中川智子

なかがわともこ



当選回数回

中川智子の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第156回国会 衆議院 本会議 第2号
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○中川智子君 社民党の中川智子です。  私は、社会民主党・市民連合を代表しまして、二〇〇二年度補正予算案に関連し、総理及び坂口厚生大臣に質問をいたします。(拍手)  小泉総理、あなたが誕生して間もなく、総理におなりになって間もなく、横綱貴乃花がひざの故障を押して優勝したとき、...全文を見る
01月27日第156回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  私は、一月二十一日、本会議で小泉総理に質問をさせていただきました。やはり本会議で代表質問するとなりますと、いろいろな方々の意見を改めてお伺いして、そして、質問に何時間も何時間も割いて一生懸命原稿を書きます。でも、小泉総理...全文を見る
○中川(智)委員 今総理に質問したことは二つあって、その現実認識と、いま一つは、なぜかということの御答弁をいただいておりませんが、お願いいたします。なぜだと考えられますか。理由ですね。
○中川(智)委員 今総理と厚生大臣の御両者、御答弁いただきましたが、やはり国民の実態と認識が非常にかけ離れているということを実感しました。  総理の御答弁の中では、本当に負担が大きいので払えないという理由の方は随分後の方に今お答えになりました。平成十一年の実態調査では、保険料が...全文を見る
○中川(智)委員 私は、小泉総理も坂口厚生大臣もすばらしい政治家だとは思っておりますが、消費税の議論でも、閣内が、どうもお話し合いがしっかりなされているのだろうか。昨年の十月、坂口厚生大臣は、来年の二・七兆円の財源、本当に苦慮していらっしゃると思います。約束を守らなきゃいけないか...全文を見る
○中川(智)委員 では、百五十兆、幾ら残っているかというのは出していただけるということでお約束いただいたと認識いたします。よろしいですね。
○中川(智)委員 それでは、本予算の質疑までにお出しいただくよう、厚生労働省しっかり働いてください。  それでは、私は、先ほどの質問の中で、調査した結果、現在、ただいまより年金の保険料を払ってでも、もう足りなくて、そして六十二万人が明らかに無年金者になるという事態が生じることは...全文を見る
○中川(智)委員 大臣がこの場でお入りいただかなければと言ったって、入ってくれない、お金を納めてくれない、それじゃどうしようもないわけです。それが今三六・六%に達しているわけで、この議論をしていますともう時間がないので、またちゃんとした場で質問いたします。  それでは、そのよう...全文を見る
○中川(智)委員 ちょっと一部の答弁しかいただけませんでしたが、それはもう別の場で、本予算のところでもう一度質問させていただきます。  それほど年金に対する空洞化、そして不信、不安感が広がっていることが、やはり消費抑制になっている、消費が拡大できない大きな原因だと私は思いますの...全文を見る
○中川(智)委員 政府は、この判断を受け入れ、「もんじゅ」の運転再開を直ちに断念して、核燃料サイクル計画を根本から見直すべきだと思いますが、本当に、最後、欲張って申しわけありませんが、総理が国民に近づくために、ぜひともこの二本の質問に答えてください。
02月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは医療、福祉についての集中審議ですが、審議に入る前に一言、小泉総理に明確に御質問したいことがございます。  私は、けさも朝七時過ぎから一時間、街頭に立ちました。そして、やはり多くの市民の人たちから寄せられるのは、...全文を見る
○中川(智)委員 総理、委員長、選ばせてください。だって、見えないんです。
○中川(智)委員 小泉さんはずっとはぐらかしています。迷いさえも外に出さない。本当にはぐらかした答弁です。三月七日に新決議が出る、それに対してどちらが、どちらを選ぶか、それに対して……
○中川(智)委員 ああ、そうですか。でも、事前に承認を得なくても私はこの質問をきょう小泉総理にする、それは義務があるんです。国民の声が、戦争にいくのか平和に向かうのか、それをしっかりと総理に示してほしい。これを選んでもらいたい。委員長、許してください。たった三十秒です。  そし...全文を見る
○中川(智)委員 私は、質問に先立つ前にということをはっきり申し上げました。そして、きっちりと医療の問題をやっていく、そのための冒頭に、多くの国民の声に対して、もう時間がない、はっきり教えてほしい、総理はどう考えているのかということで質問をいたしました。(発言する者あり)それは質...全文を見る
○中川(智)委員 非入所者の皆さんは、同じということを求めているわけではありませんで、やはり、社会的な生活基盤を失った現実、非入所者の声をしっかり聞いて、そして温かい施策を求めているわけです。  年一回の協議会が決裂いたしました。坂口大臣も、お忙しいかもわかりませんが、今木村副...全文を見る
○中川(智)委員 東京女子医大のああいう重大な、カルテ改ざんをしたり、重大なことで逮捕されて、そしてその被告になっている弁護士なんですよ。普通の弁護士じゃないわけですよ。そんなのはおかしいですよ。そのときにそういう委員は外すべきです。それに、検討委員会のメンバーというのは限られて...全文を見る
○中川(智)委員 メンバーのことではいかがでしょうか。  坂口大臣がさっきおっしゃったのは、いろいろな人がいると。それは、いろいろな人はいいんです。だけれども、そんな重大事故を起こした、カルテ改ざんなんかもやった方を弁護している弁護士だったらば外すべきですということなんです。も...全文を見る
○中川(智)委員 それは左右されるんですよ。だって、一人一人の委員から意見を出してやっていくんですよ。そういう人は声が大きいに決まっていますよ。そういう人に引っ張られていくということは、医療事故をなくそうという決意がこの国にあるのかどうか。  カルテ開示を法制化すること、事故事...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○中川(智)分科員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  今、被爆者問題のお話が出ましたので、大臣にちょっと一つだけ、思い出してしまいまして、済みません。  大臣、御答弁の中で、手帳の申請のときに、被爆者であるかどうかということの確認を日本に来て一からすると時間もかかるので...全文を見る
○中川(智)分科員 ぜひとも厚労省、いま一度現地にどなたか飛んでいただきたい。局長もお忙しいでしょうが、予算委員会とかこういう分科会が済んだら、行ってくださったらやはり全然違うと思うし、そこでいろいろ協力もお願いできますので、いらしてください。どうでしょう、大臣、すぐに現地の方に...全文を見る
○中川(智)分科員 ぜひともよろしくお願いいたします。  それでは、質問の第一点目になりますが、MMRの予防接種被害についての御質問をしたいと思います。  健康局長にお伺いいたしますけれども、今、大阪地裁で、三名の方のMMRワクチン被害者が裁判を起こしておりまして、三月の十三...全文を見る
○中川(智)分科員 今の局長のお話の、その全体ににじみ出るのは、やはり申しわけなかったというような思いでのしっかりした報告をして、そして公表していただいて、それに対する責任というものもあわせてまたお伺いしたいと思いますが、報告がいつごろという期限に関してはいかがでしょうか。早急に...全文を見る
○中川(智)分科員 大臣、このMMRワクチン、本当に重篤な被害を生んでおります。三月十三日に判決がございますが、判決が出た暁には、いつも控訴しないで、上告しないでというお願いばかりですが、ぜひとも賢明な御判断、御英断をちょうだいしたいと思います。  続きまして、年金の問題で質問...全文を見る
○中川(智)分科員 私は、あのときのきっかけは、生命保険会社などで、主婦、三号の方が就職して、その生命保険会社が本人に知らせもせずに厚生年金に入ってしまって、自動的に三号の資格を失い、でも本人は会社から知らされてもいない。それで、会社をやめた後、もう一度三号の届け出をしなければい...全文を見る
○中川(智)分科員 私はそのような答弁をいただいたことは記憶しておりますけれども、そのときに、重ねてそのような、いわゆる悪質と申しますか、手帳を本人に渡さずに、そしてその人が三号の資格を失った、そのようなことをする生命保険会社に対してきっちりと注意喚起をして、そしてそれに対してそ...全文を見る
○中川(智)分科員 こうなりますとお互いに平行線ですので、また追って質問させていただきたいと思います。  先ほど、私が百万人ぐらいというふうに申し上げましたら、えっとのけぞったような印象ですが、この実態把握というのはきっちりされていますでしょうか。
○中川(智)分科員 それは将来、無年金状態になる、そして本人に非常に不都合なことが生まれる。そういう人をどう救っていくか。そのためには、調査をするというのがまず第一歩のはずです。きのうからきょうにかけての調査などといいましても、もともと何もやっていないわけですから、出るはずがない...全文を見る
