中尾則幸

なかおのりゆき



当選回数回

中尾則幸の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第140回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。私も、ナホトカ号の油流出事故について絞って御質問申し上げたいと思います。  一月三十日、私も機会がございまして院の派遣で現地に視察調査に行ってまいりました。海岸線等はボランティアの方、地元の方々の懸命な努力で砂浜も大分復旧したな...全文を見る
○中尾則幸君 大臣から真摯な前向きな答弁をいただきまして、ありがとうございました。  経過概要を見てみますと、これだけでお答えはよろしいんですが、唯一の外洋での油回収船、清龍丸が名古屋港を出航したのが一月四日二十三時、浮流油の回収を開始したのが五日後の九日であると。それから、海...全文を見る
○中尾則幸君 続いて、海洋汚染防止法と今回の流出油処理の業務をちょっと重ねて伺いたいと思います。  この海防法に海上災害防止センターが規定されておりますが、一体どんな仕事を任務としているのか、これは目的が書いてありますけれども、簡単に御説明願えますか。
○中尾則幸君 私も大変勉強不足でございまして、今回の事故をきっかけにそういうシステムかということがわかりました。つまり、今の御説明にもありましたけれども、海上災害防止センターが業務発動したのは一月五日でございまして、不思議に思ったんです。先ほどの説明では一月三日にはもう油の漂着の...全文を見る
○中尾則幸君 説明が長くてだんだんわからなくなりました。  私が聞いているのは、緊急措置というのは、これは先ほどの法律の解釈でございますけれども、「排出特定油の防除のための措置を講ずる必要がある場合において、」と。船首の話をされて言われますとだんだんわからなくなりますけれども、...全文を見る
○中尾則幸君 大臣の前向きな発言、本当にありがとうございました。  いろいろ質問を用意しておったんですが、ちょっとはしょりまして、農水省の方いらっしゃっていますが、現地へ一月三十日に行きましたら、現地の方々は、先ほどの御質問にもありましたけれども、補償交渉の政府の窓口を一元化し...全文を見る
○中尾則幸君 そこで、農水省にお伺いしたいんですが、重油が漂着した、これは漁業に大変壊滅的な被害を与えている部分がございまして、浅瀬の海ですが、岩ノリだとかアワビ、それからサザエ、ワカメ等の被害が特にひどいと。今日までの被害の状況を簡単に説明していただけますか。
○中尾則幸君 先ほどロンドンの国際油濁補償基金で示談が成立した分の六〇%をなるべく早く支払うという、それもあるんですが、漁業者の方々は本当に漁を休んで油除去に汗を流しているわけですね。実際に大変厳しい状況に置かれておる。  当座の支援策はどんなふうに考えているんですか。簡単で結...全文を見る
○中尾則幸君 先ほどのお話にもありましたけれども、特に能登半島を含めて漁業と観光ということで、漁業も大変被害を受けたけれども、民宿あるいは旅館はお客さんのキャンセルが相次いでいるという中で、大臣が全力を挙げて融資等の当座の支援に取り組むということでございますので、ぜひともその声、...全文を見る
○中尾則幸君 私も専門的にはよくわからないのですけれども、富栄養化の問題だとかいろいろ解決すべき点があると思いますけれども、この機会でございますので、また今後何が起こるかわからないので、研究ぐらいは進めておかれた方がいいのではないかと思っております。  再発防止対策について、私...全文を見る
○中尾則幸君 ちょっとうかつでございました。あくまでも目標が五〇%でございますので、その上は幾らでも上限は構わないということで、私も正直なものですから五〇%だろう、五〇%に近づけるなんというようなことで、大変失礼しました。頑張ってください。  最後に申し上げますけれども、大臣、...全文を見る
02月26日第140回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。よろしくお願いします。  私の質問で動燃の中野理事さんに参考人でおいでいただきまして、お忙しいところまことにありがとうございました。私も、まず最初に「もんじゅ」事故について何点か伺いたいと思います。先ほどから質疑がございましたの...全文を見る
○中尾則幸君 今の御説明で若干理解したつもりですけれども、何分研究開発炉でございまして、先ほどの御質問にもありましたけれども、いろいろな事故が想定されるわけでございますから、広範囲にわたってその基準というんですか、点検、総点検チームがこれからやられることだと思いますけれども、しっ...全文を見る
○中尾則幸君 次でございますけれども、もう一つの大きな問題点はヒューマンエラー、エラーと言えるかどうかわかりませんけれども、大変国民の不信を買って、いまだに今回の「もんじゅ」事故に対する見方が大変厳しいというのは、ビデオ隠し等々による情報の隠ぺい、これが極めて大きな影響を与えてい...全文を見る
○中尾則幸君 大変懇切な御説明、ありがとうございました。  長官には申し上げてないんですが、平成八年度の原子力白書をどなたかお持ちだったら長官にちょっと。七ページをお開きいただければありがたいんですが、原子力委員会の最新版。関連質問ですけれども、これを読んでいまして私大変がっか...全文を見る
○中尾則幸君 これ以上言いませんけれども、やっぱりますいですよ。  それからもう一点、メーカーに対する賠償責任についてちょっとお伺いします。今回の事故の直接要因、これは温度計のさや管ということが挙げられているわけですけれども、メーカーに対して損害賠償どうするのか。  これは、...全文を見る
○中尾則幸君 時間もありませんので、続いて原子力防災計画について若干御質問申し上げます。  これまでいろいろ指摘されていますけれども、我が国の原発は安全であると、安全神話に寄りかかったという指摘も確かにございます。ただ、今回いろいろ事故も起こりまして、危機管理体制の話も先ほどご...全文を見る
○中尾則幸君 事故が起こると第一報、情報を混乱させるとこれは大変逆に問題点が生ずると思いますけれども、しっかり取り組んでいただきたいと思います。  アメリカの場合、調べてみますと、事業者は異常事態が発生したときに十五分以内に敷地外の機関へ通報することが義務づけられていると言われ...全文を見る
○中尾則幸君 まだまだ聞きたいことを質問通告していたんですが、時間がございませんので、改めて機会を見て質問したいと思います。  最後になりますけれども、バックエンド対策、高レベル放射性廃棄物対策をどうするのかという問題を一、二点お伺いしたいと思います。  私の地元の北海道の幌...全文を見る
○中尾則幸君 そこの貯蔵センターは処分地にしないといったって、一山越えればできるという可能性があるわけですよ。だから非常に疑念を持っておるわけでございます。  あと一分しかございませんので、最後に長官、この問題、私も何度かほかの委員会でも取り上げてまいりました。いろいろな意見が...全文を見る
03月17日第140回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。先ほど来の質疑といささか重複することをまずもってお許しいただきたいと思います。  内航海運は調べましたら我が国の物流の約五割を占めておる、経済発展の下支えをしてきた輸送機関の本当に中心的役割を果たしてきたなという感がしてございま...全文を見る
○中尾則幸君 今のお話を伺っておりますと、非常に先行き明るいという何か見通しを立てていらっしゃるようですけれども、ただ、いろいろ対策は講じられておると思うんですけれども、今回の船腹調整制度、事業の解消によりまして、これは当然中小零細の業者を転廃業させなければいけないわけでございま...全文を見る
○中尾則幸君 今の御説明で五年間かけて徐々に激変緩和をしていきたいということでございますけれども、内航海運組合が昨年六月に環境整備計画をっくりました。計画では、先ほども説明しましたけれども、自己資本の充実、グループ化、協業化、それから船腹需給の適正化などをうたっておりますけれども...全文を見る
○中尾則幸君 今の説明を聞きますと、いろいろとれるということがわかりまして、それは言ってみれば海運行政あるいは海運政策自体が大幅に変更されるわけですから、急に三年でやめろとか私は申し上げているわけじゃないのですが、規制緩和推進計画あるいは前倒し計画等々の閣議決定を含めて出されても...全文を見る
○中尾則幸君 質問を変えます。  内航海運の環境整備計画を読ませていただきました。達成するには先ほどのお話もありましたけれども、運輸省の支援ばかりじゃなくて何よりも荷主の理解と協力が必要だと。どちらかというと海運業者は受け手側で弱い立場にあるということは指摘されていることでござ...全文を見る
○中尾則幸君 続いて、船員の高齢化と若年対策、リクルート対策についてちょっと伺いたいと思います。  内航海運にとってはもう一つの課題、内航海運ばかりじゃなくて農業も漁業もそうでございますけれども、船員の高齢化、そしてそれに伴う若手の育成、リクルート対策といいますか、やはり将来ず...全文を見る
○中尾則幸君 週四十時間労働制、先ほどの本会議でもこれが質疑されましたけれども、この四月から本格的にスタートするわけでございます。他産業に比べてこの内航海運、今も御説明ありましたけれども、大変長時間労働である、作業環境が悪いと。この週四十時間労働制をスタートするに当たって、これは...全文を見る
○中尾則幸君 懇切丁寧にやるのもいいんですが、実効あるように御支援してください。  最後に大臣に一言だけ、二十一世紀の内航海運、これは大きなテーマですけれども、魅力ある活力ある産業に育てていくために、大臣の決意を最後に伺って私の質問を終わります。
○中尾則幸君 終わります。     —————————————
03月17日第140回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。私も委員会をかけ持ちで途中聞いておらなかったものですから、一部重複をお許しいただきたいと思います。  先ほど来から聞いていますと、もはや私が前づけする必要は何もないなと。二月二十六日ですから、まだ二十日たっておりません。当委員会...全文を見る
○中尾則幸君 それはわかっていますから、質問、に答えてください。連絡担当者がいたのかどうか、その方が連絡したのかどうかですよ、私が聞いているのは。
