長尾立子

ながおりつこ



当選回数回

長尾立子の1985年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第102回国会 衆議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  厚生年金保険の国庫負担の繰り延べでございますが、昭和五十七年度から実施をいたしております。この内容は、厚生年金保険法で定められました国庫負担のうちの四分の一に相当いたしますものを予算上繰り延べるというものでございますが、五十七年度に実施...全文を見る
03月07日第102回国会 衆議院 社会労働委員会 第8号
議事録を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  先生、今お話しがございました厚生年金保険の国庫負担の繰り延べ額でございますが、当初予算のベースでお話しございました六十年度現在で九千四百七十億、これは元本でございます。ということは、先生のおっしゃるとおりでございます。  利息の計算で...全文を見る
03月08日第102回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
議事録を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  ただいまの現行制度におきましての国民年金の任意加入の取り扱いに準じて考えさせていただくということになるわけでございますが、現在の国民年金の任意加入の仕組みを申し上げますと、御自分の住所地の市町村長さんに加入をしたいという旨のお届けをして...全文を見る
○長尾政府委員 先ほど、現在の仕組みについての御説明を申し上げたわけでございますが、国民年金の保険料は従来、原則といたしまして住所地の市区町村に納付をしていただいているわけでございます。改正案が成立した場合の海外に居住しておられます被保険者の保険料の納付の方法でございますが、先ほ...全文を見る
○長尾政府委員 この問題について検討いたしておりますのは、具体的な手続面ということでございますと社会保険庁の国民年金課でございますが、直接本国の方にお問い合わせになるというのもいろいろな意味で煩瑣かと思いますし、ある程度内容が固まりました段階では、先ほど先生からお話がありました海...全文を見る
03月26日第102回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
議事録を見る
○政府委員(長尾立子君) お答えを申し上げます。  昭和五十年の免除率でございますが、全強制被保険者に対しまして免除を受けております者の比率は八・〇%でございます。
○政府委員(長尾立子君) 失礼いたしました。  次に、五十一年は八・五%、五十二年は九・一%、五十三年は九・七%、五十四年は一〇・五%、五十五年一一・八%、五十六年一三・一%、五十七年一五・〇%、五十八年一六・七%でございます。
○政府委員(長尾立子君) 免除を実際に判断をいたしますのは市町村長がいたすわけでございますが、どういった水準で免除をすべきかということにつきましては、先生御指摘のように、私どもの方でその基準を示しましてその市町村に判断をさせておるわけでございます。  基準の内容といたしましては...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先生の御質問の、いかなる形でも年金を受けられない方の数がどれくらいかということになるわけでございますが、先ほど来御議論がございますように、基礎年金を満額受ける方と、それから若干減額された形で受ける方もあろうかと思います。どういう形でか年金を受けられるとい...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 今御説明をいたしましたように、基礎年金の給付費といたしましては、昭和百年におきまして十四兆六千三十四億円というふうに見通しを立てております。このうち拠出金の算定対象額総額といたしまして十四兆二千三百九十三億円を予定いたしておりますので、この差額が今先生御...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 今先生お話しのお示しになりました数字は、私どもが申し上げました数字と同じでございまして、それで、五年違って申し上げておったかと思います。今私は昭和百年を申し上げまして、先生は昭和九十五年をおっしゃいましたので、そこの差が出てきていると思います。
○政府委員(長尾立子君) 給付費の総額の推計でございますが、現在の被保険者として対象となります方につきまして基礎年金としての拠出期間を計算いたしまして、その上で出てまいります総給付費を計算をいたしておるわけでございます。したがいまして、根拠になりますのは、今現在の被保険者、それか...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先生の御質問は、国民年金の保険料を滞納した場合にどういうようなことになるかということでございますが、国民年金の保険料滞納者につきましては、いわゆる一般の租税並みの滞納処分というようなことをやることにはなっておるわけでございますが、御本人に対します罰則的な...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 社会保険庁で所管をいたしております厚生年金、国民年金、船員保険について申し上げます。  計算の方法でございますが、五十九年度の当初予算における各制度ごとの国庫負担額を各制度の総受給者数で割りまして計算をさせていただきました。こういう前提で計算いたします...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 厚生省所管のものだけをお答え申し上げましたので、地方公務員等につきましてはお答えを申し上げておりません。ちょっと私どもの方では、確実な数字を申し上げられません。
○政府委員(長尾立子君) 先生御指摘の点は、このパンフレットの中に、「実施までの準備に二年程度は必要」であるということを書いてございますので、この点についての御質問かと思います。その点につきましてお答えさしていただきます……
○政府委員(長尾立子君) はい、わかりました。失礼いたしました。  「昭和六十一年に同時に新制度のスタートを切るためには、まず、昭和五十九年に」「制度改正を実現する必要があります。」というふうに書いてあるわけでございますが、この点は、今私が読み上げさしていただきました、実施まで...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先ほど先生に御説明申し上げましたように、具体的な給付の仕組みと制度の内容にかかわります部分は、具体的にはプログラムをかいていくという作業になるわけでございますが、この点につきましては、国会の御決定を経て後でないとできませんので、その点は先ほど御説明申し上...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 厚生年金の給付費の繰り延べ額は、繰り延べました額総体といたしまして、六十年度の現在までのものを総計いたしまして、九千四百七十億円でございます。これに当たります運用収入相当分ということかと思いますが、この計算は一応の仮定を置きまして、つまりそれぞれの年度に...