直嶋正行

なおしままさゆき



当選回数回

直嶋正行の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第171回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○直嶋正行君 おはようございます。民主党の直嶋正行でございます。  去年の十月以来になるかと思いますが、今日は麻生総理始め閣僚の皆さんに御質問させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  今日は雇用問題を中心にやりたいと思っておるんですが、それに入る前...全文を見る
○直嶋正行君 そういう、真摯に受け止めると、経済対策、全力を挙げてということなんですが、さっき申し上げたように、支持、不支持が逆転したのが、ちょうど総理が十月三十日のあの追加経済対策を発表された、あの直後ぐらいからなんですよ。不支持が七十数%と、さっき申し上げました。ちょっと私は...全文を見る
○直嶋正行君 これはさっき申し上げましたが、この項目というのはずっと過去からどの社も定点観測なんですね。同じような質問をして、定期的に世論調査をして追っているわけです。ですから、これは非常にそういう意味でいうと、さっき申し上げましたが、深刻だということを申し上げておきたいと思いま...全文を見る
○直嶋正行君 私は、国民の皆さんから、もうそういう務めを総理は果たさなくていいとおっしゃっておられるようなものだと思うんですが、これはまた本予算のときにでも継続してやりましょう。  今日はさっき申し上げた雇用問題に入りたいんですが、まさに今総理がこれから対策をしていくとおっしゃ...全文を見る
○直嶋正行君 実は、十年ちょっと前ですかね、小渕内閣のころも、ちょうど九八年のあの金融危機のころですが、やはり雇用問題が深刻化しましたよね。ただ、あのときと比べると今回は全く様相が違うんですよね。こういう辺りはどういうふうに総理、見ておられるんでしょうか。
○直嶋正行君 非正規労働者の比率が非常に高くなったのは事実なんですが、その裏返しなんでしょうね、短時間の動きというのに物すごく大きな問題が急速に広がっているわけですよ。去年、もう十一月から十二月にかけてあっという間にあちこちで雇用問題が噴き出したわけです。  これは、やはり総理...全文を見る
○直嶋正行君 私は思うのは、ある種の規制緩和ですね、これは。特に派遣労働について大胆に規制緩和しました。その規制緩和を機にどんどん非正規労働者は増えてきたわけですね。派遣労働、急拡大したんです。特に製造業、物の製造現場への派遣労働の解禁というのが非常に大きな影響があったと思うんで...全文を見る
○直嶋正行君 今大臣がお答えの中で、セーフティーネットが不十分なままに規制緩和をしたと、こうおっしゃったんです。私に言わせれば、全く何もせずに規制緩和だけ進んだんじゃないですか。どこか派遣労働法の改正なり解禁とセットでセーフティーネットに手を打った部分ってあるんでしょうか。あった...全文を見る
○直嶋正行君 結局、労働契約法、あれも民主党の提案で規制を厳しくしたんですよ、労働契約法の十七条。それから、指針はちょっと後で議論したいと思います。  その前にちょっと大臣に確認しておきたいんですが、総理もさっき、まだこれから雇用問題厳しくなるとおっしゃったんですが、今言われて...全文を見る
○直嶋正行君 例えば、厚生労働省は年末に、去年の十二月ですか、発表されました、非正規でこれから職を失う方、八万五千人という数字があります。あれは十二月十九日現在の数字ですね。それは三月末にはどのぐらいになると想定されていますか。
○直嶋正行君 私は八万五千人の内訳をお聞きしたんじゃないんですよ。これは去年の十二月十九日現在、僕これレポート持っています。現時点で内容が確定している事例であると、こういうふうに書いてある。  例えば、月別に見ると、十二月は三万四千三百六十八名、それに対して例えば三月末は四千八...全文を見る
○直嶋正行君 今おっしゃったのは、去年まとめた数字の見込みですよ。だから、ここに書いていますように、これは十二月の現在で確定している数字ですと。さっき総理おっしゃったじゃない、まだ厳しくなるって。だから、その先、これから年度末、今言われているでしょう、まだまだ派遣切りが増えるんじ...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと話が変わるんですが、去年の暮れ、野党三党で法案を出させていただきました、十二月十五日。これは、もう日増しに雇用情勢が厳しくなってきていると、経済もそうですが、だから何とかしなきゃいけないということで法案出させてもらったんです。当面の対応です、全部。  これ...全文を見る
○直嶋正行君 今お話あったとおりなんですよ。当時は、与党はやっているとか、今からやることすべて入っているとか、いろいろ言っていましたが、去年の暮れにこの法案を成立させれば当面の対策は手を打てたんです。まあ、もう否決されちゃった法案ですから。(発言する者あり)  ただ、私は、やは...全文を見る
○直嶋正行君 例えば、さっきの八万五千のこの中もそうなんですが、総数でいいますと、就労形態別の集計を見ますと、派遣の方五万七千三百人対象になっている、八万五千人のうちね。中途解除二万九千四百五十一。不明というのは実は期間満了じゃないというふうに聞いています。それを合わせますと、何...全文を見る
○直嶋正行君 今の大臣の御答弁は、もうこの指針は全然効果なかったとおっしゃっているのと同じですよ。守っていない、守らせる強制力はないと、こういうことですよね。効果なしということでいいですか。
○直嶋正行君 一つ法律を増やして一気に天文学的になるかどうか、余り論理性のある答弁とは思えませんが、まあいいでしょう、全く効果がないのか、限界があるのか、この話なんですから。  今、これ各政党間でもいろいろ議論をしているんですよね。やはり、派遣元とか派遣先の責任、もっときちっと...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと話が違うんです。私はまだ製造業の派遣の話を、禁止したらどうかって言ってないんです。それは後で議論したい。この指針の内容が実効性がないので、これらについて派遣元、派遣先の企業にきちっと責任を負わせるように、法制度にしていったらどうでしょうかと、こういうことを申...全文を見る
○直嶋正行君 まあ大臣のお考えはお考えとして、ただ、この指針読むと、派遣元に対しても中途解約されるときには派遣先とよく相談しろと書いてある。介入してはいかぬとおっしゃっているけれども、介入しているんですよ、行政は。しなさいと言っているじゃない。だけど、実際は守られないわけですよ。...全文を見る
