中川智子

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開催日 会議名 発言
02月18日第147回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。  きょうは、まず最初に、昨年起きました東海村のジェー・シー・オー臨界事故における周辺住民の被曝について、科学技術庁長官にお伺いをいたします。  まず最初に確認をしたいんですけれども、科技庁は、みずから原子力施設の...全文を見る
○中川(智)委員 そこをまず確認させていただいて、きょう委員の皆様にも資料としてお渡ししておりますけれども、東海村などで、ジェー・シー・オーの事故についてのニュースレターというのを科技庁が昨年の十二月十三日付で出しています。  この中で、ラインを引いておりますけれども、放射線の...全文を見る
○中川(智)委員 今のお話を伺っていますと、一般的にわかりやすく説明したと。本当に被曝した人たちは、わかりやすい説明よりも、自分自身の健康がどうなのか、やはりその不安に対してきっちり答え、正しい情報を出すのが科学技術庁としての責任だと思います。  今長官がおっしゃられた勧告は、...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、一番最初に長官に確認いたしましたけれども、二百ミリシーベルトが、言ってみれば、五十ミリシーベルト以上もわずかながらがんの発症があるかもしれないというのはその後でつけ足しのように書いていて、でも、科技庁のみずからの原子力施設の周辺住民の被曝量の限度は一ミ...全文を見る
○中川(智)委員 これは、科技庁の都合のいいところだけピックアップして書かれている。そして、住民の人たちも、これだと本当に自分たちが誤解を持つと。  ですから、もっときっちりと、この二百と五十、こういうのじゃなくて、最初確認したように、現場でのレベル、そして労災認定ではこうなっ...全文を見る
○中川(智)委員 では長官、五十ミリシーベルト以下は一切、被曝の影響、健康影響はないとおっしゃるんですか。
○中川(智)委員 それでは、このような表でやるよりも、大抵文章を読みますよね。市民の人は、こういうふうに配られた文章、よほど専門家とかですと細かい表を見てわかりますけれども、普通はこの文章だけを読みます。その文章でもっとわかりやすく書くべきだと。これを、誤解を生むとかそういうこと...全文を見る
○中川(智)委員 ですから、私が申しましたのは、大抵文章だけを読んでしまう、市民の人たちは。だから、表が下に書いてあるからというんじゃなくて、文章の中でもっと正確な情報をして、物すごく安易な形の安全宣言みたいなのは非常に問題だと言っているんです。誤解を生むニュースレターを全戸配付...全文を見る
○中川(智)委員 最初から手数料は一番低いところがいいに決まっていて、この三つの案の中で一番安いのを選びましたよというふうに、まず最初に結論ありきみたいなパブリックコメントのとり方というのはおかしいと思うのですね。市民の要望としては三百円以下の声も多かったと思うのに、それに対して...全文を見る
○中川(智)委員 そうしたら、どうして三百円の下に百円というのがなかったのですかね。百円。どうして最低が三百円。それの根拠というのはしっかりありますか。
○中川(智)委員 サービスというふうに今長官おっしゃいましたけれども、情報公開というのは世界的な流れで、限りなく本当に安いもの、ゼロに近いものというのは目指すべきだし、私は税金というのはこういうものに使うべきだと思っておりますが、今のパブリックコメントを寄せた多くの方々が、もう最...全文を見る
○中川(智)委員 長い間待っていた情報公開法ですから、本当に市民が手軽に情報公開を請求できるような中身として今後も頑張っていただきたいと思いますし、できれば、パブリックコメントで、ここの部分はきっちり採用して、こういうところは困難だったという理由などをやはり情報公開として出してい...全文を見る
○中川(智)委員 国会の決定ですから、消費特がなくなったのは残念ですが、いろいろな団体から、やはり次の国会のときにはまた消費者問題特別委員会を設置してほしいという要望が来ております。日弁連、そして全国の生協連合、それから日消連、いろいろなところから要望が届いておりまして、堺屋長官...全文を見る
02月25日第147回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。きょうは、長官、次官、環境委員会できっちりと、土井たか子党首のかわりじゃないですけれども、今度委員になりましたので、よろしくお願いいたします。  来年は環境庁も省になりまして、本当に意気込み、並々ならぬものが長官にもおありだ...全文を見る
○中川(智)委員 都道府県のそのような監視、それに対して国のリーダーシップというのを発揮していただきたいと心からお願いいたします。  これは具体の問題になるのですけれども、能勢で今、土壌の無害化のプラントをつくるということで、環境庁土壌課の課長さんも三度にわたって能勢を訪れてい...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございます。また二次的な、能勢の人たちの不安が本当に解消されて、その次の段階へのステップをぜひとも踏んでいただきたいと思います。では、来年度中でもいいということで、ありがとうございました。  続きまして、ダイオキシンに関連するのですけれども、今回ダイ...全文を見る
○中川(智)委員 特に海、川ですね。魚介類などの心配というのがあるのですけれども、その調査というのが大体どれぐらいのスパンで行われていて、食品の基準というのを将来的にきっちりとこのダイオキシン措置法の中に入れ込んでいくおつもりがあるのかどうかというところを伺いたいと思いますが、い...全文を見る
○中川(智)委員 直ちに健康被害がないというふうな答弁がずっと長いこと続いているのですけれども、やはり最近の環境破壊の中で、食べ物に対してはもう少し積極的に基準を決めて、それに基づいた調査研究をおやりになっていただきたい、これは要望として伝えておきます。  労働省の方にも来てい...全文を見る
○中川(智)委員 そうしたら、労災の問題は能勢の方たちには具体的にどのような形で、そしてお一人お一人の健康被害に対するその後の労働省の見解というのをお聞かせください。
○中川(智)委員 能勢の問題は、おととしそのようなことが出ました。お一人の方はもうがんに罹患されていますね。そしてもう一人の方は全身にダイオキシン特有の発疹が出ていらっしゃいまして、日々不安を抱えていらっしゃいます。  おととし被曝したという事実があって、現在的にまだその調査研...全文を見る
○中川(智)委員 今因果関係とおっしゃいましたけれども、あそこで働いていて、私、この間も能勢へ行ってきましたけれども、防毒マスクをつけて入らなければいけないから、準備にすごい時間がかかるから入れないぐらいでしたが、その前に行ったときには、このままでぱっぱと入れたのですね。あの方た...全文を見る
○中川(智)委員 ちょっとその辺で立ちどまって、ちょっと待っていていただきたいのですが、労働省がおっしゃる因果関係とはどういうことですか。ちょっとおっしゃってください。
○中川(智)委員 これ以上聞いてもちょっと水かけ論だと思いますので、そこのことに関してはまた後ほどきっちりと、私、理解がちょっとできない、当たり前のことを何でそういうふうに言わなきゃいけないのかというふうに思います。  続きまして、和歌山県の橋本のことで、柳本次官、先ほどごあい...全文を見る
○中川(智)委員 橋本の方は豊島と同じような状況になってしまったと思うんですよね。やはりかなり健康被害ももう出ているわけで、そこにむやみな時間とか、むだなと言ったら語弊がありますけれども、今さら調査したって、どんどんいろいろな、怖い怖い、これは大変だというのが出てくると思うので、...全文を見る
○中川(智)委員 今、次官のあれで、能勢は町長さんたちとお話ししたとおっしゃいましたが、私、何回行っても町長には逃げられて、やはり与党と野党とは対応が違うんだなと思って、本当にちょっと寂しい限りでございますが、そういうふうな状況があります。でも、本当にどうして西の方ばかりに、所沢...全文を見る
○中川(智)委員 時間になりました。  最後にちょっと、能勢でもう一点お願い事がありますが、今回のプラントの予定地というのが、府立の農業高等学校のすぐ横なんですね、隣接して。それは、自治体の方がそこを指定したというふうに国の方ではお思いですし、事実そうなんですけれども、結局、昼...全文を見る
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○中川(智)分科員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは、三十分お時間をいただいて質問をさせていただきます。  まず最初に、今の川内議員の御質問にも多々ございましたけれども、私もやはり、日本というのはいろいろな土の恵みを受けて、そして自分たちの食べるものは自分の国...全文を見る
○中川(智)分科員 ぜひともよろしくお取り組みの方をお願いいたします。徐々に徐々にでも上げていっていただきたいと思います。  ちょっときょうは新聞を、これは外国の新聞なんですが、続いて大臣に、冒頭私申しました遺伝子組み換え食品のことでの御見解を伺いたいのです。昨日の、これはイギ...全文を見る
○中川(智)分科員 ブレア首相のその発言じゃなくて、大臣の御見解を。
○中川(智)分科員 消費者問題特別委員会でも、その安全性の議論というのはやはりきっちりと研究していただくというのを一方置きながら、消費者の要望は、表示をして、食べたくない人は食べなくてもいいようにということでございます。  それで、今回その表示が決まりまして、二十九品目、来年の...全文を見る
○中川(智)分科員 そのチェック体制というのは、大体どれぐらいのものかおわかりですか、今の段階でつかんでいるあれでいいのですが。  それと、公表とか改善命令というのはかなりきついものですか。
○中川(智)分科員 大豆の場合は、そのように五%の努力義務、まあ努力義務になるのですが、それがあるのです。  トウモロコシは一切混入限度を設定していないわけですね、混入率の設定がしてないのです。トウモロコシは混入限度が設定できないほどまじっているというのでしたら、米国産のトウモ...全文を見る
○中川(智)分科員 それでは、トウモロコシに混入率設定ができる、大体目安といいますか、ございますか。
○中川(智)分科員 今回二十九品目ということですが、やはりそれはもっともっとその表示対象を広げていくというお考えは、積極的に農水省の方としてはお持ちでしょうか。これはわかる範囲でいいです。
○中川(智)分科員 イギリス同様、日本でも国民の関心というのが非常に高まってまいりまして、最近はマスコミでも大きく取り上げられるようになってまいりました。ぜひとも、表示が実効性のある、信頼が担保できるような表示となりますように、これからも御努力をお願いしたいと思います。  いま...全文を見る
○中川(智)分科員 そうですか。イギリスの有機食品団体から来ているはずだというふうに伺ったのですが、別にないということなので……
○中川(智)分科員 コーデックス委員会は、まだこの問題については近い将来検討することになっていると思うのですが、コーデックス委員会でこのことについての結論が出た暁には、日本でそこのところを見直すということはございますか。
