は適用されるのかどうかなんですが、この点はいかがでございますか。
○直嶋正行君 ちょっと確認なんですが、ちょっと私、不勉強なんですが、今のお話で、日本国内でなされた発明、発見の場合、例えばアメリカの特許を取ったという場合は、あれですか、必ずしもそれがこういうケースで報酬の対象にはならないと、なるとは限らないと、含めるケースもあるし含めないケース...全文を見る
○直嶋正行君 国際法的な通念で見た場合は、これはどういうことになるか、ここも判断は分かれているわけですか。
○直嶋正行君 ありがとうございました。  あえて申し上げれば、もう最近のビジネスはほとんどグローバル化していますので、これ、あれですかね、今判例がそういうふうに分かれておる、それからそれぞれの国の承継の仕方によって異なるんだということなんですが、それはそれで現時点ではやむを得な...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  それじゃ今度、次に、特許審査の迅速化の部分について幾つかお聞きしたいと思うんですが、まず今回の概要ペーパーの中に、法律の概要ペーパーちょうだいしていますが、この特許庁でお作りになったペーパーの中にも実はこの迅速化の目標として二つうたって...全文を見る
○直嶋正行君 ということは現在の目標はゼロと、こういうことでよろしいわけですか。政府のその推進もゼロに向けて迅速化を推進すると、こういう理解でよろしいんですかね。
○直嶋正行君 それで、任期付審査官についてお伺いしたいんですが、今回の特許庁の計画では、平成十六年度以降、任期付審査官を毎年百名ぐらい増員すると、そして五年かけて採用して今の、在庫一掃といいますか、審査待ち八十万件になると想定される部分の処理に当たると、こういうふうに理解している...全文を見る
○直嶋正行君 基本的に私は、この処理を速くする、そして待たなくてもすぐ審査に入っていただける、それから審査の時間を短縮するというのは非常にいいことだというふうに思っています。  是非これを実現していただきたいと思うんですが、多少欲が深いものですから、もっと、特許庁の計画よりもも...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  今、坂本副大臣からお答えがあった正規の方六十五名というのは、通常に比べるとやはり多いということですか、採用人数としては。今、六十五名採用したという話がありましたよね。
○直嶋正行君 ありがとうございました。  普通より少し多いめぐらいですか、通常ぐらいということですね。  分かりました。事情は、なかなかこれはすぐ、採用してすぐ一人前の審査官として仕事ができるわけではありませんから、難しいことはある程度承知の上でお聞きしたんですが、できるだけ...全文を見る
○直嶋正行君 そうすると、五年前にこの期間を短縮したんですが、五年たってまた戻すということになるわけなんですが、これはあれですかね、前回の改正というのは余り意味なかったと、無審査登録の部分はそのまま続けるということなんですが、どうなんでしょうかね、余り意味なかったということなんで...全文を見る
○直嶋正行君 規制緩和と合わせて短くしたけれども、余り評判が良くないので戻すと、こういうことですよね。  それで、今、例えばこの出願件数を見ますと、改正前は大体約八万件ぐらい年間あったのが、今八千件ぐらいに減少、十分の一になっていると、こういうふうにお聞きをしているんですけれど...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  ちょっとこの辺が、今度はあれですよね、実用新案を登録した後、特許に切り替えることも可能になると、こういうことですよね、特許出願ができるということなんですが。先ほどからやり取りしていますように、特許の審査そのものが迅速に行われていくように...全文を見る
○直嶋正行君 まあ、審査待ちゼロになってからまた考えますか、特許との関係はね。  それじゃ、ちょっと、直接法案の審査ではないんですが、知的財産戦略全般について、あと残る時間の中で幾つか確認をさしていただきたいというふうに思います。  私もこの知的財産戦略というのは非常に重要な...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。認識はそんなに変わらないというふうに思うんですが。  日本がそもそも知財立国に取り組み始めた経緯のそもそもの発端はやはりアメリカの動きにあるというふうに思うんですが、特に八〇年代の前半ですか、ヤング・レポートというのが出されまして、アメリカ...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  今、実は副大臣言われたように、日本の対応というのは、さっきアメリカの話をしましたが、これは法律作って強烈に制裁もやる、それから、さっきお話ししたように、行って査察もやる、もうこれは非常に強権的なやり方ですよね。だから、これがいいかどうか...全文を見る
