中尾則幸

なかおのりゆき



当選回数回

中尾則幸の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月29日第129回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。  私も今回の第九次の漁港整備長期計画につきましては、漁業関係者だけでなくて、地域づくりに大変重要な役割を担うという計画でありますので基本的に賛成の立場で、大臣、まず基本的な考え方について御質問させていただきたいと思います。 ...全文を見る
○中尾則幸君 第八次計画策定時の漁港審議会の審議のポイントの一つを調べさせていただいたんですけれども、その中に沿整、沿構との整合性を持った漁港整備計画を作成することが必要というふうにうたってありますけれども、これら沿整、沿構計画と密接不可分の関係にある漁港整備計画との整合性につい...全文を見る
○中尾則幸君 漁港関連事業の重要な施策の一つとしまして、漁港それから漁村の就労環境、生活をしていく方々の環境整備等が挙げられていると思います。中でも漁港背後集落の排水処理施設の整備等が大変立ちおくれているというふうに私も理解しております。  例をとりますと、下水道の普及率が全国...全文を見る
○中尾則幸君 先ほども青木先生が財政審のCランクの話を詳しくされましたので重複を避けたいと思いますけれども、私も大変疑問に思っていますのは、細川政権誕生時に、生活者優先の整備、私もこれ大変賛成でございますが、細川政権にいちゃもんをつけるわけじゃございませんけれども、生活者優先とい...全文を見る
○中尾則幸君 大変力強いお答え、ありがとうございました。  私も北海道出身なものですから、農業、林業、水産業、これはもうどれ一つとっても後退するということは地域の過疎化につながる。北海道は六九%の過疎率でございます。そういう点でも大臣、しっかりと頑張っていただきたいと思います。...全文を見る
○中尾則幸君 ぜひとも、せっかくつくった漁港がむだにならないように、この時代に合わせた対応をお願いしたいと思います。  ちなみに、漁港整備における漁村の活性化例をちょっと調べさせていただきました。北海道の例なんですけれども、サロマ湖畔にあります、オホーツク沿岸でございますが、栄...全文を見る
○中尾則幸君 災害というのはなかなか予期せぬところでありまして、防波堤を高くすれば船が守られるというような話でないと思います。  昨年七月ですけれども、もう御存じのように北海道南西沖地震によりまして被災した漁村の復興計画についてちょっと伺いたいと思います。  奥尻町青苗漁港、...全文を見る
○中尾則幸君 個々の整備事業、今回の第九次の事業で避難路等の、奥尻の津波の場合は避難路が本当にないために皆さん津波に流されたということがありますけれども、そういったものも含まれているんでしょうか。
○中尾則幸君 奥尻島も漁業者ばかりじゃなくて島民挙げて町の復興に取り組んでおりますので、この九次計画の中でも二港が加わっておりますので、そういった点も踏まえて復旧に全力を挙げていただきたいと思います。  以上で質問終わります。
06月21日第129回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○中尾則幸君 中尾でございます。御苦労さまです。  私も北海道選出の国会議員なんですけれども、北海道南西沖地震、昨年七月十二日の大地震でございました。早くももう一年近くになります。御存じのように死者、行方不明者二百三十名。奥尻島初め被災地は懸命の努力をしておりますけれども、災害...全文を見る
○中尾則幸君 昨年七月十二日の南西沖地震の発生と住民への伝達の問題をここでちょっと整理させていただきたいと思います。    〔委員長退席、篠崎年子君着席〕  先月末私は、札幌管区気象台あるいは北海道庁防災消防課に再度確認をいたしました。  七月十二日二十二時十七分、地震が発...全文を見る
○中尾則幸君 今度は気象庁に伺いたいと思います。  今お手元に気象庁作成の資料を配付しましたので、ちょっと参考にこの後の質問を聞いていただければと思います。  今、同報系、移動系についての整備は消防庁から伺いました。完璧ではありませんけれども、主な危険区域については網羅されて...全文を見る
○中尾則幸君 従来七分から八分かかったところが、この計画では二分から三分ということに大幅に短縮されている。ちょっとこのお配りした図をごらんいただければと思います。  一番下に津波地震早期検知網とありまして、これは地震計を全国に百五十カ所整備したということでございます。私が説明す...全文を見る