○中川(智)分科員 やはりいろいろな方たちとお話をしていますと、豆腐とか大豆とかみそとかという心配と同時に、家畜のえさにこれがまじると、かなり広範囲に、卵も何も、すべてに影響してくるということがございます。ぜひともコーデックスの報告を待つ前に、日本でも独自のこれに対する対応をお願...全文を見る
03月14日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは、まず最初に、薬害クロイツフェルト・ヤコブ病について質問をいたします。  厚生省は、昨年八月に発表いたしましたサーベイランスによる調査によって、現在六十五名のクロイツフェルト・ヤコブ病患者のことを把握していると...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、大臣、鋭意取り組んでいる結果として、現在把握している人数と、それを半年に一度ということだったら今月じゅうなんですが、そこに対して御答弁ください。
○中川(智)委員 大臣、私先ほど申しましたように、一切治療法もなく、乾燥硬膜を移植して本当に治った治ったと喜んでも、十年から十三、四年の潜伏期間を経て、全くわけがわからなくて不治の病に取りつかれて一、二年で亡くなってしまうんです。ですから、できるだけ早くというのも、私たち健康な人...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、二十七例というのは既に過去の話で、現在厚生省が把握している症例の数。  そして、できるだけ早くというのは、大臣の御決断一つなんです、厚生省はやる気がないですから。サーベイランスは半年ごとにやっていて、今月じゅうが……。みんな待ち望んでいるわけです。そして...全文を見る
○中川(智)委員 早くというのは、サーベイランスをきっちりと半年ごとにやるということで、去年の三月に調査して、発表は八月だったのですね、その八月の発表からもう既に半年経過しているのです。狂牛病の研究班の後、半年ごとにやっています。ですから、今月じゅうぐらいをめどにと考えてよろしい...全文を見る
○中川(智)委員 審議会というのではなくて、大臣、また資料を読んでいただきたいと思うのですけれども、審議会の対策部会のクロイツフェルト・ヤコブ病等専門委員会を開催して、きっちりとした調査を早急に開始するということで本当によろしくお願いいたします。  大臣、一度、大津の谷さん、北...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、敬意を表するというふうに今おっしゃいましたけれども、これは厚生省が本当はみずからきっちり調査をして、まだまだこれから発症される可能性が多いのです、六十五プラス四例、どんどんふえていっている。そして、昨年四月から法律に義務づけられる前の方たちが今後発症するお...全文を見る
○中川(智)委員 次官も大臣も介助犬のシンシアに会っていただいて、そして、木村さんが十円玉とかを落としたらシンシアはぱっと捕まえて木村さんに渡すという、たくさんの——ラブラドールレトリーバーです、かわいい犬なんですが、見ていただいたと思います。  アメリカで介助犬を使用している...全文を見る
○中川(智)委員 時間ですから終わりますけれども、大臣、数を多くするために早く検討会を設けて前に進んでいかないと、いつまでも少ない少ない、十年たってもそんなこと言ってしまったら大変ですから、そのためにも早急に検討会を設けてください。よろしくお願いします。  終わります。
03月23日第147回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは、本当にありがとうございました。貴重な御意見を伺えて、本当によかったと思っております。  まず最初に、広岡参考人に伺いたいのですが、私もずっと地域でNPOを長いことしておりまして、ともかく手弁当で、ほとんど疲れ...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。本当に大事な部分だと思います。  続きまして、広岡参考人に、先ほど、いわゆる虐待というのは、単に体に傷がつくとかそういうことではなくて、心理的虐待ということをおっしゃいました。  私も、これは先ほどの広岡さんのそれと合致するかどうか、私の友人が...全文を見る
○中川(智)委員 私もずっと地域で専業主婦をしている時間が長かったのですが、そんな中で、今広岡さんがおっしゃったように、虐待寸前の普通の母親たち、もう既にしているかもわからないけれども、ごく普通に生きていて、そしてたまたま、私の経験では、女性センターに少し私が話をしに行ったことが...全文を見る
○中川(智)委員 広岡参考人にまた伺いたいのですけれども、この間も、自分が虐待していたというお母さんが国会の方に見えられて、お二方の話を伺いました。  そのときに、特に夜が怖いということを聞きました。本当に児相とかいろいろな公共施設があいていない、そんなときがすごく怖いというふ...全文を見る
○中川(智)委員 どうもありがとうございました。  きょうは保坂さんのかわりで質問させていただいたんですが、私も厚生委員会ですから、一生懸命頑張ります。ありがとうございました。
03月24日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうの案件、戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案と平成十二年度における国民年金法による年金の額等の改定の特例に関する法律案、この両案とも社会民主党として賛成という立場を表明して、質問に入らせていただきます。...全文を見る
○中川(智)委員 篠崎局長には急遽おいでいただきまして、申しわけございませんでした。理事の皆さん、委員の皆さんにも、このような形で決議をいただいて感謝いたします。  それでは、まず最初に、本日は在外被爆者問題について御質問をしたいと思います。  先月二月二十九日、朝鮮民主主義...全文を見る
○中川(智)委員 国外への法の適用がされているものもございますよね。それはどのような法律がございますか。国籍条項がなく、そして国外に出た後も支給されているもの、それはございますね。
○中川(智)委員 被爆者というのは、日本に一たん入って手帳を受けて、そして国外に行って暮らしても被爆者は被爆者で変わりないのに、ただいま局長の方からは国会審議の中での議論、そしてその根拠というようなことがお話しされましたが、法治国家の日本といたしましては、海外不適用の条文が明らか...全文を見る
○中川(智)委員 それは厚生省の方に都合のよいような形の趣旨です。また事務手続も、年金などは手厚くて、海外に居住していても振り込みがきっちりできるのに、この被爆者の取り扱いについて、日本国から出てしまったら事務手続が非常に煩雑でそれができないというのはどうにも納得できません。その...全文を見る
○中川(智)委員 でも、一回その権利を取得したら、もしも日本にいれば、税金でというか予算というのは変わらないわけですね、その中でそれに対する財源というのは確保していて、そして、一たん国外に出れば財源の確保が困難になるということでのあれじゃないですね。  今社会保障というふうにお...全文を見る
○中川(智)委員 もう一度確認したいのですけれども、「出国による手帳等および医療費・手当・年金等への影響一覧」にたくさんの法律がございます。ほかの法律は、被爆者援護法以外は全部条文どおりきっちり運用されているわけです。これは当たり前のことですね、条文どおりきっちり運用されています...全文を見る
○中川(智)委員 先ほど、法律の趣旨や目的によって法律の適用範囲というのは決まるというふうにおっしゃいました。それは、初めてそれを適用する場合は当てはまると思うのです。でも、皆さん、一たん全部手帳を交付されてその権利を有したわけですね。ところが、長期海外出張でどこかの国にいらっし...全文を見る
○中川(智)委員 では、最後に大臣、この問題は予算委員会で山本孝史委員も質問されました。私は、二十世紀のうちに二十世紀の問題をといいましたら、まず被爆者の方たちがさまざまな健康被害を受けながら、その被害に対して日本がしっかりと安心して余生を送れるようにするべきだと思います。一たん...全文を見る
○中川(智)委員 時間になりましたが、特別障害者手当も外国に出るだけでは失権しません。そこは違いますので、そこをきっちり精査されて……。出るだけで失権するというのは、本当に法律違反ですから、法律をきっちり守っていないということになりますので、これは戦後の問題として在外被爆者への手...全文を見る
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  三月二十一日、参議院においてもこの年金改悪法案は強行採決をされました。自自公が数の暴力で、常に常に数の暴力で強行採決をしてくることに関して心から怒りを表明して、質問に入ります。  昨年も、衆議院のこの十五委員会室で強行...全文を見る
○中川(智)委員 国民の不安というのは将来が見えないからなんです。一方ではむだだと思える公共事業にどんどん国費を投入する、そして、国債をどんどん発行する、銀行には六十兆、いろいろな形で私たちのことを考えていると思わないような財政支出をやりながら、将来に対して、年金を確立していく将...全文を見る
○中川(智)委員 私はむだな公共事業と言っているのです。大臣は公共事業がむだというふうに私が発言したと、それは全く逆なことです。そこのところは間違えないでいただきたいと思います。  前回、九四年の法改正時に、全会一致で決議された、二〇〇〇年、二分の一に引き上げるということに対し...全文を見る
○中川(智)委員 政権党というのは、与党の中できっちり合意して、この年金関連法案に対してはっきりした道筋を示してこそ初めて法案を出せるものだと思っていますよ。法案を出すときにも、現在の時点でも意見が一致していないというのは無責任な連立だ、これは直ちに解消すべきだと思います。それが...全文を見る
○中川(智)委員 今、連立のことが出ましたけれども、中のけんかさえ外に見えないですよ。政争の具とおっしゃいましたけれども、本当に選挙のためにだけくっついているのじゃないかという印象が非常に強いです。この年金法に関して、三党は財源論をしっかり議論して、けんかしてもいいから、もっと明...全文を見る
○中川(智)委員 年金というのは社会保障の骨格です。政権をつくるならば、これは当たり前に合意した形でやるべきだと思いますし、その合意があってこそ初めて法律としてみんなに出せる。それが、今の話を聞きますと、社会保障の骨格さえ合意されていない連立政権というのは何なのか、改めて疑問を呈...全文を見る
○中川(智)委員 今回、衆議院でも参議院でも審議は全然十分ではなく、本当にスケジュールだけが先に決められてやられてきました。その中でたくさんの問題が出てきたと思います。これは本体だけではなく、年福事業団の問題、運用の問題、たくさんのものが出されました。そして、国民の非難の声、不安...全文を見る