○直嶋正行君 総理にちょっとお願いがあるんですよ、ここで。  日比谷の派遣村の方々といろいろ僕らもヒアリングさせてもらいましたが、皆さんこういう法律知らないんです、御存じないんです。で、あんたもう駄目よと、契約途中ですよ、もう今月でおしまいですとこう言われると、ほとんどの方がそ...全文を見る
○直嶋正行君 私は、まあ今、私にお答えいただいたんで、そうじゃなくて、せっかくテレビが入っていますから、その対象の企業の皆さんを含めて契約期間中の派遣労働者はむやみに原則的には解雇できないんですよと、これが一つ。それから、実際やられた、切られた方にちゃんと行政に相談しなさいと、す...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  本当にそうだと思うんです。やはり個々の人が御存じない、法律を知らない方に一方的に企業側が解雇を通告しておると、そういうふうに受け止められるケースがすごくあるんです。  ついでにもうちょっと細かい話をしておきますと、こういう話なんですよ...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  それで、もう一つその関係で、事のついでにちょっと申し上げておきたいんですが、これから三月に向かってまだひどくなると思うんですが、日比谷の派遣村の皆さんが昨日何か厚生労働省へ要請に行かれたというふうに聞いています。副大臣が御対応いただいた...全文を見る
○直嶋正行君 私がちょっと申し上げたのは、今総務大臣がおっしゃったように、再就職どうだ住宅どうだと、こういうことじゃなくて、困っている人がシェルターに行ったところに、ハローワークも含めて、あしたからもうお金一銭もない人が多いんですから、例えばちょっとした小口のお金の融資なんかも含...全文を見る
○直嶋正行君 是非、総理にもお願いしたいんですが、これは今困っている方の話なんで、今お聞きになったのでお分かりのように、厚生労働省とやはり市町村、それから自治体とがきちっと連携取ってもらわないとできませんので、是非、総理も両省を中心にして御指導いただきたいと思うんですが、いかがで...全文を見る
○直嶋正行君 さっき申し上げたように、派遣村の代表の方が昨日厚生労働省へ行かれているようですし、各政党にも要請に歩いているというふうに聞いていますので、多分文書は厚生労働省にあると思いますし、総理も是非見ていただいて御対応をお願いしたいと思います。  次に、さっき舛添大臣がちょ...全文を見る
○直嶋正行君 いろいろ難しい要素があることは承知をした上で、その前提で聞くんですが、例えば、もう今いっそのこと製造現場への派遣労働を、これは将来、将来ですね、今やると大変ですから、将来禁止をしてはどうかと、こういう議論がありますよね。大臣も個人的にはなくした方がいいようなことをお...全文を見る
○直嶋正行君 私は必ずしも労使でやるべきだという部分については大臣と意見は違うんですが、これは国、社会全体の話にかかわってきますからやはり政治が責任を持つ要素は大きいと思うんですが、まあそのことはいいです。  経済産業大臣にお聞きしたいんです。先ほどから議論をさしていただいてい...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  今の答弁をお聞きした上であえてお尋ねするんですが、例えば製造現場への派遣を規制した場合、禁止だとか上限を設けるとか、その場合にはどういうことが懸念されるんでしょうか。
○直嶋正行君 分かりました。経済産業大臣が製造現場への派遣労働を規制した場合の影響は全然考えていらっしゃらないと、こういうことがよく分かりました。  これは、今長々答弁いただいたのでちょっと嫌みで申し上げたんですが、経済産業省にとっても非常に重要な問題だと思うんですよ。ですから...全文を見る
○直嶋正行君 今の総理のお話で、景気が上向いたときに雇えないと困ると、職が、すぐ雇えないと困ると。ただ、あえて申し上げますと、今までの不況で企業は懲りているわけですよ、正規だと退職させるのは難しいから。時間も掛かるしお金も掛かると。  ですから、この間の好況期、ちょうど二〇〇二...全文を見る
○直嶋正行君 ですから、私が申し上げているのは、今みたいなそういう深刻な雇用問題を出すと同時に、特に今、若い人の間で非正規が増えているんですよね。この人たちがやっぱり将来これからの日本の社会の中で非常にそういう意味ではいろんな問題が出てくる、さっき少子化の話をさしていただきました...全文を見る
○直嶋正行君 どっちか言うと拡大傾向にあるんじゃないかと思います。  私が問題にしているのは、特に若い人で非正規が増えていること。これは、例えば文科省なんかも調査されているかもしれませんが、教育の問題に影響してくるわけです、今後、将来こういう格差が拡大していくと。今やはり豊かな...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと総理のお手元に資料を配っていると思いますので見ていただきたいんですが、これは民間給与の実態調査、国税庁の資料から取りました。給与階級別の人数構成比なんです。平成十三年と平成十九年、比較したものです。増えているのは二千万以上と三百万以下。真ん中が下がってきてい...全文を見る
○直嶋正行君 まさにさっき、今総理が答弁の中でおっしゃいましたけど、やはり安定した職ということと、賃金が安いんですね、非正規の方々の、やはり。食えない賃金なんですよ。食えない賃金と言っちゃうと極論かもしれませんが、いろんな意味でやっぱり足らないですよ。一〇〇対六〇じゃ駄目ですよ。...全文を見る
○直嶋正行君 七十五兆円の中でも二兆だから大したことがないというような、だったらやめた方がいいかもしれませんね。この補正の、政府が財源予定してやる予算のうちの大体四兆円のうちの二兆円でしょう。大きいですよね。  それで、この問題について、経済効果とかいろいろおっしゃっていますが...全文を見る
○直嶋正行君 総理、どうですか。
○直嶋正行君 経済政策で、消費刺激で一億円の所得の人に一万円を渡してどんな効果があるかというのは言うまでもないと思うんですよね。  結局、今総理もおっしゃったんですが、元々これ定額減税から始まったんですよね。与謝野さんもちょうど議論しておられたころは所得制限掛けている。だから生...全文を見る