○中尾則幸君 連絡担当者がいて、その方がファクスを一斉に流した、これは十時三十八分と承知しておりますが、間違いございませんね。
○中尾則幸君 それは連絡担当者からでございますね。——はい、わかりました。  続いて、今回の事故は国際基準に照らせばグレード三番目の非常に重大な事故だということでございます。施設外に放射能が漏れた大変な事故でございますけれども、さて、この放射能漏れをだれが、いつ、どこで確認して...全文を見る
○中尾則幸君 端的にお答え願いたいんですが、そうしますと、例えば十一時三十二分、第一附属排気筒排気モニター、トレンドグラフ、ここで一応何か異常が起こったのかなという判断をしたということですね。ここで初めてわかったということですね。  そうしますと、これは皆さんきちっと情報をくれ...全文を見る
○中尾則幸君 そうしたら、例えば放射能濃度の上昇を告げる警報が鳴ったときに、今言ったら十一時三十二分ですよ。そして、十二時には環境に影響はないなんて言っているんですよ。十時十三分にもう既に動燃の職員か作業員は放射能濃度の異常に気づいているんじゃないですか。なぜこういうことを言えな...全文を見る
○中尾則幸君 そんな答弁は論弁ですよ。それじゃもう一問しましょう。時々鳴るんですか、この警報は、かつて今まで。時間がないから早く答えてよ。
○中尾則幸君 時間がないから、これは後から、委員会終了後その実態を、何基鳴ったかお知らせください。詳細にですよ。いいですか。  それにしても、警報が鳴ったんですよ、何も処置しなかったということですか。
○中尾則幸君 言い繕ったってだめですよ。消火は四分後に一分しかしていないんだから、終わってるんですよ、消火が。そして、この異常事態を放置したわけですね。放置したのかどうか、それだけを確認させてくださいよ。
○中尾則幸君 ですから、こういう緊急事態のときに、警報が鳴って、少なくとも放置しておいた。この体制は大変重大ですよ。だから、微量とはいえ退避もさせられなかったんですよ。火災もあるでしょう。一人しかいないわけじゃないでしょう。こういう体制で済まそうとしているから問題があるんですよ。...全文を見る
○中尾則幸君 多分、推定しますと、十時二十六分、別のエリアで放射能検知機が発報ずる、このときに気づいたんですよ。時系列も科技庁から全部いただきました。このことについて触れていないんです。それで、最終的にもらったのは、放射能云々と一言も書いていないんです。「第一付属排気筒排気モニタ...全文を見る
○中尾則幸君 今、言いましたね。確かに書いてあります。科学技術庁に入ったのは約十六時なんですよ。科学技術庁の担当官も怒っていましたよ。十六時なんです。何時間たっているんですか。  しかも、その間、県の問い合わせにも、正午、今のところ放射能漏れはないと。漏れていたんじゃないですか...全文を見る
○中尾則幸君 もう一度、今の聞き取れなかったんですが。理事長お願いします。
○中尾則幸君 認めてませんというのは何を認めないんですか。
○中尾則幸君 そうですが、協定違反ではない。すると、この文書は一体何なんですか。協定違反ではない。「迅速な連絡」、これは書いてあるだけ。私は持ってますよ。違反でないと言ったら、県との協定書、覚書、これは全部白紙ですよ。そこまで言われるんですか。確認だけでいいですよ。
○中尾則幸君 この基本精神を踏まえれば、「直ちに」という言葉は何時間たってもいいとお思いですか。「直ちに」に当たりますか。こういうことが通じますか、通じませんか。聞きたいですよ、それは言いがかりだよ。
○中尾則幸君 これだけ話していますと、このことを聞いている方々、長官も科学技術庁の皆さんも、これで国民が納得すると思いますか。  一般住民に知らせろなんて言ってないんですよ。少なくとも警報が鳴ったと、火災があったということの第一報というのは必要不可欠じゃないですか。池田局長もこ...全文を見る
○中尾則幸君 恐らく池田局長は煮えくり返る思いで今答えているんですよ。私は何も科学技術庁をかばうわけじゃないけれども、今回の事故は少なくとも「もんじゅ」の教訓が生かされてない。今だってそうじゃないですか。
○中尾則幸君 何も変わってないんですよ。私も今のやり取りをしていまして、情けない思いです。  もう一点、これは十一日十時六分、これもよく指摘されていますけれども、セル換気系温度警報機が鳴った、ターンテーブルの上のドラム缶へのアスファルト充てん状況を監視するテレビカメラの画像が白...全文を見る
○中尾則幸君 もうそういう答弁はやめてくださいよ。  カメラニ台でしょう。何のために監視するんですか。私はカメラよく知っているんですよ、昔テレビ局にいましたから。ワイドレンズで撮れないようなカメラは設置そのものに問題がある。それは言いわけです、誤りです、はっきり指摘しておきます...全文を見る
○中尾則幸君 その後、常時見ていましたね、常時見ていましたか。
○中尾則幸君 その報告で一番、これは外部に漏れたといった報告は何時に来ましたか。
○中尾則幸君 十一時三十二分にモニターした職員が、外気に漏れたということを確認したわけですね。
○中尾則幸君 もう時間がありません。また後からこのことについては詳しく御説明いただきます。  最後になります。大臣、いろいろ今動燃の体制、私も大変情けなく聞いておりました。日本の原子力政策の中で大変な、重大な瑕疵でございます。国民の信頼を失った、著しく。これについて核燃料サイク...全文を見る
03月27日第140回国会 参議院 運輸委員会 第7号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  この通常国会で、整備新幹線に関する法案そして旧国鉄債務に関する法案が間もなく審議にかかる予定になっております。詳しくはその場で質疑をさせていただきたいと思いますけれども、きょうはせっかくの機会でございますので、整備新幹線並び...全文を見る
○中尾則幸君 力強いお話を伺いました。  公共事業の見直し、これは当然だろうと思うんです。余り言いたくないんですけれども、新聞報道で、港湾でもなかなか利用されていない港湾、あるいは中海の干拓、これは農水省でございますが、あるいは農道の隣に建設省の道路が走る、集落排水が隣に二つで...全文を見る
○中尾則幸君 ありがとうございました。  本当に論議の骨子になるようなものを今局長から提出していただけると。せっかく検討委員会でやって、下手なことをしますと密室の合意ということで、これまたたたかれるんです。それをしなければやっぱり悪者扱いされる。国会でも検討する。その意見を踏ま...全文を見る
○中尾則幸君 この問題については法案の審査のときにも改めていろいろ論議をしてみたいと思います。  最後になりますけれども、新幹線の問題、長期債務の問題じゃございません、重度の障害を持つ方の話でございます。重度障害を持つ方が航空機を利用する際の支援策について一言だけ御質問申し上げ...全文を見る
○中尾則幸君 ありがとうございました。
03月27日第140回国会 参議院 科学技術特別委員会 第5号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  私は、今回の動燃の東海村の火災爆発事故並びに国の原子力防災体制について若干質問を申し上げたいと思います。  既に報道もされておりますけれども、かいつまんで申し上げますが、動燃は低レベル固化処理技術開発、あるいは安全評価のた...全文を見る
○中尾則幸君 ちょっと簡単にやっていただきたいんですが、私が聞いているのは、この事実を知っていたのかどうか、科学技術庁が。知っていたんですか、それとも事故が起こってから初めてわかったのか、それだけでいいです。
○中尾則幸君 私が聞いているのは、少なくとも主務官庁である科学技術庁がこういう大事なところの、いわゆるリポートや報告を事故が起こってから知ったのかどうか、それを問題にしているんですよ。知らなかったわけですね。事故が起こるまでこういう実験がなされていたのは知らなかったんですね。
○中尾則幸君 あのね、回りくどいんですよ。二十年前の話だ、それはわかりますよ。しかし、重大事故が起こっているわけです。  それで、今お話しありました昭和五十三年、一九七八年、原子力委員長から当時総理に、再処理施設の一部変更に係る安全性について、この話を今ちょっと触れてますが、答...全文を見る
○中尾則幸君 時間があり余ればいろいろゆっくり聞きたいんですが、少なくとも私が聞いているのは、例えば現地で実験をするなり調査をするという、これは事実上すべてにわたってできないということは私は承知しているんですよ。だからそう言えばいいじゃないですか。  次に動燃さん、さきの三月十...全文を見る
○中尾則幸君 言葉じりを私とらえているつもりはないんです。何度も「もんじゅ」の報告書の後に私は申し上げました。先回の委員会で申し上げました。つまり、わからないところは誠意を持って、現在のところ確かめようがないとなぜお答えにならないんですか。この質問のときにお困りだったんです。 ...全文を見る
○中尾則幸君 反省だけを何度重ねても、これは体制、いわゆる体制といいますか組織のあり方が私大変問題だと思うんです。火事が起こったら、しかも原子力再処理施設ですよ。直ちに火を消すか、すぐ消防署に通報するんじゃないですか。  御自分の家を考えてごらんなさいよ。四十分もかけて、私は、...全文を見る
○中尾則幸君 これいつでも言うんです、連絡体制は迅速にと言っているんです。それができてないから私は申し上げたんです。  例えば、安全協定の話も先回も申し上げました。守っておらないんです。そして、安全協定違反じゃない、例えば四時間も五時間も放射能漏れを知っておきながら、もう繰り返...全文を見る
○中尾則幸君 残り時間があと一分しかありません。  今、長官から特別措置法を含めて、それも視野に入れてということで、ぜひとも実効性のあるものを検討していただきたいなと思っています。  最後になります。三月十七日、石田事務次官が「もんじゅ」事故以来動燃の組織運営の改善が不十分で...全文を見る
05月09日第140回国会 参議院 本会議 第23号
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○中尾則幸君 私は、民主党・新緑風会を代表しまして、ただいま趣旨説明のありました両法律案につきまして、橋本総理並びに関係大臣に質問いたします。  全国新幹線鉄道整備法の一部を改正する法律案についてであります。  新幹線は、都市間を結ぶ高速輸送手段として、安全性、輸送能力、エネ...全文を見る
