中川秀直

なかがわひでなお



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中川秀直の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月18日第129回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○中川(秀)委員 私は、自由民主党を代表しまして、平成六年度暫定予算に関連しまして、総理並びに各大臣にこれからお尋ねをさせていただきたいと存じます。  まず第一に、羽田総理の政治姿勢と所信表明についてお伺いをさせていただきたいと存じます。  総理、私は、たしかもう数年前になる...全文を見る
○中川(秀)委員 いま一つお尋ねをいたしますが、私、最近ちょっと気になります世論調査といいましょうか、そういう調査結果を新聞で読んだのです。  これは日本青少年研究所というところが高校生の日本、アメリカ、台湾の比較調査をしたものなんですが、お目にとまったかどうかわかりません。こ...全文を見る
○中川(秀)委員 総理、民主主義というものは、やはり賢い国民の意見の上に賢い政治をやっていくというのが原則だろうと思いますね。一部の人だけで物事を決めて、これを独断専行的に上意下達で決めて、ついてこい、こういうのはやはり民主主義ではない、こう言わざるを得ないと思います。  そう...全文を見る
○中川(秀)委員 ぜひそうお願いしたいと存じます。  それでは、所信表明のことについてちょっと触れさせていただきたいのですが、総理は何回も、普通の言葉で政治を語りたい、言葉が通じ合う政治、心が通じ合う政治、こういうものをお訴えになりました。  確かに、演説を伺いまして、わかり...全文を見る
○中川(秀)委員 ぜひ今のお言葉のとおり、一国の内閣総理大臣ですから、いろいろな周りにいる方々がおつくりになる文章だけでお答えになるのじゃなくて、わしはこう思う、この時期までにこれをしなきゃいけないと、メニューはあっても手順とか、あるいはいつまでとか、これがやはり指導者の決意であ...全文を見る
○中川(秀)委員 簡単なお答えでございますが、これは私、自分で腹立てているわけじゃなくて、国民が怒っているからかわって申し上げておるわけで、十分これを痛みとして感じつつやってもらわないと、これからもさらなる不信を巻き起こしていくと思いますよ。  また本予算審議のときにもこういう...全文を見る
○中川(秀)委員 大蔵大臣、ともかく六月のボーナスで減税は一律に二〇%還付をする、こういうことで、この補正予算が二十九日まであって、それから本予算がそこで成立するかどうか。その前にボーナス支払いだって当然あるわけですよね。  確かに減税の法案は通っておる。しかし、そのときに本予...全文を見る
○中川(秀)委員 そこで、繰り返しになって恐縮ですが、歳出権ではない、歳入に関することだ。ただ、まあ還付という言い方をしますと、一たん国庫に入れたものをまた戻すみたいな聞こえ方がするわけですよ。それは国税収納基金に入れてまだ国庫に入れていない段階でございます、歳入の調整です、こう...全文を見る
○中川(秀)委員 昨日趣旨説明が行われた総予算ですが、これはこのままずっと行って、仮に六月の二十九日に成立をいたしたとして、実は提出からどのくらいかかることになるかというと、百十八日。過去、八七年の中曽根内閣のときに、これは売上税で紛糾したときですが、百十五日という日がありますが...全文を見る
○中川(秀)委員 総理、予算の理事会では与党側は、全部これはもう政府・与党の責任である、統一見解だと、こういうふうにおっしゃったのですが、総理、どうですか。
○中川(秀)委員 それで、おくれによっていろいろな影響も出ているのではないかと私は思うのです。実は、大蔵大臣のきのうの総予算の提案理由説明要旨、それを読んでも、社会保障でこういうことをやっております、農林関係でも文教関係でも防衛関係でもと、ずっとおっしゃった。新規施策のことが書い...全文を見る
○中川(秀)委員 労働省、通産省、建設省、順次ちょっとお伺いしたいと思います。  労働省は新規施策として、この状況ですから、雇用調整もこれから行われるかもしれない、もっと広がるかもしれない、大変な問題にこれからなる可能性がある。こういう状況の中で、雇用の安定に万全を期すために雇...全文を見る
○中川(秀)委員 実質来年度からの実施だと言っているけれども、そんなことがありますか。
○中川(秀)委員 そうでなければ、何が新規施策だと、実行されない絵にかいたもちになってしまう、御努力を願わなければ困ると思います。  文部省、例えばいろいろな教育行政にかかわるさまざまな施策もあるし、特に公立小中学校の改築、増築、こういうものも当然全国各地で予定をされている。し...全文を見る
○中川(秀)委員 実質七月ごろに予算が成立をして、当然設計もし、さまざまなエンジニアリングもやって、それから今度は発注をし、入札をし、そして施工業者は施工業者で段取りというのがありますね、当然。手配がありますね、資材もあれば人の手配も。そんなことで、七月の二十五日からの夏休みに間...全文を見る
○中川(秀)委員 通産大臣、ともかくそこまでおっしゃるならば、なぜ暫定予算の中に、こういう経済情勢ですから大蔵省とも相談し、総理とも相談をして、例えば今度盛っておるいろいろな貸付規模の拡大、緊急特例限度貸し付けの期間の延長とか、いろいろあるでしょう、新しいこと、この状況の中に。そ...全文を見る
○中川(秀)委員 新しい制度をせっかく提案するというのは、それほど現実が厳しいから提案しているわけでしょう。それは、三次補正とか今までの補正の繰り越しで対処できますという問題とはちょっと違うのですよ。それだけ大変だから新しいのを提案しようとしているわけでしょう。そういうものを暫定...全文を見る
○中川(秀)委員 いささかの努力で許されるような状況でないので、ともかく平成五年度の三次、四次じゃなくて三次補正までですよ。宮澤内閣の緊急経済対策というのは、もう一年以上前ですな。だから、ちょっとこれは対象には入らないと思います。  いずれにしても、そういう状況だから、姿勢が少...全文を見る