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 行革特例法におきましては、この返済分につきましては、将来にわたる年金財政の安定が損なわれることのないよう、特例期間経過後において、国の財政状況を勘案しつつ、できるだけ速やかに繰り戻しに着手するという旨の規定がございますし、そういった趣旨の約束を国会で申し...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 国民年金の保険料免除について御説明を申し上げます。  保険料の免除は、国民年金法八十九条によりまして、法律によりまして免除される方がございます。これは、国民年金の障害年金、障害福祉年金、母子福祉年金または準母子福祉年金の受給者であるとき、生活保護法によ...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) この点につきましては、私どもといたしましては、法定免除の場合には今のように該当するかどうかということの判断をすればよろしいわけでございますが、申請されます免除の方につきましては、免除をされますと給付の面におきまして給付率が下がるという事態もございます。こ...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 私どもといたしましては、保険料の免除につきましては、さっき申し上げましたように、御本人に十分その申請免除というものの性格を御説明いたしまして取り扱いをしていくように指導をいたしております。先生お話しのような事実があるということは承知いたしておりません。
○政府委員(長尾立子君) 先ほど先生から御質問がございましたが、行革特例法で現在国庫負担につきまして繰り延べの措置をとっております。これは、今先生御質問になりました五十六年七月十日の第一次答申に基づきまして、「行財政改革に関する当面の基本方針」ということで五十六年八月二十五日に閣...全文を見る
03月27日第102回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
議事録を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  今回の行革関連特例法によります厚生年金保険の国庫負担の繰り延べの措置につきましては、極めて厳しい国家財政の状況ということを勘案いたしまして、一年間この特例措置を延長するという形の措置をとったわけでございます。  この特例措置の今後の扱...全文を見る
04月02日第102回国会 参議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○政府委員(長尾立子君) お答えを申し上げます。  最近の保険料免除の件数の動向を五カ年の各年度末の免除者数で申し上げますと、昭和五十四年度末現在が二百九万八千人、昭和五十五年度末現在が二百三十三万人、五十六年度末現在が二百五十三万七千人、五十七年度末現在が二百八十四万三千人、...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) お答えを申し上げます。  今、最近五年間の数字を申し上げたわけでございますが、国民年金が始まりました昭和三十六年度以降の免除者の状況を見ますと、当初は実は免除率はある程度高かったのでございますが、その後、年金受給者が出ました昭和四十年度後半あたりになり...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) お答えを申し上げます。  現在の免除基準は、法律上免除されます法定免除、生活保護を受けておられますとか障害福祉年金を受けておられますとか、こういった法定免除のほかに、御本人の申請によりまして免除を受けるという仕組みになっております。この申請によります免...全文を見る
04月08日第102回国会 衆議院 大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  六十年度末で、元本すなわち繰り延べました額が、当初予算ベースで申し上げまして九千四百七十億円でございます。これに対しまして利息分でございますが、利息といたしましては、それぞれの年度に資金運用部に預託いたしました場合に得べかりし利息という...全文を見る
04月09日第102回国会 衆議院 大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号
議事録を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  社会保障負担割合でございますが、先生から今お話がございました被保険者本人の負担、事業主の方の負担、全く純粋の国庫負担、それから地方公共団体の公費負担、運用収入等と四つに分けまして申し上げさせていただきます。  一九八〇年の数字で申し上...全文を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  ただいま先生おっしゃいました一兆七百七十五億円といいますものは、国庫負担当分といいますか、その分を繰り延べたわけでございますので、国庫負担分ではないということでございます。
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  厚生年金の六十年度末の積立金の予定は四十九兆六百四十四億円でございます。
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  厚生年金の五十九年三月末の老齢年金受給者は二百七十二万八千九百四十九人でございます。
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  厚生年金基金の昭和五十九年三月末現在の積立金残高は、総計で申し上げまして八兆七千六百六十七億六千八百万でございます。運用利回りでございますが、全体を平均いたしまして八・一八%でございます。
○長尾政府委員 お答え申し上げます。  厚生年金によります労災との給付の調整でございますが、先生今おっしゃいましたように、本来厚生年金は、労災保険、労災補償ができましたときに、業務外の補償に限って給付するという仕組みに改めたわけでございますが、その際に、業務上の災害が起こった場...全文を見る
04月09日第102回国会 参議院 社会労働委員会 第12号
議事録を見る
○政府委員(長尾立子君) 障害者の数でございますが、これはそれぞれの制度によりまして障害者の範囲、いわばどのくらいの障害の方から障害者という形の範囲に入れていくかということが異なりますことと、それから統計的な資料が十分ではないのでございますが、そういう意味で丸めた数字で申し上げさ...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 失礼いたしました。今申し上げましたように、身体障害者福祉法上の推計によりますと、内部障害者は約二十万人というふうに推計をいたしております。
○政府委員(長尾立子君) 障害年金の受給権者でございますが、昭和五十九年の三月末現在の数字を申し上げます。  厚生年金保険は約二十四万人でございます。国民年金が、福祉年金それから拠出制、両方合わせまして九十五万人でございます。
