中尾則幸

なかおのりゆき



当選回数回

中尾則幸の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第136回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。  私はまず、北海道古平町の国道二百二十九号線、豊浜トンネルの崩落事故についてお伺いしたいと思います。  御存じのように、二月十日の午前八時十分に事故が発生いたしました。きようでもう六日たっております。百三十時間余りたっており...全文を見る
○中尾則幸君 手短にお願いします。
○中尾則幸君 大変失礼でございますけれども、私の持ち時間は二十四分しかございませんので、いつがめどかということをお伺いしているんですけれども。
○中尾則幸君 これはなぜ六日たったか。あの状況を考えれば、下に乗客がまだいるということで発破作業も大変だということは、私も現地を何回も通っておりますので承知しているつもりでございますが、事故発生があったのは十日、十一日に一回目の発破、これは残念ながら失敗。翌日二回目の発破です。こ...全文を見る
○中尾則幸君 これだけに費やしている時間はございませんけれども、やはり、例えば現場を見たとっさの判断を最大限に各省庁の総力を合わせてまずやってみるというふうな姿勢が必要だと思います。  北海道開発庁長官にもお伺いします。  二月十日に事故が発生いたしまして、それで、現地の実質...全文を見る
○中尾則幸君 私は、その体制の話で御家族の方が非常に不信感を持っていらっしゃるということをやっぱり心にとめていただきたいということを申し上げて、ほかにもたくさん聞きたいことがあったんですが、何よりも原因云々と聞くそんな余裕はないと私は思っています。  ただ、最後に指摘しておきた...全文を見る
○中尾則幸君 もう一問申し上げます。  私、この十二日に札幌で、HIV訴訟原告の血友病患者の皆さん、御家族、五人からいろいろ胸の詰まる訴えを受けてまいりました。一日も長く生きたい、何とかしてほしい、私たちは時間がない、助けてくれという悲痛な叫びでございました。特に、北海道では満...全文を見る
○中尾則幸君 厚生大臣には大変期待がかかっておりますので、どうぞよろしくお願いします。隣の大蔵大臣にもよろしく予算措置をお願い申し上げます。ありがとうございました。  三番目になりますけれども、私は当委員会で昨年十二月二十六日、国の補助事業費と北海道庁の公金不正流用問題について...全文を見る
○中尾則幸君 平成七年度の一般検査がもうそろそろ始まることになっておりますけれども、疑義があればこの平成七年度の一般検査の中で、検査というかやるということでございますね。イエス・ノーで結構でございます。
○中尾則幸君 続いて法務大臣に伺います。  空出張、空接待、空会議、空雇用、この乱脈ぶりですね。不正経理、これはもう北海道だけじゃないんですよ。北海道は突出して十九億。これ四年間で十九億。私が前に質問したのは十億でございましたけれども、十九億まで上っているんです。まかり通ってい...全文を見る
○中尾則幸君 終わります。
02月22日第136回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。  私も、まず最初に、先般の北海道積丹半島古平町豊浜トンネル崩落事故に関連して、幾つか御質問申し上げたいと思います。  その前に、二十名の方、必死の救生活動にかかわらず残念な結果となりました。遺族の皆さんには謹んでお悔やみを申...全文を見る
○中尾則幸君 ただいまの御説明で、これは昭和五十三年からこの鉄道防災事業、補助事業がスタートしたと。昭和五十三年の予算額が九十六億円、八年度が三億円、いろいろ整備が進んだというふうに好意に受けとめてもいいんですが、ちょっと心もとないなという感じがいたします。  今の御説明であり...全文を見る
○中尾則幸君 ちょっと回りくどい説明なんですが、今回の豊浜トンネルのような態様の、あそこに鉄道が走っている場合は、あそこには民家もございません、旧道は別として、あそこは使っていませんでしたから道路もないということで、例えば今回の点検でちょっと危険だという場合にこれは補助の対象にな...全文を見る
○中尾則幸君 だから、もうはっきり対象になっていないんですね。今回、事業者にこれ一片の通達ですよ、やりなさいと言っているんですよ、これは。当然、鉄道事業者は安全を第一に考えています。  私ちょっと心配なのは、JRの問題この後やりますけれども、民鉄も含めて少なくとも今回の事故のこ...全文を見る
○中尾則幸君 やっぱり災害はいつやってくるかわからない、大臣、そうですね。これは例えば四角四面のそういう運用の規則があるからできないということじゃなくて、実際にそういう事故が起こったわけですよ、これは鉄道も対岸の火じゃないと私は思っているわけですから、もうちょっと配慮をしてこの三...全文を見る
○中尾則幸君 備えあれば憂いなしで、万全の体制で取り組んでいただきたいと思います。  質問を移ります。  先ほどからも質疑がございましたが、JR北海道、JR四国、JR九州、いわゆるJR三社の経営問題等について私は伺いたいと思います。  昭和六十二年、一九八七年の国鉄改革で分...全文を見る
○中尾則幸君 これまで運用益の果たす役割は大変大きかったわけでございます。経営安定基金の運用益、当初から年利七・三%を念頭にしてきた、高金利時代を反映して七・三%でございました。しかし、今御説明ありましたように、低金利政策あるいは超低金利時代を迎えて運用益が極端に低下している。J...全文を見る
○中尾則幸君 そうですね。私は、これちょっと計算のあれでおよそ三十億円ということです。八年度は、これは見込みなんですが、運賃改定をした後でも私の調査では五十四億円の赤字なんです。普通、これ運賃改定したら利用者に負担をしていただくわけです。大体経営が最低プラスマイナスゼロなんですが...全文を見る
○中尾則幸君 JR北海道株式会社は、最大限努力するというんですね。しかし、今後七%台の高金利になるとは普通の人は考えにくい。そうすると、この努力にもおのずと限界があろうかというふうに思います。大臣、これについてどう考えますか。経営努力をして生産性を上げるように頑張ってほしいと言う...全文を見る
○中尾則幸君 勉強ということは検討ということでとらえてよろしいですか。