○中川(智)委員 一切修正もなく、そして委員会の審議が深まりもせず、不安は不安で、問題点は問題点で、一切総理の出席もなく、大臣の苦しい御答弁ばかりが本当に壊れたテープのように流れるような委員会に対して、心から怒りを覚えます。  女性の年金の問題、そして、たくさんの委員がやはりこ...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、厚生省のやる気の問題ですよ。これはやらなければいけない時期に来ているのに、ずっと切り捨ててそのまま行く、血も涙もないのかと言いたいです。  今回の年金改悪は、二分の一の全会一致の約束もほごにし、賃金スライドもなしにし、五%カット、六十歳を六十五歳にする。...全文を見る
○中川(智)委員 審議は全然深まっていません。審議をきっちり続行していただきたいと思います。  そして、無年金のことも先送り、女性の問題もそのまま、このままでは絶対納得できません。国民の皆さんが少しでも安心できるように、今回のこの改悪は廃案にしていただきたい。  大臣、廃案を...全文を見る
○中川(智)委員 委員長、審議はもっともっとやるべきだと思います。委員長、いかがですか。審議が深まったと思いますか。
○中川(智)委員 大臣、審議は全然深まっていませんよ。時間だけ、スケジュールどおりで進ませようとするこの自自公の暴挙に対して抗議いたします。
○中川(智)委員 もっと審議しなければいけません。
○中川(智)委員 私はまだまだたくさん質問がしたいです。質問したい。質問しているじゃありませんか。
04月18日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは、三人の先生方、ありがとうございます。  最初に阿藤参考人に伺いたいのですが、お話の一番最初に、未婚率がふえていると。私の友人の子供たちが、昔ですと適齢期みたいな年齢に達している子供たちが結構たくさんいるのです...全文を見る
○中川(智)委員 国が集団見合いの月間でもつくったらおもしろいと思ったのですが、そういう簡単なことではないなとは思います。  私も子供は二人持っているわけなのですけれども、何か二人ぐらいが当たり前、三人目を産むのに偉いねというような雰囲気が非常にあるのです。結局、漠然とした不安...全文を見る
○中川(智)委員 続けてで申しわけないのですが、都村参考人に伺いたいのです。  私は、実際に子育てしていて一番しんどかった、経済的に大変だったのは、子供たちが学校のあれでは追いつかなくて塾に行ったり、高校は私学に行って……。それが、私の場合は子供が三歳違いでしたので、ちょうど大...全文を見る
○中川(智)委員 時間になりましたので、本当にありがとうございました。  池本参考人に、私、ノルウェーでは母親の口座に振り込まれるというのがおもしろかったから聞きたかったのですけれども、また教えてください。ありがとうございました。
04月19日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  今回出されました児童手当法について御質問いたします。  まず、質問に入る前に、今回の児童手当法というのは、大臣のこの間の御答弁の中で、少子化対策のシンボル的な意味を持っているというお答えが何度かございました。現在子育て...全文を見る
○中川(智)委員 今回の児童手当法は、経過措置として平成十三年度中に検討して見直す、抜本的なところまでいくかどうか非常に不安ですけれども、これから検討会を設置してそこで議論されるわけですが、大臣としてのビジョンを簡単で結構ですので御答弁いただきたいのです。児童手当というのは本来こ...全文を見る
○中川(智)委員 ぜひとも抜本的な改革の中で……。  また、これもいろいろな人たちの意見を聞いてみたのですけれども、やはり所得制限のところの不満が非常に根強くございます。児童、一人一人の子供を育てやすい状況に支援していくというならば、タックスペイヤーとして税金を納めている人に不...全文を見る
○中川(智)委員 私は、小手先のことでは子供なんて産む気にならないのが今の社会情勢だと思いますので、やはり諸外国並みにきっちりと所得制限を撤廃して、もっと手厚い支援をしていく。基本的に、日本も本当に深刻な少子高齢化のときを迎えて、そこに財源をばんとほうり込むぐらいの勢いでなければ...全文を見る
○中川(智)委員 やはり少子化対策というのは、発想の切りかえが大事だと思うんですね。児童手当もうまくいかなかったわけですから、出生率はどんどん低下する一方という中で、発想の転換をぜひともお願いしたいと思います。  少子化の最大の要因に晩婚化、未婚化、晩産化というのがございますが...全文を見る
○中川(智)委員 フランスやスウェーデンが婚外子がふえていて、出生率の回復の一つのプラス要因になっている。議員立法でも出されていますが、法務省としては、法律がちゃんと通れば少子化に対して少しの歯どめぐらいになるんじゃないかという見解はお持ちですか。
○中川(智)委員 済みません、無理な質問にお答えさせてしまって。  でも、これは諸外国がいい例で、そしてまた、時代の多様化、時代の要求に対応できていないことが、結婚もしたいな、本当に子供も産みたいなという人の大きな阻害要因になっているというふうな認識は持っていますので、ぜひとも...全文を見る
○中川(智)委員 この問題は、野中前官房長官がかなり与党の中で、自民党の中でも中心的に動かれて、とてもいい線まで来たのにだめになったという悲しい過去がございますので、ぜひとも与党の中でこれが実現できるように御努力をお願いしたいと思います。  ちょっと私の身近な例になるんですが、...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。  連動して、児童扶養手当のことで御質問をしたいのですが、近年、離婚率の増加、リストラとかいろいろ貸し渋りの状況の中で男性の自殺率がとてもふえています。そこで、児童手当だけではなくて、児童扶養手当の拡充、充実が非常に望まれているというのを実感とし...全文を見る
○中川(智)委員 多くの家庭では児童扶養手当は命綱のような思いで、決してそれをカットされることのないような施策を望みます。よろしくお願いいたします。  私自身も子育てして一番つらかったのは、経済的に大変だったのは、中学、高校、大学と、やっとことし一人卒業して、これは万歳を三唱し...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございました。  今回の児童手当は、選挙対策にも少子化対策にもならないのじゃないかと、強い不安を持って臨みました。ありがとうございました。
○中川(智)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、児童手当法の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行います。  少子化対策のかなめは、安心して子育て、子育ちできる社会をつくることです。児童手当が少子化対策のシンボルなどとおっしゃる大臣の見識をまず疑わざるを得ま...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○中川(智)分科員 社会民主党・市民連合の中川智子です。きょうはよろしくお願いいたします。  私は、本日質問させていただく予定にしておりますのは、JRの山陽新幹線、新大阪から出た後、尼崎、伊丹、西宮と新幹線が通過していくわけですけれども、そこの周辺住民の方々の、特に振動公害で苦...全文を見る
○中川(智)分科員 ありがとうございます。  局長、解散があったりいろいろ、ががっと変わっても、なっても行ってくださるんですよね、現地の方は。——はい、わかりました。ありがとうございます。  環境庁には、やはり見ていただく、そして地元の方々の話を実際に聞いてくださることが一番...全文を見る
○中川(智)分科員 そうしたら、重要という認識をしていただいて、環境庁と連携して、できれば御一緒に行っていただくというようなお答えとしてとっていいんでしょうか、大臣。
○中川(智)分科員 ありがとうございます。本当に期待しております。  次の質問に移りたいのですが、のぞみ、私も時々新大阪から向こうの方に行くことがございますが、この間広島に行ったときに、途中で、ただいま世界一の速度で走っておりますとうれしそうにアナウンスが入りまして、私もつい一...全文を見る
○中川(智)分科員 わかりました。  尼崎市の結果と住民が直接感じるものの違い、事実と、住んでいらっしゃる人間、特に、阪神・淡路大震災を経験いたしまして、私は今まで、経験しなくても想像力でわかっていただくものというのが圧倒的に多いなと思ったのですが、阪神・淡路大震災、あれは一度...全文を見る
○中川(智)分科員 それは、運輸省はデータとして全部とっていて、住民の方たちにも情報公開できるということでとっていいのでしょうか。
○中川(智)分科員 でも、新大阪を出て加速します。そして尼崎、西宮、伊丹を走るときに守られていない。それは、もう一度JRと確認していただくことをお約束していただきたいのですが。
○中川(智)分科員 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  次は、環境庁の方にお伺いしたいのですが、このアンケート、環境庁さんの方も十分目を通していただいていると思うんですけれども、現在、七十デシベルという勧告値がございます。これは外で、屋外の土の上で決めている勧告...全文を見る
○中川(智)分科員 ありがとうございます。ぜひともよろしくお願いいたします。  次に、運輸省の方に伺いたいのですが、先ほど私が申しましたように、震災後の高架橋の修理、あれは鉄板をコンクリートにいろいろ巻いて、私もあのとき、寒かったのですが、たくさんの方たちと歩いて、このごろ地元...全文を見る
○中川(智)分科員 高速道路も絶対に倒れないと言われたわけですが、阪神・淡路大震災で私たちが目を疑ったのは、あの高速道路が倒れるという事態でした。  そんなふうに学者の方にいろいろな研究をそういう会でしていただいても、実際工事をしたのは現場の労働者でありまして、私はコンクリート...全文を見る
○中川(智)分科員 きょうは一貫してとても前向きな答弁をいただきまして、心から感謝いたします。地元の方たちもどれだけ喜ぶかわかりません。ありがとうございました。
04月21日第147回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  金曜日で、もう夕方で、本当にお疲れでしょうし、また、私最後に質問させていただきますので、重複するところがかなりあると思いますが、よろしくお願いいたします。  実は、環境庁が環境省になる、そして、今回のこの基本法が本当に...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、東海村のジェー・シー・オーの臨界事故を持ち出すまでもないことですけれども、循環型社会を形成していこうという環境庁が、放射能ですとか放射性廃棄物問題、エネルギー、そしてまた、表示も義務づけられることに一部なりましたが、遺伝子組み換え問題等々にコミットメン...全文を見る
○中川(智)委員 今回の法案の名称そのものというのが循環型社会形成推進基本法で、未来を見据えて、やはりトータルな問題で国民の不安を解消していこうということですので、関心があり不安があることに対しては、やはり法案の中で出していただき、議論していき、より充実したものにというのが国民の...全文を見る