○政府委員(長尾立子君) 先ほど申し上げましたように、精神衛生法上の精神障害者、または精神薄弱者福祉法上の精神薄弱者、身体障害者福祉法上の障害者、これは、それぞれの法律上の目的の上で対象者として把握をしておられるという方々でございますので、今先生御指摘のように、このうち現実に年金...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) おっしゃるとおりでございまして、国民年金にいたしましても厚生年金にいたしましても、障害年金としての対象者につきまして、ある一定の障害の程度につきまして、先ほど局長からも御説明を申し上げましたように、日常生活において相当な支障があるとかそれから労働能力にお...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 今、先生おっしゃいました身体障害者福祉法上の等級で申し上げますと、おおむね四級程度というふうに考えております。
○政府委員(長尾立子君) 一級、二級が一級。三級、四級が二級という感じだと思います。
○政府委員(長尾立子君) まず、厚生年金について申し上げます。厚生年金の障害認定、障害の範囲をどのように考えていくかという基本的な線は法律の別表にあるわけでございますが、現実には障害の程度がさまざまでございますので、この認定の要領というものが非常に複雑になるわけでございます。厚生...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 今申し上げましたこの場合は、御本人から添付された診断書というようなことになるかと思いますが、こういうものに基づきまして、この障害認定基準に基づきまして認定をさせていただいております。
○政府委員(長尾立子君) お答えを申し上げます。  確かに法律で現在定まっております別表につきましては、沿革的なことを申し上げますと、四肢の欠損と申しますか、手足を機械で切断されたというような方を中心に考えていたというような沿革的なものがございます。その中で内部障害というものを...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 昭和五十六年の調査で申し上げます。  現在厚生年金の無適用事業所に働いておられる方は、私どもは三百六十五万五千人というふうに推計をいたしております。これらの方々につきましては厚生年金が適用されておりませんで、先生御指摘のとおり、国民年金の被保険者として...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 五十八年度の数字で申し上げます。  老齢年金の場合でございます。老齢年金の在職者の受給者数でございますが、五十一万五百四十七人の方が受給しておられます。このうちいわゆる六十五歳以上に該当されます方が三十七万三千二百二十三人でございます。現在、お話しにな...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先生お話しのように、原則としては併給という形でございますが、年金額以外に一定の給与所得があられる場合につきましては所得制限があるというふうに伺っております。
○政府委員(長尾立子君) 他の給与所得が六百万円を超える所得がある方につきましては、十二万円を超える年金につきまして支給停止がかかっていくというふうに聞いております。——年額百八十万でございます。——失礼いたしました百二十万でございます。
04月10日第102回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
議事録を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  厚生年金の国庫負担の繰り延べ措置を延長する件につきましては、社会保障制度審議会、社会保険審議会に御説明いたしまして御意見を伺っております。
04月16日第102回国会 参議院 社会労働委員会 第15号
議事録を見る
○政府委員(長尾立子君) 先生から今お話しがございました基礎年金制度創設に伴います経理の処理につきましては、御指摘のとおり、基礎年金に関する経理を区分して明確にする必要があるというふうに考えております。したがいまして、この基礎年金勘定を区分できるような形で勘定項目を設けるといった...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先生御指摘のとおり、毎月支払いを検討せよという御指摘は、予算委員会またはこの社会労働委員会でいただいておりまして、今まで、私どもが考えますと、各先生方から、現在まで七回いただいておるのではないかと思います。
○政府委員(長尾立子君) 毎月支払いの問題でございますが、先生御承知のように、年金の支払いでございますけれども、現在、毎支払い期ごとに年金受給者の方、厚生年金、国民年金、大体千四百万の方になっておるわけでございますが、支払い通知書、払い込み通知書をお送りをいたしておるわけでござい...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 確かに、現在受給者の方に支払い通知、振り込み通知をはがきでお送りをいたしております。これを今先生おっしゃいましたような感圧封筒方式という形に改めていくということを考えますと、経費の面では、まあ郵送料の点は確かに五割増しということであろうと思います。現在の...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 現行の制度におきましては、配偶者の一方が被用者年金に加入をしておられます場合には、その配偶者は任意加入と、こういう扱いになっております。したがいまして、女性の方で任意加入をしておられる方を考えますと、多くの方がこの今回の新しい法律で該当いたします三号被保...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 法律上は納期限、これは年四回あるわけでございますが、その納期限までに前三カ月の分をまとめて納入をしていただくという方法になっておるわけでございます。  それで、その場合の納付の方法でございますが、これは地域によって若干差がございますので、それを御説明さ...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) それぞれ独立の被保険者でございまして、それぞれ独立の保険料の納付義務を負っているという形を一応とっておりますので、御一緒にお納めいただくのも結構でございますし、また、別々の形で納付をしていただくということも結構かと思いますが、現実問題としては、同一の世帯...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 各それぞれの被保険者の方、奥様は奥様分、だんな様はだんな様の分という形で記録をいたしております。
○政府委員(長尾立子君) 厚生年金の場合で申し上げさしていただきます。  厚生年金の場合は、被保険者としての資格の取得の届け出を事業主の方にお願いをするという形になっております。事業主は、具体的には、ある方を雇用いたしまして、厚生年金の被保険者となられましたときに、その方につい...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 第一種の被保険者ということで申し上げさしていただきます。  昭和五十八年度末の数字で標準報酬額二十四万八千四百四十八円になっております。