○直嶋正行君 よろしくお願いしたいと思います。  じゃ、大体時間が来ましたので、以上で終わりたいと思います。ありがとうございました。
10月21日第161回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。  今日は、ダイエーの問題について、連日報道で大変にぎわいましたので、この間の経緯について、今日は関係大臣に御出席をお願いをいたしました。お伺いをさせていただきたいというふうに思います。  まず、元々このダイエーの問題というのは、二〇〇...全文を見る
○直嶋正行君 ということは、中川大臣としては今の新三か年計画でダイエーの再生は可能であると、こういうふうに御判断されているということでございますか。
○直嶋正行君 これは実は十八日のある新聞なんですが、取材の中で中川大臣が、過去二回の金融支援による再建策は、についてお述べになり、先送りと言われても仕方のない経緯だったことは否定をしないと、こういう発言をされたというふうに報道されていますけれども、そういう思いはおありなんでしょう...全文を見る
○直嶋正行君 そうすると、その計画上に沿って進んでいたと。ただ、時間がたち過ぎだったという指摘がある中で一連の動きが出てきたわけでありますが、十月十日でしたかね、大臣がダイエーの高木社長あるいは再生機構の斉藤社長をお呼びになっていろいろお話をされたと。それから、報道の中ですから、...全文を見る
○直嶋正行君 一つ不思議なのは、監禁したようなことはなかったということなんですが、それはそれとしていろんな経済産業省の方でいろんな案をまた検討されていると。それは前からあったのかもしれません。もし、経済産業省が大臣の下でその再生機構へ行くんではなくて、何らかの案がもしお持ちだった...全文を見る
○直嶋正行君 官房長官、再生委員長が何か抗議の書簡を官房長官あてに出したというようなことが報道されたんですが、これはそういう書簡があったんですか。
○直嶋正行君 それはどういう内容のものか、プライバシーに関係ない部分でお漏らしいただくということはできませんか。
○直嶋正行君 その混乱があったということは官房長官も同じ認識でいらっしゃるわけですか。
○直嶋正行君 実は、これも新聞報道ですから官房長官の発言もぶれているんですよね。十二日の夜のこれコメントだと思うんですが、私としては民間の協力を見守っていきたい、十八日の様子を見ないといけないと思う、つまり入札期限まで待てというようなニュアンスのことを発言されています。しかし、翌...全文を見る
○直嶋正行君 官房長官のその御発言がかなり、元々民間でやりたいと思っておられたダイエーさんをも刺激したし、可能性があるものを探ろうと、こういう動きになったというふうに、報道ですよ、伝えられておりますけれども、そういう面はあったんでしょうかね、やはり。
○直嶋正行君 結論からいうと民間が決めたということなんですが、必ずしも自主的ではなくて大分不本意ながらというような、ダイエーさんからすればですね、そういう感じがあったというふうに思うんですが、その点はどうなんでしょう。
○直嶋正行君 なぜ官房長官にこういうことをお聞きするかというと、さっきお話ししたように、元々は総理がダイエーを倒産させないということで始まったことですから、私は内閣としては大きな責任があると思うんですよね。そういうことで申し上げました。これまた後でちょっと議論したいと思います。 ...全文を見る
○直嶋正行君 もう少しお伺いしたいところもあるんですが、ちょっと時間の関係もありますので、ちょっと竹中大臣にお伺いしたいと思います。申し訳ありません、前任大臣に来ていただいて。恐縮でございますが、よろしくお願いします。  それで、早速なんですが、先ほどちょっと中川大臣とやり取り...全文を見る
○直嶋正行君 それで、コメントをいただけないのは残念なんですが、その後、先ほど中川さんがおっしゃった話だと思うんですが、八月に、今年の八月ですが、ダイエーが自主再建案を新たに作った、作りましたが、これに対して竹中大臣は、八月五日の会見で、総合的な観点から先送りでないということが必...全文を見る
○直嶋正行君 その五日の会見の大臣の御発言の、総合的に勘案して、つまり総合的な観点から先送り型でないことというのは、今おっしゃった趣旨ですか。バランスシート上の問題ということでおっしゃったんですか、日本経済の。