○中川(智)分科員 ありがとうございます。ぜひとも実態の調査、それを足がかりにして、いい形での制度改革議論が行われるように期待しております。  続きまして、年金の個人情報の開示の問題について伺いたいと思います。  年金加入記録など本人の個人情報の交付状況についてやっと調査に乗...全文を見る
○中川(智)分科員 個人情報とか、そのことと今私が都道府県をちゃんと書いてというのは、公表できない理由が全然納得できません。なぜ都道府県できっちりやっているところと適切でない事務局というふうに、こんなアバウトでは、そちら側がどのように具体的に指導をしていくかということも見えません...全文を見る
○中川(智)分科員 もう時間が参りましたが、大臣、年金制度が非常に複雑で、自分がどれぐらいの年金を受け取ることができるだろうか、自分は大体加入期間がどれぐらいでという、その情報を本人がしっかり、本当に親切に説明を受けて、そして安心をそこで初めて生むわけですね。  ですから、その...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○中川(智)分科員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは、遠山大臣じきじきにいろいろな御見識を伺いたい、御意見を賜りたいと思って、質問は多岐にわたりますけれども、ぜひともどうぞよろしくお願いいたします。  まず最初に、私は以前からちょっと質問したいしたいと思って、...全文を見る
○中川(智)分科員 それでは、心のノートの中身で大きな疑義が生じたときに、裁判なんかになったら、当然文部科学大臣、その大臣が責任者ということで承ってよろしいんでしょうか。
○中川(智)分科員 そうしたら、現在は遠山大臣、遠山大臣のときにこれをお出しになって、大臣がおかわりになったらば、これの責任者というのはまた引き続いてその担当の大臣になるわけでしょうかね。
○中川(智)分科員 でも、やはり大臣は一人一人きっちりした御見解を持って大臣に就任されて、前のをそのまま引き継ぐというのは非常におかしな話だと思いますし、それでは、これが出された法的な根拠を教えてください。
○中川(智)分科員 それでは遠山大臣に伺いますが、指導や援助ということでしたら、これは教科書ではないわけですね。副教材でもない。心のノートの位置づけというのを明確に答えてください。——大臣に聞いています。
○中川(智)分科員 ですから、教科書ではないんですねと。あくまでも現場の責任において、使う、使わないというのは現場の先生たちの判断にゆだねると。  でないと、検定制度もちゃんとあって、教科書をつくるにはちゃんと、文部科学省の責任であっても、ちゃんとした検定制度があり、いきなりそ...全文を見る
○中川(智)分科員 私は非常にこそくな形でやられたと思います。  道徳の時間にとおっしゃいますけれども、それぞれ現場では工夫していらっしゃるわけですし、ほかのちゃんとしたカリキュラムの中で、先生たちが、やはり子供たちに生きる力、考える力、そしてどう本当に社会の一員として生きてい...全文を見る
○中川(智)分科員 じゃ、どのような形で調査をしたのか、そして、その報告の中身に対して、ぜひとも資料の公開を要求いたします。
○中川(智)分科員 配付状況、活用状況、それは両方とも調べたということですか。
○中川(智)分科員 大臣に伺いますが、文部科学省はこの心のノートというのは非常に有効だ、大事なところだということで、それは文部科学省の方の考え方であって、今国民の大事な税金をとおっしゃいました。その大事な税金を生かす道というのは、私自身は、この心のノートではなくて、もっと具体的に...全文を見る
○中川(智)分科員 それでは、遠山大臣、予算の使い方においては国会承認でしょう。でも、心のノートという、このような中身のもので教科書まがいのものを、教材をつくるということは、国会承認を経ましたか。
○中川(智)分科員 私は、親御さんとか、そして本当に、友人と申しましても私の子供たちの担任の先生たちと、いまだに、二十年近くたっても仲よくしているわけですね。ですから、今の遠山大臣のお話では、一部のそういう教師というふうな感じがありましたが、じゃ、現場の先生方に、アトランダムにア...全文を見る
○中川(智)分科員 私は、活用状況は別に調べなくていいと思いますし、むしろそういうことを調べること自体が、これを押しつける一つの行動になるわけです。  本当に、教科書として検定も受けていない、そして、全くある日突然に、このように考えなさい。今、先ほど遠山大臣がなぜ心のノートが必...全文を見る
○中川(智)分科員 じゃ、河村副大臣、エレベーターの設置など、目標というのがございますか、文部科学省として、大体何年ぐらいまでには一〇〇%に近い達成を。
○中川(智)分科員 ぜひともよろしくお願いいたします。この地域では障害を持っている子が、学校にエレベーターもないし、行けないとかということにはならないような形で、早急にお願いしたいと思います。  続きまして、遠山大臣に伺いますけれども、民族学校の大学受験の受験資格の問題なんです...全文を見る
○中川(智)分科員 それは大臣自身、では検討の最終的な責任、また決定というのは大臣のイニシアチブが大きいと思いますが、一部を排除して、一部だけをこのような資格を認めるという方向は、この国にあってはならないと思いますが、そこの御認識を伺います。
○中川(智)分科員 私は、自分の子供を育てるときも、余りほかの子と比較はしないように努力してきたつもりですけれども、やはり教育行政というのは、本当に大臣がどのように考えるか、この日本の未来というのをどのような形に持っていこうか、大事な大事な所管大臣です。そして、この朝鮮人学校、韓...全文を見る
○中川(智)分科員 私は、やはり官僚とは違う答弁というのが大臣に求められるものだと思います。官僚の皆さんが答弁されることと全く同じで、一歩踏み出した遠山大臣の、本当に人間性なり、そのようなものが答弁の中から感じられないというのは残念です。私は、これは大臣のやはり大臣たるところをし...全文を見る
○中川(智)分科員 ですから、私の質問は、指導している結果がどうなっているかということを伺ったわけで、そのようなきめ細かな調査はしていらっしゃらないと思います。全国の公立小学校、中学校だけで結構ですので、その実態調査をしてください。全国の何%の学校で、そのように主治医とか保護者か...全文を見る
○中川(智)分科員 ですから、私は、文部科学省としてしっかり実態把握をして、そして、ないということはないんですね、これだけもう、すごいんですよ、アレルギーの子供たち。そして、そのお母さんやお父さんたちの本当に困ったという、それで転校したとか、いろいろなことを聞きます。  実態と...全文を見る
○中川(智)分科員 河村副大臣、今の話を聞いてどうですか。一言ちょうだい。
○中川(智)分科員 一言。だって、担当大臣、全然答えていないじゃないですか、局ばかりで。実態調査も何もしないと言っていますが。
○中川(智)分科員 ありがとうございました。
02月28日第156回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  鈴木環境大臣に、初めてこの場で質問をさせていただきます。大臣の断固たるこの所信表明、しっかり読ませていただきまして、所信表明に対しての質疑をいたします。  大臣の所信表明にもありましたように、廃棄物の問題というのは極め...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。上位ならば、そこをやはりしっかりと、パブリックコメント、市民の人たちの声を生かした形での中身をしっかりつくっていきたい、そのようにお力を発揮してくださるように期待しております。  続きまして、処分場の問題。  今全国あちこちで深刻な問題になって...全文を見る
○中川(智)委員 きょうは大臣の所信に対する基本的な質問ですので、答弁を受けて、しっかりまた精査しまして、詳しいことは後日の質問に譲りたいと思います。  それでは三点目ですけれども、この基本計画案には、廃棄物処理施設の高度化、集約化や長寿命化が進んで、これらの施設では可能な限り...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、少し角度が違いますが、次の質問は、今の住民の理解、住民の参加、環境というものを一人一人の国民も一緒になって守っていこうという、これは環境省が環境のかなめの省であって、私たち住民の本当に味方であるというところからの質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○中川(智)委員 私も大臣と全く同じ思いだということで、とてもうれしい御答弁でした。  今大臣がおっしゃられたように、生態系保全の取り組みの強化、今の施策を強化していくということが述べられています。  生物の多様性というところでは、人の手の入っていない原生林という場所よりもも...全文を見る
○中川(智)委員 そこで、本当に豊かな里地里山が、これも環境省の補助金によって消えていこうとしている。本当に危機的な状況に今ある例を具体的に一つお示しをいたしまして、ぜひとも残すために一生懸命、環境省の力でと思うのです。  大臣は、所信表明の中で、はっきりと物を言うべきことはは...全文を見る
○中川(智)委員 私も住んでいるところは宝塚なんですけれども、やはり都市圏に焼却場をつくることがなかなか難しくなっている状況がありまして、人家が割と少ない、用地の買収なんかもしやすいところとなりますと、非常にこういう矛盾というか、本当にある意味ではすごく豊かな自然をつぶす、それに...全文を見る