05月15日第140回国会 参議院 運輸委員会 第9号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。本日は、空港整備法の一部改正案に関連しまして、私も空港整備と航空行政の規制緩和のあり方などについて御質問を申し上げたいと思います。  その前にちょっと時間をいただきまして、この場をかりて一言お礼申し上げたいなと思っております。 ...全文を見る
○中尾則幸君 大臣のお話にありますように、規制緩和といっても、私も安全に対する規制緩和は絶対あってはならないというふうに思っています。  先ほど黒野航空局長からもお話がございましたけれども、私も具体的にこの新規参入問題について一つ二つ伺いたいと思います。  新C滑走路、供用開...全文を見る
○中尾則幸君 昨年六月に福運賃制度が導入されまして、私が利用しているのは世界のドル箱路線と言われている新千歳、札幌−羽田間でございまして、年間七百五十万人も利用するわけですが、この福運賃のさっぱり効果があらわれてないなと。福運賃の下限が一万九千百三十九円なんですけれども、大体片道...全文を見る
○中尾則幸君 ぜひともこういった新規参入企業の育成等をしっかりお願いしたいなと思っています。  次に、地方空港の国際化について一つお伺いします。  新千歳空港におけるロシアのアエロフロート機の乗り入れ問題でございますけれども、昨年の十月三十日と十一月一日に東京で日ロ航空交渉が...全文を見る
○中尾則幸君 御説明はちょっとわかりにくかったんですが、機密上の保持ということだろうと思うんですが、防衛庁サイドとしてはこれを認める方向で今運輸省と詰めているということで解釈してよろしいんですか。
○中尾則幸君 調和が図れるということは、アエロフロートが乗り入れても防衛上の特段な秘密保持に関して支障はないというふうに理解してよろしいですね。
○中尾則幸君 わかりました。  運輸省にお伺いしたいんですけれども、今のお話ですけれども、航空交渉が来月、六月下旬をめどに再開される、今、日ロ間で調整中というふうに伺っておりますけれども、その交渉の行方あるいは臨む方針、特に今私が申し上げましたKLMとロシアのアエロフロートの乗...全文を見る
○中尾則幸君 時間が参りましたので質問を終わります。どうもありがとうございました。
05月16日第140回国会 参議院 科学技術特別委員会 第6号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  私は、最初に、科学技術庁が今回まとめました原因等事故報告書、中間報告について伺いたいと思っています。  この中間報告を私も読ませていただきましたけれども、その中に、事故調査委員会における事故原因の検討状況等の過程において明...全文を見る
○中尾則幸君 長官のお答えはまことにそのとおりだと思うんですよ。この報告書を見ても、やっぱり第三者的な立場に科学技術庁が立っていると私は指摘せざるを得ないんです。  そこで、事故調査委員会では、科学技術庁に対する責任のあり方、これ大変問題なわけですけれども、話し合われたのかどう...全文を見る
○中尾則幸君 今、局長の言われたことは私も理解しておりますよ。火災に至る経過だとか原因に対する推定、いろいろ出されている、事故調査委員会ですから。ただ、私が言っているのは、ここで動燃の責任は重いと書いてあるんです。一方、科学技術庁の責任と書いていないから私はおかしいなと言っている...全文を見る
○中尾則幸君 わかりました。  次に、先ほどからもお話がございましたけれども、運転条件を変更したことが事故につながったと推定される、そういう見方もされてございます。この運転状況の変更をした際、混合中のアスファルトの高温異常を示す警報が鳴ったと言われております。これはアラーム警報...全文を見る
○中尾則幸君 いただいた参考資料によりますと、温度高アラーム発報、いわゆるエクストルーダ第七ゾーンの温度変化、私素人なんですが、発報をしたというのは一回だけ鳴っているんですね、これはグラフでございますけれども。今お話を伺ったら十回程度ということで、どうしてこのように違うんですか。
○中尾則幸君 それはこのグラフ以外にどこかに記述されていますか、これは大事なことなんですよ。
○中尾則幸君 一時間に一回。私が知りたいのは、発報がこの表を見ると一回しか鳴っておらぬということになっているわけです。それでおかしいから、新聞報道では数回鳴っているというんで、私は動燃に事前に聞きました。そうしたら回答をいただきました。数回鳴っておるというから、これはどうしてなん...全文を見る
○中尾則幸君 そうしたら、現場作業員はこの異常な事態をだれに、どう報告したのか。あるいはこの時点でどんな措置をとったのかお答え願います。
○中尾則幸君 三月十一日なんですよ、火災が起きたのは。朝会を開いていたというんですね、三月十日。この報告書は残っていますか。
○中尾則幸君 この朝会の報告については、前日の会議で何が話されていたか、大変大事な点だと思いますので、この委員会にぜひとも資料等を提出していただきたいと思います。
○中尾則幸君 それでは、分かった範囲でお知らせください。
○中尾則幸君 三月十日の朝会で、結果として判断ミスだったろうと。どんな話し合いをされたか、今後その朝会の報告、資料等を拝見させていただきたいと思うんですが、ただ、この運転変更が一課長の判断で行われていたと。こういう運転変更というのは重要な、何というんですか、判断だろうと思いますの...全文を見る
○中尾則幸君 それから、中間報告等の資料によりますと、先ほども指摘しましたけれども、運転変更等による事故、数日前から異常、異変があったと。この事実が明らかになったのは四月二十四日の第七回の事故調であったというふうに報道されております。これは事実かどうか。それで、なぜこの四月二十四...全文を見る
○中尾則幸君 科学技術庁にお伺いしたいのですが、この四月二十四日までこういう重要な事実を、今、中野理事がまとめてなんて言うけれども、それは言い逃れでありまして、これは事故調の委員の皆さんも大変憤慨されておったというふうに聞いておるんです。科学技術庁、今の発言について、私は大変遺憾...全文を見る
○中尾則幸君 私は一番初めに、東海村の事故が起こる前に、中野理事に「もんじゅ」の事故の教訓についてお話を伺ったわけです。委員会の都度新たな事実というか、事故隠しあるいは組織ぐるみの隠ぺい工作、これについて私はもうあきれて物が言えないというのが実感でございます。その一言だけ申し上げ...全文を見る
○中尾則幸君 これは「ふげん」の、この東海村の事故のさなかになぜ三十時間も情報の伝達がおくれたか、過去にも何回も警報が鳴ったというような、あるいは放射能漏れもあった。これを見まして、今、中野理事がお話ししましたけれども、膨大なんですよ。情報伝達のあり方云々というけれども、詰めてい...全文を見る
○中尾則幸君 時間がもう二分しかなくなりました。  最後に一つ、先ほどからも指摘していますけれども、今回の事故は動燃だけじゃなくて科技庁の責任も重大だと思います。科学技術庁の原子力行政そのもののあり方も再検討を迫られるというふうに思っております。一部の報道では、行革会議、省庁の...全文を見る
05月22日第140回国会 参議院 運輸委員会 第10号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  私は、今回の法案審査に当たりまして、まず大臣に伺いたいと思います。  政府・与党の財政構造改革会議が大詰めを迎えているというふうに言われておりますけれども、この改革会議におきまして、整備新幹線については財政構造改革と矛盾し...全文を見る
○中尾則幸君 ただいまも御説明ありました検討委員会について何点かお伺いします。  政府・与党合意、昨年の合意によりますと、新規着工区間等の着工順位等は検討委員会で議論をする、決めていくということでございますが、いつ結論が出るのか、いつごろ出される見通しなのか、まず伺いたいと思い...全文を見る
○中尾則幸君 わかったようなわからないような、ちょっと私も理解に苦しみますが。  収支採算性が一番きょうの論議の中心にもなっておるわけですけれども、その基礎的検討データが一応出されたわけです。これは衆議院の運輸委員会に出された資料でございますけれども、これはあくまでもモデルケー...全文を見る
○中尾則幸君 大体、それはこの資料に全部書いてございますのでもうちょっと簡潔にお願いしたいんです。  今鉄道局長からもお話ありましたけれども、確かにいろいろな収支採算性の計算は運賃収入だとか広告収入等々ございます。今回の法案では目的の改正、先ほど泉先生からも御指摘ございましたけ...全文を見る
○中尾則幸君 先ほどからのお話、野沢先生からもございましたけれども、新幹線はどうも悪者扱いになっている、私も本会議の質問で言いました。財政構造改革に逆行するだとか、あるいは族議員呼ばわりするような、いろいろございました。こうしたいろいろ地域の視点を数字にのっけるというのは大変厳し...全文を見る
○中尾則幸君 国民に理解を得るというのは、これは大変大事なことだと思うんですが、そこで委員長にちょっとお願いがございます。例えば検討委員会に出された資料、審議の途中経過、中間報告でも結構でございますが、それが出された段階で当委員会に速やかに報告していただいて、閉会中であっても私は...全文を見る
○中尾則幸君 この問題については、長期債務の法案の審査もありますので、そこでまた改めて質疑申し上げたいと思います。  続いて、事業費の問題について一つお伺いします。  未着工区間千五十キロのうち、新規着工区間として予算づけしたのは二百二十キロメートル、予算は全体区間の五・二兆...全文を見る
○中尾則幸君 先ほど野沢先生の御質問にありましてお答えは出ておるんですが、私からもちょっと確認の意味で一問お伺いしたいと思います。  交通関係の社会資本の整備の一元化は、私もこれはぜひ進めていただきたい。整備新幹線が本当に必要であれば、例えば港湾、鉄道、道路等々のいわゆる交通体...全文を見る
○中尾則幸君 財政構造改革に関する有識者アンケート調査というのを手に入れました。これは総理府が五月九日にやった結果ですけれども、投資を抑制すべき項目で、学識者等々皆さんの第一番に抑制すべき項目として、これは整備新幹線が挙げられているんです。これは大変誤解だとかいろいろあろうかと思...全文を見る
○中尾則幸君 基本問題懇談会の検討結果というんですか、これはいつごろ出される予定なんですか。
