長尾立子

ながおりつこ



当選回数回

長尾立子の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第136回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(長尾立子君) 大久保議員の御質問にお答えをいたします。  破綻した住専経営幹部について、必要があれば刑事責任を追及されるべきではないかとのお尋ねでございますが、いわゆる住専をめぐる不良債権問題につきましては、債権の回収のための万全の措置を講じるとともに、関係者らの民...全文を見る
01月31日第136回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○長尾国務大臣 お答えを申し上げます。  今先生からお話がございましたように、破防法という法律自体が、確かに憲法が保障しております結社の自由というものを制限するという面があることは否定できないと思いますが、一面におきまして、国民の安全、幸せ、これはやはり国家として守らなければな...全文を見る
○長尾国務大臣 テレホンカードは有価証券ということでございますので、今おっしゃいましたように、これを偽造する、または行使するということになりますと確かに刑法上の罪に問われるということになるわけでございますが、行使の前段階であります、単に所持をしているということについて何らかの刑法...全文を見る
02月06日第136回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○長尾国務大臣 お尋ねの公務員の職権乱用罪でございますが、刑法の百九十三条、この定めによりますとその構成要件は、「公務員がその職権を濫用して、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した」、こういうものでございます。
02月07日第136回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○長尾国務大臣 お答えを申し上げます。  具体的な事案につきまして、先生の方から時効の進行時点はいつかということのお尋ねがございましたが、具体的な例のそれぞれにつきまして、私からお答えをするのは差し控えさせていただきたいと思います。
○長尾国務大臣 お答えを申し上げます。  今先生からお尋ねの案件でございますが、御指摘の問題は、個別の具体的な事情によってそれがどのようになるかという御質問でございますけれども、最終的には裁判所において判断をされるということでございますので、私から個別的な案件についてお答えを申...全文を見る
02月08日第136回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○長尾国務大臣 大変難しい御質問であるかと思います。先生の方からは主婦感覚として、いわば一人の個人としてこの問題についてどう思うのかという御質問であるかと思いますが、私はただいま橋本内閣の一員であるわけでございまして、やはりその立場でお答えをさせていただくということになろうかと思...全文を見る
○長尾国務大臣 お答えをさせていただきます。  住専の関係者の刑事責任を追及するために、先生の御提案は、公訴時効の問題を延長という形で検討してはどうかということであるかと思います。  確かに、御指摘のように公訴時効の問題を生じたといたしましても、過去に行われました犯罪行為につ...全文を見る
02月09日第136回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○長尾国務大臣 このたび法務大臣に就任をいたしました長尾立子でございます。  内外にわたり極めて困難な問題が山積しておりますこの時期に法務行政を担当することになり、その職責の重大であることを痛感いたしております。  申すまでもなく、法務行政に課せられました使命は、法秩序を維持...全文を見る
02月09日第136回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○長尾国務大臣 今回の問題の処理につきましては、今先生がおっしゃいましたように、法律的には破産法の適用ということがあり得ないことではないとは思いますが、全体として申しますと、現在御提案を申し上げております処理スキームによることが最良のものであるというふうに考えております。   ...全文を見る
02月14日第136回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○長尾国務大臣 長官のお話は、法を破るということをお認めになったものではないというふうに私は承りました。
02月15日第136回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(長尾立子君) 法務省のOBでいわゆる住専の役員に天下りした例はあるのかという御質問がと思いますが、現在、当省において把握している限りでは、元当省職員が住専各社の役員に再就職した事例はないものと承知いたしております。
○国務大臣(長尾立子君) 先ほど御回答申し上げましたのは、住専各社の役員ということにつきまして私ども調査をさせていただきまして、その内容におきまして再就職という事例はないというお答えを申し上げたわけでございます。  ただいま委員の御指摘は、融資先の役員というものを相当広く含めて...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 今、調査をいたしますときの一つの基準の考え方でございますが、検察関係者は退職後弁護士として活躍をしている例は非常に多いと思います。これらが会社の顧問という意味では弁護士として契約をしているというような形になりましたケースにつきましても調査をするという趣旨...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 私の言葉足らずで失礼をいたしました。  私は調べないというふうに申し上げているわけではございません。事実を調べまして御報告はさせていただきます。しかし、冒頭に先生の方から役員という形でお話がございましたので、今御指摘のケース以外の者も含めまして調査をさ...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 調査をいたしまして報告をさせていただきます。
○国務大臣(長尾立子君) 北海道庁における公務員の空出張等不正経理問題が社会の皆様から御批判を受けておりますことは承知をいたしております。これらの問題に関しましては、告発状が検察庁に提出されたということも伺っております。  検察当局としては、犯罪に当たると認められるような事実が...全文を見る
02月19日第136回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○長尾国務大臣 お答え申し上げます。  最低資本金制度の適用の猶予期間、近づいてまいったわけでございますが、中小企業の関係団体でございますとか、それから日本司法書士会、税理士会等関係団体の皆様に大変な御協力をいただきまして、この趣旨の徹底、それからこのような措置について御準備を...全文を見る
02月20日第136回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○長尾国務大臣 お答えを申し上げます。  今回の住専問題に関しましては、検察当局におきまして、現行の法制を十分に活用して厳正に対処するものと思っております。  今先生の御指摘は、社会経済情勢が大きく変化をしている現状を踏まえて、全体としてこういう金融機関に関係する違法、不当な...全文を見る
02月22日第136回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○国務大臣(長尾立子君) このたび法務大臣に就任をいたしました長尾立子でございます。  内外にわたり極めて困難な問題が山積しておりますこの時期に法務行政を担当することになり、その職責の重大であることを痛感いたしております。  申すまでもなく、法務行政に課せられました使命は、法...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 委員長を初め委員の皆様には、平素から法務行政の運営につきまして一方ならぬ御尽力をいただき、厚く御礼申し上げます。今後とも皆様の格別の御理解と御協力を賜りまして、法務行政の各分野にわたって全力を尽くしてまいる所存であります。  それでは、法務行政に関する...全文を見る
02月23日第136回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○長尾国務大臣 委員長を初め委員の皆様には、平素から法務行政の運営につきまして一方ならぬ御尽力をいただき、厚く御礼を申し上げます。今後とも皆様の格別の御理解と御協力を賜りまして、法務行政の各分野にわたって全力を尽くしてまいる所存であります。  それでは、法務行政に関する所信の一...全文を見る
○長尾国務大臣 まず最初に、今回、七名の集団逃走事故を発生させましたことにつきまして、法務大臣といたしまして心より深くおわびを申し上げます。  先生からは非常に具体的な形でいろいろな意味の御指摘がございました。今いただきました御指摘をさらに私どもも深く受けとめまして、原因の究明...全文を見る
○長尾国務大臣 先生から貴重な御指摘をいただきまして、ありがとうございます。  確かに、御指摘のように、破防法に基づきます今後の諸手続、弁明手続につきましては、国民の皆様の御理解をいただいていくことが大変に必要なことであり、速やかな進行の中で十分に配慮していかなくてはならない重...全文を見る
○長尾国務大臣 国会におきます御議論を伺っておりますと、やはり今回の不良債権問題につきまして、これを引き起こしました関係者の民事上の責任なり、またある場合は刑事上の責任なり、こういうものがはっきりと追及されなければ国民の皆様の御納得はいただけないのではないかという認識を持っており...全文を見る