○中尾則幸君 そういうふうに私も伺っています。  つまり、「ひまわり」で出てきた情報を各市町村で、例えばそれをどうやって住民に流すかというのはいろいろあるわけです、先ほど言いました同報系無線、これは消防庁の役目ですからちょっと後で聞きますけれども。それが二百万、三百万でできるわ...全文を見る
○中尾則幸君 所要の手続というのは許可でよろしいんですか。
○中尾則幸君 ここで国土庁長官にも伺いたいんですけれども、今の話で、届け出で許可が得られれば各市町村二、三百万、あるいはもうちょっとかかるかもしれません。そういういわゆる配信が、まあ電波を送るという専門用語ですが、配信が可能だと言っているんです。法整備の問題、これについては、ちょ...全文を見る
○中尾則幸君 最後に決意をお聞きしようと思ったら決意をいただきました。  つまり、これはすぐできることなんです。ですから、今まで私が説明した図解で、もう一度ちょっとごらんいただければと思いますけれども、この気象庁さんの気持ちを酌み取ったんです。実線と点線になっているわけです。報...全文を見る
○中尾則幸君 もう一言。  当然、気象台から県庁に上がります。県庁からいわゆる通信衛星スーパーバードに行きます。それからシャワーのようにと言ったらおかしいですが、シャワーのように各市町村が受けます。これは全市町村あるというふうに聞いておりました。ダイレクトで受ける。あとは地上系...全文を見る
○中尾則幸君 私は津波の話をしましたけれども、このシステムを活用すれば、例えば洪水あるいはがけ崩れ等のいわゆる緊急な通信が可能なんです。オフィシャルな通信が可能なんです。ですから二、三百万円で、ただ一つだけ二、三百万円というのは一方通行です。これで結構だと思います、第一報でござい...全文を見る
○中尾則幸君 よろしくお願いします。終わります。
08月25日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○中尾則幸君 中尾でございます。  小澤長官、御就任大変おめでとうございます。  私は、きょう災害と通信体制の整備について絞ってお尋ね申し上げます。  皆さん御存じのように、昨年の七月十二日に北海道南西沖地震が発生いたしました。奥尻島を中心に、亡くなった方、行方不明となった...全文を見る
○中尾則幸君 今、長官からも御説明ございましたけれども、災害時においてまず緊急を要するのは、警報あるいは的確な情報をいかに住民に伝達するかだろうと思います。災害対策用の無線網は各種各系統がございます。特に今急がれているのは、地上系ネットワークと衛星系ネットワークの相互補完ではない...全文を見る
○中尾則幸君 全国各都道府県に衛星系通信ネットワークができ上がるのは、今十八がもう各市町村に衛星系の通信システムができているというふうに伺いましたけれども、全国各都道府県の完了予定というのはいつごろになりますか。簡潔にお願いします。
○中尾則幸君 できるだけというのは、その時期、めどはいつぐらいかと私は聞いているんですけれども。
○中尾則幸君 時間がかかるということだけがわかりました。そう簡単にいかないということ。私、このために時間を費やしているんじゃないんですが、これは富山県の例を前回の災害対策特別委員会でも引き合いに出したんですけれども、こちらから説明します。  富山県庁、三十五市町村、二十二消防本...全文を見る
○中尾則幸君 確認したいんですけれども、各地方公共団体が「ひまわり」を受信したいというそういう動きが出てきているということですか。
○中尾則幸君 気象庁に確認させてください。  このシステムは四月に運用開始になりました。これは本当は気象業務法第三章第十五条の、法的にいろいろあるんですが、ちょっと時間がないので割愛させてもらいますけれども、その気象業務法に問題点はないか。  それから、例えばそれを配信、いわ...全文を見る
○中尾則幸君 大変ありがたいというか、力強い御回答をいただきました。  つまり、私がきょう申し上げたいのは、やればできるということなんです。これは調べて二、三百万円なんです。ですから、いろいろ聞いたら補助金の対象じゃないと。命を守るために二、三百万円を惜しむ町村は私はないと思う...全文を見る
○中尾則幸君 国土庁、同じような質問です。最後に長官に伺いますけれども、国土庁の考え方をちょっとお伺いしたいと思います。