○中尾則幸君 ぜひ検討していただきたいんです。  ただ先ほど、これは言葉じりをとらえるわけじゃございませんけれども、金利は常に変動するということは当然のことでございますが、当時の国鉄改革に関する特別委員会のこれは昭和六十一年十一月十三日の参議院の議事録をちょっと読ませていただき...全文を見る
○中尾則幸君 ということは、これ以上切ると、逆に例えば経営安定につながるんじゃなくて非常に利用価値がなくなってしまうということで、恐らくもうこれ以上は無理だろうと私は判断しているんですが、鉄道局長、そういう判断で大体よろしいですか。
○中尾則幸君 国鉄の分割・民営化、来年度でちょうど区切りの十年を迎えるわけでございます。先ほども各先生から指摘ありましたけれども、国鉄清算事業団の債務処理あるいは鉄道共済年金の厚生年金への統合、さらにはJR各社株式の最終処理等々さまざまな問題があろうかと聞いています。  その区...全文を見る
○中尾則幸君 経営安定基金の運用益に頼らざるを得ない、これについての十分な配慮、財政支援を含めて早急に検討する必要がある、内部でも始めたと、先ほども大臣が検討するとお答えいただいたものですから早急にお願いしたい。  そしてまた一つ、この経営安定基金の運用益だけじゃなくて税制の問...全文を見る
02月28日第136回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○中尾則幸君 最後の質問になりました、参議院フォーラムの中尾でございます。  まず、大臣御就任おめでとうございます。かつて私も大臣と一緒に環境委員会で勉強させていただきました。ミスター環境ということを聞いておりまして、大臣に就任なさってからもしっかりと環境行政に取り組んでいただ...全文を見る
○中尾則幸君 この二十ページに及ぶ大論文、私ももう何度も読みました。感激しました、これ。内外の諸問題。しかし、残念ながら情報通信は一行もないんですね。私は、これ英訳してインターネットに乗せて、日本も取り組んでいるんだよと。先ほどから話を聞いていまして、もう日本の国内だけじゃなくて...全文を見る
○中尾則幸君 次の質問でございます。その今郵政省が主体となって進めている環境と情報通信の問題でございます。郵政省に伺います。  先ほどもゴアさんの話で私も御紹介いたしましたけれども、国家情報基盤、NII、あるいは世界情報基盤と言われているGII、その構想実現に向けてアメリカは積...全文を見る
○中尾則幸君 テレコミューティングの話でございますね、今のは。例えばアメリカは、一九九〇年、これ今御説明のカリフォルニア州、テレコミューティングという通信通勤、いわゆる在宅通勤、日本でも今少しずつ動きが出てきています、そのことでございますね。
○中尾則幸君 それで、今ちょっと御説明なかったんですが、例えばフロリダ州では一九九〇年、これはやっぱりテレコミューティング、いわゆる通信通勤法、あるいはワシントンでは一九九一年通勤削減法というのを、これ内容はつまびらかでないんですが、七つの州で何かそんなようなことがあるというふう...全文を見る
○中尾則幸君 説明いただいたんですが、大変失礼ですが、今の説明よりこっちのこれ見た方がわかりやすいんですわ、ごめんなさいね。  例えばNO2だとかCO2が東海郵便局におけるケーススタディーではこのぐらい抑えられたとか、そういうことですよね。効果は微々たると言いますけれども、これ...全文を見る
○中尾則幸君 そういう技術報告書も出されておりますけれども、これについて疑義を唱える学者、研究者もたくさんおるんです。これについては改めて環境委員会でやりたいと思います。  しかし、私が見る限り、自然の地下水をポンプアップして、今度中に渡し込むわけです。ただ水量だけ確保すればい...全文を見る
○中尾則幸君 私が言っているのは、可能な限りやってきているわけです、皆さん御努力しているのはわかるんですが、これはやっぱり環境というのは大変だということが改めてわかると思うんです。逆流させたりするということは、これは本来自然の中であり得ないことなわけです。  ですから、今回の計...全文を見る
○中尾則幸君 ダムは言っていません。それはカットしています。
○中尾則幸君 私、聞いているのは、昭和六十一年以降、このアセスを実施したのは何件。これ閣議決定に書いてありますね、「環境庁長官の意見」というところがあります。例えば、必要があると認められたときには、主務大臣、大方これ建設大臣です、大体八十数パーセントは建設省ですから、建設大臣から...全文を見る
○中尾則幸君 本当はミスター環境の岩垂長官、もっと歯切れがよかったんですが、やっぱり長官が本当に本心述べられるような環境行政でありたいなと思っています。  最後に……
○中尾則幸君 お答えは要りません。ぜひここの環境団体や漁業者の皆さんの生の声を聞いていただきたいと思うんです。お願いを申し上げて、ちょっと時間オーバーしまして申しわけありません。質問を終わります。
03月22日第136回国会 参議院 運輸委員会 第4号
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○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。  海難救助等に協力あるいは実際に当たった人が不幸にしてけがをなさったり疾病、障害、場合によっては死亡といった災害を受けたときに、国が災害給付を行う制度を定めております。これに加えて今回、重度の障害を受けた人が介護が必要となった...全文を見る
○中尾則幸君 人為的な要因による事故が多いというふうに今伺っておりました。  海洋レジャーにおける海難事故は当然夏場に多いわけでございますが、昨年九月五日付の新聞報道ではこんな記事が載っておりました。この夏、つまり昨年の夏ですが、水上オートバイ事故が多発、目立つ技術不足、海上保...全文を見る
○中尾則幸君 時間がないので大体で、細かくは結構ですからお答えいただきたいんです。
○中尾則幸君 続いて、遊漁船の事故対策についてちょっと伺いたいんですが、遊漁船の海難事故もふえておりまして、平成六年、五十八隻三百三人が海難に遭っている、うち死傷者が四十四人というふうに聞いています。  水産庁きょう来ていると思いますが、この遊漁船の事故で思い出されるのは、今か...全文を見る
