中川秀直

なかがわひでなお



当選回数回

中川秀直の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第80回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○中川(秀)委員 鈴木農林大臣に二点にしぼって御質問申し上げたいと思います。  まず第一に、今回の二百海里の問題が起きましてから、米ソ間においても漁業交渉がございまして、ソ連側が米国の西海岸の水域で従来の漁獲量を削減をされたというふうに伝え聞いているわけでございますが、その漁獲...全文を見る
○中川(秀)委員 その場合に、今度のイシコフ漁業相との会談によって当然そういった漁獲量の話というものにも触れていかざるを得ないことになるのではないかと思われるので、大臣の御苦労も大変なことだと思われるのでありますが、今回訪ソされて、仮に向こうが一方的に日ソ漁業条約の破棄を通告をす...全文を見る
○中川(秀)委員 御努力を切望いたします。  それから最後にもう一点だけ、日韓大陸棚協定と日本の大変重要な漁場でございます以西底びき漁場の水産資源の保護の関係についてお伺いをしたいと思います。  御案内のように大陸棚協定が今国会にまた提出をされた。改めてお伺いをしたいと思うの...全文を見る
○中川(秀)委員 一たん破壊された自然というのはなかなか戻るものではありません。くれぐれも御留意をなさっていただきたい重要な問題だと思います。  終わります。
03月03日第80回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○中川(秀)委員 運輸大臣にまず、お食事もなさらないで本当に御苦労さまなのですが、大きな問題からお伺いをしたいと思います。  非常にナウな新聞記事が出ているのでありますが、これは昨日の朝日の夕刊でございますけれども「値上げ国鉄サマサマ」で「笑い止まらぬ航空三社」こういう記事が出...全文を見る
○中川(秀)委員 航空運賃についてはいい御見解を伺ったと思っております。そういう方向で御処理を願いたいと思います。  次に、先ほど来、午前の質疑でも出ていた問題でございますが、運輸省における運輸行政の総点検本部、石田前大臣のときから、運輸行政全般にわたって、特に許認可事務の権限...全文を見る
○中川(秀)委員 いわゆる臨時行政調査会の答申によりましても、行政事務、許認可というものはできるだけ国民に身近なところでやりなさい、こう出ているのであります。これはもう永遠の理想であります。御検討に当たっては、そうした見地に立って、いまある数を減すだけでなくて、いまある権限の位置...全文を見る
○中川(秀)委員 大臣おられる間にもう一問だけお伺いをしたいと思いますが、午前中の質疑にありましたように、ともかく簡素な政府、国民に身近で便利な行政ということはいままさに日本の行政、政治にとって最も主要な課題になっている、こう認識をするものでありますが、総理の御指示に地方出先機関...全文を見る
○中川(秀)委員 行政改革には、何といってももう大臣、総理、ともかくそういう勇気の問題でございます。回りの意見あるいは諸団体の意見あるいは当該住民の御意見というもの、当然それはいろいろな角度から検討はしなければなりませんが、どこかで踏み切らなければできるはずはない。そういうことで...全文を見る
○中川(秀)委員 大変恐ろしい事件でございます。置いてあった物を食べる、あるいは置いてあったコーラを飲むということは、それはまた親の教育の問題、あるいはそんな物に手を出すのはおかしいじゃないかというわけ知りの言い方はあるかもしれませんが、いずれにしても、置いたと思われる犯人は無差...全文を見る
○中川(秀)委員 国鉄は出資をしていないんですか。
○中川(秀)委員 しかし駅隣接の、ともかく一般の目から見れば駅へ行く通路の一部でございましょうから、大変広いところでございますが、あれだけの何万という乗降客があるところでああした事件が起きたわけで、すんでのところだった。しかも命にかかわる問題でありますから、どうでしょう、新幹線の...全文を見る
○中川(秀)委員 よろしくお願いをいたします。  次に、同じように国鉄の問題でございますが、これは運輸委員会に提出をされている法案とも絡むわけでございますけれども、やや内閣委員会にも機構改革等の点で関係がある問題にもなろうかと思いますのでお尋ねをするのであります。  今度の国...全文を見る
○中川(秀)委員 そうすると、まだまだもっといろいろなお知恵が出てきていいと思うのですが、いずれにしてもそういった事業というか、資産活用をし、余り民間事業に侵食するようなことをやると、国鉄はたとえば保安林の解除等でも林野庁で特別に特権を与えられているというようなことで不公平じゃな...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。  次に、やはり国鉄の機構の問題になりますが、これは昨年だったと思うのでありますが、国鉄の地方組織が変更になりましたですね。いま国鉄には、関東で言うなら首都圏本部というのがある。東北、名古屋は、これは統括をなさるのは駐在理事室というのですか。しか...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。前段のいまの国鉄の地方組織、少なくとも北海道のように直してしまってからのそういった病弊は、いまの御説明程度なら最初から予想されたことでございまして、行きつ戻りつしないように今後は十分御配慮願いたい、こう思います。  時間がありませんので、最後に、...全文を見る
○中川(秀)委員 ともかくいままでやるやると言って、相当の年数がたっているわけですね。なまなかの普通の勇気ではだめなんでありまして、超勇猛心でいかないとだめです。この中間答申にもございますが、A、B、C、D、と四案ありますけれども、これ以外の案というのはないと思いますね。残すとし...全文を見る
○中川(秀)委員 振り分けの案なんかできておりますか。
○中川(秀)委員 質問を終わりますが、運輸行政のみならず、これからの行政機構、姿というものは、ともかく簡素に、そして国民に便利に、そして身近なところで行われるというこの原則をやはり貫かなければいけないと思います。イギリスあたりでは各省年次計画で、七年に一遍、各役所の機構あるいは公...全文を見る
03月12日第80回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○中川(秀)分科員 私は、五十年度末に建設省、国土庁で基本計画を承認いたしましたところの賀茂学園都市開発整備事業について、御質問したいと存じます。  この事業は、広島大学の統合移転を契機に、広島県賀茂台地といわれる地域に新しい学園都市をつくろうという事業でございますが、計画によ...全文を見る
○中川(秀)分科員 そうすると、整備計画は五十二年度中にはつくるということでございますか。おおむねいつごろの時期でございますか。
○中川(秀)分科員 わかりました。  文部省来ておられますか。広島大学は五十五年に移転して一部開校するという計画でございますが、いま公団の御説明と絡んで、この五十五年開校というものが基本的に計画変更はないかどうか。つまり間に合うかどうか。また、そのめど。一部開校ということですが...全文を見る
○中川(秀)分科員 そうしますと、公団の方が五十二年度に整備計画を立て、五十三年度から造成をするということになれば、おおむね一年ぐらいはかかるだろうと思いますが、いまおっしゃった工学部の建物等を実際に建築し始めるという時期は、五十四年からと考えてよろしゅうございますか。
○中川(秀)分科員 吉國総裁に改めてお伺いをいたしますが、五十三年の十月に一部敷地について造成を完了し、文部省に引き渡すことができるかどうか、この際はっきりさせていただきたいと思います。
○中川(秀)分科員 わかりました。御努力を要望します。  文部省にいま一度お伺いをいたしますが、ただいまのお話でございますと、配置計画は五十二年度中につくるということだそうでございますが、そのキャンパスの施設の数や種類、大まかなものとして現在詰められているものがどのくらいあるの...全文を見る
○中川(秀)分科員 わかりました。先に進ませていただきます。  この広大の移転に伴いまして、大学のキャンパスから広島にかけての一般国道二号線西条バイパスというものをつくる計画でございますが、この計画はこれからどのように進んでいくのか。用地買収やあるいは着工や完工のめどをお聞かせ...全文を見る
○中川(秀)分科員 いまの局長の御答弁、ちょっと実態と違うようなのですが、いまおっしゃった三・五キロ、工事は全く始まっておりません。用地買収も全く済んでいないという時点でございまして、計画が相当おくれているようでございますが、一層の御努力をお願いしたいと思います。まだ全くそういう...全文を見る
○中川(秀)分科員 公共事業全般そうでございますが、できるだけ早く計画を策定して、地権者、関係住民と話をするということが何よりもこれから大事ではないか、こう思います。図上でいろいろ御検討なさったものを、いよいよ時期が迫ったからぽんと出して、これでお上がやることだから協力せいという...全文を見る
○中川(秀)分科員 時間がありませんので先へ急ぎます。  実はいまの二本の道路は、現二号線に並行して走る自動車道でございます。人間の体で言うならば、あばら骨は横にできるのでありますが、その現道、西条バイパス、そして山陽自動車道、この三本の自動車道を結ぶ縦線とも言うべき路線が、こ...全文を見る
○中川(秀)分科員 時間がありませんので、最後のところだけ簡潔にお答えを願いたいのでありますが、地元の財政事情を見てといっても、いま見たってわかるのでして、何もこれは東広島市賀茂学園都市だけのケースじゃありません。全国でこれから公団がおつくりになろうとする新しい地方都市事業におい...全文を見る
