中尾則幸

なかおのりゆき



当選回数回

中尾則幸の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第125回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。  郵便貯金など、今、郵政行政をめぐるさまざまな問題、課題があろうかと思いますけれども、後ほど同僚議員の方からこれらについては質疑があろうかと思いますので、私はきょうは放送行政に絞りまして、大臣並びに当局のお考えを伺いたいと思...全文を見る
○中尾則幸君 大臣、それではくどいようですが、放送行政におきましても官業よりも民業を優先するというお考えであるという受けとめ方でよろしいのでしょうか。
○中尾則幸君 国民の生活優先といいますか、国民本位の行政を推進する、大変私も同感であります。  放送界におきましては、今大臣も御答弁ございましたけれども、NHKすなわち公共放送が、これは完全なる官業とは言えない。NHKの場合は有料放送、公共放送と言った方が正しいのでしょうけれど...全文を見る
○中尾則幸君 それでは、続いて次期放送衛星BS4の問題を中心にお伺いいたします。  次期放送衛星BS4、我が国の将来の放送秩序につきまして大変な問題といいますか、課題を抱えているように私は理解しております。一九九七年を目途とする次期放送衛星による衛星放送事業は、我が国の放送界に...全文を見る
○中尾則幸君 そうしますと、初めから民間の協力や支援を仰いだ方が私はよかったんではなかろうかと思いますが、続いて放送行政局長にお尋ねします。  確認いたします。民間による調達法人設立の時期についてはいつになりますか。
○中尾則幸君 もう一度確認しますけれども、四月以降というふうに今お答えになりましたですか。
○中尾則幸君 私は時期を聞いているんです、大変大事な問題ですから。  例えば、これは十二月十八日、私もいただいています次期放送衛星の調達について、ここに書いてあるんですよ。衛星の打ち上げ時期については、平成九年四月までに打ち上げることが必要であると。そしてもう一つ、これは四月と...全文を見る
○中尾則幸君 何かちょっとかみ合わないのですが、四月ということで私は伺っております。  そうすると、BS4のあり方についての電監審の答申の時期はいつですか。
○中尾則幸君 そうしますと、衛星の調達開始がBS4に関する電監審の答申に先行することになりますね。
○中尾則幸君 ですから、私はここの問題を言っているんです。一年半もこの大事な時期に行ったり来たり、公的法人の調達をずっとやってきたために一年半のブランクがあったんです。そうすると、これは電監審のあり方がおかしいと私は思うんですよ。電監審は三つの研究会があります。これが十二月十八日...全文を見る
○中尾則幸君 この調達問題については大変失敗したということをお認めになりますか、なりませんか。
○中尾則幸君 これだけ聞いていると次に進みませんのですが、今伺いました斎藤英四郎会長のいろいろな御指示、あるいはそういったものは後からじかに調べて、どうであったかは調べさせていただきます。  NHKの今お話しありました衛星放送やJSB、日本衛星放送、これが大変不振をきわめている...全文を見る
○中尾則幸君 放送行政局長にも今の質問について一言御答弁を願います。
○中尾則幸君 私も最近、すごくしつこいようですけれども、確認をするようになりました。  そうすると、四チャンネルで打ち上げる、放送 の継続性という話もありましたけれども、放送普及基本計画による八チャンネルすべてを使ってという、一九九七年を目途としてという考え方には変更はありま...全文を見る
○中尾則幸君 続いて、また大臣にお伺いします。  放送衛星の後継機BS4、現在の後継機問題に限りませず、NHKは、先ほど申し上げましたように、衛星放送で極めて優位な立場に立っています。  すなわち、もっと具体的に申し上げますと、他に先行した放送開始時期は言うに及ばず、これは地...全文を見る
○中尾則幸君 続いて、放送行政局長に伺います。  JSBの再建問題であります。まず一つ、会社設立て郵政が果たした役割、占めたポジション、これについて簡潔にお答え願います。
○中尾則幸君 十二件でございますか。十三グループではなかったでしょうか。――わかりました。  それでは、続いて伺います。  このJSB、日本衛星放送の初代、それから二代目は現社長でありますけれども、この初代、二代目の出身はどちらでしょうか。
○中尾則幸君 ということは、これは民間だと言っていますけれども、こういう形の中で、前にも私十二月九日に聞いたんですが、JSBは民間だと。郵政省はその中で指導している。しかし、これは責任あるんじゃないですか、直接的な責任なくても。これが経営危機に陥っているんですよ。御存じのように、...全文を見る
○中尾則幸君 いろいろ、もう御存じのように、これは言われているんですよ。私が言っているんじゃない。いろいろな方が書いているんです、評論家も含めて。経営感覚のなさ、テレビというメディアが全くわかっていない、そういうことなんですよ。  そして、専門家の意見をちょっと、これも専門雑誌...全文を見る
○中尾則幸君 きょうは、そのほかCS、通信衛星についても大変な今問題を抱えており、伺いたかったんですが、時間が参りました。  私は、郵政がどうであるというよりも、国民のために何が今大事だという観点から質問させていただきました。決してあつものに懲りてなますを吹くようなことをしてほ...全文を見る
02月25日第126回国会 参議院 逓信委員会 第3号
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○中尾則幸君 中尾でございます。きょう私は、NHKを初め頻発しておりますいわゆるテレビのやらせ事件について、放送のあり方、さらにはまた放送行政のあり方等を中心にお伺いしたいと思います。  まず、NHKのいわゆるやらせ事件についてお伺いいたします。  NHKのムスタン番組でのや...全文を見る
○中尾則幸君 私は言葉じりをとらえているんじゃないんです。なぜこれを申し上げるかというと、精神を私は言っているんです。どうこの事件をNHKはとらえているんだろうか、だから大事なんです。  報告書をいただきました。これは四ページです。「行き過ぎた表現」、例の問題になった高山病を演...全文を見る
○中尾則幸君 ここ大事なんですよ。もしこの事実の捏造という、そういう反省点がなかったらこの調査報告書は一体何なのかと。これは映像を見ましたらわかります。非常に大事な部分にこの高山病のいわゆるやらせが使われております。そうして例の流砂、これも非常に大事な部分です。ですからこれは捏造...全文を見る
○中尾則幸君 こればかりをつついても仕方ありません。若干説明します。  非常に巧妙にできております。例えば高山病のシーンです。これは行き過ぎた表現じゃないですよ。なぜ捏造せざるを得なかったかわかるんです。三千数百メートルの山を登っていきます。その間にやらせがあるんです。石ころが...全文を見る
○中尾則幸君 NHKのいわゆるやらせ問題の背景については後ほどまた伺いたいと思います。そしてその決意も改めて後ほど伺います。  今、再発防止に対する民間放送のお話を聞きました。後ほど伺いますけれども、当然NHKさんもその考え方には変わりないと思います。これは自浄努力をすべきだと...全文を見る
○中尾則幸君 私が聞いているのは、ここ大事なんですよ、免許という言葉を出したのかどうか。もう一回伺います。
○中尾則幸君 端的に答えてください、出したのかどうか。
○中尾則幸君 法条の仕組みというのは、これは電波法、それから今おっしゃったように放送局の開設の根本的基準、そんなものはわかっているんです。  これが発表されれば放送局側がどう受けとめるか、その重大なことをあなたは認識してなかったんですか。そして、先ほども言った何らかの方策という...全文を見る
○中尾則幸君 ですから、これはおどしですよ。再免許だとかそのことを話すこと自体がどれだけおどしになるか。例えば許認可権持っていらっしゃる、その重大性。そしてその許認可権を行使するぞと。行使するとは言ってないかもしれないけれども、それをにおわすことによって、憲法二十一条、よく御存じ...全文を見る
○中尾則幸君 私は納得しないんです。もう一度言ってください。再免許あるいはそれをにおわせたんですね、一月二十五日の記者会見で。新聞報道みんな書いてあるんです。それが間違いですか、虚偽の報道ですか。もう一回言ってください。これは大事なことです。
○中尾則幸君 法条の仕組みと言うことはどういうことかわからないですか。  そうしたら、ここで大臣に伺います。私は大臣を別に褒め殺しするあれはありませんが、二月五日の記者会見でNHKのやらせについてコメントしておりますが、そのときのコメントはどんなコメントをされましたかやらせにつ...全文を見る
○中尾則幸君 大臣に重ねて伺います。一月二十五日に放送行政局長が恐らくにおわせたんですよ、におわせなかったらこんなの書かない。これについては私は全く遺憾だと、踏み込み過ぎだと、表現の自由を著しく脅かすと私は思っていますが、大臣はいかがでしょうか。踏み込み過ぎだ、これはあってはなら...全文を見る
○中尾則幸君 それじゃ放送行政局長に重ねて聞きます。  この一月二十五日以降、全国の各民間放送の幹部をやらせ問題にかかわらず全部、言葉は悪いですけれども呼びつけたのは事実ですか。
○中尾則幸君 言葉にすればそれは注意喚起です、再免許はちらつかせてはいない。事がことし秋の再免許です。そういう状況の中で、しかも郵政の放送行政局をつかさどるトップが不謹慎にもそういう権力の介入をにおわすようなことがあってはならないと私は思うんです。あってはならないし、また将来もあ...全文を見る
○中尾則幸君 余りこればかりやっていると時間がなくなります。法適用の問題を説明したのは間違いなかった、そんなのでは済まないんですよ。後ほどまたこれは改めてやりますけれども、少なくとも適切でなかった、そのことは申し上げて、二度とないように、そういうようなにおいを、しかもおどしの考え...全文を見る
○中尾則幸君 私は、まさに川口会長が指摘された視聴率や効率至上主義に今回の問題の最大の原因があったように思います。視聴率や効率至上主義に踊らされるといえば、これはまことに残念ながら広告収入に頼る民間放送がしばしば陥る悪弊であります。しかしながら、御存じのように、放送法により確かな...全文を見る
○中尾則幸君 すなわちNHKの言葉では副次的収入を得るメディアミックス、普通で言いますとこれは商業主義と言うんですが、続けて御質問します。  この番組について、ある自動車メーカーから一千万円以上の資金提供をNHKの関連会社を通して行っていたのは事実ですね。そして、これも先に確認...全文を見る
