長尾立子

ながおりつこ



当選回数回

長尾立子の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月11日第108回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○政府委員(長尾立子君) お答えを申し上げます。  ジニ係数は、全国の世帯を各所得の水準別に分類をいたしまして、横軸にその累積をとりまして、縦軸に所得の分布をとるわけでございます。この対角線になりますと、全所得階層においての分配率が一番平均されているという状態でございます。で、...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 私どもで実施をいたしております所得再分配調査によりましてお答えさせていただきたいと思います。  まず最初のジニ係数の推移でございますが、私どもは昭和三十七年以来調査をいたしておりますが、昭和三十七年の当初所得、つまり租税及び社会保障によります給付による...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先生御指摘のように、当初所得のジニ係数は確かに増加をいたしておりますので、一般論で申し上げましたように、ジニ係数が少ない場合に格差が縮小ということでございますので、格差が広がっているというふうに見えるわけでございますが、これにつきましては、先ほどちょっと...全文を見る
05月12日第108回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○政府委員(長尾立子君) お答え申し上げます。  厚生省の所管で申し上げますと、経費の大きな部分を占めますのが年金と老人医療でございます。  年金につきましては、御承知のように年金制度の改革を仕上げました後の状況にあるわけでございますが、六十二年度の予算におきましては、物価ス...全文を見る
05月14日第108回国会 衆議院 社会労働委員会 第2号
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○長尾政府委員 お答えをさせていただきます。  国民医療総合対策本部の設置目的でございますが、御案内のように、二十一世紀の超高齢化社会に向かいまして、現在十八兆と見込まれます国民医療の規模はますます増大をしていくということが見込まれるわけでございます。こういった膨大な国民医療を...全文を見る
○長尾政府委員 我が国の医療問題を考えます場合に、医薬品の問題は先生御指摘のように大変大きな問題だと思うわけでございます。しかし、今先生お話しの医薬分業問題につきましては、私どもといたしましては、この医薬分業の推進についての方向性は既に定まっておるものというふうに考えておるわけで...全文を見る
○長尾政府委員 お答えさせていただきます。  日本の医療をめぐります問題、先ほども申し上げましたように、医薬品の問題は非常に重要な問題ではございますが、限られた時間の中でポイントを絞って議論させていただくという構成で考えましたために、ただいまのような形でスタートさせていただいた...全文を見る
○長尾政府委員 お答えさせていただきます。  今後議論を詰めていきます過程の中で、具体的なポイントの絞り方ということが私どもの議論の中で煮詰まってくると思うわけでございますが、その中で先生の御指摘を踏まえまして、考えさせていただきたいと思います。
06月18日第108回国会 参議院 国民生活に関する調査会 閉会後第4号
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○説明員(長尾立子君) 今の先生のお話、大変ごもっともだと思います。私どもの行政は、国民の皆様の福祉を守るということをねらいとして実施をいたしておりますので、国民の皆様が豊かな充実した生活が送れるようなというのが行政の目的であるということは御指摘のとおりだと思います。しかし、私ど...全文を見る
○説明員(長尾立子君) 先ほど申し上げましたように、私どもは長期的に見ますと、現在の負担率、西欧先進諸国におきます負担率を上回らないようなということを一つの念頭に置きながら私どもの医療保障なり年金保障を考えていかなくてはいけないというふうに考えておるわけでございます。  先国会...全文を見る
○説明員(長尾立子君) 先ほど申し上げました十兆円の予算規模を持っておりますので、この中で医療費につきましても年金につきましても、お年寄りがふえることに伴います当然増経費というのが私ども相当にございます。現在の財政事情の厳しい中でございますので、極めて苦しい予算編成を強いられてお...全文を見る
○説明員(長尾立子君) 現在、共同募金を通じまして御寄附をいただきます場合は、今、先生おっしゃっていただいた、企業が寄附をしていただいた場合、また個人の場合も、ある一定の要件はございますが、税制上、例えば損金に算入できる、または軽減の措置があるというようなことをいたしておるわけで...全文を見る