○中尾則幸君 時間がないのでもう一言、済みません。  局長、ガイドライン等の指針をつくるというようなそういうお考えはございませんか。
○中尾則幸君 最後になりますけれども、新国土庁長官に決意のほどを一言伺って、私の質問を終わりたいと思います。
○中尾則幸君 終わります。ありがとうございました。
09月01日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○中尾則幸君 中尾でございます。五十嵐官房長官、このたびの官房長官御就任おめでとうございます。  私は、まずきょうはアイヌ新法問題、ウタリ対策について御質問したいと思います。  この問題については、五十嵐長官がこれまで国会審議あるいはさまざまの場面で長年にわたって誠心誠意取り...全文を見る
○中尾則幸君 今、五十嵐長官から経緯について御説明がありましたので、私は端的に質問を続けたいと思います。  私も、昨年六月の当決算委員会でこの問題について質問させていただきました。そのときは五十嵐長官の部屋に私は質問の前に勉強に伺ったことを思い出しております。ありがとうございま...全文を見る
○中尾則幸君 昨年は国際先住民年、そしてそれについて国連の総会では国際先住民の十年が決定いたしました。  長官、もう既に御存じのように、世界各国、それはいろいろ国によって違いますでしょうけれども、カナダ、ニュージーランド、アメリカ等々ではいろいろな法律等で少数民族に対する保護政...全文を見る
○中尾則幸君 大体今のお答えが壁というか、そういうふうに私も承知しております。大体メモして、私もそうだろう、そういうお答えになるだろうということが、それ以上のことは出てまいりませんでしたが、多分そうだろうと。  ただ、時間もございませんから、私ちょっとここで一点申し上げたいのは...全文を見る
○中尾則幸君 ちょっと次の問題もありますので、ぜひとも懸命に頑張っていただきたいと思っています。  次に、総理府に伺いたいと思います。  来年、戦後五十年という節目の年であります。昨日、村山総理が談話として戦後処理の問題について発表されました。時間もございませんので詳しくは言...全文を見る
○中尾則幸君 ということは、ほとんどこういう事業には回されないというふうに伺っております。  質問をはしょりまして、つい先日私は、樺太引き揚げ三船遭難遺族会、北海道留萌沖で終戦直後にソビエトの潜水艦に次々に三隻がやられて千七百人余りが亡くなった事件でございますけれども、その遺族...全文を見る
○中尾則幸君 ありがとうございました。終わります。
09月16日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○中尾則幸君 私は最初に、動燃が北海道幌延町に計画しております高レベル放射性廃棄物の貯蔵研究施設、いわゆる幌延問題について質問いたします。  御存じのように、立地計画からもう十年たっております。幌延を取り巻く周辺町村、それから北海道知事あるいは北海道議会、これ反対決議をしており...全文を見る
○中尾則幸君 五十嵐長官にもう一問伺います。  おととい十四日に、長官は札幌市内の講演で、深地層試験場の分離建設が解決の有効な手段になり得る、そしてまたガラス固化体の一時貯蔵は茨城県東海村の核燃料再処理工場敷地内もあり得るやの御発言をしたと思います。この発言をどう理解したらよい...全文を見る
○中尾則幸君 科技庁長官にも一言伺います。  今、五十嵐長官からもお話がありました。やっぱり複眼的にあるいは原点に立ち戻ってと。私もそのとおりだと思います。この問題は十年もたっております。私はこの際、この膠着状態を打開するためには、仕切り直しも含めた政策の見直しあるいは新たな視...全文を見る
○中尾則幸君 この問題、これから地元住民を含めて、十年後の見直しということも含めて、両長官には特に全身全霊を振り絞って解決に当たっていただきたいと思っています。改めて機会を見て御質問させていただきます。きょうはありがとうございました。  続いて、厚生省に伺います。  サハリン...全文を見る
○中尾則幸君 それはわかっていますから、質問の本質だけ。
○中尾則幸君 厚生大臣に伺います。  サハリン初め大陸等の残留邦人の調査、帰国への支援のほとんどを民間のボランティア団体、現在名前を変えまして日本サハリン同胞交流協会が行ってきました。私も十二年前の一九八一年それから八二年、そして第三次の一九九一年にも私サハリンに行っております...全文を見る
