直嶋正行

なおしままさゆき



当選回数回

直嶋正行の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。  今日は、お二人の先生、大変ありがとうございました。  正に、先日、北朝鮮の六か国協議への無期限中断が発表されまして、折しも昨日はアメリカで日米2プラス2の会合が持たれるという、この種の問題で大変マスコミ等に情報がはんらんをしておりま...全文を見る
02月23日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。  今日はどうもありがとうございました。  私から二つお二人に質問させていただきたいんですが、私も基本的に日米関係が最も重要で大事だということはお二人の先生と同じ、共有の認識でございます。ただ、一つあえてお伺いしたいんですが、今回のこの...全文を見る
02月25日第162回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○直嶋正行君 会長、ありがとうございます。  今、憲法裁判所の話が、御意見出されていましたが、これについてちょっと一言申し上げたいと思うんですが、私は個人的には憲法裁判所については賛成であります。  今の議論とちょっと別の角度になりますが、先ほど来、やはり今の憲法の規定と実態...全文を見る
03月09日第162回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。  小委員会報告いただきまして、小委員のメンバーの皆さん方の御努力に敬意を表したいというふうに思います。  私も、この小委員会報告の内容についてはおおむね賛成でございます。特に、今後ともこの二院制を維持する、それから国民の直接選挙により...全文を見る
03月14日第162回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○直嶋正行君 委員長、どうもありがとうございます。  それじゃ資料をお配りください。    〔資料配付〕
○直嶋正行君 今日は、予算委員会で一般質疑という大変いい機会をちょうだいしましたので、来年度予算との関連で、道路特定財源制度について、北側大臣あるいは谷垣大臣始めとした政府の方々の御見解を承りたいというふうに思います。  今資料を配らせていただきますが、ちょっと大臣の方に早く配...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。長い歴史を含む問題を簡潔に御説明いただきました。  今お話ございましたように、基本的に道路特定財源制度というのは受益者負担の仕組みで成り立っているということであります。それから、道路整備が緊急に必要であるということでそもそも創設された制度で...全文を見る
○直嶋正行君 大臣、どうもありがとうございました。  ということでいいますと、平成十七年度までは私のお配りしました資料の一番下に括弧書きで今数字を入れてございますが、これは今大臣の方から御答弁いただいた数字と一緒と、同じということでございまして、解釈の差はあるかもしれませんが、...全文を見る
○直嶋正行君 つまり、元々この道路特定財源というのは、平成十五年に五か年計画を作る折に、これは国、地方合わせまして五か年で三十八兆円の道路投資を行うということで、それに見合う財源を確保するということでそもそもつくったものであります。  国土交通大臣にお伺いしますが、平成十七年度...全文を見る
○直嶋正行君 財源をすべて道路投資に充てたとすると何%になりますか。
○直嶋正行君 ちょっとこれは趣旨が違うんじゃないですか。例えば本四公団の債務処理というのは道路投資なんですか。
○直嶋正行君 本四公団の話はちょっと後でさしていただきたいと思うんですが。  借金の返済を、本来、道路投資に向けますということでユーザーから集めたお金を使うということは私は意図されてなかったことだと、だからさっき国土交通大臣がおっしゃったように、わざわざ法律をつくってこれを使え...全文を見る
○直嶋正行君 本四公団の債務処理の話が出ているんですが、私は、例えば、この道路五計を作るとき、つまり、三十八兆円の道路計画を作ったときに本四公団の債務処理ということは念頭になかったと思っています。  三十八兆円を賄うために、例えば、先ほどお話しした税金でいいますと、わざわざ割増...全文を見る
○直嶋正行君 それじゃ、もうちょっとこの四公団の処理の話を踏み込んでお伺いします。  さっき国土交通大臣は法律を改正したというふうにおっしゃったんですが、これはどういう法律を改正して、その根拠で道路特定財源をじゃ本四公団の処理にお使いになったんでしょうか。もう一度ちょっと御説明...全文を見る
○直嶋正行君 じゃ、もうちょっと踏み込んで伺います。  この今御説明になった法律でありますが、これは、第二条において、「一般会計による債務の承継」ということで、第二条をちょっと読みますと、「政府は、この法律の施行の時において、その時における次に掲げる公団の債務で政令で定めるもの...全文を見る
○直嶋正行君 私がお伺いしているのは、道路特定財源を使うということは法律のどこに書いてるんですかと聞いてるんですよ。道路特定財源を使ったんでしょう。これは一般会計で承継するという処理の方法しか書いてませんよ。
○直嶋正行君 はっきり言いますと、形式上、重量税は確かに国の一般財源になってますから、一般会計で形の上では処理するのか、できるのかもしれません。しかし、先ほど大臣が答弁の中でもお答えになったように、これは法律の制定過程、法のできたときの趣旨に基づいて、三十数年間、国の税収の八割を...全文を見る
○直嶋正行君 おっしゃるとおり、その申合せがあったことは私も存じ上げております。手元にございます。  しかし、ここで二つのことを申し上げたいんですが、一つは、この申合せの二項の、第二の①で、有利子債務の一部を切り離し、国の道路特定財源より早期に処理すると書かれてるわけです。これ...全文を見る
○直嶋正行君 ですから、今の大臣の御答弁はさっきの繰り返しになっているんですが、わざわざこういうふうに決めて債務処理に使ったと、だから本来の使い方じゃないんだという点は御了解いただけますよね。
○直嶋正行君 あと、もう一つちょっと御質問させていただきたいのは、今のは本四公団の債務処理の話なんですが、ちょっと谷垣大臣にお伺いしたいんですが、もう一つ、実はさっきから私がこの表を作ってお話しさしていただいているのは、道路特定財源制度というのがあると、しかし小泉内閣の予算編成方...全文を見る
○直嶋正行君 道路特別会計法の第一条の第一項に、この道路特会のお金の使い方として、つまり道路整備とは何ぞやというのを定義されているわけです。これを見る限りは、道路の新設、改築、維持、修繕、これを道路整備と定義しているわけですね、この法律では。後に、例えば環境とかこういうものが入っ...全文を見る
○直嶋正行君 私は重量、自動車重量税だけではなくて、道路特定財源全般について御質問したつもりなんですが、例えば今、この財源特例法の三条の二に、二のところで暫定税率のお話ございまして、自動車重量税は必ずしも法的に道路に決められていないと、こういうお話だったんですが、実はそれに合わせ...全文を見る
○直嶋正行君 私は、ちょっとその法律の運用として、明確に法律に書かれていないからどう使ってもいいんだと、こういうようなことではやはり趣旨に合わないと思いますよ。  むしろ、ちょっと国土交通大臣、もう一つお聞きしたいんですが、さっきお配りした資料で、この本四債務処理、今議論してい...全文を見る
○直嶋正行君 平成十七年度の予算でこの処理終わった後、残り幾らなんですか。
○直嶋正行君 大体合っていますね。  そうすると、ちょっと国土交通……
○直嶋正行君 あっ、済みません。  国土交通大臣にお伺いしたいんですが、これ、五年間の処理終わった後、やはり道路整備にあくまでも財源は使っていくということは、趣旨になると思うんですが、どのようにお考えでしょうか。
○直嶋正行君 谷垣大臣にお伺いしたいんですが、もうちょっと本当は詰めた議論もさせていただきたかったんですが、やや粗っぽい議論になっちゃったんですけれども、どっちにしても、今お話ししたように、十八年度まで行くと、本四債務処理の残額は、ほぼ、これ全部やれないことはないと。そうすると、...全文を見る