○直嶋正行君 今、与謝野さんは年間三百万以下の方の話をされましたけれども、是非年収二千万以上の方の話をしてほしい。もう時間ないので、いいです。  私は、やっぱりさっきの議論からいうと、国民は多分大臣とか国会議員なんかはもらっちゃいかぬと思っていると思うんですよね。それも評判悪い...全文を見る
○直嶋正行君 ちょっと角度変えます。  中川財務大臣にお伺いします。  今回の二次補正は赤字国債に頼らずに経済対策を実施するということで説明されているんですが、その財源、どのように確保したのか、ちょっと聞かせていただけますか。
○直嶋正行君 ということなんですが、二十年度の当初予算でたしか金利変動準備金から九・八兆円、一般会計に、というか整理基金に入れるということだったんですが、それはどうなっていますか。
○直嶋正行君 ですから、二・六兆円を借金の返済の方に回す予定だったのを十月以降やめているんですよね。それを四・二兆の財源のうちの一部としてというか大半に使っているわけですよ。だから、これは借金返す予定ですよと言って出したものを、借金返すのをやめました、こっち使いますと。だから、結...全文を見る
○直嶋正行君 なぜ赤字国債に頼らないかというと、それは借金が増えるからですよ。だから、減る借金を減らさずに、こっちに回して赤字国債出しませんって、同じじゃないですか。ごまかしなんです、それ、ごまかし。  それで、もう時間ないんで申し上げますと、昨日来、財政審の会長の記者会見で、...全文を見る
○直嶋正行君 ですから、今の御答弁でそうなんですよ。もうほかに使う使い道なければ財政規律に回した方がいい、とにかくやらないのが一番いいというのが財政審の結論でしょう。そう申し上げておきます。
02月10日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
議事録を見る
○委員以外の議員(直嶋正行君) 私は、民主党・新緑風会・国民新・日本及び社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題となりました平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例及び同年度における生活・経済緊急対策の実施についての制限に関する法律案につきまし...全文を見る
03月30日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
議事録を見る
○委員以外の議員(直嶋正行君) 私は、民主党・新緑風会・国民新・日本の発議者を代表いたしまして、ただいま議題となりました租税特別措置の整理及び合理化を推進するための適用実態調査及び正当性の検証等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  そもそも...全文を見る
04月14日第171回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
議事録を見る
○直嶋正行君 民主党の直嶋でございます。津田委員に引き続きまして、産業活力再生特別措置法について二階大臣中心に御質問をさせていただきたいと思います。  今回は〇七年の改正に引き続いての改正ということになるわけですが、過去を振り返りますと、この法律は九九年にできましてから〇三年、...全文を見る
○直嶋正行君 今御答弁あったんですが、例えば共同事業再編計画も技術活用事業革新計画も、事業再構築計画、名前がよく似ているんでややこしいんですけれども、こちらで吸収できるとこういうお話なんですが、例えばそれだったら共同事業再編計画というのは何で作ったのかということになるんですよね。...全文を見る
○直嶋正行君 元々できたんじゃないかというふうにお聞きしたんですけれども、事業再構築で。それはできたんですよね。  それから、もう一つお聞きしたいんですけれども、この技術活用事業革新計画というのも今度なくなるんですが、これは今回の改正案でも産業革新機構をつくってこれからイノベー...全文を見る
○直嶋正行君 話を始めたついでにもう一つ言わせていただきますと、その一方で、経営資源融合計画、それから事業革新設備導入計画というのはこれからも存続することになっているんですよね。これも、できたのが〇七年の、平成十九年の改正なんですが、ほとんど実績ないんですけどね。これはこのまま続...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  ただ、それ以降余り実績が出ていないということですから、例えばこういう考え方を、それこそ事業再構築だとかいろんなところへ応用して入れられるはずだと思うんですけどね。この種のものというのは、たくさんあればあるほど総花的になって複雑になって政...全文を見る
○直嶋正行君 今大臣から御説明がありましたように、こういう資源高であるとか、将来の多分低炭素社会と言われているこういうものを視野に入れた考え方だということ、その部分に関しては理解できるんですが、今回これが必要ないという意味で申し上げているんじゃなくて、その資源高時代の後に、去年の...全文を見る
○直嶋正行君 今の点については後でもう少し議論を深めたいと思いますが、ちょっと話が横道へそれるようですが、先般麻生総理の方から、第四回の追加経済対策といいますか、経済対策が発表されました。ちょっとそれとの関係で若干お伺いしたいんですけれども、そうはいっても詳しい内容というのは、ま...全文を見る
○直嶋正行君 ということは、特にここは対象じゃありませんよというところは、逆に言うと、ないというふうに受け止めてよろしいわけですね。  それで、例えばその中で、それでちょっと申し上げますと、先ほどお話ししたこの新たな経済対策という中を見ますと、例えば低炭素革命を進めるための太陽...全文を見る
○直嶋正行君 ということは、今後これらの政策に資源生産性革新計画あるいは、もう一つありましたよね、資源制約型製品ですかね、これを有効に使っていこうと、こういう理解でよろしいわけですか。  そうすると、今エコポイントのお話ありましたが、もう一つ、今回の政策の中に環境対応の自動車の...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  じゃ、続きまして、もう少し具体的なところについてお聞きをしたいと思うんですが、ちょうだいしました資料等を拝見しますと、今回の資源生産性革新計画で企業が目標とする指標を表されております。これは、分子が付加価値それから分母にエネルギー消費量...全文を見る
○直嶋正行君 そうすると、企業の側から見ますと、分子の付加価値を高めることによって生産性を上げるという方法が一つある。それから、分母の、いわゆる簡単に言うと、省エネを進めて、そのことによって生産性が上がると。両方ありますよね。  そうすると、ちょっと焦点が今度は絞りにくいといい...全文を見る