○長尾国務大臣 今回の住専の問題をめぐります処理につきましては、今先生がお話しになりましたような民間の方からの御提案または国会の委員の先生方からの御提案で、他の法的な対応というものを検討してはどうかというような御指摘があったことは事実でございます。破産というような手続でございます...全文を見る
○長尾国務大臣 破産法または会社更生法というのを適用することについては、今回の案件については不適切なのではないかということを申し上げたわけでございますが、破産をさせるということになりますと住専を破産をさせるということになって、今の豊田商事に該当するものが住専ということになっていく...全文を見る
○長尾国務大臣 預金者を持っていないという意味では銀行というものではないと思いますが、広い意味ではノンバンクと言われる範囲の中に入り得るものだと思っております。
○長尾国務大臣 今先生お話ございましたように、今回の問題につきまして、民事上の債権について何らかの法的な措置ということについて与党の中で御検討いただいていると伺っておりますし、私どももこの点につきましては、今お話がありました公訴時効につきましては多くの問題があると考えておりますが...全文を見る
○長尾国務大臣 先生の御質問の趣旨を正確に理解をしているかどうかちょっと不安の面もございますが、現在、公安審査委員会への審査をお願いするための弁明手続を準備段階として始めているわけでございまして、今回の手続につきましては、公安調査庁が周到な、慎重な検討の結果、こういう手続を開始い...全文を見る
○長尾国務大臣 先生からいろいろな御指摘をいただいたわけでございます。  登記所の問題につきましては、全体といたしまして統合の方向に持っていくということにつきましては御理解をいただいていることと思うわけでございますが、現実にこの登記所出張所を御利用いただいております方々に十分な...全文を見る
○長尾国務大臣 十二日の五時四十分ぐらいであったと思います。
○長尾国務大臣 記憶が悪いのかと思いますが、その事故のことにつきましては、個人といたしまして記憶いたしておりません。
○長尾国務大臣 先生が御認識になっておられますことと全く同じであると思います。逃走したという者が、今先生がおっしゃった例は大変重罪な嫌疑をかけられている人間であったようでございますが、今回の場合は、外国人であるというような状況もございますし、御近所の方々にとりまして大きな不安であ...全文を見る
○長尾国務大臣 近隣の皆様に、この東京拘置所がありますことにつきましていろいろな形で御迷惑をかけておりますことは、まことに申しわけなく思っているわけでございます。しかし、局長が今お話を申し上げましたように、二十三区内で、現在の国家財政の状況の中で今の地にかわるものを求められるかと...全文を見る
○長尾国務大臣 先生のお話はまことによくわかるわけでございますが、先生もよく御承知でいらっしゃると思いますが、私も小菅の拘置所を視察をいたしまして思いますのは、大変に、残念ながら設備の老朽化が進んでおります。今回の事故をとりましても、やはり新しい、できる限り近代的な設備のものに建...全文を見る
○長尾国務大臣 先生の今のお話をよく検討させていただきまして、御趣旨に沿った形で考えてまいりたいと存じます。
○長尾国務大臣 今回の住専問題の処理につきましては、さまざまな角度からその解決方向というものが検討されたというふうに私も伺っております。それらすべてのいろいろな、今先生から御指摘になりました法律、諸制度の適用も検討の中に入れて、現時点において、それからさまざまな利害関係者、それか...全文を見る
○長尾国務大臣 お答えを申し上げます。  破防法の今後の手続についての御質問でございますが、一般論として申し上げますと、弁明手続が終了いたしますと、公安調査庁長官が、弁明手続において団体側が提出した反証または弁明内容などを踏まえまして、最終的に処分請求を行うか否かということにつ...全文を見る
○長尾国務大臣 御指摘のHIVに関する告訴、告発事件でございますが、東京地方検察庁におきまして、既に、今お話がございましたような形で事件を受理いたしまして、現在捜査中というふうに承知をいたしております。検察当局におかれまして、法と証拠に基づきまして、適切に対処されるというふうに私...全文を見る
○長尾国務大臣 おっしゃるとおりと思っております。
○長尾国務大臣 先ほど申し上げました私の所信表明でも申し上げたところでございます。  今委員からお話がございましたように、家族をめぐります状況は大きく変化をしてきております。また、特に女性の生き方については、いろいろな形の生き方を認めていこうという社会的な流れの中にあるように思...全文を見る
○長尾国務大臣 三つだと承知しております。
○長尾国務大臣 自治団体であります弁護士会のあり方にかかわることでございますので、法務大臣として所感を述べますことは遠慮させていただきたいと思います。
○長尾国務大臣 御意見を十分承りました。
○長尾国務大臣 先生の御質問を伺いながら、いろいろな意味で大変勉強させていただきました。御趣旨の線はごもっともなことと思っております。
○長尾国務大臣 大変難しい御質問をいただいたかと思います。  人権ということは、やはりそれぞれの人のいわば人生観、人間というものに関する哲学、こういったものにかかわってくる問題であると思います。私は、人権は、人間が基本的に持っている権利であって、これは、すべての人がどういう立場...全文を見る
○長尾国務大臣 先生のお書きになりました「慟哭する人権擁護行政」という本を読ませていただきました。法務省の人権擁護局のとってまいりました今までの仕事ぶりについての御批判を、私も謙虚に受けとめさせていただきたいと思っております。  人権擁護問題は、私どもとしては、こういった人権侵...全文を見る
○長尾国務大臣 人権が侵害された場合の被害者の救済の問題でございますが、平成八年度におきまして、人権擁護委員で構成します人権調整専門委員制度を設けまして、今先生からお話ございましたような被害者の一層の救済を図るということを検討しているところでございます。
02月26日第136回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○長尾国務大臣 お答えを申し上げます。  今委員から御指摘がございました今回のいわゆる住専問題をめぐりますさまざまな問題状況、この点につきましては、政府が一体となって取り組みまして債権回収のための措置を講じますとともに、今御指摘になりました関係者の民事上、刑事上の責任、これを可...全文を見る
○長尾国務大臣 今大蔵大臣から御答弁を申し上げましたように、今回の預金保険機構の調査につきましては、相当な権限を与え、捜査の実効を期するということが大変に重要なものだと思っております。  一般論として申し上げますと、預金保険法によりますと、預金保険機構の職員は、刑法その他の罰則...全文を見る
○長尾国務大臣 お答えを申し上げます。  現在のこの住専問題につきましては、現行の法制を十分に活用いたしまして厳正に対処すると思っておりますが、今先生の御指摘は、アメリカ等の例を十分に参照した上で、我が国においても金融機関に対する違法、不当な行為に対する刑事罰等のあり方、こうい...全文を見る
02月27日第136回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○長尾国務大臣 御指摘の薬害エイズにかかわる問題につきましては、東京地方検察庁において、数件の告訴、告発を受理して、現在捜査中と承知しております。  検察当局におきましても、薬害エイズ問題が人の生命にかかわる重大かつ社会的関心の高い問題であることを十分に踏まえ、広い観点から証拠...全文を見る
02月27日第136回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○国務大臣(長尾立子君) 先生から私の所信表明について温かいお言葉をいただきまして、ありがとうございます。  私は、所信表明におきましても申し上げたところでございますが、法務省の基本的な任務は我が国の法秩序の維持、また国民のお一人お一人の権利を守っていくというところにあるかと思...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 不法就労外国人問題でございますが、我が国の社会経済的な状況の変化、また国際的な状況ということを背景といたしまして、不法入国、不法残留、こういった外国人が非常にふえているわけでございます。  法務省という立場で申しますと、こういった不法入国や不法残留をし...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 今般の七名の集団脱走事故を発生させましたことは本当に遺憾でございまして、法秩序の維持を所管いたします法務大臣といたしましては、深くおわびを申し上げたいと思っております。  今、矯正局長から事故の状況、原因等について御説明を申し上げたところでございますが...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 夫の姓でございます。