○中川(秀)分科員 わかりました。ぜひ優先的に御採択願いたいと存じます。  それから、時間がいよいよありませんので簡単にお答えを願いたいと思いますが、この学園都市をつくります賀茂台地というのは、大変水のないところでございまして、下流町村では、上流部で水がとられてしまうのではない...全文を見る
○中川(秀)分科員 いよいよ最後の二間ばかりにしぼらせて御質問させていただきたいと思いますが、こういった地方都市づくりというものは、ともかくやはりふるさとの人たちの参加でつくっていかなければ、本当のものにならないと思います。そういう意味で、業者の選定等もなるべく地元優先で取り組ん...全文を見る
○中川(秀)分科員 最後に一問。  地元からは、将来この賀茂研究学園都市が完成の境には、ちょうど三原−広島間の新幹線が二十数分所要時間がある。こだま型の駅が大体十五分間隔ぐらいで通っておる状況で、ぜひこの学園都市の地域内に新幹線の駅を、こだま型で結構でございますから設けてもらえ...全文を見る
○中川(秀)分科員 いずれは御検討いただけますか。
○中川(秀)分科員 ありがとうございました。
03月14日第80回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
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○中川(秀)委員 きょうは大臣御出席でございますので、全体のエネルギー政策と石炭政策の絡みの総合的なことについて御確認をいただき、また御見解を賜りたい、こういうふうに私は思います。  まず大臣、一回五十年の四月にエネルギー対策閣僚会議というのをつくられて勉強会だけで休眠をしてし...全文を見る
○中川(秀)委員 大臣に重ねてお伺いをいたしますが、そうすると今回の関係閣僚会議は、財源の問題まで踏み込んで御議論をなさり、御結論を出されるのかどうか。前回の分は基本方向までで終わりで財源の問題は何ら御議論しない。その基本方向も、いま大臣がおっしゃいましたように原子力発電体制も状...全文を見る
○中川(秀)委員 それと同時に、せっかくこのエネルギー危機を踏まえまして関係閣僚がさまざまなお知恵を持ち寄って、今後のまさに民族の命綱とも言うべきエネルギー問題についてある一定の方向を出そうということでございますから、たとえば、いまの調子では経済成長率が三%に落ち込んでしまいます...全文を見る
○中川(秀)委員 具体的にお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず国内炭の生産コスト。いま生産コストが高いと言われている。ある推計によりますと、昭和六十年に恐らく原油価格というものはバレル二十ドルぐらいになるのではないかという一つの推測がございますけれども、そういう中で国...全文を見る
○中川(秀)委員 昭和六十年にもし原油価格がバレル二十ドルという価格水準になる、一つの推定でございますけれどもなるとすると、その六十年に国内炭がそれに伍していけるだけのコストが確保できるかどうか、その辺はいかがでございますか。
○中川(秀)委員 第二の問題として、いかに各種産業の石炭転換を進めていくかという問題が一つあろうかと思います。  いまここに一つのデータがございます。たとえば国内石炭二千万トン生産体制、海外炭一千万トン、こういう計画でございますが、いま石炭の消費の一番多いのは発電用でございます...全文を見る
○中川(秀)委員 計画どおりいけばいいのですが、いま長官おっしゃいましたようにいろいろなむずかしい問題があってそのとおりにいかなかったときに、また大変なことになるわけで、もう案だけつくっていたってだめです、念には念を入れて計画の推進をぜひとも願いたいと思います。  ところで、海...全文を見る
○中川(秀)委員 結論を出される時期及びそのコールセンターというのはどういう形態で、どういうところへつくられるのか、御見解があれば伺いたいと思います。
○中川(秀)委員 そうすると五十三年度からは、実際に候補地を決定をしてもう直ちにそういったストックセンター、コールセンターの設置を進めていくことになるのか、これはどうでございますか。
○中川(秀)委員 先ほど長官、お話がありましたけれども、環境対策でございますが、石炭は窒素分、NOxは原油よりも大方八倍という含有量があるわけでございます。排煙脱硝装置の開発というのは、これは言うはやすくてなかなかむずかしいことでございます。いつごろをめどにして、どの程度までいま...全文を見る
○中川(秀)委員 海外炭として、ここに資料をちょうだいしております関係予算を見ますと、五十年度から毎年四地区プロジェクトファインディングをしていく。五十二年度はまた四地区を予定しておると、いろいろ書いてあるわけですけれども、実はちょっと心配になることが一つございますのは、若干事柄...全文を見る
○中川(秀)委員 お尋ねをしたのはそういうことではなくて、これから海外炭について探鉱開発あるいは調査、実際にまた探鉱資金融資をする、あるいはまた債務保証基金で債務を保証する、いろいろなことをこれから政府として展開をしていくわけでございますけれども、実は原油の掘削、海外原油の開発に...全文を見る
○中川(秀)委員 最後に、各党委員からも御質問があったようでございますが、石炭の液化、ガス化、未来エネルギーとしてわが国の場合実用化がいつごろになるのか、またその実用化を早めるためにいまのようなのんびりしたやり方ではなくて、徹底した開発、先ほど大臣もお話がございましたけれども、西...全文を見る
○中川(秀)委員 エネルギーの問題はイデオロギーでも何でもない。イデオロギーでなくてエネルギーの問題でございますから、政治的な問題ではありません。われわれもそういうつもりでやっておりますので、世界の研究開発がこの程度だから日本はこの程度でいいのだなどと考えられたら大間違いでありま...全文を見る
03月14日第80回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号
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○中川(秀)分科員 私は、福田内閣が八月までに成案を出すと大変力を入れられることになっているはずの行政改革について若干の御質問をしたいと存じます。  まず、長官にお伺いをしたいと存じますが、望ましい行政の姿、行政機構、こういうものは大臣はどのようなものだとお考えになっておられる...全文を見る
○中川(秀)分科員 いま大臣がおっしゃった簡素な政府ということでございますが、臨時行政調査会の答申の中にも簡素な政府という言葉は使っておりませんけれども、行政というものは国民の身近なところになければいけない、いわゆる現地性ということで、事務処理は国民の一番身近なところでやるのをた...全文を見る
○中川(秀)分科員 としますと、これは総理の御指示のようでございますけれども、八月までに成案をつくってほしいという行政改革のたちまち当面する問題としての四つの柱を、特殊法人の整理統合とかあるいは審議会の整理とか許認可事項の統廃合とか地方出先機関の合理化とかという、この四つの柱を出...全文を見る
○中川(秀)分科員 そうしますと、国家予算で、たとえば五十一年度でも補助金の一般会計に占める割合が大方三三・七%、五十二年度三五%とだんだん大きくなっているこの補助金の問題も、当然この八月までに御成案を得る行政改革の検討対象の中に入れられると、こういうふうに理解してよろしゅうござ...全文を見る
○中川(秀)分科員 ぜひともそう願いたいと思います。  ところで、いま行管庁の監査のことが出ましたが、これは多分五十年の四月から七月にかけて第一・四半期に行われた監査のことを指しておられるのだろうと思います。この監査、全体の補助金からしますと長期で零細で同種なものがあるといった...全文を見る
○中川(秀)分科員 しかし、十年前同じような監査をしたときは勧告というかっこうで各省にもあるいは大蔵省にもそうした監査の結果を出しておられる、そういう経過もございますね。行政改革をやる場合は、仮にそういう監察をしていろいろな意見が各方面から巻き起ころうとも、結果的には政府予算案を...全文を見る
○中川(秀)分科員 その具体的な内容等についても、きょうは時間がありませんから省きますが、どのようなことになっているのかぜひ一度御説明を願いたいと思います。  いまお話伺いますと、この五十二年度予算でもなお措置しなかったものというものが十二件残っている。監察そのものは五十年の第...全文を見る
○中川(秀)分科員 これは御答弁願いたいということで御出席をお願いしておいたのですが、それじゃまた別の機会でも結構です。どういうことになっているのか、それはぜひとも御説明を願いたい、こう思います。  昭和五十年第一・四半期に行われた補助金監察の結果、いま初めて件数等もお伺いをし...全文を見る
○中川(秀)分科員 大臣、いま一度御確認を願いたいのでありますが、そういたしますと、大変前向きな御答弁をちょうだいいたしましたが、いままでの行管庁の補助金についての監察というものはこれは予算補助だけなんです。全体の補助金から言うとこれっぽっちの予算補助、しかも長期に、五年以上にわ...全文を見る
○中川(秀)分科員 わかりました。ぜひ御努力を願いたいと思います。  冒頭、大臣もこれからのあるべき行政改革というものは中央集権ではだめである、地方分権である、明快な御答弁をちょうだいしましたが、とすれば、この補助金の問題が入り口になってくるはずであります。行管庁もそういうお立...全文を見る
○中川(秀)分科員 組織の中にもまだ矛盾が相当ございます。私が調べたところでも。きょうもそれを御質問しようと思ったのですが、補助金という大事な問題でしたので、次回に譲らせていただきます。ぜひともいま御答弁いただいた線で御努力願いたい。重ねてお願いを申し上げまして、質問を終わります...全文を見る
