中川秀直

なかがわひでなお



当選回数回

中川秀直の1978年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第84回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○中川(秀)委員 私は、関連質問といいましても問題は全く違うわけでありますが、わが国の当面する防衛問題と将来の防衛構想についてお尋ねをしたいと思います。  御質問申し上げます前に、私どもがわが国の防衛問題についてどういうスタンスで物を考えているかということをまず明らかにいたしま...全文を見る
○中川(秀)委員 基本認識御賛成、社会党も前半賛成だそうでありますが、ただいまの食糧、エネルギーの備蓄の問題でありますが、長官は確かに直接の御担当ではないわけでありますけれども、そうは言いながらわが国の防衛というものが総合的な見地から考えられなければならないということになりますと...全文を見る
○中川(秀)委員 それに関連してひとつ具体的にお伺いをしたいのでありますが、米海軍が七八年以後に実用化に乗り出そうとしている計画にアラパポ計画というものがあります。これは将来の海上物資輸送を護衛するという見地から、商船に直接——いまや海上の脅威、海の脅威というのは何といっても原子...全文を見る
○中川(秀)委員 私が持っております資料によれば、七八年度以降実用化に移したいという表現になっていますが、こういったことも、防衛というものは常に先を見て考えなければならないので、いま急にお調べになっておわかりになるようでは困ると思うのでありますが、それはさておくとして、法制上の問...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。こういった問題は、先ほどお話しした備蓄の問題、あるいは世界の中の日本で物資の動きが非常に激しくなりまして、それなしにわが国の経済もまた成り立たない、そういう中での安全保障という問題を考えていきますと、当然そういったアラパポみたいな問題にも理論上は行...全文を見る
○中川(秀)委員 大いに御努力を願いたいと思うわけであります。  次のお尋ねでありますが、冒頭申し上げましたまうに、防衛力というものは単にお金をかければいいというものではないと私は思うのであります。お金のかけ方の問題も、今日までのわが国の防衛あるいは装備ということをしさいに検討...全文を見る
○中川(秀)委員 装備局長の御答弁は短くて大変歓迎でありますが、いま一つ非常に大切な問題であります。こういうことはお尋ねをしていいのかどうか実は私も迷ったのでありますが、やはりわが国の防衛のためにあえてお尋ねをしようと決心をいたしました。  ここに、私が入手をいたしましたわが国...全文を見る
○中川(秀)委員 四百機来た場合はどうしますか。その御答弁は、必ずしも国民の皆さんがお聞きになって、わが国の防衛がどうであるかという御関心あるいは御心配というものにこたえた答弁とは私は思いません。  時間がありませんから、詳しくお尋ねをしたいのでありますが、この程度にいたします...全文を見る
○中川(秀)委員 いまお話しになったように、百機のうちの二十三機分だけ物価上昇率を見込んでいる。昭和五十七年度以降は物価はもっと上がっているはずなんです。米政府でさえ四割強のエスカレーションを見込んでいる。その経費は入らないで総経費は七千四百億円、そんな話はないでしょう。私はそう...全文を見る
○中川(秀)委員 その五十七年度以降のエスカレーションを見込んだ数字をぜひはじいていただいて、資料要求をさせていただきたいと思います。  いわゆる一%防衛費の論議が盛んでございます。政府の御答弁では、GNP一%内の防衛費は五十七年度まで可能だ、こうなっておりますけれども、私は、...全文を見る
○中川(秀)委員 ソ連政府に言ったということですが、それはどういうことでしょうか。ちょっと内容がよくわかりませんので……。
○中川(秀)委員 質問を終わります。
02月21日第84回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○中川(秀)委員 私は、いま提案をされております環境庁設置法の一部改正案に関連をいたしまして、当面の問題として大きな社会問題となっており、かつまた、これからの公害補償問題に大きな関連を持つと思われますチッソ水俣病の補償問題を中心に、若干のお尋ねをさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○中川(秀)委員 お答えは簡単に、聞いたことについてだけお答えください。症例研究班のことを聞いているのじゃありません。国立水俣病センターの研究の目的はかくかくしかじかになっているか、この患者認定審査のための症例研究もセンターでやるのかどうか、あるいはセンターで研究した成果、データ...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。  その症例研究班ですが、つい最近の新聞報道でございますけれども、チッソ救済県債発行に道を開くために、政府が、問題になっております水俣病認定を肩がわりしようという方針を固めたのだ、その具体的な内容は、環境庁委託の「「症例研究班」の機能を強化、県段...全文を見る
○中川(秀)委員 環境庁の考え方でなければ、どこの考え方ですか。
○中川(秀)委員 わかりました。  それでは本題の、チッソの水俣病補償の問題についてお尋ねをいたします。  先日の関係閣僚会議では、結局これについての結論は得られなかったということでございます。きょうは、官房長官がお越しでございませんので、環境庁長官に、その会議のメンバーのお...全文を見る
○中川(秀)委員 環境庁長官、そうおっしゃるのでありますが、お話の御趣旨もわかりますけれども、もうすでに福田総理のところにも何回も関係業界の方々からの御陳情もあれば、チッソの実情についての話もチッソの方からもあれば、もうすでにどのような段階に、どのような現況になっているかというこ...全文を見る
○中川(秀)委員 御答弁で環境庁としての御懸念並びに将来を心配する苦衷ということもよくわかるのであります。しかし、主力銀行とか金融機関とかいうものさえ何ともならぬようになるから、何とか政府で知恵をしぼってくれという陳情が総理のところにあったりしている現況であります。大変深刻な事態...全文を見る
○中川(秀)委員 どうもそれだけでも、私個人の主観でございますが、当面大きくぶつかっている壁を切り開いて問題の解決に役立つ施策とはなかなか思えない。そこで、ちょっと基本問題をお尋ねしたいと思います。  環境庁長官または事務当局でも結構ですが、いわゆるポリューター・ペイズ・プリン...全文を見る
○中川(秀)委員 必ずしも考えていないということでありますが、このPPPの原則のもともとの発祥といいますか、この原則ができたOECDの会議あるいはOECDの機関が、日本におけるPPPというものについて処罰だけにすぎないというような指摘をしていることは、われわれはやはり重要な指摘と...全文を見る
○中川(秀)委員 どうも被害者が聞いたら何を言っているかわけがわからない御答弁のような気がするのですが、端的にお伺いをいたします。  環境庁の政府委員の御答弁、私はちょっと重要な点があるような気がしてならないのであります。いわゆる発生企業が補償金を支払えない、無資力あるいは倒産...全文を見る
○中川(秀)委員 それは違う。ちょっと速記録を後で確認させていただきますが、いまおっしゃったようなことを先ほど御答弁になったのではない。私がお尋ねをした、無資力もしくは倒産をした場合に、社会的な責任として行政も放置した責任があるのですから、何らかの補完措置を考える必要があるのでは...全文を見る
○中川(秀)委員 よくわかりました。その御答弁ならよくわかりました。  永大産業という会社が会社更生法の申請をいたしました。この問題も、すでにその永大産業から住宅を購入する契約をし、そしてまた建築途中でお金も払った、あるいはもうすでに建ててもらってその後のアフターサービスの問題...全文を見る
○中川(秀)委員 検討するということと結論が出ていないということは同じようであって意味はまた違うわけで、大いに検討して結論を出してもらいたい、御要望申し上げておきます。  現実にいま公害健康被害補償制度がありますけれども、この補償の仕方についてチッソの場合、現在患者さんは民法上...全文を見る
○中川(秀)委員 私がお伺いしているのは、制度としてのありようの問題ではありません。法理論としてそういう補償制度があって、補償給付はこうだとあって、原資はどうするということは一方の規定である。しかし制度として残る以上、その責任企業が倒産、存在がなくなってしまったという事態になった...全文を見る
○中川(秀)委員 ちょっとくどいのですが、この点は大変重要なポイントであると思うのですね。特定賦課金の問題は、何も水俣病だけではありません。イタイイタイ病もございましょうし、あるいは阿賀野川の水銀中毒に関する問題もありましょう。あるいはこれからも発生してくるかもしれない。まして、...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。それで結構でございます。  私は、いま考えられておりますところのチッソ救済策あるいはこの問題の解決策は四つあるのじゃないかと思うのですね。  一つは、チッソに対して政府機関あるいはその他国庫資金による特別融資。開発銀行その他から融資をする。これ...全文を見る
○中川(秀)委員 先ほど、第一の、国や政府機関による特別融資の方法は、法律的にいろいろむずかしい点があるということを私申し上げました。それは予算委員会の質疑でも出ております。  第二の、県債による肩がわり方式、これは最も現実的な方法ではないか、そんなことも種々報道がされているの...全文を見る
○中川(秀)委員 いずれも現実的にむずかしいのじゃないかと、自治省、大蔵省ともに非常に消極的な御見解であります。他の委員会の質疑でも同じような御答弁があったやに私は伺っておりますけれどもこれもなかなかむずかしい方法だ、安易にそういうことをして、返せないときにはどうするのだ、その場...全文を見る
○中川(秀)委員 私は、いまのその御説明で結構なんですが、特別立法というものを、どんな形にしろこの問題に限って、じゃあつくりましょう、そんな安易なものではないと思うのですね。やはり一チッソだけの問題じゃない、次から次に出てきたときに一々そんな特別立法をつくるということには非常に問...全文を見る
