永井哲男

ながいてつお



当選回数回

永井哲男の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第136回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○永井(哲)委員 社会民主党・護憲連合の永井哲男でございます。主に私は、住専の問題について大臣にお聞きをしたいというふうに思います。  昨年の九月、当委員会、大蔵委員会で、北米における財政金融事情等の調査をしてまいりました。そのときに、ワシントンにおいてアメリカのいろいろな要人...全文を見る
○永井(哲)委員 今や日本は、世界最大の資本輸出国ということで、国際社会に占めるその地位というものが非常に大きなものがある中で、不良債権の問題というものは断固たる処置を国際社会に対して示すべき義務があるのではないか、そのように思います。  ところで、新進党さんはこの処理について...全文を見る
○永井(哲)委員 この住専処理も十五年かけて長いではないかというようなことも言われるようでありますが、具体的に債権者の手元にどのようにお金が渡るかということを考えれば、そこには格段の差があるということを、これは注意しなければならないというふうに思います。  ちなみに、私どもで日...全文を見る
○永井(哲)委員 結局、野党であった内閣が引き継いだ後は、若槻内閣と同じ法案を提出して事態を収束したということのようであります。近い例で言えば、青島都知事が、選挙前に三百億は払わないということで、結局その後に金融システムの維持のためにその支払いを決断した。与えられた条件の中で今何...全文を見る
○永井(哲)委員 この週刊ポストの記事は、債権譲渡の対抗要件としての通知という問題をあえて混同させて、損害賠償請求権封じだというような内容として、誤った内容になっているというふうに思います。  ところで、先ほども大蔵大臣はおっしゃいましたが、政治が結果責任であるというならば、今...全文を見る
○永井(哲)委員 株価やジャパン・プレミアム、そういうことを言っているわけです。
○永井(哲)委員 これまで政府は、バブルの破綻以降国費で十五兆円ものお金をかけて景気対策をやっておるわけでありますが、こういったことが景気対策にも、まあ景気の腰折れをさせない形でいい影響を与えているということを聞き、安心したところでございます。  さて、今非常に利率が低いという...全文を見る
○永井(哲)委員 この低金利の時代の中で、そういった福祉の充実というためにも、これは国民に望まれる行政指導として、よきその指導性をぜひ発揮していただきたいというふうに思います。  これから預金保険料というものについても、これは相当な上げというものも考えられているところであります...全文を見る
○永井(哲)委員 この住専問題というのを契機に、やはり新しい時代に合った金融行政というものをつくっていく必要があるのではなかろうかというふうに思います。  東西の冷戦が終わり、新興諸国というものが勃興してくる。そして、金融が国際的により緊密な形に連携している。こういうような新し...全文を見る
○永井(哲)委員 終わります。
02月22日第136回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○永井(哲)委員 社会民主党・護憲連合の永井哲男でございます。私は、住専問題について大臣の御見解をお伺いしたいと思います。  住専問題の意味というのは、次のようなものではないかと私は認識しているところでございます。それは、このままこの住専問題を放置しておくと、これから日本は大変...全文を見る
○永井(哲)委員 この問題で、法的に整理をすべきだという意見があります。これは、破産手続をしろということのようでありますが、これは放置をしろというに等しい議論ではないかというふうに私は思うところであります。  私は弁護士をしておりますが、破産の手続というのはただでさえ長い期間か...全文を見る
○永井(哲)委員 ここで母体行の法的な責任というものがどういうものがあるかということについて検討したいと思います。  これは、いわば五千三百億というものは少ないのではないか、こういうふうに言われております。三兆五千、一兆七千というものがあり、残った一兆一千、これは本来系統で負担...全文を見る
○永井(哲)委員 信連の経常利益が千三百億という中で、この住専からの配当が約千五百あった。一年間だけ見てもこうだということで、どんな影響があるかということについては類推ができるというところで、あえてその中身は問わないことといたします。そういう中で、やはりそういった自己の部分ばかり...全文を見る
○永井(哲)委員 このような説明に対して、なぜ、例えば信連の赤字をもっとふやせないのかとかいうような議論もあるようでありますが、本来的に、母体行の責任というものの追及を本来であればよりしたいところだけれども、まあいろいろな、自分における事情もあるし、金融システム全体という安定のた...全文を見る