○中尾則幸君 それは釣りをする人がたくさん釣りたいというのは当たり前ですね。PRが足りないと思うんです、よく周知されていないと。しっかりやっていただきたいと思います。  最後に大臣、一言。  こういう海洋レジャーが定着して国民の余暇利用を図っていくというのは大変大事なことだと...全文を見る
03月28日第136回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。  今回の踏切道改良促進法の審査に際しまして、私も、明治五年の新橋−横浜間の鉄道開業時、踏切が一体何カ所あったんだろうということを調べましたが、ちょっと調べ尽くせませんでした。ただ、踏切に対する注意といいますか啓発については若干...全文を見る
○中尾則幸君 先ほどの横尾先生の御質問でありましたけれども、後ほど聞きますけれども、建設省の道路予算と運輸省の予算は本当に天と地ほどの差がございますので、建設省はひとつその点を踏まえてよろしくお願い申し上げたいと思います。  今お答えありましたけれども、私は二十七カ所と承知して...全文を見る
○中尾則幸君 ロードヒーティング化、これも重要でございますけれども、踏切内の舗装のゴム化対策も大変必要だろうと思うわけでございます。  ここでもう一件事例を挙げたいんですが、これは一九九〇年、平成二年一月八日の事故でございます。大変悲惨な事故でございました。一月八日、同じく北海...全文を見る
○中尾則幸君 今御説明のあったそのデータ、データのとる時期によってちょっと違うんですが、昭和六十二年度でゴム化しているところが六十五カ所、列車をとめた事故が十二件ありました。それで、うち二件が実際に列車と衝突しているわけです。ところが、今鉄道局長からお話があったように、平成六年度...全文を見る
○中尾則幸君 ぜひ検討を進めていただきたいと思います。  次に、踏切内に何らかのトラブルで先ほどの事故のようにとまってしまった車を自動的に検知して、接近中の列車に信号を送るなり知らせるという有効な装置があるようでございます。大型支障物検知装置ということだそうでございます。その中...全文を見る
○中尾則幸君 このレーザー方式、ループ方式ですか、これは高速運転区間やトラックなど非常に交通量の多い踏切に大変有効だというふうに聞いておりますが、費用がなかなか、一カ所平均七百五十万円あるいはループ式が九百万円と、これは大変な事業者負担になるんですが、これすべて鉄道事業者の負担に...全文を見る
○中尾則幸君 踏切道の整備に関して、運輸省の今回予算措置は二億四千万という先ほどの質疑でよろしいんですね。であればその二億四千万、補助対象事業というのは一体どんな事業があるんですか。
○中尾則幸君 さきの運輸委員会で大臣にもお答えいただいたんですが、これは第一義的には踏切道の安全確保、保安対策をするというのは鉄道事業者であるということは今の御説明でもわかりましたが、さきの運輸委員会でも説明しましたが、JR三社、JR北海道、四国、九州の経営状況の悪化は私も御質問...全文を見る
04月10日第136回国会 参議院 環境特別委員会 第6号
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○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。先ほどの質疑で私も質問通告していた大半が出ましたけれども、重複をお許し願って、改めて御質問を何点かしたいと思います。  環境庁の予算が七百億円と聞いてちょっと私も聞きづらくなりました。先ほどから地方自治体への支援策、今回の法改正...全文を見る
○中尾則幸君 環境庁等の調査でトリクロロエチレン等の有害物質が全国で千百五十一カ所発見されたと。それから、これは水道水源の水質保全に関する有識者懇談会の資料なんですけれども、トリクロロエチレン等基準値を超えたものが九十四カ所、これは水道汚染でございます。というふうに報告されており...全文を見る
○中尾則幸君 ということは、飲用に関係するところはなかなかこれは該当数がわからないところもかなりあるということで、それから二百カ所ぐらい押さえているということで、まだまだ飲用に対して浄化対策が進んでいないというふうに理解してよろしいんですか。
○中尾則幸君 常時監視の箇所が全国で四、五千カ所と聞いておりますけれども、人の飲み水、飲用に関係する地下水がほぼこの四千あるいは五千カ所の中で監視下に置かれていると考えていいわけですか。まだまだ調査しなきゃいけないということなんでしょうか、現況でございますが。
○中尾則幸君 地下水の調査というんですか、飲用の調査というのは大変難しいということはいろいろ聞きまして、頑張ってください。  次に、中環審はことしの二月二十日に水質浄化対策のあり方を答申いたしました。この中で、水質汚濁防止法に定められた二十三の有害物質以外の硝酸性窒素による地下...全文を見る
○中尾則幸君 先ほども質問がございましたけれども、ハイテク産業、先端技術産業の水汚染についても御質問がございました。先般の大臣の所信の中でも私は、ハイテク、いわゆるマルチメディアシステムが環境負荷を軽減する、それと同時に、その機材であるいわゆる半導体を含めてそれが汚染の原因になっ...全文を見る
○中尾則幸君 続いて、水道水汚染、飲料水の安全性についてちょっと二、三質問させていただきたいと思います。  一九七四年、アメリカ・ニューオーリンズ州の水道水、これが発端となったんですが、八十二種類の有機化合物を確認、中でもトリハロメタンの一つのクロロホルムを高濃度に検出したとい...全文を見る
○中尾則幸君 水道水源の水質汚濁が進んでいる中で、特にダムの貯水池や湖や沼などの富栄養化が進んでカビ臭さなどの原因になっている。それで、一部の水道の水が大変まずいという指摘がございます。  私も今、清水谷宿舎に住んでいるんですけれども、札幌と行き来して東京と北海道で何が違うかと...全文を見る
○中尾則幸君 そんな難しく考えず、いろいろあるんですが、おいしくないから。これは、おいしいというのはやっぱり水道水源が汚染されてないということもあるわけです。これは当然だれが考えてもわかるわけです。  それで、ひとつ厚生省それから長官、大変興味おありだと思いますけれども、住専に...全文を見る
○中尾則幸君 残り時間一分しかなくなりました。  厚生省、最後に一つ。昨年来、外国産のミネラルウオーターが大変問題になっております。この対策、簡単に一言だけ伺って私の質問を終わります。