○中川(秀)委員 どうも長時間ありがとうございました。  以上で終わります。
03月01日第84回国会 衆議院 建設委員会 第5号
議事録を見る
○中川(秀)委員 当委員会でお尋ねをするのは初めてでございますので、勉強の意味で、多少重複があるかもしれませんが、若干のお尋ねをさせていただきたいと思います。  大臣の所信表明に沿ってお尋ねをしたいと思うのでありますが、まず当面の諸施策につきまして住宅宅地対策をお挙げになってい...全文を見る
○中川(秀)委員 可能と考えておられるという御答弁ですが、いま都市銀行の住宅ローンの金利は二、三年前に比べて、大分、二%まではいきませんが一・五ぐらいでございますか、利率は下がっておりますね。しかし、下がっていても、たとえば昨年の実績などを見ていると、前年同期に比べて、下がった時...全文を見る
○中川(秀)委員 公庫の利用者実態調査を拝見をいたしますと、まさに公庫利用者は三十代、四十代といった若年中堅の年齢層、並びに所得者層が中心であるという、そのような結果が出ているのでありますが、まさにこういった低成長時代に所得と住宅取得費の乖離というものはますます拡大をしている、こ...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。御努力をお願いしておきたいと思います。  同時に、住宅問題は大臣、この所信表明にも書いてありますけれども、まさに宅地というものと一体なわけですね。ところが今度の住宅対策というものを拝見いたしますと、宅地対策というものについてはやはり不十分な点が一...全文を見る
○中川(秀)委員 ただいま局長が数字を挙げられた第三期計画の六万六千ヘクタールでありますが、これは五十一年から五十五年ということになっておるわけですね。この五十一年から五十五年という計画、この六万六千ヘクタールの中に、局長八割と言っておられましたが、これによると民間七四%というこ...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。  もう一点、いわゆる民間供給と公的供給の率、割合でございますが、第二期に比べれば第三期は公的供給が六%ばかりアップをするという、そういう表でございますけれども、現在のような経済情勢の中で、安い良質な宅地の大量供給という問題を民間だけに任せておい...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。  ただ、私は最後にお尋ねをしたのですが、いわゆる土地の保有形態ですね。私有権の問題について根本的にメスを入れて、今後の土地政策を展開すべきだという意見、指摘が各方面にあるわけですが、それについての政府の方向、基本的な見解、これを教えていただきた...全文を見る
○中川(秀)委員 次に、道路の問題について若干のお尋ねをいたします。  第八次道路整備五カ年計画、このことについて若干のお尋ねをしたいと思うのですが、この第八次道路整備五カ年計画は昭和五十年代前期経済計画に従って決定されているわけですが、この経済計画自身が最近の経済財政の実態と...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。  いまの財源の問題でありますが、いまお触れになりました閣議了解にも書いてあるわけでありますけれども、必要財源のうちのいわゆる揮発油税収入等の特定財源ですね、これはいろいろな議論があるわけでありますが、この特定財源について今後の問題としてどのよう...全文を見る
○中川(秀)委員 そういたしますと、これからの政府部内の御検討の過程で、建設省としてはいま七八%という特定財源の比率をお挙げになりましたけれども、あくまでそれだけは確保するという姿勢でお臨みになる、いろいろ議論はありますけれども、建設省としては、これは一歩も譲れないんだというお立...全文を見る
○中川(秀)委員 次に、高速道路の問題についてお伺いをいたします。  これから年平均二百六十キロずつ整備を進めていくという中長期の整備計画があるわけでありますけれども、現行の料金体系についてまず第一点お伺いをいたしますが、現在キロ十三円五十銭ということでおやりになっているという...全文を見る
○中川(秀)委員 プール制は崩さない、若干の料金値上げの負担能力というかまだ幅はあろう。いまおっしゃった資金コストというのはいわゆる利子補給限度ですかね、これも引き上げ等の措置も考えなければならぬということですが、それで第二国鉄にならないと言い切れるでしょうか、ちょっとお尋ねをし...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは本当に一両年内ぐらいに、いろいろな有料道路、高速道路の問題につきましてもいままでと多少違う選択を若干しなければならないような気がするのですが、先ほどの御答弁で触れられましたように、現行六・四%の平均金利までは国が利子補給しているわけですね。これを引き上げ...全文を見る
○中川(秀)委員 時間がありませんので、次の問題に移ります。  建設大臣の基本計画、認可を受けております。広島大学の移転に伴います賀茂研究学園都市の問題について若干のお尋ねをいたします。  この問題については、昨年の予算委員会でも私はお尋ねをしているのでありますが、用地の取得...全文を見る
○中川(秀)委員 そういたしますと、何とか五十三年度中には調整池と関係ないところぐらいから着工するわけですかな。着工して、そして五十四年には大学に渡したい。五十五年の八月がキャンパス移転の開始時期と計画ではなっておるわけですが、その時期はずらさない、こういうことでよろしゅうござい...全文を見る
○中川(秀)委員 私はメモをとりながら伺っておるので、先ほどの御答弁は、五十四年度には一部大学に引き渡すと御答弁があったので御確認をしたわけですが、そうしますと、五十四年度には造成に着工して、どうなんですか、大学に引き渡す時期。したがって大学の移転時期、これの新しいめどはどうなり...全文を見る
○中川(秀)委員 そうすると、造成の着工も、五十四年度でき上がったものから、できるだけ工事を急いで、中身を詰めて、スピードを上げてでき上がったところから五十四年度には大学にお渡しをするということで、開議の時期、スタートを五十五年八月ということは狂わさない、こういうふうに理解してよ...全文を見る
○中川(秀)委員 昨年の御答弁では、整備計画を五十二年度中に作成完了予定である、こういう御答弁があるのでありますが、この大学のキャンパス全体の整備計画というものは、今年度中に間に合うのでありますか。
○中川(秀)委員 文部省もお越しになっていると思いますが、大学の方の移転の計画並びにその整備計画、いまお尋ねいたしましたが、その辺はどのようになっているか、現況をちょっとお知らせください。
○中川(秀)委員 最後のお尋ねをいたします。  実は、この学園都市事業は、単に広島大学だけが移転をするということではなくて、実に大きな関連公共事業あるいは一般公共事業を伴うわけであります。  私が、いろいろな関係御当局にお伺いをして試算をしたところによりますと、総額で二千五百...全文を見る
○中川(秀)委員 時間もありませんので、いまの問題につきましては改めてお伺いすることといたしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。      ————◇—————
03月22日第84回国会 衆議院 建設委員会 第7号
議事録を見る
○中川(秀)委員 私は、当委員会に提出をされております道路整備緊急措置法一部改正案については賛成でございますので、なるべく重複を避けて三点にしぼって若干のお尋ねをさせていただきたいと思います。  この法案の柱になっております第八次道路整備五カ年計画でありますが、概算要求のときの...全文を見る
○中川(秀)委員 五十三年度の予算編成の際に、財政当局と建設省はこの地方単独事業についての利子補給についていろいろな御協議をなさったように伺っておりますが、第八次五カ年計画の計画中もさらにそういった問題について検討を加え、努力をなさるのかどうか、あえてさらに一点お伺いをいたします...全文を見る
○中川(秀)委員 鋭意御努力をお願いしたいと存じます。  第二点でありますが、この第八次計画の道路整備でありますけれども、この舗装の種別の問題についてちょっとお伺いをしたいと思うのであります。第八次計画では舗装のいわゆる黒と白、アスファルト舗装とコンクリート舗装、この比率はどん...全文を見る
○中川(秀)委員 しかし、アスファルトは、要するに原油からガソリンやナフサ、灯油などを取った残りのかすが原料ですけれども、今後の原油輸入の見通しというようなことを考えてみますと、たとえば通産省がこの前まとめました長期エネルギー需給の見通しによりましても、石油換算で六十年度には八千...全文を見る
○中川(秀)委員 イギリスでは、入札の参加者は、特に限定しない限りアスファルトでもコンクリートでも、白でも黒でも有利な舗装で応札できるという、これは何か新しい、何年からですか、最近と書いてありますが、そういうポリシーを始めたと書いてあるわけですか、わが国の場合でも、行政レベルでコ...全文を見る
○中川(秀)委員 最後に一点ですが、山陽自動車道とそれから国道二号線の西条バイパスの計画のことについて、ちょっと簡単にお尋ねをいたします。  先般の委員会でもお尋ねをしたのですが、広島大学の移転に伴います学園都市づくりが進んでいるその骨格をなす道路計画でありますけれども、昨年の...全文を見る
○中川(秀)委員 終わります。(拍手)
03月23日第84回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
議事録を見る
○中川(秀)委員 在勤法のお尋ねをする前に、せっかく外務大臣が御出席でございますので、昨日の政府首脳会議のことにつきまして、一、二お尋ねをさせていただきたいと思います。  けさの新聞報道によりますと、いよいよ外務大臣の訪中による政治折衝というようなものが、政府首脳会議においても...全文を見る
○中川(秀)委員 時期やあるいは日程等はお決めになったわけではないということでございますけれども、既定の方針の上にのっとって進めていくというその御確認の中に、外務大臣御自身が時期を見て、与党内の調整もございましょう、そういう時期を見まして、たとえば四月の前半あたりに御訪中になる、...全文を見る