○国務大臣(長尾立子君) 私自身は仕事をいたしましてから三年目ぐらいに結婚をいたしました。  そのとき、当然でございますが、どちらの姓を名乗るかということを夫婦で相談をしたわけでございますが、夫がいわゆる長男でございまして、どうしても自分の方の姓を名乗りたいと強く主張をいたしま...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 今回、法制審議会から夫婦別姓の答申をいただきまして、きのう私は審議会の総会に出席をさせていただきました。非常に記念すべき日に法務大臣をやらせていただいていて私は大変幸せだとそのときに思ったわけでございますが、ある意味では日本のこういった民法の歴史の中でも...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 円先生と申し上げた方がよろしいんでしょうか、長らく離婚問題をずっとお手がけいただきまして、日本の社会ではまだまだ離婚ということについてのマイナスイメージが強かった時代から、それぞれの母と子の幸せという観点からお手がけをいただいたという長年の御尽力には本当...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 今、先生からお話がございました住専をめぐる不良債権問題でございますが、政府全体が一体となって取り組んでいくということが必要でございます。もちろん債権回収のために万全の措置を講じるということが中心になるわけではありますけれども、御指摘のように、関係した者の...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 今、委員が御指摘になりました案件でございますが、実は検察関係者は、退職いたしました後、弁護士として開業するというケースが多いわけでございます。今回のケースにつきまして私どもすぐに事実を調査いたしましたところ、顧問弁護士として就職をいたしましたのが平成二年...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 委員の御指摘は、今回の住専問題の処理に当たって、先ほど来いろいろな御討議がございますが、破産法とか会社更生法、こういった法的な処理によるのが最良のものと考えていくべきではないかという御質問かと思います。  制度の一般論ということで考えますと、確かにこの...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 法務省の基本的な役割は、社会の法秩序の維持、それから国民の皆様のお一人お一人の権利を守っていくということが使命であると思っております。  こういった本来の基本的な使命から、ややもしますと法務省は非常にかたい役所であるというような印象を一般の方に与えてい...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 委員から大変いい御提案をいただきました。確かに行政というのは、国民の皆様に支持され、国民の皆様の共感を呼ぶような形で、国民の皆様の御理解を得ながら進めていかなくてはならないものだと思っております。  法務省が担当いたしております行政のほとんどが国民の皆...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 先生にはもう十分おわかりいただいておるかと思いますが、法務大臣と検察の立場ということを踏まえましてこのような表現にさせていただいているわけでございます。
○国務大臣(長尾立子君) 株式会社の業務の運営の適正を確保するための会社制度のあり方につきましては、御承知のとおり、監査役の権限を強化するといった何回もの商法の改正を実現させていただいてきたところでございます。  今御指摘がございました住専各社の状況でございますが、現実のこれら...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 今般のこの事故につきましては、まことに遺憾でありまして、深くおわびを申し上げたいと思っております。この事故の反省、いろいろなものがございます。保安警備体制を再点検してみる、また我々の処遇のあり方、これについても十分に検討していかなければならないと思ってお...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 御指摘の薬害エイズにかかわる問題でございますが、今も委員から御指摘ございましたように、人間の生命にかかわります重大な、そして社会的にも多くの関心を呼んだ問題であることを十分に踏まえまして、広い観点から証拠を集め、吟味した上、法律と証拠に基づきまして適正に...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 委員のおっしゃるとおりでございます。
○国務大臣(長尾立子君) 委員の御指摘のとおり、既に私どもの知る限りでは最高検で関係者を集めまして協議を始めております。
○国務大臣(長尾立子君) 国民の皆様の大変重大な関心の集まっております問題でございます。問題の性格に照らしまして考えますときに、今、委員のおっしゃいましたこと、私もそのとおりと考えております。
○国務大臣(長尾立子君) 承知しております。
○国務大臣(長尾立子君) 多数の女性が数多くの苦痛を経験され、心身にいやしがたい深い傷を負われたいわゆる従軍慰安婦問題につきましては、私も大変に胸が痛む思いがいたしております。
○国務大臣(長尾立子君) 感想だけを申し上げたわけでございますが、私は、この従軍慰安婦問題が多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であるということは深く認識をいたしております。  人権擁護機関を所管する法務大臣としてこれに対してどう対応するのかという御質問でございますが、こう...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 委員が女性の名誉と尊厳にかかわりますこの問題につきまして重大な関心を持っていただきまして、多くの活動をしていただいておりますことに深く敬意を表するものでございます。私も、先ほど申し上げましたように、この従軍慰安婦の問題は、従軍慰安婦として多くの女性の方が...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 死刑の問題、今、委員から御指摘がありましたように、いわばその人その人の哲学、人生観、そういうものに基づいた認識が行われるものであろうと思っております。  法務大臣といたしまして、いわば我が国の法秩序の維持、国民の権利の擁護というものを預かる立場になって...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 今、刑事局長からお答えを申し上げたわけでございますが、こういった条約で死刑を廃止するというような形をとることがいいかどうか。いわば、先ほど私が申し上げましたように、死刑制度の存続については国民の皆様がどう判断をするかということが非常に大きな要素であるとい...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 委員も御承知のように、死刑の執行については公表をしていないところでございます。  私は、今、先生の御質問につきましてはお答えを遠慮させていただきたいと思います。
○国務大臣(長尾立子君) 今、先生からは、死刑の執行を一定期間停止し、その間に死刑存続についての臨調というべき審議機関を設けて議論を深めるという二つの御提案がございました。  前段の死刑の執行を一定期間停止するということでございますが、大変法律的なことだけを申し上げて恐縮でござ...全文を見る
02月28日第136回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○長尾国務大臣 お答えを申し上げます。  今回の住専問題につきましては、政府一体となってこの債権回収のための万全の措置を講ずる必要があると考えております。また、今委員から御指摘がございました関係者らの民事上及び刑事上の責任の問題でございますが、これは可能な限り明らかにされる必要...全文を見る
○長尾国務大臣 閣僚の一員でございます。現在のこの案が最良のものというふうに考えております。
○長尾国務大臣 私の立場は、今御説明したとおりでございます。  しかし、税金を使わせていただくということを考えますと、国民の皆様から御納得をいただくためには、今委員からお話がありました関係者の民事上、刑事上の責任、これははっきり追及してほしい、これが皆様のお気持ちであると思って...全文を見る
○長尾国務大臣 先生が言われました損害賠償請求権の問題、私どもも協力をいたしまして、目的を達するように努力をさせていただきたいと思っております。
03月01日第136回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○長尾国務大臣 平成八年度法務省所管の予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  法務省は、法秩序の確保並びに国民の権利保全等国の基盤的業務を遂行し、適正円滑な法務行政を推進するため、現下の厳しい財政事情のもとではありますが、所要の予算の確保に努めております。  法務...全文を見る
○長尾国務大臣 確かに、委員が御指摘になりましたように、国民の皆様が税金を納めていただきます。大変それぞれの御事情の苦しい中で納めていただいているわけでございます。今回、その皆様の税金を日本の金融秩序維持という観点から使わせていただく、こういうことを考えますと、やはり関係者の方々...全文を見る
○長尾国務大臣 先生から、私どもの拘置所等の受刑者について大変温かいお気持ちからの御指摘をいただきました。十分に胸にとどめまして、法務行政の執行に当たっていきたいと思っております。  ただいま御指摘をいただきました不法残留外国人の問題でございます。確かに、日本の今後の国際化の進...全文を見る
○長尾国務大臣 御質問は、共和から加藤議員に 一千万円の献金または贈与があったということを前提としてお尋ねになっていらっしゃるわけでございますが、仮定の事実を前提といたしました御質問に対してはお答えをいたしかねます。
○長尾国務大臣 住専問題につきましては、国民の皆様の多くの御関心をいただいている案件でございます。この住専の債権の回収、これが適切にされなければならない。これは大変重要な問題であると認識しておりますし、また、関係者らの刑事上、民事上の責任、これは可能な限り明らかにされる必要がある...全文を見る
○長尾国務大臣 今回のイラン人の逃走事件につきましては、まことに申しわけなく、おわびを申し上げたいと思っております。また、先生が御指摘いただきましたように、近隣の皆様に不安をお与えしてしまったこと、本当に申しわけなく思っております。  今私どもの内部で検討しております検討事項の...全文を見る