○中川(秀)委員 おっしゃることはよくわかりますが、ただ、ことしはそうは言いながらもそれだけでない部分も必ず出てくると思いますよ。やはり新規で緊急にやらなければならない仕事もあるし、実質上新規というのもありますよ。例えば、実施調査測量費は前年ついておっても着工はことしてあるとか、...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは次に、外交や安全保障の問題についてお尋ねをさせていただきます。  総理、もうこれは何回も衆参両院の本会議でもお尋ねが出ているところでございますが、こういう形で、一問一答でお伺いするのは初めてなものですから改めてお伺いをいたします。  駟も舌にしかずと...全文を見る
○中川(秀)委員 今までにもこういうことが何回かございました。ともかく閣僚というものは、そういう大局というものをちゃんと押さえて、そしてその内閣の一員であるという公的な立場をきちんとされていかなければならない、当たり前のことですが、時としてそこら辺が違う結果になることは、もう厳に...全文を見る
○中川(秀)委員 ある報道では、コールさんは八二年から連立政権をずっと続けておられますね。そういう御説明もあったでしょう。それで、日本はどうですかと、こう聞かれて、羽田総理が三十分ぐらい日本の状況をお話しになった。そのときに、そういう連立政権の大先輩ですな、コールさんは。そのコー...全文を見る
○中川(秀)委員 ナポリ・サミットで対日要求が大合唱にならないように祈っております。  時間が参りました。
○中川(秀)委員 午前中に引き続きお尋ねをさせていただきます。  この前、平成五年版外交青書というのが発表になりました。分厚いのまでは全部読めませんでしたが、概要は読ませていただきました。そして、これについてのいろいろな評論というのもまた幾つか読んでみたわけでありますが、平成五...全文を見る
○中川(秀)委員 大変丁寧過ぎる答弁ですが、いささか何かこうぐるぐるっと回って、おっしゃったことを変えたような気がいたしますね。再検討する必要があるとあなたはおっしゃったわけですよね、ともかくこの憲法解釈を。そういう必要があるから国民的な議論をしてほしいと言ったわけでしょう。 ...全文を見る
○中川(秀)委員 だから、議論を深める必要というのは、何のために議論を深める必要があるんですか。
○中川(秀)委員 要するに、集団的自衛権の従来の憲法解釈を変えることが必要だということですね。
○中川(秀)委員 ともかく、あなたは今まで外務政務次官も何回もおやりになり、外交のことはお詳しい。それから、特にこの問題については、従来の政府見解もどうであったかも十分御承知だ。そして、外務大臣に御就任になった。その就任早々に、ともかくそういうことについて国民的な議論を起こす必要...全文を見る
○中川(秀)委員 そうではなくて、今集団的安全保障や国際的安全保障、普遍的安全保障、これは総理の御答弁でも参議院であったからまた別にお尋ねしようと思うのですが、今集団的自衛権の憲法解釈の問題をお伺いしている。  ともかくテレビ番組等で、北朝鮮の核疑惑問題に関連して、米軍への協力...全文を見る
○中川(秀)委員 先入観というのは何でしょうか。あなた、大臣ですよ。そして、今までの歴代内閣の憲法解釈はもう決まっていた。ずっと出てきた、自民党内閣からずっと。そして、その憲法解釈にのっとって羽田内閣も統一見解を、十日に従来の政府見解でいくということを言われたのですね。あなたも入...全文を見る
○中川(秀)委員 ちょっと、答弁になってないのですけれどもね。先入観とは何ですかと聞いているのです。先入観とは何なのかと今お伺いしているのです。
○中川(秀)委員 ということは、外務大臣としてあなたは一切の、今までの政府見解とかそういうものを先入観を持たずに議論をする必要がある、こういうことでしょう。そういうことじゃないですか。さっきの、違うと、そんなこと言ってませんということと違うじゃありませんか、答弁と。
○中川(秀)委員 委員長、ちょっと、委員会でもそういうつぶやきが漏れていますが、外務大臣就任後の——外務大臣になられたわけです。そして、今までの政府見解も十分御承知の柿澤大臣であるわけです。それが、大臣になられて、羽田内閣の一員としてそういうことをおっしゃったわけです。そして、そ...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは、要するに、十日の夜ですか、官邸で官房長官もお入りになって御協議になった、その前の発言は失言かあるいはまた放言として撤回をなさる、否定をした、こういうふうに受けとめていいわけですか。
○中川(秀)委員 撤回でないとおっしゃるけれども、先入観を持たずに議論をしてもらいたい、それはやはりあなたの考えがあるからだ、個人的考えがあるからだ、こういうことでおっしゃいましたね、先ほど答弁で。だから先入観を持たずに議論していただきたい、そういうことを言った。しかし、今はもう...全文を見る
○中川(秀)委員 またもとへ戻られたような感じがしますが、ということは、私も頭がこんがらかってくるのですけれども、議論を大いに今もしてもらいたいと思っている、そしてその議論は多数決で決まる。  あなたは、羽田内閣の外務大臣としてどうしたいのですか。
○中川(秀)委員 いやいや、そうじゃなくて、方針を守るのは、それは十日のときにそういう協議をしたんだからわかります。  ただ、あなたは、ともかく、今も議論をしてもらいたいと再度にわたって御発言になった、この委員会でも議論をしてほしいと、こうおっしゃった、そうですね。ということは...全文を見る
○中川(秀)委員 残念に思うということぐらいでは、ちょっとなかなか、この委員会でこんな大事な時間をたくさん使ってこれほどまでやりとりする必要はないので、ともかく、細川内閣のときから、外交政策については無策になるんじゃないかと懸念をしていたけれども、まさに私の予感が不幸にも的中しつ...全文を見る
○中川(秀)委員 ちょっと、繰り返し繰り返しで、いささかどうにもならぬのですが、ともかくそういうお考えを強く持っておられることを御披瀝なさること、それは、公的なお立場の外務大臣として内閣の方針に従うならば、発言をした、大臣として発言をしたわけでしょう、最初の、就任早々。それは撤回...全文を見る