○中尾則幸君 そうすると、今私が言った一千八百万円程度、そしてNHKクリエイティブから一千七百万円を一本当たりもらったというのは事実だということで、さらに質問を続けます。  NHKスペシャル、これは七十四分があれですから、ちょっと枠拡大で違うと思いますけれども、予算聞いたんです...全文を見る
○中尾則幸君 そうしますと、私は読解力がないせいかよくわからないんで伺ったんですが、NHK本体と、私はそう思ったんです。もう一回改めて読ませていただきました。本体という正面玄関を避けて、関連団体という裏口から出入りすればオーケーだと書いてあるじゃないですか。こういうふうに言ってま...全文を見る
○中尾則幸君 ですから、そこが大事なんです。確かにこのムスタンの事件が起こる前ですから、まあ百歩譲ってやむを得ないとします。しかし、こういうふうなムスタンの事件でNHKも会長以下自浄努力に努めていることは私も十分承知しております。ですから、早急に節度を持って私はやるべきじゃないか...全文を見る
○中尾則幸君 時間がないんです。節度という精神は必ず何らかの形で生かしてほしいと思うんです。よろしいですね。
○中尾則幸君 それから、たくさん伺いたいんですけれども、同じく「二十一世紀への展望とNHKの課題」の中で私はおかしいな、上手だなと思いましたね。何が上手か。この問題はもう一つは、メディアミックスと同時に、私は一月二十一日の参議院の決算委員会で小泉大臣にも申し上げました。それはどう...全文を見る
○中尾則幸君 そうしますと、この「二十一世紀への展望とNHKの課題」について、早口でいきます。十八ページ、これはBS4、一九九七年を目途に上げる。五月に電監審の答申が出ますけれども、NHKの将来構想にこうある。もっと肥大化しよう、独占しようと書いてある。  「ハイビジョン放送の...全文を見る
○中尾則幸君 時間がございませんので、これについては改めてゆっくり質問させてください。  きょうは、せっかく参考人としてお忙しい中、川口会長を初め専務理事に御出席いただいたわけですから、ここで一言ずつ自浄努力に対してひとつ決意を簡単に手短にお伺いしたいと思います。まず松澤専務理...全文を見る
○中尾則幸君 もうあと四分余りしかありませんので、木下放送行政局長、今お二方からの御発言がありましたが、自浄努力、本当に期待して見守るという先ほどのお考えでよろしいんですね。しつこいようですけれども、免許の余計な説明はする必要は私はないと思うんです。その決意を一言伺いたいと思いま...全文を見る
○中尾則幸君 行政局長の発言としては、私はそういう発言をいただければ安心してお任せできるなと思っております。  最後に、小泉郵政大臣のきょうの御審議の感想と御決意をお伺いしたい。その後、私一言述べて時間どおりにやめさせていただきます。
○中尾則幸君 あと一分残っておりますので、僭越ながらちょっと感想を述べさせてください。きょうは本当にありがとうございました。  私もドキュメンタリーファンでございまして、いろいろな番組を見る機会があります。そして、そういう人たちのたくさんの仲間を持っております。もちろん、NHK...全文を見る
03月29日第126回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○中尾則幸君 中尾でございます。私もきょうの逓信委員会の審査で、ただいま三重野委員からいろいろ御質問がありましたけれども、まず最初に今の質問に引き続いて二、三伺いたいと思います。  ただいま同僚の三重野委員からもお話がありましたけれども、まずNHKにお伺いしたいと思います。郵政...全文を見る
○中尾則幸君 ただいまの会長のお話によりますと、当分の間、四半期ごとに報告せられたいということだそうでございますけれども、今度は郵政当局にお伺いします。  去る二月二十五日の逓信委員会で同僚の及川一夫委員からも、民放のいわゆるやらせ事件につきまして、朝日放送、読売放送に定期的報...全文を見る
○中尾則幸君 重ねて伺います。その定期的報告の根拠、さらにはその内容と範囲について具体的にお答え願いたいと思います。
○中尾則幸君 二月二十五日の逓信委員会で、私は、大臣を初め木下放送行政局長にも、今回のいわゆるやらせ事件について、民間放送そしてNHK、この自助努力に任せるお話をしたはずでございますけれども、そのいわゆる決意といいますか、私は二月二十五日に伺いまして、さらに今回NHKに対して三月...全文を見る
○中尾則幸君 私が言っているのは、自助努力というその考え方について申し上げているんでありまして、厳重注意をされました。それ以外になぜ四半期ごとに報告をしなければいけないか。内容については、これは当然のことであります、放送法三条の二にも規定されてありますけれども、これは私は必要のな...全文を見る
○中尾則幸君 それじゃここで確認申し上げます。当分の間というのはいつのことですか。そして、その報告が要らない、報告をもうしなくていいという判断の基準はどこにありますか。
○中尾則幸君 それじゃここで確認いたしたいと思います。先ほども行政局長からお話ありましたけれども、少なくとも番組の内容にかかわることはこれは一切報告の義務なし、一切タッチしないということをここで約束しますか。
○中尾則幸君 私の言うことにはっきり答えてください。義務づけるとかそういう形じゃなくて、一切求めないということですか、どうですか。イエス・ノーで答えてください。
○中尾則幸君 一切ですね。
○中尾則幸君 続いてNHK当局に、NHKの将来構想、スリム化について、先ほど三重野委員からもお話ございましたけれども、それについて若干細かく伺いたいと思います。  まず、川口会長にお伺いします。  NHKの将来構想に関して、将来も受信料制度を堅持していくということをお話しして...全文を見る
○中尾則幸君 川口会長は、さる雑誌のインタビューで私は拝見したと思うんですが、報道それから制作、現場スタッフと申し上げておきたいんですが、関連会社を含めたNHKの二千八百人体制では現行のテレビ四波、それからラジオ三波の維持は大変困難だと発言されておりますけれども、これについてはい...全文を見る
○中尾則幸君 会長は、「将来構想」の中でしたでしょうか、ラジオ一波を将来的に減らすことを検討しているということを申されているように思いますけれども、これについてはいかがですか。
○中尾則幸君 今の会長のお話でありますと、いたずらにメディアを保有しない、私もその考えには大賛成であります。  重ねてお伺いします。会長は今後さらにテレビ一波も削減するという考えを新聞等で述べられていると思いますけれども、はっきりした考え方をここでお伺いしたいと思います。
○中尾則幸君 新聞等の記者会見の報道によりますと、テレビ一波削減を示唆といいますか、するんだという方向というふうに私は受けとめていたんですけれども、そうではないんですか。一言。
○中尾則幸君 ただ、私も二月二十五日の逓信委員会で申し上げましたように、川口会長の今のお話と、それからNHKの将来構想に書かれているハイビジョンの移行波については大変矛盾があるように思います。  将来構想の十八ページ、「NHKは衛星放送をハイビジョン化するまでの間、現行方式の放...全文を見る
○中尾則幸君 私がお伺いしているのは、その精神じゃなくて、BS4、今回チャンネル衛星で計画が進んでいることはもう御承知だろうと思います。NHKは今衛星放送を一波持っています。それからもう一波は今問題になっているJSB。そして今ハイビジョン推進協がやっている一波でございます。この残...全文を見る
○中尾則幸君 今私が聞いたのはそこじゃなくて、何か郵政当局の御答弁みたいで大変ありがとうございました。電監審の話は私は郵政にお伺いしようかと思っていました。MNコンバーターの話、私も聞いていないことをお答えいただきました。ただ、移行波の話をしているんです。四チャンネルの中の三つを...全文を見る
○中尾則幸君 もう一度確認します。会長に確認します。  スリム化を図る、そしてBS4、恐らく今の流れであればBS4については四チャンネルが先発で上げられるだろう、これは疑うところがないと思いますが、これについて、JSBを別にして、NHKについてはこれ以上拡大しない、今保有してい...全文を見る
○中尾則幸君 そうしますと、現有の衛星二波の中に吸収していくという考えでよろしいですね。確認したい。
○中尾則幸君 ありがとうございました。  続いて、先ほど三重野委員からもお話ありましたメディアミックスについて御質問いたしたいと思います。  先ほども会長は、例のいわゆるムスタン問題を契機にさらにメディアミックスについては節度を持って、公共放送として疑われるようなことはするな...全文を見る
○中尾則幸君 それではここで、そのメディアミックスの基準といいますか、内部で審議されたと思うんですけれども、ここまでは絶対いかない、いけないんだというそういう基準等がございましたら、ちょっと判断の基準をお教え願いたいと思います。
○中尾則幸君 私も先ほどから質疑を伺っていまして、公共放送の堅実な経営基盤を築くためにはすべてのメディアミックスを私は悪いとは考えておりません。例えば番組の二次使用、カセットにしろ雑誌にしろ、これは大変有効活用だと私も思っております。しかしそこで問題になるのは、これは受信料が基盤...全文を見る
○中尾則幸君 語尾がちょっと私聞き取れなかったんですけれども、例えば今後こういったものに対しては、一切PRの取材・制作等はこれは二次使用をしないんだということでよろしいのでございますか。
○中尾則幸君 具体的にちょっとお伺いしたいんです。  紀行番組等については、私は先ほど申し上げたように、国民から受信料をいただいて、それをさらに文化的にいろいろ国民にもう一度二次使用として見ていただく、これは私は否定してないんです。ところが、ある特定のメーカーや企業と結びついた...全文を見る
○中尾則幸君 それは関連会社についても同じでございますか。
○中尾則幸君 大変力強い。そうすると、企業のそういったメディアミックスは今後一切行わないということで判断してよろしゅうございますか。
○中尾則幸君 ここは大変大事なところで、よくわかりました。といいますのは、先に契約ありきじゃなくて、今言っているのはライブラリーを使う、運用させてもらうという範囲でよろしいですね。それについては私も大変理解のいくところであります。  それから、この機会ですから、先ほどの質問に戻...全文を見る
○中尾則幸君 そういうものができたんであれば、先にいただければこんな回りくどい質問をしなくて済みました。色つきでもございまして、大変NHKがこれから将来に変わるというような、表紙だけを今拝見しておりますとそんなふうに思います。ぜひとも頑張っていただきたいと思います。  それでは...全文を見る
○中尾則幸君 何度も言っているんですけれども、またこれについては繰り返し言われるとそうかなと思っちゃうぐらいですけれども、時間も余りございませんので改めてまたこの問題についてはやらせていただきます。  最後になりますけれども、この機会ですから会長に一言私の意見を申し上げたいと思...全文を見る