○直嶋正行君 余り、もうこれ以上議論進まないと思いますが、先ほど国土交通大臣もいろんなところに使うと、こうおっしゃったんですが、仮に、これ六千、八千億ですか、六千億とか七千億とかいう、こういうお金が平成十九年度に出てくるわけですよね。そういう、周辺に使うとか、そういうレベルの問題...全文を見る
○直嶋正行君 国土交通大臣、ちょっとコメントいただけますか。
○直嶋正行君 ありがとうございました。また継続して様々な機会で議論させていただきたいというふうに思います。  村上大臣、申し訳ありません、時間がたってしまいまして残りわずかでございますが、ダイエーの再建計画について若干お伺いをさせていただきたいと思います。  ダイエーの一応ス...全文を見る
○直嶋正行君 それだけ。展望はありませんの。じゃいいです。  ちょっと大臣、御見解聞かせていただきたいんですけれども、せっかくの予算委員会の場ですから。
○直嶋正行君 私と同じようなレベルですね、頑張っていただきたいと。私もお祈り申し上げておりますが、まあ、いいです。  それで、ちょっとこの中で気になる点がありますのでお伺いをしたいんですが、これはマスコミ報道なんですが、このダイエーのメーン銀行であったみずほコーポレート銀行がそ...全文を見る
○直嶋正行君 答えられないということなんですが、もしメーン三行のうちの一つが欠けたということになると、再生計画は大丈夫なんでしょうか。
○直嶋正行君 ということなんですが、要は、あれですね、機構としてはメーンから買うこともあるよと。ただ、私も、この法案審議したんですがね、説明はほとんど非メーンから買いますという説明です。  それから、この再生機構の、ちょうどこれをつくるときのQアンドAというのが、ちょっと古いの...全文を見る
○直嶋正行君 これはあれですかね、率直に言って、一つのメーンの、まあ名前は余り言わない方がいいのかもしれませんが、一行が抜けるについて他の二行の御了解、了解というのは得られているんでしょうかね。これ、メーン銀行として三者がこの再生機構への支援決定を申し込んでいるわけですね、名前を...全文を見る
○直嶋正行君 はい。  もう時間ありませんので簡単にしたいと思いますが、今まとまって相談をして決めたという御答弁でございますから、まあそういうことなんでしょう。  ただ、マスコミ報道なんかではそうではないという報道もかなりされていますし、私が一番心配なのは、何よりこういうこと...全文を見る
○直嶋正行君 終わります。
03月18日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。  今日は委嘱審査ということでありますが、先ほど大臣の方から関係予算の御説明がございました。その方針も含めて御見解をお伺いしたいというふうに思っています。  最初に、FTA、二国間のFTA協定についてお尋ねをしたいというふうに思います。...全文を見る
○直嶋正行君 今もお話しに一部ならなかったんですが、国内の問題もありますが、先ほど私が申し上げたように、日本が取り残されることによって出てくる不利益というのがやはり出てくる、大きくなると思いますので、後れれば後れるほどね。大臣の御答弁から考えますと、とにかくそういう不利益が大きく...全文を見る
○直嶋正行君 恐らく今大臣が最後の方でおっしゃった、できるだけ早く結論出さなきゃいけないということにかかわると思うんですが、例えば、これは経団連が外国人受入れ問題に関する提言というのを出してます。それから、いわゆる経済連携、FTA、EPAの推進に関するこれは国民会議の提言がござい...全文を見る
○直嶋正行君 じゃ、続きまして、FTAの我が国の方の推進体制といいますか、についてお伺いしたいんですが、さっきちょっと申し上げました、日本活性化のための経済連携を推進する国民会議というところが昨年の夏に提言を出していまして、なかなかいいことをおっしゃっているわけですが、その中で、...全文を見る
○直嶋正行君 今の件はまた、状況を見ながらいろいろとまたお話を申し上げたいというように思います。  続きまして、特に東アジアといいますか、ASEAN中心にしたアジアにおけるFTA協定についてお伺いをしたいのでありますが、東アジアと日本における貿易の特徴というのは、一言で言います...全文を見る
○直嶋正行君 今の件に関してもう一点ちょっとお伺いしたいんですが、今の中にもコミュニティーという話がありました。恐らく、特に東アジア、ASEAN中心にしたところ、各国と、あるいはASEANともこれから交渉始まるということになりますと、政府の方にも頭の中に、いわゆるよく言われる東ア...全文を見る
○直嶋正行君 今ちょうど出ましたね、僕、中国との話を是非、大臣がお帰りになったときにしたいと思ったんですが、もうすぐ帰られるかな。じゃ、しゃべっているうちに帰ってこられると思いますんで。(発言する者あり)はいはい、いやお聞きします。  今お話がちょっと出ましたけれども、結局これ...全文を見る
○直嶋正行君 いろいろ予定していまして、大分時間が進んだんですが、ここまでお伺いしたんで、ちょっと大臣、実は通告してないんですけど、いつもこの種の問題を、私、考えたときに常に気になっていることがありますので、お尋ねさせていただきたいと思います。答えにくければ答えなくて、お答えいた...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  ちょっと私の進行もまずくて、いろいろ予定していたんですけども、持ち時間がもう本当に限られてきました。それで……
○直嶋正行君 いえいえ、とんでもありません。  最後まで行くと夕方まで掛かっちゃうんで、あと時間の範囲内でちょっとお伺いしたいんですが、一つは、今の話の延長線上でいいますと、実はエネルギーの問題を今日はいろいろお伺いしようと思ったんですが、特にこれからの日本のエネルギー政策とい...全文を見る
○直嶋正行君 それじゃ、またエネルギーのことは改めて議論させていただくということにさせていただきまして、一応私の時間が来ましたので、これで終わらせていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
04月06日第162回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○直嶋正行君 どうも発言の機会をいただきましてありがとうございます。  今、自民党さんの方、それから簗瀬我が同僚議員からの意見陳述もございましたが、約四年半にわたるこの憲法調査会がいよいよ報告書をまとめる段階になったということでございます。会長を始めとして、幹事の皆さんを始めと...全文を見る
04月06日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第7号
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○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。  今日は、お二人の先生、本当にありがとうございます。  それで、これまでの委員と先生お二人とのやり取り聞いていまして、東アジア共同体ということでいろいろ議論しているわけなんですが、日本の国益をその議論とどういうふうにマッチングをさせて...全文を見る
04月14日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。  独占禁止法の改正案について今から、今日は大変忙しい中、官房長官も御出席賜りました、官房長官含めて質疑をさせていただきたいというふうに思います。  早速なんですが、最初に、今回の独禁法改正を含めた政府全体としてのこの競争政策の位置付け...全文を見る
○直嶋正行君 つまり、私の理解するところによりますと、今、官房長官おっしゃったように、自己責任原則に基づく市場メカニズムといいますか、そういう経済社会をつくるための構造改革の一つの手段としてこの独占禁止法の改正を考えていると、こういうふうに理解をさせていただきます。  それで、...全文を見る
○直嶋正行君 課徴金について、引上げに当たって今お話しのように行政上の制裁という考え方を、社会的損失論じゃなくて、つまりそういうあれじゃなくて、法律的に行政上の制裁という考え方を入れたという御説明があったんですが、この部分、ちょっと後で議論したいと思いますが。  その前に、不可...全文を見る