04月11日第136回国会 参議院 運輸委員会 第7号
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○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾でございます。海洋汚染問題等について幾つか御質問いたします。  まず、海上保安庁は、二月九日、九五年の海洋汚染の状況をまとめました。これによりますと、昨年日本海周辺で発生した海洋汚染の件数は八百十一件、前年比七十九件の増加となっております。九...全文を見る
○中尾則幸君 じゃ、海難事故についてお尋ねします。  二月九日、パナマのタンカーが火災起こして炎上した事故、あるいは二月十日、タンカー第二十大豊丸の座礁して沈没した事故がございます。そして、二月二十八日はセメント運搬船が座礁して重油十キロリットルを流出させるという海洋汚染を引き...全文を見る
○中尾則幸君 先ほど筆坂先生からも御指摘ありましたけれども、船員労務官の人数がこれは平成七年度、前年度比一人しかふえていないということで、ぜひともこういう国際化の流れの中で人員確保には十分尽くしてほしいと思っております。  続いて、船舶からの排ガス規制について若干お尋ねします。...全文を見る
○中尾則幸君 船舶の排ガス対策については、運輸省は、排ガス浄化研究開発あるいは新形式舶用電気推進システム等々の何か開発に取り組んでいるようでございますので、しっかりやっていただきたい。  環境庁の報告もございますね、東京湾の調査。船舶から排出されるSOxは地域総排出量の三二%、...全文を見る
○中尾則幸君 調べましたら、今やっぱり故意に流しているというのはこれはとんでもないわけですから、モラルも何もあったものじゃないわけですから、しっかり取り締まっていただきたいと思います。  最後になります。油等排出事故に対する国際協力について。  二月十五日、イギリスで十三万ト...全文を見る
○中尾則幸君 終わります。
04月26日第136回国会 参議院 運輸委員会 第9号
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○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾です。今回提案されました関空法の一部改正等の法律案に関連して、来年度から始まる第七次空港整備五カ年計画、第七次空整について何点か御質問申し上げたいと思います。  第七次空整におきましては、先ほどの審議からも基本的には関空の二期事業等都市拠点空...全文を見る
○中尾則幸君 今、局長から御説明ありました航空審議会の昨年八月の中間報告の中で「空港整備を具体的に進めるに当たっては、」「地域社会との共生という視点に立つよう努める必要がある。」と提言しておるわけでございます。これらの指摘は、とりもなおさず地元住民の合意形成がまず大事である、これ...全文を見る
○中尾則幸君 私のいただいた資料では名古屋、大島、佐渡、福井等々というふうに承知しております用地権者の話し合いがついていない、つまり地元の合意が得られていないと。せっかく第六次空整で新規事業と挙げられておきながらそういう結果でございます。私は、これは当然のことだと思うんです。計画...全文を見る
○中尾則幸君 そこで、私が伺いたいのは、私の地元であります札幌市内にあります丘珠空港の滑走路延長整備計画でございます。現在千四百メートル、YS11が中心に飛んでおる空港でございますが、これをジェット機でも飛べるような二千メートル級の滑走路に延長してほしいという要望が出されておるは...全文を見る
○中尾則幸君 伊丹の問題、大阪国際空港の問題が関空の建設につながったわけでございますが、規模は全く違うとはいえこの都市部にある空港建設、今の説明でちょっと私納得いかないのは、例えば市から強い要望があった、この概念なんですよ、市というのは何なんだ。それは確かに市長が住民の多くの支持...全文を見る
○中尾則幸君 違います。そんなこと言ってないよ。
○中尾則幸君 ちょっと私の質問が悪いということをあえて言っているみたいですね。お答えがさつばりわからないんですよ。私が言っているのは、市長や道知事がそれは当たり前のことですが、実態をどう認識しているのかということです。これはこのままでいったらおさまらないというから私は今御質問申し...全文を見る
○中尾則幸君 運輸省がのこのこ出かけていって、これやれあれやれと言っているわけじゃないんですよ。ヒアリングをやるわけでしょう。だから基本姿勢はどうかと聞いて興るんです。  それともう一点、新千歳空港は随分整備されました。その整備が進む中で、この丘珠は札幌の市内にありますが、この...全文を見る
○中尾則幸君 大臣、ここで一つ伺いたいんですが、私は余り無理を言っていないつもりなんです。丘珠空港の役割も知っているつもりです。ただ、都市化の中で今まで伊丹とかいろんな問題が起こってきた教訓をやっぱり生かしながら、ですからこの中間報告にも地域との共生とうたってあるわけでございます...全文を見る
○中尾則幸君 私も審議に協力して、あと一、二点、航空法の一部改正について伺いたいと思います。  先ほどからも御質疑があったと思いますけれども、検査制度の問題でございますが、今回国の検査が省略される範囲が拡大したと先ほどからの御質疑にもありました。この安全性の確保についてやっぱり...全文を見る
○中尾則幸君 私も、昭和六十年八月の日航ジャンボ機の墜落事故の御質問を申し上げようと思って事故調査報告書等々読ませていただきました。確かに目視では発見できなかったという事情も私はわかるんでございますけれども、しかしこうした大きな事故はそれは言いわけにならないわけでございます。 ...全文を見る
○中尾則幸君 終わります。
04月26日第136回国会 参議院 環境特別委員会 第8号
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○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾です。  大気汚染防止法の改正について、提案理由の一つに、これまで規制の対象外であった二輪車の排ガス抑制対策を進めるということになっておりまして、大気汚染防止の観点から一歩前進と受けとめております。  大気汚染防止は、陸、海、空、この三つ一...全文を見る