○中川(智)委員 そのような認識を持っていただいていることを感謝したいと思います。  でも、今回のこの基本法に当たりまして、どれだけNPOの方たちの意見を聞いたのかということで、とても私としては残念だなと思います。もう長官とも、今回は見送って次にとか、ちょっと廊下ですれ違いざま...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、基本計画をつくる段階で中環審というふうなことなんですが、そこでNPOの参加というのは、環境庁の方は考えていらっしゃるんでしょうか。
○中川(智)委員 その方たちもNGOを代表する方たちだと思うのですが、昨今、やはりダイオキシンとか環境ホルモンとか、また新しくいろいろなグループができております。ぜひとも今のメンバーに固定するのではなくて、やはり新しい活動をしている方たちも新たに加えていただきたいというのが私の要...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。  行革というよりも、環境問題というのは、今回の基本法、私は、いろいろな運動を引っ張ってきたNGOの人たち、新たにつくるからそれはもうちょっとこっちに、既存の会があるからというようなものではなくて、いろいろな視点を持った方たち、そしてパブリックコ...全文を見る
○中川(智)委員 ことしの夏に、OECDが参加各国にいわゆる拡大生産者責任、EPRの手引書を出すことになっていると聞いています。具体的な内容はまだわかりませんけれども、草案で少しはその内容が明らかになっているのです。長官も恐らく草案の内容というのは御承知だと思いますけれども、OE...全文を見る
○中川(智)委員 次に、この基本法案と環境基本法を整理する意味から伺いたいと思います。  今回出された基本法の目的のところに「この法律は、環境基本法の基本理念にのっとり」というふうに書かれています。どう見ましても、やはり環境基本法の下位にこれが位置づけられているのじゃないかと思...全文を見る
○中川(智)委員 わかったようなわからないような、でも一応わかりました。  拡大生産者責任のところをちょっと伺いますが、この基本法案はEPRの一般原則が盛り込まれているということですが、社民党としての考えは、拡大生産者責任を導入して、大量廃棄に直結する企業の大量生産システム、現...全文を見る
○中川(智)委員 ただいまの御答弁は、法案の第十八条とか二十二条とか、拡大生産者責任の一般原則を導入して排出者責任を明確にしたとされる条文ですが、その必要な措置というのが今長官がおっしゃられたことだと思うのですが、結局この縛りが生産者に対して甘いというか、本当に生産者が自分のとこ...全文を見る
○中川(智)委員 そういうふうに事業者にということが、これほどの大量生産、大量消費、廃棄になってきた日本の今の社会の状況というのがあると思うのですね。  家電リサイクル法は、排出時に消費者が負担するシステムとしてあります。容リ法の方では、対象になっているペットボトルは、回収、保...全文を見る
○中川(智)委員 いろいろと言われると、余計混乱してしまうのですね。いろいろでは困るわけで、やはり生産者が工夫して、リサイクルじゃだめなんですね、きっちりと最後まで責任を持てる、ごみをふやさない、そのようなものを生み出すということがなくては、環境政策というのは、今回の法案というの...全文を見る
○中川(智)委員 ちょっと頭が悪くてよくわからないのですが、そうしたら、地方自治体は独自にそれはできるんですか、できないんですか。
○中川(智)委員 わかりました。また来週もありますので、そのあたり、法律でちょっと読み取れないし、だけれども、こういう矛盾というのをそのまま置いておくということに対しての不安がございますので、また質問したいと思います。  十八日の本会議においての長官の御答弁で、一カ所ちょっと確...全文を見る
○中川(智)委員 私も今の長官の胸のうちというのが本当にわかったような気がするんですけれども、余り強引な解釈をしなくてもいいような法文にしていただきたかったなととても思います。  ちょっと環境教育のことを伺いたいと思うんですけれども、これは長官かあるいは次官にお答えいただきたい...全文を見る
○中川(智)委員 教育はよろしくお願いします。  最後に、ちょっとしつこいようなんですが、やはり第三者機関を設けてほしい、これは本当にNPOの切なる思いで、私たち社民党としてもそれを切に要望するわけなんです。  どうしてこういう質問を繰り返しするかと申しますと、環境庁長官が長...全文を見る
○中川(智)委員 その決意で、ともかく負けないで頑張っていただきたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
04月25日第147回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは貴重な御意見を本当にありがとうございました。本会議がございますので、十二時二十五分までに終わらなければいけませんので、お一人ずつ参考人に最初に質問だけをさせていただいて、そして時間を気にしながらの御答弁というか、...全文を見る
○中川(智)委員 参考人の皆さんの意見をきっちり審議に生かす、そのことが基本できょう来ていただいたわけですから、もちろんそうです。  ありがとうございました。
04月26日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  質問に入ります前に、先ほど大野政務次官から厚生省の中に介助犬の検討会を五月じゅうに設置するというお話がありまして、大変うれしく思っております。ありがとうございます。中身が充実して、早く障害者の方たちの社会参加、経済的自立...全文を見る
○中川(智)委員 ぜひとも所得の保障、そして向上に対して積極的に施策を講じていただきたい、強くお願いいたします。  それに関連しますが、障害を持った方たちは、作業所などもたくさん生まれてきまして、さまざまな努力の中で、働く場、そして友達づくり、ともに生きていくという形で、地域で...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございます。大臣、障害者の人の雇用が本当に深刻なんですけれども、やはり厚生省と労働省が連携してやっていくべきだと思いますが、いかがでしょう。
○中川(智)委員 次に、今回の法改正の中で、運営適正化委員会、苦情処理の第三者機関をつくることになっていますけれども、やはり大きな不安といいますのは、都道府県に一カ所ということで、きっちり利用者の苦情処理というのがそこまで届くのかどうか。そして、そこの機関の中にその声を吸い上げる...全文を見る
○中川(智)委員 人格が高潔というのがちょっと……。高潔な人がいろいろ悪いことをしたりする世の中ですので、やはり当事者とかNPOとかそういう人たちを入れていただきたい。  質問の中で、県に一カ所というのは少ない、それで対応できるのかということについては、援護局としてはどうなんで...全文を見る
○中川(智)委員 続きまして、今回、契約制度に移行するわけなんですけれども、やはり知的障害の方たちへの対応というのは万全を期すべきだと思っております。その方たちへのケアは大丈夫でしょうか。
○中川(智)委員 それでは、最後になりましたが、扶養義務の部分と見直し規定のことで大臣に質問をしたいと思います。  生活保護受給の際は、民法の扶養義務から親族の承諾が必要で、障害者はいつまでも家族の一員に位置づけられています。措置から契約へという今改正で個人の利用が焦点になって...全文を見る
○中川(智)委員 どうもありがとうございました。
04月27日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは本当にありがとうございました。  まず最初に、松友参考人に伺いたいのですが、私も、友人の子供さんが知的障害を持っていらして、高校、養護学校を卒業したときに、卒業式の日におめでとうと言いましたら、おめでとうという...全文を見る
○中川(智)委員 続きまして、金参考人にお伺いしたい。  今回の事業者代理受領方式では、本人に全然それが渡らないということになります。先ほどの陳述の中でも、利用者本人がサービス提供者との間で対等な関係を維持していくためには、事業者の代理受領方式の前提条件として本人の同意の明記が...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございます。  河西参考人に伺いたいのですが、介助犬を推進する議員の会というのを、自民党の田中眞紀子さんが会長で、私が事務局長でやっているのですが、昨年だと思いますが、盲導犬使用者の方のアンケートの中で、やはりまだ通達が弱いというか、運輸省、厚生省—...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございました。  私は、これは一歩前進と言いながら、もう十歩も二十歩も百歩も前進しないと、この国は福祉国というふうに胸を張って言えないと思いますし、本当に頑張らなければいけないと思っております。  きょうの御意見を参考に審議をしっかりとしていきたい...全文を見る
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは本当にありがとうございました。  まず最初に、北野参考人に伺いたいのですが、いろいろな委員からの質問の中で、数値目標のあるところとないところの差、そして、参考人自身が大阪八カ所、和歌山、兵庫、そのような実際の数...全文を見る
○中川(智)委員 私も、本当に、当事者、地域で活動していらっしゃる方がともにつくるというのが基本だと思います。  そのことに関連して松尾参考人に伺いたいのですが、今回、社協のお仕事、責任はとても重くなったと思います。そこで、社協として心しなければいけないことをどのように考えてい...全文を見る
○中川(智)委員 利用者の方の御意見が本当に最大限生かせるような仕組みでよろしくお願いしたいと思います。  吉本参考人にお伺いしますが、参考人は障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会の一員として入っていらっしゃいますが、国民のねがう社会福祉の拡充を求める連絡会の方からの本法案に...全文を見る
○中川(智)委員 あっという間に時間が来てしまいました。たくさん伺いたいことがあったのですが、雇用の問題とかそのあたり深刻なものがございますので伺いたかったのですが、今後とも本当にいろいろな形での御支援と、ともに頑張っていきたいということで、終わらせていただきます。  きょうは...全文を見る
04月28日第147回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  環境委員会しか今はやっておりませんで、あと少しですから、頑張っていきたいと思いますので、皆さんよろしくお願いいたします。  それでは、本法案が目指す方向がやはり真の意味での循環型社会をつくっていき、私たちが安心して住め...全文を見る
○中川(智)委員 どう読み込みましても、はっきり意図するところが見えなかったのですが、今の長官のお答えで、そのような中身だということの確認をさせていただきました。ありがとうございます。この方向でしっかり取り組んでいただきたいと思います。  あわせて通産省の方にも伺いたいのですが...全文を見る