○中川(秀)委員 すっきりして、ともかく確認しますが、集団的自衛権の従来の政府解釈、憲法解釈、これを変更するということを議論してほしいと言ったのではない、その点でそういうふうにあなたが受け取られる発言をした部分は撤回する、それでいいですね。
○中川(秀)委員 言ったのは私じゃなくて、大臣、あなた自身なんだから、自分の言葉で、おっしゃったとおりですなんと言うんじゃなくて、撤回すると言わなければ、やはりそれは、これだけ重要な問題であるわけですから、きちっとしておかないと。もう一度。
○中川(秀)委員 誤解を与えた部分というのをもう少し特定してください。もう一度。
○中川(秀)委員 しっかりそれは確認を何度も御自身の中でもしていただきたい、このように存じます。  総理、ちょっとお尋ねをしたいのは、総理自身は従来の憲法解釈を今後とも堅持する、こういうことをおっしゃったですが、これはあなた自身の信念ですか。
○中川(秀)委員 新生党の党首である首相がそれを信念とされておられるわけですけれども、小沢さんのかつての調査会の御議論というものはちょっと方向が違っていたと思いますが、その点とのこの開きといいましょうか、考え方の間はいかがですか。
○中川(秀)委員 その点は違うということですね、あなたの信念は。
○中川(秀)委員 わかりました。  続いて、それじゃもう少しお伺いしますが、総理は、十三日の参院本会議で、さきの連立政権の政策合意に盛り込まれた「安全保障」、つまり、「日本国憲法は、国連による普遍的安全保障を理念としていることを認識し、」「日米安全保障条約を維持しつつ、国連の平...全文を見る
○中川(秀)委員 そう言いますと、集団的安全保障、これは軍事的措置もございますね、そういうものは普遍的安全保障の枠内のものですね。それをもっと包み込んだものが普遍的安全保障だ、こういうふうに解釈ができますね、今の御発言ですと。
○中川(秀)委員 いや、それはわかっておるのですが、その解釈のことをちょっと申し上げているのですけれども、集団的安全保障というのは、当然これは軍事的措置も入っている、国連憲章の中 の。普遍的安全保障というのは、もっと総体の、国連の、国際社会に受け入れられている普遍的な性格を持つ...全文を見る
○中川(秀)委員 いずれにしても、政府、外務省はそれはかかわっていないからわからない、また普遍的安全保障とは、普遍的に外交あるいはそういう中では確立していない、こういう御答弁でしたが、しかしそうだとすると、連立政権のこの政策合意、この合意の上に成り立った羽田内閣というものは、外交...全文を見る
○中川(秀)委員 全く同じ意味ですか。それでよろしいんですか、本当にその見解で。  連立各党の委員長、石田総務庁長官、大内厚生大臣にもお伺いしてもいいんですが、ここでまた混乱してもいけないと思うから統一して出されたらいかがですかと私は申し上げているんですが、今の総理の答弁で本当...全文を見る
○中川(秀)委員 よろしくお願いします。  時間がなかなか、どんどん進んでしまって、お尋ねしたいことがたくさんあって、時間がないのが焦るのでございますが、防衛庁長官が、昨年の今ごろから約一年、今度の神田防衛庁長官で四人目ということになると思います。これはもちろん政権交代や、ある...全文を見る
○中川(秀)委員 実は前防衛庁長官は、アメリカのペリー国防長官が四月に来られた、それに対して連休中にまた行かれるというお約束をして、それを予定していたわけですね、連休中に訪米をすると。それがこういう組閣、交代によって中止になった。北朝鮮の問題もある、その防衛首脳が相互に交歓し合う...全文を見る
○中川(秀)委員 いずれにしても、集団的自衛権をめぐる先ほど撤回されたような御発言といい、極めて今大変な情勢の中で我が国の重要な安全保障政策を、何か連立の枠組みが変わったからとか、あるいは政治的なそういう事情があったからとかというそういう小さなことで、小さなことと言ったらおしかり...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは総理、新長官、神田長官は当然前長官が中止をされたこの訪米、日米防衛首脳協議、こういうものを再度時期を見てできるだけ速やかにやるように、そういう御指示を出されますか。
○中川(秀)委員 ちょっと時間がないんでその点はまた他に譲らせていただきますが、まあ来られる場合があるというのは、四月に来られたばっかりなんですよね、先方は。それを踏まえてひとつ御判断をいただきたいと思います。  外交問題で、北朝鮮の核疑惑問題について幾つかお尋ねいたします。 ...全文を見る
○中川(秀)委員 外務大臣の、あるいは外交当局の、そして総理を初め政府のそういう御配慮も私は理解はいたします。だがしかし、事態というものはいつどう急変するかわからない。また、どう進展するかもわからないわけです。ありとあらゆる可能性について検討を加え、またそれについて論議をしておか...全文を見る
○中川(秀)委員 総理、たくさんこの点に関してもお尋ねしたいことがありまして、それ以外にも実はアメリカから言ってきている物品役務協定、ACSAの問題やらあるいはまたTMD、いわゆる新しい防御システムの問題やら、お尋ねしたいことはたくさんあるのですが、全部これは微妙な段階だからとい...全文を見る
○中川(秀)委員 きょうは長時間にわたりまして失礼なことも大分申し上げ、お尋ねをさせていただきましたけれども、実は予定したのは、御通告申し上げましたとおり、あと不況打開と経済政策、それから公共料金についてはかなり具体的なことをこちら側もじっくり考えて御提言もし、そして御答弁もいた...全文を見る
○中川(秀)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
06月06日第129回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○中川(秀)委員 私は、自由民主党を代表して、引き続きゼネコン問題、また公共事業にかかわる入札システム、また政治とお金の問題等について、総理並びに関係大臣の御所見を伺いたいと思います。  まず、今朝、法務省よりゼネコン汚職事件の捜査処理報告がなされましたが、これについて若干のお...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは、私も質問するので図書館から、この一年間種々、各般にわたって報道されたり、あるいは紹介をされたさまざまなゼネコン疑惑というものについて資料を集めてみました。まあ膨大な量で、このぐらいあります。  そういう中で、この四つのルート、もう一つの中央政界関連で...全文を見る
