中川秀直

なかがわひでなお



当選回数回

中川秀直の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月14日第108回国会 衆議院 商工委員会 第3号
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○中川政府委員 現在の日米貿易摩擦の背景には、減少しない大幅な米国の貿易赤字の、その米国内のいら立ちというものがあるように思います。しかし、こうした米国の政治的、感情的な動きに対しまして、我が国はやはり冷静かつ着実に対応していくことが必要じゃないか。これは単に事を荒立てないという...全文を見る
○中川政府委員 ただいまお尋ねのあった点は、世界の知的所有権制度の調和といいますか、そういう点に関して最も重要な問題であると私ども考えておる次第であります。  米国の採用している先発明主義は、日本を含む世界の大多数の国が採用している先願主義とは基本的に異なるわけでございます。な...全文を見る
○中川政府委員 菅先生も弁理士でいらっしゃるので、その辺はつとにお詳しいわけでありますが、工業所有権制度並びに広い範囲での知的所有権の問題は、ただいまお話のございましたとおり、国際化の対応の中で今後の国家の発展を規定する極めて重要な課題であると考えております。特に我が国の場合は技...全文を見る
○中川政府委員 行革の中で公務員の定員削減計画というのが一方でございます。そういう中にございましても、医療あるいは教育機関においてはやはり一定の増員が認められておるわけであります。まあ工業所有権、知的所有権、先ほど申し上げましたような重要性にかんがみまして、私も菅先生御指摘のとお...全文を見る
○中川政府委員 IBMと工業技術院の間で結ばれました包括ライセンス契約についてのお尋ねでありますが、IBMはかねてより通産省に対し、工業技術院所管の情報処理関連の国有特許、全部ということではございませんで、情報処理関連の国有特許を包括的にライセンスするということを希望していたわけ...全文を見る
○中川政府委員 関税法三三七条の問題につきましては、日本政府としては数次にわたる最近の国際会議におきましても持ち出しまして、アメリカにこのような措置をとってもらっては困ると強く公式会合でもたびたび発言をしておるところであります。私も、先般ガットの二十一カ国貿易大臣会議というのがニ...全文を見る
○中川政府委員 午前中もお答えしましたが、本問題については我々も相当の決意をもってやっていかなければならぬと思っております。  以上で答弁とさせていただきます。
05月22日第108回国会 衆議院 商工委員会 第5号
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○中川政府委員 通産大臣が参議院の本会議のために、石渡先生のせっかくの御質問に御答弁申し上げられないことを申しわけなく存じます。政務次官ごときとは申しませんが、私ごとき答弁で申しわけありません。  お答えを申し上げます。  ただいま御指摘になりましたとおり、きょうはどうも百四...全文を見る
○中川政府委員 先生お尋ねのベースになっている基本的な認識は私も全く共鳴、共感をするものであります。今の地域社会は非常に厳しい状況に置かれておるわけでありますが、近年の産業構造の変化に伴いまして地域間競争も激化をいたしておりますし、またその発展度合いにおいても極めて著しい跛行性と...全文を見る
○中川政府委員 製造業が海外に全部出ていったら我が国にとって大変だぞ、こういう御認識を踏まえてのお尋ねだと存じますが、これはもう私どもも同じ考え方でございます。  我が国の産業構造の転換と申しましても、製造業が全部出ていって、国内に残るのはサービス産業だけというような状態はやは...全文を見る
○中川政府委員 お尋ねでありましたのでお答えしようと思いましたが、詳しい専門家が先に答えました。  お尋ねの御認識のとおりでありますし、ただいま通商政策局長がお答えを申し上げたとおりであります。共同責任を果たすということで、我が国は、先ほど来御答弁を申し上げておるとおりノーワー...全文を見る
09月07日第109回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号
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○中川政府委員 いろいろ御論議を伺っておりまして、私も先般大牟田へ参りまして、御指摘のあった有明海海底の沈下の状況、また、三井石炭において坑内から出るズリといいましょうか、骨材を一生懸命積み上げてノリ漁場の海面に埋め戻しておるというような努力の状況も見てまいりました。  大和干...全文を見る
○中川政府委員 先生お尋ねの根本にございます認識あるいは趣旨については、我々も基本的に同感でございます。  そこで、通産省としましては、今後の産炭地域振興のあり方につきまして、現在、産炭地域振興審議会において鋭意検討を進めていただいておるわけでございますが、産炭地域振興臨時措置...全文を見る