○永井(哲)委員 通常、金融業を営むという中で、相手がそういうようなノンバンクなりそういう系統であれば、そこのものがどういうところに貸しているか、そういう貸し先について貸し手としても関心を持ち、例えば上位五十社だとか、そういうことを求めるのが通常であろうかと思います。こういうこと...全文を見る
○永井(哲)委員 もう時間も参りましたので最後の質問とさせていただきたいと思いますが、今大臣言われたような形になればいわばリスクというものもふえてくるというような中で、農民に迷惑のかからないようなものをどうつくっていくのか、非常に難しいものだと思います。  また、この住専問題を...全文を見る
○永井(哲)委員 終わります。
03月25日第136回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○永井(哲)委員 社会民主党・護憲連合の永井哲男でございます。畜産及び乳価の関係について質問をさせていただきたいと思います。  特に酪農の分野においては、農業の他の分野に比べて、長期見通しの中でも唯一といっていいほど増産が期待できる、将来的に明るい見通しがあるというような状況だ...全文を見る
○永井(哲)委員 特にその運用については十分に柔軟に、これから行政でその対応をしていただきたいということを御要望申し上げておきます。  さて、乳価の関係についてお聞きをいたします。  この生産費調査、前年に比べて三円九十四銭落ちていると調査結果としては出るわけですけれども、こ...全文を見る
○永井(哲)委員 次に、労働時間の問題についてお聞きをいたします。  特に、生産者の意見との、実態に合わないという点では、この労働時間が最も大きな問題ではないかというふうに思います。そういう中で、例えば子牛が生まれるときの待機時間というものがこの統計上どのように評価されているか...全文を見る
○永井(哲)委員 今言われたように、自宅での待機時間というのが全くこの統計上にはあらわれていない。例えばそれが、全部は仮に無理だとしても、その何割かというものが当然その待機労働時間として算入されるべきではないかという問題があると思いますが、先ほど言った三円九十四銭というこの差とい...全文を見る
○永井(哲)委員 今、酪農家の皆さんは、本当に家族総出でぎりぎりの労働時間というものをやりくりして経営をしている状況だと思います。家族のうちだれか一人でもちょっと、二週間でも病気をするというような形になれば大変に経営に響くというような状況であります。大規模の投資をしているという形...全文を見る
○永井(哲)委員 ゆとりある経営、あり得べき経営の姿という観点からも、本来、休日なりそういったものもどうあるべきだという観点からも、ヘルパーの乳価への算入ということについては、ぜひもっと大胆に前向きに進めていただきたいということを御要望申し上げておきます。  さて、生産費の中で...全文を見る
○永井(哲)委員 また、価格のあり方でありますけれども、多額を投資しているというような状況の中で毎年毎年価格というものが変わっていくのはどうなのか、長期的とはいわないまでも少なくとも中期的にある程度価格のめど、そういった安定、見通しといったものを示すべきではないか、こういう意見も...全文を見る
○永井(哲)委員 特に、現行の生産費方式の不満点といいますかそういうものとして、農家の皆さんが努力して生産費を下げていく、そうすると保証価格が下がるというような仕組みの中でございます。努力をすればするほど手取りが少なくなるというようなことが起きるわけですけれども、そういった生産性...全文を見る
○永井(哲)委員 特に、先ほども言われましたように、この価格というものは、生乳の生産状況及び需給事情ばかりでなく、その他の経済事情というものを考慮しなければなりません。酪農地帯というのは他の産業に乏しいという中で、地域経済に与える影響というものも当然に考慮しなければなりません。生...全文を見る
○永井(哲)委員 次に、畜産関係についてお聞きをいたします。  特に牛肉及び豚肉の安定価格というものが適正な価格でなされなければならない。豚肉についてもいろいろな事情がございました。四百円というものをずっと維持していたわけでありますけれども、そういったような面があります。そして...全文を見る
○永井(哲)委員 豚の関係で、南九州の方では流行性下痢、PEDというものが猛威を振るっているようであります。これによって何万頭の豚が亡くなった、ワクチンの開発などが十分でないというような状況であるようでありますが、これらについて早急に対応すべきだというふうに思いますが、それらの点...全文を見る
○永井(哲)委員 最後に、これは質問に通告はしてございませんが、特に今住専問題について、農家の生産者の皆さんが、いわばいわれのない批判、そういうふうなものを受けているような状況だと思います。今回の価格の算定に当たって、これは農業バッシング、とりわけいわれのない生産者にそのツケが回...全文を見る