○中川(智)委員 ぜひとも、大切な川西の環境、里地里山を守っていただくためにお力をかしていただきたいというお願いをしまして、質問を終わります。ありがとうございました。
03月18日第156回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  まず、アメリカの国連決議なしでのイラク攻撃、これに対して小泉総理がアメリカを支持すると言ったことに対して、強く抗議をしたいと思います。それに、最大の公共事業であり、最大の環境破壊である戦争を絶対にさせてはいけないという思...全文を見る
○中川(智)委員 続きまして大臣、今、未認定患者の原告が百八十八名いらっしゃいますが、このうち何人くらいが、質問通告しておりませんが、大臣、百八十八人の原告の方の中で大体どれぐらいの方が生活保護に頼っていらっしゃるとお思いでしょうか。わからなければ、大体どれぐらいだと……。
○中川(智)委員 三分の一が生活保護です。やはり生活苦というのが、病気の苦しさとそして生活苦が追い詰めているということに関しては、大臣、御認識はしっかりおありだと思いますが、もう一度、生活苦ということに特化して少しお考えを伺いたいんです。生活保護に頼らざるを得ない。  これを申...全文を見る
○中川(智)委員 私は、鈴木大臣が人でなしなんて全然思っておりませんので、人の心がしっかりわかる、人の痛み、苦しみがしっかりわかる大臣だと信じております。  そして、今大臣がおっしゃったように、それは因果関係とかいろいろなことを言ったらば、本当に病気、ぜんそくなどで、原因は違っ...全文を見る
○中川(智)委員 今私が話しましたのは、救済制度などのことで具体的な話し合いをしたことはあるかということ。もう一度お願いします。
○中川(智)委員 私がなぜ最初にこの被害者の方々の現状を大臣に、皆様にお伝えしたかと申しますのは、待ったなしの状況なのだということでお話をいたしました。  これは鈴木大臣も、私は厚生労働委員会で御一緒いたしまして、そのときの経験を少しお話しさせていただきますと、ハンセンの問題も...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、もう裁判にしか訴えられないわけですね、すべて。では、行政というのは何のためにあるんでしょう。
○中川(智)委員 大臣、ちょっと先ほどの患者の方々の話に戻りますが、この患者の方々は病院に入院しても個室に入らざるを得ない方が多いんですね。今医療機関ではぜんそく患者の方は認定患者よりも未認定の方がふえているという現実があります。大臣は、発作で苦しんでいらっしゃるぜんそく患者の方...全文を見る
○中川(智)委員 大臣がおっしゃったように、いわゆる大部屋に入ると、夜中に発作が起きますので、もうとてもやはりそこの病室には皆さんに迷惑だからいたたまれないということですから、未認定で仕事も続けられなくて入られる方というのは本当に一刻の猶予もないというのが現実なんですね。  私...全文を見る
○中川(智)委員 私は、鈴木大臣だったら、この被害を受けていらっしゃる方の苦しみというのは一日一日、毎日毎日のことで、ずっと待ってきて、まだこれからと。裁判しかない。その裁判もやはり長いしお金がかかりますし、精神的なものはどれだけ重いかと思うので、英断を期待したのですが、残念でご...全文を見る
○中川(智)委員 調査していないということですが、調査すべきではないでしょうか。
○中川(智)委員 私どもの手に余るんだったらほかに手をかりればいかがですか。
○中川(智)委員 では、調べられる範囲でいつごろまでに調べられますか。
○中川(智)委員 今まで十五年間もありまして、これほど社会問題になっているのに。本当に、私、環境省というのはほかの省庁より好きだったんですけれどもね、何か、私たちの味方という感じで。公健法の審議をやっていると非常に寂しい気持ちになりますが、まあ頑張ってくださいね。本当に情けなくて...全文を見る
○中川(智)委員 次に、これは、判決の後、原告と自動車会社が取り交わした確認書ですが、トヨタ自動車の法務部長は、三のところで、「当社は、行政が新たな救済制度を制定する場合、社会的要請も踏まえて総合的に対応を判断」する。日産も同じようなことですね。三菱自動車の方も、「当社は、行政が...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、メーカーはそうなんですよ。責任は判決では言われていなくて、国が言われていて、だけれども、メーカーはこうやって原告の人と確認書を交わして、行政で制度ができればそれに対してきっちりと話し合いに応じる用意があるということを言っているわけなんですよね。ですから私は...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、最後になりますが、これは質問通告しておりませんが、南川部長にちょっと伺いたいんですが、先日、東京理科大の研究室で、武田教授とおっしゃいましたか、その方がディーゼルからの排ガスをマウスに吸わせてマウスの実験をしたらば、いわゆる環境ホルモンが子供にも影響す...全文を見る
○中川(智)委員 もう時間になりましたが、大臣、世界的にこういう研究が余りないと答弁の中でもありました。  私は、日本の道路行政そのものが、人が暮らしている中にずかずか入り込んできて、人が住んでいようと住んでなかろうと、反対運動があろうと、どんどんそこに道路をつくっていって、周...全文を見る
03月25日第156回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○中川(智)委員 本日は本当に貴重な御意見をありがとうございました。  まず、島参考人にお伺いしたいんですけれども、千葉大の調査ではゼロ、そして二倍のところ、そして四倍。今回、判決ではその四倍の部分というところが司法によって認められ、そして裁判に勝ったという現実があるんですが、...全文を見る
○中川(智)委員 では、続きまして村松参考人に伺いたいんですが、先ほど青山参考人が国の不作為と言われました。やはり私も全くそのとおりだと思います。これだけ司法での判断というのがはっきりしておきながら、一切、未認定患者を救わない、新たな救済制度をつくらないということは、もう怠慢を通...全文を見る
○中川(智)委員 村松先生がごらんにならないだけではなく、なれないと思います、やっていないですから。それは、この間の答弁でそのように。  それで、続きまして、私も、被害実態というのが本当にわかっていないのではないか、わかっていながら目をつぶるという状況があるのかもしれません。 ...全文を見る
○中川(智)委員 続いて、青山参考人に伺いますが、青山先生がそのような発作を起こされて苦しんでいらしたのを、きょう初めて伺いました。  それで、青山先生は本当に環境全体の専門家でいらっしゃいますけれども、ついせんだって、いわゆる排ガスの中のいろいろな化学物質、汚染物質が子供にも...全文を見る
○中川(智)委員 では、最後にお二方に質問したいんですが、やはりこれはもう早急に救済制度を確立すべきだ、これは立法府の責任でやるべきだと。そして、しっかりした財源というのも、これは先ほども道路責任者、そして国交省もありますし、メーカーも原告とは確認書を交わしております。浅野参考人...全文を見る
○中川(智)委員 どうもありがとうございました。
04月03日第156回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは、初めて鴻池大臣に質問をさせていただきますので緊張しておりますが、何とぞよい答弁を期待して、質問に入らせていただきます。  ちょうど私は、阪神・淡路大震災の一年半後に議員になりました。当時与党でございまして、鴻...全文を見る
○中川(智)委員 ぜひともよろしくお願いいたします。  私は、生活再建支援法、あの当時は、被災地出身の議員ということもございまして、本当にあの中身に関しては、阪神・淡路の方々を助けたいという思いは非常に強うございました。ですので、割と、地震災害というものをみずから経験した中で、...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございます。  そこで、アンケート調査では、今、島民の方々に、避難解除になったら島に帰りたいかどうかというアンケートをとられたそうなんですね、東京都の方も。そうしたら、九割の方々が、一日も早く帰って三宅で暮らしたいというアンケート結果だったそうです。...全文を見る
○中川(智)委員 私は、ある意味では、三宅村の足りないところを補うのがこの決議としてあるのではないかと思うんですね。やはり村が主体ではありますが、避難生活をして、どんどん生活保護に移行せざるを得ないほど、今本当に生活が困窮している、そして、年金をよりどころに、なれないところで一生...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、本当に議論をしないといけないということを今痛感いたしました。  決議がどれほど重いものであるか。この委員会で決議を出したことです。立法措置というのはその中にうたわれていることです。不公平とか公平ではないんです。目の前に被災者がいるんです。その人たちが帰れ...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。  私は、きょうは鴻池大臣に対して、公平とかそういうことじゃないんです。法律議論じゃない。これは、決議に対して政府は責任があるということを言っているんですよ。そうですよ。行政府に対する、政府に対する決議です。最初おっしゃったとおりですよ。それに対...全文を見る
