中川智子

なかがわともこ



当選回数回

中川智子の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第154回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○中川(智)委員 社会民主党の中川智子です。  まず、きょうは、質問に入る前に、薬害ヤコブ病の問題について、総理、坂口厚生労働大臣、そして各閣僚の方々にお訴えを申し上げたいと思います。  実は、一九九六年、イギリスでBSEの大パニックが起きましたときに、厚生労働省は緊急調査班...全文を見る
○中川(智)委員 今の大臣のような話を何度しても、消費が回復しないわけですね。もうこれは政府への不信感なわけです。どのようにされていても、最初の、やはり九六年の問題、そして発生したときの対応、それがすべて政府に対する不信となって、私たちは、何とおっしゃろうと、それに対して信頼がも...全文を見る
○中川(智)委員 調査の後が大事ですから、迅速に調査をして、そしてきっちりした対処を求めます。  小泉総理にお伺いいたしますけれども、このBSEの問題というのは、国を挙げてEU各国も取り組みました。総理のリーダーシップがとても大切だと私は思うのですね。  総理は痛み、痛みとい...全文を見る
○中川(智)委員 では、総理としては、やれ、やれと担当大臣に言っているだけで、総理として具体的にしっかりと今やるべき対策、それはお持ちじゃないのですね。  それで、今の答弁の中で風評被害、どうしてみんながまだ食べてくれないのだろう、安全に対しては慎重なんだな、そういう姿勢という...全文を見る
○中川(智)委員 そのようにおっしゃるたびに食べたくなくなるんですよ。本当にそういう無責任な、食べるように食べるように、きっちりと法律整備もしていない、責任もとっていない、原因究明も待て待てと言っていつになったら原因究明ができるかわからない、それで安心して食べられるわけないじゃな...全文を見る
02月05日第154回国会 衆議院 本会議 第5号
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○中川智子君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、武部農水大臣に対する不信任案に賛成の討論をいたします。(拍手)  昨年十二月一日、社民党は、北海道猿払村に現地調査に行ってまいりました。天北原野とオホーツク海に寄り添うようにある北の村は、既に深い雪の下にありました。米も野菜も...全文を見る
○中川智子君(続) 感染経路を究明し、補償を含めて、今後の対策を法律によって確立することを強く求めます。  最後に、与党の皆様、被害者の苦しみを考えてください。この不信任案に反対するならば、あなたたちは狂牛病に対して一切対策を、責任をとらない、その結果と同じになります。良心に従...全文を見る
02月18日第154回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは、和解の期限が迫っています薬害ヤコブ病問題を中心に、坂口厚生労働大臣に御質問をしたいと思っております。  まず最初に、昨年の十二月二十六日、国会が閉会になりましてすぐ、雪の中、坂口大臣は、北海道の、あの当時十八...全文を見る
○中川(智)委員 大臣は、東京地裁の所見の中で一九八七年六月ということが明確に書かれているが、そこのところを争っていては被害者全員の救済にもならないし、和解というみんなが望んでいるものにはならないだろう、ですから、そこのところで争うことはやめて、被害者全員を救いたいという思いで、...全文を見る
○中川(智)委員 今大臣がおっしゃったように、今回、被告は国と企業です。企業の方はもうしっかりとその責任を認め、全員に対してきっちりと和解金を支払うということを言っております。  そこで、今大臣がおっしゃったように、双方責任を持つ。それは、裁判所が具体的にそれを出したときには、...全文を見る
○中川(智)委員 きょうは局長にもいらしていただいておりますが、今の大臣の、それに対してお答えくださいますか。  先日、超党派の議員で構成しておりますヤコブ病問題を考える議員の会、その前で局長がお話しになったことというのは全く相反しております。やはり現場の官僚が裁判所に今出向い...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、私は八七年のことは言いたくないんですよ。だけれども、厚生官僚の方が八七年、八七年と言うものですから、やはりここではっきりしておきたい、そう思ってしつこく言いました。  それが存否を超えて、八七年は今後こだわらない、被害者全員を救うということで、本当にうれ...全文を見る
○中川(智)委員 しっかりわかりました。よろしくお願いいたします。  ここに、ライオデュラ、医療用具輸入承認したときの申請書がございます。見ていただきたい。これは、初めて人の死体からとった硬膜。そして、このライオデュラというのは、手術のときに硬膜の穴があいたところをぺたんと張る...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、私は大臣からそういう答弁が来ると思ったので、七三年の承認は演説だけでとどめておいて、そのようなサポートシステムができたときにはどうかということで御質問したんです。  お願いします。
○中川(智)委員 もうちょっと前向きの答弁をいただきたいんですが。  はばたき事業団に国の一定の援助をしていると今おっしゃいました。サリドマイドのときも「いしずえ」という、そのようなNGOのような形で国と一緒に被害者の人たちの相談やその他の支援事業をしております。そういう前例を...全文を見る
○中川(智)委員 それも本当にもちろん大事です。発生した後の支援体制もぜひともまた御検討をお願いいたします。  次に、在外被爆者の問題でまた坂口大臣にお伺いしなければいけないんですが、昨年、二つの裁判で被告は負けました。原告全面勝訴という形で、被爆者援護法の適用を海外にいても、...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、本当に実態調査というのは大事ですが、毎年二、三百人の方が亡くなっています。もうどんどん亡くなっていて、最後、わらをもつかむ思いでの裁判だったんです。  日本国籍を持っていらっしゃるブラジルの森田さん、今回提訴に踏み切ろうというやさきに、先週倒れました。被...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、最後の質問ですが、政府管掌保険の十四年度の財政状態が逼迫しているということから、日帰りドック、人間ドックの日帰りが外されると聞いています。  人間ドックは、予防医学の点から見てもぜひとも必要だと考えるのですね。早期に疾患が判明すれば治療費はそれだけ少...全文を見る
○中川(智)委員 終わります。
02月27日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  まず最初に、二月二十二日に、薬害ヤコブ病の和解案が東京、大津両地裁から提示されました。昨晩、原告がこの和解案を受け入れると。その受け入れるに至った経緯はたくさんの議論があって、しかし、やはりこの和解案をしっかり受けとめて...全文を見る
○中川(智)委員 その重篤な結果を起こした四件について、厚生労働省に報告はありましたでしょうか。
○中川(智)委員 それでは、今回の平柳明香ちゃんの事件に関しましては、厚生労働省はいつ知りましたか。そしてその後、どのような対処をなさいましたか。
○中川(智)委員 その改善計画というのは、しっかりしたものとして厚生省に手渡されているのでしょうか。
○中川(智)委員 そうしたら、これは当初、安全管理委員会に報告されていなかったわけですね。ですから、内部告発とか、さまざまな報道を見ますと、確実に隠ぺいしようとしていたという経過は明らかです。そして操作ミス、お医者様が、その技術者は子供の手術場にきっちりと立ち会っていなかった、そ...全文を見る
○中川(智)委員 やはり適正な指導とか、もう医療ミスというのは頻発していて、今回も、親の方から、それはおかしいんじゃないかという疑問、そしてきっちりした内部資料。  報道によりますと、隠ぺいというのは、明らかにカルテの改ざん、瞳孔の広さを七から四に書きかえたという、はっきりした...全文を見る
○中川(智)委員 国民から見ますと、どうして医療ミスというのがこんなに頻繁に起こるのか。そして、私どもは、やはりそれは氷山の一角だという認識をしております。  氷山の一角と申しますのは、この明香ちゃんの場合は、お父さんがお医者さんであった、そして何かおかしいということに気がつい...全文を見る
○中川(智)委員 そのような取り組みは非常に大事だと思いますが、同時に、このような悪質な形で証拠隠ぺいをしようとして、カルテ改ざんもして、そしてやはりその後も適切な情報公開もしないというような悪質な医療機関、特にこの東京女子医大は損害賠償訴訟、東京地裁だけで提訴されているのが一番...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございます。  ぜひとも私たちに透明性を高めていただいて、医療ミスが起こった原因、そして今後それが繰り返されないような施策を厚生労働省に強く求めて、質問を終わります。ありがとうございました。
04月05日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○中川(智)議員 私も阿部議員と同じ思いで、きょう、このような形で、議員立法提出者の一人として参加できたことをとてもうれしく思っております。  実は、一九九八年のちょうど十二月ですが、たまたまある会合で、介助犬使用者の木村佳友さんと、そして介助犬のシンシアと出会いました。そのシ...全文を見る
○中川(智)議員 お答えいたします。  良質な介助犬、身体障害者補助犬は、やはり今おっしゃいましたように、良質な訓練者から生み出されるものということは本当に確かでございます。  本法案では、訓練事業者の責務を定めておりますが、盲導犬育成の実態や訓練者の方々の実態、そしてまた、...全文を見る
○中川(智)議員 ただいまの御質問の部分で、みずから適切に管理できるという意味は、障害者みずからが適切な管理について十分理解をし、自分自身で手を動かして管理のための行為ができなくても、何か道具を使うなりして管理をすればいいというふうに考えておりまして、そこで重要なことは、補助犬の...全文を見る
○中川(智)議員 とても大切な御指摘だと思います。  補助犬を含めた使役犬の有効性と犬に対する福祉を考える上で最も重要な点は、犬に適性がある、すなわち使役内容や訓練について過度なストレスがかからずに、楽しみながら仕事ができるということだと考えております。したがって、訓練事業者が...全文を見る
○中川(智)議員 認定の問題は、本法案は補助犬使用者の社会参加を保障することを目的にしておりますので、認定の最大の目的といいますのは、受け入れ社会が安全に、支障なく補助犬を受け入れられるように、補助犬の質をきっちりと確保することであります。その意味では、認定要件としては、各補助犬...全文を見る
○中川(智)議員 やはり日本全国広いわけでございますので、使用者の方々がとりやすい、きっちりとした認定制度が全国でしっかりと行われるということが使用者側にとってとても大事だと考えております。  各補助犬の認定におきましては、各補助犬を使用する障害者の方の障害について正確に把握し...全文を見る