○永井(哲)委員 きょう、そしてあすと山場を迎えているわけですが、与党とも十分の調整の上、今言ったように、ぜひ大臣には生産者のために、そして日本の食糧を守るために頑張っていただきたい、そのことを最後に御要望申し上げまして、私の質問とさせていただきます。  ありがとうございました...全文を見る
03月27日第136回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第4号
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○永井(哲)委員 社会民主党・護憲連合の永井哲男でございます。  委員の参考人の皆さんには、規制緩和と新しい日本をつくるということで、本当に精力的にお働きになっているということについて、心から敬意を表したいというふうに思います。  今までのこういった官僚の社会という中にあって...全文を見る
○永井(哲)委員 私としては、消費者というところに的を絞って聞いたつもりであります。  そこで、やはりこの市民社会のこの部分が競争秩序というか経済秩序に反映したのが、そういう形で自由競争であり規制緩和だというふうに思うわけであります。その中で、市民社会の前提とする実質的な対等当...全文を見る
○永井(哲)委員 私もそういう意味で、消費者というのを消費者一般というものがあるというふうにも思いません。消費者の中にも弱い消費者がいる。また、そういった中で、売り手の中にも対等な売り手もいると同時に強い売り手もいる。こういうようないろいろないわば立場の互換性といいますか、この実...全文を見る
○永井(哲)委員 既に時間が来ましたので終わりますが、私も、ここに書いてあるように、現行の再販が何でもいいのだというふうにはこれも考えておりません。むしろ、幅広くしっかりと国民の間で議論していくということは必要なことだというふうに思っております。そういった中で、例えば本当にその集...全文を見る
04月02日第136回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○永井(哲)委員 社会民主党・護憲連合の永井哲男でございます。  本予算委員会は、住専のさらなる理解のための予算委員会ということであります。そういうことで、住専のさまざまな問題についてお聞きをしたいというふうに思います。  特に、これまでこの住専処理というのが実は責任追及とい...全文を見る
○永井(哲)委員 刑事責任やいろいろな税務、そういったところでの調査、そして責任追及というものも十分にこれはされていくというふうに思います。  そこで、金融犯罪というものに対して、これからも十分に追及をしていかなければならないわけでありますが、そういった捜査の体制、そして進展の...全文を見る
○永井(哲)委員 木津やコスモの例を見てもわかるように、この種の犯罪、長期間の内偵を要するということでありますが、早期に住専の成果としてそういった犯罪を追及、摘発していただきたいということを要望しておきたいと思います。  さらに、与党では議員立法のチームにより、金融機関に関係す...全文を見る
○永井(哲)委員 あらゆる責任をいろいろな形で明確化していくという中で、これまでの大蔵の金融行政というものも与党としていろいろとこれは問題にしているところでございます。新しい時代に対応する、そういった金融の行政、また護送船団の行政が行き詰まりになったと言われる中でのあり方、検査と...全文を見る
○永井(哲)委員 この問題を契機にして、そういった新たな金融行政が求められるというのが課題ではないかというふうに思います。もう既に千二百兆を超えるというような膨大な金融資産ということになったわけでありますので、それに対応するような大蔵行政というものも考えていただきたいというふうに...全文を見る
○永井(哲)委員 そういういろいろな条件、与えられた条件の中で、いかに政府案というのがいろいろな練られた形でできたかということを示しているものと思います。  そこで、国民に十分にわかりにくいという面でありますが、この金融システムの安定化というものが、どういう形で、なぜ必要なのか...全文を見る
○永井(哲)委員 特に金融機関が大きな役割を果たしているのは、決済システムということだと思います。発券が四十兆にすぎないものに対してどのような額がその決済によって行われているかというのを見てみますと、全銀システムの取引高で二千六十七兆円、手形交換の取引高で千八百四十五兆円、三千九...全文を見る
○永井(哲)委員 太平洋銀行がついに行き詰まるというようなことも起きております。今、金融というものがそれだけ、この住専ばかりでなく、脆弱な状況だというふうに思いますが、これからの金融の状況、太平洋銀行というものがどういうような影響を与えるのかどうか、それらについての見解をお伺いし...全文を見る
○永井(哲)委員 この前、あるタクシーに乗りますと、この住専の六千八百、これは出してもいい、しかし何としても景気をよくしてほしい、こういう意見でございました。  最近の世論の論調を見てみますと、前は九〇%が反対だというふうにも言われておりましたが、最近、この住専処理はやむを得な...全文を見る