○直嶋正行君 不可欠施設の問題については、また同僚議員から議論があると思いますので、私はこれ以上触れませんが、ただ一つだけちょっと確認をさせていただきたいんですが、さっき申し上げたその二年後の見直しの議論の中にこの問題は当然入ってくるということになるのか、それとも、そこまでまだと...全文を見る
○直嶋正行君 それはどういう理由でそういうふうにお考えになっているのか、ちょっと触れていただけますか。
○直嶋正行君 最初に官房長官がお触れになった構造改革という話でいいますと、今議論になったITというのは正にこれは構造改革の最たるものでありまして、これ同時に、構造改革と同時に技術革新といいますか、そういう非常にスピードを伴ったものでありまして、どうもそういう扱いになると、二年後に...全文を見る
○直嶋正行君 問題は、法人に対する刑罰なんですよ。で、ちょっとこれも後ほど議論さしていただきたいと思いますが、今、委員長がおっしゃったように、実際にはその刑事罰というのはほとんど適用されていませんよね。しかも、個人に対するものであると。大体平均すると二年に一件ぐらいという状況でし...全文を見る
○直嶋正行君 これは後でまた議論させていただければいいと思うんですが、例えば、今この国会に会社法の見直しの法案出ています。しかし、これも実はライブドアのニッポン放送株の買占め等いろいろあって、その中に項目が追加されたりします。つまり、今、公正取引委員長の言われるように、日本の法制...全文を見る
○直嶋正行君 今のお答えで、ちょっと次に聞こうとしていたことにかかわってくるんですが、そういう意味でいいますと、今回の課徴金を引き上げて、そして、今おっしゃったように、非裁量型、つまり、画一的に裁量なく金額が決められると、そういう意味でこの二重処罰の規定をクリアしているんだと、い...全文を見る
○直嶋正行君 いろいろ学説もたくさんあり、いろいろありますから、考え方の違いというのはあるんでしょうが。  ただ、私は、この一律に課徴金を、今回一〇%ですが、取るということについて申し上げますと、これはさっき、八%以上が九割だというお話もありましたが、ある程度これは現実に、今の...全文を見る
○直嶋正行君 この議論、また改めてしたいと思いますけれども。  ただ、確かに今の、堅めに見ているんだと、こういうことは分かるんですが、やはり一律に適用することの怖さというのは、例えば今、今ガソリンが上がっていますけれども、単純に、ガソリンが値上がりする中で、今の石油業界、例えば...全文を見る
○直嶋正行君 お考えは分かるんですよ。それは、みんな救済するというわけにいかぬでしょう。ただ、ファクス入れる人は自分が三番目なのか四番目なのか分からないでしょうということなんですよ。入れてそちらへ入って、公正取引委員会の方で、ああ、あなたはトップでしたと、こういうことですよね。だ...全文を見る
○直嶋正行君 特に、今お話ありましたが、大企業、中小企業ということで数字挙げていただきましたけれども、今朝も議論がありましたが、中小企業を中心にやはりデフレの影響で、この平成三年というのはちょうど一九九一年ですかね、ちょうどバブルがはじけるころです。ですから、大体当時の議論は、そ...全文を見る
○直嶋正行君 結局、今回も課徴金の減免制度を導入して、より基準を上げて減免制度を導入して抑止力高めようということなんですが、私が申し上げているのは、しかし一律に課徴金が課される、しかもそれは、さっきお話ししたように、今の経済の実態からいうと、できた、六%を決めたときよりも経済はま...全文を見る
○直嶋正行君 今のお考えを受けてもう一つお伺いしたいのは、さっきもちょっと議論さしていただいたんですが、この独禁法に関して言いますと、そういう意味では大変重要な法律だと、基本的な法律だと思うんでありますが、先ほどちょっと申し上げましたように、課徴金と刑事罰と、こう二本立てになって...全文を見る
○直嶋正行君 今、答弁の中でもお触れになりましたが、今後の課題という意味で、先ほどいわゆる制裁金の話をちょっとさしていただきましたが、今度別の角度からちょっとお話をさしていただきたいんでありますが、それは我が国のいわゆる刑事司法制度の問題であります。  さっきも刑事罰の問題で若...全文を見る
○直嶋正行君 今、米国の話があったんですが、ちょっと、次、法務省にお伺いしたいんですが、いらしていますかね。  アメリカでは、この企業の犯罪について、いわゆるコンプライアンスの実施状況等を一種の、何といいますか保護観察、企業そのものを保護観察下に置いて、保護観察官にその状況を報...全文を見る
○直嶋正行君 法務省も大変だと思うんですよね、ここのところ、特に先ほどお話しした会社法も含めて非常に大きな法律がどんどん今改正をされているという意味でなかなか大変だというふうに思うんであります。  多分今の答弁は、私がちょっとはっきり保護観察なんて言っちゃったものですから、誤解...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと、あと、法制局来ていらっしゃいますかね。済みません。  ちょっと最初の方から、行政制裁金の、いわゆるEU型の行政制裁金を独禁法上考えるべきじゃないかという議論させてもらったんでありますが、いずれにしても、今、法人刑罰の在り方ということについてちょっと申し上...全文を見る
○直嶋正行君 多分、担当省庁から法案が出たときに横並びでいろいろとチェックされるのは法制局じゃないかと。そのときに、何といいますか、私は法律というのは非常に保守的なものだというふうに思うんですね。ですから、そういう意味でちょっと今いろいろと申し上げたことについて法制局の御見解を伺...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  私の持ち時間はもう大分なくなったんですが、ちょっと残る時間の中で、あと官製談合の問題についてお伺いをしたいと思います。  政府の方は、昨年、さっき官房長官もお話しになりましたが、いわゆる経済財政運営と構造改革に関する基本方針、二〇〇四...全文を見る
○直嶋正行君 今のお話ではちょっと僕よく分からないのは、我々も検討をもちろんしているしということなんですが、議員立法で成立した法律でありますから、基本的にはあれですかね、もう国会に任すと、こういうことなんでしょうか。そのためにいろいろネタは出すけど、公取委員長の答弁はそうですよね...全文を見る
○直嶋正行君 正直言いまして、実は我々も議論しているんですが、なかなか難しい問題があります。そういう面で是非また政府の方にいろいろと知恵もかしていただきたいと、こう思っていますので、民主党の担当としてお願いも申し上げておきたいと思います。  それで、あと五分ばかりしかないんです...全文を見る
○直嶋正行君 今、概要をお話しいただきました。  それで、たしかこの新潟の事件は、今朝ほども議論ございましたが、いわゆる官製談合防止法ということでいいますと、岩見沢の事件に続いて二件目だということであります。この官製談合防止法が実施されたのは平成十五年の一月なんですが、この平成...全文を見る
○直嶋正行君 そうすると、十五、十六年でいくと大体ざっと三十六、七件でしたかね。ですから、この入札談合で排除勧告を行った件数と比べますと、この官製談合防止法の適用というのはわずか二件ですから極めて少ないということなんですが、これはどうなんでしょうか。私、感覚的に言うと、実際はもっ...全文を見る
○直嶋正行君 つまり、まあそれほどないんだよと、こういうことですか。
○直嶋正行君 たしか公取委員長も、これ衆議院のちょっと議事録を拝見しますと、衆議院の委員会で、率直に言って官製談合防止法の適用には壁があると、こういうことを衆議院の委員会、これは去年の十一月の委員会だったと思うんですが、答弁されているんですけれども、実際具体的にどういう、どの辺が...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと時間過ぎてますが、藤末議員の御了解をいただいてちょっと延ばさしていただきます。  あと一、二問お伺いしたいんですが、今のお答えの中でもちょっとお触れになったように思うんですが、今回の改正案でいわゆるこのリーニエンシーやあるいは犯則調査権限、導入されますね。...全文を見る