○中川(秀)委員 もう一点お尋ねをいたしますが、第三回の佐藤北京駐在大使と中国政府の韓念竜外務次官との会談と、検討課題だというお話ですが、恐らく御心中は期するところがあるものと私は拝察をするのでありますけれども、この外務大臣御自身の御訪中というものの絡みはどういうぐあいになるでし...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。それでは在勤法のお尋ねをさせていただきます。  在外公館に勤務する大公使等は、在勤法によりましてその俸給、期末手当あるいは在勤手当、在勤手当の中身も基本手当や住居手当や配偶者手当、子女教育手当、いろいろございますけれども、これが住居手当を除いてす...全文を見る
○中川(秀)委員 よくわかりました。  私はここで御検討いただきたい点を一つだけ御指摘をさせていただきたいと思うのでありますが、わが国の在外公館の場合、いわゆる大使館員の住宅並びにその使う家具、什器のたぐいは全部こういった手当の中からそれぞれが自弁をする、こういうたてまえになっ...全文を見る
○中川(秀)委員 鋭意、一部地域でなくて、みんなが使える家具等については、貸与制度を広げた方が、むしろ国費のむだ遣いを防止することになるのではないかと私は思います。あえて御指摘を申し上げたゆえんはそこにあるわけでございまして、さらに御努力を願いたいと存じます。  さて、外務省の...全文を見る
○中川(秀)委員 これまた鋭意御努力をお願いして、適当な時期にいい答えを出していただきたいと思います。  外務大臣にひとつ、外務大臣がそういうことをよく御存じであるかという意味でお伺いをしたいのですが、過去十年間、外交官試験に合格をいたしましたキャリアの大学出身種別のうち、東大...全文を見る
○中川(秀)委員 私は数だけお伺いしたのですが、大臣は最後のお答えまでしてしまいましたので、お尋ねすることがだんだんなくなってしまいますけれども、あえていま一つ御指摘をいたしますならば、ただいまお話がありましたように、私が調べましたのは、これまでの十年間のキャリア合格者、やはり五...全文を見る
○中川(秀)委員 もう時間がなくなりましたので、最後のお尋ねをいたしますが、外務公務員法を読んでいて、私はちょっと意外な感嘆がしたのでありますけれども、第七条「外務公務員の欠格事由」の中の「国家公務員法第三十八条の規定に該当する場合の外、国籍を有しない者若しくは外国の国籍を有する...全文を見る
○中川(秀)委員 終わります。
○中川(秀)委員 運輸省がお越しだろうと思いますが、まず本年から福岡ー香港間の国際線が週四便になった際に、従来の路線ルートと若干変わりまして、その増便分だけは、従来は福岡-鹿児島-香港という線でございましたけれども、これが福岡-那覇-香港という認可になったと聞いているのであります...全文を見る
○中川(秀)委員 本当にその理由だけですか。
○中川(秀)委員 私が聞いておりますことでは、この増便された便の曜日は日曜日である。しかしこの日曜日が、福岡板付空港でのいわゆるCIQ、関税、入管、検疫等の業務がほとんど行われていないがためにこの増便は便宜国内線として、福岡-沖繩という国内線を使って、さらにいまお話のあったような...全文を見る
○中川(秀)委員 法務省にお伺いをいたしますが、わが国の国際線の関係空港で、日曜日入管業務をしているところ、していないところ、どんなあんばいになっておりますか。
○中川(秀)委員 お尋ねをしたのはそれではないので、先にお答えになっておるようですが、現在わが国の国際線関係空港で日曜日、ワンセットのものとおっしゃいますが、入管業務をしているところと、していないところ、どんなぐあいになっておりますか。
○中川(秀)委員 冒頭お話をいたしました国際線の増便の問題も、そのような事情によって路線を、寄港地を若干変えざるを得なくなったということを聞いておるわけでございます。  現在国際化社会を迎えまして、たとえば日曜日を利用して出発する、あるいは帰国をするというような需要というものは...全文を見る
○中川(秀)委員 私は、一時間という時間をちょうだいをしておりまして、お尋ねをしたいことも多々あるのでありますが、大変不健康な時間にもなっておりますので、本日は、またの機会に譲るといたしまして、終わります。
04月06日第84回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
議事録を見る
○中川(秀)委員 科学技術庁設置法改正案について若干お尋ねをいたします前に科学技術行政全般のことにつきまして、特に長官の御見解をお伺いしたいと思います。  国なり社会なりの発展というものには私は三つのファクターがあると思うのです。かつてわれわれの歴史の中で、その発展は、資源を求...全文を見る
○中川(秀)委員 私申し上げたいと思いましたのは、長官のいまの御答弁で、長官のお立場なりあるいは総合調整機能としての科学技術庁のお役割り、その使命ということについての認識というのは、私も基本的には了解するものでありますが、現実に、たとえばわが国の代替エネルギーの研究開発にいたしま...全文を見る
○中川(秀)委員 大臣の御懸命な御答弁、かつまた私のやや思いつき的なことに対しましても御懇切な御答弁がありましたから、あえてこれ以上申し上げませんが、要するに、現状だけに目を奪われることなく、行政のいまの範囲ということの当面の御処理だけに追われることなく、まさに国運をかけた、先ほ...全文を見る
○中川(秀)委員 残された部門は移転の御計画はないのですか。
○中川(秀)委員 将来ともないのですか。
○中川(秀)委員 先ほど来午前中から質問がずいぶんありましたが、大規模地震対策特別措置法案に関連してちょっとお尋ねをいたします。  ダブリはちょっと省略をいたしますけれども、いわゆる地震防災対策強化地域に指定されたところは病院、デパート、石油、高圧ガス取扱者等に地震防災応急計画...全文を見る
○中川(秀)委員 御答弁はもうそれで結構でございますが、私個人の意見、御注文としてお聞きおきいただきたいと思うのですけれども、一応観測強化地域としていままでやっていた地域を、いろいろいまの御答弁の趣旨はよくわかるのですが、この法案の強化地域の対象にしないということについても私は若...全文を見る
○中川(秀)委員 時間を過ぎてしまって申しわけありませんが、最後にもう一問だけ簡単にお尋ねをいたします。  報道によりますと、つい最近、通産大臣の諮問機関である総合エネルギー調査会原子力部会の基本政策小委員会で今後の日本の原子力政策の基本的方向として、プルトニウムの軽水炉への利...全文を見る
○中川(秀)委員 基本路線を一〇〇とするならば、一〇〇のうちの九〇台にもう迫るぐらい、数量化することは不可能ですが、自主技術という基本路線があるならば九〇%以上はそれでいくんだというような、そのくらいの不動の御信念、御方針のもとに、その上で、国際協力ということを考える、私は、わが...全文を見る
04月12日第84回国会 衆議院 建設委員会 第11号
議事録を見る
○中川(秀)委員 昼食抜きの御答弁、御苦労さまでございます。できるだけポイントをしぼりまして、非常に大ざっぱな総論で恐縮でございますが、きょうは二、三の点についてお尋ねをしたいと思うのであります。  まず、大変大ざっぱな議論でございますけれども、わが国の公共事業、国づくりの一つ...全文を見る
○中川(秀)委員 大臣の御見解、それなりに正しいと思いますし、それで結構だと思うのですが、ただこういう議論があるわけであります。  非常に不況の中で、景気刺激効果を公共事業に求める、公共投資に求める、そういうことの余り、都市に住んでいる住民が、あるときに山の中へ行ったら大変すば...全文を見る
○中川(秀)委員 非常に大ざっぱな御提案でございますけれども、新しい時代を迎えて、費用対効果も十分御計算になって、都市環境で何か指数を挙げて、基準以下のところは積極的にやるべきである、この指数以上のところは現状の段階でいまのところ御勘弁願いたいとかいう、治水にしても都市計画にいた...全文を見る
○中川(秀)委員 結構でございます。大いに御努力を願いたいと思うのでありますが、大臣、いまお触れになりました三全総でございますけれども、おおむね十年ということでこれから始まるわけであります。先般、国土庁で発表になった本年一月一日現在の地価の現況についてちょっと拝見いたしましたが、...全文を見る
○中川(秀)委員 現況ではそういうことだという御見解だと思うのですが、じゃ将来どうですか。三全総の定住圏構想というものがこれからの問題として、投機的な心理というほどまではいろいろな法的規制もあるからいかないと思いますが、しかし、さはさりながら、今後の土地利用計画をむずかしくすると...全文を見る
○中川(秀)委員 鋭意御努力をこれまたお願いをするわけでありますが、先ほど大臣もちょっとお触れになったのですけれども、三全総で言う定住圏構想、それからもちろん自治省にも広域市町村圏の構想があるわけですが、私きょうちょっとお伺いをしようと思うのは、建設省がお進めになっている、昭和四...全文を見る
○中川(秀)委員 各般にわたって考え方が左に行ったり右に行ったり、それぞれ同じ町や同じ地域において方向が違ってしまうようなことにならないように、これは大いに御調整なさる必要があるだろうと私も思います。御努力をお願いしたいと思います。  いま一つ、公営住宅の問題でございますが、現...全文を見る
○中川(秀)委員 そういたしますと、大体五カ年で四十五万戸ですから一年に九万戸、パラレルに割ってしまえばそういうふうになるわけですが、大体実績は二万戸弱くらい下回っているわけですね。いまお伺いをしたわけですが、土地の問題あるいはその他関連施設、環境の整備の問題、地域の問題、いろい...全文を見る
○中川(秀)委員 終わります。
04月25日第84回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
議事録を見る
○中川(秀)委員 きょうはいささかぶっつけの質問で恐縮でございますが、両案について幾つかの問題点を指摘して、お尋ねをしたいと思います。しかし、それに先立ちまして、本日から始まりました交通ゼネストと人事院勧告の関係等について若干のお尋ねをしたいと思います。  人事院お越しだと思い...全文を見る
○中川(秀)委員 非常に微妙な問題であることは、私もそう思うわけですが、いわゆる春闘相場というものですね。昨年が八・八%に対して人事院勧告が八・七四%、もちろん定昇込みでありますが、その差わずか〇・〇六%です。その前年の同じような差は〇・〇三%と、こういうことになっておりまして、...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。  もう一点さっきの点に返ってこの問題について最後のお尋ねをいたしますが、今度の交通ゼネスト、ストライキあるいはこの山場を迎えたこの春闘の中でのゼネストの位置づけが、先ほどお話ししたように人事院の勧告五%で出すか出さないかという問題も絡んで、官公...全文を見る