○政府委員(長尾立子君) 現在の給付は、老齢年金の受給資格を得られた場合に、御一緒に生活をしておられます奥様も含めまして加給年金もつけましたいわば世帯単位という形で給付が構成されておりますので、先生が今お話しになりましたように、現在のこの二十四万八千円余について納入をしていただい...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 世帯としての保険料の負担額は、今先生がおっしゃったとおりでございます。
○政府委員(長尾立子君) 第二種の被保険者全体といたしますと、先ほど申し上げました昭和五十八年度末の数字で十三万七千百四十九円でございます。
○政府委員(長尾立子君) 御主人様が厚生年金の被保険者ということで考えさせていただきますと、これは事業主からの届け出に基づきまして、社会保険事務所を通じまして社会保険庁が管理をいたしておるわけでございます。
○政府委員(長尾立子君) 第三号被保険者の被保険者管理の問題の御質問と思います。  この点につきましては、こういった全体の仕組みにつきまして国会で御承認をいただきました上で、私どもとしては最終的に事務処理を決めていくものだと思うのでございますが、現在私どもが検討しております案を...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) パートというものの勤務の実態、今先生がちょっとお話しになりましたけれども、実にさまざまだと思うのでございますが、常雇の労働者とほぼ変わりのないような、今先生がおっしゃいましたような状況にある方につきましては厚生年金の被保険者としての適用をするようにという...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 現在におきましても、国民年金と厚生年金の間を異動される方というのはあるわけでございますが、現在の仕組みでも両方の制度を二重適用するということはございませんで、一方の資格を喪失していただきまして新しい資格に移っていただくという仕組みをとっております。  ...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先生の御質問は、厚生年金の被保険者としての適用がそういった非常に就業形態の安定していない方についてどういう取り扱いになるかという御質問ではないかと思います。  厚生年金は、臨時的な業務に従事する方、また日々雇い入れられる方、いわゆる日雇いという形の形態...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) これは現在御審議いただいております法案の三号の定義のところに、主として第二号被保険者によって扶養されているという条件がついておりますので、今の先生のお話は、今のような収入水準の場合に、これは雇用されなくても、例えば内職とか自営業とかで収入がおありになると...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 私の説明が舌足らずであったかと思いますが、厚生年金で適用すべきかどうかということは、労働時間、労働日数、就業形態、それから職務内容等を総合的に判断しろといっておるわけでございまして、この場合には、収入が今先生おっしゃいました金額よりも少なくても、総合的に...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) これは、厚生年金保険法のいわば適用の問題になるかと思います。  厚生年金保険は、被用者としての身分を持つ方につきまして厚生年金保険法の体系で保障をするという考え方に立っておるわけでございますので、非常にかた苦しい言い方で恐縮でございますが、被用者として...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 大変形式的な答弁になって恐縮でございますが、先生お話しのような、事業主が御自分の保険料負担というものを軽減したいがためにそういう方向をとるということにつきましては、私どもは法律の基本的な運用からすれば問題であるというふうに考えております。
○政府委員(長尾立子君) 先ほど申し上げましたように、主として二号被保険者に扶養されておるという実態があるかどうかという問題になるかと思います。  別居ということでも、例えば御主人が単身赴任されておるというような形で、住居は別にされておられましても生活はその御主人の方がすべて見...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先ほど申し上げましたように、現在国民年金の被保険者の管理の第一線になっております市町村長になるかと思います。市町村長は住民登録を持っておるわけでございますし、それから本人からいろいろな医療保険の方の被扶養配偶者になっておるかというような資料等も出していた...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先ほど来申し上げておりますように、同居しておられましても扶養をされているかどうかという要件がございます。現在は国民皆保険でございますので、そういった方々について医療保険上の適用関係を見ますと、御主人との関係が医療保険上はある程度明確になってくるのではない...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 厚生年金の適用事業所に常勤的雇用ということでございますと、厚生年金の被保険者になられまして三号から外れるということでございます。
○政府委員(長尾立子君) それは先ほど来局長から御説明を申し上げておりますように、いわば別居中で扶養対象配偶者のない方は独身の男性と同じような意味で保険料を同じような形で負担をしていただき、奥様の方は厚生年金の被保険者という形で保険料の負担をお願いする、こういう仕組みになっておる...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 大変微妙な御質問でございますけれども、国民年金法上は、配偶者というものの定義には内縁の者も入ると思います。しかし、この場合の内縁といいますのはいわゆる重婚関係というような方を含みませんで、何らかの理由で届け出がおくれておられるというような方を考えておるわ...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 問題は、その配偶者の定義の中に、今のおっしゃいましたような重婚関係の配偶者を含めて考えるかということだと思います。この配偶者の定義は、この三号の被保険者にとどまりませんで、例えば遺族年金の受給権者というものを考えます際にもこの配偶者というものが同じように...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) これは市町村がするわけでございますが、先ほど申し上げましたように、市町村は住民登録を管理いたしておるわけでございまして、それからもう一つは、医療保険においての被扶養配偶者としてそちらの方が登録されておられるかというような両方の要件を見るわけでございますの...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先生御指摘のとおり、現在年金権に結びつかないという可能性がある方が、この前御説明いたしましたように、将来においても百十万を超える方が推計されるということは、業務の実施に当たっております私どもとしては、大変問題だと思っておるわけでございます。  それで、...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 重複したお答えになるかと思いますが、今回の改正を検討いたします際に、各方面の有識者に対しまして私どもで調査をさせていただいたわけでございますが、その中で、やはり基本的に現在の厚生年金、国民年金のような社会保険方式で保険料を納入していただいて年金権に結びつ...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 保険料の免除でございますが、これは法律上免除になります方、例えば生活保護を受けておられます方等が法律上の免除になるわけでございますが、そのほか所得がない等の理由によって申請して免除をお受けになる方と両方ございますが、その両方合わせまして免除率は五十八年度...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 三百九万人ほどでございます。