○直嶋正行君 実は私どもが今回の独禁法改正案で一番問題視したのは、官製談合の部分について改定がされてない中で、民間の方にいろいろと規制が強くなると、こういうことについて一番大きな問題点に挙げさしていただいたわけであります。衆議院の方に提出さしていただいた法案でも、私どもはこのリー...全文を見る
04月18日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第8号
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○直嶋正行君 どうもありがとうございます。  民主党の直嶋です。  幾つか、これまでの経過も踏まえ、私なりの意見を申し上げさせていただきたいというふうに思います。  私ども、これまで講師の方を招く中で、東アジア共同体ということを一つの念頭に置きながら議論をしてきたというふう...全文を見る
04月19日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○直嶋正行君 おはようございます。  先週の十四日に引き続きまして、独占禁止法改正法案について質問させていただきます。  先日、実は新潟市の官製談合事件を中心に官製談合の質問をしている途中で時間切れになったわけであります。したがいまして、今日はその続きからまずやらせていただき...全文を見る
○直嶋正行君 つまり、今お話あったように、告発に必要な、まあ告発のための十分な証拠が収集できなかったと、こういうことでありますね。  もう一つお伺いします。  公正取引委員会があえてその担当職員の実名、これは勧告書に記載されているわけでありますが、これを記載した理由はどういう...全文を見る
○直嶋正行君 新潟市の調査が円滑にいくと、こういうお話でございましたが、いわゆる独禁法とか官製談合防止法の、まあ今度独禁法も改正されますと犯則調査権が入るわけですが、現在の独禁法のそういう限界といいますか、を補って、先ほど申し上げた刑事訴訟法の告発義務、これとの関係でそれをクリア...全文を見る
○直嶋正行君 つまり、刑訴法の趣旨を体してということもあると、こういう理解でよろしいですね。  それで、公正取引委員会としては、平成二年以降、この独禁法違反事件について積極的に刑事処罰を求めて告発を行うと、こういう方針を明らかにされているわけでありまして、法務当局との間でも告発...全文を見る
○直嶋正行君 法務省の方、ちょっと御見解をお伺いしたいと思います。
○直嶋正行君 それで、ちょっと法務省及び公正取引委員会に教えていただきたいんですが、今回は担当の職員が業者側に予定価格といいますか、それに近いと言われています設計価格を漏らしていたと、こういうこと、この行為に対して刑法の偽計入札妨害罪ということで検察が動かれたわけなんですが、この...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  これで刑法と独禁法の性格の違いといいますか、が明らかになっていると思うんですが、要するに独占禁止法の場合は、いわゆる競争制限を行ったその行為にしかも個人が関与していたということを立証しなければいけないと、こういうことになりますね。だから...全文を見る
○直嶋正行君 まあ、ここら辺は受け止めの違いがあると思いますが、後ほどまたちょっと議論さしていただきたいと思います。  ただ、私は、今のいわゆる官製談合でありますが、これは独禁法の趣旨であります、極めて重大かつ大きな影響を国民経済に与える、あるいは独占禁止法の法律の目的でありま...全文を見る
○直嶋正行君 法務省の方にお伺いしたいんですけれども、今、公正取引委員会の委員長から御説明あった趣旨なんですが、刑法上のさっきのいわゆる偽計入札妨害罪等は、これは公正取引委員会の告発を要しない刑でありますが、これが、今いみじくも公正取引委員長がおっしゃったように、ということを考え...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと私、この後、公正取引委員会以外の方から同じ案件について告発があった場合どういう対応になるのかということをお聞きしようと思ったんですが、今お答えになった趣旨からいうと、告発するかどうかの判断の中に、今御説明のあった公正取引委員会の対応あるいは措置減免制度も含め...全文を見る
○直嶋正行君 それじゃ、ちょっと同じ角度、ことなんですが、二番目、三番目の報告者について、これを法務省にお尋ねをしたいんでありますが、この場合の対応は当然変わってくると。したがって、内容によっては、もちろん公正取引委員会から告発はあり得るし、他の告発者から告発があれば、まあ最終的...全文を見る
○直嶋正行君 そういうことになりますと、実は先週、我が会派の藤末議員と委員長と大分、長時間やり取りがあったんで余り蒸し返しませんが、二番目、三番目の措置減免制度というのは余り効用がないといいますか、そういうふうに受け止められるんですけれども、この点はやはり、だけれども三番目までな...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと、さっき聞き忘れたんですが、告発問題協議会というのは、先ほどの答弁を伺っていますと、これは公正取引委員会が告発をしようという意思を持ったときに法務当局と御相談されると、協議される、こういう理解でよろしいんでしょうか。
○直嶋正行君 それともう一点、ちょっと確認のためにお伺いしたいんですが、今お話し、先ほどの答弁の中にもありましたが、いわゆる公正取引委員会のこの専属告発権限でありますけれども、これそもそも、これはほかの人は独禁法に基づいて告発ができないという制度でありますから、これはそもそもどう...全文を見る
○直嶋正行君 今の御答弁でもうちょっと確認させていただきたいんですが、専門家である公正取引委員会が告発するかどうか判断するということなんですが、その判断の考え方というのはどういうことになるんでしょうか。告発するかしないかというときの判断基準といいますか、それについて教えていただき...全文を見る
○直嶋正行君 先週もちょっと議論になっていましたが、特に日本経団連等から、官製談合への対応として、現行の官製談合防止法では、違反行為を唆したこと自体に関して発注者側が処分される仕組みになっていないということで、商法四百九十七条の例も挙げながら、より発注側の職員を直接刑事処分の対象...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  今、委員長からお話あったように、いろいろ難しい面があるということでありますが、同様に苦労しておる者の一人としていろいろお考えも確認したいという思いもございまして、質問させていただいているわけですが。  次に法務省にお伺いしたいんですが...全文を見る
○直嶋正行君 それで、今の御答弁も受けてもうちょっと議論させていただきたいんですが、まず、実は十四日ですか、私、ちょっと官製談合の実態といいますか、こういうことについて公正取引委員会に質問させていただいたわけですが、答弁は、実感としては民間業者主体のものが多いというお答えがありま...全文を見る
○直嶋正行君 ということは、今回の措置減免制度を始めとするこの改正は、今お話あったとおり、官製談合に対する取組も当然一つの視野に入れてなされたと、こういうふうに理解してよろしいでしょうか。
○直嶋正行君 ちょっと次の議論に入りたいと思うんですが、それで、先ほどこれ法務省の方からお答えがあったんですが、つまり官製談合についてでありますが、いわゆる唆し罪的な要因についても、現在の刑法のこれは第九十六条の三ですかね、によってかなり処罰可能であるよと、こういう趣旨の御答弁が...全文を見る
○直嶋正行君 それで、ちょっと一点、やや細部に入っちゃうんですが、そういう点で違いをあえて申し上げますと、入札談合等関与行為というのを定義しておりますこの法律の二条の五項に、これはちょっと実は通告していないんでお答えしづらいかもしれませんが、法文ありますかね、お手元に。──ああ、...全文を見る
○直嶋正行君 公取の方、何か御見解ありますか。