○直嶋正行君 ということは、ちょっと極論的に言いますと、エネルギー効率が良くて付加価値の高い商品をつくって販売をしてくれれば、自分のところの例えば工場なら工場は余り省エネ努力しなくてもいいよと、こういうことになるんじゃないかと思うんですが、その整合性は付くんですかね。
○直嶋正行君 理屈としては分からぬことないんですけれども、ちょっと具体的に聞きますと、例えば今回の支援策の中に設備の即時償却というのがありますね。これは一年目で一〇〇%償却できるという、なかなか思い切った政策なんですが、全く同じものが省エネ法でもございますよね。  そうすると、...全文を見る
○直嶋正行君 しかし、企業会計上でいうと、減価償却はすべて設備単体で見ますよね、機械単位ですよね。そうすると、今お話しのシステム全体で見ても、結局、最終的に償却をするときは単体になるんじゃないんですか。そうすると、そこで違いが出てくるんじゃないんですか。
○直嶋正行君 ああ、なるほど。ということは、単体ではなくて、例えば一つのシステムならシステム全体がこの対象になれば即時償却できると、こういうことになるわけですか。なるほど。そうすると、ますます個別の省エネ機器の導入ではなくて、こちらの方にシフトしますね、企業はね。  そうすると...全文を見る
○直嶋正行君 二点目、ちょっと答えてください。
○直嶋正行君 一つはその話と、生産性の向上というのはどのぐらいを、ここ一番ちょっとポイントになると思うので。
○直嶋正行君 今のお話だと、本当にシステム全体を対象にしていくということですから、相当魅力的な計画ですよね、意欲的なというか。  そうすると、やっぱりさっき申し上げたように、省エネ法は省エネをどんどん推進していこうということですから、こっちはさっき言った分母、分子の関係がありま...全文を見る
○直嶋正行君 もう一点確認させていただきたいんですが、今議論していましたように、資源生産性革新計画というのは、資源高の中で競争力を保つということで、ある意味では非常に重要な計画だと思うんですが、基本的に浮かぶのはやはりこれは大手企業というか大企業が念頭にあるんじゃないかと。そうす...全文を見る
○直嶋正行君 じゃ、続きまして株式会社産業革新機構についてお伺いしたいと思います。  今回のこの産業革新機構の目的というのは私もよく理解はできるんですが、その必要性といいますか、あるいはこういうものが必要だろうなというふうに思うんですが、一方で日本の現状というのを見ますと、特に...全文を見る
○直嶋正行君 ありがとうございました。  今、中国との例も含めて、ということはこれは国際的なことも含めて積極的にやっていこうと、こういう理解ですよね。
○直嶋正行君 この種の話になりますと、どうしても我々は、企業と大学との連携とか、もちろん企業同士、研究者同士というのはあるんですが、何といいますか、イノベーションという視点で見るんですが、もっとこれさかのぼると、結局、科学者というんですか、サイエンスの世界の在り方まで含めて考えな...全文を見る
○直嶋正行君 組織づくりきっちりやっていきたいと、一言で言えばそれに尽きるんですけれども、私はちょっと率直に言って、今おっしゃったようなそういう様々な研究分野をコンバインして一つの事業に仕上げていくという人材が日本に本当にどれくらいいるのかなというのは疑問持っているんですけれども...全文を見る
○直嶋正行君 今回のこの産業革新機構というのは、運営の主体は民間になるんですよね、民間がということですよね。  そうすると、今こうやって法案審議していますから、ある程度そういう方は大体当たりは付けていると、こういうふうな理解でよろしいですか。
○直嶋正行君 さっきファンドの話もされましたけれども、こういう人は例えば日本人じゃなくて外国人でももちろんいいと、国の内外問わず人材を集めると、こういうお考えなんですかね、そこもちょっと確認しておきたい。
○直嶋正行君 今、欧米の国なんかでこういう種類のファンドをつくったりして、例えば日本の企業も含めて様々なロイヤリティーとか技術を買い集めているという話を私聞いたことがあるんですが、もう結構日本の企業の技術も彼らに買われているんじゃないかという話もありますけれども、そういう状況を考...全文を見る
○直嶋正行君 もう時間ですから、最後に一言申し上げたいんですが、大臣の方にちょっと申し上げておきたいんですけれども。  私は、今回のこの産業革新機構の発想は必要な発想だというふうに思っていまして、一つの、これから我が国が様々な新しい産業を起こしていくとか、そういう点で考えまして...全文を見る
○直嶋正行君 終わります。
04月28日第171回国会 参議院 本会議 第22号
議事録を見る
○直嶋正行君 民主党・新緑風会・国民新・日本の直嶋正行です。  会派を代表して、与謝野財務大臣の財政演説及び平成二十一年度補正予算について質問をいたします。あわせて、民主党の経済対策についても国民の皆様に御説明をさせていただきます。  今回の補正は、麻生内閣四回目の経済対策予...全文を見る
05月12日第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第22号
議事録を見る
○直嶋参議院議員 私は、発議者を代表いたしまして、ただいま議題となりました租税特別措置の整理及び合理化を推進するための適用実態調査及び正当性の検証等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  そもそも租税特別措置とは、基本的に特定の対象者の負担を...全文を見る
06月18日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第22号
議事録を見る
○委員以外の議員(直嶋正行君) 私は、民主党・新緑風会・国民新・日本の発議者を代表いたしまして、ただいま議題となりました法人税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  未曾有の金融経済危機の中、...全文を見る
11月02日第173回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○直嶋国務大臣 平岡議員の御質問二点にお答えしたいと思います。  まず、今の体制を簡単に言いますと、原子力保安院が一義的には規制をしておりますが、従来から少し改善をされていますのは、これまでは例えば予算、人事等についてもエネ庁の中にあったわけですが、数年前から予算、人事等は切り...全文を見る