○中尾則幸君 調査というのは大変なんです。五十嵐長官いらっしゃるから、サハリンで調査するとはどういうことかということは、私が行ったときは電話はない、ゴルバチョフ体制の前でございましたから、そういう厳しい条件の中でやるわけです。現地調査それから帰国手続、事務一切、出迎え、宿泊、そし...全文を見る
○中尾則幸君 私もおとなしくしていようと思ったんですけれども、ちょっといかがなものかなというのは、私はそれこそいかがなものかと思いますよ、これは。これはやめていただきたい、そういう言い方は。  なぜかと言いますと、中国残留邦人の場合は、これは平成六年度、今年度からボランティア団...全文を見る
○中尾則幸君 そう言っていただければいいんです。うまい方法がないかです。そのことを言っていただきたいんです。  時間もないので、はしょります。  ただ、厚生省ばかり私いじめるつもりで来たんじゃないんです。最近、一生懸命努力されています。一九九一年度、第三次帰国から滞在費十三万...全文を見る
○中尾則幸君 大臣のそのお答えをいただいて、私もきょうは少しゆっくり寝れるかなと思っております。ありがとうございました。  まだまだ聞きたいこといっぱいあります。例えば、中国で言う定着促進センターみたいな、里帰りするときに年老いた人たちを、両親を頼ってもいないとか、例えば親兄弟...全文を見る
○中尾則幸君 今、大臣からありまして、これは十一年前ですね、INS構想、日本が本当はやっていたんです。ところが、黙っている間に、これは規制緩和おくれたりいろいろあるわけです。だから持っていかれたんですよ。情報スーパーハイウエー構想、ゴア、クリントンの目玉商品です。余り時間がないか...全文を見る
○中尾則幸君 今いろいろありましたけれども、ただきょうも新聞に出ていましたビデオ・オン・ディマンド、いわゆるこっちからスイッチを押すと好きなビデオが出る。ところがよくよく考えてください。百二十三兆円の市場規模になる。何十兆円のお金を使って、貸しビデオの問題じゃないんですよ、やっぱ...全文を見る
○中尾則幸君 放送行政局長、電通審の答申並びに光ファイバー網整備に係る郵政省の政策方針はまだまだ聞きたいところ私も本当に多いんですけれども、この光ファイバー網整備にも大いに関係あります放送のディジタル化について伺いたいんです。  ことしの二月、江川局長たたかれましたね。局長の言...全文を見る
○中尾則幸君 これで質問を終わりますけれども、ここは大変な正念場ですので、大出郵政大臣、ひとつ指導力を発揮して頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。
10月26日第131回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○中尾則幸君 おはようございます。中尾でございます。  私も、今月四日に起きました北海道東方沖地震の災害とその復旧対策等について伺いたいと思います。  この地震によりけがをなさった方、先ほどの国土庁のまとめでは四百三名にも上っております。幸い亡くなった方がいなかったということ...全文を見る
○中尾則幸君 もうそろそろ氷点下の声を聞いておりますので、早期な査定、それから激甚災の指定に向けての御努力をお願いしたいと思います。  次に、震度の測定、発表等の問題についてちょっと伺いたいと思います。  今回の地震の場合、今も私も触れましたが、釧路が震度六の烈震で、最も被害...全文を見る
○中尾則幸君 時間もありませんので改めて詳しくは追及いたしませんが、気象庁さんで今月中に地震災害速報というものを出されるように聞いておりますけれども、この中には根室、括弧づきになるかどうかわかりませんけれども、震度六というようなことが記されるんでしょうか、一言だけ。
○中尾則幸君 それでは、震度六という記載もあり得るということでよろしいですね、理解は。
○中尾則幸君 続いて運輸省に伺います。  今回、釧路、根室管内にある、これは運輸省がすべて管轄だとは思いませんけれども、釧路土木現業所管轄の中小三十七港のうち三十三の港が液状化現象による岸壁、エプロンの亀裂、岸壁の沈下やずれなどの被害を受けて、被害額は昨年一月の釧路沖地震を上回...全文を見る
○中尾則幸君 港ばかりじゃなくて道路、それから、昨年私も南西沖地震の現地視察にも行ったんですけれども、畑なんかはもう本当に液状化で、大変な被害を私もつぶさに見てまいりました。国土庁としてもしっかりと取り組んでいただきたいと思っています。  続いて鉄道の復旧等について伺います。 ...全文を見る