○直嶋正行君 済みません、ちょっと予定外の質問をさせていただきまして、ありがとうございました。大分はっきりしてきたんですが。  それで、もう一つ、この官製談合に直接的にかかわる部分にもなるんでしょうが、さっきちょっとお伺いをいたしました措置減免制度であります。  つまり、今回...全文を見る
○直嶋正行君 じゃ、もう一つちょっとお聞きしたいんですが、これはできればちょっと公正取引委員会と法務省と両方にお答えいただきたいんですが、この独禁法改正案のいわゆる犯則事件の調査等の規定に基づいて、さっきの話は措置減免制度の話なんですが、犯則事件の調査に基づいて公正取引委員会が差...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  それで、もう一点、ちょっとこれは法務省にお伺いしたいんでありますが、独禁法八十九条の違反の罪についてなんですが、事業者、要するに独禁法の三条で「事業者は、」ということで罰則規定を設けています、法律を立てていますが、八十九条というのは罰則...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと、これはできれば官房長官に御見解を伺いたいと思うんですが、ちょっと今、あれやこれやと法律論を、法律論といいますか、法律の解釈について議論をしてきたんですが、先ほどお答えの中にもありましたけれども、公正取引委員会の専属告発制度についてなんですが、この趣旨は、さ...全文を見る
○直嶋正行君 法務省の方、何か御所見あれば。
○直嶋正行君 どうもありがとうございました。また、ここから先のことはいろいろ議論もさせていただきたいと。これは改めてといいますか、ということでこの件については終わりたいというふうに思います。  それで、次に官房長官にお伺いをさせていただきたいんでありますが、よくもう言われている...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  今の官房長官からもその方針をお話しいただいたわけでありますが、今のお話の中にも出ていましたけれども、最近の入札の問題で、一つは、いわゆる価格一本で入札をすると、こういう仕組みが大半を占めていますので、そういうことが背景なんでしょうが、い...全文を見る
○直嶋正行君 それで、ちょっと実務的な話で恐縮なんですけれども、一、二お伺いしたいんですが、さっきちょっと例に挙げました新潟市の官製談合事件でいわゆる予定価格が問題になったわけでありますが、この公正取引委員会のお調べになった地方公共団体における入札・契約の実態調査というのを見ます...全文を見る
○直嶋正行君 もう一つお聞きしたいんですが、今度のこの新潟市の調査報告書をちょっと読みますと、もう一つここで言われているのがこの指名業者、その対象になる指名業者を事前に公表していたと。これは実質的にという形で事前公表されていたということが書いているんですが、この指名業者の公表につ...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  結構、この辺の予定価格、さっきの予定価格の話なんかお聞きしますと、職員が関与するのを恐れてむしろ公表していると。ちょっと、非常に慎重になり過ぎている反面、談合を助長しちゃうと、こういうことにもなりかねないと思うんですよ。ですから、こうい...全文を見る
○直嶋正行君 実は、今日は総務省、お呼びしていなかったんですが、今、委員長からお話あったように、国の場合は予定価格の公表はできないんですよね、たしか、会計法上ですか。ところが、地方自治法上はそれは構わないと、こういうふうに理解しているんですが、国土交通省、それで間違いございません...全文を見る
○直嶋正行君 それで、ちょっとこの辺、官房長官にちょっとお願いしたいんですが、国の制度と地方の、この会計法と地方自治法の違いもあってこういうことが行われているわけですが、私も、さっき公正取引委員長がおっしゃったように、これはやっぱり本末転倒だと思いますので、ちょっと御所見をお伺い...全文を見る
○直嶋正行君 それで、次に公正取引委員長にお伺いしたいんですが、先月でしたか、国会で公共工事品質確保法、俗に品確法と、こう言われていますが、これが成立をしました。この法律は、さっきちょっと議論させていただきましたようなダンピング受注の問題であるとか、あるいは昨日の議論だとこの不良...全文を見る
○直嶋正行君 続きまして、国土交通省にお伺いをしたいんですが。  今ちょっと議論しました、いわゆる、私もよく聞くんですが、最近のこの入札見ると不良・不適業者が非常に多いと、下手をするとアウトローな世界の人まで入ってくると、こういうようなことも指摘されています。そういう人が、そう...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  あわせまして、国土交通省にお伺いしたいんですが、今、質の高い公共サービスを提供するという意味で、特に公共調達においては、価格だけではなくて、技術や性能とか、その他の要素を総合的に勘案して落札者を決定するという、いわゆる総合評価落札方式と...全文を見る
○直嶋正行君 総合評価方式の場合に、今お話あったように、価格だけではなくて様々な要素を入れていこうということなんですが、どの要素をどういうウエートで入れるかというのはなかなか、そこがポイントだと思うんですが、こういうもの、その部分についての考え方とか基本的な物差しみたいなものは今...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  次に、会計検査院にお伺いしたいんですが、会計検査院の検査報告の中に入っているんですが、総合評価落札方式の導入について調査をされておりますけれども、これについて、状況把握した上での検査院としてお考えの今後の課題についてお伺いしたいと思うん...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  もう時間が余りなくなってしまいましたので、あとまだたくさん用意していたんですが、ほとんど時間がありませんので、最後に官房長官にお伺いをしたいと思うんですが、先ほどの国土交通省のお答えの中にも少しあったんですが、この総合評価方式を発展させ...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。終わります。
04月26日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第14号
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○直嶋正行君 おはようございます。民主党の直嶋でございます。  実は、今日はLLPの審議ということなんですが、先日来、中国でデモ隊が荒れたりしまして、日中関係がいろいろ大きな問題が出ていました。ひょっとして状況が変わらなければ、今日は大臣にその中国の問題についてもお伺いをしよう...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  先ほどもちょっと議論がありましたが、外国でこのLLC、LLPというのは、事業体として特に専門的な共同事業等を含めて活用されているわけで、LLCについて言えば、アメリカで過去十年で八十万社ぐらい設立されていると、こういうデータもございます...全文を見る
○直嶋正行君 内容について後ほどまたお伺いしたいと思うんですが、その前に、平成十六年度でしたか、投資事業有限責任組合制度というのを、これは元々平成十年に中小企業投資事業組合という形でスタートした制度で、ベンチャーへの融資のためにこういう事業組合をつくって、それこそ柔軟に融資をして...全文を見る
○直嶋正行君 今、大きな経済効果を持ったということで御報告いただいたんでありますが、ちょっとこの五百四十三というのが、この数字だけではなかなかいいのか悪いのかよく評価はできかねますが、しかし、昨年、中小企業の枠を外して拡大したことによって更に使い勝手が良くなったと。私は、さっきも...全文を見る
○直嶋正行君 今お話あった中で、もちろんこの投資事業組合は有限責任組合員がいるというのはそういうことなんですが、今回のLLPは有限責任だと、こういうことなんですけれども、今回のこのLLP法の中で、組合員は全員が業務に直接携わるということになっていまして、出資のみで業務を行わない組...全文を見る