○中川(智)議員 おっしゃるとおりでございます。  そこで、介助犬、聴導犬の訓練事業者や研究団体は残念ながらすべて零細団体であるために、法案成立後に指定法人が一つもできないとか、また全国に若干数しかできないということでは、使用者の方々にとって大変利便性が低く、法案の趣旨にも反す...全文を見る
04月17日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  私も、いつもこの質問席に立ちますと、ついつい追及型で大臣を困らせたりいろいろしてきましたが、きょうは、何かいい知恵がないものかと、立法府と行政府で力を合わせてぜひとも考えていただきたい問題として、三宅村の住民の方々の、い...全文を見る
○中川(智)委員 ただいまの大臣のお言葉を村民の方々に聞いていただきたいと思うほど、とても前向きな御答弁をいただきまして、ありがとうございます。  私も、何か、被災地にいる女なんてうちの夫に言われたんですが、雲仙のあの島原のときはちょうど隣の熊本におりまして、ちょうど午後三時ご...全文を見る
○中川(智)委員 このような長期にわたる噴火災害で、一年半、二年という避難生活を余儀なくされた例というのは、かつてございますか。
○中川(智)委員 これは厚生労働省の調べだと思いますが、生活保護世帯、当初は十七世帯二十人、それが現在は四十八世帯七十人。やはり、生活保護を弾力的にというように思いますが、生活保護というのはさまざまな縛りがありますし、特に、頑張り続けてしまって、結局、その前に悲惨な状況になったと...全文を見る
○中川(智)委員 二億円弱ですね。そうだと思うんですが。
○中川(智)委員 法律がない。それは、本当に立法府として一生懸命頑張っていても、なかなかこの災害救助のさまざまな法律というのはつくりにくい。  と申しますのは、私は、阪神・淡路とかを経験して、あすは我が身だと思って、今後の災害のときに本当に理不尽な形で生活を困窮に陥れるというこ...全文を見る
○中川(智)委員 大臣にもう一度ちょっと答弁をお願いしたいのですが、私も、ハンセンの元患者の方に会ってください、ヤコブの方に会ってください、在外被爆者の方に会ってくださいと、会ってください、会ってくださいのもう一つ。三宅島の島民の方々に、今すぐとは申しませんが、また大臣のお時間が...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございます。やはり、希望を持てるような実際の施策がある程度固まられたら、ぜひとも会っていただきたいと思います。  続いて内閣府の方に伺いますが、二つございまして、一つには、生活再建支援法のときに、附則の第二条として、住宅再建に関しては検討するという一...全文を見る
○中川(智)委員 生活再建支援法は、法律の中に何回と回数は書いていないんですね、支援法の支援金は。一回は百万出したかもしれませんが、住宅再建のためのお金ですから、ぜひとももう一回か二回出していただくのを検討していただきたいと心から要望いたしますが、それは要望にとどめておきまして、...全文を見る
05月17日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。本日最後の質問者でございますので、どうぞ元気でよろしくお願いいたします。  まず、質問第一問目でございますけれども、大臣にぜひともお伺いしたいと思います。  五月十四日から三日間、昨日まで、韓国から二十二名の被爆者の方々が...全文を見る
○中川(智)委員 いましばらくの間に、ぜひとももっと前に進んだ救済策を講じていただきたいと思います。  私はとても大臣を尊敬しておりますし、大好きな大臣でございまして、実はハンセンでもヤコブの問題でも、大臣が辞表を胸に戦っていただいたことに対しまして私は本当に感謝しております。...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、この質問のその次に、このように御発言されています。「医療制度の改革というのには、本当にさまざまな面で改革をしていかなければならない点がある。」ここからなんですが、「ですから、もういよいよお金が足らないという事態になって、慌てて患者の皆さんに、あるいは国民の...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、次に移りたいと思います。医療事故の問題。  先日、我が党の阿部知子議員が質問主意書を出しまして、八十二の特定機能病院、出てきたわけですが、やはりこれも、いろいろ、出し方、そして把握の仕方、安全管理委員会のあり方等々、見直すべき点たくさんございますが、...全文を見る
○中川(智)委員 医療事故の問題に関してはたくさんの報道があるわけですが、例えば、これは二〇〇一年十一月の毎日新聞の記事ですが、刑事罰の医師、刑事罰ですね、だからこれは医道審にかかるはずの刑事罰の医師、もう十三人が時効になっていると。そして、いわゆる情報をどのようにとっているかと...全文を見る
○中川(智)委員 今、都道府県とおっしゃいましたが、いわゆる公立、公の病院だけの把握だと思います。それも、どのようなものはどのように報告するかというシステム化はされていないというふうに承知しておりますし、先日の質問主意書は、すべて報道ということで、報道での把握ということが明記され...全文を見る
○中川(智)委員 ただいまお答えの中の民間病院というのは、二十床以上の医療機関ということですね。クリニックなどは把握していらっしゃいますか。私たち、地域の中で生きていますと、やはりごくごくそばのクリニックにかかることが多いわけですが、その数は。
○中川(智)委員 今お伺いしまして、やはり圧倒的に民間病院が多いし、私ども患者というか国民が利用するのは、地域の民間病院にかかるということが多いわけなんですね。民間病院が身近で、その民間病院で起きている医療事故というのは厚労省は把握していらっしゃいますでしょうか。
○中川(智)委員 今の都道府県が把握しているというのは、どのような場所で、どのようなシステムで把握しているんでしょうか。それを端的にお願いします。
○中川(智)委員 そうしたら、主にやはり報道機関が察知して新聞に載って、かなりもう大きな記事になりますね、大抵重大な、重篤な事故なので。その周辺で、どれほど多くの人が泣き寝入りをしていたり、そしてどこに相談をしたらいいかわからないということがございます。民間病院からのきっちりした...全文を見る
○中川(智)委員 どのような形でなら出していただけるんですか。個々はもう無理と。じゃ、どこの病院で、どれだけのという、その保険金が、個々には出ないということですが、トータルで出せるということですか。
○中川(智)委員 大臣、やはり医療事故をなくしていくには、監督義務がある民間の病院に現在どれぐらいの医療事故が発生しているか、どこの病院という個別のはいいですが、実態把握、監督責任がある厚生労働省がその実態把握をしていく。今刑事罰でしか医道審もない、都道府県も報道などでそれを知っ...全文を見る
○中川(智)委員 委員長、ごめんなさい。最後に一言、局長に。  損保会社に、個別のケースはいいんです、医療事故数、年間支払い保険金、そしてその総額を医療事故だけに限って出していただきたい、それを頼んでいるのです。それぐらいのこと出せなきゃ。プライバシーは守るということで。今大臣...全文を見る
○中川(智)委員 ですから、出してください、出すべきですよ。一言、ちゃんと。でないと、とことんやりますから。
○中川(智)委員 金融庁、ちょっと、要るんですって。ほら、一生懸命手を挙げていますから。これだけ聞かせてくださいよ。
○中川(智)委員 過去十年ぐらいの、今私が申し上げたその資料は出してください。でないと、一切この医療事故に対して手がつけられないんです。  金融庁、先ほどの、まとめた医療事故数、年間支払い金と総額、それに限って、プライバシーは守るということで、出してください。
05月21日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○衆議院議員(中川智子君) お答えいたします。  まず、予算の内容や規模につきましては、各補助犬の補助の内容、また訓練基準によって異なるということが予想されますので、各補助犬の内容によって助成方法やまた助成額を変えるといった柔軟な姿勢をもって有効な公的助成が行われるということが...全文を見る
○衆議院議員(中川智子君) 訓練犬も訓練の段階で補助犬として社会化のトレーニングの場を十分与えられるように、またそのように社会で受け入れていくということが期待されるわけですが、訓練犬については表示の制限、今、大脇先生おっしゃったように、表示の制限から除外したということにとどまって...全文を見る
○衆議院議員(中川智子君) 過渡期的な状況が生まれるその間、やはりそのことで社会の人々に、国民の皆さんに御迷惑を掛けてはいけない、様々なことを提出者としても議論いたしましたし、非常に苦慮したところでございました。補助犬という名称を悪用されたり、不十分な訓練の状態の犬や、責任者が明...全文を見る
○衆議院議員(中川智子君) 本法案は、補助犬を使用されていらっしゃる方、待機されている方々にとっては悲願と言える法律でしたので、皆様が成立を待ち望んでいらっしゃいました。しかし、法案の成立はゴールではなくスタートだというふうに私たちは肝に銘じております。身体障害者補助犬を推進する...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。先日のこの委員会で医療事故の問題を取り上げましたが、最後の質問に対して、委員長がつれなく、時間ですということで、答弁をいただけなかったので、その問題から入りたいと思います。  現在も、その負担に見合う医療の質がきっちり確保さ...全文を見る
○中川(智)委員 今、大臣、損保会社と医療機関との契約で、信義則ということをおっしゃいました。しかし、交通事故の場合の自賠責などは事故数などもすべて公開しているわけで、医療事故で死亡する人は、ある報道によりますと年間二万五千人くらいということで、交通事故で死亡する方の約二倍という...全文を見る
○中川(智)委員 これは、何も難しいことではないと思いますので、できれば次に私が質問するぐらいまでにきっちりと、できるかできないか、できる方向でどう頑張っているかということをお教えいただけますか。大臣、よろしいでしょうか。
○中川(智)委員 よろしくお願いいたします。  次に、私は、無年金障害者の方々の問題について質問したいんですが、なぜこれを質問するかと申しますと、やはり保険料が払える最低限度の生活保障、これは、国はしっかりとやるべきだし、国の責任ですべきだと思います。  今、障害を持ちながら...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、今の御答弁ですと、無年金状態に置かれている方すべて、無年金の障害者の方々に対しての一定のきっちりした案を出されるという、そのようにとらえてよろしいのでしょうか。
○中川(智)委員 今、国では一切それに対しての、無年金の方々に対しての手当てというのはなされていないんですが、約七百の自治体で、在日外国人障害者、高齢者への特別給付金制度が行われています。これは御存じだと思います。私が住んでおります兵庫県では、県下全市町がこれを実施しております。...全文を見る