○中尾則幸君 きょうはどうもありがとうございました。先ほどからも節度の問題、メディアミックスの問題、そして表現の自由の問題、これについて私は質問させていただきました。これから放送を取り巻く情勢は大変厳しいものがあろうかと思いますけれども、NHKを初め民間放送一体となって、今回の不...全文を見る
○中尾則幸君 質問を終わります。
04月12日第126回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○中尾則幸君 中尾でございます。まず私は科学技術庁長官に先にお伺いします。  今の西岡委員の質問で、太陽のクリーンなエネルギーが本当に開発されていればこんないろいろ厄介な問題が起こらないということを実感いたしました。こう申しますのは、長官既に御存じのように、連日新聞、テレビ等で...全文を見る
○中尾則幸君 科学技術庁あるいは海上保安庁とも海流調査等を今までずっと行っておられたと伺っております。それについてはこれまで目下影響はないというふうなことを言われておりますけれども、それに違いありませんか。
○中尾則幸君 この報道が出て以来、私も北海道出身なんですけれども、日本海、オホーツク海でも漁民の方々を含め消費者の方が大変心配しております。目下影響はないということではなかなか納得できないということで、その早急な対策が叫ばれているんですけれども、特に海洋調査についてはどのようにお...全文を見る
○中尾則幸君 何ができるかじゃなくて、何をすべきかというふうに積極的に前向きに取り組んでいただきたいと思います。  G7があさってから対日支援を中心にお話し合いが行われると思いますけれども、それに関連して西側諸国は核の安全管理、解体の技術並びに資金援助を支援の柱の一つとしており...全文を見る
○中尾則幸君 この問題はこれからも大変な問題になろうと思いますので、質問はここで一応打ち切ります。しかし、大変心配しておりますので、早急に調査を、これも沿岸諸国との合同調査も含めて私はやっていただきたいなと思っております。  続いて、本当はこの問題から入る予定でなかったんですけ...全文を見る
○中尾則幸君 今お話を伺ったとおり、歴代の長官、そして動燃の理事長を初め地元北海道及び地元町村の理解と協力がなければ貯蔵工学センターの問題は実施しないというふうに受けとめてよろしいですね。確認だけさせておいてください。
○中尾則幸君 ここが大事なんですが、得てと、得なければこれは進めないというふうに私は受けとめておりますけれども、中島長官いかがでしょうか。もう一度。
○中尾則幸君 わかりました。得なければならないと私は受けとめております。  今長官がおっしゃったように、地元住民の協力と理解を得てこういった問題を進めるのは当然のことであります。ただ、私ちょっとここで伺いたいのは、この間、九年間にわたる貯蔵工学センター問題で地元の理解を得たいと...全文を見る
○中尾則幸君 かれこれ今お伺いしたところ三億円の広報活動費を使っていらっしゃる。これはもちろん国民の税金であります。  それで、ここで伺いたいんですけれども、このような活動をなさっておきながら、私も現地へ何度か足を運んでおりますけれども、理解を得られるところか、ますます住民の不...全文を見る
○中尾則幸君 私は、調査をしたかどうかと伺っているんですが、一言で。
○中尾則幸君 また、一言で。なぜ調査をしないんですか、あるいはできない理由があったら一言でお答えください。
○中尾則幸君 一言で答えられないというお答えをいただきまして、それじゃ私の方から調査をちょっと報告させていただきたいんです。やらない理由については、そちらが言わないんですから、私が申し上げます。やったら大変なことになるからです。結局は、理解も何もしていない。九年も、三億円もかけて...全文を見る
○中尾則幸君 そこまでたくさん説明要りません。  私が聞いているのは、北海道、例えば地域振興というのはこれは地方自治体ですよ。なぜあなたたちがお金を使って、北海道二百十二の市町村の特徴わかっていますか。全部私は知っていますよ、全部歩きましたから。だから、そんなく僭越なことをやる...全文を見る
○中尾則幸君 ちょっと早く、手短にお願いします。
○中尾則幸君 それはわかっています。
○中尾則幸君 最終処分地にするのかどうか、私はそれだけ聞いているんですよ。
○中尾則幸君 ちょっとまくし立てて、たくさん聞きたいことがあったんですけれども、改めて、きょうは名刺がわりということで聞いています。  こういうことをきちっと認識しない限り、やっていることと言っていることが違う。だから道民に理解されないんです。それだけを明確に言っておきます。調...全文を見る
○中尾則幸君 この愚問を差し上げたのも、実は一言、きょうの質問のテーマであります学校教育における映像、ビデオソフトの制作促進についてであります。例えば、あの大臣の投げたのを私はテレビで拝見しておりました。今のお答えと、当時のニュースの映像がマッチしまして、ああなるほどな、パンタロ...全文を見る
○中尾則幸君 今大臣から大変前向きなお答えをいただきました。私も去年まではテレビの中で、プロで二十三年番組をつくっておった関係上、この問題について、これだけ機器が普及しているのにもったいないなという観点から御質問を差し上げたわけです。  それで、若干調べましたら、いろいろパート...全文を見る
○中尾則幸君 そういった熱心な学校、これはいろいろプロといいますか、素人さんと言ったらおかしいですけれども、今アマチュアの中にもそういう熱心な先生がいればすそ野が広がっていくということは事実であります。私も北海道の学校を中心に調べましたら全体的に現場の先生たちが言うのは、まず一つ...全文を見る
○中尾則幸君 全くそのとおりの答弁でございますけれども、一つだけ私は違うと思います。  なぜかといいますと、結果を見て判断すればそうです。自作ビデオは、お子さんが言うように、そういうシステムというか例えば先生が撮ったってつまんない、それはそうです。ところが、一つだけヒントが隠さ...全文を見る
○中尾則幸君 もう時間が参りましたので、最後に。  大臣の前向きな御答弁で私も大変心を強くしたんですけれども、つい先日、四月六日の朝日新聞に「授業を工夫すれば大学生も勉強する」、「ビデオで生きた英語を」という記事がございました。ヒアリングの教材にいろいろなビデオをアレンジしなが...全文を見る
○中尾則幸君 終わります。
04月21日第126回国会 参議院 環境特別委員会 第7号
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○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。  昨年、北海道から選出されまして、この委員会で初めての質問であります。まだオープン戦も、十分に肩ならしもしていないので、ちょっと粗相があるかもしれませんが、ひとつよろしくお願いします。私、北海道出身なものですから、先日テレビ...全文を見る
○中尾則幸君 国内的に活動しているNGOはいろいろありますけれども、ほとんど国内全般にわたる環境保護活動といいますよりも、どちらかというと地域密着型の活動が多いというふうに私は理解しております。そういった地域的な活動をしているNGOについて、政府は積極的に支援していこうという姿勢...全文を見る
○中尾則幸君 ところで、環境NGOは、特に政府が開発に積極的な施策をとっている場合どうしてもひずみが出てくる、政府の施策に批判的な活動をせざるを得ない。環境NGOをとってみますと、そういうふうに私は思うんですが、こういったNGOの活動について長官はどういうふうにお考えなんでしょう...全文を見る
○中尾則幸君 ここも大変大事なことなので、もう一度長官に確認をしたいんです。私のみ込みが余りよくないものですから、もう一度確認します。  つまり、政府に批判的な、これはいろいろ批判的ということは大変定義が難しいと思いますけれども、おわかりだと思います、批判的なNGOの活動も今後...全文を見る
○中尾則幸君 尊重するということで承っておきます。  次に、環境NGOのあり方について御質問申し上げます。基本的にNGOの活動は、一般の市民がお金を集めて、自発的といいますか、一般の市民からの浄財が直接その活動を支援するというのが私は本来の姿だと考えております。しかしながら、現...全文を見る
○中尾則幸君 もう一つ確認したいんですが、政府の環境NGOに対する基本的な認識をもう一度確認させてください。  環境NGOの活動における自主性、独立性という点は大変重要な点であると私も今強調したわけですけれども、これの認識について、今度は長官からお答えをいただきたいと思います、...全文を見る
○中尾則幸君 ただ、大変心配なのは、政府が環境NGOに対して資金援助をしていきますと、言葉は悪いんですが、政府が自分の都合のよい活動をしているところだけに助成をするという、これは私の懸念じゃなくてそういうのが随分あるんです。私、NGOの方にもたくさんお会いしました。これについては...全文を見る
○中尾則幸君 初めの御意見を伺っておると大変進歩した御意見だなと。ちょっとメモをとっていると、結局何も変わっていないんですよ、いいですか。事業がどのような活動をなさろうとしているのか。住民のニーズはどうなのか。ニーズとはどういうことなのか。国民の間にそれぞれの合意と、これは何にも...全文を見る
○中尾則幸君 公平公正の運用というのはこれは当たり前のことです、税金でやるわけですから。私が伺わなくてもそれは当たり前のことです。  じゃ、次にちょっとちなんでいきます。今私の手元にあるんですが、今回の基金の参考にするためにまとめられた環境保全団体の活動の支援方策に関する懇談会...全文を見る
○中尾則幸君 そのとおりであるということで、きょうはそのために審議をしているわけなんで、ひとつしっかりとこの報告書の精神を、こんなふうに選別のおそれがあってはまずいんですよ。  今回の法案の第二十条にこう書いてあります。「事業団は、業務開始の際、業務方法書を作成し、主務大臣の認...全文を見る
○中尾則幸君 大変私は理想に近い形だと思います。統計によりますと、初年度百三団体がたしか申請されていまして、そのうち百二団体に助成、配分を決定した。これは、申請した団体にほぼすべてに柔軟に助成をしていたと私は思っております。  この出資金が税金でなくて個人の浄財であるからという...全文を見る
○中尾則幸君 御説明ありがとうございました。今お答えいただいたんですけれども、この国際ボランティア貯金の精神というのは、長官、大事にしていただきたい。本当にすごい勢いといったらおかしいですけれども、大変ふえているんです。これは民間の浄財です。そういう意味で、この精神をぜひとも大事...全文を見る
○中尾則幸君 それではちょっと聞かせてください。  今回の法律改正、地球環境基金の創設によってこれは部がふえます。一部二課ふえるというふうに聞いております。六名ふえると聞いておりますけれども、今言いました国と民間お互いに力を合わせていこうと、これは大変すばらしいことです。それで...全文を見る