○中川(秀)委員 法務大臣、刑事局長、いろいろこの一年取りざたをされたさまざまな疑惑の中には、それは公判請求されたものだけではなくて、報道の量も先ほどこんなにあったと申しましたが、例えば都庁臨海疑惑などというものも随分報道されている。都議会でもいろいろな議論もなされた。一々申しま...全文を見る
○中川(秀)委員 ともかく捜査当局、検察庁として、私も昔記者時代に担当したことがありますが、大きな事件を終えるとこれでこの関係分野は一段落だと、そういうような嫌いもなかったわけではないような気がいたします。だが、やはりこれだけ国民に大きな疑惑を与えてしまったことでございますから、...全文を見る
○中川(秀)委員 総理のそういう御決意、お気持ちであるならば、これは建設大臣にも聞いていただきたいですが、先ほど申しましたとおり、今度解散した経営懇話会等々、そういう大手の談合組織ができまして、事件が発覚すると解散をしている。何回もそれを繰り返してきている。ほとぼりが冷めると、ま...全文を見る
○中川(秀)委員 建設大臣、総理もああおっしゃっているんだから、検討するじゃだめですよ。一般競争入札、まあ制限つきだけれども導入していくわけだから、そんな組織ができたなんということがわかったら、直ちにやはりそういうことは困るよと当局として言わなければ、また同じことの繰り返しをして...全文を見る
○中川(秀)委員 団体の認可のことを伺っているのではないのです。認可されたのは、この団体は、先ほど言ったジョン万次郎の会としての草の根サミットが行われてから、九二年の十一月。イベント、そのサミットが行われたのは九一年十一月。一年でこれだけの財団がすぐ認可されることも異例なことだと...全文を見る
○中川(秀)委員 いや、それは私も先ほど言ったように、総理、趣旨は重要なことだし大切なことだ、こう私も思うわけです。ただ、一任意団体としてやる事業、それについて監督官庁のお役人がいろいろな業界に、頼むよ、こうやられるのは、そしてこうやって大きく報道されていることは、やはり少しやり...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは、原則として認めないものを何で認めたのでしょうか。
○中川(秀)委員 私のお尋ねした点について明確な御答弁とはとても言えないので、ちょっと調べてちゃんと答えていただきたいのです。
○中川(秀)委員 これは六月三日付で大手の全国紙の三面に大々的にこの点も触れられて報道されていることですね。当然税務当局としてはその時点でもう調べて、私もこのことはお尋ねしますよとこういうふうに伺ったわけだから、当然その辺は調べて御答弁していただかなければならぬことであります。 ...全文を見る
○中川(秀)委員 先ほどからお話し申し上げているとおり、私は、こういう民間の交流は、趣旨は大賛成でございます。ただ、それに係るお金の集め方というものは、やはり常識の範囲内でやっていくべきであって、そういうものに官僚がかかわったりということは厳にやはり慎んでいくべきではないか、かよ...全文を見る
○中川(秀)委員 松永さんは、このときは当然もう大使もおやめになられて、民間人でいらっしゃいますね。元駐米大使ではあられたけれども、民間人でいらっしゃった。その方が理事長であるから半分公というのは、総理ちょっと若干、そうですがと言うわけにもまいらぬような気がいたします。  それ...全文を見る
○中川(秀)委員 やはりけじめというのは必要なんじゃないか。そんなに官的な、公的なものでやるなら公でやったらいいのであって、民間でやるものは民間でやる。行政が、もちろんそんな権限があるから出せとは言っていないと思いますが、要請をされる方は、やはりそういう人が頼んでくるんだからとい...全文を見る
○中川(秀)委員 公取委員長、ちょっと資料がどこかにあるのですが、ラップ事件あるいは印刷業界のシール談合事件、ありましたね、最近。公取がやった。その裁判の場で異例な弁論が行われているのですよ。それは、ラップ業界なんというのは、どっちかといえば規模はそう大きくないわけです。中堅企業...全文を見る
○中川(秀)委員 その計算でいくと、建設業界は一四・七%の調査で三百八十二億というと、一〇〇%もし実調したら約四千億円ぐらいの計算になりましょうか、計算上のことですが。
○中川(秀)委員 私がお尋ねした実調率一四・七%というのは、これは建設業を含む使途不明金の実調率でしょう。建設業界だけの実調率ですか。
○中川(秀)委員 わかりました。それにしても大変な巨額のものです。私の推計四千億というのはいろいろ、必ずしもそうではないかもしれないが、少なくとも三百八十二億というような一年間の使途不明金どころではない数字だろう、これは言えると思います。  そこで、やはりこの使途不明金について...全文を見る
○中川(秀)委員 それはいつまでにお答えを出すおつもりですか。
○中川(秀)委員 予算委員会で時間をとってこれからの方針を伺っておるわけなんで、やはりきちんといつごろまでにはそういう方針を決めるということを言っていただかないと、ともかく行政改革の強化にもありますが、速やかに調査検討いかんですという、そんな検討なんということではもうない。これだ...全文を見る
○中川(秀)委員 なぜ天下りが横行するか、それは仕事が入ってくるからだ、十億円単位の公共事業を一つでも持ってきてくれれば幾ら高給を払っても元が取れる、こんな談話も業界の幹部からなされたということも報道されております。やはり今大臣の御答弁のとおり、私は粛々とこれは自粛をしていくべき...全文を見る
○中川(秀)委員 職務で影響を受けたかどうかということは、また受けてもらっては困るわけで、それはもう当然だろうと思います。受けないというお立場でおやりになるのが当然だ。ただ、国民の目から見ますと、こういう報道もなされる、何かそうした関連があるのではないか、こういう疑問が生じること...全文を見る