○中川(智)委員 よろしくお願いいたします。  次に私、健保法の、この三割、サラリーマンの——大臣、そんなつらそうなお顔をしないでください。私は、五年前を思い出すと、そんなお顔をしなくても大臣の心は手にとるようにわかります。  けさも、タクシーに乗ってこの国会まで駆けつけてま...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、財政が逼迫して初めて必死で改革というのに取り組めると私は経験で思うんですね。やはり、錬金術のように、財政に不安がなくなってそれから改革というのは、私は、これはだまし討ちのような気がする。大臣らしからぬ答弁で、非常に残念です。  続きまして、民主党御提案の...全文を見る
○中川(智)委員 では、続きまして、医療事故が非常に多発しております。また、後を絶たない診療報酬の不正請求などによって、国民の医療に対する信頼は著しく低下しています。  民主党の患者の権利法案によりますと、カルテ開示や医療機関情報の公開など、従来ブラックボックスとされてきた医療...全文を見る
○中川(智)委員 では、提案者に最後の質問ですが、私も、医療事故というのをなくするために、やはり一丸となって、厚生労働省も、国会にいる人間としても、頑張っていきたいと思っていますが、医療事故対策として具体的にどのような対策が盛り込まれているのでしょうか、御説明をお願いします。
○中川(智)委員 御答弁ありがとうございました。  今回の健保法改悪に関しましては、野党四党で反対という形で一生懸命闘いたいのですが、有事法制も、ぜひとも野党第一党として、関連三法案、反対していきましょう。  では、次の質問に移らせていただきます。  次は、医療事故と、本当...全文を見る
○中川(智)委員 検討項目ということで、さまざまな検討を加え、このようなたらい回しとか、そのような制度の不備というより、制度そのものによって助かる命が助からないということに対してはしっかりと取り組んでいくというお話だったと思うんです。  私のきょうの質問は、一つには提案というの...全文を見る
○中川(智)委員 重複する形になるかもしれませんけれども、たくさんの提案がございまして、私は三島の救命救急センターの森田所長のモデル提言というものに非常に関心を持ちまして、この間勉強をしたわけですけれども、三次救急病院に初期救急施設を併設して、すべての救急患者を受け入れる体制、今...全文を見る
○中川(智)委員 局長、今、たらい回しなどで搬送途中で亡くなった方とか、そういう方はどこが責任を持つんでしょう。
○中川(智)委員 では、また継続して頑張りますので、今のような答弁じゃないのをしっかりお願いします。ありがとうございました。
06月05日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  まず冒頭、けさほどからも大臣に対しての質問が続いておりますが、非核三原則の福田官房長官の発言について伺いたいと思います。  官房長官の発言、それに続いて小泉総理が、どうってことないというような、本当に信じられないような...全文を見る
○中川(智)委員 この委員会でも、私はたびたび被爆者問題を取り上げてまいりました。特に、在外の被爆者の方々がいまだに救済もされないという状況の中で、被爆者問題を議論いたします厚生労働省の、そのトップとして、この被爆者の方々の心中を思い、大臣として、それを取り扱うこの委員会の場で、...全文を見る
○中川(智)委員 けさ、厚生労働委員会の理事会で福田官房長官のお話を一方的に伺いましたが、謝罪というものはなかったように私は思っております。釈明に終始する態度、そして、今のような状況の中で、あの発言が、どれほどの不信感そして憤り、また海外、外交にとってマイナスかということを考えて...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、真意がどうのこうのというよりも、あの発言自体は、憲法上核を持つこともできるということを発言したわけですね。そして、後から火を消すのに必死になっていて、それはもう釈明釈明。でも、一たん出した言葉というのは消えないわけです。それに対して、やはり公明党として抗議...全文を見る
○中川(智)委員 非常にすべてを信じやすい体質だということがよくわかりました。(発言する者あり)でも、本当にそうですよ。失礼なではありません。やはり、連立の一翼を担っていて、これほど重大な発言をしたことに対して、しっかりした、党として、公党として態度は明確にすべきだと思います。 ...全文を見る
○中川(智)委員 民間の損保会社の情報がとれないというのは、信義則があるからということだと思うんです。  でも、私は、一番大きな契約者というのは日本医師会、契約相手が医師会でございまして、そして損保会社というふうになっております。その信義則そのものに対して法的な裏づけというのは...全文を見る
○中川(智)委員 大臣も、先日の私の質問のところで、今もおっしゃいましたが、一つでも減らしていかなければならないと。大臣も、やはり、事故データなり、どれぐらいの件数が年間起こっているのかということを把握するというのはまず第一歩だということは、よくおわかりになっていらっしゃると思う...全文を見る
○中川(智)委員 局長に再び伺いますけれども、それは作業部会のことでございますよね、一応五月ぐらいに立ち上げるというのが七月に始まるということですが、私が先ほどから質問しております、民間医療機関などの事故実態のデータというものをまずきっちり把握して、そしてそこで俎上に上るし、その...全文を見る
○中川(智)委員 そうしたら、病院の中から報告義務を、きっちり報告を課するということは、保険会社、こだわりますけれども、そこで把握しているものとの差とかそういうふうなことが出ないか、そごがないかどうか、きっちりした報告になっているかどうか。実際保険金が支払われたとか、そのあたりの...全文を見る
○中川(智)委員 局長にもう一言。  いわゆる信義則でそれは出せないと言われて、そして、ああそうですかというふうに帰ってきて、それは、国民の命、健康を守るために、医療事故をなくしていくために、やはりきっちりとした情報をとるということを、今後とも引き続いて努力をしていただきたいと...全文を見る
○中川(智)委員 私は、やはり医療機関にもペナルティーなどを科して、しっかりと正直なところを出して、そして、何度も医療過誤を行う個人的な医師、そして医療機関も、やはり医師免許の剥奪やさまざまな厳罰を科するというようなこともリピーター医師に対してやっていかないと、それは患者側に立っ...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、有事特の福田官房長官のあれが、罷免要求をしているわけですが、委員会が正常に行われるならば、次の委員会ぐらいまでに宿題ということで、ぜひとも具体的なものをお示しいただきたいと思います。これは党を超えて連携してやっていく問題だと思っておりますので、山井委員...全文を見る
○中川(智)委員 今、何とおっしゃったの。ごめんなさいね、もう一回はっきりと。
○中川(智)委員 私は、この業界というか政界というか、永田町に参りまして何だか頭が悪くなったみたいで、それは全然、答えとしては、承っていないというふうな御答弁に聞けましたので、それ以外の、もうちょっと私にもわかる形でおっしゃってください。
○中川(智)委員 何か、一回目はそういう答弁で、そのままあきらめたらもう二回目の答弁が聞けないなんというのが、何か私も複雑怪奇で本当に疲れておりますが、よろしくお願いいたします。  それでは続いて、リピーター医師の問題で御質問をしたいと思うんですが、いろいろな報道を読みますと、...全文を見る
○中川(智)委員 結局、先ほどおっしゃったのは、医道審にかかるところで、刑事事件になった医者か、それとも報道かということだと思うんです。リピーター医師の把握さえも厚労省はやれていない、やる気もないというふうに思います。  先ほどの損保の話と関連するんですけれども、結局、幾らミス...全文を見る
○中川(智)委員 今、宮路副大臣おっしゃったのは、都道府県というのは、別に都道府県に届け出をしなければ罰則がつくとかそういうことは一切ありません。ですから、年間百件程度の届け出しかないので、これは全く情報把握の努力をしていないということがあるわけです。二万五千件に及ぶ医療事故があ...全文を見る
○中川(智)委員 ぜひともよろしくお願いします。私も一生懸命やっていきたいし。もう本当に、ごく一キロ四方の、私が暮らしている団地でも、本当にたくさんの被害に遭われていて、結局、レセプトの請求さえもやはりひるんでできない。もう泣き寝入りなんですね。何か変だ、納得できないと思っても、...全文を見る
○中川(智)委員 最後に一点だけ、緊急で。  食品大手の、いわゆる食衛法に違反したものが入っておりましたね。それで、これに対しては、厚労省としては、食衛法違反としてこの会社を告発するというような方向で取り組むのでしょうか。これを最後に伺って終わります。大臣、これに対して厚労省と...全文を見る
○中川(智)委員 食衛法違反です。食の安全を回復するために、きっちりとした態度で厚労省は臨んでいただきたいということを最後にお願いして、終わります。ありがとうございました。
06月11日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは、本当にお忙しい中、ありがとうございます。  今の小沢先生の質問の後でちょっとやりにくいんですが、私はお酒も好きですし、たばこも好きですし、本当に何しろストレスが一番、病は気からと申しますので、ストレスをなくす...全文を見る
○中川(智)委員 いや、何かこの法案で心配しますのは、たばこを吸う、なるべくやめなさいと言っているのに肺がんになっちゃった、ではあなたは保険適用しませんなんていう時代が来るのではないかというものを、非常に想像力が豊かなものですから、ちょっと考えてしまうんですが。  続いて、青山...全文を見る
○中川(智)委員 小林参考人にお伺いします。  やはり、栄養をどれぐらいとったらという指針というのは、栄養が非常に不良だったときとか、そういうときは目安として大事だと思うんですが、それよりも前に、食の安全。今、食に対する安心感というのが失墜しておりますし、本当にこういうことにお...全文を見る
○中川(智)委員 それでは最後に、もう一度篠崎参考人にお伺いしたいんです。  やはり先ほどの陳述の中でも、自治体へのいろいろな形の負担、財政負担やさまざまな問題での御心配がございましたが、この法案の中で、予算とかその体制に対してどう財政的な援助をしていくかというのが、なかなか、...全文を見る
○中川(智)委員 どうも本当にありがとうございました。
06月12日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  党首討論に行ってきまして、何か疲れが出てきましたが、気を取り直して頑張りたいと思いますので、御答弁の方もよろしくお願いいたします。  まず最初に、小学校じゃないんですが、先日の委員会のときに私の質問の宿題をお出ししてい...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございます。  そして、カルテ開示の検討会も今月中には立ち上げるよう努力するということを篠崎局長からいただきました。そしてまた、医療事故問題の作業部会も七月には第一回目を立ち上げたいということで、情報開示、そして医療事故を減らしていく努力というのが一...全文を見る