○中尾則幸君 答えてませんね。  適材適所、これはどこの企業だって同じです。その中で、例えばNGOでやっていらっしゃる方に門戸を広げるのかどうか、簡単に答えてください。六人のスタッフと私は聞いてますから。これは重要な問題なんです。この精神の問題を私は言っているんです。それでなか...全文を見る
○中尾則幸君 あなた、論理をすりかえちゃいかぬよ。  NGOの人でなければならないなんて言ってないでしょう。初めからNGOの人を入れる方向にあるんですか、どうかと言っているんです。六名をNGOの人で全部しなさいなんて言ってない。そういう考え方僕は聞いたことない。聞いていればこん...全文を見る
○中尾則幸君 こればっかりやったらもう時間ないからあれですけれども、今回の制度は、衣のそでからよろいが見えているんですよ。ですから言うんです。これは大変大事なんですよ、地球環境。だから、私も本当は穏やかなことを聞きたいんですが、民間の浄財を集め、そして地球環境を守ろうという精神は...全文を見る
○中尾則幸君 その運営委員会、これは先ほど郵政当局が言っておりました郵政審議会に諮問し答申を受ける。そして厳正に手続をとる。この運営委員会なるもののアウトラインといいますか、それについてはどのようにお考えですか。  例えば、お話を聞きましたらNGOの現場でやっていらっしゃる方へ...全文を見る
○中尾則幸君 実情に明るい人、当然のことでありますけれども、もちろん現役も含めてということでございますね。
○中尾則幸君 わかりました。持ち時間があと十分ですから、ちょっと先を急ぎます。  今度は優遇税制措置についてお伺いします。今回の改正に伴って、環境事業団を特定公益増進法人にすることによりまして、地球環境基金に対する法人による寄附についての税制優遇措置がとられると聞いております。...全文を見る
○中尾則幸君 金額は。
○中尾則幸君 今の説明を聞いていましてもわかるように大変規模が少ない。三億円、これだけ環境問題が大変な折から少ない。この少ないところへ、もし今回事業団が特定公益増進法人となった場合、これまで直接個人個人でいろいろあります、例えば個人が浄財を寄附する、その環境NGOに対する寄附金の...全文を見る
○中尾則幸君 くれぐれも政府横取りなんというふうな悪口をたたかれないように、ひとつお願いします。  あと五分持ち時間があります。イギリスにはグランドワーク事業団というのがあるそうでございます。民間団体の助成のあり方について伺いたいんですが、これはもっと一般市民それから企業、自治...全文を見る
○中尾則幸君 あります。済みません。
○中尾則幸君 一般市民の参加ということで、最後にちょっと、大変僭越ですけれども、つけ加えていただきたい。  最後に、もう一点だけ指摘させてください。我が国のこれまでのNGOの助成、特に海外のNGOに対する資金援助は、いわゆる物中心、例えば毛布を送ったり、あるいは自転車を送ったり...全文を見る
○中尾則幸君 これで質問を終わります。ありがとうございました。
05月12日第126回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○中尾則幸君 中尾でございます。  ただいまも同僚の会田委員からカンボジアのPKO問題について質疑がありましたけれども、私も最初にこの問題を取り上げたいと思います。  その前に、さきに国連ボランティアの中田厚仁さんが亡くなられました。そして、今度は政府派遣の文民警察官高田晴行...全文を見る
○中尾則幸君 大変失礼ですけれども、持ち時間が余りありませんので、簡潔にお答え願いたい。  私が伺ったのは、政府に責任があると私は思っている。それについて、あるかないか、どう思われているのかということをまず一点、簡潔にお伺いしたい。  そして、最近新聞報道でも、先ほども会田委...全文を見る
○中尾則幸君 今、カンボジアの情勢は全面的な戦闘状態でないと言っておりますけれども、私はその判断は大変甘いんではないかと思います。  御存じのように、ポル・ポト派は、これは詳しく一万人という方もいらっしゃいますし、一万五千人あるいは一万六千人ということも言われております。私は、...全文を見る
○中尾則幸君 余り持ち時間もありませんので、UNTAC自体の情報も大変混乱している、いろいろその背景にあることは今時間がありませんので申し上げません。  それで今一番問題になっているのは、村田大臣がきようお帰りになりましたけれども、現地で日本の文民警察官から命の危険にさらされて...全文を見る
○中尾則幸君 長官、ちょっとおかしいじゃないですか。  今の長官のお話を聞いていますと、オランダだとか各地のPKO参加国が一緒に引き揚げない限り日本は引き揚げられない。そうしますと、戻りますけれども、先ほどの日本の派遣五原則はどこに行ったんですか。独自の判断をしないということで...全文を見る
○中尾則幸君 先ほどの答弁と今とは違います。  私だってそんなこと言っていませんよ、日本だけ安全であればいいなんて。こんなところで国際社会に通じない、そんな、ちゃんと聞いてなさいよ。(「そう言ったじゃないか」と呼ぶ者あり)そんなことを言っていない。基本を言っている。基本をきちっ...全文を見る
○中尾則幸君 はい、確認いたしました。ありがとうございました。  次に質問を移します。  今カンボジアの問題を取り上げましたけれども、次に取り上げたいと思いますのは、日本で終戦直後に起きたある事件でございます。戦後補償の問題を取り上げたいと思います。  この事件の概要につい...全文を見る
○中尾則幸君 長官にもひとつ聞いておきたい。
○中尾則幸君 外務省に伺います。  今、長官のお答えにありましたけれども、当時のソビエト、現在ロシアでございますけれども、当時のソビエト潜水艦の艦長から上級司令部に攻撃の報告書があると聞いております。その調査はしているのかどうか。  そしてもう一つ、日本とロシアの友好関係を願...全文を見る
○中尾則幸君 簡単にお願いします。時間がありませんから。
○中尾則幸君 この遺族会が結成されたのは何と四十八年ぶりでございます。ことし一月でございます。請願という形でようやく私の手元に参りました。  時間もありませんのでちょっとはしょって御説明を申し上げますけれども、当然、乗船名簿もないわけですから、遺族名簿もほとんど完備しておりませ...全文を見る
○中尾則幸君 こういったかかわりもありまして、私自身は遺族でないんですが、私もその遺族の思いをこの場で伝えに参ったというような形でありまして、この嘆願書の中には確かに戦後補償に対しての話もございます。私は遺族の代表じゃありませんけれども、その気持ちの前に、法律上手続は大変難しいと...全文を見る
○中尾則幸君 質問を終わります。  ありがとうございました。
05月18日第126回国会 参議院 逓信委員会 第8号
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○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。私は今回の法律案について、かつて現場にいたこともありまして、その面からも御質問申し上げたいと思います。  今回の法律案の目的は、そもそも身体に障害を持つ方々がテレビなどの通信・放送サービスを十分に受けられるというふうな目的であ...全文を見る
○中尾則幸君 こうしたハンディキャップを持つ方々のためにも、今大臣おっしゃられたように、映像あるいは音声による情報をいかに伝えるか、これは官庁だけじゃなくてもちろん送り手側である放送局にも大変努力が要ることだろうと思います。しかし、何といっても設備それから制作体制、資金面などのさ...全文を見る
○中尾則幸君 使い道ですね、今の御説明を聞くと大変バラ色に聞こえできます。例えば制作事業者の助成、あるいは新たに設備を設けたい放送事業者等に対する低利融資の利子補給等。もう既に御存じだと思いますけれども、けたが最低二けた違うと思います。ただ、こうした法案について私は非常に賛成して...全文を見る
○中尾則幸君 今、現場から御説明いただきましたけれども、とにかく日数がかかる。この字幕放送については、民間放送では日本テレビが中心になってやっている。私はその日本テレビの字幕放送の現場も見てまいりましたけれども、完成するまで大体制作日数が四日ないし一週間かかる。台本を一つ一つ見ま...全文を見る
○中尾則幸君 大変難しいというのは私も理解はできるんです。日本語の言語の障害といいますか、非常に文字が多いということは承知しておりますけれども、積極的に取り組んでいただければなと思います。  さて、今回の法律の精神、先ほどから申し上げているように大変結構なんですけれども、今お話...全文を見る
○中尾則幸君 それはそうなんです。私が聞きたいのは、北海道の場合に、私の例を出すと、私の在籍した局は中継局だけで百五十七あるんです。それは電波は直進しますから、衛星放送ではありませんから。そうすると、今の電波法では百五十七の局の免許を取らなきゃいけませんね。取らなかったら放送でき...全文を見る
○中尾則幸君 今一社で六百万から七百万かかるんです。ですから私は聞いたんです。これ嫌みです。率直に言いますけれども、北海道で例えば五局あるんです。そうしますとどういうことになるか。これ現場からの声なんです。それでなくてもお金がかかるんです。先日キー局に私伺いました。NHKさんは全...全文を見る
○中尾則幸君 関連してちょっと行政局長、手続の簡素化といっても、手続はかかるわけです。ところが、一般事業免許、ことしは再免許の年ですから、その中で文字多重をやりたいと言ったら、別に手間もかかるわけじゃないんで、それと組み込んだらいかがかというふうに私は言っているんでありまして、そ...全文を見る
○中尾則幸君 私は無理を言っているつもりはありません。何でもすべて基金だけを積み増しすればいいということじゃなくて、数少ない中ですから、ぜひとも検討願いたいと思います。  関連してもう一つ説明させていただければ、今どうやっているかというと、免許がないものですからパソコン通信で素...全文を見る
○中尾則幸君 今のように、同じあれであればNHKがやれることが、なぜそれを民放でできないかということをおわかりいただいたと思います。  今まで送り手側の方の問題点を取り上げましたけれども、受け手側にも大変あろうかと思います。その点についてはこの後同僚の堀委員からも御質問あろうか...全文を見る
○中尾則幸君 今後検討ということなんですが、今後といったらたくさんあります。二十一世紀もかかわるとか、二十年先も今後です。私も率直なものですから今後というと来年、再来年にはと思うんです。それがいかに甘かったかというのは、私は一応去年政治家になりまして、これじゃいかぬなと大変人が悪...全文を見る
