長尾立子

ながおりつこ



当選回数回

長尾立子の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月29日第140回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○長尾立子君 商法等の一部を改正する法律案と商法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案、この二本が議題になっているわけでございますが、私は、商法等の一部を改正する法律案及びこれに関連をいたします事項につきまして質問をさせていただきたいと思っております。 ...全文を見る
○長尾立子君 今、合併手続の具体的な法案の内容につきまして若干の御説明がございましたが、次に今回の改正のポイントについて御説明をいただきたいと思います。  いただきました資料を拝見いたしておりますと、会社の合併の実態が後ろについているわけでございますが、平成三年からの数字を拝見...全文を見る
○長尾立子君 今、改正の主な内容等について御説明をいただいたわけでございます。  ここで、ちょっと観点を変えました質問をさせていただきたいと思うのでございます。  法務省が所管をいたしております法律は、我が国の非常に数多くございます法律の中でも基本的な法律であるわけでございま...全文を見る
○長尾立子君 法制審議会が他の審議会と若干色彩を異にするということは私もよくわかりますし、また法律というものは非常に長期にわたって国民生活、社会、経済、さまざまな面において基本的な方向を決めてしまうものでありますので、法律の専門家による慎重な御検討ということが必要であるということ...全文を見る
○長尾立子君 最後に、電子取引法制について質問させていただきたいと思います。  今の我々の社会の中で、情報化というものの流れ、これは大変急速なものがあると思っております。日本は諸外国に比べますとパソコンの普及率というのが大変おくれているというふうに言われていたようでございますが...全文を見る
○長尾立子君 ありがとうございました。
06月05日第140回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○長尾立子君 きょうは、成年後見制度の必要性といったことについて質問をさせていただきたいと思っております。  成年後見の問題は、ある意味では古くからあった問題であるかと思いますけれども、最近の高齢化の進展の中でこの必要性というものは大変高くなってきている、このように思っているわ...全文を見る
○長尾立子君 今、件数が実際と比べてみて、推定される数と比べてみて少ないというお話でございますが、このような少ない実態になっているということについてどういうふうに認識をしておられますでしょうか。
○長尾立子君 先ほど、これからの社会はそれぞれの方の意思が尊重される、それが基本的な制度の中で考えていかなければならないものであるということを申し上げたわけでございます。今御説明になりましたように、現行制度におきましてこのような知的能力の減退が見られる方への保護といいますか、こう...全文を見る
○長尾立子君 高齢化の進展ということを考えますと、西欧諸国は我が国よりもさらに早く高齢化の進展が見られたわけでございます。一九八〇年以降、諸外国においてもこういった成年後見に関する法制については、従来の民法を改めるというような立法が行われたというふうに承知をいたしているわけでござ...全文を見る
○長尾立子君 今、諸外国の制度のお話を伺ったんでございますが、確かに日本においてもそのような問題が起こるであろうということは想像できますし、現在の民法の諸制度を改めていくということにいたしましてもなかなかに問題が多いなという印象を持ったわけでございます。  しかしながら、一方に...全文を見る
○長尾立子君 冒頭御説明いただきましたけれども、現行の制度の禁治産といった仕組みの上に各種の法律におきまして行為能力を制限しているというものが相当数あるのではないかと思います。多分、百を超える法律が、そういうものがあるのではないかと思っております。そういうことを考えますと、この法...全文を見る
○長尾立子君 今、御紹介になりました品川区の社会福祉協議会がやっておられますこういった後見制度については私も伺ったことがございますが、この場合には、品川区の社協が既に実施をいたしておりますいわゆる助け合い的な、お互いがホームヘルパーとしてその身上の世話をするといったようなサービス...全文を見る
10月03日第141回国会 参議院 本会議 第3号
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○長尾立子君 私は、自由民主党を代表して、橋本総理の所信表明演説に対し、特に総理が内閣の最重要課題として挙げられた六つの改革のうちの一つ、社会保障改革と環境問題に絞って、総理並びに関係大臣にお伺いしたいと思います。  総理は、所信表明において、我が国の行政システムが深刻な限界を...全文を見る
11月13日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第6号
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○長尾立子君 自由民主党の長尾立子でございます。  私は、この行財政改革の中における社会保障の改革という問題を中心に質問をさせていただきたい、このように思っております。  この委員会の御審議はきようで四日目になるかと思いますが、御審議の状況を伺っておりまして、行財政の改革とい...全文を見る
○長尾立子君 ありがとうございました。  次に、社会保障全体の費用の中で大きなウエートを占めておりますものは医療保障と年金の費用でございます。最近の推計から見まして、ほぼ九割ぐらいがこの二つの制度によって占められていると申し上げてよろしいのではないかと思っておりますので、まず最...全文を見る
○長尾立子君 今後進みます改革というのを考えていきますと、多分三十六年に発足いたしました皆保険体制の仕組み、もちろんその多くの部分はその後基本的な部分についてまで修正が行われているわけでございますが、今までの修正を超えるような、皆保険体制そのものを基本的に見直すような改革になるの...全文を見る