○直嶋正行君 したがって、今の竹中大臣のお話から申し上げますと、やはりバランスシート上の、要は銀行にとっていうと、不良債権をきれいにしなきゃいかぬ。早く、一刻も早くといいますか、目標どおりやらなきゃいかぬと。そういうことからいうと、やはり頭の中は当然再生機構へということになるんじ...全文を見る
○直嶋正行君 昨日の衆議院で、昨日でした、おとといでしたか、衆議院の質疑で、金融機関の側も株主や預金者に合理的な説明ができなきゃいけないんだと、こういう趣旨のことをおっしゃっていますが、その合理的な説明というのは結局どういうことを思い浮かべればよろしいんでしょうか。
○直嶋正行君 ですから、今のことを総合して言うと、やはり特に金融機関の株主説明とかそういうことを考えると、再生機構で処理するというのが一番望ましいという結論になってきますよね、当然。そうじゃないんですか。なぜそうじゃないんでしょう。
○直嶋正行君 債権者にとっても債務者にとっても合理的でしかも透明な処理といえば、どうしても、もう、しかもさっき中川大臣がおっしゃったように、公的なといいますか、官の側である再生機構が一番望ましいということになるんじゃないですか。  ちょっとお伺いしたいんですが、さっきお話しした...全文を見る
○直嶋正行君 じゃ、村上大臣。
○直嶋正行君 ちょっと大臣おっしゃらなかったんですが、金融機関の持っている不良債権とか、債権の扱いは再生機構へ持ってきてどうなるんでしょうか。例えば、金融支援をした場合の債権の扱いとかですね。いやいや、大臣。
○直嶋正行君 私が聞いているのはそんな話じゃないんですけれども。はい。あっ、済みません。  例えば、再生機構で、持ち込んだ案件については、その持ち込んだ当該の借り手に関する債務は、銀行の債務はどういう扱いになるんですかと聞いているんです。
○直嶋正行君 つまり、正常債権ということですね。はい。あっ、済みません。  償却をした場合はどうなるんでしょうか。その銀行が放棄した債権を償却する場合は。税法上どういう扱いになるんでしょうか。谷垣大臣。
○直嶋正行君 さっきの債権処理、ちょっと教えてください。債権者の債務は一律に調整するんですね、たしかね。
○直嶋正行君 ですから、明らかですよね。債権はすべて正常債権となるということと、放棄したものは無税で償却できる。メーン銀行にとってみると、プロラタ方式を適用してもらえる可能性がある、放棄額が小さくなる。つまり、これは、もちろん抜本的な再生計画ができたという前提でありますけれども、...全文を見る
○直嶋正行君 適用されるんですか。はい。  ですから、明らかですよね。  それで、私は別にこれが悪いと言っているんじゃないんですよ。明らかにこの仕組みは、金融機関側にとっては非常に使い勝手がいいといいますか、非常に有り難いのが再生機構へ持ち込むことだというふうに思います。さっ...全文を見る
○直嶋正行君 そうなんですよ。今回はちょっとひど過ぎたんです、今ちょっと出ましたけれども。  ですから、それは最後までどうなるかまだ分かりませんから、官房長官おっしゃるように。しかし、現時点で、まあいろいろ混乱はあったんだけれども、こういうことでした、皆さん温かく見守ってくださ...全文を見る
○直嶋正行君 村上大臣にお伺いしたいんですが、これで産業再生機構活用ということになったので、まず、今の点について村上大臣の御所見をお伺いしたいと思います。
○直嶋正行君 今一兆円とおっしゃったので、大体いろいろ言われているようなことを考えておられるのかなと思いましたが。  ただ、これはもういいですよ、別にその揚げ足を取るつもりはありません。ただ、今の大臣の、一言申し上げたいんですけれども、この例えば二度目の五千二百億円の金融支援も...全文を見る
○直嶋正行君 忘れましたから。どうぞ。
○直嶋正行君 今最後に、後で聞こうと思ったことをお答えになったんですけれども、国民負担はやっぱり出ないようにしてくださいね。
○直嶋正行君 もし国民負担が出るんだったら、これは民間でやった方がいいんですよ、やっぱり。お願いしますよ。  それからもう一つは、さっきから言っているように、これは国民負担が出れば、これは逆に言うと、裏口から金融機関に公的資金を入れたということにつながるんです。ですから、国民負...全文を見る
○直嶋正行君 あと一点、村上大臣に確認しておきたいんですが、産業再生機構法第二十二条、これは、特に私は雇用の問題を心配していまして、雇用の確保には全力を尽くしていただきたい、これはもう御要望申し上げておきます。  また改めて雇用だとか中小企業の問題、今日ちょっと時間が、私は配分...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  それじゃ、あと残る時間でちょっと独禁法にかかわる問題について、今日は公正取引委員長にもいらしていただいていますので、官房長官と公正取引委員長に御質問させていただきたいと思います。  まず官房長官、この間、つい二、三日前も新潟の事件が上...全文を見る