○永井(哲)委員 私たちは、血税を投ずる以上、いろいろな責任を解明し、その追及をしていくということも掲げているわけでありますが、政治の側の責任のあり方として、こういったものについての、例えば国民からいろいろ密室ではないかというような点もあるわけでありますので、そういう点で、政治献...全文を見る
○永井(哲)委員 時間が来ましたので終わります。ありがとうございました。
04月11日第136回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
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○永井(哲)委員 ただいま議題となりました平成八年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案に対する修正案につきまして、提案の趣旨及びその内容を御説明申し上げます。  御承知のとおり、この法律の施行期日は、原案では平成八年四月一日と定められておりますが、既にその...全文を見る
04月11日第136回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○永井(哲)委員 社会民主党・護憲連合の永井哲男でございます。林野三法についての質問をしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  まず、我が国の林業経営についていえば、木材価格の低迷、造林コストの上昇などにより極めて厳しい状況にある、林業活動が低迷しているという状況で...全文を見る
○永井(哲)委員 特に、各県においてそういった基本構想というものをしっかりと定めるように努力をしていただきたいというふうに思います。  先ほどからいろいろな質問の中で出ておりましたが、特に長伐期施業というような状況もあり、特用林産物と組み合わせた複合経営とするということでありま...全文を見る
○永井(哲)委員 特に、この資金というのは無利子の資金ということで、またほかのものと格段の違いがあるということもあり、ぜひ前向きに、この融資の対象に含める等の検討をしていただきたいというふうに思います。  次に、森林の担い手について質問をしたいというふうに思います。  森林が...全文を見る
○永井(哲)委員 林業労働力確保支援センターは、労働力確保の支援措置のかなめとなるものであります。その運営のあり方というのが、本制度の円滑な推進を図る上で非常に重要であるというふうに思います。  林野庁は、森林の整備、地域林業の活性化を図る上で、流域管理システムを基本としており...全文を見る
○永井(哲)委員 次に、通年雇用化という観点に関係してお聞きをしたいと思います。  北海道のような積雪の寒冷地においては、特に林業労働者の通年雇用を図るということが重要でありますが、非常に厳しい状況であります。こういう中で、冬期雇用安定奨励金等の活用状況はどのような形になってい...全文を見る
○永井(哲)委員 できるだけ通年雇用を図り、そういった労働者の保険の質を高めるということも確かに必要なわけでありますが、なかなかそうはならないという実態の中で、例えば、登録制度による共同雇用の制度というものを考えたらどうかとか、こういうような数々の提案というものもされております。...全文を見る
○永井(哲)委員 私の地元も林業の地帯でありまして、需要の拡大、そういったものがなかなか図れないということで悩んでおります。幾ら低利のそういう制度を措置したとしても、そういうもので果たして返していけるのかどうかということで、投資にちゅうちょするといったような状況であります。  ...全文を見る
○永井(哲)委員 今回の林野三法においては、無利子の資金をつくる、さまざまな改善をしているところであります。それは、それだけ本当に厳しい状況でありまして、そういった林業の厳しさというのは国有林も本当に変わるところはないわけであります。与党においてもプロジェクトチームがつくられ、さ...全文を見る
○永井(哲)委員 時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。
04月26日第136回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号
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○永井(哲)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。  この附帯決議案は、政府に特段の配慮を求めるものであり、個々の趣旨につきましては、案文の朗読により趣旨の説明といたします。     塩事業法案に対する附帯決議(...全文を見る
05月21日第136回国会 衆議院 本会議 第26号