03月15日第136回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○長尾国務大臣 宗教と政治の問題でございますけれども、今委員からお話がございましたように、宗教と政治の関係ということについてはいろいろな御議論があるということは承知いたしております。  私は法務大臣という立場でございまして、いわば閣僚の一員という意味では、今先生が御指摘の問題に...全文を見る
○長尾国務大臣 御指摘のとおり、フィンランドの前法務大臣であられますヤーッテンマキ議員が近々御来日されると伺っておりまして、私の方で懇談を予定させていただいております。  今、委員からお話がございましたが、北欧の司法の問題、また人権の問題、こういったことにつきまして、時間の許し...全文を見る
○長尾国務大臣 お答えを申し上げます。  婚姻制度などの改正を内容といたします民法の改正でございますが、去る二月二十六日に法務大臣の諮問機関であります法制審議会から、民法の一部を改正する法律案要綱として答申を得たところでございます。法務省といたしましては、この答申を踏まえて、民...全文を見る
○長尾国務大臣 今お話が出ました差別問題につきましては、地対協の意見具申におきまして、中立公正な処理にゆだねられるべきである、その中で人権擁護行政の体制、これを強化していけという御指摘をいただいております。今先生からもお話がございましたが、昨年十二月の地対協の総括部会長の談話にお...全文を見る
03月22日第136回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○国務大臣(長尾立子君) 証人等の被害についての給付に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、今国会に別途提案されました警察官の職務に協力援助した者の災害給付に関する法律の一部を改正する法律案において、警察官の職務に協力援助した者...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 先生からお話がございましたように、住専問題、国民の皆様の最大の関心事であると思っております。  税金をこの問題の解決のために使わせていただくという観点からいたしますと、やはり国民の皆様に納得をいただくためには、御指摘のように関係者の民事上のまたは刑事上...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 今回のオウム真理教によります犯罪は、その規模の大きさ、また社会的な影響の深刻さという点におきまして未曾有の事件であったというふうに思うわけでございます。  こういった犯罪の被害者に対します。その後の対策ということにつきましては、従来、先生から御指摘があ...全文を見る
03月25日第136回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○長尾国務大臣 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、下級裁判所における事件の適正迅速な処理を図るため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下簡単にその要点を申し上げます。  第一点は、裁判官の員数の...全文を見る
○長尾国務大臣 適正迅速な裁判を実現するためには、ある程度の裁判所の判事またはその職員について必要な人員を確保していかなくてはならない、これは先生の御指摘のとおりであると思いますし、最高裁判所におかれましても、この問題について適切に対処してこられたものと承知をいたしております。 ...全文を見る
○長尾国務大臣 加藤議員にかかわります所得税法違反事件につきましては、東京地検で告発状を受理いたしておりまして、同地検において所要の捜査を行っているものと承知をいたしております。  ただいま議員からは証人喚問についてのお尋ねがございましたが、これは国会でお決めをいただくことでご...全文を見る
03月28日第136回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○国務大臣(長尾立子君) 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、下級裁判所における事件の適正迅速な処理を図るため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下簡単にその要点を申し上げます。  第一点は、裁判...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 一般論として申し上げますと、法の執行に当たる者が人の心の痛みをわかる、その方の立場に立って物事を考えていくことができる、そういう基本的な姿勢が要請されているということは、先生のおっしゃるとおりだと思っております。
○国務大臣(長尾立子君) 昨年九月、沖縄で発生いたしました米軍人三名による小学生を被害者とする逮捕監禁強姦致傷事件、まことに痛ましい事件であると思います。二度とこのような事件が発生しないことを強く願うものでございますが、この事件につきましては、今お話がございましたように、本年三月...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 現在の審議会の委員の構成につきましては、それぞれの団体からの御推薦をいただかなくてはいけないという部分がどうしてもありますので、その点につきましては、それぞれの団体の御意向に反して私の方で任命をしていくというところが難しい面があるということは御了解いただ...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 確かに私は厚生省の職員であったことがございますけれども、現在の立場でこの法律についての解釈を申し上げるというのは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(長尾立子君) 確かに私は女性でございますけれども、ここには法務大臣ということで出席をさせていただいておりますので、その点は御了解いただきたいと思います。
○国務大臣(長尾立子君) この全体の法律の構成は、一方におきまして、このような方々について堕胎の罪を除外する例として、ある一定の範囲タ限定いたしました上で、御本人及びその配偶者の方の同意ということを前提といたしまして、この法律の運用を考えていくという仕組みであろうかと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 今、先生の方から、女性の立場に立って現在の法体系をもう一度見直していくべき時期になっているのではないかという御提案があったように伺ったところでございます。  法律の体系全体を考えていきますと、そのような女性の皆様が持っておられる人生観、価値観、それがよ...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) ただいま刑事局長から御答弁を申し上げましたとおり、検察当局は法と証拠に基づきまして適正に捜査をされるものと思っております。
○国務大臣(長尾立子君) 売春強制という起訴事実で起訴されました事件及び従軍慰安婦問題につきましては、事実を明らかにするためこれまでできる限りの努力をしてきたところでございますが、今後とも努力をさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(長尾立子君) 先生のお言葉でございますが、私どもの現在の状況を率直に申し上げさせていただきますと、戦争犯罪について裁かれましたさまざまな記録、非常に多くの地域で行われたものでございますし、その記録の保存ということに関しまして、日本国政府またその関係者が関与したというこ...全文を見る
04月01日第136回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○長尾国務大臣 お答えをさせていただきます。  今お話のありました状況につきまして、委員が大変不愉快に思われたという御心情については、私も大変同感をするものでございます。人権問題というのは、それぞれの方が、やはりその生活を脅かされない、不愉快に思うような出来事については当然の権...全文を見る
04月02日第136回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○長尾国務大臣 刑事責任の追及について私の決意という御質問でございます。  住専問題につきましては、政府が一体となって取り組んで債権回収のために万全な対策を講じる必要があると思っておりますし、関係者らの民事上、刑事上の責任、これは可能な限り明らかにされる必要があると考えておりま...全文を見る
04月05日第136回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○長尾国務大臣 お答えを申し上げます。  今委員からお話がございましたように、今回の、今日の金融をめぐる諸状況を考えてみますと、非常に長期間にわたりまして、いろいろな立場から、それからまたいろいろな行為が入りまじって、大変複雑な状況になっているものと思っております。  こうい...全文を見る
○長尾国務大臣 ただいまオウム真理教に関しましては、公安審査委員会による解散指定処分、これの前段階の手続を行っているところでございます。今、当事者に弁明の機会を与えまして、それを聴取しました上で、公安審査委員会に解散指定処分が適当であるということで私どもが審査をお願いするかどうか...全文を見る
04月09日第136回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○国務大臣(長尾立子君) 外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、渉外的法律関係の一層の安定を図る等のため、我が国を仲裁地とする国際仲裁事件の手続につき、外国法事務弁護士等が当事者を代理する...全文を見る