03月15日第80回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○中川(秀)委員 本日、皇室経済法中心の御審議でございますので、私はまず皇室財産のことについて若干のお尋ねをさせていただきたいと思います。  ただいまの宇野委員の御質問にも若干関連をするのでございますが、葉山の御用邸が焼失した後の跡地の利用の問題について第一点をお伺いいたします...全文を見る
○中川(秀)委員 こういうふうに理解をしてよろしゅうございますか。現在、海のお好きな陛下のリゾートサイドの御用邸は、下田というところに新しい御用邸ができておるわけでございます。そして葉山の御用邸を焼失したまま、大方五年、六年という月日を経過して、その御用邸の一部には、別邸という焼...全文を見る
○中川(秀)委員 ちょっと土地の広さのことをお伺いいたします。  態様が幾通りもあるのでございますが、葉山の町に公園敷として使用許可している部分と、それから別邸として現存している、つまり焼失しなかった一部使用されている土地の部分と、焼失した本邸があった部分と、三通りに分けまして...全文を見る
○中川(秀)委員 当然御用邸というのは隣家と軒を接してというわけにはいかないわけでございまして、広さから言うと本邸並びに南側の樹木が中心になっている所、ここが一番広いわけですね。
○中川(秀)委員 次長は、これからコンパクトな新しい御用邸を建てる適地について、いま御説明のあった別邸の部分にするか、公園敷の部分にするか、従来の本邸の部分にするかまだ決めてないんだ、これはこれからの検討対象なんだというお話でございますけれども、大体方向としては従来本邸のあった部...全文を見る
○中川(秀)委員 私は、きょう一つ御提案を申し上げたいと思うことがございます。  先ほど来次長御答弁のとおり、コンパクトな御用邸に今度はするんだということで、土地の相当部分は方向としては全部使わないで、使わない部分は大蔵省の普通財産としてお戻しをするというつもりであるということ...全文を見る
○中川(秀)委員 まず、文部省にお伺いをいたしますが、せっかくの国有財産、皇室財産、いずれはそういう方向でなるのだという一つの方向は出ておるわけですね。そしてまた国連大学の方は、本部の恒常的な施設を、一刻も早く適地を決めなければいけない。もう三年以上たっているわけでありますから、...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。  次に、せっかく総務長官大変お忙しい中御出席をいただいておりますので、本日の皇室経済法の質疑とは若干関係がないかもしれませんが、総理府関係ということでお尋ねをしたいことがございます。  それは、最近米国において占領期の極秘文書がかなり年数がた...全文を見る
○中川(秀)委員 その米国の公文書館の資料は、いま公文書館長お話しのように、極東軍事裁判の資料もございましょう、あるいは当時の日本政府から米政府に出したいろいろな公文書もありましょう。あるいは朝鮮戦争などについてのいろいろな新事実が明らかにされておることから考えましても、その時期...全文を見る
○中川(秀)委員 大臣、政府の責任において収集をされるという前提でそういう御答弁をいただいたと理解をいたしますが、先ほどの公文書館長の御答弁で若干お伺いしたいと思うのは、当然政府資料でない部分もありますね。それがまた政府の今後の行政あるいは国会の調査事業あるいは諸般の歴史学者ある...全文を見る
○中川(秀)委員 大方全部で三千万ページという大変な資料だそうですね。そしていろいろな報道機関や関係各省庁、自治体、このためにワシントンを訪れる人たちが年々大変な数に上っておって、向こう側も悲鳴を上げているそうですね。同じ資料を何回も出さなければいけない。そのたびにまた各行政官庁...全文を見る
○中川(秀)委員 館長に確認をさせていただきますが、国会図書館において三千万ページ全資料一括して収集をしたい、それを国会図書館においてまた分類をして順次公開をしたい、こういうお考えであるというふうに理解してよろしゅうございますね。
○中川(秀)委員 そうすると、ある程度の御方針が決まったようでございますから、収集の計画ですね、一遍に収集ができるということにもなかなかならないのではないかと思います。たとえば何カ年計画かでやりたい、あるいはこういうテンポでやりたいというような、そういった御計画みたいなものがござ...全文を見る
○中川(秀)委員 大蔵省にちょっとお伺いをいたしますが、ただいま公文書館は日本政府資料について、その他の全般にわたって国会図書館が一括、米政府の公文書館にある日本の占領期に関する極秘文書を収集したい、こういう御意向を表明なさったわけでございますが、十億円といういま館長のお話でござ...全文を見る
○中川(秀)委員 事柄の重要性はよく理解をする、こういうことで今後の予算編成に当たっては十分留意する、こういうふうに理解してよろしゅうございますね。
○中川(秀)委員 長時間にわたって御質問申し上げましたが、最後の公文書館の問題は、本当に十年とか、そういう時間がかかるものかもしれませんが、のんびり構えないで、現に向こうに行けば、収集しようと思えば収集できるわけでございますから、できるだけ早く国民のものとして御公開がいただけるよ...全文を見る
03月16日第80回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○中川(秀)委員 私は、本日の集中審議において、行政改革のことについて若干のお伺いをしたいと思います。  福田内閣になりましてから、資源有限時代とおっしゃる総理のその新しい時代において、総理みずから行政改革の重要性を説かれておるわけでございますけれども、そういう新しい時代の行政...全文を見る
○中川(秀)委員 補助金や地方自治体への機関委任事務等の整理といった問題は、中央、地方の事務の財源あるいは事務の再配分といった問題と同様に、今後の行政が相変わらずの中央集権的なものでいくか、それとも新しい時代を受けた地方分権的なものでいくかという問題の岐路、入り口の問題であります...全文を見る
○中川(秀)委員 次に、中央官庁の組織、特に官職についてお伺いをしたいと思います。委員部の方、資料を……。  私どもの調査資料によりますと、中央官庁で審議官あるいは参事官、いわば中二階だというような表現もございますが、そういったものがどの程度現在いるかということを調べてみたので...全文を見る
○中川(秀)委員 もう十三年も前に出た臨時行政調査会の答申で、こういった専門官制度というものは、行政機構を膨張させていくためにつくるのではないんだ、いま大臣おっしゃったように、有機的に、かつ固定的な局、部、課だけでない、企画立案といった業務をするために設けるんだ、したがって、そう...全文を見る
○中川(秀)委員 しかも、いま大臣、ちょっとおっしゃりかけましたが、この審議官や参事官の官職の設置根拠、法律で設置された審議官もいる、政令の審議官もいる、省令の参事官もいらっしゃる。こういうように設置根拠も非常にばらばらであります。また、この俸給の等級等も非常にばらばらである。ち...全文を見る
○中川(秀)委員 簡単にそういうものがふえてくるのはしようがないんだとかあるいは現実に一生懸命やっておるとおっしゃっても、先ほど御指摘をしたようなアンバランスがあるので、そういう一言のもとに、ふえてもしようがないというようなことは簡単におっしゃっていただきたくないわけでございます...全文を見る
○中川(秀)委員 長官に誤解していただきたくないのは、私が申し上げます総定員法にかわる新しい手法というのは、何も定員を多くしろということではないのであります。諸般の事情の中で総定員法が国会を通過をし、運用されてきたということはわかりますが、そういうものを越えて、もっと本当に簡素な...全文を見る
○中川(秀)委員 いまの二十一万七千八百五人、これは中央省庁だけでございますね。五十万人の公務員に対して二十一万という非常勤職員がいる。しかもその八割余になる十八万人というものが、パートタイムではなくて六カ月以上の勤務の者で占められている、こういうことですか、
○中川(秀)委員 それは、こういう解釈に従えばそうではないんじゃないですか。というのは、日日雇用で一日八時間以上勤務する人という分け方にすれば三万対そうでないパートタイム十八万ということになるのでしょうが、その日々雇用にしろあるいはパートタイムにしろ、毎日長期間、たとえば六カ月以...全文を見る
○中川(秀)委員 いま人事局長がお答えになったとおり、二十一万のうちの八割はもう六カ月以上勤めているという方ですね。ここに四十六年同じように人事局がお調べになったデータがございます。五年前です。そのときの四十六年にこの非常勤職員は何人いたかということを調べてみますと、十八万六千八...全文を見る
○中川(秀)委員 総理府の人事局にお伺いいたします。  統計は六カ月以上という雇用の実態だけ調べておるので、これが一年になっているのか、あるいは一日だけ置いてまた雇用されているとかという、そういった実態はお調べになっているのですか。
○中川(秀)委員 そんなことは、もうお役所におられる方は皆さん知っておられるということですね、そうでないということは。どうして調べないのか。これはしかるべき機会に、次の国会までに調べて報告をしていただきたい。大臣、いかがですか。
○中川(秀)委員 時間がありませんから大蔵省にお伺いします。  先ほどお話ししましたように、非常勤職員の給与ですが、一般職並みということで現実にはいろいろな諸手当も出されている。私はそのこと自身が一概に全部悪いと言っているわけではありません。しかし、私の試算によりますと、この非...全文を見る
○中川(秀)委員 もうこの問題は、三十六年に閣議決定されているぐらいで、いまごろまだ調べるなんと言っているようじゃ、本当に心細くなるのであります。  時間もありませんから急ぎますけれども、いま大蔵省から御答弁がありましたように、庁費という中に入っている。この庁費の細目を見ても、...全文を見る