○中尾則幸君 ちょっと質問の通告になかったんですけれども、多分お調べだと思いますけれども、この専用アダプターについては十万円から十一万円かかる。これは大変な負担なんです。いろいろな形で研究すればもっと割安になるんです。例えばパソコン通信を使うとか、それは御存じですね。デコーダーの...全文を見る
○中尾則幸君 なかなか難しいと。まあ今突然の御質問だったものですから。  されば、もとに戻りますけれども、この趣旨を生かすためには今の形の資金、資金繰りと言ったらおかしいですけれども、三千万等では到底追いつかない。例えば設備、一ローカル局の設備は四千万から五千万最低かかるんです...全文を見る
○中尾則幸君 私の持ち時間が残り少なくなりまして、二分ほどしかありません。今までずっと御質問申し上げましたけれども、資金の面、制作費の面、さまざまなネックを抱えているということは大臣もおわかりいただけたんじゃないだろうかと思います。だれでも少しでも充実した字幕放送、この後、解説放...全文を見る
○中尾則幸君 大臣初め放送行政局長、それから各方々から大変前向きに取り組むというお話を伺って私も意を強くしたのでありますけれども、前向きというのは、ただ前を向くだけじゃなくて、進むということを私は意味していると。おこがましい言い方でありますけれども。大変現場にいて私も歯ぎしりした...全文を見る
05月24日第126回国会 参議院 本会議 第18号
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○中尾則幸君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表しまして、ただいま政府から提案のありました環境基本法案について幾つか御質問いたします。  まず初めにお聞き願いたいと思います。  「谷中と鉱山の闘いなり。官憲これに加わりて銅山を助く。人民死を以て守る。何を守る。憲法を守り、自...全文を見る
06月02日第126回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
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○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。  私、先月二十四日の参議院本会議で、環境基本法案について総理並びに環境庁長官、そして関係各大臣に代表質問をさせていただきました。きょうは、本案のあるべき姿について、さらに代表質問のほかに具体的な質問を申し上げたいと思います。...全文を見る
○中尾則幸君 それはこれまでも八木橋局長、大臣から再三衆議院の委員会でも、それから参議院のさきの特別委員会でもいただきました。ただ、私が申し上げているのは、具体的ないわゆる行動を起こすための指針が欠けておる。確かにそういう理念は盛り込んであります、細かくは私は精査しませんけれども...全文を見る
○中尾則幸君 公害患者の会にもいろいろ聞かれたということで、そういった意見書も出されたという、それであれば本案のどこにどう生かされているかというのを簡単にお答えいただきたい。例えばこういう意見があったと、しかし採用したというのは言い方としておかしいんですけれども、採用するというこ...全文を見る
○中尾則幸君 答えていませんね、具体的にどこをどういう例えば字句でというようなこと。それは精神としてはわかります、いろいろな中で全体として盛り込んだ、それはわかりますけれども、ここのところは公害患者の会の団体からというところがなければ、これはもう当然審議会を開いているわけですから...全文を見る
○中尾則幸君 いや、ですから、その公害対策基本法に比べて飛躍的と言ったらおかしいですが、これはさらに踏み込んだとか、例えば公害患者の被害救済、現に水俣病も大変ですよ。チッソが累積赤字を抱えて大変だということを御存じであろうかもしれませんけれども、そこを聞きたいんです。ほかにもその...全文を見る
○中尾則幸君 わかりました。それ以上伺いません。後退させることなくということは前進してないということです。それは後から私もいろいろフロンガス等の問題であれします。  次の質問に移ります。  リオ宣言の第一原則、御存じのように「人類は、自然と調和しつつ健康で生産的な生活を送る権...全文を見る
○中尾則幸君 いや、間違いかどうかということを僕は聞いているんですよ、権利があるというのは間違いかどうかという。それを答えてくれたらいいんです。
○中尾則幸君 あり余っている時間じゃないですから、聞いたこと、要点だけ答えてくださいよ。  じゃ、環境庁長官、これについて一言。
○中尾則幸君 この問題については私これ以上追及しません。ただ、こういったことの一つ一つが非常に不信感につながるんですよ。そういうことだけは申し上げておきます。せっかく環境保全を市民、地方自治体、国、事業者ともになって進めよう、その姿勢について私も大賛成なんです。ですから、こういう...全文を見る
○中尾則幸君 それでは通産省にお伺いします。  リサイクル法、これは事業者等の責務、第四条について御説明を簡単に願います。
○中尾則幸君 ありがとうございました。  それで、さて今回の環境基本法案について、今説明のありました廃棄物処理法、そしてリサイクル法と比べて、事業者の責務、これは大変関心のあるところなんです。どう強化されているのか。どうも強化されていなくてそのまま焼き写しといいますか、左から右...全文を見る
○中尾則幸君 大変わかりづらい、今の御説明だと本当はこれから個別法をつくらなきゃいけないわけです。それについてはもう局長が言いましたから、具体的にもうちょっと調べてみたいと思います。  廃棄物として処理するのが難しい物品が大変ふえていると私は思っていますから、廃棄物処理法の中で...全文を見る
○中尾則幸君 私がせっかちなのか。でも昨年七月施行されていて、もう一年たっているんですよ。そしていろいろ出ているわけですよ。調査してからと言う。これはもう早くやってくださいよ。実際に処理困難物、おわかりでしょう、大変迷っているんですよ、いろいろもう各地では。北海道でも大変ですよ、...全文を見る
○中尾則幸君 着実に実施していただきたい。なかなか効果があらわれておらぬということです。九二年十一月のモントリオール議定書の締約国会議で、特定フロンCFCの九五年末全廃、それから代替フロンHCFCの二〇二〇年原則廃止が決定いたしました。さらにフロンの回収、再利用も促進すべきという...全文を見る
○中尾則幸君 これは何%ぐらいに当たりますか、回収は。クーラー、冷蔵庫。
○中尾則幸君 そうしたら同じく伺います。  それで今の話ちょっと、数量のとり方が全国的になかなかとられていらっしゃらないということでよく把握ができないんですが、回収ルートがどう整備されているか実態を示していただきたいんです。例えばクーラーであったらこう回収ルートをつくっていると...全文を見る
○中尾則幸君 いろいろ各市町村等の話を聞きましたら、大変今心配になっているのは、クーラーや冷蔵庫の回収されるのが非常に少ない。これは完璧に回収されているわけじゃないですよね、聞いたら。ごく一部なんですよ。あとは大体使い捨ての時代でつぶしていく。そうするとフロンが、押しつぶしていく...全文を見る
○中尾則幸君 今大変正直なお答えをいただきましてありがとうございました。  具体的にいわゆる回収する方法、システムについては完備されていないんです。ということは縦割り行政だからですよ。皆さんだって、それを放置していいなんて思っていないんですよ。ここまでは通産だとか、例えばこれは...全文を見る
○中尾則幸君 今最後の言葉を聞いて大変安心しました。環境庁がリーダーシップをとらないと、これは環境行政ですから、ほかのことを言っていないんですから、しっかり頼みますよ。  私北海道出身だから申し上げるんじゃないんですけれども、最近のデータが入りまして、フロンガスの情報をお伝えし...全文を見る
○中尾則幸君 長官から一言、これは実現すぐというわけにはまいらないと思いますけれども、平成六年度の概算要求の際に、こういう試験的なモデル地区を試しにつくってみるとか、そういったリサイクルのシステムについてちょっと御検討願いたいなと思うんですが、それはいかがでしょうか。
○中尾則幸君 厚生省、通産省の方、ありがとうございました。  質問に移りますけれども、今回、先ほども申し上げましたけれども、日本社会党初め六会派共同で四項目にわたる修正案を提出いたしておると思います。  それでその一つは、今も申し上げましたように、環境行政の機能強化というのは...全文を見る
○中尾則幸君 理屈を言えば、その御答弁は前にも衆議院の議事録を読ませてもらってわかりました。しかし、積極的に私が今申し上げたことを反映させていくのであれば、これは提供じゃなくて公開だ。これは六会派共同でこの修正案を出しておりますので、その中でも各会派の皆さんからも御説明があると思...全文を見る
○中尾則幸君 私、今の説明はなかなか理解ができない。もう一度はっきりと、私どう読んでも、「修正する意思はございません。」、これは主語が「私」と書いてないだけですけれども、これは「私」と書いてないだけですけれども大臣ですよ。「修正する意思はございません。」というのは、これは「私」が...全文を見る
○中尾則幸君 「もう時間が参りましたので終わりにいたしますが、総体として見て、この政府提案の環境基本法、どうもお題目がたくさん並んでいるのですが、実際それがどう実現されていくのか、そういうものがよく見えない。今の、時間をほとんど費やした環境のアセスの法制化の問題を含めて、どうも漠...全文を見る
○中尾則幸君 これは違いますよ。それは詭弁というものですよ。当たり前ですよ。だけれども、それだったら「修正する意思はございません。」と、こんな大事なあれだったらなぜつけ加えないんですか。不用意にも、「修正する意思はございません。」、それは幾ら長官が説明したって納得できませんよ、こ...全文を見る
○中尾則幸君 私はまだいろいろ質問を用意していますので、これについてここで水かけ論をしても――水かけ論じゃない、これは水かけ論じゃない、大事な議論です。(発言する者あり)ちょっと待ってください。大事なんですけれども、これは本当はもう私はもっともっと言いたいんですよ。だけれども、(...全文を見る
○中尾則幸君 当たり前のことを長々と。だけれども、これは大変ですよ。国会軽視はやめてくださいよ。  それでは次に移ります。  続いて、先住少数民族、いわゆるアイヌ民族の社会、文化の保護と開発のあり方について端的に伺います。  御存じのように、ことしは国際先住民年であります。...全文を見る
○中尾則幸君 きょうは建設省と北海道開発庁の方にもおいでいただいていますので、簡単に伺いたいと思います。  そこで、建設省と道開発庁に聞きますけれども、事業のスタートは昭和五十七年、ダム本体の着工は六十一年、総事業費九百二十億円、平成八年の完成を目指しておりまして、現在工事進捗...全文を見る