04月11日第136回国会 衆議院 予算委員会 第30号
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○長尾国務大臣 住専の問題に関しまして、借り手の責任追及、貸し手の責任追及、しっかりやるべきではないかという委員の御指摘であると思います。  いわゆる住専をめぐります不良債権問題、これは御指摘のとおり、我が国の経済秩序にかかわる大変重大な問題でございますし、国民各層から関心を寄...全文を見る
04月11日第136回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○国務大臣(長尾立子君) ただいま委員からお話がございましたように、国際化の大きな流れの中で、世界の経済の中における日本の諸活動というものが今後開かれた形で行われていかなければならないというのは、お話のとおりであると思います。いわゆる規制緩和問題、これはどのような分野においても我...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 先ほど、我が国における規制緩和問題、こういった法務行政の分野につきましての基本的な考えを申し上げたところでございます。  日本法に関します法律事務を外国で資格を得ている弁護士の方に開放すべきであるという委員の御意見であるかと思うわけでございますが、諸外...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 司法試験問題につきましては、今、委員から御指摘がございましたように、欧米の主要国におきましては受験回数を二回とか三回、こういった制限をしているところが多いというふうに承知をいたしております。  我が国におきましても、今、委員がおっしゃいました御意見、ま...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 先ほども申し上げたところでございますが、国際化という大きな課題の中で、こういった法曹分野におきましても規制緩和問題、真剣に検討していかなければならない問題だと思っております。  しかし、この点に関しましては、やはり日本の置かれました今までのいろいろな歴...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 国際化に積極的に対応する、すなわち今後の社会経済情勢を十分に踏まえて規制緩和という問題に積極的に取り組んでいくべきであるという御趣旨につきましては、先ほど私も申し上げましたように、その方向については委員の御指摘の方向を否定するものではないわけでございます...全文を見る
04月12日第136回国会 衆議院 本会議 第17号
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○国務大臣(長尾立子君) 民事訴訟法案及び民事訴訟法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  現行の民事訴訟法は、明治二十三年に制定され、大正十五年に全面的に改正されましたが、基本的には、大正十五年改正当時の手続の構造が維持されてお...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 貝沼議員にお答えを申し上げます。  まず、本法律案における公務員の職務上の秘密に関する文書の取り扱いについて、国民の支持を得られないのではないかとの御指摘及びこの点についての国会における審議に関してのお尋ねでありますが、本法律案は、民事訴訟において当事...全文を見る
04月12日第136回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(長尾立子君) そのように考えております。
○国務大臣(長尾立子君) そのように考えております。
○国務大臣(長尾立子君) 私の所管にかかわりません部分も多い問題でございますので、全体としてスキームが最良のものであるということについては一部お答えを差し控えさせていただきたいと思っております。  私の関連のことでお話をさせていただきたいと思っているわけでございますが、委員から...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 法務大臣としての仕事は法秩序の維持と国民の権利を守ることというふうに承知をいたしております。したがって、法体系の維持というようなことにつきましては、それは私の職務であるというふうに考えております。
○国務大臣(長尾立子君) お答えを申し上げます。  民生委員法には、民生委員がその職務に関しまして政治的な活動をしてはいけないという規定があることは私は十分承知をいたしております。しかし、民生委員は一方において一人の市民でございまして、例えば選挙権を行使する、それから一定の政治...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) お答えを申し上げます。  委員の御指摘は、商法特例法に規定されております罰則の強化について検討すべきではないかという御質問でございますが、政府委員が今御答弁を申し上げましたように、商法特例法の規定は、一定の要件を満たす株式会社につきまして、その会社の業...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 住専問題に関する刑事責任追及についてお答えを申し上げたいと思います。  いわゆる住専をめぐります不良債権問題、これは我が国の経済秩序にかかわる重大な問題でありまして、国民各層から強い関心を集めている問題であると認識をいたしております。この問題につきまし...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 住専の処理機構の実効性を高めるためにどういうような協力をするかということであるかと思います。先生の御指摘のとおり、関係省庁の緊密な連携協力、これは大変必要なことだと思っております。  法務省といたしましては、このような連携協力を推進するため、人材面での...全文を見る
04月15日第136回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(長尾立子君) 今お話しの具体的な状況については十分に承知をいたしておりませんので、お答えは差し控えさせていただきます。
04月17日第136回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○長尾国務大臣 民事訴訟法案及び民事訴訟法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  現行の民事訴訟法におきましては、その第一編から第六編までにおいて、民事訴訟手続に関する規定が設けられております。現行の民事訴訟法は明治二十三年に制定...全文を見る
○長尾国務大臣 お答えを申し上げます。  ただいまお話がございましたように、三月二十八日に東京地方裁判所において破産宣告の決定がなされまして、破産管財人によります資産調査等が行われているということと承知をいたしております。  今委員からも御指摘がありましたように、破産管財人の...全文を見る
○長尾国務大臣 オウム真理教に対する破産の手続につきましては、破産管財人によって円滑に進行していくことを私としては希望いたしております。  今お話しのいろいろな問題があるということは十分承知をしておりますが、その解決のためにいかなる方策があるかということでございますけれども、オ...全文を見る
○長尾国務大臣 今先生から不法残留者についてのいろいろな問題の御指摘がございました。国際化の波の中で、現在の不法就労者問題、法務当局といたしましても大変重大な問題と受けとめさせていただいておるわけでございます。  先生の御指摘は、やはり出入国管理体制というものを強化していく必要...全文を見る
○長尾国務大臣 きょうは、三人の参考人の方から主として行政情報の公開ということについて御意見を承りました。大変重要な御指摘が多く含まれていたように伺ったところでございます。  その情報公開について行政機関側の認識が基本的にはまだまだ十分とは言えないのではないかと、例えば、情報公...全文を見る
○長尾国務大臣 今委員が御指摘になりましたように、行政情報の公開のあり方につきましては今さまざまな形での御議論が行われておるわけでございます。私は、そういった御議論というものをやはり民事訴訟手続においても十分考えていかなければならないということを申し上げたわけでございまして、今委...全文を見る