○直嶋正行君 特にその罰則の強化のことで申し上げますと、今は違反しても損害賠償と懲戒しかないんですね。よく経済界からも、例えばいわゆる、何といいますか、唆し罪といいますか、唆した側の責任を問えるようにしてもらいたいと、あるいは罰則も強化してほしいというようなことが出ています。 ...全文を見る
○直嶋正行君 済みません。  公取委員長、どうも今日は申し訳ありませんでした、ちょっと時間がなくなりまして。  今の点についてコメントを一言いただければと思います。
○直嶋正行君 ありがとうございました。  終わります。
11月02日第161回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。  今日は、今、同僚議員が質問されておられました東シナ海の日中間の懸案についてお伺いをしたいと思いますが、その前に、若干、中越地震についてお伺いをさせていただきたいと思います。  今日は、お忙しい中、内閣府及び国土交通省から御出席をいた...全文を見る
○直嶋正行君 使い勝手を良くしたというふうにお答えでございますけれども、現実のところ、非常にこの点についてやはり御要望が多いということは申し上げておきたいと思います。  政府の方も、今お話しのように若干弾力的にやるという御意向はお持ちのようですが、やはりこれだけの大きな災害にな...全文を見る
○直嶋正行君 今、御尽力中ということは承りましたが、特にやはり幹線国道を含めて、あるいは今市町村道のお話もございましたが、道路はやはりネットワークとして機能をしないと役に立ちませんので、どうぞ是非そういう視点で一日も早い復旧を御要請申し上げたいというふうに思います。  国土交通...全文を見る
○直嶋正行君 今日は、忙しい中、外務省の方から薮中局長に来ていただきましたが、薮中局長にお伺いしたいんですが、この春暁ガス田というんですか、この開発について、中国側に対してはこれは中止の申入れというのは行っているんですか。私どもが報道で伺っている限りで言いますと、今大臣もちょっと...全文を見る
○直嶋正行君 それは、私はちょっとまずいんじゃないかなと思うんですけれどもね。  この外務省のお作りになった協議の概要ペーパーにもございますけれども、さっき小平長官もお答えになりましたけれども、EEZの設定についての中国と日本のこの意見の違う領域について、中国側と日本側は主張が...全文を見る
○直嶋正行君 既に開発されていると言われている、この平湖ガス田と言うんですか、より少し北西側にある、あるいは、もう一つありましたね、天外天と読むんですかね、この辺もいわゆる今の二百海里が重なる地域に存在するわけですね。ですから、日本としては、今、薮中局長から妥当な解決策として中間...全文を見る
○直嶋正行君 よく毅然たる態度という言葉が使われるんですけれども、やはりこの状況でいいますと、さっき申し上げたように、私が素人目で見ても、日本はかなりもう妥協案を中間線という形で提示、出して、しかも中国側はその西側は油田開発に既に既成事実ができててという大変厳しい状況だと思います...全文を見る
○直嶋正行君 是非、そういうふうにお願いを申し上げたいというふうに思います。  それで、今度は経済産業省にお尋ねしたいんですが、このいわゆる日本の中間線の内側の東シナ海の海域にある資源の埋蔵量なんですが、これは報道でいろいろされています。今これ、どのくらいの量があるというふうに...全文を見る
○直嶋正行君 これはかなり量的にも多い資源だと。ただ、これはガスと石油と合わせてということですね。  もう一点お伺いしたいんですが、この春暁油田の開発に関して、当初はこの事業に参加をするということを言っていました欧米の石油大手企業、ロイヤル・ダッチ・シェルとユノカルでありますが...全文を見る
○直嶋正行君 それで、少し聞きづらい質問なんですけれども、あえてちょっと確認させていただきたいんですが、今議論になっているこの当該のガス田についても、これ一部の専門家筋からは、これは開発しても採算的にペイはしないんじゃないかと、あるいはここで取れた資源については、結局日本とはかな...全文を見る
○直嶋正行君 是非、そういう姿勢で取り組んでいただきたいというふうに思っています。  それで、次に、さっきも若干出ていましたが、今回中国側からは、いわゆるこのEEZの境界の話は棚上げにして、共同開発をしようじゃないかと、こういうことが、当初、川口外務大臣がこの問題で李肇星外相と...全文を見る