○中尾則幸君 一体どういう影響を与えるかということは今の数字だけではわかりませんけれども、これは野放しであってはならないということは言うまでもないと思うんです。  SOxについては、調べましたところ、環境基準を全国的にほぼ達成しておられるという説明でございましたが、NOxについ...全文を見る
○中尾則幸君 私は都市部についても……
○中尾則幸君 三九%ですよね、これ達成率非常に悪いわけです。  そうしましたら、昨年の調査結果にもう一回戻ります。三月十六日の中間報告でございます。これ私いただいておりますが、特に神奈川県本牧埠頭での調査、船舶からのNOxは地域総排出量の二八・三%に達しておるわけです。高い数値...全文を見る
○中尾則幸君 局長、きのう質問通告しているんですから、それはだれでも答えられますから、しっかりしていただきたいと思います。あえて苦言を申し上げます。  これは質問通告していませんけれども、私の感想です。この書類の中に、環境庁ばかりじゃないんですが、これは船舶からの濃度の、例えば...全文を見る
○中尾則幸君 国際海事機関、IMOで進められておりますMARPO73/78条約の改正を控えておりまして、国内対策のあり方を今検討中だというふうに伺っています。この夏にも、IMOの下部機関でありますMEPC、これロンドンで会議が開かれるそうですが、日本としてはこの会議に今回の問題を...全文を見る
○中尾則幸君 局長、お答えになっていないんですよ。せっかく聞いているんですよ。  もう一度聞きます。このMARPOL条約の改正案、平成九年、来年の三月末ごろ採択の予定でございますが、NOx等段階的な規制の強化、つまり国際的にはいろいろありまして、初めからしっかりした規制じゃなく...全文を見る
○中尾則幸君 内容が伝わりません。  運輸省、来ていますか。運輸省、しっかり答えてください。  運輸省もやっておられると思いますけれども、どういうような削減方法で、具体的に今どんなことに着手しているのか、お答えください。
○中尾則幸君 端的に伺いますけれども、見通しと効果のほどはいかがなんですか。
○中尾則幸君 今ちょっと排ガス浄化の研究開発の御説明ありました。その中で、新形式の舶用電気推進システムというのがありましたけれども、これはどんなシステムなんですか。
○中尾則幸君 これは運輸省でしょうね、船舶の大気汚染について今問題のあるのは日本にどれだけ船舶が入港するかということでございますけれども、特定重要港湾あるいは重要港湾、さらには地方港湾、これ全部合わせて何隻入港するんですか。実数わかりますか。
○中尾則幸君 今聞きましたら、七百二十四万隻も日本の港に入っているわけですね。そしてC重油のあれを排出しているわけです。私は、いろいろ先ほどの東京湾の調査もありまして、これもしっかり取り締まっていかないと、片手落ちという言葉は悪いですけれども、やっぱり大気汚染防止について陸海空一...全文を見る
○中尾則幸君 今御説明がありましたポートステートコントロール、これでしっかりと、日本ばかりではなくて外国の船もやっていただきたいと思います。  ちょっと細かくなりますけれども、昨年の百三十二国会で一部改正された大気汚染防止法、昨年も当委員会でやられたと思います。このときは、自動...全文を見る
○中尾則幸君 それはMARPOL条約もしっかりやっていただきたいんです、各国の事情もこれありでしょうけれども。今、上限値は我が国の三・五%、それから国際基準、これは五・〇%になっているわけです。ギャップがあるわけですから、しっかり取り組んでいただきたいと思います。  時間もあり...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 運輸委員会 第10号
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○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾です。  私は、きょうはモービルマルチメディアとして今世界各国で研究開発が進められておりますITS、高度道路交通システムについて、我が国の取り組み方について御質問いたしたいと思います。  二十一世紀における新交通システムというべきITSの研...全文を見る
○中尾則幸君 簡単に。時間ないんです。
○中尾則幸君 このITSの構築には建設省は大変大きな役割を果たしていると思いますが、内容は後から聞きますので、八年度の関係予算、全体で幾らになっておりますか。
○中尾則幸君 私、これなぜ聞きたいかといいますと、これは九四年の五月に郵政省が電通審の答申で、マルチメディア産業は二十一世紀の産業と言われておりますけれども、市場規模が幾らになるか、この数字は具体性があるかどうかは別として、二〇一〇年で百二十三兆円、それから新しい雇用創出が二百四...全文を見る
○中尾則幸君 これは新聞報道なんですけれども、乗用車メーカーも大変積極的に取り組んでおりまして、今大臣がおっしゃった試乗会には新しい試作車十九台が披露された、例えば居眠り運転を防ぐためのにおいを発散させる装置だとか、いろいろ安全運転に対する取り組みがなされているというふうに報道を...全文を見る
○中尾則幸君 現在のITS研究開発の中で事業化に向けて動きがあるのはVICS、道路交通情報通信システムと、それから、これも先日報道で取り上げられておりましたけれども自動料金収受システム、いわゆる高速道路の料金をノンストップで自動的にお金が清算されるというシステム、これは後ほど聞き...全文を見る
○中尾則幸君 先ほどちょっと指摘しましたのは、高速道路等による料金所において、自動料金システムが今実用化に向けて建設省を中心にやっていらっしゃるというふうに聞いておりますけれども、これはいつぐらいをめどに実現するのか。  いろいろな問題点があろうかと思うんです。例えば、めったに...全文を見る
○中尾則幸君 高速道路等の料金自動支払いのシステムというのは画期的だろうと思うんですが、今建設省からお話があったように、セキュリティーの問題、例えば乗っている人が特定できないとかいろいろあろうかと思います。ノンストップで進めていくという物流の対策にしても大変画期的なことだろうと思...全文を見る