○中尾則幸君 もう時間も余りないので、これは改めて別の委員会でやらせてもらいますけれども、十分配慮してなかったんです。なぜかというと、アイヌの問題についてようやく政府がこの対策に腰を上げたのは三年少し前です、現地にようやく足を運んで。そんな状況なんです。  このアイヌ民族が先住...全文を見る
○中尾則幸君 ちょっと長官誤解があるようですけれども、区別じゃないんですよ。私はそういう自然環境を守り続けてきた伝統を評価すべきだというふうに言っているんですよ。ところが、今の法整備、アセスを含め、このアイヌ文化の伝統あるいは自然との共生のこの理念といいますか、これについては生か...全文を見る
○中尾則幸君 私の提案ですけれども、全国各地で公聴会を開くべきだと思いますし、審議の過程がやっぱり国民の前に明らかにされるべきだと思うんですけれども、大臣いかがですか。
○中尾則幸君 もう残り時間も二分しかなくなりました。  環境アセスメントの法制化についてきょう伺う予定だったんですけれども、質問通告しておきながら大変失礼しました。このことについて一言だけ伺いたいんですが、基本法第二十条では、このアセスメントの法制化については、これはついに盛り...全文を見る
○中尾則幸君 時間が参りましたのでここで終わりますが、理念だけじゃなくて具体化に向けてしっかり頑張っていただきたいと思います。  きょうはありがとうございました。
06月04日第126回国会 参議院 逓信委員会 第13号
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○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。  まず初めに、ただいま提案されました電波法の一部改正法律案について御質問いたします。  今回提案されました電波利用に係る規制緩和は、外国性の排除等、大変結構だと思っております。若干遅きに失したなということさえ感ずるほどであ...全文を見る
○中尾則幸君 ただいま局長からお話がありました告知義務だけではなくて、技術基準適合証明、これは同じようなことで、今のお答えも含まれていると思いますのであえて聞きませんけれども、悪いことをする人は除去義務とかいってもこれはもうすり抜けていくのでありまして、私もアマチュア無線家の方に...全文を見る
○中尾則幸君 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  質問を変えます。先月の五月十八日の逓信委員会で、視覚、聴覚障害者の方の文字放送あるいは解説放送について審議いたしました。音声多重に比べて文字放送がやはりいろんな免許制度、設備等もありまして普及していないんです。特に民間放送に...全文を見る
○中尾則幸君 もう一つ。めどといいますか、喫緊の課題だというふうにお話ありましたけれども、どんなふうな作業を予定されておりますか。
○中尾則幸君 これについてはまだ今後の逓信委員会でもいろいろ質問させていただきたいと思いますけれども、免許の付与の条件として、内容等いろいろ表現の自由等にもかかわる問題だと私も承知しております。ただ、障害を持つ方にという形で前向きに取り組んでいただきたいということを申し添えて、質...全文を見る
○中尾則幸君 きょう二十二の項目の質問を用意してございますので、私自身むだ口のないように一つ一つお尋ねしてまいります。  二十一世紀の放送秩序につきまして、答申の内容は極めて簡単かつ抽象的なものに終わっておりますが、しかし放送秩序の具体的なビジョンの策定はそもそも郵政省が日々研...全文を見る
○中尾則幸君 続いて、衛星放送の多様性の実現についてお尋ねいたします。  答申は、衛星放送の目的・理念について、基幹的放送メディアの機能、放送の多様性の実現、衛星放送の特性を生かした放送サービスの三点を挙げております。特に、放送の多様性実現については、国民の価値観や生活様式の多...全文を見る
○中尾則幸君 今お尋ねした地域情報の重要性について、さらに踏み込んでお尋ねします。  答申があえて地域情報を強調し、またなぜ東京への一極集中の排除を取り上げたかについては、やはり衛星放送がその放送形態の性質上、御存じのことだと思いますけれども、今までの地上放送は各サテライト局が...全文を見る
○中尾則幸君 当然のことでありますけれども、国会の審議の場でその答申、それから行政当局の対応を一つ一つ点検といいますか、質疑を通しておかないと国民にわからないということで私はあえていろいろ申し上げているんです。  もう一点、地域情報についてお尋ねします。  申し上げるまでもな...全文を見る
○中尾則幸君 これはもう大変重要な問題であります。今国の施策も一極集中是正というようなことでありますので、電波、放送メディアの分野からもぜひとも強力に推し進めていただきたいと思います。  次に、ここに盛られている放送形式についてであります。BS4での衛星放送の高精細度テレビジョ...全文を見る
○中尾則幸君 すなわち、郵政省が提唱してきたミューズ方式の採用が今般の電波監理審議会でも賛同を得られ、今後いよいよ衛星放送の中で本格的に取り入れられていくということでありますね。それだけ確認させてください。
○中尾則幸君 私は推進してきたというように思っておりますけれども、それについてはこれ以上言及いたしません。  ただ、もう既に御存じだろうと思いますけれども、この答申の直後、五月二十四日、新聞等で報道されておりますが、アメリカではHDTVの開発に関して、かねて競争していた三つのグ...全文を見る
○中尾則幸君 大変揺れ動いている姿勢がわかります。今局長さんおっしゃったけれども、将来のことはわからないと。後から言い直して、将来においては取り入れてやっていくべきだと。これはちょっと僕はわからないですよ、そういう答弁は。将来のことについてはわからない、そんなことは少なくともこの...全文を見る
○中尾則幸君 じゃ最後にもう一度この問題について確認させてください。私の意見を申し述べます。簡単で結構です。  このミューズ方式の採用は我が国の国策の上で極めて重要な選択であります。もう一度繰り返しますけれども、世界の大きな潮流がディジタル化へ向かい、開発競争が進んでいる。まさ...全文を見る
○中尾則幸君 ここに全部大体書いてありますのでわかります。  次に、確認だけさせていただきます。チャンネルあるいは事業主体についてお尋ねします。BS4の衛星放送での民間放送と公共放送の調和ある発展についてお尋ねします。これも以前大臣に私も何度か御質問差し上げました。答申の項目で...全文を見る
○中尾則幸君 私もたびたび大臣にも今まで御質問をしておりますけれども、官民の調和ある発展、JSBの例を申すまでもなく、そうしなければ多メディア・多チャンネル化はとんざしてしまうということは、これは目に見えているわけで、大臣の考え方についてはそのとおりだと私は思っております。  ...全文を見る
○中尾則幸君 時間も差し迫っておりますのでこの程度とします。  ただ、局長の今のお答えの中でちょっと不思議なんですが、今三年以内と申されましたですか、後発機四チャンネルについて。私がお尋ねしたいのは、以前十二月九日の逓信委員会で、九七年を目途に八チャンネルで打ち上げる、放送普及...全文を見る
○中尾則幸君 ということは、私の聞き違いかもしれませんけれども、先発機を四チャンネルで打ち上げた後、三年云々というのは私のちょっと聞き違いかもしれませんけれども、今の話だったらそうでもなさそうだ。もう一回、後発機について、局長とういうふうにお答えなさったんですか。
○中尾則幸君 時間が差し迫ってまいりましたので、ちょっと後から議事録をゆっくり読ませてもらいます。ちょっと混乱してまいりました。何かこちらの計画をするっとすり抜けられたか、ちょっと次に進みます。  続いて、答申は、テレビジョン放送のマスメディア集中排除原則の項目の中で、BS3後...全文を見る
○中尾則幸君 今大臣のお答えのようなことも、この答申にも随分随所に盛られております。  規制緩和について当局に伺います。  今、大臣から民間活力を十分に尊重して調和ある発展を遂げさせるべきだというようなお答えをいただきました。このお答えの中には、郵政そのものが行政として過度に...全文を見る
○中尾則幸君 私が言いたいのは、こういう反省点に立っておられるのかどうかと聞いているんです。尊重するのは当たり前です。それを言っているんじゃないんです。意見聞くのは当然だと思います。  少なくともJSBでもそうですよ。おとといですか、JSBの社長が今度退任されるというので会見が...全文を見る
○中尾則幸君 残された時間があと二分半ほどしかありませんので、今回の答申の問題については今後の逓信委員会で私も具体的にいろいろな方々の意見を聞きながら質問を続けてまいりたいと思います。  最後になりましたけれども、これは電波法にもかかわる問題でありますけれども、例のいわゆるやら...全文を見る
○中尾則幸君 もう時間もありませんので意見だけ申し上げます。  もう二回もあれして、再発防止について積極的に取り組んでいるんであれば、それがわかっている段階で即刻私は再提出を求めるべきじゃないと思います。もちろん、NHKはこれからでありますから、一回は報告していただくことになろ...全文を見る
06月14日第126回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。  ただいま委員長からも御報告がありましたけれども、質問に先立ちまして、当委員会の藤江先生の御冥福を心からお祈りしたいと思います。  私は、きょうはアイヌ問題に絞って質問いたしたいと思います。  ことしは、言うまでもなく国...全文を見る
○中尾則幸君 そうしますと、繰り返しになりますけれども、先に住んでいたということは長官も認められました。つまり、先に住んでいるということで先住民族であると。これは社会党を初めいろいろ私どもがたびたび国会の場で論議してきたところであります。この国会審議の場で河野長官は、国際的定義が...全文を見る
○中尾則幸君 長官の今までの御答弁、衆議院の予算委員会等でも同じような御答弁なんですけれども、私はちょっとここでもう一言伺いたいのは、先住のことについては認める、ただ長官がおっしゃるのは権利、いろいろな権利が発生してきます。その問題を長官は言っていると思いますけれども、私は先住権...全文を見る
○中尾則幸君 このことについては後ほどまた触れさせていただきます。  次に、厚生大臣に伺います。  御存じのように明治三十二年に制定された法律に北海道旧土人保護法というものがあります。この法律は昭和四十三年までに五回にわたって一部改正がなされてきております。それで、大臣も御存...全文を見る
○中尾則幸君 もう一点厚生大臣に確認させていただきたいんですが、この北海道旧土人保護法についてはもはや空文化しておる。これについてはもうこの法律を廃止すべきだ、そして新たにアイヌ新法をつくるべきだという声があるんですが、一言これについて厚生大臣はどのようにお考えになっていらっしゃ...全文を見る