○中川(智)委員 通産省もイコールということで、安心いたしました。  そして、同時に通産省が提出していらっしゃいますリサイクル法の一部改正は、この基本法の下位に位置する法案ですが、このリサイクル法の一部改正案にある技術的及び経済的に可能でありという条文も、同様の意味に理解してよ...全文を見る
○中川(智)委員 はい、わかりました。ありがとうございます。  続きまして、ちょっと具体的な質問に入らせていただきますが、循環的な利用の三番目に位置されております熱回収について質問をいたします。  第二条で熱回収という表現がありますが、これは具体的にはどのような方法を指すので...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、次官、固形燃料というのがありますね、RDFとか。それは熱回収に入るのでしょうか。サーマルリサイクルの方に入ると理解してよろしいでしょうか。
○中川(智)委員 わかりました。  やはりとても市民が心配しているのは、リデュース、リユース、リサイクル、そしてどうしようもないものは燃やすという形で、上流から下流への道が、下流が本当に狭まらなければいけないと思います。あれもこれも無理だったからやはり燃やすという、日本は燃やす...全文を見る
○中川(智)委員 長官にもう一度、熱回収の部分で、日本の、具体的に今これとこれというふうなお答えじゃなくて、やはりある意味では、発生抑制をしなければいけないということは当然なんですが、安易に焼却しないという部分で、これから何らかの条件づけというのは必要だと考えます。やはり、その方...全文を見る
○中川(智)委員 ぜひとも検討のほどをよろしくお願いいたします。やはり燃やすことによって発生する意図しなかった有害物質、そのことによる被害が拡大して、それに対する人々の不安というのが解決すべき最大の事柄だというふうに思っておりますので、その部分に対して、安易に焼却に走ることのない...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。  そうしたら、容リ法の方で具体的に伺いますが、ことしの四月から全面的に施行されましたけれども、住民の積極的な協力が得られている自治体では、せっかくペットボトルをどんどん一生懸命回収することに協力しても、業者が引き取らないためにそのまま山積みにな...全文を見る
○中川(智)委員 長官、率直なところで、公平な役割分担、国、地方自治体、事業者、国民、でも、どうも印象的には事業者の負担の方が少なくて、そして自治体や国民の方の負担が重いような気がするのですが、そういう印象は全然ないですか。事業者も公平と思われますか。
○中川(智)委員 わかりました。  今、家電リサイクル法の話も出ましたけれども、冷蔵庫など非常に長い寿命の電化製品について、デポジット制度が適するかどうか、家電リサイクル法の質疑のときにも議論になったと思いますけれども、処理料金が高いと不法投棄がふえるのではないかということが心...全文を見る
○中川(智)委員 やはり環境庁は、私もダイオキシンとかいろいろなことで環境庁の方に部屋に来ていただくことが多いのですが、ああこれもあなたの課なの、ああこれもあなたですかと、本当に気の毒で、欠員のまま、そして徹夜続きで一生懸命されて、私、質問主意書も出したいのですけれども、質問主意...全文を見る
○中川(智)委員 私も、百十一名というのを千百名かと思って、けたが違うんじゃないかと思いました。やはり二倍ぐらいの人員にしないと、やはり人です。人がつくっていく、人が引っ張っていく、そしてもっともっと環境行政が進んでいくと思います。大蔵委員会とかほかのところでも同僚議員に言っても...全文を見る
○中川(智)委員 ちょっと急な質問で悪いのですけれども、次官、今、これは塩ビが入っていますよとか、ダイオキシンの発生がありますよという表示の実現というのは、大体何%ぐらいのものでしょう。わからないね。では、調べておいてください。  国民が協力するには表示が原則だというふうに考え...全文を見る
○中川(智)委員 長官、今の基金とかでは圧倒的に少ないんですね。そして、それをふやしてほしい、新たな広がりということを考えていらっしゃるかどうかというのを伺ったのです。現在は、そういうのはあるのですけれども、とても幅が狭くて、これだけNGOの活動がふえてきて、NPO法もできたので...全文を見る
○中川(智)委員 できれば、建設省とかいろいろなところと話して、ダムの計画の二、三個やめて、それをこちらの方に回していただければ、すごくNGOの方も心豊かに活動ができて一緒に取り組んでいけると思いますので、ぜひとも新たな形の、税の部分でこのような活動を支援していくとか、企業にもっ...全文を見る
○中川(智)委員 どうぞよろしくお願いします。  特に、食品部分とか水のところです。とても不安がございまして、やはり海とか川とか、食べるもの、魚とかがいるところなどは大丈夫かなと思いながら食事をするのは本当に不幸なことだと思いますので、ぜひとも実態調査、そしてそれに伴う住民への...全文を見る
○中川(智)委員 そこに対しての期待がとても大きいものがございますので、どうかよろしくお願いいたします。  次に、基本計画と個別法の関係について伺いたいのですが、個々の法律は国会で審議して決めていくわけですけれども、審議会の答申は、法律の改正をすべきだとか、法律のあり方はこうで...全文を見る
○中川(智)委員 やはりそこまできっちりと踏み込んで、そのときに初めて個別法のいろいろな部分、欠陥の部分、そして環境基本法の後、やはり実効性の部分で、今こんなに環境が壊れてきて本当にどうにかしなければというところに来ているわけですから、NGOの方々がやはりそこで意見も述べて、そし...全文を見る
○中川(智)委員 どうもありがとうございました。
05月09日第147回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  悪臭防止法の一部を改正する法律案について質問したいと思います。  私も、ここ半月ばかりの間に、近所といってもかなり離れているんですが、歩いて三十分ぐらいのところに工場が一つあって、近辺の何人かの友人が、中川さんはここに...全文を見る
○中川(智)委員 答申の中身は大きくは四つの柱というのがあると思いますけれども、柱のうちの二つ、今の質問の関連ですが、大臣の答弁の中で、答申を踏まえて今回の法案がまとめられたとおっしゃいましたが、事業者の責務規定の部分と野外焼却の禁止規定の強化というものが盛り込まれていない、これ...全文を見る
○中川(智)委員 廣瀬保全局長にちょっと伺いたいのですが、例えば、今大臣から御答弁ありましたみたいに、野外焼却の方は廃掃法の方と。今回いろいろ事故が起きているのは、自然発火なんかが多いですね。自然発火の部分がちょっと心配なので、野外焼却はあらかじめ禁止したとしても、意図しないで古...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。  では次に、今回、私もこの法案を伺ったときに、臭気判定士という仕事がこの世にあるのだというのを知ったのですが、もう既に千七百人近くの方がいらっしゃるということなんです。この臭気測定業務従事者、いわゆる臭気判定士に関する制度の法律への規定は、今年...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。五年前にこの悪臭防止法が改正されたときに、特定悪臭物質規制に加えて、ただいま次官がおっしゃったように、臭気指数規制というのが導入されていますけれども、このときに中環審の答申がありまして、その中に複合臭という言葉がありまして、複合臭に対応する必要があ...全文を見る
○中川(智)委員 嗅覚測定法を導入しているのは地方自治体の方が先行しているというふうに伺っていますが、複合臭に嗅覚測定法という方式を導入している自治体というのは全国にどれぐらいあって、そして、条例等をきっちり定めているところもあると聞いていますが、地方自治体に関して、先行してやっ...全文を見る
○中川(智)委員 やはり住民の苦情とか、そして身近な環境の問題に対応するというのは地方自治体が本当に身近に対応できると思うんですが、今の局長の御答弁を伺っていますと、非常に少ないというふうに思います。  中環審の答申によれば、「地方自治体が臭気指数規制の導入を円滑に実施できるよ...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。臭気判定士の積極的な活用はぜひともお願いしたいし、国からの支援というのをもっと積極的にお願いしたいと思います。  やはり参議院でも議論になりまして、きょうのこの審議でも問題になっておりますように、規制地域というのがあって、そして、私もこの間厚木に...全文を見る
○中川(智)委員 どうもありがとうございました。終わります。
05月10日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合を代表して、質問をさせていただきます。  今回のこの社会福祉事業法の一部改正は、五十年ぶりの改正、そしてまた、中身が措置から契約にということで、きっちりとした議論と、再度確認をするような中身の質問をしたいと思います。  まず最初に、厚生大...全文を見る
○中川(智)委員 まずそこのところをやっていくということですけれども、今私が要望いたしましたのは、それの早期の達成ということと同時に、新障害者プランをもう一度きっちりつくって前に進んでいくべきではないかということに対する御答弁は。
○中川(智)委員 これは、やはり地域間格差をなくしていって、この日本に住んでいる限り必要なサービスがきっちり受けられることが前提でこの法律改正というのは生きていくと思います。ぜひとも附帯決議の中に障害者福祉サービスの拡充、そして、市町村格差をなくしていき、行政がそれを指導し、いろ...全文を見る
○中川(智)委員 局長にちょっと今の点に関連して伺いますが、期待しているという言葉が何度も出てきたわけですけれども、システムとしてきっちり入って、それを支援していく体制は厚生省の方でちゃんと考えているのでしょうか。
○中川(智)委員 わかりました。そこのところは、期待するというような形ではなくて、積極的にそのことを前提としてちゃんと枠組みをつくっていくことをぜひともお願いしたいと思います。  次に、大野総括政務次官に伺いますけれども、今話がございました地域福祉権利擁護制度や苦情解決制度につ...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。  最後に大臣に伺いますけれども、今回の改正は五十年ぶりで、混乱というかこんなはずじゃなかったとか、いろいろ出てくることが十分考えられますが、見直し規定につきましては、十年ごとということではなくて、一定期間経過したら必ず見直すということをできれば...全文を見る
○中川(智)委員 必要に応じてということで、なるべく本当に短い、できれば五年ぐらいというふうな形で必要な検討、見直しを行っていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それでは、質問を終わります。
05月12日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  私は、今の休憩で部屋に戻ったときに、大阪の能勢の焼却場でずっと長いこと作業員として仕事をしていらした方からお話を伺ってきました。お一人の方は、もうがんになられて、今抗がん剤を打っていて、その副作用でとてもつらい中を上京し...全文を見る