○中川(秀)委員 いまの両大臣の御発言、しかとお伺いしましたから、次の国会までにそういう御報告がいただけるというふうに理解をして、質問を終わります。
04月08日第80回国会 衆議院 内閣委員会恩給等に関する小委員会 第1号
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○中川(秀)小委員 いま局長おっしゃった寡婦加算あるいは扶養加給、まあ寡婦加算と言うのが普通ですが、制度はややこしくなる一方なんですね。六割になっているのであるならば、扶助料の関係はいままでの五割支給を六割にしますとか、年次計画的に七割にするとか、すっきりさせた方がいい。これまた...全文を見る
○中川(秀)小委員 恩給局長にちょっとお尋ねをしたいのですが、今度四月に実施時期が上がりましたですね。しかし、その上げ幅というものは前年度の公務員給与のベースで上がるわけですね。つまり、現職の公務員であるならばそれは人事院勧告によって四月繰り上げの実施ということになるわけで、恩給...全文を見る
○中川(秀)小委員 そこから先へさらにまた一月ずつ二年、三年と食い込んでいってやるということは可能なわけですね。法的にあるいは技術的にも不可能ではないわけですね。
04月12日第80回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○中川(秀)委員 恩給法一部改正案、当委員会の恩給小委員会におきまして大枠の議論はさせていただきましたので、本日は残された細かい問題について若干のお尋ねをさせていただきたい、こう思います。  私どもは、やはり未来というものを考える上でも、国やあるいは自治体、いわゆる公共というも...全文を見る
○中川(秀)委員 御確認をさせていただきたいのですが、鋭意調査検討を続行という御答弁はいいのでありますけれども、粗々した大体のめどをつけてお仕事に取り組まないと、いつまでたっても——法改正でそういうふうになった、遺族の人たちは改正したのだから書類を出したら当然裁定がおりてくるだろ...全文を見る
○中川(秀)委員 早急にお願いを申し上げます。  次に、いまたった一つの例を挙げたのですが、これはもう援護法のみならず恩給法でもそうなのでございますけれども、私のささやかな体験でも、当時の資料がないために大変な苦労をして遺族がようやく扶助料なり年金なりの裁定を受けたというケース...全文を見る
○中川(秀)委員 そういうものが大分なくなっておるようでありますけれども、残されている部分があるとするならば、できる限り引き続き残しておくように工夫をしていただきたいと思います。  時間がありませんからあと三点残された問題をお尋ねいたしますが、これもやはり厚生省の援護法の関係だ...全文を見る
○中川(秀)委員 前向きにお取り組みいただきますようお願い申し上げておきます。  それからもう一点、これは恩給のみならず公的年金全般に言えることでございますけれども、現行制度においては公的年金、恩給は所得税法に定める給与所得ということにみなされているわけでございます。しかし、そ...全文を見る
○中川(秀)委員 引き続き御努力をお願いしまして、時間もないようですから私の質問はこれで終わります。
04月14日第80回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○中川(秀)委員 お尋ねを幾つかする前にお断りを申し上げておきますが、大変時間も制限をされておりますので、文部行政の当面する問題についての背景をある程度承知をいたしておるつもりでございますので、ポイントだけお尋ねをいたしますから、大臣初め担当の皆さんの今後の御方針について簡潔な所...全文を見る
○中川(秀)委員 正常な状態ではない、総定員法、いわゆる総理みずから言っておられるような行政改革の趣旨から言って、あるいは行政機構の本来あるべき姿から言って正常な姿ではないということは、大臣も今回の措置についてはお認めになるのでありましょうか。
○中川(秀)委員 そういう大臣の御発言からしますと、これからたとえば二百海里で海上保安庁のコーストガードの業務というものも大変ふえてくる。あるいは成田空港開設による要員、いろいろな問題がその当時予想しなかったものとして考えられてくるわけです。しかし、そういうものを一々国立学校設置...全文を見る
○中川(秀)委員 これは大学局長が御答弁になっている要旨でございますが、無医大県解消計画が一応の完了段階に達するまでになお十年ばかりの期間を要する。これは御答弁になったことがございますね。この十年の間の余裕ですが、今度の、一つもわれわれは審議したこともなければ可決したこともない新...全文を見る
○中川(秀)委員 また次回の質疑でもこのことについてはあるようでございますから私はこの程度でやめますが、重ねて重ねて申し上げますけれども、こうした方法によるのはやはり不正常なやり方でございまして、また不正常であっても、こうした方法で新しい定員というものができるのであるとするならば...全文を見る
○中川(秀)委員 もう人選には、ある程度準備段階として入っているということでございましょうか。
○中川(秀)委員 長い間空白になっていた理由として、伝えられるところで拝見をいたしますと、四十六年の六月に「今後における学校教育の総合的な拡充整備のための基本的施策について」という、大変な大答申がございました。現在の文部行政はそれを実行する段階であるから、諮問する問題がないという...全文を見る
○中川(秀)委員 いろいろな審議会のあり方について、いろいろな議論が現在あるわけでございます。しかし私は、まさに国策の基本である教育については、特にその基本的な施策を国民合意のもとで、総合的に各方面の意見を徴しながら考えていこうということになれば、中教審のようなものは——具体的に...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは次に、放送大学のことについて若干お尋ねをいたします。  大変国民の間に期待もあり、またそれなりの新しい構想の大学として注目をされております放送大学、立案されて八年の月日が流れております。しかしなお、放送の方法あるいは多種多様の階層あるいは方々を対象にす...全文を見る
○中川(秀)委員 やはり仕事というものはいろいろな事情変更もあるし、検討をするために月日もかかるかもしれませんが、ある一定のめどを持って、いついつまでにやるんだ、その大号令、決意のもとに総力を挙げていかなければ、こういった新しいものはなかなかできっこない。これから国会が終われば、...全文を見る
○中川(秀)委員 これはひとつ大臣にお伺いをしたいのでありますけれども、この放送大学というのは大変な財政負担がかかるわけですね。特に放送大学独自で電波を握って放送までしようということになると、全国ネットということになると大変な放送局をつくらなければいけない。放送衛星が実用化される...全文を見る
○中川(秀)委員 ではそれは見解の相違かもしれませんが、波の問題で、あいているということと、相当の財政負担があってもそのあいているものを使うということは議論が違うので、最初の議論のごとく、波の問題で独自の周波数を持って当初の構想のとおり放送大学はやるのだということになるのか、その...全文を見る
○中川(秀)委員 早急に御結論いただいて、長い長い間の懸案ですから、早く開校の運びになるように御努力を願いたいと思います。  次に、文部省では学習指導要領を近々かなり大幅な改正をして発表されると聞いておりますが、昨年の暮れの教育課程審議会で教科内容を二、三割減らしなさい、詰め込...全文を見る
○中川(秀)委員 答申をできるだけ生かすというお答えでございますが、一点、最近の問題というよりももう過去十数年の議論でございますけれども、いま大臣おっしゃったように教室の中でばかりの教育ではなくて、時にはたんぼを借りて田植えをしてみる、あるいは近所の宮社に行ったりふるさとの先祖伝...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。  次に、大臣最近国会へ来られれば、塾塾塾と塾の問題でいろいろお尋ねがあるだろうと思うのでありますが、非常に初歩的な、あるいは何回も出ている議論をもう一回蒸し返させていただきたいと思うのでありますが、よくこういう議論があります。塾は、先生が教員の...全文を見る
○中川(秀)委員 御見解は私も実は同感なんです。しかし、同感であっても、いまのペースで公教育の改善ということが続いていって、それでこのような乱れた——乱れたと一言で言ってはいけませんけれども、乱れたものも含まれているこの塾の過熱状態というものがいつまでも続くのでは、青春を過ごす時...全文を見る
○中川(秀)委員 それと同じように、先般も国会で質疑がありましたが国立大学の付属高校、予備校化を改めます、小中学校については全面的に抽選制にするように努力をされる、御質疑でも文部省の方針を伺っておりますが、ちょっとこの点についてお尋ねをつけ加えてさせていただきたいと思いますのは、...全文を見る
○中川(秀)委員 大方八年か九年前に出た答申だけのことでこうしたいままさに大臣の言われた世の批判を招いている実態というものに目を覆うのではなくて、その答申も読み方によっては大変矛盾をはらんでいるわけでございますから、ひとついま大臣の御決意のとおり、中学も高校も含めてこの問題につい...全文を見る
○中川(秀)委員 時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。
04月19日第80回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○中川(秀)委員 なるべく簡潔に御質問いたします。  まず、厚生省設置法の一部改正案、当委員会でいま審議をしているところでございますが、この循環器病センター、国民の健康を守る措置として大いに歓迎をするものであります。しかし、ここでひとつお伺いをしたいのは、この提案理由説明にもご...全文を見る