04月16日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは、文部科学副大臣の渡海副大臣に、熱中症の問題で質問と御要望をいたしたいと思います。  毎年毎年子供たちが熱中症で、本当に毎年何人も命を落としています。私は、熱中症は防ぎ得る事故、そのように思っております。特に文...全文を見る
○中川(智)委員 実態調査に取り組んでいただくということです。これは、死亡と、そして重い後遺症を残したものということで、まずはそこに取り組んでいただきたいと思います。  畳みかけるような質問で申しわけございませんが、もう桜も散りました、夏がいよいよ目の前なのですが、期限をどうか...全文を見る
○中川(智)委員 私は、これは毎年繰り返されているので、ことしの夏はそのようなことがないように。たった一人の命さえ重いものです。朝元気で行ってきますと学校に行って、物言わぬ体になって二度と帰ってこないという、親御さんのそのつらさと、そして助かる命が助からなかった、未来をなくしてし...全文を見る
○中川(智)委員 時間ですが、最後にもう一点、渡海副大臣、このたった一ページの「熱中症に注意」というペーパーだけなんです。むしろ分厚い中の一ページというのは見逃されます。  今、指導を徹底していくとおっしゃいましたが、今まで指導が徹底していれば、毎年こんなに子供が死ぬことはない...全文を見る
○中川(智)委員 はい。  平成十一年は二百三十四人だった搬送が、十四年は六百二十九人、三倍近く、熱中症で救急車が動いています。  最後に、検討委員会を設置していただきたい。文部科学省として、このような学校災害の問題で、検討委員会で、専門家や当事者の方たちの検討委員会でもって...全文を見る
○中川(智)委員 よろしくお願いします。ありがとうございました。
04月18日第156回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  まず最初に、独立行政法人再生保全機構の業務であります健康被害予防事業について御質問をいたします。  再生保全機構は、公害健康被害補償予防協会が今行っています大気汚染による健康被害の予防事業を引き継いでいくことになります...全文を見る
○中川(智)委員 やはり今の運用益というのは非常に心もとないということでの南川さんからのお答えがございましたが、この際、事業内容の見直しとか財政計画というのを具体的に示しまして、皆さんの安心を生む、それに対する取り組みの決意というのを、改めてやはりしっかり内容の見直しということも...全文を見る
○中川(智)委員 やはり大気汚染被害のぜんそく患者の方々の生活の大変さというのがこの委員会でも深く議論されたわけですが、先週日曜日の都知事選で石原都知事が再選されました。この問題に対して国の姿勢というのを厳しく批判していらっしゃいましたし、また、救済に対してやはり取り組むべきとい...全文を見る
○中川(智)委員 私も石原都知事というのは余り面と向かってお話ししたくないタイプなんですが、ぜひともこの大気汚染の問題、被害者の救済の問題については一度、大臣、石原都知事とお話し合いをするお気持ちはおありでしょうか。
○中川(智)委員 どうぞよろしくお願いいたします。  続きまして、地球環境基金事業についてお伺いしたいと思います。  平成十三年に閣議決定されました特殊法人等整理合理化計画によりますと、地球環境基金事業について、国が明確な政策目標を決め、それが達成されたときには助成措置を終了...全文を見る
○中川(智)委員 環境問題というのは、全国各地でさまざまなNGOの活躍というのが目をみはるものがございます。  私の知り合いも、森林を守るために、山に入っていろいろドングリの種とかそういうのをまいたりという活動をしております熊森協会という団体が、小さいんですがございます。その人...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。  続きまして、日本環境安全事業株式会社法案について伺います。  PCBの廃棄物の適切な処理体制の整備につきましては、PCB特措法の制定のときにいろいろこの場で議論をしてまいりました。PCB廃棄物の一定期間内の処理を達成するためには国が責任を持...全文を見る
○中川(智)委員 本当に、どのような事故が発生するかもわかりません。国の責任というのを明確にしていただいたということで、やはり事故が起きないということが最大限の大切なことですが、その後自治体やいろいろなところに責任転嫁をするのではなくて、国の責任というのを明確に肝に銘じてやってい...全文を見る
○中川(智)委員 今大臣の御答弁の中では、製造業者からの出捐についての見通しというのは、今後とも協力を要請していくという一言だったわけです。三十年間放置していた国の責任というのは非常に重いと思いますが、具体的に、どのような会社に、どのような形で今後協力を要請していくのかというとこ...全文を見る
○中川(智)委員 腰を引けて協力要請をしていくのではなくて、しっかりよろしくお願いいたします。  続きまして、三月十三日にPCBの廃棄物処理基本計画案が出されまして、四月中をめどに策定されるということになっておりますが、このPCBの廃棄物の処理をスムーズに進めていくためにも、民...全文を見る
○中川(智)委員 今お答えの中にありました二十八年七月までにという安定器について伺いたいのですが、小中学校の蛍光灯の中の安定器が、PCBを含んでいるものについてすべて取った後、学校の中の物置ですとか、いろいろなところに置いて保管をしているのですね。そして、子供たちがお掃除などをす...全文を見る
○中川(智)委員 よろしくお願いします。  続きまして、環境省が認可した五カ所のPCBの廃棄物処理事業はいずれも化学処理を採用していますが、化学処理について、事業側のみが、科学的知見に基づく安全性の根拠やデータをある意味では独占しておりまして、その情報を公開しないということでの...全文を見る
○中川(智)委員 私が今質問いたしましたのは、企業側、そのような化学処理を行ういろいろな技術を開発して、そういう事業者が情報を委員会の方に出さないということもあるわけですね。全部出させるわけでしょうかね。
○中川(智)委員 結局いつもこのごろは、本当に悲しいことですが、国が安全だ安全だと言うほど住民は不安だ不安だとなってしまうわけですね。何か本当にそれは悲しいことですが、それはどこかで、都合のいい情報だけ出して都合の悪いものは出さないというこれまでの歴史があって、そのように悲しい現...全文を見る
○中川(智)委員 きのうもレクのときにこういうふうに話したら、それは憲法に触れるとかいろいろ言われましたが、やはり安全性を本当に納得してもらうということが基本ですので、努力をよろしくお願いしたいと思います。  先ほども藤木委員から御質問がありましたが、私もとても心配しております...全文を見る
○中川(智)委員 それでは最後の質問ですが、この設置地域を決定した基準と理由をお聞かせいただきたいと思います。
○中川(智)委員 カネミ油症発生の北九州、九州ということで、私も、本当に思いがかなりおありだと思いますので、絶対に事故などないようなことで進めていっていただきたいと思います。  これで終わります。ありがとうございました。
05月09日第156回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。  きょうは、旧日本軍の毒ガス遺棄問題につきまして質問をさせていただきます。  けさからの審議でも、やはり水問題というのが多くの委員から取り上げられております。水というのは命をはぐくむもので、本当に大切なものだと思...全文を見る
○中川(智)委員 今の南川部長のお話の中で、早急にということは、それはもちろんそうであると思います。大体いつごろをめどにというのは、いわゆる原因結果、因果関係などを含めて、そのものに対して大体の後のめどというのをもう少し具体的に伺いたいのと、いわゆる指揮命令系統、責任官庁がどのよ...全文を見る
○中川(智)委員 では、部長が総括責任者となっておやりになるということで、環境省という理解でよろしいでしょうか。
○中川(智)委員 ちょっと大臣、これは、本当に縦割りで、住民の方々、被害に遭った方々も、結局、一番近いところは町、そして健康被害に関しては保健所なりということで厚生労働省、また県の責任もありますし、でも、やはり旧軍の遺棄したものだという前提で私はやるべきだと思います。ですからこれ...全文を見る
○中川(智)委員 それでは南川部長に再び伺いますが、住民への説明会の後、また住民からの、被害者の方々からの聞き取り調査というのをおやりになったと思います。どのような御要望が出てきたか、何回されたか。そのあたり、ちょっと詳しく。