○直嶋国務大臣 今御質問ございましたスマートグリッドの導入について、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。  オバマ大統領の御紹介にもございましたが、スマートグリッドというのは、情報通信技術を活用した、エネルギーの導入拡大とか、電力需要を調整しながら安定供給を可能とす...全文を見る
○直嶋国務大臣 経産省として議論しましたのは、不要不急ということなんですが、要するに、補正予算で本当にお金を使わなきゃいけないかどうかということを最大の判断基準にして、経産省として削減幅を出させていただきました。  トータルは、たしか六百億強だったというふうに記憶をいたしており...全文を見る
○直嶋国務大臣 済みません。突然の指名なのでちょっと資料を。  鳩山内閣の方針に基づきまして、先ほど申し上げた経済産業省予算一兆三千三百九十億円のうち約四・五%、六百二億円の執行を停止いたしました。具体的には、基金事業の中で、二十一年度中に支出が行われない部分八十九億円、それか...全文を見る
○直嶋国務大臣 私も労働組合の出身ですが、今、後藤田先生おっしゃったように、勤労者の一二%しか組合は組織されていません。したがいまして、先般の選挙も、これだけ民主党が三百を上回る議席をとれたということは、別に労働組合だけではなくて、広く国民の支持をいただいたその結果だというふうに...全文を見る
11月04日第173回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○直嶋国務大臣 これから我々地球温暖化対策を進めていくわけでございますが、今委員御指摘があったように、その中で原子力発電はやはり重要な役割を担うというふうに思っております。  したがいまして、申し上げるまでもないことですが、安全性の確保には最大限留意をするということでございます...全文を見る
○直嶋国務大臣 今、小沢大臣からエコポイントについてお話しさせていただいたんですが、基本的にエコカーについても同様の考え方でございます。したがいまして、低炭素社会に向けて効果はあるというふうに思います。特にエコカーについては、経済の下支えをするという意味で効果があるというふうに思...全文を見る
11月05日第173回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○直嶋国務大臣 お答えをいたします。  突然の御質問の内容ですから、詳しい収支報告書は持参しておりません。したがいまして、今のお話について一つ一つ私の方からこの場でコメントはできません。  しかし、私どもは、きちっと政治資金規正法にのっとって、政党支部、資金管理団体、それぞれ...全文を見る
11月06日第173回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 今、成長戦略についてのお尋ねがありました。  基本的に、我々は、今内需を拡大するために国民の皆さんの生活部分を大事にしたいと思っていますが、委員御指摘のように、将来の日本経済を考えた場合に、やはり中長期を見た成長戦略は必要だというふうに思っています。特...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 私の方からお答えさせていただきます。  お話あったように、最低賃金とかの引上げ等マニフェストにうたわせていただいていますが、基本的には、やはり国民生活を考えますと、最低賃金をある程度のレベルに引き上げていくことは必要だというふうに思っています。もちろん...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 私は、先ほどの答弁をマニフェストに書いているとおり申し上げたつもりでございます。  例えば、最低賃金の引上げは、やはり中小企業に配慮をしながらということを明確に書かせていただいているというふうに思いますし、派遣労働についても、これは長妻大臣からお答えが...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 当時の政調会長という立場でマニフェストを作成しましたものですから、お答えをさせていただきたいと思います。  私どもは、地方のしっかり活性化していこうという考え方は基本的に持っています。したがいまして、その延長上でそれを基本的な考え方としてマニフェストを...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 組織内議員というのは、どういう人を組織内議員と呼ぶかはそれぞれ労働組合によって違います。  連合の場合は、連合の出身の議員及び連合の各加盟の組合が組織内議員として推薦をした方を組織内議員というふうに呼んでおります。
○国務大臣(直嶋正行君) 私の場合は一切もらっておりません。
○国務大臣(直嶋正行君) 今、私、平野さんの御意見に賛成です。したがいまして、WTOのドーハ・ラウンドについては、是非来年締結したいというふうに思っています。  今、御心配の声もありましたが、各国とも少しまた雰囲気が盛り上がってきていまして、例えば今年の夏にアメリカとインドの間...全文を見る
11月09日第173回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 中小企業憲章についての御質問ですが、お答えさせていただきます。  今御指摘のように、民主党としてはマニフェストに中小企業憲章を制定するということを書かしていただいていまして、私自身も、これは経済産業省としても大変重要なテーマだということで、今いろいろ内...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 櫻井議員おっしゃるように、総合的に中小企業をしっかり見ていくということの重要性は私も全く同感でございます。  それで、そういう中で、特にこれからのことを考えますと、やはり中小企業の経営政策全体をまずどういうふうに後押ししていくかと。特に、やはり海外マー...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 済みません、私が適任かどうか分かりませんが、まず私の方から答えさせていただきます。  医療とか福祉分野は現在のところ、いわゆる一般企業は当然収益を追求すると、こういう整理のとらえ方をされているわけですが、そういう一般的な企業経営とは異なると、こういう扱...