○中川(智)委員 それではマニフェスト制度について質問したいんですが、今回の改正案では排出者は最終処分まで確認することになりましたが、マニフェストの偽造が横行しているというのは周知のとおりなんです。このマニフェストの偽造が横行する原因というのは一体どこにあるとお考えでしょうか。そ...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、廃棄物の一貫した把握、管理を徹底するためには排出者の責任を徹底するということ以外にないというのは、それはもう共通した認識だと思いますが、循環型社会形成推進基本法では排出者の責任が明確に盛り込まれています。個別法であるこの改正案でも排出者の責任を明確に問...全文を見る
○中川(智)委員 では、次に移ります。  今度の産業廃棄物管理制度に関する条文の第十二条の三の七項に、管理票交付者は、環境省令で定める期間内に、管理票の写しの送付を受けないとき、または規定する事項が記載されていない管理票の写しもしくは虚偽の記載のある管理票の写しの送付を受けたと...全文を見る
○中川(智)委員 先ほど虚偽のマニフェストの話をしましたが、虚偽の記載のあるマニフェストというのは具体的にどんな虚偽のマニフェストが想定されているのかということを伺いたいと思います。  排出者側にマニフェストに記載された事項を逐一確認する義務を課さなければ、やはりこれに関してま...全文を見る
○中川(智)委員 やはりそれは事前防止というか確認というのが非常に大事だと思いますので、そのあたりのチェックはきっちりしていただきたいと思います。  文部省さんにも来ていただいていますので伺いたいのですが、私はずっと市民運動で、子供たちの食を守るということで学校給食の活動なんか...全文を見る
○中川(智)委員 私が質問したことに対して的確に答えてくださっていないと思います。明らかに廃棄物になるであろうそういうものを大量に学校で使い、そして健康にも影響がある、文部省の方は安全基準を満たしているとおっしゃいますけれども、明らかにあれはビスフェノールAが出るということもわか...全文を見る
○中川(智)委員 今の文部省さんのお答えの中で、破損率が一〇%から二〇%と。これはどういう学者の報告なのかと思いますけれども、現場では、最初の年はやはり割れる数も多いけれども、子供たちが割れるんだからといって大事にしていって、破損率なんというのは確実にどんどん減っているというのが...全文を見る
○中川(智)委員 では、本当に徹底した情報公開ということが基本だと思いますので、それをよろしくお願いして、質問を終わります。ありがとうございました。
○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  まず、一番最初に伺いたいんですが、受胎調節指導員、ここの中に受胎調節のためのということがありますが、この指導員というのはどのような仕事をしていらっしゃるのか、伺いたいと思います。     〔田中(眞)委員長代理退席、委...全文を見る
○中川(智)委員 今の御答弁の中で、避妊器具などの実地指導とかと言われましたが、日本では女性の避妊具としていわゆるペッサリーというものがありまして、これに対してかなり実地指導というのが有効だったと思うのです。現場の産婦人科のお医者さん数名にお話を伺いましたら、今ペッサリーが足りな...全文を見る
○中川(智)委員 今、看護婦、助産婦、そして保健婦の方たちの仕事ということで、専門家が実際にいろいろな家庭を回って一生懸命お仕事をしてくださっているわけですが、実地指導というのは、装着とか使い方とかそのほかに相談業務、そういうふうに理解していいのでしょうか。そして、お一人で回られ...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。  私も、中絶が、本当に十代の中絶がふえているということに関してはいろいろな思いがございます。でも、約二年ほど前から、一番中絶が多いのが、二十代と三十代が交代して、今度は一位が二十代になりまして、それで三十代、四十代、そして十代と。ふえてはいるけ...全文を見る
○中川(智)委員 ですから、やはり既婚者の中絶もふえているということは、基本的に避妊のノウハウなりしっかりした思想というのがこの国でなかなか根づかない。性教育などでも、この後文部省に伺いますけれども、きのうもある省の方とちょっと話していたら、やらないのが一番ですよみたいな話があり...全文を見る
○中川(智)委員 今のお答えの中で、避妊方法というのは高校でやるというふうにおっしゃいましたが、一〇〇%高校に行くわけじゃないということと、不登校とかいろいろな問題があって、避妊方法というのは中学、義務教育の現場で教えるべきだと私は思いますが、これについてどのようにお考えかという...全文を見る
○中川(智)委員 学校で教えることはたくさんありますけれども、やはり人生を生きていくことに対して一番基本のところを教えていくというところが本当に抜け落ちていると思うし、今局長の御答弁の中で発達段階に応じてとおっしゃいましたが、余りにも子供たちの成長とずれているなと思います。ぜひと...全文を見る
○中川(智)委員 コンドーム教育というか、厚生省は感染症関係で非常にこれに積極的だというふうに認識していますが、文部省がもう一つ積極的じゃなくて、性教育とかいろいろな形の中でもこれに対しての姿勢が弱いというふうに聞いていますが、文部省はどういうふうに考えていますか。
○中川(智)委員 時間ですから終わりますが、やはりリプロの理念というのがきっちり根づいて、かけ声や概念的なものに終わらないように、中身の具体的な政策の実現をぜひともお願いしたいと思います。  終わります。
05月24日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第15号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  まず最初に、きょうの法案の審議に入る前に、二月二十八日に提出いたしました予備的調査についての質問をさせていただきます。  これは、ことしの二月二十八日に、五十四名の連名で、私、提出者の一人として出したわけですけれども、...全文を見る
○中川(智)委員 もう少し明確にお答えいただきたいのですが、それでは、六月末日までにきっちりと文書によって厚生委員会の委員長あてに報告書が届くということをお約束していただいたと理解してよろしいんですね。
○中川(智)委員 私もいろいろ質問に立ちましたけれども、本当に遠回しなあれで……。では、六月の末日までに時間はかかるけれどもちゃんと報告書が出るということですか、イエスかノーだけ、大臣、ちょっと言ってください。時間がかかるとか、それはわかっているのです、必ずそれが出されるという約...全文を見る
○中川(智)委員 いつも最善の努力をしたけれどもできなかったということで、すごくがっかりすることが多いわけです。  大臣、私は、この薬害クロイツフェルト・ヤコブ病に関して、去年の二月四日の予算委員会から始まりまして、この厚生委員会でも六回質問してきました。そして、かなり大臣の前...全文を見る
○中川(智)委員 よろしくお願いします。私も、なぜこんなにこのクロイツフェルト・ヤコブ病の問題に取り組んできたかと申しますと、厚生行政、特にこの厚生委員会、そして、それを所管する最高のリーダーであります大臣に、なぜこのようなことが起きたのか、これをしっかりとみんなで考えていかなけ...全文を見る
○中川(智)委員 する、すると言って、ずっとせずに、そして、今回も健保法を出してからこの問題。出していたら、その中で十分な議論ができて、政府・与党がどういうビジョンを持っているのか、描いているのかということが明らかになったはずです。にもかかわらず、健保法は出さずに、今回このような...全文を見る
08月04日第149回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  まず最初に、川口長官、そして河合政務次官の御活躍を心からお祈りいたしまして、御就任おめでとうございます。  まず最初の質問ですが、七月二十五日、環境庁は運輸省と一緒に、尼崎のいわゆる新幹線の振動公害に係る問題で現地の調...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございます。  沿線住民の方は、毎日、朝早くから夜眠った後もこの振動でさまざまな苦しみを訴えられていらして、一日も早くその方たちが安心して暮らせるような環境整備をぜひともお願いいたします。  続きまして、きょうは大臣の所信に対する質問ということで総...全文を見る
○中川(智)委員 先日もクマが大阪の方に出まして、大阪では有害鳥獣として射殺していいということになっておりまして、クマは、新聞も読めないし何もできないのでしょうけれども、兵庫県の方に移動しまして、兵庫県はクマは守るということで、兵庫県の方では助かった。私の暮らしております宝塚の方...全文を見る
○中川(智)委員 大変申しわけないのですが、野生動物保護法の見通しというのを伺いたかったのですが、大体いつごろをめどにと、今の大臣の御答弁では余り進んでいない印象を受けましたが、いかがでしょう。
○中川(智)委員 ありがとうございます。  何となく、日々、猿とかシカとかいろいろ少なくなっていっていますので、三年後というのは私もよく承知しておりますが、できるだけ早くという思いを込めて、お願いをいたしたいと思います。  続きまして、先ほど藤木委員からも御質問がございました...全文を見る
○中川(智)委員 今、長官が太田知事とお話されたように、公害調停も、三井造船との話し合いも、住民の方と調印されたのが七月の十四日のことでした。しかし、その二日前に、解体作業に従事した労働者の方たちの血中濃度が本当に異常に高かった。  それを引き受けた日立造船は、最初、従事する前...全文を見る
○中川(智)委員 今の長官のお返事の中で、不安を解消するのは、技術がオーケーならばということではないと思います。場所がそこで本当にいいのかどうか。今回のダイオキシンの措置法でも、焼却場などは学校や病院や幼稚園とかそういう施設のそばにはつくらないことというようなことで進められている...全文を見る
○中川(智)委員 大阪府が対応ということはあるのですが、とても大きな問題になってきましたので、自治体に任せるのではなく、環境庁はこの間ずっと何度も能勢に実際にちゃんと担当課の課長さんを派遣していただいて、話し合いを積み重ねていらしています。ですから、住民の方たちとの話し合いという...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございます。お願いいたします。  次に、労働省に伺います。  先ほどの藤木委員も、労働者の健康ということで何度か、私も重複いたしますが、再度確認したいんです。焼却炉の解体や改修で、労働者の安全を考え、慎重にしなければならないということでの気持ちは一...全文を見る
○中川(智)委員 答弁が一緒になると思いますので省きますが、ともかく労働者の方の健康ということ第一でお願いしたいというのを重ねて申し上げます。  それで、労働省の方は、九八年の七月二十一日付の通達で、「ゴミ焼却施設における当面のダイオキシン類対策について」ということで、労働衛生...全文を見る