○中川(智)委員 今の大臣の御答弁で、さまざまの方というのが、ともすればそのような当事者の方たちは結構うるさいからなとか、今回の防衛庁のリストの問題に関しましても、色分けをして、なるべく波静かに結論が得られるとなりましたら求めていたような形にならないということを私自身も実感してお...全文を見る
○中川(智)委員 ぜひとも今の大臣の御答弁のように、個々のデータに関しては、やはりこの栄養調査と同様に、目的外使用をきっちりと縛っていくということをしっかり中で考えていただきたいし、その歯どめを私たちに見える形で御提示いただきたいと思っております。  健康診断のことで二、三質問...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、私、先ほど私自身の例で健診という問題を話しました。  今、就学前健診というのも行われていて、きのうの参考人のお話の中でも、積み木を三つ積めなければ、その子の家には二つしか積み木がなかったのに、三つ積みなさいと言われて、三つ目が積めなくて、それで、やはりこ...全文を見る
○中川(智)委員 股関節脱臼とかは、予防の話がありますが、おむつとかいろいろなものが変わってきて、以前より本当に少なくなってきていると思いますし、自分が出産した病院に任意で行くということはかなり、皆さん、本当に一生懸命子育てしていらっしゃいますので、そういうことが徹底されれば、む...全文を見る
○中川(智)委員 ぜひとも、特に私が今健診のことで問題にしたのは、一歳半健診、三歳児、そして就学前健診のところで、やはりその親御さんたちの意見を聞いてもらいたい。その健診がどれほど子育てに役立っているのか。そういうふうにレッテルを張られた後、受け皿がないという自治体も非常に多いわ...全文を見る
○中川(智)委員 そこで、全国で八万六千人ほどいらっしゃいます大学の先生なんですが、雇用保険に入っていらっしゃらない方が多いということなんですが、そのことの認識は、私の間違いではないでしょうか。お願いします。
○中川(智)委員 これは違法ですよね。事業者は雇用保険に昭和五十五年から入るということが義務づけられていると思いますが、違法状態を厚生労働省はそのまま放置しているということでよろしいんですか。
○中川(智)委員 でも、二十五年近くですよね。二十五年近くが、五十五年に雇用保険になる前は公立の先生たちと同じようにいわゆる任意ということで加入義務ということの除外規定に入っていたんですが、昭和五十五年からは入ることをずっと指導していて、そしてこの状態ということなのですが、指導し...全文を見る
○中川(智)委員 厚生労働省というか政府は、平成十三年の十二月、規制改革推進三カ年計画を閣議決定なさいまして、「雇用保険法は原則としてすべての民間被用者を対象とした制度であり、現在、低い加入水準にとどまっている私立学校教員等については、雇用保険への加入を速やかに促進する。」という...全文を見る
○中川(智)委員 この私立大学連盟は、厚生労働省と覚書を交わしているのだというふうにおっしゃっているんですが、そのような覚書というものはございますか。
○中川(智)委員 私立大学連盟の方の主張の文書では、問題や矛盾の多い雇用保険法を強制適用するとの考え方は、むしろ定着した制度、これは私立大学に退職金制度というのがあって、そちらの制度のことなんですが、その安定性を損ない、無用な混乱を引き起こすものとして、到底認めるわけにはいかない...全文を見る
○中川(智)委員 最近、私立大学でもリストラが始まってきているということを聞いておりますし、やはりそれは以前の、時代が変わってきたということもあるし、保険というのはみんなでやはり支え合っていく、そのような心配がないところでも保険料を払って、互いに、共助というか、ともに支え合ってい...全文を見る
○中川(智)委員 これは何年前から出していらっしゃいますか。そして、ほぼ百億円前後でしょうか。
○中川(智)委員 やはりかなりふえてきているということですね。そして、言ってみれば、そこが聖域みたいな形になっていて、独自の雇用保険、雇用保険というか独自の退職金制度をつくっていて、それに百四億円運用という形で使っていらっしゃるわけなんですが、このような財団に補助金を、それにも使...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、文部科学にもう一点。  この財団、私立学校の先ほど申しました財団に、文部科学省からの天下りは何名いらっしゃいますか。
○中川(智)委員 私は、このような財団への天下りだけではなくて、やはり長年このような違法状態を放置してきたというのは、退官したら大学の先生にしてもらうのにはいいかなと思ったりしますが、それの実態などは今のところはわからないと思いますが、優秀な方がいろいろ大学で学生に教えるのはいい...全文を見る
○中川(智)委員 そうしたら、最後に、では大臣に一言伺いたいんですが、クエスチョンタイムでつくづく思ったんですが、防衛庁もひどいし外務省もひどいと思いました。厚生労働省のトップとして、やはりハンセンやヤコブ、いろいろ薬害が繰り返されてきましたが、いわゆる隠ぺい体質みたいなものを温...全文を見る
○中川(智)委員 終わります。ありがとうございました。
06月14日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○中川(智)委員 社会民主党の中川智子です。  きょうは、お忙しい中、本当に貴重な御意見をありがとうございました。  まず最初に、太田さんに伺いたいんですが、在宅医療ということに懸命にお取り組みになっていらして、今回の法改正によって、むしろ在宅医療が後退し、施設入所への誘導と...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございます。  続きまして、柴野さんに伺いたいんですが、先ほど償還払いのことをお話しされました。やはり手続漏れがかなり起きるんじゃないかということを心配いたしますが、これに対しての対策ということ、何か償還払いに対しての手続漏れを防ぐ手だてなりなんなり...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございました。  それでは、続きまして福田市長にお伺いしたいんですけれども、ここに参ります前に、私も宇都宮というのはゆっくり訪れたのは初めてで、いつも通過するばかりで、でも、かなり豊かな町だということで、栃木県か宇都宮は都道府県の自治体の中で県民所得...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、奈良さんに伺いたいんですが、私、この間やはり医療事故の問題というのが報道でかなり取り上げられておりますし、非常に深刻な事態になっていると考えます。  先ほど御意見を述べられた際に、日本の医療というのはもう世界の最高水準だと。私も、本当に医療水準として...全文を見る
○中川(智)委員 本当に大先生のお言葉という感じで承りました。ありがとうございました。  太田さんにもう一度質問したいんですが、私今ちょっと情報公開のことをお話ししました。患者の権利法というのもなかなか前に進まないんですけれども、情報公開やさまざまな患者の権利に対して、これから...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございました。
07月05日第154回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  私は、一九九六年、初めて衆議院議員に当選いたしましたときに、全くこういう世界、政治の世界というのを知らずに議員になってまいりました。そのときに、とても信頼している方が私に静かな声でこう言いました。中川さん、心を壊さないよ...全文を見る
○中川(智)委員 坂口大臣の今のお話というのはとても心に届きましたけれども、やはり、精神科の門をたたくときに、非常にそのことに勇気が要る。地域の中で信頼するカウンセラーやまた地域の相談の場所などがあり、そこに行くこと自体に対して何ら気楽に相談できるというものが整っていない、それが...全文を見る
○中川(智)委員 今の御答弁で、特に森山大臣、最近よくなってきたという認識が私とは大いに違うということをまず申し上げたいと思いますが、今、両大臣、同じような形の答弁の中で、交流が大事だ、そして理解が少ないのではないかと。これは連動していると思うんですね。交流が少ないからこそ理解が...全文を見る
○中川(智)委員 坂口大臣に伺います。  ただいまの答弁の中で、坂口大臣が事実認識として、私は、一般受刑者の再犯率は三〇%、精神障害者の方の再犯率は一五%と聞いておりますが、この整合性というのはその中でどうなるんですか。  精神障害者の方が罪を犯せば、二度とそのようなことがな...全文を見る
○中川(智)委員 新たなハンセン病の方々のような隔離をというところが、じゃ、本当に今までの入院で、病院で治療することをもうやめて、そして一度でも犯罪を犯した人はすべてそっちにということで、五、六年たったら措置入院制度などもなくして、すべてそちらで犯罪を犯した人は治療しようというこ...全文を見る
○中川(智)委員 傷害というのが入っておりまして、括弧して、軽微なものは除くという、そのような表現です。  では、例えば、バットでちょっと殴りつけて、そして全治一カ月。それは個々の事例によって違うとおっしゃいますけれども、また大臣にちょっと個人的なことを伺って申しわけないんです...全文を見る
○中川(智)委員 私は、病気を持っている、持っていないとかということじゃなくて、本当に一般の、普通に生きている、病気を持っていないと言われるような方々でも、いわゆるキレるというような形でのさまざまな犯罪が今頻発をしています。そこで、通院の事実があったり、精神的な病でそのような入院...全文を見る
○中川(智)委員 私は、ともかく犯罪を犯さないような、本当に初期の段階での精神医療がこれほど貧弱な中で、その病気がゆえに他害行為を行った人を隔離することは、この法律ができた暁には、精神障害者の方々全体が怖い存在としてまた社会から偏見、差別の目で見られ、生きにくくしていき、そして、...全文を見る
07月09日第154回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第2号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。きょうは、本当にお忙しい中、ありがとうございました。  私は、ずっとハンセン病問題、いわゆるハンセン病国家賠償訴訟の原告の方々とともに闘ってまいりました。そして、あのときに、一つの大きな教訓として、隔離政策がいかに人...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございます。  続いて、伊藤参考人に伺いたいんですが、再犯予測というのは、私は神様だってできないだろうと思っております。ましてや生身の人が、〇・〇〇何%あっても、やはりそれはわからないわけですから。そこで、一個の人間に対してそのような予測をすること自...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。  続きまして、もう一度中島参考人に。先ほど簡易鑑定の問題に関して瀬古さんが質問をいたしました、山上参考人と伊藤参考人でしたが、この簡易鑑定が適正に行われているかどうか。  これに対して私は、法務省の方も、実態調査すら、この間、単年度で出したば...全文を見る