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 今御指摘の点なんですが、基本的には、国の出先の機関である東北経済産業局と、中小企業基盤整備機構というのは独立行政法人で国が決定したことを実行するという組織ですから、役割、機能が違うというふうに思っています。  ただ、櫻井委員御指摘のように、いわゆるそう...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 先ほどの櫻井議員の御質問にもお答えしたというふうに思いますが、今中小企業を取り巻くテーマといいますか、これはいわゆる金融の問題と、それから中小企業経営そのものをどう発展させていくかという経営の問題と、それからあと雇用であるとか社会保障と、こういう問題にな...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 中小企業という立場から見ると、今、藤末委員がおっしゃったような発想になるんですが、例えばさっき例にあった雇用対策でいいますと、雇用が緊急の課題だということで対策本部をつくってそこにメンバーが集まると、こういう形で議論していまして、そういう意味ではその時点...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 税制については今、峰崎副大臣の方から御答弁がありましたが、私ども経済産業省としては、マニフェストに書かせていただいた政策でありますし、中小企業政策の一番初めに書いた政策でもございますので、その部分は大事にしたいと、こういう思いで、いろんな議論があったんで...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 今委員から御指摘あったように、特に大卒の場合は大手の有効求人倍率は非常に低いんですが、ちょうど谷合さんが資料を出されていますこの同じ会社の調査で、例えば千人未満の求人倍率を調べますと三・六三という数字が出ていまして、大手は〇・六弱ですね。ですから、おっし...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 総理には後でお答えいただければいいと思うんですが、今の近藤委員がお話しになった中で若干誤解があると思うんですが、私どもはマニフェストでは原子力安全委員会、第三条委員会、三条委員会を設置するとはうたっておりませんで、最初に御指摘あったように、原子力について...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 御指摘の点は、先ほど申し上げたとおり、しっかり承って、よく検討させていただきたいと思っています。  それで、今、実は体制としては、さっき近藤委員がおっしゃったように、ダブルチェック体制になっていまして、いわゆる原子力保安院があって、その上に内閣府に原子...全文を見る
11月10日第173回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(直嶋正行君) この度、経済産業大臣を拝命いたしました。内外の経済環境厳しき中、我が国経済社会の成長、発展に全力を尽くす所存です。皆様の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  第百七十三回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業...全文を見る
11月10日第173回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 総理からお答えになる前に、先ほど民主党のマニフェストと政策集のお話、御指摘ございました。昨日私が申し上げたのは、政策集は大体三百から四百ぐらいの間の政策がうたわれていますと。その中から六十前後政策を絞ってマニフェストに国民の皆さんとのお約束ということで掲...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) マニフェストに原子力、要するに電源立地対策交付金について直接の表現はいたしておりません。ただ、マニフェストの中でも申し上げさせていただいていますが、特に無駄な支出といいますか、歳出を合理化するという意味で、特別会計について民主党としては大いに見直したいと...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 私の方から、電源立地対策交付金の仕組みも含めてちょっと説明させていただきますと、電源開発が電気の消費者の利益となると、これは間違いないことです。  一方で、電源立地の地域にとっては必ずしも、大規模な発電所ができるとか、工事に時間が掛かるとか様々な問題が...全文を見る
11月17日第173回国会 衆議院 本会議 第4号
議事録を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 竹本議員の御質問にお答えをさせていただきます。  まず、条件変更後の新規融資に関する御質問でございます。  これまで、緊急保証は十五・三兆円、セーフティーネット保証・貸し付けは六兆円の実績を上げておりますが、保証・貸付枠ともまだ十分残っており、これを...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 竹内議員の御質問にお答えをさせていただきます。  まず最初に、七—九月期GDP速報値の取り扱いについての御質問がございました。  昨日朝開催された石油連盟との懇談会において、八時二十分ごろ、私から出席者にあいさつを行った際、本年七—九月期の実質GDP...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 佐々木議員にお答えさせていただきます。  質問は二つございました。  一つは、条件変更対応保証の対象者に関する御質問でございます。  今回の条件変更対応保証の対象は、公的金融を利用していない者を原則といたしております。  これは、これまで公的金融...全文を見る