04月23日第136回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(長尾立子君) お答えをさせていただきます。  今、委員がお示しになりました昭和二十二年というのは、俗に人生五十年という言葉がございますが、ちょうどこの年が平均余命五十年の年ではないかと思います。それからこの四十年後にこのような非常に長寿社会を迎えたということは、我々...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○国務大臣(長尾立子君) 子供をめぐりますいろいろな最近の情報の中で、確かに先生がおっしゃいましたいじめの問題というのは痛ましいといいますか、しかし深い根を持った、そして将来にわたって大きな問題をはらむことであると思っております。心身ともに健全に育っていかなければならない、そのこ...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) お答えをさせていただきます。  今回の住専問題は、いろいろな意味で国民の皆様からの御批判を受け、そして多方面からの御議論がされておりますが、現在に蓄きましてもなお十分な御理解が得られているとは言いがたい状況はどういう理由によるものかというのが委員の御質...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 今回の政府の処理スキームでございますが、これは住専七社、住専各社、また住専各社に対します債権者でございます母体行等、これは三百ぐらいと聞いておりますが、こういった関係当事者間に合意が成立をしているということを前提といたしまして、現行法制のもとで住専問題の...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 大きな社会的な影響のあります問題を解決する方法としては、やはりその問題の性質、国民生活に与える影響、現在の経済情勢の大きな流れ、こういったさまざまな要因を勘案いたしましてその解決策を決めていく、その上で幾つかの解決策の中の適否、順位を考えていく、このよう...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 今回の政府の決定に際しまして、閣僚の一員として賛成をさせていただいた法務大臣でございますので、確かにおっしゃいますように、この問題について国民の皆様に御理解をいただけるような努力をしろという御指摘はそのとおりであると思いますし、そのような観点から私もでき...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 婚姻制度等の改正を内容といたします民法の改正につきましては、今委員からお話がございましたように、二月二十六日に法制審議会から民法の一部を改正する法律案要綱として御答申をいただいたところでございます。  私どもといたしましては、この御答申を踏まえまして民...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) ただいまの委員のお言葉を大変力強い援軍と受けとめさせていただきまして、なお一層努力させていただきます。
○国務大臣(長尾立子君) 裁判所それから法務関係、検察庁等の充実、大変大きな課題であって、それは一つの、一国の文化水準、一国の司法の権威を保っていくためには絶対必要なことであると、そのために尽力をすべきであるという御意見、大変ありがたく承らせていただきました。私どももその線に沿っ...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 人権擁護という問題は憲法の大きな柱であると考えております。法務省は人権擁護を所管いたしております。この人権擁護の問題につきまして、所信表明でも申し上げましたとおり、私として最大限の努力を払いたい、このように考えているわけでございます。
○国務大臣(長尾立子君) 法務省の人権擁護の仕事の大きな柱は、やはり国民の皆様の間に広く人権思想の普及に努める、普及徹底ということが大きな柱であると思っております。  それから、御指摘のような、具体的には私どもの職員によります人権に関する相談、人権侵犯事件の調査処理、こういった...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) お答えを申し上げます。  法務省の仕事は、私たちの社会のかなめともいうべき法秩序を維持し、国民の皆様お一人お一人の権利を守っていくということにあると思っております。ただいまの私どもの社会の情勢を見ますると、非常に大きな変動の中にあるという印象を持ってお...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 男女平等社会というものは、男女が単に共同して物事を行っていくという社会ということではなくて、男性、女性が社会の一員として責任と義務を果たし真のパートナーとして一緒に社会を支えていく、こういう社会であるというふうに理解をいたしております。  今、委員から...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 委員がお話しになりましたように、確かに、入国されます外国の方々にとりましては、私どもの職員が一番最初にお目にかかってお世話をさせていただくということでございますので、我が国の第一印象を受け持たせていただいているということになるかと思います。その意味では、...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 委員が御指摘をいただいておりますように、裁判が適正かつ迅速に行われるということは極めて重要なことであると私も思います。今予算におきましても裁判所定員の増をお願いいたしているわけでございますが、こういった裁判所職員の増員それから訴訟手続の改善など、こういっ...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 委員からお話がございましたように、今回議論になっております民法の改正の問題は、国民の皆様に大変密接なかかわりを有するものでございます。法制審議会の答申がございました後も、さまざまな御議論がなされております。これは、先生から御指摘をいただいたとおりでござい...全文を見る
05月08日第136回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(長尾立子君) お答えを申し上げます。  今お話がございました株主代表訴訟、これの個別の具体的な事案につきましては個別具体的な事情に即して裁判所に御判断をいただくべきことだと思っております。  一般論として申し上げますと、委員からも今お話がございましたように、株主代...全文を見る
05月15日第136回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○長尾国務大臣 先生、先ほど来私どもの局長から御説明を申し上げているところでございますが、民事訴訟の現段階の、現行の法律の中で、公務上の秘密にかかわりますような文書につきましてもできる限り訴訟の真実を明らかにするために提出を求めていくという実例の積み重ねがございまして、このことは...全文を見る
○長尾国務大臣 文書提出の部分についての改正でございますが、先ほども説明をいたさせていただきましたように、今回の改正は提出義務の対象となる文書の範囲を拡大したいということでございまして、情報公開という大きな流れに逆行するということではないというふうに思っております。  しかし、...全文を見る
○長尾国務大臣 お答えを申し上げます。  行政の透明性の確保、それから公正で民主的な行政運営を実現する、これは、行政に対します国民の皆様の信頼を確保するという観点から、行政情報の公開ということは大変に重要なことだと認識をいたしております。こういった重要性を十分に踏まえました上で...全文を見る
○長尾国務大臣 ただいま申し上げましたように、行政情報の公開ということの重要性は十分に認識をしているつもりでございます。
○長尾国務大臣 今、行政情報公開につきまして、行政改革委員会の行政情報公開部会で大変熱心な御議論を踏まえて中間報告が公表され、この中間報告をめぐって、またさらに議論が深められていく状況にあると承知をいたしております。このような流れは私どもとしても十分に注目いたしまして、このような...全文を見る
○長尾国務大臣 現在の社会の要請にこたえるというのは、いろいろな面で我々が心がけていかなくてはならない問題だと思っております。  政府委員からも御答弁を申し上げておりますように、確かに現在の民事訴訟におきます問題は、訴訟に時間がかかり過ぎる、裁判に時間がかかり過ぎるということが...全文を見る
○長尾国務大臣 お答えを申し上げます。  今回の改正によって提出義務の範囲が広がる部分について監督官庁の承認を要することとしているということを申し上げたわけでございまして、局長が答弁を申し上げたことと同じでございます。
○長尾国務大臣 行政情報の公開のあり方につきましては、今、行政改革委員会において幅広い御検討がされているものと承知しております。その御議論は、今後の行政情報はいかにあるべきかという基本的な大きな問題について御議論をいただいているわけでございまして、その御議論の結果ということにつき...全文を見る
○長尾国務大臣 私どもといたしましては、この形で法案の御審議をいただきたいということでお願いを申し上げているわけでございまして、先ほど来申し上げておりますように、今後、行政情報の公開の原則について法制度が固まりました上で検討させていただきたい、このように申し上げているわけでござい...全文を見る
05月24日第136回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○長尾国務大臣 温かいお言葉をいただきまして、ありがとうございます。  委員から御指摘をいただいておりますように、現在の民事訴訟全般におきましては、裁判に大変時間がかかり過ぎるといった問題点の指摘が国民の皆様から多く寄せられているところでございます。このような問題点を解決をいた...全文を見る
○長尾国務大臣 今委員からも御指摘がございましたけれども、私どもは、今回の法律の中で文書提出命令につきましても範囲の拡大をさせていただいたということでございます。この範囲の拡大をいたします際にとるべき考え方として、現行の各法律におきまして公文書に関して取り扱われております一つのあ...全文を見る
○長尾国務大臣 お答えをさせていただきます。  今、委員からお話ございましたように、民事訴訟の中におきましては、いろいろな意味の工夫をさせていただいて、先生のお言葉でございますと、積極的な訴訟運営ということに努力をさせていただきたい、こういう趣旨であるわけでございますが、民事訴...全文を見る
○長尾国務大臣 現在の流れの中で、行政情報をもっと公開をしていくべきであるという方向自体について、私は何ら異議があるものではございません。  しかしながら、行政が持っております情報は極めて広く、多岐にわたっております。このものの中には、やはり行政として、国の行政を預かる立場から...全文を見る
○長尾国務大臣 そのように考えております。