○中川(秀)委員 御努力になっているものとして考えているでは、大蔵大臣、困るんですよ。調査をした結果三割高い。いろいろなものがある。もう繰り返しませんが、先ほど私が申し上げたとおり、もっと真剣にやらなきゃ国民の理解なんか得られないじゃないですか。何が税制改革ですか、そういう話にな...全文を見る
○中川(秀)委員 ぜひ総理、よろしくお願いします。  ともかくもう歳入も不足しているし、厳しい状況になっている。国民の目も大変厳しい。また、国際的にも日本のそういう不透明性に対する批判が物すごく強い。政府も財政当局もそんなおおような態度ではいけない。何よりも建設省がそんなおおよ...全文を見る
○中川(秀)委員 その御決意で、また当委員会にも、これは重要な予算の部分です、九兆円も違うよなんて言われて納得する国民なんか一人もいませんので、やはりきちんとその結果も報告をし、いつまでにやるんだということも明示をしつつ、総理の御決意のようにお進めいただきたい、このように思います...全文を見る
○中川(秀)委員 自治大臣、さっき私ちょっと聞いたんですが、地方自治体、これは縛るんですか。建設省のその二十四億という基準や何億という基準が今度出ますね、一般競争入札の基準が。ところが、自治大臣のところは、神戸市なんかもう五億円でやっているわけですよ。それで縛られるんですか。意見...全文を見る
○中川(秀)委員 きちっとそうしないと、自治体にとっては、そこに合わさなければいけないのかと、文句を言っているところもたくさんあるんですよ。ここはよく気をつけてください。  それから、細かいことがたくさんあるんですが、ともかくいろいろな、入札監視委員会なんというのもできますね。...全文を見る
○中川(秀)委員 終わります。
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○中川(秀)主査代理 これにて今村修君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして通商産業省所管についての質疑は終了いたしました。     ―――――――――――――
○中川(秀)主査代理 平成六年度一般会計予算、平成六年度特別会計予算及び平成六年度政府関係機関予算中総理府所管経済企画庁について審査を進めます。  政府から説明を聴取いたします。寺澤経済企画庁長官。
○中川(秀)主査代理 以上をもちまして経済企画庁についての説明は終わりました。     ―――――――――――――
○中川(秀)主査代理 この際、分科員各位にお願いを申し上げます。  質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力をお願い申し上げます。  なお、政府当局に申し上げます。  質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。  これより質疑に入ります。 ...全文を見る
06月08日第129回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○中川(秀)委員 いよいよ締めくくり総括質疑に入りましたが、今次予算委員会は先月の二十三日から審議が始まりました。それまでに至るおくれについては、これは政府の責任であると総理も暫定予算のときにも御答弁がございましたが、二十三日から数えまして土曜日、日曜日を除きますときようで実質十...全文を見る
○中川(秀)委員 先ほど大臣からも御答弁がありましたが、事態はかなり流動的で、北朝鮮の内部にもいろいろな意見があるようですし、外務省とまた現場、いろいろあるようですから、そういうものも十分把握しつつお進めにならないといけないのではないか、かように思います。  それから、総理は、...全文を見る
○中川(秀)委員 理由は、外交上、防衛上の秘密ということもありましょうし、国益ということもあるでしょうし、北朝鮮を刺激したくない、あるいはまた要らざる不安も与えたくないと、いろいろあるでしょうが、ある新聞の社説に、そういう議論が国会でなかなか行われないのは、政府部内では公式に、非...全文を見る
○中川(秀)委員 いや、それはもう当然ですが、大体それは、柳井さんも行かれて、それからまた総理は、仮に国連決議がなくても、日米韓でいろいろな憲法の枠内でこれは努力をしなければならないことが出てくるという御答弁もされておるわけだ。というと、あらゆる事態を想定して、皆様方も石原副長官...全文を見る
○中川(秀)委員 例えば経済制裁に伴って米軍艦船に対する燃料補給の要請が来た場合、これはもう海上阻止活動が決まった場合ですね。これは国連の決議があるなしにかかわらず、そういうのが来た場合にはどうされるんですか。今の現行法で、自衛隊法や物品管理法でそういうものは認められないでしょう...全文を見る
○中川(秀)委員 ですから、当然そういう事態になれば法改正が必要になってくるわけですね、これは。  ちょっと論点を変えますが、例えば日米安保条約の六条で、極東における国際の平和及び安全の維持に寄与するため、米軍が在日米軍基地を使用する、その場合は事前協議ですね。あるいはまた、九...全文を見る
○中川(秀)委員 一般論として、そういう基準で判断することがあり得るということですね。
○中川(秀)委員 先日この場で政府側から、我が党の中山太郎委員の御質問に答えられて、日米相互物品役務融通協定、締結を前提に検討中である、こういうことですが、当然そういうことも、事態が進展すれば、ないとは言い切れないわけですが、それはやはり国内法の改正もしなければいけないんじゃない...全文を見る
○中川(秀)委員 いろいろとそういう事態も予想されるので、総理、いろいろそういう議論もどこかでしておかなければいけないんだということを私は冒頭申し上げたわけですね。いろいろそういう事態も起こってくる。法改正やそういうケースが幾つでもある。だから、やっぱり一般論としていろいろな議論...全文を見る
○中川(秀)委員 それ以上はどうやっても答弁できないということですな。  大蔵大臣、その送金停止の問題ですが、やはり大蔵省への外国為替の関係の申請を必要とするような、そういう手続をとって、大蔵大臣が告示をして、そして大蔵省が申請をとめる、こういう形になっていくと思うのですが、北...全文を見る