○政府委員(長尾立子君) 現在、免除をする仕組みについて御説明をさせていただきたいと思います。  法定免除については、先ほどちょっと申し上げたわけでございますが、申請免除の点でございますけれども、これは被保険者御本人または被保険者の世帯主、被保険者の配偶者につきまして所得税法上...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先生御指摘のように、ただいまのところ免除率は五十年代に入りまして非常に上昇をしておりまして、現在一六・七%という数字を示しておるわけでございます。  この傾向というものが今後どういうふうに推移していくかということになろうかと思うのでございますが、この点...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 今回の改正の仕組みでございますが、現在の国民年金の適用者グループが一号被保険者という形になりまして、ほぼ従来と同じような形の保険料納入をお願いをするということになるわけでございます。それから、従来の任意加入グループのほとんどの方が今回は三号被保険者として...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 現在、国民年金の被保険者の方の保険料全体の納入状況でございますが、これはいわば、人数と申しますか、保険料として納付していただくべき対象の月数に対する比率で申し上げますと、現在九四・六%ということになっておりますので、この差の方が先生お話しのような保険料を...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 確かに先生御指摘のお話ごもっともでございますが、原則的には、社会保険方式で保険料を納入していただいたということを年金給付の基礎として考えていくという原則は崩せないのではないかというふうに思います。そういった事態のないように、三十五歳というようなある一定の...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 本来、老齢年金の受給者の平均受給期間は、支給開始年齢と平均余命との差ということになろうかと思います。  それで、現実の問題といたしましては、先生今御議論がございましたように、国民年金の被保険者の場合には、人口構成全体で見ますと、高年齢層はいわば福祉年金...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先生の御質問は、厚生年金の障害年金受給者という意味でございましょうか。――厚生年金の障害年金受給者は、五十八年度末現在で二十三万九千人ほどおられるわけでございますが、国民年金の場合に、現在任意加入被保険者の方は七百二十一万人ほどおられます。  それで、...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 五十六年十一月現在の調査で申し上げさしていただきます。  先生の御質問は、法人組織を持っていながら未適用事業所になっておるものの、それに勤務しておる従業員数ということと思いますが、この数字で申し上げますと、百二十一万九千人ということになっております。
○政府委員(長尾立子君) 失礼いたしました。個人の場合を合計いたしますと三百六十五万五千人でございます。
○政府委員(長尾立子君) 事業所の数は九十万四千と考えております。
○政府委員(長尾立子君) 今回の改正案におきましては、法人組織を持っております未適用事業所につきまして適用をしていくということになっております。  この法人組織を持っております未適用事業所のうちに、業種別に見まして、例えばいわゆるサービス業等、飲食業等によりまして、五人以上の従...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) これは、今回の法律改正によりまして、この法人組織を持っております未適用事業所につきましては強制適用ということになるわけでございますが、実際、現在法律に規定しております罰則等はかかっていくわけでございますが、そういった罰則の適用以前に、先生御指摘の各事業主...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 厚生年金の適用でございますが、常態としての雇用労働者とほぼ同じような形態をとられておられるいわゆるパートの勤務者につきましては、私どもとしてはこれを厚生年金の被保険者として扱っていくようにという指導をいたしておるわけでございます。この場合、労働時間、労働...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先生の御指摘は、障害年金受給者についての被保険者期間の要件の問題であろうかと思います。  この障害年金の被保険者期間の要件につきましては、国民年金、厚生年金いずれも、なるべく短い期間において被保険者中に障害になられた場合には受給権に結びつくという措置を...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 今回御審議をお願いいたしております法案につきましては、今私が申し上げましたように、期間の通算を経ても満たし得ないような短いケースの方につきましては、その保険料の滞納ということがなければ、まずほとんど年金権に結びつくというような改正をお願いをいたしておるわ...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先生御指摘の問題でございますが、現在厚生年金及び国民年金いずれにつきましても、三年間に障害の程度が軽くなりましてその状態が継続しましてそれ以上に軽くなられた場合につきましては、年金権が失われる、失権をするという仕組みになっておるわけでございます。今回の改...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 症状固定の判断でございますが、これは御本人から裁定請求時に提出される診断書、それから添付されるレントゲンフィルムをもとに、厚生年金の場合には社会保険庁の業務二課で、その障害認定医が認定要領に基づきまして、また国民年金につきましては各都道府県の障害認定医が...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 今先生お話しの一年六カ月との関係でございますが、症状固定日といいますのは、厚生年金の場合、必ずしも一年六カ月を経過しないと症状固定と考えないということではございませんで、その以前に今申し上げましたような状態に達していると認められますればこれを固定として考...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) さようでございます。今回の年金改正に伴いまして、厚生年金、国民年金の今の障害等級の認定の整合性も図るということを考えておるわけでございます。