○長尾国務大臣 先ほど御答弁を申し上げましたように、私どもは中立の立場というふうに考えております。
○長尾国務大臣 先ほど来お答えをさせていただいておりますが、現在、行政情報の公開について議論がされております中で、民事訴訟手続の場面において、現段階で何らかの結論を出していくということは困難であるということを申し上げているわけでございます。  先生の今の例えでございますと、高速...全文を見る
○長尾国務大臣 今回の改正の文書提出の部分についていろいろな御議論をしていただいているということは十分承知をいたしておりますが、先ほど委員も御指摘をいただきましたように、今回の改正は、従来の提出義務の対象となります文書の範囲を拡大をしようというものでございまして、現行法で提出義務...全文を見る
○長尾国務大臣 私どもとしては、民事訴訟法の改正につきまして、本案をぜひ成立させていただきたいという趣旨で提案をさせていただいたわけでございます。  今委員が御指摘になりましたように、立法府におきましてどのような御議論があり、どのような形でこの法案を御修正いただけるかという問題...全文を見る
○長尾国務大臣 ただいま民事局長がお答えしたとおり、私もそのように思っております。
○長尾国務大臣 今回御審議をいただいております民事訴訟法の規定が情報公開の今後の法律の制定の内容に影響を直接お与えをするというようなことはないということを申し上げました。
○長尾国務大臣 この法案について今熱心な御議論が行われておりまして、私どもも、その御議論を踏まえて、今後の私どもの対処の仕方、これについては真剣に検討しなくてはいけないということは十分承知をいたしているつもりでございます。
○長尾国務大臣 先ほど申し上げましたように、この法案について所管をいたしております私の責任は十分痛感をいたしておりまして、その私の責任でできる限りのことをさせていただく、これを申し上げさせていただきます。
○長尾国務大臣 そのようなことはいたしません。
○長尾国務大臣 お答えを申し上げます。  法案の第二百二十条第一号から三号までの規定によって提出される文書の範囲が、現行法よりも狭く解釈されるのではないかというこれまでの御審議における御指摘につきましては、今回の改正の趣旨は、文書提出義務の対象となる文書の範囲を拡張することにあ...全文を見る
05月28日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第3号
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○長尾国務大臣 お答えをさせていただきます。  株主の代表訴訟の個別具体的な事案につきましては、個別具体的な事情に即しまして、裁判所において判断されることであるというふうに思っております。  一般論といたしましては、株主代表訴訟とは、取締役の違法な行為によって会社に損害が生じ...全文を見る
05月30日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第5号
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○長尾国務大臣 株主代表訴訟についてのお尋ねでございます。  株主代表訴訟とは、株式会社の取締役による違法な行為によって会社に損害が生じた場合に、一定の要件を満たした株主が会社にかわって取締役の責任を追及するという制度でございます。  このような制度が設けられている趣旨といた...全文を見る
05月31日第136回国会 衆議院 決算委員会第一分科会 第2号
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○長尾国務大臣 ただいまお話がございましたように、選択的夫婦別氏制度、これはそれぞれの女性の生き方、信条、そういうものに深くかかわりのある問題であると認識をしております。また、女性にとどまりませず、我々自身の、それぞれの家族のあり方、自分の生き方、そういうものの認識にもかかわって...全文を見る
○長尾国務大臣 大変温かいお言葉をいただきまして、ありがとうございます。  矯正施設につきましては、今委員から御指摘をいただきましたようにやはり人権問題に十分配慮していく、これはもう大変重要な御指摘であると思っておりますし、また、地元の関係者の皆様の御意見を十分に伺いながら私ど...全文を見る
○長尾国務大臣 セクシュアルハラスメントの問題は本当に人間の尊厳にかかわる問題であると思います。法務省といたしましても、この根絶のための啓発活動を今後とも積極的に行ってまいりたいと思っております。
05月31日第136回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○長尾国務大臣 外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、渉外的法律関係の一層の安定を図る等のため、我が国を仲裁地とする国際仲裁事件の手続につき、外国法事務弁護士等が当事者を代理することができ...全文を見る
○長尾国務大臣 お答えを申し上げます。  民法の改正でございますが、今国会に法律案を提出するため、関係各位の御理解を得るべく努力を続けてきたところでございます。会期の状況から、大変厳しい状況であるというふうに認識をいたしておりますけれども、法務省といたしましては、関係各位の御理...全文を見る
○長尾国務大臣 お答えを申し上げたいと思います。  規制緩和の問題、これは現在我が国におきましていろいろな観点から大きな課題として取り組んでおりますことは、もう先生も御承知のことであると思います。その大きな流れの中で、今おっしゃいましたこの司法の分野は、確かにその資格につきまし...全文を見る
06月05日第136回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○長尾国務大臣 民法の改正問題についてのお尋ねでございますが、選択的夫婦別氏制度の導入等を内容といたします民法改正につきまして、今国会に法律案を提出するため、関係各位の御理解を得るべく努力を続けてきたところでございます。  会期の点から厳しい状況にあるとは認識いたしておりますが...全文を見る
06月07日第136回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○長尾国務大臣 文書提出命令における行政文書の取り扱いにつきましては、当委員会の御審議の中でいろいろな観点から大変重要な御指摘をいただいたと思っております。  法務省といたしましては、これまでに申し上げてまいりましたが、この委員会で御議論の対象となっております文書提出義務の存否...全文を見る
○長尾国務大臣 御指摘の修正案は、現行法の第一号から第三号までの規定はそのまま維持した上で第四号を新設し、公務員が職務上保管する文書等を除いては提出義務を一般義務化し、提出義務の対象となる文書の範囲を拡張するものであると認識をいたしております。  このように、現行法において提出...全文を見る
○長尾国務大臣 ただいま法制審議会の御審議の関連で御質問がございまして、委員の皆様の御理解を得ながら審議の経過、議論の内容について御理解をいただけるようなことを検討してまいりたいというふうにお答えをさせていただいたところでございます。  行政機関一般の立場という御質問でございま...全文を見る
○長尾国務大臣 法制審議会におきまして慎重な御検討をいただきまして、今回の法案につきまして御意見をまとめていただいたものというふうに私どもは承知をいたしております。  国会におきまして、当委員会を初め大変熱心な御意見をいただいておりますこと、これは私どもといたしまして法制審議会...全文を見る
○長尾国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、附則第二十七条に規定する検討を速やかに開始し、成案を得るべく最大限の努力を傾ける所存であります。  なお、本法律案の審議につきまして、終始大変御熱心に御審議をいただき、ただいま修正議決されましたこと...全文を見る
06月10日第136回国会 参議院 本会議 第25号
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○国務大臣(長尾立子君) 前田議員にお答えをいたします。  金融機関等の寄与に関する株主代表訴訟についてのお尋ねでございますが、株主代表訴訟におきましては、取締役の会社に対する善管注意義務違反、忠実義務違反等の違法行為の有無が問題になろうと思います。  このような義務違反の有...全文を見る
06月11日第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(長尾立子君) 住専問題につきましては、貸し手、借り手を問わず、関係者らの刑事上の責任が可能な限り明らかにされる必要があると考えていることはこれまで繰り返し申し上げてさたところでございます。  検察当局におきましては、御指摘のような問題点があることをも踏まえつつ、幅広...全文を見る
06月12日第136回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(長尾立子君) 民事訴訟法案及び民事訴訟法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  現行の民事訴訟法は、明治二十三年に制定され、大正十五年に全面的に改正されましたが、基本的には大正十五年改正当時の手続の構造が維持されており...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 魚住議員にお答えを申し上げます。  まず、六月十日の参議院本会議における前田勲男議員の質疑に対する私の答弁についてのお尋ねでありますが、この点につきまして釈明をさせていただきます。  我が国の憲法におきましては三権分立を定めており、この趣旨からいたし...全文を見る