○中尾則幸君 先ほど来の論議にもございましたけれども、今鉄道局長からもありました、貨物鉄道の死命を決する線路使用料の問題、アボイダブルコスト・ルールが今実際なされておりますけれども、第三セクターになった場合どうなるのか。これは、今お答えの中にもありましたけれども、このアボイダブル...全文を見る
○中尾則幸君 大臣の先ほどのお答えで、懇談会の結論が来月にも出るということでございますけれども、貨物鉄道は全国一社化したわけでございます。完全なる民営化を目指してという懇談会のタイトルにもございますけれども、この貨物鉄道の再生をどう位置づけて、今回の懇談会でどういう結論が出される...全文を見る
05月26日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第3号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  先ほどから熱心な論議が交わされておりまして、私も拝聴いたしておりました。何点か質問通告した点で重複する部分がございますけれども、お許しいただいて、質問通告になるべく沿う形で御質問申し上げたいと思います。  先ほど山崎先生か...全文を見る
○中尾則幸君 自見先生の大変苦しい御答弁を伺っておりました。これは五〇%を超えればいいという問題ではないわけです。  これは先ほど、死は二つになっていいのかと。私はその考え方は違うと思うんです。死は今までも、太古の時代から一つでございました。それが科学的に、例えば医学的な発達に...全文を見る
○中尾則幸君 そうであれば、これは法律に規定している一つの大事な論点でございますけれども、実態上Aという患者が、例えばポイント・オブ・ノーリターン、これについてはそこから死が始まると。私は素人でございますけれども、それは死の終末を意味するんじゃない、いわゆるゾーン・オブ・ノーリタ...全文を見る
○中尾則幸君 懇切丁寧な御説明なんですが、私が伺っているのは、猪熊案と同じ状態で摘出すると、中山案はそれを法律で死と区切ってしまうということかどうか。多分そうだと思いますけれども。
○中尾則幸君 時間がございませんので、機会を改めて伺います。  次に、子供の脳死判定と臓器提供者の意思表示の有効性について伺います。  厚生省に伺います。  竹内基準から除外されている六歳未満の子供の脳死判定について、竹内基準では脳死判定しないということになっております。先...全文を見る
○中尾則幸君 私は、これは五月二十三日の産経新聞で読ませていただきました。ただ、ないと言われればそうですがというふうに答えなきゃいけないんですが、これは竹内先生もインタビューに答えていらっしゃるんですよね。これは確実にない、検討している事実はないということを私はこの委員会で念を押...全文を見る
○中尾則幸君 さて、お子さんのいわゆる脳死判定についてさまざまな問題があろうかと思っております。  中山案、猪熊案、そして厚生省に同じ質問でお伺いしたいんですが、臓器提供の意思表示をした本人にあって、その有効性が認められるのは一体何歳か。例えば十歳だとか、臓器提供をしますよとい...全文を見る
○中尾則幸君 この問題も大変重要な問題だろうと思うんです。特に、お子さんの臓器移植を待っている方がいらっしゃるだけに、これはドナー、それからレシピエント、いろんな立場に立ってこれも慎重に結論を出していかなきゃならない問題かなと思っております。  もう時間がございません。最後にな...全文を見る
○中尾則幸君 先生、済みません、拒否権の問題。
○中尾則幸君 ありがとうございました。
05月27日第140回国会 参議院 運輸委員会 第11号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  午前中、そして今、これまでの質疑を聞いておりまして、長期債務二十八・一兆円に上る債務の処理というのは大変だなと。大きな荷物を、これは一人ではしょっていけないから小さく分けてそれぞれに運ぼうよということが皆さんわかっているよう...全文を見る
○中尾則幸君 先ほど野沢先生の御質疑にもございましたけれども、ここでちょっと整理しておきたいんですが、残る土地の処分の見通し、あるいはJR東海が株式上場を予定している、あとJR東、西の残った株式の売却等々を含めまして、平成十年度首において債務残高は一体どのぐらい合計で残ると予測さ...全文を見る
○中尾則幸君 二十七兆八千億、これが平成十年度首における債務残高予測ととらえていいんですね。わかりました。  続いてちょっと伺いますが、古賀運輸大臣は財政構造改革会議の企画委員会のヒアリングで、国鉄改革当時に国民負担とした債務とその利子分を一般財源で処理せざるを得ないとの認識を...全文を見る
○中尾則幸君 再び大臣に伺いたいんですが、一般会計に当初の十三・八兆円、これは閣議で決定した数字でございますが、その利子分も含めてということになりますとこれは二十一兆円程度になるのかなと思いますが、間違っていれば鉄道局長からでも指摘してください。  一般会計につけかえた場合に国...全文を見る
○中尾則幸君 ここはちょっと大事なところで確認させていただきたいんですが、十三・八兆円の当時の閣議決定の額に利子分を加えた分を一般会計につけかえたいという大臣の意見でございますか。もしそうであれば、それは具体的にどのぐらいの金額になるんでしょうか。
○中尾則幸君 国民の理解を得てというのは私も当然のことだろうと思いますけれども、例えば十三・八兆円の長期債務を一体どうするか、一般会計につけかえるのもこれはやむを得ないなという考え方に私も立っております。しかし、国民にわかりやすい説明をするためには、この間に発生した利子分を加えて...全文を見る
○中尾則幸君 それであれば、返済については一番処理すべき借金といいますかの大半がそちらに移しかえると、そうはいくかなというふうに私は思うんです。十三・八兆円に限って一般財源化するという方がわかりやすいんじゃないかと思います。  さて、その処理財源をどうするかということで、先ほど...全文を見る
○中尾則幸君 私も北海道でございますから、特に道路整備の重要性については、新幹線もそうですけれども、承知しているつもりでございます。  ただ、道路整備はいろいろ考え方によって十分に行われているんではないかという考え方もございますが、ただ、この巨額な特定財源を、全部とは言いません...全文を見る
○中尾則幸君 私もない知恵を絞っていろいろ考えさせていただきました。  先ほどから申し上げましたように、これは私個人的な案でございますけれども、十三・八兆円については一般会計へのっけかえもやむを得ないのではないか、国民の皆さんに御理解いただく、しかしあとは株式、土地売却等々によ...全文を見る
○中尾則幸君 長期債務、大変難しい問題があるのは私も承知しております。  先ほど、大臣が財政構造改革会議の企画委員会のヒアリングでの一般会計の話をなさいました。私は、きょうこれをなぜ質問したかといいますと、いや、そういう事実はありませんと、例えば新聞報道とは違いますというお答え...全文を見る
○中尾則幸君 時間がもう余りないんですが、先ほど野沢先生からの御質問にもございましたけれども、債務処理についてもう一点だけ伺わせてください。  JR三社に負担という考え方も一部には出されておりますけれども、現在の負担、JR三社実質十四・五兆円になってございます。改革論議を踏まえ...全文を見る
○中尾則幸君 時間が参りました。公共事業費の削減について一点伺いたかったんですけれども、官房長にもお越しいただいて大変失礼しました。時間が参りましたので、また改めて御質問したいと思います。  ありがとうございました。
05月29日第140回国会 参議院 運輸委員会 第12号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  きょうは、お三人の先生に本当に貴重な御意見を伺いまして大変ありがとうございました。持ち時間が限られておりますので、何点か絞って御質問を申し上げたいと思っております。  先ほどからのお三人の先生の御意見を拝聴いたしておりまし...全文を見る
○中尾則幸君 続いて鈴木先生に伺います。  鈴木先生も、この一般会計の繰り入れといいますか、での処理、これはやむを得ない、もともと隠れ借金だったんだから明らかにして処理をすべきだということを御提案なさいました。当然その前提としては歳出削減努力は必要だということもごもっともでござ...全文を見る
○中尾則幸君 ありがとうございました。  続いて角本先生にお伺いしたいと思います。  一般会計へのつけかえというか、での処理ということに並んで、今回のいろいろなメニューの中に、先ほどからも出ていましたけれども、道路特定財源の問題がございます。特に、揮発油税をどうするかというこ...全文を見る
○中尾則幸君 ありがとうございました。  それでは、この道路特定財源、揮発油税について杉山先生にお伺いしますけれども、先ほどの質疑の中で杉山先生は揮発油税については、今角本先生からもお話がございましたけれども、道路目的として果たしてこれまでの税率でいいのかという意見がございます...全文を見る
○中尾則幸君 ありがとうございました。  それでは、いろいろ伺いたいんですが、時間もありませんのでもう一、二点御質問申し上げます。鈴木先生にちょっと伺いたいんですが、JR各社に再負担、これ鈴木先生ばかりでなく各先生がそういう御意向だろうと思いますけれども、国鉄改革時の精神からい...全文を見る
○中尾則幸君 時間が参りました。ありがとうございました。
○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  一昨日、当委員会で旧国鉄長期債務の運輸省の責任あるいは財源確保をどうするか等々御質問申し上げましたので、本日は財政当局を中心に御質問いたしたいと思います。  午前中の参考人質疑で三人の専門家の方からいろいろ御意見を拝聴する...全文を見る
○中尾則幸君 今お話を伺っておりまして、そうした手を打ってさらに結果としてこういうふうないわゆる金利負担で雪だるま式に借金がふえた、これは事実でございます。  政治もそうでございますが、これは結果責任でございますから、今後、今一刻の猶予もならないときに、大蔵もちろん運輸もそうで...全文を見る
○中尾則幸君 ポイントを話していただきましたけれども、よく具体的にはのみ込めません。  時間がありません。続いて参ります。  先日来の審議の中で、さまざまな選択肢を今政府当局が考えておられるということでございますが、一昨日の委員会でも指摘しましたが、昭和六十三年一月の閣議決定...全文を見る