○中川(智)委員 済みません、もう一つ。  厚生省さんに伺いたいんですけれども、厚生省は、厚生省が処理マニュアルを選定するまでに、ダイオキシンの高濃度汚染物の実験は何回したことになっていますか。それに対する答えをお願いします。
○中川(智)委員 では、各社の資料は全部いただけますか。(発言する者あり)企業秘密はだめですよ。下さい。委員長、またお願いします、今の。
○中川(智)委員 では、終わります。
08月04日第149回国会 衆議院 厚生委員会 第1号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  津島大臣、福島政務次官の御就任を心から喜び、かつ、大いに期待しておりますので、よろしくお願い申し上げます。  まず最初に、六月に厚生省内に設置されました介助犬の検討委員会、これについてひとつ大臣の御決意を伺いたいんです...全文を見る
○中川(智)委員 今の大臣のお話を聞くと、とてもたくさんの方が喜ばれると思います。よろしくお願いいたします。  続きまして、本日当委員会で命令が発せられました医原性——私たちは薬害クロイツフェルト・ヤコブ病と呼んでおりますが、その命令が発せられました。速やかに調査報告が出される...全文を見る
○中川(智)委員 それでは続きまして、この問題について国会で一番早く取り上げて、委員会で質問なさいました福島政務次官に伺いたいんですが、政務次官の御発言、議事録を何度も読み、感動をして、再び、このところだけでちょっと確認したいんですが、御自分の言葉で十分答えられる質問です、福島さ...全文を見る
○中川(智)委員 とても残念に思います。福島政務次官はお医者様でもありまして、人の命を預かるお医者様、それで、やはりこの問題にいち早く気づかれて質問をなさった。そのときにこのような形で立場を鮮明にして質問なさっていて、それから何をどう勉強されたかわかりませんけれども、今のようなお...全文を見る
○中川(智)委員 たくさんの人の命が失われて、体制がなかったからしようがないというふうにはまさかお思いではないですね。再び御答弁を。
○中川(智)委員 それでは、その原因についてつぶさにやはり情報を公開し、そこに関して厚生省としての責任のとり方を考えていくというところの決意はございますね。
○中川(智)委員 私は、司法の判断にゆだねるだけでは絶対だめだと思っておりまして、ここで質問しているのは、立法府としての責任、行政の責任を問うているわけです。そこは同じですよね。
○中川(智)委員 では、次の質問に移りますが、再び次官に伺いたいのですが、私、諸外国との差というのを次官はどのようにお考えか伺いたいのですが、FDAと英国厚生省の会話記録は、八九年三月に英国厚生省が警告して、ヒト乾燥硬膜は英国薬事法の基準を満たしていない。二番目に、八七年二月六日...全文を見る
○中川(智)委員 福島次官からそのような説明を受けるとは夢にも思っておりませんでしたが、時間がございませんので局長に伺いたいのですが、今度の予備的調査では入っておりませんで、この承認時のことについて伺います。  保健医療局の数々の問題を質問主意書、さまざまな質問の中で指摘しまし...全文を見る
○中川(智)委員 福島次官、最後にちょっと質問したいのですが、今の局長の七三年の承認時の話を聞いていて、いわゆる医療用具というのは、あくまでも人工物であって、手術等における一時的、補助的用具であるべきだと思うのですね。にもかかわらず、死体からとったヒト組織を医療用具として承認した...全文を見る
○中川(智)委員 私、先ほど丸田医薬安全局長に質問と要望をしたのですが、承認時の資料を出してほしいという質問に対するお答えがなかったのですが、それを改めて要求します。
○中川(智)委員 ありがとうございました。
09月20日第149回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  委員長におかれましては、閉会中のこの薬害クロイツフェルト・ヤコブ病の集中審議に対しての御理解を賜り、努力をいただいたことに心からお礼をまず申し上げたいと思います。  委員の方々もありがとうございますと言いたいところです...全文を見る
○中川(智)委員 局長、大事なことですから、はっきりお話ししてください。  これはお手元にございます。私、非常にびっくりしました。何かだまされそうだったなと思っています、二千番台、特定のとか。一九八二年のいわゆる危険だと言われたものは日本には入っていなかった、だから連絡もなかっ...全文を見る
○中川(智)委員 少なくとも税金を使って、そのようなきっちりとした専門家にお願いしてやっていたわけですね。当然、その研究成果というのは国民の健康を守るというところに基軸を置いて、医療機関に対して——ここのところに書いているんですね、目的は。今おっしゃったのは、お金は出すよ、勝手に...全文を見る
○中川(智)委員 特定の製品ではないということは、それはわかりますよ。でも、危険性に対して、そして、いろいろな病気のメカニズムとかそういうことを調べるために設置したいと。その報告は毎年あったわけですね。研究班の報告というのは毎年あったわけです。  最初に、どうしても不思議なので...全文を見る
○中川(智)委員 ほかにこのような研究班はあったかということを聞いているのです。あったかなかったか、教えてください。
○中川(智)委員 それはどこの機関としてあったのですか。民間ですか。
○中川(智)委員 厚生省が設置したその四十三のもの以外にですよ。民間とか、外に。
○中川(智)委員 把握していないというのは、ないというふうに理解していいと思いますが、あったら教えてください。  そのように研究班の中でちゃんと議論されているのですよね。これはウイルス研究をするものだから危険なものだ、だから、ガイデュセックとか世界のいろいろな方たちと交流のある...全文を見る
○中川(智)委員 その調整部会には厚生省がちゃんと事務方として参加していたのですね。していたかどうかだけ。
○中川(智)委員 この予備的調査報告書で、どのように座っていたか、どこの席にだれが座っていたかというのも資料として出されていたのですけれども、大抵厚生省の方が四、五人座っていらして、議事録は一切なかったという報告でした。  こういうふうに厚生省がちゃんとお金を出してやるところで...全文を見る
○中川(智)委員 だから、厚生省は本当に、保健医療局エイズ疾病対策課、いらっしゃいますけれども、そういう責任のあるところが座っていても、それをしっかりと生かそう、患者や医療現場、臨床医にこちらの情報をつなぐという認識がなく、議事録もとらず、ただ評価部会で座って報告を受けていたって...全文を見る
○中川(智)委員 情報を示されていたというのは、今私が言った言葉が情報なんですね。私は、これが情報は示されていたという認識で聞いているわけです。ですから、示されていなかったということは、それをキャッチしなかったから検討しなかったということとイコールだと思いますから。そのような形で...全文を見る
○中川(智)委員 では、八六年、「感染性の不活化は困難で、医療機材、血液や臓器製剤、食品などがもし汚染されれば、その排除は至難である。」と書かれてありますが、この情報に対してはキャッチして何らかの対応をしましたか。
○中川(智)委員 私が特に問題にしたいのは、一九八四年から、研究班というのは本当に世界でも高いレベルの研究者が集まってスローウイルスの研究をしていて、毎年報告をし、このような報告書を厚生省が作成していたわけですね、事務方としてちゃんといたんですから。そして、今言った三年間は、毎年...全文を見る
○中川(智)委員 それでは大臣、大臣のおっしゃるその予見可能性について伺いますが、いつも外国のいい例はひた隠しにされて、悪い例をしっかりとお話しになりますが、アメリカはドナーチェックがしっかりできないからといって承認をしませんでした。そして、アメリカはよそから医師が購入したものを...全文を見る
○中川(智)委員 大臣の今の御答弁は、これからも薬害というのは繰り返される、もうしようがないんだと。たくさん症例が集まって、特にこの薬害ヤコブ病は治療法もなく一〇〇%死に至る病としてあります、どんどん死んでもある程度の症例を重ねないと厚生省としては手を打てないという意味ですか。も...全文を見る
○中川(智)委員 何ができるかではなく、何をし得たか。防ぎ得たものに対して防げなくて、これだけ被害を拡大しておいて、そして大臣の本当に開き直ったようなその答弁に対しては、委員長、これは日本の国民の命と健康を守る厚生大臣の言葉として見過ごすことのできない答弁を繰り返しされました。私...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございます。  大臣がおっしゃるのは議論のすりかえなんですよ。一〇〇%安全だとわかっているものだけ承認するとか、そういう話をしていないのです。  七六年からしっかりと研究班というのがあり、厚生省が補助金を出して患者や医療機関に還元するためにそれを設...全文を見る
10月31日第150回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  鮫島さんとの信頼関係を今後も強くしていくために、今の質問に対する御答弁をまず長官にしていただいてから質問を始めたいと思います。お願いします。
○中川(智)委員 本当にいいようにとって、アメリカがどのような態度であろうと、やはり日本が独自に、京都議定書に対する責任として、長官の毅然とした態度で、アメリカを引っ張っていくぐらいの決意で臨んでいただきたいということを要望として、何かとても苦しそうな今御答弁でちょっとあれですが...全文を見る
○中川(智)委員 では、それに対してきっちりした情報の入手がなされたらやはりそれを公開していただくということと、それに対しての農水省の対応としてはどのようにお考えか。申請されていないということですが、しっかりとした情報収集というのはもちろんですが、もしも入ってくる、申請するという...全文を見る
○中川(智)委員 市民団体であります遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンという団体がございまして、遺伝子組み換え食品に関してはたくさんの自治体からの、表示の問題とかで、表示が来年から実現することになったわけですが、それは飼料は対象に入っていないということでの不安の高まりという...全文を見る
○中川(智)委員 アメリカではほぼ九〇%近く回収をして、そして栽培禁止というふうな措置をとっているわけですが、その回収してしまったスターリンクがもしかしたら日本に流れてくるんじゃないかということ。コーンに関しましては、混入率の上限も定められていないということとか、検査機能がまだき...全文を見る
○中川(智)委員 国民の命と健康を預かる厚生省として、もしも使われているかもわからないということで、トウモロコシを原材料とする他の食品メーカーへの通達のような形で、やはりそのことに対して、使うべきではないし、検査というのをその会社でやるべきではないかという情報もあわせて厚生省から...全文を見る
○中川(智)委員 検体をやはり厚生省独自にちゃんと検査する、そして、心配しているのは、日々出回っている、きょうもあしたもそれを食べている可能性があるということなんですね。悠長に構えていられないという事態の中で、来年の四月ということを前倒ししてやるべきではないかということと、その検...全文を見る