06月13日第136回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○国務大臣(長尾立子君) 民事訴訟法案及び民事訴訟法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  現行の民事訴訟法におきましては、その第一編から第六編までにおいて民事訴訟手続に関する規定が設けられております。現行の民事訴訟法は明治二十三...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 現在の社会におきましては、確かに委員の御指摘になりますように、情報というのは行政機関に非常に多く集中しているということは事実であると思っております。  開かれた行政、国民のための行政ということは、確かにおっしゃるとおりでございまして、行政が一層公正で国...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 与党三党の合意事項ということについて、政府の立場でございますので私からとやかく申し上げることは差し控えさせていただきますが、先ほど来、民事局長からお答えをいたしておりますように、私どもといたしましては、この改正案につきまして各方面の御理解を得られていない...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 今国会、本当に残り少なくなりまして、大変厳しい状況にあるということは委員もおわかりいただけるかと思います。問題は、先ほど来お話がございますように、この法案を本当に新しい時代に即応したものとして国民の皆様に御理解をいただく、国会で御承認をいただけるというこ...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 今回の民訴法の御審議に際しまして、国会の御審議の中で一番皆様から御指摘をいただきましたのは、この文書提出義務の部分であったように思います。この御審議の中で、今局長が申し上げましたが、私どもにいろいろな観点からの御指摘をいただきました。こういった御指摘を十...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 我が国が国際人権B規約を批准するに当たりまして、現行の民事訴訟法がこの規約に適合しているという理解のもとにこの規約を批准したものと承知をいたしております。  今御提案を申し上げております法律案は、このことを前提といたしまして、民事訴訟を国民に利用しやす...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 今の委員の御質問は、弁論準備手続についてのお尋ねであるかと思います。  この弁論準備手続は、現行の準備手続を改正したものでございまして、現行の準備手続と同様に、口頭弁論の準備のために争点と証拠の整理をする、こういう手続でございますので、口頭弁論において...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 人権教育のための国連十年の推進という観点から申し上げますと、やはりすべての法律の改正の中に、特に人権にかかわります項目、人権にかかわりますような事項につきましては、その点を十分配慮すべきであるという委員の御指摘はそのとおりであると考えております。  ま...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) B規約の選択議定書の批准問題につきまして、委員が長年にわたり大変御熱心に御推進をしてこられたということにつきましては敬意を表したいと思います。  しかし、先ほど私どもの方からも御説明をさせていただきましたように、この問題は司法権の独立ということに影響を...全文を見る
06月18日第136回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○国務大臣(長尾立子君) ただいま先生の方から、少年事件というものの特殊性、少年には未来があるという観点から、もう少し心の温かいそういう対応をすべきではないかというお話であるように承りました。私も先生の御意見には全く賛成でございます。確かに少年事件というのは、子供たちにとってこれ...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 行政が持っております情報を国民の皆様の中に開示をしていく、それが国民の皆様にとって利益である、そういう基本的な方向についてのお話であったかと思います。こういったことについては私も委員のおっしゃることと同意見であるわけでございます。  一方におきまして、...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) 現在の我が国の社会において、人権を尊重していくということは非常に重要であるということは、まことに御指摘のとおりであると思いますし、私どもの職務の執行の上でもその部分の配慮ということが必要であるという御指摘はごもっともなことであると思っております。
○国務大臣(長尾立子君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  附則第二十七条に規定する検討につきましては、これを速やかに開始し、成案を得るべく最大限の努力を傾ける所存であります。  また、本法律案の趣旨の周知...全文を見る
○国務大臣(長尾立子君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、本法の趣旨の周知に努めるとともに、最高裁判所にも十分に本附帯決議の趣旨を伝え、運用上遺憾のないように配慮をいたしたいと存じます。
07月12日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第31号
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○長尾参考人 お答え申し上げます。  その前に、私の立場を申し上げますと、過去二十六年間、血友病患者さん方の主治医を務めてまいりました。結果といたしまして、その大切な患者さんの二八・三%がHIVに感染してしまいました。我々の治療を通じて感染されたことは明らかで、これらの患者さん...全文を見る
○長尾参考人 お答え申し上げます。  エイズの存在を初めて知りまして血友病との関係に疑いを持ちましたのが、一九八三年の春ごろでございます。しかし、かなりはっきりと危険を認識いたしましたのは、一九八六年の初めに我々の患者さんの抗体検査の結果が出たときでございます。その前には、一九...全文を見る
○長尾参考人 その小委員会でそのような数字を挙げて報告したという記憶はございません。
○長尾参考人 根拠を持ってどの程度であるかということをお示しすることは非常に難しいのでございますが、今その五%という数字について考えますと、一つは、いわゆる補充療法と申しますか、凝固因子製剤の注射を余り必要とされない、したがって、クリオの方が望ましいと思われます軽症の血友病の患者...全文を見る
○長尾参考人 お答え申し上げます。  クリオの副作用ということでございますが、小児の副作用は、成人と共通の部分は先ほど報告書を御指摘になりましたので省略させていただきます。  小児に特徴的な副作用と言えますでしょうかどうでしょうか、問題がございますが、注射されることを怖がりま...全文を見る
○長尾参考人 何点かございますが、少なくとも小児については、クリオ製剤を使用することによってエイズ感染をある程度防げたのではないかという御指摘でございますが、これはおっしゃるとおりだと思います。結果といたしまして、我々の施設でも、日本人の売血からつくられましたクリオのみを使用して...全文を見る
○長尾参考人 八五年の八月とおっしゃいましたか……(枝野委員「五月です」と呼ぶ)五月にそのような発言をした記憶はございません。
○長尾参考人 私の記憶によりますと、かなり早くから私は加熱処理製剤に期待を抱いておりましたので、できるだけ早く加熱処理製剤が我々の使用できる状態になってほしいという願いは持っておりました。しかし、血液製剤小委員会で緊急輸入ということが議論になったという記憶はございません。
○長尾参考人 加熱製剤が早期に導入されましたら、患者さんの一部はきっとHIVに感染しなかったのではないかと思います。  先ほどの御指摘の私どものデータでは、一九八三年には、現在抗体陽性の方の少なくとも約半数が陽性でございました。そして八四年の時点では、少なくとも四分の三の方が陽...全文を見る
○長尾参考人 非常に難しい問題、御質問でございますので、うまくお答えできないかと思いますが、最近、ある凝固因子製剤が二カ月後にひょっとするとなくなるのじゃなくて少なくなるかもしれないという情報が流れましたところ、かなりドクターたちが騒いだといいますか、不安がっていろいろ騒ぎが起こ...全文を見る
○長尾参考人 それが適切な治療であるかないかは別といたしまして、例えば生血を使うなり新鮮凍結血漿を使うなり、あるいはほかのもので、不十分な、医者としては非常に良心に恥じるかもしれませんが、医者としては全力を尽くすと思います。ただ、頭蓋内出血に関しては、ちょっとほかの製剤ではみんな...全文を見る
○長尾参考人 八三年ごろ、つくっているという話は聞きました。
○長尾参考人 緊急輸入ということが可能であるとか、そういう方法があるとかいうような認識は、私たちにはございませんでした。  それから……(土肥委員「緊急入院ですよ」と呼ぶ)緊急入院でございますか。緊急入院をして何とか助ける努力は、医者としては当然すると思いますが、それには限界が...全文を見る
07月23日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(長尾立子君) お答えを申し上げます。  御指摘のとおり、刑事訴訟法二百三十九条二項は、公務員は、犯罪があると思料するときは告発義務がある旨を規定いたしております。この規定は、犯罪の捜査または公訴権の行使の適正を確保するということのためには各種行政機関の協力が必要であ...全文を見る