○中尾則幸君 午前中の参考人質疑の中でも、十三・八兆円含め最終的に残るであろうと見られている二十一兆円について、一般会計での処理もやむを得ないというお考えを示された参考人の方もいらっしゃいました。隠れ借金ではないんだと、もう国民のみんなはわかっているんだという考え方でございます。...全文を見る
○中尾則幸君 今の御答弁の中でちょっと違うなと思うのは、私は重要な選択肢の一つと考えられないかという御質問を申し上げたはずです。わかっているんですよ、さまざまな選択肢。一昨日のあれでも申し上げました。例えば無利子国債の発行だとか、これから聞きます道路特定財源のあり方だとかいろいろ...全文を見る
○中尾則幸君 御丁寧な答弁で、僕もう一分しかなくなりました。JR各社の法人税の問題でございますけれども、これを債務返済に充当してはどうかというお話も伺いました。しかし、もう時間がございません。  最後に、大蔵政務次官と運輸大臣に一言ずつお伺いします。  債務処理は平成九年中に...全文を見る
06月02日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第4号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  前回、五月二十六日の質問と同じ質問をまず先にさせていただきます。  私は、前回、脳死を人の死とする社会的合意についてお尋ね申し上げました。先ほど来、照屋先生、大森先生からも御指摘がございましたが、このきょうの委員会の御意見...全文を見る
○中尾則幸君 私が指摘したとおり、この脳死臨調は九一年の見解なんですよ。これはその当時の見解として私は否定はできないと思う。それから時代は変わってきているんです。特に今回のこの論議は、脳死について国民が真正面から向き合ってきた事実なんです。これを否定して、これは医学的に、例えば先...全文を見る
○中尾則幸君 本法に盛り込むことを例えば再考する考えがあるのかどうか、その事実だけを、例えば検討中であるとかないとか、それだけで結構です、お答えください。
○中尾則幸君 厚生省、来ていらっしゃいますか。  この拒否権について、省令に落とすというような話も聞いております。明記するのであればどんな表現になるのか、全く検討をしていないのか、お答え願いたいと思います。
○中尾則幸君 大変難しい問題なんですよ、今、省令に落とすことについては。このままで放置できませんよ、はっきり言って。放置はできないわけです。これだけでもう混乱しますよ、医療現場は。  続いてちょっとお伺いします。これに関連して、脳死判定の着手時期についてお伺いします。厚生省、い...全文を見る
○中尾則幸君 ということは、家族の同意が要件になるということでよろしいですね。
○中尾則幸君 要件であるというふうに理解させていただきます。  そうしますと、これは前回の委員会でも質問がございましたが、家族の同意によって、これ死亡判定時刻が変わりますね。
○中尾則幸君 なぜこんな回りくどい聞き方をしたかといいますと、家族の脳死判定に対する拒否権が認められていればすっきりするんですよ。そうですね。そうなんです。死亡時刻が変わる問題についても、これについてはまた改めて。  そうしましたら、中山案の発議者に御質問申し上げます。  じ...全文を見る
○中尾則幸君 これも前回ちょっと触れました。脳死判定基準とされている竹内基準六項目ございます。それに加えてさらに脳血流の停止の判定を行うべきだと。これは立花隆さんなんかもずっとこの脳死臨調批判の書物の中でも言ってございます。これは全例についてすべてすべきだというふうには大方の方は...全文を見る
○中尾則幸君 もう一問確認させていただきたいと思います。  子供の脳死判定と臓器移植について、さきの五月二十六日の当委員会で、臓器提供意思表示、本人にあってその有効性が認められるのは何歳以上の子供かと私はお尋ねいたしました。そのお答えで中山案の発議者から、民法で認められた遺言が...全文を見る
○中尾則幸君 この件に関して厚生省はどうお考えでしょうか。
○中尾則幸君 わかりました。この点はすっきりと十五歳を一つの目安ということでお話を伺いました。  続いて、「脳死体の各種利用の可能性について」というふうに質問通告を申し上げました。  つまり、「脳死者に血液や治療用の抗体をつくらせることもできるし、医学生のための解剖実習にも使...全文を見る
○中尾則幸君 どうもありがとうございました。
06月03日第140回国会 参議院 運輸委員会 第13号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。私も持ち時間の範囲内で何問か質問させていただきます。  特殊法人の見直し等々が今言われておりますが、時代の流れあるいは経済情勢の変化によって特殊法人の事業そのものあるいは必要性がやっぱり厳格に審査されなければならないというのは同...全文を見る
○中尾則幸君 特殊法人につきましては、コスト意識が働かないなどさまざまな問題点が指摘されております。財政構造改革会議の中にありまして、新事業団は国費助成金等の歳出削減にどう取り組んでいくのか、二間目にお答え願いたいと思うんです。  手元の資料では、平成八年度予算の国庫助成金が千...全文を見る
○中尾則幸君 今回の新事業団の設立て私がちょっと不思議に思ったのは定員削減の問題でございますが、何も人間を減らせばいいと私は思っておりません。しかし、二つの基金と公団の統合によって、現行十一名いる役員の中で、特に理事が二つの基金、公団で六名と、合わさってたったの一名しか減になって...全文を見る
○中尾則幸君 私も民間の出でございますから、どうも民間の論理で考えれば納得がいかないなということでございます。先ほど横尾先生からもお話がございましたから、この問題については、この法案が成立して新事業団がスタートした後からいろいろ御質問させていただきたいと思っております。  続い...全文を見る
○中尾則幸君 分割・民営化当時はこの経営安定基金は利率が七・三%でスタートしておりまして、私も北海道なものですから、北海道のJRの方々が随分苦労されていることは承知しております。  ところが、運用益が目減りしておりまして稼ぐに追いつけないというような状態でございます。ちょっと資...全文を見る
○中尾則幸君 ただいま鉄道局長の話では十三年度までに株式上場と、JR貨物の問題はございますけれども、それが本当に実現すれば旅客の六社がようやく民営化されたと言えるのではないかと思います。  次に、北海道、九州、四国における鉄道ネットワークの付加価値を高めるために高速化や複々線化...全文を見る
○中尾則幸君 ただいま局長の御答弁にありました無利子貸付事業についてでございますが、これは平成三年の十月一日、鉄道整備基金が設立されてからこの事業を行ってきておるわけです。一定の効果を発揮しているのではないかとは思います。  しかし、この無利子貸付の原資については国鉄清算事業団...全文を見る
○中尾則幸君 時間もありませんので、最後に大臣にお伺いします。  私は、JR三島会社の経営の問題を鉄道整備基金の問題に関して御質問を今申し上げましたけれども、地方鉄道ネットワークの整備といいますか基盤安定といいますか、それについて二十一世紀を見据えた交通ネットワーク、特に地方の...全文を見る
06月10日第140回国会 参議院 運輸委員会 第14号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  私は、外国人観光客の受け入れ体制とその問題について初めに伺います。  平成八年の運輸省が行いました地方自治体へのアンケート調査がございます。それによりますと、受け入れ体制で問題点の第一番目に挙げられているのが、海外に向けて...全文を見る
○中尾則幸君 私の聞き違いではないと思うんですが、今、月間アクセス件数が百万件ということでございますね。平成八年の資料では三十万件台だというふうに理解していました。それでよろしいんですね。
○中尾則幸君 インターネットは世界各国につながるものですから、この活用というのは大変有効な戦略になると思うんです。  続いて、ビデオの制作等についてどう行われているか。  私は、実は国際観光振興会からビデオをお借りしまして、十分程度のプロモーションビデオを見ました。富士山が出...全文を見る
○中尾則幸君 次に、在外公館の果たす役割も大変大きいなと思うんです。例えば、委員派遣で海外に行きますと、ポスターが張ってあったりしてございます。今後十年間の倍増計画、いろいろな手段を講じていかなきゃいけないなと思うんですが、在外公館での取り組みについてどういうふうに展開していくの...全文を見る
○中尾則幸君 さまざまなPRがあると思うんですが、旅行会社は当然のことですね。それから海外にある航空会社の支店、これも当然日本へどうぞと、誘致を大変熱心にやられていると思います。そのほかすべてとは言いませんけれども、在外の日本企業、特に日本料理店、これは地方の中枢都市だけじゃなく...全文を見る
○中尾則幸君 PRもさることながら、外国から来られるお客さん、なかなか日本に足が向かないという理由の一つには、非常に日本は物価が高い、旅行も非常に割高感が残るということが挙げられると思うんです。  今回の法案の趣旨もその一点にあろうかと思うんですが、旅行費用の低廉化対策について...全文を見る
○中尾則幸君 旅行費用の低廉化対策のもう一つの側面として、今回の法案の第七条、第八条に共通乗車船券の発行促進でございますが、現在、JR六社のジャパン・レール・パスが実際に機能しておるわけですけれども、具体的にどの程度割引率が実行されていくのか、予想されるのか。これも私鉄だとか皆さ...全文を見る
○中尾則幸君 例えば、来訪促進地域の指定ということで法案が今回出されているわけですけれども、これは全国共通じゃなくて、その地域独自の例えばフリーパスというか割引パス等なんかも考えられるということですか。
○中尾則幸君 地域の自主性に任せるということであれば、北海道地区だとか東北地区だとか、その取り組みによって少し値段の差があるというふうになるわけですね。  それで、次に運賃や旅費の低廉化対策に続いて問題となっているのは言葉の壁、今回の法案の中にも書いてありますけれども、地域限定...全文を見る
○中尾則幸君 時間がもう残り少なくなってきました。最後に、大臣にちょっと伺いたいんです。  来訪促進地域の設定のほかに、地方都市空港の国際化の問題、行きたくてもそういう便が不便であればなかなか外国人の観光客が来れない。せんだって当委員会でも私質問を申し上げました。例えば、札幌・...全文を見る