○中川(智)委員 早急にその確認をしっかりしていただいて、それに基づきまして、不安のないような対応をぜひとも厚生省にとっていただきたいということを強く要望しておきます。  次に、ちょっとダイオキシンのことで一言質問をしておきたいのですが、厚生省に伺います。  厚生省は、去年の...全文を見る
○中川(智)委員 能勢なんかのは世界で初めてぐらいの高濃度でしたので、そのあたり、幾つと決められないのはよくわかるんですが、やはり余り能勢のを基準にされますと、これはちょっと大き過ぎるということで、ある程度の目安というのを厚生省は持っておくべきですし、そのあたりの議論、また次の機...全文を見る
10月31日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは、参考人の皆様においては、お忙しい中を本当にありがとうございます。  まず最初に糸氏参考人と松本参考人に、同じ質問に対してお答えをお願いしたいと思います。  余りに頻発する医療事故の原因と対策みたいなところで...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございます。研修医のときの教育、そして小中学校の教育がいかに大事かということが実によくわかりました。  次に、里見参考人にお伺いしたいのですが、今回の医療法の一部改正では、精神科の医療につきまして、いわゆる特例の見直し、適正病床数、社会復帰の推進、一...全文を見る
○中川(智)委員 本当に大変勉強になりました。ありがとうございました。一生懸命頑張りたいと思います。  小児科の医療のことでも聞きたかったのですが、残念でした、時間がありません。きょうは本当にありがとうございました。
11月17日第150回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは四人の皆様、お忙しい中ありがとうございます。  まず最初に、自動車工業会の鈴木参考人に伺いたいんですが、回収機の配備とか取り組み、一定程度されてきた、それがなかなか功を奏さなかったというところも感じられたんです...全文を見る
○中川(智)委員 私がお伺いしたのは、浦野さんとか西薗さんのお話を聞いていて、そうしたら、ないということですね。ちょっと簡単な質問だったんですが、よくわかりました。  その中で、西薗参考人の先ほどの御意見、やはり私もそれを特に思うんですが、価格に内部化して、うちなんかもやはり自...全文を見る
○中川(智)委員 私、では自動車工業会がどうするのかというところをはっきり伺いたかったんですが、次の質問に参ります。  浦野参考人に伺いたいんですが、浦野さんもやはりPRTRで痛感されていると思いますが、営業秘密というのは企業が守るだけじゃなくて、この国の困るのは、国も一緒にな...全文を見る
○中川(智)委員 西薗参考人に、ちょっときょうの議論からあれですが、原発の問題でCO2の削減の議論になるときに、原発を十三基つくればそれを解消できるとか、やはり原発議論にすりかわることが多いのです。でも、社民党としては、反原発という形で、原発はもうこれ以上決してふやしてはいけない...全文を見る
○中川(智)委員 終わります。ありがとうございました。
11月17日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  待ちに待った一般質疑をこれからさせていただきたいと思います。  まず、先日、薬害クロイツフェルト・ヤコブ病問題に関する私の質問主意書に対する答弁書が、十四日手元に届きました。その中で、ここからは答弁書そのままなのですが...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、早急に調査をして、それに対する見解を改めて伺いたいと思います。  次に、不妊治療におけるインフォームド・コンセントについて伺います。  不妊治療、とりわけ体外受精や顕微授精などの先端的医療を受けている方の多くが十分なインフォームド・コンセントを受け...全文を見る
○中川(智)委員 ぜひともよろしくお願いいたします。  続きまして、いわゆる待機児童と呼ばれる、これのカウントの仕方で自治体が非常に混乱しているという現状がございまして、これに対して質問をいたします。  厚生省は、毎年四月、十月、全国の待機児童を全国集計して把握しているわけで...全文を見る
○中川(智)委員 それが混乱を招いているわけです。だから聞いたんですが、このように書いているわけですよ。求職中を理由としている場合には「保護者の状況を考慮し、一律に除外することのないように」と。そうしたら、もう窓口に任せますよということなんですね。必死で言っても、何かその人は就職...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、これに対しての改善策をとっていただくという御答弁でよろしいですね。今、政務次官がはっきりうなずきました。大臣の答弁に合わせてうなずいていただきました。では、それをぜひともよろしくお願いいたします。  次に、三号被保険者の年金の質問に移りたいと思います...全文を見る
○中川(智)委員 何か失礼な質問の仕方をして本当に心からおわびいたしますが、大臣が今おっしゃる庶民感覚というのが、もうちょっとわかるようなお答えを。庶民感覚って、わからないなあ。
○中川(智)委員 では、大臣がおっしゃる庶民感覚というのは、やはりわかりやすい制度にするということと、一人一人がしっかり責任を持って、落とし穴などない、泣き寝入りすることのない、そのような制度に今後改めていかなければいけないということを含んでいらっしゃる御答弁だと解釈いたします。...全文を見る
○中川(智)委員 社会保険事務所に行った方々からたくさんの投書がございまして、ちょっと一つ読み上げたいと思います。  この方は、生命保険の外交員をアルバイトで八八年一月より三カ月勤務しました。これは住友生命なんですが、実際は、住友生命側での外交員確保の必要から、その後の三カ月は...全文を見る
○中川(智)委員 事実そういうことがあったから手紙も来て、新聞への反響もこれだけ大きいわけなんです。  これは非常に落とし穴だと思うのは、大抵、私たち、何か心配事があると市役所にまず行きますね。社会保険事務所というのは全国で三百四十ぐらいしかないです。非常に不便で、なかなか気軽...全文を見る
○中川(智)委員 いやあ、うれしいわ。川田さんにこの質問時間を上げようかしらと思いますが、大臣、本当にありがとうございます。  実は、これは届け出ということを義務づけて制度は発足したはずです。でも、地方公務員の奥さんには届け出は免除ということなんです。うちは、九カ月も追いかけて...全文を見る
○中川(智)委員 これに違反したということで懲役六月から罰金二十万円、これが適用されたことはあるかどうかですよ。
○中川(智)委員 そうしたら、実際、自分の知らない間に年金に入れられ、健康保険も入れられ、それを本人に通知しない、明らかにこれに違反している例がたくさん現在出ているわけですが、それに対しての実態調査をするおつもりはおありですか。
○中川(智)委員 大体いつごろその実態調査を始められますか。
○中川(智)委員 ありがとうございます。手紙とか現場のいろいろな聞き取りのものもございますので、資料としてぜひとも読んでいただいて、最大限その声を聞いて、この落とし穴、そして、将来本当に大量の気の毒な方たちを生まないために、ぜひとも大臣に指揮をしていただきたいとお願い申し上げます...全文を見る
○中川(智)委員 この主婦の空白の問題、ぜひとも温情救済を早急にお願いしたい、最後に申し上げまして、終わります。ありがとうございました。
11月28日第150回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  長官、本当にお疲れさまでございました。午前中から、今回のCOP6、いわゆる新聞で決裂という文字が躍って、非常に残念な思いをいたしましたが、COP6は京都議定書を二〇〇二年までに発効させるための最終的会議として世界から期待...全文を見る
○中川(智)委員 ただいまの長官の御発言に関連して、やはり交渉過程が本当に日本にいて見えなかった。当初は国会も混乱しておりまして、長官もいらっしゃるのは大変な努力がおありだったと思うんですけれども、最初は小さい記事でした。でも、こちらの方の混乱がおさまりましたら大きく報道されたん...全文を見る
○中川(智)委員 その御努力はあったでしょうが、それがなかなか外に見えず、結局、アピールというか、長官が努力された割には、今回、批判なりいろいろな形での残念だという声が非常に高いということで、私はもうちょっと途中の努力というのをメッセージとして伝えるべきだったのではないか、そして...全文を見る
○中川(智)委員 質問通告しているのが重複しているのがありますので、大臣は答弁書を全然ごらんにならないで、本当に自分の言葉で述べられていますので、一つ確認したいのですが、吸収源の問題でどうしても納得できないところがあります。  ここにいらっしゃる環境委員の鮫島委員が、十一月八日...全文を見る
○中川(智)委員 何か手品みたいな話で、全然それが納得できないのですが、そこの議論はやはりもっとしっかりやらなければいけないと思います。  長官に、これもちょっと通告していないのですけれども、先ほどから、ずっと国内対策はやってきたとおっしゃいます、省エネ対策は。他国からの評価も...全文を見る
○中川(智)委員 日本の努力について後ほどちょっと質問いたしますが、きょうは外務省の荒木総括政務次官にいらしていただいていますので、先にODAのことで伺いたいと思います。  ODA関連で、追加的な措置としてODAが利用できるというふうになっていますが、今回外務省も同行されたと思...全文を見る
○中川(智)委員 御支援できないかもしれませんけれども、それに対してはやはり議論がしっかり必要だ。今そのような形での御答弁しかいただけないというのはやむを得ないかと思います。  時間が余りないのですが、浜中部長にちょっと一緒に幾つか質問をいたします。  吸収源に関する問題なん...全文を見る
○中川(智)委員 けさほどからの長官の御答弁を伺っていますと、やはり本当に御苦労されたのはわかるのです。しかし、本当に希望につなげる、長官も絵が見えてきたとおっしゃいましたが、これを希望につなげたいと思うのですが、今回COP6で焦点となった森林の吸収率問題でも、国会での議論という...全文を見る
○中川(智)委員 そこの場で、やはり産業界をどんどん呼んでヒアリングをして、できれば、私はNGOもこのテーブルに着いてもらって、一緒に取り組んでいきたいと思います。それが対立していけば、何のためにあそこの場に行って意見を言うのか、それが生かされないで互いに批判していくのは本当に日...全文を見る
○中川(智)委員 いつだったかちょっと忘れたのですが、社民党の議員が長官のところに参りまして、いわゆるCO2削減の一つの方策として原発を推進すべきでないと言ったときに、長官は、それに対して、二十基と当初ありましたが、十三基ということで、原発に対してはやむなしというふうにお答えにな...全文を見る
○中川(智)委員 時間になりました。お疲れさまでしたが、やはり希望につながるように、国会も挙げてともに頑張りたいと思いますので、長官も何か複雑ですが、ありがとうございました。