○中尾則幸君 いろいろ調べましたら、将来手放しで運転できるというか今指摘がありました自動運転システム、これは道路とも大変関係ありますね。道路とドライバーとそれから人が一体にならなきゃいかぬというシステムでございます。このAHS、自動運転道路システムについて建設省にちょっと伺います...全文を見る
○中尾則幸君 質問時間残り一分しかありません。最後に運輸大臣に伺います。  二十一世紀の新しい産業、マルチメディア時代のITSというのはこれは主役の座を占めるのではないかと私は思うんですが、大変大事なことについて、必要性だとか有効性について国民の理解度が極めて低いと私思っており...全文を見る
○中尾則幸君 ありがとうございました。
05月07日第136回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
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○中尾則幸君 参議院フォーラムの中尾です。まず最初に、交通システムの改善と環境保全について一問だけ御質問申し上げます。  先日の委員会で、船舶の排気有害物質等の規制強化、これについて御質問申し上げましたが、きょうはITS、高度道路交通システムとのかかわりについて御質問申し上げま...全文を見る
○中尾則幸君 手短にお願いします。
○中尾則幸君 そういう説明は要らないんですよ、わかっていますから。私は、例えば今、高度情報推進化本部ですか、これができました、これに環境庁が入っていないのは一体なぜなんだ、どうかかわっているか端的に答えていただきたいと言ったんです。関心だけ持っていても困るんです。
○中尾則幸君 かかわってないんですよね、はっきり言って。これ結局は通産だとか。  これはこの次の委員会でやりますけれども、結局環境庁がやっぱりここでかかわるべきだと私は思っているんです。なぜかというと、こういう大事な話をしていて、結局行政サイドだとかそういうサイドから話が来てい...全文を見る
○中尾則幸君 この問題については改めてゆっくりやらせてください。  オゾン層の保護対策について若干質問いたします。  オゾン層の破壊というのが急速に進んでいるのは、これは私が言うまでもございません。特に、札幌、つくば、それから鹿児島、那覇の四カ所を今気象庁で調査しているんです...全文を見る
○中尾則幸君 時間がありません。これは八年度予算の概要。余りふえてないですね。改めてまた別の機会にやります。  環境庁は二年前から、CFC等特定フロンの回収・破壊促進に協力する自治体を募りまして、オゾン層保護対策地域実践モデル事業を実施しております。しかし、名乗りを上げたのは、...全文を見る
○中尾則幸君 三月に総務庁の行政監察結果の報告が出ていますね。なかなか細かいところまで及んでいると思いますけれども、この調査の中で、十七都道府県の調査で千二百五十一市区町村のうち特定フロン等の回収処理を実施したのが百四十市区町村である、一一・二%にしかならないと。それから、例えば...全文を見る
○中尾則幸君 理解するんだったら私聞いていませんよ、理解できないから聞いているんです。  回収費用、これは家庭用冷蔵庫で一キログラム当たり約一万一千円かかるわけですね。そういった問題もやっぱりきちっとやっていただきたい。この問題についても改めて御質問いたします。  農水省、来...全文を見る
○中尾則幸君 代替の農薬というのはこれは大変なことだろうと思うんですね、営農をしていく上で。しかし、ないからというようなことじゃなくて、これは九八年、二年後に二五%削減、これだって危ぶまれているんですよ。それで二〇〇一年に五〇%、これは目標でありまして、早急に環境庁も含めて取り組...全文を見る
05月23日第136回国会 参議院 労働委員会 第12号
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○中尾則幸君 中尾でございます。  先週、当労働委員会に配属されたばかりでございます。労働委員会での初めての質問です。よろしくお願いします。  財形制度の話、先ほどからの審議を伺っておりまして、私も何点か質問通告を差し上げましたけれども、多くの部分重複いたしますが、お許しいた...全文を見る
○中尾則幸君 平成七年の三月末、労働省の推計の資料をちょっと見てみますと、財形年金貯蓄、これ五百五十万円を超えている人が六千人しかいないですね。財移住宅貯蓄で十三万五千人、それでもう限度額を超えるすれすれになりそうな方、いわゆる五百万から五百五十万の方が年金貯蓄で二万八千人、住宅...全文を見る
○中尾則幸君 この質問は、よせばよかったです。大臣が、この五百五十万円を超えた部分について、全体に課税するのはこれはいかがなものかというようなお答えをいただいておきながら、失礼しました、頑張ってください。結構でございます。それじゃ、もう一度決意を。
○中尾則幸君 力強い決意ありがとうございました。先ほどからもお話がございました今回創設される助成金制度、特定事由として育児、教育、介護、自己再開発(教育訓練・健康増進)等々ありますけれども、これを限定しているのはなぜなんだろうと。生涯の節目という言い方をされています。その中で、一...全文を見る
○中尾則幸君 私も質問通告して悩んだんです。結婚という形態は、例えば一度だけとかというふうに限って、それは果たして法的になじむのかどうか。ただ、大変不幸にして例えば御両親を亡くされたりというようなところもこれは配慮、ちょっと結婚はどうかなということで余計なことは言いませんけれども...全文を見る
○中尾則幸君 私、素人でよくわからないんですが、財形貯蓄活用助成金、これの予算額三億九千四百万円、それから中小企業財形共同支援事業、いわゆる事務代行を含めてですね、これが二億二千四百六十万円となっております。本体はこの財形貯蓄活用助成金の方なんですよ。しかし、こうやって突き詰めて...全文を見る
○中尾則幸君 余り水を差しちゃいかぬですね。加入が余りないだろうということでこのぐらいの金額になったのかなと、私はそう思います。  さて、若干この財形制度と離れますけれども、昨年五月に出されました財形制度研究会の報告書を読ませていただきました。対応すべき課題として、今回の法案の...全文を見る
○中尾則幸君 郵政省に伺います。一昨年、電通審が我が国のマルチメディア社会の将来像について発表をいたしました。二〇一〇年には新規市場規模が百二十三兆円、それから雇用創出が二百四十三万という、これはあくまでも試算でございますけれども、そういう数字を発表いたしました。  産業形態、...全文を見る