○中尾則幸君 住民の足確保の面からもぜひとも積極的な御支援をお願いしたいと思います。かつて、この鉄道軌道整備法では、九〇年七月の九州豪雨災害による豊肥線復旧に際して大変な支援措置が講じられたというふうに聞いております。その例もございますので、ひとつどうぞよろしくお願いいたしたいと...全文を見る
○中尾則幸君 今も御説明がありましたけれども、今回、幸いにして大きな津波が押し寄せてこなかったということもありましたけれども、津波対策、住民の意識も大変去年の南西沖地震を教訓として生かされているのじゃないかなと、私は大変結構なことだと思います。  質問ではございませんけれども、...全文を見る
○中尾則幸君 地震の際、一番問題になるのはやっぱり地上系の防災行政無線なんです、これは確かに同軸ケーブルとかを使っておりますので。衛星系に切りかえるというのを、今補完的にやっておることは承知しておりますけれども、この有効な手だてといいますか、これはどういうふうに考えていられますか...全文を見る
○中尾則幸君 時間もございませんので余り詳しく御質問申し上げられませんけれども、先ほど気象庁さんからも話ありましたけれども、今回、気象衛星「ひまわり」ですね、ダイレクトに津波警報が行ったと。これが各公共団体、防災関係あるいは放送関係でありますけれども、私も再三この委員会で指摘して...全文を見る
○中尾則幸君 PRしてください。どこに行けばそういう人たちが優先電話を使えるか、例えば警察に飛び込めばいいのか、消防署に飛び込めばいいのか。よろしくお願いします。  最後に質問申し上げます。今回の東方沖地震では、我が国はもとより、震源地が近かった北方四島、北方領土が犠牲者を初め...全文を見る
○中尾則幸君 長官初め皆さんにもお願いしたいんですけれども、大変厳しい冬が迫っておりますので、この東方沖地震の災害復旧、支援についても万全の対策を立てていただきたいと、一言お願い申し上げまして質問を終わります。ありがとうございました。
11月08日第131回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○中尾則幸君 どうも御苦労さまです。中尾でございます。  先ほどからも自衛隊法の一部改正についての論議が続けられておりますが、私もこの点に絞ってお伺いいたします。  海外の騒乱や紛争などで緊急事態が発生いたします。邦人の救出をいかにやるべきかというのは、事前に対策を立てておく...全文を見る
○中尾則幸君 結果として今まで事故等を起こしたことはない、犠牲者を出したことはないということであります。  それでは、防衛庁長官に伺います。  今回の質疑の主な論点なんですけれども、まずこの法改正の理由それから根拠、民間機による救出についての不都合、つまりどこかに不都合がある...全文を見る
○中尾則幸君 今、イラン・イラク戦争の例が出されましたけれども、そもそも先ほどからもお話しございましたこの政府案提出の背景、理由の一つに、民間航空機のパイロットも危険性の高い地域での飛行に反対しているというか、手間取るというふうな言い方をされております。だから自衛隊機を派遣できる...全文を見る
○中尾則幸君 こればかりで時間を費やすわけにいきませんですけれども、一つだけ確認です。  一九七五年四月二十八日の夜、木村運輸大臣が日本航空と相談して日航機を飛ばすように要請しておりますね。今の答弁では四月十一日以降と言っておりますけれども、この時差はどうなりますか。一言で結構...全文を見る
○中尾則幸君 私が聞いているのは、正式に要請したのはいつかというふうに言っているんです。
○中尾則幸君 四月二十八日ですよね、正式には。ということは、ここなんですよ。四月二十八日夜要請しているわけですね。次の日の二十九日にはもう飛んでいるのです、日航機は。マニラまで行っているのです、三時に。ところが、既にもうアメリカ大使館は閉鎖しているという状況でございます。これにつ...全文を見る
○中尾則幸君 何だかわかったようなわからないようなお答えで、やっぱり私の理解が鈍いのか。それじゃ、民間機で十分じゃないですか。  ということは、安全確認というのは、さっき言った四月十一日の話を蒸し返してもしょうがないですけれども、事前の情報の収集、これは後でまた聞きますけれども...全文を見る