11月17日第173回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 我が国の中長期の経済運営についての御質問でございます。  基本的に、我が国の経済が中長期的に安定して成長することは、我が国にとって必要不可欠だと思っています。これは、今御指摘のあった例えば雇用も、当面は様々な緊急対策をしておりますが、基本的には、やはり...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 九〇年比で二五%削減という中期目標は、地球の将来を真剣に考え、また国際交渉に弾みを付けるため、すべての主要国による公平かつ実効性ある国際的枠組みの構築と意欲的な目標の合意、これを前提に鳩山総理が率先をして提示をされたものでございます。したがいまして、二五...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) これは、先ほど増子副大臣からもお答えさせていただきましたが、経済産業省としても地球温暖化対策税については真剣に検討していくべき課題だというふうに受け止めております。  それで、今回環境省の方で発表された、地球温暖化対策税の具体案が発表されたわけでありま...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 九月の国連気象変動首脳会合での演説で鳩山総理は、一九九〇年比でいえば二〇二〇年までに二五%削減を目指すこと、それはすべての主要国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築と意欲的な目標設定の合意を前提としているということを明確にされております。  それ...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 英語で議論するほど私も英語できるわけじゃありませんので、余り英語で議論するのもどうかと思いますが、今私も手元に気象変動枠組条約の事務局が作成しました鳩山総理の該当部分の英文を持っています。ここでは、確かに先生おっしゃるように、前に目標が出ていますが、これ...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 先ほど申し上げたとおり、COP15に向けて今大詰めの段階でございます。したがいまして、まず私どもとして実現したいことは、先ほど申し上げたとおり、すべての主要国が参加をする、公平で実効性のある枠組みの構築と意欲的な目標の実現に向けと、こういうことで申し上げ...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 先ほど増子副大臣からもお答えさせていただいたと思いますが、現在、経済産業省においてその全量買取りについて検討チームをつくって議論をスタートさせたばかりでございます。その中で具体的なやり方等についてもしっかり議論をしていきたいというふうに思っておりますが、...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) グリーン電力基金でございますが、電力会社と太陽光発電や風力発電の普及に賛同する電力のユーザーとが資金を出し合い、再生可能エネルギーの拡大を支援する仕組みであるというふうに承っております。電力会社等の関係者が、この基金を通じて多くの教育機関等における再生可...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 昨日の朝開催されました石油連盟との懇談会において、八時二十分ごろだと思います、私から出席者の皆さんにあいさつを行った際に、本年七—九月期の実質GDP成長率に言及をいたしました。これは事前に事務方から数字はお聞きしたんですが、内閣府からの正式な公表が行われ...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 政府部内ではこの種の統計指標のデータを公表前に知ることはあり得ます。これは必要なところに事前に情報を流すということでありますが、今般の七—九月期の実質GDP成長率については、昨日の朝、内閣府より発表直前に経済産業省の担当課長が入手したものを私は当省の、そ...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) そういうことでございまして、私の方もやや早合点といいますか、そういうところがあったというふうに反省をいたしております。
○国務大臣(直嶋正行君) これは、先ほどお話しした石油連盟の方との懇談会が終了したのが九時十五分か二十分ぐらいだったと思いますが、それを終えて部屋の外に出ましたときに、マスコミの皆さんが、この種の懇談会をやりますと必ず後、ぶら下がり会見というのがあるんですが、待っていまして、その...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 昨日は副大臣、政務官、秘書、すべて同席をいたしておりました。
○国務大臣(直嶋正行君) はい。私のあいさつの後、石油連盟の皆さんとの懇談が続いておりました。したがいまして、そういう指摘はございませんでした。
○国務大臣(直嶋正行君) 正式な公表の前に統計指標のデータに言及をいたしましたことは、先ほど申し上げたとおり、国民の皆様始め多くの関係者に御迷惑をお掛けしたというふうに思っております。  官房長官からも、この件に関しては、誠に遺憾であり、今後こうしたことのないよう厳重な注意を受...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 塚田委員の御指摘のとおりだというふうに思っていまして、先ほど申し上げた、やや先を見た成長戦略と、この当面の状況をどう乗り越えていくかという政策の両方が要るというふうに思っています。  当面の対策については既に、例えば雇用の問題に対して雇用対策本部をつく...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) いずれにしましても、税収等の問題もありますから、二十一年度の補正予算は作成しなければいけないと思っています。  私が今申し上げたのは、足下の経済情勢を見ながら必要なものを、必要であれば経済対策も織り込んだ形でその補正予算を作成したいということでございま...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 去る十一月九日に開催されました行政刷新会議におきまして事業仕分の対象事業は決定されまして、経済産業省は三十四事業ということになっております。  この事業仕分については、今は実行中でございますが、恐らく経済産業省の部分については来週の後半の方で実行される...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) これは今委員御指摘のとおりでありまして、これまでの予算も、使い方も見ながら、私どもとしてはこれだけ必要だということで新たな政策も含めて概算要求は出させていただきました。  