○中尾則幸君 今、我が国におけるテレワーク、サテライトオフィスですから、例えば本社は大手町にあって、サテライトオフィスですから通っちゃ遠いから町田市に置くとか、そういう実際の現状はどうですか、簡単に。
○中尾則幸君 労働省に聞きます。ゆとりと豊かさという話なんですけれども、勤労者にとって通勤時間は、特に都市勤労者については大変深刻な問題でございますけれども、今もう実際に導入している企業があると。ある企業でも結構ですから、具体的にどのぐらい短縮になっているのか、ちょっとお示しいた...全文を見る
○中尾則幸君 日本障害者雇用促進協会ではもう既に実験をされているという、大変いいことだなと思います。車いす利用の重度障害者を中心に七人程度、実際にサテライトオフィスをつくってやっていらっしゃると。これから労働政策を展開する上でも、大変重要なことだなと思っております。  郵政省に...全文を見る
○中尾則幸君 そういう点では、労働省と郵政省がことし二月タッグを組んでこの六月にも中間報告をまとめるということでございまして、私大変心強く思っております。  人事院、来ていらっしゃると思いますけれども、テレワークシステム、これは当然、先ほど言ったおうちで仕事をしたい、あるいは障...全文を見る
○中尾則幸君 先ほどちょっと聞き忘れましたけれども、実際このテレワークシステム、地方自治体でも既に開始しておるというふうに伺っています。一昨年から山形県で導入を始めて、それから去年からですか熊本県阿蘇で導入が開始されるというふうに聞いておりまして、そういう時代になったのかなと思っ...全文を見る
05月30日第136回国会 参議院 逓信委員会 第10号
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○中尾則幸君 新党さきがけの中尾でございます。持ち時間が五分程度ということで、質問させていただきたいと思います。  実は、私、昨年の四月二十七日の当委員会で、オウム教団の幹部が刺殺された事件の後でございますが、このような質疑をしております。報道の自由は守らなければならないけれど...全文を見る
○中尾則幸君 中尾でございます。私、最後の質問で十五分でございまして、簡潔にお答えいただければ大変ありがたいと思います。  私は、今回の基盤法、それから機構法について賛成の立場で御質問申し上げます。  郵政省が進めています高度情報通信社会、各省庁ともいろいろ調べて、これまでも...全文を見る
○中尾則幸君 今、五十嵐局長のお話ありましたけれども、やっぱり便利でなきゃだめなんですよね。使い勝手がよくなければだめだと私は思うんです。  ことしの一月、京阪奈の関西学研都市を二日間ちょっと私は視察してまいりました。あそこはもう最先端の技術、B-ISDNを使いまして遠隔医療、...全文を見る
○中尾則幸君 本法律案の改正ポイントの一つであります情報通信研究開発体制の強化について、いま一つ見えにくいなと思っているんです。  新規事業、委託研究制度四億円余、それから研究開発十一億円余などが盛り込まれています。大変結構なことだと思いますけれども、この中で何項目かあります。...全文を見る
○中尾則幸君 私もいろいろ地方で聞かれるんです。おまえ、昔逓信委員だったから、マルチメディアというのは何だと言われるんです。わかりやすく説明するのはなかなかできないので、電子寄せなべだとか電子万華鏡だとか電子玉手箱とか言って説明するんですが、なかなかわかりにくい世界だなと思ってお...全文を見る
○中尾則幸君 今のファイバー・ツー・ザ・ホスピタルじゃないですけれども、それについて。
○中尾則幸君 あと残り二分で、最後の質問になります。  まだまだ勉強不足ですけれども、私なりに全国各地いろいろ調べさせてもらっております。先ほどもある委員から御指摘ありましたけれども、マルチメディア社会というのは何なんだと。用語が大変横文字が多いということで、せっかくいろいろな...全文を見る
06月04日第136回国会 参議院 海洋法条約等に関する特別委員会 第3号
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○中尾則幸君 最後の質問でございます。中尾でございます。  午前中からいろいろ熱心な質疑を伺っておりまして、いささか重複をお許しいただいて、私は二百海里海域の海洋環境保全に絞ってお伺いしたいと思っております。持ち時間二十分でございますので前説は省きまして、海洋汚染の実態について...全文を見る
○中尾則幸君 今、御説明がございましたけれども、海洋汚染の主な理由、原因は油によるものだということがございますけれども、油以外のものも大変ふえている。例えば、廃棄物、有害液体廃棄物、それから工場排水等々ございます。  昭和四十年代の後半、これは四十八年の資料でございますが、現在...全文を見る
○中尾則幸君 この中環審の化学物質専門委員会でトリブチルすず化合物、こうした問題についてはさらに監視をしていく必要があるということでございますので、取り組みをしっかりやっていただきたいと思います。  次は、陸上廃棄物の海洋投棄問題についてお尋ねします。  陸上廃棄物の海洋投棄...全文を見る
○中尾則幸君 産廃のこの問題、海洋汚染とも密接なつながりがありますので、しっかりと各省庁とも連携してやっていただきたいと思います。  続いて外務省に伺います。  先ほどもちょっと触れましたけれども、UNEP主催の陸上活動が原因となる海洋汚染防止に関する政府間会合、これはワシン...全文を見る
○中尾則幸君 続いて、外国船舶の海洋汚染問題と我が国の対応について伺います。  海洋環境の保全、今回の海洋法条約の主要事項の一つでもございます。この条約は、海洋汚染事犯を引き起こした外国船舶に、先ほども質疑がございましたけれども、担保金を提供することを条件に速やかに釈放する制度...全文を見る
○中尾則幸君 先ほどからも御指摘ございましたけれども、今年度予算で大型巡視船を二隻新規に導入すると。それで、私のこの資料が間違っているのかどうかわかりませんけれども、速力ですが十八ノット。いろいろ聞きましたら二十五ノットぐらい出るんではないかということは言われていますけれども、こ...全文を見る