○政府委員(長尾立子君) これは社会保険の分野のいわば役割分担といいますか、そういうものではないかと思うのでございますが、固定的な考え方で恐縮でございますけれども、従来、医療保険の分野におきまして、傷病等によりまして収入の道が途絶えたという場合には、傷病手当金という形で、医療保険...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 国民健康保険の内容について御説明するのはやや所管が変わりますものですから恐縮でございますが、制度的には、今のような私が申し上げました医療保険としての役割というものは、国民健康保険も制度としては対象に考えておるというものだと思います。それが現実に給付として...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 現在の国民健康保険法の五十八条に、保険者は出産及び死亡に関する給付をすると一項にございまして、二項に、「前項の保険給付のほか、条例又は規約の定めるところにより、傷病手当金の支給その他の保険給付を行うことができる。」という規定がございます。  それで、現...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 今回の改正は、国民年金を基礎に基礎年金というものを設定いたしまして、その上に厚生年金が特別なまた障害厚生年金を支給するという形の構成をとっております。そういう意味では、基本となります部分が国民年金でございますので、国民年金の現在の障害等級、それの認定の考...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 今の御指摘は、現在の厚生年金保険では三級該当までございますが、国民年金には、厚生年金の三級該当の方の大部分の部分につきましては対象になっておりません。そういう意味で、現在の障害の範囲が違うという趣旨のことをおっしゃっておられるのではないかと思いますが、基...全文を見る
04月18日第102回国会 衆議院 社会労働委員会 第16号
議事録を見る
○長尾政府委員 まず、現在の福祉年金受給者の状況について申し上げます。  昭和五十四年度末を一〇〇として申し上げますと、老齢福祉年金受給者につきましては、五十八年度末で七三ということで、減少傾向にございます。障害福祉年金につきましては、同じく五十四年度を一〇〇といたしますと一〇...全文を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  先生おっしゃいましたのは、三号被保険者としての被保険者管理をしておりまして、その方の御主人様の社会保険上の地位の変更によります変更でございます。これは一つの考え方は御本人からの届け出をお願いしたいと思っておりますけれども、先生がおっしゃ...全文を見る
04月19日第102回国会 参議院 社会労働委員会,内閣委員会,地方行政委員会,大蔵委員会,文教委員会,農林水産委員会,運輸委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○政府委員(長尾立子君) お答えを申し上げます。  先生お示しの国民年金の歳入歳出の違いでございますが、昭和五十七年度の予算と決算の違いは、先生御指摘のとおり歳入分につきましては千七百二十九億減が立っておりまして、予算に対しまして決算の比率は九三・二%でございます。歳出面につき...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) お答えを申し上げます。  国民年金の保険料の免除者の状況でございますが、ただいま先生からお話がございましたように、最近昭和五十年代に入りまして上昇傾向が見られます。この中で、法免、いわば法定免除に該当する方々の、これは絶対的な数はふえておりますが、比率...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 現在の申請免除のやり方でございますが、これは御本人、それから御本人の世帯主、配偶者の方が所得税を納めておられますとこれは免除になりません。それから御本人またはその配偶者、世帯主の方がいずれも市町村民税を課税されておられないという方につきましてはこれは免除...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) まず第一点のこういった形で免除者がふえてくる場合に国民年金の財政上大きな問題点となるのではないか、それについての対策という問題でございますが、現在国民年金の保険料は三カ月をまとめまして納付をしていただくというような形を原則的にはとっております。それから、...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 昭和三十六年制度発足のときに、女子の方で任意加入をなさいました方の数が百九十四万七千人ということでございますから、先生のお話しの方は、この方が現在までもし全部加入しておられると、これは何%かの方が途中でお年が来られたかと思いますが、この方の大体半数ぐらい...全文を見る
04月23日第102回国会 参議院 社会労働委員会 第17号
議事録を見る
○政府委員(長尾立子君) 昭和五十六年の十一月に実施いたしました健康保険、厚生年金保険適用状況調査の結果によりますと、未適用従業員数は三百六十五万五千人、未適用事業所数は九十万四千カ所であると推定をいたしております。
○政府委員(長尾立子君) 今回の法律改正によりまして、ただいま大臣からお答えいたしましたように、法人の五人未満事業所についての適用をいたすということを予定いたしております。したがいまして、今回の適用拡大に当たりましては、今先生御指摘のようにこの実態の推移を把握する必要があると思っ...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 五人未満事業所の適用の難しさということについてでございますけれども、五人未満事業所の場合には、単にその事業所としての規模が小規模であるということではございませんで、雇用されておりますということの事実の確認、把握というのが大変難しいということがあります。具...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 今回の適用拡大による対象被保険者数及び事業所数でございますが、この数は先ほど申し上げましたように九月に実態調査をやりたいと思っておるわけでございますが、先ほど申し上げました五十六年度の調査の数字で申し上げますと、事業所数にいたしまして二十三万二千カ所、対...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 法人に限った理由でございますが、個人事業所に雇用されておりましても法人事業所に雇用されておりましても、雇用者としてというのは同じという御指摘だろうと思います。  しかしながら、先ほど来御説明をいたしておりますように、適用拡大に伴います適用技術上の困難性...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先ほど先生に非適用業種の対象事業所数を六千というふうに申し上げたかと思いますが、一つけたを間違っておりまして、六万の間違いでございますので、訂正させていただきたいと思います。  それで、先生御指摘のように、確かに個人の事業所におきましてもおっしゃるよう...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先日お答えを申し上げましたように、私ども、国民年金の任意加入被保険者につきましては、その任意加入の事由、つまり他制度におけるどういった年金を受けておられるかということについての統計をとっておりませんので、そういう意味でお答えを申し上げられないというふうに...全文を見る