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○永井哲男君 与党が提案いたしました特定住宅金融専門会社が有する債権の時効の停止等に関する特別措置法案について、田中甲議員から、この法律の施行日より一定期間、住専処理機構が引き継ぐ債権の消滅時効を停止することで、債権回収の面でどのような利点があるのかとの質問がありましたので、提案...全文を見る
05月28日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第3号
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○永井(哲)委員 社会民主党・護憲連合の永井哲男でございます。早川議員の関連として質問させていただきたいと思います。  まず、今いろいろと言われている中で、母体行責任が質的に違うということを大蔵大臣もおっしゃいます。そういう中で、では母体行の法的な責任とは一体何だろうかというこ...全文を見る
○永井(哲)委員 今回、この住専問題を初めとして不良債権が発生するもとをたどれば、バブルの発生というところに行き着くわけであります。そしてまた、過去には狂乱物価というような形で苦い経験をしたことがあります。これから将来のことを考えた場合に、今、国全体で四百兆を超える負債、国債だけ...全文を見る
○永井(哲)委員 単に古くなったから、片仮名であるからという形ではない、世界の傾向がそうだからというばかりでない形で、やはりしっかりと日銀と大蔵とのあり方がどうあるべきかという形で考えていただきたいというふうに思います。  この金融三法を党内で了承するとき、私どもは、政府保証を...全文を見る
○永井(哲)委員 そういった中で、例えば検査についても、これが本当に厳正にされたのかどうか、監督庁の意向を受けて、その中で手が緩んだことはないのかどうか、こういうことも言われているようであります。そして、その検査結果というものが、行政において有効適切に即時に利用されたのか。また、...全文を見る
○永井(哲)委員 これは総理にお聞きいたしたいのですが、先ほど早川議員の質問にも答えられましたが、今、大蔵の行政改革というのは、また全般的に見れば大きな行政改革という一環でもあると思います。そういう中で、この政策立案と執行というものを大胆に分けるというようなこともいろいろと考えら...全文を見る
○永井(哲)委員 新しい時代、これは大競争の時代とも言われているようでありますが、市場規律が全面的に、世界的に支配していく、そういったような時代であります。とりわけ、世界経済の中で金融というのがボーダーレスというような状況になって、世界化というものが最も推し進められる分野だという...全文を見る
○永井(哲)委員 世界の流れというものを十分に踏まえた中でそういうものはやっていかなければならないというふうに思いますが、そういった中で、いわば護送船団、さまざまこれは批判されておりますが、護送船団によって実現できたのは、いわば高度成長というふうな形で、いろいろな利益というものが...全文を見る
○永井(哲)委員 また、この住専問題を契機として、我々は、与党の中で法的な責任検討プロジェクトを設けているところであります。そこにおいて、今回の時効の停止法案、そしてまた金融の公共的な役割を重視した金融取り締まりの強化というものにも取り組んでいるところでございます。これはまだ各党...全文を見る
○永井(哲)委員 同じようにこの議員立法で、今の競売が十分に進んでいない、昨日執行妨害で桃源社の人が逮捕されたようでありますが、そういうような暴力団、それに類する人たち、占有屋という人たちがそういう中に入っていって執行を妨害しているという状況、そういうものに対処するため、民事執行...全文を見る
○永井(哲)委員 議員立法の関係での時効の停止法案についてお聞きしますが、もしこれを措置しなければどのような債権が時効にかかるかもわからない。今のところ、この七社の住専からの調査によると、どの程度そういう額が判明しているのか、その点についてお聞きいたします。
○永井(哲)委員 最後に、公的な負担というものを、国民の皆さんにかかる負担というものをできる限り少なくするような努力をしていかなければならない、これは当然のことだというふうに思います。  ただ、今それをやりさえずれば、これまでの行政のあり方、こういった住専問題がなぜ起きたのか、...全文を見る
06月05日第136回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第9号
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○永井(哲)委員 社会民主党の永井哲男でございます。  まず、本日は、両参考人、お忙しいところ当委員会にお越しいただきまして、貴重な御意見を開陳いただいたことを厚く御礼を申し上げたいというふうに思います。  私の再販に対する考えは、民主主義ということで最も重要な知る権利という...全文を見る