○中川(智)委員 私も被害住民の方にまだお会いしていませんので、間接的なお話を聞いたわけですけれども、私は、因果関係とかさまざまなもの、それは同時並行的にとても大事なことだと思います。でも、まず国として救うべきは、その被害に遭われた方々の精神的なもの、そして同時に、経済的な援助が...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、きょうは内閣官房の方もおいでいただいておりますので、やはり神栖町の問題は内閣官房の指示によって各省庁が動くということになっております。これは報道では旧日本軍の毒ガスというふうに、まあほぼ言い切っての報道をされておりますし、午前中の大臣の答弁でも、旧軍と...全文を見る
○中川(智)委員 本当によろしくお願いします。  いつもやはり置き去りにされるのは人の問題なんですね。もしもこれが撤去作業をしているときにその作業員が事故に遭った場合は、きっちりそれは補償されると思います。でも、そこにそういうものがあるのを知らずに暮らしていて、そこで被害に遭っ...全文を見る
○中川(智)委員 各省庁の連携が極めて重要だと思いますし、私は、そのような調査ももちろんですけれども、被害者の方々の救済というのを本当に積極的に今すぐしっかりと、県に今は聞き取りなどを任せているとおっしゃいましたが、環境省が、やはり国がきっちりと対応してくれるんだ、これに対しては...全文を見る
○中川(智)委員 自治体に相談するのはもちろん大事だと思います。でも、知事がわざわざ本当に必死の思いで申し入れ、要望にいらしたわけですので、やはりその意を酌み取って早急な対応をお願いしたいと思います。  この遺棄毒ガスの問題は、国内だけには限りませんで、今、一九九七年四月二十九...全文を見る
○中川(智)委員 二つ確認したいんですけれども、この事業内容は、主に撤去するための道路づくりですとか無害化のための研究費用とかいろいろあると思いますが、作業に従事していらっしゃる方がそこで何か被害に遭われた場合は補償費というのはその中に入っているのかどうかということと、この計画の...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、もう一点伺いますが、今、撤去作業に従事する人の補償ということがございました。  先ほど、神栖町の問題でも、本当にそこで暮らしていらしたりそれで被害に遭った人たちは、補償というのは中国の問題でも裁判しかないわけですね。私は、非常にこれは矛盾している、そ...全文を見る
○中川(智)委員 私は、やはり今の外務省の論調というのをずっと続けているということは、国際的にも、いわゆる今後の日中関係にも悪い影響しか及ぼさないと思います。一生懸命片一方では撤去していながら、人の被害に対してはそのようなことで切るということは人道的に許されないと思うんですね。そ...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。連合審査に引き続いて質問させていただきます。  私、中環審を拝見いたしまして、やはり拡大生産者責任というのが、今回の廃掃法の改正の中で非常に期待を持ってその法案の中身を待っておりましたら、やはりいろいろなこと、議論や、省内で...全文を見る
○中川(智)委員 やはり、ごみを本当に減らしていく、二十一世紀、環境の世紀と言われておりますし、またごみ問題というのは重要なテーマであります。  でも、やはり一方ではどんどんどんどんつくられていって、そうしたら当然ごみもふえていく。消費者といたしましては、やはりいろいろきれいに...全文を見る
○中川(智)委員 今回の青森、岩手でも、自治体が一生懸命調べて、一万事業者ですか、大変な作業だったと思いますが、やはり現行のマニフェスト、これは現場で働いていらっしゃる自治体の職員の方なんかに聞きますと、このマニフェストというのは、山積みしていて、チェックなども全くされていない。...全文を見る
○中川(智)委員 私、その現場の方の話を聞いたのは、きのうです。ですから、非常に最近ですね。  ですから、やはり何か、一本化する、そして、なるべく人の手を煩わさなくてもしっかりルートが特定できるということが大事だと思います。非常に難しい問題であると思いますけれども、やはりこれは...全文を見る
○中川(智)委員 やはり不法投棄が起こって、こんな状況になって、そして多額の税金を投入するのでしたらば、やはり入り口のところで、雇用の創出ということもあわせて、環境行政の人手、人は石垣、人は城ですよね。そんな感じで、やはりそう人をきっちりと配置していただきたいし、環境省ももっと人...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、ちょっと飯島部長に伺いますけれども、一つには、各自治体ごとにばらばらではなくて、全国的な基金が既にある中で、それである意味では自治体の悩みというのを解消していくめどというものがあるのかどうかということと、もう一つは、自治体に協力要請をされているその感触...全文を見る
○中川(智)委員 基金とかお金とかというといろいろ問題あるでしょうから、ぜひとも国の音頭取りというのをよろしくお願いいたします。  続きまして、環境汚染について伺いますけれども、先日市原に視察に行きましたときに、県の部長さんに、環境調査というのはどのようになっているかということ...全文を見る
○中川(智)委員 環境汚染の調査を国が行う必要がない、あくまでもそこは自治体に任せている、いわゆる産廃の場所だということは納得できないんですけれども、大臣、環境調査は県でやれといっても、やはり、県、あれだけの広さで青森、岩手両県にまたがっていて、そして技術的なものも国と比べては非...全文を見る
○中川(智)委員 岩手県が独自に調査しましたね、二〇〇〇年の五月。そうしたらば、廃棄物から鉛やカドミウムが検出されて、現場内のたまり水の土壌検査でダイオキシンが環境基準の八十二倍の値が出ているわけですね。  そして、そういうことになりますと、そのようなダイオキシンの土壌汚染とい...全文を見る
○中川(智)委員 私は、県がやるからうまくいかないとかということを申し上げているのではなくて、このような特殊な場合は、やはり環境汚染に対してどうなのかということを日本の国としてしっかり持って、それをこれからに生かさなければいけない。それは、単に両県で努力して頑張ってやっても限界が...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、質疑時間が終了しましたという紙が来ましたので、終わります。ありがとうございました。
05月16日第156回国会 衆議院 経済産業委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  きょうは、冒頭に、質問通告をさせていただいていなくて大変申しわけないのですが、けさの報道にもありまして、私も一度、経済産業大臣また環境大臣にお伺いしたいことがございましたので、最初に化学物質過敏症の問題について、冒頭、お...全文を見る
○中川(智)委員 通告しておりませんので恐縮ですが、お答えがなければもうそれであきらめますが、その連絡会議というのは、どうなんでしょう、どこが責任省庁でありまして、その実態調査とか被害者の聞き取り、被害者というか患者の方々の声を直接聞かれたりとか、そういうのでしょうか。
○中川(智)委員 突然の質問でしたのに御丁寧な御答弁ありがとうございました。  これは、本人には本当に責任がございませんで、あすは我が身というふうにも思います。これほど化学物質が広くあちこちに使われている状況の中で、やはり健康被害をもたらしてはいけない。ぜひとも環境省には、実態...全文を見る
○中川(智)委員 はい、わかりました。  それで、この化審法の中では、主務大臣が、知見によって被害が生じるおそれがないことの確認を行うというふうにされていますけれども、製造・輸入量が十トン以下の新規化学物質の毒性試験を免除された化学物質に、後になって毒性が判明した、そういう場合...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、今回の改正の中では、人の健康だけではなく動植物の生息や生育にも着目することが目的に追加されましたが、このことは非常によいことだと思っております。  そこで、化学物質の管理を充実していくためにも既存の化学物質の安全性の確認というのを早急に行っていくべき...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、最後の質問になりますが、PRTR法というのは非常に期待しておりましたが、そのPRTR法の活用ということで一点質問いたします。  このPRTRは、排出量の把握と管理の改善の促進という名称なので、当然といえば当然ですが、事業者は排出量と移動量を届ければい...全文を見る
○中川(智)委員 どうもありがとうございました。
05月19日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○中川(智)分科員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。  きょうは、川口外務大臣に、中国におきます遺棄毒ガス問題と、あわせてまた中国のSARSの関連に対して質問をいたします。  まず、遺棄毒ガス問題ですが、五月十五日に、中国に遺棄された毒ガスで被害をこうむりました方...全文を見る
○中川(智)分科員 請求権の問題は、そのような主張は存じております。しかしながら、これはいわゆる道義的な問題として、それと一つには、それ以降に起こった被害、戦時下の問題とかではなくて、それ以降に起こって具体的に被害者の方がいらっしゃるということでありまして、私は認識を異にする問題...全文を見る