04月25日第102回国会 衆議院 社会労働委員会 第19号
議事録を見る
○長尾政府委員 先生御指摘の福祉年金の支払いでございますが、これは現在、あらかじめ受給者に国民年金証書をお渡しいたしまして、各支払い期ごとに指定の郵便局に提出していただきまして支払いを受けるという方式をいたしております。今先生おっしゃいましたように、無案内方式ということでございま...全文を見る
○長尾政府委員 先生御指摘のように、障害福祉年金の受給者の方が今回の改正によりまして障害基礎年金の受給者ということになりますので、この方々につきましては、現在の拠出制の障害年金か母子年金等と同じような形での方式をやろうと思って考えておるわけでございますが、この受給者の方々が大体六...全文を見る
05月16日第102回国会 参議院 補助金等に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○政府委員(長尾立子君) お答えをいたします。  先生の御指摘のように、国民年金の保険料につきましては、被保険者の方の利便ということを考えまして市町村にその納入の仕事をやっていただいておるわけでございますが、市町村には、国民年金の場合は国の事業でございますので、こういった事業を...全文を見る
06月04日第102回国会 参議院 社会労働委員会 第24号
議事録を見る
○政府委員(長尾立子君) 現在、障害福祉年金を受けておられる方につきましては、六十一年の四月、この法律の施行以後障害基礎年金をお受けになるという形になるわけでございます。これによりまして従来の年金額が現在三万九千八百円、六十年度の価額で申し上げましてこれが六万二千五百円、二級の方...全文を見る
11月14日第103回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
議事録を見る
○長尾政府委員 お答え申し上げます。  先生御指摘のように、国民年金の保険料の免除者の動向でございますが、五十九年の実績におきまして一七・四%という率になっております。この免除の動向を見ますと、確かに先生御指摘のように、保険料が非常に上がりました時期から免除の率が高くなっている...全文を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  先生の御質問の免除率の推移、今後どういうふうになるだろうかということが第一点かと思います。  昭和三十六年に国民年金制度の創設を見たわけでございますが、この間の二十数年間の経緯を見ますと、当初始まりました段階では、保険料はそれほど高く...全文を見る
○長尾政府委員 お答え申し上げます。  先ほども申し上げましたように、確かに国民年金の被保険者層は所得の低い方がおられますので、保険料の納入が困難な事態にあるということはもう御指摘のとおりでございます。したがいまして、御指摘のように、保険料を納めるのがそれほど困難でないように、...全文を見る
○長尾政府委員 私どもも同じように考えております。
11月19日第103回国会 衆議院 大蔵委員会地方行政委員会文教委員会農林水産委員会社会労働委員会運輸委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  厚生年金の現在の老齢年金受給者が被保険者数に比しまして他の年金に比べて非常に少ないのではないか、これはどういう原因がという御質問がと思います。  今先生御指摘のように、いわゆる成熟度、被保険者数に対します老齢年金受給者数の比率は一一%...全文を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  先生の御指摘の中に、無年金者となるケースが多いのではないか、こういう方々に対する対策をどういうふうに考えているかという御質問があったかと思います。  国民年金の保険料を滞納されることによります無年金者の発生の防止ということは、私どもと...全文を見る
11月20日第103回国会 衆議院 大蔵委員会地方行政委員会文教委員会農林水産委員会社会労働委員会運輸委員会連合審査会 第2号
議事録を見る
○長尾政府委員 厚生年金の行革関連特例法に基づく繰り延べ状況を御説明申し上げます。  昭和五十七年度から昭和六十年度までの減額分の累計額は九千四百七十億円でございます。これにつきまして、一定の前提を置きまして資金運用部に預託した場合に得られるであろう運用収入相当分を試算いたしま...全文を見る
○長尾政府委員 お答え申し上げます。  先生の御質問は二点あったかと思います。一点は、現在国民年金に加入をしておられないサラリーマンの奥様方についてどのような把握をするのか、大変に難しい問題なのではないかという点、それから、生涯三十五年なり四十年という長い期間にわたって三号該当...全文を見る
○長尾政府委員 お答えをいたします。  三号被保険者、つまり被扶養配偶者であるかということの認定の一つの基準として考えておりますことは、他の社会保険におきまして、例えば健康保険におきまして被扶養者としての登録がされておるということを一つの基準として考えております。それから、現在...全文を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  現在、国民年金の被保険者につきましては、私どもで機械化を進めておりますいわゆるオンライン計画におきます適用面の完成をいたしております。つまり、被保険者の管理がコンピューターシステムによってできておるわけでございます。したがいまして、今後...全文を見る
11月22日第103回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
議事録を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  共済組合の被保険者の方の奥様方がどれくらい国民年金に任意加入されておられるかという数字は実は正確に把握はいたしておりませんが、私ども、一般にはいわゆるサラリーマンの奥様の六割程度が国民年金に任意加入をされておられるのではないかというふう...全文を見る
○長尾政府委員 現在国民年金に任意加入されておられます奥様方は大体七百万人弱というふうに考えておるわけでございます。その中に共済組合の組合員の奥様方も実は入っております。実はこの十一月に、これらの方々につきまして今回の改正によります三号被保険者該当かどうかの届け出をしていただくべ...全文を見る
11月27日第103回国会 衆議院 文教委員会 第5号