○中川(秀)委員 微妙な問題なので、押し問答になると思いますから、この程度でやめます。  大臣もお越しですから、早速行政改革の本論、法案審議に絡んで質問させていただきたいと思います。  ここでちょっと福田内閣の昨年来の行政改革、かけ声とその実績ということを簡単に整理してみたい...全文を見る
○中川(秀)委員 私はかつて政治記者をやっておりましたが、大臣のお人柄は本当に年々ますます円熟味を増されたという感じがいたしますね。大臣は、私の記憶ではたしか実業界の御経験もおありになるだろうと思うのですが、民間経営の場合に、危機に瀕しているときはそんな関係各方面の熱意もこれあり...全文を見る
○中川(秀)委員 大臣、賛成したら、大臣らしく大いに思い切ってやっていただかなければいかぬ、こういうことになる。国民生活省、おやりになりますか。労働省、厚生省を統合して生活行政、福祉行政の一元化を図る。おやりになりますか、いかがですか。
○中川(秀)委員 先ほどの問題、ちょっと事務当局にもお伺いをしますが、大臣は御発言になってない、しかし新聞の報道が全くでたらめということはないわけですから、何らかの動きがあると思うのです。     〔高鳥委員長代理退席、委員長着席〕 定員管理その他重要事項について機動的に対処...全文を見る
○中川(秀)委員 慎重かつ前向きに、大いに検討していただきたいと思います。  次の問題で、行政組織法の現状並びに将来という問題について若干の御提案をして御見解を伺いたいと思います。  かつて行政組織法の改正、行政改革推進のために部局、出先機関、付属機関、こういうものの整理合理...全文を見る
○中川(秀)委員 一つの思いつきの提案ですので、可能ならば、そういう方向も考えて検討していただきたいと思います。  では、審議会一括整理法案の中身に入らしていただきます。  この審議会整理法案、私はいろいろ細かく考えてみたのですけれども、今度の整理の物差しは、必要性の低下した...全文を見る
○中川(秀)委員 私も不服審査会は名前も挙げませんでした。それから基本問題をやる公務員制度審議会あるいは選挙制度審議会については理解をすると申し上げたのですが、それ以外のものについても、どうしてこれは対象にならなかったのかなという感じのものが若干ある。私は、三年間にわたって開催ゼ...全文を見る
○中川(秀)委員 先ほどお話をしたように、審議会等の委員構成、定数等は、その根拠とともに実体法で規定する場合と政令で規定する場合とありますが、そのいずれの方式をとろうとも、少なくとも各省設置法に審議会等の名称等が必ず規定されておるというのがあるべき姿ではないか。政令や何やらでいず...全文を見る
○中川(秀)委員 繰り返しになりますけれども、二つまたは三つの審議会を一つにして、委員定数や構成は政令にゆだねる。そうすると、たとえば三つの審議会を一つにして、三つの部会をその一つの審議会の下に置く、そして各部会が委員定数等従前と全く同様だということにしますと、何のための審議会整...全文を見る
○中川(秀)委員 ついでと申し上げては大変申しわけありませんが、一度こういう資料もおまとめ願って、御説明を願いたいと思うのですが、この臨調答申の審議会改善方針、あるいは四十一年の政府の改善方針では、国会議員や政府職員を委員にしない、利害の対立する審議会では公益委員の数を過半数以上...全文を見る
○中川(秀)委員 今度の審議会整理法でも、大臣会長制の廃止あるいは次官等の会長制の廃止というのが、三つ審議会があります。かつて臨時行政調査会は、大臣会長制をとらずに、会長は当時三井銀行会長の佐藤喜一郎氏がおやりになりましたね。ところが、行政監理委員会になってからはずっと大臣会長制...全文を見る
○中川(秀)委員 勧告の場合は質が違いますけれども、答申を出す側が現実には受け取る側の人と同じ委員長であるということ、私は、これはどう議論してもやっぱりおかしい点がどうしても残ると思います。確かに、お話しのとおり閣議の席や政党あるいは各省庁への事前根回しというようなことを考えてみ...全文を見る
○中川(秀)委員 よろしく研究してみてください。  では、許認可整理法案についてお尋ねをいたします。今回の許認可整理法案は、五十三年度末に千二百四十項目、法律もございますし、それから政令、省令、通達での改正もございますが、千二百四十項目についてやる、こういうことでありますけれど...全文を見る
○中川(秀)委員 大臣にもぜひとも御答弁をいただきたいのですが、知事会の御意見は一つのお立場もありますから省略をいたしますけれども、この行政監理委員会の答申というのは、大臣が委員長をやっている委員会が大臣に対してやったんですよ、答申したんですよ。大臣は当然これに対して、推進する一...全文を見る
○中川(秀)委員 あと十五分ぐらいありますから、時間の許す限り具体的な、残されている問題をやらせていただきますけれども、自治省と大蔵省にお尋ねをいたします。  地方債の許可ということについて、地方自治法第二百五十条、地方自治法施行令百七十四条で、「一件五百万円以上は、自治大臣と...全文を見る
○中川(秀)委員 この問題だけでも本当に三十分ぐらいやりたいのでありますけれども、知事会の意見は、知事と財務部長との協議制度そのものを廃止してもらいたい、こういう意見なんですね。大蔵省、それは御存じですか。いまの改善のポイント、私は多年の懸案に対して大変前進であるとは思いますけれ...全文を見る
○中川(秀)委員 知事会の意見は、要するに機関委任事務として知事にやらせる以上はちゃんと法改正をして、そして委譲すべきだ、こういう意見なわけですね。こういう意見があるということは、もう読んでおられると思いますけれども、いまの御答弁では何かポイントがずれたような御答弁ですが、ひとつ...全文を見る
○中川(秀)委員 業者に対する指導監督も特に行われていない、あるいは登録業者が全体の提供業者の何%かも不明である。不明であるというのはいまの御答弁に出ましたね。それから、もう細かいお尋ねはしませんが、業務用米の割り当てと業者の実際の取り扱い数量、これがどのような実態になっているの...全文を見る
○中川(秀)委員 終わります。
04月27日第84回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
議事録を見る
○中川(秀)委員 遅くまで大臣、御苦労様です。また関係の皆さんも本当に遅くまで御苦労です。     〔村田委員長代理退席、高鳥委員長代理着席〕 大臣、途中できせるなさっても結構ですが、質問する方もそれなりに大変なんですから、しばらくの間おつき合いを願いたい。  いま審議され...全文を見る
○中川(秀)委員 大臣お立ちになる前に、御答弁は求めませんが、大臣の体の中にも明治の血が流れておられる、そうですね。その明治時代なんかを考えてみますと、むずかしいからどうだこうだというよりも、一つのやはり秩序のフロンティアをつくっていこうということで、大変な意気込みでおやりになっ...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは法案に対してのお尋ねをさせていただきますが、私は、先ほどもお話ししましたように、支分部局の整理再編成というものの基準ですね、これはやはり新しい時代に即応したものがどうしても必要だと思うのですが、今回の法案のようなかっこうで出てまいりますと、なぜ北海道だけ...全文を見る
○中川(秀)委員 もう一点、三十九年の臨調答申では地方支分部局の整理再編成についてこういう指摘があるわけです。「現行地方支分部局の設置形体は、その大部分が省庁全体の出先機関というよりは、むしろ内部部局」、各局ですね。「それぞれの地方出先機関化している場合が多い。」そういうケースが...全文を見る
○中川(秀)委員 むずかしい点があるのは承知の上でお尋ねをしているのですが、当然そういう物差しも常に頭に置いてこれからも努力をしていくべきだ。  そうすると、今後は社会経済情勢だとか、交通手段の発達だとかいったって、都道府県単位の整理、ブロック機関の整理統合は一応全部済んじゃう...全文を見る
○中川(秀)委員 行政相談の場合、処理をなさるときに、管区から言ってきたものは大変だとか、今度は分室に格が一段下がったから扱いがどうだとかということにならないように、そしてまた具体的な人員の配置等にいたしましても、御計画は承っておりますけれども、決して手不足でサービスが低下したと...全文を見る
○中川(秀)委員 その記憶喪失のケースも、北海道の現地視察に行かしていただいたときにお話を伺いました。しかしそういうのが象徴的なケースとして幾つかあるというのではなくて、もっともっとなければ、本当はおかしいですよ。制度発足以来、件数は北海道だけでも一年に一万件からあるのですから、...全文を見る
○中川(秀)委員 特別昇給はどうですか。
○中川(秀)委員 わかりました。また正確にまとまりましたら、一回御報告をお願いしたいと思います。  しかし、いまの数字を伺っても、総裁、先般私どもの調べたところで、ある省の十二月分の勤勉手当は、平均は〇・六カ月ですが、これについて二段階に分けて、よく働く者、Aランクが〇・六七五...全文を見る
○中川(秀)委員 総裁、なかなかいつも御慎重なのに、最大限御努力するということですから、もうそれで結構でございます。当然御答弁しにくいと思いますから、さらには突っ込みませんが、今度の人事院勧告あたりでは少なくとも検討の対象にして何らかのかっこうでおやりになるというふうに私は解釈を...全文を見る
○中川(秀)委員 もう一点、人事局長ちょっと不明確なので……。  西村長官の目標というものは、必ずしもそれを否定しているのではないと前藤田長官もおっしゃった。これは目標として努力をするということですか、全くそれはうやむやにしてしまって、ただ勉強していくということなんですか。
○中川(秀)委員 この点も人事院総裁にちょっとお伺いしておきますが、先般、日本人事行政研究所、人事院の外郭団体ですね、ここでも定年制の問題について提言をまとめた、いずれ政府に報告をする、こういうことが新聞報道で出ているわけです。これによると、「長期にわたって雇用を保障する代わりに...全文を見る
○中川(秀)委員 事柄が深刻だとか重要だというのは公務員のお立場の議論なんです。国民にとってそんなことはちっとも深刻でも重要でもない。そうじゃないんですね。公務員のための公務員制度ではないのです。国民全体のための公務員制度なんですから、そういう立場で、事柄が重要であることもよくわ...全文を見る