○中川(智)分科員 私は、請求権の問題というのを超えて、その後に起きた被害に関して、やはりその被害を受けた方々が実際に存在して、結局は裁判、司法の判断を仰ぐしかないというのは、いかにも情けないという思いがあります。また、本当に、人を助けていく、人道的、道義的責任というのは厳然とし...全文を見る
○中川(智)分科員 それでは、一時帰国勧告が解除される要件というのが、今後動きをいろいろ見まして中国に対しても変わっていくと思いますが、もしも一時帰国勧告というのが解除されるならば、それはどのような条件を満たした場合であると考えられるのか、また、見通しについてお伺いしたいと思いま...全文を見る
○中川(智)分科員 北京市の状況とか、そういうふうにおっしゃいますが、本当に、情報をきっちりどういうところからとって、そして日本政府として日本大使館と連携してどのように積極的に手段を、手だてを打っていくかということが大事であるのですが、四月二十九日、あんなぎりぎりになるまで、どこ...全文を見る
○中川(智)分科員 それでは、今、一時帰国勧告というのを解除される見通しはお持ちになっていないという理解でよろしいんですか。
○中川(智)分科員 北京市の方はスムーズに暮らしなんかできていないわけですよ。それはできていませんよね、いろいろなところから患者が発生し、ホテルの中でも本当に売店も閉まり、いろいろレストランも閉まり、ホテルも北京飯店とか長富宮とかも休業状態ということで。そして、こちらから積極的に...全文を見る
○中川(智)分科員 余り悠長な話じゃないわけですね。毎日毎日そのような不安を抱えながら暮らしているわけで、在留邦人の身の安全を守るというのは、第一義的に非常に大事だと思うんです。  大使館の中でも医務官、お医者さんもいらっしゃるわけですし、いろいろな取り決めの中で医療行為ができ...全文を見る
○中川(智)分科員 中国政府からの要望がなければ行けないものでしょうか。
○中川(智)分科員 私は、六日が短いとか長いとかということではなくて、短いからこそ一堂に集めなければいけない。一カ月でも行ってくださっていれば、その間に小規模のグループで話ができるわけですね。私は、本当にもう少し長くきっちり行っていただいて、在留邦人の方々への対応を親切にやってい...全文を見る
○中川(智)分科員 わかりました。  邦人のためにもやはり出していただきたい。ちゃんと外務省が判断をして、在留邦人のために出していただきたい。  そして、今、相談には乗られるということでしたが、そうしたらば、ちゃんと在留邦人にきめ細かい情報を流して、このように受け付けるからと...全文を見る
05月20日第156回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。きょうは、本当にお忙しい中、貴重な御意見をありがとうございました。  まず最初に、長葭さんに質問をいたしますが、今回、このような形で青森、岩手の県境にあれほど、豊島以上のものが不法投棄されまして、本当に、この一日も早...全文を見る
○中川(智)委員 では続きまして、前田参考人ともう一度長葭参考人に伺いたいんですが、マニフェストの効果というのがこのような不法投棄防止などに今回どれほど役立ったのかなということを思います。それで、このマニフェストというものが、全国一律に同じような様式で、そしてできれば電子化などを...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、続きまして大橋参考人と大塚参考人に伺いたいんですが、私もずっと地域の市民運動で環境問題に取り組んだりしておりまして、現在でも私の住んでいるそばで、三十万人の水がめとなっているダムのすぐ横で、これは焼却場ですが、建設が予定されて、非常に環境問題また健康の...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございました。  続いて、もう一度長葭参考人に伺いたいんですが、できれば時間があれば前田参考人にも、お二方に伺いたいんです。  先ほど前田参考人の資料の中で、「廃棄物担当部局と他の部局との連携が不十分だったこと」ということが反省の中に挙げられており...全文を見る
○中川(智)委員 どうもありがとうございました。
05月23日第156回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  まず、きょう、この二つの改正法案の採決まで行われるわけですけれども、基本的には一歩前進ということで、きっちり賛成をさせていただきたいというふうに思っておりますが、やはり残された課題がたくさんあるだろう。その課題に対する解...全文を見る
○中川(智)委員 次の改正、なるべく早い時期に、それまでの頑張りを期待いたしております。  続きまして、今回、産廃の問題ですが、ちょっと一般の家庭ごみの関連で御質問したいんです。  私は結構、転勤などをいたしまして、いろいろな場所で、県が変わって暮らしたり市が変わって暮らした...全文を見る
○中川(智)委員 何か環境省のPR答弁になりましたが、よくわかりました。どうもありがとうございます。  続きまして、これも一廃の問題なんですが、約七十七品目、自治体が適正に処理できない品目などがあります。  私は、本当に困っていらっしゃるだろうと思うんですね。生産者の責任は一...全文を見る
○中川(智)委員 検討会を早急に設置していただきたいと思います。そのときには、やはりその現場で働く人たちをしっかり入れていっていただきたいと思います。いろいろな分野の方たちの意見を総合して、早くに前に進むように、検討会の立ち上げを重ねて要望いたします。  いつごろ設置ということ...全文を見る
○中川(智)委員 続きまして、医療ごみの問題を伺いたいと思います。  医療ごみも、医療機関から出されるもの、そして最近ふえておりますのは、医療行為にはいかないんですが、家庭の中で使われた医療系のごみ。家庭から出される医療系のごみに関しては規制がございませんので、やはり皆さんが普...全文を見る
○中川(智)委員 今のその在宅医療の問題は、これはいわゆる事業者というか、売ったところが引き取るというのがやはり一番責任を持って処理できることではないかと思いますが、そこはどうでしょうね。
○中川(智)委員 わかりました。お願いいたします。  今の質問と少し関連するんですが、東京都の医師会の調べでは、いわゆる産廃業者で、医療系廃棄物に関してまともな業者は一割ほどしかいない。信頼してお金を払って業者に委託するわけですが、結局、不適正な処理をされてしまう。今回の法案の...全文を見る
○中川(智)委員 私も、五年ほど前ですか、この環境委員会で最終処分場を見に行ったことがございますが、その社長さんが、毎月もうすごい赤字だ、一生懸命きっちりやっていけばこんなに赤字になる、それでもやはり大切な仕事だから頑張っているんだということで、一つ一つの処理の中身を見たらば、こ...全文を見る
○中川(智)委員 こんなところで例に出したくないんですが、大気汚染の問題でも、調査のための調査とか、検討のための検討という時間は余りたくさんとっていただきたくないと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、最後に何点かダイオキシンの問題で質問をいたします。  能勢の問...全文を見る
○中川(智)委員 見解を一緒にさせていただいて心強い限りです。今後もやはり、いわゆる予防原則でありますとか、ダイオキシンをきっちりと規制する、より厳しく規制する形で環境省の取り組みを期待しております。  西尾局長に伺いますけれども、今、大臣からの御説明で納得はしたんですけれども...全文を見る
○中川(智)委員 どうもありがとうございました。終わります。
05月30日第156回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  私は、前々回の鳥獣保護法の改正といいますか、その議論のときには環境委員会におりまして審議にかかわらせていただきましたが、そのときにいろいろ、動物たち、特に野生動物というのは言葉が話せない、訴えることもできない、けれどもこ...全文を見る
○中川(智)委員 私が今伺いましたのは、新聞では法律も視野にということですので、今の大臣は、やはり法律をきっちりつくっていくという決意のあらわれというふうに受けとめてよろしいんですか。
○中川(智)委員 主に、その中身を検討するときに、中環審、審議会、そしてその中の野生生物部会やまた移入種対策小委員会というところでの議論というのがかなめになってくると思うんです。  私も、昨日夕方、どういう方々が委員になっていらっしゃるんですかということで、名簿をいただきました...全文を見る
○中川(智)委員 とても大事な審議会であり、やはり未来の日本のいわゆる生態系そのものに大きな影響を及ぼす、法制化も視野に入れた答申をなさるわけです。  今、自然保護団体、アサザ基金やさまざまなものもそうですが、NPOの活躍というのは、それは本当に私たち、頭が下がるものがございま...全文を見る
○中川(智)委員 私が申し上げているのは、ヒアリングではなくて委員としてきっちり入れるべきだと言っているんです。と申しますのは、私もさまざまな検討会やいろいろなものの傍聴に行っておりますが、最終的な答申や意見というのは委員会のメンバーが作成するわけです。間の意見というのは、聞きお...全文を見る