○中川(秀)委員 いまの御答弁だとかなりやっているという印象になるのですが、私もささやかに厚生省で記者活動もしたので経験があるのですけれども、この循環器病だって、国立病院の医療センターあたりでは分類していろいろなことをおやりになっていたのです。今回これだけの、全部で幾らお金がかか...全文を見る
○中川(秀)委員 行政は公平でなければなりません。とりわけ人間の健康に関することですから、そういった措置は当然公平でなければいけないのでありますが、いま局長の御答弁にもございましたけれども、人工透析は確かにもう身近なところでやらなければならないことでございますから、一カ所にという...全文を見る
○中川(秀)委員 ひとつ大臣の御決意のとおり、御努力を願いたいと思います。  次に移りますが、やはり国民の健康を守るという観点から、私もそう予備知識があるわけではありませんけれども、検疫のことについてひとつお伺いをしたいと思います。  わが国の検疫、ともすれば新聞等で拝見をす...全文を見る
○中川(秀)委員 それは汚染地域から帰ってきた人には全員にその黄色のカードは渡すわけですか。
○中川(秀)委員 わかりました。  次に移ります。これまた若干細かい問題になりますけれども、食品衛生法のことについてひとつお伺いをしたいと思います。  食品衛生法の食品衛生監視員制度というものがございますけれども、これによりますと、たとえばレストラン、飲食店あるいはその他魚肉...全文を見る
○中川(秀)委員 一つの基準であり目標であるとおっしゃいますけれども、その基準であり目標が実態的にはともかく、数字はあえて求めませんが、かなりかけ離れていることは事実なんです。かけ離れているのが当然のような感覚になって、やってもやらなくともいいのだという感じになっていくことが実は...全文を見る
○中川(秀)委員 一度大臣に御提案をしたいのですが、この環境はどの程度調査ができておって、その効果のほどはどのくらいで、最低これだけはやらなければいけないだろう、あるうはこういうケースの場合は特に重点的にやらなければいけないだろうというようなきちんとしたものをおつくりになった方が...全文を見る
○中川(秀)委員 御努力をお願い申し上げておきます。  厚生省の行政の仕組みの問題になりますが、年金のことについてちょっとお伺いをしたい。  十八日、昨日から社会保険庁業務課において年金相談センターというものが開設されました。いままで電話相談一日二千件処理していたのを三千件処...全文を見る
○中川(秀)委員 最後のところをちょっとお伺いいたしますが、具体案ができたということですか、これからするということですか。
○中川(秀)委員 発表して関係方面と相談中という意味がよくわかりませんけれども、一つお願いを申し上げておきますが、年間三千件あるのか五千件あるのかだれにもわからないことでございます。かからないものまで何件かかってきたかというのはわかるはずがないのでありまして、ひとつたまには御自分...全文を見る
○中川(秀)委員 それじゃ逆に御陳情申し上げますが、年金で一番やはり不公平感があるのは、もらい始める年齢なんですよね。金額もあるけれども、もらい始める年齢なんですよ。片や五十五歳、老齢福祉年金七十歳、しかも五十五歳の分はどこかというと、お役人だ。ここに一番の不公平感があるので、こ...全文を見る
○中川(秀)委員 となれば、話が全くこれはもう議論の外になってしまう。  大臣、その点で一つお伺いをいたしますけれども、いま申し上げましたように、春闘もいま最中でありますけれども、各種医療機関あるいは医師会というところからも診療報酬引き上げ二けた、もう出ておるわけです。中医協、...全文を見る
○中川(秀)委員 積算の千六百億からの赤字がこれから五十二年度の、それはもう大臣考えてないと言うのだからあえて言いませんけれども、少なくとも私は理解をしたいのは、この千六百億円の赤字解消のための法案が通らない限り、中医協も開かなければ、診療報酬の引き上げの要求にも応じない、こう理...全文を見る
○中川(秀)委員 それではいま一つお尋ねをしたいのは、昨年の三月末、歯科差額医療問題について答申がございました。差額は材料差額に限る、こういう答申であります。しかし一年になってなお実行に至っていないと私は理解をいたしますが、この問題についてはいかがでございますか。これはどのように...全文を見る
○中川(秀)委員 早急な解決と言うが、当時答申が出たときにも早急な解決という御答弁がある。それがもう一年もたっておるわけでございます。百の議論よりもたった一つの実行が大事なんでございますから、ひとつ御努力を要望したいと思います。  大臣、いまの問題もそうですが、あるいは今度の健...全文を見る
○中川(秀)委員 終わりますが、終わる前にもう一言だけ申し上げておきたいのは、提案者だからただひたすら成立を願っている、これは予算委員会の御答弁でもそうでした。よくお立場、わかります。しかし、提案者であっても、こういった伯仲国会の中で、いろいろな意見を聞いて、これは長期の問題にか...全文を見る
05月09日第80回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○中川(秀)委員 私は、今度いまこの委員会で問題になっております沖繩の地籍確定の法案、駐留軍用地特別措置法、この法案は、わが国の安全保障の問題と非常に深くかかわった重要な法案だと思います。だからこそ各党それぞれのお立場があって、今日の委員会の審議もある意味では大変残念な事態になっ...全文を見る
○中川(秀)委員 大臣の御見解に対してちょっと御注文をつける前に、まず斎藤長官が言われた数字ですが、私は県民の立場から、そういった数字の説明の仕方では納得しがたいものが多々あろうかと思います。長官は、復帰時に八十七の施設があって、それが三十二ですか返還をされて五十五になったという...全文を見る
○中川(秀)委員 くどいようですが、重ねてお伺い、御確認をさせていただきたいと思いますけれども、結果的な数字のことはあれこれ申し上げませんが、少なくとも本土が縮小していくテンポと沖繩が縮小していくテンポを合わせるように努力をするという御答弁はいただけないものかどうか。復帰の時点の...全文を見る
○中川(秀)委員 いま一歩踏み込んだ御見解がいただきたいのでございますが、県民の心は先ほど私が申し上げたとおりでございますから、私も十分把握しておるとは言えないかもしれませんけれども、超党派でそういった疑問や不信を持っておるということは、沖繩県の陳情書の中にもちゃんと書いてある。...全文を見る
○中川(秀)委員 両大臣が現地で地籍確定の現場をごらんにならなかったということは、私は、この法案が重要法案と思うだけにはなはだ残念であります。いかに国会中予算委員会が長々とあったとしても、日曜日日帰りだってできる沖繩でございます。私は、そのような御姿勢をこれからはぜひとも心がけて...全文を見る
○中川(秀)委員 もう一点ございます。いま御提案になっている政府案によりますと、基地外の土地、いわゆる非軍用地でございますね、これは触れてない。つまり地籍確定を国の責任においてやるという、そういうものに入れておられないわけでございます。しかし先ほどお話ししたように、権利関係が入り...全文を見る
○中川(秀)委員 最後におっしゃった問題点は、オール・オア・ナッシングじゃないはずなんです。そういう問題があるから、では開発庁やらなくていいという問題ではない。そういう問題が横たわっているから開発庁は首を突っ込むような法制化はしなくていいという問題でもない。ひとつその辺ははっきり...全文を見る
○中川(秀)委員 もう一点、いまの問題に関連をいたしますけれども、もうすでに地籍を明確にしたところ、AさんならAさんの所有地になっているところが、ど真ん中に道路が通っていたり川が通っていたりというような公共の用に供されているところ、これについては、当然国道や県道については建設省や...全文を見る
○中川(秀)委員 もう一例、与那原町というところがございます。もと米軍の集積地として使われていたところでございますが、四百九人の地権者がいる。五万坪ぐらいのところに六百六十八筆、大変な細かい家が密集している。この地籍については、旧地籍と比較をしますと、全くめちゃくちゃに、ばらばら...全文を見る
○中川(秀)委員 いわゆる民地、非軍用地が二十平方キロというのは、恐らく米軍が上陸してきたこと、そういった原因による地籍不明地ということに限定をされているからだろうと思いますが、沖繩県が挙げておりますいわゆるさきの大戦において地籍が不明になったという非軍用地は百四十一平方キロとな...全文を見る
○中川(秀)委員 最後に、私ども新自由クラブはこの法案について当初より基地使用の特例は五年ということに明示をする、地籍確定についてももっと県の要望、実態を踏まえて先ほど御指摘をるる申し上げたように、土地の買い取りや、交換分合や、あるいは大臣の勧告や、その他公共の用に供された土地に...全文を見る
○中川(秀)委員 質問を終わります。
05月18日第80回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○中川(秀)委員 せっかく外務大臣御出席でございますので、報じられているところのモスクワ交渉のことにつきまして御見解を伺いたいと思います。  伝えられるところによりますと、暫定協定の大筋の合意ができた、いわく第一条、ソ連の主張する二百海里の線引きを認める、第二条、日本の二百海里...全文を見る
○中川(秀)委員 時間がありませんので端的にお伺いをいたしますが、領土について、わが国の従来からとっておりますところのまだ未解決の問題であるという立場、これは田中訪ソのときの両国のコミュニケにもある表現でございますが、そうした立場は守れたという受け取り方のように私は理解をいたしま...全文を見る