06月13日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会公聴会 第1号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。本日は六人の公述人の皆様の貴重なお話を伺いました。大変ありがとうございました。  私の持ち時間も十分でございまして、本当は六人の皆さんからお話を伺いたいんですが、失礼かと思いますが、何人かの方に絞ってお話をお伺いしたいと思います...全文を見る
○中尾則幸君 藤堂公述人にもう一問お伺いします。  本委員会で審議されている両法案とも、臓器提供は本人の文書による意思確認が前提となっております。私もそれは当然のことだと思っております。この委員会でも私は厚生省等に御質問いたしたんですが、その有効性は一体何歳ぐらいだろうかという...全文を見る
○中尾則幸君 この件につきまして、有効性の問題ですが、法律の専門家であります中谷公述人にもお伺いできればありがたいんですが。
○中尾則幸君 続いて、同じく中谷公述人にお伺いいたします。  現在はいわゆる中山案とそれから猪熊案で審議をしているんですが、第三案が今検討されております。その第三案といいますのは、御存じだろうと思いますけれども、第三案はその中間といいますか、臓器提供者に限っていわゆる脳死を人の...全文を見る
○中尾則幸君 先ほど中谷先生から、第三の案の議論を尽くしてほしいというお答えがあったものですから、大変失礼しました。  続いて、藤井公述人にお聞きしたいと思います。  人の死をどうとらえるかというのは、私も、ただ医学的な判断だけで人の死を法で規定すべきではないという立場に立っ...全文を見る
○中尾則幸君 時間が参りました。ありがとうございました。
06月16日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第7号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  今回、脳死は人の死か、あるいは臓器移植のあり方について、大変国民が注目する中で私ども論議を続けてまいりました。そして、今回、さまざまな国民世論あるいは委員会等の質疑を受けて修正案が先ほど提出されました。この修正案を提出された...全文を見る
○中尾則幸君 今、堂本先生のお答えにもありましたけれども、これはどう見ても修正案が単なる字句の一部の修正でなくて基本的に大きな問題が修正されたと私も認識しております。  時間もございませんので、修正案の問題点について端的にお伺いします。  まず第一点でございますが、先ほどから...全文を見る
○中尾則幸君 確かに先ほどから臓器移植以外については言及していないと言いますが、これが例えば臓器移植を目的として、本人の同意、家族の同意もありますけれども、それでいわゆる死体、脳死イコール人の死と決めても、影響はあるわけです。先ほどからの御議論にありますけれども、じゃこの法律だけ...全文を見る
○中尾則幸君 確認したいんですが、刑法並びに民法等にも及ぶというふうに理解してよろしいですね。
○中尾則幸君 続いて伺います。  臓器移植以外の一般の患者の脳死判定は一体どうなるのか、家族の同意や拒否権はあるのか。  当委員会では、中山案について何度か私はこれは確認させていただきました。例えば、侵襲性の高い無呼吸テストを行う、これは家族へのインフォームド・コンセントが必...全文を見る
○中尾則幸君 なぜ私がこういうことを聞くかといいますと、今まで中山案、猪熊案で審議を尽くしてきたわけです。今度新たに修正案が出ましたので、私はそれを確認しておく要があるかと思うんです。  それからもう一点、一般患者の脳死判定をどうするかというのは大事な問題でございまして、例えば...全文を見る
○中尾則幸君 厚生省にも伺います。
○中尾則幸君 ただいまのお話、御説明を聞きまして安心いたしました。  続いてでございます。臓器提供の本人が臓器提供の意思表示をした場合、書面にて提供の意思を確認する、あるいは脳死判定も今度は確認する、これは大変結構なことでございます。それに家族が加わるということでございますが、...全文を見る
○中尾則幸君 大変ありがとうございました。家族の同意もと、次に聞こうと思ったんですが、結構でございます。  次に、臓器提供意思の有効年齢について、下限、これは何度も私は質問申し上げました。当初、中山案では十五歳相当、民法で言う十五歳相当が一応の目安というふうなお答えをいただきま...全文を見る
○中尾則幸君 前にも厚生省からお答えいただいたように、十五歳が一つの目安ということに変わりはありませんか。
○中尾則幸君 ありがとうございます。  相続の問題について一言お伺いします。  先ほどもお話が出ていましたけれども、例えば御夫婦が交通事故で、夫の方が臓器提供の生前御意思を確認しておる、奥さんの方が臓器提供については書面を出すなどの用意をしていなかったという場合に、片一方は脳...全文を見る
○中尾則幸君 残り時間がなくなりました。最後に大臣、一言。  いわゆる今の医療、救急医療の日大の林先生の言われている脳の低体温療法で蘇生限界点が少しずつ動いているんじゃないかという指摘もございます。  それで、今後、脳死判定基準の柔軟な見直し、それから脳死判定の厳しい第三者機...全文を見る
○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。本日は六人の公述人の皆さんの御意見を伺わせていただきました。大変参考になりました。  私も持ち時間が限られておりますので、本来であれば全員の皆さんからいろいろ御意見を賜りたいところでございますが、御容赦願いたいと思います。  ...全文を見る
○中尾則幸君 ありがとうございました。  ノンフィクション作家の柳田邦男さんが、死というのは一人称だけの死じゃなくて、みとり、いわゆる家族と一緒に迎えていくんだと。ですから私は、偉そうなことを言えないんですけれども、脳死はやっぱり死の概念としては必要条件であるけれども果たして十...全文を見る
○中尾則幸君 あともう一問、同じく岩田公述人にお伺いしたいと思います。  これも委員会で私も質問してなかなか明確な回答を得られなかったのですが、臓器提供、これは本人が意思表示をするわけで当然のことでありますけれども、その本人が意思表示をする法的に有効性を持つ年齢は幾つかと私は委...全文を見る
○中尾則幸君 ありがとうございました。
07月08日第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  私は、まず外務省の七年度決算に関連して幾つか質問をした後、先ほど来から質疑のございます日米ガイドラインの見直し問題についても触れてみたいと思います。  まず、午前中、依田先生の御質問にもありましたが、在外公館の警備体制及び...全文を見る
○中尾則幸君 今、内訳を伺いました。在外公館はいろいろ各国の事情によって違うでしょうけれども、これから警備等しっかり取り組んでいただきたいと思います。  さて、私が質問通告をした後に、カンボジアでまた武力衝突によって在外邦人が巻き込まれた痛ましい死亡事故がございました。在外公館...全文を見る
○中尾則幸君 ただいま御説明いただきました事態収拾に向けて、これからASEAN各国との話し合い、外相がリーダーシップを発揮されると思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  この後、実は私は質問通告で、ペルーのあの大使公邸事件の前に、JICAで派遣されました農業技術者三...全文を見る
○中尾則幸君 先ほどのお話で、そう重大ではないというような発言があったんですが、それは私は大臣の本意ではないと思うんです。これは大変重大だから皆さんが聞いておるわけですよ。  例えば、ここで線を引けということじゃないんですが、少なくとも日本政府としてはこのガイドラインの最終報告...全文を見る
○中尾則幸君 この問題だけで時間を費やすわけにいきませんが、もうちょっと明確に、じゃ中東、インド洋が含まれないというんであれば、もうそろそろ大体わかるはずなんですね、これは地図を見ればわかるはずなんで、ちゃんとそれをきちっとすべきだと私は思いますよ。  次に伺います。またあいま...全文を見る
○中尾則幸君 だんだん持ち時間がなくなりました。先ほども益田先生の御指摘がありましたけれども、今回の中間ガイドライン、私は理解が乏しいものですから、なかなかうまくできているのか、非常にグレーゾーンが大変多い。どちらでもとれるような表現、だから今私はこの不安定性、不確実性の問題につ...全文を見る
○中尾則幸君 今回の検討項目四十項目の中に、さらに民間港湾・空港における物資の積みおろし作業というふうになっております。民間業者の役務提供についてでございますけれども、これについて法的措置も検討しているのかどうか。防衛庁設置法第六条第十四号では、施設・区域の提供のみならず、駐留軍...全文を見る
○中尾則幸君 ちょっとマイクが途切れて途中聞けなかったんですが、役務の強制提供については検討している事実はないと。新聞報道が間違いだと思って私はあえて取り上げませんが、二十二項目を検討しているやという報道もございました。それについては報道ですからあくまでも報道の範囲内ということで...全文を見る
○中尾則幸君 説明を聞いていると、有事立法の研究の中で、日本有事の際、これは昭和五十三年からやっているというふうに聞いていますけれども、今回は周辺事態だと。私はちょっと違うと思うんですよ。これは例えば昭和五十三年から有事法制研究をやっていると先ほどもありました。それと別なんだと。...全文を見る
○中尾則幸君 整理します。今検討している事実はない、そして今後検討しないとは言わないと。
○中尾則幸君 では、検討もあり得るということですね。では、確認。
○中尾則幸君 だんだんわからなくなりました。
○中尾則幸君 だから私が言ったのは、今後検討しないということではないですねと言ったんですよ。だから、検討することもあり得るんですねと言ったんです。私は何も難しいことを言っているんじゃないですよ、長官。
○中尾則幸君 私に何も当たる必要はないんですよ。報道は報道ですよ。  つまり、私は今事実を聞いているんですよ。今は検討していないと、検討している事実はない。だけれども、将来は検討もあり得るのかどうかと聞いているんですよ。ないんならない。だけれども、あり得る場合もあるんですねとい...全文を見る