○説明員(長尾立子君) 最初の先生の御質問でございますが、内需拡大という観点では厚生省こそ出ていくべきではないかという御趣旨かと思います。  これは先ほどもお答えをさせていただいたのでございますが、私どもの行政の中で大きな部分を占めております医療保障、年金の両制度を中心に考えて...全文を見る
○説明員(長尾立子君) もう一つの先生のお話しの件でございますが、施設に入所されておられる方が年金等を貯金をされているというケースについて、今まで御本人の扶養に何ら携われなかった親族の方がそういうものを相続されるというのはいかがなものかという先生のお話しかと思います。  実は、...全文を見る
○説明員(長尾立子君) 厚生省の方の御質問の第一点は、年金に税金をかけるのはおかしいではないかという御質問かと思います。  現在、年金につきましては私どもとしてはこういう考え方をとっております。年金には例外的に、非常に例外的ではもちろんございますが、高額の年金受給者も一応おられ...全文を見る
07月13日第109回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○長尾説明員 先生、昭和六十年という意味でございますね。――お答えをさしていただきます。  昭和六十年の六十五歳以上人口の数字でございますが、千二百四十七万二千人でございます。それから昭和七十年の数字は千八百万九千人、昭和八十年の六十五歳以上の数字が二千四百十九万五千人でござい...全文を見る
○長尾説明員 年金の受給者ということでお答えをさしていただきます。  普通は各共済組合、厚生年金もそれぞれの独自給付がございますが、一応基礎年金の対象受給者の数字で申し上げたいと思います。  現在の制度を前提にいたしまして、現在受給者は基礎年金総計が千二百六十一万人でございま...全文を見る
07月28日第109回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
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○政府委員(長尾立子君) お答えを申し上げます。  国民医療総合対策本部の設置の目的でございますが、我が国の医療はいろいろな意味で私どもの健康、それからそれぞれの医療の内容につきましてもすばらしい効果を上げてきたわけでございますけれども、今後の社会におきまして我が国の医療がこの...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 中間報告に盛り込まれました方策をどのように実施に移していくかということでございますが、それは今大臣の御指示のもと鋭意検討を進めておるわけでございますが、特に「総合的な地域ケア推進のためのモデル事業」につきましては、来年度の概算要求に盛り込むという方針で検...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 「総合的な地域ケア体制」、この具体的な内容を今詰めておるわけでございますが、いわば検討の柱のようなものを御説明させていただきますと、一つは訪問看護というサービス、これは医療サービスであるわけでございますが、現在の訪問看護のサービスのシステムをもう少しお年...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 大臣からも申し上げましたように、医療の問題は国民の皆様の生活やそれから文化と申しますか、生活についての考え方ということに非常に深くかかわっていく問題であると思います。中間報告につきまして、どういうところが皆様の今後のコンセンサスが得られるのかということ、...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) この具体的な内容をどういう形で実現していくかにつきましては、関係方面と関係団体の皆様、また専門家の皆様と十分御相談をしながら進めていかなくてはならない問題だと思っておりますが、第一は、いわば来年度の予算の中で、先ほど申し上げましたモデル事業の実施等の予算...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先生お話しのように、私どもも全く医療費を単に抑制をする、それから必要な医療を受けておられる方についてその方々の抑制をするという考え方のもとに今回の中間報告をまとめたのではございません。お年寄りの真の幸せ、お年寄りにとって本当に望ましい医療システムのあり方...全文を見る
○政府委員(長尾立子君) 先生お話しのとおり、社会保障関係の私どもの厚生省の予算は、人口の高齢化に伴いまして相当の当然増を生ずる性質を持っております。  この金額はどれくらいになるかというお尋ねでございますが、現在予算をどういう形で組むかというのを検討しております最中でございま...全文を見る