○中川(秀)委員 まあ微妙な段階で、いよいよ最後の段階で余り明確な御答弁もいただけない。九仭の功を一管に欠くという言葉もございまして、了解しました。  次の問題に移ります。現在参議院で審議中の沖繩の基地法案の問題について若干ただします。  われわれ新自由クラブは、今度の沖繩地...全文を見る
○中川(秀)委員 最後に、いま私のお尋ねしましたように、さきに参議院の内閣委員会で出た政府の見解、つまり、もう切れてしまったのだから返還義務がある、しかし、返還するまでの管理責任がある、新立法ができればその時点でまた使用権原が復活するのだという見解、だから、その前の管理責任がある...全文を見る
○中川(秀)委員 さきの政府見解のとおり、仮に米軍基地であれ同じであるというふうな御答弁に解釈をいたします。  次に進みます。  外務大臣、さきのロンドン・サミットにお出になられたわけですが、その点についてちょっとお伺いをしたいと思いますけれども、あの主要国首脳会談で日本の政...全文を見る
○中川(秀)委員 私がお尋ねしたのは、政治的な役割りということについてのイメージをちょっと外務大臣にお伺いをしたかったのです。  やや問題を解きほぐしますと、たとえば、これからのわが国外交を考えていく場合に、一九八〇年というのは大変な年だという御議論がありますが、私も全くそのと...全文を見る
○中川(秀)委員 いずれにしてもカーター大統領の、あれは記者会見か声明か忘れましたが、早急に韓国側と協議に入る、しかも撤退は実行するんだ、この意思だけははっきりしておる。いずれアジア大陸に米地上軍がいなくなるという事態が来ることは確かだろうと私は思う。そういう予見し得る確かな事態...全文を見る
○中川(秀)委員 先へ進みます。  やや細かいお尋ねになりますけれども、今回の日ソ漁業交渉等でいろいろな投書あるいは電話、いわゆる国民の声というものが外務省に寄せられているのではないかと思います。その点、寄せられているかどうかということも含めてお尋ねをするわけですが、そういった...全文を見る
○中川(秀)委員 かつて首相官邸において、国民の皆さん、御意見があったらどんどん、これこれの郵便番号のこれこれのところへお寄せくださいという呼びかけをしたことがございました。いま外務省の省内においてはそのように、なるべくそれを関係当局へお回しになったり、あるいは細かいお返事を出し...全文を見る
○中川(秀)委員 同じように、開かれた国民外交あるいは外務省という見地、外交という見地からいいますと、民間の有能な人材というものをわが国外交に役立てるということは前から指摘をされている問題でございますけれども、この登用計画並びに実施状況、それから緒方国連公使以来、どちらかというと...全文を見る
○中川(秀)委員 大臣、この点について御感想があればおっしゃっていただいて、なければ、もう参議院がございますそうですから、どうぞ御退席ください。私はあと一問……。
○中川(秀)委員 大臣、どうぞ……。  最後に、いま一問お伺いをしますが、同じような問題ですけれども、逆に、たとえば外務省のキャリアの外交官の場合も、海外経験が豊富で、あるいは海外にばかり強くても本当の外交になるのかどうかという点について私は疑問に思う。わが国の各分野の実態を身...全文を見る
○中川(秀)委員 終わります。
05月24日第80回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○中川(秀)委員 私は、現在審議に付せられておるところの防衛庁設置法及び自衛隊法の一部改正案についてまずお伺いをいたします。  法制局にまずお伺いしたいと思いますが、現在この防衛二法と言われる法律案は、防衛庁の設置法と自衛隊法の一部改正を一諸にした改正案という形で国会に提出され...全文を見る
○中川(秀)委員 問題があるというのは、どういう御認識で問題があるのか、ひとつ御意見を……。
○中川(秀)委員 いま一度お尋ねをいたしますが、たとえば二つ以上の法律案をまとめて一本の法律案で出してきた場合に、それぞれ各会派ごとに立場もありますし、あるいはいろいろな審議経過を通じて、前者は賛成、後者は反対、あるいは三つ四つ一緒の場合もございます。それぞれについてそれぞれ賛否...全文を見る
○中川(秀)委員 あえておっしゃったのでありますからあえて私も申し上げますけれども、そういった問題がある、国会の場でも議論になっているということを御承知ならば、法案の提出の仕方についてもなぜ一緒にしなければならないのかという理由というものがあろうかと思うのです。一緒にしてもいいと...全文を見る
○中川(秀)委員 いま審議に付されているこの法案は、前国会あるいは前々国会からの懸案でございます。それのいままでの出し方は二法に分けて出してきた、それが今回一本であるというような経過を考えましても、私は、いま大臣がおっしゃった御答弁の線で今後は十分御注意を願いたい、このようにお願...全文を見る
○中川(秀)委員 御丁寧に御説明をいただきましたが、いまの御説明の中でも二、三、やはりなかなか了解しかねる疑問点がございます。たとえばまず第一点、大きなところからお尋ねいたしますが、外国の軍隊でも陸については、有事の体制、平時の体制ということで分けていることがあります。しかし海空...全文を見る
○中川(秀)委員 ちょっと、正確に数字をおっしゃってください。九六%というのは何の数字ですか。海空の充足率というのは、海について九四・三、空九四・六、これは五十一年度末じゃありませんか。正確に御答弁願いたい。  それからいま一点。どうも防衛庁の御見解と大蔵省の御見解が若干ニュア...全文を見る
○中川(秀)委員 一つ基本的なことを御確認を願いたいと思います。  いかなる行政組織であっても定員というものは国会で最終的に承認をして決めたものであります。この定員を充足するかしないかということは行政各当局の御努力によることであって、予算的にこの定員を充足すべきでないとかあるい...全文を見る
○中川(秀)委員 それではもう一度御確認をさせていただきますが、たとえば季節的な人事登用の諸要因によって充足し得ない、その範囲がやむを得ない範囲であるならば、それは受け身の形で予算に織り込ませていただくこともあるという御答弁に聞こえましたが、逆に、予算の査定の段階で大蔵省が充足率...全文を見る
○中川(秀)委員 どうもすっきりしない。各行政組織の定員というものは最終的に国会が決めたことです。大蔵省がその定員の枠内で何人にしたらいいとかいけないとかと言う議論は成り立たないはずです。これはもう、防衛庁御担当だということで私は防衛庁しか知らないがという条件のついた御答弁であり...全文を見る
○中川(秀)委員 時間がありませんからほどほどにいたしますけれども、私はお願いを申し上げます。やむを得ざる範囲であるとか、現在六%、五十二年度見込みで四%の欠員程度なら問題はないとかいう御答弁でございましたけれども、防衛庁の方の御説明によると、実際の幹、曹、士、特に士クラスで言う...全文を見る
○中川(秀)委員 御説明で一部納得し得る点もございますが、たとえば定員と現員は違う、それぞれ技能もある、また任務もある、だからそう一概に二千四百人の中から三百二十何人をひねり出すというわけにいかないという御説明です。  ではひとつお伺いをいたしますが、自衛隊の中には業務隊あるい...全文を見る
○中川(秀)委員 大臣から明快な御答弁をちょうだいしましたから、局長の細かい御説明は結構でございます。またそういう方向で御努力願うことを私の方からお願いを申し上げまして、次へ進ませていただきます。  やや法案から離れますが、次期戦闘機FXについてお尋ねをさせていただきます。 ...全文を見る
○中川(秀)委員 その後変更はありませんか。情勢の変化はありませんか。
○中川(秀)委員 FXについて、四月の二十八日から国防会議の参事官会議が始まりましたね。この段階でそういった参事官会議を始められたという意味ですね、あるいは何をおやりになっているのか。一兆円からの大変な買い物でございます。これまた必要性あるいはいろいろなことについて本当にわかりや...全文を見る
○中川(秀)委員 久保局長にそれではさらにお伺いをいたしますが、では、非公開の、閣僚で構成されている国防会議でこの機種の決定をするのはいつごろの見通しなのか。
○中川(秀)委員 私は、機種を防衛庁で技術的にいろいろ検討になって内定されるというのはよろしいと思うのですね。しかし、概算要求で出されるという一つの段階、その前にやはり国防会議の決定があった方が望ましい。いま局長もおっしゃいましたが、これは筋論だと私は思います。重要な防空政策にか...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。その御説明ならよくわかります。  さて、このFXですが、いま局長がお話しになりましたように、大変アメリカでも価格上昇ということについて心配をしている。まだ最終決定には至っておりませんけれども、カーター政権になってから、大変F15は高いものにつくか...全文を見る
○中川(秀)委員 ともかく、わが国の防衛に関する基本的な装備であり、また大変な予算を伴う購入でございます。いまお話がありましたように、アメリカではブラウン長官の、七月中ぐらいには結論を出したいというような御発言もあるようでありますけれども、概算要求まで本当に慎重に十分その辺のデー...全文を見る
○中川(秀)委員 いずれにいたしましても、防衛庁で出しておられる小冊子がありますね、「防衛アンテナ」ですか。こういうようなものでFXの問題等を読ませていただいたりあるいは御説明を伺ったりするわけですけれども、こういうものでは本当に若干の質疑にしかすぎないのでありますけれども、国民...全文を見る
○中川(秀)委員 一部の新聞報道によりますと、防衛庁の見方として、撤退計画は七月に予想される米韓安保協議会以降に持ち越されると判断して、訪韓後に予定されるハビブ次官らと日本政府との話し合いも、米地上軍の撤退の極東情勢への影響などで意見を述べ合う討議で終わるであろう、こういう見方を...全文を見る