○直嶋正行君 つまり、出資のみを認めないのは、悪用して例えば税逃れに使われると、こういうことも考え得るんで、それぞれの個性を生かす、しかも直接業務に携わると、こういうところに限定をしたと、こういうことでございますね。
○直嶋正行君 それで、出資のみで業務を行わない組合員は認めないということなんですが、例えば昨年十二月に取りまとめられました経済産業省の有限責任事業組合制度に関する研究会の報告を見ますと、提案といいますか、それを見ますと、例えば投資家が投資先の経営に関与する場合、いわゆるハンズオン...全文を見る
○直嶋正行君 結構、これ、線引きがなかなか議論があるんじゃないかと。例えば、組合のメンバーになって三か月に一回ぐらい経営会議に顔出して、そういうところで出席をして組合の運営に関与すると、こういうケースもあろうし、三か月じゃなくて年に一回ぐらい顔出して事業の状況等も聞いて経営に参画...全文を見る
○直嶋正行君 結構これ、今ケース・バイ・ケースというふうにおっしゃった。これはだれがどういうふうに判断するんですか、その実態を見てというとこら辺なんですが。だれが判断するんでしょうか、ちょっと教えていただきたいんですけれども。
○直嶋正行君 今いろいろ声出ていますけれども、税務当局に判断をゆだねるということになると、これはまたかなり事後になると思いますし、やはりその税務当局の解釈で今申し上げたような部分が決められるということになると、これは混乱する可能性あるんじゃないですかね。  何かやはり考え方とい...全文を見る
○直嶋正行君 じゃ、よろしくお願いします。  それで、あと、これは法務省にお伺いしたいんですが、このLLCについては、もちろん会社組織ですから出資だけのというのはオーケーですよね。
○直嶋正行君 さっきちょっと触れましたけれども、イギリスではこのLLPを使って、例えば公認会計士なんかの専門業種でかなり活用されているというふうに聞いておりますし、ちょっと私どもも少し知り合いの関係でヒアリングをしましたら、やはり会計士だとか弁護士だとか、こういう事務所でもこのL...全文を見る
○直嶋正行君 将来的には政令改正ということですか。これ、今回の法案にLLPの業務として行うことができない旨は政令で定めるというふうになっていますが、ここの部分を改正すると、こういうことで理解してよろしいですか。
○直嶋正行君 今日は金融庁来ていただいておると思うんですが、この件について、公認会計士だけではないんですが、公認会計士を例にしてちょっと金融庁の御見解をお伺いしたいと思うんですが。
○直嶋正行君 幅広い検討ということで、結論はまだ分からないと、こういうことですか。  それで、ちょっと、この監査法人の構成とLLPの構成とちょっと似通った部分というのは、似通ったといいますか、共通点はもちろんあるんですね。  例えば、法人への出資者としての責任ということを公認...全文を見る
○直嶋正行君 それでは次に、経済産業省に確認したいんですが、このLLPの場合はもちろん出資者としては法律第十五条で有限責任ということが明記されているわけですが、業務執行を行う者の不法行為といいますか、これについては法律の十八条で、悪意又は重過失の場合は、責任ある者は連帯して無限責...全文を見る
○直嶋正行君 つまり、悪意又は重過失のケースはその当事者が連帯して責任を負うんだけれども、それ以外の違法行為については、今おっしゃった民法七百九条、この一般規定を適用すると、こういうことになるわけですか。  その場合に、ちょっと済みません、今日、法務省いらしていただいていますね...全文を見る
○直嶋正行君 つまり、七百九条では連帯して責任を問われない、それぞれの違法行為を行ったとみなされる方それぞれについて、法的に相当因果関係がどうだとか、こういうことで最終的には判断していくと、こういうことになると思うんですが。  ちょっと金融庁にお伺いしたいんですが、こういう今申...全文を見る
○直嶋正行君 つまり、法改正だけではなくて、併せて投資家保護のための規定を何らかの形で考えなければいけないと、こういうことでありますかね。はい。  それで、次に経済産業省にお伺いしたいんですが、この法律の、さっきお話ししました七条ですね。  組合の業務として行うことができない...全文を見る
○直嶋正行君 続きまして、さっきちょっと議論がございましたが、LLPとLLCとの課税上の取扱い等についてお伺いをしたいと思います。  今回、法務省の方はこのLLCを会社法案の中で併せて提案されているわけでありますが、先ほど来議論ありましたけれども、このLLPとLLCというのはと...全文を見る
○直嶋正行君 まあなかなか難しい問題があって乗り越えられないということで、今大臣からお答えいただいた上で恐縮なんですけれども、例えばアメリカのLLCは、もちろんLLCですから法人格があって、なおかつ法人課税と構成員課税が選べるようになっている、選択できるようになっていると、こうい...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっとよく分からなかったというか、まあ要は法人形態ということの一つのつくってほしいというニーズがあったからつくったんだと、こういうことなんですね。税金のことは知らぬと、それは当局で決めてくれと、こういうことですか。  多分、さっきのやり取り、まだこれ決まっていな...全文を見る
○直嶋正行君 じゃ、ちょっと財務省にもう一度御所見をお伺いしたいと思います。
○直嶋正行君 これはちょっと財務省にお伺いしたいんですが、SPCってありますよね、特定目的会社というのがあります。このSPCはもちろん法人格持っているんですよね。建前はこれは法人課税ということだと思うんです、法人格持っていますから。しかし、このSPCにおいては税引き前段階の利益を...全文を見る
○直嶋正行君 確かに、このSPCのこの特例が、社債の発行額だとか優先出資証券の引受けだとか、いろいろ条件が四つか五つ付いていますね。これと同じ条件でということは多分それはあり得ないと思うんですが、同様に、先ほどから議論ありますように、アメリカじゃこれが八十万社もできて国民経済的に...全文を見る
○直嶋正行君 ここはちょっと押し問答になっちゃうかもしれませんので、これはむしろ大臣に、やはり内閣の中で、きちっと大臣同士でもこの意味合いも含めて是非議論していただきたいなと思います。  というのは、ちょっと、だから経済産業省の御提案なり、あるいは元々LLCの研究から入ってLL...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  LLCに構成員課税認めても、構成員課税が必ずしも税制上、得、すべてのケースで得になるということではないんですよね。法人課税取った方が得をするケースもあるということは承知しているんですが、問題は選択制だということで申し上げておきたいという...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと持ち時間がなくなってきましたんで、あと、少し省略をしたいと思いますが、今お話ありましたが、私は、法人格の問題、今お話あったように、契約主体である、あるいは財産の保有あるいは処分もそうかもしれませんね。もう一つ、やはり一番大きいのは社会的な信用の問題があるんじ...全文を見る
○直嶋正行君 今日はわざわざ特許庁にも来ていただきましたんで、ちょっと最後に特許庁に確認をさせていただきたいと思います。  このLLPのケースにおける、例えば共同研究とか産学連携に取り組んで研究開発をした場合に、そういう特許権などを取るケースが当然考えられるわけですけれども、こ...全文を見る
○直嶋正行君 いろいろありますが、これで一応終わります。  ありがとうございました。
05月16日第162回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○直嶋正行君 民主党・新緑風会の直嶋でございます。  今日は、北側国土交通大臣にも大変忙しいところ御出席をいただきまして、ありがとうございます。私は、今日は先日起こりました尼崎での列車事故について幾つか御質問させていただきたいというふうに思います。  質問に入る前に、死者百七...全文を見る
○直嶋正行君 もう一点、お答えにくいことをお聞きしたいと思うんですが、実は午前中のこの決算委員会の議論の中でも若干あったんですが、いわゆる新型ATSと言われる装置であります。  私も、事故の後、JR西日本の幹部の発言として報道されていました新聞を読んだ記憶があるんですが、新型A...全文を見る