○中川(秀)委員 一般論としてそれじゃ伺いますが、いわゆる一般論でこういうケースが出てきた場合に、必ず第三国からの送金ということもあり得るのですよね。そうすると、例えば国連決議、一般論ですよ、国連決議の制裁ならば、その第三国に対して協力をお願いするということも必要になってこようと...全文を見る
○中川(秀)委員 これも一般論ですが、物の部分、貿易の部分ですが、これは輸出、輸入貿易管理令でそこを改正して対象品目を指定するというような手続も必要になってこようと思いますね。しかし、これもそういう法手続が必要だろうと思いますし、また第三国を経由するそうしたものに規制の網をかける...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは、海上封鎖ではなくて海上阻止活動、阻止行動、戦争でない平時に国連加盟国の海軍が安保理の要請に基づいて実施するもの、これは、海上封鎖とは異なって目的・任務として武力行使は含まれていないが、相手国が武力で対抗するなど特定の状況になった場合はそれに見合った措置...全文を見る
○中川(秀)委員 やはり立法府ですから、いろいろな問題点を指摘しておかなければならぬ、そういう意味からもお尋ねをいたしておるわけです。だから、ぎりぎりとそこを何とか言えなんという言い方はいたしませんが、いずれにしても、そういっても商船であったって、先ほど言った特定の状況にならぬと...全文を見る
○中川(秀)委員 領海外はどうですか。
○中川(秀)委員 領海外はできないということですね。
○中川(秀)委員 ちょっとその辺も、ともかく法律もきちんとあるわけですから、それとの関係できちんと検討しないと、今みたいなあいまいなことを言って、事態がこうなりましたというわけにはいきませんよ。きちんと自衛隊の任務あるいは八十二条の手続、この辺はしっかり押さえておかないと、例えば...全文を見る
○中川(秀)委員 総理に伺いますが、今のいろいろなやりとりでもおわかりのとおり、たくさんのいろいろな問題がございます。  総理は、普遍的安全保障という連立与党の合意について、軍事的措置は含まれない、こういうふうにお答えになられました。しかし、どこまでを軍事的措置とするか、あるい...全文を見る
○中川(秀)委員 議論をいたそうとは思いませんが、安保理で経済制裁が決まる。その場合に、いきなり日本政府としても実施するということよりも、あらかじめどういうものが日本は可能であり、どういうものを考えているか、むしろそういうメッセージを少しずつ送りながら、段階的にそういうふうなメッ...全文を見る
○中川(秀)委員 委員長、いずれにしても、私は、そういう総理の二度にわたる御答弁、恐縮でしたが、理解した上で、やはり国民の理解も得なければならぬわけですから、整理をするところは整理をして国会に御報告をいただく、こういうことが必要だと思いますので、その点はひとつ委員会でもお願いをし...全文を見る
○中川(秀)委員 その整理の際にちょっとお願いをしておきますが、外務大臣が、TMD、いわゆる新しいミサイルの日米共同開発について安保のかかわり等も含め検討中である、アメリカの提案に対して、という御答弁を先日なさいましたね。これだって、やはり集団自衛権との関係がありますよ。また、憲...全文を見る
○中川(秀)委員 憲法の九条にございます「国権の発動」、国権の発動による戦争は放棄するというこの「国権の発動」、この「国権の発動」の中に国連決議によるものは含まれていると考えますか、含まれてないと考えますか。
○中川(秀)委員 法制局長官、今の外務省の御答弁でいいですか。
○中川(秀)委員 どなたがとは申しませんが、外務省の中にもいろんな議論があって、憲法九条の「国権の発動」は日本政府の意思によるものであるから、国連の決議、国連の意思によるもの、それに従っていく場合は、国連の決議に従っていく場合は国権の発動に当たらない、こういう意見を持っている人も...全文を見る
○中川(秀)委員 結構でございます。  最後に、外交、安全保障の関係でお伺いしますが、総理、総理も先日来も議論されていますが、国際司法裁判所に十日に提出する予定の核兵器の使用に関する我が国の陳述書、これについては与党内でもいろいろ議論があって、外務省は核兵器の使用が実定国際法上...全文を見る
○中川(秀)委員 これは非常に重要な問題ですね。非核三原則との関係もございます。それから、唯一の被爆国という広島、長崎の被爆者、核廃絶を求める日本国民の感情、これをむしろ逆なでするような陳述書であってはならぬ、このように思います。  それから、実定法上、実定法で明記されていない...全文を見る
○中川(秀)委員 既に連立与党の政策幹事会には御説明になった。そこでまた話題になったようですから、当然それは与党だけでなくて国会全体に対してどういうふうにするんだということは説明していただかなければ、これだけの重要な問題ですよ。私は、そこはきちんとしていただかなきゃ困る、このよう...全文を見る
○中川(秀)委員 ひとつ我が党のこの修正要求、組み替え動議も真剣に御検討いただきたい、このように思います。  私、いろんな多くの国民の皆さんと話しているとこういう議論があるのですよ、大蔵大臣。  貸出金利が今住宅金融公庫でも大体五%超えておりますよ。(藤井国務大臣「公庫、基礎...全文を見る
○中川(秀)委員 具体的な数字の議論までする時間がありませんが、純粋な国民感情としてそういう声がかなり上がってきている。それも、低下局面とおっしゃいますが、かなりの時間がたっているのですよ、この状態が。(藤井国務大臣「それはもう利ざやが減っている」と呼ぶ)いやいや、減ったって、そ...全文を見る
○中川(秀)委員 よろしくお願いします。  それで、総理、政治改革とも多少絡むのですが、今の国民の政治不信というのは政策不信なのじゃないか。単に、いろいろな金権腐敗とかそんなことだけではなくて、政策不信なのではないか。私はそういうことも一部あると思うのです。消費税の問題にしても...全文を見る