○中川(秀)委員 カーター大統領の補佐官であるブレジンスキー、この方は国家安全保障会議事務局長でもありますが、このブレジンスキー補佐官の言明、これは雑誌のインタビューの中ですが、在韓米軍撤退を絡めてこの二十四日からの日韓両政府との協議の目的について、八〇年代に向けてどのような安全...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。しかし、この辺の発言は微妙な発言でもあり、わが国の国策にも非常に関係の深い微妙な言い回しなのかもしれませんが、外交チャンネルを通じて十分にこの真意の把握に努めていただきたいと思います。  この在韓米軍の撤退と絡んで、いま一つお伺いしますが、これは...全文を見る
○中川(秀)委員 そうすると、仮に撤退が三年計画で行われても修正を直ちにする必要はない、こういう御見解でございますね。
○中川(秀)委員 そうすると、仮に不幸にして紛争の起こりそうな状態になってくる——シングローブ米参謀長はそう言っておられる、というような事態が来たときは、防衛計画のいわゆる基盤防衛力整備の大綱の修正はあり得るということですか。
○中川(秀)委員 一九八〇年という年に、もう一つの前提条件である中ソ同盟条約が三十年を迎えて条約が切れるわけです。その後五年延長ということになりそうではないかといろいろな議論もあります。しかし、切れてしまうかもしれない。あるいは逆にいって、その節目に当たって、中国とソ連が過去のい...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。  いま一つ、これは時間がありませんから、もっとお尋ねをしたいのですが、本当に入り口の議論だけせっかくの機会ですからさせていただいて終わらせていただきますけれども、いま防衛庁の中でも、防衛庁の内部の議論として、いわゆる昔でいう軍政と作戦行動等の軍...全文を見る
○中川(秀)委員 大変いい御見解を伺いましたが、では長官、防衛庁内のみならず、国防のシビリアンコントロールというのは政府全体、あるいは国会も含めまして大きな問題です。国会の問題はわれわれ自身が考えるべきことでございますからもちろんお尋ねはいたしませんけれども、いわゆる政府段階にお...全文を見る
○中川(秀)委員 長時間本当にありがとうございました。先ほどお話ししましたが、くれぐれもシビリアンコントロールをする側がまさにその意識を十分に持たれて、一般隊員あるいは自衛隊全部について、あるいは国民全体について有効適切なリーダーシップを発揮するために、むしろそのシビリアンコント...全文を見る
10月27日第82回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○中川(秀)委員 私は、現下のわが国の防衛問題のうち、特に緊急性の高い数点について端的に政府の見解をただしたいと思います。時間が余りありませんので、答弁も端的にお願いをいたします。  まず第一に、防衛庁が次期戦闘機として採用を内定し、さきに概算要求をしたF15イーグルについてお...全文を見る
○中川(秀)委員 そうしますと、一昨日の防衛庁の答弁は、防衛庁のいま考えている考え方の一端を述べたのであって、正式の政府の方針ではない、こういうふうな御答弁ですが、そうすると、防衛庁の見解ではあるわけですか。
○中川(秀)委員 私がお伺いをいたしておるのは、F15全体のことではなくて、爆撃装置、空中給油装置についてでありますが、いまの三原長官の御答弁を私なりに受け取りますと、防衛庁としては、それは外さないでいきたいという見解である、こういう御方針に私は受け取りましたが、では政府の見解に...全文を見る
○中川(秀)委員 爆撃装置の具体的な内容について二、三お伺いをいたします。  F15に搭載されている爆撃装置の種類あるいは用法につきましては、たとえば、私どもの知り得ているところでは、ミサイルやガン、爆弾の射撃爆撃及び投下方法の管制あるいは選択をする機能を有するアーマメント・コ...全文を見る
○中川(秀)委員 ファントム4EJで除去をしました核管制装置、これはF15にはないのですか。
○中川(秀)委員 それではいま一点お伺いをいたしますが、その爆撃装置は、今後わが国の防衛という観点から、有事の際、何に使われる可能性がありますか。
○中川(秀)委員 有事の際、対地支援戦闘で使うケースがあり得るというお話ですけれども、もう一点、空中給油装置を外さぬ理由として挙げている将来の運用というもの、先ほど局長の御答弁では、戦闘機全体の技術水準が非常に高くなって、低高度高速侵入が非常に予想される事態になってきた。このため...全文を見る
○中川(秀)委員 いま一点。  F15の行動半径について、戦闘能力は装備をつけた場合、あるいはつけない場合、いろいろな違いがあるように考えられますけれども、その二種類について行動半径はどのくらいか、そしてその行動半径ならば一体どの辺まで含まれるのか。また空中給油で行動半径がどの...全文を見る
○中川(秀)委員 一・八掛ければキロ数が出るわけですけれども、かなり広範囲な航続距離、行動半径を持つことは、これはだれが聞いてもわかるわけであります。  そこで、防衛庁長官にお伺いをしたいと思うのですが、爆撃装置、空中給油装置を外さないということで、他国に侵略的あるいは攻撃的脅...全文を見る
○中川(秀)委員 国防会議に各省との協議の上、早急にと私はお願いしたのだけれども、早急にという御答弁はありませんが、付議をなさるということは御答弁で出たわけでありますけれども、先ほど私がお尋ねをした長い行動半径を持つF15、それに空中給油装置あるいは爆撃装置を外さないという防衛庁...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。それではF15の空中給油装置、爆撃装置についての質問は次に譲ります。  三原長官にもう一点お伺いしたいのですけれども、昨今防衛費のGNP対比について長官はいろいろなことをおっしゃっておられます。この春の国会では、政府の方針である当面防衛費はGNP...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。  ちょっとF15の問題について、後返りをするようですが、観点が違いますので、さらにお尋ねをしたいと思います。  これはP3Cも同じでありますけれども、五十三年度の防衛庁の概算要求を拝見をしておりますと、概算要求に載っているF15は二十九機、二...全文を見る
○中川(秀)委員 いま為替レートは二百五十円台であることは御案内のとおりです。概算要求の時点でも二百六十円台でありました。福田総理がロンドンのサミットで約束をしたわが国の七億ドルの国際収支の赤字、これは五十二年度の経済見通しの数字でもありますけれども、これを達成するためには二百五...全文を見る
○中川(秀)委員 根拠があるのかというその根拠は何ですか、支出官事務規程ですか。
○中川(秀)委員 それが根拠であるというお話ですけれども、それは法制上の根拠であって、私がお尋ねしているのは、その支出官事務規程が三百八円で決められている為替レートの試算の何か有力な根拠があるのかということですが、それについてはお答えがなかった。  さらにお伺いいたしますが、私...全文を見る
○中川(秀)委員 時間がありませんので、F15導入に関連してもう一点だけお伺いをいたします。  恐らく今後空からの侵攻の態様というものは、ますます複雑化すると先ほども御答弁がありましたけれども、これに対する対処策というのは、単に戦闘機だけで行われるものではありません。複合的な、...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。  もう一点。レーダーサイトの抗たん性についてよくこういう議論が行われています。わが国のレーダーサイトはまる裸ではないか、北部に九、中部に八、西部に七、沖繩に四、計二十八のレーダーサイトがあるわけでありますが、これについての攻撃に対する防御機能と...全文を見る
○中川(秀)委員 御努力を願います。  もう一点、P3Cについてお伺いをいたしますが、P3Cは恐らくソーナーを聴取したり、あるいは海の底をもぐっている潜水艦が果たしてどこの国のどういうものであるかという情報のえり分けということが相当重要な部分を担うのだと思いますけれども、ところ...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。  時間がありませんので、最後のお尋ねをいたします。  米国の下院歳出委員会軍事建設小委員会に米陸軍当局が提出をした一九七八会計年度軍事建設計画書の中で、在日米軍の新弾薬庫建設、まあこれについては新弾薬庫ではないという政府側の御答弁もあるわけで...全文を見る
○中川(秀)委員 答弁に関し発言をしたいことがございますが、時間が過ぎましたから終わります。     —————————————
○中川(秀)委員 私どもも十分の持ち時間ですから総理にだけお伺いをいたします。  総理、先ほど来議論が出ておりますF15の爆撃装置あるいは空中給油装置の問題でありますが、防衛庁は内部検討の段階でワンセット、一体のものであるから外そうといったって外せないのだ、こういう御見解を出し...全文を見る
○中川(秀)委員 何を御心配になっておるのかわかりませんが、なかなかガードがかたいという御答弁の印象でありますけれども、時間がありませんから、次に移ります。  わが国の独立と平和を守る防衛との関連で、現行憲法の改正に関する総理の見解を、私はこの際改めてお伺いをしたいと思います。...全文を見る
○中川(秀)委員 そうしますと、総理は総理御自身の見解、これは自民党総裁としての見解にもなると思いますけれども、平和主義を貫きつつ現行憲法の自主的改正を図るという与党自由民主党の政綱、党の使命というものは正しい、こう御認識なさっていると御答弁ですが、そうすると、その論理的帰着は、...全文を見る