○直嶋正行君 ATSの話はまた後ほど時間があればお伺いしたいと思うんですが、もう一点、大臣に確認させていただきたいんでありますが。  現在、このJR福知山線は宝塚—尼崎間で運休しております。確かに今、ATSの話も含めて、大臣は新型ATSが設置されない限り復旧を認めないと、こうい...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  続きまして、運行ダイヤといいますか、この問題について国土交通省の御認識をお伺いしたいわけでありますが、事故の原因究明は、さっきお話がありましたように今その最中でありますけれども、列車が度々遅れて、そのダイヤの遅れを取り戻すためにスピード...全文を見る
○直嶋正行君 さっき私、ちょっと質問の中で申し上げたんですが、今ダイヤのチェックの話はいわゆる制限速度内で運行可能かどうかと、こういうチェックはしているということだったんですが、このダイヤがそのとおりに運行されずに常習的に遅れが出ていたと、こういうことについては国土交通省としては...全文を見る
○直嶋正行君 当該列車、事故を起こした列車の話をしているんじゃなくて、先ほど大臣に御質問申し上げたように、このダイヤが届け出られた後、実際の運用の中で、報道なんかでは常態的に遅れが出ていたということも報道されているわけですけれども、そういう事実については国土交通省としてはつかんで...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっとよく分からないんですけれど、要するに、ダイヤを設定して、その後そのダイヤがどういうふうに運行、運用されているか。いや、一つ一つじゃなくていいんですよ。しかし、報道なんか見ると、もうしょっちゅう遅れていると。例えば、こういう事実が、情報としてつかんでいたのかど...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと時間の関係もあるので、次の質問と併せてお聞きしたいと思うんですが。  二〇〇二年でしたかね、京都ではJR西日本が事故を起こしまして、これに対して、これ出雲の事故もそうなんですが、併せて事故調査委員会が、JR西日本においては定時運行にこだわる意識が強過ぎると...全文を見る
○直嶋正行君 もう一つ、このダイヤ編成についてお伺いしたいと思うんですが、これは今後のことについてなんですが、今ダイヤ編成というのは届出になっておりまして、御答弁あったように、その実行可能性や、あるいは届出どおり運行されているかについて確認をされているということなんですが、今、三...全文を見る
○直嶋正行君 今、この事故の後、国土交通省で各鉄道事業者に対して調査をされていますね。この点についてちょっとお聞きをしたかったんですが、時間の関係ありますので、また改めて機会があればお伺いしたいと思います。  次に、いわゆる、何て言っていいんですかね、専門用語で線形改良と言うん...全文を見る
○直嶋正行君 実は、このカーブについては、事故のすぐ後だったと思うんですが、JRの関係者が、計算上時速百三十三キロぐらいまでは脱線を起こさないんだと、そういう設計になっているんだという趣旨のことを発言されています。  しかし、過去にこの同じR三百のカーブの、そのぐらいのカーブで...全文を見る
○直嶋正行君 谷垣大臣、今、北側大臣から御答弁ありましたが、JR西日本だけではなくて今全国的に国土交通省でそういうチェックをされて、これから安全装備、特にATSが問題になると思うんですけれども。で、これを早急に行おうとすれば当然来年度予算ということになるんでしょうかね。そうすると...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと私の時間がなくなってしまいましたので、もう一点ちょっと予算に関してお伺いしたいんですが、この平成十七年度予算の国土交通省のこの鉄道の部分を見ますと、いろんな項目あるんですが、いわゆるこのバリアフリー化設備等の補助として鉄道事業者に三十二億円というのがありまし...全文を見る
○直嶋正行君 財務大臣、ちょっと今、国土交通大臣とやり取りさせていただいたんですが、これは内閣全体の、やはりこれだけの大きな事故の後でありますから、やはりお金の使い道も含めてこれは再検討をしていかなければむしろいけないんじゃないかと。赤字のところだけ、小さなところだけ応援してやる...全文を見る
○直嶋正行君 もう私の持ち時間来ましたんで、これで終わらせていただきます。  ちょっと事前に申し上げたこと、すべてお聞きできずじまいでありますが、また機会もあろうかと思いますんで、その次の機会に譲らせていただいて、私の質問はこれで終わらせていただきます。  どうもありがとうご...全文を見る
06月07日第162回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○直嶋正行君 民主党・新緑風会の直嶋正行でございます。  今の松井さんの質問、本当はもっと続きを踏み込めばより実のある議論になるのかもしれませんが、是非次回はこの総括質疑、もう少し時間取っていただくように委員長にも御要望申し上げておきたいと思います。  それで、私は、今日は冒...全文を見る
○直嶋正行君 冒頭、決算委員長の発言の中にもございました。若干議論した後、また総理にお伺いをしたいというふうに思います。    〔資料配付〕
○直嶋正行君 私は、この問題でどうしても確認をしておかなければいけないという問題意識を持っておりまして、今、資料を配らしていただいたと思います。実は、これは昭和四十二年、したがいまして今から約四十年前です。昭和四十二年に当時の運輸省が大手民間鉄道会社十六社に行った行政指導でありま...全文を見る
○直嶋正行君 今お話あったとおりでありまして、お配りしたペーパーに、二枚目でありますが、「速度照査機構をそなえ」、「照査速度は線区の特性に応じて多段階とし」と、百キロ以上の場合には三段階と明確にされているわけであります。  これはなぜ、大手私鉄にこういう指導をされて、国鉄にはこ...全文を見る
○直嶋正行君 私は、今お話がありましたが、国の対応は本当に対症療法型で後手後手に回っていると思いますよ。  今、大手民鉄は大都市近郊というお話ございました。この実は行政指導に合わせまして、ここに設置しなさいという線区の指定がございます。これちょっと総理に一部渡して。(資料手交)...全文を見る
○直嶋正行君 私は、確かに今のカーブのところでだれも、あのカーブで事故が起きるということを確信している人はいるわけじゃないと思うんです。しかし、JR東日本に比べて西日本がこの速度照査型ATSの装置が極めて後れていた。で、大臣もおっしゃっているように、今回あのカーブの手前にこの機能...全文を見る
○直嶋正行君 今声出ていますが、なぜそれを、じゃ指導してこなかったのかということがあると思うんです。  しかも、この通達にありますが、私、実はこの通達をJRの関係者に見てもらいました。まず驚いたのは、これがあることを御存じなかったんですよ。御存じなかった。それから、この通達にあ...全文を見る
○直嶋正行君 私が言っているのは、止まるか止まらないかを言っているんじゃないんですよ。減速できたんでしょうと。多段階型なら減速したはずじゃないですか。しかも、あそこに信号機が付いているんです。
○直嶋正行君 そうじゃないんです。私は、同じ答弁ばっかりされているんですが、止まるか止まらないかの問題じゃないんですよ、だから。  これ、国土交通省のATSの絵も説明されていますけれども、三段階の場合は信号を三つ通り越して最後の赤で止まればいいんです。ですから、しかも信号を無視...全文を見る
○直嶋正行君 この議論は、要するに、さっきおっしゃったように三段階で止まるんですから、三つ前の手前の信号からスタートするんですよ。だから、確かに、このカーブの手前の信号がそういう反応を示すものかどうかは私はよく分かりません。しかし、先ほどから言っていますように、三十数年、四十年前...全文を見る
○直嶋正行君 国土交通大臣、さっき大分やり取りしたんですけど、私はやはり、ありていに申し上げますと、国鉄も日本国有鉄道でした。それから、指導に当たる運輸省ももちろん省庁です。私は恐らく、長年の間にやはりその実際の現場を運用している国有鉄道と運輸省とのその関係といいますか、元々は同...全文を見る