○中川(秀)委員 議論にしようとは思わぬのですが、やはり私は政治家が国民を過小評価してはいかぬと思うのです。また、国民も政治を過小評価したら、政治がなければどうなりますか。どんどんどんどん官僚の皆さんがお進めになっていって、これが必ずしも民意を反映しないことだってある。政治という...全文を見る
06月21日第129回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第4号
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○中川(秀)委員 中川であります。委員長初め同僚議員に、質問の機会を与えていただいたことを感謝して、早速始めさせていただきます。  石田長官、経済広報センターというところが、行革について非常に熱心な広報活動をやっているのですが、国民から川柳を注文しまして、第一席になった川柳を御...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは、昨年の十月二十七日に第三次行革審で答申が出ましたね。今回の法律もこの行革審を踏まえておると思いますが、それよりももっと基本的に基本になっているのは、この二月十五日の閣議決定、いわゆる今後五年間の行革推進大綱だと思いますが、実はこの第三次行革審の答申と、...全文を見る
○中川(秀)委員 いろいろ申し上げたいことはありますけれども、僕は、余り答申から後退しない、少なくともその精神あるいは政治的なリーダーシップを発揮していただきたい。答申を尊重するということになっておったわけですから、そういう観点でお尋ねを申し上げていきたいと思います。  答申で...全文を見る
○中川(秀)委員 ともかく何度かこういう審議会も設けられ、近年においてはもうほとんどずっと設けられているような状態できておるわけですが、その答申をやはり着実に、打率八割から九割ぐらいで実行していかなければ、何のためにこういう作業をやっているかわからないわけですから、お願いをしたい...全文を見る
○中川(秀)委員 ここでさっきの川柳が生きてくるんですが、「早急に検討善処遺憾です」、そんなことになっちゃ何にもならないわけで、検討課題というのは、大体待てるのはせいぜい三年とかそこらですよ。そんな長く、検討課題でずっと持ち越しているようなことじゃだめですよ。これは私のお願いで申...全文を見る
○中川(秀)委員 これはやはり当然そういうことであるならば、お答えを出すと同時か、あるいはその前に国会にもお示しをいただいて、我々も議論をさせていただかなければならない、このように思いますが、その点もお願いいたしておきますよ。お答えは結構です。  それから、続けて質問しますが、...全文を見る
○中川(秀)委員 今までの域をほとんど出ていないような答弁で、もっと努力して勉強しなければいけませんよ。我々やれるのですから、そんな総論なんか聞きに来ているのじゃないのだ、貴重な時間を使っているのだから。今の答弁、四分もかかっているが、ほとんど中身がないですよ。努力してみてくださ...全文を見る
○中川(秀)委員 よろしくお願いします。  次に、特殊法人等の問題についてちょっとお伺いいたします。  ちょっとこれ大臣、この新聞記事を見てください。この問題もさんざんにマスコミでもいろいろ取り上げられているのですが、連立与党もいろいろ税制改革協議会の中でこんな御議論もなさっ...全文を見る
○中川(秀)委員 ぜひお願いをしたいと思いますが、認可法人というのもあるのですね、その前の話として。これは八十七とも八十八とも言われているのですが、それさえも総務庁は権限外で把握ができていないのですよ。まず、これをやらなきゃいかぬ。  それから、今大臣からお話のあったとおり、私...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは、局長で結構ですが御答弁いただきたい。  二万五千とおっしゃいましたね、純民間の、民法三十何条ですか。そこへ役所のOBの方が行っている団体が何割あって、数が幾つあって、そして何人行っていらっしゃるのか。それから、いずれにしても、何らかの形で公費がその全...全文を見る
○中川(秀)委員 私は今二、三点、具体的なことをそこまでやっていただきたいというお願いをしましたから、それに対する答えはまた私のところでもいいですから、ちゃんと持ってきてくださいよ。今の答弁だけじゃ納得できません。  それから、もう時間がないのですが、大臣、行政改革委員会ですが...全文を見る
○中川(秀)委員 時間がなくなってしまって残念なんですが、やはり日本ももう五五年体制は終わる、ともかく二十一世紀に向けてどのような官僚機構をつくるか、こういう時代ですね。やはり政が主、官が従なんですよ。欧米の民主主義の先輩国、先ほど言ったアメリカやドイツやフランスや英国ですが、日...全文を見る
10月13日第131回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○中川(秀)委員 総理、いよいよ今国会の衆議院の予算委員会の質疑も大詰めと申しましょうか、最後に近づいておるわけでありますが、私は、この予算委員会の質問についてマスコミがどんな報道をしておるかということは、やはり委員の一人ですから関心がございます。いわく、疑惑追及質問ばかりである...全文を見る
○中川(秀)委員 であるならば、お互いに大いに国民のために問題を解決するという姿勢でいろいろ協議をし、また実現をしていく、権力闘争ではなくてそういうふうに進めていくべきだ、このように思いますが、いかがですか。
○中川(秀)委員 私は、総理の所信表明も詳細に伺い、また、改めて読ませてもいただきました。例えば特殊法人、行政改革についても、細川内閣のときにはおおむね二年ということを言っておったんですが、総理は本年度中に結論を出すと、こういう踏み込んだ最優先課題として取り上げる、こういう御方針...全文を見る
○中川(秀)委員 それでは、具体的な問題に入らせていただきますが、私は、これからの社会、そういう意味で経営的な観点からいいましても、やはり政治、行政のコストも下げていかざるを得ないだろう、このように思います。考え方としてはそうではないかなと。つまり、負担は少なければ少ない方がいい...全文を見る