私が申し上げた意味は、政策当局で考えている政策に対する見方と国民一般から見たとき...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) ちょっと前回の事業仕分で電源立地交付金がどういう処理をしたかという、対応したかというのはちょっと私明確に覚えていないんですが、少なくともあの段階で、経済産業省からでたしか十項目ぐらい事業仕分をいたしました。その中で、たしか二項目ぐらいもう廃止した方がいい...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) なかなか具体的なところに入ってきましてあれなんですが、元々私は、電源立地交付金が事業仕分の対象に挙がったのは、そもそも民主党時代から特別会計についてしっかり見直していくということを党の考え方として申し上げてきました。その延長線上にといいますか、この交付金...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) ここで出た結果をどういうふうに扱うかというのはまだ結論が出ておりません。したがいまして、これから政府の中で議論をされるのではないかというふうに思っています。したがいまして、その仮定の上でこうするああするという話になるとまたこれも問題が出てまいりますので、...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 当時は、国の事業は約三千ありまして、できるだけそれを数多くやりたいという趣旨で事業仕分、申し上げていました。  今回はたしかそういう面でいうと、数が経産省だけで三十四でございますから、恐らく全体の一割ぐらいではないかというふうに思っています。したがいま...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 基本的に、ですから今やっている議論の過程の話なので、余り結論を先取りして私から申し上げるのもどうかと思います。それから、もう一つ申し上げると、今年こういう形でやっていますが、基本的に事業仕分も、三千という事業の数から見てもやはり三年か四年掛けてしっかりや...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) ちょっと、じゃ、私の方から。  今御指摘のように、このエコポイント、エコカーの補助ですが、御指摘あったように、国内需要を支えて雇用を下支えすると、景気を下支えするという意味では景気対策として効果が出ているというふうに我々も判断しています。また、もちろん...全文を見る
○国務大臣(直嶋正行君) 余り公開の席で先走って言いますと問題が出ますので。ただ、私の答えぶりから大体御想像いただけるんではないかと思いますが、そんなに時間を掛けずに必要性を判断をしたいということでございます。
11月18日第173回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
議事録を見る
○直嶋国務大臣 おはようございます。  このたび経済産業大臣を拝命いたしました。内外の経済環境厳しき中、我が国経済社会の成長、発展に全力を尽くす所存です。皆様の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  第百七十三回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち...全文を見る
11月20日第173回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
議事録を見る
○直嶋国務大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今御指摘あったように、小規模企業の融資は非常に重要なテーマだというふうに思っていまして、私どもとしても、特に当面、年末について、これらの企業も含めて中小企業の金融が円滑にいくように、先日、十月二十三日だったと思いますが、...全文を見る
○直嶋国務大臣 御指摘のとおりでありまして、今、中小企業庁長官の方からも御答弁させていただきましたが、金融機関を併用して、公的融資と併用されている方には金融機関の同意を得なければいけないということで、ここはしっかりやっていただくということで、今回の法案では努力目標という形になった...全文を見る
○直嶋国務大臣 御指摘の点については、私どもも、今の状況等も、あるいは先行きも見通しながら、しっかり検討はしたいというふうに思っています。  ただ、今のこの責任共有制度は、やはり金融機関と信用保証協会がお互いにリスクを分担する、こういう趣旨で、特に、金融機関が中小・小規模企業に...全文を見る
○直嶋国務大臣 今御指摘のように、確かに中小企業の集積地が、刃がこぼれるように企業が減っていくというのは私どもも深刻に受けとめていまして、この問題は、恐らく資金繰りの話だけではなくて、事業をどう再生していくかということとも当然あわせて検討が必要だというふうに思っています。  そ...全文を見る
○直嶋国務大臣 先生から今御指摘があったように、COP15はぜひ成功させたいと思っています。  もう御承知のとおり、日本の排出量の世界に占める比率はわずか四%ですから、日本単独ではとても温暖化対策にはならないわけでして、特に、米国と中国を合わせますと世界の排出量の四割以上を排出...全文を見る
○直嶋国務大臣 現在、まだ全量買い取り制度のプロジェクトを立ち上げたばかりでして、今先生が御指摘のようなことも含めて、これから詰めていかなければいけないというふうに思っております。  今の余剰電力の買い取り制度でいいますと十年で大体回収できる、こういう制度設計で行っておりまして...全文を見る
○直嶋国務大臣 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮からの貨物につき輸入承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、平成十八年十月九日の北朝鮮による核実験を実施した旨の発表...全文を見る
○直嶋国務大臣 今、外務省の方からも答弁がございましたが、最終的には拉致や核、ミサイルといった懸案を解決し、そして、現在国交がございません北朝鮮との間で平和条約を締結して正常な関係をつくっていくということが最終目的でございます。したがって、その手段として今さまざまなことが実行され...全文を見る