○中川(秀)委員 これまた慎重にということですが、いつごろ結論を出されるのですか。閣議決定は早急に廃止というようになっていますね。
○中川(秀)委員 お答えにならないところを見ると、いつごろ結論を出すということはまだはっきり言えないということでしょうが、労働省、厚生省でも二年以内となっておるわけですね。早急にというのはそれよりも短いと私は理解をいたします。何と言ったって閣議の決定なのですから、私はいろいろ議論...全文を見る
○中川(秀)委員 答弁の関係のすり合わせが若干落ちていたようで、失礼しました。そういう質問があったことだけはお伝えください。  厚生省にお伺いします。  社会保険庁も、もう御答弁の内容は大体わかっておる。あえて繰り返しません。しかし、これも、私はおっしゃることもよくわかるので...全文を見る
○中川(秀)委員 鋭意御努力をお願いします。  閣議決定のその方針が、もちろん方向は明示はしてないわけですけれども、あくまでやっぱり三十年の経過の中で、そろそろ結論を出してきちっとしなければいけない。それもやっぱり国民の期待にこたえる方向でやらなければいけないという趣旨で出てい...全文を見る
○中川(秀)委員 大変力強い御答弁でほっといたしましたが、まさにほっとするという感じなんであります。  自治省の行政局どなたか——自治省としては、地方自治体もこれにならってやってくださいという答申が出ておりますね、どういうふうにおやりになりますか。簡単にお答えください。
○中川(秀)委員 せっかくの御答弁ですが、それでは足らない、通知するくらいでは足らない。指摘されたものだけやるのでも足らない。わずか一割しかやっていないのですよ。全体にかかわる問題なんです。各論で出ている細かいのだけおやりになるなんていう姿勢では足らないのですね。ひとつもっと前向...全文を見る
○中川(秀)委員 中央省庁の場合は事務次官会議までやって八月までに改善計画を持ってこい、大臣のところへ明細まで報告しろということでやっているわけですね。自治省もこれはいろいろなケースを課長もお読みになっていると思うのですが、責任というものの半分ぐらいは都道府県の責任というようなケ...全文を見る
○中川(秀)委員 激励よりも大いに監視をさしていただきたい。国民の立場から、これは大いにやってもらわなければいけない。ひとつ各省の方々も、あえて具体的にいろいろ言いませんが、たとえば文部省の交付時期、二十七件の補助金のうち年度末の三月に交付決定が行われているのが十一件ある。具体的...全文を見る
04月28日第84回国会 衆議院 建設委員会 第13号
議事録を見る
○中川(秀)委員 本会議まで残す時間非常に少ないし、食事抜きというのも不健康でありますから、できるだけ簡単に問題点を一点くらいにしぼりましてお尋ねしたいと思います。  まず大臣、福田内閣は昨年来、行財政の改革ということについて大変御熱心であったわけなんですが、しかし現実問題とし...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。私はきょうは大きな建設省と国土庁の統合問題とか、そんなことをお尋ねしようとは、時間もありませんので、そういうつもりではないわけであります。いま大臣が御発言になりましたように、まだまだやらなければならないことがたくさんあるという、そのたくさんある中に...全文を見る
○中川(秀)委員 この答申よりも四、五年前ですが、四十五年の国会で当時の大津留住宅局長が「とりあえず五年間に三分の一はひとつみずから行なうように指導したい、」こういう御答弁をなさっているわけですが、いま御答弁がありましたように現実は遅々として進まない状況のような感じであります。こ...全文を見る
○中川(秀)委員 この行監答申も「地代、家賃の動向、物価情勢、低所得者層対策等を考慮しつつ、一定の猶予期間を置いて同令の効力を失わせることとする。」こういう指摘になっているわけですが、今回組合の方は廃止をすることにして、統制令の許認可部分については廃止をしなかった理由は何ですか。
○中川(秀)委員 二十五年以前はそういう統制があって、それ以後はしないという、ごく単純に考えるならばこれも不公平の一つかもしれません。いずれにいたしましても、猶予期間を置いても廃止の方向に持っていけという答申が出てからもう五年以上経過しているわけでして、この問題もひとつ大いに前向...全文を見る
○中川(秀)委員 それで結構ですが、もう一問だけ大臣にお答えをいただきたい。  実は一昨日の事務次官会議でもこの問題は取り上げられた問題です。補助金の事務手続の簡素化に関する行監委員会の答申が出まして、私も全部目を通してみましたが、本当に驚くべき事務量であったり、あるいは時間が...全文を見る
○中川(秀)委員 終わります。
05月11日第84回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
議事録を見る
○中川(秀)委員 きょうは準備の都合もありまして、やや総論的なお尋ねをしたいと思いますので、できるだけ大臣に御答弁を願いたいと思うのであります。  まず、今回の農林省設置法の一部改正案のねらいというものが一言で言って何なのか、私は大臣の基本的な御認識をお伺いしたいと思うのです。...全文を見る
○中川(秀)委員 一言で言えば確かにそのとおりの法案なのだろうと思いますが、現実にいろいろしさいに考えてみますと、案外そのねらいというか目的が貫かれていないのじゃないかという気が非常にしてならない。たとえば第一点の水産業の見直し、そのための省名変更、振興部の創設等々によって新時代...全文を見る
○中川(秀)委員 せっかくの御答弁ですから、一言私は御注文だけ申し上げておきますけれども、議論をしようとは思いません。結局、先ほどお話ししたように、行政改革のスタートになった臨調答申でも、はっきりと、外局部門として実施系統を担当するところがあわせ企画系統も持っているところでは、と...全文を見る
○中川(秀)委員 では、そうおっしゃるならば、具体的に数字を挙げてお尋ねをいたしますが、たとえば今度の法案、大臣が第二点として挙げられた国有林野事業の経営改善のために改善計画を立てる、特別措置法を出すというのと同様に、相並行して行政組織、機構の簡素化を図ったのだということなんです...全文を見る
○中川(秀)委員 大臣、これは私が言うというのでなくて、国民の立場から言ったら、いまの御答弁では甘いのですよ。全然甘い。たとえば本当に行政機構の簡素化をしようと思ったら、まず上から範をたれていかなければいけない。私どもは、行政改革に当たっては国会議員の数から減らしていけというぐら...全文を見る
○中川(秀)委員 ようやく十分でないという御答弁なんでありますけれども、先ほどちょっと一、二指摘をしました食糧事務所の統合の問題あるいは林野庁の次長、かつて国会で削除をされた、提案されたけれども、七十国会ではだめだったということを改めて出してきた。出先で合理化しようという一方で、...全文を見る
○中川(秀)委員 何回もお話ししても意見が完全にかみ合うということはないようなんで、この程度にいたしますが、私は、その問題にいたしましても、考え方としてはやはりタイミングの問題もあると思うのですね。いままでずっと懸案であったからやったのだということですが、今度の法案のように、いろ...全文を見る
○中川(秀)委員 長官、大変御懇切に御答弁を願いましたが、とすると、法案が成立した暁には、計画はいつ策定されますか。
○中川(秀)委員 ただいまの御答弁で結構でありますが、結局普通の民間経営体でありましたならば、たとえば会社更生法でも何でもそうですが、こういう事態になったらすぐさま計画を立てて更生申請するなりして、直ちに更生手続を開始しなければつぶれちゃうわけですね。結局そのくらいの緊急性を持っ...全文を見る
○中川(秀)委員 これから申し上げます第二の声は、車の中からだけ国有林を見ていてはわからない声だと思います。大臣は選挙区にもあるのだし、いまや何といっても林野行政の頂点に立っておられるのだから、実際どのような状況なのかということは、ごらんになる機会があったらぜひとも中に入ってごら...全文を見る
○中川(秀)委員 これまた大変念の入った御答弁でございまして、むしろ若干安心をするのでありますけれども、さらにさらに御努力願いたいと思うのです。  もう一つの声で、二、三年で林野行政の幹部もしくは現場責任者が交代をする、仕事の方は四十年も四十五年もかかる大事業だ、そういう人事管...全文を見る
○中川(秀)委員 以上、三つの国有林野事業に対する声を挙げてお尋ねをしたわけですが、もう一つ、これは全く違いますけれども、先般の五十二年度林業白書によると、木材の需給バランス確保のために外材輸入の抑制、適正化の行政指導を強めるべきではないかという内容になっているわけです。さもなく...全文を見る
○中川(秀)委員 時間があと二分ばかりになりましたから、最後に大臣にお伺いをいたします。  先ほど来私が幾つかお話し申し上げましたように、今回の法案は必ずしも十分なものではない。今後政府が努力をすることを求められている部分がまだ相当あるのだ、私たちはそう思うのです。むしろそうし...全文を見る
○中川(秀)委員 終わります。
05月30日第84回国会 衆議院 内閣委員会 第21号
議事録を見る
○中川(秀)委員 審議せられておりますところの両法案について、並びに関連する問題について、できるだけ短時間に若干のお尋ねをしたいと存じます。  まず、国家公務員法及び地方公務員法の一部を改正する法律案についてでありますが、その目的の第一でございます管理職員の規定を整備したという...全文を見る
○中川(秀)委員 なかなかむずかしい文章でして、私にもよく意味がわからないのですが、「給与その他の勤務条件又は職員団体との関係についての当局の計画及び方針に関する機密の事項に接する監督的地位にある職員」というのと「接し、そのためにその職務上の義務と責任とが職員団体の構成員としての...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは、この管理職員の具体的範囲については、人事院規則で非常に細かく決められていますね。今回の法改正で管理職の範囲を労働組合法二条と同程度のものにするということなわけですけれども、人事院規則で具体的に書かれているところの管理職員の範囲、これに今回の法改正で変更...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは次の法人格付与に関する法案ですが、今度の法案によりますと、すでに現行法で登録されているものを除く国家公務員の職員団体、地方公務員の職員団体及び混合連合団体、この三つが今度の法律で法人格が付与される、こういう法案のようでありますが、具体的に今度の法案で法人...全文を見る