○中尾則幸君 あと二分しかありません。  私も素人で不思議に思うんですけれども、大型巡視船を購入した、そしてこの二百海里の排他的経済水域を設定されると当然三十ノットぐらいは出るだろうと思ってはいたんですが、詳しくは伺いませんけれども、そんなものなのかなと。いろいろ聞きましたら昔...全文を見る
06月04日第136回国会 参議院 逓信委員会 第11号
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○中尾則幸君 中尾でございます。  電波法に関する質疑の前に、郵政大臣に一言お伺いしたいと思います。    〔委員長退席、理事陣内孝雄君着席〕  去る五月三十日、衆議院の逓信委員会におきまして、TBSの情報番組に次期衆議院選の候補予定者が出演したということでございますが、そ...全文を見る
○中尾則幸君 ただいまの発言を聞いて私も安心いたしました。番組準則にありますけれども、当然政治的公平を確保する、それにもう一つ大事なのは、意見が対立している問題には双方のその対立した意見をできる限り取り上げるという、これは放送法の規定ばかりじゃなくて報道人の務めであろうと思います...全文を見る
○中尾則幸君 ただいま御説明ありました帯域圧縮技術は今大変進んでいるというふうに思っておりますけれども、それに関連して、先ごろ郵政省から放送高度化ビジョン中間報告が出されました。光化、今御説明あったデジタル化へと向かう技術革新への意欲的な取り組みといいますか、これは私は評価してよ...全文を見る
○中尾則幸君 きょうあすの話じゃなくて、これは二〇一〇年の話ですね。さっき御説明ありましたBS4の先発機、これは二〇〇七年までなんですよ。そのときの技術革新を見れば、私は二〇〇七年まで、それは当時の電監審の方向もございました、九三年時代は確かにこれほど帯域圧縮技術を含めて進展する...全文を見る
○中尾則幸君 残り一分しかありません。この放送高度化ビジョンのソフト供給政策については非常に不明確だと。チャンネルは大変ふえる、CATVあるいは衛星放送、地上放送、多チャンネルの時代を迎えると言っておきながらいわゆるソフト政策がなかなか見えてこない。これは機会がありましたらまた改...全文を見る
06月05日第136回国会 参議院 海洋法条約等に関する特別委員会 第4号
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○中尾則幸君 新党さきがけの中尾でございます。  きょう、お三人の先生、本当に最後まで御苦労さまでございます。ありがとうございました。  私の持ち時間は十分でございます。山本参考人にお話を伺いたいと思います。  私は、海洋環境保護に関する条約の考え方あるいは各国の対応などに...全文を見る
○中尾則幸君 ありがとうございました。
○中尾則幸君 第二問目でございます。  この排他的経済水域に対する海洋汚染に関する国内法の適用でございますけれども、国際条約の基準を超えた規制はできないように私は読み取っております。もしそうだとしますと、我が国の周辺海域では余り事態が好転しないというふうに思われるんですが、今回...全文を見る
○中尾則幸君 今度は放射性物質の海上輸送について、あかつき丸の例を出してちょっと伺いたいと思います。  あかつき丸でプルトニウム輸送を行った際、これ一九九二年十一月にフランスから持ち込まれたわけですけれども、沿岸各国から航行についての苦情、抗議等が寄せられたということが報ぜられ...全文を見る
○中尾則幸君 ありがとうございました。  時間が参りましたので質問を終わります。
11月20日第138回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○中尾則幸君 中尾でございます。  先ほど来の質疑にもございましたけれども、私は、まず平成六年度の決算検査報告のうち、一郵政、文部両省が指摘を受けた不当事項について若干お尋ねしたいと思います。  毎年度の検査報告で指摘されておりますのが、郵政関係では郵便局職員による保険料、そ...全文を見る
○中尾則幸君 文部省に伺います。  これも毎年のように指摘されている事項でございますが、義務教育費の国庫負担金の経理の問題でございます。  これは教職員定数の過大な算定のミスということが背景にあろうかと思われますけれども、平成四年度が一億六百万円余り、六年度が大変改善されて、...全文を見る
○中尾則幸君 私は、今決算委員会の審査に当たって、私が持っているのは平成三年度以降の決算検査報告に関し国会に対する説明書、これは国会に毎年度提出されているというので三年度からちょっと調べてみました。そうしましたら、これは郵政それから文部の関係で、不当事項あるいは不正事項、郵政省の...全文を見る
○中尾則幸君 言いわけは結構です。
○中尾則幸君 これを深く追及するあれはございませんけれども、そういったお心があれば確かにこれで完璧と言われるかもしれませんけれども、その時代、その年度においての特徴と取り組みを私はしっかりこの文書に、少なくとも国会に提出する資料でございますので、やっていただきたいなと思っています...全文を見る
○中尾則幸君 平成六年度から郵政省は各省庁と連携をとりまして地域の情報化に取り組んでおられる。大変努力されているなというふうに私も常々思っておりました。  特に地域の情報化の中で、遠隔医療介護システム、これは大分県でも実際に行われているやに聞いております。それから遠隔学習システ...全文を見る
○中尾則幸君 今の御説明もありましたけれども、文部大臣に伺います。  自治体ネットワーク施設整備事業でも随分各地でやられておりますけれども、文部大臣、遠隔教育についてどのようなお考えを持っていらっしゃるか。つい先日調べましたら、パソコンの設置状況、これは文部省も大変努力されて、...全文を見る
○中尾則幸君 文部省から資料をいただいたんですが、公立の小中学校に対して僻地学校マルチメディア活用方法研究開発事業というのを平成七年度からやっていらっしゃる。もう時間も余りないんで一言で伺いたいんですが、今、自治体ネットワーク施設整備事業、それから実際具体的に遠隔教育は始まってい...全文を見る
○中尾則幸君 本当はきょうはテレワークについても、一昨日出たあれについてもお伺いしたかったんですが、時間が参りました。  私もこの夏、ノースカロライナのある高校でちょっと遠隔教育を見てまいりましたら、学校の先生ばかりでコンピューターを覚えるというのは大変なので、いわゆるCG、コ...全文を見る