議事録を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  厚生年金の年金額を算定いたします際の平均標準報酬月額の算出方法でございますが、厚生年金の被保険者の場合には各月の月給を標準報酬ということで算定をいたしまして、大体一年間の標準報酬を八月に決めるわけでございますが、それをすべての被保険者に...全文を見る
○長尾政府委員 お答え申し上げます。  現在、厚生年金と国民年金の仕事の第一線の分担といたしまして、厚生年金は事業所を単位に適用いたしておりますので、社会保険事務所がいろいろな御相談に応じるという体制をとっております。一方、国民年金の場合には、住民サービスという観点から市町村が...全文を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  先生御指摘のように、我が国は昭和三十六年以来国民皆年金ということになっておりまして、二十になられますと六十歳までの期間いずれかの形で公的年金に加入していただくということになっております。社会保険庁といたしましては、二十になられた成人とい...全文を見る
○長尾政府委員 二十歳の年齢でございますと学生さんがおられると思うのでございますが、学生さんにつきましては国民年金に任意加入ということになっておりまして、私どもの推計では、学生さんのうち任意加入されておられる方というのは余り多くないのではないか、大体二万人ぐらいではないかというよ...全文を見る
○長尾政府委員 五歳刻みぐらいでございますと、厚生年金の場合には数字がとれるかと思いますが、一歳刻みの方でございますと、ちょっと難しいかと思います。
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  私学共済の奥様の被扶養配偶者と、今回の法律の上で三号被保険者になられる予定の方につきましては、厚生年金の奥様方と同様に国民年金手帳の交付を考えております。
11月28日第103回国会 衆議院 大蔵委員会地方行政委員会文教委員会農林水産委員会社会労働委員会運輸委員会連合審査会 第3号
議事録を見る
○長尾政府委員 厚生年金につきましての行革関連法に基づきます国庫負担の繰り延べ状況でございますが、昭和六十年度までの減額分の累計は、全体といたしまして九千四百七十億円と思っております。  これにつきまして、先ほど先生から御質問ございました利子分でございますが、それぞれの年度にお...全文を見る
○長尾政府委員 お答え申し上げます。  行革関連特例法は昭和六十年度までということでございます。  先生今お話がございました四千億の金額でございますが、本年度の概算要求に際しまして、厚生省の全般の予算編成の過程で、さしあたりの措置といたしまして、厚生年金の国庫負担の額につきま...全文を見る
12月04日第103回国会 衆議院 文教委員会 第7号
議事録を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  先生御指摘のように、厚生年金、健康保険の保険料の徴収漏れがありましたこと、私どもの業務不行き届きということでまことに申しわけないというふうに思っております。  この徴収漏れの実態につきまして御説明を申し上げさせていただきたいと思います...全文を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  まず、国民年金の保険料の滞納者の数でございますが、滞納者数という形でございませんで、保険料を納入すべき月数に対してどれくらいの保険料が、何月分入っているかといういわゆる検認率という形でお答えさせていただきたいと思いますが、昭和五十九年度...全文を見る
○長尾政府委員 お答えを申し上げます。  まず、第一点の、免除をお受けになられました方の問題でございますが、免除をお受けになられました方の場合には、その期間につきましては年金額の計算上三分の一という額になりますので、いわば額の上では不利になられるわけでございますが、年金をお受け...全文を見る
12月12日第103回国会 参議院 地方行政委員会 第4号
議事録を見る
○政府委員(長尾立子君) お答え申し上げます。  国民年金の保険料の免除者、滞納者の状況でございますが、まず保険料の免除の状況でございますけれども、昭和五十九年度で法定免除を受けている者は八十七万人、それから申請免除を受けている者が二百三十二万人でございます。合計いたしまして三...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 確かに、保険料の上昇が保険料の徴収成績に影響を与えるのではないかということはごもっともだと思います。長期的に見ますと、保険料が非常に上がりました過程で免除率が上昇するという傾向は見られております。  今後、この免除率自体が上昇していくのかどうかという予...全文を見る
12月13日第103回国会 参議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○政府委員(長尾立子君) お答えを申し上げます。  現在、私どもの厚生年金、国民年金の支払いは、コンピューターシステムでやっておるわけでございますが、受給者の方の預金口座に振り込むわけでございます。これが大体一月前ぐらいに、今お話がありました死亡届け等の状況を全部整理いたしまし...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) お答えを申し上げます。  年金の業務でございますが、これは、その前提となります各年金制度の改革がどういうような方向になっていくのかということが前提になっていくのではないかと思います。年金の業務と申しますと、被保険者の把握、それから保険料の徴収、それから...全文を見る
12月19日第103回国会 参議院 内閣委員会 第8号
議事録を見る
○政府委員(長尾立子君) 先ほどの免除の問題でございますが、国民年金の被保険者の場合には他の被用者グループの方々とは違いまして、職業を持っておられない無職の方、いわば病気で療養中の方といった方々も被保険者の対象となっております。したがいまして、こういった免除の制度があるわけでござ...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 今回の基礎年金の仕組みにおきましては、三十六年四月一日以降の期間につきまして同一な給付につきまして各公的年金の加入者の方々が頭割りで均等に費用を負担していただくという仕組みでございます。そういう観点では各制度のどの制度に加入されておられようとも負担という...全文を見る
12月19日第103回国会 参議院 内閣委員会,地方行政委員会,文教委員会,農林水産委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○政府委員(長尾立子君) お答えを申し上げます。  今回の国民年金法の改正の中で、制度的な無年金者の解消のための改正が行われております。制度的な無年金になります可能性があります状況と申しますのは、一つは外国に行かれたということによりまして、本来必要とされます資格期間の一部が在外...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 厚生行政基礎調査によりますと、六十五歳以上の人口のうち御自分の名義で年金を受けておられないという方が七・七%程度というふうに推計されております。
○政府委員(長尾立子君) 一千万人程度でございますから、そのうちの七・七ということでございます。