○中川(秀)委員 いま挙げた二つの団体は事実上常設団体ですね。常設会議ですね。執行機関もございますね。それからもちろん議決機関もございますね。そういうケースの場合は、対象になるのですか。
○中川(秀)委員 時間がありませんので、端的にポイントだけお伺いをしてまいります。  今度の法案のもととなりましたのは、四十八年九月の公務員制度審議会の答申ということですが、この答申の中の引き続き検討すべき事項というのがございます。そのことについてお伺いをしたいと思います。 ...全文を見る
○中川(秀)委員 大分慎重な御見解ですけれども、いろいろお伺いしているところでは、きわめて消極的な御見解を持っておられるということを伺っておりますが、時間がありませんから、その問題ばかりやっておられませんので、次へ行きます。  その引き続き検討すべき事項の中に、刑罰規定の再検討...全文を見る
○中川(秀)委員 きょうお伺いをしたかったのは、もう一つ、その最後の、いまから提起をいたします三公社五現業の争議権問題、スト権問題について主としてお尋ねをしたいと思っていたのでございます。  これもこの公務員制度審議会の答申のきわめて大事な部分、非常に重点を置いた部分であります...全文を見る
○中川(秀)委員 来月の中旬ということですが、これは昨年の秋の十一月の新聞でありますけれども、この基本問題会議で労使双方から一連の意見聴取を行ったところが、この公共企業体の経営形態変更について意見聴取をしたのだけれども、労使とも事業の公共性などを理由に民営論や分割論に反対、現状維...全文を見る
○中川(秀)委員 いわゆる各使用者側といいますか、三公社五現業の当局にも、公務員制度審議会からそういう答申が出ている中で現状に固執する意見ばかり言っているということについても、私は時間があればじっくりと質疑をしたいところでありますが、ひとつ私どもの見解、考え方だけきちっと申し上げ...全文を見る
○中川(秀)委員 長い間にわたる経過のある問題で、しかも相当のエネルギーを費やして、それは国費も含めまして、審議会が開かれ、その審議会が各界各層のいろいろな声を聞き、国民の声に耳を傾けながら出した答申を、またまた慎重に考えて結論を出したいと言うだけではいけないと私は思う。それだっ...全文を見る
○中川(秀)委員 大変残念ですが、質問を終わります。
06月08日第84回国会 衆議院 内閣委員会 第23号
議事録を見る
○中川(秀)委員 きょうはわれわれが考えておりますところの相互安全保障の当面の具体策についてお伺いをするつもりでございますが、それに先立ちまして一つだけちょっとお伺いしておきたいことがあるのです。  極東駐留のソ連陸海空軍部隊が五月下旬から択捉島を中心に上陸作戦と見られる演習を...全文を見る
○中川(秀)委員 若干防衛庁の正式見解を伺ったわけですが、一部報道によりますと、わが国からする北方四島地域における防衛庁の情報活動といいますか、特にソ連の軍事動向についての分析あるいはその分析をするためのデータ収集について努力が足らないあるいは努力をする体制にないという指摘も行わ...全文を見る
○中川(秀)委員 あえて付言をいたしますが、先ほどくどくどとは申し上げないつもりでこういう報道の指摘もあるのだということを申し上げました。恐らく防衛局長もその報道や指摘というものは目にしておられると思う。そういうことも踏まえて今後努力を続ける、こういうことと理解して、受け取ってよ...全文を見る
○中川(秀)委員 本題に入ります。  私どもは、もう大臣とも予算委員会で議論させていただいたこともございますが、防衛というもの、安全保障というものは、単に軍事的な要因だけでなくて、資源、食糧あるいはその他の国民生活の適正な水準を確保するための施策あるいは外交努力並びにそれと同時...全文を見る
○中川(秀)委員 私がお尋ねしているのは、一%未満の範囲内で五十三年度は〇・九ということになった、これをここ当分お続けになるのか、あるいは多少上下するのかということについてお尋ねをしたのですが、それについてお答えがないということはどういうことでございますか。
○中川(秀)委員 一%未満の範囲内でそれに近づける努力をする、こういうことでございますね。  では、まず今年度のことからお尋ねをいたしますが、五十三年度予算の国家公務員のベースアップですね、予算計上額は五%ということで計上されています。ところが、今年度勧告の基準となる民間のベー...全文を見る
○中川(秀)委員 まだ計算もしていないということでありますが、これは五十三年度のみならず来年度以降も、仮に六%成長と計算をし、また〇・九というGNP対比の防衛関係費、それも少しずつ上がっていくかもしれないという中で、人件費の方は、もしことしのような水準が続くとすると、いままでのよ...全文を見る
○中川(秀)委員 防衛というものは、私はもちろん人というものが重要な中心部分をなすと思う。しかし、そうであっても、現代のいろいろな戦略思想からするならば、たとえばPGMとか全く高効率の精密誘導兵器とか、そういういろいろな戦略思想が発達をして、技術も発達をしてきている。そういう装備...全文を見る
○中川(秀)委員 三次防当時と申しますと、ちょっと確認さしていただきますが、一番低いのが四十三年の二三・五%ですね、高いのが四十六年の二九・一%、三次防平均が二六・三%ということになっていますね。この程度までいくであろう、そういう方針で当面やる、こう理解してよろしゅうございますか...全文を見る
○中川(秀)委員 私は大変いい御答弁だと思います。それでやっていただきたいと思う。三次防の全防衛費に占める資本的支出が二六・三%、四次防が二四・六%、現在二〇・五%、昨年よりさらに〇・二%下がっている。これは年次計画で当分ここ五年ぐらいは、いろいろな要因を考えても三次防当時の水準...全文を見る
○中川(秀)委員 防衛庁の判断ではないのですか。
○中川(秀)委員 その耐用年数を超えている艦艇の数とそれから全体に占める比率、あるいは耐用年数に近づいている艦艇、ごく近づいているという、あと二、三年でなるというような状況ですね、その数と比率はどのくらいになっていますか。
○中川(秀)委員 三月から計算すると二十二年になったんじゃないですか。
○中川(秀)委員 全体の数。
○中川(秀)委員 ということは、自衛艦一つとりましても、かなり無理して計算をしても、防衛庁がお決めになった耐用年数を超えた船が一五%くらいになっているわけでしょう。それから毎年二、三隻ずつ来るわけでしょう。潜水艦もありますね。そういうことになりますと、これは資本支出というものにか...全文を見る
○中川(秀)委員 私は大変重要な御答弁だと思いますよ。いま防衛関係費における研究開発費の位置づけが、従来のような正面装備の充実、調達のための研究開発、どちらかというとそっちに重点が置かれていたでしょう。それがそうじゃない。いまの参事官の御答弁では、将来、十年先、二十年先を踏まえて...全文を見る
○中川(秀)委員 いまの防衛庁内でやっている研究開発は、各幕と技本がそれぞればらばらにやっている。各幕の方は正面装備の充実に最大の関心を寄せている、これは当然ではありますが、余ったところでその装備導入のための研究開発というような傾向になっていますね。だから、そのためのプロジェクト...全文を見る
○中川(秀)委員 大臣、お帰り早々恐縮ですが、いまちょっと議論をさせていただいたのは、防衛庁における研究開発が諸外国の水準の十分の一だ、しかも防衛装備にかかわる技術というものは、その国の工業技術の最先端を行くものであるから、アメリカなどでもなかなか譲ってくれなくなってきた、今後ま...全文を見る
○中川(秀)委員 大変力強い御発言で、私もそうあるべきだと思いますが、いま大臣に私ちょっとお尋ねをした後段の部分ですけれども、総理の言われる経常的支出、これはセーブする、今度は資本的支出をふやす、そのセーブする方に、科学技術庁も含めて一般の国の研究開発が入っている、こんなことでど...全文を見る
○中川(秀)委員 私どももいたしますが、それはやはり閣僚の御一人である大臣、しかも、防衛技術と工業技術というものは、最近はそうかきねがなくなってきたわけですから、ひとつ先頭を切って御尽力を願いたいと思うのであります。  次の問題に移らしていただきます。  大臣、この二十日ごろ...全文を見る
○中川(秀)委員 当面の問題については、私はこの分担金の問題、大臣のおっしゃること、よくわかります。私は、それでひとつ大いにがんばって、いろいろな、はだで感じ合える隔意ない対話をしてきていただきたいと思うのですが、しかし将来の問題を少しさらに考えてみますと、その思いやりというもの...全文を見る
○中川(秀)委員 方向としてはぜひ御理解を得たいと思うのです。大臣の御答弁、お話の趣旨を私もよく理解をします。国民の合意ということを大臣はおっしゃいましたが、最近の新聞調査によりますと、日本が攻撃をされた場合、米国が日本を守ると信ずるか。十年前には国民の三七%が、おれは信じると答...全文を見る
○中川(秀)委員 法制度の問題で事務当局とちょっと御議論させていただきたい。  たとえば核爆発災害などというものは、わが国の立場と関係なく発生するおそれは十分にありますね。たとえば中ソ戦争が発生したときに核爆発が起こった。その死の灰、偏西風に乗った死の灰、大規模な死の灰、フォー...全文を見る
○中川(秀)委員 たしか原子力発電所等の安全に関する法規では、原子力発電所の原子炉等は安全である、また安全にしなければいけない、こういうことを前提にいろいろな法規制を加えているわけでしょう。法整備をしているわけでしょう。それが、この災害対策基本法施行令の中で言う「放射性物質の大量...全文を見る
○中川(秀)委員 もう一度確認をさせていただきますが、ではそういう損害、単なる調査じゃありませんよ、災害ですよ。いわゆる大規模な死の灰、フォールアウト、中ソ戦争でももし起こって、そこで核爆発がした、そのときの死の灰による大量な災害は科学技術庁がやるということでいいですね。
○中川(秀)委員 要するに、そういう災害が起きた場合の対策の、しっかりした法的なものはないと言った方がむしろ素直な受け取り方ですね。無理に詭弁を弄するからそういう変な議論になってしまう。そうですね。
○中川(秀)委員 結局、違った観点だ、こう言っているわけですよ。そうですね。時間を大分とってしまいましたが、一事が万事で、結局核戦争のような事態における死の灰災害、フォールアウト災害についても法制度、あるいはどこがやるかというものも不確定。では、シビルディフェンス全体はどこがやる...全文を見る