○長尾立子君 政府の検討のいわば改革案という現在の案におきましても、保険集団を見直していく幾つかの複数の御検討がされているように思います。この検討を拝見しておりまして、私はちょっと気になることが一つございます。それは低所得者に対する医療保障ということについての今後の考え方をどう定...全文を見る
○長尾立子君 皆保険をつくりましたときには、国民健康保険は自営業者、農民のための保険であるというふうに私どもは考えてきたわけでございますが、現実の今の時点の国民健康保険の被保険者の四割は無業者であるというふうに聞いております。これは健康保険のグループの卒業生、ある程度の年齢が来ま...全文を見る
○長尾立子君 何かちょっと簡単なお答えであったように思うわけでございます。六十年のときの考え方を踏襲するというふうに理解をさせていただきたいと思うのですけれども、これは実際問題としては大変に難しい課題ではないかという気もいたしております。  六十年の大改正、基礎年金の創設のとき...全文を見る
○長尾立子君 その税制適格年金でございますけれども、私どもは退職金のような形で一時金の支払いをするような形の給付、つまり分割の支払いのファンドとしてこのような制度を利用されている企業が圧倒的に多いのではないかという認識を持っておりましたが、現実にいわゆる一時金払い的な給付を支払っ...全文を見る
○長尾立子君 厚生年金基金を創設いたしまして、その後、局長から今報告がありましたように相当多くの数の企業が参加をされているわけでございますが、この企業年金の怖さといいますか、企業年金の不安材料の一つはスライド問題であると思います。  厚生年金基金は厚生年金の報酬比例部分の代行で...全文を見る
○長尾立子君 民営化の議論につきましては多分いろいろな考え方がおありになるのであろうと思っております。例えば、世銀が発展途上国のために推奨いたしましたものと、我が国のようなある程度発展いたしました国、年金制度におきましても相当な受給者を抱え成熟度も高い国というものとは多分比較にな...全文を見る
○長尾立子君 今厚生省の年金局長から話がありましたけれども、もう一つの適格年金、このお立場で、さっき適格年金というのはほとんど一時金じゃないかということを申し上げたのですが、今、年金給付というものへの希望が非常に強い状況の中で、また今申し上げたように民営化議論があります中で、この...全文を見る
○長尾立子君 ありがとうございました。  それで、大蔵大臣、医療保険と年金保険については非常に駆け足でさっと表面的な議論をさせていただいたわけでございますが、けさほども御議論がありましたように国民負担率の問題でございます。  この法案におきましては、国民負担率、租税と社会保障...全文を見る
○長尾立子君 先進国病にならないようにというような表現をとられたわけでございますけれども、今いろいろ例示に出ました諸外国が現在我が国と比べてみてどうかというと、先ほど来御議論がございますように、国家財政も経済自体も良好であるということが現実にはございます。そのような状況の中で、こ...全文を見る
○長尾立子君 ありがとうございました。  高齢社会が皆さんのお話の中に必ず出てくる。年をとる、長生きをする、長生きをしても元気であるということはこれはすばらしいことで、私たちにとって理想の社会であると思います。一方、子供の数が減っている、少子化ということが非常に大きな問題なんだ...全文を見る
○長尾立子君 少子化で一番問題になる制度の一つに年金制度がありまして、年金の仕組みの中でこの少子化対策というのを考えられないのかという議論がございます。フランス等の欧米諸国においては、年金制度の中で、いわば子供さんを育てる期間の、これは男性も育てますけれども、女性が例えば職業から...全文を見る
○長尾立子君 ありがとうございました。(拍手)
12月02日第141回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○長尾立子君 自由民主党の長尾立子でございます。  ただいま議題になりました裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案の質疑に入ります前に、この十月に合意に至りました法曹三者の合意問題につきまして、法務大臣に御質問をさせ...全文を見る
○長尾立子君 まことにありがとうございました。よろしくお願いいたしたいと思います。  それでは、今回、裁判官の報酬及び検察官の俸給等に関する法律の改正案が提案されているわけでございますが、同時に、給与法の改正自体が内閣委員会で御審議が行われていると承知をいたしております。こうい...全文を見る
○長尾立子君 裁判官と検事についてはその職務の特殊性から別に法律をもって給与等を定める必要があるという御説明をいただいたわけでございますが、先ほどの提案理由で伺いますと、今回の改正は一般職の給与の改定にほぼ準じたものではないかというふうに思うわけでございます。  それで、人事院...全文を見る
○長尾立子君 ありがとうございました。  このような一般職の職員についての改正をほぼ準用していくということについての疑問でございますけれども、裁判官の報酬等に関する法律の第十条でございますが、これは「一般の官吏の例に準じて、」というふうな書き方になっております。先ほども別の法律...全文を見る
○長尾立子君 ありがとうございました。  法務委員会は十一月六日に牛久にございます入国者の収容所、東日本入国管理センター及び茨城農芸学院、二つの法務関係の施設を委員長の引率のもとに参りまして勉強させていただいたわけでございます。  こういう施設を訪問いたしまして、または成田等...全文を見る
○長尾立子君 大臣も今お聞きいただいたことと思います。  やはり法務行政全般といたしましては、中心になる方々もそれはもちろん大変大切なことでございますが、さまざまな形で支えていただいている多くの特別な任務につかれている職員の方の処遇ということも大変重要であると思いますが、大臣の...全文を見る
○長尾立子君 ありがとうございました。