○中川(智)委員 続いて、仙波参考人にお伺いしたいんですが、きょうのこの資料の中で、現行制度には多くの問題があり、年々不備が目立ち、医療の対応だけではもはや限界だというふうにお述べになっていらっしゃいまして、先ほども、一生懸命今医療はやっているんだけれども、新たな枠組みとして今回...全文を見る
○中川(智)委員 単に予測ができないからということで反対ということでは決してございません、いろいろな方にお話を伺いましたが。今のが本音でしたら、お金の問題もかなり重いですねということを実感いたしました。  先ほど、中島参考人、横浜の刑務所での医療ということに携わっていらっしゃっ...全文を見る
○中川(智)委員 どうもありがとうございました。
07月10日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  薬事法の中身に入る前に、一点だけ質問をさせていただきます。これは医療事故の問題です。  東京女子医大の医師の逮捕など、いろいろな形で医療事故の問題がさまざまな中身を持って、この委員会でも質問がされ、そして、やはり一件で...全文を見る
○中川(智)委員 ただいまの大臣の御説明で私もわかりました。やはり厚労省としては、では契約者側の方への説得、そしてそこでの実態把握を厚労省の方に報告していただくという形、遠回りでも結構ですから、結果大事ということで、ぜひとも今後ともの御努力をお願いいたしたいと思います。  続き...全文を見る
○中川(智)委員 今の御答弁でしたらば、こちらの方である程度研究なり調査なりをして、国の方でそのような形で吸い上げるというよりも、こちらのメーカーなり実際の医療機関の方からの、片っ方からのものなんですか。こちらで、今アトピー性皮膚炎との因果関係なり、原因の一つではないかと疑われて...全文を見る
○中川(智)委員 私自身は、やはり先ほど申しましたように、予防原則に基づきまして、少しでもそのような報告がありましたならば、これは高度管理医療機器の方に分類すべきだという意見としてそれは申し上げておきますので、ぜひとも綿密にきっちりした、ふぐあいというのがどういうイメージかよくわ...全文を見る
○中川(智)委員 五年とか三年を下らないということで、あとはさまざまな情報などに基づいての立入検査やその他の行動ということになると思いますが、三年を下らないというのも非常に具体的ではありませんし、五年というのは長いというふうな印象でございますが、それに対していかがでしょう。もう一...全文を見る
○中川(智)委員 臨機応変にやはりしっかりしたその後のチェックというのが大切だと思いますし、私は一年ごとぐらいでいいんではないかと思いますが、そこは政令にゆだねるというところで議論をしっかりしていただきたいと思います。  これに関連しまして、この下請を可能にする制度というのは多...全文を見る
○中川(智)委員 ペーパーカンパニーのようなものはあり得ないというふうに思っているということで、現実はそういうものができるかもしれないという危険を含んだものだと思いますし、ここの部分は省令に盛り込んでいくわけですけれども、省令がしっかりしなければ、規制を緩めただけの、なかった方が...全文を見る
○中川(智)委員 続きまして、特に生物由来製品のことで伺います。  製造過程における安全性の確保について責任技術者を置くということになっておりますが、この責任技術者の資格と人数、どのような資格を持って、そしてどれぐらいの人数を置くかということは、もう既に決まっておりますでしょう...全文を見る
○中川(智)委員 ヤコブのいわゆるライオデュラの日本の輸入元でありましたビー・エス・エス社は、電気工事の技士だったわけですね。全く細菌学の知識も何もない、資格は持っているけれども電気工事の資格だったというようなことがございました。しっかりした専門知識を有する人、そして、それなりの...全文を見る
○中川(智)委員 今のお答えでは、承認や営業許可の取り消しというよりは、一億円ぐらいのきつい罰金。でも、あくどいことをやってもうけたりしたら、お金なんかはたくさんあるわけですね。  ですから、お金ではなくて、お金も一定の歯どめにはなるかもしれませんが、これもヤコブの教訓ですけれ...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。よろしくお願いします。それと、公表というか、それは基本だと思います。  そして、これはまたヤコブの一つの大きな、今でも、現在なお進行中の問題でありますけれども、記録の保存の問題です。  先日の医薬局長の御答弁では、ドナー記録の保存については原則...全文を見る
○中川(智)委員 そうしたら、附帯決議にもございましたが、具体的な年数が書いてありませんでした。大臣は、そのような審議会、さまざまな方々の意見を聞くというのが基本ということはよくわかりますけれども、大臣としては、大体どれぐらいの年数をしっかりとらなければいけないと現時点ではお思い...全文を見る
○中川(智)委員 私は永久保存をすべきだと思いますが、少なくとも海外の例にも見習って六十年、これぐらいはしっかりと保存すべきだということを申し上げます。  最後に、もう一点だけ質問をいたしますが、ヤコブ病の御遺族や御家族の方、そしてこの裁判にかかわられた弁護士さんや市民の方々が...全文を見る
○中川(智)委員 それについては、ではまた、きっちり時間があるときに質問いたします。  終わります。
07月17日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは一番最初に、先日も質問いたしましたが、薬害ヤコブ病の硬膜移植の情報を被害者、家族、遺族に国として責任を持って伝えるべきということで、再度御答弁をお願いしたいと思います。  昨日も、この薬害ヤコブ病の原告、弁護団...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、でも、もう既に亡くなった方もいらっしゃるわけなんですね。そして、救済する責任があるのは、医療機関ではなく、国です。明確に国なわけなんですね。ですから、国が責任を持って被害者全員を救済するという約束をしたんですから、医療機関にそれを求めるのではなく、国として...全文を見る
○中川(智)委員 これは、国の責任で、汚染された乾燥硬膜を移植されて亡くなったり発症した方々なんです。それは明確に和解のときに認めて、そして、それに対する被害救済は国が責任を持ってやるという約束をしながら、医療機関にある意味では任せて、医療機関がその患者の方々に知らせるというのは...全文を見る
○中川(智)委員 割と大臣とは今まで意思の疎通が、私の一方的な思いかもわかりませんが、この問題に関しては平行線のようですので。世論もやはりおかしいと思っていて、私もおかしいと思って……(発言する者あり)負けませんが、ホームレスの問題をやらなければいけませんので、じゃ、引き続いて、...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、一時避難所というところに暮らすホームレス状態の人たちの人権またプライバシー、どのようになっていると実態を把握してお考えでしょうか。  まくらもない、そしてシーツなどのかえが頻回に行われないので、シラミなどがわいている状態。そして、西成の場合などは、有...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、一度本当にどのような状況かというのをしっかり厚生労働省も実態を把握していただいて、そして、人間として、私たちがもしもそこに入るときに、ここだったらしばらくの間そのような形で、手続で、入居していても暮らせるという、収容所のようなものじゃないというものをき...全文を見る
○中川(智)委員 六カ月ということですね、半年。  なぜそんなに長い時間かかるのでしょうか。健康診断をやったりそういう手続をするのに、一カ月ぐらいあれば十分だと思うのですが、六カ月もかかるという根拠はございますか。
○中川(智)委員 そこの部分に関しましては、できるだけ短い期間で、そして、しっかりと人が住めるような環境を整える。間違っても有刺鉄線や、そして門限や施錠や、そのようなことに対してはなくしていただきたい。それは、今後見直しまでの間に速やかにやはりしっかりとその実態把握をするというこ...全文を見る
○中川(智)委員 続きまして、私自身は、できるだけ居宅保護、そして当然、就労支援というのがまず第一ですが、そういう施設にすごく税金がかかっていて、結局、これは釜ケ崎の施設だと思いますけれども——長居公園ですね。長居公園、三十七人の入居者に対して毎年二億五千万の経費がかかっています...全文を見る
○中川(智)委員 私のしました質問に対して明確な御答弁じゃないと思いますが、行政などと相談して、今後はどうなるかわからないと。  職業安定所なわけですから仕事紹介するというのは基本的な仕事であるはずですが、それが機能していないんだったら、なくてもいいわけですよね。だって、あいり...全文を見る
○中川(智)委員 でもそれは、もう一つの方は府の外郭団体として、財団法人ですよね。このあいりん職安は、職安ですから、本来業務というのはそちらの財団法人と分担するんじゃなくて、その中で職業紹介をまず第一義的にやって、その他の事業をやっていく。どうも理解不可能なんですけれども。  ...全文を見る
○中川(智)委員 職業紹介に支障がないというのは、それはそちらの言い分であって、そして、昭和三十七年当時からどれぐらい年数がたっていますか。三十六年たっているわけです。今の状況というのは全く違っているわけで、ずっと三十六年前のその役割分担、そして職業紹介を、もう本当にみんなが求め...全文を見る
○中川(智)委員 もう時間ですが、最後に、この間上野公園に行ってお話を伺ったときに、やはり病気が一番怖いと。きょうはまだ体が元気だけれども、あしたはどうなるかわからないという不安の中で、救急車を呼んでも、病院に着いたら、そこの公園から、上野公園から来たということがわかったら、はい...全文を見る
07月23日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第4号
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○中川(智)分科員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。  いつもは私は厚生労働委員会のメンバーでございますので、遠山大臣に直接このようにいろいろなことをお伺いできる機会がめったにございませんで、きょうは楽しみにして参りました。  きょうは、私は三点にわたって、時間が...全文を見る
○中川(智)分科員 それでは、この熱中症について、文部科学省としてきっちりしたデータはお持ちでしょうか。ここ五年なら五年で、これは局長に伺いますが、どのような場所で何人の児童生徒が搬送されたり、そのような事故実態のデータはお持ちかどうか。
○中川(智)分科員 今の御答弁は、私への直接の答弁になっていないと思います。文部科学省で事故実態をきっちり把握して、データとして蓄積しているかどうか、明確にお答えください。
○中川(智)分科員 大臣、この熱中症というのは予防ができるわけなんですね。ヤコブでもそうでしたが、きっちり防ぎ得ること、そのことに対してまず一番大事なのは、その実態把握なわけなんです。どれぐらいの件数が、どういう状況で、どういう場所で、そしてそれによって子供たちが何人命を落として...全文を見る
○中川(智)分科員 今の大臣のお答えを一つ一つ確認していきます。  その三点目におっしゃった事例集。事故実態のデータはないとおっしゃいました。大臣は今、事例集の中でそういう事例を引いていると。  私が申しました事故実態の把握というのは、完璧とまではいかないけれども、ちゃんと、...全文を見る