○直嶋正行君 実は、今日は総理や財務大臣と道路特定財源中心にした特別会計の議論をさしていただくつもりだったんですが、もうこの問題だけで時間がなくなってしまいました。通告をしていていろいろ御準備もいただいたんですが、申し訳ありません。また改めて時間いただいて、しっかり議論をさしてい...全文を見る
07月20日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第9号
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○直嶋正行君 会長、ありがとうございます。  民主党の直嶋でございます。  今、山東先生の方からも中国との関係について御提言的なことも含めてお話がございました。若干中国の、特に今年になってからの様々な事象も含めて、私なりに見方とか考え方を申し上げてみたいというふうに思います。...全文を見る
○直嶋正行君 今、大石先生と水落先生を中心にしての議論は、私は非常に良かったというふうに思います。基本的に理解は、私も実はいろいろ靖国の問題も調べてみまして、理解は違っていないというふうに思うんです。  これは中国側の言い分として、私もいろんな人間から直接聞いた経験から一言だけ...全文を見る
07月26日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第23号
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○直嶋正行君 おはようございます。民主党の直嶋でございます。  今日は法案審査ということなんですが、最初に、冒頭大臣から御発言のございました問題について若干お尋ねをさせていただきたいというふうに思います。  この報道に接して、私もそうだったんですけれども、多分国民の皆さんが一...全文を見る
○直嶋正行君 今、大臣がお答えになったように、三十年以上にわたって定期預金をしたということも含めて、要するにそのままの状態で、一部さっきレストランの会員権の話ありましたが、やはり何かそこに割り切れないものをちょっと感じますし、そもそもこういうお金を持っていること自体が、持っておく...全文を見る
○直嶋正行君 この種の問題についてもう一点だけちょっと確認させていただきたいと思います。  これはユニセフの話ではなくて、前回大臣の方からこの委員会でもお話のあった官房企画室の問題なんですが、昨日、一部の新聞に報道されたんですけれども、いわゆるこのお金の管理、口座の管理を産研、...全文を見る
○直嶋正行君 さっきの大臣のお話じゃありませんが、いずれその外部調査の、弁護士さんの調査も発表するということで聞いていますので、その解明にまつということなのかもしれませんが、もしこの報道どおりということになりますと、元々お金の出どころの自転車振興会も経済産業省の外郭団体といいます...全文を見る
○直嶋正行君 それでは、今日の本来の趣旨であります法案審査の方に入っていきたいと思います。  まず、この省エネ法についてでありますが、先ほどのやり取りの中でも若干ございましたが、これ一九七〇年代の石油ショックの後作られた法律でありますが、以降二回ですかね、改正をされまして内容を...全文を見る
○直嶋正行君 今、副大臣の方から御説明ありましたが、要するにCO2対策、地球温暖化対策なんだと。で、このCO2が思いのほか増えてしまったんで更に対策を強化して対応すると、こういうことなんですが、これ、あれですかね、大臣、この今回の対策で、特にこの法律の役割の部分としてはいわゆるエ...全文を見る
○直嶋正行君 この問題は、実は僕、衆議院の委員会の議事録もちょっと拝見さしていただいたんですけど、ふだんの中川大臣と違ってすごく歯切れが悪いんですね。今もいろいろお話があったんですけど、これ、あれですかね、今回、このCO2対策を見ていて、私あれを思い出したんですよね。よくお店へ行...全文を見る
○直嶋正行君 今回のこの法律を拝見しますと、ちょっとこれは衆議院でも議論あったのかもしれませんが、さっき御説明のあったCOP3を受けて、この第一条の「目的」を改正されましたよね。ただ、私、この第一条を読んでも、いわゆるCO2対策ということが明確に書かれてないんですよね。そういう感...全文を見る
○直嶋正行君 抽象的な部分ですから余り議論してもしようがないのかもしれませんが、私は物の考え方として、やはりこれだけ大きな問題になって、しかもこれから日本が世界的にもこの分野で役割をしっかり果たしていこうということで、国家としても一大決心して取り組んでいる話ですから、法律の目的に...全文を見る
○直嶋正行君 国際的に約束をした数字ですから実現をしなきゃいけないということなんでしょうが、是非、次の交渉のときは、経済産業省が実行して効果上げておられるトップランナー方式というのを是非国際的にもつくって定着をさせていただいて、こういう日本の効果的な省資源・省エネルギー技術も含め...全文を見る
○直嶋正行君 だんだん最後の方になってくると言葉が元気が良くなるんですけれども、ここら辺が、大臣、実は僕が非常に気になっているのは、もちろん、これ、いわゆる環境対策と経済との関係といいますかね、両方追わなきゃいけない。だから、経済を、余り規制を厳しくして経済活動を縛るようなことに...全文を見る
○直嶋正行君 大臣が確信しているとおっしゃっていることを、またあれこれ言うのは言いにくいんですけれども。  私はもう、その自主的にやってもらえるというのはそれはそれで一つのさっき申し上げた考え方ですが、余り自主性にばかりゆだねていると、やっぱりどこかでまた、今まで以上のきついこ...全文を見る
○直嶋正行君 もう一点、今の議論に関連して、ちょっと中小企業の問題について確認をさせていただきたいと思うんですが。  今回の例えば工場だとか事業所規制で、熱と電気を合算して、この排出量によって一種、二種決めると、こういうことになるわけで、いたしますと、大体全国の事業所の八割ぐら...全文を見る
○直嶋正行君 失礼しました。エネルギーの使用のカバー率という意味ですね。はい、分かりました。  それで、そういう意味でいうと、中小企業はほとんど規制の対象になっていないということなんですが、私は、大企業にするような細かい規制を中小企業の方にするというのは、やはり負担が大き過ぎる...全文を見る
○直嶋正行君 是非、具体的な方法をお考えいただきたいなというふうに思っております。  ちょっと私の持ち時間、もうあと五分になってしまいましたので、たくさん用意したんですが、ちょっと全部できそうにありませんので、前もっておわびを申し上げておきたいと思いますが。  それで、今日は...全文を見る
○直嶋正行君 時間が来ましたのでこれで終わりたいと思いますが、今道路局長の方からもお答えありましたように、やはり交通の流れを良くするというのは非常に大きなCO2対策として効果がありますので、是非この点も含めて積極的に進めていただくようお願いを申し上げたいと思います。  じゃ、終...全文を見る
09月29日第163回国会 参議院 本会議 第3号
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○直嶋正行君 民主党・新緑風会の直嶋正行です。ただいま議題になりました小泉総理大臣の所信表明演説に対し、質問いたします。  総理はさきの所信表明演説において、本当に国民が郵政民営化は必要ないと判断しているのか、直接その意思を確認したいと思い、衆議院を解散したと述べられたように、...全文を見る
○直嶋正行君 総理に再度質問をさせていただきます。  先ほどの私の質問の中で、先般の衆議院選挙で与党が衆議院の三分の二を超える議席を確保したことについて、今お触れになりませんでした。今朝ほど来、総理の御答弁を伺っていますと、自公で過半数を超える議席をいただいたという言い方をされ...全文を見る
○直嶋正行君(続) サラリーマンの立場からすると、大変大きな不公平になっております。したがって、このことについても、未納対策がこれでは駄目だということについて総理の御所見を承れれば有り難いと思います。  以上でございます。(拍手)    〔内閣総理大臣小泉純一郎君登壇、拍手〕