○中尾則幸君 ただいま厚生大臣から、これは存在意義を失っている、廃止すべきだと前向きな御答弁をいただきました。私はこの旧土人保護法という差別べっ称用語を用いた法律を廃止すべきだと。そうであればアイヌ・ウタリ対策については、福祉対策じゃなくて抜本的な民族対策が私は当然必要だと思うん...全文を見る
○中尾則幸君 私は、それは全部わかります。  何がネックになっているか、一言お伺いしたい。それは慎重に検討するというのはわかりますよ。例の単一民族発言で中曽根元総理が昭和六十一年に問題発言をしました。そのころの議事録を見てみますと、昭和六十一年、当時の中曽根総理もやっぱり旧土人...全文を見る
○中尾則幸君 この問題についてはまだ改めて伺いたいと思います。  きょうは森山文部大臣もお見えですので、短い時間でございますけれども、ちょっと文部大臣にもお話を伺いたいと思います。  御存じのように、ことし四月でございましたでしょうか、小学校社会科六年上の教科書で大変な事実誤...全文を見る
○中尾則幸君 私も教科書をいろいろ取り寄せてみましたけれども、確かに少しずつアイヌ問題について記述がふえているな、これは文部省も努力をし始めたなということはうかがえますので、一層この問題に対してしっかりと取り組んでいただきたいと思うんです。  続いて、アイヌ民族の貴重な文化財、...全文を見る
○中尾則幸君 この方はもう十数年前に亡くなっておりまして、こういう話り伝え、伝承、これは叙事詩なんですけれども、本当に急激にそういう古老の方々が亡くなっていくものですから記録が非常に難しくなっている。  予算を見ると、予算の裏づけが非常に薄い。文化庁も大変苦労されているようなん...全文を見る
○中尾則幸君 平成四年度の国庫補助が文化関係、映像記録について簡単に七項目あるというふうに伺っておりますけれども、七項目はアイヌ文化関係の採録テープ、アイヌ映像記録等、国庫助成七項目にわたって平成四年度総額幾らでやっておりますか。
○中尾則幸君 今お話を聞いていますと、補助金ベースで三千七百万円余というふうになっておりますけれども、これをひもといて、先ほどテープをお聞かせしましたけれども、私もこの道で職業二十数年やってきています。いかに映像の採録が大変であるかということは御存じだと思うんです。  例えば、...全文を見る
○中尾則幸君 残り一分で中途半端にわたっちゃいそうなんですけれども。  既に御存じのようにアイヌの人たちへの調査、これは昭和六十一年の調査ですけれども、生活保護を受けている方が一般の方に比べて約三倍。あるいは高校進学率をとっても、これは北海道の数字なんですけれども、一般が九四%...全文を見る
○中尾則幸君 どうもありがとうございました。
○中尾則幸君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、平成二年度決算外二件を是認することに反対の意思を表明し、以下その理由を申し述べます。  反対理由の第一として、不適切な経済政策と国民を欺く財政運営を指摘せざるを得ません。  政府は、内需を中心とした景気の持続的拡大を財政...全文を見る
08月31日第127回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
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○中尾則幸君 中尾でございます。  今回、災害対策特別委員会の委員に選任されました。どうぞよろしくお願いします。  私もまず初めに、北海道南西沖地震、そして八月の鹿児島を中心とする集中豪雨の被災地、数多くの方がとうとい命を亡くされました。心から犠牲者の御冥福をお祈りするととも...全文を見る
○中尾則幸君 来週にも閣議で決定すると、現地の方々は大変待ち望んでおられまして、素早い閣議決定について改めて強く御要望申し上げます。  次に、長官は八月十八日、視察後の函館での記者会見で、被災地の救済について、今の法制度だけでは対応が難しい面がある。弾力的な運用をし、より積極的...全文を見る
○中尾則幸君 先ほども申し上げましたけれども、公的機関が個人をどう救済するか。これは災害対策の永遠のテーマでもあろうかと思います。  個人の救済につきまして、さきに雲仙岳の場合、御存じのように災害対策基金特別措置が講じられております。六百三十億円と聞いておりますけれども、現行制...全文を見る
○中尾則幸君 ただいま御答弁ございました北海道も、横路知事が、八月二十八日に、奥尻町に復興基金を創設した場合支援する考えを明らかにしておりますので、国としても積極的に支援を願いたいと思います。  それでは、時間も限られておりますので、私は、現地視察の折、あるいはいろいろなところ...全文を見る
○中尾則幸君 続いて、漁協関係の製氷、冷凍、加工施設が壊滅状態にあります。復旧支援対策はどうなっているのかお伺いしたいと思います。
○中尾則幸君 査定をなるべく早目にお願いしたいと思っています。  それからもう一点。奥尻町の基幹産業である水産業の柱とも言うべきウニ、アワビの磯資源が大変壊滅的な状態になっております。大きな被害を受けました。その対策を講じているのかどうか、一言お願いします。
○中尾則幸君 急ぎます。次は農業関係についてお答え願います。  先ほどもビデオで私も御紹介申し上げましたが、被害に遭った農家への一日も早い金融支援措置が求められておるわけです。共済金の早期支払い、これをいろいろ要望する声が強いんですが、その対策について一言お答え願います。
○中尾則幸君 もう一言。既に借り入れをしています制度資金がございますけれども、その償還猶予の措置についてはどのように。
○中尾則幸君 もう一点ですが、水田を中心に地割れ、液状化、陥没などが大変ひどい状況であります。水田ばかりではなくて農地も大変な被害を受けておるんですが、水田に限っていいますと、来年春の営農を皆さん大変心配しておるんです。あれほど段差ができたり地割れができると、果たして補助金、共済...全文を見る
○中尾則幸君 もう一問です。来年は大丈夫なんですね、春の営農開始には間に合うとお約束できますね。
○中尾則幸君 よろしくお願いします。農林水産関係、ありがとうございました。  次に通産省にまいります。通産省の方に一言お願いしたいと思います。  先ほどのビデオで石油備蓄タンクが二基もう壊滅状態でありました。北海道、大変なのはやっぱり灯油、冬の暖房の心配でございます。果たして...全文を見る
○中尾則幸君 ありがとうございました。それを聞いて島の人たちも大変安心するだろうと、しっかりお願いしたいと思います。ありがとうございました。  先を急いで大変恐縮ですが、次に厚生省に伺います。  先ほど私が見たままお伝えしましたが、仮設住宅、これの基準を見直しすべきじゃないか...全文を見る
○中尾則幸君 わかりました生言いたいんですが、わかりません。  ということは、最大限努力したと。雲仙の被害で初めて何かふろがついたということをお伺いしまして、私は勉強不足で大変びっくりしました。やっぱりこれから少しずつ、特に普通の人と違うんです、御存じのように。肉親を亡くした方...全文を見る
○中尾則幸君 少しずつ国会を改革しようというので、大変きちょうめんな御答弁でございましたけれども、適切に対処してまいりたいと。私は大事なことだと思うんですよ。この災害、これ与野党ないと思うんです。そういう意味で遠慮なさらずに、これはわからない、これはそこまでいかないとかいうような...全文を見る
○中尾則幸君 これは安全でないと、住宅移転事業に移行すると、まあ避難と言うとおかしいですけれども、その場合には安心してその人たちが移れるということですか。簡単に私は聞いているんですが、詳しい法律的なあれはわかりませんけれども、その大成地区の……
○中尾則幸君 ありがとうございました。  さて、今度は消防庁に伺いたいと思います。  今回の南西沖地震で先ほど守住先生からもいろいろ御指摘ございましたけれども、地震そして津波、被害が大きかったのは地震発生以降五分で津波が急襲した、襲ったということでございます。  津波警報の...全文を見る
○中尾則幸君 私は説明下手なんですけれども、わかりやすくきのういろいろ検討してお話ししましたが、気象台があります。そして県庁があります。そこにNTTの回線が結んであります。そこで警報が出ます。そうすると、県庁から空にある星といいますか、衛星にぶつけるわけですね。例えばこういう県庁...全文を見る
○中尾則幸君 持ち時間がもう一分しかなくなりましたので、最後に一言申し上げたいと思います。  上原長官の前向きに検討したいということについてはぜひともお願いしたいと思います。  国土庁は、最後になりますけれども、来年度の概算要求で一般会計総額三千三百二十一億六千四百万、これ四...全文を見る
10月25日第128回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○中尾則幸君 中尾でございます。  さて、本日、衆議院の政治改革に関する調査特別委員会で行われましたテレビ朝日前報道局長椿氏の証人喚問問題に関して、報道の自由とは何か、また郵政行政のあり方について御質問いたします。  その前に若干、時間がございませんので、今回の証人喚問につい...全文を見る
○中尾則幸君 さて、引き続いて江川放送行政局長にお尋ねします。  局長は、あるいは局長ばかりじゃなくて郵政省の幹部は、椿氏の発言がある新聞紙上で、これはもう御存じだろうと思いますけれども伝えられて以来、事あるごとに再免許問題を持ち出しておられますね。すなわち、免許を取り上げる可...全文を見る
○中尾則幸君 そんなこと言ってはだめですよ。十月十三日、産経新聞に載ったその直後、あなたは記者会見でこう言っているんじゃないですか。郵政省としてはこれはちょっと放送法第三条の二の政治的中立に違反するものと考えていると発言しているんじゃないですか。さらに、一定期間停波することもでき...全文を見る
○中尾則幸君 ここで言った言わないでは、これはやっぱり同じことになってしまうから、私はメモを持っておるんですが、一応念のために言っておきます。郵政省としてはこれはちょっと放送法第三条の二の政治的中立に違反するものと考えているというふうに言っているんです。  時間がないですから次...全文を見る
○中尾則幸君 これは質問通告してなかったんですが、実は、今回の発言要旨が手に入ったのがその後でございましたから、これはちょっと事実だけですから聞いていただきたいんですけれども、こういう発言もございました。郵政省の電波関係の幹部が新任のあいさつで私の社に参りまして、その際、自民党が...全文を見る
○中尾則幸君 もう一度確認したい。これについては私も調査しておりません。ですから軽々なことは申し上げません。もう一度確認します。  テレビ朝日に対して放送法に疑義があるととらえていらっしゃいますか。そして、放送法に違反するという事実は、具体的な指示があった、そしてもちろん文書か...全文を見る