○中川(秀)委員 大いに研究をされて、先ほどの大臣の御答弁にもありましたように、どこでやるかという受けざらぐらいははっきりしておいてください。でないといけないと思うのです。  最後のお尋ねをさせていただきますが、私は、わが国の安全保障の問題を考えるときに、自衛力の限界とか核兵器...全文を見る
○中川(秀)委員 時間も参りましたから、ちょっと細かく最後に羅列だけさせていただいて、官房長にお伺いしたいと思います。  たとえば、いざというときに、臨時の部隊編成をしようというときには長官に権限があるわけですけれども、臨時にするというと一々長官の許可を求めていたら間に合わない...全文を見る
○中川(秀)委員 最後に一言だけつけ加えさせていただきますが、要するにいざというときがあっては困るのです。しかしあっては困ると言って、ないということではない。そういうことになれば、きちっとそういうものは用意をしておく、そういうことは絶対に必要だと思います。かっていろいろな経過があ...全文を見る
06月14日第84回国会 衆議院 建設委員会 第15号
議事録を見る
○中川(秀)委員 今回の地震についてのお尋ねは、各委員から再三再度にわたってあったようでございますから、私どもも今度の地震に見られるブロックべいの建築基準施行令等の厳守あるいは監視といったことにつきましては、関係当局の御努力を強く要望いたしまして、きょうはその問題は省略をいたしま...全文を見る
○中川(秀)委員 基本的な考え方は私もいまの政府答弁と同じでありますけれども、ただ、宅地の場合、当分量は心配ないのだ。量は心配ないということなんですが、問題は量だけでなくて、いかにそれを実際に宅地として、いま懐妊期間のお話がありましたけれども、その上に住宅が乗っかっていくか、これ...全文を見る
○中川(秀)委員 ちょっとお願いをしておきますが、二十分という時間ですから、前段の経過は一切要りません。結論だけ御答弁ください。  次に、税制の問題についてお伺いをいたします。  先ほどの御答弁でも、税制についても検討を加えなきゃいけない、検討してみたいという御答弁があったわ...全文を見る
○中川(秀)委員 確かにこの税制をいじることによって再び土地成金問題が全く生じないということはない、そのおそれもあると私は思います。しかし、宅地の供給をふやすためにそれにある程度目をつぶるかどうかということは、一つの政策の選択ですね。その際、そうした資産の不平等を相続税等で措置す...全文を見る
○中川(秀)委員 おっしゃることはわからないわけではないのですが、いま国土庁からも御答弁があったように、ある程度市街化区域に隣接する調整区域についての微調整もすべき時期に来ている、これは私の私見を先に申し上げますが、そして、その微調整をした段階でその税制もまた考えることがあってい...全文を見る
○中川(秀)委員 最後に政務次官、いまいろいろお尋ねしましたように、五十四年度予算はこれから編成をやるわけですけれども、それに向けて量的な問題は一応五ヵ年計画については大丈夫だという見通しはあるわけだけれども、現実の、たとえば民間の宅地供給だとかいう問題についてはいろいろな各般の...全文を見る
○中川(秀)委員 ありがとうございました。      ————◇—————
08月15日第84回国会 衆議院 内閣委員会 第26号
議事録を見る
○中川(秀)委員 人事院の給与勧告につきまして若干のお尋ねをさせていただきたいと存じます。  三・八四%引き上げをするという勧告でありますが、不況低成長下の民間の給与実態というものを反映して、言い方が正しくはないかもしれませんけれども、予想どおり厳しい低率ベア勧告になったという...全文を見る
○中川(秀)委員 それではちょっと大蔵省にお尋ねをしたいと思うのですが、四十四年度予算からいわゆる総合予算主義で国家公務員の給与改定費を先組みをいたしておりますね。たしかお亡くなりになった村上さんが次官のときだったと思いますが、事前に財源を基本的な財政需要については留保しておくべ...全文を見る
○中川(秀)委員 特別会計を含めた数字はいかがですか。
○中川(秀)委員 かなりの減額補正になるわけですけれども、この減額補正、こういう事態が今後も続くことはあり得ると思うのですね。それはまあ民間の給与実態にもよるわけですけれども。  そこで、一つ基本的にお尋ねをいたしますが、五十四年度予算もこの公務員給与の先組みをなさるのかなさら...全文を見る
○中川(秀)委員 ひとつ十分御検討願いまして、この概算要求あるいはその後の政府案の決定に至る過程で十分検討して、一般の国民の感情というものも御考慮に入れていただいて、新しいそういった時代に即応する方法を出していただきたいと、お願いをする次第であります。  それから、これまた前通...全文を見る
○中川(秀)委員 前段の御答弁は私がお伺いしていることではないのですが、精神はわかりました。しかし、私の申し上げている精神は、何度も、総裁も、給与局長もこの場で議論している問題ですから、いまさらそんな御答弁では納得ができない。たしか前回の委員会でも、次なる人事院勧告を契機にこの問...全文を見る
○中川(秀)委員 たしか前国会の当委員会では仮集計ということで御答弁が出ているわけですね。たとえば勤勉手当については全体の七割、大体三分の二程度に当たる政府機関等で、おおむね三段階ぐらい、ABCということで評価をして、一割以上の開きをつけておるという省庁が全体で大体三割程度。一割...全文を見る
○中川(秀)委員 結論は出たのですか。
○中川(秀)委員 総裁にいま一度お尋ねをいたしますが、問題点はよくわかった、必要なら制度改善も考える、こういう御答弁でしたけれども、実はこの問題を指摘しましたのは昨年秋の臨時国会のときから当委員会でやっているのです。そうして調査をなさるという総裁の御答弁で、調査をしていただいた。...全文を見る
○中川(秀)委員 この問題を議論していると長くなってしまうのですが、総務長官、いま私が申し上げておりますのは、法律で働く公務員と働かない公務員の間に勤勉手当というもので差をつけることになっているのです。たとえばこの十二月分の年末の勤勉手当の場合は法律で大体〇・五ヵ月分の幅をつける...全文を見る
○中川(秀)委員 もう一年も前から申し上げていることですから、ひとつできるだけ速やかに一つの方向というものを打ち出していただきたい。あえて重ねてお願いをしたいと存じます。これは私が損するわけでも得するわけでもない。それだったら最初から法律でも〇・〇五ヵ月分と定めておけばいいので、...全文を見る
○中川(秀)委員 政府としてこの勧告にございます。これは六項目になるんでしょうか、第六項目、いわゆる高齢層職員についての「年齢階層別にみた給与配分の適正化を図るため、昇給の停止を含め、高齢層職員の給与について早急に適切な措置を講ずる必要がある。」この勧告、これはお受けになって早急...全文を見る
○中川(秀)委員 総裁、定年制の方の問題ですが、この文章を読みますと、なお「今後、引き続き、各省庁における高齢職員の在職状況、退職管理等の実態、民間企業における定年制等の運用状況、諸外国の公務員の定年制等について詳細な調査をし、きめ細かい検討を行っていく所存であります。」こうある...全文を見る
○中川(秀)委員 読売新聞のさきに行われた世論調査によりましても、四人のうち三人までが公務員の定年制導入に賛成をしている。これはまさに圧倒的な声ですね。ひとついまの御認識でできるだけ速やかに御結論を出していただきたい。ここに、これまた強くお願いをいたしておきます。  それからい...全文を見る
○中川(秀)委員 お願いをしたいと思います。  給与の問題、私は公務員の方々だって、国民の方から、一般の民間の給与と比較をして、総合的に考えて大変あなた方は恵まれているではないか、一方的にそういうことを言われたら迷惑だろうと思います。また同時に、そういうギャップがどこかで破裂を...全文を見る
○中川(秀)委員 終わります。
08月16日第84回国会 衆議院 内閣委員会 第27号
議事録を見る
○中川(秀)委員 大変、長時間、重要な問題について審議が行われているわけで、なるべく重複を避けたいと存じますが、問題の事柄は同じでございますので、私どもなりの立場から、きょうは有事立法の問題あるいは防衛白書の問題、その他若干の点につきましてお尋ねをしたいと存じます。     〔...全文を見る
○中川(秀)委員 国民の中で議論をする場合に、いまの大臣の御答弁がごくあたりまえな常識論だと私は思うわけです。いろいろそれぞれのお立場からの議論はあると思うのですが、私は少なくともそう思います。また、私ども新自由クラブもこの問題につきましては、いまの大臣の御答弁、先ほど私がお話し...全文を見る
○中川(秀)委員 そういたしますと、国防会議の権能の中にもこういった問題について議論をするという項目があるわけでありまして、たとえば、第一項の「国防の基本方針」にも関連するかもしれません。あるいは第三項の「防衛計画に関連する産業等の調整計画の大綱」というのにも関連するかもしれませ...全文を見る
○中川(秀)委員 先ほどお話をしました四つにわたる本日の御答弁あるいは白書その他政府の有事立法に対する御見解の中に、第一点として、有事とは自衛隊法第七十六条の規定による防衛出動が命令されるような事態を考える、こういう御答弁が出ているわけです。  ではお伺いしますが、七十七条の防...全文を見る
○中川(秀)委員 結局のところ「あるような事態」、「あるような事態」というのは、七十七条、「長官は、事態が緊迫し、前条第一項の規定による防衛出動命令が発せられることが予測される場合において、これに対処するため必要があると認めるときは、内閣総理大臣の承認を得て、自衛隊の全部又は一部...全文を見る
○中川(秀)委員 はっきりさせておきますが、私どももそれは当然だと思うのです。研究し、そういう現行法制度の欠陥がある部分、整備が行われてない部分について整備を行うという場合には、出動待機命令の段階からの準備をしておかなければ、出動待機命令と出動命令は本当に間一髪、紙一重の場合も当...全文を見る
○中川(秀)委員 この防衛研究と、これからようやく研究が始まりつつあるのか、大臣の御答弁ではまだ、つつまでも行っていないのじゃないかということでございますが、有事立法研究と、これとの関連は防衛庁いかがでございますか。たとえば有事の際にどのような行動をとるかという作戦面のいまの御研...全文を見る