○中尾則幸君 そうすると、私の感想を申し上げますと、わざわざ自衛隊法の一部を改正する必要はないと私は思うんですが、次に進みます。  仮に、自衛隊機を飛ばすについて相手国政府の了解を得られたとします。しかし、通常と違うわけですよ、平常じゃないんですから。紛争地域に飛ぶ以上、紛争当...全文を見る
○中尾則幸君 答弁を聞いていると全く自衛隊機は必要がないというような気がするんですよ。  次に、防衛庁所管の政府専用機B747、二機あります。実際上は自衛隊のC130を性能から見てもお使いになるというケースが多くなると思うんですが、外務省では、相手国の安全を保証するエアコリドー...全文を見る
○中尾則幸君 私の理解が悪いんでしょうかね。全然お答えいただいてないみたいです。  私は、迷彩塗装を施したC130、これは非常に危険でないかと言っているんです。お答えください。
○中尾則幸君 いや、そこまで、それこそ白を黒と言われたら私は言う言葉がありません。これは一般論として、戦術輸送機ですよね。私も北海道でいろいろ日米共同訓練を見ました。ヘリボーン作戦なんかを見ました。それは訓練ですから、だっとおりできますよ。その飛行機が飛んでいる、それはその方が安...全文を見る
○中尾則幸君 私はプロじゃありませんけれども、非常に心もとない。それはプロの人が聞いたらはっきりわかるでしょう。  ここで改めて確認しておきたいんですが、C130等の自衛隊機による邦人救出の際、事故が万が一発生した場合の責任の所在はどこにあるんですか。事故が発生した場合の責任の...全文を見る
○中尾則幸君 申しわけありません、意地の悪い質問で。これは去年の十一月十八日の衆議院の安全保障委員会でも政府が答弁しております。大体同じです。国家賠償法一条の規定、「防衛庁側に民事上の責任がある場合には適切な損害賠償をする」と。これは当然だろうと思いますけれども、私はここであえて...全文を見る
○中尾則幸君 今、五十嵐長官の御説明では、私は一歩踏み込んだ御発言というふうに解釈いたしたんですが、内閣としてこれは非常に重要な問題であるから、こういった閣議については極力開いて検討をしたいということの発言ですか。もう一度確認させていただきたいんですが。
○中尾則幸君 ここの「必要に応じ」という文言が、今五十嵐長官の御発言によりまして、少なくとも基本とすると。原則とか基本というのは大変言葉の意味合いは違いますけれども、基本的にはこういった問題は閣議にかけるというふうに理解させていただきました。  次に、同じく十一月五日の閣議決定...全文を見る
○中尾則幸君 ということは、軍人・軍属、これは遊びに行っている方はいらっしゃらないと思うんですが、言ってみればそういう紛争地域で戦っている外国人兵士については、この邦人の輸送に便宜供与を与えるということではないというふうに理解してよろしいですか。
○中尾則幸君 持ち時間が迫っておりますので。  自衛隊法百条の八の改正に当たってもいろいろあるんですね。きょうは時間がありませんから聞きませんけれども、例えば陸路をどうするのか。今の規定にしても外国人、民間人。ところが軍人であってもけがをして今どうするかという人を救出できるのか...全文を見る
○中尾則幸君 日本はこのシカゴ条約に加入してないと伺っております。この条約は加入国が規定数に達せず成立していないというふうに私の記憶では思っておりますが、このシカゴ条約の機運で、当然のことですけれども、道義的に民間機を撃墜することは許されなくなったと私は解釈しておるわけです。 ...全文を見る
○中尾則幸君 もちろんそういう姿勢は当然のことだろうと思います。  あと残された時間四分ほどしかありませんけれども、一点ちょっと確認しておきたいんですが、自国民救出に軍用機をという日本政府の今の姿勢に対して、アジアから拒否反応を示す声が上がっていると私は理解しています。  こ...全文を見る
○中尾則幸君 そのとき韓国の日刊紙によれば、李副総理は、現在の状況では論議する時期ではないし必要もないと答えだそうですが、これは事実ですか。
○中尾則幸君 私は現地でテープを回しているわけじゃないので、これ以上言うと水かけ論になりますので改めて。  これを私はどうして取り上げたかといいますと、過去の歴史を見ますと、やっぱり軍事介入の懸念を持っているわけです。日本は、そこまで考える必要ないじゃないか、安心しなさいと言っ...全文を見る
○中尾則幸君 最後になりました。  今のお話で、これは防衛庁長官もそうだろうと思いますけれども、表現が私とちょっと違うので、やっぱり邦人の救出は安全第一が、確認が先なんです。救出するためにとの手段が一番いいかということなんです。ですから自衛隊法の一部改正ができたから、さあ、せっ...全文を見る