○中尾則幸君 私は、仮定というような話じゃないんです。これを実際に今後法制化するかどうかというのは今後の問題ですが、これは私は何も新しく出しているわけじゃないんです。四十項目の検討項目の中に出ているわけです。「民間港湾・空港における人員及び物資の積卸しに必要な場所及び保管施設の確...全文を見る
○中尾則幸君 お答えいただけないんですから何回も言っても仕方ありません。  続いて、捜索・救難において、米軍の戦闘員についても公海上で捜索・救難できるとあります。これは、武力行使と一体かどうかと、いろいろ通常国会でも質疑がありました。大変判断が難しいと思われます。例えば、戦闘に...全文を見る
○中尾則幸君 私が聞いているのは、例えば米軍がある国と交戦状態にある、日本が後方地域支援という形でその捜索・救難に当たると。だけれども、戦闘を実際に行った米兵、戦闘員を例えば捜索・救難することが私は武力行使と一体につながるのではないか、集団的自衛権の行使につながるのではないかと思...全文を見る
○中尾則幸君 今回の後方地域支援については戦闘地域と一線を画される、これは今まで言っているわけです。戦闘地域が入ってくるとこれは集団的自衛権に関するわけです。  しかし、例えばいわゆる救難あるいは捜索を求めている戦闘員というのは戦闘地域で大体起こるわけです。特殊な例を除いて、例...全文を見る
○中尾則幸君 時間がなくなりました。こういったいろいろな問題を詰めていかなきゃいけないというふうに私は思っています。つまり、戦闘地域に向かう船が例えば座礁したりしたことだと、端的に言えば。そういう救出、捜索は僕はあり得る、武力行使と一体でないし、集団的自衛権に触れないということだ...全文を見る
09月03日第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  私は、まず運輸省に旧国鉄長期債務処理問題について何点かお伺いしたいと思います。午前中の質疑にもございました。一部重複をお許し願いたいと思います。  まず、大臣に抜本処理策についての基本的考え方を改めて伺いたいと思います。 ...全文を見る
○中尾則幸君 私は、ことしの通常国会の長期債務処理の特例法案の審議の中で、清算事業団の自主財源等で処理できない債務、当時二十二兆円あるいは二十三兆円というふうに推定いたしました。その債務のうち十三・八兆円については、国鉄改革時のスキーム、それから当時昭和六十二年度の閣議決定等一連...全文を見る
○中尾則幸君 ここをちょっと伺いたいんですが、平成九年度首では長期債務の額が二十八・一兆円ということなんですが、今後来年度首、十年度首において、例えばJR株式の売却あるいは資産売却等を含めて、それを差し引いて純然たる残る債務というのはどのぐらいを見込んでいらっしゃいますか。
○中尾則幸君 二十七兆八千億円ということなわけでございます。  それで、今大臣からも説明を受けましたが、その肝心な処理財源をどうするかということをずっと今まで各委員会、国会で論議したわけです。今回の運輸省のペーパーではさっぱり見えない。ペーパーの中で、「特殊法人からの資産処分収...全文を見る
○中尾則幸君 今回の概算要求で一般会計から繰り入れに必要ないわゆる真水分は、平成十年度、これは下半期ということで区切ってございますけれども、約五千億円、通年ベースでは九千九百億円、約一兆円かかるということでございます。先ほどから私も申しておりますけれども、この償還財源をどうするか...全文を見る
○中尾則幸君 そのほか、今回具体的に出された無利子債券の発行、先ほどの質疑の中でも財政当局はもう難色を示している。例えば財政負担が拡大する、あるいは高額所得者の優遇等につながり税の公平性を欠くというような主張でございました。これをぽんと出して、私は、何で無利子債券だけをこの中の返...全文を見る
○中尾則幸君 私の質問に具体的に答えていらっしゃらない。無利子債券の発行でどのぐらいの財源が例えば確保されるのか、その見通しがなければこうした具体的な処理という形でペーパーを出されないと。それについてもう一回お答えください。
○中尾則幸君 私は責めるつもりはないのですが、ちょっとこの無利子債券だけ唐突に出された感がある。その道路特定財源、それは建設省の所管でありますけれども、そういった総合交通体系の中から私はやっていかなかったら、これは結局はもうお手上げになるんじゃないかという心配をしているからでござ...全文を見る
○中尾則幸君 あと二、三点お伺いします。  今回のペーパーを読んでみますと、特別会計の設置は平成十年十月一日、これは年度の後半になっているわけです。どうしてこれが十月一日なのか、私は理解に苦しむんです。もう毎日億単位の利払いが重なっていっているわけです。一日も早い、例えばこれで...全文を見る
○中尾則幸君 私は、もうこれは七月一日でも、国会審議も早めて、これはこちらの国会の話でございますけれども、そういった一日も早い処理をすべきだと思うんです。  次に、承継法人はなぜ鉄建公団なのか、私はちょっと理解に苦しむんです。  今回の概算要求では、国鉄清算事業団の残る業務、...全文を見る
○中尾則幸君 苦しい説明ですけれども、実情を考えれば、新しく運輸施設整備事業団がスタートして百三十五名だったか、そこに残務整理の部隊が千名どどっと入ってくると確かにこれは大変だなということもわかります。とにかく、国鉄清算事業団で働いている方の雇用ということについては改めてしっかり...全文を見る
○中尾則幸君 とにかく特別会計という球を投げた、それでようやく野球が始まったという感がございます。それについて、これは運輸だけじゃなくて財政当局の御責任でもございますので、しっかり取り組んでいただきたいと思います。  続いて、タクシーの規制緩和の問題点について何点か伺います。 ...全文を見る
○中尾則幸君 確かに東京は刻みを小さくして初乗り三百四十円タクシーが出現いたしました。そういったメリットもあろうかと思いますが、光と影の部分が必ずつきまといます。ちょっと影の部分についてお伺いします。  タクシーの現状、タクシー事業者、これは調べさせていただきましたが、法人が今...全文を見る
○中尾則幸君 支援措置を考えているということですか、具体的に。
○中尾則幸君 意見はだれでも言えるんですが、タクシー事業者はもう死活問題なので、例えば支援措置、そういった問題についても今後やっぱりいろいろ調査して考えていくかどうかということははっきりしていただきたいんです。  もう一度お願いします。
○中尾則幸君 一生懸命やってください。  次に、タクシーの規制緩和によりまして過当競争は当然避けられない。それで、労働者の雇用と労働条件はどうなるかということでございます。  時間もありませんので私から資料の方を言いますと、タクシー運転者の平均年収が今およそ四百三万円、年間実...全文を見る
○中尾則幸君 安全確保について、これはもう半ば公共機関ですので当然ですが、支障を来さないようにと言っていますけれども、競争が激しくなって、今でもこれは車両台数に比べて乗車する人数が減っているわけです。こういう中で新規参入、私は規制緩和が悪いとは言わないんですが、こういう実情をきち...全文を見る
○中尾則幸君 お答えがちょっと頼りないんですね。  労働省、週四十時間労働制がことし四月からスタートしたわけでございます。指導期間が二年間あるということですが、いわゆる年間実働時間、厳しいタクシー事業あるいはタクシー運転者、果たしてこれは達成できるのか。しかも、こうやって規制緩...全文を見る
○中尾則幸君 労働省がせっかくおいでですから、いろいろ現場の実態、規制緩和を進めるに当たってそれをやっぱりフォローアップして、現状どうなっているのか、労働時間は果たしてどうなのか、収入はどうなのか、雇用はどうなのかということも労働省はきちっとやっていただきたい。私、特に労働時間に...全文を見る
○中尾則幸君 持ち時間があと二分余りになりました。  スウェーデンのタクシーの規制緩和をいろいろ調べさせていただきました。御存じのように一九九〇年七月一日、このスウェーデンのタクシー産業は運賃、資格、台数規制、すべてなくなったそうです。運賃は自由設定、参入も完全に開放した。その...全文を見る
09月17日第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  私も最初に動燃東海事業所におけるウランのずさんな管理問題についてお伺いいたしたいと思います。先ほど来、吉川委員、渡辺委員から御質疑がありましたので、なるべく重複を避けて質問をしたいと思います。  まず最初に、長官に予算流用...全文を見る
○中尾則幸君 改めて来週、科学技術委員会がありますので詳しくやらせていただきます。  閉鎖体質だけじゃなくて隠ぺい体質ですね、それから安全神話にずっと偏ってきたんですよ。例えば原子力安全白書を見てもそうです。そうした反省点に立った自己改革が全く進んでいないと私は指摘せざるを得ま...全文を見る
○中尾則幸君 次に、会計検査院にお伺いします。  先ほど来の質疑の中で会計検査院は今回の、我々は流用問題というふうに位置づけておるんですが、例えば動燃事業団法施行規則第十条に直ちに違法ではないというふうに言ってございます。十条は「予算の流用等」、「事業団は、支出予算については、...全文を見る
○中尾則幸君 先ほどの答弁とちょっと違うんですが、これは不適切ということもあり得るわけですね。
○中尾則幸君 なきにしもあらずということは、あるということですね。
○中尾則幸君 そうしましたら、会計検査院、これは会計検査院法二十二条で、国が二分の一以上の資本金を出している特殊法人の検査を義務づけられていますね。動燃はこれの対象になると思うんですが、この二十二条によって今まで例えば通常検査、これは会計処理だから全部会計検査院でチェックしている...全文を見る
○中尾則幸君 もう一回確認したいんですが、動燃事業団については、個別の費目についてはチェックはしていないということですか。
○中尾則幸君 この問題については来週にも予定されている科学技術委員会で改めてやらせていただきます。  この問題の最後に谷垣新長官にお伺いします。先ほどからの質疑なんかも伺って、国の原子力政策、これはもう国民の不信感を通り越して、一体動燃はどうなっているんだ、動燃という名前を聞く...全文を見る
○中尾則幸君 動燃の関係の方は御退席くださって結構です。  続いて、高度情報化のあり方、我が国の高度情報化についてのお尋ねをいたしたいと思います。  まず、科学技術庁長官には、おめでとうございますを言わないで、御苦労さまでございましたとなかなか言うチャンスがなかったものですか...全文を見る