○直嶋正行君 分かりました。  ちょうど外務省のペーパーに地図が付いていまして、少し青い線引いていますが、小さくて見づらいですが、ここが尖閣諸島ですから、中間線は正にこれと台湾との間を通っているということでありまして、これを棚上げしちゃいますとこの領土の問題まで波及をするという...全文を見る
○直嶋正行君 それでは、次の質問に移りたいんですが、さっきもちょっと出ていましたが、この今の該当のところで、該当鉱区について民間企業四社が四十年前にもう既に申請をしていると、こういう話がありました。私は、結構この問題が、やはりさっき御指摘あったとおり、これを留保してきたことがいろ...全文を見る
○直嶋正行君 それで、今大臣がお触れになったこの三次元探査なんですが、今ノルウェー船をたしかチャーターしてということなんですが、既によく知られていることなんですが、中国はこの同様の船を十二そう持っていると、それから韓国も四そう持っていてそれぞれいろいろ調査をしていると、こういう状...全文を見る
○直嶋正行君 この三次元探査をしっかりやらないと、国連の、その間に合わないんじゃないかと。
○直嶋正行君 よろしく御対応をお願いしたいと思います。  それで、あと、今日は海上保安庁来ていただいていますか。──忙しいところありがとうございます。  海上保安庁が今、日本の海図を作成されているんですが、この海図にいわゆるこの排他的経済水域の表示がないということが今いろいろ...全文を見る
○直嶋正行君 例えば、日本海側は韓国、中国と話が付いていないけれども、例えば太平洋側は別に問題ないですよね。それから沖ノ鳥島はちょっと影響あるのかもしれませんが、南鳥島は問題ないと思うんですが、これは全部まとめてしかかけないんですか、海図には。
○直嶋正行君 これは、関係省庁ということになるとやはり外務省も関係すると思うんですが、僕、昨日、海上保安庁の方にお聞きしたら、測量してデータはちゃんと準備するのは海上保安庁の役割で、これをかくのはむしろ政府の中で、いつかくか、どうかくかというのは政府の意思決定の問題ですと、こうい...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  もう一つ聞いてから、ちょっと最後に大臣の御所見を伺いたいと思うんですが。  もう一つ、さっきちょっとお話ししましたが、沖ノ鳥島は岩だというのは、これは中国の実は国家発展委員会の何かスタッフがそういう論文を書いたという話、聞いています。...全文を見る
○直嶋正行君 外務省でしょう。
○直嶋正行君 恐らく外務省としては、今、薮中局長言われるように中国には話されているんだと思うんです。しかし、この種の問題というのは、国際的なこの問題の認識の問題とか、それから我が国の国民の皆さんがどれだけ理解しているかという問題というのは、これから外務省がいろいろ交渉される上にお...全文を見る
○直嶋正行君 終わります。
11月10日第161回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○直嶋正行君 民主党の直嶋です。今日は、発言の機会をいただきましてありがとうございました。  まず、本題に入る前に、民主党としての憲法についての問題意識と民主党の憲法調査会の現状について報告をさせていただきたいというふうに思います。  今、世界は文明史的転換期にあるということ...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと議論があっちこっち出ているんですが、私が最初にお話しした、民主党の考え方を申し上げましたが、これは国連による平和維持活動、平和創造活動には我々は参画すべきだということを申し上げました。  で、これは結局、我が国が憲法九条によって自ら武力行使やあるいは国際紛...全文を見る
11月24日第161回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○直嶋正行君 民主党の直嶋正行です。  お二人の先生、今日は本当にどうもありがとうございました。大変興味のあるお話を聞かせていただきました。  私の方からお二人の先生に幾つか御質問させていただきたいと思うんですが、まず毛里先生にお伺いしたいんですけれども、今日のお話の中にもあ...全文を見る
12月01日第161回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○直嶋正行君 今、会期の問題をめぐっていい議論が続いておりますので、ちょっと触発されて一つ私も申し上げたいんですが、先ほどの土俵論等も含めて、私は、もう一つ頭に置いて是非検討しなきゃいけないのは、二院制の問題ではなくなるんですが、政府と与党との関係だと思います。  要するに、議...全文を見る