○中川(智)委員 大臣、環境行政というのは、やはり今、NPOの存在というのは無視できない。いつも使いたいときには使って、そしていざというときはもう本当に大学の先生ばかりですよ。あとは財団法人とかそういうのです。専門委員にしても、ほとんど、教授、助教授、事務局長、種苗部長、これは会...全文を見る
○中川(智)委員 今の大臣のお話は前向きなのはとてもよくわかるんですが、私が申し上げているのは、今回のこの委員会というのはとても大事だ、法制化の土台になる答申を秋ごろ出される、それを決める場所であると。大臣、後で局長からこの委員の名簿をもらってください。そして、バランスがいいかど...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、岩尾局長に伺いますけれども、今、輸入されて、ペットを個人が購入した場合、どこの国から、どこに、どれぐらいの量というのは把握はできているんでしょうか。
○中川(智)委員 今はそれは全然把握できていないと思います。それを把握しなければいけないという法律や条例がありませんので、本当に、どこの国から、野生の、ジャングルなどで密猟してきて、そして輸入されても、いわゆる検疫のところでの対象になっていなければ、どういう動物が、そしてどこの業...全文を見る
○中川(智)委員 ただいま終了とおっしゃいましたが、それは国土交通省が終了だと思っているだけでありまして、終了という認識はございません。  本当に、先ほども大臣が、NPOと一番やっているのは環境省だとおっしゃいまして、それが国土交通にも伝染いたしまして、国土交通もちゃんとNPO...全文を見る
○中川(智)委員 その最後の日とおっしゃる日は、NPOのアサザ基金がどうしてもその日は出席できない、だからほかの日にしてくれというのを強引に、出席しない、欠席裁判のような形で一方的に国土交通がそれを終了した、解散したということはおかしいし、これに対して、国土交通はそのような認識な...全文を見る
○中川(智)委員 もう一度、国土交通省の塩島さんに伺いますが、新たな公共事業、私はやはり公共事業というのは大事だと思うんですよ。それは、これから二十一世紀の公共事業というのは、やはり霞ケ浦のあそこを見て、地域の雇用の創出になっている、間伐材の有効利用になっている、いろいろなことで...全文を見る
○中川(智)委員 勝手に使って、都合が悪くなったらほっぽり投げるようなことはやめてください。  以上です。
06月03日第156回国会 衆議院 環境委員会 第12号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。きょうは、お忙しい中、ありがとうございました。  まず最初に、私も自然体で生きるということを人生のモットーにしておりまして、そしていわゆる想像力を持って議員活動をしなければいけないと思うんですが、この遺伝子組み換えのものに関...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございます。  本当に、参加が前提であるべきだという御意見をちょうだいしてから、やはり環境省、外務省、頑張っていかなきゃいけないということで、そのような御意見をちょうだいしたところでございます。  続きまして、鷲谷参考人、先ほどから、研究、アメリカ...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございます。  私も、遺伝子組み換え食品の表示の問題はほとんどNGOの方々とともにやってきまして、いろいろな情報もそちらから得ることが多かったんです。  続いて、加藤参考人に伺いたいと思います。  この遺伝子組み換え問題では、研究者としましては、...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、鷲谷参考人、申しわけございませんが、もう一度。  この河田先生のお話の中で、一つの目的のために十種類以上の生物の遺伝子混合も今珍しくない、大体四つ五つから、もう十種類も。そうなると、何が何だか本当にわけがわからなくなりますが、こうした組み換え遺伝子が...全文を見る
○中川(智)委員 もっとたくさん伺いたかったのですが、きょうはありがとうございました。
06月06日第156回国会 衆議院 環境委員会 第13号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  まず、質問に先立ちまして、ぜひとも大臣にお願いしたいことがございます。  せんだって環境委員会で、現地視察ということで霞ケ浦に行ってまいりました。私はつくづく百聞は一見にしかずだと思ったんですが、これはさきの国会での自...全文を見る
○中川(智)委員 ぜひともよろしくお願いいたします。たくさんのものを見て、そしてたくさんの方とお話をしてきていただくことをお願いいたします。  それでは質問に入りますが、先日の参考人質疑のときに、四人の方からいろいろなお話を伺いました。とても勉強になったんですが、やはりその中で...全文を見る
○中川(智)委員 今私が大臣にお願いいたしましたのは、小泉総理に、この法案、きょう全会一致で成立するわけですけれども、これを受けて、直接日本の総理からアメリカに対して言っていただきたいというお願いの御答弁をちょうだいしたいと思ったんですが、その部分はお答えいただけなかったので、も...全文を見る
○中川(智)委員 そのような努力があって、そして、本当に単なる受け手で、結局さまざまな遺伝子での汚染が広がったのでは、本当に目も当てられないと思うわけですね。ですから、今冒頭に大臣にお答えいただきましたが、やはりアメリカ、カナダ、オーストラリア、最大の日本への輸出国のカルタヘナ議...全文を見る
○中川(智)委員 やはり輸出国が締約していない、参加していない、それは、ある意味では非常に不公平な取引、関係だと思いますし、信頼関係というのはそのような基盤が確立してからやはり始まるものだと思っておりますので、前より積極的な参加呼びかけというのを、ありとあらゆる機会を通じてお願い...全文を見る
○中川(智)委員 では、どこが持ち合わせていらっしゃいますか。
○中川(智)委員 私は、モニタリングとか、これから一般の圃場で栽培するときに、今現在、何カ所でやっていて、そして、それは国でやっているのと県でやっているのとあると思うんですが、そのような情報、データというのをやはり環境省もしっかりつかんでおくべきだと思うし、また、その試験栽培の周...全文を見る
○中川(智)委員 具体的な数のことに関しましては、さきに通告をしておりませんでしたので申しわけなかったと思うんですけれども、やはりこれは基本的なところだと私は思いましたので、質問をさせていただきました。  では、一番最後の質問通告のところを前倒しで質問いたしますが、これは、全体...全文を見る
○中川(智)委員 どうぞよろしくお願いいたします。  続きまして、企業と組んで商品開発をしていきます承認取得者は、みずからが生物多様性影響評価書を作成することになっていますが、私はそれだけでは十分ではないと思うんですね。  と申しますのは、やはり遺伝子組み換え食品の表示問題の...全文を見る
○中川(智)委員 先ほどの局長の答弁の中で、事業者に対して報告を求めることができる、必要に応じてという表現をなさいました。その必要に応じてというところがみそだなと思ったんですが、必要に応じてというのはどのような範囲のことで、必要がないとするのはどのような対象でしょうか。
○中川(智)委員 それが見つかったときには遅いということを言っているわけです。  また、事業者は自分でモニタリングをやるという、事業者がやることになっているわけですから、都合の悪いことは報告しないでしょうし、いつもチェックして報告を義務化する、義務化にしないとだめではないかとい...全文を見る
○中川(智)委員 今、プロセスとおっしゃいましたが、やはりプロセスは大事だと思うんです。  専門家なんですが、第一種使用者の場合は、書類審査の際に生物多様性に関する専門の学識経験者の意見を聞かなければならないということになっていますが、この学識経験者の選定基準というのはどのよう...全文を見る
○中川(智)委員 大抵、専門家とかというのは、余り行政にとってうるさくない人を選びたがるもので、今回の遺伝子組み換えの問題などでは、私はむしろうるさい人を、うるさいと言ったら語弊がありますが、やはり在野での研究者。また、スターリンク事件のときなどは、実際見つけたのはNGOでした。...全文を見る
○中川(智)委員 やはり行政がどちらの立場に立つか、企業の利益の側に立つのか、それとも国民の健康を守るという立場に立つのか、ここはとても大事です。  遺伝子組み換え食品の輸入、表示の問題のときに、私とても理不尽だなと思ったのは、企業秘密と言えば何でも許される。そして、企業秘密が...全文を見る
07月15日第156回国会 衆議院 環境委員会 第14号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。  このたびのこの法案を出すに当たって御尽力をいただきました皆様方に、心から敬意と感謝をあらわしたいと思います。私もやはり環境というのは二十一世紀最大の一番大事なものだと思いますし、この環境委員会でこのような法案の審...全文を見る