12月14日第131回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○中尾則幸君 中尾でございます。先ほどの村上委員のいわゆる価格についての資料請求、私も早急、速やかに行っていただきたいと思います。本来であれば私もこの価格等を拝見した上で質問したいのでございますが、時間も限られておりますので、後ほどこれらについて若干の質問をさせていただきたいと思...全文を見る
○中尾則幸君 つまり私が申し上げたいのは、ここで村上先生から先ほど御質問ありましたけれども、例えば閣僚に、閣僚懇の四閣僚だと思いますけれども資料を提出して、いわゆる疑惑解明をしようというこの国会の場において何ら金額が出されておらない。大変遺憾に思うんです。例えば七十二億円がぽんと...全文を見る
○中尾則幸君 それが読めるのであれば、何もこういうふうに委員会をするわけないんですよ。これは別なんです。これは正しいんですよ。言ってみれば、機種選定でガルフが性能がいいと。正しいんですよ。私はそれを聞いていないんです。権威ある先生だっておっしゃっているわけですから、これはいささか...全文を見る
○中尾則幸君 その閣僚懇の内容についてはなかなか話しづらい問題があると思いますけれども、実は報道でもう既に、大蔵、外務、防衛、官房の関係四閣僚による協議の結果、武村大蔵大臣が早急な決定には難色を示したという報道がなされておりますけれども、これは事実でしょうか。
○中尾則幸君 それでは、この疑惑問題については今までも各委員の皆さんがされましたので私はあえてここでは申し上げませんが、簡単に振り返ってみますと、疑惑といっても、疑惑その一は、UXの機種選定で二年前に商社と整備会社の組みかえが行われた。これについて、業界のこれまでの常識を覆してい...全文を見る
○中尾則幸君 疑惑その二として挙げられたのは、元空幕監部の田村議員の問題であります。  詳しくは申し上げませんけれども、いわゆるUX商戦の最中、五月一日から四日、モザンビークヘの視察で、通常一千三百万円ぐらいかかるところを八十五万円相当の便宜供与といいますか、という事実も明らか...全文を見る
○中尾則幸君 私は当然の措置、確かに今の御説明で当然だと言われましたけれども、過剰反応じゃないかというふうに私は思うんです。何かそれを一般の国民から見て、例えばこういう報道がなされていない場合は別として、ずっとなされてきているわけです。  そこで、例えば破棄してくれということは...全文を見る
○中尾則幸君 続いて、先月二十九日の当内閣委員会の質疑でもございましたけれども、先ほどのモザンビークに視察に行かれた田村議員の後援会組織円木会の件であります。  この中に航空自衛隊の兵器関連企業、それから航空自衛隊の幹部、これは一佐以上というふうに私は承っておりますが、等々のい...全文を見る
○中尾則幸君 つまり、今の答弁でUX選定には直接かかわる防衛庁の幹部職員がおらない、ゆえにこの選定には全く影響を及ぼしていないという話であります。  私は、かつて大変問題になった、さらに現在問題になっている政界、官界、業界の癒着、これについて随分問題になってきているわけです。こ...全文を見る
○中尾則幸君 個人の政治活動の判断、これは憲法にも保障されておりますし、思想信条の自由も保障されておりますけれども、私が申し上げたいのは、こういった問題が起こるたびにいろいろ政・官・業の癒着が取りざたされているわけです。ですから、これが自衛隊法に違反しているのは当然のことでありま...全文を見る
○中尾則幸君 確認だけさせてください。  そうしますと、今のお答えで、日戦研については防衛庁の現職の制服組の皆さんは出入りしていないということでよろしゅうございますか。
○中尾則幸君 時間もございませんので最後に。  先ほど村上先生からも御質問ありましたけれども、こういった疑惑が解明されなければ、機種選定については今後どのように、予算ももう決定しなければいけないわけでございますけれども、白紙にしてもう一度やり直すのかどうか、それについてちょっと...全文を見る
○中尾則幸君 もう一問、官房長官に伺いたいと思います。  国民の血税を使う以上、先ほども申し上げましたけれども、防衛戦略の機密上の問題もありますから、すべて公開せい、透明性を確保せいと私は申し上げるつもりはございませんけれども、少なくとも国民に理解されるシステムに私はなっておら...全文を見る