○永井(哲)委員 これも中間報告を読んで感じたところでありますが、やはり現状認識というものを素直にやっていただきたいという感も深くしたところであります。  今も言われましたが、再販がそれとどのような関係にあるのかというふうにおっしゃいましたが、再販制度というものがあって現実とい...全文を見る
○永井(哲)委員 私は、価格自体が高くなる安くなるという形では質問はしておりませんが、そのことだけつけ加えておきます。  いずれにしろ、この再販をどうするかということについては、知る権利、文化といった点も非常に大きな点だというふうに思います。  各国ではそのために、例えばスウ...全文を見る
○永井(哲)委員 どうもありがとうございました。
06月10日第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第2号
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○衆議院議員(永井哲男君) ただいま議題となりました特定住宅金融専門会社が有する債権の時効の停止等に関する特別措置法案につきまして、趣旨及びその内容の概略を御説明申し上げます。  特定住宅金融専門会社の債権債務の処理の促進等に関する特別措置法案の施行に伴い、特定住宅金融専門会社...全文を見る
06月10日第136回国会 参議院 本会議 第25号
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○衆議院議員(永井哲男君) ただいま議題となりました特定住宅金融専門会社が有する債権の時効の停止等に関する特別措置法案につきまして、提出者を代表して、趣旨及びその内容の概略を御説明申し上げます。  特定住宅金融専門会社の債権債務の処理の促進等に関する特別措置法案の施行に伴い、特...全文を見る
06月11日第136回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○永井(哲)議員 お答えいたします。  ただいま細川先生御指摘のように、今また最高裁判所の方からもあったように、現在のこの執行の状況というのは憂うべき状況にあるというふうに思います。  保全処分の件数を見てみましても、平成二年は百十八件、平成三年には二百七十二件であったところ...全文を見る
○永井(哲)議員 ただいま御指摘の点は、この民事執行法の改正において、提案者等においてもやはり一番悩み、最も議論されたところでございます。  先ほど申したとおり、一方で暴力団、占有屋と言われる人たちがばっこしているという状況があります。日弁連の民暴委員会の報告によれば、いわゆる...全文を見る
○永井(哲)議員 細川先生が御指摘のとおり、この民事執行法の改正、その中で正当な労働組合活動をどのようにして守っていくのかということを議論していく中で、なぜこういうことをしなければならないのか、民事執行法という法の最終的な局面において、いわば裏から保障するということではなく、賃金...全文を見る
○永井(哲)議員 お答えいたします。  第一の違いは、現状の認識というものをどのように考えるのかということにあるのではないかというふうに思います。  バブルの崩壊以降、例えば抵当権の設定された土地にプレハブ等の建物を建築して第三者に占有させる、または占有させようとする、そうい...全文を見る
06月14日第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第6号
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○衆議院議員(永井哲男君) いわゆる住専処理法案が成立することによりまして、債権処理会社が特定住専から有していた債権を譲り受け、預金保険機構とともにその債権の回収に鋭意努めることとなります。  この債権の譲り受けに関しては、債権処理会社設立後の一定の時期に約二十万件もある大量の...全文を見る
○衆議院議員(永井哲男君) 指定期間というものが政令で定められることとなっておりますが、約一年間、一年を予定しております。設立の日から一年、そしてその後の一年、合計二年、この法律の施行の日から効力を発することとなりますので、合計すると二年余りという形になります。
06月18日第136回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○衆議院議員(永井哲男君) 今回、特に参議院の修正の経過等を十分に勘案して、労働組合の正当な活動をできるだけ阻害しないようにということで考えました。基本的に労働組合法の一条二項において違法性阻却事由がありますので、正当な労働組合活動は価格減少行為に該当しないということで保護される...全文を見る
○衆議院議員(永井哲男君) まさに先生御指摘のとおりでございまして、この民事執行法の改正作業を検討していく中で、いわば民事執行という最終的な場面で、裏からそういった労働組合の人たちの権利を保護するというのが抜本的な解決とならない。むしろ倒産法制の中における優先債権、税金のはるか後...全文を見る