○中川(秀)委員 わかりました。大いに研究して、税という形でない形もやはり重要な選択肢だと私も思います。  財政の問題についてお伺いをしたいんですが、私はやはり、日本の財政も完全にもう曲がり角を過ぎてきているんじゃないかという感じがいたします。  それは、今までですと、例えば...全文を見る
○中川(秀)委員 ついでに、ちょっと一言だけ、お願いですが、概算要求で見ますと、一般会計の一般歳出ですね、これが四十二兆八千億、一般財投の要求が四十三兆円。初めて財投要求の方が上回っておるわけですよ、一般歳出より。第二の予算どころか、財投なしにはもう予算も組めない、こういう状況に...全文を見る
○中川(秀)委員 私もほぼ同感なんですが、半減というのは行き過ぎでありましょうけれども、しかし新しい仕事はどんどんふえるわけですよ、福祉とかいろいろですね。そうすると、さっき取捨選択ということを申しましたが、やはりそういうことをそのくらいの意気込みでやっていかないとそれに対応でき...全文を見る
○中川(秀)委員 まさに御趣旨のとおりですから、新聞ではそういう一週間以内に基準をまとめるということですから、本年度中ということになったらすぐ時間がたっちゃいますからね。報道のとおり、一刻も早くまとめて作業を始めていただきたい、このように思います。  総理にちょっとお伺いしたい...全文を見る
○中川(秀)委員 真剣に考えてください。  それから、行革の委員のことについては、私の印象では、質疑をいたしましたが、前内閣あるいは前々内閣は、ともかく官僚のOBは入れないというようなニュアンス、意向でございました。我々の内閣がそれとはまた違うということは、私は正直言って余り賛...全文を見る
○中川(秀)委員 精力的にお願いを申し上げ、最後に外交と国際貢献のことについて伺いたかったんですが、時間を過ぎてしまいましたので次回に譲らせていただきます。  同僚の保利委員から関連質問の方、お願いいたします。
10月26日第131回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第3号
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○中川(秀)議員 我々が今回お尋ねの趣旨の支出規定の明確化を法案の中に盛り込むことにいたしましたのは、総論でございますけれども、英国で選挙違反というものが死語になりました。その腐敗防止の骨格というものは、まず第一に連座制の強化でもあり、あるいはまた法定選挙費用の非常に厳しい規定、...全文を見る
○中川(秀)議員 先ほど来、与野党双方の提案者からも御答弁がございますとおり、この時点でなし得る、我々としてのみずから痛みを伴う改革も含めて、選挙の風土も改革をしていこう。これは正直に言いまして、与野党できる限り歩み寄って合意を得て実行していくべきものである、こういう観点から精力...全文を見る
○中川(秀)議員 ただいまお尋ねのとおり、この条項は政治改革関連四法案の最後の出口で、共産党を除く与野党各党で合意をしたものでございます。  趣旨は、御案内のとおり、公費助成をすべての政党活動に充てるということではなくて、公費助成もあるが党員それぞれが努力をして資金も集める、ま...全文を見る
○中川(秀)議員 ただいまお尋ねの判例とかそれからデータということは、これは現実の行政の、あるいは司法の場での問題でございますので、事務当局から御答弁、もしくは膨大になりますれば資料としてお届けをするということにさせていただきたいと思いますが、お尋ねの趣旨で一言だけ御答弁をさせて...全文を見る
○中川(秀)議員 今回の与党案は、従来の法文上の適用関係のあいまいさを解消するために、第三者の支出が選挙運動に関する支出でないものとみなすとしている百九十七条の一項にただし書きを入れまして、第三者支出についても百八十七条一項の規定を守る、規定が適用される。簡単に言えば、出納責任者...全文を見る
○中川(秀)議員 具体例を挙げさせていただきたいと思いますが、実はやはり、第三者支出にも正直言ってよい支出と悪い支出があるのだろうと思います。  簡単に申しますならば、第三者支出の形をとって意思を通じて裏選対的な支出というのも現実にはあり得た。あるいはまた、ボランティア支出の形...全文を見る
○中川(秀)議員 どのようなケースであれ、選挙運動のために支払いがあった、こういう場合は、やはり届け出てない場合は違法であるというのが現行の公選法の体系でございます。これを崩したら法定選挙費用は全く意味がございません。しかし、現実に御指摘のようなこともございます。先ほど申し上げま...全文を見る
○中川(秀)議員 先ほど北橋委員の御質問にお答えをしたのと基本的には変わらないわけでございますけれども、論理的に言うと、新設政党にきついということはおっしゃるとおりだろうと存じます。だが、そうでない政党、つまりスタートしてから二年目、三年目に入ってくる政党については、国民の血税で...全文を見る
10月28日第131回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第4号
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○中川(秀)議員 お答えいたします。  「組織的選挙運動管理者等」のこの言葉でございますが、これはこの法案では単なる略称として、略する称号、略称として置いておるわけでございまして、ただいま御指摘がございましたとおり、連座の要件の中では「組織的」の「的」とか「管理者等」の「等」と...全文を見る
○中川(秀)議員 ただいま委員御指摘がございましたが、政党財政が過度に、度を過ぎて国家に依存をするということは、やはり政党の自由と独立性を侵すことにもなりかねません。また、国民の血税でございます。すべてを、政党財政を国民の血税に依存するということも問題がございます。そのようなこと...全文を見る
○中川(秀)議員 この問題につきましては、政治改革与党協議会、自民党、社会党、さきがけ三党の機関でございますが、ここでも大変熱心に議論をいたしているところでございまして、検討の上、何とか今臨時国会中に結論を得る、こういうことにいたしているところでございます。  ただ、問題は、自...全文を見る