○中尾則幸君 行革の目標の一つに、縦割り行政の弊害を是正するとあります。それには、高度情報化によりまして行政情報が住民、国民との間で双方向にやりとりできるというシステムが不可欠じゃないか、つきましては、情報通信を国や自治体等のサービス分野にどう応用していくかということが大事じゃな...全文を見る
○中尾則幸君 平成六年の八月に総理大臣を長とする高度情報通信社会推進本部ができました。それで、何点か具体的にちょっとお尋ね申し上げたいんですが、ただいまの御答弁にありましたけれども、高度情報化社会実現のために横断的な仕組みが必要だ、高度情報通信社会推進本部ができたということもあっ...全文を見る
○中尾則幸君 遠隔医療は距離の差を縮めて在宅ケアも将来可能にするという大変新しい試みでありますけれども、厚生省にも伺います。  今年度から遠隔医療推進モデル事業を始めました。大変いい取り組みだと思うんですが、厚生省の遠隔医療についての基本戦略を簡単にお述べいただきたいと思います...全文を見る
○中尾則幸君 ありがとうございました。続いて、高度道路交通システム、いわゆるITSについて伺います。  ITSは、郵政省それから建設、運輸、通産、警察庁の五つの省庁のプロジェクトみたいな形で進められておりますが、このシステムは最先端の情報通信技術を用いて人と道路それから車を一体...全文を見る
○中尾則幸君 ちょっと郵政省に聞きたいんですが、いわゆるVERTIS、推進協議会の試算で、こういうITS完備というかシステムが整備されると交通事故が半減する、あるいは交通渋滞が解消する、あるいはCO2が一五%削減される、いわゆる交通渋滞を少なくするということ、それから都市部におい...全文を見る
○中尾則幸君 この推進協議会の試算では、何か二〇一〇年で五十兆円規模になるんじゃないか、大変な産業といいますか、変革をもたらすんじゃないかと思ってございます。  次に、遠隔勤務、テレワークについて労働省と郵政省に伺います。  日本はアメリカに比べてテレワークヘの取り組みがおく...全文を見る
○中尾則幸君 テレワーク、それからアメリカで言うテレコミューティング、私も去年いろいろシリコンバレー等々にもこの問題で調査に行ってまいりましたけれども、日本のテレワーク人口、ようやく一週間に一度以上パソコン等のあれで在宅で勤務するというんですか、仕事をする数が四十万人だろうと言わ...全文を見る
○中尾則幸君 今、テレワークあるいは遠隔医療、ITS、重立った三つについて具体的にアウトラインだけに触れさせていただきました。このほか、文部省関係では遠隔教育、あるいはこれは通産省でしょうか電子商取引、これも大変市場規模がどうなるかという予測もつかないぐらいのいわゆるビッグバン、...全文を見る
○中尾則幸君 終わります。
09月25日第140回国会 参議院 科学技術特別委員会 閉会後第1号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。  ただいまの質疑あるいはこれまでの質疑を伺っておりまして気づいたことを二、三点、質問通告にはございませんけれども、御質問申し上げたいと思います。  私も、この問題について先週の十七日の参議院決算委員会で、予算流用問題を中心に...全文を見る
○中尾則幸君 マニュアルだけをつくってマニュアルを覚えて、ようやく習知したときに課が変わるということはあるんですよ。ですから、マニュアルを見たんですけれども、すごい、屋上屋を重ねている、それはやめていただきたい、簡潔にしていただきたいと要望を申し上げます。  それでは、ウラン廃...全文を見る
○中尾則幸君 先ほど来から質疑もありましたけれども、貯蔵ピットの廃棄物の内容について今も御答弁がありましたが、正確な記録が残っていない、内容の把握がなかなかできない、ドラム缶の中身が、昭和四十年代の初めなので、ナンバーワンピットはウラン製錬の工程から出てきたものであろうというよう...全文を見る
○中尾則幸君 昭和五十七年の四月に科学技術庁が保安規定遵守状況調査として調査を行ったと先ほどの質疑もございました。その結果に基づいて、ピットの底に水たまりができているので、その水を取り除くこと、また廃棄物の異常の有無を定期的に確認することと指示した、これは任意の調査であったという...全文を見る
○中尾則幸君 ぜひ今回の教訓を生かして取り組んでいただきたいと思っております。  会計検査院、見えていらっしゃると思いますけれども、会計検査院では科学技術庁に対しても九月十日から定例検査を行ったということでございますが、動燃のいわゆる予算流用に関する経緯や背景についてどのような...全文を見る
○中尾則幸君 質問通告していなかったんですが、先ほどの関連でちょっと質問したいんですが、いわゆる予算流用の問題なんです。  動燃事業団法施行規則第十条に「当該予算に定める目的のほかに使用してはならない」ということと、それから適用除外といいますかただし書きがありまして、「ただし、...全文を見る
○中尾則幸君 あと残り一分三十秒になりまして、最後に長官、ひとつよろしくお願いいたします。  今回の一連の不祥事、第一義的には動燃にある、これは疑うところではないんですが、やっぱり科学技術庁の責任も大きいと私は言わざるを得ません。また、原子力委員会や原子力安全委員会のあり方も問...全文を見る
11月19日第141回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号
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○中尾則幸君 私は、きょうは原子力政策の基本、問題について何点かこの機会にお伺いしたいと思います。  質問に入る前に、昨日、動燃からウラン廃棄物処理施設焼却施設における発煙というペーパーをいただきました。これは質問通告はしてございません。これを読みまして、少しは動燃の意識が変わ...全文を見る
○中尾則幸君 私が伺っているのは、めどは立っておるのかどうかを伺っているんですが。
○中尾則幸君 六ケ所村への使用済み燃料の搬入のおくれ、先ほど申し上げましたように二〇〇三年の再処理工場の稼働も影響を受けておくれるんではないかというふうに思っております。  仮に、予定どおり稼働をしたとしても使用済み燃料の発生量と再処理能力との関係、これは二〇一〇年ごろには何ら...全文を見る
○中尾則幸君 ちょっと確認したいんですが、今、局長の話ではサイト外、いわゆる原子力発電所施設のサイト外にも貯蔵施設を想定しているというのは、これは原子炉等規制法、いわゆる炉規法の解釈では現行ではできるんですか。
○中尾則幸君 質問通告の順番を、時間が余りないのでちょっと飛ばしまして、次にバックエンド対策についてお伺いします。この問題は、私も科学技術特別委員会で何度か質問させていただきました。北海道幌延の貯蔵工学センターの問題でございます。  御存じのように、放射性廃棄物、特に高レベルの...全文を見る
○中尾則幸君 新進気鋭といったら、先ほど戸田先生が新進じゃなくて気鋭の谷垣長官だと。答弁を期待しておったんですが、ここ十年ほとんど変わらないんです。長官、正直に言いまして、これは科学技術庁の方々がそういうふうにずっと決めてきたわけですよ。長官、もうちょっと長官らしさを出して御答弁...全文を見る
○中尾則幸君 十分な対話ということは大変大事なことです。  それで、私の記憶に間違いなければ、少なくともこうした国のバックエンド対策、特に高レベル放射性廃棄物をどうするのか、大変重要なんです。対話と申し上げましたけれども、この十二年間、少なくとも科学技術庁長官で現地のこうしたい...全文を見る
○中尾則幸君 私が言っているのは、地元との対話と言っているんです。何も難しいことを言っているわけじゃないんです。札幌でもだめなんです、地元に出向いてその場で、実際にどういう立地条件であるか、そこに私は気鋭の谷垣長官にぜひ行っていただきたい。当時、いろんな長官に私は申し上げました。...全文を見る
○中尾則幸君 ぜひとも、今までの取り組みじゃなくて真摯に取り組んでいただければ、私は谷垣長官に大変期待しておりますので、どうぞ地元の生の声を聞いていただきたいと御要望を申し上げまして、質問を終わります。
12月04日第141回国会 参議院 運輸委員会 第2号
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○中尾則幸君 民主党・新緑風会の中尾でございます。私は、先ほど来から御質疑のありました、国鉄の長期債務処理問題について質問したいと思います。  まず、質問の前に、藤井運輸大臣の大臣御就任、心からおめでとうございます。大臣には就任早々、私は北海道でございますから、北海道の大変厳し...全文を見る
○中尾則幸君 出されたばかりでございますからこれからだろうと思いますけれども、表にあらわれただけでも少なくとも二百五十兆円になんなんとする国の借金、この中に潜り込ませてはならないというのが恐らく今回の処理スキームの基本ではないかと私は思っております。  続いて、まだこの運輸省案...全文を見る
○中尾則幸君 それでは伺います。  隗より始めよということでしょうか、ここで運輸省の六百五十億円程度、これは運輸省の予算の削減、まず手本を示そうというような話でございます。そこから捻出するといいますが、これ鉄道局長に伺います。一体どこをどの程度どう削減するのか。検討は始まってい...全文を見る
○中尾則幸君 それから、今回の企画委員会の中で大変まだ積み残しになっているのは、JR各社の追加負担、これをどうするかということだろうと思います。  JR各社の追加負担については、私ども民主党もこの財源をどうするかという論議の中で、基本的にはJR各社の追加負担はあり得ない、それは...全文を見る
○中尾則幸君 確かに大臣の御答弁わからないわけでもないんです。つまり、民間会社に対して国が国の借金を負担せいということ、これはルール上からもあり得ないことだと私は思っています。ただ、年金負担ならいいだろうということも、私はちょっと違うと思うんです。  その前に、大金になりますの...全文を見る
○中尾則幸君 困ったからって、そういうふうなルールを変えたりしては私はいけないと思うんです。例えば鉄道共済年金の移管にしても、これは四月から厚生年金に統合された。その際の移管金の負担割合は清算事業団八千億それからJRが二千億。これもちゃんと決まっているんです。例えば移管の不足額に...全文を見る