○中川(智)委員 それではもう一点、ずっと議論になっております認定事業の登録のことで確認をしておきたいと思いますが、この登録を受けたことによって国による不当な介入が行われたり、逆に受けない者が環境教育の場から外されるものではないということを確認しておきたいと思います。いかがでしょ...全文を見る
○中川(智)委員 この法律が、今後の持続可能な社会に向けた環境教育の促進、強化にしっかり役立つものにしていっていただきたい。ともに頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
07月15日第156回国会 衆議院 国土交通委員会 第31号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子でございます。  きょうは、いわゆる都市基盤整備公団の建てかえ事業の問題について何点か質問をいたしたいと思います。その後、霞ケ浦のアサザ基金の問題について質問をさせていただきたいと考えております。  まず冒頭に、今通常国会でも、...全文を見る
○中川(智)委員 最後のところがやはり総裁らしい御答弁だったと思いますが、六法全書に載っているそのようなものばかりではなく、やはり住民の方々、居住者の方々の理解、協力というのが欠かせないということを最初に伺いまして、具体的な質問に入ってまいります。  きょうは、千葉県の柏市にご...全文を見る
○中川(智)委員 今の確認は、そのとおりであるというお答えだったと理解しておりますが、ちょっと最後、ごにょごにょというのでよく言葉がわかりにくいので、次は明瞭にお答えくださいますように、古屋理事、よろしくお願いします。  二番目ですが、そういう計画を進めるということで住民説明会...全文を見る
○中川(智)委員 ところが、この団地の建てかえ計画が発表された説明の中では千五百三十三戸にするということだったわけですけれども、十三年たった現在でも建設戸数はその半数の七百九十七戸、これでよろしいでしょうか。十三年たった現在でも、当初計画の千五百三十三戸のうち、七百九十七戸という...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、古屋理事にもう一点伺いますが、先ほどの御答弁の中で、ツーブロックに分けて工事を進めたということです。そして、その一つのブロックは建っているわけですが、その中でも一号棟と六号棟がいまだに未建設で、もう一つのブロックは一切建設がされていない。団地敷地面積の...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、伴総裁に伺います。  私も、昨年の夏、この光ケ丘団地を現地調査してまいりました。団地のあちこちに工事用のフェンスが張りめぐらされていまして、本当に、住居の周りがいまだに工事中、真っ盛り、そういう状態でした。その中に、もうずっと工事中のまま十三年間、人...全文を見る
○中川(智)委員 今の総裁のお話を聞いておりますと、バブルのときにこういう当初計画をつくった、いろいろ諸般の事情が厳しいから、これはもう公団としては抱え切れないから売るんだというお話ですが、私は、今後のことに関しましては、それも納得して入居者も判断する、入居するかどうか、買うかど...全文を見る
○中川(智)委員 民間の知恵をかりて、民間の力をかりて、そしてまちづくりに貢献するというのは聞こえはいいんですけれども、実際、私たちが住宅を求めるときには、賃貸の人でも分譲の人でも変わらないと思いますが、特に分譲の場合は、住環境も含めて購入するんです。本当に一生に一回の大きな買い...全文を見る
○中川(智)委員 総裁、ちょっと勘違いしていらっしゃるのは、私は分譲住宅を建ててくれということを言っているわけじゃないんです。方針は転換したので、その半分の、四ヘクタールちょっとの、そこに対しては、賃貸でも分譲でもいいんですが、住宅を建てる。当初計画は、そこは公団が責任を持って住...全文を見る
○中川(智)委員 そこですれ違ってしまうのは、具体化してからでは遅いわけですよ。具体化する前に、その責任をある意味では放棄して、公団が当初の約束とは違うことで転売して、民間に売ってしまって、そこに対してはこういうふうにしてくださいよと公団の方は話ができても、地元の方々の意見という...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、公募をして、このような公募があったとか、一つ一つの節目で住民の方々が説明会を要求すれば、誠実に公団はこたえていくという認識でよろしいでしょうか。
○中川(智)委員 私は、やはり住民の要望があれば説明会を開くという基本的なスタンスを持たないと、本当に、当初計画が勝手に変更されて、あのときはバブルだったからしようがない、民間に売る、そこは住宅が建つと思うけれども、公募して、そしてあらあら姿ができてから皆さんに説明しますじゃ、そ...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございました。  続きまして、アサザプロジェクトの関連の質問をさせていただきたいと思います。  これは国土交通省が、先ほども環境委員会の勉強会で河川局に来てもらって話を伺ったんですが、これも社会問題になっておりまして、今週のアエラも「霞ケ浦再び「死...全文を見る
○中川(智)委員 そのモニタリングも、昨年まではアサザ基金の方に委託していたそうなんですが、ことしはまだ委託をしておりません。コンサル会社に委託をして植物のことしかモニタリングをしていない、それは先ほど確かめました。  この検討会なり協議会の立ち上げは早急に必要だと思いますので...全文を見る
○中川(智)委員 では、時間ですから、これについてはまた続けてやりたいと思います。ありがとうございました。      ————◇—————
07月23日第156回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○中川(智)委員 社会民主党・市民連合の中川智子です。  まず初めに、今回九州を襲いました豪雨災害で亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りいたします。また、被災者の方々に対しましてお見舞いを申し上げたいと思います。  鴻池大臣におかれましては、すぐに被災地に飛ばれまして現状を...全文を見る
○中川(智)委員 私が今伺いましたのは冒頭のその一点でございまして、このような住宅ローンが非常に厳しくかぶっている人たちに対して、きめ細かな施策として利子の補給というのを考えているかどうかということで、これは、阪神・淡路大震災のときも兵庫県が積み立てた基金ということで柔軟な対応を...全文を見る
○中川(智)委員 そのような形で傍観者的に言われたら大変困るわけなんですね。もう三年になんなんとしている今の状況の中で、今の暮らしを支えていくのが大変だと。これは、もう島に帰らないで、あきらめてこっちでどうにかやっていくという選択をしていく人がこれからどんどんふえるということです...全文を見る
○中川(智)委員 もう発生しているからこのような質問になっているわけで、もう三年なんです。そこをしっかり考えていただきたいし、ガスの状況を見てとおっしゃいますけれども、これは自然相手のことです。そうやってじっと待っていて、先ほど藤木さんが話されたように、自殺者が出て人が死んでいっ...全文を見る
○中川(智)委員 それは文科の方で教育現場にしっかりと確認したことでしょうか。また、三宅の避難している島民の方々で、そのような学校に現在、在学中で、いわゆる義務教育じゃない方たちに直接、そのようなことをちゃんと対象としてやっているかどうかというのを、やはり国としても一人一人、そん...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。そのような制度がきっちりある、皆さんがそれをしっかりと申請してということでのお話をまた島民の方ともしていきたいと思っております。  続きまして、先ほども最初に話しましたけれども、三池、そして沖ケ平地区でございましたが、そこは、上田委員長を初め皆さ...全文を見る
○中川(智)委員 わかりました。  さまざまな島民の方々のお話を私も継続的に伺っているわけですが、大臣、今、島民連絡会議という組織を三宅の方々がつくられて、やはり月に一回元気な顔を見せ合ったり、この八月には、お祭りというか、一カ所に集まって皆さんで励まし合うということをしていら...全文を見る
○中川(智)委員 それでは、生活再建支援法関係の質問に移らせていただきたいと思います。  全国知事会、七月十七日に緊急決議ということで、大臣のもとにも御報告があったと思います。やはりこの知事会の議論というのはもう大変な議論だったそうですが、本当に温度差がすごくある、日本全国、ほ...全文を見る
○中川(智)委員 相沢英之会長を先頭にいたしまして、超党派の、今現在各党で八名のワーキングチームのメンバーで昨日から作業を開始いたしました。私もワーキングチームのメンバーになっておりまして、被災地出身議員として、鴻池大臣も被災地出身議員でありまして、当初のさまざまな施策に対して本...全文を見る
○中川(智)委員 まだ本当にこれからのことだと思います。私は、法としていいものができるならば、議員立法の部分で皆さんに御協力いただくということも一つの選択肢ですが、ぜひとも内閣として、前の支援法のときには皆さんこぞって反対されまして大変な目に遭いましたので、ぜひともしっかりと内閣...全文を見る
○中川(智)委員 ありがとうございました。