○中川(智)分科員 そうしたら、局長、もう一度。  各年ということではなくて、それによって何を学んできたか。大変になったから、今大臣がおっしゃったような講義を行うとか、手引をつくるとか、迅速に対応できる、そのような指導をしていくということですが、では、過去十年間、私のもとにその...全文を見る
○中川(智)分科員 大臣、大事なのは、大臣がおっしゃったように、現場の先生たちにきっちり勉強してもらってすぐに対応するようにする、それを起こさないようにするということが大事なんです。  医療事故でもそうですが、過去にどのような悲しい事例があったか、それによって学んでいくことが未...全文を見る
○中川(智)分科員 これは、学校現場だけに起こる熱中症の事故ではなくて、厚生労働管轄もございますし、国土交通もあるでしょう。外での仕事、そしてまた、車中に子供をちょっと置いて買い物などに出かけている間に、脱水状態で子供さんが亡くなるというのも報道されたりしております。各省庁またが...全文を見る
○中川(智)分科員 それは全部に公開しているということなんですか。ホームページで引いても全然出てこなかったですけれども、事例集は。
○中川(智)分科員 私もその冊子は見ました。あの体育・学校健康センターというのは文部科学省としてはどのような立場にあるんですか。
○中川(智)分科員 事例集とかというのは、文部科学省として責任を持って、この熱中症対策、予防を講じるためにというようなことで、何かきっちりしたものをおつくりになって配布されているわけでしょうか。それは見たことがないんですが。
○中川(智)分科員 それは大体何ページぐらい熱中症について書いているんですか。
○中川(智)分科員 大臣、今の局長の御答弁で、一ページぐらいのもので安全に楽しくというものでは予防はできないと思います。熱中症に対する知識、どうしたら防げるか。例えば、教師だけが知っているんじゃなくて、子供たちも知ることは非常に大事だと思いますし、家庭でも大事だと思うんです。 ...全文を見る
○中川(智)分科員 私が申しておりますのは、これは災害なんですね、学校災害。  そして、今ボランティアの人たちが仕事を持ちながら、御自分のお子さんを昨年亡くされたお医者様の中村先生などは、この一冊の本を著されました。三年前に中学一年でラグビーの部活のときに子供さんを亡くされた方...全文を見る
○中川(智)分科員 遠山大臣、私も、一生懸命質問することによって、大臣にこの問題を深く理解していただきたいと思って頑張っているわけで、でも、大臣の職責というのは非常に重いし、また、坂口大臣がやはりハンセンやヤコブに取り組んでくださったときに、ヤコブ病のことは中川さんの質問で本当に...全文を見る
○中川(智)分科員 時間になりました。引き続いて、差しかえなりでまた大臣に御質問したいと思いますし、お願いもたくさんございます。またよろしくお願いいたします。  本当に、子供たちの命を奪われたくないために予防第一、そのために、データ集積と当事者の方々の意見を聞いていただきたいと...全文を見る
07月24日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  本日は、貴重な御意見、本当にありがとうございました。  私も国会に参りまして翌年、薬害ヤコブ病の被害者、患者、遺族の方々と出会いまして、小さな力でしたが、ともに闘い、三月二十五日の和解という日を迎えることができました。...全文を見る
○中川(智)委員 今ので関連しまして、政省令にゆだねられるところが特に多いのですが、ドナー記録の保存の問題なども非常に大事な部分だと思います。  ヤコブ病の場合は潜伏期間が長いし、さまざまな形でかなりの年数の保存があればということを実感されたと思うのです。ドナー記録の保存に関し...全文を見る
○中川(智)委員 続きまして、花井参考人と、もう一度阿部参考人にお伺いしたいのですが、今回、救済制度というのはあわせてきっちり盛り込むべきだし、医療用具が救済制度がなかったということで本当に救済のすべがなかったということがございました。野党四党で医薬品救済機構法の改正案も既に提出...全文を見る
○中川(智)委員 本当に、審議がされないという状況が続いております。通常国会にという予定らしいのですけれども、臨時国会もありますので、ぜひとも、今の御意見を受けて、しっかりと委員会で審議できるように、あわせて委員の皆様にも御協力をお願いしたいと思います。  続きまして、花井参考...全文を見る
○中川(智)委員 参考人の皆様にぜひとも伺いたいのですが、時間が余りないのですが、二度と薬害を繰り返さないためにこれだけは国に要望したいということを、お一人ずつだと随分あれですが、一分以内ぐらいでお願いしたいと思います。
○中川(智)委員 最後は失礼な聞き方になりましたが、貴重な御意見ありがとうございました。
11月06日第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  引き続きまして坂口大臣に質問できるこの幸せをかみしめながら、頑張りたいと思います。また、鴨下副大臣におかれましても、その優しい御性格で、いい御答弁を期待しております。  今回のこの法改正ですが、私も、本当に、結婚したと...全文を見る
○中川(智)委員 大臣の心の声は届かなかったのですが、今のお返事では。  やはり、別れることがいいか悪いかとかということじゃなくて、本当にみんな苦しんで、やはり子供のためということを考える方が多いんですね。安易な離婚ではない。今のこの社会情勢の中で離婚を選択せざるを得ないという...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、今の大臣の御答弁の中で、パート賃金を、法改正してやはり最低賃金を上げていくということは同時にお考えでしょうか。
○中川(智)委員 私は、まずそこの部分の法整備をきっちりして、そして就労支援も、今回のこの問題をやった後で具体的な削減策というのがあることが筋だと思います。全く本末転倒で、まず最初に削減ありきと。  今の、岩田局長、もう一度御答弁いただきたいんですが、では、具体的な法改正、パー...全文を見る
○中川(智)委員 それでは局長、もう一度伺いたいんですが、この八月から政令で児童扶養手当が削減されました。それもかなり大幅な額でございますよね。それに対してはどのように説明されますか。
○中川(智)委員 それでも、減額の一方。朝から晩まで一生懸命働いたって賃金が低い、常用雇用じゃない。そして、さまざまな社会保障もない中で、国民年金なんかを払いながら、ことしの八月、本当に何か火事場泥棒的にぱっと削減されていく。そういうことは就労支援の今回のこの五年をやってからやる...全文を見る
○中川(智)委員 関連しまして、それは有償で雇用されると思いますが、毎月の賃金はどれほどを見込んでいらっしゃるのか、現在のをそのままなされるのかどうかということが一点と、研修。やはり相談員というのはメンタルな部分もケアしないといけないと思いますし、ジェンダーの視点というのは欠かせ...全文を見る
○中川(智)委員 今回は、民間に雇用の創出をただお願いするばかりではなく、公的な部分での雇用の創出というのをやはり努力していくべきだと思います。今の相談員に関しましても、非常勤で月々十一万円ということになりますと、自立するにはほど遠い金額でございますので、やはり生活していけるだけ...全文を見る
○中川(智)委員 よろしくお願いいたします。  大臣に、先ほどの五年先のことなんですが、これもまた政令にゆだねることになっています。多くの方が一生懸命頑張る、さまざまな今回の支援策で頑張るとは思っていても、どうしようもない状況というのもまた生まれるでしょう。そのときに、政令にゆ...全文を見る
○中川(智)委員 私も五年先はここにいるかどうかわかりませんので、できればしっかりと、やはりその実態調査、就労支援策の実効を、どれぐらい効果があったのか、それがどう生活にきっちりはね返っているのか、そこを評価して、ただ政令にゆだねるのではなく、政治の責任としてしっかりと御議論いた...全文を見る
○中川(智)委員 やはり、今回は、この条項、そのように例外的なものだったら私は削除すべきだと思っておりますし、多くの方々の思いは、一生懸命頑張っているのに本当にむち打つような文言だということで、私は削除を要求したいと思いますが、具体的にこれに対して対処するときに、今の副大臣のその...全文を見る
○中川(智)委員 でも、やはりそのお金が、一時的に出すお金がないから勉強することをあきらめるということは実際出てくるんじゃないでしょうか。局長いかがでしょうか、もう一度。
○中川(智)委員 やはり、そこかしこに何か冷たいものを感じるのですが。わかりました。  わかりませんが、わかりましたということで、では次に、もう時間がございませんので、もう一度これを確認したいんですが、この七月に現況調査をされたときに、このような文章があった自治体となかった自治...全文を見る
○中川(智)委員 今のは、じゃ、その書類を見せてください。ほかのものはどのような表現をしているのか。不正受給などと、病院の不正請求とかあんなのと比べれば、本当にどれだけのお金かと思いますよ。まず疑ってかかる。そして、本当につらい思いをしている人にむち打つように、こんなおどし文句を...全文を見る
11月07日第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○中川(智)委員 中川智子です。きょうは、五人の参考人の方々には、お忙しい中、本当に貴重な御意見をありがとうございました。  まず最初に伺いたいんですが、時間の関係もございますので、山崎参考人、榊原参考人、赤石参考人に伺います。  今回のこの改正案の第二条のところに、「児童扶...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、続きまして赤石参考人に伺いたいんですが、五年後に半額を下回らないというもう一つ大きな爆弾というのがあって、それに対する不安というのが非常に母子家庭の皆様には多い、大きいと思われるんですが、この五年後が政令でということになっております。  先ほど赤石さ...全文を見る
○中川(智)委員 続きまして、榊原参考人に伺いたいんですが、お仕事の八割、弁護の八割が離婚というふうにおっしゃられました。私も身近で、DVの方で命からがら夫のもとから逃げていくというような離婚ですとか、最近の裁判などの離婚の特徴と言ったらなんですが、裁判を手がけていらして特に感じ...全文を見る
○中川(智)委員 求職活動について伺いたいんですが、赤石参考人にいま一度伺います。  やはりDVや、そのような、さまざまな、苦しんだあげくの離婚の場合は、心に傷を持つことによって精神的な病を引きずるということもあると思うんですが、求職活動を積極的にしない場合には、その意思がない...全文を見る
○中川(智)委員 どうもありがとうございました。皆様に質問できなくて申しわけありませんでした。
11月08日第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  今回のこの改正案、審議や、また参考人の方々の御意見を伺うにつけ、いかに弱い者いじめであるか、本当に必死で働き、一生懸命子供を育てている母子家庭を直撃する、そのような中身であるかということがわかってまいりました。  私は...全文を見る