○中川(秀)委員 禅問答ですが、次の問題に移ります。  先ほどもちょっとお尋ねがありましたけれども、私は、現代における国防というものは、いわゆる軍事的な侵略のみならず、経済封鎖あるいは経済的な制裁、心理的あるいは精神的な威圧、多種多様な要素があると思うのです。こういう複雑、絡み...全文を見る
○中川(秀)委員 現実には、そういう会議の場であるべき国防会議がそういう運用をされていないではありませんか。いま国防会議の付議事項としては、国防の基本方針、防衛計画の大綱、産業等の調整計画の大綱、防衛出動の可否、その他総理が必要と認める国防に関する重要事項、こうなっておりますけれ...全文を見る
○中川(秀)委員 終わります。
11月01日第82回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○中川(秀)委員 私は、新自由クラブを代表いたしまして、ただいま議題となっております防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、賛成の意見を表明いたします。(拍手)  新自由クラブは、国家の安全が直接の武力侵略によって脅かされるだけでなく、石油危機、二百海里問題、迫り...全文を見る
11月17日第82回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○中川(秀)委員 人事院総裁も文部大臣も御出席でございますから、今回の給与法と主任手当の問題について最初にお尋ねをいたします。  私は、今回の一般職給与法の改正案、これと、いまいろいろ言われておりますところの主任手当というものは連動するものではない、こう考えておるわけであります...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは、人事院総裁にお伺いをいたしますけれども、本来主任というものは、文部省令で制度化されたわけでございますね。そういう制度ができていて、この主任手当を支給するということは、一般職給与法があろうとなかろうと、人事院の責任において支給することはできるはずでありま...全文を見る
○中川(秀)委員 この問題で論争すると、総裁が四十分おしゃべりになって、私が二十分くらいお尋ねをしただけで終わってしまいますから、一言だけ申し上げておきますけれども、ではこの主任手当を、一般職給与法が通らなくても実行する、通らなくても実行した場合に、法制上の瑕疵が出てくるのかと言...全文を見る
○中川(秀)委員 現実問題として、先ほどお話ししましたように、他の一般職との比較で本俸はそう上げられない、そこで特別手当、こういうふうになってしまって、実際の本俸部分は人確法の趣旨に反してここ一両年低く、低く据え置かれているわけです。もうそろそろ検討だというような御答弁ですが、私...全文を見る
○中川(秀)委員 いや、実際に活動しているのですね、ほかの主任も。きわめて重要な主任もいらっしゃるわけですね。私が先ほど挙げた同和教育、研修、教科、こういう主任なんかはかなり重要なお役割りをやっているのは、文部大臣御案内のとおりです。検討、検討ということで、ひとつめどを設けていた...全文を見る
○中川(秀)委員 前向きな御答弁なので、これ以上申し上げません。  それでは次の問題に移りまして、今度の一般職給与法の土台になっております人事院勧告について、総裁初め総理府にお伺いをしたいと思います。  現在の給与法、その土台になっている人事院勧告は、民間との比較で給与勧告が...全文を見る
○中川(秀)委員 各国で民間均衡が大勢であるというのは、私も勉強してみましたが、確かにそのとおりですけれども、フランスなんかは必ずしもそうではない、やや独自の行き方をしておりますね。  いま総裁からいろいろお話がありまして、私は、それなりに非常に真剣な御答弁だと思うのであります...全文を見る
○中川(秀)委員 私は、私個人じゃなくて、国民一般の声の上から、いまの御答弁は全く納得ができません。では、そうおっしゃるならば、この勤勉手当の支給状況、全省庁、ことしの六月の分で結構です。早急にお調べください。そしてどういうデータでこれだけの差をつけたか、みんなよく働いている、勤...全文を見る
○中川(秀)委員 いま一点。特別昇給というのがございます。現行法の規定によりますと、各省、各機関の総定員の一五%の枠で特別昇給をする、こういうことになっていますが、これについても、私はちょっと不可解な点がございます。それぞれの機関の定員の一割五分について特別昇給を毎年するわけです...全文を見る
○中川(秀)委員 ひとつそういう方向で総裁、早急に御調査をいただいて、乙の委員会にも御報告いただきたいですし、私は、国民の感情として効率のいい行政をしてもらいたい、そのためにわれわれは税金を納めておって、その中から、公務員の方々も、それは働く方々ですから、当然それに見合った給与を...全文を見る
○中川(秀)委員 認識としては、その基準を下げなければいけないと考えておりますか。
○中川(秀)委員 大変率直な御答弁で、私は、もう事務当局の方の御答弁は要りません。その方向で厳に御努力をいただきたい、このように思います。  特殊法人のみならず、先ほどの閣議了解の中にある「人事管理面の対策」、いわゆる普通の公務員の定年制あるいは退職の制度あるいは退職金、こうい...全文を見る
○中川(秀)委員 大変重要な御答弁だと思いますが、ようやく意味がわかりました。きわめて具体的な御答弁なので、私もびっくりしました。人事局長、その方向でよろしゅうございますね。
○中川(秀)委員 人事局長、もう一言お伺いしますが、実際に各省の勧奨、肩たたきの始まる時期とか、あるいは六十五歳を過ぎても通産省のようにずっといるとか、そういういろいろな制度の御調査を一度全面的におやりになるべきじゃありませんか。そうでないと、具体的にそうやろうと言ってもなかなか...全文を見る
○中川(秀)委員 時間がありませんので、ほかにもまだあるのですが、最後のお尋ねにさせていただきます。  西村長官、九月二日のこのことについて、世間では、竜頭蛇尾という言葉があるけれども、現在の福田内閣の行政改革は竜頭無尾ではないか、最初は非常に勢いがよかったけれども、しっぽもな...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。大変な御努力が要るとは思いますけれども、ひとつ初心忘れずでお願いをいたしたいと思います。  私は、先日、会計検査に絡む建設省の出先工事事務所の常軌を逸した接待ということを新聞で読みまして、本当にびっくりしてしまったのですが、ここに全国知事会がこと...全文を見る
○中川(秀)委員 質問は終わらしていただきますが、一度長官、知事会のあれもよく御参考にしていただいて、実例はたくさん書いてありますから、私がさっき挙げたのはほんの一例です。ひとつ御参考にしていただいて、抜本的なメスと改革を加えていただきたい、心からお願いをいたします。  以上、...全文を見る
11月22日第82回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○中川(秀)委員 お許しをいただいて感謝いたしますが、関谷委員の時間の範囲内で関連質問をさせていただきます。  ただいま総務長官の御答弁で、六十歳定年制ということを行管庁長官、西村さんはおっしゃったのではないだろう、そんなことを私どもは受け取っているわけではありません。実質的な...全文を見る
○中川(秀)委員 私がお尋ねしているのは、西村長官の御答弁についての解釈ではないわけであります。総務長官御自身が記者会見で、すぐ手をつける考えはないとか、あるいは六十歳とか五十四年度法制化といったいわゆる退職勧奨年齢の統一、それに基づく実質的な定年制とも言うべき退職金の割り増しの...全文を見る
○中川(秀)委員 それは新聞の見出しはたくさん字は書けないのです。だから「六十歳定年制」と書くのですが、よく記事をお読みいただければ、総務長官がそんな御心配になっておることはちっとも、一行も書いてないのです。また国会の質疑でも、すぐさま定年制の論議をしているわけじゃないのです。実...全文を見る
○中川(秀)委員 言葉の意味の違いのようですから、もうこの程度にいたしますが、要するに、理解をさせていただきましたのは、そういった高齢者離職促進策とでも言うべき方策を地方自治体にならって五十四年度に法制化をする、できるだけなんというのと——西村長官は五十四年度にやると言っているの...全文を見る
○中川(秀)委員 余りそれを強調されると閣内不統一になりますから、賢明なる総務長官は余りおっしゃらないようにしていただきたいとお願い申し上げます。  大変貴重な時間を関連質問でいただきました関谷委員に心から感謝をいたしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
○中川(秀)委員 新自由クラブを代表いたしまして、一般職職員給与法の一部改正案に賛成、同案に対する社会党提出の修正案に反対、特別職職員給与法の一部改正案に賛成、防衛庁職員給与法の一部改正案に賛成の討論をいたします。  今回の政府提出給与法改正三法案は、これまでの人事院勧告に基づ...全文を見る
11月24日第82回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
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○中川(秀)委員 各般の問題が取り上げられていると思いますので、時間がありませんが、いただきました資料を拝見した限りで問題点を二、三しぼりましてお尋ねをさしていただきたいと思います。  その第一は、技術開発についてでございますが、総合エネルギー政策推進のための石炭利用を進めてい...全文を見る