○中川(秀)委員 当然連携をとりながらでなければいけない問題だと思います。また当然連携することがたくさん出てくる。二百項目ぐらいあるというお話も一部に出ておりますけれども、これは当然連携をとらなければいけない問題だと思います。そうすると、防衛研究の方は二年程度をめどにやる。有事立...全文を見る
○中川(秀)委員 確かにいまの御答弁の御趣旨もよくわかるし、大臣のいま御紹介がありました御答弁もわかるのですけれども、やはり先ほど言ったように、つまり相連携しなければどうにもならない問題、片や研究の成果が出て、片や高度の政治的判断があるからといって期限なしにやっていくんだ、これで...全文を見る
○中川(秀)委員 検討課題というものは大体何項目ございますか。
○中川(秀)委員 何項目かに分けまして具体的にお伺いをしてみたいと存じますが、たとえばこれは午前中の質疑でも出たようでございますけれども、かつてミグ25が日本へひょこっとやってまいりました。そのときにパイロットは日本側の調べに対して、絶対に撃ち落とされない自信があった、こう言って...全文を見る
○中川(秀)委員 確かに私が申し上げているのは仮定の議論なんですが、しかし、それじゃいまの航空機の性能からいって、スクランブルがうまくいって爆弾を投下する姿勢に入ったか入らないかという判断がそんなに簡単にできるのでしょうか。いかがでしょう。
○中川(秀)委員 仮定のケースを変えますが、局長、いいですか、防衛庁もいろいろな御調査、また情報はおとりになっていると思いますけれども、通常、核爆弾を積んでいる、あるいは相当の爆弾を積んでいる、こういう戦略的な空軍の爆撃部隊が、一機ではなくて二、三機来た、あるいは十機来た、これが...全文を見る
○中川(秀)委員 言いたかったのは、私もまさしくそこなんです。局長。七十六条で防衛出動が出ているときは、これはもう領空侵犯と言ったって確かにそんな十機とかあるいは数機で来た場合は明らかに攻撃的な目的で来るわけですから、これはもう防空作戦になるわけですね。また、その出動になるわけで...全文を見る
○中川(秀)委員 法制度の整備は要りませんか。そういうケースの場合でも、つまり待機命令の段階での攻撃的な、明らかに攻撃的な行動と想定をされるような、そういう行動が相手方から起こった場合に、これはもう正当防衛で武力行使するんですか。その範囲で逃げるしかないのですか。それともこの八十...全文を見る
○中川(秀)委員 要するにいまほど五分間か七分間か御議論していたこの待機命令の段階での武力行使というような問題、緊急避難的な、あるいは正当防衛的な行動の武力行使という場合もやっぱり有事立法の一つの項目として、結論がどうなるかわからないけれども研究はしてみる、こういうことでございま...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。それはもう非常に中心的な課題、問題ですから最初にお伺いしたわけですが、それじゃ、有事に備えて平素から法制整備をすべき事項が幾つかあろうかと思うのです。たとえばこの前の委員会でも申し上げましたが、部隊等の編成について自衛隊法では防衛庁長官に権限がある...全文を見る
○中川(秀)委員 要するに検討の対象になりますね。  それからたとえば、非常に細かいことになるかもしれませんが、これは自衛隊法の見直しまでいくのかどうかわかりませんけれども、指揮権の行使及び継承という、こういうこと、あるいは指揮官の責任というもの、こういうものに対する規定。たと...全文を見る
○中川(秀)委員 これは案外大事な問題なんですよ。内部の規範だけで処理できる問題ではないと思いますよ。たとえばいま自衛官の場合は、雫石事件等が起きても当然一般の刑法で裁かれるわけですね。やった本人が裁かれるわけですね、刑法ですから。ところが、有事あるいは待機命令の段階でそういう事...全文を見る
○中川(秀)委員 一々やっておると非常に時間を食ってしまうのですが、要するにイエス、ノーで言っていただいて結構です。いまお話しのように、検討しなければならない問題が含まれておることは事実ですね。あるいはよく言われることですが、任務達成のために航空保安管制あるいは気象業務の根拠、当...全文を見る
○中川(秀)委員 領空侵犯に対する措置、これは航空機及び乗員について必要な調査を行う権限、あるいは入国管理官と同等の権限を、たとえばそういう調査官というか警務官に与えるというような問題、あるいはそれに関連する自衛隊法、刑事訴訟法、出入国管理令、関税法等の適用除外、当然そういういろ...全文を見る
○中川(秀)委員 挙げれば切りがありませんが、航空法等の適用除外、これも当然対象になると思います。対象になる航空機の範囲に対する規定、たとえばいま自衛隊機は適用除外が法制度で定められておる。自衛隊法でそう書いてありますけれども、自衛隊に移管する前の飛行機ですね、これをすぐ使わなけ...全文を見る
○中川(秀)委員 一々私がこうやってお尋ねをしていっても時間ばかりかかりますから、そろそろやめますけれども、その他どういう問題が検討課題ですか、おっしゃってください、時間がかかりますから。
○中川(秀)委員 電波法はどうですか。
○中川(秀)委員 まだまだたくさんありましょう。たとえば防衛準備、いわゆる待機命令の段階でのいろいろな規定があるわけですけれども、この規定だけで果たして待機命令の情勢に対応し得るようないろいろな行動がとれるのかどうか、この出動待機命令が余りにも大ざっぱ過ぎる規定ですから、これも当...全文を見る
○中川(秀)委員 ぜひ早急に議論をして担当省庁も決め、検討を進めてもらいたいと思います。  有事立法のことをもっと事細かにいろいろお伺いをしたいと思っておったわけでありますが、時間もありませんから、やめさせていただきます。  災害対策基本法あるいは交通関係の法制、こういうもの...全文を見る
○中川(秀)委員 もう時間が来たのでやめますが、最後に一つだけ大臣に御見解を伺いたいことがございます。  防衛庁がおつくりになって七月二十八日閣議で了承をしました「日本の防衛」、これをずっと読ませていただきました。私はこの防衛白書というものについて、やはり国民の理解を求めるため...全文を見る
○中川(秀)委員 大変重要な御答弁ですが、言葉でなく、ぜひ行動でそれを早急にお示しを願いたい、このようにお願いをいたしまして、質問を終わらせていただきます。
10月13日第85回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
議事録を見る
○中川(秀)委員 給与法の質疑でございますので、それを中心にきょうはできるだけ簡単にお伺いをしたいと思います。給与法の前提になります人事院勧告が出ましたときにもお尋ねをいたしておりますので、そのときに宿題になっていることについてのみきょうは若干お伺いをしたいと存じます。  まず...全文を見る
○中川(秀)委員 いま一度繰り返しますが、私どもは、たとえば民間の賃上げでもゼロというところがかなり出てきている、そういう厳しい中で、何もそれを全部見習えと言うわけじゃないけれども、あくまで公務員給与というのは民間準拠という方針でいっているわけでありますから、前もって五%なら五%...全文を見る
○中川(秀)委員 実態を把握したいということですが、これはかなり一般的で、たとえばいま局長の御答弁でしたが、民間のいろいろな人に大体いつごろかと聞いてごらんになれば一目瞭然、一カ月ぐらいの差がある。これはデータがもしないのだったら、私の方から差し上げても結構ですけれども、明らかに...全文を見る
○中川(秀)委員 慎重に検討していただいて、国民感情といいますか、先ほど申し上げましたように民間準拠という大原則があるわけですから、それと社会学的な、心理学的な配慮も当然必要なわけですから、その辺を兼ね合わせて十分検討して、私が申し上げたような方向でこれの改善が行われれば大変あり...全文を見る
○中川(秀)委員 私ばかりこの問題についてかりかり言ってもいけないので、その資料並びに民間企業の、たとえば最初の問題で、勤勉手当に該当するような特別給みたいなものの査定幅というか、そんなものとの比較、そのことをお答えいただいて、それをつけて、ちょっと解説をした資料を当委員会に出し...全文を見る
○中川(秀)委員 いまの段階で資料の御提出はどうですか。
○中川(秀)委員 そうしていただきたいと思います。  要するに、いまの御答弁でも感ずるのでありますけれども、期末手当の中での勤勉手当は法律の定めによれば六月が百分の三十五から百分の七十五の幅という成績率、十二月は百分の四十から百分の九十の幅でという成績率があるわけでありますけれ...全文を見る
○中川(秀)委員 大変結構でありますが、私は問題の認識の仕方として大げさに言おうとは思っておりませんけれども、今度の御調査の結果をいまお伺いし、また教えていただきました範囲内でも、民間は二割以上あるいは三割以上、それから五割以上という山がそれぞれ一二、三%ずつあるわけです。ところ...全文を見る
○中川(秀)委員 特別昇給の方にいたしましても総裁や局長の御答弁、ある意味で理解はできるのですが、私はこの問題も継続的に常に目を光らせておいてもらいたいという気がするのです。確かに調査の結果ではそういう解釈も成り立つ。一回もないとか、十五年以上でも一回の人が二割ぐらいいるとかある...全文を見る
○中川(秀)委員 これからのことをお伺いしているんです。いま私が申し上げましたように、そういう御検討もあるでしょう。あるでしょうが、少なくとも昇給停止を含め適切な措置を早急にとらなければいけない、講ずる必要がある、こう勧告で言っておられる。だから早急に適切な措置をおとりになる、そ...全文を見る
○中川(秀)委員 「早急に」が「できるだけ早く」になってまいりましたからあえてそれ以上言いませんが、それこそ次期通常国会ぐらいのおつもりで私はやっていただきたいと、あえてさらに言葉をつけ加えさしていただきます。  それからいま一点、これは簡単に御答弁願います。まだめどが立たぬと...全文を見る
○中川(秀)委員 正式な書簡が発せられて民間との比較をすぐ調査なさいましたね。これは結果が出るまでに半年ぐらいかかった。あとまだなお検討項目が四、五項目ある。これをこれから大至急詰めてということであるわけですが、それにまた一年ずつかけていて四、五年先なのかと夏にはお伺いした。そん...全文を見る
○中川(秀)委員 御努力なさっておられることは理解し、また大いにやっていただきたいと思うのでありますけれども、基本的な発想、物の考え方として、わが国の海外へのさまざまな援助というものが経済的に見ても非常に低水準であるということが問題になっている。いや、お金だけじゃない。わが国の立...全文を見る