○中川(智)委員 よろしくお願いいたします。  続きまして、就労支援に関しまして質問をさせていただきたいと思います。  今回の就労支援、どれほどの実効性が上がるかということに関しましては、さまざまな施策を検討されているようですが、なかなか見えません。この不況下の中で、実際に、...全文を見る
○中川(智)委員 今の局長の御答弁の中で、いい事例、積極的に雇用をする、そのような民間企業などに対して、公表するとかということをおっしゃいましたが、もう少し具体的に、その企業の企業名を何か広報的な手段を使って公表するとかということを考えていらっしゃるのかどうか。自治体などは、やは...全文を見る
○中川(智)委員 現実には、母子家庭のお母さんが就職活動をする際に、母子家庭であるということを隠すと。母子家庭であるということを就職活動で言いますと、かえってそれがマイナス要因になってしまうので、隠して就職活動をする方も多いという現実があります。  例えば、母子家庭であるがゆえ...全文を見る
○中川(智)委員 やはりそういう企業に対しては、そういう企業も公表したり、いわゆる厳罰に処するみたいな形で法整備というのも考えていくべきだと思っておりますが、これに関しては、そのようなことがないように、母子家庭であるということを隠して就職活動をするような現実をクリアしていくために...全文を見る
○中川(智)委員 どうぞよろしくお願いいたします。  ただでさえ傷つき、本当に、先に対する、将来に対する不安を持っていらっしゃる方々が、わらをもすがる思いで窓口にいらっしゃるということを考えていただきたいと思います。  続きまして、修学資金について質問いたしますけれども、東大...全文を見る
○中川(智)委員 ぜひとも、これは貸し付けであって、将来その子が成人して社会人になった折には返していくお金です。また、昨今の教育事情というのが本当に変わってきておりますし、例えば、先ほどの質問でもございましたけれども、どうしても将来こういう職業につきたいから一生懸命勉強して私学に...全文を見る
○中川(智)委員 いえ、私は東大だけが人生じゃないと、それはもちろん思っておりますし、大臣のように、それをばねにして生きていける人生もございましょう。でも、やはり、そのことによって夢を絶たれてしまう、お金がない、子供の責任ではないのに経済的な事由によって夢が壊されてしまうことはあ...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、最後に一点。  これは提案なんですが、私どものスタッフで杉山章子さんという方が、十月三日の朝日新聞の「私の視点」というところで一つの提言を出しました。それは、ゼロ歳から義務教育が終わるまでに、このように児童扶養手当ということで扶養義務のある親にお金を...全文を見る
○中川(智)委員 どうもありがとうございました。
11月12日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第4号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは、独法のいわゆる医薬品機器総合機構についてお伺いをいたします。  ことしもあと一カ月余りで終わりでございますが、この二〇〇二年、本当にさまざまなことがございました。つらいことも悔しいこともたくさんありましたが、...全文を見る
○中川(智)委員 私がただいま質問いたしましたのは、強化されることはいいことです、でも、審査、審査というのは承認ですね、そして開発、それを全部一緒にすることに問題がある。少なくとも旧機構というものは今回の新法人から切り離すべきだと思うんですね。やはり医薬品そして生物由来製品等によ...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、今度のそのシステムの中で、人事の問題なんですけれども、今回は、役員人事の部分のところに一度、承認審査業務、市販後の監視体制業務、今までの薬害の被害者や被害組織が推薦する人たちというのを、やはりその中に積極的に入れるべきだと思うんですね。そして、新法人の...全文を見る
○中川(智)委員 私が今質問したのは、被害者や当事者などをきっちり入れていくということで個人に着目するのかどうか。それと、一たん製薬会社の役員なり職員をやめます、そして、やめて一年か二年たったら、またそこから順繰り順繰りに入れていくということに対しての枠というのははめていないのか...全文を見る
○中川(智)委員 日本はどうしてこんなに繰り返し薬害が起きてきたんでしょうか。それは、企業とそして官僚機構の、行政の癒着というものがきっちりと内在していた、それに対してずっと反省を続けていながら、今なお薬害が起き続けている。今おっしゃったのは、欠格要件といつもおっしゃいますけれど...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、今のような御答弁では極めて不安です。この役員人事、そして新たに大幅に採用されるであろう職員が、やはり企業の有利な形でスピードを図る、きっちりと人員を確保するというのは大事ですが、いかに公平、公正に、薬害が、毒薬、薬というのは、本当にその薬が待っている人たち...全文を見る
○中川(智)委員 これは極めて大事です。薬害ヤコブのときも、大臣は一人というふうにおっしゃいましたが、その間に、製薬企業と厚生省の橋渡しをした人は厚生省のOBでした。そして、二カ月ちょっと、三カ月弱というスピードはありました。非常に極めて短かったけれども、それで本当に百人にならん...全文を見る
○中川(智)委員 国の責任は変わらないということですが、具体的に副作用被害の情報ですとか緊急命令を出すための助言は全部この新たな独法からもらうという形になっていて、すべて国は受け身になっております。結果的に、この報告が遅かった、このような情報が出されていなかったということで逃げ道...全文を見る
○中川(智)委員 それでしたらば、やはりそれを健全に機能させるためには、情報開示とその監視が非常に必要になってきます。やはりその活動内容、情報の周知徹底というもの、その情報の中身というのが開示されて、第三者によって監視される必要があると思います。監視を受けない組織というのは、必ず...全文を見る
○中川(智)委員 私が質問しましたのは、監視体制として第三者機関が必要じゃないかということを聞いたわけです。それに対して答えてください。
○中川(智)委員 それは、監視体制ではなくて、鶏の番をキツネがするというようなシステムだからこそ第三者機関が必要だということを言っているんです。全く答えていただけないのは残念です。  今回、この機構に被害救済という言葉が抜けました。今までは医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございました。
11月18日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第8号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは、先ほど家西議員が御質問されました医薬品機器総合機構の問題について再度質問をしたいと思います。  私は、議員になりました後、薬害ヤコブ病訴訟の皆さんと出会いまして、私なりに皆さんとともに闘ってまいりました。その...全文を見る
○中川(智)委員 私たちが議員立法で出しましたものは、やはりこの機構の中に医薬品だけであって医療用具が入っていない、薬害ヤコブの場合は、乾燥硬膜という医療用具として承認されたものなので、それを入れてほしい、そして、感染被害に対して、それも救済の対象にすべきだということでございます...全文を見る
○中川(智)委員 大臣は、この間の答弁のときに、ライオデュラの承認審査のときは厚生労働省の担当が一人だった、人員的に本当に不足だった、そのような反省もあってというふうにおっしゃいました。ですから、厚労省の中でその組織強化をするならわかるわけですけれども、プロの方々に、いわゆる機構...全文を見る
○中川(智)委員 お答えはその最後の部分で結構なんですね。パブリックコメントや審議会はしていない、現在でも案を示していると。こうやって法律が出ていて、案を示してどうなるんですか、質問したって変わらないのに。  大臣は、先日、国の責任は明確になっている、薬害が起きたときの最終的な...全文を見る
○中川(智)委員 先ほどの質問にもございましたが、それならば、やはり役員、職員構成というのが大事だろうと思います。  ただいま大臣は、専門家の御意見と言われました。それは専門家はとても大事だと思いますが、この機構というのは、当初、医薬品の被害救済機構、そして研究振興というのが後...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、もう一歩踏み込んで、透明性の担保が本当に大事だと思いますが、その基準というのは、ガイドラインのような形できっちり外にもお示しいただけるものとして理解してよろしいでしょうか。
○中川(智)委員 私も、この間、夏に、人事異動とか退職ではがきがたくさん参りますが、宮島薬務局長が今度の独法の方の理事長就任というごあいさつ状をいただきましたときに、あの方もずっと被告席に座られていて、どひゃあとびっくりいたしました。  官僚と企業の癒着、私自身はお一人お一人一...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、この間の御答弁は、きっちり見直しますとおっしゃったんですね。しっかりやっていきますではないんですね。  今の基準ならば、門前払いが非常に多い。そして、スティーブンス・ジョンソン症候群の方々もおっしゃっておりますが、何度も書類申請をやり直させられる。そして...全文を見る
○中川(智)委員 簡略にするということも大事ですが、多くの苦情は、それはそういう薬を出したお医者さんが悪いんだ、医者の方の責任を問えと言われることがとても多いんですね。結局それは裁判しかない。そうしたら、被害救済に行ったけれども、もう一度医療機関に行って、もう裁判なんかはできない...全文を見る
○中川(智)委員 もっとその前に、スティーブンス・ジョンソン症候群の方々のお話を伺っていますと、被害救済するような機構などがあるということを知らなかったという方がとても多いんですね。私も、その名称から被害救済というのを抜かないでほしい。それがあっても、そのような窓口があるというこ...全文を見る
○中川(智)委員 どうもありがとうございました。
11月27日第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  私は、拉致被害者の皆様そして御家族のこの二十数年間を思いますと、本当に心が張り裂ける思いがいたします。この許しがたい国家犯罪に対して、これまでの政府の対応はもちろんのこと、我が党の取り組みの足りなさに対して衷心よりおわび...全文を見る
○中川(智)委員 在外被爆者問題、これは、国交のある国々との問題では今たくさんの裁判が起きております。十二月五日、郭貴勲さんの高裁判決が行われます。これに国が再び負けたとき、私は絶対控訴をすべきではない。命がけで裁判を闘っている被爆者に対して控訴をすべきでないと私は思いますし、こ...全文を見る
○中川(智)委員 ハンセンの問題では、一審で控訴断念を決断いたしました。やはり戦争中のさまざまなたくさんのことを引きずっている人が高齢になって、自分たちも一緒に救ってくれという叫びが裁判となり、そして一審で勝ち、もしも高裁で勝って再び控訴をすると、そのような国の姿勢が国際的にもど...全文を見る