○中尾則幸君 それでは、繰り返しますけれども、放送行政局長ばかりじゃなくて再免許の話はもう再三出ています。十月二十日、これは郵政省の話、それから十月二十一日、郵政事務次官の話も出ております。  ですから、再免許については放送行政局長はどれだけの重みを持っているかはご存じだろうと...全文を見る
○中尾則幸君 ここで大臣に伺いたいんですが、郵政大臣はもう御存じのとおり法律の大専門家でございます。  今回のテレビ朝日の前報道局長の発言、これは私も先ほどから申し上げているように局長の発言としては不見識きわまりない、そういうことは再三申し上げております。しかし、それと放送法、...全文を見る
○中尾則幸君 最後に、行政局長に確認したいんです。再免許が近づいております。再免許の話を持ち出しますか持ち出しませんか。それだけお答えください。
○中尾則幸君 質問を終わります。  改めてこの問題についてやらさせていただきます。
11月05日第128回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○中尾則幸君 きょう私は、北海道南西沖地震の復興対策について御質問申し上げます。  その前に、私北海道出身なものですから、ことしはなぜこうまで北海道がいじめられるのかという被害者意識が強うございます。一月十五日の釧路沖地震に始まりまして、七月十二日には北海道南西沖地震、それが終...全文を見る
○中尾則幸君 限られた時間なものですから、端的に伺います。  八月二十日に閣議で奥尻、それから島牧村、これは激甚指定をされました。中小企業の特別助成等々であります。それから、先ほどもお話がありましたけれども、共同利用小型漁船建造の補助等も順調に行われているようであります。農業関...全文を見る
○中尾則幸君 地元初め北海道庁、これは災害復興対策推進委員会というのを設けまして、今精力的に災害に強い町づくり等をやっております。そこでは、これもたびたび衆議院あるいは参議院の災害対策特別委員会でも話題になっております雲仙の復興基金、これが六百三十億円でございます。こういった災害...全文を見る
○中尾則幸君 大変前向きな御答弁ありがとうございました。  今、今回の奥尻につきましては大変全国各地から義援金等が寄せられておりまして、奥尻初め各被災町村、それから北海道、基金等の計画を立てております。その際には、これについてはぜひとも支援等よろしくお願いしたいと思います。 ...全文を見る
○中尾則幸君 そうしますと、有保証人の二千万については弾力的にといっても保証人が要るわけですけれども、かなり緩やかというふうに解釈してよろしいんですか。
○中尾則幸君 今御説明ありましたように、激甚災指定になりますとこれは倍額になります。今二町村です、奥尻と島牧。ところが、関係市町村がたくさんあるんです、御存じのように。そうすると、例えば激甚指定になりますと四千万、それから無担保、無保証人、これは一千万ですけれども、指定になってな...全文を見る
○中尾則幸君 時間がありませんので、次に移ります。  もう一点。政府系金融機関、中小企業金融公庫、国民金融公庫等の取り扱い期限、平成六年一月三十一日、これは制度上は六カ月ということだろうと思うんです。そうすると、一月三十一日まで取り扱い期限というと、まだ奥尻だとか復興計画が決ま...全文を見る
○中尾則幸君 言葉を返しますけれども、必要があればって、必要があるから今言っているんでしょう。これは大丈夫ですね。期限の一月三十一日以降についてもこれは必要なんですよ。皆さん、必要だと言っているんです。それは大丈夫ですね。
○中尾則幸君 せっかくだから思い切ってどんと言ってくださいよ。何かあなたのお企みたいに、あなたの財布から出すんじゃないんだから。頼みますよ。  それでは、建設省の方に。  十月二十九日、もう既に御存じだと思いますけれども、鳥取市で開かれた日本地震学会で東大の地震研のグループが...全文を見る
○中尾則幸君 ちょっと確認しますけれども、そうしますと、査定はもう年内には終えて、それでもう早速要望のあった危険なところから工事を開始するということでよろしいですか。
○中尾則幸君 もう時間がありませんけれども、私勉強不足で、実は防波堤の今の話を建設省だと思ったんです。港湾だけは別だと思っていたんですが、これは被害の突端まではよく聞いたら水産庁らしいです。  それでちょっと簡単に、この奥尻島の周囲に防波堤をつくるんだったら何省庁がかんでいるか...全文を見る
○中尾則幸君 私ももうわかって聞いていて、嫌みを言ったわけじゃないんですけれども。同じ防波堤をつくるのに建設、農水、運輸なんです。  それで、この突端で例えばここまでは水産庁が、農水です。それで、その隣からは建設省だと言うんです。僕が、それじゃ防波堤の色だとかは変わらないんです...全文を見る
○中尾則幸君 ありがとうございました。終わります。
11月08日第128回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○中尾則幸君 中尾でございます。  きょう私は、障害児教育のあり方について御質問いたしたいと思います。  既に報道等でもありますけれども、去る十月二十六日、旭川地裁におきまして、北海道留萌にあります留萌中学校の普通学級に入りたいという障害を持ったお子さんと親の願いをめぐっての...全文を見る
○中尾則幸君 引き続き適切な指導ということで。私、大臣の生の声を実はお伺いしたかったんですけれども。  私、この判決を聞きまして、訴訟に至らなければならなかったのかという、大変私も残念に思っておるのですけれども、これについてはいかがでしょうか。
○中尾則幸君 これ以上は申し上げません。  昭和五十四年から養護学校義務制が御存じのように取り入れられました。どんなに重い障害を持ったお子さんでも学校で教育を受けられる。盲学校、聾学校、養護学校、そして普通の小学校、中学校、高校には特殊学級。特殊学級という言い方は私は大変嫌いな...全文を見る
○中尾則幸君 憲法論争をするつもりはありませんけれども、憲法第二十六条、教育をひとしく受ける権利、教育の機会均等ということを規定しております。私は、無理してすべての方を普通学級に入れたらどうだと言っているのではないのです。  今、大臣から御答弁がありましたように、それぞれの態様...全文を見る
○中尾則幸君 もう、大変きめ細かいことはわかるんです。きめ細かくすればするほど、逆に言えば規制ですよね、規制緩和と言いませんけれども、そこの部分をちゃんと弾力的に対応していかなきゃいけないんです。  例えば、厚生省がことしの一月二十一日に中央心身障害者対策協議会でレジュメを発表...全文を見る
○中尾則幸君 私、がっかりしているんですよ。やっぱり、こういった本当に教育を受けたいんだ、そしてだれから見ても介助があればと、そういった十四歳の子供の願いをもかなえられなくて私は何の教育かと。制度が違う、それは教育委員会だ、全部その中に押し込めてしまえば、本当の障害者の痛みを分か...全文を見る
○中尾則幸君 せっかくのそれを中断なんかしないで、赤松文部大臣、民間から登用されたんですから、ここでこの一つでも解決していただきたいと思います。先ほどの留萌の件についても指導をきっちり、そして裁判じゃなくて、その子の願いがかなえられるようにひとつ指導等をやっていただきたいと思いま...全文を見る
12月09日第128回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○中尾則幸君 どうも大臣御苦労さまです。  私は、日本社会党・護憲民主連合の中尾でございます。出身は食糧基地北海道でございます。大臣には本来であれば御苦労さまと申し上げたいんですが、心から御苦労さまと言えない。連立与党の一員でございますけれども、大変残念に思います。もう当然御存...全文を見る
○中尾則幸君 傷がついているというだけでは私は済まないと思います。  続いて、政府は今まで、例えばこの問題について、米については開放しない、これはいろいろ細川総理も、それから大臣も答弁で述べられておるところでございますけれども、建前論ばかりで、そういう建前を言っておきながら、何...全文を見る
○中尾則幸君 今まで大臣はもう本当に誠実に、冷害対策問題にしても、私も何度がお会いしていますけれども、やってこられました。ただこの場はそういうことを申し上げる場ではないと思います。  秘密交渉、二重交渉とこれはマスコミでも言われておりますけれども、残念ながら資料が届かないもので...全文を見る
○中尾則幸君 そうすると、きょうお三人ですから、こういう事実はない、この新聞報道は誤りであるということで結構ですね。——反論がないから結構だということですね。  こういうことを書かれて何らかの行動を起こさなきゃ、これは農水省、こんなこと書かれて事実じゃないと言ったら大変な問題で...全文を見る
○中尾則幸君 それでは、このままに放置しておくおつもりですか。こういうふうに書かれて、「秘密交渉」、「巧妙、九月に合意」と書いてある。しつこいようですけれども、もう一度お答えください。
○中尾則幸君 それであれば、今回は抗議をしない、そういうことですか。一言、眞鍋局長。
○中尾則幸君 否定しているということは、抗議をしないということですか。ちょっとはっきりさせてください。抗議の話をしているんですよ。
○中尾則幸君 個々に抗議したって、私はそのことを言っているんじゃないですよ。これ以上深追いしません。  それから今回、先ほども大塚先生のお話ありましたけれども、不透明なんですよ。例えば七日に骨子が出てきて、そして新聞報道含めて出てきたら、何だと。これは朝日、ほかにも書いてありま...全文を見る
○中尾則幸君 そうしますと、これは官房長官の個人的な意見ということでございますか。
○中尾則幸君 大臣お疲れのところですから、余り大きな声でなくても結構でございます。  しつこいようですけれども、外交交渉、ある程度秘密、秘密交渉と言ったらおかしいですけれども、外交交渉ですからこれは私も一部は認めなきゃいけない。ただ、いろいろ出てくるんですね。合意、新聞は競って...全文を見る
○中尾則幸君 ということは、確定でなくてこれから精力的に頑張るということですね。それ約束いただけますね。
○中尾則幸君 しっかり頑張ってください。大臣も御存じのように、これは関税化になると北海道の酪農はもう壊滅的な打撃を受けます。これは牛肉の例を持ち出すまでもない。農家だけじゃなくて地域経済が全部だめになります。北海道の場合は、五百七十万道民、関連を含めると二〇%が農業に依存している...全文を見る
○中尾則幸君 もう時間も迫ってまいりましたので、最後に一言。  最終期限というのは十二月十五日まで、一週間近くある。七日に出されて、そして官房長官のと ころに行ったら、何とか御理解をと。とんでもない話ですよ。理解する時間があるか。十五日までまなじりを決して——もう決まったよう...全文を見る