○中川(智)委員 私は、今のお答えでは承服しかねますが、またこの問題はしっかりとさせていただきたいと思います。  続きまして、福田官房長官も話されている問題ですが、いわゆる脱北日本人妻のことで安倍副長官に伺います。  福田官房長官は、脱北日本人妻の今の経済的に非常に困難な状況...全文を見る
○中川(智)委員 今の副長官の被爆者の方のことでもう一点伺いたいんですが、国交が正常化されていない状況の中で、それがスムーズに行われる、向こうから被爆者の方々がいらっしゃるというルートに対しては、どのように考えればよろしいんでしょうか。
○中川(智)委員 今の、本当にそれはおかしいと思います。私はいろいろな施設に行きました、幼稚園とか病院とか。そんなときに、車で動くこともあります。ホテルに入った後、自分自身で道を歩くということはあるわけです。それに、今、友党というふうにおっしゃいましたが、はっきりと今回の拉致に対...全文を見る
○中川(智)委員 今、これもまた時間が余り残されていません。日々、生活の困窮に向き合って、必死で生きている。一日も早い救済が大事です。来年からというのですが、結論はいつごろ出せるというふうにお考えでしょうか。もう少し親切な答弁をお願いします。
○中川(智)委員 この在日の無年金問題というのは、年金制度に入れなくて排除された人々の問題です。学生無年金、主婦無年金、たくさんの種類で困っていらっしゃる方がおられますが、この在日の無年金というのは、一九八二年まで在日外国人は加入できなかった、そのような問題です。加入したくても加...全文を見る
○中川(智)委員 時間がございませんので、続いてまた質問したいと思います。  最後に、安倍副長官、一言伺います。  もうすぐお正月がやってまいります。お正月というのは、私の家も、今あちこち、ばらばらで暮らしておりますが、家族が集う。本当にお正月にこの五人の帰られた方々が家族と...全文を見る
○中川(智)委員 終わります。
12月03日第155回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第2号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  本日は、お忙しい中、本当に貴重な御意見をありがとうございました。  私は、今回のこの法案は、日本に新たな差別法を生み出す、さまざまな御意見の中で廃案にという言葉がございました、絶対にこれは廃案にすべきものだと思い、その...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございました。  続きまして、富田参考人に伺いたいと思いますが、私は、この法律ができることによって、だれが一体喜ぶんだろうという思いがございます。この法律ができることによって生み出されるものがどのようなものなのかということが一点と、富田参考人がおっし...全文を見る
○中川(智)委員 時間になりました。きょうの御意見を伺って、この法案は成立させてはならないという思いを強くいたしました。  ありがとうございました。
12月04日第155回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第3号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  私は、議員になって六年余りたちます。小さな党ですから、いろいろな委員会を兼務いたしまして、たくさんの法案審議に意見を述べさせていただき、たくさんの質問もしてまいりましたが、この法案ほど審議に値しない法案はなかった、初めて...全文を見る
○中川(智)委員 大臣の心に二百万人の心を病んでいる人たちの声が届いていないということがはっきりいたしました。そのような声を受けとめる心を持った人に法務大臣をやっていただきたい、そのように私は思います。  続きまして、坂口大臣に伺います。  私は、なぜらい予防法を教訓とできな...全文を見る
○中川(智)委員 大臣らしからぬ答弁でした。  大臣、ハンセン病の療養所の人たちは、皆さん、元患者でしたよ。皆さん、治って、療養所の中にいらしたんですよ。そうだったでしょう。治っていたんですよ、皆さん。だけれども、本当に、その法律があることによって、出たくても出られなくなったん...全文を見る
○中川(智)委員 やはり隔離法としか受け取られない中身なんですよ。ですから、本当に、新たな差別法、人権侵害を新たに生み出すものだということを声をからして言っているわけです。  では、関連しまして、現行の措置入院制度の場合は、症状の改善というのが見られたときに医療保護入院に切りか...全文を見る
○中川(智)委員 そこの具体的なプロセスが見えないんですけれども、可能であるということの中身をもう少しきっちりと御答弁ください。
○中川(智)委員 では、それに関連して伺いますけれども、例えば、これは通信の手段なども制限されると思うんですね。その場合、入院患者さんは、密室の中でさまざまな治療が行われ、社会復帰をするならば、やはり社会復帰に備えた外部との交流、ボランティアの方でもいいです、友達とか、そして外部...全文を見る
○中川(智)委員 そこは非常に大事なことだと思います。今の大臣の御答弁に対しまして、もう少し具体的に、また次回、質問したいと思います。  また、高度な医療ということが非常に目玉になっているわけですが、高度な医療という中に精神外科手術なども含まれるのでしょうか。これは大臣に質問通...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、それは、行われていないということを私たちはどのように知ることができるでしょうか。
○中川(智)委員 今の局長のは、大臣と一緒ということですね、中身は。
○中川(智)委員 そうですね。  次に、附則の第三条二項で、精神病床の人員配置基準が書かれておりますが、医療刑務所の実態というのが非常に問題が多い。北九州医療刑務所は、収容者数二百五十七人に対しまして、精神科のお医者さんは非常勤を含めてたった三人ですね。岡崎の医療刑務所は、二百...全文を見る
○中川(智)委員 ちょっと、大臣、余りにひどいですよね、今の御答弁。附則に書かれているんですよ。附則というのは法律と一緒ですよ。具体的なものはこれからなんということで、よくもこんなことを書きましたね。
○中川(智)委員 ちょっと質問が混乱しまして、申しわけございませんでした。  坂口大臣の御答弁で結構ですが、やはり早急に、この附則の中に書かれていることですから、具体的に数も示し、予算も合わせないと、これは法案としてのていをなしていないと思います。  最後に、もう一問だけ。袴...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございました。
12月11日第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。  本日は、まず第一番目に、十二月五日、大阪高裁で判決が出されました在韓被爆者の郭貴勲さんの裁判について御質問をいたします。  これは、郭さん、原告の全面勝訴、非常に明快な判決が出されました。本日は、傍聴席に郭貴勲...全文を見る
○中川(智)委員 今、郭さん、傍聴席に座っていらっしゃいますが、七十八歳という御年齢、御高齢でございます。そして、被爆されたその健康障害も抱えながら、裁判のために日本に渡ってくるということをずっと続けて、闘っていらっしゃいました。  今、大臣が重く受けとめたいとおっしゃいました...全文を見る
○中川(智)委員 私は、本当に大臣を尊敬し、本当に信じております。この三番目に関しましては、大臣はその違いというのがはっきりおわかりだと思いますが、私は、やはりいま一つ大臣に申し上げたいと思って、少し述べさせていただきます。  坂口大臣が郭さんの第一審判決に対する控訴を決められ...全文を見る
○中川(智)委員 全く違う中身、全くといいますか、違う中身であるということの御認識を持っていただいているということで安心をいたしました。  いわゆる被爆者援護法の国籍条項の問題であり、例えば、郭さんは、朝、日本に来るまでは被爆者じゃないという取り扱い、そして日本に着くと被爆者に...全文を見る
○中川(智)委員 ぜひとも、一つ一つ医療ミスをなくしていくためには、まずはこのリピーター医師というのを何とかするべきだと考えるんです。  例えば交通事故の場合、重大な交通事故を犯した場合は刑務所に入ります。前科もつきます。そしてまた、ちょっとした接触事故でも警察が間に入り、そし...全文を見る
○中川(智)委員 本当に、大臣がずっと医療事故問題を、この委員会でも何度もいろいろな委員から質問もあり、そして何らかの形で医療事故をなくすための制度をつくっていかなければいけないという大臣のリーダーシップの中で、医療に係る事故事例情報の、これは情報のことですが、まず情報が大事です...全文を見る
○中川(智)委員 では局長、もう一言突っ込んで伺いたいんですが、そんな場合は、まず、民事のことで申し立てなどをする窓口というか、その責任部署というのはどこが考えられるのか。そしてまた、これからの議論を待つとおっしゃいますが、局長として、省として考えるのは、やはり民事事件すべてを対...全文を見る
○中川(智)委員 局長、今、医事課というのは何人いらっしゃいますかね、課員。
○中川(智)委員 やはり民事も、しっかりこうして一つ一つ、リピーター医師の問題にしても、医療事故をなくすという方向でのシステムをつくり、自治体での窓口というのもやはり当然必要になりますでしょうし、それをもっと強化していくということと、国がしっかり受けて調査をしたり、当事者の話を聞...全文を見る
○中川(智)委員 さまざまな医療事故の問題がもう本当に連日のように報道されて、そのたびにやはり、ああもうこれは人災だというふうに私思っております。しかしながら、この委員会で直接、医療事故に遭われた方々、また家族を失った方々の直接の声を聞いたことは一度もございません。やはりこれは、...全文を見る
○中川(智)委員 協議して実現するように、委員長もまた特段のお働きをよろしくお願いいたします。  ちょっと質問が飛びましたけれども、十二月四日でしたか、医療事故で御家族を亡くされた方が大臣に対して要望書を届けられました。埼玉医大事件の被害者古館さん、東京女子医大の平柳さん、そし...全文を見る
○中川(智)委員 そうしたら、この医療ミスのことに対しましてはもう一つ。  先ほど大臣が、交通事故の免許と医師免許というのは同列にはということをおっしゃいましたが、やはり、医師免許を与えているのは国であります。しかしながら、今は、刑事事件を起こした医師の処分などは法務省や警察に...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、ちょっと関連して局長に伺いたいんですが、医療事故などの民事事件のデータとか、今大臣がおっしゃった刑事事件の中での件数とか、処分漏れは十六人とかありましたね、医道審でも処分漏れがあったとか。その辺のデータは全部つかんでいらっしゃいますか。それを、今すぐは...全文を見る
○中川(智)委員 民事も、法務省にそれを要求すれば、やはり連携して、なくしていくための厚労省のいわゆるシステムをしっかりつくっていくためには必要だということですと、全部出す、出してくれると思います。法務省と連携して、民事。そして、プライバシーに関しましては結構ですので、件数やどの...全文を見る
○中川(智)委員 時間です。  坂口大臣、最後のお願いですから、上告しないでください。よろしくお願いします。  ありがとうございました。